JP7075549B1 - 漏洩量推定方法、漏洩量推定装置及び漏洩量推定システム - Google Patents

漏洩量推定方法、漏洩量推定装置及び漏洩量推定システム Download PDF

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Abstract

漏洩検出対象物2から気体が漏洩するときに得られる、前記漏洩に伴って発生する音波の音圧を含むパラメータと、前記気体の漏洩量との関係を示す複数の検量線を準備する。前記漏洩検出対象物2から気体が漏洩するときに前記パラメータを検出する。前記検出したパラメータに基づいて、前記準備した検量線のうちのいずれか1つを選択する。前記検出した前記漏洩に伴って発生する音波の音圧に基づいて、前記選択した検量線とから漏洩量を推定する。

Description

本発明は、漏洩量推定方法、漏洩量推定装置及び漏洩量推定システムに関するものである。
従来、配管等から漏出した流体の漏洩量を、漏洩時に発生する超音波の音圧から推定するようにした漏洩量推定方法が公知である(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1には、漏洩する際に発生する超音波を超音波センサで検出し、ピーク検出器にて得られたピーク値に基づいてガス漏洩量を推定するようにした方法が開示されている。
特許文献2には、漏洩部から発生する音圧の周波数成分からノイズを除去し、得られた周波数成分から漏洩量を推定するようにした方法が開示されている。
実開平6-28687号公開実用新案公報 特開2014-149208号公報
しかしながら、前記いずれの特許文献に開示される方法であっても、漏洩する際に発生する音圧と、漏洩量が線形比例することを前提として漏洩量を推定するようにしている。このため、発生音圧と漏洩量が線形比例しない領域については、漏洩量を推定できない。具体的には、音圧レベルが低い領域では、音圧から推定した漏洩量と実際の漏洩量との間には大きな乖離がある。
本発明では、音圧レベルの違いに拘わらず、適切に漏洩量を推定することができる漏洩量推定方法、漏洩量推定装置及び漏洩量推定システムを提供することを課題とする。
本発明の一態様は、前記課題を解決するための手段として、漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに得られる、前記漏洩に伴って発生する音波の音圧を含むパラメータと、前記気体の漏洩量との関係を示す複数の検量線を準備し、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに前記パラメータを検出し、前記検出した前記パラメータに基づいて、前記準備した検量線のうちのいずれか1つを選択し、前記検出したパラメータのうち、前記漏洩に伴って発生する音波の音圧に基づいて、前記選択した検量線から漏洩量を推定し、前記パラメータは、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときの前記漏洩検出対象物内の気体の圧力であり、前記漏洩検出対象物内の気体の圧力が相違する複数の圧力区間を設定し、前記複数の検量線から前記設定した圧力区間毎に適用する検量線を決定する、漏洩量推定方法を提供する。
適用する検量線を切り換える気体圧力の閾値P th は、次式に基づいて算出してもよい。
Figure 0007075549000001
前記検量線の数が2であるとき、前記数式で、M=1として適用する検量線を切り換える閾値を算出してもよい。
これによれば、漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに得られるパラメータの違いに応じた適切な検量線を選択し、漏洩量を的確に推定することができる。
前記検量線は、線形関数で表される検量線と、非線形関数で表される検量線を含んでいてもよい。
これによれば、非線形関数を導入することで、対象外であった発生音圧と漏洩量が線形比例しない領域で、音圧での漏洩量の推定が可能となる。
前記非線形関数の検量線は次式で表すことができる。
Figure 0007075549000002

Figure 0007075549000003
前記係数cは3であるのが好ましい。
これによれば、漏洩する流体が非圧縮性亜音速流で流動している場合の漏洩量を推定することができる。
本発明の一態様は、漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに得られる、前記漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧を含むパラメータと、前記気体の漏洩量との関係を示す複数の検量線を準備し、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに前記パラメータを検出し、前記検出した前記パラメータに基づいて、前記準備した検量線のうちのいずれか1つを選択し、前記検出したパラメータのうち、漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧に基づいて、前記選択した検量線から漏洩量を推定し、前記パラメータは、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときの音波の音圧であり、前記音圧が相違する複数の音圧区間を設定し、前記複数の検量線から前記設定した音圧区間毎に適用する検量線を決定する、漏洩量推定方法を提供する
