JP7076365B2 - Rfid読取システム - Google Patents

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    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation

Description

本発明は、RFIDが付された管理対象物を保有環境下で読み取るRFID読取システムに関する。
近年、例えば倉庫内に保有している物品などの在庫に対して定期的に棚卸が行われ、その際に物品や当該物品を所定数積み込んだ容器などに無線による通信が可能なRFID(Radio Frequency Identifier)のタグが付され、これらRFIDタグに対してリーダによってタグ情報を読み取ることにより在庫管理等が行われている。このようなタグ情報の読み取りに関して人的な省力化を図り、読み取りを効率的に行うことが望まれる。
従来、RFIDを用いて在庫管理を行う技術として特許文献1,2に記載されているものが知られている。特許文献1には、RFIDを利用した棚卸方法等に関するものとして、ユニークな番号が割り当てられたRFIDタグを添付した在庫品に対し、そのRFタグを読取るためのRFIDリーダー/ライターに接続されたアンテナを棚の前方で位置座標を決定する位置測定機能によりアンテナを走査してRFIDタグを読み取ることが記載されている。
また、特許文献2には、ベースユニットとケーブルで接続された飛行可能な情報収集ユニットを飛行させて倉庫等に収容された全ての物品の画像データを取得することで物品の在庫状態を収集することが記載されている。
一方、飛行移動体を利用して施設の監視を行う技術が特許文献3で知られている。特許文献3には、監視装置に関して、走行移動体に、長い飛行可能時間を確保する給電のための配線部を介して撮像部を備える飛行移動体が接続され、飛行移動体の飛行制御部が走行移動体を追尾するように飛行して撮像部で施設の管理を行うことが記載されている。
特開2010-030712号公報 特開2017-218325号公報 特開2018-111340号公報
例えば、特許文献1,2のように棚卸などにおける在庫の確認に飛行する移動体を利用する場合には、特許文献3のように飛行体を長時間飛行させる必要があるが、特許文献2のように充電のために固定配置されているベースユニットに帰還させる必要があってその分の時間を要し、一方、特許文献3のように電源基地としての走行体を飛行体が追尾させる場合には走行体が走行する高さ位置に存在する物品等を当該走行体が飛行体の飛行の邪魔になって認識することが困難であるか、若しく飛行経路を複雑化させることとなって効率低下を招くという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、エリア内に収容された全体の被収容体に付されたRFIDタグのタグ情報を短時間かつ高効率で得ることを可能とするRFID読取システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、少なくとも移動関連用マーク、走行体用読取範囲マーク、飛行体用読取範囲マークが配置されたエリア内に固有情報のRFIDタグが付された被収容体が複数収容され、当該被収容体に付されたRFIDタグを読み取る地上走行体及び飛行体のRFID読取システムであって、前記地上走行体は、少なくとも前記移動関連用マーク、走行体用読取範囲マークを撮像する撮像手段と、前記被収容体に付されたRFIDタグのタグ情報を読み取るタグ読取手段と、少なくとも、前記撮像手段で撮像した移動関連用マークを認識して走行させて前記走行体用読取範囲マークに対応した前記RFIDタグのタグ情報を前記タグ読取手段で読み取らせる制御手段と、を有し、前記飛行体は、少なくとも前記移動関連用マーク、飛行体用読取範囲マークを撮像する撮像手段と、前記被収容体に付されたRFIDタグのタグ情報を読み取るタグ読取手段と、少なくとも、前記撮像手段で撮像した移動関連用マークを認識させ、前記地上走行体とは独立で飛行させて前記飛行体用読取範囲マークに対応した前記RFIDタグのタグ情報を前記タグ読取手段で読み取らせる制御手段と、有する構成とする。
請求項2の発明では、前記走行体用読取範囲マークは前記エリアの低層域に配置され、前記飛行体用読取範囲マークは当該走行体用読取範囲マークが配置された低層域より高層域に配置される構成とする。
請求項3の発明では、前記地上走行体の制御手段は、所定の管理装置に読み取ったタグ情報を送信し、当該管理装置より読み落としのRFIDタグの情報を受信したときに当該地上走行体で再度RFIDタグの読み取りを行わせる構成とする。
請求項4の発明では、前記飛行体の制御手段は、所定の管理装置に読み取ったタグ情報を送信し、当該管理装置より読み落としのRFIDタグの情報を受信したときに当該飛行体で再度RFIDタグの読み取りを行わせる構成とする。
