JP7072379B2 - 収穫機 - Google Patents
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Description
本発明は、コンバイン等の収穫機に着目して、収穫機の圃場作業データの精度の向上を図ることを目的としている。
機体の前部に設けられて、圃場の作物を収穫する収穫部と、
前記収穫部に左右方向に間隔を空けて配置され、作物に接触して作物の存在を検出する複数の作物センサーとが備えられ、
作物を前記収穫部から機体側に搬送する搬送部が、前記収穫部の後部に連結され、
前記収穫部の左右方向の幅は、前記搬送部の左右方向の幅よりも大きく、
前記作物センサーは、少なくとも、前記収穫部における前記搬送部よりも右の部分と、前記収穫部における前記搬送部よりも左の部分と、に配置され、
前記収穫部に、
作物を前記搬送部の入口部に向けて、前記収穫部の左右方向に沿って搬送するように、左右方向の軸芯周りに回転駆動される横搬送体と、
前記横搬送体を回転自在に支持し、且つ前記搬送部が連結されるフレーム体とが備えられ、
前記作物センサーが、前記フレーム体に備えられており、
前記収穫部において入口部に対して右側の位置と左側の位置とに備えられた前記作物センサーに、作物に接触して前後方向の軸芯周りに揺動する検知部が備えられており、
前記検知部は、前記横搬送体による作物の搬送方向に沿って、前記搬送部の前記入口部側に延出されている。
例えば収穫幅が大きければ、収穫部に導入される作物が多いと判断できるのであり、収穫幅が小さければ、収穫部に導入される作物が少ないと判断できる。
例えば、収穫部の右側部分に作物が導入されている状態や、収穫部の左側部分に作物が導入されている状態、収穫部の左右中央部分に作物が導入されている状態等を判断することができる。
本発明によると、既存の構造である収穫部のフレーム体に、作物センサーを備えることによって、作物センサーの支持構造の簡素化の面で有利なものとなる。
これにより、作物センサーの検知部が、作物の搬送の流れに沿って揺動する状態となるのであり、作物センサーの検知部が作物の搬送の妨げになることはなく、作物センサーの検知部による作物の滞留や作物の詰まりに発展するようなことがない。
前記作物センサーが、前記フレーム体における前記横搬送体の下側に位置する部分に備えられていると好適である。
前記作物センサーが、前記フレーム体の底部に備えられていると好適である。
前記作物センサーが、前記横搬送体の回転軌跡の外周側の位置に配置されていると好適である。
機体の前部に設けられて、圃場の作物を収穫する収穫部と、
前記収穫部に左右方向に間隔を空けて配置され、作物に接触して作物の存在を検出する複数の作物センサーとが備えられ、
作物を前記収穫部から機体側に搬送する搬送部が、前記収穫部の後部に連結され、
前記収穫部に、
作物を前記搬送部の入口部に向けて、前記収穫部の左右方向に沿って搬送するように、左右方向の軸芯周りに回転駆動される横搬送体と、
前記横搬送体を回転自在に支持し、且つ前記搬送部が連結されるフレーム体とが備えられ、
前記作物センサーが、前記フレーム体に備えられ、
前記フレーム体に開口部が形成され、
前記作物センサーの検知部が、前記開口部から突出した状態で設けられると共に、作物に接触して揺動するように構成されている。
例えば収穫幅が大きければ、収穫部に導入される作物が多いと判断できるのであり、収穫幅が小さければ、収穫部に導入される作物が少ないと判断できる。
本発明によると、どの作物センサーが作物を検出しているかに基づいて、収穫部の横幅の範囲のうち、収穫部のどの部分に作物が導入されているのかを検出することができる。
例えば、収穫部の右側部分に作物が導入されている状態や、収穫部の左側部分に作物が導入されている状態、収穫部の左右中央部分に作物が導入されている状態等を判断することができる。
以上のように、本発明によると、収穫幅や、収穫部のどの部分に作物が導入されているのか等を検出して、これらの検出データを圃場作業データに加味することによって、収穫機の圃場作業データの精度の向上を図ることができる。
