JP7077551B2 - タイヤ用ゴム組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、トレッド用ゴム組成物および当該ゴム組成物により構成されたタイヤ部材を有するタイヤに関する。
タイヤに求められる重要な性能として、ウェットグリップ性能や耐摩耗性能がある。また近年、省資源の観点から、タイヤの転がり抵抗改善による低燃費性能の向上が求められている。
耐摩耗性能の改善にはゴム組成物にカーボンブラックを添加する手法が知られているが、低燃費性能とウェットグリップ性能とのバランスが悪化する傾向がある。また、耐摩耗性能に有利なブタジエンゴムはヒステリシスロスが小さく低燃費性能は良好であるが、ウェットグリップ性能には不利となる。このように、タイヤの諸物性の向上を試みた場合、耐摩耗性能とウェットグリップ性能とは二律背反の関係にあり、これらを両立することは困難であった。
特許文献1には、可塑剤としてアルファ-メチルスチレンポリマー樹脂を配合することで、グリップ性能および転がり抵抗を改善したゴム組成物が開示されているが、耐摩耗性能については考慮されておらず、さらに改善の余地がある。
特表2012-512290号公報
本発明は、ウェットグリップ性能および耐摩耗性能がバランスよく優れたトレッド用ゴム組成物、および当該ゴム組成物により構成されたタイヤ部材を有するタイヤを提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討の結果、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)および20℃以上のガラス転移温度を有する芳香族ビニル重合体を所定の比率で配合することで、ウェットグリップ性能および耐摩耗性能がバランスよく優れるゴム組成物が得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、
〔1〕ゴム成分と可塑剤とを含むトレッド用ゴム組成物であって、前記ゴム成分中に40~65質量%のスチレンブタジエンゴムおよび35~60質量%のブタジエンゴムを含有し、前記可塑剤は、20℃以上のガラス転移温度を有する芳香族ビニル重合体を含有し、スチレンブタジエンゴムの含有量に対する芳香族ビニル重合体の含有量(芳香族ビニル重合体の含有量/スチレンブタジエンゴムの含有量)が、0.25~0.75であるトレッド用ゴム組成物、
〔2〕可塑剤として、さらにC5C9系石油樹脂を含有する、〔1〕に記載のゴム組成物、
〔3〕〔1〕または〔2〕に記載のゴム組成物により構成されたタイヤ部材を有するタイヤ、に関する。
本発明のトレッド用ゴム組成物、ならびに当該ゴム組成物により構成されたタイヤ部材を有するタイヤは、ウェットグリップ性能および耐摩耗性能がバランスよく優れる。
本発明の一実施形態は、ゴム成分と可塑剤とを含むトレッド用ゴム組成物であって、前記ゴム成分中に40~65質量%のスチレンブタジエンゴムと35~60質量%ブタジエン系ゴムとを含有し、前記可塑剤は、20℃以上のガラス転移温度を有する芳香族ビニル重合体を含有し、スチレンブタジエンゴムの含有量に対する芳香族ビニル重合体の含有量(芳香族ビニル重合体の含有量/スチレンブタジエンゴムの含有量)が、0.25~0.75であるトレッド用ゴム組成物である。
本実施形態に係るゴム組成物は、スチレンブタジエンゴム(SBR)が海相、ブタジエンゴム(BR)が島相となるように、それぞれの比率が決定されている。そして、SBRの含有量に対する芳香族ビニル重合体の含有量(芳香族ビニル重合体の含有量/SBRの含有量)が、0.25~0.75の範囲となるように芳香族ビニル重合体を配合することで、ゴム成分全体の40~65%しか存在しない海相中に多量の芳香族ビニル重合体が分散し、海相のロスが向上して、グリップ力が向上すると考えられる。さらに、海相に芳香族ビニル重合体が分散することで、混練時に、島相であるBRが比較的大きな塊として分散するようになり、破壊の成長が止まりやすくなって耐摩耗性能も向上されると考えられる。
<ゴム成分>
本実施態様において使用されるゴム成分としては、SBRおよびBRが好適に用いられる。
(SBR)