請求項5の発明では、前記地上走行体は、飛行体着地マークが形成され、自己の備える地上走行体用電源から前記飛行体の備える飛行体用電源に対して電力を供給する電力供給手段を備え、前記飛行体は、自己の飛行体用電源に前記電力供給手段から充電する充電手段を備え、前記制御手段が飛行体用電源の容量を監視し、設定された容量を下回った時に前記飛行体着地マークの形成された地上走行体上に着地させて前記電力供給手段より充電させる構成とする。
請求項1の発明によれば、エリア内に配置された少なくとも移動関連用マーク、走行体用読取範囲マークを撮像する撮像手段、RFIDタグのタグ情報を読み取るタグ読取手段を備え、制御手段が、少なくとも、撮像手段で撮像した移動関連用マークを認識して走行させて走行体用読取範囲マークに対応したRFIDタグのタグ情報をタグ読取手段で読み取らせる地上走行体と、エリア内に配置された移動関連用マーク、飛行体用読取範囲マークを撮像する撮像手段、RFIDタグのタグ情報を読み取るタグ読取手段を備え、制御手段が、少なくとも、撮像手段で撮像した移動関連用マークを認識させ、地上走行体とは独立で飛行させて飛行体用読取範囲に対応したRFIDタグのタグ情報をタグ読取手段で読み取らせる飛行体とが、エリア内に複数収容された被収容体に付された固有情報のRFIDタグを読み取る構成とすることにより、エリア内に収容された全体の被収容体に付されたRFIDタグの読み取りに対して人的操作を必要とせずに地上走行体及び飛行体がそれぞれ独立で移動して分担することから短時間でRFIDタグの読み取りを行わせることができ、読み取り時に人的労力を用いずに高効率でRFIDタグのタグ情報を得ることができるものである。
請求項2の発明によれば、走行体用読取範囲マークをエリアの低層域に配置させ、飛行体用読取範囲マークを当該走行体用読取範囲マークが配置された低層域より高層域に配置させる構成とすることにより、地上走行体による低い位置の低層域を安定してRFIDタグの読み取りをさせることができると共に、飛行体のRFIDタグの読み取り易い範囲とさせることができ、地上走行体及び飛行体でRFIDタグの読み取りをさせて短時間で効率よくタグ情報を得ることができるものである。
請求項3の発明によれば、地上走行体の制御手段は、所定の管理装置に読み取ったタグ情報を送信し、当該管理装置より読み落としのRFIDタグの情報を受信したときに当該地上走行体で再度RFIDタグの読み取りを行わせる構成とすることにより、地上走行体によるRFIDタグの読み落としを最小限に止めることができ、人的な確認や人的な補充読み取りを促すことができるものである。
請求項4の発明によれば、飛行体の制御手段は、所定の管理装置に読み取ったタグ情報を送信し、当該管理装置より読み落としのRFIDタグの情報を受信したときに当該飛行体で再度RFIDタグの読み取りを行わせる構成とすることにより、飛行体によるRFIDタグの読み落としを最小限に止めることができ、人的な確認や人的な補充読み取りを促すことができるものである。
請求項5の発明によれば、地上走行体に、飛行体着地マークを形成させ、自己の備える地上走行体用電源から飛行体の備える飛行体用電源に対して電力を供給する電力供給手段を備えさせ、飛行体に、自己の飛行体用電源に電力供給手段から充電する充電手段を備えさせ、飛行体用電源の容量を監視して設定された容量を下回った時に飛行体着地マークの形成された地上走行体上に着地させて電力供給手段より充電させる構成とすることにより、飛行体の駆動電力不足に対して予め定められた充電のための固定位置に戻り飛行させる必要をなくして読取時間の短縮を図ることができるものである。
本発明に係るRFID読取システムの使用される環境下の説明図である。 本発明に係るRFID読取システムの構成説明図である。 図2のRFID読取システムの使用されるエリア内での自動移動の説明図である。 図2のRFID読取システムを構成する地上走行体及び飛行体の移動に関する設定内容の説明図である。 図2のRFID読取システムを構成する地上走行体による読み取り処理の動作フローチャートである。 図5の読み取り処理の他の動作フローチャートである。 図2のRFID読取システムを構成する飛行体による読み取り処理の動作フローチャートである。 図7の読み取り処理の他の動作フローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。ここで、RFID読取システムが用いられるエリアは商品倉庫、製造工場、商品出荷工場などがあるが本実施形態では商品倉庫として説明する。また、商品倉庫等のエリア内に収納されている被収容体としては商品、製造用部品、修理部品やこれらを収納する容器(箱、コンテナなど)などであり、固有情報のRFIDタグがそれぞれ商品等に個別に付される場合、容器に付される場合や、個別にRFIDタグが付された商品等がさらにRFIDタグが付された容器に収納されている場合などがあり、本実施形態では商品等を収納した容器にRFIDタグが付されるものを被収容体として説明する。
図1に、本発明に係るRFID読取システムの使用される環境下の説明図を示す。図1(A)~(C)において、RFID読取システム11(図2で説明する)は商品倉庫12に配置され、商品倉庫12には保有棚13が例えば3列(保有棚列13A~13C)に配列される。各保有棚13は、図1(B)に示すように、例えば3段で各段には読取範囲を示す読取範囲マーク(走行体用読取範囲マーク17A、飛行体用読取範囲マーク17B,17C)が設けられ、各段上に被収容体15が固有情報のRFIDタグ16が付され、それぞれ載置される。それぞれのRFIDタグ16の固有情報としては、少なくとも被収容体15の品名、型番等と共に、商品倉庫12内で収容されている位置のアドレス情報が含まれる。
