定義
「ポリヌクレオチド」及び「核酸」という用語は、本明細書で互換的に使用され、リボヌクレオチドまたはデオキシリボヌクレオチドのいずれかであり、長さが任意の重合形態のヌクレオチドを指す。したがって、この用語は、限定はされないが、一本鎖、二本鎖、または多鎖のDNAまたはRNA、ゲノムDNA、cDNA、DNAとRNAとのハイブリッド、あるいはプリン塩基及びピリミジン塩基を含むポリマー、あるいは他の天然のヌクレオチド塩基、化学的もしくは生化学的に改変されたヌクレオチド塩基、非天然のヌクレオチド塩基、または誘導体化されたヌクレオチド塩基を含むポリマーを含む。
「ペプチド」、「ポリペプチド」、及び「タンパク質」という用語は、本明細書で互換的に使用され、化学的または生化学的に改変または誘導体化されたアミノ酸であるコードアミノ酸及び非コードアミノ酸を含み得、長さが任意の重合形態のアミノ酸と、改変されたペプチド骨格を有するポリペプチドとを指す。
ポリヌクレオチドまたはポリペプチドは、別のポリヌクレオチドまたはポリペプチドに対してある一定パーセントの「配列同一性」を有し、このことは、アライメントがとられ、2つの配列が比較されると、その割合の塩基またはアミノ酸が同一であり、同一の相対位置に存在することを意味する。配列同一性は、多くの異なる方法において決定することができる。配列同一性を決定するために、さまざまな簡便な方法及びコンピュータープログラム(例えば、BLAST、T-COFFEE、MUSCLE、MAFFTなど)を使用して配列のアライメントをとることができ、こうした方法及びコンピュータープログラムは、ncbi.nlm.nili.gov/BLAST、ebi.ac.uk/Tools/msa/tcoffee/、ebi.ac.uk/Tools/msa/muscle/、mafft.cbrc.jp/alignment/software/を含む、いくつかのサイトでワールドワイドウェブを通じて利用可能である。例えば、Altschul et al.(1990),J.Mol.Bioi.215:403-10を参照できる。
「保存的アミノ酸置換」という用語は、同様の側鎖を有するアミノ酸残基の、タンパク質における互換性を指す。例えば、脂肪族側鎖を有するアミノ酸の一群は、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、及びイソロイシンからなり、脂肪族-ヒドロキシル側鎖を有するアミノ酸の一群は、セリン及びスレオニンからなり、アミド含有側鎖を有するアミノ酸の一群は、アスパラギン及びグルタミンからなり、芳香族側鎖を有するアミノ酸の一群は、フェニルアラニン、チロシン、及びトリプトファンからなり、塩基性側鎖を有するアミノ酸の一群は、リジン、アルギニン、及びヒスチジンからなり、酸性側鎖を有するアミノ酸の一群は、グルタミン酸及びアスパラギン酸からなり、含硫側鎖を有するアミノ酸の一群は、システイン及びメチオニンからなる。保存的なアミノ酸置換群の例は、バリン-ロイシン-イソロイシン、フェニルアラニン-チロシン、リジン-アルギニン、アラニン-バリン-グリシン、及びアスパラギン-グルタミンである。
(例えば、T細胞に存在するポリペプチド(例えば、T細胞受容体)に対する本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドの結合に関して)本明細書で使用される「結合」は、介在する非共有結合的な相互作用を指す。結合相互作用は、解離定数(KD )が10-6M未満、10-7M未満、10-8M未満、10-9M未満、10-10 M未満、10-11 M未満、10-12 M未満、10-13 M未満、10-14 M未満、または10-15 M未満であることによって一般に特徴付けられる。「親和性」は、結合強度を指し、結合親和性の上昇は、KD の低下と相関する。
本明細書で使用される「免疫学的シナプス」または「免疫シナプス」という用語は、一般に、適応免疫応答において相互作用する2つの免疫細胞の間の天然の界面を指し、こうした界面には、例えば、抗原提示細胞(APC)または標的細胞と、エフェクター細胞(例えば、リンパ球、エフェクターT細胞、ナチュラルキラー細胞、及び同様のものなど)との間の界面が含まれる。APCとT細胞との間の免疫学的シナプスは、一般に、T細胞抗原受容体と主要組織適合抗原複合体分子との相互作用によって開始される。このことについては、例えば、Bromley et al.,Annu Rev Immunol.2001;19:375-96に記載されており、当該文献の開示内容は、その全体が参照によって本明細書に援用される。
「T細胞」は、ヘルパーT細胞(CD4+ 細胞)、細胞傷害性T細胞(CD8+ 細胞)、制御性T細胞(Treg)、及びNK-T細胞を含む、CD3を発現するすべての型の免疫細胞を含む。
本明細書で使用される「共刺激ポリペプチド」という用語は、T細胞に存在する同種の共刺激ポリペプチドに特異的に結合することによって、一次シグナル(例えば、TCR/CD3複合体と、ペプチドが負荷された主要組織適合抗原複合体(MHC)ポリペプチドとの結合によって生じる)に加えて、T細胞応答(限定はされないが、増殖、活性化、分化、及び同様のものを含む)を媒介するシグナルを生じさせる、抗原提示細胞(APC)(例えば、樹状細胞、B細胞、及び同様のもの)に存在するポリペプチドを含む。
本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドの「調節ドメイン」または「免疫調節ドメイン」は、共刺激ポリペプチドを含む。
本明細書で使用される「異種」は、それぞれ天然の核酸またはタンパク質に見られないヌクレオチドまたはポリペプチドを意味する。
本明細書で使用される「組換え」は、特定の核酸(DNAまたはRNA)が、天然系に見られる内在性核酸とは区別可能な構造的なコード配列または非コード配列を有するコンストラクトが生じるクローニング段階、制限段階、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)段階及び/またはライゲーション段階のさまざまな組み合わせの産物であることを意味する。ポリペプチドをコードするDNA配列は、cDNA断片から構築するか、または細胞もしくは細胞を含まない転写及び翻訳系に含められる組換え転写単位からの発現が可能な合成核酸を生成するための一連の合成オリゴヌクレオチドから構築することができる。
「組換え発現ベクター」または「DNAコンストラクト」という用語は、ベクター及び1つの挿入断片を含むDNA分子を指すために本明細書で互換的に使用される。組換え発現ベクターは、通常、挿入断片(複数可)の発現及び/または増幅、あるいは他の組換えヌクレオチド配列の構築を目的として生成される。挿入断片(複数可)は、プロモーター配列に機能可能なように連結されてもされなくてもよく、DNA制御配列に機能可能なように連結されてもされなくてもよい。
例えば、組換え発現ベクターなどの外来性DNAが細胞の内部に導入されているとき、そのようなDNAによって細胞は「遺伝子改変」または「形質転換」または「遺伝子導入」されている。外来性DNAが存在すると、持続性または一過性の遺伝子変化が生じる。形質転換DNAは、細胞のゲノムへの組み込み(共有結合での連結)が生じることも生じないこともあり得る。原核生物、酵母、及び哺乳類細胞では、例えば、形質転換DNAは、プラスミドなどのエピソーム要素で維持され得る。真核細胞に関しては、安定的に形質転換された細胞は、形質転換DNAが染色体に組み込まれており、その結果、染色体の複製を介して形質転換DNAが娘細胞によって受け継がれる細胞である。
本明細書で使用される「宿主細胞」は、インビボもしくはインビトロの真核細胞、または単細胞実体として培養される多細胞生物由来の細胞(例えば、細胞株)を指し、当該真核細胞は、核酸(例えば、本開示の多量体ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む発現ベクター)のレシピエントとして使用することができるか、または使用されたことがあるものであり、その核酸によって遺伝子改変された元の細胞の子孫を含む。単細胞の子孫は、天然、偶発的、または計画的な変異が生じるため、形態またはゲノムDNA相補鎖もしくは全DNA相補鎖が、元の親と必ずしも完全に同一ではあり得ないと理解される。「組換え宿主細胞」(「遺伝子改変宿主細胞」とも称される)は、例えば、発現ベクターなどの異種核酸が導入された宿主細胞である。例えば、遺伝子改変された真核生物宿主細胞が遺伝子改変されている所以は、例えば、真核生物宿主細胞にとって異質な外来性核酸、または真核生物宿主細胞に通常は見られない組換え核酸などの異種核酸が適切な真核生物宿主細胞に導入されているということにある。
「treatment(治療)」、「treating(治療)」という用語、及び同様のものは、一般に、所望の薬理的及び/または生理的作用の発現を意味するために本明細書で使用される。作用は、疾患もしくはその症状を完全もしくは部分的に予防するという点で予防的であり得、及び/または疾患及び/または疾患に起因し得る有害作用を部分的もしくは完全に治すという点で治療的であり得る。本明細書で使用される「Treatment(治療)」は、動物における疾患または症状の任意の治療を包含すると共に、(a)疾患もしくは症状に罹りやすくあり得るが、それを有するとはまだ診断されていない対象における疾患もしくは症状の発症予防、(b)疾患もしくは症状の抑制、すなわち、その発症の抑止、または(c)疾患の軽減、すなわち、疾患の退縮誘起を含む。治療薬剤は、疾患または損傷の発生の前、間、または後に投与してよい。進行中の疾患の治療は、特に対象となるものであり、こうした治療では、治療は、患者の望ましくない臨床症状を安定化または低減するものである。そのような治療は、患部組織における機能が完全に失われる前に実施されることが望ましい。対象の治療は、望ましくは、疾患の兆候段階の間、及び場合によっては、疾患の兆候段階の後に投与されることになる。
「個体」、「対象」、「宿主」、及び「患者」という用語は、本明細書で互換的に使用され、診断、治療、または療法が望まれる任意の哺乳類対象を指す。哺乳類には、例えば、ヒト、非ヒト霊長類、げっ歯類(例えば、ラット、マウス)、ウサギ類(例えば、ウサギ)、有蹄動物(例えば、雌ウシ、ヒツジ、ブタ、ウマ、ヤギ、及び同様のもの)などが含まれる。
本発明の追加説明の前に、本発明は、記載される特定の実施形態に限定されず、したがって、実施形態は当然異なり得ると理解されることになる。本明細書で使用される専門用語は、特定の実施形態の説明のみを目的としており、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定されることになるため、本明細書で使用される専門用語による限定は意図されないとも理解されることになる。
値の範囲が与えられる場合、文脈上明確に示されない限り、その範囲の上限値と下限値との間に存在する、下限値の10分の1の単位までの各介在値と、その記載範囲の任意の他の記載値または介在値とが本発明に包含されると理解される。こうしたより小さな範囲の上限値及び下限値は、そのより小さな範囲に独立して含まれ得るものであり、こうした上限値及び下限値もまた、本発明に包含され、記載範囲において具体的に除外される任意の限界値の対象になる。記載範囲が限界値の一方または両方を含む場合、そうした含まれる限界値のどちらか一方または両方を除外した範囲もまた、本発明に含まれる。
別段の定義がない限り、本明細書で使用される専門用語及び科学用語はすべて、本発明が属する技術分野の当業者によって一般に理解される意味と同一の意味を有する。本発明の実施または試験においては、本明細書に記載のものと同様または同等の任意の方法及び材料を使用することもできるが、ここでは、好ましい方法及び材料が記載される。本明細書で言及される刊行物はすべて、刊行物が関連付けて引用される方法及び/または材料を開示及び説明するために、参照によって本明細書に援用される。
文脈上明確に示されない限り、本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用される「a」、「an」、及び「the」という単数形は、複数の参照対象を含むことに留意されなくてはならない。したがって、例えば、「多量体ポリペプチド」に対する参照は、複数のそのような多量体ポリペプチドを含み、「調節ドメイン」に対する参照は、1つまたは複数の調節ドメイン、及び当業者に知られるその同等形態に対する参照を含むなどである。特許請求の範囲は、任意選択の要素はいずれも除外して起草され得ることにさらに留意されたい。したがって、この記載は、請求要素の記載と関連する「単に」、「のみ」、及び同様のものなどの排他的用語の使用、または「負の」限定の使用のための先行的根拠として働くことが意図される。
本発明のある特定の特徴は、明確化するために別々の実施形態と関連して記載されるが、単一の実施形態において組み合わせて提供してもよいと理解される。逆に、本発明のさまざまな特徴は、簡略化するために単一の実施形態と関連して記載されるが、別々に提供するか、または任意の適切な部分的な組み合わせにおいて提供してもよい。本発明に関する実施形態の組み合わせはすべて、本発明によって明確に包含され、それぞれ及びあらゆる組み合わせが個別かつ明示的に開示される場合と同様に本明細書に開示される。さらに、さまざまな実施形態及びそれらの要素の部分的組み合わせもすべて、本発明によって明確に包含され、それぞれ及びあらゆるそのような部分的な組み合わせが個別かつ明示的に本明細書に開示される場合と同様に本明細書に開示される。
本明細書で議論される刊行物は、単に、本出願の出願日より前にその開示内容が提供されているにすぎない。先行発明であるという理由によって本発明がそのような刊行物に先行する権利を有さないことを承認するものとして本明細書の記載が解釈されることには全くならない。さらに、提供される刊行物の日付は実際の刊行日とは異なり得るものであり、実際の刊行日は個別に確認する必要があり得る。
本開示は、2つの異なる免疫調節ポリペプチドを含み、そのうちの少なくとも1つが変異免疫調節ポリペプチドであるT細胞調節多量体ポリペプチドを提供する。本開示は、T細胞調節多量体ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む核酸、及び核酸を含む宿主細胞を提供する。本開示は、T細胞の活性の調節方法を提供し、方法は、T細胞と、本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドとの接触を含む。
T細胞調節多量体ポリペプチド
本開示は、多量体(例えば、ヘテロ二量体、ヘテロ三量体)ポリペプチドを提供する。多量体ポリペプチドはT細胞調節ポリペプチドであり、本明細書では、「T細胞調節多量体ポリペプチド」または「synTac」(「T細胞活性化のための免疫学的シナプス」)とも称される。図1A~1Cは、本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドの例の概略図を示す。本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドは、「synTacポリペプチド」または「多量体ポリペプチド」とも称される。
本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドは、「synTacポリペプチド」とも称される。本開示のsynTacポリペプチドは、少なくとも2つの調節ドメインを含み、そのうちの少なくとも1つは、変異調節ドメインであり、変異調節ドメインは、免疫調節ポリペプチドに対する野生型調節ドメインの親和性と比較して、免疫調節ポリペプチドに対する結合親和性の低下を示す。本開示のsynTacポリペプチドは、標的T細胞の活性を調節することができる。本開示のsynTacポリペプチドは、標的細胞の特異性を増進させる。
本開示は、第1の免疫調節ポリペプチドと、第2の免疫調節ポリペプチドとを含むT細胞多量体ポリペプチドを提供し、第1の免疫調節ポリペプチド及び第2の免疫調節ポリペプチドは、異なるアミノ酸配列を有し、異なる免疫共調節ポリペプチドに結合する。免疫調節ポリペプチド:免疫共調節ポリペプチドの例には、a)4-1BBL:4-1BB、b)CD80:CD28、及びc)CD80:CTLA4が含まれる。当業者には、免疫調節ポリペプチド:免疫共調節ポリペプチドのペアが他にも知られている。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、野生型アミノ酸配列を含む第1の免疫調節ポリペプチドと、変異アミノ酸配列(対応する野生型アミノ酸配列とは異なるアミノ酸配列であり、例えば、野生型4-1BBLアミノ酸配列とは異なるアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチドである)を含む第2の免疫調節ポリペプチドとを含む。変異アミノ酸配列を含む免疫調節ポリペプチドは、非天然起源のものであり得、すなわち、天然には生じないものである。変異免疫調節ポリペプチドには、対応する野生型免疫調節ポリペプチドに対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を有する免疫調節ポリペプチドと、対応する野生型免疫調節ポリペプチドと比較して1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ、10個、11個、12個、13個、14個、もしくは15個のアミノ酸、またはそれを超える数のアミノ酸が異なる免疫調節ポリペプチドとが含まれる。場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、変異アミノ酸配列を含む第1の免疫調節ポリペプチドと、野生型アミノ酸配列を含む第2の免疫調節ポリペプチドとを含む。場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、変異アミノ酸配列を含む第1の免疫調節ポリペプチドと、変異アミノ酸配列を含む第2の免疫調節ポリペプチドとを含む。
場合によっては、本開示のT細胞多量体ポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)第1の主要組織適合抗原複合体(MHC)ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)第2のMHCポリペプチド、及びii)任意選択の免疫グロブリン(Ig)Fcポリペプチドまたは非Ig骨格をN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含み、多量体ポリペプチドは、少なくとも第1の免疫調節ドメイン及び第2の免疫調節ドメインを含み、第1の免疫調節ドメイン及び第2の免疫調節ドメインは、A)第1のポリペプチドのC末端、B)第2のポリペプチドのN末端、C)第2のポリペプチドのC末端、またはD)第1のポリペプチドのC末端及び第2のポリペプチドのN末端にそれぞれ独立して位置し、第1の免疫調節ポリペプチド及び第2の免疫調節ポリペプチドは、異なる免疫共調節ポリペプチドに結合し、第1の免疫調節ドメイン及び第2の免疫調節ドメインのうちの1つは、複数の免疫共調節ポリペプチドに結合し、別の免疫共調節ポリペプチドへの結合と比較すると、1つの免疫共調節ポリペプチドに結合が偏った変異体である。
場合によっては、複数の免疫共調節ポリペプチドに結合する免疫調節ポリペプチドは、別の免疫共調節ポリペプチドへの結合と比較すると、1つの免疫共調節ポリペプチドに結合が偏った変異体であり、第1の免疫共調節ポリペプチド及び第2の免疫共調節ポリペプチドに結合する。場合によっては、第1の免疫共調節ポリペプチド及び第2の免疫共調節ポリペプチドに結合する免疫調節ポリペプチドは、第2の免疫共調節ポリペプチドに対する免疫調節ポリペプチドの結合親和性と比較して、少なくとも10%、少なくとも25%、少なくとも50%、少なくとも75%、少なくとも2倍、少なくとも2.5倍、少なくとも5倍、少なくとも10倍、少なくとも15倍、少なくとも20倍、少なくとも25倍、少なくとも50倍、または少なくとも100倍高い親和性で第1の免疫共調節ポリペプチドに結合する。場合によっては、第2の免疫共調節ポリペプチドへの結合と比較して第1の免疫共調節ポリペプチドへのそのような優先的な結合を示す免疫調節ポリペプチドは、変異免疫調節ポリペプチドである。そのような免疫調節ポリペプチドを含む本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドもまた、第2の免疫共調節ポリペプチドへの結合と比較して第1の免疫共調節ポリペプチドへの優先的な結合を示す。
場合によっては、本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドに存在する免疫調節ポリペプチドの、第1の免疫共調節ポリペプチドに対する結合親和性と、第2の免疫共調節ポリペプチドに対する免疫調節ポリペプチドの結合親和性との比は、1:1を超える。場合によっては、本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドに存在する免疫調節ポリペプチドの、第1の免疫共調節ポリペプチドに対する結合と、第2の免疫共調節ポリペプチドに対する免疫調節ポリペプチドの結合親和性との比は、約1.1:1~約100:1である。例えば、場合によっては、本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドに存在する免疫調節ポリペプチドの、第1の免疫共調節ポリペプチドに対する結合と、第2の免疫共調節ポリペプチドに対する免疫調節ポリペプチドの結合親和性との比は、約1.1:1~約1.5:1、約1.5:1~約2:1、約2:1~約3:1、約3:1~約4:1、約4:1~約5:1、約5:1~約7.5:1、約7.5:1~約10:1、約10:1~約15:1、約15:1~約20:1、約20:1~約25:1、約25:1~約30:1、約30:1~約40:1、約40:1~約50:1、約50:1~約75:1、または約75:1~約100:1である。場合によっては、本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドに存在する免疫調節ポリペプチドの、第1の免疫共調節ポリペプチドに対する結合と、第2の免疫共調節ポリペプチドに対する免疫調節ポリペプチドの結合親和性との比は、2:1~10:1である。
そのような免疫調節ポリペプチドを含む本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドの、第1の免疫共調節ポリペプチドに対する結合親和性と、第2の免疫共調節ポリペプチドに対するT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性との比もまた1:1を超える。例えば、場合によっては、第1の免疫共調節ポリペプチドに対する本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性と、第2の免疫共調節ポリペプチドに対するT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性との比は、約1.1:1~約100:1である。例えば、場合によっては、第1の免疫共調節ポリペプチドに対する本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性と、第2の免疫共調節ポリペプチドに対するT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性との比は、約1.1:1~約1.5:1、約1.5:1~約2:1、約2:1~約3:1、約3:1~約4:1、約4:1~約5:1、約5:1~約7.5:1、約7.5:1~約10:1、約10:1~約15:1、約15:1~約20:1、約20:1~約25:1、約25:1~約30:1、約30:1~約40:1、約40:1~約50:1、約50:1~約75:1、または約75:1~約100:1である。場合によっては、第1の免疫共調節ポリペプチドに対する本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性と、第2の免疫共調節ポリペプチドに対するT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性との比は、約2:1~約10:1である。
第2の免疫共調節ポリペプチドに対する親和性と比較して第1の免疫共調節ポリペプチドに対する親和性が高い免疫調節ポリペプチドを少なくとも1つ含む本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドは、それが必要な個体に投与されると、第2の免疫共調節ポリペプチドへの結合と関連する有害副作用の誘導が少ない。
第2の免疫共調節ポリペプチドに対する親和性と比較して第1の免疫共調節ポリペプチドに対する親和性が高い免疫調節ポリペプチドを少なくとも1つ含む本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドは、それが必要な個体に投与されると、サイトカイン放出症候群(高サイトカイン血症)を誘導するとしても、その程度は、例えば、抗CTLA抗体(例えば、イピリムマブ、トレメリムマブ)または抗T細胞抗体の投与によって誘導されるサイトカイン放出症候群と比較して、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、または少なくとも90%低い。例えば、第2の免疫共調節ポリペプチドに対する親和性と比較して第1の免疫共調節ポリペプチドに対する親和性が高い免疫調節ポリペプチドを少なくとも1つ含む本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドは、それが必要な個体に投与されると、サイトカイン放出症候群を誘導するとしても、その程度は、例えば、3週間ごとに3mg/kgの投与量で4サイクル行うイピリムマブの投与、または90日ごとに15mg/kgの投与量で行うトレメリムマブの投与によって誘導されるサイトカイン放出症候群と比較して、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、または少なくとも90%低い。
第2の免疫共調節ポリペプチドに対する親和性と比較して第1の免疫共調節ポリペプチドに対する親和性が高い免疫調節ポリペプチドを少なくとも1つ含む本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドは、それが必要な個体に投与されると、補体活性化を誘導するとしても、その程度は、例えば、抗CTLA抗体(例えば、イピリムマブ、トレメリムマブ)または抗T細胞抗体の投与によって誘導される補体活性化の程度と比較して、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、または少なくとも90%低い。例えば、第2の免疫共調節ポリペプチドに対する親和性と比較して第1の免疫共調節ポリペプチドに対する親和性が高い免疫調節ポリペプチドを少なくとも1つ含む本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドは、それが必要な個体に投与されると、補体活性化を誘導するとしても、その程度は、例えば、3週間ごとに3mg/kgの投与量で4サイクル行うイピリムマブの投与、または90日ごとに15mg/kgの投与量で行うトレメリムマブの投与によって誘導される補体活性化の程度と比較して、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、または少なくとも90%低い。
CTLA-4を標的とすることは、がんの制御における戦略的手法であり、CTLA4を遮断すると、T細胞の活性化及び細胞傷害性Tリンパ球の増殖が促進することによって抗腫瘍免疫が増進し得る。この手法に沿って、いくつかの治療レジメンでは、抗がん治療との併用療法において抗CTLA4抗体が投与される。しかしながら、抗CTLA4抗体の投与では、免疫関連有害事象(irAE)が生じ得る。
場合によっては、本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドは、それが必要な個体に対してがんの治療において投与される。本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドが、第2の免疫共調節ポリペプチドに対する親和性と比較して第1の免疫共調節ポリペプチドに対して高い親和性を示す場合、そのようなT細胞調節多量体ポリペプチドの投与では、抗CTLA4抗体の投与量及び/または投与期間が減少し得、それによってirAEが減少する。例えば、抗CTLA4抗体との併用療法において本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドが投与される場合、irAEの発生率及び/または重症度は、結合親和性の偏りを示さない免疫調節ポリペプチドを含む対照T細胞調節多量体ポリペプチドと抗CTLA4との同時投与の後のirAEの発生率及び/または重症度と比較して、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、または80%超減少する。生じ得るirAEには、皮膚毒性、消化管毒性、肝毒性、及び内分泌異常が含まれる。生じ得るirAEには、皮膚病変(発疹、そう痒、及び白斑)、大腸炎、肝炎、下垂体炎、甲状腺炎、サルコイドーシス、ぶどう膜炎、ギラン・バレー症候群、免疫介在性の血球減少、及びリウマチ性多発筋痛症/ホートン(Horton)が含まれる。
場合によっては、本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドと同時投与される抗CTLA4抗体の量は、抗がん作用を達成するために別の抗がん剤との同時投与に必要になると想定される抗CTLA4抗体の量と比較して少ない。例えば、場合によっては、本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドと同時投与される抗CTLA4抗体の量は、抗がん作用を達成するために別の抗がん剤との同時投与に必要になると想定される抗CTLA4抗体の量と比較して、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、または少なくとも80%少ない。例えば、ヒト化された抗CTLA4抗体であるイピリムマブは、いくつかの現在のがん治療レジメンでは、3週間ごとに3mg/kgで4サイクル投与される。いくつかの現在のがん治療レジメンでは、抗CTLA4抗体であるトレメリムマブは、90日ごとに15mg/kgで投与される。本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドとの同時投与で想定される抗CTLA4抗体の量は、イピリムマブについては3mg/kgの投与量、またはトレメリムマブについては15mg/kgの投与量と比較して、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、または少なくとも80%減少すると想定される。場合によっては、本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドは、それが必要な個体に対して、抗CTLA4抗体の同時投与なしで投与される。
CD80/4-1BBLsynTacポリペプチド
本開示は、CD80免疫調節ポリペプチドと、4-1BBL免疫調節ポリペプチドとを含むsynTacポリペプチドを提供する。場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、野生型CD80免疫調節ポリペプチドと、野生型4-1BBL免疫調節ポリペプチドとを含む。場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、野生型CD80免疫調節ポリペプチドと、変異4-1BBL免疫調節ポリペプチドとを含む。場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、変異CD80免疫調節ポリペプチドと、野生型4-1BBL免疫調節ポリペプチドとを含む。場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、変異CD80免疫調節ポリペプチドと、変異4-1BBL免疫調節ポリペプチドと、を含む。変異4-1BBLポリペプチドには、対応する野生型4-1BBLポリペプチドに対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を有するものと、対応する野生型4-1BBLポリペプチドと比較して1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ、10個、11個、12個、13個、14個、もしくは15個のアミノ酸、またはそれを超える数のアミノ酸が異なる変異4-1BBLポリペプチドとが含まれる。変異CD80ポリペプチドには、対応する野生型CD80ポリペプチドに対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を有するものと、対応する野生型CD80ポリペプチドと比較して1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ、10個、11個、12個、13個、14個、もしくは15個のアミノ酸、またはそれを超える数のアミノ酸が異なる変異CD80ポリペプチドとが含まれる。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)第1の主要組織適合抗原複合体(MHC)ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)第2のMHCポリペプチド、及びii)任意選択の免疫グロブリン(Ig)Fcポリペプチドまたは非Ig骨格をN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含み、1)多量体ポリペプチドは、少なくとも第1の免疫調節ドメイン及び第2の免疫調節ドメインを含み、2)第1の免疫調節ドメイン及び第2の免疫調節ドメインは、A)第1のポリペプチドのC末端、B)第2のポリペプチドのN末端、C)第2のポリペプチドのC末端、またはD)第1のポリペプチドのC末端及び第2のポリペプチドのN末端にそれぞれ独立して位置し、3)免疫調節ドメインの少なくとも1つは、配列番号1または配列番号2~4のうちの1つと比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を有する変異免疫調節ポリペプチドである。多量体ポリペプチドは、a)図4A~4Cのうちの1つに示されるアミノ酸配列を有するCD28ポリペプチドに対する、図2に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照多量体ポリペプチドの結合親和性、もしくは配列番号1に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照多量体ポリペプチドの結合親和性と比較して、CD28ポリペプチドに対する結合親和性の低下を示し、及び/またはb)図5に示されるアミノ酸配列を有する4-1BBポリペプチドに対する図3もしくは配列番号2~4のうちの1つに示される4-1BBLアミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照多量体ポリペプチドの結合親和性と比較して、4-1BBポリペプチドに対する結合親和性の低下を示す。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)第1のMHCポリペプチド、及びiii)第1の免疫調節ドメインをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)第2の免疫調節ドメイン、ii)第2のMHCポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含み、免疫調節ドメインの少なくとも1つは、配列番号1または配列番号2~4のうちの1つと比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を有する変異免疫調節ポリペプチドである。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)第1のMHCポリペプチド、及びiii)配列番号1と比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)配列番号2~4のうちの1つと比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む変異4-1BBLポリペプチド、ii)第2のMHCポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含み、synTacポリペプチドは、a)図4A~4Cのうちの1つに示されるアミノ酸配列を有するCD28ポリペプチドに対する、図2に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性、もしくは配列番号1に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性と比較して、CD28ポリペプチドに対する結合親和性の低下を示し、及び/またはb)図5に示されるアミノ酸配列を有する4-1BBポリペプチドに対する、図3もしくは配列番号2~4のうちの1つに示される4-1BBLアミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性と比較して、4-1BBポリペプチドに対する結合親和性の低下を示す。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)配列番号1と比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)配列番号2~4のうちの1つと比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む変異4-1BBLポリペプチド、ii)MHC重ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含み、synTacポリペプチドは、a)図4A~4Cのうちの1つに示されるアミノ酸配列を有するCD28ポリペプチドに対する、図2に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性、もしくは配列番号1に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性と比較して、CD28ポリペプチドに対する結合親和性の低下を示し、及び/またはb)図5に示されるアミノ酸配列を有する4-1BBポリペプチドに対する、図3もしくは配列番号2~4のうちの1つに示される4-1BBLアミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性と比較して、4-1BBポリペプチドに対する結合親和性の低下を示す。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)配列番号2~4のうちの1つと比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む変異4-1BBLポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)配列番号1と比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む変異CD80ポリペプチド、ii)MHC重ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含み、synTacポリペプチドは、a)図4A~4Cのうちの1つに示されるアミノ酸配列を有するCD28ポリペプチドに対する、図2に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性、もしくは配列番号1に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性と比較して、CD28ポリペプチドに対する結合親和性の低下を示し、及び/またはb)図5に示されるアミノ酸配列を有する4-1BBポリペプチドに対する、図3もしくは配列番号2~4のうちの1つに示される4-1BBLアミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性と比較して、4-1BBポリペプチドに対する結合親和性の低下を示す。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)第1のMHCポリペプチド、iii)配列番号1と比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む第1の変異CD80ポリペプチド、iv)配列番号1と比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む第2の変異CD80ポリペプチド、及びv)配列番号1と比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む第3の変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)配列番号2~4のうちの1つと比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む変異4-1BBLポリペプチド、ii)第2のMHCポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含み、synTacポリペプチドは、a)図4A~4Cのうちの1つに示されるアミノ酸配列を有するCD28ポリペプチドに対する、図2に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性、もしくは配列番号1に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性と比較して、CD28ポリペプチドに対する結合親和性の低下を示し、及び/またはb)図5に示されるアミノ酸配列を有する4-1BBポリペプチドに対する、図3もしくは配列番号2~4のうちの1つに示される4-1BBLアミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性と比較して、4-1BBポリペプチドに対する結合親和性の低下を示す。場合によっては、第1の変異CD80ポリペプチド、第2の変異CD80ポリペプチド、及び第3の変異CD80ポリペプチドは、同一のアミノ酸配列を有し、すなわち、第2の変異CD80ポリペプチドと第3の変異CD80ポリペプチドとの両方が、第1の変異CD80ポリペプチドのアミノ酸配列に対して100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を有する。他の場合では、第1の変異CD80ポリペプチド、第2の変異CD80ポリペプチド、及び第3の変異CD80ポリペプチドが互いに有するアミノ酸配列同一性は、100%未満である。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、iii)配列番号1と比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む第1の変異CD80ポリペプチド、iv)配列番号1と比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む第2の変異CD80ポリペプチド、及びv)配列番号1と比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む第3の変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)配列番号2~4のうちの1つと比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む変異4-1BBLポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含み、synTacポリペプチドは、a)図4A~4Cのうちの1つに示されるアミノ酸配列を有するCD28ポリペプチドに対する、図2に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性、もしくは配列番号1に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性と比較して、CD28ポリペプチドに対する結合親和性の低下を示し、及び/またはb)図5に示されるアミノ酸配列を有する4-1BBポリペプチドに対する、図3もしくは配列番号2~4のうちの1つに示される4-1BBLアミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性と比較して、4-1BBポリペプチドに対する結合親和性の低下を示す。場合によっては、第1の変異CD80ポリペプチド、第2の変異CD80ポリペプチド、及び第3の変異CD80ポリペプチドは、同一のアミノ酸配列を有し、すなわち、第2の変異CD80ポリペプチドと第3の変異CD80ポリペプチドとの両方が、第1の変異CD80ポリペプチドのアミノ酸配列に対して100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を有する。他の場合では、第1の変異CD80ポリペプチド、第2の変異CD80ポリペプチド、及び第3の変異CD80ポリペプチドが互いに有するアミノ酸配列同一性は、100%未満である。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)第1のMHCポリペプチド、及びiii)配列番号1と比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)配列番号2~4のうちの1つと比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む第1の変異4-1BBLポリペプチド、ii)配列番号2~4のうちの1つと比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む第2の変異4-1BBLポリペプチド、iii)配列番号2~4のうちの1つと比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む第3の変異4-1BBLポリペプチド、iv)第2のMHCポリペプチド、及びv)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含み、synTacポリペプチドは、a)図4A~4Cのうちの1つに示されるアミノ酸配列を有するCD28ポリペプチドに対する、図2に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性、もしくは配列番号1に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性と比較して、CD28ポリペプチドに対する結合親和性の低下を示し、及び/またはb)図5に示されるアミノ酸配列を有する4-1BBポリペプチドに対する、図3もしくは配列番号2~4のうちの1つに示される4-1BBLアミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性と比較して、4-1BBポリペプチドに対する結合親和性の低下を示す。場合によっては、第1の変異4-1BBLポリペプチド、第2の変異4-1BBLポリペプチド、及び第3の変異4-1BBLポリペプチドは、同一のアミノ酸配列を有し、すなわち、第2の変異4-1BBLポリペプチドと第3の変異4-1BBLポリペプチドとの両方が、第1の変異4-1BBLポリペプチドのアミノ酸配列に対して100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を有する。他の場合では、第1の変異4-1BBLポリペプチド、第2の変異4-1BBLポリペプチド、及び第3の変異4-1BBLポリペプチドが互いに有するアミノ酸配列同一性は、100%未満である。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)配列番号1と比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)配列番号2~4のうちの1つと比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む第1の変異4-1BBLポリペプチド、ii)配列番号2~4のうちの1つと比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む第2の変異4-1BBLポリペプチド、iii)配列番号2~4のうちの1つと比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を含む第3の変異4-1BBLポリペプチド、iv)MHC重鎖ポリペプチド、及びv)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含み、synTacポリペプチドは、a)図4A~4Cのうちの1つに示されるアミノ酸配列を有するCD28ポリペプチドに対する、図2に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性、もしくは配列番号1に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性と比較して、CD28ポリペプチドに対する結合親和性の低下を示し、及び/またはb)図5に示されるアミノ酸配列を有する4-1BBポリペプチドに対する、図3もしくは配列番号2~4のうちの1つに示される4-1BBLアミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照synTacポリペプチドの結合親和性と比較して、4-1BBポリペプチドに対する結合親和性の低下を示す。場合によっては、第1の変異4-1BBLポリペプチド、第2の変異4-1BBLポリペプチド、及び第3の変異4-1BBLポリペプチドは、同一のアミノ酸配列を有し、すなわち、第2の変異4-1BBLポリペプチドと第3の変異4-1BBLポリペプチドとの両方が、第1の変異4-1BBLポリペプチドのアミノ酸配列に対して100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を有する。他の場合では、第1の変異4-1BBLポリペプチド、第2の変異4-1BBLポリペプチド、及び第3の変異4-1BBLポリペプチドが互いに有するアミノ酸配列同一性は、100%未満である。
場合によっては、本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドは、CTLA4に対するT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性と比較して、少なくとも10%、少なくとも25%、少なくとも50%、少なくとも75%、少なくとも2倍、少なくとも2.5倍、少なくとも5倍、少なくとも10倍、少なくとも15倍、少なくとも20倍、少なくとも25倍、少なくとも50倍、または少なくとも100倍高い親和性でCD28に結合する。
場合によっては、CD28に対する本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性と、CTLA4に対するT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性との比は、約1.1:1~約100:1である。例えば、場合によっては、CD28に対する本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性と、CTLA4に対するT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性との比は、約1.1:1~約1.5:1、約1.5:1~約2:1、約2:1~約3:1、約3:1~約4:1、約4:1~約5:1、約5:1~約7.5:1、約7.5:1~約10:1、約10:1~約15:1、約15:1~約20:1、約20:1~約25:1、約25:1~約30:1、約30:1~約40:1、約40:1~約50:1、約50:1~約75:1、または約75:1~約100:1である。場合によっては、CD28に対する本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性と、CTLA4に対するT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性との比は、約2:1~約10:1である。
非限定例として、場合によっては、本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドは、K86A置換を含む変異CD80ポリペプチドと、K127A置換を含む変異4-1BBLポリペプチドとを含み、CTLA4に対するT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性と比較して、少なくとも10%、少なくとも25%、少なくとも50%、少なくとも75%、少なくとも2倍、少なくとも2.5倍、少なくとも5倍、少なくとも10倍、少なくとも15倍、少なくとも20倍、少なくとも25倍、少なくとも50倍、または少なくとも100倍高い親和性でCD28に結合する。
