JP7070243B2 - 到来方向推定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、到来方向推定装置に関する。
近年、各種信号の到来方向を推定する技術が知られている。例えば、受信信号に基づくベースバンド信号をダウンサンプルする(信号の一部を間引く)ことによって、到来方向の推定に使用するベースバンド信号のデータ量を削減する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
その他、DSRCにおける受信回路について開示されている(例えば、特許文献2参照。)。ASK変調された電波を受信する受信回路において、RSSIを監視し、閾値以上の場合にデータを取り込む技術が記載されている(例えば、特許文献3参照。)。サンプリングデータを格納する場合に、データの変化が少ないか所定値以下の場合はデータのメモリへの書き込みを停止し、使用メモリを削減する技術が記載されている(例えば、特許文献4参照。)。
特開2000-241521号公報 特開2001-274783号公報 特開2008-92136号公報 特開平6-111030号公報
しかしながら、ベースバンド信号をダウンサンプルする技術を用いて到来方向を推定する場合、メモリの消費量は抑えられる一方、無送信区間の信号も到来方向推定部に出力されてしまうため、到来方向の推定精度が劣化してしまう可能性がある。ベースバンド信号をそのまま到来方向推定部に出力する場合にも、同様にして到来方向の推定精度が劣化してしまう可能性がある。さらに、ベースバンド信号をそのまま到来方向推定部に出力する場合、メモリの消費量を抑えることも困難である。
そこで、メモリの消費量を抑えつつ到来方向の推定精度を向上させることが可能な技術が提供されることが望まれる。
上記問題を解決するために、本発明のある観点によれば、複数のアンテナ素子と、前記複数のアンテナ素子それぞれによって受信された受信信号をベースバンド信号に変換するとともに、前記受信信号それぞれの信号強度を測定するRF部と、前記信号強度に応じた閾値を出力する閾値出力部と、前記ベースバンド信号からパケットを検出するパケット検出部と、前記パケットが検出された後、前記ベースバンド信号の振幅のアンテナ間の最大値が前記閾値を上回るタイミングを選択する選択部と、前記タイミングの前記ベースバンド信号を前記アンテナ素子ごとに結合させて結合後の信号を出力するバッファ部と、前記結合後の信号の位相を変化させて位相変化後の信号を得る位相変化部と、前記位相変化後の信号に基づいて、前記受信信号の到来方向を推定する到来方向推定部と、を備える、到来方向推定装置が提供される。
また、本発明の別の観点によれば、複数のアンテナ素子と、前記複数のアンテナ素子それぞれによって受信された受信信号をベースバンド信号に変換するRF部と、前記ベースバンド信号からパケットを検出するパケット検出部と、前記パケットが検出された後、所定の周期ごとに前記ベースバンド信号の振幅のアンテナ間の最大値が最大値をとるタイミングを選択する選択部と、前記タイミングの前記ベースバンド信号を前記アンテナ素子ごとに結合させて結合後の信号を出力するバッファ部と、前記結合後の信号の位相を変化させて位相変化後の信号を得る位相変化部と、前記位相変化後の信号に基づいて、前記受信信号の到来方向を推定する到来方向推定部と、を備える、到来方向推定装置が提供される。
前記所定の周期の長さは、ASKによる1ビット分の送信区間の長さ以上であってよい。
前記選択部は、前記パケットが検出された後、前記ベースバンド信号の振幅が上位n番目まで(nは2以上の整数)をとるタイミングを選択してよい。
また、本発明の別の観点によれば、複数のアンテナ素子と、前記複数のアンテナ素子それぞれによって受信された受信信号をベースバンド信号に変換するRF部と、前記ベースバンド信号からパケットを検出するパケット検出部と、前記パケットが検出された後、前記ベースバンド信号の振幅のアンテナ間の最大値が閾値を上回るタイミングを選択する選択部と、前記タイミングの前記ベースバンド信号を前記アンテナ素子ごとに結合させて結合後の信号を出力するバッファ部と、前記結合後の信号の位相を変化させて位相変化後の信号を得る位相変化部と、前記位相変化後の信号に基づいて、前記受信信号の到来方向を推定する到来方向推定部と、を備える、到来方向推定装置が提供される。