一方、商品倉庫12にはRFID読取システム11の後述する地上走行体の初期位置となるステーション14が設けられ、当該地上走行体の備える地上走行体用電源を充電する充電部14Aが配置される。そして、図1(C)に示すように、商品倉庫12の例えば床面には、地上走行体及び飛行体が自動走行、自動飛行するための移動順路に沿った移動関連用マークとしての進行方向マーク18、進行性マーク19,20が設けられる(図3で詳述する)。
そこで、図2に、本発明に係るRFID読取システムの構成説明図を示す。図2(A)において、RFID読取システム11は、地上走行体21及び飛行体22により構成され、それぞれ独立で走行し、飛行する。
地上走行体21の撮像可能な位置の表面上に飛行体22の初期位置となる飛行体着地マーク21Aが形成される。また、地上走行体21は、図2(B)に示すように、制御手段であるコントローラ41、駆動機構部42、撮像手段である撮像部43、タグ読取手段であるリーダ44、送受信部45及び地上走行体用電源46を備える。
上記駆動機構部42は、走行するためのモータなどで構成される機構である。上記撮像部43は、商品倉庫12内に設けられた移動関連用マークである進行方向マーク18、進行性マーク19,20と、走行体用読取範囲マーク17Aを撮像するカメラである。上記リーダ44は、被収容体15に付されたRFIDタグ16に対して非接触でタグ情報を読み取るもので、RFIDタグ用として一般的に知られているものである。
上記送受信部45は、RFIDタグ16の読み取り終了時に、図2(A)に示す管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)にWi―Fi(登録商標)等による通信中継部31を介してタグ情報を送信し、また当該管理装置からの読み落としのRFIDタグ16の情報を受信する。ここで、管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)は、総ての読み取り対象のRFIDタグについての管理タグデータを備え、受信したタグ情報に読み落としがあるか否かを判断し、読み落としのRFIDタグが存在するときには、その情報を地上走行体21や飛行体22に送信する。当該管理タグデータは、商品倉庫12内に存在すべき総ての被収容体15のRFIDタグ16のタグ情報(品名、型番、アドレスの情報等)を内容とする。また、上記管理装置は、読み込まれたRFIDタグ16の情報や読み落としのタグ情報を管理者に対して表示可能する。
上記地上走行体用電源46は電力受給部46Aを備え、当該電力受給部46Aは、ステーション14の充電部14Aより接触又は非接触で充電し、また、飛行体22の飛行体用電源66に対して接触又は非接触で電力を供給する。
上記コントローラ41は、概略、少なくとも、撮像部43で撮像した進行方向マーク18、進行性マーク19,20を認識して走行させると共に、撮像部43で撮像した走行体用読取範囲マーク17Aを認識し、読取範囲内の被収容体15に付されたRFIDタグ16のタグ情報をリーダ44で読み取らせることを基本とするもので、制御部51、記憶部52、走行設定部53、画像解析部54、読取情報処理部55及び駆動制御部56を少なくとも備える。
上記制御部51は、地上走行体21を統括的に制御するである。上記記憶部52は、プログラムを実行する領域及びタグ情報のデータを記憶するメモリである。上記走行設定部53は、地上走行体21を走行させるための設定が行われるもので、設定内容は図4(A)で説明する。なお、地上走行体21を走行させる読取時間条件の時間設定(例えば、深夜0時~6時などの時刻)なども設定させることとしてもよく、本実施形態では読取時間条件が設定しているものとする。
上記画像解析部54は、撮像部43で撮像した進行方向マーク18、進行性マーク19,20を解析して認識するもので、上記走行設定部53で設定された内容で走行制御させるために供される(図4(A)で説明する)。また、当該画像解析部54は、撮像部43で撮像した走行体用読取範囲マーク17Aを認識するもので、上記リーダ44による読み取り位置(範囲)を特定するために供される。
上記読取情報処理部55は、リーダ44で読み取られたRFIDタグ16のタグ情報を取得して記憶部52に記憶し、読み取り終了後に送受信部45より管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)に送信し、当該管理装置より読み落としのRFIDタグの情報を受信したときに再度RFIDタグの読み取りを行わせる。
上記駆動制御部56は、上記駆動機構42による地上走行体21の走行を、走行設定部53の設定に応じて駆動制御する。