SBRとしては特に限定されず、未変性の溶液重合SBR(S-SBR)、未変性の乳化重合SBR(E-SBR)、およびこれらの変性SBR(変性S-SBR、変性E-SBR)等が挙げられる。変性SBRとしては、末端および/または主鎖が変性された変性SBR、スズ、ケイ素化合物等でカップリングされた変性SBR(縮合物、分岐構造を有するもの等)等が挙げられる。
SBRは、前記例示のものからいずれか1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ゴム成分中のSBRの含有量は、40質量%以上であり、45質量%以上が好ましく、50質量%以上がより好ましい。芳香族系オレフィンゴムの含有量が40質量%未満の場合は、ウェットグリップ性能が低下する傾向がある。また、SBRの含有量は、65質量%以下であり、63質量%以下が好ましく、60質量%以下がより好ましい。SBRの含有量が65質量%を超える場合は、耐摩耗性能および低燃費性能が低下する傾向がある。
SBRのスチレン含量は、走行中のグリップ性能の観点から30質量%以上が好ましく、35質量%以上がより好ましく、40質量%以上がさらに好ましい。また、当該スチレン含量は、初期グリップ性能の観点から55質量%以下が好ましく、50質量%以下がより好ましく、45質量%以下がさらに好ましい。なお、本明細書において、SBRのスチレン含量とはSBRにおけるスチレン部の含量のことを示し、1H-NMR測定により算出される。
SBRのビニル含量は、走行中のグリップ性能の観点から30%以上が好ましく、35%以上がより好ましく、40%以上がさらに好ましい。また、当該ビニル含量は、初期グリップ性能の観点から55%以下が好ましく、50%以下がより好ましく、45%以下がさらに好ましい。なお、本明細書において、SBRのビニル含量とはSBRにおけるブタジエン部の1,2-結合単位量のことを示し、赤外吸収スペクトル分析法によって測定される。
(BR)
BRとしては、ハイシス1,4-ポリブタジエンゴム(ハイシスBR)、1,2-シンジオタクチックポリブタジエン結晶を含むブタジエンゴム(SPB含有BR)、変性ブタジエンゴム(変性BR)等の各種BRを用いることができる。
ハイシスBRとは、シス1,4結合含有率が90質量%以上のブタジエンゴムである。このようなハイシスBRとして、例えば、日本ゼオン(株)製のBR1220、宇部興産(株)製のBR130B、BR150B、BR150L、JSR(株)製のBR730等が挙げられる。ハイシスBRを含有することで低温特性および耐摩耗性能を向上させることができる。
SPB含有BRは、1,2-シンジオタクチックポリブタジエン結晶が、単にBR中に結晶を分散させたものではなく、BRと化学結合したうえで分散しているものが挙げられる。このようなSPB含有BRとしては、宇部興産(株)製のVCR-303、VCR-412、VCR-617等が挙げられる。
変性BRとしては、リチウム開始剤により1,3-ブタジエンの重合を行ったのち、スズ化合物を添加することにより得られ、さらに変性BR分子の末端がスズ-炭素結合で結合されているもの(スズ変性BR)や、ブタジエンゴムの活性末端に縮合アルコキシシラン化合物を有するブタジエンゴム(シリカ用変性BR)等が挙げられる。このような変性BRとしては、例えば、日本ゼオン(株)製のBR1250H(スズ変性)、住友化学工業(株)製のS変性ポリマー(シリカ用変性)等が挙げられる。
BRは、前記例示のものからいずれか1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ゴム成分中のBRの含有量は、35質量%以上であり、37質量%以上が好ましく、40質量%以上がより好ましい。ジエン系オレフィンゴムの含有量が35質量%未満の場合は、耐摩耗性能が低下する傾向がある。また、BRの含有量は、60質量%以下であり、55質量%以下が好ましく、50質量%以下がより好ましい。BRの含有量が60質量%を超える場合は、ウェットグリップ性能が低下する傾向がある。
ゴム成分中のSBRとBRとの合計含有量は、ウェットグリップ性能と転がり抵抗、耐摩耗性能のバランスをとる観点から80質量%以上が好ましく、90質量%以上がより好ましい。
