JP7075870B2 - 太陽電池付き時計 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池付き時計に関する。
特許文献1には、太陽電池(ソーラセル)に光を入射させるため、光透過性を有する文字板が用いられる時計が開示されている。
特開2014-240845号公報
ここで、特許文献1においては、アンテナの受信性能への影響を考慮して、アンテナと重畳する領域に、太陽電池の発電領域である導電性部材が配置されない構成としている。そのため、文字板は、平面視において、太陽電池の発電領域と重畳する領域と、重畳しない領域とを有する。このような時計においては、文字板のうち太陽電池の発電領域と重畳する領域に入射された光は発電に寄与することとなるが、文字板のうち太陽電池の発電領域と重畳しない領域に入射された光は発電に寄与しない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、発電効率のさらなる向上を図る太陽電池付き時計を提供することにある。
上記課題を解決すべく本出願において開示される発明は種々の側面を有しており、それら側面の代表的なものの概要は以下の通りである。
(1)上面と下面のうち、一方の面は平面であり、他方の面は前記平面に対して傾斜する傾斜面を含む、光透過性の文字板と、前記文字板を透過した光が入射することにより発電する発電領域を含む太陽電池と、を有し、前記文字板は、平面視において、前記発電領域と重なる重畳領域と、前記発電領域と重ならない非重畳領域とを含み、前記傾斜面は、前記非重畳領域側から前記重畳領域側に向かう一の方向に向かうに従い、前記上面側から前記下面側に前記平面に対して傾斜する複数の第1の傾斜面と、前記一の方向に向かうに従い、前記下面側から前記上面側に前記平面に対して傾斜する複数の第2の傾斜面と、を含み、前記非重畳領域のうち少なくとも前記重畳領域に隣接する一部の領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合が、前記重畳領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合よりも高い、太陽電池付き時計。
(2)(1)において、前記非重畳領域における前記第1の傾斜面の前記平面に対する第1の傾斜角は、前記重畳領域における前記第1の傾斜面の前記平面に対する第2の傾斜角よりも小さい、太陽電池付き時計。
(3)(1)又は(2)において、前記非重畳領域において、前記下面は、前記複数の第1の傾斜面にそれぞれ隣り合っており、前記平面に対して垂直方向に延びる複数の垂直面を含む、太陽電池付き時計。
(4)(1)~(3)のいずれかにおいて、前記重畳領域のうち少なくとも前記非重畳領域に隣接する一部の領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合が、前記重畳領域のうち前記非重畳領域に隣接する一部の領域の他の領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合よりも高い、太陽電池付き時計。
(5)(1)~(4)のいずれかにおいて、前記非重畳領域のうち前記重畳領域と離間する領域であって前記重畳領域に隣接する一部の領域以外の領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合が、前記重畳領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合と同じである、太陽電池付き時計。
(6)(1)~(5)のいずれかにおいて、前記非重畳領域のうち少なくとも前記重畳領域に隣接する一部の領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合が50%より高い、太陽電池付き時計。
(7)(1)~(6)のいずれかにおいて、前記非重畳領域のうち少なくとも前記重畳領域に隣接する一部の領域における前記第1の傾斜面の表面積は、前記重畳領域における前記第1の傾斜面の表面積よりも大きい、太陽電池付き時計。
(8)(1)~(7)のいずれかにおいて、指針軸を中心として前記文字板上で回転する指針を含み、前記発電領域の平面形状は円形であり、前記発電領域は、平面視において、その中心が前記指針軸と重なるように配置される、太陽電池付き時計。
(9)(1)~(7)のいずれかにおいて、前記発電領域の平面形状はリング状であり、前記非重畳領域のうち少なくとも前記発電領域の内側の領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合が、前記重畳領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合よりも高い、太陽電池付き時計。