また、飛行体22は、図2(C)に示すように、制御手段であるコントローラ61、駆動機構部62、撮像手段である撮像部63、タグ読取手段であるリーダ64、送受信部65及び飛行体用電源66を備える。当該飛行体用電源66は地上走行体21の電力受給部46Aより充電するための充電部66Aを備える。なお、商品倉庫12内に充電機能を有する飛行体用のステーションを別個に設けてもよいが、地上走行体21より充電させることで飛行体の駆動電力不足に対して予め定められた充電のための固定位置(飛行体用のステーション)に戻り飛行させる必要をなくして読取時間の短縮を図ることができるものである。
上記駆動機構部62は、飛行するためのモータなどで構成される機構である。上記撮像部63は、地上走行体21上に形成された、移動関連用マークである進行方向マーク18(チェックマーク)、進行性マーク19,20と、飛行体用読取範囲マーク17B,17C、飛行体着地マーク21Aとを撮像するカメラである。
上記リーダ64は、被収容体15に付されたRFIDタグ16に対して非接触でタグ情報を読み取るもので、地上走行体21の備えるリーダ44と同様のものである。上記送受信部65は、読み取って記憶されたRFIDタグ16のタグ情報を所定のタイミングで上述の管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)に送信し、また管理装置からの読み落としのRFIDタグ16の情報を受信する。
上記コントローラ61は、概略、少なくとも、撮像部63で撮像した移動関連用マークである進行方向マーク18(チェックマーク)、進行性マーク19,20、飛行体用着地マーク21Aを認識させ、地上走行体21とは独立で飛行させると共に、撮像部63で撮像した飛行体用読取範囲マーク17B,17Cを認識し、読取範囲内の被収容体15に付されたRFIDタグ16のタグ情報をリーダ64で読み取らせるもので、制御部71、記憶部72、飛行設定部73、画像解析部74、読取情報処理部75、駆動制御部76及び電源監視部77を少なくとも備える。
上記制御部71は、飛行体22を統括的に制御するである。上記記憶部72は、プログラムを実行する領域及びタグ情報のデータを記憶するメモリである。上記飛行設定部73は、飛行体22を飛行させるための設定が行われるもので、設定内容は図4(B)で説明する。なお、地上走行体21を走行させる読取時間条件の時間設定(例えば、深夜0時~6時などの時刻)なども設定させることとしてもよく、本実施形態では読取時間条件が設定しているものとする。この場合、地上走行体21の場合と同様に、同時に飛行させてもよく、別時刻で飛行させてもよい。
上記画像解析部74は、撮像部63で撮像した進行方向マーク18、進行性マーク19,20を解析して認識するもので、上記飛行設定部73で設定された内容で飛行制御させるために供される(図4(B)に示す)。また、当該画像解析部74は、撮像部63で撮像した飛行体用読取範囲マーク17B,17Cを認識するもので、上記リーダ64による読み取り位置(範囲)を特定するために供される。
上記読取情報処理部75は、リーダ64で読み取られたRFIDタグ16のタグ情報を取得して記憶部72に記憶し、当該記憶したタグ情報を所定のタイミングで送受信部65より管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)に送信し、当該管理装置より読み落としのRFIDタグの情報を受信したときに再度RFIDタグの読み取りを行わせる。上記駆動制御部76は、上記駆動機構62による飛行体22の飛行を、飛行設定部73の設定に応じて駆動制御する。
上記電源監視部77は、飛行体用電源66の容量を監視するものであり、所定の閾値(例えば、商品倉庫12内で1周分のRFIDタグ16の読み取り可能な電源容量)を下回った時に飛行設定部73から飛行体着地マーク21Aが形成された地上走行体21上に着地させる制御を行わせるものである。
続いて、図3に図2のRFID読取システムの使用されるエリア内での自動移動の説明図を示すと共に、図4に図2のRFID読取システムを構成する地上走行体及び飛行体の移動に関する設定内容の説明図を示す。図3において、図1(A)に示すように、商品倉庫12内には地上走行体21及び飛行体22の移動ルートの移動関連用マークとして進行方向マーク18、進行性マーク19,20が設けられている。なお、上記進行方向マーク18(チェックマーク)及び進行性マーク19,20は、商品倉庫12内で地上走行体21が走行している際にも、飛行体22で画像認識できる位置に設けられるものである。
上記進行方向マーク18内にはチェックマークが重ね表示される。当該進行方向マーク18は、例えば三角形状としてその頂点方向を進行方向として示すものとし、ステーション14から、当該商品倉庫12内の総ての保有棚13(保有棚列13A~13C)を廻るように配置される。
すなわち、地上走行体21の走行設定部53には、進行方向マーク18(チェックマーク)と走行との関係が設定されるもので、図4(A)に示すように、三角形状の頂点側に走行する4つの進行方向が関係付けられ、チェックマークとして例えば「S」を読取スタート、「1~(数字)」を走行順番、「E」を読取終了、「R」を繰り返しとして関係付けられる。ここで、チェックマーク「R」は、繰り返し走行を行う基点であり、繰り返し走行を行うか否かの判断は、読取情報処理部55の読み落としタグ情報が存在するか否かで決定される(図5、図6で説明する)。なお、チェックマーク「S」と「R」とを一つに統合した形態として、例えば初期位置のステーション14に形成されるものでもよく、例えば狭いエリア(商品倉庫)の場合に有効である(このことは図4(B)においても同様である)。