前記音圧区間の閾値は、模擬漏洩検出物において予め設定した圧力閾値で発生する音圧を使用すればよい。
決定した複数の検量線を1つの近似関数とするのが好ましい。
前記音波の音圧を、測定環境から予想される減衰量に基づいて補正するのが好ましい。
前記音波の音圧を所定時間測定し、ピークホールドにより最大音圧又は最大漏洩量を検出するのが好ましい。
前記音波の音圧を複数方向から測定し、ピークホールドにより最大音圧又は最大漏洩量を検出するのが好ましい。
本発明の一態様は、前記課題を解決するための手段として、漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに得られる、前記漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧を含むパラメータと、前記気体の漏洩量との関係を示す複数の検量線を記憶する記憶部と、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに前記パラメータを検出する検出部と、前記パラメータから、前記複数の検量線のうちのいずれかを選択する選択部と、前記検出した漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧に基づいて、前記選択した検量線から漏洩量を推定する推定部と、を備えており、前記パラメータは、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときの前記漏洩検出対象物内の気体の圧力であり、前記漏洩検出対象物内の気体の圧力が相違する複数の圧力区間が設定されており、前記推定部は、前記複数の検量線から前記設定した圧力区間毎に適用する検量線を決定する漏洩量測定装置を提供する。
本発明のさらなる一態様は、漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに得られる、前記漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧を含むパラメータと、前記気体の漏洩量との関係を示す複数の検量線を記憶する記憶部と、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに前記パラメータを検出する検出部と、前記パラメータから、前記複数の検量線のうちのいずれかを選択する選択部と、前記検出した漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧に基づいて、前記選択した検量線から漏洩量を推定する推定部と、備えており、前記パラメータは、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときの音波の音圧であり、前記音圧が相違する複数の音圧区間が設定されており、前記推定部は、前記複数の検量線から前記設定した音圧区間毎に適用する検量線を決定する漏洩量測定装置を提供する。
本発明の一態様は、前記課題を解決するための手段として、漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに得られる、前記漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧を含むパラメータと、前記気体の漏洩量との関係を示す複数の検量線を記憶する記憶部と、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに前記パラメータを検出する検出部と、前記パラメータから、前記複数の検量線のうちのいずれかを選択する選択部と、前記検出した漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧に基づいて、前記選択した検量線から漏洩量を推定する推定部と、を備えており、前記パラメータは、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときの前記漏洩検出対象物内の気体の圧力であり、前記漏洩検出対象物内の気体の圧力が相違する複数の圧力区間が設定されており、前記推定部は、前記複数の検量線から前記設定した圧力区間毎に適用する検量線を決定する漏洩量測定システムを提供する。
本発明のさらなる一態様は、漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに得られる、前記漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧を含むパラメータと、前記気体の漏洩量との関係を示す複数の検量線を記憶する記憶部と、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに前記パラメータを検出する検出部と、前記パラメータから、前記複数の検量線のうちのいずれかを選択する選択部と、前記検出した、前記漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧に基づいて、前記選択した検量線から漏洩量を推定する推定部と、を備えており、前記パラメータは、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときの音波の音圧であり、前記音圧が相違する複数の音圧区間が設定されており、前記推定部は、前記複数の検量線から前記設定した音圧区間毎に適用する検量線を決定する漏洩量測定システムを提供する。