(10)(9)において、前記非重畳領域のうち少なくとも前記発電領域の外側の領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合が、前記重畳領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合よりも高い、太陽電池付き時計。
(11)(1)~(10)のいずれかにおいて、電波を受信するアンテナを含み、前記アンテナは、平面視において、前記発電領域と重畳しない領域に配置される、太陽電池付き時計。
上記本発明の(1)~(11)の側面によれば、発電効率のさらなる向上を図る太陽電池付き時計を提供することができる。
第1の実施形態に係る太陽電池付き時計を示す平面図である。 図1のA-A切断線における断面図である。 第1の実施形態の文字板を下面側から見た平面図である。 第1の実施形態における太陽電池に入射される光の光路を模式的に示す図である。 図4のV-V切断線における断面図である。 第1の実施形態の文字板を示す拡大断面図である。 第1の実施形態の文字板を示す拡大断面図である。 文字板の下面における光の反射について説明する断面図である。 第2の実施形態の文字板を示す拡大断面図である。 第2の実施形態における太陽電池に入射される光の光路を模式的に示す図である。 第3の実施形態の文字板を示す拡大断面図である。 第4の実施形態の文字板を示す拡大断面図である。 第5の実施形態における太陽電池に入射される光の光路を模式的に示す図である。 第6の実施形態における太陽電池に入射される光の光路を模式的に示す図である。 第7の実施形態の文字板を示す拡大断面図である。 第8の実施形態の文字板を示す拡大断面図である。
以下、本発明の各実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に係る太陽電池付き時計を示す平面図である。図2は、図1のA-A切断線における断面図である。なお、図2においては、後述の竜頭13の図示は省略しており、また、指針の配置を分かりやすくするため、分針16が9時の方向を向いており、時針15及び秒針17が3時の方向を向いている状態を示している。
図1には、太陽電池付き時計1の外装(時計ケース)である胴10、胴10内に配置された文字板14、時刻を示す指針である時針15、分針16、秒針17が示されている。また、文字板14には所定の位置に時字49が設けられている。また、胴10の12時側及び6時側の側面からは、バンドを固定するためのバンド固定部11が伸びている。また、胴10の3時側の側面にはユーザが種々の操作を行うためのボタン12、竜頭13が配置されている。
なお、図1に示した時計のデザインは一例である。ここで示したもの以外にも、例えば、胴10を丸型でなく角型にしてもよいし、ボタン12や竜頭13の有無、数、配置は任意である。また、図1においては、指針を時針15、分針16、秒針17の3本としているが、これに限定されず、秒針17を省略してもよいし、あるいは、曜日、タイムゾーンやサマータイムの有無、電波の受信状態や電池の残量、各種の表示を行う指針や、日付表示等を追加したりしてもよい。
なお、本明細書では、太陽電池付き時計1として、GPS(Global Positioning System)衛星などの日付や時刻に関する情報を含む衛星信号を送信する衛星から当該衛星信号を受信し、それに含まれる日付や時刻に関する情報に基づき、時計内部に保持される内部時刻を修正する機能を有している衛星電波腕時計を示す。ただし、これに限られるものではなく、一般的な標準電波を受信して内部時刻を修正する電波時計であってもよいし、こうした時刻修正機能を備えない時計であってもよい。
図2に示すように、太陽電池付き時計1は、文字板14を覆うようにガラス等の透明材料により形成された風防32を有し、風防32は胴10に取り付けられている。また、風防32の反対側においては裏蓋36が胴10に取り付けられている。本明細書では、以降、時計の風防32が配置される側(図1における紙面手前側)を上側、裏蓋36が配置される側(図1における紙面奥側)を下側と呼ぶ。また、文字板14のうち上側の面を上面と呼び、文字板14のうち下側の面を下面と呼ぶ。
文字板14は光透過性を有する。文字板14の下側には、太陽電池30が配置されている。太陽電池30は、文字板14を透過した光が入射されることにより発電する。文字板14は、例えば、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂からなるとよい。また、それらに限らず、光を透過する材料からなれば良く、例えば、フッ化樹脂やエチレン系樹脂等を使用しても良い。
太陽電池30は、シリコン等からなる半導体層と、その半導体層の上面及び下面に配置される電極層とを含み、外光が入射されることにより半導体層で発生した電荷を、電極層で回収し、電極層から蓄電池へ電力を供給する。
