JP7075208B2 - 撮像装置および撮像システム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置および撮像システムに関する。
近年、高画質化および/または多機能化等を目的として、画素内に複数のメモリが設けられた撮像装置が提案されている。特許文献1には、ダイナミックレンジ拡大を図るために、各画素が複数の蓄積ノードを有する撮像装置が記載されている。より具体的には、特許文献1に記載された各画素は、フォトダイオードと、第1蓄積ノードと、第2蓄積ノードと、第1転送ゲートと、第2転送ゲートとを有する。第1転送ゲートは、時間TAの間にフォトダイオードで蓄積された電荷を第1蓄積ノードに転送し、第2転送ゲートは、時間TBの間にフォトダイオードで蓄積された電荷を第2蓄積ノードに転送する。1回の露光は、時間TA、TB、TA、TB・・・のように、TAとTBとからなるサイクルを繰り返す。
米国特許第2013/0135486号
特許文献1に記載された撮像装置は、相互に異なるタイミングで撮像を開始するので、例えば、高速に移動する物体を相互に異なるタイミングで撮像するために有利である。しかし、特許文献1に記載された撮像装置では、撮像の開始のタイミングとして、相互に異なる任意のタイミングを外部から与えることはできない。したがって、特許文献1に記載された撮像装置では、高速で移動する物体あるいは任意に出現しうる物体の撮像を互いに同期しない任意のタイミングのそれぞれで開始することができない。高速で移動する物体あるいは任意に出現しうる物体としては、例えば、道路上を移動する自動車、あるいは、コンベア上を移動する物品等を挙げることができる。
本発明は、高速で移動する物体あるいは任意に出現しうる物体の撮像を互いに同期しない任意のタイミングのそれぞれで開始するために有利な技術を提供することを目的とする。
本発明に1つの側面は、複数の画素を有する撮像装置に係り、前記撮像装置は、トリガ 信号を外部から取り込む入力部と、前記入力部によって取り込まれた前記トリガ信号の立 ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの一方に応じて第1タイミングを与える第1信号 を発生し、前記立ち上がりエッジおよび前記立ち下がりエッジの他方に応じて第2タイミ ングを与える第2信号を発生する制御回路と、を備え、前記複数の画素の各々は、光電変 換部と、前記光電変換部で発生した電荷を保持する第1電荷保持部と、前記光電変換部で 発生した電荷を保持する第2電荷保持部と、を含み、前記複数の画素の各々における動作 は、前記第1信号に応じて前記光電変換部で蓄積が開始された電荷が前記第2電荷保持部 によって保持され、前記第2信号に応じて前記光電変換部で蓄積が開始された電荷が前記 第1電荷保持部によって保持される動作を含む。
本発明によれば、高速で移動する物体あるいは任意に出現しうる物体の撮像を互いに同期しない任意のタイミングのそれぞれで開始するために有利な技術が提供される。
第1実施形態の撮像装置の概略構成を示すブロック図。 第1実施形態の撮像装置の画素の等価回路を例示する図。 第1実施形態の撮像装置の動作を概念的に示す図。 第1実施形態の撮像装置の動作を示す図。 第2実施形態の撮像装置の画素の等価回路を例示する図。 第2実施形態の撮像装置の動作を概念的に示す図。 第2実施形態の撮像装置の動作を示す図。 第3実施形態の撮像装置の概略構成を示すブロック図。 第3実施形態の撮像装置の動作を概念的に示す図。 第3実施形態の撮像装置の動作を示す図。 第4実施形態の撮像装置の概略構成を示すブロック図。 第4実施形態の撮像装置の動作を概念的に示す図。 第4実施形態の撮像装置の動作を示す図。 第4実施形態の撮像装置の他の動作を示す図。 第5実施形態の撮像装置の動作を概念的に示す図。 第5実施形態の撮像装置の動作を示す図。 第6実施形態の撮像装置の動作を概念的に示す図。 本発明の一実施形態の撮像システムの構成を示す図。 本発明の一実施形態の移動体の構成を示す図。
以下、添付図面を参照しながら本発明をその例示的な実施形態を通して説明する。本明細書および添付図面では、信号線とその信号線に出力される信号名とが同一の符号ないし名称で示される場合がある。
図1、図2、図3および図4を参照しながら本発明の第1実施形態の撮像装置を説明する。図1には、第1実施形態の撮像装置1の概略構成が示されている。撮像装置1は、画素アレイ100、垂直走査回路101、列増幅回路102、水平走査回路103、出力回路104、制御回路105、および、入力部IPを備えうる。入力部IPは、相互に同期していない第1タイミングおよび第2タイミングを与えるトリガ信号を外部から取り込む。入力部IPは、例えば、第1外部トリガ端子(第1端子)106、および、第2外部トリガ端子(第2端子)107を含みうる。第1外部トリガ端子106は、第1タイミングを与える第1外部トリガ信号(第1トリガ信号)を外部から取り込みうる。第2外部トリガ端子107は、第2タイミングを与える第2外部トリガ信号(第2トリガ信号)を外部から取り込みうる。画素アレイ100は、複数の行および複数の列を構成するように配列された複数の画素20を含む。垂直走査回路101は、画素アレイ100の複数の行のうち読出対象の行(の画素20)を選択する行選択回路である。垂直走査回路101は、画素アレイ100の複数の行(の画素20)を駆動する。垂直走査回路101は、例えば、シフトレジスタまたはアドレスデコーダなどの論理回路を含みうる。
画素アレイ100の複数の行の各々には、垂直出力線10が設けられており、画素20からの信号が列毎に垂直出力線10に出力されうる。列増幅回路102は、複数の垂直出力線10にそれぞれ対応する複数の増幅器を含み、複数の垂直出力線10にそれぞれ出力される複数の信号を増幅する。列増幅回路102は、例えば、画素20のリセット時の信号および画素20の光電変換による信号に基づく相関二重サンプリング処理を行うように構成されうる。水平走査回路103は、例えば、列増幅回路102の複数の増幅器にそれぞれ接続された複数のスイッチと、該複数のスイッチをそれぞれ制御する複数の制御信号を発生する選択回路とを含みうる。出力回路104は、例えば、バッファアンプ、差動増幅器等で構成され、列増幅回路102からの信号を撮像装置1の外部の信号処理部に出力する。列増幅回路102または出力回路104にAD変換部が設けられ、デジタルの画像信号が撮像装置1から出力されてもよい。
制御回路105は、垂直走査回路101、列増幅回路102、水平走査回路103および出力回路104を制御しうる。また、制御回路105は、垂直走査回路101の制御を介して画素アレイ100の複数の画素20を制御しうる。より具体的には、制御回路105は、第1外部トリガ端子106、第2外部トリガ端子107を介して外部から供給される第1外部トリガ信号、第2外部トリガ信号に従って、垂直走査回路101の制御を介して画素アレイ100の複数の画素20を制御する。
図2には、撮像装置1の画素アレイ100の一部分の構成が例示されている。具体的には、図2には、画素アレイ100における2行×2列=4個の画素20が示されている。複数の画素20の各々は、光電変換部1、第1電荷保持部2、第2電荷保持部3、フローティングディフュージョン(第3電荷保持部)4、第1転送トランジスタ(第1転送部)5、第2転送トランジスタ(第2転送部)6を含みうる。また、複数の画素20の各々は、第3転送トランジスタ(第3転送部)7、選択トランジスタ9、リセットトランジスタ11、増幅トランジスタ12およびオーバーフロートランジスタ14を含みうる。
光電変換部1は、半導体基板の中に配置され、入射光を光電変換し、光電変換によって発生した電荷を蓄積する。第1転送トランジスタ5は、そのゲートに接続された第1転送信号線pGS1がアクティブレベルに駆動されることによってオンして、光電変換部1の電荷を第1電荷保持部2に転送する。第1転送トランジスタ5は、光電変換部1の電荷の全てを第1電荷保持部2に転送するように構成されうる。第1電荷保持部2は、第1転送トランジスタ5によって転送された電荷を一時的に保持する。第1電荷保持部2は、例えば、光電変換部1が配置された半導体基板の中に配置され空乏化される領域を有し、該領域の中に電荷を保持するように構成されうる。
第2転送トランジスタ6は、そのゲートに接続された第2転送信号線pGS2がアクティブレベルに駆動されることによってオンして、第1電荷保持部2によって保持された電荷を第2電荷保持部3に転送する。第2転送トランジスタ6は、第1電荷保持部2によって保持された電荷の全てを第2電荷保持部3に転送するように構成されうる。第2電荷保持部3は、第2転送トランジスタ6によって転送された電荷を一時的に保持する。第2電荷保持部3は、例えば、光電変換部1および第1電荷保持部2が配置された半導体基板の中に配置され空乏化される領域を有し、該領域の中に電荷を保持するように構成されうる。
第3転送トランジスタ7は、そのゲートに接続された第3転送信号線pTXがアクティブレベルに駆動されることによってオンして、第2電荷保持部3によって保持された電荷をフローティングディフュージョン(第3電荷保持部)4に転送する。第3転送トランジスタ7は、第2電荷保持部3によって保持された電荷の全てをフローティングディフュージョン4に転送するように構成されうる。フローティングディフュージョン4は、例えば、光電変換部1、第1電荷保持部2および第2電荷保持部3が配置された半導体基板の中に配置され空乏化される領域を有し、該領域の中に電荷を保持するように構成されうる。
増幅トランジスタ12は、例えば、垂直出力線10に接続された不図示の電流源とともにソースフォロワ回路を構成し、フローティングディフュージョン4の電圧に応じた信号を、選択トランジスタ9を介して垂直出力線10に出力しうる。増幅トランジスタ12は、フローティングディフュージョン4の電圧に応じた信号を出力する画素出力部である。リセットトランジスタ11は、そのゲートに接続されたリセット信号線pRESがアクティブレベルに駆動されることによってオンして、フローティングディフュージョン4の電圧を電源線13の電圧に応じた電圧にリセットしうる。オーバーフロートランジスタ14は、そのゲートに接続された排出信号線pOFDがアクティブレベルに駆動されることによってオンして、光電変換部1に蓄積された電荷を電源線13に排出しうる。
同一行の画素20に対しては、共通の制御信号が垂直走査回路101から供給される。より具体的には、第m行の画素20の第1転送トランジスタ5、第2転送トランジスタ6、第3転送トランジスタ7のゲートには、制御信号線pGS1(m)、pGS2(m)、pTX(m)がそれぞれ接続される。mata、第m行の画素20の選択トランジスタ9、リセットトランジスタ11、オーバーフロートランジスタ14のゲートには、制御信号線pSEL(m)、pRES(m)、pOFD(m)がそれぞれ接続される。この例では、これらのトランジスタは、制御信号線の電圧がハイレベル(アクティブレベル)である時にオンし、ローレベル(インアクティブレベル)の時にオフする。pGS1(m)は第1転送信号線、pGS2(m)は第2転送信号線、pTX(m)は第3転送信号線、pSEL(m)は選択信号線、pRES(m)はリセット信号線、pOFD(m)は排出信号線とも呼ばれうる。
次に、図3を参照しながら第1実施形態の撮像装置1の駆動方法について説明する。図3には、第1実施形態の撮像装置1の駆動方法が概念的に示されている。図3において、光電変換部から第1電荷保持部への矢印は、グローバル電子シャッタ動作における電荷の転送を意味する。図3では、第nフレームに関する動作が実線で示され、第(n+1)フレーム、第(n-1)フレームに関する動作が破線で示されている。撮像装置1の駆動方法は、第nフレームと第(n+1)フレームとで同一であるため、本明細書では、主に第nフレームの動作に注目して説明する。