また、商品倉庫12内に設けられる進行性マーク19,20は、例えば色表示とする。すなわち、地上走行体21の走行設定部53には、読取終了「E」までに進行性マーク19の色表示の画像認識が続けば順走行と設定し、進行性マーク20の色表示が画像認識されれば逆送として設定して進行方向の概念を抽出させるためのものである。
さらに地上走行体21の走行設定部53には、RFIDタグ16の読み取りの範囲として、走行体用読取範囲マーク17A(図1(B))が設定されるものである。
一方、飛行体22の飛行設定部73には、進行方向マーク18(チェックマーク)と飛行との関係が設定されるもので、図4(B)に示すように、三角形状の頂点側に走行する4つの進行方向が関係付けられ、チェックマークとして例えば「S」を読取スタート、「1~(数字)」を走行順番、「E」を読取終了、「R」を繰り返しとして関係付けられる。ここで、チェックマーク「R」は、繰り返し飛行を行う基点であり、繰り返し飛行を行うか否かの判断は、読取情報処理部75の読み落としタグ情報が存在するか否かで決定される(図7、図8で説明する)。
また、商品倉庫12内に設けられる進行性マーク19,20に対し、飛行体22の飛行設定部73には、読取終了「E」までに進行性マーク19の色表示の画像認識が続けば順飛行と設定し、進行性マーク20の色表示が画像認識されれば逆飛行として設定して進行方向の概念を抽出させるためのものである。
さらに飛行体22の飛行設定部73には、RFIDタグ16の読み取りの範囲として、飛行体用読取範囲マーク17B,17C(図1(B))が設定される。すなわち、上記地上走行体21及び飛行体22において、図1(B)に示すように、地上走行体21によるRFIDタグ16の読み取りは、走行体用読取範囲マーク17Aに応じて低い位置の低層域の範囲となり、飛行体22によるRFIDタグ16の読み取りは、飛行体用読取範囲マーク17B,17Cに応じて上記低層域より高層域の範囲となるように設定される。このように設定することは、地上走行体21による低い位置の低層域を安定してRFIDタグ16の読み取りをさせることができると共に、飛行体22のRFIDタグ16の読み取り易い範囲とさせることができ、地上走行体21及び飛行体22でRFIDタグ16の読み取りをさせて短時間で効率よくタグ情報を得ることができるものである。
なお、上記読取範囲マーク17A~17C内に数字などの符号、記号を配置することとしてもよい。例えば、読み取り距離として数字(例えば、「30」)を配置させ、その数字を画像認識させることで、当該認識した数字の距離(例えば棚から30Cmの距離)まで接近させてRFIDタグ16の読み取り行わせることができるものである。
そこで、図5に、図2のRFID読取システムを構成する地上走行体による読み取り処理の動作フローチャートを示す。図5(A)において、地上走行体21は、ステーション14において地上走行体用電源46が充電部14Aにより充分に充電されていることを前提とし、例えば走行設定部53で設定された時間(時刻)が到来したときに開始する。
すなわち、地上走行体21が走行を開始して「S」のチェックマークを画像認識したときに、走行体用読取範囲マーク17Aを画像認識して被収容体15に付されたRFIDタグ16の読み取りを開始する(ステップ(S)1)。
以降、進行方向マーク18(チェックマーク)、走行体用読取範囲マーク17A、進行性マーク19,20を撮像部43により撮像し、画像解析部54により画像認識して走行しながら読取範囲のRFIDタグ16を読み取り、読み取ったタグ情報を記憶部52に記憶していき(S2)、図3に示すチェックマーク「R」が画像認識されるまで続けられる(S3)。そして、チェックマーク「R」が画像認識されると、繰り返し走行するか否かの処理が行われる(図5(B)又は図6に移行する)。
図5(B)において、地上走行体21がチェックマーク「R」を認識した場合には(S3)、読取情報処理部55が、記憶部52に記憶した総てのタグ情報を送受信部45より通信中継部31を介して管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)に送信する(S11)。当該管理装置では、管理タグデータに基づいて読み落としのRFIDタグ16が存在するか否かが照合され、読み落としのRFIDタグ16が存在すれば当該読み落としのRFIDタグ16の情報が地上走行体21に送信される。
地上走行体21が管理装置より読み落としのRFIDタグ16の情報を受信し(S12)、図3に示すチェックマーク「R」の位置から「S」の開始位置へ再度走行し、図5(A)のS1から繰り返してRFIDタグ16の読み取りが行われる。地上走行体21の走行設定部53に設定された読取時間条件の範囲内で読み落としが存在しないと管理装置が照合するまでRFIDタグ16の読み取りが繰り返される(S13)。