非限定例として、場合によっては、本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドは、K86A置換を含む変異CD80ポリペプチドと、K127A置換を含む変異4-1BBLポリペプチドとを含み、CD28に対するT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性と、CTLA4に対するT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性との比は、約1.1:1~約100:1である。例えば、場合によっては、CD28に対するT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性と、CTLA4に対するT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性との比は、約1.1:1~約1.5:1、約1.5:1~約2:1、約2:1~約3:1、約3:1~約4:1、約4:1~約5:1、約5:1~約7.5:1、約7.5:1~約10:1、約10:1~約15:1、約15:1~約20:1、約20:1~約25:1、約25:1~約30:1、約30:1~約40:1、約40:1~約50:1、約50:1~約75:1、または約75:1~約100:1である。場合によっては、CD28に対するT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性と、CTLA4に対するT細胞調節多量体ポリペプチドの結合親和性との比は、約2:1~約10:1である。
CD80
場合によっては、本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドは、CD80調節ポリペプチドを含み、CD80調節ポリペプチドは、場合によっては、変異CD80調節ポリペプチドである。
ヒトCD80の野生型アミノ酸配列は、図2に示される。ヒトCD80の外部ドメインは、図2に示されるアミノ酸配列のアミノ酸1~208を含む。したがって、ヒトCD80の外部ドメインの野生型アミノ酸配列は、下記のものであり得る(配列番号1)。
VIHVTK EVKEVATLSC GHNVSVEELA QTRIYWQKEK KMVLTMMSGD MNIWPEYKNR TIFDITNNLS IVILALRPSD EGTYECVVLK YEKDAFKREH LAEVTLSVKA DFPTPSISDF EIPTSNIRRI ICSTSGGFPE PHLSWLENGE ELNAINTTVS QDPETELYAV SSKLDFNMTT NHSFMCLIKY GHLRVNQTFN WNTTKQEHFP DN
野生型CD80は、CD28に結合する。CD28のアミノ酸配列は、図4A~4Cに示される。場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドに存在する変異CD80ポリペプチドは、CD28に対する、図2または配列番号1に示されるアミノ酸配列を含むCD80ポリペプチドの結合親和性と比較して、CD28に対する結合親和性の低下を示す。例えば、場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドに存在する変異CD80ポリペプチドは、図4A~4Cのうちの1つに示されるアミノ酸配列を含むCD28ポリペプチドに対する、図2または配列番号1に示されるアミノ酸配列を含むCD80ポリペプチドの結合親和性と比較して低い結合親和性でCD28に結合する。例えば、場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドに存在する変異CD80ポリペプチドは、CD28(例えば、図4A~4Cのうちの1つに示されるアミノ酸配列を含むCD28ポリペプチド)に対する、図2または配列番号1に示されるアミノ酸配列を含むCD80ポリペプチドの結合親和性と比較して、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%低い、少なくとも55%低い、少なくとも60%低い、少なくとも65%低い、少なくとも70%低い、少なくとも75%低い、少なくとも80%低い、少なくとも85%低い、少なくとも90%低い、少なくとも95%低い、または95%超低い結合親和性でCD28に結合する。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドに存在する変異CD80ポリペプチドは、100nM~100μMのCD28に対する結合親和性を有する。別の例として、場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドに存在する変異CD80ポリペプチドは、約100nM~150nM、約150nM~約200nM、約200nM~約250nM、約250nM~約300nM、約300nM~約350nM、約350nM~約400nM、約400nM~約500nM、約500nM~約600nM、約600nM~約700nM、約700nM~約800nM、約800nM~約900nM、約900nM~約1μM、約1μM~約5μM、約5μM~約10μM、約10μM~約15μM、約15μM~約20μM、約20μM~約25μM、約25μM~約50μM、約50μM~約75μM、または約75μM~約100μMのCD28(例えば、図4A~4Cのうちの1つに示されるアミノ酸配列を含むCD28ポリペプチド)に対する結合親和性を有する。
変異CD80調節ポリペプチド
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80調節ポリペプチドは、アミノ酸N19、アミノ酸N63、アミノ酸I67、アミノ酸K86、アミノ酸Q157、アミノ酸D158、アミノ酸L25、アミノ酸Y31、アミノ酸Q33、アミノ酸M38、アミノ酸V39、アミノ酸I49、アミノ酸Y53、アミノ酸D60、アミノ酸F108、またはアミノ酸S156のアミノ酸置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、図2または配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸N19、アミノ酸N63、アミノ酸I67、アミノ酸K86、アミノ酸Q157、アミノ酸D158、アミノ酸L25、アミノ酸Y31、アミノ酸Q33、アミノ酸M38、アミノ酸V39、アミノ酸I49、アミノ酸Y53、アミノ酸D60、アミノ酸F108、またはアミノ酸S156のアミノ酸置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80調節ポリペプチドは、アミノ酸I67の置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。場合によっては、変異CD80ポリペプチドは、アミノ酸K86の置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。場合によっては、変異CD80ポリペプチドは、アミノ酸D158の置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸I67、アミノ酸K86、またはアミノ酸D158のアミノ酸置換を含む。
I67の置換
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸I67のアミノ酸置換を含む。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸I67のアミノ酸置換を含み、置換は、Ala、Gly、Val、またはLeuによるものである。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸I67のアミノ酸置換を含み、置換は、GluまたはAspによるものである。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸I67のアミノ酸置換を含み、置換は、Arg、His、またはLysによるものである。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸I67のアミノ酸置換を含み、その結果、アミノ酸67は、Alaである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、下記のアミノ酸配列を含む(配列番号5)。(Xは、イソロイシン以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。場合によっては、Xは、Ala、Gly、Leu、またはValである。場合によっては、Xは、GluまたはAspである。場合によっては、Xは、Arg、His、またはLysである。場合によっては、Xは、Alaである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、下記のアミノ酸配列を含む(配列番号6)。
K86の置換
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸K86のアミノ酸置換を含む。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸K86のアミノ酸置換を含み、置換は、Ala、Gly、Val、Ile、またはLeuによるものである。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸K86のアミノ酸置換を含み、置換は、GluまたはAspによるものである。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸K86のアミノ酸置換を含み、置換は、ArgまたはHisによるものである。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸K86のアミノ酸置換を含み、その結果、アミノ酸86は、Alaである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、下記のアミノ酸配列を含む(配列番号7)。(Xは、リジン以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Asp、またはGluである)。場合によっては、Xは、Ala、Gly、Leu、Ile、またはValである。場合によっては、Xは、GluまたはAspである。場合によっては、Xは、ArgまたはHisである。場合によっては、Xは、Alaである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、下記のアミノ酸配列を含む(配列番号8)。
D158の置換
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸D158のアミノ酸置換を含む。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸D158のアミノ酸置換を含み、置換は、Ala、Gly、Val、Ile、またはLeuによるものである。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸D158のアミノ酸置換を含み、置換は、Gluによるものである。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸D158のアミノ酸置換を含み、置換は、ArgまたはHisによるものである。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸D158のアミノ酸置換を含み、その結果、アミノ酸86は、Alaである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、下記のアミノ酸配列を含む(配列番号9)。(Xは、アスパラギン酸以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Lys、またはGluである)。場合によっては、Xは、Ala、Gly、Leu、Ile、またはValである。場合によっては、Xは、Gluである。場合によっては、Xは、ArgまたはLysである。場合によっては、Xは、Alaである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、下記のアミノ酸配列を含む(配列番号10)。
追加のCD80変異体
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、図2または配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸N19、アミノ酸N63、アミノ酸I67、アミノ酸K86、アミノ酸Q157、アミノ酸D158、アミノ酸L25、アミノ酸Y31、アミノ酸Q33、アミノ酸M38、アミノ酸V39、アミノ酸I49、アミノ酸Y53、アミノ酸D60、アミノ酸F108、またはアミノ酸S156のアミノ酸置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、図2または配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸N19のアミノ酸置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、図2または配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸N63のアミノ酸置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、図2または配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸Q157のアミノ酸置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、図2または配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸L25のアミノ酸置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。場合によっては、置換は、L25A置換である。場合によっては、置換は、L25V置換である。場合によっては、置換は、L25G置換である。場合によっては、置換は、L25S置換である。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、図2または配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸Y31のアミノ酸置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。場合によっては、置換は、Y31A置換である。場合によっては、置換は、Y31G置換である。場合によっては、置換は、Y31V置換である。場合によっては、置換は、Y31I置換である。場合によっては、置換は、Y31L置換である。場合によっては、置換は、Y31R置換である。場合によっては、置換は、Y31W置換である。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、図2または配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸Q33のアミノ酸置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。場合によっては、置換は、Q33A置換である。場合によっては、置換は、Q33R置換である。場合によっては、置換は、Q33E置換である。場合によっては、置換は、Q33L置換である。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、図2または配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸M38のアミノ酸置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。場合によっては、置換は、M38A置換である。場合によっては、置換は、M38S置換である。場合によっては、置換は、M38V置換である。場合によっては、置換は、M38L置換である。場合によっては、置換は、M38G置換である。場合によっては、置換は、M38I置換である。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、図2または配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸V39のアミノ酸置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、図2または配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸I49のアミノ酸置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、図2または配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸Y53のアミノ酸置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、図2または配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸D60のアミノ酸置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、図2または配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸F108のアミノ酸置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異CD80ポリペプチドは、図2または配列番号1に示されるCD80の外部ドメインのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸S156のアミノ酸置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図2に示されるアミノ酸配列に基づくものである。
4-1BBL
場合によっては、本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドは、4-1BBL調節ポリペプチドを含み、4-1BBL調節ポリペプチドは、場合によっては、変異4-1BBL調節ポリペプチドである。野生型ヒト4-1BBLのアミノ酸配列は、図3に示される。ヒト4-1BBLの腫瘍壊死因子(TNF)相同ドメイン(THD)は、図3に示されるアミノ酸配列のアミノ酸81~254、アミノ酸80~254、またはアミノ酸80~246を含む。したがって、ヒト4-1BBLのTHDの野生型アミノ酸配列は、例えば、下記の配列番号2~4の1つであり得る。
PAGLLDLRQG MFAQLVAQNV LLIDGPLSWY SDPGLAGVSL TGGLSYKEDT KELVVAKAGV YYVFFQLELR RVVAGEGSGS VSLALHLQPL RSAAGAAALA LTVDLPPASS EARNSAFGFQ GRLLHLSAGQ RLGVHLHTEA RARHAWQLTQ GATVLGLFRV TPEIPAGLPS PRSE(配列番号2)。
D PAGLLDLRQG MFAQLVAQNV LLIDGPLSWY SDPGLAGVSL TGGLSYKEDT KELVVAKAGV YYVFFQLELR RVVAGEGSGS VSLALHLQPL RSAAGAAALA LTVDLPPASS EARNSAFGFQ GRLLHLSAGQ RLGVHLHTEA RARHAWQLTQ GATVLGLFRV TPEIPAGLPS PRSE(配列番号3)。
D PAGLLDLRQG MFAQLVAQNV LLIDGPLSWY SDPGLAGVSL TGGLSYKEDT KELVVAKAGV YYVFFQLELR RVVAGEGSGS VSLALHLQPL RSAAGAAALA LTVDLPPASS EARNSAFGFQ GRLLHLSAGQ RLGVHLHTEA RARHAWQLTQ GATVLGLFRV TPEIPA(配列番号4)。
野生型4-1BBLは、4-1BB(CD137)に結合する。4-1BBのアミノ酸配列は、図5に示される。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに存在する変異4-1BBLポリペプチドは、4-1BBへの野生型4-1BBLの結合と比較して低い親和性で4-1BBに結合する。
変異4-1BBL調節ポリペプチド
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBL調節ポリペプチドは、アミノ酸の置換を含むものであり、アミノ酸91、アミノ酸92、アミノ酸94~115、アミノ酸117~126、アミノ酸128~132、アミノ酸144~153、アミノ酸155~158、アミノ酸184~187、アミノ酸189~191、アミノ酸193~195、アミノ酸197、アミノ酸210~219、アミノ酸221~224、アミノ酸226、アミノ酸228~231、アミノ酸233、及びアミノ酸234のうちの1つの置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図3に示されるアミノ酸配列に基づくものである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBL調節ポリペプチドは、アミノ酸の置換を含むものであり、アミノ酸K127の置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図3に示されるアミノ酸配列に基づくものである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、配列番号2~4のうちの1つまたは図3に示される4-1BBLのTHDのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、K127のアミノ酸置換を含み、アミノ酸の番号付けは、図3に示されるアミノ酸配列に基づくものである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む(配列番号11)。(Xは、リジン以外のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Asp、またはGluである)。場合によっては、Xは、Ala、Gly、Leu、Ile、またはValである。場合によっては、Xは、GluまたはAspである。場合によっては、Xは、ArgまたはHisである。場合によっては、Xは、Alaである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、下記のアミノ酸配列を含む(配列番号12)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む(配列番号13)。(Xは、リジン以外のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Asp、またはGluである)。場合によっては、Xは、Ala、Gly、Leu、Ile、またはValである。場合によっては、Xは、GluまたはAspである。場合によっては、Xは、ArgまたはHisである。場合によっては、Xは、Alaである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、下記のアミノ酸配列を含む(配列番号14)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む(配列番号15)。(Xは、リジン以外のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Asp、またはGluである)。場合によっては、Xは、Ala、Gly、Leu、Ile、またはValである。場合によっては、Xは、GluまたはAspである。場合によっては、Xは、ArgまたはHisである。場合によっては、Xは、Alaである。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、下記のアミノ酸配列を含む(配列番号16)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸91、アミノ酸92、アミノ酸94~115、アミノ酸117~126、アミノ酸128~132、アミノ酸144~153、アミノ酸155~158、アミノ酸184~187、アミノ酸189~191、アミノ酸193~195、アミノ酸197、アミノ酸210~219、アミノ酸221~224、アミノ酸226、アミノ酸228~231、アミノ酸233、及びアミノ酸234のうちの1つの置換を含む。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸M91の置換を含む(例えば、アミノ酸91は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸F92の置換を含む(例えば、アミノ酸92は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸Q94の置換を含む(例えば、アミノ酸94は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸L95の置換を含む(例えば、アミノ酸95は、Gly、Ala、Val、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸V96の置換を含む(例えば、アミノ酸96は、Gly、Ala、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸Q98の置換を含む(例えば、アミノ酸98は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸N99の置換を含む(例えば、アミノ酸99は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸V100の置換を含む(例えば、アミノ酸100は、Gly、Ala、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸L101の置換を含む(例えば、アミノ酸101は、Gly、Ala、Val、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸L102の置換を含む(例えば、アミノ酸102は、Gly、Ala、Val、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸L103の置換を含む(例えば、アミノ酸103は、Gly、Ala、Val、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸I103の置換を含む(例えば、アミノ酸103は、Gly、Ala、Val、Leu、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸D104の置換を含む(例えば、アミノ酸104は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸G105の置換を含む(例えば、アミノ酸105は、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸P106の置換を含む(例えば、アミノ酸106は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸L107の置換を含む(例えば、アミノ酸107は、Gly、Ala、Val、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸S108の置換を含む(例えば、アミノ酸108は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸W109の置換を含む(例えば、アミノ酸109は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸Y110の置換を含む(例えば、アミノ酸110は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸S111の置換を含む(例えば、アミノ酸111は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸D112の置換を含む(例えば、アミノ酸112は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸P113の置換を含む(例えば、アミノ酸113は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸G114の置換を含む(例えば、アミノ酸114は、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸L115の置換を含む(例えば、アミノ酸115は、Gly、Ala、Val、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸G117の置換を含む(例えば、アミノ酸117は、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸V118の置換を含む(例えば、アミノ酸118は、Gly、Ala、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸S119の置換を含む(例えば、アミノ酸119は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸L120の置換を含む(例えば、アミノ酸120は、Gly、Ala、Val、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸T121の置換を含む(例えば、アミノ酸121は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸G122の置換を含む(例えば、アミノ酸122は、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸G123の置換を含む(例えば、アミノ酸123は、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸L124の置換を含む(例えば、アミノ酸124は、Gly、Ala、Val、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸S125の置換を含む(例えば、アミノ酸125は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸Y126の置換を含む(例えば、アミノ酸126は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸E128の置換を含む(例えば、アミノ酸128は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、またはAspである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸D129の置換を含む(例えば、アミノ酸129は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸T130の置換を含む(例えば、アミノ酸130は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸K131の置換を含む(例えば、アミノ酸131は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸E132の置換を含む(例えば、アミノ酸132は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、またはAspである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸F144の置換を含む(例えば、アミノ酸144は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸F145の置換を含む(例えば、アミノ酸145は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸Q146の置換を含む(例えば、アミノ酸146は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸L147の置換を含む(例えば、アミノ酸147は、Gly、Ala、Val、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸E148の置換を含む(例えば、アミノ酸148は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、またはAspである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸L149の置換を含む(例えば、アミノ酸149は、Gly、Ala、Val、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸R150の置換を含む(例えば、アミノ酸150は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸R151の置換を含む(例えば、アミノ酸151は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸V152の置換を含む(例えば、アミノ酸152は、Gly、Ala、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸V153の置換を含む(例えば、アミノ酸153は、Gly、Ala、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸G155の置換を含む(例えば、アミノ酸155は、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸E156の置換を含む(例えば、アミノ酸156は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、またはAspである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸G157の置換を含む(例えば、アミノ酸157は、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸S158の置換を含む(例えば、アミノ酸158は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸D184の置換を含む(例えば、アミノ酸184は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸L185の置換を含む(例えば、アミノ酸185は、Gly、Ala、Val、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸P186の置換を含む(例えば、アミノ酸186は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸P187の置換を含む(例えば、アミノ酸187は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸S189の置換を含む(例えば、アミノ酸189は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸S190の置換を含む(例えば、アミノ酸190は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸E191の置換を含む(例えば、アミノ酸191は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、またはAspである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸R193の置換を含む(例えば、アミノ酸155は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸N194の置換を含む(例えば、アミノ酸194は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸S195の置換を含む(例えば、アミノ酸195は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸F197の置換を含む(例えば、アミノ酸197は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸Q210の置換を含む(例えば、アミノ酸210は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸R211の置換を含む(例えば、アミノ酸211は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸L212の置換を含む(例えば、アミノ酸212は、Gly、Ala、Val、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸G213の置換を含む(例えば、アミノ酸213は、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸V214の置換を含む(例えば、アミノ酸214は、Gly、Ala、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸H215の置換を含む(例えば、アミノ酸215は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸L216の置換を含む(例えば、アミノ酸216は、Gly、Ala、Val、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸H217の置換を含む(例えば、アミノ酸217は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸T218の置換を含む(例えば、アミノ酸218は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸E219の置換を含む(例えば、アミノ酸219は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、またはAspである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸R221の置換を含む(例えば、アミノ酸221は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸R223の置換を含む(例えば、アミノ酸223は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸H224の置換を含む(例えば、アミノ酸224は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸W226の置換を含む(例えば、アミノ酸226は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸Q227の置換を含む(例えば、アミノ酸210は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。場合によっては、置換は、Q227A置換である。場合によっては、置換は、Q227R置換である。場合によっては、置換は、Q227E置換である。場合によっては、置換は、Q227L置換である。場合によっては、置換は、Q227G置換である。場合によっては、置換は、Q227V置換である。場合によっては、置換は、Q227I置換である。場合によっては、置換は、Q227P置換である。場合によっては、置換は、Q227F置換である。場合によっては、置換は、Q227Y置換である。場合によっては、置換は、Q227S置換である。場合によっては、置換は、Q227T置換である。場合によっては、置換は、Q227C置換である。場合によっては、置換は、Q227M置換である。場合によっては、置換は、Q227N置換である。場合によっては、置換は、Q227K置換である。場合によっては、置換は、Q227H置換である。場合によっては、置換は、Q227D置換である。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸L228の置換を含む(例えば、アミノ酸228は、Gly、Ala、Val、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸T229の置換を含む(例えば、アミノ酸229は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸Q230の置換を含む(例えば、アミノ酸230は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸G231の置換を含む(例えば、アミノ酸231は、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸T233の置換を含む(例えば、アミノ酸233は、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドに含めるために適した変異4-1BBLポリペプチドは、図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、変異4-1BBLポリペプチドは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸V234の置換を含む(例えば、アミノ酸234は、Gly、Ala、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、またはGluである)。
骨格ポリペプチド
本開示のT細胞調節多量体ポリペプチドは、Fcポリペプチドまたは別の適切な骨格ポリペプチドを含む。
適切な骨格ポリペプチドとしては、抗体ベースの骨格ポリペプチド及び非抗体ベースの骨格が挙げられる。非抗体ベースの骨格としては、例えば、アルブミン、XTEN(伸長組換え)ポリペプチド、トランスフェリン、Fc受容体ポリペプチド、エラスチン様ポリペプチド(例えば、Hassouneh et al.(2012)Methods Enzymol.502:215を参照されたい。例えば、Xがプロリン以外の任意のアミノ酸である(Val-Pro-Gly-X-Gly)のペンタペプチド繰り返し単位を含むポリペプチド)、アルブミン結合ポリペプチド、シルク様ポリペプチド(例えば、Valluzzi et al.(2002)Philos Trans R Soc Lond B Biol Sci.357:165)を参照されたい)、シルク-エラスチン様ポリペプチド(SELP、例えば、Megeed et al.(2002)Adv Drug Deliv Rev.54:1075を参照されたい)などが挙げられる。適切なXTENポリペプチドとしては、例えば、WO2009/023270、WO2010/091122、WO2007/103515、US2010/0189682及びUS2009/0092582に開示されているものが挙げられ、Schellenberger et al.(2009)Nat Biotechnol.27:1186)も参照されたい。適切なアルブミンポリペプチドとしては、例えば、ヒト血清アルブミンが挙げられる。
適切な骨格ポリペプチドは、場合によっては、半減期延長ポリペプチドである。したがって、場合によっては、適切な骨格ポリペプチドは、骨格ポリペプチドを欠く対照多量体ポリペプチドと比較して、多量体ポリペプチドのインビボ半減期(例えば、血清半減期)を延ばす。例えば、場合によっては、骨格ポリペプチドは、骨格ポリペプチドを欠く対照多量体ポリペプチドと比較して、多量体ポリペプチドのインビボ半減期(例えば、血清半減期)を少なくとも約10%、少なくとも約15%、少なくとも約20%、少なくとも約25%、少なくとも約50%、少なくとも約2倍、少なくとも約2.5倍、少なくとも約5倍、少なくとも約10倍、少なくとも約25倍、少なくとも約50倍、少なくとも約100倍または100倍超延ばす。一例を挙げると、場合によっては、Fcポリペプチドは、Fcポリペプチドを欠く対照多量体ポリペプチドと比較して、多量体ポリペプチドのインビボ半減期(例えば、血清半減期)を少なくとも約10%、少なくとも約15%、少なくとも約20%、少なくとも約25%、少なくとも約50%、少なくとも約2倍、少なくとも約2.5倍、少なくとも約5倍、少なくとも約10倍、少なくとも約25倍、少なくとも約50倍、少なくとも約100倍または100倍超延ばす。
Fcポリペプチド
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの第1及び/または第2のポリペプチド鎖は、Fcポリペプチドを含む。本開示の多量体ポリペプチドのFcポリペプチドは、ヒトIgG1 Fc、ヒトIgG2 Fc、ヒトIgG3 Fc、ヒトIgG4 Fcなどでもよい。場合によっては、Fcポリペプチドは、図6A~6Cに示されるFc領域のアミノ酸配列に対して少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、少なくとも約99%または100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む。場合によっては、Fc領域は、図6Aに示されるヒトIgG1 Fcポリペプチドに対して少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、少なくとも約99%または100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む。場合によっては、Fc領域は、図6Aに示されるヒトIgG1 Fcポリペプチドに対して少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、少なくとも約99%または100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、且つN77の置換を含み、例えば、Fcポリペプチドは、N77A置換を含む。場合によっては、Fcポリペプチドは、図6Aに示されるヒトIgG2 Fcポリペプチドに対して少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、少なくとも約99%または100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、例えば、Fcポリペプチドは、図6Aに示されるヒトIgG2 Fcポリペプチドのアミノ酸99~325に対して少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、少なくとも約99%または100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む。場合によっては、Fcポリペプチドは、図6Aに示されるヒトIgG3 Fcポリペプチドに対して少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、少なくとも約99%または100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、例えば、Fcポリペプチドは、図6Aに示されるヒトIgG3 Fcポリペプチドのアミノ酸19~246に対して少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、少なくとも約99%または100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む。場合によっては、Fcポリペプチドは、図6Bに示されるヒトIgM Fcポリペプチドに対して少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、少なくとも約99%または100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、例えば、Fcポリペプチドは、図6Bに示されるヒトIgM Fcポリペプチドに対するアミノ酸1~276に対して少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、少なくとも約99%または100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む。場合によっては、Fcポリペプチドは、図6Cに示されるヒトIgA Fcポリペプチドに対して少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、少なくとも約99%または100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、例えば、Fcポリペプチドは、図6Cに示されるヒトIgA Fcポリペプチドに対するアミノ酸1~234に対して少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約98%、少なくとも約99%または100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む。場合によっては、Fcポリペプチドは、エフェクター機能を低減するアミノ酸置換を含む。
さらなるポリペプチド
本開示の多量体ポリペプチドのポリペプチド鎖は、上記のものに加えて、1つまたは複数のポリペプチドを含むことができる。適切なさらなるポリペプチドとしては、エピトープタグ及び親和性ドメインが挙げられる。1つまたは複数のさらなるポリペプチドは、本開示の多量体ポリペプチドのポリペプチド鎖のN末端、本開示の多量体ポリペプチドのポリペプチド鎖のC末端または本開示の多量体ポリペプチドのポリペプチド鎖の内部に含まれ得る。
エピトープタグ
適切なエピトープタグとしては、限定されないが、ヘマグルチニン(HA)(例えば、YPYDVPDYA:配列番号17)、FLAG(例えば、DYKDDDDK:配列番号18)、c-myc(例えば、EQKLISEEDL:配列番号19)などが挙げられる。
親和性ドメイン
親和性ドメインは、特定または精製に有用な結合パートナー、例えば固体支持体に固定化されたものなどと相互作用することができるペプチド配列を含む。複数の連続した単一アミノ酸、例えばヒスチジンをコードするDNA配列は、発現タンパク質に融合している場合に、ニッケルセファロースなどの樹脂カラムへの高親和性結合による組換えタンパク質のワンステップ精製に使用することができる。例示的親和性ドメインとしては、His5(HHHHH)(配列番号20)、HisX6(HHHHHH)(配列番号21)、C-myc(EQKLISEEDL)(配列番号19)、Flag(DYKDDDDK)(配列番号18)、StrepTag(WSHPQFEK)(配列番号22)、ヘマグルチニン、例えば、HAタグ(YPYDVPDYA)(配列番号17)、グルタチオン-S-トランスフェラーゼ(GST)、チオレドキシン、セルロース結合ドメイン、RYIRS(配列番号23)、Phe-His-His-Thr(配列番号24)、キチン結合ドメイン、S-ペプチド、T7ペプチド、SH2ドメイン、C末端RNAタグ、WEAAAREACCRECCARA(配列番号25)、金属結合ドメイン、例えば、亜鉛結合ドメインまたはカルシウム結合ドメイン、例えば、カルシウム結合タンパク質、例えば、カルモジュリン、トロポニンC、カルシニューリンB、ミオシン軽鎖、リカバリン、S-モジュリン、ビジニン、VILIP、ニューロカルシン、ヒポカルシン、フリクエニン、カルトラクチン、カルパイン大サブユニット、S100タンパク質、パルブアルブミン、カルビンディンD9K、カルビンディンD28K及びカルレチニン由来のもの、インテイン、ビオチン、ストレプトアビジン、MyoD、Id、ロイシンジッパー配列ならびにマルトース結合タンパク質が挙げられる。
例示的多量体ポリペプチド
本開示の例示的多量体ポリペプチドを以下に記載する。
第1のポリペプチド鎖に存在する変異4-1BBL、第2のポリペプチド鎖に存在する変異CD-80
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)配列番号2~4のうちの1つまたは図3のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸K127(アミノ酸の番号付けは、図3に示される4-1BBLアミノ酸配列に基づく)の置換を含む変異4-1BBLポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)配列番号1のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸I67、アミノ酸K86、またはアミノ酸D158のアミノ酸置換を含む変異CD80ポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、単一の変異4-1BBLポリペプチドを含み、第2のポリペプチドは、単一の変異CD80ポリペプチドを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、2つの変異4-1BBLポリペプチド(例えば、変異体は、直列に存在する)を含み、第2のポリペプチドは、単一の変異CD80ポリペプチドを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、3つの変異4-1BBLポリペプチド(例えば、変異体は、直列に存在する)を含み、第2のポリペプチドは、単一の変異CD80ポリペプチドを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、単一の変異4-1BBLポリペプチドを含み、第2のポリペプチドは、2つの変異CD80ポリペプチド(例えば、変異体は、直列に存在する)を含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、単一の変異4-1BBLポリペプチドを含み、第2のポリペプチドは、3つの変異CD80ポリペプチド(例えば、変異体は、直列に存在する)を含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、2つの変異4-1BBLポリペプチド(例えば、変異体は、直列に存在する)を含み、第2のポリペプチドは、2つの変異CD80ポリペプチド(例えば、変異体は、直列に存在する)を含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、3つの変異4-1BBLポリペプチド(例えば、変異体は、直列に存在する)を含み、第2のポリペプチドは、3つの変異CD80ポリペプチド(例えば、変異体は、直列に存在する)を含む。