制御回路105は、時刻T0において、第1外部トリガ端子106に供給される第1外部トリガ信号(パルス信号)の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第1トリガパルスを発生し、第1トリガパルスを基準として、光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。制御回路105は、時刻T1において、時刻T0から時刻T1までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD1(n)を、第1転送トランジスタ5を介して第1電荷保持部2へ転送させ、第1電荷保持部2に保持させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。図3では、第1電荷保持部2に保持された電荷がMEM1(n)として表されている。制御回路105は、時刻T1において転送が終了すると、オーバーフロートランジスタ14を介して光電変換部1の電荷を電源線13に排出させる。
制御回路105は、時刻T2において、第2外部トリガ端子107に供給される第2外部トリガ信号(パルス信号)の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第2トリガパルスを発生し、第2トリガパルスを基準として、光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。制御回路105は、時刻T3において、第1電荷保持部2によって保持された電荷(第1トリガパルスに応じて蓄積が開始され、その後、第1電荷保持部2に転送された電荷MEM1(n))を、第2転送トランジスタ6を介して第2電荷保持部3に転送させる。その後、制御回路105は、時刻T2から時刻T3までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD2(n)を、第1転送トランジスタ5を介して第1電荷保持部2へ転送させ、第1電荷保持部2に保持させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。
制御回路105は、時刻T3における転送が終了した時刻から時刻T4までの期間において、第1トリガパルスに応じて蓄積が開始された電荷MEM1(n)に応じた信号が第2電荷保持部3から行順次で読み出されるように読出動作を制御する。読出動作は、制御回路105が垂直走査回路101、列増幅回路102および水平走査回路103および出力回路104を制御することによってなされる。
制御回路105は、時刻T4において、第1電荷保持部2によって保持された電荷(第2トリガパルスに応じて蓄積が開始され、その後、第1電荷保持部2に転送された電荷MEM2(n))を、第2転送トランジスタ6を介して第2電荷保持部3に転送させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。
制御回路105は、時刻T4おける転送が終了した時刻から時刻T5での期間において、第2トリガパルスに応じて蓄積が開始された電荷MEM2(n)が第2電荷保持部3から行順次で読み出されるように読出動作を制御する。読出動作は、制御回路105が垂直走査回路101、列増幅回路102および水平走査回路103および出力回路104を制御することによってなされる。
次に、図4を参照しながら第1実施形態の撮像装置1の駆動方法をより具体的に説明する。なお、以後のタイミング図の説明では、第1m行の画素20を制御する制御信号名を末尾に(m)を付加して説明し、特に行を区別せずに説明する際には制御信号名の末尾に文字を付加せずに説明を行う。
図4(a)に示されるように、制御回路105は、時刻T0において、第1外部トリガ端子106に供給される第1外部トリガ信号EXTTRG1の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第1トリガパルスpTRG1を発生する。第1トリガパルスpTRG1の立ち上がりエッジに応じて排出信号線pOFDの電圧がハイレベルからローレベルに遷移し、オーバーフロートランジスタ14がオフする。これによって、光電変換部1は、入射光に対応する電荷の蓄積を開始する。制御回路105は、撮像装置1の不図示のレジスタに設定されたパラメータ値で規定される電荷蓄積時間に基づいて、時刻T1において第1転送信号線pGS1の電圧がハイレベルからローレベルに遷移するように第1転送信号線pGS1のパルス駆動を制御する。これにより、時刻T1において、第1転送トランジスタ5がオフし、光電変換部1から第1電荷保持部2への電荷の転送が終了する。
制御回路105は、時刻T2において、第2外部トリガ端子に供給される第2外部トリガ信号EXTTRG2の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第2トリガパルスpTRG2を発生する。第2トリガパルスpTRG2の立ち上がりエッジに応じて排出信号線pOFDの電圧がハイレベルからローレベルに遷移し、オーバーフロートランジスタ14がオフする。これによって、光電変換部1は、入射光に対応する電荷の蓄積を開始(再開)する。制御回路105は、撮像装置1の不図示のレジスタに設定されたパラメータ値で規定される電荷蓄積時間に基づいて、時刻T3において第1転送信号線pGS1の電圧がハイレベルからローレベルに遷移するように第1転送信号線pGS1のパルス駆動を制御する。これにより、時刻T3において、第1転送トランジスタ5がオフし、光電変換部1から第1電荷保持部2への電荷の転送が終了する。
また、制御回路105は、時刻T3よりも前の時刻T41において、第2転送信号線pGS2の電圧がハイレベルからローレベルに遷移するように、第2転送信号線pGS2のパルス駆動を制御する。これにより、第1電荷保持部2から第2電荷保持部3への電荷の転送が開始された後、時刻T41において、第2転送トランジスタ6がオフし、第1電荷保持部2から第2電荷保持部3への転送が終了する。
制御回路105は、時刻T3から時刻T4までの期間において、第2電荷保持部3に転送され第2電荷保持部3によって保持されている電荷に応じた信号の読出動作を制御する。この読出動作は、画素アレイ100の全ての行の画素20を対象としてなされる。読出動作については、図4(b)を参照して後述する。
制御回路105は、時刻T4において、第2転送信号線pGS2の電圧がハイレベルからローレベルに遷移するように、第2転送信号線pGS2のパルス駆動を制御する。これにより、第1電荷保持部2から第2電荷保持部3への電荷の転送が開始された後、時刻T4において、第2転送トランジスタ6がオフし、第1電荷保持部2から第2電荷保持部3への転送が終了する。
制御回路105は、時刻T4から時刻T5までの期間において、第2電荷保持部3に転送され第2電荷保持部3によって保持されている電荷に応じた信号の読出動作を制御する。この読出動作は、画素アレイ100の全ての行の画素20を対象としてなされる。
図4(b)には、第m行と第(m+1)行の画素20からの読出動作が示されている。時刻T42において、制御回路105は、垂直走査回路101を介して選択信号線pSEL(m)の電圧をローベルからハイレベルに遷移させる。これにより、第m行の画素20が選択された状態になる。制御回路105は、時刻T42から時刻T43までの期間の途中において、垂直走査回路101を介した制御によってリセット信号線pRES(m)の電圧をハイレベルに遷移させ、リセットトランジスタ11をオンさせる。制御回路105は、時刻T43において、垂直走査回路101を介した制御によってリセット信号線pRES(m)をローレベルに遷移させ、リセットトランジスタ11をオフさせる。この動作により、フローティングディフュージョン4に存在する電荷が電源線13に排出される。フローティングディフュージョン4の電圧(ノイズ信号)は、ソースフォロワ動作によって増幅され、垂直出力線10に出力される。
時刻T43から時刻T44までの期間において、制御回路105は、列増幅回路102にノイズ信号を読み出させる(N読み)。その後、制御回路105は、垂直走査回路101を介した制御によって第3転送信号線pTX1(m)の電圧をハイレベルに遷移させ、第3転送トランジスタ7をオンさせる。これにより、第nフレームの電荷MEM1(n)が第m行の画素20の電荷を保持している第2電荷保持部3からフローティングディフュージョン4に転送される。フローティングディフュージョン4の電圧(光信号)は、ソースフォロワ動作によって増幅され、垂直出力線10に出力される。制御回路105は、時刻T44において、垂直走査回路101を介した制御によって第3転送信号線pTX1(m)の電圧をオフさせる。
時刻T44から時刻T45の期間において、制御回路105は、列増幅回路102に電荷MEM1(n)に応じた光信号を読み出させる(S読み)。制御回路105は、時刻T45において、垂直走査回路101を介した制御によって選択信号線pSEL(m)の電圧をローレベルに遷移させることによって第m行の選択を終了させる。また、制御回路105は、時刻T45において、選択信号線pSEL(m+1)の電圧をハイレベルに遷移させることによって第(m+1)行の選択を開始させる。
第1実施形態では、被写体の検知が撮像装置1とは別の外部装置で実行され、被写体の検知を示す検知信号が外部装置から撮像装置1の第1、第2外部トリガ端子に供給されうる。これにより、被写体が撮像装置1の撮影範囲に入るタイミングと撮像装置1の画素20による撮像開始(電荷蓄積の開始)とを同期させることができる。また、撮像装置1に2つの外部トリガ端子を設けて、2つの外部トリガ信号を撮像装置1が独立して取り込むことを可能にすることによって、読出動作の周期と非同期に電荷蓄積の開始タイミングの間隔を制御できる。また、1つの電荷保持部に第1トリガパルスに対応して蓄積された電荷を保持させ、もう1つの電荷保持部に第2トリガパルスに対応して蓄積された電荷を保持させることで、撮像の間隔が読出動作の間隔より短い場合においても連続した撮像が可能となる。
また、本実施形態では、光電変換部から電荷保持部への電荷の転送が全ての画素で一括しなされるので、電荷蓄積期間が全ての画素同じであり、被写体の歪みがないグローバル電子シャッタの効果もある。ただし、ローリングシャッタ動作に変更されてもよい。
上記の例では、外部トリガ信号の立ち下がりエッジを検知してトリガパルスを発生させるが、外部トリガ信号の立ち上がりエッジを検知してトリガパルスが発生させてもよい。
図5、図6および図7を参照しながら本発明の第2実施形態の撮像装置を説明する。第2実施形態として言及しない事項は、第1実施形態に従うる。第2実施形態の撮像装置1は、第1電荷保持部2と第2電荷保持部3とが並列接続されている点で第1実施形態と異なる。
複数の画素20の各々は、光電変換部1、第1電荷保持部2、第2電荷保持部3、フローティングディフュージョン(第3電荷保持部)4、第1転送トランジスタ(第1転送部)5、第2転送トランジスタ(第2転送部)6を含みうる。また、複数の画素20の各々は、第3転送トランジスタ(第3転送部)7、第4転送トランジスタ(第4転送部)8、選択トランジスタ9、リセットトランジスタ11および増幅トランジスタ12、オーバーフロードレイントランジスタ14を備える。
光電変換部1は、半導体基板の中に配置され、入射光を光電変換し、光電変換によって発生した電荷を蓄積する。第1転送トランジスタ5は、そのゲートに接続された第1転送信号線pGS1がアクティブレベルに駆動されることによってオンして、光電変換部1の電荷を第1電荷保持部2に転送する。第1転送トランジスタ5は、光電変換部1の電荷の全てを第1電荷保持部2に転送するように構成されうる。第1電荷保持部2は、第1転送トランジスタ5によって転送された電荷を一時的に保持する。第1電荷保持部2は、例えば、光電変換部1が配置された半導体基板の中に配置され空乏化される領域を有し、該領域の中に電荷を保持するように構成されうる。