第1の実施形態においては、図1の破線で示すように、太陽電池30は、平面形状が円形であり、その中心が文字板14の中心Cに位置するように設けられる。そして、文字板14の下側において、太陽電池30が存在しない領域に衛星信号を受信するためのパッチアンテナ20が配置されている。このように、パッチアンテナ20を、平面視において太陽電池30と重ならないように配置することにより、太陽電池30に含まれる電極によるパッチアンテナ20の受信感度への影響を抑制することができる。なお、第1の実施形態においては、アンテナとして、衛星信号を受信する平面アンテナであるパッチアンテナ20を例に挙げるが、これに限られるものではなく、時刻情報等を含む電波を受信するものであれば他の種類のアンテナを用いても構わない。
図2に示すように、太陽電池付き時計1は、さらに、文字板14と太陽電池30の間に設けられる半透過性反射板47、太陽電池30の下側に設けられるムーブメント38を有する。ムーブメント38は、指針を駆動するための輪列とモータ、時刻を計時する水晶振動子を含む時計回路、太陽電池付き時計1全体を制御するコントローラ等を地板と呼ばれる枠に一体に組み付けたものである。ムーブメント38は、ムーブメント38に取り付けられた蓄電池から電力を得て動作する。蓄電池は、ムーブメント38に電力を供給すると同時に、太陽電池30により発電された電力を蓄積するものであり、例えば、ボタン型のリチウム二次電池である。
第1の実施形態においては、太陽電池30は、ムーブメント38に一体的に設けられている。また、ムーブメント38には指針軸が文字板14の上面から突出するように設けられており、その先端に秒針17、分針16、時針15が取り付けられている。そして、それらを覆うようにして風防32が胴10に固定されている。
次に、図3~6を参照して、第1の実施形態の文字板の構成の概要について説明する。図3は、第1の実施形態の文字板を下面側から見た平面図である。図4は、第1の実施形態における太陽電池に入射される光の光路を模式的に示す図である。図5は、図4のV-V切断線における断面図である。図6は、第1の実施形態の文字板を示す拡大断面図である。なお、図6で示す断面図においては、図が煩雑になることを避けるためハッチングを省略する。後述の図7、図8等においても同様とする。
なお、文字板14と太陽電池30との間には、図2で示したように、入射光を適度に透過、反射させるために半透過性反射板47が設けられるとよいが、必須の構成ではないため、図5、図6等においては、半透過性反射板47の図示は省略する。また、第1の実施形態においては、文字板14の下面と太陽電池30との間の空間は空気層となっている。なお、文字板14の下面142には、透過率を調整するための塗料等が塗布されていてもよい。
第1の実施形態においては、文字板14の下面142には、上側に窪んだ複数の谷条部と、谷条部に隣接して下側に突出した複数の山条部とからなる凹凸が形成されている。このように文字板14の下面142に凹凸を形成する理由は、文字板14の下面142と空気層との界面において光を反射させることにより外部から見て太陽電池30等の文字板14の下側に設けられる内部構造を目立たないようにするためである。凹凸の高さやピッチは数十μm~百数十μm程度であるとよい。
凹凸は、文字板14の下面142に、図3(a)に示すように同心円状に形成されてもよいし、図3(b)に示すように渦巻き状に形成されてもよい。なお、図3(a)、図3(b)においては、実線が山条部を示しており、実線の間の部分が谷条部を示している。ただし、図3(a)、図3(b)に示す凹凸の形状は一例であり、例えばストライプ状や放射状に形成されてもよいし、また、一様な模様に限られるものでもなく、装飾的な模様が形成されるものであってもよい。
文字板14は、図4、図5等に示すように、平面視において太陽電池30と重なる重畳領域Dと、平面視において太陽電池30と重ならない非重畳領域Eとを含む。図4においては、太陽電池30を破線で示している。また、図4、図5で示す矢印は、文字板14の非重畳領域Eに入射されて、文字板14の重畳領域Dの下側に配置される太陽電池30へと入射される光Lを模式的に示すものである。このように、非重畳領域Eに入射された光が太陽電池30に入射される理由については後述することとする。
第1の実施形態においては、図5等に示すように、非重畳領域E側から重畳領域D側に向かう方向を方向Sとする。第1の実施形態においては、方向Sは、文字板14上の所定の位置から文字板14の中心Cに向かう方向である。
また、第1の実施形態においては、図6の拡大断面図に示すように、文字板14の上面141を平面とした。ただし、上面141の全体が平面であるものに限らず、一部に凹凸等が設けられていても構わない。
また、上述のように、文字板14は、その下面142に、山条部と谷条部とからなる凹凸を有している。その凹凸により、下面142には傾斜面が形成されている。具体的には、文字板14は、その下面142に、方向Sに向かうに従い上面141側から下面142側に、上面141に対して傾斜する複数の第1の傾斜面142aと、方向Sに向かうに従い下面142側から上面141側に、上面141に対して傾斜する複数の第2の傾斜面142bとを含む。