また、収獲機では、収穫部の後部に搬送部が連結されて、圃場の作物が収穫部に収穫され集められ、搬送部から機体側に搬送されることがある。この場合、収穫部にフレーム体及び横搬送体を備えて、収穫された作物が、収穫部の横搬送体により左右方向に搬送されて、搬送部の入口部に集められ、搬送部によって機体側に搬送されるものがある。
収穫された作物は、収穫部の横搬送体に接触して搬送されるのと同時に、収穫部のフレーム体にも接触するので、本発明のように、収穫部のフレーム体に作物センサーを備えることにより、作物センサーによる作物の検出の確実性を高めることができる。
本発明によると、既存の構造である収穫部のフレーム体に、作物センサーを備えることによって、作物センサーの支持構造の簡素化の面で有利なものとなる。
また、接触型式のセンサーでは、本体部と、本体部に揺動自在に支持された検出部とを備えたものがある。
本発明によると、作物センサーの検出部をフレーム体の開口部から突出させて、作物センサーの検出部により作物を検出することにより、作物センサーの本体部をフレーム体により保護することができるので、作物センサーの耐久性という面で有利なものとなる。
前記検知部と前記開口部との間の隙間を埋める隙間埋め部材が備えられていると好適である。
前記検知部における前記開口部から突出した部分の外周部に、下側に延びた壁部が備えられ、前記検知部における前記開口部から突出した部分が、前記壁部により箱状に形成されていると好適である。
作物センサーの検知部がフレーム体の開口部から突出する場合、本発明によると、作物センサーの検知部とフレーム体の開口部との間に隙間が生じても、この隙間は壁部によって狭いものであるので、作物が前述の隙間を通って漏れ出るという状態を抑えることができる。
前記検知部に、前記フレーム体に当たることにより前記検知部の上側の揺動限度を決める上ストッパー部と、前記フレーム体に当たることにより前記検知部の下側の揺動限度を決める下ストッパー部とが備えられていると好適である。
前記作物センサーが、前記収穫部において、前記搬送部の前記入口部の左右中央を基準として、右側の位置と左側の位置とに振り分けて配置されていると好適である。
本発明によると、収穫部において、搬送部の入口部の左右中央を基準として、作物センサーが右側の位置と左側の位置とに備えられ、収穫部の左右方向に沿って広い範囲に配置されるので、収穫幅や、収穫部のどの部分に作物が導入されている状態なのか等の検出を適切に行うことができる。
前記作物センサーが、前記収穫部において、前記入口部に対して右側の位置と、前記入口部に対して左側の位置と、前記入口部の前側の位置とに備えられていると好適である。
前記収穫部において前記入口部の前側に備えられた前記作物センサーが、前記収穫部において前記入口部に対して右側の位置と左側の位置とに備えられた前記作物センサーよりも、前側に備えられていると好適である。
これにより、搬送部の入口部の前側部分に作物が集中しても、作物が作物センサーによって滞留して作物の詰まりに発展するようなことがなく、作物が円滑に搬送部の入口部に集められて搬送部により機体側に搬送されるようになる。
機体の前部に設けられて、圃場の作物を収穫する収穫部と、
前記収穫部に左右方向に間隔を空けて配置され、作物に接触して作物の存在を検出する複数の作物センサーとが備えられ、
作物を前記収穫部から機体側に搬送する搬送部が、前記収穫部の後部に連結され、
前記収穫部の左右方向の幅は、前記搬送部の左右方向の幅よりも大きく、
前記作物センサーが、前記収穫部において、前記搬送部の入口部に対して右側の位置と、前記入口部に対して左側の位置と、前記入口部の前側の位置とに備えられており、
前記収穫部において前記入口部に対して右側の位置と左側の位置とに備えられた前記作物センサーに、作物に接触して前後方向の軸芯周りに揺動する検知部が備えられており、