そして、設定された読取時間条件内で、管理装置においてRFIDタグ16の読み取りの照合結果において総てのRFIDタグ16の読み落としがなくなった時点、若しくは、読取時間条件に達した時点でステーション14に帰還する(S14)。
地上走行体21の帰還後、読み取ったタグ情報及び読み落としたタグ情報の総てが管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)において管理者に対して表示可能とされるものである。
これによって、上記管理装置に送られたタグ情報に読み落としのタグ情報が含まれていた場合には、人的な確認や人的な補充読み取りを促すことができるものであり、総てのRFIDタグ16の読み取りを人的に行う場合と比較すれば、読み落としたRFIDタグ16のみ人的に読み取りを行わせればよく、仮に読み落としのRFIDタグ16があったとしても全体的には効率が向上されるものと言える。
続いて、図6に、図5の読み取り処理の他の動作フローチャートを示す。図5では、読み落としたRFIDタグ16に対する繰り返し読み取りを再度総ての読み取りを繰り返す場合としているが、図6においては、読み落としたRFIDタグ16を管理タグデータからそのアドレス情報を得て、読み落としたRFIDタグ16のみを再度読み取りさせる場合としている。これらのことからすれば、例えば図6では、被収容体15の収容されている位置が事前に判明している場合に有効であり、図5では、被収容体15の存在が判明していても収容位置が不明(ランダム配置)の場合に有効と言える。
図6において、地上走行体21がチェックマーク「R」を認識した場合には(S3)、読取情報処理部55が、記憶部52に記憶した総てのタグ情報を送受信部45より通信中継部31を介して管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)の送信する(S21)。当該管理装置では、管理タグデータに基づいて読み落としのRFIDタグ16が存在するか否かが照合され、読み落としのRFIDタグ16が存在すれば当該読み落としのRFIDタグ16のアドレス情報が地上走行体21に送信される。
地上走行体21が管理装置より読み落としのRFIDタグ16の情報を受信し(S22)、地上走行体21の走行設定部53に設定された読取時間条件に達していなければ(S23)、読み落としたタグ情報のアドレス情報から、進行方向マーク18(チェックマーク)、走行体用読取範囲マーク17A、進行性マーク19,20を認識しながら当該アドレス位置に走行し、図6(B)の「B」に移行して、順次対応のRFIDタグを読み取って記憶し、チェックマーク「R」を認識して管理装置に送信する(S31)。
地上走行体21の走行設定部53に設定された読取時間条件に達するまで(S23)、若しくは、読取時間条件内でRFIDタグ16の読み取りの照合結果において総てのRFIDタグ16の読み落としがなくなるまで、RFIDタグ16の読み取りが繰り返される(S21~S23)。
そして、読取時間条件内で管理装置におけるRFIDタグ16の読み取りの照合結果において総てのRFIDタグ16の読み落としがなくなった時点、若しくは、読取時間条件に達した時点でステーション14に帰還する(S24)。
地上走行体21の帰還後であって、後述の飛行体22の読み取り終了後の初期位置への着地を待って、管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)では、管理者に対して読み取ったタグ情報及び読み落としたタグ情報の総てが表示可能とされるものである。
次に、図7に、図2のRFID読取システムを構成する飛行体による読み取り処理の動作フローチャートを示す。図7(A)において、飛行体22は、地上走行体21上において飛行体用電源66が電源受給部46Aから充分に充電されていることを前提とし、例えば飛行体設定部73で設定された時間(時刻)が到来したときに開始する。
すなわち、飛行体22が飛行を開始して「S」のチェックマークを画像認識したときに、飛行体用読取範囲マーク17B,17Cを画像認識して被収容体15に付されたRFIDタグ16の読み取りを開始する(S41)。
以降、進行方向マーク18(チェックマーク)、飛行体用読取範囲マーク17B,17C、進行性マーク19,20を撮像部63により撮像し、画像解析部74により画像認識して飛行しながら読取範囲のRFIDタグ16を読み取り、読み取ったタグ情報を記憶部72に記憶していき(S42)、図3に示すチェックマーク「R」が画像認識されるまで続けられる(S43)。そして、チェックマーク「R」が画像認識されると、繰り返し飛行するか否かの処理が行われる(図7(B)又は図8に移行する)。
図7(B)において、飛行体22がチェックマーク「R」を認識した場合には(S43)、読取情報処理部75が、記憶部72に記憶した総てのタグ情報を送受信部65より通信中継部31を介して管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)の送信する(S51)。当該管理装置では、管理タグデータに基づいて読み落としのRFIDタグ16が存在するか否かが照合され、読み落としのRFIDタグ16が存在すれば当該読み落としのRFIDタグ16の情報が飛行体22に送信される。