K127(4-1BBL)+I67(CD80)
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号11)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号5)(Xは、イソロイシン以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、Arg、His、もしくはLysであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号13)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号5)(Xは、イソロイシン以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、Arg、His、もしくはLysであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号15)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号5)(Xは、イソロイシン以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、Arg、His、もしくはLysであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号12)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、
b)i)
(配列番号6)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号14)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号6)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号27)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号6)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
K127(4-1BBL)+K86(CD80)
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号11)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号7)(Xは、リジン以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Asp、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号13)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号7)(Xは、リジン以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Asp、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号15)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号7)(Xは、リジン以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Asp、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、Hisであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号12)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号8)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号14)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号8)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号16)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号8)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
K127(4-1BBL)+D158(CD80)
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号11)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号9)(Xは、アスパラギン酸以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Lys、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、Ile、もしくはLeuであるか、またはアミノ酸86は、Gluであるか、またはXは、Arg、Lys、もしくはHisであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号13)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号9)(Xは、アスパラギン酸以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Lys、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、Ile、もしくはLeuであるか、またはXは、Gluであるか、またはXは、Arg、Lys、もしくはHisであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号15)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号9)(Xは、アスパラギン酸以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Lys、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、Ile、もしくはLeuであるか、またはXは、Gluであるか、またはXは、Arg、Lys、もしくはHisであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号12)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号10)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号14)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号10)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号16)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号10)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号41)(X1は、A、D、及びEから選択され、X2は、A、R、E、及びLから選択される)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号42)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号43)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号42)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号44)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号42)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号45)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号42)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号46)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号42)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
第1のポリペプチド鎖に存在する変異CD80、第2のポリペプチド鎖に存在する変異4-BBL
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)配列番号1のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸I67、アミノ酸K86、またはアミノ酸D158のアミノ酸置換を含む変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)配列番号2~4のうちの1つのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸K127(アミノ酸の番号付けは、図3に示される4-1BBLアミノ酸配列に基づく)の置換を含む変異4-1BBLポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、単一の変異CD80ポリペプチドを含み、第2のポリペプチドは、単一の変異4-1BBLポリペプチドを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、2つの変異CD80ポリペプチド(例えば、変異体は、直列に存在する)を含み、第2のポリペプチドは、単一の変異4-1BBLポリペプチドを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、3つの変異CD80ポリペプチド(例えば、変異体は、直列に存在する)を含み、第2のポリペプチドは、単一の変異4-1BBLポリペプチドを含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、単一の変異CD80ポリペプチドを含み、第2のポリペプチドは、2つの変異4-1BBLポリペプチド(例えば、変異体は、直列に存在する)を含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、単一の変異CD80ポリペプチドを含み、第2のポリペプチドは、3つの変異4-1BBLポリペプチド(例えば、変異体は、直列に存在する)を含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、2つの変異CD80ポリペプチド(例えば、変異体は、直列に存在する)を含み、第2のポリペプチドは、2つの変異4-1BBLポリペプチド(例えば、変異体は、直列に存在する)を含む。場合によっては、第1のポリペプチドは、3つの変異CD80ポリペプチド(例えば、変異体は、直列に存在する)を含み、第2のポリペプチドは、3つの変異4-1BBLポリペプチド(例えば、変異体は、直列に存在する)を含む。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)配列番号1のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸I67、アミノ酸K86、またはアミノ酸D158のアミノ酸置換を含む変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)配列番号2~4のうちの1つのアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含むと共に、アミノ酸K127(アミノ酸の番号付けは、図3に示される4-1BBLアミノ酸配列に基づく)の置換を含む変異4-1BBLポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。
I67(CD80)+K127(4-1BBL)
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号5)(Xは、イソロイシン以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、Arg、His、もしくはLysであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号11)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第2のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号5)(Xは、イソロイシン以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、Arg、His、もしくはLysであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号13)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第2のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号5)(Xは、イソロイシン以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Lys、Arg、His、Asp、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、Arg、His、もしくはLysであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号15)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第2のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号6)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号12)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号6)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号14)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第2のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号6)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号27)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第2のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
K86(CD80)+K127(4-1BBL)
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号7)(Xは、リジン以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Asp、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号11)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第2のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号7)(Xは、リジン以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Asp、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号13)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第2のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号7)(Xは、リジン以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Asp、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、Hisであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号15)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第2のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号8)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号12)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第2のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号8)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号14)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第2のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号8)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号16)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第2のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
D158(CD80)+K127(4-1BBL)
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号9)(Xは、アスパラギン酸以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Lys、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、Ile、もしくはLeuであるか、またはアミノ酸86は、Gluであるか、またはXは、Arg、Lys、もしくはHisであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号11)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第2のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号9)(Xは、アスパラギン酸以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Lys、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、Ile、もしくはLeuであるか、またはXは、Gluであるか、またはXは、Arg、Lys、もしくはHisであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号13)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第2のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド、
(配列番号9)(Xは、アスパラギン酸以外の任意のアミノ酸であり、例えば、Xは、Gly、Ala、Val、Leu、Ile、Pro、Phe、Tyr、Trp、Ser、Thr、Cys、Met、Asn、Gln、Arg、His、Lys、もしくはGluであるか、またはXは、Ala、Gly、Val、Ile、もしくはLeuであるか、またはXは、Gluであるか、またはXは、Arg、Lys、もしくはHisであるか、またはXは、Alaである)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)下記のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、
(配列番号15)(Xは、リジンではなく、例えば、Xは、Ala、Gly、Val、もしくはLeuであるか、またはXは、GluもしくはAspであるか、またはXは、ArgもしくはHisであるか、またはXは、Alaである)、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第2のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号10)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号12)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第2のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号10)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号14)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第2のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)
(配列番号10)というアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)
(配列番号16)というアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド、ii)MHC重鎖ポリペプチド、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。場合によっては、第2のポリペプチドは、変異4-1BBLポリペプチドのコピーを3つ含み、場合によっては、コピーの間にリンカー(例えば、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS:配列番号26)が挿入される。
追加のsynTac
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、ならびにiii)図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド(変異4-1BBLは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸91、アミノ酸92、アミノ酸94~115、アミノ酸117~126、アミノ酸128~132、アミノ酸144~153、アミノ酸155~158、アミノ酸184~187、アミノ酸189~191、アミノ酸193~195、アミノ酸197、アミノ酸210~219、アミノ酸221~224、アミノ酸226、アミノ酸228~231、アミノ酸233、及びアミノ酸234のうちの1つの置換を含む)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)図2または配列番号1に示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド(変異CD80ポリペプチドは、図2に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸N19、アミノ酸N63、アミノ酸I67、アミノ酸K86、アミノ酸Q157、アミノ酸D158、アミノ酸L25、アミノ酸Y31、アミノ酸Q33、アミノ酸M38、アミノ酸V39、アミノ酸I49、アミノ酸Y53、アミノ酸D60、アミノ酸F108、またはアミノ酸S156の置換を含む)、及びiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。
場合によっては、本開示のsynTacポリペプチドは、a)i)エピトープ、ii)β2Mポリペプチド、及びiii)図2または配列番号1に示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異CD80ポリペプチド(変異CD80ポリペプチドは、図2に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸N19、アミノ酸N63、アミノ酸I67、アミノ酸K86、アミノ酸Q157、アミノ酸D158、アミノ酸L25、アミノ酸Y31、アミノ酸Q33、アミノ酸M38、アミノ酸V39、アミノ酸I49、アミノ酸Y53、アミノ酸D60、アミノ酸F108、またはアミノ酸S156の置換を含む)をN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)図3または配列番号2~4のうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、または少なくとも99%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む変異4-1BBLポリペプチド(変異4-1BBLは、図3に示されるアミノ酸の番号付けに基づくアミノ酸91、アミノ酸92、アミノ酸94~115、アミノ酸117~126、アミノ酸128~132、アミノ酸144~153、アミノ酸155~158、アミノ酸184~187、アミノ酸189~191、アミノ酸193~195、アミノ酸197、アミノ酸210~219、アミノ酸221~224、アミノ酸226、アミノ酸228~231、アミノ酸233、及びアミノ酸234のうちの1つの置換を含む)、ならびにiii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドとを含む。
場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、M91の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、F92の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q94の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、L95の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、V96の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q98の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、N99の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、V100の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、L101の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、L102の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、I103の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、D104の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、G105の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、P106の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、L107の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、S108の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、W109の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y110の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、S111の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、D112の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、P113の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、G114の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、L115の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、G117の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、V118の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、S119の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、L120の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、T121の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、G122の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、G123の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、L124の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、S125の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y126の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、E128の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、D129の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、T130の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、K131の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、E132の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、F144の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、F145の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q146の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、L147の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、E148の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、L149の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、R150の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、R151の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、V152の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、V153の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、G155の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、E156の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、G157の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、S158の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、D184の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、L185の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、P186の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、P187の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、S189の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、S190の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、E191の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、R193の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、N194の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、S195の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、F197の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q210の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、R211の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、L212の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、G213の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、V214の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、H215の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、L216の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、H217の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、T218の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、E219の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、R221の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、R223の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、H224の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、W226の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、L228の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、T229の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q230の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、G231の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、T233の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N19の置換を含み、4-1BBL変異体は、V234の置換を含む。CD80に対するアミノ酸の番号付けは、図2に示される番号付けに基づくものである。4-1BBLに対するアミノ酸の番号付けは、図3に示される番号付けに基づくものである。
場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、M91の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、F92の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q94の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、L95の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、V96の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q98の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、N99の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、V100の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、L101の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、L102の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、I103の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、D104の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、G105の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、P106の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、L107の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、S108の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、W109の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y110の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、S111の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、D112の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、P113の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、G114の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、L115の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、G117の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、V118の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、S119の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、L120の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、T121の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、G122の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、G123の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、L124の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、S125の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y126の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、E128の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、D129の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、T130の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、K131の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、E132の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、F144の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、F145の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q146の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、L147の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、E148の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、L149の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、R150の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、R151の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、V152の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、V153の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、G155の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、E156の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、G157の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、S158の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、D184の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、L185の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、P186の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、P187の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、S189の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、S190の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、E191の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、R193の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、N634の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、S195の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、F197の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q210の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、R211の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、L212の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、G213の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、V214の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、H215の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、L216の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、H217の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、T218の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、E219の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、R221の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、R223の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、H224の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、W226の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、L228の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、T229の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q230の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、G231の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、T233の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、N63の置換を含み、4-1BBL変異体は、V234の置換を含む。CD80に対するアミノ酸の番号付けは、図2に示される番号付けに基づくものである。4-1BBLに対するアミノ酸の番号付けは、図3に示される番号付けに基づくものである。