以上説明したように本発明によれば、メモリの消費量を抑えつつ到来方向の推定精度を向上させることが可能な技術が提供される。
本発明の第1の実施形態に係る到来方向推定装置の構成例を示す図である。 ベースバンド信号の振幅の時間変化の例を示す図である。 結合後の信号の振幅の時間変化の例を示す図である。 位相を変化させる具体的な方法について説明するための図である。 位相を変化させる具体的な方法について説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る到来方向推定装置の構成例を示す図である。 ベースバンド信号の振幅の時間変化の例を示す図である。 結合後の信号の振幅の時間変化の例を示す図である。 位相を変化させる具体的な方法について説明するための図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なる数字を付して区別する場合がある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素等の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。また、異なる実施形態の類似する構成要素については、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合がある。ただし、異なる実施形態の類似する構成要素等の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
<0.概要>
近年、各種信号の到来方向を推定する技術が知られている。例えば、受信信号に基づくベースバンド信号をダウンサンプルする(信号の一部を間引く)ことによって、到来方向の推定に使用するベースバンド信号のデータ量を削減する技術が開示されている。
しかしながら、ベースバンド信号をダウンサンプルする技術を用いて到来方向を推定する場合、メモリの消費量は抑えられる一方、無送信区間の信号も到来方向推定部に出力されてしまうため、到来方向の推定精度が劣化してしまう可能性がある。ベースバンド信号をそのまま到来方向推定部に出力する場合にも、同様にして到来方向の推定精度が劣化してしまう可能性がある。さらに、ベースバンド信号をそのまま到来方向推定部に出力する場合、メモリの消費量を抑えることも困難である。
例えば、ETC(Electronic Toll Collection System)車載器からは、ASK(Amplitude-Shift Keying)により信号(電波)が送信される。ASKによって信号が送信される場合、パケットの大部分が無送信区間となり得る。そのため、ETC車載器からの信号に基づいて到来方向が推定される場合、多くの無送信区間の信号が到来方向推定部に出力されてしまうため、到来方向の推定精度が劣化しやすいことが想定される。
そこで、本発明の実施形態においては、メモリの消費量を抑えつつ到来方向の推定精度を向上させることが可能な技術について主に提案する。
以上、本発明の実施形態の概要について説明した。
<1.第1の実施形態>
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
[1-1.到来方向推定装置の構成]
本発明の第1の実施形態に係る到来方向推定装置の構成例について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る到来方向推定装置の構成例を示す図である。図1に示されるように、本発明の第1の実施形態に係る到来方向推定装置1Aは、アレイアンテナ(アンテナ素子10-1~10-3)と、RF(Radio Frequency)部20-1~20-3と、パケット検出部30と、閾値出力部40と、選択部50Aと、バッファ部60-1~60-3と、位相変化部70-1~70-3と、到来方向推定部80とを備える。