飛行体22が管理装置より読み落としのRFIDタグ16の情報を受信待ちとなり、読み落としたRFIDタグ16の情報を受信し(S52)、飛行体22の飛行体設定部73に設定された読取時間条件に達していなければ(S53)、図3に示すチェックマーク「R」の位置から「S」の開始位置へ再度飛行し、図7(A)のS41から繰り返してRFIDタグ16の読み取りが行われる。飛行体22の飛行体設定部73に設定された読取時間条件に達するまで管理装置におけるRFIDタグ16の読み取りの照合結果において総てのRFIDタグ16の読み落としがなくなるまで、RFIDタグ16の読み取りが繰り返される(S51~S53)。
そして、設定された読取時間条件内で、RFIDタグ16の読み取りの照合結果において総てのRFIDタグ16の読み落としがなくなった時点、若しくは、読取時間条件に達した時点で地上走行体21上の飛行体着地マーク21Aを画像認識して初期位置に着地する(S54)。
飛行体22の着地後、地上走行体21がステーション14に帰還していれば、管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)では、管理者に対して読み取ったタグ情報及び読み落としたタグ情報の総てが表示可能とされるものである。
このように、上記管理装置において管理者に対して読み取ったタグ情報及び読み落としたタグ情報の総てが表示することにより、読み取り対象のRFIDタグ16のタグ情報に読み落としのタグ情報が含まれていた場合には、人的な確認や人的な補充読み取りを促すことができるものであり、総てのRFIDタグ16の読み取りを人的に行う場合と比較すれば、読み落としたRFIDタグ16のみ人的に読み取りを行わせればよく、仮に読み落としのRFIDタグ16があったとしても全体的には効率が向上されるものと言える。
続いて、図8に、図7の読み取り処理の他の動作フローチャートを示す。図7では、読み落としたRFIDタグ16に対する繰り返し読み取りを再度総ての読み取りを繰り返す場合としているが、図8においては、読み落としたRFIDタグ16を管理タグデータからそのアドレス情報を得て、読み落としたRFIDタグ16のみを再度読み取りさせる場合としている。これらのことからすれば、例えば図8では、被収容体15の収容されている位置が事前に判明している場合に有効であり、図7では、被収容体15の存在が判明していても収容位置が不明(ランダム配置)の場合に有効と言える。
図8において、図7(A)における飛行体22がチェックマーク「R」を認識した場合には(S43)、読取情報処理部75が、記憶部72に記憶した総てのタグ情報を送受信部65より通信中継部31を介して管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)の送信する(S61)。当該管理装置では、管理タグデータに基づいて読み落としのRFIDタグ16が存在するか否かが照合され、読み落としのRFIDタグ16が存在すれば当該読み落としのRFIDタグ16の情報が飛行体22に送信される。
飛行体22が管理装置より読み落としのRFIDタグ16の情報を受信待ちとなり、読み落としたRFIDタグ16の情報を受信し(S62)、飛行体22の飛行体設定部73に設定された読取時間条件に達していなければ(S63)、読み落としたタグ情報のアドレス情報から、進行方向マーク18(チェックマーク)、飛行体用読取範囲マーク17B,17C、進行性マーク19,20を認識しながら当該アドレス位置に飛行し、図8(B)の「D」に移行して、順次対応のRFIDタグを読み取って記憶し、チェックマーク「R」を認識して管理装置に送信する(S71)。
飛行体22の飛行設定部73に設定された読取時間条件に達するまで(S63)、若しくは、読取時間条件内でRFIDタグ16の読み取りの照合結果において総てのRFIDタグ16の読み落としがなくなるまで、RFIDタグ16の読み取りが繰り返される(S61~S63)。
そして、読取時間条件内で管理装置におけるRFIDタグ16の読み取りの照合結果において総てのRFIDタグ16の読み落としがなくなった時点、若しくは、読取時間条件に達した時点で地上走行体21上の飛行体着地マーク21Aを画像認識して初期位置に着地する(S64)。
上記同様に、飛行体22の着地後、地上走行体21がステーション14に帰還していれば、管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)では、管理者に対して読み取ったタグ情報及び読み落としたタグ情報の総てが表示可能とされ、タグ情報に読み落としのタグ情報が含まれていた場合には、人的な確認や人的な補充読み取りを促すことができるものであり、総てのRFIDタグ16の読み取りを人的に行う場合と比較すれば、読み落としたRFIDタグ16のみ人的に読み取りを行わせればよく、仮に読み落としのRFIDタグ16があったとしても全体的には効率が向上されるものと言えるものである。
