JP7070256B6 - エレベーター装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベーター装置に関する。
特許文献1に、エレベーター装置が記載されている。特許文献1に記載されたエレベーター装置は、かごの上下に点検灯を備える。また、かご内に点検灯スイッチが設けられる。点検灯スイッチがオンになると、点検灯が点灯する。点検灯スイッチがオフになると、点検灯が消灯する。また、点検灯スイッチがオンになってから一定時間が経過すると、点検灯が自動的に消灯する。
特開平6-107384号公報
特許文献1に記載されたエレベーター装置では、保守員が点検灯スイッチを切り忘れた場合でも、点検灯スイッチがオンになってから一定時間が経過すると、点検灯が自動的に消灯する。しかし、昇降路内での保守作業が長引いて上記一定時間が経過すると、保守員が昇降路内で保守作業を行っているにも関わらず、点検灯が自動的に消えてしまうといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、保守作業後の点検灯の消し忘れを防止でき、且つ保守員が昇降路内で保守作業を行っている間に点検灯が消えてしまうことを防止できるエレベーター装置を提供することである。
この発明に係るエレベーター装置は、エレベーターのかご室と、かご室の外に設けられた点検灯と、オンであれば点検灯を点灯させ、オフであれば点検灯を消灯させる第1スイッチと、かご室に形成された出入口を開閉するドアと、利用者が出入口からかご室に進入することを防止するための第1位置及び防止しない第2位置に配置可能な進入防止手段と、進入防止手段が第1位置に配置された状態を検出する検出手段と、オフであれば発報を許可し、オンであれば発報を禁止する第2スイッチと、オフであれば運転モードを自動モードに設定し、オンであれば手動モードに設定する第3スイッチと、検出手段が状態を検出せず、且つ第2スイッチ又は第3スイッチの少なくとも一方がオフである場合に、強制消灯条件が成立したことを判定する判定手段と、第1スイッチがオンである時に強制消灯条件が成立すると、点検灯を消灯させる強制消灯手段と、を備える。
この発明に係るエレベーター装置は、エレベーターのかご室と、かご室の外に設けられた点検灯と、オンであれば点検灯を点灯させ、オフであれば点検灯を消灯させる第1スイッチと、かご室に形成された出入口を開閉するドアと、利用者が出入口からかご室に進入することを防止するための第1位置及び防止しない第2位置に配置可能な進入防止手段と、進入防止手段が第1位置に配置された状態を検出する検出手段と、オフであれば発報を許可し、オンであれば発報を禁止する第2スイッチと、検出手段が状態を検出せず、且つ第2スイッチがオフである場合に、強制消灯条件が成立したことを判定する判定手段と、第1スイッチがオンである時に強制消灯条件が成立すると、点検灯を消灯させる強制消灯手段と、を備える。
この発明に係るエレベーター装置は、エレベーターのかご室と、かご室の外に設けられた点検灯と、オンであれば点検灯を点灯させ、オフであれば点検灯を消灯させる第1スイッチと、かご室に形成された出入口を開閉するドアと、利用者が出入口からかご室に進入することを防止するための第1位置及び防止しない第2位置に配置可能な進入防止手段と、進入防止手段が第1位置に配置された状態を検出する検出手段と、オフであれば運転モードを自動モードに設定し、オンであれば手動モードに設定する第3スイッチと、検出手段が状態を検出せず、且つ第3スイッチがオフである場合に、強制消灯条件が成立したことを判定する判定手段と、第1スイッチがオンである時に強制消灯条件が成立すると、点検灯を消灯させる強制消灯手段と、を備える。
この発明に係るエレベーター装置は、エレベーターのかご室と、かご室の外に設けられた点検灯と、オンであれば点検灯を点灯させ、オフであれば点検灯を消灯させる第1スイッチと、かご室に形成された出入口を開閉するドアと、出入口を上方向又は下方向に進む光を放ち、その光が遮られることによって異物を検出する光電センサと、オフであれば発報を許可し、オンであれば発報を禁止する第2スイッチと、オフであれば運転モードを自動モードに設定し、オンであれば手動モードに設定する第3スイッチと、光電センサによって異物が検出されず、且つ第2スイッチ又は第3スイッチの少なくとも一方がオフである場合に、強制消灯条件が成立したことを判定する判定手段と、第1スイッチがオンである時に強制消灯条件が成立すると、点検灯を消灯させる強制消灯手段と、を備える。