RF部20-1~20-3、パケット検出部30、閾値出力部40、選択部50A、バッファ部60-1~60-3、位相変化部70-1~70-3および到来方向推定部80は、メモリおよび専用回路によって実現され得る。あるいは、専用回路は、プログラムを実行する演算処理装置に置き換えられてもよい。
アンテナ素子10は、電波を受信する。電波の送信元は限定されないが、ここでは、ETC車載器を搭載した車両からASKにより電波が送信される場合を想定する。以下では、アンテナ素子10が3つの場合(アンテナ素子10-1~10-3)を主に説明するが、アンテナ素子10の数は複数であれば限定されない。アンテナ素子10は、電波を受信して得た信号(受信信号)を対応するRF部20に出力する。すなわち、アンテナ素子10-1は、対応するRF部20-1に受信信号を出力し、アンテナ素子10-2は、対応するRF部20-2に受信信号を出力し、アンテナ素子10-3は、対応するRF部20-3に受信信号を出力する。アンテナ素子10-1~10-3は、アレイアンテナを構成しており、例えば、電波の半波長以下の間隔で直線状に配置されている。
RF部20は、対応するアンテナ素子10から入力された受信信号をベースバンド信号に変換するとともに、受信信号の信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator/Indication)を測定する。RF部20は、アンテナ素子10の数と同数存在すればよい(ここでは、RF部20-1~20-3が存在すればよい)。RF部20-1~20-3は、ベースバンド信号をパケット検出部30および選択部50Aに出力するとともに、閾値出力部40にRSSIを出力する。
パケット検出部30は、RF部20-1~20-3それぞれから入力されたベースバンド信号に対してパケットの検出を試みる。パケットはどのように検出されてもよい。一例として、パケットの先頭にパケットヘッダが付されている場合、パケットヘッダの検出によってパケットが検出されてもよい。パケット検出部30は、RF部20-1~20-3それぞれから入力されたベースバンド信号の少なくともいずれか一つからパケットを検出した場合、パケットを検出したことを選択部50Aに通知する。なお、パケット検出部30は、RF部20-1~20-3のいずれか一つから入力されたベースバンド信号に対してのみパケットの検出を試みてもよい。
閾値出力部40は、RF部20-1~20-3それぞれから入力されたRSSIに応じた閾値を出力する。具体的には、閾値出力部40は、RSSIと閾値とが関連付けられたRSSI-閾値テーブル45をあらかじめ有している。閾値出力部40は、RF部20-1~20-3それぞれから入力されたRSSIに基づいてRSSIが最大となるRF部を選択し(アンテナ素子を選択し)、選択したRF部に関連付けられている閾値をRSSI-閾値テーブル45から取得する。閾値出力部40は、取得した閾値を選択部50Aに出力する。なお、ここでは、閾値出力部40によって、RF部20-1~20-3それぞれに対応する閾値が設けられている場合(アンテナ素子10ごとに閾値が設けられている場合)を想定するが、RF部20-1~20-3に共通の閾値が設けられていてもよい。
選択部50Aは、パケット検出部30からパケットが検出されたことが入力された後、RF部20-1~20-3それぞれから入力されたベースバンド信号の振幅の(アンテナ間の)最大値を選択し、ベースバンド信号の振幅の最大値と閾値出力部40から入力された閾値とを比較する。そして、選択部50Aは、ベースバンド信号の振幅の最大値が閾値を上回るタイミングを選択する。
図2は、ベースバンド信号の振幅Saの時間変化の例を示す図である。図2を参照すると、横軸を時間tとし、縦軸を時間tに対応するベースバンド信号の振幅Sa(t)としたグラフが示されている。T1は、パケットが検出されたことが入力された後における、ビット「1」の送信区間である。T2は、ビット「0」の送信区間である。T3は、ビット「1」の送信区間である。T3以降の送信区間は紙面の都合上省略する。Samは、ベースバンド信号の振幅Sa(t)の平均値を示している。閾値は、ビット「0」の送信区間の振幅とビット「1」の送信区間の振幅との中間に設定されている。