第1の実施形態においては、非重畳領域Eにおける下面142の傾斜面と、重畳領域Dにおける下面142の傾斜面とを異なる構成とした。以下、図7を参照して、その詳細について説明する。図7は、第1の実施形態の文字板を示す拡大断面図である。
図7に示すように、下面142は、重畳領域Dにおいて、方向Sに向かうに従い上面141側から下面142側に、上面141に対して傾斜する複数の第1の傾斜面142a1と、方向Sに向かうに従い下面142側から上面141側に上面141に対して傾斜する複数の第2の傾斜面142b1と、を含む。これら第1の傾斜面142a1と第2の傾斜面142b1は、互いに隣り合って交互に配置されている。
一方、図7に示すように、下面142は、非重畳領域Eにおいて、方向Sに向かうに従い上面141側から下面142側に、上面141に対して傾斜する複数の第1の傾斜面142a2を含む。また、下面142は、非重畳領域Eにおいて、上面141に対して垂直な方向に延びる複数の垂直面142cを含む。これら第1の傾斜面142a2と垂直面142cは、互いに隣り合って交互に配置されている。
ここで、図7において、非重畳領域Eにおいて、第1の傾斜面142a2を上面141に投影した領域を領域E11として示す。また、重畳領域Dにおいて、第1の傾斜面142a1を上面141に投影した領域を領域D11として示し、第2の傾斜面142b1を上面141に投影した領域を領域D21として示す。
第1の実施形態においては、非重畳領域Eにおいて領域E11の面積が占める割合を、重畳領域Dにおいて領域D11の面積が占める割合よりも高くした。具体的には、非重畳領域Eにおいて領域E11の面積が占める割合を100%とし、重畳領域Dにおいて領域D11の面積が占める割合を50%とした。
上記構成を採用することにより、重畳領域Dに入射した光に限らず、非重畳領域Eに入射した光を、太陽電池30へと導き、太陽電池30の発電量の向上を図ることができる。図8を参照して、その理由を説明する。
図8は、文字板の下面における光の反射について説明する断面図である。図8においては、第1の傾斜面142a1、第2の傾斜面142b1、第1の傾斜面142a2に入射された光Lの光路を模式的に示している。なお、光Lの一部は各傾斜面を透過し、他の一部は各傾斜面で反射されるが、図8においては、反射された光のみを示している。また、実際には、文字板14に入射される光は無数であり、その無数の光が反射や透過を繰り返し、複雑な光路を辿ることとなるが、説明の単純化のため、上面141に対して垂直に入射された1本の光線が各傾斜面に入射された場合を例に挙げて説明する。
また、図8に示す破線Fは、平面である上面141に平行な線を示す。そのため、破線Fに対する傾斜角が上面141に対する傾斜角に対応する。
第1の実施形態においては、第1の傾斜面142a1の上面141に対する傾斜角を傾斜角θ1とし、第2の傾斜面142b1の上面141に対する傾斜角を傾斜角θ2とした。具体的には、傾斜角θ1及び傾斜角θ2を約45度とした。
一方、第1の実施形態においては、第1の傾斜面142a2の上面141に対する傾斜角を傾斜角θ3とした。そして、傾斜角θ3(第1の傾斜角)を、傾斜角θ1(第2の傾斜角)よりも小さくした。具体的には、傾斜角θ3を約40度とした。
第1の傾斜面142a1に入射された光Lは、第1の傾斜面142a1に垂直な中心線O1を基準として、入射角と等しい角度の反射角で反射される。この反射された光を反射光L11として示す。図8に示すように、反射光L11は、方向Sに反射される。
第2の傾斜面142b1に入射された光Lは、第2の傾斜面142b1に垂直な中心線O2を基準として、入射角と等しい角度の反射角で反射される。この反射された光を反射光L12として示す。図8に示すように、反射光L12は、方向Sの反対方向に反射される。
このように、下面142のうち第1の傾斜面142a1と第2の傾斜面142b1とからなる重畳領域Dにおいては、下面142において反射された光の一部は方向S側に進み、他の一部は方向Sの反対方向側に進むこととなる。
一方、第1の傾斜面142a2に入射された光Lは、第1の傾斜面142a2に垂直な中心線O3を基準として、入射角と等しい角度の反射角で反射される。この反射された光を反射光L13として示す。図8に示すように、反射光L13は、方向S側に反射される。
このように、下面142のうち第1の傾斜面142a2からなる非重畳領域Eにおいては、下面142において反射された全ての光は方向S側に進むこととなる。
すなわち、下面142のうち、方向Sに向かうに従い上面141側から下面142側に、上面141に対して傾斜する第1の傾斜面141aの占める割合が高いほど、方向S側に進む光の量が多くなる。そのため、非重畳領域Eにおいて、第1の傾斜面142a2を上面141に投影した領域の面積が占める割合を高くすることにより、重畳領域D側に進む光の量を多くすることができる。
