JP7077586B2 - 端末装置のためのコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本明細書では、挨拶状画像の印刷をプリンタに実行させるためのコンピュータプログラムを開示する。
下記の特許文献1には、年賀状、暑中見舞いはがき等の画像の印刷の実行をプリンタに指示して、年賀状等をプリンタに作成させるプログラムが開示されている。
特開2016-81303号公報
年賀状、暑中見舞いはがき等の挨拶状をプリンタに作成させるべき際に、プリンタにおける消耗品の消費量を予め知りたいというユーザの要望がある。
本明細書では、挨拶状の画像の印刷をプリンタに実行させるコンピュータプログラムにおいて、プリンタにおける消耗品の消費量を予測してユーザに知らせるための技術を提供する。
本明細書によって開示される端末装置のためのコンピュータプログラムは、前記端末装置のコンピュータを、第1の年度内の第1の期間において、第1種の挨拶状画像の印刷をプリンタに実行させる第1の印刷処理部と、前記第1の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた際の前記プリンタで消費された消耗品の量である第1の実績量を前記端末装置のメモリに記憶する第1の実績量記憶部と、前記第1の年度の次の第2の年度内の前記第1の期間において、ユーザから所定の指示を受け付ける場合に、前記メモリ内の前記第1の実績量を利用して、前記第2の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量である第1の消費量情報を予測する第1の予測部と、予測済みの前記第1の消費量情報を前記ユーザに通知する第1の通知部と、として機能させてもよい。
上記の構成によれば、端末装置は、第2の年度内の第1の期間において、ユーザから所定の指示を受け付ける場合に、昨年度である第1の年度における第1の実績量を利用して、第1の消費量情報を予測し、第1の消費量情報をユーザに通知する。これにより、端末装置は、プリンタにおける消耗品の消費量を予測してユーザに知らせることができる。
上記のコンピュータプログラムによって実現される端末装置の制御方法も新規で有用である。また、上記の各部を備える端末装置も新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 印刷及びスキャンの具体的なケースを示す。 カウント処理のフローチャートを示す。 メニュー表示処理のフローチャートを示す。 年賀枚数予測処理のフローチャートを示す。 通知処理のフローチャートを示す。 寒中枚数予測処理のフローチャートを示す。 予測年賀枚数及び予測寒中枚数の具体例を示す。
(通信システム2;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、端末装置10と、多機能機100と、を備える。端末装置10は、スマートフォン、ノートPC(Personal Computerの略)、タブレットPC等の可搬型の端末装置であり、無線LAN(Local Area Networkの略)を利用して、多機能機100と通信可能である。なお、変形例では、端末装置10は、デスクトップPC等の据置型の端末装置であってもよく、この場合、有線LANを利用して、多機能機100と通信可能であってもよい。多機能機100は、印刷機能とスキャン機能とを含む多機能を実行可能である。
(端末装置10の構成)
端末装置10は、表示部12と、無線LANインターフェース14と、制御部20と、を備える。各部12~20は、バス線(符号省略)に接続されている。なお、以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
表示部12は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部12は、ユーザの指示を受け付けるための操作部(いわゆるタッチパネル)としても機能してもよい。無線LANI/F14は、無線LANに接続して、多機能機100等の外部装置との無線通信を実行するためのI/Fである。
制御部20は、CPU22と、メモリ24と、を備える。CPU22は、メモリ24に記憶されているプログラム26、28に従って、様々な処理を実行する。メモリ24は、OS(Operating Systemの略)プログラム26と、はがきサイズを有する印刷媒体に対する印刷を多機能機100に実行させるためのはがきアプリケーションプログラム28(以下では「はがきアプリ28」と呼ぶ)と、を記憶する。はがきアプリ28は、多機能機100のベンダによって提供され、例えば、ベンダによって提供されるインターネット上のサーバ(図示省略)から端末装置10にインストールされてもよいし、多機能機100と共に出荷されるメディアから端末装置10にインストールされてもよい。
はがきアプリ28は、メモリ24内に記憶領域を確保し、当該記憶領域に住所テーブル30と喪中設定フラグ40とを記憶させる。住所テーブル30では、名前、住所等を示す住所情報と、年賀印刷フラグ31aと、年賀受取フラグ31bと、喪中印刷フラグ32aと、喪中受取フラグ32bと、寒中印刷フラグ33aと、暑中印刷フラグ34aと、が対応付けて記憶される。なお、変形例では、はがきアプリ28が端末装置10にインストールされる前に、メモリ24に住所情報のリストが記憶されていてもよい。そして、住所テーブル30は、当該リスト内の住所情報に対応付けて、各フラグ31a等を記憶してもよい。
年賀印刷フラグ31aは、対応する住所を送付先とする年賀状を印刷したことを示す「ON」と、当該年賀状を印刷していないことを示す「OFF」と、のどちらかの値に設定される。年賀受取フラグ31bは、対応する住所を送付元とする年賀状を受け取ったことを示す「ON」と、当該年賀状を受け取っていないことを示す「OFF」と、のどちらかの値に設定される。
喪中印刷フラグ32a、喪中受取フラグ32bは、それぞれ、対象のはがきが年賀状ではなく喪中はがきである点を除いて、年賀印刷フラグ31a、年賀受取フラグ31bと同様である。また、寒中印刷フラグ33a、暑中印刷フラグ34aは、それぞれ、対象のはがきが年賀状ではなく寒中見舞いはがき、暑中見舞いはがきである点を除いて、年賀印刷フラグ31aと同様である。
喪中設定フラグ40は、喪中はがきの送付元に年賀状を送付することを示す「ON」と、当該年賀状を送付しないことを示す「OFF」と、のどちらかの値に設定される。住所テーブル30内の各フラグ31a等及び喪中設定フラグ40は、初期状態では全て「OFF」に設定されている。
(印刷及びスキャンの具体的なケース;図2)
図2を参照して、各装置10、100によって実現される印刷及びスキャンの具体的なケースを説明する。なお、以下では、端末装置10のCPU22が実行する処理について、理解の容易さの観点から、CPU22を主体として記載せずに、端末装置10を主体として記載する。
端末装置10は、OSプログラム26に従って、はがきアプリ28を起動するための起動アイコンを表示部12に表示する。端末装置10は、ユーザから起動アイコンの選択を受け付けると、T100において、はがきアプリ28を起動する(即ち、はがきアプリ28を利用するための操作を受け付け可能とする)。
端末装置10は、はがきアプリ28が起動されると、T102において、はがきアプリ28に従ってメニュー画面MSを表示部12に表示する。メニュー画面MSは、年賀アイコンA1と、喪中アイコンA2と、寒中アイコンA3と、暑中アイコンA4と、スキャンアイコンA5と、を含む。年賀アイコンA1、喪中アイコンA2、寒中アイコンA3、暑中アイコンA4は、それぞれ、年賀画像、喪中画像、寒中見舞い画像、暑中見舞い画像の印刷を多機能機100に実行させるためのアイコンである。年賀画像、喪中画像、寒中見舞い画像、暑中見舞い画像は、それぞれ、年賀状、喪中はがき、寒中見舞いはがき、暑中見舞いはがきを作成するための画像である。スキャンアイコンA5は、受け取ったはがきのスキャンを多機能機100に実行させるためのアイコンである。なお、メニュー画面MSは、各アイコンA1~A5の他に、さらに、他の種類の挨拶状(例えば、引越しの挨拶状)を作成するための画像の印刷を多機能機100に実行させるためのアイコンを含んでもよい。
(ケースC1)
メニュー画面MS内のアイコンA1~A4のいずれかがユーザによって選択されるケースC1を説明する。端末装置10は、ユーザからメニュー画面MS内のアイコンA1~A4のいずれかの選択を受け付けると、T110において、複数個の画像の中から対象の画像を選択するための画像選択画面を表示部12に表示する。例えば、年賀アイコンA1が選択される場合には、画像選択画面は、複数個の年賀画像を含む。T112では、端末装置10は、ユーザから複数個の画像の中から対象の画像の選択を受け付ける。
T114では、端末装置10は、複数個の住所情報の中から対象の住所情報を選択するための住所選択画面を表示部12に表示する。住所選択画面は、住所テーブル30内の複数個の住所情報を含む。T116では、端末装置10は、ユーザから複数個の住所情報の中から住所情報AI1の選択を受け付ける。そして、端末装置10は、T118において、ユーザから印刷指示を受け付けると、T120において、T112で選択された対象の画像(例えば年賀画像)を表わす画像情報と、T116で選択された住所情報AI1と、を含む印刷要求を多機能機100に送信する。これにより、多機能機100は、T122において、画像情報によって表わされる対象の画像をはがきの裏面に印刷し、住所情報AI1を当該はがきの表面に印刷する。これにより、挨拶状(例えば年賀状)が作成される。
また、端末装置10は、T124において、住所テーブル30(図1参照)を変更する。例えば、T102で表示されたメニュー画面MS内の年賀アイコンA1が選択された場合には、端末装置10は、T116で選択された住所情報AI1に対応付けられている年賀印刷フラグ31a(図1参照)を「OFF」から「ON」に変更する。同様に、喪中アイコンA2、寒中アイコンA3、又は、暑中アイコンA4が選択された場合には、住所情報AI1に対応付けられている喪中印刷フラグ32a、寒中印刷フラグ33a、又は、暑中印刷フラグ34a(図1参照)が「OFF」から「ON」に変更される。