本発明によれば、漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に漏洩する流体から発せられる音波の音圧レベルの違いに拘わらず、適切に漏洩量を推定することができる。
第1実施形態に係る漏洩量推定装置の使用形態を示す概略説明図。 図1の漏洩量推定装置のブロック図。 音圧と漏洩量との関係を示すグラフ。 図2の制御部で実行する漏洩量推定方法を示すフローチャート。 第2実施形態に係る漏洩量推定装置のブロック図。 図5の制御部で実行する漏洩量推定方法を示すフローチャート。 他の実施形態に係る漏洩量測定システムの概略構成図。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは相違している。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る漏洩量推定装置1を漏洩検出対象物の一例である配管2から周囲雰囲気中への流体(気体)の漏洩量Qを推定するために採用した例を示す(図1中、配管2からの気体の漏洩状態を2点鎖線で示す。)。
漏洩量推定装置1は、図2に示すように、検出部3、記憶部4及び制御部5を備える。
検出部3は音圧検出部6を含む。音圧検出部6は、例えば、図1に示すように、配管2から漏洩した気体から発生する超音波を収集するパラボラ反射板7と、パラボラ反射板7によって収集された超音波を検出する超音波マイク8とで構成することができる。パラボラ反射板7を使用することで、指向性を高くしてピンポイントで漏洩箇所を検出することが可能となる。なお、超音波マイク8で検出した超音波から後述する制御部でその音圧レベルが算出される。
記憶部4は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)などの記憶装置である。記憶部4には、予め漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩する際に発生する音波の音圧Sと漏洩量Qの関係を示す複数の検量線や、これら検量線に基づいて漏洩量Qを推定するための制御プログラム等が記憶されている。
記憶部4に予め記憶されている検量線は、漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に漏洩する気体の流速の違いに応じて、圧縮性音速流、圧縮性亜音速流、及び非圧縮性亜音速流に対応した3種類としている。流速vが音速を超える超音速流は、ラバール・ノズル等の特殊な形状をした管を通る場合でないと発生しないため、ここでは対象外としている。また、音速流では流体の密度ρが一定の非圧縮性流れとはなり得ないため、密度ρが圧力Pの変化に応じて変化する圧縮性音速流のみを対象としている。また、流れの全ての部分で音速(マッハ数M=1)よりも小さい亜音速流では、密度ρの変化が無視できる低速の流れ(マッハ数M<0.3)であれば、圧縮性流体であっても非圧縮性流れとして扱うことができる。そこで、亜音速流では、非圧縮性流れと圧縮性流れとに分けている。漏洩する気体の流れが、圧縮性音速流(M=1)であるのか、圧縮性亜音速流(0.3≦M<1)であるのか、あるいは、非圧縮性亜音速流(M<0.3)であるのかは、漏洩する気体から発せられる音波の音圧の違いによって判断する。ここでは、予め模擬漏洩検出物について気体が漏洩したときに発せられる音波の音圧を測定し、漏洩する気体の速度を推定し、漏洩する気体の流れが前記いずれの速度領域に属するのかで3つの音圧区間を設定し、検出された音圧がいずれの音圧区間に属しているのかで検量線を選択するようにしている。


音圧が最も高い第1音圧区間となる圧縮性音速流(M=1)では、音圧をSとしたとき、気体の漏洩量Qは、従来同様、線形関数である(数1)に従って推定する。
Figure 0007075549000004

Figure 0007075549000005
音圧が最も低い第2音圧区間である非圧縮性亜音速流(M<0.3)では、音圧をSとしたとき、流体の漏洩量Qは、非線形関数である(数2)に従って推定する。
Figure 0007075549000006

Figure 0007075549000007
(数2)は、以下のようにして決定している。すなわち、漏洩する気体の流速vが低速(M<0.3)であれば、音の発生要因として音響二極子が卓越していることが知られている(例えば、乱流工学(空力音響学の基礎)(http://aero.me.tut.ac.jp/Lectures/Turbulence/turb_sound.pdf)参照)。音響二極子により発生する音圧Sは、流体の密度をρとしたとき、S∝ρvの関係が成立することも公知である(例えば、流体騒音の基礎(https://www.jstage.jst.go.jp/article/tsj1973/24/12/24_12_753/_pdf/-char/ja)参照)。そして、漏洩量Qには、Q∝ρvの関係がある。したがって、漏洩量Qと音圧Sとの間には、次の関係が成立する。