さらに、第1の実施形態においては、第1の傾斜面142a1の上面141に対する傾斜角θ1よりも、第1の傾斜面142a2の上面141に対する傾斜角θ3の傾斜角を小さくした。図8に示すように、第1の傾斜面142a1に入射された光の反射光L11は、隣接する第2の傾斜面142b1に入射される。第2の傾斜面142b1に入射された反射光L1は、第2の傾斜面142b1において反射される。一方、第1の傾斜面142a2に入射された光の反射光L13は、斜め上方向に進むため、隣接する垂直面142cに入射されることなく、方向S側へ進むこととなる。そのため、第1の傾斜面142a2で反射された反射光L13は、第1の傾斜面142a1で反射された反射光L11よりも、より多くが方向S側、すなわち重畳領域D側へ進むこととなる。なお、当然に、第1の傾斜面142a2に入射された光の反射光L13の全てが重畳領域D側へ進むわけではなく、ここでの説明は、あくまで第1の傾斜面142a1に入射された光の反射光L13と比較して、より多くの光が重畳領域D側へ進むことを意味する。
以上説明したように、第1の実施形態においては、非重畳領域Eにおいて、第1の傾斜面142a2を上面141に投影した領域の面積の占める割合を、重畳領域Dにおいて、第1の傾斜面142a1を上面141に投影した領域の面積の占める割合よりも高くした。そのため、非重畳領域Eに入射された光を、太陽電池30へ入射させることができる。その結果、太陽電池30の発電効率の向上を図ることができる。さらに、第1の実施形態においては、非重畳領域Eの第1の傾斜面142a2の上面141に対する傾斜角θ3を、重畳領域Dの第1の傾斜面142a1の上面141に対する傾斜角θ1よりも小さくした。このような構成により、第1の傾斜面142a2で反射された光を、より重畳領域D側に進ませることができる。その結果、太陽電池30に入射される光量を向上し、太陽電池30の発電効率の向上を図ることができる。
なお、非重畳領域Eにおいて領域E11の面積が占める割合は、少なくとも50%よりも大きいとよい。そのような構成とすることにより、少なくとも、方向Sの反対方向側よりも方向S側に多くの光を導くことができる。また、非重畳領域Eの第1の傾斜面142a2の表面積は、重畳領域Dの第1の傾斜面142a1の表面積よりも大きいとよい。上面141に対する傾斜角の小さい傾斜面の表面積を大きくすることにより、方向S側により多くの光を導くことができるためである。
図9及び図10を参照して、第2の実施形態の文字板214について説明する。図9は、第2の実施形態の文字板を示す拡大断面図であって、図10のIX-IX切断線における断面図である。図10は、第2の実施形態における太陽電池に入射される光の光路を模式的に示す図である。なお、第1の実施形態で説明した構成と同様の構成については同じ符号を用いて、その詳細な説明は省略する。
図4、図7等を参照して説明した第1の実施形態においては、文字板14の下面142の形状を、重畳領域Dと非重畳領域Eとで異ならせ、重畳領域D内においては一律に同様の形状を採用し、非重畳領域E内においても一律に同様の形状を採用する構成を示した。しかしながら、非重畳領域Eに入射された光のうち、下面142の形状によって重畳領域Dへと導くことができる光は、重畳領域E付近に入射された光のみである。すなわち、非重畳領域Eのうち、重畳領域Eと離間した領域においては、方向Sに光が進んだとしても、重畳領域Eまで辿りつかず、太陽電池30の発電には寄与しない。
そこで、第2の実施形態においては、非重畳領域Eのうち重畳領域Dに隣接する領域E1において、第1の傾斜面142a2と垂直面142cとからなる下面142を形成し、領域E1よりも重畳領域Dから離間した領域においては、第1の実施形態で示した重畳領域Dにおいて形成した下面142と同様の構成とした。すなわち、領域E1よりも重畳領域Dから離間した領域においては、下面142に、第1の傾斜面142aと第2の傾斜面142bとを含む凹凸を形成した。このように、重畳領域Dにおける下面142と同形状の領域を多くすることにより、発電効率を維持しつつ、第1の実施形態と比較して、文字板14の下面142に凹凸を形成する際の製造工程を簡易にすることができる。
また、第2の実施形態においては、重畳領域Dのうち非重畳領域Eと隣接する領域D1において、第1の傾斜面142a2と垂直面142cとからなる下面142を形成した。すなわち、領域D1においては、方向Sと反対方向に光を反射する傾向にある第2の傾斜面142b1が形成されないこととした。これにより、重畳領域Dのうち領域D1の上面141に入射された光が、文字板214を透過して、太陽電池30の無い領域に漏れ出してしまうことを抑制することができる。その結果、第1の実施形態の構成よりもさらなる発電効率の向上を図ることができる。
図11を参照して、第3の実施形態の文字板314について説明する。図11は、第3の実施形態の文字板を示す拡大断面図である。