(ケースC2)
メニュー画面MS内のスキャンアイコンA5がユーザによって選択されるケースC2を説明する。本ケースでは、ユーザが住所情報AI2に対応する相手から年賀状又は喪中はがきを受け取る状況を想定する。この場合、端末装置10は、ユーザからメニュー画面MS内のスキャンアイコンA5の選択を受け付ける。そして、ユーザが、年賀状又は喪中はがきの表面及び裏面のうち、住所情報AI2が記述されている面を多機能機100がスキャンできるように、年賀状又は喪中はがきを多機能機100にセットした後に、端末装置10は、T150において、スキャン要求を多機能機100に送信する。
多機能機100は、T150において、スキャン要求を受信すると、T152において、受信済みのスキャン要求に従って、年賀状又は喪中はがきのスキャンを実行し、スキャン画像を表わすスキャン画像情報を取得する。そして、T154では、多機能機100は、取得済みのスキャン画像情報を端末装置10に送信する。
端末装置10は、T154において、スキャン画像情報を受信すると、T156において、受信済みのスキャン画像情報によって表わされるスキャン画像に対してOCR(Optical Character Recognitionの略)を実行して、住所情報AI2を取得する。
T158では、端末装置10は、スキャンされたはがきが年賀状であるのか喪中はがきであるのかをユーザに確認するための確認画面SC1を表示部12に表示する。確認画面SC1は、年賀状を選択するためのラジオボタン「年賀状」と、喪中はがきを選択するためラジオボタン「喪中はがき」と、を含む。
T160では、端末装置10は、ラジオボタン「年賀状」が選択された場合には、T156で取得された住所情報AI2に対応付けられている年賀受取フラグ31b(図1参照)を「OFF」から「ON」に変更する。同様に、ラジオボタン「喪中はがき」が選択された場合には、喪中受取フラグ32b(図1参照)が「OFF」から「ON」に変更される。
(カウント処理;図3)
図3を参照して、端末装置10のCPU22がはがきアプリ28に従って実行するカウント処理の内容を説明する。図3の処理は、ユーザからはがきアプリ28の起動指示が与えられなくても、所定の時刻(例えば午前12時)が到来することに起因して、OSプログラム26によってはがきアプリ28が起動されることをトリガとして開始される。
S10では、CPU22は、本日の日付が8月7日であるのか否かを判断する。8月7日は、暑中見舞いはがきのやりとりが行われる期間(例えば7月7日~8月6日)が終了した日の翌日である。CPU22は、本日の日付が8月7日であると判断する場合(S10でYES)に、S12に進み、本日の日付が8月7日でないと判断する場合(S10でNO)に、S20に進む。
S12では、CPU22は、住所テーブル30から、「ON」に設定されている暑中印刷フラグ34aの個数をカウントする。そして、CPU22は、カウント済みの個数を今年度に作成した暑中見舞いはがきの枚数(以下では「暑中印刷枚数」と呼ぶ)としてメモリ24に記憶させる。ここで記憶される暑中印刷枚数は、暑中見舞いはがきを作成するために今年度に多機能機100で消費されたはがきサイズの印刷媒体の枚数である。なお、「年度」は、本実施例では、4月1日から翌年の3月31日までの1年間を意味するが、変形例では、4月1日とは異なる日からの1年間であってもよい。
S16では、CPU22は、住所テーブル30内の全ての住所情報の個数をカウントする。そして、CPU22は、カウント済みの個数を8月の時点の住所数としてメモリ24に記憶させる。なお、CPU22は、昨年度の8月の時点の住所数がメモリ24に記憶されている場合には、昨年度の8月の時点の住所数に代えて、今年度の8月の時点の住所数をメモリ24に記憶させる。S16が終了すると図3の処理が終了する。
また、CPU22は、本日の日付が8月7日でないと判断する場合(S10でNO)に、S20において、本日の日付が2月1日であるのか否かを判断する。2月1日は、年賀状、喪中はがき、及び、寒中見舞いはがきのやりとりが行われる期間(例えば12月1日~1月31日)が終了した日の翌日である。CPU22は、本日の日付が2月1日であると判断する場合(S20でYES)に、S22に進み、本日の日付が2月1日でないと判断する場合(S20でNO)に、図3の処理を終了する。
S22では、CPU22は、住所テーブル30から、「ON」に設定されている年賀印刷フラグ31aの個数と、「ON」に設定されている喪中印刷フラグ32aの個数と、をカウントする。そして、CPU22は、カウント済みの2種類の個数を、今年度に作成した年賀状の枚数(以下では「年賀印刷枚数」と呼ぶ)及び今年度に作成した喪中はがきの枚数(以下では「喪中印刷枚数」と呼ぶ)としてメモリ24に記憶させる。ここで記憶される年賀印刷枚数、喪中印刷枚数は、それぞれ、年賀状、喪中見舞いはがきを作成するために今年度に多機能機100で消費されたはがきサイズの印刷媒体の枚数である。
S24では、CPU22は、住所テーブル30内の全ての住所情報に対応付けられている全てのフラグ31a等を「OFF」にリセットする。
S26では、CPU22は、住所テーブル30内の全ての住所情報の個数をカウントする。そして、CPU22は、カウント済みの個数を2月の時点の住所数としてメモリ24に記憶させる。なお、CPU22は、昨年度の2月の時点の住所数がメモリ24に記憶されている場合には、昨年度の2月の時点の住所数に代えて、今年度の2月の時点の住所数をメモリ24に記憶させる。S26が終了すると図3の処理が終了する。
(メニュー表示処理;図4)
図4を参照して、端末装置10のCPU22がはがきアプリ28に従って実行するメニュー表示処理の内容を説明する。図4の処理は、ユーザからはがきアプリ28の起動指示が与えられることに起因して、はがきアプリ28が起動されることをトリガとして開始される(図2のT100参照)。
S40では、CPU22は、本日の日付が12月1日~1月6日の期間内(即ち年賀状のやりとりが行われる期間内)であるのか否かを判断する。CPU22は、本日の日付が当該期間内であると判断する場合(S10でYES)に、S42に進む。
S42では、CPU22は、住所テーブル30(図1参照)内のいずれかの年賀印刷フラグ31aが「ON」であるのか否かを判断する。CPU22は、いずれかの年賀印刷フラグ31aが「ON」であると判断する場合(S42でYES)、即ち、今年度に少なくとも1枚の年賀状を作成済みである場合に、S44及びS46の処理をスキップして、S60に進む。一方、CPU22は、全ての年賀印刷フラグ31aが「OFF」であると判断する場合(S42でNO)、即ち、今年度に1枚の年賀状も作成されていない場合に、S44に進む。
S44では、CPU22は、住所テーブル30内のいずれかの喪中印刷フラグ32aが「ON」であるのか否かを判断する。CPU22は、いずれかの喪中印刷フラグ32aが「ON」であると判断する場合(S44でYES)、即ち、今年度に少なくとも1枚の喪中はがきを作成済みである場合(換言するとユーザが喪中である場合)に、S46をスキップして、S60に進む。一方、CPU22は、全ての喪中印刷フラグ32aが「OFF」であると判断する場合(S44でNO)、即ち、今年度に1枚の喪中はがきも作成されていない場合に、S46において、今年度に作成すべき年賀状の枚数を予測して通知する処理(図5参照)を実行する。S46が終了すると、S60に進む。
また、CPU22は、本日の日付が12月1日~1月6日の期間内でないと判断する場合(S40でNO)に、S50において、本日の日付が1月7日~1月31日の期間内(即ち寒中見舞いはがきのやりとりが行われる期間内)であるのか否かを判断する。CPU22は、本日の日付が当該期間内であると判断する場合(S50でYES)に、S52に進み、本日の日付が当該期間内でないと判断する場合(S50でNO)に、S52及びS54をスキップして、S60に進む。
S52では、CPU22は、住所テーブル30内のいずれかの寒中印刷フラグ33aが「ON」であるのか否かを判断する。CPU22は、いずれかの寒中印刷フラグ33aが「ON」であると判断する場合(S52でYES)、即ち、今年度に少なくとも1枚の寒中見舞いはがきを作成済みである場合に、S54をスキップして、S60に進む。一方、CPU22は、全ての寒中印刷フラグ33aが「OFF」であると判断する場合(S52でNO)、即ち、今年度に1枚の寒中見舞いはがきも作成されていない場合に、S54において、今年度に作成すべき寒中見舞いはがきの枚数を予測して通知する処理(図7参照)を実行する。S54が終了すると、S60に進む。
S60では、CPU22は、メニュー画面MS(図2のT102参照)を表示部12に表示させる。S70は、図2のT110~T160の処理と同様である。S70の処理が終了すると、図4の処理が終了する。
例えば、S44の処理が省略されて、S42でNOの場合にS46が実行される比較例が想定される。比較例では、CPU22は、ユーザが喪中である場合であっても、S46の処理を実行して、今年度に作成すべき年賀状の枚数をユーザに通知する。この場合、喪中であって年賀状を送付する可能性が低いユーザに不快感を与える可能性がある。これに対し、本実施例では、ユーザが喪中である場合(S44でYES)に、S46の処理を実行しない。これにより、ユーザに不快感を与えることを抑制することができる。なお、変形例では、上記の比較例の構成を採用してもよい。
(年賀枚数予測処理;図5)
図5を参照して、図4のS46の年賀枚数予測処理を説明する。S100では、CPU22は、メモリ24に記憶されている年賀印刷枚数(図3のS22参照)が1枚以上であるのか否かを判断する。CPU22は、年賀印刷枚数が1枚以上であると判断する場合(S100でYES)に、S102において、年賀印刷枚数(即ち昨年度に作成された年賀状の枚数)を仮年賀枚数として決定する。仮年賀枚数は、今年度に作成すべき年賀状の枚数の予測に利用される枚数である。一方、CPU22は、年賀印刷枚数が0枚であると判断する場合(S100でNO)に、S110に進む。
S110では、CPU22は、メモリ24に記憶されている喪中印刷枚数(図3のS22参照)が1枚以上であるのか否かを判断する。CPU22は、喪中印刷枚数が1枚以上であると判断する場合(S110でYES)に、S112において、喪中印刷枚数(即ち昨年度に作成された喪中はがきの枚数)を仮年賀枚数として決定する。一方、CPU22は、喪中印刷枚数が0枚であると判断する場合(S110でNO)に、S120に進む。