Figure 0007075549000008
この関係に基づいて前記(数2)を導き出し、音圧Sから漏洩量Qを推定するようにしている。なお、(数2)は、漏洩する流体が非圧縮性亜音速流で流動している場合であるので、係数cは3とすることができる。
漏洩する気体の流速vがM≧0.3を満足するとき、音の発生要因として音響四極子が卓越し、発生する音圧Sは、S∝ρvの関係が成立することが知られている。このため、音圧が中間の第3音圧区間である圧縮性亜音速流(0.3≦M<1)では、そのまま前記(数2)の関係が成立するとは言えない。しかしながら、圧縮性亜音速流では、実測データから、非圧縮性亜音速流で成立する関係に基づいて漏洩量Qを推定してもそれほど誤差が生じない点に着目し、ここでは非圧縮性亜音速流と同様に(数2)を使用している。
図3は、漏洩箇所における音波の音圧Sと流体の漏洩量Qの関係を示すグラフである。グラフ中、各点が実測データであり、実線が(数1)及び(数2)により算出した関係を示す検量線である。流速vが音速流で、(数1)の線形関数を採用し、亜音速流で、(数2)の非線形関数を採用することで、実測データに近い関係を得ることができた。
制御部5は、CPU、ROM、RAMなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。制御部5は、音圧検出部6での検出データを読み込み、読み込んだデータに基づいて、記憶部4から読み込んだ制御プログラムを、RAMを作業領域として漏洩量推定処理を実行する。制御部は、検量線選択処理を実行することにより機能する選択部9と、漏洩量推定処理を実行することにより機能する推定部10とを備える。なお、制御部5は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成してもよい。
続いて、第1実施形態での漏洩量推定処理について、図4のフローチャートに従って説明する。
漏洩量推定処理では、まず、音圧検出部6で検出される、漏洩する流体(気体)の音圧データを読み込む(ステップS1)。この場合、音圧検出部6による検出は所定時間(例えば、約30秒間)行い、そのときにピークホールドにより検出される最大値を検出データとするのが好ましい。これは、1回の検出中であっても、気体の漏洩状態によって検出値がばらつくため、最も漏洩量Qが多いと判断される最大値を選択するためである。
そして、読み込んだ音圧データに基づいて音圧区間を特定する音圧区間特定処理を実行する(ステップS2)。音圧区間特定処理では、読み込んだ音圧が予め設定しているいずれの音圧区間に該当するのかを判断する。
続いて、特定された音圧区間に基づいて使用する検量線を選択する検量線選択処理を実行する(ステップS3:選択部)。選択される検量線は、ここでは(数1)で特定される第1検量線、又は(数2)で特定される第2検量線のいずれか一方である。
その後、音圧検出部6で検出された音圧データに基づいてステップS3で選択した検量線に従って漏洩量Qを算出する漏洩量算出処理を実行する(ステップS4:算出部)。漏洩量算出処理では、例えば、第1検量線が選択されていれば、検出された音圧Sを(数1)に代入して漏洩量Qを算出する。また、第2検量線が選択されていれば、検出された音圧Sを(数2)に代入して漏洩量Qを算出する。
このように、前記第1実施形態によれば、音圧Sの違いによって漏洩量Qの算出に使用する検量線を変更しているので、一連の処理の結果として推定される漏洩量Qと実際の漏洩量との誤差を抑えることができる。特に、音圧レベルが小さい微小リーク段階で、漏洩量Qを正確に推定することができるので、早期に漏洩箇所の修復等を行うことが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、図5に示すように、前記第1実施形態とは、検出部3に音圧検出部6に加えて圧力検出部11を備える点で相違する。また、第2実施形態では、以下のようにして配管2内の気体の圧力の閾値を算出し、算出される圧力の閾値と比較して、漏洩検出対象物内の気体の圧力がいずれの圧力区間に属しているのかに基づいて検量線を選択し、漏洩量Qを推定するようにしている点でも、前記第1実施形態と相違する。なお、第1実施形態と同様な構成については同一符号を付してその説明を省略する。
圧力検出部11は、配管2内に配置されている。圧力検出部11には、例えば、圧力センサを使用することができる。
配管2内の気体の絶対圧がP、配管外部の絶対圧(大気圧)がPであるとき、漏洩部での流速v(M:マッハ数)は漏洩する気体の比熱比γを用いて次式で表される。
Figure 0007075549000009
そこで、(数3)から、(数1)と(数2)で特定される検量線を切り換える気体の絶対圧Pを算出する。そして、圧力値に基づいていずれの検量線を採用するのかの圧力区間を設定する。ここでは、漏洩部での気体の流速vがマッハ数M=1となるときの圧力値が、圧縮性音速流と圧縮性亜音速流の臨界値となる。これにより、臨界値よりも大きい第1圧力区間と第2圧力区間とに分けられ、圧力検出部7で検出される圧力値がいずれの圧力区間に属するのかを特定することができる。
