JPH11137303A - 健康履物 - Google Patents

健康履物

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JPH11137303A
JPH11137303A JP33108297A JP33108297A JPH11137303A JP H11137303 A JPH11137303 A JP H11137303A JP 33108297 A JP33108297 A JP 33108297A JP 33108297 A JP33108297 A JP 33108297A JP H11137303 A JPH11137303 A JP H11137303A
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pressing member
footwear
sole pressing
fitted
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JP33108297A
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Masanobu Yamauchi
正信 山内
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者がより快適に使用できる健康履物を得
る。 【解決手段】 平坦部48が凹部40内に収納されるよ
うに足裏押圧部材44を凹部40に嵌入すれば、足裏押
圧部材44の凸部46が履物底36の上面から突出し、
健康履物として使用できる。さらに、履物底36上の任
意の位置に足裏押圧部材52aや52bを取り付けても
よい。一方、凸部46と凹部40とが嵌合するように足
裏押圧部材44を凹部40に嵌入すれば、足裏押圧部材
44の平坦部48と履物底36の上面とが略面一にな
る。このとき、履物底36から足裏押圧部材52aおよ
び52bを取り外しておけば、通常の履物として使用す
ることができる。なお、足裏押圧部材44の平坦部48
と履物底36の上面とが略面一の状態で、履物底36上
に足裏押圧部材52aや52bを取り付けても、健康履
物として使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は健康履物に関し、
特にたとえば使用者の足裏を刺激して健康増進を図るた
めの健康履物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、履物底の上面に凸部を設け、使用
時に履物底に体重をかけることによって凸部が足裏を押
圧し、これによって足裏のつぼを刺激しあるいは足の血
行を促す健康履物があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の健康履物では、
履物底の上面に凸部が着脱不可能な状態で固定されてお
り、必要に応じて凸部を取り外すことが困難であった。
したがって、たとえば使用者が足裏を痛めているときな
ど足裏を刺激したくない場合であっても、凸部を有する
健康履物を履いている限り足裏を刺激し続けるので、健
康履物の使用は時として使用者に不快感を与えることが
あった。
【0004】それゆえにこの発明の主たる目的は、使用
者がより快適に使用できる健康履物を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の健康履物は、使用者の足裏を押圧
可能な健康履物であって、履物底、足裏を押圧するため
の足裏押圧部材、および履物底上に足裏押圧部材を着脱
可能に取り付けるための取り付け手段を備える。
【0006】請求項2に記載の健康履物は、請求項1に
記載の健康履物において、取り付け手段は、履物底上に
形成される第1取り付け部、および足裏押圧部材に形成
されかつ第1取り付け部に着脱可能な第2取り付け部を
含み、第1取り付け部および第2取り付け部のいずれか
一方は磁石からなり、他方は磁石に吸着される磁性体か
らなるものである。
【0007】請求項3に記載の健康履物は、請求項1に
記載の健康履物において、足裏押圧部材は、その一方主
面に形成される平坦部とその他方主面に形成される凸部
とを含み、取り付け手段は、履物底の上面に形成されか
つ足裏押圧部材が嵌入される凹部を含み、平坦部が凹部
内に収納されるように足裏押圧部材が凹部に嵌入される
と凸部が履物底の上面から突出し、かつ凸部と凹部とが
嵌合するように足裏押圧部材が凹部に嵌入されると平坦
部と履物底の上面とが略面一になるように、凹部は形成
されるものである。
【0008】請求項4に記載の健康履物は、請求項1に
記載の健康履物において、足裏押圧部材は、第1足裏押