S120では、CPU22は、メモリ24に記憶されている暑中印刷枚数(図3のS12参照)が1枚以上であるのか否かを判断する。CPU22は、暑中印刷枚数が1枚以上であると判断する場合(S120でYES)に、S122において、暑中印刷枚数(即ち今年度に作成された暑中見舞いはがきの枚数)を仮年賀枚数として決定する。S102、S112、及び、S122のいずれかが終了すると、CPU22は、S130において、今年度に作成すべき年賀状の枚数を通知する通知処理(図6参照)を実行する。S130が終了すると、図5の処理が終了する。一方、CPU22は、暑中印刷枚数が0枚であると判断する場合(S120でNO)に、S140に進む。
S140では、CPU22は、住所テーブル30内の全ての住所情報の個数をカウントする。S142では、CPU22は、カウント済みの住所情報の個数を今年度に作成すべき年賀状の枚数(以下では「予測年賀枚数」と呼ぶ)として決定し、決定済みの予測年賀枚数を含む通知画面SC2を表示部12に表示する。即ち、昨年度の年賀状、昨年度の喪中はがき、及び、今年度の暑中見舞いはがきのいずれの挨拶状も作成されていない場合には、住所テーブル30内の全ての住所情報の個数が予測年賀枚数としてユーザに通知される。これにより、ユーザは、予測年賀枚数を知ることができる。
S144では、CPU22は、喪中はがきの送付元に年賀状を送付するのか否かをユーザに問い合わせるための問合画面SC3を表示部12に表示する。問合画面SC3は、喪中はがきの送付元に年賀状を送付することを示すラジオボタン「はい」と、当該年賀状を送付しないことを示すラジオボタン「いいえ」と、を含む。
S146では、CPU22は、ラジオボタン「はい」がユーザによって選択されたのか否かを判断する。CPU22は、ラジオボタン「はい」がユーザによって選択されたと判断する場合(S146でYES)に、喪中設定フラグ40を「OFF」から「ON」に変更する。S148が終了すると、図5の処理が終了する。一方、CPU22は、ラジオボタン「いいえ」がユーザによって選択されたと判断する場合(S146でNO)に、S148をスキップして、図5の処理を終了する。
(通知処理;図6)
図6を参照して、図5のS130の通知処理を説明する。S160では、CPU22は、住所テーブル30内のいずれかの喪中受取フラグ32bが「ON」であるのか否かを判断する。CPU22は、いずれかの喪中受取フラグ32bが「ON」であると判断する場合(S160でYES)に、S162において、「ON」に設定されている喪中受取フラグ32bの個数をカウントする。そして、CPU22は、カウント済みの個数を今年度に受け取った喪中はがきの枚数(以下では「喪中受取枚数」と呼ぶ)として決定する。一方、CPU22は、全ての喪中受取フラグ32bが「OFF」であると判断する場合(S160でNO)に、S164に進む。
S164では、CPU22は、喪中設定フラグ40が「ON」であるのか否かを判断する。CPU22は、喪中設定フラグ40が「ON」であると判断する場合(S164でYES)に、S166をスキップして、S170に進む。一方、喪中設定フラグ40が「OFF」であると判断する場合(S164でNO)に、S166において、今年度に受け取った喪中はがきの枚数をユーザに確認するための確認画面SC4を表示部12に表示する。確認画面SC4は、受け取り済みの喪中はがきの枚数を入力するための入力欄を含む。CPU22は、確認画面SC4内の入力欄に入力された枚数を喪中受取枚数として決定する。S166が終了すると、S170に進む。
S170では、CPU22は、住所情報を新たに入力するための住所入力画面SC5を表示部12に表示する。住所入力画面SC5は、住所情報を入力するための入力欄を含む。CPU22は、入力欄に住所情報がユーザによって入力されて、住所入力画面SC5内のアイコン「はい」がユーザによって選択される場合に、入力済みの住所情報を住所テーブル30に記憶する。また、CPU22は、入力欄に住所情報がユーザによって入力されて、住所入力画面SC5内のアイコン「次」がユーザによって選択される場合に、入力済みの住所情報を住所テーブル30に記憶すると共に、次の住所情報を入力するための入力欄を含む住所入力画面SC5を再び表示する。これにより、ユーザは、複数個の住所情報を入力することができる。また、CPU22は、住所入力画面SC5内のアイコン「いいえ」がユーザによって選択される場合に、住所入力画面SC5の表示を終了して、S172に進む。なお、変形例では、CPU22は、住所入力画面SC5のみならず、住所テーブル30の中から住所情報を削除するための操作を受け付けるための削除画面を表示してもよい。また、変形例では、CPU22は、S170の処理を実行しなくてもよい。
S172では、CPU22は、住所テーブル30内の住所情報の個数の増減数を計算する。具体的には、CPU22は、図5のS102又はS112において、年賀印刷枚数又は喪中印刷枚数を仮年賀枚数として決定した場合には、住所テーブル30に現在記憶されている全ての住所情報の個数(以下では「現在住所数」と呼ぶ)からメモリ24に記憶されている2月の時点の住所数(図3のS26参照)を減算することによって増減数を算出する。即ち、この場合の増減数は、昨年度の2月1日から本日に至るまでに増加又は減少した住所情報の個数を示す。
また、CPU22は、図5のS122において、暑中印刷枚数を仮年賀枚数として決定した場合には、現在住所数からメモリ24に記憶されている8月の時点の住所数(図3のS16参照)を減算することによって増減数を算出する。即ち、この場合の増減数は、今年度の8月7日から本日に至るまでに増加又は減少した住所情報の個数を示す。
S174では、CPU22は、喪中設定フラグ40が「ON」であるのか否かを判断する。CPU22は、喪中設定フラグ40が「ON」であると判断する場合(S174でYES)に、S176において、仮年賀枚数に増減数を加算することによって今年度に作成すべき年賀状の枚数(即ち予測年賀枚数)を算出する。喪中設定フラグ40が「ON」であるということは、ユーザが喪中はがきの送付元に年賀状を送付することを意味するので、喪中はがきを受け取った枚数である喪中受取枚数が減算されることなく予測年賀枚数が算出される。これにより、喪中はがきの送付元に年賀状を送付するユーザに対して、適切な予測年賀枚数を通知することができる。
一方、CPU22は、喪中設定フラグ40が「OFF」であると判断する場合(S174でNO)に、S178において、仮年賀枚数から喪中受取枚数を減算することによって減算値を算出し、減算値に増減数を加算することによって予測年賀枚数を算出する。喪中設定フラグ40が「OFF」であるということは、ユーザが喪中はがきの送付元に年賀状を送付しないことを意味するので、喪中はがきを受け取った枚数である喪中受取枚数が減算されることによって予測年賀枚数が算出される。これにより、喪中はがきの送付元に年賀状を送付しないユーザに対して、適切な予測年賀枚数を通知することができる。
S190では、CPU22は、S176又はS178で算出された予測年賀枚数を含む通知画面SC6を表示部12に表示する。これにより、ユーザは、予測年賀枚数を知ることができる。S190が終了すると、図6の処理が終了する。
(寒中枚数予測処理;図7)
図7を参照して、図4のS54の寒中枚数予測処理を説明する。S200では、CPU22は、住所テーブル30内のいずれかの喪中印刷フラグ32aが「ON」であるのか否かを判断する。CPU22は、いずれかの喪中印刷フラグ32aが「ON」であると判断する場合(S200でYES)、即ち、ユーザが喪中である場合に、S202に進む。
S202では、CPU22は、住所テーブル30内の全ての住所情報の中から、「OFF」に設定されている喪中印刷フラグ32aと、「ON」に設定されている年賀受取フラグ31bと、の双方に対応付けられている住所情報を特定する。当該住所情報が存在するということは、ユーザが喪中はがきを送付していない相手から年賀状を受け取ったこと、即ち、当該相手に寒中見舞いはがきを送付すべきことを意味する。
S204では、CPU22は、S202で1個以上の住所情報が特定されたのか否かを判断する。CPU22は、1個以上の住所情報が特定されたと判断する場合(S204でYES)、即ち、ユーザが喪中はがきを送付していない相手から年賀状を受け取った場合に、S210において、特定済みの1個以上の住所情報の個数を今年度に作成すべき寒中見舞いはがきの枚数(以下では「予測寒中枚数」と呼ぶ)として決定し、予測寒中枚数を含む通知画面SC7を表示部12に表示する。通知画面SC7は、さらに、喪中はがきを送付していない相手から年賀状を受け取ったことを示すメッセージを含む。これにより、ユーザは、予測寒中枚数を知ることができる。S210が終了すると、図7の処理が終了する。一方、CPU22は、1個の住所情報も特定されなかったと判断する場合(S204でNO)に、S210をスキップして、図7の処理を終了する。
また、CPU22は、全ての喪中印刷フラグ32aが「OFF」であると判断する場合(S200でNO)、即ち、ユーザが喪中でない場合に、S220に進む。S220では、CPU22は、住所テーブル30内の全ての年賀印刷フラグ31aが「OFF」であるのか否かを判断する。CPU22は、全ての年賀印刷フラグ31aが「OFF」であると判断する場合(S220でYES)、即ち、今年度に1枚の年賀状も作成していない場合に、S222に進む。一方、CPU22は、いずれかの年賀印刷フラグ31aが「ON」であると判断する場合(S220でNO)、即ち、今年度に1枚以上の年賀状を作成済みである場合に、S222以降の処理をスキップして、図7の処理を終了する。
S222では、CPU22は、住所テーブル30内のいずれかの年賀受取フラグ31bが「ON」であるのか否かを判断する。CPU22は、いずれかの年賀受取フラグ31bが「ON」であると判断する場合(S222でYES)に、S224に進む。ここで、いずれかの年賀受取フラグ31bが「ON」であるということは、ユーザが年賀状を送付していない相手から年賀状を受け取ったこと、即ち、当該相手に寒中見舞いはがきを送付すべきことを意味する。