(その他のゴム成分)
本実施形態においてSBRおよびBR以外に使用されるゴム成分としては、ゴム工業で一般的に用いられる架橋可能なゴム成分を用いることができ、例えば、クロロプレンゴム(CR)、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、アクリロニトリル-ブタジエンゴム(NBR)、水素化ニトリルゴム(HNBR)、ブチルゴム(IIR)、エチレンプロピレンゴム、ポリノルボルネンゴム、シリコーンゴム、塩化ポリエチレンゴム、フッ素ゴム(FKM)、アクリルゴム(ACM)、ヒドリンゴム等が挙げられる。これらの架橋可能なゴム成分は単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
<可塑剤>
本実施態様において使用される可塑剤としては、芳香族ビニル重合体およびC5C9系石油樹脂が好適に用いられる。
(芳香族ビニル重合体)
本明細書において「芳香族ビニル重合体」とは、芳香族ビニル単量体単位の含有量が95質量%以上のものをいう。なお、上記芳香族ビニル重合体は、ゴム成分には含まれない。
芳香族ビニル重合体では、芳香族ビニル単量体(単位)として、例えば、スチレン、α-メチルスチレン、1-ビニルナフタレン、3-ビニルトルエン、エチルビニルベンゼン、ジビニルベンゼン、4-シクロヘキシルスチレン、2,4,6-トリメチルスチレン等が使用され、それぞれの単量体の単独重合体、2種以上の単量体の共重合体のいずれであってもよい。また、これらを変性させたものであってもよい。芳香族ビニル重合体としては、経済的で、加工しやすく、ウェットグリップ性能に優れているという理由から、α-メチルスチレンもしくはスチレンの単独重合体又はα-メチルスチレンとスチレンとの共重合体が好ましく、α-メチルスチレンとスチレンとの共重合体がより好ましい。
芳香族ビニル重合体のガラス転移温度(Tg)は、好ましくは20℃以上、より好ましくは25℃以上、さらに好ましくは30℃以上である。20℃未満の場合、グリップ性能が悪化する傾向がある。また、芳香族ビニル重合体のTgは、好ましくは50℃以下、より好ましくは45℃以下、さらに好ましくは40℃以下である。50℃を超えると、耐摩耗性能および低温時のグリップ性能が悪化する傾向がある。なお、本明細書において、Tgは、JIS K 7121に従い、(株)島津製作所製の自動示差走査熱量計(DSC-60A)を用いて、昇温速度10℃/分の条件で測定した値である。
芳香族ビニル重合体の軟化点は、好ましくは150℃以下、より好ましくは130℃以下、さらに好ましくは90℃以下であり、また、好ましくは30℃以上、より好ましくは60℃以上、さらに好ましくは75℃以上である。上記範囲内であると、本発明の効果が良好に得られる。なお、本明細書において、軟化点とは、JIS K 6220に規定される軟化点を環球式軟化点測定装置で測定し、球が降下した温度である。
芳香族ビニル重合体の重量平均分子量(Mw)は、好ましくは400以上、より好ましくは500以上、さらに好ましくは800以上であり、また、好ましくは10000以下、より好ましくは3000以下、さらに好ましくは2000以下である。上記範囲内であると、本発明の効果が良好に得られる。なお、本明細書において、重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)(東ソー(株)製GPC-8000シリーズ、検出器:示差屈折計、カラム:東ソー(株)製のTSKgel(登録商標) SuperMultipore HZ-M)による測定値を基に標準ポリスチレン換算により求めたものである。
芳香族ビニル重合体の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは20質量部以上、より好ましくは25質量部以上である。20質量部未満であると、ウェットグリップ性能が充分に得られないおそれがある。また、上記芳香族ビニル重合体の含有量は、好ましくは45質量部以下、より好ましくは40質量部以下、さらに好ましくは35質量部以下である。45質量部を超えると、耐摩耗性能、低燃費性能が悪化する傾向がある。