この発明に係るエレベーター装置は、エレベーターのかご室と、かご室の外に設けられた点検灯と、オンであれば点検灯を点灯させ、オフであれば点検灯を消灯させる第1スイッチと、かご室に形成された出入口を開閉するドアと、出入口を上方向又は下方向に進む光を放ち、その光が遮られることによって異物を検出する光電センサと、オフであれば発報を許可し、オンであれば発報を禁止する第2スイッチと、光電センサによって異物が検出されず、且つ第2スイッチがオフである場合に、強制消灯条件が成立したことを判定する判定手段と、第1スイッチがオンである時に強制消灯条件が成立すると、点検灯を消灯させる強制消灯手段と、を備える。
この発明に係るエレベーター装置は、エレベーターのかご室と、かご室の外に設けられた点検灯と、オンであれば点検灯を点灯させ、オフであれば点検灯を消灯させる第1スイッチと、かご室に形成された出入口を開閉するドアと、出入口を上方向又は下方向に進む光を放ち、その光が遮られることによって異物を検出する光電センサと、オフであれば運転モードを自動モードに設定し、オンであれば手動モードに設定する第3スイッチと、光電センサによって異物が検出されず、且つ第3スイッチがオフである場合に、強制消灯条件が成立したことを判定する判定手段と、第1スイッチがオンである時に強制消灯条件が成立すると、点検灯を消灯させる強制消灯手段と、を備える。
この発明に係るエレベーター装置であれば、保守作業後の点検灯の消し忘れを防止でき、且つ保守員が昇降路内で保守作業を行っている間に点検灯が消えてしまうことを防止できる。
実施の形態1におけるエレベーター装置の例を示す図である。 かごの例を示す図である。 エレベーター装置の要部を示す図である。 制御装置の動作例を示すフローチャートである。 かごの他の例を示す図である。 制御装置の他の動作例を示すフローチャートである。 制御装置のハードウェア資源の例を示す図である。 制御装置のハードウェア資源の他の例を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるエレベーター装置の例を示す図である。エレベーター装置は、例えばかご1及びつり合いおもり2を備える。かご1は、昇降路3を上下に移動する。つり合いおもり2は、昇降路3を上下に移動する。かご1及びつり合いおもり2は、主ロープ4によって昇降路3に吊り下げられる。
主ロープ4は、例えば巻上機5の駆動綱車6に巻き掛けられる。巻上機5は、制御装置7によって制御される。即ち、かご1の移動及び停止は、制御装置7によって制御される。制御装置7に、監視装置8が接続される。監視装置8は、外部の監視センターと通信する機能を有する。監視装置8は、エレベーター装置の保守機能を有する。
図2は、かご1の例を示す図である。図3は、エレベーター装置の要部を示す図である。かご1は、例えばかご室11、ドア12、モータ13、点検灯14、進入防止ベルト15、検出センサ16、及び操作盤17を備える。図2は、かご室11の内部を示す。
かご室11に出入口が形成される。かご室11の出入口は、例えば柱21、柱22、及び上枠23によって形成される。柱21及び柱22は、一定の間隔を空けて配置される。上枠23は、柱21と柱22とに跨るように配置される。ドア12は、かご室11に形成された出入口を開閉する。モータ13は、ドア12を開閉するための駆動力を発生させる。モータ13は、例えば制御装置7によって制御される。
点検灯14は、エレベーターの保守員が昇降路3内で保守作業を行う際に使用する電灯である。点検灯14は、かご室11の外に設けられる。図1は、かご室11の上とかご室11の下とに点検灯14が設けられる例を示す。点検灯14が設けられる位置は図1に示す例に限定されない。例えば、点検灯14は、かご室11の上のみに設けられても良い。
進入防止ベルト15は、エレベーターの保守員が保守作業を行っている時に利用者がかご室11に進入することを防止する手段の一例である。進入防止ベルト15は、例えば第1位置及び第2位置に配置可能である。第1位置は、利用者が出入口からかご室11に進入することを防止するための位置である。第2位置は、利用者がかご室11に進入することを防止しない位置である。
例えば、進入防止ベルト15は、使用する際に柱22から引き出される。進入防止ベルト15は、先端部が柱21に固定されることにより、第1位置に配置される。図2は、進入防止ベルト15が第1位置に配置された例を示す。進入防止ベルト15は、先端部が柱21から外されて柱22に収納されることにより、第2位置に配置される。