S224では、CPU22、「ON」に設定されている年賀受取フラグ31bの個数をカウントする。そして、CPU22は、カウント済みの個数を今年度に受け取った年賀状の枚数(以下では「年賀受取枚数」と呼ぶ)として決定する。
S230では、CPU22は、S224で決定された年賀受取枚数を予測寒中枚数として決定し、予測寒中枚数を含む通知画面SC8を表示部12に表示する。通知画面SC8は、さらに、年賀状を受け取ったことを示すメッセージを含む。これにより、ユーザは、予測寒中枚数を知ることができる。S230が終了すると、図7の処理が終了する。
また、CPU22は、全ての年賀受取フラグ31bが「OFF」であると判断する場合(S222でNO)に、S224及びS230をスキップして、図7の処理を終了する。
(予測年賀枚数の具体例;図8)
図8を参照して、図5の予測年賀枚数処理によって予測される予測年賀枚数の具体例を説明する。
(パターンP1-1)
パターンP1-1は、以下の状況を想定している。昨年度に40枚の年賀状が作成されたことに起因して、メモリ24には、年賀印刷枚数「40」が記憶されている(図3のS22)。喪中設定フラグ40が「ON」に設定されている(図5のS148)。ユーザが受け取った2枚の喪中はがきのスキャンが実行されたことに起因して(図2のT150~T160)、2個の住所情報に対応する2個の喪中受取フラグが「ON」に設定されている(即ち喪中受取枚数が「2」である)。また、現在住所数は昨年度の2月の時点の住所数から5個増加している。このため、増減数は「+5」である(図6のS172)。
端末装置10は、今年度の12月1日~1月6日において、ユーザからはがきアプリ28の起動の指示を受け付ける(図2のT100)。端末装置10は、年賀印刷枚数が1枚以上であるので(図5のS100でYES)、年賀印刷枚数「40」を仮年賀枚数「40」として決定する(S102)。端末装置10は、2個の喪中受取フラグ32bが「ON」を示すので(図6のS160でYES)、喪中受取枚数「2」を決定する(S162)。端末装置10は、増減数「+5」を算出する(S172)。そして、端末装置10は、喪中設定フラグ40が「ON」であるので(S174でYES)、喪中受取枚数「2」を利用せずに、仮年賀枚数「40」に増減数「+5」を加算して、予測年賀枚数「45」を算出する(S176)。これにより、端末装置10は、予測年賀枚数「45」を含む通知画面を表示する(S190)。
(パターンP1-2)
パターンP1-2は、喪中設定フラグ40に「OFF」が設定されている点を除いて、パターンP1-1と同様である。この場合、端末装置10は、喪中設定フラグ40が「OFF」であるので(図6のS174でNO)、仮年賀枚数「40」から喪中受取枚数「2」を減算することによって減算値を算出し、さらに、減算値に増減数「+5」を加算して、予測年賀枚数「43」を算出する(S178)。これにより、端末装置10は、予測年賀枚数「43」を含む通知画面を表示する(S190)。
上記のパターンP1-1及びパターンP1-2に示されるように、端末装置10は、今年度の12月1日~1月6日において、ユーザからはがきアプリ28の起動の指示を受け付ける場合に、昨年度の年賀印刷枚数「40」を利用して予測年賀枚数「45(又は43)」を予測し、予測年賀枚数「45(又は43)」をユーザに通知する。これにより、端末装置10は、プリンタで消費される年賀状の枚数を予測してユーザに知らせることができる。
また、端末装置10は、仮年賀枚数「40」に増減数「+5」が加算された枚数を利用して、予測年賀枚数「45(又は43)」を算出する。これにより、昨年度の年賀状のやりとりが行われる期間(即ち12月1日から1月6日)の後に、住所テーブル30に新たな住所情報が記憶される場合に、端末装置10は、当該新たな住所情報を送付先とする年賀状を作成することを考慮して、適切な年賀予測枚数をユーザに知らせることができる。
また、端末装置10は、年賀印刷枚数「40」から喪中受取枚数「2」が減算された枚数を利用して、予測年賀枚数「43」を算出する(パターンP1-2)。これにより、端末装置10は、喪中はがきの送付元に年賀状を送付しないユーザに対して、喪中受取枚数「2」を除いた適切な予測年賀枚数を通知することができる。
また、端末装置10は、喪中フラグの「ON」又は「OFF」に応じて、喪中受取枚数「2」を利用して予測年賀枚数「43」を算出するのか(パターンP1-2)、喪中受取枚数「2」を利用せずに予測年賀枚数「45」を算出するのか(パターンP1-1)、を変える。これにより、端末装置10は、ユーザの意図に応じた適切な予測年賀枚数をユーザに通知することができる。
(パターンP2)
パターンP2は、以下の状況を想定している。昨年度に1枚の年賀状も作成されずに40枚の喪中はがきが作成されたことに起因して、メモリ24には、年賀印刷枚数「0」及び喪中印刷枚数「40」が記憶されている(図3のS22)。喪中設定フラグ40が「OFF」に設定されている(図5のS148)。また、上記のパターンP1-1及びP1-2と同様に、増減数が「+5」である。端末装置10は、年賀印刷枚数が0枚であり、かつ、喪中印刷枚数が1枚以上であるので(図5のS100でNO、S110でYES)、喪中印刷枚数「40」を仮年賀枚数「40」として決定する(S112)。端末装置10は、喪中設定フラグ40が「OFF」であるので(S174でNO)、仮年賀枚数「40」から喪中受取枚数「2」を減算することによって減算値を算出し、さらに、減算値に増減数「+5」を加算して、予測年賀枚数「43」を算出する(S178)。これにより、端末装置10は、予測年賀枚数「43」を含む通知画面を表示する(S190)。
上記のパターンP2に示されるように、端末装置10は、昨年度に年賀状が作成されておらず、喪中はがきが作成されている場合に、昨年度の喪中はがきの枚数「40」を利用して予測年賀枚数「43」を予測して、予測年賀枚数「43」をユーザに通知する。これにより、ユーザは、昨年度に喪中はがきを作成した実績に基づいた適切な予測年賀枚数を知ることができる。
(パターンP3)
パターンP3では、昨年度に1枚の年賀状も1枚の喪中はがきも作成されなかったことに起因して、メモリ24には、年賀印刷枚数「0」及び喪中印刷枚数「0」が記憶されている(図3のS22)。ただし、今年度に40枚の暑中見舞いはがきが作成されたことに起因して、メモリ24には、暑中印刷枚数「40」が記憶されている(図3のS12)。また、現在住所数は、今年度の8月の時点の住所数から4個増加している。その他の状況は、上記のパターンP2と同様である。端末装置10は、年賀印刷枚数及び喪中印刷枚数が0枚であり、かつ、暑中印刷枚数が1枚以上であるので(図5のS100でNO、S110でNO、S120でYES)、暑中印刷枚数「40」を仮年賀枚数「40」として決定する(S122)。端末装置10は、喪中設定フラグ40が「OFF」であるので(S174でNO)、仮年賀枚数「40」から喪中受取枚数「2」を減算することによって減算値を算出し、さらに、減算値に増減数「+4」を加算して、予測年賀枚数「42」を算出する(S178)。これにより、端末装置10は、予測年賀枚数「42」を含む通知画面を表示する(S190)。
上記のパターンP3に示されるように、端末装置10は、昨年度に年賀状及び喪中はがきが作成されておらず、今年度に暑中見舞いはがきが作成されている場合に、今年度の暑中見舞いはがきの枚数「40」を利用して予測年賀枚数「42」を予測して、予測年賀枚数「42」をユーザに通知する。これにより、ユーザは、今年度に暑中見舞いはがきを作成した実績に基づいた適切な予測年賀枚数を知ることができる。
(予測寒中枚数の具体例)
続いて、図8を参照して、図7の予測寒中枚数処理によって予測される予測寒中枚数の具体例を示すパターンP4及びパターンP5を説明する。これらのパターンでは、住所テーブル30には、10個の住所情報AI1~AI10が記憶されている。
(パターンP4)
パターンP4では、今年度に8個の住所情報AI3~AI10を送付先とする8枚の喪中はがきが作成されたことに起因して(図2のT120)、8個の住所情報AI3~AI10に対応する8個の喪中印刷フラグ32aが「ON」に設定されている(T124)。一方、2個の住所情報AI1、AI2に対応する2個の喪中印刷フラグ32aが「OFF」に設定されている。また、ユーザが受け取った2枚の年賀状のスキャンが実行されたことに起因して、当該2枚の年賀状の送付元である2個の住所情報AI1、AI2に対応する2個の年賀受取フラグ31bが「ON」に設定されている(図2のT150~T160)。
端末装置10は、今年度の1月7日~1月31日において、ユーザからはがきアプリ28の起動の指示を受け付ける(図2のT100)。端末装置10は、8個の喪中印刷フラグ32aが「ON」に設定されているので(図7のS200でYES)、住所情報AI1~AI10の中から、「OFF」に設定されている喪中印刷フラグ32aと、「ON」に設定されている年賀受取フラグ31bと、の双方に対応付けられている2個の住所情報AI1、AI2を特定する(S202)。端末装置10は、特定済みの住所情報AI1、AI2の個数「2」を予測寒中枚数「2」として決定し、予測寒中枚数「2」を含む通知画面を表示する(S210)。
上記のパターンP4に示されるように、端末装置10は、喪中はがきを送付していない相手から年賀状を受け取った場合、即ち、当該相手に寒中見舞いはがきを送付すべき場合に、当該相手の住所情報AI1、AI2の個数「2」を予測寒中枚数「2」として決定し、予測寒中枚数「2」を含む通知画面を表示する。このために、適切な予測寒中枚数をユーザに通知することができる。
(パターンP5)
本パターンでは、今年度に1枚の年賀状も1枚の喪中はがきも作成されていない。このため、10個の住所情報AI1~AI10に対応する10個の年賀印刷フラグ31a及び喪中印刷フラグ32aが「OFF」に設定されている。また、ユーザが受け取った8枚の年賀状のスキャンが実行されたことに起因して、当該8枚の年賀状の送付元である8個の住所情報AI1~AI8に対応する8個の年賀受取フラグ31bが「ON」に設定されている(図2のT150~T160)。
