JP7071188B2 - オイルポンプ用インナーロータ及び同製造方法 - Google Patents
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Description
前記複数の嵌合歯のなかで、歯先の振れが最大の歯には第1のマークが付されており、又は、歯先の振れが最小の歯には第2のマークが付されており、
前記複数の外歯のなかで、歯先の振れが最大の歯には第3のマークが付されており、又は、歯先の振れが最小の歯には第4のマークが付されており、
前記シャフトの軸方向から見て、前記第1のマーク及び前記第4のマーク、又は、前記第2のマーク及び前記第3のマークは、前記シャフトの軸中心を基点として、略一方向上に並んでいることを特徴とするオイルポンプ用インナーロータが提供される。
前記複数の嵌合歯のなかで、歯先の振れが最大の歯に第1のマークを付して、又は、歯先の振れが最小の歯には第2のマークが付して、マーク付きシャフトを準備するシャフト準備工程と、
前記複数の外歯のなかで、歯先の振れが最大の歯に第3のマークが付して、又は、歯先の振れが最小の歯には第4のマークが付して、マーク付きロータを準備するロータ準備工程と、
前記シャフトの軸方向から見て、前記第1のマーク及び前記第4のマーク、又は、前記第2のマーク及び前記第3のマークが、前記シャフトの軸中心を基点として、略一方向上に並ぶように、前記マーク付きシャフトに前記マーク付きロータを組み付ける組付工程と、を有することを特徴とするオイルポンプ用インナーロータの製造方法が提供される。
図1には、本発明の実施例1によるインナーロータ10が示されている。このインナーロータ10は、オイルポンプに組み込まれ、例えば、車両のトランスミッションに搭載される。インナーロータ10は、シャフト20と、このシャフト20に組み付けられているロータ30と、からなる。
図7(a)を参照する。インナーロータ10Aは、シャフト20Aと、ロータ30Aと、からなる。シャフト20Aの第1の嵌合歯41~第6の嵌合歯46のなかで、第4の嵌合歯44の歯先の振れα4が最も小さい。この第4の嵌合歯44には、第2のマーク22として、菱形のマークが付されている。
図7(b)を参照する。インナーロータ10Bは、シャフト20Aと、ロータ30と、からなる。シャフト20Aの第1の嵌合歯41~第6の嵌合歯46のなかで、第4の嵌合歯44の歯先の振れα4が最も小さい。この第4の嵌合歯44には、第2のマーク22として、菱形のマークが付されている。
図7(c)を参照する。インナーロータ10Cは、シャフト20と、ロータ30Aと、からなる。シャフト20の第1の嵌合歯41~第6の嵌合歯46のなかで、第1の嵌合歯41の歯先の振れα1が最も大きい。この第1の嵌合歯41には、第1のマーク21として、正方形のマークが付されている。
図8(a)を参照する。インナーロータ10Dは、シャフト20Bと、ロータ30Bと、からなる。シャフト20Bは、第1の嵌合歯41A~第7の嵌合歯47Aを有する。歯先の振れが最も大きい第1の嵌合歯41Aには、第1のマーク21が付されている。ロータ30Bは、第1の外歯61A~第7の外歯67Aを有する。歯先の振れが最も大きい第1の外歯61Aには、第3のマーク33が付されている。
図8(b)を参照する。インナーロータ10Eは、シャフト20Cと、ロータ30Cと、からなる。歯先の振れが最も小さい第4の嵌合歯44Bには、第2のマーク22が付されている。歯先の振れが最も大きい第1の外歯61Bには、第3のマーク33が付されている。
20…シャフト
C1…軸中心
21…第1のマーク
22…第2のマーク
30…ロータ
C2…回転中心
33…第3のマーク
34…第4のマーク
40…嵌合部
41~46…第1の嵌合歯~第6の嵌合歯
α1~α6…嵌合歯の振れ
50…嵌合穴
51~56…第1の嵌合溝~第6嵌合溝
61~66…第1の外歯~第6の外歯
β1~β6…外歯の振れ
Claims (2)
- 外周面に複数の嵌合歯を有するシャフトと、前記複数の嵌合歯が嵌合している嵌合穴を有すると共に外周面に複数の外歯を有するロータと、からなるオイルポンプ用インナーロータにおいて、
前記複数の嵌合歯のなかで、歯先の振れが最大の歯には第1のマークが付されており、又は、歯先の振れが最小の歯には第2のマークが付されており、
前記複数の外歯のなかで、歯先の振れが最大の歯には第3のマークが付されており、又は、歯先の振れが最小の歯には第4のマークが付されており、
前記シャフトの軸方向から見て、前記第1のマーク及び前記第4のマーク、又は、前記第2のマーク及び前記第3のマークは、前記シャフトの軸中心を基点として、略一方向上に並んでいることを特徴とするオイルポンプ用インナーロータ。 - 外周面に複数の嵌合歯を有するシャフトと、前記複数の嵌合歯が嵌合している嵌合穴を有すると共に外周面に複数の外歯を有するロータと、からなるオイルポンプ用インナーロータの製造方法において、
前記複数の嵌合歯のなかで、歯先の振れが最大の歯に第1のマークを付して、又は、歯先の振れが最小の歯には第2のマークが付して、マーク付きシャフトを準備するシャフト準備工程と、
前記複数の外歯のなかで、歯先の振れが最大の歯に第3のマークが付して、又は、歯先の振れが最小の歯には第4のマークが付して、マーク付きロータを準備するロータ準備工程と、
前記シャフトの軸方向から見て、前記第1のマーク及び前記第4のマーク、又は、前記第2のマーク及び前記第3のマークが、前記シャフトの軸中心を基点として、略一方向上に並ぶように、前記マーク付きシャフトに前記マーク付きロータを組み付ける組付工程と
、を有することを特徴とするオイルポンプ用インナーロータの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018059241A JP7071188B2 (ja) | 2018-03-27 | 2018-03-27 | オイルポンプ用インナーロータ及び同製造方法 |
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JP2018059241A JP7071188B2 (ja) | 2018-03-27 | 2018-03-27 | オイルポンプ用インナーロータ及び同製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019173577A JP2019173577A (ja) | 2019-10-10 |
JP7071188B2 true JP7071188B2 (ja) | 2022-05-18 |
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ID=68166662
Family Applications (1)
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003066681A (ja) | 2001-08-27 | 2003-03-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位相合わせ方法 |
JP2015200302A (ja) | 2014-03-31 | 2015-11-12 | 株式会社山田製作所 | オイルポンプにおけるロータ及び駆動軸並びにその組付け法 |
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- 2018-03-27 JP JP2018059241A patent/JP7071188B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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JP2015200302A (ja) | 2014-03-31 | 2015-11-12 | 株式会社山田製作所 | オイルポンプにおけるロータ及び駆動軸並びにその組付け法 |
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Publication number | Publication date |
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