前記収穫部において前記入口部の前側に備えられた前記作物センサーに、作物に接触して左右方向の軸芯周りに揺動する検知部が備えられている。
これにより、作物センサーの検知部が、作物の搬送の流れに沿って揺動する状態となるのであり、作物センサーの検知部が作物の搬送の妨げになることはなく、作物センサーの検知部による作物の滞留や作物の詰まりに発展するようなことがない。
本発明によると、搬送部の入口部の前側に備えられた作物センサーの検知部が、左右方向の軸芯周りに前後方向に揺動する。
これにより、作物センサーの検知部が、作物の搬送の流れに沿って揺動する状態となるのであり、作物センサーの検知部が作物の搬送の妨げになることはなく、作物センサーの検知部による作物の滞留や作物の詰まりに発展するようなことがない。
図1~図11において、Fは機体1の「前方向」を示し、Bは機体1の「後方向」を示して、Uは機体1の「上方向」を示し、Dは機体1の「下方向」を示している。Rは機体1の「右方向」を示し、Lは機体1の「左方向」を示している。
図1に示すように、機体フレームである機体1が、右及び左のクローラ型式の走行装置2により支持されており、機体1の前部に、搬送部3が上下に揺動駆動自在に支持されている。刈取部4(収穫部に相当)が備えられており、刈取部4の後部に搬送部3が連結されている。
このコンバインでは、機体1の位置及び機体1の方位を検出する位置検出システム(図示せず)と、脱穀装置6により回収された穀粒の量を検出する収穫量センサー(図示せず)とが備えられている。
これにより、一つの圃場を多数の小さな領域に区分した場合、圃場の各領域の収穫量センサーの検出値、及び圃場の各領域の刈取幅W1を、収集及び蓄積することができる。
図1,2,3に示すように、刈取部4は骨格となるフレーム体9を備えており、フレーム体9は、底部10、底部10の右及び左に連結された横側部11、底部10及び横側部11の後部に連結された後側部12を備えている。
横搬送体17の左螺旋部17cの付近に導入された穀稈は、横搬送体17の左螺旋部17cにより右側に搬送され、横搬送体17の掻き込み部17dにより搬送部3の入口部3aに供給される。
横搬送体17の掻き込み部17dの付近に導入された穀稈は、横搬送体17の掻き込み部17dにより後側に搬送されて、搬送部3の入口部3aに供給される。
図1,2,3に示すように、搬送部3は、機体1の前部に上下に揺動駆動自在に支持された角筒状の支持ケース18を備えており、支持ケース18の前部が刈取部4の後側部12に連結されている。
前項の(刈取部の構成)に記載のように、穀稈が刈取部4から搬送部3の入口部3aに供給されると、穀稈が搬送体21により支持ケース18の底部18aに沿って搬送されて脱穀装置6に供給される。
収穫作物センサー22,23は、左右方向の軸芯P4周りに前後に揺動自在なアーム状の検知部22a,23aを備えており、平面視で搬送チェーン20に対して搬送部3の入口部3aの左右中央CL2側に配置され、搬送体21の回転軌跡に干渉しないように、側面視で回転体19の前側に配置されている。
前項の(刈取部の構成)に記載のように、右及び左のデバイダ14の間の穀稈が刈り取られて刈取部4に導入される状態において、刈り取られた穀稈に接触して穀稈の存在を検出する4個の作物センサー31,32,33,34が、以下の説明のように刈取部4に備えられている。
横搬送体17の左螺旋部17cの前側(刈取部4(収穫部)において、搬送部3の入口部3aに対して左側の位置に相当)に、作物センサー34が備えられている。
横搬送体17の掻き込み部17dの前側(刈取部4(収穫部)において、搬送部3の入口部3aの前側の位置に相当)に、作物センサー33が備えられている。
図2に示すように、作物センサー31,32,34と、横搬送体17の掻き込み部17dとは、左右方向で位置が異なるので、作物センサー31,32,34は横搬送体17の掻き込み部17dに干渉しない。
図4に示すように、作物センサー31~34は、本体部24と、本体部24の軸芯P5周りに揺動自在に支持された検知部25と備えている。検知部25は、本体部24から延出されたアーム状となっており、本体部24に内装されたバネ(図示せず)により上側(非検出状態側)に付勢されている。