端末装置10は、住所テーブル30内の全ての年賀印刷フラグ31aが「OFF」であり、かつ、8個の年賀受取フラグ31bが「ON」であるので(図7のS220でYES、S222でYES)、年賀受取枚数「8」を決定し(S224)、年賀受取枚数「8」を予測寒中枚数「8」として決定し、予測寒中枚数「8」を含む通知画面を表示する(S230)。
上記のパターンP5に示されるように、端末装置10は、ユーザが年賀状も送付していない相手から年賀状を受け取った場合、即ち、当該相手に寒中見舞いはがきを送付すべき場合に、当該相手の住所情報の個数である年賀受取枚数「8」を予測寒中枚数「8」として決定し、予測寒中枚数「8」を含む通知画面を表示する。このために、適切な予測寒中枚数をユーザに通知することができる。
(対応関係)
多機能機100が、「プリンタ」の一例である。年賀画像、喪中画像が、それぞれ、「第1種の挨拶状画像」、「第2種の挨拶状画像」の一例である。図1の「ON」を示す年賀印刷フラグ31a、「ON」を示す喪中印刷フラグ32a、「ON」を示す年賀受取フラグ31bが、それぞれ、「年賀印刷情報」、「喪中印刷情報」、「年賀受取情報」の一例である。図2のT100において起動アイコンの選択することが、「所定の指示」の一例である。図2のメニュー画面MS内のスキャンアイコンA5を選択することが、「受取指示」の一例である。図4のS40の12月1日~1月6日、S50の1月7日~1月31日、が、それぞれ、「第1の期間」、「第3の期間」の一例である。「ON」を示す喪中設定フラグ40、図5の問合画面SC3が、それぞれ、「所定の情報」、「問合画面」の一例である。2月の時点の住所数、図6のS172の増減数が、それぞれ、「実績住所数」「差分数」の一例である。図8のパターンP1-1における年賀印刷枚数「40」、パターンP2における喪中印刷枚数「40」が、それぞれ、「第1の実績量」、「第2の実績量」の一例である。図8のパターンP1-1における年賀予測枚数「45」が、「第1の消費量情報」の一例である。図8における昨年度、図8における今年度が、それぞれ、「第1の年度」、「第2の年度」の一例である。昨年度において喪中はがきを作成した期間が、「第2の期間」の一例である。図8のパターンP5における予測寒中枚数「8」、パターンP4における予測寒中枚数「2」、パターンP4における住所情報AI1、AI2が、それぞれ、「第2の消費量情報」、「第3の消費量情報」、「1個以上の住所情報」の一例である。
図2のT120が、「第1(又は第2、第3)の印刷処理部」によって実現される処理の一例である。図2のT124、T160が、それぞれ、「第1(又は第3、第5)の情報記憶部」、「第4(又は第6)の情報記憶部」によって実現される処理の一例である。図3のS22、図3のS12又はS22が、それぞれ、「第1の実績量記憶部」、「第2の実績量記憶部」によって実現される処理の一例である。図3のS26が、「住所数記憶部」によって実現される処理の一例である。図5のS144、図5のS148が、「問合画面制御部」、「第2の情報記憶部」によって実現される処理の一例である。図6のS176又はS178、図6のS190が、それぞれ、「第1の予測部」、「第1の通知部」によって実現される処理の一例である。図7のS224、図7のS230が、それぞれ、「第2の予測部」、「第2の通知部」によって実現される処理の一例である。図7のS202が、「特定部」によって実現される処理の一例である。図7のS210が、「第3の予測部」、「第3の通知部」によって実現される処理の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)上記の実施例では、端末装置10は、年賀状のやりとりが行われる期間(12月1日から1月6日)において、年賀枚数予測処理を実行する(図4のS46)。これに代えて、端末装置10は、年賀状以外の他の挨拶状、例えば、暑中見舞いはがき、クリスマスカード等のやりとりが行われる期間において、今年度に作成すべき上記の他の挨拶状の枚数を予測して通知する処理を実行してもよい。本変形例では、暑中見舞いはがき、クリスマスカード等を作成するための画像が、「第1種の挨拶状画像」の一例である。
(変形例2)上記の実施例では、端末装置10は、年賀予測枚数を通知する(図6のS190)。これに代えて、端末装置10は、今年度に年賀状を作成する際の多機能機100で消費されるインクの予測量を通知してもよい。この場合、端末装置10は、昨年度に年賀画像の印刷を多機能機100に実行させた場合(図2のT120参照)に、当該年賀画像を表わす画像データを解析して、当該年賀画像の印刷に必要なインクの消費量を推測し記憶してもよい。なお、端末装置10は、多機能機100から当該年賀画像の印刷で消費されたインクの消費量を取得して記憶してもよい。そして、端末装置10は、図6のS176又はS178で予測年賀枚数を算出した後に、算出済みの予測年賀枚数に記憶済みのインクの消費量を乗算することによって、インクの予測量を算出して通知してもよい。本変形例では、記憶済みのインクの消費量、インクの予測量が、それぞれ、「第1の実績量」、「第1の消費量情報」の一例である。
(変形例3)上記の実施例では、端末装置10は、ユーザが受け取った年賀状のスキャンを多機能機100に実行させることによって、年賀受取フラグ31bを「ON」に設定する(図2のT160)。これに代えて、端末装置10は、住所テーブル30内の全ての住所情報のそれぞれについて、当該住所情報の相手から年賀状を受け取ったことをチェックするためのボックスを含むチェック画面を表示してもよい。そして、端末装置10は、チェック画面内のボックスがユーザによって選択される場合に、選択済みのボックスの住所情報に対応する年賀受取フラグ31bを「ON」に設定してもよい。本変形例では、チェック画面内のボックスを選択することが「受取指示」の一例である。
(変形例4)端末装置10は、喪中印刷フラグ32aを記憶していなくてもよく、図4のS44の処理を実行しなくてもよい。本変形例では、「第1の情報記憶部」を省略可能である。
(変形例5)端末装置10は、図6のS160~S166の処理及びS174、S178の処理を実行せず、S172の後にS176を実行してもよい。本変形例では、S176が、「第1の予測部」によって実現される処理の一例である。
(変形例6)メモリ24は、喪中設定フラグ40を記憶していなくてもよく、端末装置10は、図5のS144~S148及び図6のS174の処理を実行せず、S172の後にS178を実行してもよい。本変形例では、「問合画面制御部」、「第2の情報記憶部」を省略可能である。
(変形例7)住所テーブル30は、喪中印刷フラグ32a、暑中印刷フラグ34aを記憶しなくてもよい。端末装置10は、図2のT124において、年賀印刷フラグ31aを「ON」に設定する処理のみを実行してもよい。そして、端末装置10は、図5のS110~S122の処理を実行しなくてもよい。本変形例では、「第2の実績量記憶部」を省略可能である。
(変形例8)端末装置10は、図5のS140及びS142の処理を実行しなくてもよい。本変形例では、「第1の予測部」は、メモリに記憶されている住所情報の個数を利用しなくてもよい。
(変形例9)端末装置10は、図3のS26の処理及び図6のS172の処理を実行しなくてもよい。本変形例では、「住所数記憶部」を省略可能である。
(変形例10)端末装置10は、図7のS220~S230の処理を実行しなくてもよい。本変形例では、「第2の予測部」、「第2の通知部」を省略可能である。
(変形例11)端末装置10は、図7のS200~S210の処理を実行しなくてもよい。本変形例では、「特定部」、「第3の予測部」、「第3の通知部」を省略可能である。
(変形例12)上記の各実施例では、端末装置10のCPU22がプログラム26、28(即ちソフトウェア)を実行することによって、図2~図7の各処理が実現される。これに代えて、いずれかの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
以下に、本明細書で開示する技術の特徴を列挙する。
(項目1)
端末装置のコンピュータプログラムであって、
前記端末装置のコンピュータを、
第1の年度内の第1の期間において、第1種の挨拶状画像の印刷をプリンタに実行させる第1の印刷処理部と、
前記第1の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた際の前記プリンタで消費された消耗品の量である第1の実績量を前記端末装置のメモリに記憶する第1の実績量記憶部と、
前記第1の年度の次の第2の年度内の前記第1の期間において、ユーザから所定の指示を受け付ける場合に、前記メモリ内の前記第1の実績量を利用して、前記第2の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量である第1の消費量情報を予測する第1の予測部と、
予測済みの前記第1の消費量情報を前記ユーザに通知する第1の通知部と、
として機能させる、コンピュータプログラム。
(項目2)
前記第1の消費量情報は、前記第1の実績量とは異なる、項目1に記載のコンピュータプログラム。
(項目3)
前記消耗品の量は、印刷媒体の枚数を含む、項目1又は2に記載のコンピュータプログラム。
(項目4)
前記第1種の挨拶状画像は、年賀状を作成するための年賀画像である、項目1から3のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(項目5)
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
喪中はがきを作成するための喪中画像の印刷を前記プリンタに実行させる第2の印刷処理部と、
前記喪中画像の印刷を前記プリンタに実行させる場合に、前記喪中画像の印刷を前記プリンタに実行させたことを示す喪中印刷情報を前記メモリに記憶する第1の情報記憶部と、
として機能させ、
前記第2の年度内の前記第1の期間において、前記ユーザから前記所定の指示を受け付け、かつ、前記喪中印刷情報が前記メモリに記憶されていない場合に、
前記第1の予測部は、前記第1の消費量情報を予測し、
前記第1の通知部は、前記第1の消費量情報を前記ユーザに通知し、