他の例として、進入防止ベルト15は、エレベーターの保守員に携帯される。かかる場合、進入防止ベルト15は、使用する際に保守員によって柱21と柱22との間に取り付けられる。例えば、進入防止ベルト15は、一方の端部が柱21に、他方の端部が柱22に取り付けられることにより、第1位置に配置される。進入防止ベルト15は、柱21及び柱22から取り外されることにより、第2位置に配置される。この例では、保守員は、進入防止ベルト15を他の現場でも使用することができる。
検出センサ16は、進入防止ベルト15が第1位置に配置された状態を検出する手段の一例である。以下の説明では、上記状態を進入防止状態ともいう。例えば、進入防止ベルト15の先端部がフックに掛けられることによって柱21に固定される場合、検出センサ16は、進入防止ベルト15の先端部が上記フックに掛けられると、進入防止状態を検出する。他の例として、検出センサ16は、進入防止ベルト15の各端部が磁石によって柱21及び柱22に固定されると、進入防止状態を検出する。検出センサ16は、進入防止ベルト15が第1位置に配置された状態を他の方法によって検出しても良い。
操作盤17は、例えば表示器、行先ボタン、ドア12の開ボタン、及びドア12の閉ボタンを備える。
更に、エレベーター装置には、保守作業中に操作される複数のスイッチが備えられる。エレベーター装置は、例えば点検灯スイッチ31、モードスイッチ32、及びメンテナンススイッチ33を備える。
点検灯スイッチ31は、点検灯14を点灯及び消灯させるためのスイッチである。点検灯スイッチ31は、例えばかご1の操作盤17に設けられる。例えば、点検灯スイッチ31がオンであれば、点検灯14は点灯する。点検灯スイッチ31がオフであれば、点検灯14は消灯する。例えば、エレベーターの保守員は、昇降路3内で保守作業を行う必要がある時に、点検灯スイッチ31をオンにする。保守員は、昇降路3内での保守作業が終了すると、点検灯スイッチ31をオフにする。図3は、点検灯スイッチ31が制御装置7を介して点検灯14に接続される例を示す。点検灯スイッチ31は、制御装置7を介さずに点検灯14に接続されても良い。
モードスイッチ32は、エレベーターの運転モードの設定を切り替えるためのスイッチである。モードスイッチ32は、例えば制御装置7に設けられる。例えば、モードスイッチ32がオフであれば、運転モードが自動モードに設定される。自動モードは、登録された呼びにかご1を自動で応答させる運転モードである。モードスイッチ32がオンであれば、運転モードが手動モードに設定される。手動モードは、保守員が専用の機器或いは操作盤17から手動でかご1を移動させるための運転モードである。
メンテナンススイッチ33は、外部への発報の設定を切り替えるためのスイッチである。メンテナンススイッチ33は、例えば制御装置7に設けられる。例えば、メンテナンススイッチ33がオフであれば、外部への発報が許可される。例えば、運転モードが自動モードに設定されている場合、メンテナンススイッチ33は基本的にオフである。メンテナンススイッチ33がオフである時に特定の異常が検出されると、監視装置8から監視センターに発報が行われる。
メンテナンススイッチ33がオンであれば、外部への発報が禁止される。例えば、エレベーターの保守員は、保守作業を開始する時にメンテナンススイッチ33をオンにする。このため、保守員が保守作業を行っている間は、基本的に、監視センターへの発報は行われない。保守員は、保守作業が終了するとメンテナンススイッチ33をオフにする。
以下に、図4も参照し、本エレベーター装置が有する具体的な機能について説明する。図4は、制御装置7の動作例を示すフローチャートである。制御装置7は、図3に示すように、例えば判定部41及び強制消灯部42を備える。
判定部41は、点検灯スイッチ31がオンであるか否かを判定する(S101)。点検灯スイッチ31がオフであれば(S101のNo)、点検灯14は消灯する(S102)。点検灯スイッチ31がオンであれば(S101のYes)、点検灯14は点灯する(S103)。
点検灯14が点灯している場合、判定部41は、メンテナンススイッチ33がオフであるか否かを判定する(S104)。メンテナンススイッチ33がオンであれば(S104のNo)、判定部41は、モードスイッチ32がオフであるか否かを判定する(S105)。メンテナンススイッチ33及びモードスイッチ32の双方がオンであれば(S105のNo)、制御装置7は、S101の処理に戻る。
S104又はS105でYesと判定すると、判定部41は、検出センサ16が進入防止状態を検出しているか否かを判定する(S106)。検出センサ16が進入防止状態を検出していれば(S106のYes)、制御装置7は、S101の処理に戻る。