SBRの含有量に対する芳香族ビニル重合体の含有量(芳香族ビニル重合体の含有量/SBRの含有量)は、0.25以上、好ましくは0.3以上、より好ましくは0.35以上である。0.25未満であると、ウェットグリップ性能が充分に得られないおそれがある。また、スチレンブタジエンゴムの含有量に対する芳香族ビニル重合体の含有量は、0.75以下、好ましくは0.7以下、より好ましくは0.65以下である。0.75を超えると、耐摩耗性能、低燃費性能が悪化する傾向がある。
芳香族ビニル重合体としては、例えば、アリゾナケミカル社製のSYLVARES SA85、SA100、SA120、SA140、イーストマンケミカル社製のR2336等の市販品が好適に用いられる。α-メチルスチレンとスチレンとの共重合体としては、例えば、アリゾナケミカル社製のSYLVATRAXX4401等が好適に用いられる。
(C5C9系石油樹脂)
本実施形態に係るゴム組成物は、可塑剤として、前記芳香族ビニル重合体と芳香族ビニル重合体以外のC5C9系石油樹脂とを併用することがより好ましい。本明細書において「C5C9系石油樹脂」とは、C5留分とC9留分を共重合することにより得られる樹脂をいい、それらを水素添加したものや変性したものであってもよい。C5留分としては、例えば、シクロペンタジエン、ペンテン、ペンタジエン、イソプレン等の炭素数4~5個相当の石油留分が挙げられ、C9留分としては、例えば、ビニルトルエン、アルキルスチレン、インデン、メチルインデン等の炭素数8~10個相当の石油留分が挙げられる。なお、C5C9系石油樹脂は、ゴム成分には含まれない。
SBR相(海相)およびBR相(島相)のいずれにも分散するC5C9系石油樹脂を配合することで、上記の海相と島相の構造に大幅な変化をもたらすことなく、ゴム組成物の系全体の粘着力を向上させることができるので、よりグリップ力が向上すると考えられる。
C5C9系石油樹脂の含有量は特に制限されないが、ゴム成分100質量部に対して、好ましく1質量部以上、より好ましくは3質量部以上、より好ましくは5質量部以上である。また、上記C5C9系石油樹脂の含有量は、好ましく40質量部以下、より好ましくは20質量部以下、さらに好ましくは10質量部以下である。
樹脂中の芳香族ビニル重合体とC5C9系石油樹脂との合計含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは20質量部以上、より好ましくは25質量部以上である。20質量部未満であると、ウェットグリップ性能が充分に得られないおそれがある。また、芳香族ビニル重合体とC5C9系石油樹脂との合計含有量は、好ましくは60質量部以下、より好ましくは50質量部以下、より好ましくは40質量部以下である。60質量部を超えると、耐摩耗性能、低燃費性能が悪化する傾向がある。
C5C9系石油樹脂としては、例えば、LUHUA社製のPRG-80、PRG-140、Qilong社製のG-100、東ソー(株)製のペトロタック(登録商標)60、ペトロタック70、ペトロタック90、ペトロタック100、ペトロタック100V、ペトロタック90HM等の市販品が好適に用いられる。
(その他の可塑剤)
本実施形態に係るゴム組成物は、芳香族ビニル重合体およびC5C9系石油樹脂以外の可塑剤をさらに含有していてもよい。芳香族ビニル重合体およびC5C9系石油樹脂以外の可塑剤としては、従来ゴム工業において一般的なものであれば特に限定されず、例えば、芳香族ビニル重合体およびC5C9系石油樹脂以外の樹脂(テルペン系樹脂、ロジン系樹脂、石油系樹脂等)や、液状ポリマー(液状IR、液状BR、液状SBR、液状ファルネセンゴム等)、オイル(アロマチックオイル、ナフテンオイル、パラフィンオイル等)が挙げられる。
芳香族ビニル重合体およびC5C9系石油樹脂以外の可塑剤の含有量は、特に制限されないが、ウェットグリップ性能と転がり抵抗、耐摩耗性能のバランスをとる観点から、ゴム成分100質量部に対して、50質量部以下が好ましく、30質量部以下がより好ましく、20質量部以下がさらに好ましい。
<その他の成分>
