JP7081562B2 - フォークリフト及びコンテナ姿勢検出方法 - Google Patents
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Description
上記コンテナ姿勢検出方法について、前記荷役状態において、前記コンテナを構成する複数の壁部のうち、前記フォークリフトに向かい合う前記壁部を後壁とすると、前記直線から、前記後壁の内面に照射された前記レーザーの前記照射点から取得した後直線を抽出し、前記側直線の傾き及び前記後直線の傾きの両方から前記相対角度を検出してもよい。
図1に示すように、フォークリフト10は、車体11と、車体11の前下部に配置された駆動輪12と、車体11の後下部に配置された操舵輪13と、を備える。フォークリフト10は、車体11の前方に、荷役装置14を備える。荷役装置14は、車体11の前部に立設されたマスト15と、マスト15に固定されたリフトブラケット16と、リフトブラケット16に固定された一対のフォーク17と、を備える。フォーク17には、荷Wが積載される。図示は省略するが、荷Wはパレットに搭載された状態でフォーク17に積載される。本実施形態において、荷役装置14の前方と車体11の前方とは一致している。荷役装置14の前方とは、フォーク17の延びる方向である。荷役装置14は、マスト15を昇降動作させるリフトシリンダ18を備える。荷役装置14は、マスト15を傾動させるティルトシリンダ19を備える。リフトシリンダ18及びティルトシリンダ19は油圧シリンダである。
図4及び図5に示すように、コンテナCは中空状であり、内部が荷Wを収容する収容空間になっている。コンテナCは、底部BWと、天部CWと、2つの前壁FW1,FW2と、2つの後壁RW1,RW2と、2つの側壁SW1,SW2と、を備える。底部BW、天部CW、前壁FW1,FW2、後壁RW1,RW2及び側壁SW1,SW2は、それぞれ、四角板状の壁部である。底部BWと天部CWとは互いに向かい合っている。前壁FW1,FW2、後壁RW1,RW2及び側壁SW1,SW2は、底部BWと天部CWとの間に位置する。2つの側壁SW1,SW2同士は、互いに向かい合って配置されている。2つの前壁FW1,FW2と、2つの後壁RW1,RW2とは互いに向かい合って配置されている。前壁FW1はヒンジ等により回動可能な状態で側壁SW1に取り付けられている。前壁FW2はヒンジ等により回動可能な状態で側壁SW2に取り付けられている。後壁RW1はヒンジ等により回動可能な状態で側壁SW1に取り付けられている。後壁RW2はヒンジ等により回動可能な状態で側壁SW2に取り付けられている。前壁FW1,FW2及び後壁RW1,RW2は、扉といえる。前壁FW1,FW2が回動することで、底部BW、天部CW及び側壁SW1,SW2に囲まれた開口部O1の開放と閉塞とが切り替えられる。後壁RW1,RW2が回動することで、底部BW、天部CW及び側壁SW1,SW2に囲まれた開口部O2の開放と閉塞とが切り替えられる。なお、コンテナCとは、荷Wが収容される収容体であり、荷Wが収容可能な形状であればどのような形状であってもよい。例えば、天部CWがない形状であってもよいし、後壁RW1,RW2が開かない形状であってもよい。
制御装置23は、フォークリフト10に対するコンテナCの相対角度及びフォークリフト10に対するコンテナCの相対位置を検出する。そして、制御装置23は、検出された相対角度及び相対位置からフォークリフト10に対するコンテナCの相対角度が0になるように駆動機構21を制御する。これにより、フォークリフト10は、図8に示すように、前進方向がコンテナCの開口部O1に対して垂直に交わる状態でコンテナCに近付くことができる。なお、ここでいう垂直とは、フォークリフト10に対するコンテナCの相対角度の検出精度等を原因とした誤差を許容するものである。
(1)制御装置23は、側直線L1,L2の傾きからフォークリフト10に対するコンテナCの相対角度を検出している。側直線L1,L2は、コンテナCの側壁SW1,SW2における内面I1,I2にレーザーを照射することで得られる直線である。フォークリフト10に対するコンテナCの相対角度は、側直線L1,L2の傾きとなって現れるため、側直線L1,L2の傾きからフォークリフト10に対するコンテナCの相対角度を検出することができる。
(5)コンテナCの寸法情報を記憶部25に記憶しておき、直線L1~L5により得られた寸法との照合を行うことで制御装置23は側直線L1,L2を抽出している。従って、より正確に直線L1~L5から側直線L1,L2を抽出することができる。