前記第1の通知部は、前記第2の年度内の前記第1の期間において、前記ユーザから前記所定の指示を受け付け、かつ、前記喪中印刷情報が前記メモリに記憶されている場合に、前記第1の消費量情報を前記ユーザに通知しない、項目4に記載のコンピュータプログラム。
(項目6)
前記消耗品の量は、印刷媒体の枚数を含み、
前記第1の予測部は、前記第1の実績量から前記第2の年度内に受け取った喪中はがきの枚数が減算された量を利用して、前記第1の消費量情報を予測する、項目4又は5に記載のコンピュータプログラム。
(項目7)
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
喪中はがきの送付元に年賀状を送付するのか否かを前記ユーザに問い合わせる問合画面を前記端末装置の表示部に表示する問合画面制御部と、
前記問合画面において、前記喪中はがきの前記送付元に前記年賀状を送付することが前記ユーザによって選択される場合に、所定の情報を前記メモリに記憶する第2の情報記憶部と、
として機能させ、
前記第1の予測部は、
前記所定の情報が前記メモリに記憶されていない場合に、前記第1の実績量から前記第2の年度内に受け取った前記喪中はがきの前記枚数が減算された量を利用して、前記第1の消費量情報を予測し、
前記所定の情報が前記メモリに記憶されている場合に、前記第2の年度内に受け取った前記喪中はがきの前記枚数を利用せずに、前記第1の実績量を利用して、前記第1の消費量情報を予測する、項目6に記載のコンピュータプログラム。
(項目8)
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記第2の年度内の前記第1の期間より前の第2の期間において、前記第1種の挨拶状画像とは異なる第2種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させる第3の印刷処理部と、
前記第2の期間において前記第2種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた際の前記プリンタで消費された消耗品の量である第2の実績量を前記メモリに記憶する第2の実績量記憶部と、
として機能させ、
前記第1の予測部は、
前記第1の年度内の前記第1の期間において、前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた場合に、前記第1の実績量を利用して、前記第1の消費量情報を予測し、
前記第1の年度内の前記第1の期間において、前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させず、前記第2の期間において、前記第2種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた場合に、前記第2の実績量を利用して、前記第1の消費量情報を予測する、項目1から7のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(項目9)
前記第1の予測部は、前記第2の年度内の前記第1の期間より前に、前記第1種の挨拶状画像を含む複数種類の挨拶状画像のうちのいずれの挨拶状画像の印刷も前記プリンタに実行させていない場合に、前記メモリに記憶されている住所情報の個数を利用して、前記第1の消費量情報を予測する、項目1から8のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(項目10)
前記消耗品の量は、印刷媒体の枚数を含み、
前記コンピュータプログラムは、さらに、
前記第1の年度内の前記第1の期間が終了する際に、前記メモリに記憶されている住所情報の個数である実績住所数を前記メモリに記憶する住所数記憶部として機能させ、
前記第1の予測部は、
前記メモリに現在記憶されている住所情報の個数から前記メモリ内の実績住所数を減算することによって差分数を算出し、
前記第1の実績量に前記差分数が加算された量を利用して、前記第1の消費量情報を予測する、項目1から9のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(項目11)
前記第1種の挨拶状画像は、年賀状を作成するための年賀画像であり、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記年賀画像の印刷を前記プリンタに実行させる場合に、前記年賀画像の印刷を前記プリンタに実行させたことを示す年賀印刷情報を前記メモリに記憶する第3の情報記憶部と、
前記第2の年度内において、年賀状を受け取ったことを示す受取指示を前記ユーザから受け付ける場合に、前記メモリに記憶されている複数個の住所情報のうち、受け取り済みの前記年賀状の送付元の住所情報に対応付けて、前記年賀状を受け取ったことを示す年賀受取情報を前記メモリに記憶する第4の情報記憶部と、
前記年賀印刷情報が前記メモリに記憶されていない状態で、前記第2の年度内の前記第1の期間より後の前記第2の年度内の第3の期間において、前記ユーザから前記所定の指示を受け付ける場合に、前記メモリに記憶されている1個以上の前記年賀受取情報の個数を利用して、寒中見舞いはがきを作成するための寒中見舞い画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量を示す第2の消費量情報を予測する第2の予測部と、
予測済みの前記第2の消費量情報を前記ユーザに通知する第2の通知部と、
として機能させ、
前記第2の通知部は、前記年賀印刷情報が前記メモリに記憶されている場合に、前記第2の消費量情報を前記ユーザに通知しない、項目1から10のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(項目12)
前記第1種の挨拶状画像は、年賀状を作成するための年賀画像であり、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記メモリに記憶されている複数個の住所情報のうち、前記ユーザによって選択された住所情報に送付されるべき喪中はがきを作成するための喪中画像の印刷を前記プリンタに実行させる第2の印刷処理部と、
選択済みの前記住所情報と、前記喪中画像の印刷を前記プリンタに実行させたことを示す喪中印刷情報と、を対応付けて前記メモリに記憶する第5の情報記憶部と、
前記第2の年度内において、年賀状を受け取ったことを示す受取指示を前記ユーザから受け付ける場合に、前記複数個の住所情報のうち、受け取り済みの前記年賀状の送付元の住所情報に対応付けて、前記年賀状を受け取ったことを示す年賀受取情報を前記メモリに記憶する第6の情報記憶部と、
前記複数個の住所情報の中から、前記年賀受取情報が対応付けられており、かつ、前記喪中印刷情報が対応付けられていない1個以上の住所情報を特定する特定部と、
前記第2の年度内の前記第1の期間より後の前記第2の年度内の第3の期間において、前記ユーザから前記所定の指示を受け付ける場合に、特定済みの前記1個以上の住所情報の個数を利用して、寒中見舞いはがきを作成するための寒中見舞い画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量を示す第3の消費量情報を予測する第3の予測部と、
予測済みの前記第3の消費量情報を前記ユーザに通知する第3の通知部と、
として機能させる、項目1から10のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(項目13)
端末装置であって、
第1の年度内の第1の期間において、第1種の挨拶状画像の印刷をプリンタに実行させる第1の印刷処理部と、
前記第1の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた際の前記プリンタで消費された消耗品の量である第1の実績量を前記端末装置のメモリに記憶する第1の実績量記憶部と、
前記第1の年度の次の第2の年度内の前記第1の期間において、ユーザから所定の指示を受け付ける場合に、前記メモリ内の前記第1の実績量を利用して、前記第2の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量である第1の消費量情報を予測する第1の予測部と、
予測済みの前記第1の消費量情報を前記ユーザに通知する第1の通知部と、
を備える、端末装置。
1:端末装置、2:通信システム、10:端末装置、12:表示部、14:無線LANI/F、20:制御部、22:CPU、24:メモリ、26:OSプログラム、28:はがきアプリ、30:住所テーブル、31a:年賀印刷フラグ、31b:年賀受取フラグ、32a:喪中印刷フラグ、32b:喪中受取フラグ、33a:寒中印刷フラグ、34a:暑中印刷フラグ、40:喪中設定フラグ、100:多機能機、A1:年賀アイコン、A2:喪中アイコン、A3:寒中アイコン、A4:暑中アイコン、A5:スキャンアイコン、AI1、AI2、AI3:住所情報、MS:メニュー画面、SC1:確認画面、SC2:通知画面、SC3:問合画面、SC4:確認画面、SC5:住所入力画面、SC6:通知画面、SC7:通知画面、SC8:通知画面

Claims (13)

  1. 端末装置のコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置のコンピュータを、
    第1の年度内の第1の期間において、第1種の挨拶状画像の印刷をプリンタに実行させる第1の印刷処理部と、
    前記第1の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた際の前記プリンタで消費された消耗品の量である第1の実績量を前記端末装置のメモリに記憶する第1の実績量記憶部であって、前記消耗品の量は、印刷媒体の枚数を含む、前記第1の実績量記憶部と、
    喪中はがきの送付元に年賀状を送付するのか否かをユーザに問い合わせる問合画面を前記端末装置の表示部に表示する問合画面制御部と、
    前記問合画面において、前記喪中はがきの前記送付元に前記年賀状を送付することが前記ユーザによって選択される場合に、所定の情報を前記メモリに記憶する第2の情報記憶部と、