本実施形態に係るゴム組成物は、上記のゴム成分および可塑剤以外にも、従来、タイヤ工業に使用される配合剤や添加剤、例えば、カーボンブラック、シリカ、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、クレー、タルク等の補強用充填剤;カップリング剤、酸化亜鉛、ワックス、老化防止剤、ステアリン酸、加硫剤、加硫促進剤等を、必要に応じて適宜含有することができる。
補強用充填剤としては、従来、タイヤ用ゴム組成物において慣用されるもののなかから任意に選択して用いることができるが、主としてカーボンブラックやシリカが好ましい。
カーボンブラックとしては、ゴム用として一般的なものを適宜利用することができる。カーボンブラックとしては、ファーネスブラック、アセチレンブラック、サーマルブラック、チャンネルブラック、グラファイト等が挙げられ、具体的にはN110,N115,N120,N125,N134,N135,N219,N220,N231,N234,N293,N299,N326,N330,N339,N343,N347,N351,N356,N358,N375,N539,N550,N582,N630,N642,N650,N660,N683,N754,N762,N765,N772,N774,N787,N907,N908,N990,N991等を好適に用いることができ、これ以外にも自社合成品等も好適に用いることができる。これらのカーボンブラックは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
カーボンブラックの窒素吸着比表面積(N2SA)は、補強性および耐摩耗性能の観点から、70m2/g以上が好ましく、90m2/g以上がより好ましい。また、分散性および発熱性の観点からは、300m2/g以下が好ましく、250m2/g以下がより好ましい。なお、本明細書におけるカーボンブラックのN2SAとは、JIS K 6217-2「ゴム用カーボンブラック基本特性-第2部:比表面積の求め方-窒素吸着法-単点法」に準じて測定された値である。
カーボンブラックを含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、補強性の観点から、1質量部以上が好ましく、5質量部以上がより好ましい。また、加工性や発熱性の観点からは、200質量部以下が好ましく、150質量部以下がより好ましく、60質量部以下がさらに好ましい。
シリカとしては特に限定されず、例えば、乾式法シリカ(無水ケイ酸)、湿式法シリカ(含水ケイ酸)等が挙げられるが、シラノール基が多いという理由から、湿式法シリカが好ましい。
シリカの窒素吸着比表面積(N2SA)は、ウェットグリップ性能の観点から、80m2/g以上が好ましく、100m2/g以上がより好ましい。また、低燃費性能および加工性の観点からは、300m2/g以下が好ましく、250m2/g以下がより好ましい。なお、本明細書におけるシリカのN2SAとは、ASTM D3037-93に準じて測定された値である。
シリカを含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、ウェットグリップ性能の観点から、5質量部以上が好ましく、10質量部以上がより好ましい。また、シリカの分散性の観点や加工性の観点からは、200質量部以下が好ましく、150質量部以下がより好ましい。
シリカを含有する場合はシランカップリング剤を併用することが好ましい。シランカップリング剤としては、ゴム工業において、従来、シリカと併用される任意のシランカップリング剤を使用することができ、例えば、エボニックデグッサ社製のSi75、Si266(ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド)、同社製のSi69(ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド)等のスルフィド系、3-メルカプトプロピルトリメトキシシラン、Momentive社製のNXT-Z100、NXT-Z45、NXT等、メルカプト系(メルカプト基を有するシランカップリング剤)、ビニルトリエトキシシラン等のビニル系、3-アミノプロピルトリエトキシシラン等のアミノ系、γ-グリシドキシプロピルトリエトキシシラン等のグリシドキシ系、3-ニトロプロピルトリメトキシシラン等のニトロ系、3-クロロプロピルトリメトキシシラン等のクロロ系等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、スルフィド系、メルカプト系がシリカとの結合力が強く、低発熱性において優れるという点から好ましい。
