JP7082774B2 - サポート付きインソール - Google Patents

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Description

本発明は、メタタルザル部に形成された穴を有するインソールと、前記穴にはめ込み可能なサポートブロックと、を有するサポート付きインソールに関するものである。
かかるインソールとして、下記特許文献1に開示された履物が公知である。かかる文献によれば、履物であるサンダルのインソールの土踏まず部にはめ込み穴を形成し、このはめ込み穴に土踏まずパッドを着脱可能にはめ込むようにしている。インソールと別体に土踏まずパッドを形成し、盛り上がり高さ、形状の異なる複数のパッドを用意して交換することで、土踏まずが載る部分の高さ、形状等を適宜調整できるようにしている。
実用新案登録第3141211号
しかしながら、上記先行技術では、パッドをインソールの表面側から取り付けるものであり、取り付けた状態が安定していなかった。従って、使用中にパッドがはめ込み穴から外れてしまうという可能性があった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、安定した状態でパッドをインソールに取り付け可能なサポート付きインソール提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係るサポート付きインソールは、
メタタルザル部に形成された穴を有するインソールと、
前記穴にインソールの裏面側からはめ込み可能なサポートブロックと、を有するサポート付きインソールであって、
前記穴は、段差部が形成された穴であり、
前記サポートブロックは、前記段差部に挿入される基台部と、この基台部の上に突出して一体形成される突出部とを有し、
前記サポートブロックは、複数個用意されており、それぞれ前記突出部のインソール表面からの突出量を異ならせていることを特徴とするものである。
かかる構成によるサポート付きインソールの作用・効果を説明する。この構成によると、サポートブロックは、インソールの裏面側からはめ込む構成であり、安定した状態で取り付けることができる。サポートブロックは、基台部と突出部を有しており、これが段差部を有する穴に挿入される。この段差部により、サポートブロックの穴からの抜け出しを防止することができ、安定した状態でパッドをインソールに取り付け可能である。なお、メタタルザル部の具体的な位置は、図7の符号Aで示される領域(中足骨がある領域)である。
本発明において、前記基台部が前記穴に係合する構造を有することが好ましい。これにより、サポートブロックをインソールの穴に対して強固に取り付けることができる。
本発明において、前記基台部の外周は断面形状が逆台形状の第1テーパ面により形成され、前記穴に第1テーパ面と係合する第2テーパ面が形成されていることが好ましい。
かかるテーパ面同士を係合することで、サポートブロックの抜け出しを確実に防止することができる。
本発明において、前記突出部の表面に防臭機能を有する表面材を設けていることが好ましい。これにより、長時間使用しても不快感なく使用することができる。
本発明において、前記複数のサポートブロックは、それぞれ色を異ならせていることが好ましい。これにより、サポートブロックの識別が容易になる。
本発明において、前記サポートブロックの基台部は、前記インソールの底面から突出した部分を有することが好ましい。
これにより、歩行中にインソールが撓みサポートブロックの位置がずれることを防止し、取り付けを安定化させることができる。
インソールを表面側からみた外観形状を示す図 インソールにサポートブロックを取り付けた状態を示す断面図 選択可能なサポートブロックの違いを示す図 サポートブロックの固定方法を示す図 サポートブロックの固定方法を示す図 サポートブロックの固定方法を示す図 サポートブロックの固定方法を示す図 足裏とサポートブロックの相対的な位置関係を示す図
本発明に係るサポート付きインソールの好適な実施形態をまず説明する。図1は、インソール1を表面側からみた外観形状を示す図である。図2は、インソール1にサポートブロック2を取り付けた状態を示す断面図である。図1は、右足用のインソールであるが、左足用も同じ構造である。
図2に示すように、穴10は裏面側に位置する凹部10aと表面側に位置する貫通穴10bにより形成され、凹部10aの方が貫通穴10bよりも面積が大きく、両者の間には段差部が形成される。
サポートブロック2は、穴10に裏面側からはめ込んで取り付けられるものである。サポートブロック2は、基台部20と突出部21が一体形成される。サポートブロック2の材質として、ゴム系材料またはエラストマーが選択される。
突出部21は、サポートブロック2に取り付けられたときインソール2の表面からに突出量はa1で示される。また、穴10のうち貫通穴10bの長さはa2で示され、凹部10aの深さはa3で示される。基台部2の高さは凹部10aの深さと同一あるいはほぼ同一である。あるいは両者の長さを適宜異ならせてもよい。
平面視で突出部21の大きさと穴10(貫通穴10b)の大きさは同じでよい。また、平面視で基台部20の大きさと凹部10aの大きさは同じでよい。突出部21の外周部はR形状が形成されており、脚の土踏まずに対して違和感のない感触を与えている。