第2転送トランジスタ6は、そのゲートに接続された第2転送信号線pGS2がアクティブレベルに駆動されることによってオンして、光電変換部1の電荷を第2電荷保持部3に転送する。つまり、第2転送トランジスタ6は、そのゲートに接続された第2転送信号線pGS2がアクティブレベルに駆動されることによってオンして、光電変換部1の電荷を、第1電荷保持部2を経由することなく、第2電荷保持部3に転送する。第2転送トランジスタ6は、光電変換部1の電荷の全てを第2電荷保持部3に転送するように構成されうる。第2電荷保持部3は、第2転送トランジスタ6によって転送された電荷を一時的に保持する。第2電荷保持部3は、例えば、光電変換部1および第1電荷保持部2が配置された半導体基板の中に配置され空乏化される領域を有し、該領域の中に電荷を保持するように構成されうる。
第3転送トランジスタ7は、そのゲートに接続された第3転送信号線pTX1がアクティブレベルに駆動されることによってオンして、第1電荷保持部2によって保持された電荷をフローティングディフュージョン(第3電荷保持部)4に転送する。第3転送トランジスタ7は、第1電荷保持部2によって保持された電荷の全てをフローティングディフュージョン4に転送するように構成されうる。フローティングディフュージョン4は、例えば、光電変換部1、第1電荷保持部2および第2電荷保持部3が配置された半導体基板の中に配置され空乏化される領域を有し、該領域の中に電荷を保持するように構成されうる。
第4転送トランジスタ8は、そのゲートに接続された第4転送信号線pTX2がアクティブレベルに駆動されることによってオンして、第2電荷保持部3によって保持された電荷をフローティングディフュージョン(第3電荷保持部)4に転送する。第4転送トランジスタ8は、第2電荷保持部3によって保持された電荷の全てをフローティングディフュージョン4に転送するように構成されうる。
増幅トランジスタ12は、垂直出力線10に接続された不図示の電流源とともにソースフォロワ回路を構成し、フローティングディフュージョン4の電圧に応じた信号を、選択トランジスタ9を介して垂直出力線10に出力する。リセットトランジスタ11は、そのゲートに接続されたリセット信号線pRESがアクティブレベルに駆動されることによってオンして、フローティングディフュージョン4の電圧を電源線13の電圧に応じた電圧にリセットする。オーバーフロートランジスタ14は、そのゲートに接続された排出信号線pOFDがアクティブレベルに駆動されることによってオンして、光電変換部1に蓄積された電荷を電源線13に排出する。
同一行の画素20に対しては、共通の制御信号が垂直走査回路101から供給される。より具体的には、第m行の画素20の第1転送トランジスタ5、第2転送トランジスタ6、第3転送トランジスタ7、第4転送トランジスタ8のゲートには、制御信号線pGS1(m)、pGS2(m)、pTX1(m)、pTX2(m)がそれぞれ接続される。より具体的には、第m行の画素20の選択トランジスタ9、リセットトランジスタ11、オーバーフロートランジスタ14のゲートには、制御信号線pSEL(m)、pRES(m)、pOFD(m)がそれぞれ接続される。この例では、これらのトランジスタは、制御信号線の電圧がハイレベル(アクティブレベル)である時にオンし、ローレベル(インアクティブレベル)の時にオフする。pGS1(m)は第1転送信号線、pGS2(m)は第2転送信号線、pTX1(m)は第3転送信号線、pTX2(m)は第4転送信号線、pSEL(m)は選択信号線、pRES(m)はリセット信号線、pOFD(m)は排出信号線とも呼ばれる。
次に、図6を参照しながら第2実施形態の撮像装置1の駆動方法について説明する。図6には、第2実施形態の撮像装置1の駆動方法が概念的に示されている。図6において、光電変換部から第1、第2電荷保持部への矢印は、グローバル電子シャッタ動作における電荷の転送を意味する。図6では、第nフレームに関する動作が実線で示され、第(n+1)フレーム、第(n-1)フレームに関する動作が破線で示されている。撮像装置1の駆動方法は、第nフレームと第(n+1)フレームとで同一であるため、本明細書では、主に第nフレームの動作に注目して説明する。
第2実施形態の撮像装置1は、第2外部トリガ端子107に供給される第2外部トリガ信号に応じた電荷蓄積期間と、第1電荷保持部によって保持されている電荷に応じた信号の読出動作期間の少なくとも一部とが重なりうる点で第1実施形態の撮像装置1と異なる。
制御回路105は、時刻T0において、第1外部トリガ端子106に供給される第1外部トリガ信号の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第1トリガパルスを発生し、第1トリガパルスを基準として、光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。制御回路105は、時刻T1において、時刻T0から時刻T1までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD1(n)を、第1転送トランジスタ5を介して第1電荷保持部2へ転送させ、第1電荷保持部2に保持させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。図6では、第1電荷保持部2に保持された電荷がMEM1(n)として表されている。制御回路105は、時刻T1において転送が終了すると、オーバーフロートランジスタ14を介して光電変換部1の電荷を電源線13に排出させる。また、制御回路105は、時刻T1における転送が終了した時刻から時刻T4までの期間において、第1トリガパルスに応じて蓄積が開始された電荷MEM1(n)が、第1電荷保持部2から行順次で読み出されるように読出動作を制御する。読出動作は、制御回路105が垂直走査回路101、列増幅回路102および水平走査回路103および出力回路104を制御することによってなされる。
制御回路105は、時刻T2において、第2外部トリガ端子107に供給される第2外部トリガ信号(パルス信号)の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第2トリガパルスを発生し、第2トリガパルスを基準として、光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。制御回路105は、時刻T3において、時刻T2から時刻T3までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD2(n)を、第2転送トランジスタ6を介して第2電荷保持部3へ転送させ、第2電荷保持部3に保持させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。図6では、第2電荷保持部3に保持された電荷がMEM2(n)として表されている。制御回路105は、時刻T3において転送が終了すると、オーバーフロートランジスタ14を介して光電変換部1の電荷を電源線13に排出させる。
時刻T3では、電荷MEM1(n)に応じた信号の読出動作と第2外部トリガ端子107に供給される第2外部トリガ信号に応じた電荷蓄積とが並行してなされている。これは、第1電荷保持部2と第2電荷保持部3とが並列接続されていることによって実現されている。
時刻T4において、電荷MEM1(n)に応じた信号の読出動作が終了し、続いて電荷MEM2(n)に応じた信号の読出動作が開始される。時刻T4から時刻T7までの期間において、電荷MEM2(n)に応じた信号の読出動作が行われる。
時刻T5において、第2外部トリガ端子107に供給される第2外部トリガ信号がローレベルとなるが、時刻T5では電荷MEM2(n)に応じた信号の読出動作が実行されているので、制御回路105は、光電変換部1における電荷の蓄積を再開させない。一方、電荷MEM1(n)に応じた信号の読出動作の終了後である時刻T6において、制御回路105は、第1外部トリガ端子に供給される第2外部トリガ信号の立ち下がりエッジを検知する。制御回路105は、この検知に応じて第1トリガパルスを発生し、第1トリガパルスを基準として、光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。
制御回路105は、時刻T8において、時刻T0から時刻T1までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD1(n+1)を、第1転送トランジスタ5を介して第1電荷保持部2へ転送させ、第1電荷保持部2に保持させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。図6では、第1電荷保持部2に新たに保持された電荷がMEM1(n+1)として表されている。制御回路105は、時刻T8において転送が終了すると、オーバーフロートランジスタ14を介して光電変換部1の電荷を電源線13に排出させる。また、制御回路105は、時刻T8における転送が終了した後、電荷MEM1(n+1)が第1電荷保持部2から行順次で読み出されるように読出動作を制御する。読出動作は、制御回路105が垂直走査回路101、列増幅回路102および水平走査回路103および出力回路104を制御することによってなされる。
次に、図7を参照しながら第2実施形態の撮像装置1の駆動方法をより具体的に説明する。図7(a)に示されるように、制御回路105は、時刻T0において、第1外部トリガ端子106に供給される第1外部トリガ信号EXTTRG1の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第1トリガパルスpTRG1を発生する。第1トリガパルスpTRG1の立ち上がりエッジに応じて排出信号線pOFDの電圧がハイレベルからローレベルに遷移し、オーバーフロートランジスタ14がオフする。これによって、光電変換部1は、入射光に対応する電荷の蓄積を開始する。制御回路105は、撮像装置1の不図示のレジスタに設定されたパラメータ値で規定される電荷蓄積時間に基づいて、時刻T1において第1転送信号線pGS1の電圧がハイレベルからローレベルに遷移するように第1転送信号線pGS1のパルス駆動を制御する。これにより、時刻T1において、第1転送トランジスタ5がオフし、光電変換部1から第1電荷保持部2への電荷の転送が終了する。
制御回路105は、時刻T1から時刻T4までの期間において、第1電荷保持部2に転送され第1電荷保持部2によって保持されている電荷に応じた信号の読出動作を制御する。この読出動作は、画素アレイ100の全ての行の画素20を対象としてなされる。読出動作については、図7(b)を参照して後述する。
制御回路105は、時刻T2において、第2外部トリガ端子に供給される第2外部トリガ信号EXTTRG2の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第2トリガパルスpTRG2を発生する。第2トリガパルスpTRG2の立ち上がりエッジに応じて排出信号線pOFDの電圧がハイレベルからローレベルに遷移し、オーバーフロートランジスタ14がオフする。これによって、光電変換部1は、入射光に対応する電荷の蓄積を開始(再開)する。制御回路105は、撮像装置1の不図示のレジスタに設定されたパラメータ値で規定される電荷蓄積時間に基づいて、時刻T3において第2転送信号線pGS2の電圧がハイレベルからローレベルに遷移するように第2転送信号線pGS2のパルス駆動を制御する。これにより、時刻T3において、第2転送トランジスタ6がオフし、光電変換部1から第2電荷保持部3への電荷の転送が終了する。
時刻T4において、全ての行について電荷MEM1(n)に応じた信号の読出動作が終了する。制御回路105は、時刻T4から時刻T7までの期間において、第2電荷保持部3に転送され第2電荷保持部3によって保持されている電荷に応じた信号の読出動作を制御する。この読出動作は、画素アレイ100の全ての行の画素20を対象としてなされる。読出動作については、図7(c)を参照して後述する。
時刻T5において、第2外部トリガ端子(EXTTRG2)に供給される第2外部トリガ信号がローレベルとなるが、時刻T5では電荷MEM2(n)に応じた信号の読出動作が実行されているので、制御回路105は、第2トリガパルスを発生しない。これにより、第2電荷保持部3からの読出動作の期間中に光電変換部1から第2電荷保持部3に電荷が転送されることが防がれている。第1外部トリガ端子(EXTTRG1)に供給される第1外部トリガ信号についても同様に、第1電荷保持部2からの読出動作の期間中は、第1外部トリガ端子がローレベルとなっても、制御回路105は、第1トリガパルスを発生しない。