シランカップリング剤を含有する場合のシリカ100質量部に対する含有量は、シリカ分散性の観点から、2質量部以上が好ましく、3質量部以上がより好ましい。また、コストの観点からは、25質量部以下が好ましく、20質量部以下がより好ましい。
本実施形態に係るゴム組成物には、押出し加工性を向上させるため、無機カリウム塩を含有することができる。無機カリウム塩としては、例えば、炭酸カリウム、炭酸水素カリウムおよび四ホウ酸カリウムからなる群から1種以上選ばれるカリウム塩等が挙げられ、四ホウ酸カリウムが好ましい。
無機カリウム塩の含有量は、押出し加工性の観点から、シリカ100重量部に対して好ましくは0.3重量部以上、より好ましくは0.4重量部以上である。また、耐摩耗性能の観点からは、シリカ100重量部に対して好ましくは1.45重量部以下、より好ましくは1重量部以下である。
ワックスを含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、ゴムの耐候性の観点から、0.5質量部以上が好ましく、1質量部以上がより好ましい。また、ブルームによるタイヤの白色化の観点からは、10質量部以下が好ましく、5質量部以下がより好ましい。
老化防止剤としては特に限定されず、ゴム分野で使用されているものが使用可能であり、例えば、キノリン系、キノン系、フェノール系、フェニレンジアミン系老化防止剤等が挙げられる。
老化防止剤を含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、ゴムの耐オゾンクラック性の観点から、0.5質量部以上が好ましく、1質量部以上がより好ましい。また、耐摩耗性能やグリップ性能の観点からは、10質量部以下が好ましく、5質量部以下がより好ましい。
加工助剤としては、例えば、ステアリン酸亜鉛等の脂肪酸金属塩等が挙げられる。具体的には、例えば、ストラクトール社製のEF44、WB16等の脂肪酸石鹸系加工助剤が挙げられる。加工助剤の配合割合は、ゴム分の総量100質量部あたり0.1質量部以上であるのが好ましく、5質量部以下、特に3質量部以下であるのが好ましい。
ステアリン酸を含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、加硫速度の観点から、0.2質量部以上が好ましく、1質量部以上がより好ましい。また、加工性の観点からは、10質量部以下が好ましく、5質量部以下がより好ましい。
酸化亜鉛を含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、加硫速度の観点から、0.5質量部以上が好ましく、1質量部以上がより好ましい。また、耐摩耗性能の観点からは、10質量部以下が好ましく、5質量部以下がより好ましい。
加硫剤としては硫黄が好適に用いられる。硫黄としては、粉末硫黄、油処理硫黄、沈降硫黄、コロイド硫黄、不溶性硫黄、高分散性硫黄等を用いることができる。
加硫剤として硫黄を含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、グリップ性能および耐摩耗性能の観点から、0.5質量部以上が好ましい。また、劣化の観点からは、3質量部以下が好ましい。
加硫促進剤としては、例えば、スルフェンアミド系、チアゾール系、チウラム系、チオウレア系、グアニジン系、ジチオカルバミン酸系、アルデヒド-アミン系もしくはアルデヒド-アンモニア系、イミダゾリン系、またはキサンテート系加硫促進剤が挙げられる。これらの加硫促進剤は、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、加硫特性に優れ、加硫後のゴムの物性において、低燃費性能に優れるという理由からスルフェンアミド系加硫促進剤が好ましく、例えば、N-tert-ブチル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(TBBS)、N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CZ)、N,N’-ジシクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(DZ)等が挙げられる。