一方、検出センサ16が進入防止状態を検出していなければ(S106のNo)、判定部41は、強制消灯条件が成立したことを判定する(S107)。即ち、判定部41は、検出センサ16が進入防止状態を検出せず、且つメンテナンススイッチ33又はモードスイッチ32の少なくとも一方がオフである場合に、強制消灯条件が成立したことをS107で判定する。
S107で強制消灯条件が成立した場合、即ち点検灯スイッチ31がオンである時に強制消灯条件が成立すると、強制消灯部42は、点検灯14を強制的に消灯するための処理を開始する。例えば、強制消灯部42は、強制消灯条件が成立してから一定時間が経過したか否かを判定する(S108)。上記一定時間は、任意の時間で良い。例えば、上記一定時間は、10分である。上記一定時間は、極短い時間であっても良い。強制消灯条件が成立してから一定時間が経過すると(S108のYes)、強制消灯部42は、点検灯14を消灯させる(S109)。また、点検灯スイッチ31がオフになる(S110)。
本実施の形態に示す例では、S107で強制消灯条件が成立すると、点検灯14が自動的に消灯する。このため、保守作業後の点検灯14の消し忘れを防止できる。また、保守員が昇降路3内で保守作業を行う場合は、利用者が間違ってかご室11に入ってしまうことを防止するために、進入防止ベルト15が第1位置に配置される。本実施の形態に示す例では、進入防止ベルト15が第1位置に配置されていれば強制消灯条件は成立しない。このため、保守員が昇降路3内で保守作業を行っている間に点検灯14が消えてしまうことを防止できる。
上記例では、強制消灯条件が成立するか否かの判定に、メンテナンススイッチ33とモードスイッチ32との双方を利用する例について説明した。強制消灯条件が成立するか否かの判定に、モードスイッチ32を利用しなくても良い。かかる場合、図4に示す動作フローにおいて、S105の処理は行われない。S104においてメンテナンススイッチ33がオンであれば、制御装置7は、S101の処理に戻る。また、判定部41は、検出センサ16が進入防止状態を検出せず、且つメンテナンススイッチ33がオフである場合に、強制消灯条件が成立したことをS107で判定する。
他の例として、強制消灯条件が成立するか否かの判定にメンテナンススイッチ33を利用しなくても良い。かかる場合、図4に示す動作フローにおいて、S104の処理は行われない。点検灯14が点灯してれば(S103)、判定部41は、モードスイッチ32がオフであるか否かを判定する(S105)。また、判定部41は、検出センサ16が進入防止状態を検出せず、且つモードスイッチ32がオフである場合に、強制消灯条件が成立したことをS107で判定する。
上記例では、強制消灯条件が成立するか否かの判定に、検出センサ16を利用する例について説明した。強制消灯条件が成立するか否かの判定において、検出センサ16を利用する代わりに光電センサ18を利用しても良い。光電センサ18は、かご1に備えられる。光電センサ18は、ドア12が開く時にドア12に異物が引き込まれることを防止するためのセンサである。光電センサ18は、出入口を上方向或いは下方向に進む光を放ち、その光が遮られることによって異物を検出する。
図5は、かご1の他の例を示す図である。図5は、かご室11の内部を示す。光電センサ18は、例えば発光器34及び受光器35を備える。発光器34は、柱21に設けられる。発光器34は、斜め上向きに光を発する。発光器34からの光は、斜め上向きに出入口を進む。受光器35は、上枠23に設けられる。受光器35は、発光器34からの光を受けることができる位置に配置される。
図5に示す例では、進入防止ベルト15が第1位置に配置されると、発光器34からの光が進入防止ベルト15によって遮られる。受光器35は、発光器34からの光を受けることができない。このため、進入防止ベルト15が第1位置に配置されると、光電センサ18は異物を検出する。
図6は、制御装置7の他の動作例を示すフローチャートである。図6のS201からS205に示す処理は、図4のS101からS105に示す処理と同様である。判定部41は、S204又はS205でYesと判定すると、光電センサ18が異物を検出しているか否かを判定する(S206)。光電センサ18が異物を検出していれば(S206のYes)、制御装置7は、S201の処理に戻る。
一方、光電センサ18が異物を検出していなければ(S206のNo)、判定部41は、強制消灯条件が成立したことを判定する(S207)。即ち、判定部41は、光電センサ18によって異物が検出されず、且つメンテナンススイッチ33又はモードスイッチ32の少なくとも一方がオフである場合に、強制消灯条件が成立したことをS207で判定する。