選択部50Aは、ベースバンド信号の振幅の最大値が閾値を上回るタイミングをバッファ部60に通知する。すなわち、選択部50Aは、RF部20-1~20-3から入力されたベースバンド信号の振幅の(アンテナ間の)最大値が、閾値出力部40から出力された閾値を上回ったタイミングを、バッファ部60-1~60-3に通知する。

バッファ部60は、選択部50Aから通知されたタイミングのベースバンド信号をアンテナ素子10ごとに結合させて結合後の信号を出力する。例えば、バッファ部60は、アンテナ素子10の数と同数存在すればよい。より具体的に、バッファ部60-1は、選択部50Aから通知されたタイミングのアンテナ素子10-1に対応するベースバンド信号を結合させて結合後の信号を位相変化部70-1に出力する。また、バッファ部60-2は、選択部50Aから通知されたタイミングのアンテナ素子10-2に対応するベースバンド信号を結合させて結合後の信号を位相変化部70-2に出力する。さらに、バッファ部60-3は、選択部50Aから通知されたタイミングのアンテナ素子10-3に対応するベースバンド信号を結合させて結合後の信号を位相変化部70-3に出力する。
図3は、結合後の信号の振幅Sbの時間変化の例を示す図である。図3を参照すると、横軸を時間tとし、縦軸を時間tに対応する結合後の信号の振幅Sb(t)としたグラフが示されている。図3を参照すると、無送信区間に相当する区間T2のベースバンド信号は、振幅が閾値以下のベースバンド信号であるとして除去され、振幅が閾値を上回る区間T1およびT3のベースバンド信号が結合されている。無送信区間の信号が除去されることによって、メモリの消費量が抑えられ、かつ、無送信区間の信号が到来方向推定部80に出力されずに済む。
Sbmは、結合後の信号の振幅Sb(t)の平均値を示している。ここで、結合後の信号を直接用いて到来方向が推定されてもよい。しかし、無送信区間が除去された後には、平均値Sbmと振幅Sb(t)との差が小さくなってしまうため、結合後の信号に基づいて算出される共分散行列が小さくなってしまう。ここで、共分散行列は、到来方向の推定に利用され得る。例えば、MUSIC(MUltiple SIgnal Classification)法においては、共分散行列に基づいて定義される評価関数に基づいて到来方向が推定される。例えば、MUSIC法による処理の詳細については、特開2014-137241号公報などに記載されている。
なお、共分散行列は以下のようにして算出され得る。すなわち、k(=1~N)をサンプリング回数とし、ΔTをサンプリング間隔とすると、サンプリング時刻はkΔTと表され、サンプリング時刻kΔTにおけるアンテナ素子10-1~10-mそれぞれに対応する結合後の信号をX1(k)~Xm(k)とすると、結合後の信号の共分散行列Rは、下記の式(1)および式(2)のように算出され得る。ただし、Tは転置、Hは複素共役転置を示す。
Figure 0007070243000001
Figure 0007070243000002
上記したように、無送信区間の信号が除去されることによって、メモリの消費量が抑えられ、かつ、無送信区間の信号が到来方向推定部80に出力されずに済む。しかし、このように共分散行列が小さくなってしまうと、到来方向推定部80によってアンテナ素子10によって受信される信号の到来方向が高精度に推定されなくなってしまう。そこで、位相変化部70は、アンテナ素子10ごとの結合後の信号の位相を変化させて位相変化後の信号を得る。そして、位相変化部70は、アンテナ素子10ごとの位相変化後の信号を到来方向推定部80に出力する。
より具体的に、位相変化部70-1は、バッファ部60-1から入力されたアンテナ素子10-1に対応する結合後の信号の位相を変化させて位相変化後の信号を得る。位相変化は、上記したサンプリング間隔ΔTごと(すなわち、サンプリング時刻kΔTに)行われればよい。また、位相を変化させる具体的な方法の例については、図4および図5を参照しながら後に説明する。位相変化部70-1は、位相変化後の信号をアンテナ素子10-1に対応する位相変化後の信号として到来方向推定部80に出力する。