ここで、制御回路105は、電荷保持部からの読出動作の期間中に該電荷保持部への電荷の転送を生じさせうる外部トリガ信号を無視するように構成されうる。しかし、電荷保持部からの読出動作の期間と該電荷保持部への電荷の転送との衝突は、より正確には、電荷保持部からの読出動作が終了する前に該電荷保持部に電荷を転送することによって生じる。よって、制御回路105は、例えば、不図示のレジスタに設定されたパラメータ値で規定される電荷蓄積時間に基づいて電荷蓄積期間の終了時刻を特定し、該終了時刻が読出動作の期間内になる場合にトリガパルスを発生しないように構成されてもよい。
制御回路105は、時刻T6において、第1外部トリガ端子106に供給される第1外部トリガ信号EXTTRG1の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第1トリガパルスpTRG1を発生する。第1トリガパルスpTRG1の立ち上がりエッジに応じて排出信号線pOFDの電圧がハイレベルからローレベルに遷移し、オーバーフロートランジスタ14がオフする。これによって、光電変換部1は、入射光に対応する電荷の蓄積を開始する。制御回路105は、撮像装置1の不図示のレジスタに設定されたパラメータ値で規定される電荷蓄積時間に基づいて、時刻T8において第1転送信号線pGS1の電圧がハイレベルからローレベルに遷移するように第1転送信号線pGS1のパルス駆動を制御する。これにより、時刻T8において、第1転送トランジスタ5がオフし、光電変換部1から第1電荷保持部2への電荷の転送が終了する。
図7(b)には、第m行と第(m+1)行の画素20の第1電荷保持部2からの読出動作(図7(a)におけるRead1)が示されている。時刻T70において、制御回路105は、垂直走査回路101を介して選択信号線pSEL(m)の電圧をローレベルからハイレベルに遷移させる。これにより、第m行の画素20が選択された状態になる。制御回路105は、時刻T70から時刻T71までの期間の途中において、垂直走査回路101を介した制御によってリセット信号線pRES(m)の電圧をハイレベルに遷移させ、リセットトランジスタ11はオンさせる。制御回路105は、時刻T71において、垂直走査回路101を介した制御によってリセット信号線pRES(m)をローレベルに遷移させ、リセットトランジスタ11をオフさせる。この動作により、フローティングディフュージョン4に存在する電荷が電源線13に排出される。フローティングディフュージョン4の電圧(ノイズ)信号は、ソースフォロワ動作によって増幅され、垂直出力線10に出力される。
時刻T71から時刻T72までの期間において、制御回路105は、列増幅回路102にノイズ信号を読み出させる(N読み)。その後、制御回路105は、垂直走査回路101を介した制御によって第3転送信号線pTX1(m)の電圧をハイレベルに遷移させ、第3転送トランジスタ7をオンさせる。これにより、第nフレームの電荷MEM1(n)(第1トリガパルスに応じて蓄積された電荷)が第m行の画素20の電荷を保持している第1電荷保持部2からフローティングディフュージョン4に転送される。フローティングディフュージョン4の電圧(光信号)は、ソースフォロワ動作によって増幅され、垂直出力線10に出力される。制御回路105は、時刻T72において、垂直走査回路101を介した制御によって第3転送信号線pTX1(m)の電圧をオフさせる。
時刻T72から時刻T73の期間において、制御回路105は、列増幅回路102に電荷MEM1(n)に応じた光信号を読み出させる(S読み)。制御回路105は、時刻T73において、垂直走査回路101を介した制御によって選択信号線pSEL(m)の電圧をローレベルに遷移させることによって第m行の選択を終了させる。また、制御回路105は、時刻T73において、選択信号線pSEL(m+1)の電圧をハイレベルに遷移させることによって第(m+1)行の選択を開始させる。
図7(c)には、第m行と第(m+1)行の画素20の第1電荷保持部2からの読出動作(図7(b)におけるRead2)が示されている。時刻T77において、制御回路105は、垂直走査回路101を介して選択信号線pSEL(m)の電圧をローレベルからハイレベルに遷移させる。これにより、第m行の画素20が選択された状態になる。制御回路105は、時刻T77から時刻T78までの期間の途中において、垂直走査回路101を介した制御によってリセット信号線pRES(m)の電圧をハイレベルに遷移させ、リセットトランジスタ11をオンさせる。制御回路105は、時刻T78において、垂直走査回路101を介した制御によってリセット信号線pRES(m)をローレベルに遷移させ、リセットトランジスタ11をオフさせる。この動作により、フローティングディフュージョン4に存在する電荷が電源線13に排出される。フローティングディフュージョン4の電圧(ノイズ)信号は、ソースフォロワ動作によって増幅され、垂直出力線10に出力される。
時刻T78から時刻T79までの期間において、制御回路105は、列増幅回路102にノイズ信号を読み出させる(N読み)。その後、制御回路105は、垂直走査回路101を介した制御によって第4転送信号線pTX2(m)の電圧をハイレベルに遷移させ、第4転送トランジスタ8をオンさせる。これにより、第nフレームの電荷MEM1(n)(第2トリガパルスに応じて蓄積された電荷)が、第m行の画素20の電荷を保持している第2電荷保持部3からフローティングディフュージョン4に転送される。フローティングディフュージョン4の電圧(光信号)は、ソースフォロワ動作によって増幅され、垂直出力線10に出力される。制御回路105は、時刻T72において、垂直走査回路101を介した制御によって第4転送信号線pTX2(m)の電圧をオフさせる。
時刻T79から時刻T710の期間において、制御回路105は、列増幅回路102に電荷MEM1(n)に応じた光信号を読み出させる(S読み)。制御回路105は、時刻T710において、垂直走査回路101を介した制御によって選択信号線pSEL(m)の電圧をローレベルに遷移させることによって第m行の選択を終了させる。また、制御回路105は、時刻T710において、選択信号線pSEL(m+1)の電圧をハイレベルに遷移させることによって第(m+1)行の選択を開始させる。
第2実施形態によれば、第1外部トリガ信号に応じて蓄積された電荷に応じた信号の読出動作と、第2外部トリガ信号に応じた電荷の蓄積とが並行してなされうる。よって、第2実施形態は、撮像と撮像との間隔を短くするために有利である。換言すると、第2実施形態は、より頻繁に外部トリガ信号が供給される用途に有利である。
図8、図9、図10を参照しながら本発明の第3実施形態の撮像装置を説明する。第3実施形態は、第2実施形態の変形例であり、第3実施形態として言及しない事項は、第2実施形態に従いうる。ただし、第3実施形態において説明される事項は、第1実施形態の撮像装置1に適用されてもよい。図8には、第3実施形態の撮像装置1の概略構成が示されている。図8に示されるように、第3実施形態の撮像装置1は、垂直同期信号を外部装置から取り込む同期信号端子108を付加的に備えている。第3実施形態では、垂直同期信号に従って画素アレイ100の各画素20からの信号を出力する。
図9を参照しながら第3実施形態の撮像装置1の駆動方法について説明する。図9には、第3実施形態の撮像装置1の駆動方法が概念的に示されている。制御回路105は、時刻T0において、第1外部トリガ端子106に供給される第1外部トリガ信号の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第1トリガパルスを発生し、第1トリガパルスを基準として、光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。制御回路105は、時刻T1において、第1外部トリガ端子106に供給される第1外部トリガ信号の立ち上がりエッジを検知する。そして、制御回路105は、この立ち上がりエッジの検知に応じて、時刻T0から時刻T1までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD1(n)を、第1転送トランジスタ5を介して第1電荷保持部2へ転送させ、第1電荷保持部2に保持させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。制御回路105は、時刻T1において転送が終了すると、オーバーフロートランジスタ14を介して光電変換部1の電荷を電源線13に排出させる。
制御回路105は、時刻T2において、第2外部トリガ端子107に供給される第2外部トリガ信号の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第2トリガパルスを発生し、第2トリガパルスを基準として、光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。制御回路105は、時刻T3において、第2外部トリガ端子107に供給される第2外部トリガ信号の立ち上がりエッジを検知する。そして、制御回路105は、この立ち上がりエッジの検知に応じて、時刻T2から時刻T3までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD2(n)を、第2転送トランジスタ6を介して第2電荷保持部3へ転送させ、第2電荷保持部3に保持させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。図9では、制御回路105は、時刻T3において転送が終了すると、オーバーフロートランジスタ14を介して光電変換部1の電荷を電源線13に排出させる。
制御回路105は、時刻T4において、第1外部トリガ端子106に供給される第1外部トリガ信号の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第1トリガパルスを発生し、第1トリガパルスを基準として、光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。制御回路105は、時刻T5において、第1外部トリガ端子106に供給される第1外部トリガ信号の立ち上がりエッジを検知する。そして、制御回路105は、この立ち上がりエッジの検知に応じて、時刻T4から時刻T5までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD3(n)を、第1転送トランジスタ5を介して第1電荷保持部2へ転送させ、第1電荷保持部2に保持させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。第1電荷保持部2では、既に保持している電荷PD1(n)と、第1転送トランジスタ5によって新たに転送された電荷PD3(n)とが加算される。制御回路105は、時刻T5において転送が終了すると、オーバーフロートランジスタ14を介して光電変換部1の電荷を電源線13に排出させる。
制御回路105は、時刻T6において、第2外部トリガ端子107に供給される第2外部トリガ信号の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第2トリガパルスを発生し、第2トリガパルスを基準として、光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。制御回路105は、時刻T7において、第2外部トリガ端子107に供給される第2外部トリガ信号の立ち上がりエッジを検知する。そして、制御回路105は、この立ち上がりエッジの検知に応じて、時刻T6から時刻T7までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD4(n)を、第2転送トランジスタ6を介して第2電荷保持部3へ転送させ、第2電荷保持部3に保持させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。第2電荷保持部2では、既に保持している電荷PD2(n)と、第2転送トランジスタ6によって新たに転送された電荷PD4(n)とが加算される。制御回路105は、時刻T7において転送が終了すると、オーバーフロートランジスタ14を介して光電変換部1の電荷を電源線13に排出させる。