図6のS208からS210に示す処理は、図4のS108からS110に示す処理と同様である。
図6に示す例であっても、保守作業後の点検灯14の消し忘れを防止できる。また、保守員が昇降路3内で保守作業を行っている間に点検灯14が消えてしまうことを防止できる。
図6に示す例では、強制消灯条件が成立するか否かの判定に、メンテナンススイッチ33とモードスイッチ32との双方を利用する例について説明した。強制消灯条件が成立するか否かの判定に、モードスイッチ32を利用しなくても良い。かかる場合、図6に示す動作フローにおいて、S205の処理は行われない。S204においてメンテナンススイッチ33がオンであれば、制御装置7は、S201の処理に戻る。また、判定部41は、光電センサ18によって異物が検出されず、且つメンテナンススイッチ33がオフである場合に、強制消灯条件が成立したことをS207で判定する。
他の例として、強制消灯条件が成立するか否かの判定にメンテナンススイッチ33を利用しなくても良い。かかる場合、図6に示す動作フローにおいて、S204の処理は行われない。点検灯14が点灯してれば(S203)、判定部41は、モードスイッチ32がオフであるか否かを判定する(S205)。また、判定部41は、光電センサ18によって異物が検出されず、且つモードスイッチ32がオフである場合に、強制消灯条件が成立したことをS207で判定する。
本実施の形態において、符号41~42に示す各部は、制御装置7が有する機能を示す。図7は、制御装置7のハードウェア資源の例を示す図である。制御装置7は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサ51とメモリ52とを含む処理回路50を備える。制御装置7は、メモリ52に記憶されたプログラムをプロセッサ51によって実行することにより、符号41~42に示す各部の機能を実現する。
図8は、制御装置7のハードウェア資源の他の例を示す図である。図8に示す例では、制御装置7は、例えばプロセッサ51、メモリ52、及び専用ハードウェア53を含む処理回路50を備える。図8は、制御装置7が有する機能の一部を専用ハードウェア53によって実現する例を示す。制御装置7が有する機能の全部を専用ハードウェア53によって実現しても良い。
1 かご、 2 つり合いおもり、 3 昇降路、 4 主ロープ、 5 巻上機、 6 駆動綱車、 7 制御装置、 8 監視装置、 11 かご室、 12 ドア、 13 モータ、 14 点検灯、 15 進入防止ベルト、 16 検出センサ、 17 操作盤、 18 光電センサ、 21 柱、 22 柱、 23 上枠、 31 点検灯スイッチ、 32 モードスイッチ、 33 メンテナンススイッチ、 34 発光器、 35 受光器、 41 判定部、 42 強制消灯部、 50 処理回路、 51 プロセッサ、 52 メモリ、 53 専用ハードウェア

Claims (8)

  1. エレベーターのかご室と、
    前記かご室の外に設けられた点検灯と、
    オンであれば前記点検灯を点灯させ、オフであれば前記点検灯を消灯させる第1スイッチと、
    前記かご室に形成された出入口を開閉するドアと、
    利用者が前記出入口から前記かご室に進入することを防止するための第1位置及び防止しない第2位置に配置可能な進入防止手段と、
    前記進入防止手段が前記第1位置に配置された状態を検出する検出手段と、
    オフであれば発報を許可し、オンであれば発報を禁止する第2スイッチと、
    オフであれば運転モードを自動モードに設定し、オンであれば手動モードに設定する第3スイッチと、
    前記検出手段が前記状態を検出せず、且つ前記第2スイッチ又は前記第3スイッチの少なくとも一方がオフである場合に、強制消灯条件が成立したことを判定する判定手段と、
    前記第1スイッチがオンである時に前記強制消灯条件が成立すると、前記点検灯を消灯させる強制消灯手段と、
    を備えたエレベーター装置。
  2. エレベーターのかご室と、
    前記かご室の外に設けられた点検灯と、
    オンであれば前記点検灯を点灯させ、オフであれば前記点検灯を消灯させる第1スイッチと、
    前記かご室に形成された出入口を開閉するドアと、
    利用者が前記出入口から前記かご室に進入することを防止するための第1位置及び防止しない第2位置に配置可能な進入防止手段と、
    前記進入防止手段が前記第1位置に配置された状態を検出する検出手段と、
    オフであれば発報を許可し、オンであれば発報を禁止する第2スイッチと、
    前記検出手段が前記状態を検出せず、且つ前記第2スイッチがオフである場合に、強制消灯条件が成立したことを判定する判定手段と、