図2に示すように、右及び左のデバイダ14の間を、4つの領域A1,A2,A3,A4に区分した場合、作物センサー31が領域A1に対応し、作物センサー32が領域A2に対応し、作物センサー33が領域A3に対応し、作物センサー34が領域A4に対応する。
領域A3から穀稈が導入されると、右及び左の収穫作物センサー22,23の少なくとも一方が、穀稈を検出する状態となる。
領域A4から穀稈が導入されると、右の収穫作物センサー22は穀稈を検出する状態又は検出しない状態となり、左の収穫作物センサー23は穀稈を検出する状態となる。
作物センサー31~34及び収穫作物センサー22,23による穀稈の検出パターンB1~B9、並びに、圃場から刈取部4に導入される穀稈の左右幅である刈取幅W1について、以下のように説明する。
作物センサー31~34に関する構造において、図7に示すように構成してもよい。
図7に示すように、隙間埋め部材26のスリット26aが廃止されて、隙間埋め部材26に、開口部26b及びジャバラ部26cが備えられている。
作物センサー31~34に関する構造において、図8に示すように構成してもよい。
図4及び図7に示す隙間埋め部材26が廃止されて、図8に示すように、作物センサー31~34の検知部25に、金属製又は硬質のゴム製の隙間埋め部材28が連結されている。
作物センサー31~34に関する構造において、図9,10,11に示すように構成してもよい。
図4及び図7に示す隙間埋め部材26が廃止されて、図11に示すように、隙間埋め部材26とは別の軟らかいゴム板等の隙間埋め部材29,30が備えられている。
作物センサー31~34に関する構造において、図12,13,14に示すように構成してもよい。
作物センサー31~34の検知部25に、上側部25a、上側部25aの外周部から下側に延びた3個の壁部25b,25c,25d、壁部25bの下部から横側に延びた上ストッパー部25e、壁部25b,25cの下部から横側に延びた下ストッパー部25f、上側部25aの中間部に下向きに固定された中壁部25gが備えられている。
押え板36の開口部36aが、隙間埋め部材35の開口部35a及び底部10の開口部10aに位置し、押え板36の受け部36bが、隙間埋め部材35の延出部35bの下側に位置するように、押え板36が隙間埋め部材35の下面に当て付けられている。
図12及び図13に示す状態は、作物センサー31~34の検知部25に穀稈が接触していない状態であり、作物センサー31~34が穀稈を検出しない状態である。
この状態は、作物センサー31~34の検知部25の下ストッパー部25fが、押え板36(受け部36b)を介してフレーム体9に当たる状態であり、これ以上に下側に揺動できない状態となる。
これにより、作物センサー31~34の検知部25により穀稈の流れが阻害されることはないのであり、穀粒が底部10の開口部10aを通って漏れ出ることはない。
図4に示す作物センサー31~34、及び(発明の実施の第1別形態)~(発明の実施の第4別形態)において、作物センサー31~34を、図15に示すように配置してもよい。
フレーム体9の底部10において、横搬送体17の右螺旋部17bの前側(刈取部4(収穫部)において、搬送部3の入口部3aに対して右側の位置に相当)に、作物センサー31が備えられている。
作物センサー31,32は、側面視で横搬送体17の右螺旋部17b及び左螺旋部17cの回転軌跡の前側(外周側)に配置されており、横搬送体17の右螺旋部17b及び左螺旋部17cに干渉しない。作物センサー31,32と、横搬送体17の掻き込み部17dとは、左右方向で位置が異なるので、作物センサー31,32は横搬送体17の掻き込み部17dに干渉しない。
図15に示すように、右及び左のデバイダ14の間を、3つの領域A1,A2,A3に区分した場合、作物センサー31が領域A1に対応し、収穫作物センサー22,23が領域A2に対応し、作物センサー32が領域A3に対応する。