制御回路105は、時刻T8において垂直同期信号の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて、時刻T8から時刻T9までの期間において読出動作を行わせる。この読出動作では、第1電荷保持部2によって保持されている電荷MEM1(n)が第1電荷保持部2から行順次で読み出される。制御回路105は、時刻T10において垂直同期信号の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて、時刻T10から時刻T11までの期間において読出動作を行わせる。この読出動作では、第2電荷保持部3によって保持されている電荷MEM2(n)が第2電荷保持部3から行順次で読み出される。読出動作は、制御回路105が垂直走査回路101、列増幅回路102および水平走査回路103および出力回路104を制御することによってなされる。
次に、図10を参照しながら第3実施形態の撮像装置1の駆動方法をより具体的に説明する。図10(a)に示されるように、制御回路105は、時刻T0において、第1外部トリガ端子106に供給される第1外部トリガ信号EXTTRG1の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第1トリガパルスpTRG1を発生する。第1トリガパルスpTRG1に応じて、時刻T80において、排出信号線pOFDの電圧がハイレベルからローレベルに遷移し、オーバーフロートランジスタ14がオフする。これによって、光電変換部1は、入射光に対応する電荷の蓄積を開始する。
制御回路105は、時刻T1において、第1外部トリガ端子106に供給される第1外部トリガ信号EXTTRG1の立ち上がりエッジを検知し、これに応じて第1転送信号線pGS1をパルス駆動する。パルス駆動される第1転送信号線pGS1は、時刻T81でハイレベルからローレベルに遷移し、これにより、時刻T81で第1転送トランジスタ5がオフし、光電変換部1から第1電荷保持部2への電荷の転送が終了する。第1電荷蓄積期間は、時刻T80から時刻T81までの期間となる。
制御回路105は、時刻T2において、第2外部トリガ端子107に供給される第2外部トリガ信号EXTTRG2の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第2トリガパルスpTRG2を発生する。第2トリガパルスpTRG2に応じて、時刻T82において、排出信号線pOFDの電圧がハイレベルからローレベルに遷移し、オーバーフロートランジスタ14がオフする。これによって、光電変換部1は、入射光に対応する電荷の蓄積を開始する。
制御回路105は、時刻T3において、第2外部トリガ端子107に供給される第2外部トリガ信号EXTTRG2の立ち上がりエッジを検知し、これに応じて第2転送信号線pGS2をパルス駆動する。パルス駆動される第2転送信号線pGS2は、時刻T83でハイレベルからローレベルに遷移し、これにより、時刻T83で第1転送トランジスタ5がオフし、光電変換部1から第2電荷保持部3への電荷の転送が終了する。第2電荷蓄積期間は、時刻T82から時刻T83までの期間となる。
制御回路105は、時刻T4において、第1外部トリガ端子106に供給される第1外部トリガ信号EXTTRG1の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第1トリガパルスpTRG1を発生する。第1トリガパルスpTRG1に応じて、時刻T84において、排出信号線pOFDの電圧がハイレベルからローレベルに遷移し、オーバーフロートランジスタ14がオフする。これによって、光電変換部1は、入射光に対応する電荷の蓄積を開始する。
制御回路105は、時刻T5において、第1外部トリガ端子106に供給される第1外部トリガ信号EXTTRG1の立ち上がりエッジを検知し、これに応じて第1転送信号線pGS1をパルス駆動する。パルス駆動される第1転送信号線pGS1は、時刻T85でハイレベルからローレベルに遷移し、これにより、時刻T85で第1転送トランジスタ5がオフし、光電変換部1から第1電荷保持部2への電荷の転送が終了する。第3電荷蓄積期間は、時刻T84から時刻T85までの期間となる。
制御回路105は、時刻T6において、第2外部トリガ端子107に供給される第2外部トリガ信号EXTTRG2の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第2トリガパルスpTRG2を発生する。第2トリガパルスpTRG2に応じて、時刻T86において、排出信号線pOFDの電圧がハイレベルからローレベルに遷移し、オーバーフロートランジスタ14がオフする。これによって、光電変換部1は、入射光に対応する電荷の蓄積を開始する。
制御回路105は、時刻T7において、第2外部トリガ端子107に供給される第2外部トリガ信号EXTTRG2の立ち上がりエッジを検知し、これに応じて第2転送信号線pGS2をパルス駆動する。パルス駆動される第2転送信号線pGS2は、時刻T87でハイレベルからローレベルに遷移し、これにより、時刻T87で第1転送トランジスタ5がオフし、光電変換部1から第2電荷保持部3への電荷の転送が終了する。第4電荷蓄積期間は、時刻T86から時刻T87までの期間となる。
制御回路105は、時刻T8において垂直同期信号の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて、第1電荷保持部2によって保持されている電荷MEM1(n)が第1電荷保持部2から行順次で読み出されるように読出動作を制御する。
第3実施形態によれば、垂直同期信号によって規定される1フレームの読出動作(垂直同期信号の周期)より短い時間間隔で外部トリガ信号が与えられる場合であっても、それに応じた撮像が可能である。また、光電変換部1から第1電荷保持部2または第2電荷保持部3への電荷の転送を複数回にわたって行う際の電荷蓄積のタイミングを外部トリガ信号で制御することで、多重露光の制御の自由度を上げることができる。また、電荷保持部への電荷の転送のタイミングを第1電荷保持部、第2電荷保持部、第1電荷保持部・・・というように交互に行うことで、多重露光を行った際に被写体が重なってしまう影響を低減することができる。また、読出動作の開始を外部装置からの信号(垂直同期信号)によって制御することによって、読出動作のタイミングの自由度を向上させることができる。
図11、図12、図13、図14を参照しながら本発明の第4実施形態の撮像装置を説明する。第4実施形態は、第2実施形態の変形例であり、第4実施形態として言及しない事項は、第2実施形態に従いうる。ただし、第4実施形態において説明される事項は、第1又は第3実施形態の撮像装置1に適用されてもよい。図11には、第4実施形態の撮像装置1の概略構成が示されている。図11に示されるように、第4実施形態の撮像装置1は、2つの外部トリガ端子が1つの外部トリガ端子に多重化されている。
次に、図12を参照しながら第4実施形態の撮像装置1の駆動方法について説明する。図12には、第4実施形態の撮像装置1の駆動方法が概念的に示されている。図12において、光電変換部から第1電荷保持部への矢印は、グローバル電子シャッタ動作における電荷の転送を意味する。図12では、第nフレームに関する動作が実線で示され、第(n+1)フレーム、第(n-1)フレームに関する動作が破線で示されている。
制御回路105は、時刻T0において、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第1トリガパルスを発生し、第1トリガパルスを基準として、光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。制御回路105は、時刻T1において、時刻T0から時刻T1までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD1(n)を、第1転送トランジスタ5を介して第1電荷保持部2へ転送させ、第1電荷保持部2に保持させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。図12では、第1電荷保持部2に保持された電荷がMEM1(n)として表されている。制御回路105は、時刻T1において転送が終了すると、オーバーフロートランジスタ14を介して光電変換部1の電荷を電源線13に排出させる。
制御回路105は、時刻T1における転送が終了した時刻から時刻T4までの期間において、第1トリガパルスに応じて蓄積が開始された電荷MEM1(n)に応じた信号が第1電荷保持部2から行順次で読み出されるように読出動作を制御する。制御回路105は、時刻T2において、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号(パルス信号)の立ち上がりエッジを検知し、これに応じて第2トリガパルスを発生し、第2トリガパルスを基準として、光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。制御回路105は、時刻T3において、時刻T2から時刻T3までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD2(n)を、第2転送トランジスタ6を介して第2電荷保持部3へ転送させ、第2電荷保持部3に保持させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。図12では、第2電荷保持部3に保持された電荷がMEM2(n)として表されている。
時刻T4において、第1電荷保持部2によって保持された電荷MEM1(n)に応じた信号の読出動作が終了し、続いて第2電荷保持部3によって保持された電荷MEM2(n)に応じた信号の読出動作が開始される。
次に、図13を参照しながら第4実施形態の撮像装置1の駆動方法をより具体的に説明する。図13に示されるように、制御回路105は、時刻T0において、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号EXTTRG1の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第1トリガパルスpTRG1を発生する。第1トリガパルスpTRG1の立ち上がりエッジに応じて排出信号線pOFDの電圧がハイレベルからローレベルに遷移し、オーバーフロートランジスタ14がオフする。これによって、光電変換部1は、入射光に対応する電荷の蓄積を開始する。制御回路105は、撮像装置1の不図示のレジスタに設定されたパラメータ値で規定される電荷蓄積時間に基づいて、時刻T1において第1転送信号線pGS1の電圧がハイレベルからローレベルに遷移するように第1転送信号線pGS1のパルス駆動を制御する。これにより、時刻T1において、第1転送トランジスタ5がオフし、光電変換部1から第1電荷保持部2への電荷の転送が終了する。
制御回路105は、時刻T1における転送が終了した時刻から時刻T4までの期間において、第1トリガパルスに応じて蓄積が開始された電荷MEM1(n)に応じた信号が第1電荷保持部2から行順次で読み出されるように読出動作を制御する。
制御回路105は、時刻T2において、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号EXTTRG1の立ち上がりエッジを検知し、これに応じて第2トリガパルスpTRG2を発生する。第2トリガパルスpTRG2の立ち上がりエッジに応じて排出信号線pOFDの電圧がハイレベルからローレベルに遷移し、オーバーフロートランジスタ14がオフする。これによって、光電変換部1は、入射光に対応する電荷の蓄積を開始する。制御回路105は、撮像装置1の不図示のレジスタに設定されたパラメータ値で規定される電荷蓄積時間に基づいて、時刻T3において第2転送信号線pGS2の電圧がハイレベルからローレベルに遷移するように第2転送信号線pGS2のパルス駆動を制御する。これにより、時刻T3において、第2転送トランジスタ6がオフし、光電変換部1から第2電荷保持部3への電荷の転送が終了する。