漏洩する気体が種類の異なるものであれば、(数3)の比熱比γの値が変化する。そして、(数3)から得られるPも変化する。したがって、いずれの検量線を採用するのかを判断するときの閾値圧力Pthも変化することになる。
また、配管外部の絶対圧Pが異なる場合も、(数3)から得られる配管2内の気体の絶対圧Pthも変化する。したがって、いずれの検量線を採用するのかを判断する閾値圧力Pthも変化することになる。
このように、圧力区間は、配管外部の絶対圧や気体の種類の違いに基づく比熱比の違いを考慮して設定することができる。例えば、配管外部の絶対圧Pが大気圧(101.325kPa)に等しく、かつ漏洩する気体が空気や窒素である場合、比熱比γ=1.40であり、大気圧はP=101.325kPaであるため、流速vの閾値であるマッハ数M=1を代入してP=191.8kPaを得ることができる。したがって、配管2内の圧力Pが大気圧Pよりも約90.4kPa高い圧力となれば、その流れはマッハ数M=1を満足することが分かる。そこで、(数1)で特定される検量線を選択し、漏洩量Qを推定すればよい。また、配管2内の圧力Pが約90.4kPa未満であれば、その流れはマッハ数M<1を満足することが分かる。そこで、(数2)で特定される検量線を選択し、漏洩量Qを推定する。
配管外部の絶対圧を実測し、漏洩気体の種類を調査して比熱比を特定することにより、検量線を切り替える閾値Pthを逐次計算して更新することもできるが、本実施形態では、最も漏洩が多いと予測される状況を、比熱比γ=1.40、P=101.325kPaとして算出した閾値Pth=191.8kPa使用している。
第2実施形態での漏洩量推定処理について、図6に示すフローチャートに従って説明する。
漏洩量推定処理では、まず、圧力検出部で検出された配管内の気体の圧力データを読み込む(ステップS11)。そして、読み込んだ圧力データに基づいて圧力区間を特定する(ステップS12)。圧力区間は、前述のように、気体の種別に応じた比熱比の違いを考慮し、流速に基づいて(数3)により得られた値から特定する。続いて、特定された圧力区分に基づいて使用する検量線を選択する検量線選択処理を実行する(ステップS13)。選択される検量線は、前記第1実施形態と同様、(数1)で特定される第1検量線と、(数2)で特定される第2検量線の2種類である。
また、音圧検出部6で検出された漏洩箇所から漏れ出る気体の音波の音圧を読み込み(ステップS14)、その音圧データに基づいてステップS13で選択した検量線に従って漏洩量Qを算出する漏洩量算出処理を実行する(ステップS15:算出部)。この漏洩量算出処理は、前記第1実施形態と同様である。
このように、第2実施形態によれば、圧力区間は、前述のように、気体の種別に応じた比熱比γの違いを考慮し、流速vに基づいて(数3)により得られた値から設定することができる。したがって、より一層、気体の漏洩量を正確に推定することが可能となる。
なお、本発明は、前記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
前記実施形態では、2つの検量線に基づいて漏洩量Qを推定するようにしたが、1つの検量線で推定するようにしてもよい。具体的に、次式によれば、(数1)及び(数2)で特定される2つの検量線を1つの検量線に近似することができ、音圧レベルの違いによって検量線を選択する必要がなくなる。
Figure 0007075549000010

Figure 0007075549000011
前記実施形態では、測定環境の違いについては考慮しなかったが、考慮するようにしてもよく、例えば、以下のような場合が考えられる。
前記実施形態では、漏洩箇所と測定位置(音圧検出部6)との間の距離については考慮しなかったが、この距離の違いに応じて推定される漏洩量Qを補正するのが好ましい。具体的に、漏洩により発生する音圧レベルは、漏洩箇所から離れるに従って減衰する。そこで、この減衰量を考慮して音圧レベルを補正することにより漏洩量Qを推定する。例えば、規格ISO-9613に基づいて、幾何拡散による減衰及び大気吸収による減衰を考慮して音圧レベルを補正することができる。
規格ISO-9613によると、大気吸収による減衰量は、漏洩箇所と測定位置(音圧検出部6)での温度、湿度、気圧の違い、又測定に使用する超音波の周波数によっても変化する。このため、これらのパラメータも考慮して音圧レベルを補正するようにしてもよい。また同様に、減衰量は、床、壁等での反射を考慮するようにしてもよい。
前記実施形態では、漏洩の検出角度については考慮しなかったが、この検出角度の違いに応じて推定される漏洩量Qを補正するのが好ましい。具体的に、音圧レベルが同一であっても、検出部3(超音波マイク8)の指向方向と漏洩位置の噴出方向との間の角度が相違すると、検出される音圧Sから推定される気体の漏洩量Qと実際の気体の漏洩量Qとは相違する。そこで、漏洩箇所での噴出方向を検出し、この噴出方向と検出部の指向方向とが成す角度に基づいて漏洩量Qの誤差を低減すればよい。漏洩する気体の噴出方向に対し、検出部3の指向方向が成す角度が15°から35°(最適には20°)となるようにして検出すると、音圧Sが最大値となった。このため、この角度で検出した音圧Sに基づいて検量線を作成すればよいことが分かる。但し、配管2の亀裂や腐食による漏洩では噴出方向を把握するのは難しい。そこで、漏洩箇所に対してマイクロホンを向ける角度を種々変更し、検出される音圧Sが最大となる角度での音圧Sを検出データとして読み込むようにするのが好ましい。例えば、検出部3を、漏洩箇所を中心する同一円又は球面上で移動させて漏洩する気体が発する音波の音圧を検出すればよい。また、検出部3は、漏洩箇所までの距離を測定する装置と連携させ、測定される距離による減衰補正を行うことにより最大漏洩量を推定するようにしてもよい。