領域A2から穀稈が導入されると、右及び左の収穫作物センサー22,23の少なくとも一方が、穀稈を検出する状態となる。
領域A3から穀稈が導入されると、右の収穫作物センサー22は穀稈を検出する状態又は検出しない状態となり、左の収穫作物センサー23は穀稈を検出する状態となる。
作物センサー31,32及び収穫作物センサー22,23による穀稈の検出パターンB11~B14、並びに、圃場から刈取部4に導入される穀稈の左右幅である刈取幅W1は図16に示すようになる。
前述の(発明の実施の第5別形態)において、図15に示す横搬送体17の掻き込み部17dの前側(搬送部3の入口部3aの前側)に、3個目の作物センサー33を備えてもよい(図2の作物センサー33参照)。
作物センサー31~34の穀稈の検出について、以下のように構成してもよい。
刈取部4に導入される穀稈の量は、圃場での生育状態等により圃場の各部分で変化するものであり、作物センサー31~34を充分に検出状態ONとするに足る量の穀稈が、刈取部4に導入されるとは限らない。
これにより、刈取部4による刈り取りが行われる場合、刈取部4に導入された穀稈が作物センサー31~34に接触する状態及び接触しない状態が繰り返されてしまう。
この場合、最初の検出信号ON1から設定時間Tが経過するまでの間は、作物センサー31~34から検出信号ON2,ON3,ON4が出力されたり停止したりしても、この作物センサー31~34は検出状態ONであると判断される(図17の点線参照)。
設定時間Tを、機体1の走行速度に連動して変更するように構成してもよい。
つまり、作物センサー31~34が検出信号を出力した地点から、一定距離(例えば2m等)の間は、穀稈が存在する可能性(作物センサー31~34が検出信号を出力する可能性)が高いという考えに基づくと、機体1が一定距離を走行する場合、機体1の異なる走行速度に応じて設定時間Tを変更する必要がある。
刈取部4の左右中央CL1から少し右側の位置に、搬送部3の入口部3aの左右中央CL2が位置するように、搬送部3を刈取部4の後部にオフセットして連結してもよい。
この構造によると、横搬送体17の右螺旋部17b及び左螺旋部17c、掻き込み部17d、作物センサー31~34の配置を、図2及び図15に示す状態から左右逆の状態となるように配置すればよい。
刈取部4のフレーム体9において、作物センサー31~34を、底部10ではなく、後側部12に備えてもよい。この場合、後側部12における横搬送体17の軸芯P2よりも下側部分(フレーム体における横搬送体の下側に位置する部分に相当)に、作物センサー31~34を備えればよい。
この場合、支持ケース18の底部18aにおいて、搬送部3の入口部3aの左右中央CL2の位置に、収穫作物センサー(図示せず)を備えればよく、搬送部3の入口部3aの左右中央CL2から少し右側又は左側の位置に、収穫作物センサー(図示せず)を備えてもよい。
3 搬送部
3a 入口部
4 刈取部(収穫部)
9 フレーム体
10 底部
10a 開口部
17 横搬送体
25 検知部
25b,25c,25d 壁部
25e 上ストッパー部
25f 下ストッパー部
26,29,30,35 隙間埋め部材
31,32,33,34 作物センサー
CL2 左右中央
P2 軸芯
P5 軸芯
Claims (12)
- 機体の前部に設けられて、圃場の作物を収穫する収穫部と、
前記収穫部に左右方向に間隔を空けて配置され、作物に接触して作物の存在を検出する複数の作物センサーとが備えられ、
作物を前記収穫部から機体側に搬送する搬送部が、前記収穫部の後部に連結され、
前記収穫部の左右方向の幅は、前記搬送部の左右方向の幅よりも大きく、
前記作物センサーは、少なくとも、前記収穫部における前記搬送部よりも右の部分と、前記収穫部における前記搬送部よりも左の部分と、に配置され、
前記収穫部に、
作物を前記搬送部の入口部に向けて、前記収穫部の左右方向に沿って搬送するように、左右方向の軸芯周りに回転駆動される横搬送体と、