圧部材および第2足裏押圧部材を、取り付け手段は、履
物底上に第1足裏押圧部材および第2足裏押圧部材をそ
れぞれ着脱可能に取り付けるための第1取り付け手段お
よび第2取り付け手段をそれぞれ含み、第1取り付け手
段は、履物底上に形成される第1取り付け部、および第
1足裏押圧部材に形成されかつ第1取り付け部に着脱可
能な第2取り付け部を含み、第1取り付け部および第2
取り付け部のいずれか一方は磁石からなり、他方は磁石
に吸着される磁性体からなり、第2足裏押圧部材は、そ
の一方主面に形成される平坦部とその他方主面に形成さ
れる凸部とを含み、第2取り付け手段は、履物底の上面
に形成されかつ第2足裏押圧部材が嵌入される凹部を含
み、平坦部が凹部内に収納されるように第2足裏押圧部
材が凹部に嵌入されると凸部が履物底の上面から突出
し、かつ凸部と凹部とが嵌合するように第2足裏押圧部
材が凹部に嵌入されると平坦部と履物底の上面とが略面
一になるように、凹部は形成されるものである。
【0009】請求項1に記載の健康履物では、取り付け
手段によって履物底の上面に足裏押圧部材が取り付けら
れ、また必要に応じて履物底の上面から足裏押圧部材が
取り外される。したがって、一足の履物を必要に応じて
健康履物と通常の履物とに使い分けることができる。
【0010】請求項2に記載するように、取り付け手段
は第1取り付け部および第2取り付け部を含み、そのい
ずれか一方は磁石、他方は磁石に吸着される磁性体によ
ってそれぞれ構成されてもよい。すなわち、第1取り付
け部と第2取り付け部との組み合わせとしては、たとえ
ば、磁石と磁石、磁石と磁性体、磁性体と磁石、という
ようなものが考えられる。
【0011】そして、健康履物として使用する場合に
は、第1取り付け部材と第2取り付け部材とを吸着させ
ることで履物底上に足裏押圧部材が取り付けられる。一
方、通常の履物として使用する場合には、第1取り付け
部材と第2取り付け部材とを引き離して履物底から足裏
押圧部材が取り外される。このように磁石を用いて履物
底上に足裏押圧部材を取り付けることによって、足裏押
圧部材の着脱が容易となり、健康履物と通常の履物との
使い分けが容易になる。
【0012】請求項3に記載の健康履物では、健康履物
として使用する場合には、平坦部が凹部内に収納される
ように足裏押圧部材を凹部に嵌入すれば、足裏押圧部材
の凸部が履物底の上面から突出するので、健康履物とな
る。一方、通常の履物として使用する場合には、凸部と
凹部とが嵌合するように足裏押圧部材を凹部に嵌入すれ
ば、足裏押圧部材の平坦部と履物底の上面とが略面一に
なり、通常の履物となる。このように、通常の履物とし
て使用する場合には、足裏押圧部材を履物底に収納でき
るので、足裏押圧部材を別途保持する必要がなく、取り
扱いが容易な健康履物が得られる。また、足裏押圧部材
を紛失する可能性も小さくなる。
【0013】請求項4に記載の健康履物では、平坦部が
凹部内に収納されるように第2足裏押圧部材を凹部に嵌
入すれば、第2足裏押圧部材の凸部が履物底の上面から
突出し、健康履物として使用することができる。さら
に、第1取り付け部材と第2取り付け部材とを吸着させ
て履物底上の任意の位置に第1足裏押圧部材を取り付け
てもよい。
【0014】一方、凸部と凹部とが嵌合するように第2
足裏押圧部材を凹部に嵌入すれば、第2足裏押圧部材の
平坦部と履物底の上面とが略面一になる。このとき、第
1取り付け部材と第2取り付け部材とを引き離して履物
底から第2足裏押圧部材を取り外しておけば、通常の履
物として使用することができる。なお、第2足裏押圧部
材の平坦部と履物底の上面とが略面一の状態で、履物底
上に第1足裏押圧部材を取り付けても、健康履物として
使用することができる。
【0015】このようにすれば、健康履物としての使用
態様のバリエーションがさらに多くなり、使用者のニー
ズにより対応できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0017】なお、以下に述べる各発明の実施の形態で
は、健康履物としてサンダルを例に説明するが、靴やス
リッパなどの他の任意の履物にも適用できることはいう
までもない。
【0018】図1(a)〜(c)に示すこの発明の実施
の形態の健康履物10aは履物底12を含み、履物底1
2上のやや一方端寄り幅方向にはアーチ状の甲皮14が
形成され、履物底12の上面付近かつ長手方向には、た
とえば磁石からなる短冊状の第1取り付け部材16が埋
め込まれる。
【0019】また、健康履物10aは、使用者の足裏を
押圧するためのたとえばチップ状の足裏押圧部材18を
含む。足裏押圧部材18は、主として、ゴム、木、竹、