    前記第1スイッチがオンである時に前記強制消灯条件が成立すると、前記点検灯を消灯させる強制消灯手段と、
    を備えたエレベーター装置。
  3. エレベーターのかご室と、
    前記かご室の外に設けられた点検灯と、
    オンであれば前記点検灯を点灯させ、オフであれば前記点検灯を消灯させる第1スイッチと、
    前記かご室に形成された出入口を開閉するドアと、
    利用者が前記出入口から前記かご室に進入することを防止するための第1位置及び防止しない第2位置に配置可能な進入防止手段と、
    前記進入防止手段が前記第1位置に配置された状態を検出する検出手段と、
    オフであれば運転モードを自動モードに設定し、オンであれば手動モードに設定する第3スイッチと、
    前記検出手段が前記状態を検出せず、且つ前記第3スイッチがオフである場合に、強制消灯条件が成立したことを判定する判定手段と、
    前記第1スイッチがオンである時に前記強制消灯条件が成立すると、前記点検灯を消灯させる強制消灯手段と、
    を備えたエレベーター装置。
  4. エレベーターのかご室と、
    前記かご室の外に設けられた点検灯と、
    オンであれば前記点検灯を点灯させ、オフであれば前記点検灯を消灯させる第1スイッチと、
    前記かご室に形成された出入口を開閉するドアと、
    前記出入口を上方向又は下方向に進む光を放ち、その光が遮られることによって異物を検出する光電センサと、
    オフであれば発報を許可し、オンであれば発報を禁止する第2スイッチと、
    オフであれば運転モードを自動モードに設定し、オンであれば手動モードに設定する第3スイッチと、
    前記光電センサによって異物が検出されず、且つ前記第2スイッチ又は前記第3スイッチの少なくとも一方がオフである場合に、強制消灯条件が成立したことを判定する判定手段と、
    前記第1スイッチがオンである時に前記強制消灯条件が成立すると、前記点検灯を消灯させる強制消灯手段と、
    を備えたエレベーター装置。
  5. エレベーターのかご室と、
    前記かご室の外に設けられた点検灯と、
    オンであれば前記点検灯を点灯させ、オフであれば前記点検灯を消灯させる第1スイッチと、
    前記かご室に形成された出入口を開閉するドアと、
    前記出入口を上方向又は下方向に進む光を放ち、その光が遮られることによって異物を検出する光電センサと、
    オフであれば発報を許可し、オンであれば発報を禁止する第2スイッチと、
    前記光電センサによって異物が検出されず、且つ前記第2スイッチがオフである場合に、強制消灯条件が成立したことを判定する判定手段と、
    前記第1スイッチがオンである時に前記強制消灯条件が成立すると、前記点検灯を消灯させる強制消灯手段と、
    を備えたエレベーター装置。
  6. エレベーターのかご室と、
    前記かご室の外に設けられた点検灯と、
    オンであれば前記点検灯を点灯させ、オフであれば前記点検灯を消灯させる第1スイッチと、
    前記かご室に形成された出入口を開閉するドアと、
    前記出入口を上方向又は下方向に進む光を放ち、その光が遮られることによって異物を検出する光電センサと、
    オフであれば運転モードを自動モードに設定し、オンであれば手動モードに設定する第3スイッチと、
    前記光電センサによって異物が検出されず、且つ前記第3スイッチがオフである場合に、強制消灯条件が成立したことを判定する判定手段と、
    前記第1スイッチがオンである時に前記強制消灯条件が成立すると、前記点検灯を消灯させる強制消灯手段と、
    を備えたエレベーター装置。
  7. 前記出入口は、
    第1柱と、
    前記第1柱と一定の間隔を空けて配置された第2柱と、
    前記第1柱及び前記第2柱に跨るように配置された上枠と、
    によって形成され、
    前記光電センサは、
    前記第1柱に設けられた発光器と、
    前記上枠に設けられ、前記発光器からの光を受けるための受光器と、
    を備えた請求項4から請求項6の何れか一項に記載のエレベーター装置。
  8. 前記強制消灯手段は、前記第1スイッチがオンである時に前記強制消灯条件が成立すると、前記強制消灯条件が成立してから一定時間が経過した後に前記点検灯を消灯させる請求項1から請求項7の何れか一項に記載のエレベーター装置。
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