○図7に示すように、制御装置23は、直線L1~L5から後直線L3を抽出し、後直線L3の傾き及び側直線L1,L2の傾きの両方からフォークリフト10に対するコンテナCの相対角度を検出してもよい。図5及び図7に示すように、後直線L3とは、直線L1~L5のうちコンテナCにおける後壁RW1,RW2の内面I3,I4に照射されたレーザーの照射点Pによって生じた直線である。直線L1~L5からの後直線L3の抽出は、記憶部25に記憶されたコンテナCの寸法情報と、直線L1~L5により得られた寸法とを照合することで行われる。記憶部25には、コンテナCの寸法情報として、後壁RW1,RW2の内面I3,I3における側壁SW1,SW2同士の間の長さd3が記憶されている。なお、長さd3は、長さd1と同一とみなすことができる。
○制御装置23は、両端の照射点P1~P10を検出することなく直線L1~L5を取得してもよい。例えば、隣り合う照射点P同士を結んで1つの直線を取得し、直線の傾斜が閾値以上変化する切替点で直線を分割して複数の直線L1~L5を取得してもよい。
Claims (10)
- 車体と、
前記車体に設けられた荷役装置と、
水平方向に対する照射角度を変更しながら前記荷役装置の前方にレーザーを照射し、前記レーザーが当たった照射点までの距離を照射角度に対応付けて測定するレーザーレンジファインダと、を備えたフォークリフトであって、
前記荷役装置の前方に配置されたコンテナに荷を積載する荷役状態において、前記コンテナの内面に照射された前記レーザーの前記照射点から直線を取得する直線取得部と、
前記直線取得部により得られた前記直線から、前記コンテナにおける側壁の内面に照射された前記レーザーの前記照射点から取得した側直線を抽出する側直線抽出部と、
前記側直線の傾きからフォークリフトに対する前記コンテナの相対角度を検出するコンテナ姿勢検出部と、を備えるフォークリフト。 - 前記コンテナを構成する複数の壁部のうち同一の前記壁部の内面に照射された複数の照射点を点群とすると、
前記直線取得部は、前記点群の両端の照射点を検出し、当該照射点から前記直線を取得する請求項1に記載のフォークリフト。 - 前記直線取得部は、回帰分析により前記直線を取得する請求項1又は請求項2に記載のフォークリフト。
- 前記荷役状態において、前記コンテナを構成する複数の壁部のうち、フォークリフトに向かい合う前記壁部を後壁とすると、
前記直線取得部により得られた前記直線から、前記後壁の内面に照射された前記レーザーの前記照射点から取得した後直線を抽出する後直線抽出部を備え、
前記コンテナ姿勢検出部は、前記側直線の傾き及び前記後直線の傾きの両方から前記相対角度を検出する請求項1~請求項3のうちいずれか一項に記載のフォークリフト。 - 前記コンテナの寸法情報を記憶した記憶部を備え、
前記側直線抽出部は、前記直線により得られた寸法と、前記記憶部に記憶された寸法情報とを照合することで、前記直線から前記側直線を抽出する請求項1~請求項4のうちいずれか一項に記載のフォークリフト。 - 車体に設けられた荷役装置を備えるフォークリフトによって前記荷役装置の前方に配置されたコンテナに荷を積載する荷役状態において、前記フォークリフトに対する前記コンテナの相対角度を検出するコンテナ姿勢検出方法であって、
水平方向に対する照射角度を変更しながら前記荷役装置の前方にレーザーを照射し、前記レーザーが当たった照射点までの距離を照射角度に対応付けて測定するレーザーレンジファインダによって前記照射点までの距離を測定し、
前記コンテナの内面に照射されたレーザーの照射点から直線を取得し、
取得した前記直線から、前記コンテナにおける側壁の内面に照射された前記レーザーの前記照射点から取得した側直線を抽出し、
前記側直線の傾きから前記フォークリフトに対する前記コンテナの相対角度を検出するコンテナ姿勢検出方法。 - 前記コンテナを構成する複数の壁部のうち同一の前記壁部の内面に照射された複数の照射点を点群とすると、
前記点群の両端の照射点を検出し、当該照射点から前記直線を取得する請求項6に記載のコンテナ姿勢検出方法。 - 回帰分析により前記直線を取得する請求項6又は請求項7に記載のコンテナ姿勢検出方法。
- 前記荷役状態において、前記コンテナを構成する複数の壁部のうち、前記フォークリフトに向かい合う前記壁部を後壁とすると、
前記直線から、前記後壁の内面に照射された前記レーザーの前記照射点から取得した後直線を抽出し、
前記側直線の傾き及び前記後直線の傾きの両方から前記相対角度を検出する請求項6~請求項8のうちいずれか一項に記載のコンテナ姿勢検出方法。 - 前記直線により得られた寸法と、記憶部に記憶された前記コンテナの寸法情報とを照合することで、前記直線から前記側直線を抽出する請求項6~請求項9のうちいずれか一項に記載のコンテナ姿勢検出方法。
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