場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、M91の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、F92の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q94の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、L95の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、V96の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q98の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、N99の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、V100の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、L101の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、L102の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、I103の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、D104の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、G105の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、P106の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、L107の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、S108の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、W109の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y110の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、S111の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、D112の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、P113の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、G114の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、L115の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、G117の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、V118の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、S119の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、L120の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、T121の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、G122の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、G123の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、L124の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、S125の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y126の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、E128の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、D129の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、T130の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、K131の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、E132の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、F144の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、F145の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q146の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、L147の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、E148の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、L149の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、R150の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、R151の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、V152の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、V153の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、G155の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、E156の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、G157の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、S158の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、D184の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、L185の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、P186の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、P187の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、S189の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、S190の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、E191の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、R193の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、I674の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、S195の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、F197の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q210の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、R211の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、L212の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、G213の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、V214の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、H215の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、L216の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、H217の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、T218の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、E219の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、R221の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、R223の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、H224の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、W226の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、L228の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、T229の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q230の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、G231の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、T233の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I67の置換を含み、4-1BBL変異体は、V234の置換を含む。CD80に対するアミノ酸の番号付けは、図2に示される番号付けに基づくものである。4-1BBLに対するアミノ酸の番号付けは、図3に示される番号付けに基づくものである。
場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、M91の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、F92の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q94の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、L95の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、V96の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q98の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、N99の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、V100の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、L101の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、L102の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、I103の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、D104の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、G105の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、P106の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、L107の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、S108の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、W109の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y110の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、S111の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、D112の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、P113の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、G114の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、L115の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、G117の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、V118の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、S119の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、L120の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、T121の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、G122の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、G123の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、L124の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、S125の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y126の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、E128の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、D129の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、T130の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、K131の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、E132の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、F144の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、F145の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q146の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、L147の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、E148の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、L149の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、R150の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、R151の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、V152の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、V153の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、G155の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、E156の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、G157の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、S158の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、D184の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、L185の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、P186の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、P187の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、S189の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、S190の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、E191の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、R193の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、K864の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、S195の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、F197の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q210の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、R211の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、L212の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、G213の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、V214の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、H215の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、L216の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、H217の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、T218の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、E219の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、R221の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、R223の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、H224の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、W226の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、L228の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、T229の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q230の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、G231の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、T233の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、K86の置換を含み、4-1BBL変異体は、V234の置換を含む。CD80に対するアミノ酸の番号付けは、図2に示される番号付けに基づくものである。4-1BBLに対するアミノ酸の番号付けは、図3に示される番号付けに基づくものである。
場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、M91の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、F92の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q94の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、L95の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、V96の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q98の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、N99の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、V100の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、L101の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、L102の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、I103の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、D104の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、G105の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、P106の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、L107の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、S108の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、W109の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y110の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、S111の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、D112の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、P113の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、G114の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、L115の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、G117の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、V118の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、S119の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、L120の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、T121の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、G122の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、G123の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、L124の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、S125の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y126の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、E128の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、D129の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、T130の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、K131の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、E132の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、F144の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、F145の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q146の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、L147の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、E148の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、L149の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、R150の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、R151の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、V152の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、V153の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、G155の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、E156の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、G157の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、S158の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、D184の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、L185の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、P186の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、P187の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、S189の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、S190の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、E191の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、R193の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q1574の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、S195の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、F197の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q210の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、R211の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、L212の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、G213の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、V214の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、H215の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、L216の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、H217の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、T218の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、E219の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、R221の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、R223の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、H224の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、W226の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、L228の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、T229の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q230の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、G231の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、T233の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q157の置換を含み、4-1BBL変異体は、V234の置換を含む。CD80に対するアミノ酸の番号付けは、図2に示される番号付けに基づくものである。4-1BBLに対するアミノ酸の番号付けは、図3に示される番号付けに基づくものである。
場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、M91の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、F92の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q94の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、L95の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、V96の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q98の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、N99の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、V100の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、L101の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、L102の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、I103の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、D104の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、G105の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、P106の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、L107の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、S108の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、W109の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y110の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、S111の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、D112の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、P113の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、G114の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、L115の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、G117の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、V118の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、S119の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、L120の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、T121の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、G122の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、G123の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、L124の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、S125の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y126の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、E128の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、D129の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、T130の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、K131の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、E132の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、F144の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、F145の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q146の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、L147の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、E148の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、L149の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、R150の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、R151の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、V152の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、V153の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、G155の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、E156の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、G157の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、S158の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、D184の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、L185の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、P186の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、P187の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、S189の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、S190の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、E191の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、R193の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、D1584の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、S195の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、F197の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q210の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、R211の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、L212の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、G213の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、V214の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、H215の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、L216の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、H217の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、T218の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、E219の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、R221の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、R223の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、H224の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、W226の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、L228の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、T229の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q230の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、G231の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、T233の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D158の置換を含み、4-1BBL変異体は、V234の置換を含む。CD80に対するアミノ酸の番号付けは、図2に示される番号付けに基づくものである。4-1BBLに対するアミノ酸の番号付けは、図3に示される番号付けに基づくものである。
場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、M91の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、F92の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q94の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、L95の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、V96の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q98の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、N99の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、V100の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、L101の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、L102の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、I103の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、D104の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、G105の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、P106の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、L107の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、S108の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、W109の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y110の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、S111の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、D112の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、P113の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、G114の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、L115の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、G117の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、V118の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、S119の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、L120の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、T121の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、G122の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、G123の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、L124の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、S125の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y126の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、E128の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、D129の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、T130の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、K131の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、E132の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、F144の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、F145の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q146の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、L147の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、E148の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、L149の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、R150の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、R151の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、V152の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、V153の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、G155の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、E156の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、G157の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、S158の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、D184の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、L185の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、P186の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、P187の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、S189の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、S190の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、E191の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、R193の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、L254の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、S195の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、F197の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q210の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、R211の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、L212の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、G213の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、V214の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、H215の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、L216の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、H217の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、T218の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、E219の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、R221の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、R223の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、H224の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、W226の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、L228の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、T229の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q230の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、G231の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、T233の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、L25の置換を含み、4-1BBL変異体は、V234の置換を含む。CD80に対するアミノ酸の番号付けは、図2に示される番号付けに基づくものである。4-1BBLに対するアミノ酸の番号付けは、図3に示される番号付けに基づくものである。