時刻T4において、第1電荷保持部2によって保持された電荷MEM1(n)に応じた信号の読出動作が終了し、続いて第2電荷保持部3によって保持された電荷MEM2(n)に応じた信号の読出動作が開始される。
上記の例では、制御回路105は、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号の立ち下がりエッジを第1タイミングとして第1トリガパルスを発生し、該外部トリガ信号の立ち上がりエッジを第2タイミングとして第2トリガパルスを発生する。しかしながら、制御回路105は、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号の立ち上がりエッジを第1タイミングとして第1トリガパルスを発生し、該外部トリガ信号の立ち下がりエッジを第2タイミングとして第2トリガパルスを発生する。つまり、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号は、立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの一方で第1タイミングを与え、立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの他方で第2タイミングを与えうる。
また、図14には、第4実施形態の別の変形例である撮像装置1の駆動方法が概念的に示されている。図14において、光電変換部から第1電荷保持部への矢印は、グローバル電子シャッタ動作における電荷の転送を意味する。図12では、第nフレームに関する動作が実線で示され、第(n+1)フレーム、第(n-1)フレームに関する動作が破線で示されている。
制御回路105は、時刻T0において、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号の立ち下がりエッジを検知し、これと撮像装置内のトリガ識別信号(不図示)に応じて第1トリガパルスを発生する。そして、制御回路105は、第1トリガパルスを基準として、光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。制御回路105は、時刻T1において、時刻T0から時刻T1までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD1(n)を、第1転送トランジスタ5を介して第1電荷保持部2へ転送させ、第1電荷保持部2に保持させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。図14では、第1電荷保持部2に保持された電荷がMEM1(n)として表されている。制御回路105は、時刻T1において、外部トリガ端子106の立ち上がりエッジを検知する。そして、制御回路105は、この立ち上がりエッジの検知に応じて、時刻T0から時刻T1までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD1(n)を、第1転送トランジスタ5を介して第1電荷保持部2へ転送させ、第1電荷保持部2に保持させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。制御回路105は、時刻T1において転送が終了すると、オーバーフロートランジスタ14を介して光電変換部1の電荷を電源線13に排出させる。また、また、時刻T1において、撮像装置内のトリガ識別信号を反転させ、次の立下りエッジで、第2トリガパルスを発生させるようにする。
制御回路105は、時刻T1における転送が終了した時刻から時刻T4までの期間において、第1トリガパルスに応じて蓄積が開始された電荷MEM1(n)が、第1電荷保持部2から行順次で読み出されるように読出動作を制御する。読出動作は、制御回路105が垂直走査回路101、列増幅回路102および水平走査回路103および出力回路104を制御することによってなされる。
制御回路105は、時刻T2において、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号の立ち下がりエッジを検知し、これと撮像装置内のトリガ識別信号に応じて第2トリガパルスを発生する。そして、制御回路105は、第2トリガパルスを基準として、光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。制御回路105は、時刻T3において、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号の立ち上がりエッジを検知する。そして、制御回路105は、この立ち上がりエッジの検知に応じて、時刻T2から時刻T3までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD2(n)を、第2転送トランジスタ6を介して第2電荷保持部3へ転送させ、第2電荷保持部3に保持させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。図14では、制御回路105は、時刻T3において転送が終了すると、オーバーフロートランジスタ14を介して光電変換部1の電荷を電源線13に排出させる。また、時刻T1において、撮像装置内のトリガ識別信号を反転させ、次の立下りエッジで、第1トリガパルスを発生させるようにする。
時刻T4において、電荷MEM1(n)に応じた信号の読出動作が終了し、続いて電荷MEM2(n)に応じた信号の読出動作が開始される。時刻T4から時刻T7までの期間において、電荷MEM2(n)に応じた信号の読出動作が行われる。
制御回路105は、時刻T5において、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号の立ち下がりエッジを検知し、これと撮像装置内のトリガ識別信号に応じて第1トリガパルスを発生する。そして、制御回路105は、第1トリガパルスを基準として、光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。制御回路105は、時刻T6において、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号の立ち上がりエッジを検知する。そして、制御回路105は、この立ち上がりエッジの検知に応じて、時刻T5から時刻T6までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD1(n+1)を、第1転送トランジスタ5を介して第1電荷保持部2へ転送させ、第1電荷保持部2に保持させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。制御回路105は、時刻T5において転送が終了すると、オーバーフロートランジスタ14を介して光電変換部1の電荷を電源線13に排出させる。
第4実施形態によれば、外部トリガ端子の数を削減することができることに加えて、他の実施形態のように2つの外部トリガ端子に対応する2つの信号ラインの間に信号遅延による影響を受けないという利点が提供される。
図15および図16を参照しながら本発明の第5実施形態の撮像装置を説明する。第5実施形態は、第4実施形態の変形例であり、第5実施形態として言及しない事項は、第4実施形態に従いうる。ただし、第5実施形態において説明される事項は、第1乃至第3実施形態の撮像装置1に適用されてもよい。第5実施形態の撮像装置1は、電子シャッタ動作がローリングシャッタ動作である点、および、多重露光を行う点で第4実施形態の露光装置1と異なる。
制御回路105は、時刻T0において、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第1トリガパルスを発生し、第1トリガパルスを基準として、第1行の画素20の光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。以後、制御回路105は、行順次で第2行以降の画素20の光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。ここで、光電変換部1における電荷の蓄積は、オーバーフロートランジスタ14をオフさせることによって開始される。
制御回路105は、時刻T1において、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号の立ち上がりエッジを検知し、これに応じて第2トリガパルスを発生する。そして、制御回路105は、第2トリガパルスに応じて、第1行の画素20の光電変換部1に時刻T0から時刻T1までの期間に蓄積された信号電荷PD1(n)を、第1転送トランジスタ5を介して第1電荷保持部2へ転送させ、第1電荷保持部2に保持させる。以降においても、行順次で第1電荷保持部2への電荷の転送が行われる。図15では、第1電荷保持部2に保持された電荷がMEM1(n)として表されている。時刻T1において、第1行の画素20における光電変換部1から第1電荷保持部2への電荷の転送が終了すると、即ち、第1電荷蓄積期間における電荷蓄積が終了すると、第2電荷蓄積期間における電荷蓄積が開始される。
制御回路105は、時刻T2において、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第1トリガパルスを発生する。そして、制御回路105は、第1トリガパルスに応じて、時刻T1から時刻T3までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD2(n)を第2電荷保持部3へ転送させる。その転送が終了すると、第3電荷蓄積期間における電荷蓄積が開始される。
制御回路105は、時刻T3において、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号の立ち上がりエッジを検知し、これに応じて第2トリガパルスを発生する。そして、制御回路105は、第2トリガパルスに応じて、第1行の画素20の光電変換部1に時刻T3から時刻T4までの期間に蓄積された信号電荷PD3(n)を、第1転送トランジスタ5を介して第1電荷保持部2へ転送させ、第1電荷保持部2に保持させる。以降においても、行順次で第1電荷保持部2への電荷の転送が行われる。その転送が終了すると、第4電荷蓄積期間における電荷蓄積が開始される。
制御回路105は、時刻T4において垂直同期信号の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて、第1行の画素20からの信号の読出動作を開始し、行順次で読出動作を行う。
次に、図16を参照しながら第5実施形態の撮像装置1の駆動方法をより具体的に説明する。図16(a)に示されるように、制御回路105は、時刻T0において、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号EXTTRG1の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第1トリガパルスpTRG1を発生する。第1トリガパルスpTRG1に応じて、第1行の画素20のための排出信号線pOFD(1)の電圧がハイレベルからローレベルに遷移し、第1行の画素20のオーバーフロートランジスタ14がオフする。これによって、第1行の画素20の光電変換部1は、入射光に対応する電荷の蓄積を開始する。
制御回路105は、時刻T1において、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号EXTTRG1の立ち上がりエッジを検知し、これに応じて第2トリガパルスpTRG2を発生する。制御回路105は、第2トリガパルスpTRG2に応じて、第1行の画素20のための第1転送信号pGS1(1)にパルスを発生させる。これによって第1転送信号pGS1(1)がハイレベルであるときに、第1行の画素20において、光電変換部1から第1電荷保持部2に電荷が転送される。