合成樹脂、金属、磁石等によって形成される。以下に述
べる足裏押圧部材においても同様である。
【0020】足裏押圧部材18の一方主面にはたとえば
磁石からなる板状の第2取り付け部材20が形成され
る。なお、第2取り付け部材20の幅を、第1取り付け
部材16の幅と等しくまたは第1取り付け部材16の幅
より狭く設定すれば、足裏押圧部材18は左右に振れる
ことなくより安定した状態で履物底12上に取り付けら
れる。
【0021】したがって、第1取り付け部材16と第2
取り付け部材20との間の磁力によって、履物底12上
の所望の位置に足裏押圧部材18を取り付ければ、健康
履物10aを健康履物として使用することができる(図
1(b)参照)。
【0022】一方、足裏押圧部材18を履物底12から
取り外すことによって、健康履物10aを通常の履物と
して使用することができる(図1(a)参照)。
【0023】健康履物10aによれば、磁力を利用する
ことによって、履物底12上に足裏押圧部材18を容易
にかつ頻繁に着脱できる。
【0024】また、第1取り付け部材16と第2取り付
け部材20との吸着によって、足裏押圧部材18を履物
底12上の任意の位置に取り付けることができる。した
がって、凸部の位置が履物底上の特定個所に固定されて
いた従来とは異なり、足裏押圧部材18の取り付け位置
を変えることによって、足裏の所望の個所を押圧するこ
とができる。
【0025】ついで、図2を参照して、この発明の他の
実施形態の健康履物10bは、履物底22を含み、履物
底22上のやや一端寄り幅方向にはアーチ状の甲皮24
が形成され、履物底22の上面にはその長手方向に3つ
の凹部26がたとえば略等間隔で形成される。3つの凹
部26はそれぞれ、たとえば指の付け根、土踏まず、踵
に対応する位置に形成される。
【0026】また、健康履物10bは、各凹部26に対
応して、使用者の足裏を押圧するためのたとえばチップ
状の足裏押圧部材28を含む。足裏押圧部材28は、そ
の一方主面に形成される凸部30と、他方主面に形成さ
れる平坦部32とを含む。凸部30の高さは、たとえば
5〜25mm、好ましくは10mm程度に設定される。
【0027】図2(a)からわかるように、凹部26の
底面形状は、凸部30の形状に合わせて、すなわち凹部
26に凸部30が嵌合するように形成される。
【0028】したがって、平坦部32が凹部26に収納
されるように足裏押圧部材28を凹部26に嵌入すれ
ば、図2(b)に示すように、足裏押圧部材28の凸部
32を履物底22の上面から突出させることができ、履
物底22の上面に足裏を押圧するための凸部を形成でき
るので、健康履物10bを健康履物として使用できる。
なお、3つの足裏押圧部材28のうち、凸部30を履物
底22の上面から突出させる足裏押圧部材28は使用者
のニーズに応じて選択すればよい。
【0029】一方、凸部32と凹部26とが嵌合するよ
うに足裏押圧部材28を凹部26に嵌入すれば、図2
(c)に示すように、足裏押圧部材28の平坦部32と
履物底22の上面とが略面一になる。このように、足裏
押圧部材28が履物底22に収納され、履物底22の上
面を平坦にすることができ、健康履物10bを通常の履
物として使用できる。
【0030】また、足裏押圧部材28の凸部30側主面
には、たとえばテープなどからなる取り出し用部材34
が形成される。すると、凸部30が凹部26に収納され
るように足裏押圧部材28を凹部26に嵌入した場合、
取り出し用部材34が凹部26と足裏押圧部材28との
間から履物底22の上面にはみ出るので、この取り出し
用部材34を引っ張るだけで、足裏押圧部材28を凹部
26から容易に取り出すことができる。
【0031】この健康履物10bによれば、通常の履物
として使用する場合には、足裏押圧部材28を履物底2
2の凹部26に収納でき、足裏押圧部材28を別途保持
する必要がないので、健康履物10bの取り扱いが容易
になり、足裏押圧部材28を紛失する可能性も低くな
る。
【0032】なお、履物底22上の長手方向に形成され
る3つの足裏押圧部材28のうち中央に位置する足裏押
圧部材28について、両端の足裏押圧部材28よりも、
長手方向(履物底22の長手方向と同方向)の寸法およ
び凸部30の高さを大きくすることが望ましい。これに
よって、土踏まずを適切に押圧することができる。図6
に示す変形例においても同様である。
【0033】また、健康履物10bでは、取り出し用部
材34をすべての足裏押圧部材28に形成した場合につ
いて述べたが、任意の足裏押圧部材28に形成すればよ
い。また、取り出し用部材34は履物底22の凹部26
に形成されてもよく、さらに、取り出し用部材34は形
成されなくてもよい。たとえば健康履物が靴の場合に