前記実施形態では、漏洩量推定装置1が、検出部3、記憶部4及び制御部5を全て備える構成としたが、これらは必ずしも1つの機器が備える構成としなくてもよく、インターネット等により接続された異なる機器で構成するようにしてもよい。例えば、図7に示すように、検出部3及び通信部12を備えた第1機器13をドローン等で現場に送り、得られたデータをサーバ14側の制御部5で把握して漏洩量を推定するようにしてもよい。また、記憶部4をサーバ14側に設け、クライアント側の制御部5で漏洩量を推定するようにしてもよい。各機器は、前記検出部3等の各部材を単独で構成しても、適宜組み合わせた構成としてもよく、その使用形態は自由に設定することができる。
1 漏洩量推定装置
2 配管(漏洩検出対象物)
3 検出部
4 記憶部
5 制御部
6 音圧検出部
7 パラボラ反射板
8 超音波マイク
9 選択部
10 推定部
11 圧力検出部

Claims (16)

  1. 漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに得られる、前記漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧を含むパラメータと、前記気体の漏洩量との関係を示す複数の検量線を準備し、
    前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに前記パラメータを検出し、
    前記検出した前記パラメータに基づいて、前記準備した検量線のうちのいずれか1つを選択し、
    前記検出したパラメータのうち、漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧に基づいて、前記選択した検量線から漏洩量を推定し、
    前記パラメータは、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときの前記漏洩検出対象物内の気体の圧力であり、
    前記漏洩検出対象物内の気体の圧力が相違する複数の圧力区間を設定し、
    前記複数の検量線から前記設定した圧力区間毎に適用する検量線を決定する、漏洩量推定方法。
  2. 適用する検量線を切り換える気体圧力の閾値Pthは、次式に基づいて算出する、請求項に記載の漏洩量推定方法。
    Figure 0007075549000012
  3. 前記検量線の数が2であるとき、前記数式で、M=1として適用する検量線を切り換える閾値を算出する、請求項に記載の漏洩量推定方法。
  4. 漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに得られる、前記漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧を含むパラメータと、前記気体の漏洩量との関係を示す複数の検量線を準備し、
    前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに前記パラメータを検出し、
    前記検出した前記パラメータに基づいて、前記準備した検量線のうちのいずれか1つを選択し、
    前記検出したパラメータのうち、漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧に基づいて、前記選択した検量線から漏洩量を推定し、
    前記パラメータは、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときの音波の音圧であり、
    前記音圧が相違する複数の音圧区間を設定し、
    前記複数の検量線から前記設定した音圧区間毎に適用する検量線を決定する、漏洩量推定方法。
  5. 前記音圧区間の閾値は、模擬漏洩検出物において予め設定した圧力閾値で発生する音圧を使用する、請求項に記載の漏洩量推定方法。
  6. 前記複数の検量線は、線形関数で表される検量線と、非線形関数で表される検量線を含む、請求項1~5のいずれか1つに記載の漏洩量推定方法。
  7. 前記非線形関数の検量線は次式で表される、請求項に記載の漏洩量推定方法。
    Figure 0007075549000013
  8. 前記係数cは3である、請求項に記載の漏洩量推定方法。
  9. 決定した複数の検量線を1つの近似関数とする、請求項1からのいずれか1項に記載の漏洩量推定方法。
  10. 前記音波の音圧を、測定環境から予想される減衰量に基づいて補正する、請求項1からのいずれか1項に記載の漏洩量推定方法。
  11. 前記音波の音圧を所定時間測定し、ピークホールドにより最大音圧又は最大漏洩量を検出する、請求項1から10のいずれか1項に記載の漏洩量推定方法。