場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、M91の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、F92の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q94の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、L95の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、V96の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q98の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、N99の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、V100の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、L101の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、L102の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、I103の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、D104の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、G105の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、P106の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、L107の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、S108の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、W109の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y110の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、S111の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、D112の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、P113の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、G114の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、L115の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、G117の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、V118の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、S119の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、L120の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、T121の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、G122の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、G123の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、L124の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、S125の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y126の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、E128の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、D129の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、T130の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、K131の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、E132の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、F144の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、F145の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q146の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、L147の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、E148の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、L149の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、R150の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、R151の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、V152の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、V153の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、G155の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、E156の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、G157の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、S158の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、D184の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、L185の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、P186の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、P187の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、S189の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、S190の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、E191の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、R193の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y314の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、S195の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、F197の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q210の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、R211の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、L212の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、G213の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、V214の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、H215の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、L216の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、H217の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、T218の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、E219の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、R221の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、R223の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、H224の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、W226の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、L228の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、T229の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q230の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、G231の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、T233の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y31の置換を含み、4-1BBL変異体は、V234の置換を含む。CD80に対するアミノ酸の番号付けは、図2に示される番号付けに基づくものである。4-1BBLに対するアミノ酸の番号付けは、図3に示される番号付けに基づくものである。
場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、M91の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、F92の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q94の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、L95の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、V96の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q98の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、N99の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、V100の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、L101の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、L102の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、I103の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、D104の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、G105の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、P106の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、L107の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、S108の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、W109の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y110の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、S111の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、D112の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、P113の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、G114の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、L115の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、G117の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、V118の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、S119の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、L120の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、T121の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、G122の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、G123の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、L124の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、S125の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y126の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、E128の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、D129の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、T130の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、K131の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、E132の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、F144の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、F145の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q146の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、L147の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、E148の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、L149の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、R150の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、R151の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、V152の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、V153の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、G155の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、E156の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、G157の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、S158の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、D184の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、L185の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、P186の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、P187の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、S189の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、S190の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、E191の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、R193の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q334の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、S195の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、F197の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q210の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、R211の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、L212の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、G213の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、V214の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、H215の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、L216の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、H217の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、T218の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、E219の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、R221の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、R223の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、H224の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、W226の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、L228の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、T229の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q230の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、G231の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、T233の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Q33の置換を含み、4-1BBL変異体は、V234の置換を含む。CD80に対するアミノ酸の番号付けは、図2に示される番号付けに基づくものである。4-1BBLに対するアミノ酸の番号付けは、図3に示される番号付けに基づくものである。
場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、M91の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、F92の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q94の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、L95の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、V96の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q98の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、N99の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、V100の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、L101の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、L102の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、I103の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、D104の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、G105の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、P106の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、L107の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、S108の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、W109の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y110の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、S111の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、D112の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、P113の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、G114の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、L115の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、G117の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、V118の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、S119の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、L120の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、T121の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、G122の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、G123の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、L124の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、S125の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y126の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、E128の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、D129の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、T130の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、K131の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、E132の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、F144の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、F145の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q146の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、L147の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、E148の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、L149の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、R150の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、R151の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、V152の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、V153の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、G155の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、E156の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、G157の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、S158の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、D184の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、L185の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、P186の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、P187の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、S189の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、S190の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、E191の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、R193の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、M384の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、S195の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、F197の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q210の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、R211の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、L212の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、G213の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、V214の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、H215の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、L216の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、H217の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、T218の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、E219の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、R221の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、R223の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、H224の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、W226の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、L228の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、T229の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q230の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、G231の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、T233の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、M38の置換を含み、4-1BBL変異体は、V234の置換を含む。CD80に対するアミノ酸の番号付けは、図2に示される番号付けに基づくものである。4-1BBLに対するアミノ酸の番号付けは、図3に示される番号付けに基づくものである。
場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、M91の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、F92の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q94の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、L95の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、V96の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q98の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、N99の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、V100の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、L101の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、L102の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、I103の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、D104の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、G105の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、P106の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、L107の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、S108の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、W109の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y110の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、S111の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、D112の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、P113の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、G114の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、L115の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、G117の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、V118の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、S119の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、L120の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、T121の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、G122の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、G123の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、L124の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、S125の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y126の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、E128の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、D129の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、T130の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、K131の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、E132の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、F144の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、F145の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q146の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、L147の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、E148の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、L149の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、R150の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、R151の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、V152の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、V153の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、G155の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、E156の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、G157の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、S158の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、D184の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、L185の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、P186の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、P187の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、S189の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、S190の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、E191の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、R193の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、V394の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、S195の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、F197の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q210の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、R211の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、L212の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、G213の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、V214の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、H215の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、L216の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、H217の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、T218の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、E219の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、R221の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、R223の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、H224の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、W226の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、L228の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、T229の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q230の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、G231の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、T233の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、V39の置換を含み、4-1BBL変異体は、V234の置換を含む。CD80に対するアミノ酸の番号付けは、図2に示される番号付けに基づくものである。4-1BBLに対するアミノ酸の番号付けは、図3に示される番号付けに基づくものである。
場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、M91の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、F92の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q94の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、L95の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、V96の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q98の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、N99の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、V100の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、L101の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、L102の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、I103の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、D104の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、G105の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、P106の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、L107の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、S108の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、W109の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y110の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、S111の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、D112の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、P113の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、G114の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、L115の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、G117の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、V118の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、S119の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、L120の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、T121の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、G122の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、G123の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、L124の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、S125の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y126の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、E128の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、D129の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、T130の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、K131の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、E132の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、F144の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、F145の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q146の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、L147の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、E148の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、L149の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、R150の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、R151の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、V152の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、V153の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、G155の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、E156の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、G157の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、S158の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、D184の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、L185の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、P186の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、P187の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、S189の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、S190の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、E191の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、R193の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、I494の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、S195の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、F197の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q210の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、R211の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、L212の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、G213の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、V214の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、H215の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、L216の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、H217の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、T218の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、E219の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、R221の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、R223の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、H224の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、W226の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、L228の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、T229の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q230の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、G231の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、T233の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、I49の置換を含み、4-1BBL変異体は、V234の置換を含む。CD80に対するアミノ酸の番号付けは、図2に示される番号付けに基づくものである。4-1BBLに対するアミノ酸の番号付けは、図3に示される番号付けに基づくものである。