は、指の付け根の位置に対応する凹部26すなわち靴の
奥に取り付けられる足裏押圧部材28の着脱が困難にな
る。したがって、この場合には、指の付け根の位置に対
応する凹部26、またはその凹部26に取り付けられる
足裏押圧部材28に、取り出し用部材34を形成すれ
ば、その足裏押圧部材28の取り外しが容易になる。
【0034】また、図3を参照して、この発明のその他
の実施形態の健康履物10cは、上述の健康履物10a
と10bとを組み合わせて構成されたものである。
【0035】すなわち、健康履物10cは、履物底36
を含み、履物底36上のやや一方端寄り幅方向にはアー
チ状の甲皮38が形成され、履物底36の上面略中央
部、すなわち足裏の土踏まずに対応する部分には凹部4
0が形成される。また、履物底36の上面付近には、た
とえば磁石からなる短冊状の第1取り付け部材42aお
よび42bが埋め込まれる。第1取り付け部材42aお
よび42bは、それぞれ略等しい幅を有し、凹部40を
両側から挟み込むように、履物底36の中央部かつ長手
方向に延びて形成される。
【0036】また、健康履物10cは、凹部40に対応
して、使用者の足裏を押圧するためのたとえばチップ状
の足裏押圧部材44を含み、足裏押圧部材44はその一
方主面に形成される凸部46と、他方主面に形成される
平坦部48とを含む。平坦部48には、たとえば磁石か
らなる板状の第1取り付け部材50が形成される。第1
取り付け部材50の幅は、好ましくは第1取り付け部材
42aや42bの幅と等しく設定される。このようにす
れば、履物底36の上面が面一になるように足裏押圧部
材44を凹部40に嵌入したとき、図3(d)に示すよ
うに、履物底36上には、第1取り付け部材42a、5
0、42bによって直線状の取り付け部材が形成され
る。
【0037】図3(a)からわかるように、凹部40の
底面形状および足裏押圧部材44の形状は、それぞれ図
2に示す凹部26および足裏押圧部材28と同様に形成
されるが、これに限定されないことはいうまでもない。
【0038】さらに、健康履物10cは、第1取り付け
部材42aおよび42bにそれぞれ対応して、使用者の
足裏を押圧するためのたとえばチップ状の足裏押圧部材
52aおよび52bを含む。
【0039】足裏押圧部材52aおよび52bのそれぞ
れの一方主面には、たとえば磁石からなる板状の第2取
り付け部材54aおよび54bが形成される。なお、第
2取り付け部材54aおよび54bの幅を、それぞれ第
1取り付け部材42aおよび42bの幅と等しく設定す
れば、足裏押圧部材52aおよび52bをより安定した
状態で履物底36上に取り付けることができる。
【0040】このような健康履物10cにおいて、平坦
部48が凹部40に収納されるように足裏押圧部材44
を凹部40に嵌入すれば、図3(b)に示すように、足
裏押圧部材44の凸部46を履物底36の上面から突出
させることができ、履物底36の上面に足裏を押圧する
ための凸部を形成できるので、健康履物10cを健康履
物として使用できる。
【0041】さらに、図3(c)に示すように、履物底
36上の所望の位置に足裏押圧部材52aおよび52b
を取り付けることができるので、使用者のニーズにより
対応できる。
【0042】一方、凸部46と凹部40とが嵌合するよ
うに足裏押圧部材44を凹部40に嵌入すれば、図3
(d)に示すように、足裏押圧部材44の平坦部48と
履物底36の上面とは略面一になる。したがって、足裏
押圧部材44が履物底36に収納され、履物底36の上
面を平坦にすることができ、健康履物10cを通常の履
物として使用できる。
【0043】また、図3(d)の状態から、足裏押圧部
材52aや52bを履物底36の任意の位置に取り付け
ても、健康履物10cを健康履物として使用できる。
【0044】このような健康履物10cによれば、健康
履物としての使用態様のバリエーションがさらに多くな
り、使用者のニーズにより対応することができる。
【0045】なお、健康履物10cにおいても、足裏押
圧部材44の凸部46側主面に、図2に示すような取り
出し用部材34が形成されてもよく、この場合も、足裏
押圧部材44を凹部40から容易に取り出すことができ
る。
【0046】健康履物10cにおいても、足裏押圧部材
44の長手方向(履物底36の長手方向と同方向)の寸
法および凸部46の高さを、足裏押圧部材52aおよび
52bのそれらよりも大きく設定すれば、土踏まずをよ
り適切に押圧することができるであろう。
【0047】また、図1に示す足裏押圧部材18の代わ
りに、図4に示すような足裏押圧部材56が用いられて
もよい。足裏押圧部材56は、ぶどうをモチーフにして
形成されたものであり、足裏押圧部材56の下面には、