加硫促進剤を含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、加硫促進の観点から、0.1質量部以上が好ましく、0.5質量部以上がより好ましい。また、加工性の観点からは、5質量部以下が好ましく、3質量部以下がより好ましい。
<ゴム組成物およびタイヤの製造>
本実施形態に係るゴム組成物は、公知の方法により製造することができる。例えば、上記の各成分をオープンロール、バンバリーミキサー、密閉式混練機等のゴム混練装置を用いて混練りし、その後加硫する方法等により製造できる。
本発明の他の実施形態は、上記ゴム組成物により構成されたタイヤ部材を有するタイヤである。上記ゴム組成物により構成されるタイヤ部材としては、トレッド、アンダートレッド、カーカス、サイドウォール、ビード等の各タイヤ部材が挙げられる。なかでも、ウェットグリップ性能、耐摩耗性能および低燃費性能に優れることからトレッドが好ましい。
本実施形態に係るタイヤは、上記ゴム組成物を用いて、通常の方法により製造することができる。すなわち、上記の各成分を混練して得られた未加硫ゴム組成物をトレッド等のタイヤ部材の形状にあわせて押出し加工した部材をタイヤ成形機上で他のタイヤ部材とともに貼り合わせ、通常の方法にて成形することにより、未加硫タイヤを形成し、この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧することにより製造することができる。
本発明のタイヤは、特にカテゴリーは限定されないが、乗用車用タイヤ、トラックやバス等の重荷重用タイヤ、二輪自動車用タイヤ、ランフラットタイヤ、非空気入りタイヤ等とすることが好ましい。なかでも、グリップ性能に優れる観点から、二輪自動車用タイヤとすることが好ましい。
[実施例]
本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明は、実施例のみに限定されるものではない。
以下、実施例および比較例において用いた各種薬品をまとめて示す。
SBR(油展):ゴム分100質量部に対する油展量:34質量部、重量平均分子量:83万、スチレン含量:38質量%、ビニル含量:16質量%
BR:JSR(株)製のBR730(非油展BR、シス1,4結合含有率97質量%、Mw/Mn=2.5)
芳香族ビニル重合体:アリゾナケミカル社製のSYLVATRAXX4401(重量平均分子量:700、ガラス転移温度(Tg):34℃)
C5C9系石油樹脂:東ソー(株)製のペトロタック100V
プロセスオイル:出光興産(株)製のダイアナプロセスNH-70S
カーボンブラック1:窒素吸着比表面積(N2SA):181m2/g
カーボンブラック2:キャボットジャパン(株)製のショウブラックN220(窒素吸着比表面積(N2SA):125m2/g)
シリカ:ローディア社製のZeosil 115GR(窒素吸着比表面積(N2SA):160m2/g)
シランカップリング剤:デグッサ社製のSi266(ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド)
無機カリウム塩:米山薬品工業(株)製の四ホウ酸カリウム4水和物(K247・4H2O) 48メッシュアンダー品(平均粒子径170μm、融点815℃(無水物))
老化防止剤1(フェニレンジアミン系老化防止剤):大内新興化学工業(株)製のノクラック6C(N-1,3-ジメチルブチル-N’-フェニル-p-フェニレンジアミン)
老化防止剤2(キノリン系老化防止剤):大内新興化学工業(株)製のノクラック224(2,2,4-トリメチル-1,2-ジヒドロキノリン重合体)