場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、M91の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、F92の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q94の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、L95の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、V96の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q98の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、N99の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、V100の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、L101の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、L102の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、I103の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、D104の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、G105の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、P106の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、L107の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、S108の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、W109の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y110の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、S111の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、D112の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、P113の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、G114の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、L115の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、G117の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、V118の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、S119の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、L120の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、T121の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、G122の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、G123の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、L124の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、S125の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y126の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、E128の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、D129の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、T130の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、K131の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、E132の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、F144の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、F145の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q146の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、L147の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、E148の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、L149の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、R150の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、R151の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、V152の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、V153の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、G155の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、E156の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、G157の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、S158の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、D184の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、L185の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、P186の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、P187の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、S189の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、S190の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、E191の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、R193の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y534の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、S195の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、F197の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q210の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、R211の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、L212の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、G213の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、V214の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、H215の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、L216の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、H217の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、T218の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、E219の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、R221の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、R223の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、H224の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、W226の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、L228の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、T229の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q230の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、G231の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、T233の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、Y53の置換を含み、4-1BBL変異体は、V234の置換を含む。CD80に対するアミノ酸の番号付けは、図2に示される番号付けに基づくものである。4-1BBLに対するアミノ酸の番号付けは、図3に示される番号付けに基づくものである。
場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、M91の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、F92の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q94の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、L95の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、V96の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q98の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、N99の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、V100の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、L101の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、L102の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、I103の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、D104の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、G105の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、P106の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、L107の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、S108の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、W109の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y110の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、S111の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、D112の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、P113の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、G114の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、L115の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、G117の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、V118の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、S119の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、L120の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、T121の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、G122の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、G123の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、L124の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、S125の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y126の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、E128の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、D129の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、T130の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、K131の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、E132の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、F144の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、F145の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q146の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、L147の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、E148の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、L149の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、R150の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、R151の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、V152の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、V153の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、G155の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、E156の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、G157の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、S158の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、D184の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、L185の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、P186の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、P187の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、S189の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、S190の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、E191の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、R193の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、D604の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、S195の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、F197の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q210の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、R211の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、L212の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、G213の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、V214の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、H215の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、L216の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、H217の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、T218の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、E219の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、R221の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、R223の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、H224の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、W226の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、L228の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、T229の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q230の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、G231の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、T233の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、D60の置換を含み、4-1BBL変異体は、V234の置換を含む。CD80に対するアミノ酸の番号付けは、図2に示される番号付けに基づくものである。4-1BBLに対するアミノ酸の番号付けは、図3に示される番号付けに基づくものである。
場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、M91の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、F92の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q94の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、L95の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、V96の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q98の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、N99の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、V100の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、L101の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、L102の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、I103の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、D104の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、G105の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、P106の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、L107の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、S108の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、W109の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y110の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、S111の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、D112の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、P113の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、G114の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、L115の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、G117の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、V118の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、S119の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、L120の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、T121の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、G122の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、G123の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、L124の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、S125の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y126の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、E128の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、D129の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、T130の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、K131の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、E132の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、F144の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、F145の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q146の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、L147の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、E148の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、L149の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、R150の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、R151の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、V152の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、V153の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、G155の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、E156の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、G157の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、S158の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、D184の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、L185の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、P186の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、P187の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、S189の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、S190の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、E191の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、R193の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、F1084の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、S195の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、F197の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q210の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、R211の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、L212の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、G213の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、V214の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、H215の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、L216の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、H217の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、T218の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、E219の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、R221の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、R223の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、H224の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、W226の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、L228の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、T229の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q230の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、G231の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、T233の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、F108の置換を含み、4-1BBL変異体は、V234の置換を含む。CD80に対するアミノ酸の番号付けは、図2に示される番号付けに基づくものである。4-1BBLに対するアミノ酸の番号付けは、図3に示される番号付けに基づくものである。
場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、M91の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、F92の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q94の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、L95の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、V96の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q98の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、N99の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、V100の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、L101の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、L102の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、I103の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、D104の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、G105の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、P106の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、L107の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、S108の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、W109の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y110の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、S111の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、D112の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、P113の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、G114の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、L115の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、G117の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、V118の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、S119の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、L120の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、T121の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、G122の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、G123の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、L124の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、S125の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、Y126の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、E128の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、D129の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、T130の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、K131の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、E132の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、F144の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、F145の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q146の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、L147の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、E148の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、L149の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、R150の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、R151の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、V152の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、V153の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、G155の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、E156の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、G157の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、S158の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、D184の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、L185の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、P186の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、P187の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、S189の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、S190の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、E191の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、R193の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、S1564の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、S195の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、F197の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q210の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、R211の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、L212の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、G213の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、V214の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、H215の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、L216の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、H217の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、T218の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、E219の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、R221の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、R223の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、H224の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、W226の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、L228の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、T229の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、Q230の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、G231の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、T233の置換を含む。場合によっては、CD80変異ポリペプチドは、S156の置換を含み、4-1BBL変異体は、V234の置換を含む。CD80に対するアミノ酸の番号付けは、図2に示される番号付けに基づくものである。4-1BBLに対するアミノ酸の番号付けは、図3に示される番号付けに基づくものである。
場合によっては、変異CD80ポリペプチドは、本開示のsynTacの第1のポリペプチド鎖に存在し、変異4-1BBLポリペプチドは、本開示のsynTacの第2のポリペプチド鎖に存在する。場合によっては、変異4-1BBLポリペプチドは、本開示のsynTacの第1のポリペプチド鎖に存在し、変異CD80ポリペプチドは、本開示のsynTacの第2のポリペプチド鎖に存在する。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Alaで置換される。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Glyで置換される(元のアミノ酸は、Glyではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Valで置換される(元のアミノ酸は、Valではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Leuで置換される(元のアミノ酸は、Leuではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Ileで置換される(元のアミノ酸は、Ileではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Proで置換される(元のアミノ酸は、Proではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Pheで置換される(元のアミノ酸は、Pheではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Tyrで置換される(元のアミノ酸は、Tyrではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Trpで置換される(元のアミノ酸は、Trpではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Serで置換される(元のアミノ酸は、Serではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Thrで置換される(元のアミノ酸は、Thrではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Cysで置換される(元のアミノ酸は、Cysではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Metで置換される(元のアミノ酸は、Metではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Asnで置換される(元のアミノ酸は、Asnではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Glnで置換される(元のアミノ酸は、Glnではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Lysで置換される(元のアミノ酸は、Lysではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Argで置換される(元のアミノ酸は、Argではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Hisで置換される(元のアミノ酸は、Hisではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Aspで置換される(元のアミノ酸は、Aspではない)。場合によっては、置換されるアミノ酸は、Gluで置換される(元のアミノ酸は、Gluではない)。
核酸
本開示は、本開示の多量体ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む核酸を提供する。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの個々のポリペプチド鎖は、別々の核酸にコードされる。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドのすべてのポリペプチド鎖は、単一の核酸にコードされる。場合によっては、第1の核酸は、本開示の多量体ポリペプチドの第1のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含み、第2の核酸は、本開示の多量体ポリペプチドの第2のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む。場合によっては、単一の核酸は、本開示の多量体ポリペプチドの第1のポリペプチド及び本開示の多量体ポリペプチドの第2のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む。
多量体ポリペプチドの個々のポリペプチド鎖をコードする別々の核酸
本開示は、本開示の多量体ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む核酸を提供する。上記のように、場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの個々のポリペプチド鎖は、別々の核酸にコードされる。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの別々のポリペプチド鎖をコードするヌクレオチド配列は、転写制御要素、例えば、真核細胞で機能的なプロモーターなどのプロモーターに作動可能に連結され、ここでは、プロモーターは構成的プロモーターでもよいし、誘導性プロモーターでもよい。
本開示は、第1の核酸及び第2の核酸を提供し、ここでは、第1の核酸は、本開示の多量体ポリペプチドの第1のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含み、第1のポリペプチドは、N末端からC末端の順に、a)エピトープ(例えば、T細胞エピトープ)、b)第1のMHCポリペプチド、及びc)第1の免疫調節ポリペプチド(例えば、変異CD80ポリペプチドまたは変異4-1BBLポリペプチド)を含み、第2の核酸は本開示の多量体ポリペプチドの第2のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含み、第2のポリペプチドは、N末端からC末端の順に、a)第2の免疫調節ポリペプチド(例えば、変異CD80ポリペプチドまたは変異4-1BBLポリペプチド)、b)第2のMHCポリペプチド、及びc)Ig Fcポリペプチドを含む。適切なT細胞エピトープ、MHCポリペプチド、免疫調節ポリペプチド及びIg Fcポリペプチドは上述されている。場合によっては、第1及び第2のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列は、転写制御要素に作動可能に連結される。場合によっては、転写制御要素は真核細胞で機能的なプロモーターである。場合によっては、核酸は別々の発現ベクター中に存在する。
本開示は、第1の核酸及び第2の核酸を提供し、ここでは、第1の核酸は、本開示の多量体ポリペプチドの第1のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含み、第1のポリペプチドは、N末端からC末端の順に、a)エピトープ(例えば、T細胞エピトープ)、b)第1のMHCポリペプチド、及びc)第1の免疫調節ポリペプチド(例えば、変異CD80ポリペプチドまたは変異4-1BBLポリペプチド)を含み、第2の核酸は、本開示の多量体ポリペプチドの第2のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含み、第2のポリペプチドは、N末端からC末端の順に、a)第2の免疫調節ポリペプチド(例えば、変異CD80ポリペプチドまたは変異4-1BBLポリペプチド)、b)第2のMHCポリペプチド、及びc)Ig Fcポリペプチドを含む。適切なT細胞エピトープ、MHCポリペプチド、免疫調節ポリペプチド及びIg Fcポリペプチドは上述されている。場合によっては、第1及び第2のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列は、転写制御要素に作動可能に連結される。場合によっては、転写制御要素は真核細胞で機能的なプロモーターである。場合によっては、核酸は別々の発現ベクター中に存在する。
多量体ポリペプチド中に存在する2つ以上のポリペプチドをコードする核酸
本開示は、少なくとも本開示の多量体ポリペプチドの第1のポリペプチド及び第2のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む核酸を提供する。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドが、第1、第2及び第3のポリペプチドを含む場合は、核酸は、第1、第2及び第3のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの第1のポリペプチド及び第2のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列は、第1のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列と第2のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列との間に挿入された、タンパク分解により切断可能なリンカーを含む。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの第1のポリペプチド及び第2のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列は、第1のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列と第2のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列との間に挿入された配列内リボソーム進入部位(IRES)を含む。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの第1のポリペプチド及び第2のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列は、第1のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列と第2のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列との間に挿入されたリボソームスキッピングシグナル(またはシス作用性ヒドロラーゼ要素、CHYSEL)を含む。核酸の例は以下に記載され、ここでは、タンパク分解により切断可能なリンカーは、本開示の多量体ポリペプチドの第1のポリペプチドと第2のポリペプチドとをコードするヌクレオチド配列の間に提供され、これらの実施形態のうちのいずれかでは、タンパク分解により切断可能なリンカーをコードするヌクレオチド配列の代わりに、IRESまたはリボソームスキッピングシグナルを使用することができる。
場合によっては、第1の核酸(例えば、組換え発現ベクター、mRNA、ウイルスRNAなど)は、本開示の多量体ポリペプチドの第1のポリペプチド鎖をコードするヌクレオチド配列を含み、第2の核酸(例えば、組換え発現ベクター、mRNA、ウイルスRNAなど)は、本開示の多量体ポリペプチドの第2のポリペプチド鎖をコードするヌクレオチド配列を含む。場合によっては、第1のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列及び第2のポリペプチドをコードする第2のヌクレオチド配列は、それぞれ、転写制御要素、例えば、真核細胞で機能的なプロモーターなどのプロモーターに作動可能に連結され、ここでは、プロモーターは構成的プロモーターでもよいし、誘導性プロモーターでもよい。