    前記所定の情報が前記メモリに記憶されていない場合において、前記第1の年度の次の第2の年度内の前記第1の期間に、前記ユーザから所定の指示を受け付ける場合に、前記メモリ内の前記第1の実績量から前記第2の年度内に受け取った喪中はがきの枚数が減算された量を利用して、前記第2の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量である第1の消費量情報を予測する第1の予測部であって、前記所定の情報が前記メモリに記憶されている場合において、前記第2の年度内の前記第1の期間に、前記ユーザから前記所定の指示を受け付ける場合に、前記第2の年度内に受け取った前記喪中はがきの前記枚数を利用せずに、前記第1の実績量を利用して、前記第1の消費量情報を予測する前記第1の予測部と、
    予測済みの前記第1の消費量情報を前記ユーザに通知する第1の通知部と、
    として機能させる、コンピュータプログラム。
  2. 端末装置のコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置のコンピュータを、
    第1の年度内の第1の期間において、第1種の挨拶状画像の印刷をプリンタに実行させる第1の印刷処理部と、
    前記第1の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた際の前記プリンタで消費された消耗品の量である第1の実績量を前記端末装置のメモリに記憶する第1の実績量記憶部であって、前記消耗品の量は、印刷媒体の枚数を含む、前記第1の実績量記憶部と、
    前記第1の年度内の前記第1の期間が終了する際に、前記メモリに記憶されている住所情報の個数である実績住所数を前記メモリに記憶する住所数記憶部と、
    前記第1の年度の次の第2の年度内の前記第1の期間において、ユーザから所定の指示を受け付ける場合に、前記メモリ内の前記第1の実績量に差分数が加算された量を利用して、前記第2の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量である第1の消費量情報を予測する第1の予測部であって、前記差分数は、前記メモリに現在記憶されている住所情報の個数から前記メモリ内の前記実績住所数を減算することによって算出される、前記第1の予測部と、
    予測済みの前記第1の消費量情報を前記ユーザに通知する第1の通知部と、
    として機能させる、コンピュータプログラム。
  3. 端末装置のコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置のコンピュータを、
    第1の年度内の第1の期間において、第1種の挨拶状画像の印刷をプリンタに実行させる第1の印刷処理部と、
    前記第1の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた際の前記プリンタで消費された消耗品の量である第1の実績量を前記端末装置のメモリに記憶する第1の実績量記憶部と、
    前記第1の年度内の第2の期間において、前記第1種の挨拶状画像とは異なる第2種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させる第3の印刷処理部と、
    前記第2の期間において前記第2種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた際の前記プリンタで消費された消耗品の量である第2の実績量を前記メモリに記憶する第2の実績量記憶部と、
    前記第1の年度内の前記第1の期間において、前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた場合において、前記第1の年度の次の第2の年度内の前記第1の期間に、ユーザから所定の指示を受け付ける場合に、前記メモリ内の前記第1の実績量を利用して、前記第2の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量である第1の消費量情報を予測する第1の予測部であって、前記第1の年度内の前記第1の期間において、前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させず、前記第2の期間において、前記第2種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた場合において、前記第2の年度内の前記第1の期間に、前記ユーザから前記所定の指示を受け付ける場合に、前記第2の実績量を利用して、前記第1の消費量情報を予測する、前記第1の予測部と、
    予測済みの前記第1の消費量情報を前記ユーザに通知する第1の通知部と、
    として機能させる、コンピュータプログラム。
  4. 前記第1種の挨拶状画像は、年賀状を作成するための年賀画像である、請求項1から3のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  5. 端末装置のコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置のコンピュータを、
    第1の年度内の第1の期間において、年賀状を作成するための年賀画像である第1種の挨拶状画像の印刷をプリンタに実行させる第1の印刷処理部と、
    前記第1の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた際の前記プリンタで消費された消耗品の量である第1の実績量を前記端末装置のメモリに記憶する第1の実績量記憶部と、
    前記年賀画像の印刷を前記プリンタに実行させる場合に、前記年賀画像の印刷を前記プリンタに実行させたことを示す年賀印刷情報を前記メモリに記憶する第3の情報記憶部と、
    前記第1の年度の次の第2の年度内において、前記年賀状を受け取ったことを示す受取指示をユーザから受け付ける場合に、前記メモリに記憶されている複数個の住所情報のうち、受け取り済みの前記年賀状の送付元の住所情報に対応付けて、前記年賀状を受け取ったことを示す年賀受取情報を前記メモリに記憶する第4の情報記憶部と、
    記第2の年度内の前記第1の期間において、前記ユーザから所定の指示を受け付ける場合に、前記メモリ内の前記第1の実績量を利用して、前記第2の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量である第1の消費量情報を予測する第1の予測部と、
    予測済みの前記第1の消費量情報を前記ユーザに通知する第1の通知部と、
    前記年賀印刷情報が前記メモリに記憶されていない状態で、前記第2の年度内の前記第1の期間より後の前記第2の年度内の第3の期間において、前記ユーザから前記所定の指示を受け付ける場合に、前記メモリに記憶されている1個以上の前記年賀受取情報の個数を利用して、寒中見舞いはがきを作成するための寒中見舞い画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量を示す第2の消費量情報を予測する第2の予測部と、
    前記年賀印刷情報が前記メモリに記憶されていない場合に、予測済みの前記第2の消費量情報を前記ユーザに通知する第2の通知部であって、前記年賀印刷情報が前記メモリに記憶されている場合に、前記第2の消費量情報は前記ユーザに通知されない、前記第2の通知部と、
    として機能させる、コンピュータプログラム。
  6. 端末装置のコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置のコンピュータを、
    第1の年度内の第1の期間において、年賀状を作成するための年賀画像である第1種の挨拶状画像の印刷をプリンタに実行させる第1の印刷処理部と、
    前記第1の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた際の前記プリンタで消費された消耗品の量である第1の実績量を前記端末装置のメモリに記憶する第1の実績量記憶部と、
    前記第1の年度の次の第2の年度内の前記第1の期間において、ユーザから所定の指示を受け付ける場合に、前記メモリ内の前記第1の実績量を利用して、前記第2の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量である第1の消費量情報を予測する第1の予測部と、
    予測済みの前記第1の消費量情報を前記ユーザに通知する第1の通知部と、
    前記メモリに記憶されている複数個の住所情報のうち、前記ユーザによって選択された住所情報に送付されるべき喪中はがきを作成するための喪中画像の印刷を前記プリンタに実行させる第2の印刷処理部と、
    選択済みの前記住所情報と、前記喪中画像の印刷を前記プリンタに実行させたことを示す喪中印刷情報と、を対応付けて前記メモリに記憶する第5の情報記憶部と、
    前記第2の年度内において、前記年賀状を受け取ったことを示す受取指示を前記ユーザから受け付ける場合に、前記複数個の住所情報のうち、受け取り済みの前記年賀状の送付元の住所情報に対応付けて、前記年賀状を受け取ったことを示す年賀受取情報を前記メモリに記憶する第6の情報記憶部と、
    前記複数個の住所情報の中から、前記年賀受取情報が対応付けられており、かつ、前記喪中印刷情報が対応付けられていない1個以上の住所情報を特定する特定部と、
    前記第2の年度内の前記第1の期間より後の前記第2の年度内の第3の期間において、前記ユーザから前記所定の指示を受け付ける場合に、特定済みの前記1個以上の住所情報の個数を利用して、寒中見舞いはがきを作成するための寒中見舞い画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量を示す第3の消費量情報を予測する第3の予測部と、
    予測済みの前記第3の消費量情報を前記ユーザに通知する第3の通知部と、
    として機能させる、コンピュータプログラム。
  7. 前記消耗品の量は、印刷媒体の枚数を含む、請求項3から6のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  8. 前記第1の消費量情報は、前記第1の実績量とは異なる、請求項1から7のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  9. 端末装置であって、