制御回路105は、時刻T2において、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号EXTTRG1の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて第1トリガパルスpTRG1を発生する。制御回路105は、第1トリガパルスpTRG1に応じて、第1行の画素20のための第2転送信号pGS2(1)にパルスを発生させる。これによって第2転送信号pGS2(1)がハイレベルであるときに、第1行の画素20において、光電変換部1から第2電荷保持部3に電荷が転送される。
制御回路105は、時刻T3において、外部トリガ端子106に供給される外部トリガ信号EXTTRG1の立ち上がりエッジを検知し、これに応じて第2トリガパルスpTRG2を発生する。制御回路105は、第2トリガパルスpTRG2に応じて、第1行の画素20のための第1転送信号pGS1(1)にパルスを発生させる。これによって第1転送信号pGS1(1)がハイレベルであるときに、第1行の画素20において、光電変換部1から第1電荷保持部2に電荷が転送される。
制御回路105は、時刻T4において垂直同期信号の立ち下がりエッジを検知し、これに応じて、第1行の画素20からの信号の読出動作を開始し、行順次で読出動作を行う。この読出動作は、図16(b)に示されている。
図16(b)には、第m行と第(m+1)行の画素20の第1電荷保持部2からの読出動作(図15(a)におけるRead)が示されている。時刻T90において、制御回路105は、垂直走査回路101を介して選択信号線pSEL(m)の電圧をローレベルからハイレベルに遷移させる。これにより、第m行の画素20が選択された状態になる。制御回路105は、時刻T90から時刻T91までの期間の途中において、垂直走査回路101を介した制御によってリセット信号線pRES(m)の電圧をハイレベルに遷移させ、リセットトランジスタ11をオンさせる。制御回路105は、時刻T91において、垂直走査回路101を介した制御によってリセット信号線pRES(m)をローレベルに遷移させ、リセットトランジスタ11をオフさせる。この動作により、フローティングディフュージョン4に存在する電荷が電源線13に排出される。フローティングディフュージョン4の電圧(ノイズ)信号は、ソースフォロワ動作によって増幅され、垂直出力線10に出力される。
時刻T91から時刻T92までの期間において、制御回路105は、列増幅回路102にノイズ信号を読み出させる(N読み)。その後、制御回路105は、垂直走査回路101を介した制御によって第3転送信号線pTX1(m)の電圧をハイレベルに遷移させ、第3転送トランジスタ7をオンさせる。これにより、電荷MEM1(m)(第1トリガパルスに応じて蓄積された電荷)が第m行の画素20の電荷を保持している第1電荷保持部2からフローティングディフュージョン4に転送される。フローティングディフュージョン4の電圧(光信号)は、ソースフォロワ動作によって増幅され、垂直出力線10に出力される。制御回路105は、時刻T92において、垂直走査回路101を介した制御によって第3転送信号線pTX1(m)の電圧をオフさせる。
時刻T92から時刻T93の期間において、制御回路105は、列増幅回路102に電荷MEM1(m)に応じた光信号を読み出させ(S1読み)、その後、垂直走査回路101を介した制御によってリセット信号線pRES(m)の電圧をハイレベルに遷移させる。これにより、リセットトランジスタ11がオンする。制御回路105は、時刻T93において、垂直走査回路101を介した制御によってリセット信号線pRES(m)をローレベルに遷移させ、リセットトランジスタ11をオフさせる。この動作により、フローティングディフュージョン4に存在する電荷が電源線13に排出される。フローティングディフュージョン4の電圧(ノイズ)信号は、ソースフォロワ動作によって増幅され、垂直出力線10に出力される。
時刻T94から時刻T95までの期間において、制御回路105は、列増幅回路102にノイズ信号を読み出させる(N読み)。その後、制御回路105は、垂直走査回路101を介した制御によって第4転送信号線pTX2(m)の電圧をハイレベルに遷移させ、第4転送トランジスタ8をオンさせる。これにより、電荷MEM2(m)(第1トリガパルスに応じて蓄積された電荷)が第m行の画素20の電荷を保持している第2電荷保持部3からフローティングディフュージョン4に転送される。フローティングディフュージョン4の電圧(光信号)は、ソースフォロワ動作によって増幅され、垂直出力線10に出力される。制御回路105は、時刻T94において、垂直走査回路101を介した制御によって第4転送信号線pTX2(m)の電圧をオフさせる。
時刻T94から時刻T95の期間において、制御回路105は、列増幅回路102に電荷MEM2(m)に応じた光信号を読み出させ(S2読み)、その後、垂直走査回路101を介した制御によってリセット信号線pRES(m)の電圧をハイレベルに遷移させる。これにより、リセットトランジスタ11がオンする。
制御回路105は、時刻T95において、垂直走査回路101を介した制御によって選択信号線pSEL(m)の電圧をローレベルに遷移させることによって第m行の選択を終了させる。また、制御回路105は、選択信号線pSEL(m+1)の電圧をハイレベルに遷移させることによって第(m+1)行の選択を開始させる。
第5実施形態によれば、被写体が垂直同期信号に対して非同期で連続して動く状況において、撮像間隔が垂直同期信号によって規定される1フレームの読出動作(垂直同期信号の周期)より短い時間間隔より短い場合においても、連続撮像が可能である。また、電荷蓄積時間が短い画像と、電荷蓄積時間が長い画像とを得ることができる。また、多重露光によって移動体等の物体を複数回にわたって1つの画像に記録するこができる。
図17を参照しながら本発明の第6実施形態の撮像装置を説明する。第6実施形態は、第2実施形態の変形例であり、第6実施形態として言及しない事項は、第2実施形態に従いうる。ただし、第6実施形態において説明される事項は、第1、第3乃至第5実施形態の撮像装置1に適用されてもよい。第6実施形態では、第1外部トリガ端子106に供給される第1外部トリガ端子106と第2外部トリガ端子107に供給される第2外部トリガ信号とは、相補信号である。
第6実施形態では、制御回路105は、時刻T0で、第1外部トリガ端子106に供給される第1外部トリガ信号の立ち下がりエッジと、第2外部トリガ端子107に供給される第2外部トリガ信号の立ち上がりエッジとを検知して第1トリガパルスを発生する。そして、制御回路105は、第1トリガパルスを基準として、光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。時刻T1において、制御回路105は、時刻T0から時刻T1までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD1(n)を第1電荷保持部2に転送させ、第1電荷保持部2によって保持させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。図16では、第1電荷保持部2に保持された電荷がMEM1(n)として表されている。制御回路105は、時刻T1において転送が終了すると、オーバーフロートランジスタ14を介して光電変換部1の電荷を電源線13に排出させる。
時刻T1における電荷の転送が終了した後、制御回路105は、第1トリガパルスに応じて蓄積が開始された電荷MEM1(n)に応じた信号が第1電荷保持部2から行順次で読み出されるように読出動作を制御する。読出動作は、制御回路105が垂直走査回路101、列増幅回路102および水平走査回路103および出力回路104を制御することによってなされる。
制御回路105は、時刻T2において、第1外部トリガ端子106に供給される第1外部トリガ信号の立ち上がりエッジと、第2外部トリガ端子107に供給される第2外部トリガ信号の立ち下がりエッジとの双方を検知して、第2トリガパルスを発生する。そして、制御回路105は、第2トリガパルスを基準として、光電変換部1に電荷の蓄積を開始させる。時刻T3において、制御回路105は、時刻T2から時刻T3までの期間に光電変換部1に蓄積された電荷PD2(n)を第2電荷保持部3に転送させ、第2電荷保持部3によって保持させる。この転送は、画素アレイ100の全ての画素20において一括してなされる。
時刻T4において、電荷MEM1(n)に応じた信号の読出動作が終了し、続いて電荷MEM2(n)に応じた信号の読出動作が開始される。
第6実施形態によれば、外部トリガ信号として相補信号を用いることによって、ノイズ耐性を向上させることができる。
図18には、本発明の一実施形態の撮像システム200の構成が示されている。撮像システム200は、検出部D1と、カメラCAMとを備えうる。あるいは、撮像システム200は、検出部D1と、撮像装置1とを備えうる。検出部D1は、物体を検出し、物体を検出したことを示す検出信号TR1、TR2を上記の第1外部トリガ信号EXTTRG1、第2外部トリガ信号EXTTRG2として発生する。あるいは、検出部D1は、物体を検出し、物体を検出したことを示す検出信号TRを上記の外部トリガ信号EXTTRGとして発生するように構成されてもよい。検出部D1は、例えば、自動車等の物体を検出するループコイル、磁気センサ、光電式センサ、超音波センサ等のセンサを含みうる。あるいは、検出部D1は、コンベア上の物体を検出するフォトインターラプター等のセンサを含みうる。検出部D1は、例えば、1つの物体を検出したときに第1検出信号TR1(第1外部トリガ信号EXTTRG1)を発生し、更に1つの物体を検出したときに第2検出信号TR3(第3外部トリガ信号EXTTRG2)を発生するように構成されうる。あるいは、検出部D1は、1つの物体を検出したときに検出信号TR(外部トリガ信号EXTTRG)の論理レベルを反転させ、更に1つの物体を検出したときに検出信号TR(外部トリガ信号EXTTRG)の論理レベルを更に反転させるように構成されうる。
カメラCAMは、撮像機能を有するあらゆる装置でありうる。カメラCAMは、撮像装置1の他、図17に示される構成要素を含みうる。カメラCAMは、被写体(物体)の光学像を撮像装置1の撮像面に形成するレンズC02を含みうる。また、カメラCAMは、レンズC02を通過する光量を変更するための絞りC04、レンズC02の保護のためのバリアC06を含みうる。撮像装置1は、レンズC02により形成された光学像を画像データに変換する。
カメラCAMは、また、撮像装置1より出力される出力信号の処理を行う信号処理部C08を含みうる。信号処理部C08は、例えば、画像データの補正、加工、圧縮等を行いうる。カメラCAMは、画像データを一時的に記憶するためのメモリC10、外部コンピュータ等と通信するための外部インターフェース(外部I/F)C12を含みうる。また、カメラCAMは、画像データを記録すための半導体メモリ等の記録媒体C14、記録媒体C14に対する画像データの記録および記録媒体C14からの画像データの読出を行うための媒体制御部C16を含みうる。記録媒体C14は、カメラCAMに固定的に備えられてもよいし、着脱可能であってもよい。カメラCAMは、カメラCAMの構成要素を制御する主制御部C18を含みうる。撮像装置1には、検出部D1から第1外部トリガ信号EXTTRG1、第2外部トリガ信号EXTTRG2としての第1検出信号TR1、第2検出信号TR2が供給されうる。撮像装置1は、第1検出信号TR1、第2検出信号TR2に従って撮像を行いうる。
撮像システムの一例として、監視カメラがある。防犯、監視等の用途で用いられる監視カメラでは、イベントの発生(注目するオブジェクト(人、動物、物体、移動体、異常現象等)の接近、発生等)を検出部D1が検出する。この検出の結果として、外部トリガ信号TR1、TR2を撮像装置1に出力する。また、撮像システムの他の一例として、工業用カメラがある。工業用カメラの用途として、生産ラインを流れる生産物の監視がある。この工業用カメラでは、イベントの発生(生産物の接近、異常現象の発生等)を検出部D1が検出する。この検出の結果として、外部トリガ信号TR1、TR2を撮像装置1に出力する。