第3の実施形態においては、非重畳領域Eにおける傾斜面142aの上面141に対する傾斜角を、重畳領域Dにおける傾斜面142aの上面141に対する傾斜角と同じにした。すなわち、非重畳領域Eにおいて、第1の傾斜面142a1を含む下面142を形成した。その上で、非重畳領域Eにおいて領域E12の面積が占める割合を、重畳領域Dにおいて領域D11の面積が占める割合よりも高くした。なお、図11に示す領域E12は、非重畳領域において第1の傾斜面142a1を上面141に投影した領域である。図11に示すように、非重畳領域Eにおいて領域E12の面積が占める割合は、図7を参照して示した第1の実施形態と同様に、100%である。一方、領域D11の面積が占める割合は、第1の実施形態と同様に、50%である。
図12を参照して、第4の実施形態の文字板414について説明する。図12は、第4の実施形態の文字板を示す拡大断面図である。
第4の実施形態においては、非重畳領域Eにおいて、下面142に、方向Sに向かうに従い上面141側から下面142側に、上面141に対して傾斜する複数の第1の傾斜面142a1と、方向Sに向かうに従い下面142側から上面141側に、上面141に対して傾斜する複数の第2の傾斜面142b2と、を形成した。また、図12に示す領域E12は、非重畳領域Eにおいて、第1の傾斜面142a1を上面141に投影した領域であり、領域E23は第2の傾斜面142b2を上面141に投影した領域である。第4の実施形態においては、非重畳領域Eにおける領域E12と領域23との面積の割合を約3対1とした。すなわち、非重畳領域Eにおいて領域E12の面積が占める割合を、約75%とした。一方、重畳領域Dにおける領域D11の面積が占める割合は、第1の実施形態等と同様に50%とした。このように、第4の実施形態においても、非重畳領域Eにおける領域E12の面積が占める割合が、重畳領域Dにおける領域D11の面積が占める割合よりも高いため、非重畳領域Eに入射された光を、重畳領域D側に導き、太陽電池30の発電効率を向上することができる。
図13を参照して、第5の実施形態の文字板について説明する。図13は、第5の実施形態における太陽電池に入射される光の光路を模式的に示す図である。
第5の実施形態においては、平面形状が、中央部が切り欠かれたリング状の太陽電池530を採用した例について説明する。図13に示すように、太陽電池530は、その中心が文字板514の中心Cと一致するように配置される。
太陽電池130はリング状であるため、文字板514は、太陽電池130の内側の領域及び外側の領域に、平面視において太陽電池530と重ならない非重畳領域Eを有する。第5の実施形態においては、文字板514のうち内側及び外側の非重畳領域Eに入射された光の双方を、重畳領域D側に反射させるように、下面142に凹凸を形成する構成とするとよい。すなわち、文字板514のうち外側の非重畳領域Eにおいては、第1の実施形態で示した第1の傾斜面142a2及び垂直面142cからなる下面142を形成し、文字板514のうち内側の非重畳領域Eにおいては、第1の実施形態で示した第1の傾斜面142a2と傾斜方向が反対となる傾斜面及び垂直面142cからなる下面142を形成するとよい。このような構成にすることにより、太陽電池530の発電効率をより向上させることができる。
図14を参照して、第6の実施形態の文字板614について説明する。図14は、第6の実施形態における太陽電池に入射される光の光路を模式的に示す図である。
第6の実施形態においては、平面形状が、円形に扇形の切り欠きが形成された形状の太陽電池630を採用した例について説明する。第6の実施形態においても、文字板614の非重畳領域Eのうち重畳領域Dに隣接する領域に入射された光が、重畳領域D側に進むように、下面142に凹凸を形成するとよい。具体的には、文字板614の径方向における切断線で切り取った断面形状、例えば、図14に示すB1-B1切断線やB2-B2切断線で切り取った断面形状が、図7等で示した形状となるように、下面142を構成するとよい。これにより、非発電領域Eに入射された光を、太陽電池630へと導くことができ、発電効率の向上を図ることができる。
なお、太陽電池の形状は、第1の実施形態~第6の実施形態で示したものに限られるものではなく、例えば、リング形状の一部が切り欠かれたC字形状であってよいし、角形の外形を有するものであっても構わない。
図15を参照して、第7の実施形態の文字板714について説明する。図15は、第7の実施形態の文字板を示す拡大断面図である。
第7の実施形態においては、下面142は、非重畳領域Eにおいて、方向Sに向かうに従い上面141側から下面142側に、上面141に対して傾斜する複数の第1の傾斜面142a2を含む。また、下面142は、非重畳領域Eにおいて、上面141に対して垂直な方向に延びる複数の垂直面142cを含む。これら第1の傾斜面142a2と垂直面142cは、互いに隣り合って交互に配置されている。なお、第7の実施形態において、重畳領域Dにおける下面142の構成は、第1の実施形態と同様とした。