本開示は、組換えポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む核酸を提供し、ここでは、組換えポリペプチドは、N末端からC末端の順に、a)エピトープ(例えば、T細胞エピトープ)、b)第1のMHCポリペプチド、c)第1の免疫調節ポリペプチド(例えば、変異CD80ポリペプチドまたは変異4-1BBLポリペプチド)、d)タンパク分解により切断可能なリンカー、e)第2の免疫調節ポリペプチド(例えば、変異CD80ポリペプチドまたは変異4-1BBLポリペプチド)、f)第2のMHCポリペプチド、及びg)免疫グロブリン(Ig)Fcポリペプチドを含む。本開示は、組換えポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む核酸を提供し、ここでは、組換えポリペプチドは、N末端からC末端の順に、a)第1のリーダーペプチド、b)エピトープ、c)第1のMHCポリペプチド、d)第1の免疫調節ポリペプチド(例えば、変異CD80ポリペプチドまたは変異4-1BBLポリペプチド)、e)タンパク分解により切断可能なリンカー、f)第2のリーダーペプチド、g)第2の免疫調節ポリペプチド(例えば、変異CD80ポリペプチドまたは変異4-1BBLポリペプチド)、h)第2のMHCポリペプチド、及びi)Ig Fcポリペプチドを含む。本開示は、組換えポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む核酸を提供し、ここでは、組換えポリペプチドは、N末端からC末端の順に、a)エピトープ、b)第1のMHCポリペプチド、c)タンパク分解により切断可能なリンカー、d)第1の免疫調節ポリペプチド(例えば、変異CD80ポリペプチドまたは変異4-1BBLポリペプチド)、e)第2の免疫調節ポリペプチド(例えば、変異CD80ポリペプチドまたは変異4-1BBLポリペプチド)、f)第2のMHCポリペプチド、及びg)Ig Fcポリペプチドを含む。場合によっては、第1のリーダーペプチド及び第2のリーダーペプチドはβ2-Mリーダーペプチドである。場合によっては、ヌクレオチド配列は転写制御要素に作動可能に連結される。場合によっては、転写制御要素は真核細胞で機能的なプロモーターである。
適切なMHCポリペプチドは上述されている。場合によっては、第1のMHCポリペプチドはβ2-ミクログロブリンポリペプチドであり、第2のMHCポリペプチドはMHCクラスI重鎖ポリペプチドである。場合によっては、β2-ミクログロブリンポリペプチドは、図8に示されるアミノ酸配列のうちの1つに対して少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、少なくとも99%、または100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む。場合によっては、MHCクラスI重鎖ポリペプチドは、HLA-A、HLA-B、HLA-C、HLA-E、HLA-F、HLA-G、HLA-KまたはHLA-L重鎖である。場合によっては、MHCクラスI重鎖ポリペプチドは、図7A~7Cのうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、少なくとも99%、または100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む。場合によっては、第1のMHCポリペプチドはMHCクラスIIアルファ鎖ポリペプチドであり、第2のMHCポリペプチドはMHCクラスIIベータ鎖ポリペプチドである。
適切なFcポリペプチドは上述されている。場合によっては、Ig Fcポリペプチドは、IgG1 Fcポリペプチド、IgG2 Fcポリペプチド、IgG3 Fcポリペプチド、IgG4 Fcポリペプチド、IgA FcポリペプチドまたはIgM Fcポリペプチドである。場合によっては、Ig Fcポリペプチドは、図6A~6Cに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、少なくとも99%、または100%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む。
適切な免疫調節ポリペプチドは上述されている。
タンパク分解により切断可能な適切なリンカーは上述されている。場合によっては、タンパク分解により切断可能なリンカーは、a)LEVLFQGP(配列番号28)、b)ENLYTQS(配列番号29)、c)DDDDK(配列番号30)、d)LVPR(配列番号31)、及びe)GSGATNFSLLKQAGDVEENPGP(配列番号32)から選択されるアミノ酸配列を含む。
場合によっては、エピトープと第1のMHCポリペプチドとの間のリンカーは第1のCys残基を含み、第2のMHCポリペプチドは、第2のCys残基をもたらすようにアミノ酸置換を含み、その結果、第1及び第2のCys残基がリンカーと第2のMHCポリペプチドとの間にジスルフィド結合をもたらす。場合によっては、第1のMHCポリペプチドは第1のCys残基をもたらすようにアミノ酸置換を含み、第2のMHCポリペプチドは第2のCys残基をもたらすようにアミノ酸置換を含み、その結果、第1のCys残基及び第2のCys残基が、第1のMHCポリペプチドと第2のMHCポリペプチドとの間にジスルフィド結合をもたらす。
組換え発現ベクター
本開示は、本開示の核酸を含む組換え発現ベクターを提供する。場合によっては、組換え発現ベクターは非ウイルスベクターである。いくつかの実施形態では、組換え発現ベクターはウイルスコンストラクト、例えば、組換えアデノ随伴ウイルスコンストラクト(例えば、米国特許第7,078,387号を参照されたい)、組換えアデノウイルスコンストラクト、組換えレンチウイルスコンストラクト、組換えレトロウイルスコンストラクト、非組込みウイルスベクターなどである。
適切な発現ベクターとしては、限定されないが、ウイルスベクター(例えば、ワクシニアウイルス、ポリオウイルス、アデノウイルス(例えば、Li et al.,Invest Opthalmol Vis Sci 35:2543 2549,1994、Borras et al.,Gene Ther 6:515 524,1999、Li and Davidson,PNAS 92:7700 7704,1995、Sakamoto et al.,H Gene Ther 5:1088 1097,1999、WO94/12649、WO93/03769、WO93/19191、WO94/28938、WO95/11984及びWO95/00655を参照されたい)、アデノ随伴ウイルス(例えば、Ali et al.,Hum Gene Ther 9:81 86,1998、Flannery et al.,PNAS 94:6916 6921,1997、Bennett et al.,Invest Opthalmol Vis Sci 38:2857 2863,1997、Jomary et al.,Gene Ther 4:683 690,1997、Rolling et al.,Hum Gene Ther 10:641 648,1999、Ali et al.,Hum Mol Genet 5:591 594,1996、Srivastava in WO93/09239、Samulski et al.,J.Vir.(1989)63:3822 3828、Mendelson et al.,Virol.(1988)166:154-165、及びFlotte et al.,PNAS(1993)90:10613 10617を参照されたい)、SV40、単純ヘルペスウイルス、ヒト免疫不全ウイルス(例えば、Miyoshi et al.,PNAS 94:10319 23,1997、Takahashi et al.,J Virol 73:7812 7816,1999を参照されたい)に基づくウイルスベクター)、レトロウイルスベクター(例えば、マウス白血病ウイルス、脾臓壊死ウイルス、ならびにラウス肉腫ウイルス、ハーベイ肉腫ウイルス、トリ白血病ウイルス、レンチウイルス、ヒト免疫不全ウイルス、骨髄増殖性肉腫ウイルス及び乳房腫瘍ウイルスなどのレトロウイルスに由来するベクター)などが挙げられる。
多数の適切な発現ベクターが当業者に既知であり、多くが市販されている。例として、以下のベクターが提供される。真核宿主細胞用:pXT1、pSG5(Stratagene)、pSVK3、pBPV、pMSG及びpSVLSV40(Pharmacia)。しかし、宿主細胞に適合さえすれば、任意の他のベクターを使用することができる。
利用する宿主/ベクター系に応じて、構成的及び誘導性プロモーター、転写エンハンサー要素、転写ターミネータなどを含めたいくつかの適切な転写及び翻訳制御要素を発現ベクターで使用することができる(例えば、Bitter et al.(1987)Methods in Enzymology,153:516-544を参照されたい)。
いくつかの実施形態では、DNA標的化RNA及び/または部位特異的修飾ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列は、制御要素、例えば、プロモーターなどの転写制御要素に作動可能に連結される。転写制御要素は、真核細胞、例えば哺乳類細胞、または原核細胞(例えば、細菌細胞または古細菌細胞)のいずれかで機能的であり得る。いくつかの実施形態では、DNA標的化RNA及び/または部位特異的修飾ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列は、DNA標的化RNA及び/または部位特異的修飾ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列の発現を原核細胞及び真核細胞の両方で可能にする複数の制御要素に作動可能に連結される。
適切な真核性プロモーター(真核細胞で機能的なプロモーター)の非限定例としては、サイトメガロウイルス(CMV)最初期、単純ヘルペスウイルス(HSV)チミジンキナーゼ、初期及び後期SV40、レトロウイルスのロングターミナルリピート(LTR)ならびにマウスメタロチオネイン-I由来のものが挙げられる。適切なベクター及びプロモーターの選択は、十分に当技術分野の通常の技能のレベル内である。発現ベクターは、翻訳開始のためのリボソーム結合部位及び転写ターミネータも含むことができる。発現ベクターは、発現を増幅するための適切な配列を含むこともできる。
遺伝子改変宿主細胞
本開示は、宿主細胞が本開示の核酸で遺伝子改変されている、遺伝子改変宿主細胞を提供する。
適切な宿主細胞としては、酵母細胞、昆虫細胞及び哺乳類細胞などの真核細胞が挙げられる。場合によっては、宿主細胞は哺乳類細胞株の細胞である。適切な哺乳類細胞株としては、ヒト細胞株、非ヒト霊長類細胞株、げっ歯類(例えば、マウス、ラット)細胞株などが挙げられる。適切な哺乳類細胞株としては、限定されないが、HeLa細胞(例えば、アメリカ培養細胞株保存機関(ATCC)番号CCL-2)、チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞(例えば、ATCC番号CRL9618、CCL61、CRL9096)、293細胞(例えば、ATCC番号CRL-1573)、ベロ細胞、NIH3T3細胞(例えば、ATCC番号CRL-1658)、Huh-7細胞、BHK細胞(例えば、ATCC番号CCL10)、PC12細胞(ATCC番号CRL1721)、COS細胞、COS-7細胞(ATCC番号CRL1651)、RAT1細胞、マウスL細胞(ATCC番号CCLI.3)、ヒト胎児由来腎臓(HEK)細胞(ATCC番号CRL1573)、HLHepG2細胞などが挙げられる。
場合によっては、宿主細胞は、内生のMHCβ2-Mを合成しないように遺伝子改変された哺乳類細胞である。
多量体ポリペプチドの生成方法
本開示は、本開示の多量体ポリペプチドの生成方法を提供する。この方法は、一般に、多量体ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む組換え発現ベクターで遺伝子改変されている宿主細胞を培養培地で培養すること、ならびに遺伝子改変宿主細胞及び/または培養培地から多量体ポリペプチドを単離することを含む。多量体ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む組換え発現ベクターで遺伝子改変されている宿主細胞は、「発現宿主」とも称される。上記のように、場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの個々のポリペプチド鎖は、別々の組換え発現ベクターにコードされる。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドのすべてのポリペプチド鎖は、単一の組換え発現ベクターにコードされる。
発現宿主細胞(例えば、発現宿主細胞のライセート)及び/または宿主細胞が培養される培養培地からの多量体ポリペプチドの単離は、タンパク質精製の標準的な方法を使用して行うことができる。
例えば、ライセートを発現宿主から調製することができ、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)、排除クロマトグラフィー、ゲル電気泳動、アフィニティークロマトグラフィーまたは他の精製技法を使用してライセートを精製することができる。あるいは、多量体ポリペプチドが発現宿主細胞から培養培地中に分泌される場合は、HPLC、排除クロマトグラフィー、ゲル電気泳動、アフィニティークロマトグラフィーまたは他の精製技法を使用して、多量体ポリペプチドを培養培地から精製することができる。場合によっては、使用される組成物は、生成物の調製及びその精製の方法と関係がある混入物と比べて、少なくとも80重量%、少なくとも約85重量%、少なくとも約95重量%または少なくとも約99.5重量%の所望の生成物を含む。パーセンテージは総タンパク質に基づき得る。
場合によっては、例えば、多量体ポリペプチドが親和性タグを含む場合は、親和性タグの固定化された結合パートナーを使用して、多量体ポリペプチドを精製することができる。
組成物
本開示は、医薬組成物を含めて、本開示の多量体ポリペプチドを含む組成物を提供する。本開示は、医薬組成物を含めて、本開示の核酸または組換え発現ベクターを含む組成物を提供する。
多量体ポリペプチドを含む組成物
本開示の組成物は、本開示の多量体ポリペプチドに加えて、塩、例えば、NaCl、MgCl2 、KCl、MgSO4 など、緩衝剤、例えば、トリス緩衝液、N-(2-ヒドロキシエチル)ピペラジン-N’-(2-エタンスルホン酸)(HEPES)、2-(N-モルホリノ)エタンスルホン酸(MES)、2-(N-モルホリノ)エタンスルホン酸ナトリウム塩(MES)、3-(N-モルホリノ)プロパンスルホン酸(MOPS)、N-トリス[ヒドロキシメチル]メチル-3-アミノプロパンスルホン酸(TAPS)など、可溶化剤、デタージェント、例えば、非イオン性デタージェント、例えばTween-20など、ロテアーゼ阻害剤、グリセロールなどの1つまたは複数を含むことができる。
組成物は、医薬的に許容可能な賦形剤を含むことができ、様々な医薬的に許容可能な賦形剤が当技術分野で既知であり、本明細書で詳細に論じる必要はない。医薬的に許容可能な賦形剤は、例えば、“Remington:The Science and Practice of Pharmacy”,19th Ed.(1995)または最新版、Mack Publishing Co、A.Gennaro(2000)“Remington:The Science and Practice of Pharmacy”,20th edition,Lippincott,Williams,& Wilkins、Pharmaceutical Dosage Forms and Drug Delivery Systems(1999)H.C.Ansel et al.,eds 7th ed.,Lippincott,Williams,& Wilkins、及びHandbook of Pharmaceutical Excipients(2000)A.H.Kibbe et al.,eds.,3rd ed.Amer.Pharmaceutical Assocを含めた、様々な刊行物で十分に記載されている。
医薬組成物は、本開示の多量体ポリペプチド及び医薬的に許容可能な賦形剤を含むことができる。場合によっては、対象の医薬組成物は対象への投与に適しており、例えば、無菌である。例えば、いくつかの実施形態では、対象の医薬組成物はヒト対象への投与に適しており、例えば、ここでは、組成物は無菌であり、検出可能な発熱物質及び/または他の毒素を含んでいない。
タンパク質組成物は、他の成分、例えば、医薬品グレードのマンニトール、ラクトース、デンプン、ステアリン酸マグネシウム、サッカリンナトリウム、タルカン、セルロース、グルコース、ショ糖、マグネシウム、カーボネートなどを含むことができる。組成物は、生理的条件に近づけるために必要とされる医薬的に許容可能な補助物質、例えば、pH調整剤及び緩衝剤、毒性調整剤など、例えば、酢酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、乳酸ナトリウム、塩酸塩、硫酸塩、溶媒和化合物(例えば、混合イオン性塩、水、有機物)、水和物(例えば、水)などを含むことができる。
例えば、組成物は、水溶液、粉体、顆粒、錠剤、丸剤、坐剤、カプセル、懸濁液、スプレーなどを含むことができる。組成物は、以下に記載の様々な投与経路に応じて製剤化することができる。
本開示の多量体ポリペプチドが(例えば、皮下に、腹腔内に、筋肉内に、及び/または静脈内に)直接的に組織に注射剤として投与される場合、製剤は、すぐに使える剤形として、または非水性形態(例えば、再構成可能な貯蔵安定性粉末剤)または水性形態、例えば、医薬的に許容可能な担体及び賦形剤から構成される液剤として、提供することができる。タンパク質含有製剤は、投与後に対象タンパク質の血清半減期を延ばすように提供することもできる。例えば、タンパク質は、コロイドとして調製されたリポソーム製剤、または血清半減期を延ばすための他の従来の技法で提供することができる。例えば、Szoka et al.1980 Ann.Rev.Biophys.Bioeng.9:467、米国特許第4,235,871号、第4,501,728号及び第4,837,028号に記載されているように、リポソームを調製するために様々な方法が利用可能である。制御放出形態または徐放性形態で調製物を提供することもできる。
非経口投与に適した製剤の他の例としては、等張無菌注射液、抗酸化剤、静菌薬及び製剤を目的のレシピエントの血液と等張にする溶質、懸濁化剤、可溶化剤、増粘剤、安定化剤及び防腐剤が挙げられる。例えば、対象の医薬組成物は、容器、例えば無菌容器、例えば注射器中に存在していてもよい。製剤は、単位用量または多用量の密閉容器、例えば、アンプル及びバイアル中に提供することができ、注射のために無菌液体賦形剤、例えば水を使用直前に添加することしか必要としないフリーズドライ(凍結乾燥)状態で貯蔵することができる。即時の注射液及び懸濁液は、無菌の粉末剤、顆粒剤及び錠剤から調製することができる。
製剤中の本開示の多量体ポリペプチドの濃度は、広範に変動する(例えば、重量基準で、約0.1%未満(通常、約2%または少なくとも2%)~20%から50%程度またはそれ以上)可能性があり、選択される特定の投与様式及び患者の要求に従って、主として流体量、粘性及び患者に基づく因子を基に通常選択される。
本開示は、本開示の組成物、例えば液体組成物を含む容器を提供する。容器は、例えば、注射器、アンプルなどでもよい。場合によっては、容器は無菌である。場合によっては、容器と組成物との両方が無菌である。
核酸または組換え発現ベクターを含む組成物
本開示は、本開示の核酸または組換え発現ベクターを含む組成物、例えば医薬組成物を提供する。多種多様の医薬的に許容可能な賦形剤が当技術分野で既知であり、本明細書で詳細に論じる必要はない。医薬的に許容可能な賦形剤は、例えば、A.Gennaro(2000)“Remington:The Science and Practice of Pharmacy”,20th edition,Lippincott,Williams,& Wilkins、Pharmaceutical Dosage Forms and Drug Delivery Systems(1999)H.C.Ansel et al.,eds 7th ed.,Lippincott,Williams,& Wilkins、及びHandbook of Pharmaceutical Excipients(2000)A.H.Kibbe et al.,eds.,3rd ed.Amer.Pharmaceutical Assocを含めた、様々な刊行物に十分に記載されている。
本開示の組成物は、a)対象の核酸または組換え発現ベクター、及びb)緩衝液、界面活性剤、抗酸化剤、親水性ポリマー、デキストリン、キレート剤、懸濁化剤、可溶化剤、増粘剤、安定化剤、静菌剤、湿潤剤及び防腐剤の1つまたは複数を含むことができる。適切な緩衝液としては、限定されないが、(例えば、N,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)-2-アミノエタンスルホン酸(BES)、ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ-トリス(ヒドロキシメチル)メタン(ビス-トリス)、N-(2-ヒドロキシエチル)ピペラジン-N’3-プロパンスルホン酸(EPPSまたはHEPPS)、グリシルグリシン、N-2-ヒドロキシエチルピペラジン-N’-2-エタンスルホン酸(HEPES)、3-(N-モルホリノ)プロパンスルホン酸(MOPS)、ピペラジン-N,N’-ビス(2-エタン-スルホン酸)(PIPES)、炭酸水素ナトリウム、3-(N-トリス(ヒドロキシメチル)-メチル-アミノ)-2-ヒドロキシ-プロパンスルホン酸)TAPSO、(N-トリス(ヒドロキシメチル)メチル-2-アミノエタンスルホン酸(TES)、N-トリス(ヒドロキシメチル)メチル-グリシン(トリシン)、トリス(ヒドロキシメチル)-アミノメタン(トリス)など)が挙げられる。適切な塩としては、例えば、NaCl、MgCl2 、KCl、MgSO4 などが挙げられる。
本開示の医薬製剤は、本開示の核酸または組換え発現ベクターを約0.001%~約90%(w/w)の量で含むことができる。以下の製剤の説明では、「対象の核酸または組換え発現ベクター」は、本開示の核酸または組換え発現ベクターを含むと理解される。例えば、いくつかの実施形態では、対象の製剤は、本開示の核酸または組換え発現ベクターを含む。
対象の核酸または組換え発現ベクターを、他の化合物または化合物の混合物と混合する、カプセル化する、コンジュゲートするまたは結合させることができ、そのような化合物としては、例えば、リポソームまたは受容体標的分子を挙げることができる。対象の核酸または組換え発現ベクターを、取込み、分配及び/また吸収を助ける1種または複数の成分と製剤中で組み合わせることができる。
対象の核酸または組換え発現ベクターの組成物は、限定されないが、錠剤、カプセル剤、ゲルカプセル剤、液体シロップ剤、軟質ゲル剤、坐剤及び浣腸剤などの多くの考えられる剤形のうちのいずれかに製剤化することができる。対象の核酸または組換え発現ベクターの組成物は、水性、非水性または混合媒体の懸濁剤として製剤化することもできる。水性懸濁剤は、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ソルビトール及び/またはデキストランを含めた、懸濁剤の粘性を高める物質をさらに含むことができる。懸濁剤は、安定化剤を含むこともできる。
対象の核酸または組換え発現ベクターを含む製剤は、リポソーム製剤でもよい。本明細書で使用する場合、用語「リポソーム」は、球状の二重層(複数可)に配置された両親媒性脂質から構成される小胞を意味する。リポソームは、親油性材料から形成される膜及び送達される組成物を含む水性の内部を有する、単層または多層状の小胞である。陽イオン性リポソームは、負に荷電したDNA分子と相互作用して安定な複合体を形成することができる、正に荷電したリポソームである。pH感受性であるまたは負に荷電したリポソームは、DNAとの複合体化ではなく、DNAを封入すると考えられている。陽イオン性及び非陽イオン性リポソームの両方を、対象の核酸または組換え発現ベクターを送達するために使用することができる。
リポソームは「立体的に安定化した」リポソームも含み、本明細書で使用する場合、この用語は、リポソームに組み込まれた場合に、特殊化した脂質を欠くリポソームと比較して循環寿命を高める1種または複数の特殊化した脂質を含むリポソームを指す。立体的に安定化したリポソームの例は、リポソームの小胞形成脂質部分の一部が1種または複数の糖脂質を含むか、ポリエチレングリコール(PEG)部分などの1種または複数の親水性ポリマーで誘導体化されているものである。リポソーム及びその使用は、米国特許第6,287,860号にさらに記載されており、これは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本開示の製剤及び組成物は界面活性剤を含むこともできる。薬物製品、製剤及び乳剤における界面活性剤の使用は当技術分野で周知である。界面活性剤及びその使用は、米国特許第6,287,860号にさらに記載されている。
一実施形態では、核酸の効率的な送達をもたらすために、様々な浸透促進剤が含まれる。細胞膜を超えて非親油性薬物が拡散するのを助けることに加えて、浸透促進剤は、親油性薬物の透過性も高める。浸透促進剤は、5つの広いカテゴリー、すなわち、界面活性剤、脂肪酸、胆汁酸塩、キレート剤及び非キレート化非界面活性剤のうちの1つに属するように分類され得る。浸透促進剤及びその使用は米国特許第6,287,860号にさらに記載されており、これは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
経口投与用の組成物及び製剤としては、粉末剤もしくは顆粒剤、マイクロ粒子剤、ナノ粒子剤、水もしくは非水性媒体中の懸濁剤もしくは溶液剤、カプセル剤、ゲルカプセル剤、サッシェ剤、錠剤またはミニ錠剤が挙げられる。増粘剤、着香剤、希釈剤、乳化剤、分散助剤または結合剤が望ましい場合もある。適切な経口製剤としては、対象のアンチセンス核酸が、1種または複数の浸透促進剤、界面活性剤及びキレート剤とともに投与されるものが挙げられる。適切な界面活性剤としては、限定されないが、脂肪酸及び/またはそのエステルもしくは塩、胆汁酸及び/またはその塩が挙げられる。適切な胆汁酸/塩及び脂肪酸ならびにその使用は、米国特許第6,287,860号にさらに記載されている。浸透促進剤の組み合わせ、例えば、胆汁酸/塩と組み合わせた脂肪酸/塩も適切である。例示的な適切な組み合わせは、ラウリン酸、カプリン酸及びUDCAのナトリウム塩である。さらなる浸透促進剤としては、限定されないが、ポリオキシエチレン-9-ラウリルエーテル及びポリオキシエチレン-20-セチルエーテルが挙げられる。適切な浸透促進剤としては、プロピレングリコール、ジメチルスルホキシド、トリエタノールアミン、N,N-ジメチルアセトアミド、N,N-ジメチルホルムアミド、2-ピロリドン及びそれらの誘導体、テトラヒドロフルフリルアルコールならびにAZONE(商標)も挙げられる。
T細胞活性の調節方法
本開示は、エピトープ特異的T細胞の活性を選択的に調節する方法を提供し、この方法は、T細胞を本開示の多量体ポリペプチドと接触させることを含み、ここでは、T細胞を本開示の多量体ポリペプチドと接触させることが、エピトープ特異的T細胞の活性を選択的に調節する。場合によっては、接触はインビトロで起こる。場合によっては、接触はインビボで起こる。場合によっては、接触はエキソビボで起こる。
場合によっては、例えば、標的T細胞がCD8+ T細胞である場合は、多量体ポリペプチドは、クラスI MHCポリペプチド(例えば、β2-ミクログロブリン及びクラスI MHC重鎖)を含む。場合によっては、例えば、標的T細胞がCD4+ T細胞である場合は、多量体ポリペプチドは、クラスII MHCポリペプチド(例えば、クラスII MHCα鎖、クラスII MHCβ鎖)を含む。
本開示の多量体ポリペプチドが、活性化ポリペプチドである免疫調節ポリペプチドを含む場合は、T細胞を多量体ポリペプチドと接触させることは、エピトープ特異的T細胞を活性化する。ある場合には、エピトープ特異的T細胞はがん細胞に存在するエピトープに対して特異的なT細胞であり、エピトープ特異的T細胞を多量体ポリペプチドと接触させることは、がん細胞に対するT細胞の細胞障害活性を増大させる。ある場合には、エピトープ特異的T細胞はがん細胞に存在するエピトープに対して特異的なT細胞であり、エピトープ特異的T細胞を多量体ポリペプチドと接触させることは、エピトープ特異的T細胞の数を増加させる。
ある場合には、エピトープ特異的T細胞は、ウイルス感染細胞に存在するエピトープに対して特異的なT細胞であり、エピトープ特異的T細胞を多量体ポリペプチドと接触させることは、ウイルス感染細胞に対するT細胞の細胞障害活性を増大させる。ある場合には、エピトープ特異的T細胞は、ウイルス感染細胞に存在するエピトープに対して特異的なT細胞であり、エピトープ特異的T細胞を多量体ポリペプチドと接触させることは、エピトープ特異的T細胞の数を増加させる。
治療方法
本発明は、個体においてエピトープ特異的T細胞の活性を選択的に調節する方法を提供し、この方法は、個体においてエピトープ特異的T細胞の活性を選択的に調節するために有効な量の本開示の多量体ポリペプチドまたは多量体ポリペプチドをコードする1種または複数の核酸を個体に投与することを含む。場合によっては、本開示の治療方法は、本開示の多量体ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む1種または複数の組換え発現ベクターをそれらを必要とする個体に投与することを含む。場合によっては、本開示の治療方法は、本開示の多量体ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む1種または複数のmRNA分子をそれらを必要とする個体に投与することを含む。場合によっては、本開示の治療方法は、本開示の多量体ポリペプチドをそれらを必要とする個体に投与することを含む。
本開示は、個体においてエピトープ特異的T細胞の活性を選択的に調節する方法を提供し、この方法は、有効量の、本開示の多量体ポリペプチドまたは多量体ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む1種もしくは複数の核酸(例えば、発現ベクター、mRNAなど)を個体に投与することを含み、ここでは、多量体ポリペプチドは、個体においてエピトープ特異的T細胞の活性を選択的に調節する。エピトープ特異的T細胞の活性を選択的に調節することは、個体において疾患または障害を治療することができる。したがって、本開示は、有効量の本開示の多量体ポリペプチドをそれらを必要とする個体に投与することを含む治療方法を提供する。
場合によっては、免疫調節ポリペプチドは活性化ポリペプチドであり、多量体ポリペプチドはエピトープ特異的T細胞を活性化する。場合によっては、エピトープはがん関連エピトープであり、多量体ポリペプチドはがん関連エピトープに対して特異的なT細胞の活性を高める。
本開示は、個体においてがんを治療する方法を提供し、この方法は、有効量の、本開示の多量体ポリペプチドまたは多量体ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む1種もしくは複数の核酸(例えば、発現ベクター、mRNAなど)を個体に投与することを含み、ここでは、多量体ポリペプチドはがんエピトープであるT細胞エピトープを含み、多量体ポリペプチドは刺激性免疫調節ポリペプチドを含む。場合によっては、多量体ポリペプチドの「有効量」は、それらを必要とする個体に1または複数用量で投与される場合に、個体においてがん細胞の数を減らす量である。例えば、場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの「有効量」は、それらを必要とする個体に1または複数用量で投与される場合に、多量体ポリペプチドの投与前の、または多量体ポリペプチドを用いる投与がない状態の個体におけるがん細胞の数と比較して、個体において、がん細胞の数を少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%または少なくとも95%減らす量である。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの「有効量」は、それらを必要とする個体に1または複数用量で投与される場合に、個体において、がん細胞の数を検出不能レベルまで減らす量である。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの「有効量」は、それらを必要とする個体に1または複数用量で投与される場合に、個体において、腫瘍量を低減する量である。例えば、場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの「有効量」は、それらを必要とする個体に1または複数用量で投与される場合に、多量体ポリペプチドの投与前の、または多量体ポリペプチドを用いる投与がない状態の個体における腫瘍量と比較して、個体において、腫瘍量を少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%または少なくとも95%低減する量である。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの「有効量」は、それらを必要とする個体に1または複数用量で投与される場合に、個体の生存期間を延ばす量である。例えば、場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの「有効量」は、それらを必要とする個体に1または複数用量で投与される場合に、多量体ポリペプチドを用いる投与がない状態の個体の期待される生存期間と比較して、個体の生存期間を少なくとも1か月、少なくとも2か月、少なくとも3か月、3か月~6か月、6か月~1年、1年~2年、2年~5年、5年~10年または10年超延ばす量である。
ある場合には、エピトープ特異的T細胞はウイルス感染細胞に存在するエピトープに対して特異的なT細胞であり、エピトープ特異的T細胞を多量体ポリペプチドと接触させることは、ウイルス感染細胞に対するT細胞の細胞障害活性を増大させる。ある場合には、エピトープ特異的T細胞はウイルス感染細胞に存在するエピトープに対して特異的なT細胞であり、エピトープ特異的T細胞を多量体ポリペプチドと接触させることは、エピトープ特異的T細胞の数を増加させる。
したがって、本開示は、個体においてウイルス感染を治療する方法を提供し、この方法は、有効量の、本開示の多量体ポリペプチドまたは多量体ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む1種もしくは複数の核酸を個体に投与することを含み、ここでは、多量体ポリペプチドはウイルスエピトープであるT細胞エピトープを含み、多量体ポリペプチドは刺激性免疫調節ポリペプチドを含む。場合によっては、多量体ポリペプチドの「有効量」は、それらを必要とする個体に1または複数用量で投与される場合に、個体においてウイルス感染細胞の数を減らす量である。例えば、場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの「有効量」は、それらを必要とする個体に1または複数用量で投与される場合に、多量体ポリペプチドの投与前の、または多量体ポリペプチドを用いる投与がない状態の個体におけるウイルス感染細胞の数と比較して、個体においてウイルス感染細胞の数を少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%または少なくとも95%減らす量である。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの「有効量」は、それらを必要とする個体に1または複数用量で投与される場合に、個体においてウイルス感染細胞の数を検出不能レベルまで減らす量である。
したがって、本開示は、個体において感染を治療する方法を提供し、この方法は、有効量の、本開示の多量体ポリペプチドまたは多量体ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む1種もしくは複数の核酸を個体に投与することを含み、ここでは、多量体ポリペプチドは、病原体関連エピトープであるT細胞エピトープを含み、多量体ポリペプチドは刺激性免疫調節ポリペプチドを含む。場合によっては、多量体ポリペプチドの「有効量」は、それらを必要とする個体に1または複数用量で投与される場合に、個体において病原体の数を減らす量である。例えば、場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの「有効量」は、それらを必要とする個体に1または複数用量で投与される場合に、多量体ポリペプチドの投与前の、または多量体ポリペプチドを用いる投与がない状態の個体における病原体の数と比較して、個体において、病原体の数を少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%または少なくとも95%減らす量である。場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの「有効量」は、それらを必要とする個体に1または複数用量で投与される場合に、個体において病原体の数を検出不能レベルまで減らす量である。病原体としては、ウイルス、細菌、原生動物などが挙げられる。
上記のように、場合によっては、対象の治療方法の実施において、本開示の多量体ポリペプチドは、それ自体がポリペプチドとしてそれらを必要とする個体に投与される。他の場合では、対象の治療方法の実施において、本開示の多量体ポリペプチドをコードする1種または複数のヌクレオチド配列を含む核酸がそれらを必要とする個体に投与される。したがって、他の場合では、本開示の1種または複数の核酸、例えば、本開示の1種または複数の組換え発現ベクターがそれらを必要とする個体に投与される。
製剤
適切な製剤は上述されており、適切な製剤は医薬的に許容可能な賦形剤を含む。場合によっては、適切な製剤は、a)本開示の多量体ポリペプチド、及びb)医薬的に許容可能な賦形剤を含む。場合によっては、適切な製剤は、a)本開示の多量体ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む核酸、及びb)医薬的に許容可能な賦形剤を含み、ある場合には、核酸はmRNAである。場合によっては、適切な製剤は、a)本開示の多量体ポリペプチドの第1のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む第1の核酸、b)本開示の多量体ポリペプチドの第2のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む第2の核酸、及びc)医薬的に許容可能な賦形剤を含む。場合によっては、適切な製剤は、a)本開示の多量体ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む組換え発現ベクター、及びb)医薬的に許容可能な賦形剤を含む。場合によっては、適切な製剤は、a)本開示の多量体ポリペプチドの第1のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む第1の組換え発現ベクター、b)本開示の多量体ポリペプチドの第2のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む第2の組換え発現ベクター、及びc)医薬的に許容可能な賦形剤を含む。
適切な医薬的に許容可能な賦形剤は上述されている。
投薬量
適切な投薬量は、様々な臨床因子に基づいて、主治医または資格を有する他の医療関係者が決定することができる。医学分野で周知であるように、任意のある患者に対する投薬量は、患者のサイズ、体表面積、年齢、投与される特定のポリペプチドまたは核酸、患者の性別、投与の時間及び経路、全体的な健康状態ならびに同時に投与される他の薬物を含めた、多くの因子に依存する。本開示の多量体ポリペプチドは、投与あたり1ng/kg体重~20mg/kg体重、例えば、0.1mg/kg体重~10mg/kg体重、例えば、0.5mg/kg体重~5mg/kg体重の間の量で投与することができるが、特に前述の因子を考慮すれば、この例示的範囲より低いまたは高い用量が想定される。レジメンが持続注入である場合は、これはまた、1μg~10mg/キログラム体重/分の範囲でもよい。
場合によっては、本開示の多量体ポリペプチドの適切な用量は、0.01μg~100g/kg体重、0.1μg~10g/kg体重、1μg~1g/kg体重、10μg~100mg/kg体重、100μg~10mg/kg体重または100μg~1mg/kg体重である。体液または組織における投与される薬剤の測定した滞留時間及び濃度に基づいて、当業者は投薬の反復速度を容易に推定することができる。成功した治療に続いて、病態の再発を予防するために、維持療法を患者に受けさせることが望ましい場合もあり、ここでは、本開示の多量体ポリペプチドは、0.01μg~100g/kg体重、0.1μg~10g/kg体重、1μg~1g/kg体重、10μg~100mg/kg体重、100μg~10mg/kg体重または100μg~1mg/kg体重の範囲の維持量で投与される。
当業者は、特定の多量体ポリペプチド、症状の重症度及び副作用に対する対象の感受性に応じて、用量レベルが変動し得ることを容易に認識するであろう。所与の化合物に対する好ましい投薬量は、様々な手段で当業者によって容易に決定される。
いくつかの実施形態では、複数回用量の本開示の多量体ポリペプチド、本開示の核酸または本開示の組換え発現ベクターが投与される。本開示の多量体ポリペプチド、本開示の核酸または本開示の組換え発現ベクターの投与頻度は、様々な因子のうちのいずれか、例えば、症状の重症度などに応じて変動し得る。例えば、いくつかの実施形態では、本開示の多量体ポリペプチド、本開示の核酸または本開示の組換え発現ベクターは、月1回、月2回、月3回、隔週(qow)、週1回(qw)、週2回(biw)、週3回(tiw)、週4回、週5回、週6回、隔日(qod)、1日1回(qd)、1日2回(qid)または1日3回(tid)投与される。
本開示の多量体ポリペプチド、本開示の核酸または本開示の組換え発現ベクターの投与の持続期間、例えば、本開示の多量体ポリペプチド、本開示の核酸または本開示の組換え発現ベクターが投与される期間は、様々な因子のうちのいずれか、例えば、患者の応答などに応じて変動し得る。例えば、本開示の多量体ポリペプチド、本開示の核酸または本開示の組換え発現ベクターは、約1日~約1週、約2週~約4週、約1か月~約2か月、約2か月~約4か月、約4か月~約6か月、約6か月~約8か月、約8か月~約1年、約1年~約2年、または約2年~約4年、またはそれ以上に及ぶ期間にわたって投与することができる。
投与経路
活性薬剤(本開示の多量体ポリペプチド、本開示の核酸または本開示の組換え発現ベクター)は、インビボ及びエキソビボの方法を含めた、薬物送達に適した任意の利用可能な方法及び経路、ならびに全身的及び局部的投与経路を使用して、個体に投与される。
従来の医薬的に許容可能な投与経路としては、腫瘍内、腫瘍周囲、筋肉内、気管内、頭蓋内、皮下、皮内、局所適用、静脈内、動脈内、直腸、経鼻、経口ならびに他の経腸及び非経口投与経路が挙げられる。投与経路は、必要であれば、多量体ポリペプチド及び/または所望の効果に応じて、組み合わせることができ、または調整することができる。本開示の多量体ポリペプチドまたは本開示の核酸もしくは組換え発現ベクターは、単回用量または複数回用量で投与することができる。
いくつかの実施形態では、本開示の多量体ポリペプチド、本開示の核酸または本開示の組換え発現ベクターは静脈内に投与される。いくつかの実施形態では、本開示の多量体ポリペプチド、本開示の核酸または本開示の組換え発現ベクターは筋肉内に投与される。いくつかの実施形態では、本開示の多量体ポリペプチド、本開示の核酸または本開示の組換え発現ベクターは局部的に投与される。いくつかの実施形態では、本開示の多量体ポリペプチド、本開示の核酸または本開示の組換え発現ベクターは腫瘍内に投与される。いくつかの実施形態では、本開示の多量体ポリペプチド、本開示の核酸または本開示の組換え発現ベクターは腫瘍周囲に投与される。いくつかの実施形態では、本開示の多量体ポリペプチド、本開示の核酸または本開示の組換え発現ベクターは頭蓋内に投与される。いくつかの実施形態では、本開示の多量体ポリペプチド、本開示の核酸または本開示の組換え発現ベクターは皮下に投与される。
いくつかの実施形態では、本開示の多量体ポリペプチドは静脈内に投与される。いくつかの実施形態では、本開示の多量体ポリペプチドは筋肉内に投与される。いくつかの実施形態では、本開示の多量体ポリペプチドは局部的に投与される。いくつかの実施形態では、本開示の多量体ポリペプチドは腫瘍内に投与される。いくつかの実施形態では、本開示の多量体ポリペプチドは腫瘍周囲に投与される。いくつかの実施形態では、本開示の多量体ポリペプチドは頭蓋内に投与される。いくつかの実施形態では、多量体ポリペプチドは皮下に投与される。
本開示の多量体ポリペプチド、本開示の核酸または本開示の組換え発現ベクターは、全身的または局部的経路を含めた、従来の薬物の送達に適した任意の利用可能な従来の方法及び経路を使用して、宿主に投与することができる。一般に、本発明が意図する投与経路としては、必ずしも限定されるわけではないが、経腸、非経口または吸入経路が挙げられる。
吸入投与以外の非経口投与経路としては、必ずしも限定されるわけではないが、局所、経皮、皮下、筋肉内、眼窩内、嚢内、髄腔内、胸骨内、腫瘍内、腫瘍周囲及び静脈内経路、すなわち、消化管経由以外の任意の投与経路が挙げられる。非経口投与は、本開示の多量体ポリペプチド、本開示の核酸または本開示の組換え発現ベクターの全身的または局部的送達をもたらすために行うことができる。全身的送達が所望される場合は、投与は、典型的には、侵襲的または全身的に吸収される、医薬調製物の局所または粘膜投与を含む。
治療に適する対象
本開示の方法による治療に適する対象としては、がんを有すると診断された個体、がんを治療したが、治療に応答することができなかった個体、及びがんを治療し、初期に応答したが、その後に治療に対して抵抗性になった個体を含めた、がんを有する個体が挙げられる。
本開示の非限定的な態様の例
上記の本発明の対象の態様は、実施形態を含めて、単独で有利であるか、または1つもしくは複数の他の態様もしくは実施形態との組み合わせにおいて有利であり得る。前述の説明に限定されるものではないが、本開示のある特定の非限定的な態様が1~68の番号を付けて以下に提供される。本開示を読めば当業者には明らかであろうが、個別に番号付けされた態様のそれぞれを使用するか、または個別に番号付けされた態様のそれぞれを、個別に番号付けされた先行態様もしくは後述態様のいずれかと組み合わせて使用することができる。これは、態様のすべてのそのような組み合わせを支援することが意図されたものであり、以下に明示的に提供される態様の組み合わせを限定するものではない。
態様1.
a)i)エピトープ、及びii)第1の主要組織適合抗原複合体(MHC)ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)第2のMHCポリペプチド、及びii)任意選択の免疫グロブリン(Ig)Fcポリペプチドまたは非Ig骨格をN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドと、を含む多量体ポリペプチドであって、前記多量体ポリペプチドは、少なくとも第1の免疫調節ドメイン及び第2の免疫調節ドメインを含み、前記第1の免疫調節ドメイン及び前記第2の免疫調節ドメインが、A)前記第1のポリペプチドのC末端、B)前記第2のポリペプチドのN末端、C)前記第2のポリペプチドのC末端、またはD)前記第1のポリペプチドのC末端及び前記第2のポリペプチドのN末端にそれぞれ独立して位置し、前記第1の免疫調節ドメイン及び前記第2の免疫調節ドメインのうちの1つは、配列番号1と比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を有する変異CD80ポリペプチドであり、前記第1の免疫調節ドメイン及び前記第2の免疫調節ドメインのうちの1つは、配列番号2~4のうちの1つと比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を有する変異4-1BBLポリペプチドである、多量体ポリペプチド。
態様2.
前記多量体ポリペプチドは、図4A~4Cのうちの1つに示されるアミノ酸配列を有するCD28ポリペプチドに対する、図2に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照多量体ポリペプチドの結合親和性、もしくは配列番号1に示されるCD80アミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照多量体ポリペプチドの結合親和性と比較して、前記CD28ポリペプチドに対する結合親和性の低下を示し、及び/またはi)前記多量体ポリペプチドは、図5に示されるアミノ酸配列を有する4-1BBポリペプチドに対する、図3もしくは配列番号2~4のうちの1つに示される4-1BBLアミノ酸配列を含む免疫調節ドメインを含む対照多量体ポリペプチドの結合親和性と比較して、前記4-1BBポリペプチドに対する結合親和性の低下を示す、態様1に記載の多量体ポリペプチド。
態様3.
前記多量体ポリペプチドは、a)i)前記エピトープ、ii)前記第1のMHCポリペプチド、及びiii)変異4-1BBLポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)変異CD80ポリペプチド、ii)前記第2のMHCポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドと、を含む、態様1または態様2に記載の多量体ポリペプチド。
態様4.
前記多量体ポリペプチドは、a)i)前記エピトープ、ii)前記第1のMHCポリペプチド、及びiii)変異CD80ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドと、b)i)変異4-1BBLポリペプチド、ii)前記第2のMHCポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドと、を含む、態様1に記載の多量体ポリペプチド。
態様5.
前記非Ig骨格は、XTENポリペプチド、トランスフェリンポリペプチド、エラスチン様ポリペプチド、シルク様ポリペプチド、またはシルク-エラスチン様ポリペプチドである、態様1に記載の多量体ポリペプチド。
態様6.
前記第1のMHCポリペプチドは、β2-ミクログロブリンポリペプチドであり、前記第2のMHCポリペプチドが、MHCクラスI重鎖ポリペプチドである、態様1~5のいずれか1つに記載の多量体ポリペプチド。
態様7.
前記β2-ミクログロブリンポリペプチドは、図8に示されるアミノ酸配列のうちの1つに対して少なくとも85%アミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、態様6に記載の多量体ポリペプチド。
態様8.
前記MHCクラスI重鎖ポリペプチドは、HLA-A、HLA-B、またはHLA-Cの重鎖である、態様6に記載の多量体ポリペプチド。
態様9.
前記MHCクラスI重鎖ポリペプチドは、図7A~7Cのうちの1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも85%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、態様8に記載の多量体ポリペプチド。
態様10.
前記第1のMHCポリペプチドは、MHCクラスIIアルファ鎖ポリペプチドであり、前記第2のMHCポリペプチドは、MHCクラスIIベータ鎖ポリペプチドである、態様1~5のいずれか1つに記載の多量体ポリペプチド。
態様11.
前記エピトープは、T細胞エピトープである、態様1~10のいずれか1つに記載の多量体ポリペプチド。
態様12.
多量体ポリペプチドは、Fcポリペプチドを含み、前記IgFcポリペプチドは、IgG1Fcポリペプチド、IgG2Fcポリペプチド、IgG3Fcポリペプチド、IgG4Fcポリペプチド、IgAFcポリペプチド、またはIgMFcポリペプチドであり、任意選択で、前記IgFcポリペプチドは、エフェクター機能を低減するアミノ酸置換を含む、態様1~11のいずれか1つに記載の多量体ポリペプチド。
態様13.
前記IgFcポリペプチドは、図6A~6Cに示されるアミノ酸配列のうちの1つに対して少なくとも85%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、態様12に記載の多量体ポリペプチド。
態様14.
前記第1のポリペプチドと、前記第2のポリペプチドとが非共有結合で結合される、態様1~13のいずれか1つに記載の多量体ポリペプチド。
態様15.
前記第1のポリペプチドと、前記第2のポリペプチドとが共有結合で連結される、態様1~13のいずれか1つに記載の多量体ポリペプチド。
態様16.
前記共有結合は、ジスルフィド結合を介するものである、態様15に記載の多量体ポリペプチド。
態様17.
前記第1のMHCポリペプチド、または前記エピトープと前記第1のMHCポリペプチドとの間のリンカーは、アミノ酸置換を含むことで第1のCys残基を与え、前記第2のMHCポリペプチドは、アミノ酸置換を含むことで第2のCys残基を与え、前記ジスルフィド結合は、前記第1のCys残基と前記第2のCys残基との間に位置する、態様16に記載の多量体ポリペプチド。
態様18.
前記エピトープと、前記第1のMHCポリペプチドとの間に挿入された第1のリンカーを含む、態様1~17のいずれか1つに記載の多量体ポリペプチド。
態様19.
前記第1の免疫調節ポリペプチドまたは前記第2の免疫調節ポリペプチドは、アミノ酸I67、アミノ酸K86、またはアミノ酸D158の置換を含む変異CD80免疫調節ポリペプチドである、態様1~18のいずれか1つに記載の多量体ポリペプチド。
態様20.