第2取り付け部材20と同様のたとえば磁石からなる板
状の第2取り付け部材58が形成される。
【0048】この足裏押圧部材56を使用する場合につ
いて図5を参照して説明する。
【0049】図5(a)に示す健康履物10dでは、甲
皮14の上面略中央部にたとえば磁石などからなる取り
付け部材60が形成される。したがって、健康履物10
dを通常の履物として使用する場合には、取り付け部材
60と第2取り付け部材58との間の磁力によって甲皮
14上に足裏押圧部材56を取り付けることができる。
【0050】健康履物10dによれば、健康履物として
使用しないときには、甲皮14上に足裏押圧部材56を
取り付けることによって足裏押圧部材56を別途保持す
る必要はなくなる。また、足裏押圧部材56自体、履物
の飾りとなり、興趣に富んだ履物が得られる。
【0051】また、図5(b)に示す健康履物10eで
は、足裏押圧部材56aに貫通口62が形成され、貫通
口62に取り付け部材としてたとえば紐64が通され
る。また、甲皮14には孔66aおよび66bが形成さ
れる。そして、紐64を孔66aおよび66bに通して
結ぶことによって、甲皮14上に足裏押圧部材56aを
取り付けることができる。
【0052】健康履物10eにおいても、健康履物10
dと同様の効果が得られる。
【0053】図5(a)および(b)にそれぞれ示す足
裏押圧部材56および56aは、図3に示す健康履物1
0cの足裏押圧部材44の代わりに用いられてもよい。
この場合、甲皮38にも取り付け部材60や孔66aお
よび66bが形成される。
【0054】足裏押圧部材56および56aの形状とし
ては、ぶどうに限定されず、任意の植物、動物、キャラ
クター等を用いることができる。このように、足裏押圧
部材56および56aを、興趣に富んだ形状に形成する
ことによって、足裏押圧部材56や56aを家の中の壁
や冷蔵庫などに取り付けても、取り付け個所の美観を損
なうことはない。
【0055】なお、図2に示す健康履物10bの変形例
が図6(a)および(b)に示される。
【0056】すなわち、図6(a)に示すように、複数
の突起を有する足裏押圧部材28aが用いられてもよ
く、このとき凹部26aも足裏押圧部材28aに応じて
形成される。また、図6(b)に示すように、円形の凸
部を有する足裏押圧部材28bが用いられてもよく、こ
のとき凹部26bも足裏押圧部材28bに応じて形成さ
れる。
【0057】図6(a)および(b)に示す変形例にお
いても、図2に示す健康履物10bと同様の効果が得ら
れる。
【0058】上述の各実施の形態において、足裏押圧部
材の数は任意に設定される。
【0059】また、上述の各実施の形態において、足裏
押圧部材の形状はいかなるものであってもよく、また、
足裏押圧部材の大きさは健康履物のサイズに応じて変更
され得る。
【0060】さらに、健康履物10aにおいて、第1取
り付け部材16および第2取り付け部材20の組み合わ
せは、ともに磁石の場合だけではなく、(磁石)および
(磁石に磁力によって吸着する磁性体)、(磁石に磁力
によって吸着する磁性体)および(磁石)などであって
もよい。
【0061】健康履物10cにおける第1取り付け部材
42a、42b、50と第2取り付け部材54a、54
bとの組み合わせにおいても、同様に、磁石と磁石、磁
石と磁性体、磁性体と磁石、といったものを適用するこ
とができる。
【0062】さらに、健康履物10dにおける第2取り
付け部材58と取り付け部材60との組み合わせについ
ても同様である。
【0063】なお、磁石としてはプラスチック磁石など
が用いられる。磁性体としては、たとえば鉄など金属だ
けではなく磁石なども含まれる。
【0064】
【発明の効果】この発明によれば、足裏を押圧するため
の部材を履物底に着脱可能に取り付けることができるの
で、一足の履物を、必要に応じて通常の履物または健康
履物として使い分けることができる。したがって、使用
者のニーズにより対応できる健康履物が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す図であり、(a)
は履物底から足裏押圧部材を分離した状態を示す斜視
図、(b)は履物底上に足裏押圧部材を取り付けた状態
を示す斜視図、(c)は履物底上に足裏押圧部材を取り
付けた状態を示す側面図である。
【図2】この発明の他の実施形態を示す図であり、
(a)は履物底から足裏押圧部材を分離した状態を示す
斜視図、(b)は履物底上に足裏押圧部材を取り付けて
健康履物として使用する状態を示す断面図、(c)は履
物底上に足裏押圧部材を取り付けて通常の履物として使
用する状態を示す断面図である。
【図3】この発明のその他の実施形態を示す図であり、