そして、第7の実施形態においては、重畳領域Dよりも非重畳領域Eにおいて、下面142に形成される凹凸を深くした。すなわち、第1の実施形態等で示した構成と比較して、第1の傾斜面142a2及び垂直面142cの断面視における長さを長くした。このような構成により、第1の傾斜面142a2の表面積が大きくなる。そのため、第1の傾斜面142a2で反射する光の量、すなわち、方向S側に進む光の量を多くすることができる。その結果、太陽電池30における発電効率を向上することができる。
また、第7の実施形態においては、図15に示すように、上面141(図15中の破線F)に対する第1の傾斜面142a2の傾斜角θ3を、上面141に対する第1の傾斜面142a1の傾斜角θ1よりも大きくした。具体的には、傾斜角θ1を約45度とし、傾斜角θ3を約60度とした。このように、第1の実施形態で示したように、傾斜角θ3は、傾斜角θ1よりも小さいものに限られるわけではない。傾斜角θ3は、文字板14の材料、すなわち、文字板14の透過性や反射性に応じて、より方向S側に進む光が多くなるような角度に設定されるとよい。
図16を参照して、第8の実施形態の文字板814について説明する。図16は、第8の実施形態の文字板を示す拡大断面図である。
第8の実施形態においては、図16に示すように、下面142を平面とし、上面141に傾斜面を含む凹凸を形成した例について示す。第8の実施形態の構成は、下面142を平面とし、上面141に傾斜面を含む凹凸を形成したこと以外については、第1の実施形態で示した構成と同様とした。
具体的には、重畳領域Dにおいて、上面141は、方向Sに向かうに従い上面141側から下面142側に、下面142に対して傾斜する複数の第1の傾斜面141a1と、方向Sに向かうに従い下面142側から上面141側に、下面142に対して傾斜する複数の第2の傾斜面141b1と、を含む。そして、第1の傾斜面141a1と、第2の傾斜面141b1とを交互に配置し、第1の傾斜面141a1を下面142に投影した領域D11の面積の占める割合を50パーセントとした。
また、非重畳領域Eにおいて、上面141は、方向Sに向かうに従い上面141側から下面142側に、下面142に対して傾斜する複数の第1の傾斜面141a2と、下面142に対して垂直な方向に延びる複数の垂直面141cと、を含む。そして、第1の傾斜面142a2と、垂直面141cとを交互に配置し、第1の傾斜面142a2を下面142に投影した領域D11の面積の占める割合を100パーセントとした。
第8の実施形態においても、上面141側から入射された光が、文字板814を透過し、下面142から取り出されるが、文字板814に入射される光の一部は、上面141において反射される。
重畳領域Dにおいて、第1の傾斜面141a1に入射された光の一部は、第1の傾斜面141a1に垂直な中心線を基準として、入射角と等しい角度の反射角で反射される。第1の傾斜面141aにおいて反射された反射光は、方向S側に進む。一方、第2の傾斜面141b1に入射された光の一部は、第2の傾斜面141b1に垂直な中心線を基準として、入射角と等しい角度の反射角で反射される。第2の傾斜面142b1において反射された反射光は、方向Sの反対方向側に進む。
非重畳領域Eにおいて、第1の傾斜面141a2に入射された光の一部は、第1の傾斜面141a2に垂直な中心線を基準として、入射角と等しい角度の反射角で反射される。第1の傾斜面142a2において反射された反射光は、方向S側に進む。
以上説明した第8の実施形態の構成においても、非重畳領域Eにおいて、より多くの光を方向S側に進めることができ、太陽電池30の発電効率が向上する。なお、第2の実施形態~第7の実施形態で示した構成を第8の実施形態に適用してもよい。すなわち、下面142を平面とし、上面141の構成を第2の実施形態等で示した下面142の形状としてもよい。
なお、上記各実施形態においては、太陽電池30のうち何れの領域に光が入射された場合であっても発電が行われる例について示したが、これに限られるものではなく、太陽電池30は、光が入射されることにより発電する発電領域と、光が入射された場合であっても発電しない非発電領域を含むものであってもよい。そのような太陽電池30を用いる場合、文字板14のうち発電領域と重畳する領域を重畳領域Dとし、文字板14のうち発電領域と重畳しない領域を非重畳領域Eとして、上記各実施形態で説明した構成を文字板14の下面142に採用するとよい。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、この実施形態に示した具体的な構成は一例として示したものであり、本発明の技術的範囲をこれに限定することは意図されていない。当業者は、これら開示された実施形態を適宜変形してもよく、本明細書にて開示される発明の技術的範囲は、そのようになされた変形をも含むものと理解すべきである。
1 太陽電池付き時計、10 胴、11 バンド固定部、12 ボタン、13 竜頭、14,214,314,414,514,614,714,814 文字板、141 上面、142 下面、142a,142a1,142a2 第1の傾斜面、142b,142b1,142b2 第2の傾斜面、142c 垂直面、15 時針、16 分針、17 秒針、20 パッチアンテナ、30,530,630 太陽電池、32 風防、36 裏蓋、38 ムーブメント、47 半透過性反射板、49 時字。