前記第1の免疫調節ポリペプチドまたは前記第2の免疫調節ポリペプチドは、K127の置換を含む変異4-1BBL免疫調節ポリペプチドである、態様1~18のいずれか1つに記載の多量体ポリペプチド。
態様21.
前記変異4-1BBLポリペプチドは、
(配列番号11)(Xは、Ala、Gly、Val、Ile、Leu、Arg、His、Glu、またはAspである)というアミノ酸配列に対して少なくとも90%アミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、態様1~20のいずれか1つに記載の多量体ポリペプチド。
態様22.
前記変異CD80ポリペプチドは、
(配列番号5)(Xは、Ala、Gly、Val、Leu、Arg、His、Lys、Glu、またはAspである)というアミノ酸配列に対して少なくとも90%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、態様21に記載の多量体ポリペプチド。
態様23.
前記変異CD80ポリペプチドは、
(配列番号7)(Xは、Ala、Gly、Val、Leu、Ile、Arg、His、Glu、またはAspである)というアミノ酸配列に対して少なくとも90%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、態様21に記載の多量体ポリペプチド。
態様24.
前記変異CD80ポリペプチドは、
(配列番号9)(Xは、Ala、Gly、Val、Leu、Ile、Arg、His、Lys、またはGluである)というアミノ酸配列に対して少なくとも90%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、態様21に記載の多量体ポリペプチド。
態様25.
組換えポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む核酸であって、前記組換えポリペプチドは、i)エピトープ、ii)第1の主要組織適合抗原複合体(MHC)ポリペプチド、iii)第1の免疫調節ポリペプチド、iv)タンパク質分解により切断可能なリンカーまたはリボソームスキッピングシグナル、v)第2の免疫調節ポリペプチド、vi)第2のMHCポリペプチド、及びvii)免疫グロブリン(Ig)Fcポリペプチドまたは非Ig骨格をN末端からC末端の順序で含み、第1の免疫調節ドメイン及び第2の免疫調節ドメインのうちの1つは、配列番号1と比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を有する変異CD80ポリペプチドであり、第1の免疫調節ドメイン及び第2の免疫調節ドメインのうちの1つは、配列番号2~4のうちの1つと比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を有する変異4-1BBLポリペプチドである、核酸。
態様26.
前記第1のMHCポリペプチドは、β2-ミクログロブリンポリペプチドであり、前記第2のMHCポリペプチドは、MHCクラスI重鎖ポリペプチドである、態様25に記載の核酸。
態様27.
前記β2-ミクログロブリンポリペプチドは、図8に示されるアミノ酸配列のいずれか1つに対して少なくとも85%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、態様25に記載の核酸。
態様28.
前記MHCクラスI重鎖ポリペプチドは、HLA-A、HLA-B、またはHLA-Cの重鎖である、態様25に記載の核酸。
態様29.
前記MHCクラスI重鎖ポリペプチドは、図7A~7Cのいずれか1つに示されるアミノ酸配列に対して少なくとも85%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、態様28に記載の核酸。
態様30.
前記第1のMHCポリペプチドは、MHCクラスIIアルファ鎖ポリペプチドであり、前記第2のMHCポリペプチドは、MHCクラスIIベータ鎖ポリペプチドである、態様25に記載の核酸。
態様31.
前記エピトープは、T細胞エピトープである、態様25に記載の核酸。
態様32:
前記IgFcポリペプチドは、IgG1Fcポリペプチド、IgG2Fcポリペプチド、IgG3Fcポリペプチド、IgG4Fcポリペプチド、IgAFcポリペプチド、またはIgMFcポリペプチドである、態様25に記載の核酸。
態様33.
前記IgFcポリペプチドは、図6A~6Cに示されるアミノ酸配列のうちの1つに対して少なくとも85%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、態様27に記載の核酸。
態様34.
前記第1の免疫調節ポリペプチドまたは前記第2の免疫調節ポリペプチドは、アミノ酸I67、アミノ酸K86、またはアミノ酸D158の置換を含む変異CD80免疫調節ポリペプチドである、態様25~33のいずれか1つに記載の核酸。
態様35.
前記第1の免疫調節ポリペプチドまたは前記第2の免疫調節ポリペプチドは、K127の置換を含む変異4-1BBL免疫調節ポリペプチドである、態様25~33のいずれか1つに記載の核酸。
態様36.
前記タンパク質分解により切断可能なリンカーまたはリボソームスキッピングシグナルは、a)LEVLFQGP(配列番号28)、b)ENLYTQS(配列番号29)、c)フューリン切断部位、d)LVPR(配列番号31)、e)GSGATNFSLLKQAGDVEENPGP(配列番号32)、f)GSGEGRGSLLTCGDVEENPGP(配列番号33)、g)GSGQCTNYALLKLAGDVESNPGP(配列番号34)、h)GSGVKQTLNFDLLKLAGDVESNPGP(配列番号35)、i)LVPRGS(配列番号36)、及びj)DDDDK(配列番号30)から選択されるアミノ酸配列を含む、態様25~35のいずれか1つに記載の核酸。
態様37.
前記組換えポリペプチドは、i)第1のリーダーペプチド、ii)前記エピトープ、iii)前記第1のMHCポリペプチド、iv)前記第1の免疫調節ポリペプチド、v)タンパク質分解により切断可能なリンカーまたはリボソームスキッピングシグナル、vi)第2のリーダーペプチド、vii)前記第2の免疫調節ポリペプチド、viii)前記第2のMHCポリペプチド、及びvii)IgFcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む、態様25に記載の核酸。
態様38.
前記第1のリーダーペプチド及び前記第2のリーダーペプチドは、β2-Mリーダーペプチドである、態様37に記載の核酸。
態様39.
前記ヌクレオチド配列が、転写制御要素に機能可能なように連結される、態様25~38のいずれか1つに記載の核酸。
態様40.
前記転写制御要素は、真核細胞において機能するプロモーターである、態様39に記載の核酸。
態様41.
態様25~40のいずれか1つに記載の核酸を含む、組換え発現ベクター。
態様42.
前記ベクターは、ウイルスベクターまたは非ウイルスベクターである、態様41に記載の組換え発現ベクター。
態様43.
態様41または態様42に記載の組換え発現ベクターで遺伝子改変された、宿主細胞。
態様44.
前記宿主細胞は、インビトロのものである、態様43に記載の宿主細胞。
態様45.
前記宿主細胞が、前記細胞が内在性のMHCβ2-ミクログロブリンポリペプチドを産生しないように遺伝子改変される、態様43または態様44に記載の宿主細胞。
態様46.
前記宿主細胞は、Tリンパ球である、態様43または態様44に記載の宿主細胞。
態様47.
前記Tリンパ球は、初代Tリンパ球である、態様46に記載の宿主細胞。
態様48.
a)i)エピトープ、ii)第1の主要組織適合抗原複合体(MHC)ポリペプチド、及びiii)第1の免疫調節ポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第1のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む第1の核酸と、b)i)第2の免疫調節ポリペプチド、ii)第2のMHCポリペプチド、及びiii)免疫グロブリン(Ig)FcポリペプチドをN末端からC末端の順序で含む第2のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む第2の核酸と、を含む組成物であって、前記第1の免疫調節ドメイン及び前記第2の免疫調節ドメインのうちの1つは、配列番号1と比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を有する変異CD80ポリペプチドであり、前記第1の免疫調節ドメイン及び前記第2の免疫調節ドメインのうちの1つは、配列番号2~4のうちの1つと比較して少なくとも1つのアミノ酸置換を有する変異4-1BBLポリペプチドである、組成物。
態様49.
前記第1の核酸及び/または前記第2の核酸は、組換え発現ベクターに存在する、態様48に記載の組成物。
態様50.
態様48または態様49に記載の組成物で遺伝子改変された、宿主細胞。
態様51.
態様1~24のいずれか1つに記載の多量体ポリペプチドの産生方法であって、a)態様43~47または態様50のいずれか1つに記載の宿主細胞が前記多量体ポリペプチドを合成する条件下での培地における前記宿主細胞のインビトロの培養と、b)前記宿主細胞及び/または前記培地からの前記多量体ポリペプチドの単離と、を含む、方法。
態様52.
前記第2のポリペプチドは、親和性タグを含み、前記単離は、前記細胞によって産生される前記多量体ポリペプチドと、前記親和性タグに対する結合パートナーとの接触を含み、前記結合パートナーが固定化されていることによって前記多量体ポリペプチドが固定化される、態様51に記載の方法。
態様53.
前記固定化された多量体ポリペプチドの溶出を含む、態様52に記載の方法。
態様54.
エピトープ特異的T細胞の活性の選択的調節方法であって、前記T細胞と、態様1~24のいずれか1つに記載の多量体ポリペプチドとの接触を含み、前記接触が、前記エピトープ特異的T細胞の活性を選択的に調節する、方法。
態様55.
前記接触は、インビトロのものである、態様54に記載の方法。
態様56.
前記接触は、インビボのものである、態様54に記載の方法。
態様57.
個体におけるエピトープ特異的T細胞の活性の選択的増加方法であって、個体におけるエピトープ特異的T細胞の活性の選択的増加に有効な態様1~24のいずれか1つに記載の多量体ポリペプチドの、有効量での前記個体への投与を含む、方法。
態様58.
前記エピトープは、がん関連エピトープであり、前記投与によって、前記がん関連エピトープに特異的なT細胞の活性が選択的に増加する、態様57に記載の方法。
態様59.
前記投与は、皮下投与である、態様57または態様58に記載の方法。
態様60.
前記投与は、静脈内投与である、態様57または態様58に記載の方法。
態様61.
前記投与は、筋肉内投与である、態様57または態様58に記載の方法。
態様62.
前記投与は、全身投与である、態様57または態様58に記載の方法。
態様63.
前記投与は、治療部位から遠い位置への投与である、態様57または態様58に記載の方法。
態様64.
前記投与は、局所投与である、態様57または態様58に記載の方法。
態様65.
前記投与は、治療部位または治療部位付近への投与である、態様57または態様58に記載の方法。
態様66.
前記個体は、ヒトである、態様57または態様58に記載の方法。
態様67.
a)態様1~24のいずれか1つに記載の多量体ポリペプチドと、b)医薬的に許容可能な賦形剤と、を含む、組成物。
態様68.
a)態様25~40のいずれか1つに記載の核酸、または態様41もしくは態様42に記載の組換え発現ベクターと、b)医薬的に許容可能な賦形剤と、を含む組成物。
以下の実施例は、本発明の製造方法及び使用方法を当業者に完全に開示及び説明するために提供され、本発明者らが自身の発明であると見なすものの範囲を限定することを意図せず、また、以下の実験がすべての、または唯一の実施した実験であることを示すことも意図しない。使用される数字(例えば、量、温度など)に関して正確性を確実にするために努力したが、いくらかの実験上の誤差及び偏差は考慮されるべきである。別段指示がない限り、部は重量部であり、分子量は重量平均分子量であり、温度は摂氏度であり、圧力は大気圧または大気圧付近である。標準的な省略形を使用することができ、例えば、bpは塩基対(複数可)、kbはキロベース(複数可)、plはピコリットル(複数可)、sまたはsecは秒(複数可)、minは分(複数可)、hまたはhrは時間(複数可)、aaはアミノ酸(複数可)、kbはキロベース(複数可)、bpは塩基対(複数可)、ntはヌクレオチド(複数可)、i.m.は筋肉内の(筋肉内に)、i.p.は腹腔内の(腹腔内に)、s.c.は皮下の(皮下に)などである。
実施例1:synTacの生成及びCHO細胞における発現
1)synTac290-345、2)synTac290-348、3)synTac639-349、及び4)synTac617-632のsynTacをコードする発現コンストラクトを生成した。
synTac290-345は、a)β2Mシグナルペプチド、オボアルブミン(OVA)エピトープ(SIINFEKL:配列番号37)、β2Mポリペプチド、リンカー、野生型4-1BBLの第1のコピー、リンカー、野生型4-1BBLの第2のコピー、リンカー、及び野生型4-1BBLの第3のコピーを含み、リンカーがGGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGS(配列番号38)という配列を有する第1のポリペプチド鎖(「345」、図10Dに示されるアミノ酸配列)と、b)β2Mシグナルペプチド(MSRSVALAVLALLSLSGLEA:配列番号39)、野生型CD80ポリペプチド、MHCクラスI重鎖、γ2aFcポリペプチドを含み、GGGGSGGGGSGGGGSGGGGSG(配列番号26)というリンカーによってCD80ポリペプチドがMHCクラスI重鎖から隔てられている第2のポリペプチド鎖(「290」、図10Bに示されるアミノ酸配列)とを含む。図10Bでは、CD80ポリペプチドは、一重下線によって示され、MHCクラスI重鎖のN末端及びC末端は、二重下線が引かれ、γ2aFcポリペプチドは、太字のイタリック体で示される。図10Dでは、β2Mシグナル配列は、下線が引かれた太字のイタリック体で示され、OVAエピトープは、二重下線が引かれ、β2Mポリペプチドは、太字のイタリック体で示され、野生型4-1BBLポリペプチドは、一重下線によって示され、リンカーポリペプチドは、太字で示される。
synTac290-348は、a)第1のポリペプチド鎖(「290」)(上記のもの)と、b)β2Mシグナルペプチド、OVAペプチド(SIINFEKL)、β2Mポリペプチド、リンカー、第1の野生型4-1BBL、リンカー、第2の野生型4-1BBL、リンカー、及び第3の野生型4-1BBLを含み、リンカーがGGGGSGGGGSGGGGSGGGGSGGGGSという配列を有し、第1の野生型4-1BBLポリペプチドが、第2の野生型4-1BBLポリペプチド及び第3の野生型4-1BBLポリペプチドと比較して、30のN末端アミノ酸を追加で含む第2のポリペプチド鎖(「348」、図10Fに示されるアミノ酸配列)とを含む。図10Fでは、β2Mシグナル配列は、下線が引かれた太字のイタリック体で示され、OVAエピトープは、二重下線が引かれ、β2Mポリペプチドは、太字のイタリック体で示され、野生型4-1BBLポリペプチドは、一重下線によって示され、リンカーポリペプチドは、太字で示される。
synTac639-349は、a)β2Mシグナルペプチド、変異CD80ポリペプチド(K86A)、リンカー、MHCクラスI H鎖、及び変異γ2aFcポリペプチドを含む第1のポリペプチド鎖(「639」、図10Hに示される配列)と、b)β2Mシグナルペプチド、OVAエピトープ、β2Mポリペプチド、リンカー、変異4-1BBLポリペプチド(K127A)、リンカー、変異4-1BBLポリペプチド(K127A)、リンカー、及び変異4-1BBLポリペプチド(K127A)を含む第2のポリペプチド(「349」、図10Jに示されるアミノ酸配列)と、を含む。変異γ2aFcポリペプチドは、LLからAAへの置換を含み、この置換によってエフェクター機能が低減される。図10Hでは、変異CD80ポリペプチドは、一重下線によって示され(KからAへの置換を含み、この置換は太字かつ二重下線で示される)、MHCクラスI重鎖のN末端及びC末端は、二重下線が引かれ、変異γ2aFcポリペプチドは、太字のイタリック体で示される(LLからAAへの置換を含み、この置換は、二重下線で示される)。図10Jでは、β2Mシグナルペプチドは、下線が引かれた太字のイタリック体で示され、OVAペプチドは、二重下線が引かれ、β2-Mポリペプチドは、太字のイタリック体で示され、変異型4-1BBLポリペプチドは、一重下線によって示され(KからAへの置換を含み、この置換は太字かつ二重下線で示される)、リンカーポリペプチドは、太字で示される。
synTac617-632は、a)β2Mシグナルペプチド、変異CD80ポリペプチド(K86A)、リンカー、MHCクラスI H鎖、及び変異γ2aFcポリペプチドを含む第1のポリペプチド鎖(「617」、図10Lに示されるアミノ酸配列)と、b)β2Mシグナルペプチド、ヒトパピローマウイルス16 E7(49-56)エピトープ(RAHYNIVTF:配列番号40)、β2Mポリペプチド、リンカー、変異4-1BBLポリペプチド(K127A)、リンカー、変異4-1BBLポリペプチド(K127A)、リンカー、及び変異4-1BBLポリペプチド(K127A)を含む第2のポリペプチド鎖(「632」、図10Nに示されるアミノ酸配列)とを含む。変異γ2aFcポリペプチドは、LLからAAへの置換を含み、この置換によってエフェクター機能が低減される。図10Lでは、変異CD80ポリペプチドは、一重下線によって示され(KからAへの置換を含み、この置換は太字かつ二重下線で示される)、MHCクラスI重鎖のN末端及びC末端は、二重下線が引かれ、変異γ2aFcポリペプチドは、太字のイタリック体で示される(LLからAAへの置換を含み、この置換は、二重下線で示される)。図10Nでは、β2Mシグナルペプチドは、下線が引かれた太字のイタリック体で示され、E7エピトープは、二重下線が引かれ、β2-Mポリペプチドは、太字のイタリック体で示され、変異型4-1BBLポリペプチドは、一重下線によって示され(KからAへの置換を含み、この置換は太字かつ二重下線で示される)、リンカーポリペプチドは、太字で示される。
一過性の発現を行うために、Expi-CHO-S細胞(Liu et al.(2015)Genetic Engineering & Biotechnology News 35)にそれぞれのコンストラクトを導入した。遺伝子導入から1~2週間後、発現したそれぞれのsynTacに対して一段階の精製を実施した。浄化した条件培地をプロテインAによるクロマトグラフィーに供した。溶出したsynTac(それぞれ2μg)を、還元条件(Re)及び非還元条件(NR)でドデシル硫酸ナトリウム・ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)に供した。図9にSDS-PAGEの画像が示される。図9に示されるように、予測されたサイズのものが得られた。
実施例2:synTacの特徴付け
実施例1に記載のsynTacを、T細胞に対するその作用について特徴付けた。
インビトロのT細胞刺激アッセイ.
OT-I T細胞受容体(TCR)遺伝子導入C57BL/6マウスに由来するCD8+ T細胞を記載のsynTac試薬の存在下で培養した。応答の大きさの評価基準とするために、培地単独または抗CD3+ 抗CD28T細胞刺激ビーズによる処理を対照とした。T細胞活性化誘導性の細胞増殖の程度を監視するために、カルボキシフルオセインスクシンイミジルエステル(CFSE)で細胞を標識した。3日後、細胞の半分を収集し、フローサイトメトリーを使用してその生存率及び増殖を調べた。4~5日後、上清におけるCD8+ エフェクターT細胞によるサイトカイン(インターフェロン-ガンマ(IFNγ)及び腫瘍壊死因子-アルファ(TNFα))の発現をフローサイトメトリーによるマルチプレックスビーズアッセイを使用して調べた。
データは、図11~図18に示される。
図11~図14は、syntac290-345(mod=野生型CD80、野生型4-1BBL)に関するものであり、生存率(図11)、増殖(図12)、IFNγ産生(図13)、及びTNFα産生(図14)のデータを含んでいる。
図15~図18は、syntac639-349(mod=親和性が減弱したCD80(CD80-K86A)、親和性が減弱した4-1BBL(4-1BBL-K127A))に関するものであり、生存率(図15)、増殖(図16)、IFNγ産生(図17)、及びTNFα産生(図18)のデータを含んでいる。
実施例3:インビボの活性
CD80免疫調節ポリペプチド及び4-1BBL免疫調節ポリペプチドを含むトライデント(trident)における、腫瘍体積に対するインビボの作用を試験した。腫瘍をマウスに移植した後、腫瘍移植マウスを、a)リン酸緩衝生理食塩水、b)野生型CD80及び4-1BBLのK127A変異体を含むCD80/4-1BBLsynTac、c)i)野生型CD80及び4-1BBLのK127A変異体を含むCD80/4-1BBLsynTacと、ii)抗CTLA4抗体との同時投与、またはd)CD80のK86A変異体及び4-1BBLのK127A変異体を含むCD80/4-1BBLsynTacで処理した。移植後のさまざまな日に腫瘍体積を測定した。腫瘍増殖抑制率(TGI)は、(Vc-Vt)/(Vc-Vo)×100として示される。客観的奏効率(ORR)、TGI、及び腫瘍体積が図19に示される。
図19に示されるように、野生型CD80及び4-1BBLのK127A変異体を含むCD80/4-1BBLsynTacの投与(左から2番目のパネル)では、49%のTGI及び63%のORRが得られた。i)野生型CD80及び4-1BBLのK127A変異体を含むCD80/4-1BBLsynTacの同時投与(左から3番目のパネル)では、58%のTGI及び100%のORRが得られた。CD80のK86A変異体及び4-1BBLのK127A変異体を含むCD80/4-1BBLsynTacの投与では、70%のTGI及び100%のORRが得られた。CD80のK86A変異体及び4-1BBLのK127A変異体を含むsynTacは、CTLA4と比較してCD28に偏った親和性を示した。
本発明をその特定の実施形態に関して説明してきたが、本発明の真の趣旨及び範囲から逸脱することなく、様々な変更を行うことができ、均等物で置換することができることを当業者は理解されたい。さらに、特定の状況、材料、物質の組成物、方法、方法のステップ(複数可)を本発明の目的、趣旨及び範囲に適合させるために、多くの修正を行うことができる。すべてのそのような修正は、本明細書に添付の特許請求の範囲の範囲内にあることが意図される。
相互参照
本出願は、2016年5月18日出願の米国仮特許出願第62/338,410号の利益を主張し、当該出願は、その全体が参照によって本明細書に援用される。