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
ステアリン酸:日油(株)製のステアリン酸「つばき」
加工助剤:ストラクトール社製のEF44(飽和脂肪酸亜鉛塩)
ワックス:日本精蝋(株)製のオゾエース0355
硫黄:(株)軽井沢製錬所製の油処理硫黄(硫黄/油=100/5)
加硫促進剤1(グアニジン系加硫促進剤):大内新興化学工業(株)製のノクセラーD(N,N’-ジフェニルグアニジン)
加硫促進剤2(スルフェンアミド系加硫促進剤):三新化学工業(株)製のサンセラーNS-G(N-(tert-ブチル)-2-ベンゾチアゾールスルフェンアミド)
実施例および比較例
表1に示す配合処方にしたがい、(株)神戸製鋼所製1.7Lバンバリーミキサーを用いて、硫黄および加硫促進剤を除く配合成分を充填率が58%になるように充填し、回転数80rpmで140℃に到達するまで3分間混練りした。ついで、得られた混練り物に硫黄および加硫促進剤を加えた後、オープンロールを用いて、80℃で5分間混練りし、各実施例および各比較例に係る配合の未加硫ゴム組成物を得た。
また、前記未加硫ゴム組成物を所定の形状の口金を備えた押し出し機でタイヤトレッドの形状に押し出し成形し、他のタイヤ部材とともに貼り合わせて未加硫タイヤを形成し、170℃の条件下で12分間プレス加硫することにより、試験用タイヤ(サイズ:180/55ZR17、リム:5.5×17、内圧:290kPa)を製造、準備した。
得られた未加硫ゴム組成物、加硫ゴム組成物および試験用タイヤについて下記の評価を行った。評価結果を表1に示す。なおSBRのカッコ内はゴム分の質量部を示す。
<ウェットグリップ性能試験>
各テストタイヤが、上記の条件で、排気量1300cc、車両重量296kg、車両総重量406kgの自動二輪車の後輪に装着された。なお、前輪には、市販タイヤが装着されている。そして、テストライダーが、上記テスト車両を、水深5mmのウエットアスファルト路面であるテストコースを走行させ、テストライダーの官能により評価された。結果は、比較例1を100とする評点で表示されている。数値が大きいほどウェットグリップ性能が優れていることを示す。
<耐摩耗性能試験>
テストライダーが、上記テスト車両を、ドライアスファルト路面であるテストコースを走行させ、一定距離走行した後の各テストタイヤの摩耗量が測定された。結果は、タイヤ摩耗量の逆数であり、比較例を100とする指数で表示されている。数値が大きいほど耐摩耗性能が優れていることを示す。
Figure 0007077551000001
表1の結果より、本発明のゴム組成物により構成されたタイヤ部材を有するタイヤは、ウェットグリップ性能および耐摩耗性能がバランスよく優れることがわかる。
本発明のトレッド用ゴム組成物、ならびに当該ゴム組成物により構成されたタイヤ部材を有するタイヤは、ウェットグリップ性能および耐摩耗性能がバランスよく優れる。

Claims (5)

  1. ゴム成分と可塑剤とを含むタイヤ部材用ゴム組成物であって、
    前記ゴム成分中に40~65質量%のスチレンブタジエンゴムおよび35~60質量%のブタジエンゴムを含有し、
    前記可塑剤は、20℃以上のガラス転移温度を有する芳香族ビニル重合体を含有し、
    前記芳香族ビニル重合体が芳香族ビニル単量体を95質量%以上含有し、
    スチレンブタジエンゴムの含有量に対する芳香族ビニル重合体の含有量(芳香族ビニル重合体の含有量/スチレンブタジエンゴムの含有量)が、15/45~0.75であるタイヤ部材用ゴム組成物。
  2. 可塑剤として、さらにC5C9系石油樹脂を含有する、請求項1に記載のゴム組成物。
  3. 無機カリウム塩をさらに含有する、請求項1または2に記載のゴム組成物。
  4. 記芳香族ビニル単量体がスチレンおよび/またはα-メチルスチレンである、請求項1~3のいずれか一項に記載のゴム組成物。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載のゴム組成物により構成されたタイヤ部材を有するタイヤ。
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