(a)は履物底から足裏押圧部材を分離した状態を示す
斜視図、(b)は一部の足裏押圧部材を履物底上に取り
付けて健康履物として使用する状態を示す斜視図、
(c)はすべての足裏押圧部材を履物底上に取り付けて
健康履物として使用する状態を示す斜視図、(d)は一
部の足裏押圧部材を履物底上に取り付けて通常の履物と
して使用する状態を示す斜視図である。
【図4】足裏押圧部材の変形例を示す斜視図である。
【図5】(a)は図4に示す足裏押圧部材を用いた一実
施形態を示す斜視図であり、(b)は 図4に示す足裏
押圧部材の変形例を用いた一実施形態を示す斜視図であ
る。
【図6】(a)および(b)はそれぞれ図2に示す実施
形態の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10a〜10e 健康履物 12、22、36 履物底 14、24、38 甲皮押圧部材 16、42a、42b、50 第1取り付け部材 18、28、28a、28b、44、52a、52b、
56、56a 足裏押圧部材 20、54a、54b、58 第2取り付け部材 26、26a、26b、40 凹部 30、46 凸部 32、48 平坦部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の足裏を押圧可能な健康履物であ
    って、 履物底、 前記足裏を押圧するための足裏押圧部材、および前記履
    物底上に前記足裏押圧部材を着脱可能に取り付けるため
    の取り付け手段を備える、健康履物。
  2. 【請求項2】 前記取り付け手段は、前記履物底上に形
    成される第1取り付け部、および前記足裏押圧部材に形
    成されかつ前記第1取り付け部に着脱可能な第2取り付
    け部を含み、 前記第1取り付け部および前記第2取り付け部のいずれ
    か一方は磁石からなり、他方は前記磁石に吸着される磁
    性体からなる、請求項1に記載の健康履物。
  3. 【請求項3】 前記足裏押圧部材は、その一方主面に形
    成される平坦部とその他方主面に形成される凸部とを含
    み、 前記取り付け手段は、前記履物底の上面に形成されかつ
    前記足裏押圧部材が嵌入される凹部を含み、 前記平坦部が前記凹部内に収納されるように前記足裏押
    圧部材が前記凹部に嵌入されると前記凸部が前記履物底
    の上面から突出し、かつ前記凸部と前記凹部とが嵌合す
    るように前記足裏押圧部材が前記凹部に嵌入されると前
    記平坦部と前記履物底の上面とが略面一になるように、
    前記凹部は形成される、請求項1に記載の健康履物。
  4. 【請求項4】 前記足裏押圧部材は、第1足裏押圧部材
    および第2足裏押圧部材を、前記取り付け手段は、前記
    履物底上に前記第1足裏押圧部材および前記第2足裏押
    圧部材をそれぞれ着脱可能に取り付けるための第1取り
    付け手段および第2取り付け手段をそれぞれ含み、 前記第1取り付け手段は、前記履物底上に形成される第
    1取り付け部、および前記第1足裏押圧部材に形成され
    かつ前記第1取り付け部に着脱可能な第2取り付け部を
    含み、前記第1取り付け部および前記第2取り付け部の
    いずれか一方は磁石からなり、他方は前記磁石に吸着さ
    れる磁性体からなり、 前記第2足裏押圧部材は、その一方主面に形成される平
    坦部とその他方主面に形成される凸部とを含み、前記第
    2取り付け手段は、前記履物底の上面に形成されかつ前
    記第2足裏押圧部材が嵌入される凹部を含み、 前記平坦部が前記凹部内に収納されるように前記第2足
    裏押圧部材が前記凹部に嵌入されると前記凸部が前記履
    物底の上面から突出し、かつ前記凸部と前記凹部とが嵌
    合するように前記第2足裏押圧部材が前記凹部に嵌入さ
    れると前記平坦部と前記履物底の上面とが略面一になる
    ように、前記凹部は形成される、請求項1に記載の健康
    履物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011019130A1 (ko) * 2009-08-14 2011-02-17 Choi Jong Hwan 아치지지부의 셀프 포지셔닝 시스템 장착 인솔
JP2016013231A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 株式会社オクムラ 履物
JP5905149B1 (ja) * 2015-08-08 2016-04-20 佐藤 勉 サンダル

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