このように、商品倉庫12内に収容された全体の被収容体15に付されたRFIDタグ16の読み取りに対して人的操作を必要とせずに地上走行体21及び飛行体22がそれぞれ独立で移動して分担し、特に地上走行体21による低い位置の低層域を安定してRFIDタグ16の読み取りをさせることができると共に、飛行体22のRFIDタグ16の読み取り易い範囲とさせることができることから、地上走行体21及び飛行体22によるRFIDタグ16の読み取りを短時間で行わせることができ、読み取り時に人的労力を用いずに高効率でRFIDタグ16のタグ情報を得ることができるものである。
また、上記実施形態では、読み落としのRFIDタグ16が存在するかの照合を管理装置側で行わせた場合を示したが、地上走行体21及び/又は飛行体22に管理タグデータを備えさせて読み落としのRFIDタグ16を特定することとしてもよい。さらに、飛行体22で読み取ったタグ情報を地上走行体21に送信して当該地上走行体21で一括してタグ情報を管理し、管理装置に送信することとしてもよい。ところで、上記実施形態では、商品倉庫12内で、地上走行体21及び飛行体22をRFID読取システムを運用した場合を示したが、走行ルート(飛行ルート)を分担させてそれぞれ複数機でRFIDタグ16を読み取らせることで、さらなる時間短縮を図ることができるものである。
本発明のRFID読取システムは、RFIDが付された商品等の被収納体を倉庫等の保有環境下で無人で自動で読み取る装置の製造、使用、販売等の産業に利用可能である。
11 RFID読取システム
12 商品倉庫
13 保有棚
13A~13C 保有棚列
14 ステーション
14A 充電部
15 被収容体
16 RFIDタグ
17A~17C 読取範囲マーク
18 進行方向マーク
19,20 進行性マーク
21 地上走行体
21A 飛行体着地マーク
22 飛行体
31 通信中継部
32 パーソナルコンピュータ(管理装置)
33 携帯端末(管理装置)
41,61 コントローラ
42,62 駆動機構部
43,63 撮像部
44,64 リーダ
45,65 送受信部
46,66 電源
46A 電力受給部
51,71 制御部
52,72 記憶部
53 走行設定部
54,74 画像解析部
55,75 読取情報処理部
56,76 駆動制御部
73 飛行設定部
77 電源監視部

Claims (5)

  1. 少なくとも移動関連用マーク、走行体用読取範囲マーク、飛行体用読取範囲マークが配置されたエリア内に固有情報のRFIDタグが付された被収容体が複数収容され、当該被収容体に付されたRFIDタグを読み取る地上走行体及び飛行体のRFID読取システムであって、
    前記地上走行体は、
    少なくとも前記移動関連用マーク、走行体用読取範囲マークを撮像する撮像手段と、
    前記被収容体に付されたRFIDタグのタグ情報を読み取るタグ読取手段と、
    少なくとも、前記撮像手段で撮像した移動関連用マークを認識して走行させて前記走行体用読取範囲マークに対応した前記RFIDタグのタグ情報を前記タグ読取手段で読み取らせる制御手段と、
    を有し、
    前記飛行体は、
    少なくとも前記移動関連用マーク、飛行体用読取範囲マークを撮像する撮像手段と、
    前記被収容体に付されたRFIDタグのタグ情報を読み取るタグ読取手段と、
    少なくとも、前記撮像手段で撮像した移動関連用マークを認識させ、前記地上走行体とは独立で飛行させて前記飛行体用読取範囲マークに対応した前記RFIDタグのタグ情報を前記タグ読取手段で読み取らせる制御手段と、
    有することを特徴とするRFID読取システム。
  2. 請求項1記載のRFID読取システムであって、前記走行体用読取範囲マークは前記エリアの低層域に配置され、前記飛行体用読取範囲マークは当該走行体用読取範囲マークが配置された低層域より高層域に配置されることを特徴とするRFID読取システム。
  3. 請求項1又は2記載のRFID読取システムであって、前記地上走行体の制御手段は、所定の管理装置に読み取ったタグ情報を送信し、当該管理装置より読み落としのRFIDタグの情報を受信したときに当該地上走行体で再度RFIDタグの読み取りを行わせることを特徴とするRFID読取システム。
  4. 請求項1又は2記載のRFID読取システムであって、前記飛行体の制御手段は、所定の管理装置に読み取ったタグ情報を送信し、当該管理装置より読み落としのRFIDタグの情報を受信したときに当該飛行体で再度RFIDタグの読み取りを行わせることを特徴とするRFID読取システム。
  5. 請求項1~4の少なくとも何れかに記載のRFID読取システムであって、
    前記地上走行体は、飛行体着地マークが形成され、自己の備える地上走行体用電源から前記飛行体の備える飛行体用電源に対して電力を供給する電力供給手段を備え、
    前記飛行体は、自己の飛行体用電源に前記電力供給手段から充電する充電手段を備え、前記制御手段が飛行体用電源の容量を監視し、設定された容量を下回った時に前記飛行体着地マークの形成された地上走行体上に着地させて前記電力供給手段より充電させることを特徴とするRFID読取システム。
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