  12. 前記音波の音圧を複数方向から測定し、ピークホールドにより最大音圧又は最大漏洩量を検出する、請求項1から11のいずれか1項に記載の漏洩量推定方法。
  13. 漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに得られる、前記漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧を含むパラメータと、前記気体の漏洩量との関係を示す複数の検量線を記憶する記憶部と、
    前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに前記パラメータを検出する検出部と、
    前記パラメータから、前記複数の検量線のうちのいずれかを選択する選択部と、
    前記検出した漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧に基づいて、前記選択した検量線から漏洩量を推定する推定部と、
    を備えており、
    前記パラメータは、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときの前記漏洩検出対象物内の気体の圧力であり、
    前記漏洩検出対象物内の気体の圧力が相違する複数の圧力区間が設定されており、
    前記推定部は、前記複数の検量線から前記設定した圧力区間毎に適用する検量線を決定する漏洩量測定装置。
  14. 漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに得られる、前記漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧を含むパラメータと、前記気体の漏洩量との関係を示す複数の検量線を記憶する記憶部と、
    前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに前記パラメータを検出する検出部と、
    前記パラメータから、前記複数の検量線のうちのいずれかを選択する選択部と、
    前記検出した漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧に基づいて、前記選択した検量線から漏洩量を推定する推定部と、
    を備えており、
    前記パラメータは、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときの音波の音圧であり、
    前記音圧が相違する複数の音圧区間が設定されており、
    前記推定部は、前記複数の検量線から前記設定した音圧区間毎に適用する検量線を決定する漏洩量測定装置。
  15. 漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに得られる、前記漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧を含むパラメータと、前記気体の漏洩量との関係を示す複数の検量線を記憶する記憶部と、
    前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに前記パラメータを検出する検出部と、
    前記パラメータから、前記複数の検量線のうちのいずれかを選択する選択部と、
    前記検出した、前記漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧に基づいて、前記選択した検量線から漏洩量を推定する推定部と、
    を備えており、
    前記パラメータは、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときの前記漏洩検出対象物内の気体の圧力であり、
    前記漏洩検出対象物内の気体の圧力が相違する複数の圧力区間が設定されており、
    前記推定部は、前記複数の検量線から前記設定した圧力区間毎に適用する検量線を決定する漏洩量測定システム。
  16. 漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに得られる、前記漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧を含むパラメータと、前記気体の漏洩量との関係を示す複数の検量線を記憶する記憶部と、
    前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときに前記パラメータを検出する検出部と、
    前記パラメータから、前記複数の検量線のうちのいずれかを選択する選択部と、
    前記検出した、前記漏洩に伴って発生する気体の音波の音圧に基づいて、前記選択した検量線から漏洩量を推定する推定部と、
    を備えており、
    前記パラメータは、前記漏洩検出対象物から周囲雰囲気中に気体が漏洩するときの音波の音圧であり、
    前記音圧が相違する複数の音圧区間が設定されており、
    前記推定部は、前記複数の検量線から前記設定した音圧区間毎に適用する検量線を決定する漏洩量測定システム。
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