前記横搬送体を回転自在に支持し、且つ前記搬送部が連結されるフレーム体とが備えられ、
前記作物センサーが、前記フレーム体に備えられており、
前記収穫部において前記入口部に対して右側の位置と左側の位置とに備えられた前記作物センサーに、作物に接触して前後方向の軸芯周りに揺動する検知部が備えられており、
前記検知部は、前記横搬送体による作物の搬送方向に沿って、前記搬送部の前記入口部側に延出されている収穫機。 - 前記作物センサーが、前記フレーム体における前記横搬送体の下側に位置する部分に備えられている請求項1に記載の収穫機。
- 前記作物センサーが、前記フレーム体の底部に備えられている請求項1又は2に記載の収穫機。
- 前記作物センサーが、前記横搬送体の回転軌跡の外周側の位置に配置されている請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の収穫機。
- 機体の前部に設けられて、圃場の作物を収穫する収穫部と、
前記収穫部に左右方向に間隔を空けて配置され、作物に接触して作物の存在を検出する複数の作物センサーとが備えられ、
作物を前記収穫部から機体側に搬送する搬送部が、前記収穫部の後部に連結され、
前記収穫部に、
作物を前記搬送部の入口部に向けて、前記収穫部の左右方向に沿って搬送するように、左右方向の軸芯周りに回転駆動される横搬送体と、
前記横搬送体を回転自在に支持し、且つ前記搬送部が連結されるフレーム体とが備えられ、
前記作物センサーが、前記フレーム体に備えられ、
前記フレーム体に開口部が形成され、
前記作物センサーの検知部が、前記開口部から突出した状態で設けられると共に、作物に接触して揺動するように構成されている収穫機。 - 前記検知部と前記開口部との間の隙間を埋める隙間埋め部材が備えられている請求項5に記載の収穫機。
- 前記検知部における前記開口部から突出した部分の外周部に、下側に延びた壁部が備えられ、前記検知部における前記開口部から突出した部分が、前記壁部により箱状に形成されている請求項5又は6に記載の収穫機。
- 前記検知部に、前記フレーム体に当たることにより前記検知部の上側の揺動限度を決める上ストッパー部と、前記フレーム体に当たることにより前記検知部の下側の揺動限度を決める下ストッパー部とが備えられている請求項5~7のうちのいずれか一項に記載の収穫機。
- 前記作物センサーが、前記収穫部において、前記搬送部の前記入口部の左右中央を基準として、右側の位置と左側の位置とに振り分けて配置されている請求項5~8のうちのいずれか一項に記載の収穫機。
- 前記作物センサーが、前記収穫部において、前記入口部に対して右側の位置と、前記入口部に対して左側の位置と、前記入口部の前側の位置とに備えられている請求項9に記載の収穫機。
- 前記収穫部において前記入口部の前側に備えられた前記作物センサーが、前記収穫部において前記入口部に対して右側の位置と左側の位置とに備えられた前記作物センサーよりも、前側に備えられている請求項10に記載の収穫機。
- 機体の前部に設けられて、圃場の作物を収穫する収穫部と、
前記収穫部に左右方向に間隔を空けて配置され、作物に接触して作物の存在を検出する複数の作物センサーとが備えられ、
作物を前記収穫部から機体側に搬送する搬送部が、前記収穫部の後部に連結され、
前記収穫部の左右方向の幅は、前記搬送部の左右方向の幅よりも大きく、
前記作物センサーが、前記収穫部において、前記搬送部の入口部に対して右側の位置と、前記入口部に対して左側の位置と、前記入口部の前側の位置とに備えられており、
前記収穫部において前記入口部に対して右側の位置と左側の位置とに備えられた前記作物センサーに、作物に接触して前後方向の軸芯周りに揺動する検知部が備えられており、
前記収穫部において前記入口部の前側に備えられた前記作物センサーに、作物に接触して左右方向の軸芯周りに揺動する検知部が備えられている収穫機。
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