上述したように、複数の外部トリガ信号を用いることによって撮像と撮像の間隔を、外部トリガ信号が1つの場合に比べて短縮することができる。これにより、高速に移動する複数の移動体、複数の生産物、複数の異常現象の連続発生といった複数のイベントの発生のそれぞれを高速に撮像することができる。
第7実施形態である撮像システム及び移動体について、図19を用いて説明する。図19は、本実施形態による撮像システム及び移動体の構成例を示す図である。
図19(a)は、車載カメラに関する撮像システム400の一例を示したものである。撮像システム400は、撮像装置410を有する。撮像装置410は、上述の各実施形態に記載の撮像装置のいずれかである。撮像システム400は、撮像装置410により取得された複数の画像データに対し、画像処理を行う画像処理部412と、撮像装置410により取得された複数の画像データから視差(視差画像の位相差)の取得を行う視差取得部414を有する。撮像システム400は、取得された視差に基づいて対象物までの距離を取得する距離取得部416と、取得された距離に基づいて衝突可能性があるか否かを判定する衝突判定部418と、を有する。ここで、視差取得部414や距離取得部416は、対象物までの距離情報を取得する距離情報取得手段の一例である。すなわち、距離情報とは、視差、デフォーカス量、対象物までの距離等に関する情報である。衝突判定部418はこれらの距離情報のいずれかを用いて、衝突可能性を判定してもよい。距離情報取得手段は、専用に設計されたハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアモジュールによって実現されてもよい。また、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等によって実現されてもよいし、これらの組合せによって実現されてもよい。
撮像システム400は、車両情報取得装置420と接続されており、車速、ヨーレート、舵角などの車両情報を取得することができる。また、撮像システム400は、衝突判定部418での判定結果に基づいて、車両に対して制動力を発生させる制御信号を出力する制御装置である制御ECU430が接続されている。すなわち、制御ECU430は、距離情報に基づいて移動体を制御する移動体制御手段の一例である。また、撮像システム400は、衝突判定部418での判定結果に基づいて、ドライバーへ警報を発する警報装置440とも接続されている。例えば、衝突判定部418の判定結果として衝突可能性が高い場合、制御ECU430はブレーキをかける、アクセルを戻す、エンジン出力を抑制するなどして衝突を回避、被害を軽減する車両制御を行う。警報装置440は音等の警報を鳴らす、カーナビゲーションシステムなどの画面に警報情報を表示する、シートベルトやステアリングに振動を与えるなどしてユーザに警告を行う。
本実施形態では、車両の周囲、例えば前方又は後方を撮像システム400で撮像する。図19(b)に、車両前方(撮像範囲450)を撮像する場合の撮像システム400を示した。車両情報取得装置420は、撮像システム400を動作させ撮像を実行させるように指示を送る。上述の各実施形態の撮像装置を撮像装置410として用いることにより、本実施形態の撮像システム400は、測距の精度をより向上させることができる。
また、外部トリガ信号を撮像装置410に出力する出力部として、視差取得部414、距離取得部416、衝突判定部418、車両情報取得装置420のいずれか、あるいはその複数とすることができる。例えば、移動体の前方を撮像している場合、人や他の移動体の接近を視差取得部414、距離取得部416、衝突判定部418、車両情報取得装置420のいずれか、又はその複数が検知した場合に外部トリガ信号として撮像装置410に出力するようにしてもよい。
以上の説明では、他の車両と衝突しないように制御する例を述べたが、他の車両に追従して自動運転する制御、車線からはみ出さないように自動運転する制御等にも適用可能である。更に、撮像システムは、自車両等の車両に限らず、例えば、船舶、航空機あるいは産業用ロボットなどの移動体(移動装置)に適用することができる。加えて、移動体に限らず、高度道路交通システム(ITS)等、広く物体認識を利用する機器に適用することができる。
[変形実施形態]
本発明は、上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、いずれかの実施形態の一部の構成を他の実施形態に追加した例や、他の実施形態の一部の構成と置換した例も、本発明の実施形態である。
また、画素12や列読み出し回路30の回路構成は、図3に示すものに限定されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、それぞれの画素12が複数の光電変換部PDを有していてもよい。
また、上記実施形態では、カラーフィルタ配列としてRGBW12配列の場合を説明したが、必ずしもRGBW12配列のカラーフィルタである必要はない。例えば、W画素の比率の異なるRGBW配列のカラーフィルタ、例えばRGBW8配列のカラーフィルタであってもよい。或いは、シアン色のCFを備えたC画素と、マゼンダ色のCFを備えたM画素と、黄色のCFを備えたY画素と、W画素とを含むCMYW配列のカラーフィルタであってもよい。
また、第3及び第4実施形態に示した撮像システムは、本発明の撮像装置を適用しうる撮像システムを例示したものであり、本発明の撮像装置を適用可能な撮像システムは、図18及び図19に示した構成に限定されるものではない。 本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1:撮像装置、105:制御回路、106:第1外部トリガ端子(第1端子)、107:第2外部トリガ端子(第2端子)、100:画素アレイ、20:画素、EXTTRG1:第1外部トリガ信号、EXTTRG2:第2外部トリガ信号

Claims (13)

  1. 複数の画素を有する撮像装置であって、
    リガ信号を外部から取り込む入力部と、
    前記入力部によって取り込まれた前記トリガ信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がり エッジの一方に応じて第1タイミングを与える第1信号を発生し、前記立ち上がりエッジ および前記立ち下がりエッジの他方に応じて第2タイミングを与える第2信号を発生する 制御回路と、を備え、 前記複数の画素の各々は、光電変換部と、前記光電変換部で発生した電荷を保持する第1電荷保持部と、前記光電変換部で発生した電荷を保持する第2電荷保持部と、を含み、
    前記複数の画素の各々における動作は、前記第1信号に応じて前記光電変換部で蓄積が開始された電荷が前記第電荷保持部によって保持され、前記第2信号に応じて前記光電変換部で蓄積が開始された電荷が前記第電荷保持部によって保持される動作を含み
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記複数の画素の各々は、前記光電変換部の電荷を前記第1電荷保持部に転送する第1転送部と、前記第1電荷保持部によって保持された電荷を前記第2電荷保持部に転送する第2転送部と、画素出力部と、前記第2電荷保持部によって保持された電荷を前記画素出力部に転送する第3転送部とを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第2電荷保持部によって保持された電荷に応じた信号が読み出された後に、前記第1電荷保持部によって保持された電荷が前記第2転送部によって前記第2電荷保持部に転送され、前記第2電荷保持部に転送された電荷に応じた信号が読み出される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記複数の画素の各々は、前記光電変換部の電荷を前記第1電荷保持部に転送する第1転送部と、前記光電変換部の電荷を前記第2電荷保持部に転送する第2転送部と、画素出力部と、前記第1電荷保持部によって保持された電荷を前記画素出力部に転送する第3転送部と、前記第2電荷保持部によって保持された電荷を前記画素出力部に転送する第4転送部とを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記第1電荷保持部によって保持されている電荷に応じた信号が読み出される前に前記第2信号が与えられた場合に、前記第2信号に応じて前記光電変換部で電荷の蓄積が開始される、
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 複数の画素を有する撮像装置であって、
    第1タイミングおよび第2タイミングを与えるトリガ信号を外部から取り込む入力部と
    同期信号を外部から取り込む同期信号端子と、を備え、
    前記複数の画素の各々は、光電変換部と、前記光電変換部で発生した電荷を保持する第 1電荷保持部と、前記光電変換部で発生した電荷を保持する第2電荷保持部と、を含み、 前記複数の画素の各々における動作は、前記第1タイミングに応じて前記光電変換部で 蓄積が開始された電荷が前記第2電荷保持部によって保持され、前記第2タイミングに応 じて前記光電変換部で蓄積が開始された電荷が前記第1電荷保持部によって保持される動 作を含み、
    前記第1電荷保持部によって保持された電荷に応じた信号および前記第2電荷保持部によって保持された電荷に応じた信号は、前記同期信号に応じて読み出される、
    ことを特徴とす撮像装置。
  7. 前記複数の画素の各々は、グローバル電子シャッタ動作を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 複数の画素を有する撮像装置であって、
    第1タイミングおよび第2タイミングを与えるトリガ信号を外部から取り込む入力部を備え、
    前記複数の画素の各々は、光電変換部と、前記光電変換部で発生した電荷を保持する第 1電荷保持部と、前記光電変換部で発生した電荷を保持する第2電荷保持部と、を含み、 前記複数の画素の各々における動作は、前記第1タイミングに応じて前記光電変換部で 蓄積が開始された電荷が前記第2電荷保持部によって保持され、前記第2タイミングに応 じて前記光電変換部で蓄積が開始された電荷が前記第1電荷保持部によって保持される動 作を含み、
    前記複数の画素の各々は、ローリングシャッタ動作を行う、
    ことを特徴とす撮像装置。
  9. 前記トリガ信号は、相補信号である、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. イベントの発生を検出して検出信号を発生する検出部と、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置と、を備え、
    前記撮像装置は、前記検出信号を前記トリガ信号として前記入力部によって取り込む、
    ことを特徴とする撮像システム。
  11. 前記イベントの発生が、物体の接近であることを特徴とする請求項10に記載の撮像システム。
  12. イベントを検出して検出信号を発生する検出部と、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置と、
    前記撮像装置の前記画素から出力される信号に基づく視差画像から、対象物までの距離情報を取得する距離情報取得手段と、
    前記距離情報に基づいて前記対象物を制御する制御手段とを備え、
    前記撮像装置は、前記検出信号を前記トリガ信号として前記入力部によって取り込む、
    ことを特徴とする移動体。
  13. 前記イベントの発生が、物体の接近であることを特徴とする請求項12に記載の移動体。
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