    第1の年度内の第1の期間において、第1種の挨拶状画像の印刷をプリンタに実行させる第1の印刷処理部と、
    前記第1の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた際の前記プリンタで消費された消耗品の量である第1の実績量を前記端末装置のメモリに記憶する第1の実績量記憶部であって、前記消耗品の量は、印刷媒体の枚数を含む、前記第1の実績量記憶部と、
    喪中はがきの送付元に年賀状を送付するのか否かをユーザに問い合わせる問合画面を前記端末装置の表示部に表示する問合画面制御部と、
    前記問合画面において、前記喪中はがきの前記送付元に前記年賀状を送付することが前記ユーザによって選択される場合に、所定の情報を前記メモリに記憶する第2の情報記憶部と、
    前記所定の情報が前記メモリに記憶されていない場合において、前記第1の年度の次の第2の年度内の前記第1の期間に、前記ユーザから所定の指示を受け付ける場合に、前記メモリ内の前記第1の実績量から前記第2の年度内に受け取った喪中はがきの枚数が減算された量を利用して、前記第2の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量である第1の消費量情報を予測する第1の予測部であって、前記所定の情報が前記メモリに記憶されている場合において、前記第2の年度内の前記第1の期間に、前記ユーザから前記所定の指示を受け付ける場合に、前記第2の年度内に受け取った前記喪中はがきの前記枚数を利用せずに、前記第1の実績量を利用して、前記第1の消費量情報を予測する前記第1の予測部と、
    予測済みの前記第1の消費量情報を前記ユーザに通知する第1の通知部と、
    を備える、端末装置。
  10. 端末装置であって、
    第1の年度内の第1の期間において、第1種の挨拶状画像の印刷をプリンタに実行させる第1の印刷処理部と、
    前記第1の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた際の前記プリンタで消費された消耗品の量である第1の実績量を前記端末装置のメモリに記憶する第1の実績量記憶部であって、前記消耗品の量は、印刷媒体の枚数を含む、前記第1の実績量記憶部と、
    前記第1の年度内の前記第1の期間が終了する際に、前記メモリに記憶されている住所情報の個数である実績住所数を前記メモリに記憶する住所数記憶部と、
    前記第1の年度の次の第2の年度内の前記第1の期間において、ユーザから所定の指示を受け付ける場合に、前記メモリ内の前記第1の実績量に差分数が加算された量を利用して、前記第2の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量である第1の消費量情報を予測する第1の予測部であって、前記差分数は、前記メモリに現在記憶されている住所情報の個数から前記メモリ内の前記実績住所数を減算することによって算出される、前記第1の予測部と、
    予測済みの前記第1の消費量情報を前記ユーザに通知する第1の通知部と、
    を備える、端末装置。
  11. 端末装置であって、
    第1の年度内の第1の期間において、第1種の挨拶状画像の印刷をプリンタに実行させる第1の印刷処理部と、
    前記第1の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた際の前記プリンタで消費された消耗品の量である第1の実績量を前記端末装置のメモリに記憶する第1の実績量記憶部と、
    前記第1の年度内の第2の期間において、前記第1種の挨拶状画像とは異なる第2種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させる第3の印刷処理部と、
    前記第2の期間において前記第2種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた際の前記プリンタで消費された消耗品の量である第2の実績量を前記メモリに記憶する第2の実績量記憶部と、
    前記第1の年度内の前記第1の期間において、前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた場合において、前記第1の年度の次の第2の年度内の前記第1の期間に、ユーザから所定の指示を受け付ける場合に、前記メモリ内の前記第1の実績量を利用して、前記第2の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量である第1の消費量情報を予測する第1の予測部であって、前記第1の年度内の前記第1の期間において、前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させず、前記第2の期間において、前記第2種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた場合において、前記第2の年度内の前記第1の期間に、前記ユーザから前記所定の指示を受け付ける場合に、前記第2の実績量を利用して、前記第1の消費量情報を予測する、前記第1の予測部と、
    予測済みの前記第1の消費量情報を前記ユーザに通知する第1の通知部と、
    を備える、端末装置。
  12. 端末装置であって、
    第1の年度内の第1の期間において、年賀状を作成するための年賀画像である第1種の挨拶状画像の印刷をプリンタに実行させる第1の印刷処理部と、
    前記第1の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた際の前記プリンタで消費された消耗品の量である第1の実績量を前記端末装置のメモリに記憶する第1の実績量記憶部と、
    前記年賀画像の印刷を前記プリンタに実行させる場合に、前記年賀画像の印刷を前記プリンタに実行させたことを示す年賀印刷情報を前記メモリに記憶する第3の情報記憶部と、
    前記第1の年度の次の第2の年度内において、前記年賀状を受け取ったことを示す受取指示をユーザから受け付ける場合に、前記メモリに記憶されている複数個の住所情報のうち、受け取り済みの前記年賀状の送付元の住所情報に対応付けて、前記年賀状を受け取ったことを示す年賀受取情報を前記メモリに記憶する第4の情報記憶部と、
    記第2の年度内の前記第1の期間において、前記ユーザから所定の指示を受け付ける場合に、前記メモリ内の前記第1の実績量を利用して、前記第2の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量である第1の消費量情報を予測する第1の予測部と、
    予測済みの前記第1の消費量情報を前記ユーザに通知する第1の通知部と、
    前記年賀印刷情報が前記メモリに記憶されていない状態で、前記第2の年度内の前記第1の期間より後の前記第2の年度内の第3の期間において、前記ユーザから前記所定の指示を受け付ける場合に、前記メモリに記憶されている1個以上の前記年賀受取情報の個数を利用して、寒中見舞いはがきを作成するための寒中見舞い画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量を示す第2の消費量情報を予測する第2の予測部と、
    前記年賀印刷情報が前記メモリに記憶されていない場合に、予測済みの前記第2の消費量情報を前記ユーザに通知する第2の通知部であって、前記年賀印刷情報が前記メモリに記憶されている場合に、前記第2の消費量情報は前記ユーザに通知されない、前記第2の通知部と、
    を備える、端末装置。
  13. 端末装置であって、
    第1の年度内の第1の期間において、年賀状を作成するための年賀画像である第1種の挨拶状画像の印刷をプリンタに実行させる第1の印刷処理部と、
    前記第1の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させた際の前記プリンタで消費された消耗品の量である第1の実績量を前記端末装置のメモリに記憶する第1の実績量記憶部と、
    前記第1の年度の次の第2の年度内の前記第1の期間において、ユーザから所定の指示を受け付ける場合に、前記メモリ内の前記第1の実績量を利用して、前記第2の年度内の前記第1の期間において前記第1種の挨拶状画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量である第1の消費量情報を予測する第1の予測部と、
    予測済みの前記第1の消費量情報を前記ユーザに通知する第1の通知部と、
    前記メモリに記憶されている複数個の住所情報のうち、前記ユーザによって選択された住所情報に送付されるべき喪中はがきを作成するための喪中画像の印刷を前記プリンタに実行させる第2の印刷処理部と、
    選択済みの前記住所情報と、前記喪中画像の印刷を前記プリンタに実行させたことを示す喪中印刷情報と、を対応付けて前記メモリに記憶する第5の情報記憶部と、
    前記第2の年度内において、前記年賀状を受け取ったことを示す受取指示を前記ユーザから受け付ける場合に、前記複数個の住所情報のうち、受け取り済みの前記年賀状の送付元の住所情報に対応付けて、前記年賀状を受け取ったことを示す年賀受取情報を前記メモリに記憶する第6の情報記憶部と、
    前記複数個の住所情報の中から、前記年賀受取情報が対応付けられており、かつ、前記喪中印刷情報が対応付けられていない1個以上の住所情報を特定する特定部と、
    前記第2の年度内の前記第1の期間より後の前記第2の年度内の第3の期間において、前記ユーザから前記所定の指示を受け付ける場合に、特定済みの前記1個以上の住所情報の個数を利用して、寒中見舞いはがきを作成するための寒中見舞い画像の印刷を前記プリンタに実行させる際の前記プリンタで消費される消耗品の量を示す第3の消費量情報を予測する第3の予測部と、
    予測済みの前記第3の消費量情報を前記ユーザに通知する第3の通知部と、
    を備える、端末装置。
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