Claims (11)

  1. 上面と下面のうち、一方の面は平面であり、他方の面は前記平面に対して傾斜する傾斜面を含む、光透過性の文字板と、
    前記文字板を透過した光が入射することにより発電する発電領域を含む太陽電池と、
    を有し、
    前記文字板は、平面視において、前記発電領域と重なる重畳領域と、前記発電領域と重ならない非重畳領域とを含み、
    前記傾斜面は、前記非重畳領域側から前記重畳領域側に向かう一の方向に向かうに従い、前記上面側から前記下面側に前記平面に対して傾斜する複数の第1の傾斜面と、前記一の方向に向かうに従い、前記下面側から前記上面側に前記平面に対して傾斜する複数の第2の傾斜面と、を含み、
    前記非重畳領域のうち少なくとも前記重畳領域に隣接する一部の領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合が、前記重畳領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合よりも高い、
    太陽電池付き時計。
  2. 前記非重畳領域における前記第1の傾斜面の前記平面に対する第1の傾斜角は、前記重畳領域における前記第1の傾斜面の前記平面に対する第2の傾斜角よりも小さい、
    請求項1に記載の太陽電池付き時計。
  3. 前記非重畳領域において、前記下面は、前記複数の第1の傾斜面にそれぞれ隣り合っており、前記平面に対して垂直方向に延びる複数の垂直面を含む、
    請求項1又は2に記載の太陽電池付き時計。
  4. 前記重畳領域のうち少なくとも前記非重畳領域に隣接する一部の領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合が、前記重畳領域のうち前記非重畳領域に隣接する一部の領域の他の領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合よりも高い、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の太陽電池付き時計。
  5. 前記非重畳領域のうち前記重畳領域と離間する領域であって前記重畳領域に隣接する一部の領域以外の領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合が、前記重畳領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合と同じである、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の太陽電池付き時計。
  6. 前記非重畳領域のうち少なくとも前記重畳領域に隣接する一部の領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合が50%より高い、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の太陽電池付き時計。
  7. 前記非重畳領域のうち少なくとも前記重畳領域に隣接する一部の領域における前記第1の傾斜面の表面積は、前記重畳領域における前記第1の傾斜面の表面積よりも大きい、
    請求項1~6のいずれか1項に記載の太陽電池付き時計。
  8. 指針軸を中心として前記文字板上で回転する指針を含み、
    前記発電領域の平面形状は円形であり、
    前記発電領域は、平面視において、その中心が前記指針軸と重なるように配置される、
    請求項1~7のいずれか1項に記載の太陽電池付き時計。
  9. 前記発電領域の平面形状はリング状であり、
    前記非重畳領域のうち少なくとも前記発電領域の内側の領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合が、前記重畳領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合よりも高い、
    請求項1~7のいずれか1項に記載の太陽電池付き時計。
  10. 前記非重畳領域のうち少なくとも前記発電領域の外側の領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合が、前記重畳領域において、前記第1の傾斜面を前記平面に投影した領域の面積の占める割合よりも高い、
    請求項9に記載の太陽電池付き時計。
  11. 電波を受信するアンテナを含み、
    前記アンテナは、平面視において、前記発電領域と重畳しない領域に配置される、
    請求項1~10のいずれか1項に記載の太陽電池付き時計。
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