JP2576276Y2 - 工具吊りベルト付き柱上安全帯 - Google Patents

工具吊りベルト付き柱上安全帯

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JP2576276Y2
JP2576276Y2 JP1993006760U JP676093U JP2576276Y2 JP 2576276 Y2 JP2576276 Y2 JP 2576276Y2 JP 1993006760 U JP1993006760 U JP 1993006760U JP 676093 U JP676093 U JP 676093U JP 2576276 Y2 JP2576276 Y2 JP 2576276Y2
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JP
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belt
buckle
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tongue piece
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勉 藤井
均 服部
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Fujii Denko Co Ltd
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Fujii Denko Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は配電柱、送電鉄塔などで主
として電気工事に使用される柱上安全帯に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び課題】従来より用いられている柱上安
全帯は図6に示すよう、ロープ連結用のリングを両端に
有する胴当てベルトに外締めベルトを重合挿通したもの
であり、この型式は労働省の制定する”安全帯の規格”
に定められるものであった。このような柱上安全帯を用
いて電気工事をする際、その工具類は外締めベルト5に
吊り下げていたものであるが、最近になって課題が生じ
てきている。社会情勢の変化と共に、電力需要が増大
し、送電線、配電線ともに大容量化が進み、よって設備
が大型化し、携帯する工具類についても大型化、種類の
増加がみられる。また、ボルト、ナット類も工具袋にい
れているため、通常の装備で5ー6Kg,工事によって
は10Kgもの工具、部品類を外締めベルトに吊り下げ
るものであった。このように常時重量を負荷された外締
めベルトは、次第に伸びが発生し、変形して、使用しづ
らくなるものであった。使用開始時にはベルトの樹脂加
工により形を保っているが、同じ位置に加重が加わり続
けると、たるんでずり落ち、作業者の腰の位置より下が
って使用がしにくくなることや、バックルが引き下げら
れ腹部を圧迫して作業能率の低下を来す課題が生じてい
た。
【0003】
【課題を解決するための手段】本願では以上のような課
題を解決するため、外締めベルトに工具類を吊り下げる
のではなく、外締めベルト外側に位置して、専用の工具
吊りベルトを設けるものである。また、工具類の装着時
を考慮して、吊りベルト部を2分割し、簡易なバックル
で連結するものである。
【0004】
【実施例】本願の実施例を述べると、胴当てベルト3 の
一端部より中央部に向けて、長舌片6 を設け、同じく他
端部より対応して先端にバックル71を設けたバックル片
7を設けるものである。長舌片6 は外締めベルト5 同
様、細幅織りベルトを用い、その基端部は外締めベルト
5 挿通用のベルト押え9 内側に縫着し、外締めベルト5
の通過を阻害しないものである。バックル片7 も同様に
細幅織りベルトで基端を縫着し、先端には長舌片6 と対
応して連結するバックル71を有する。また、長舌片6
は、バックル片7 よりも長く設定し、胴当てベルト3 中
央のベルト押え9に外締めベルト同様挿通した後、バッ
クル片7 と連結されるものである。使用するバックル71
は1本足尾錠、折り返し尾錠など、簡易なものを用い
る。使用にあったっては、バックル71の係止を解き、長
舌片6 を中央のベルト押え9より抜き、工具袋、ペンチ
差しなどを通し、再びベルト押え9 に通してバックル71
と係止する。また、バックル片7 にも工具袋を通すこと
も可能である。第2実施例としては、胴当てベルト3 の
両端のベルト押え9 より長舌片6 を中央に向けて延ば
し、中央のベルト押え9 に両方向に向けてバックル片7
を設けそれぞれの長舌片6 に対応させるものである。第
3実施例としては、中央のベルト押え9 に、両方向に向
けて長舌片6 を設け、両端のベルト押え9 よりバックル
片7 を対応させる構成も効果は同等である。また、吊り
下げるものが重量物である場合には、必要に応じて吊り
ベルト部8 を支えるベルト押え9 を所定位置に設けるこ
ともよりしっかりした構成となるものである。また第1
〜3の実施例では吊りベルト部8 を外締めベルトよりも
外側に位置させたが、長舌片6 ,バックル片7 を胴当て
ベルト3 に直接縫着し、外締めベルト5 と胴当てベルト
3 の間に吊りベルト部8 を設けることも、同等効果を有
するものである。
【0005】
【考案の効果】以上のように、柱上安全帯に本願考案を
用いることにより、外締めベルトがたるんで下がり工具
類の取扱いがしにくい、外締めベルトによって腹部が締
まる、といったようなことはなくなり、また、従来では
損傷のため度々外締めベルトを新品に取り替えていたの
が、寿命が延び、その必要がなくなるものである。ま
た、外締めベルトの緩みがなくなることによって、柱上
安全帯自体が身体にピ
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の正面図。
【図2】第2実施例の正面図。
【図3】第2実施例の一部切欠したところの底面図。
【図4】第3実施例の正面図。
【図5】第2実施例のセット状態図。
【図6】従来例のセット状態図。
【符号の説明】
1 リング 2 リング 3 胴当てベルト 4 バックル 5 外締めベルト 6 長舌片 7 バックル片 8 吊りベルト部 9 ベルト押え 71 バックル

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端にリング1,2 を縫着した胴当てベル
    ト3 に、一端にバックル4 を備えた外締めベルト5 を重
    合挿通した柱上安全帯において、胴当てベルト3 に基端
    部を縫着した長舌片6 とバックル片7 を対向して設け、
    両者を所定部で係止可能とした吊りベルト部8 を単数ま
    たは複数設けた構成を特徴とする工具吊りベルト付き柱
    上安全帯。
  2. 【請求項2】 吊りベルト部8 は、胴当てベルト3 の一
    端部より中央部に向けて長舌片6 を設け、他端部より対
    応してバックル片7 を設けた構成を特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の工具吊りベルト付き柱上
    安全帯。
  3. 【請求項3】 吊りベルト部8 は、両端部より中央部に
    向けて、または、中央部より両端部に向けて長舌片6 を
    伸長し、該長舌片6 端と係合するバックル片7 をそれぞ
    れの対応位置に設けた構成を特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の工具吊りベルト付き柱上安全
    帯。
JP1993006760U 1993-01-28 1993-01-28 工具吊りベルト付き柱上安全帯 Expired - Lifetime JP2576276Y2 (ja)

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JPH0658957U JPH0658957U (ja) 1994-08-16
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