図3は、図1に示すインソール1に取り付け可能なサポートブロック2を示している。本実施形態においては、5つのサポートブロック2が用意されており、ユーザーの扁平足の程度に合わせて好みのものを選択することができる。具体的には、各サポートブロック2は、突出部21の高さを異ならせており、基台部20の形状は共通している。各サポートブロック2は、色を異ならせることで識別できるようにしている。
具体的な数値の例を以下に示す。サポートブロック2(2A~2E)の突出部21の高さは3.5mm、4.5mm、5.5mm、6.5mm、7.5mm、8.5mm、9.5mm、10.5mm、11.5mmに設定されている。一方、貫通穴10bの長さa2は2.5mmに設定されているので、サポートブロック2(2A~2I)の突出長さであるa1は、それぞれ1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mmとなる。また、凹部10aの深さa3は2.5mmに設定されている。なお、これらの数値は一例であり、他の数値を採用してもよい。また、選択可能なサポートブロック2の数は9に限らず、9未満でも10以上でもよい。また、複数のサポートブロック2の突出長さの間隔(上記の場合1mm)は適宜変更することができる。
次に、サポートブロック2の固定方法について説明する。サポートブロック2は裏面側からはめ込んで取り付ける構成であり、穴10に段差部が形成されていることから、サポートブロック2がインソール1の表面側に抜けてしまうことはない。従って、使用中にサポートブロック2が抜けて位置がずれてしまうことはない。
図2において、突出部21の外周側面と貫通穴10bの内壁面を当接するようにすれば摩擦力で維持することができる。同様に、基台部20の外周側面と凹部10aの内壁面を当接するようにすれば摩擦力で維持することができる。
さらに、より確実に保持できるようにするための構造を図4A,図4Bに示す。図4Aに示すように、サポートブロック2の基台部20の外周側面に第1テーパ面20aが形成されており、凹部10aの内壁面に形成された第2テーパ面10cと係合する。すなわち、基台部20は逆台形状に形成されている。凹部10aは、奥に行くほど広くなっているのでサポートブロック2を確実に保持することができる。
図4Bは、サポートブロック2を取り付けた状態を示す。基台部2には第1テーパ面20aに続けて垂直面20bが形成されており、この垂直面20bがインソール1の底面から突出する。例えば、突出量は1mmである。これにより、歩行中にインソール1が撓みサポートブロック2の位置がずれることを防止することができる。
上記実施形態においては、基台部20の外周側面は第1テーパ面20aと垂直面20bにより構成されるが、垂直面20bをなくして全面がテーパ面であってもよい。また、基台部20のインソール1の裏面からの突出はなくてもよい。
突出部21の表面には表面材22が設けられている。表面材22は、基本素材であるポリエステルに防臭を目的とし竹炭繊維を配合している。表面材22は、熱圧着により突出部21の表面に接着される。
図5は、別の固定方法を示す図である。基台部20の表面側と凹部10aの奥部の間に両面テープ23あるいはボンド、粘着剤により固定するものである。
図6は、さらに別の固定方法を示す図である。凹部10aに対して更に別の凹部10dを形成した段差部を設ける。凹部10dの方が凹部10aよりも平面視における面積が大きい。サポートブロック2を穴10に挿入したのち、裏面側から樹脂シート24により蓋をすることでサポートブロック2を穴10に固定する。樹脂シート24は、両面テープや粘着剤などにより凹部10dに対して固定する。
図7は、本発明に係るサポートブロックと足裏の骨の相対的な位置関係を示す図である。特に第2~第4中足骨の下にサポートブロック2の突出部21(Aで示す)が位置するように、インソール1の穴10の位置が設定されている。
1 インソール
10 穴
10a 凹部
10b 貫通穴
10c 第2テーパ面
2 サポートブロック
2A,2B,2C,2D,2E サポートブロック
2F,2G,2H,2I サポートブロック
20 基台部
20a 第1テーパ面
20b 垂直面
21 突出部
22 表面材
23 両面テープ
24 樹脂シート

Claims (3)

  1. メタタルザル部に形成された穴を有するインソールと、
    前記穴にインソールの裏面側からはめ込み可能なサポートブロックと、を有するサポート付きインソールであって、
    前記穴は、段差部が形成された穴であり、
    前記サポートブロックは、前記段差部に挿入される基台部と、この基台部の上に突出して一体形成される突出部とを有し、
    前記サポートブロックは、複数個用意されており、それぞれ前記突出部のインソール表面からの突出量を異ならせており、
    前記基台部が前記穴に係合する構造を有し、
    前記基台部の外周は断面形状が逆台形状の第1テーパ面により形成され、前記穴に第1テーパ面と係合する第2テーパ面が形成され、かつ、前記第1テーパ面に続けて垂直面が形成され、この垂直面がインソールの底面から突出していることを特徴とするサポート付きインソール。
  2. 前記突出部の表面に防臭機能を有する表面材を設けていることを特徴とする請求項1に記載のサポート付きインソール。
  3. 前記複数のサポートブロックは、それぞれ色を異ならせていることを特徴とする請求項1又は2に記載のサポート付きインソール。
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