同様に、位相変化部70-2は、バッファ部60-2から入力されたアンテナ素子10-2に対応する結合後の信号の位相を変化させて位相変化後の信号を得る。位相変化部70-2は、位相変化後の信号をアンテナ素子10-2に対応する位相変化後の信号として到来方向推定部80に出力する。さらに、位相変化部70-3は、バッファ部60-3から入力されたアンテナ素子10-3に対応する結合後の信号の位相を変化させて位相変化後の信号を得る。位相変化部70-3は、位相変化後の信号をアンテナ素子10-3に対応する位相変化後の信号として到来方向推定部80に出力する。
図4および図5を参照しながら、位相を変化させる具体的な方法の例について説明する。図4および図5は、位相を変化させる具体的な方法について説明するための図である。図4に示されるように、実数部を横軸とし、虚数部を縦軸とする複素平面上において、結合後の信号の振幅Sb(t)に対応する位置は、点(A,0)である。ここで、結合後の信号の振幅Sb(t)に対応する位置から位相をωtだけ変化させた場合を想定する。かかる場合、振幅Sb(t)は、位相変化後には、以下の式(3)によって示される位置に移動される。
Figure 0007070243000003
ここでは、位相変化後の信号の振幅Sc(t)が、式(3)の虚数部によって表現される場合を想定する。そこで、位相変化後の信号の振幅Sc(t)は、以下の式(4)によって表現される。式(4)によって示される位相変化後の信号の振幅Sc(t)は、図4にも示されている。式(4)または図4を参照すると、複素平面上において結合後の信号の振幅Sb(t)に対応する位置から位相ωtを、0,π/2,π,3π/2,2π,・・・と変化させた場合に(すなわち、π/2ずつ変化させた場合に)、位相変化後の信号の振幅Sc(t)が0,A,0,-A,0,・・・と変化することが把握される。
Figure 0007070243000004
しかし、位相変化後の信号の振幅Sc(t)は、式(3)の実数部によって表現されてもよい。そのとき、位相変化後の信号の振幅Sc(t)は、以下の式(5)によって表現される。式(5)を参照すると、複素平面上において結合後の信号の振幅Sb(t)に対応する位置から位相ωtを、0,π/2,π,3π/2,2π,・・・と変化させた場合に(すなわち、π/2ずつ変化させた場合に)、位相変化後の信号の振幅Sc(t)は、A,0,-A,0,A,・・・と変化することが把握される。
Figure 0007070243000005
図5を参照すると、横軸を時間tとし、縦軸を時間tに対応する位相変化後の信号の振幅Sc(t)としたグラフが示されている。図5に示された例では、式(4)に従って位相がπ/2ずつ変化する場合が想定されているため、位相変化後の信号の振幅Sc(t)が0,A,0,-A,0,・・・と変化している。位相変化後の信号の振幅Sc(t)の平均値は、0に近づくと考えられる。すなわち、位相変化後には、振幅Sc(t)の平均値と振幅Sc(t)との差が大きくなるため、位相変化後の信号に基づいて算出される共分散行列が大きくなると考えられる。
到来方向推定部80は、位相変化後の信号に基づいて、アンテナ素子10によって受信された信号の到来方向を推定する。具体的に、到来方向推定部80は、位相変化部70-1から入力された位相変化後の信号と、位相変化部70-2から入力された位相変化後の信号と、位相変化部70-3から入力された位相変化後の信号とに基づいて、アンテナ素子10-1~10-3によって受信された信号の到来方向を推定する。
このとき、上記のようにして、位相変化後の信号に基づいて算出される共分散行列が大きくなれば、信号の到来方向が高精度に推定されるようになると考えられる。なお、到来方向推定部80による到来方向の推定はどのように行われてもよい。例えば、到来方向推定部80による到来方向の推定は、上記したMUSIC法によって行われてもよいし、他の手法によって行われてもよい。
以上、本発明の第1の実施形態に係る到来方向推定装置1Aの構成例について説明した。
[1-2.効果]
本発明の第1の実施形態によれば、複数のアンテナ素子それぞれによって受信された受信信号それぞれの信号強度に応じた閾値を出力する閾値出力部40と、ベースバンド信号の振幅のアンテナ間の最大値が閾値を上回るタイミングを選択する選択部50Aと、選択部50Aによって選択されたタイミングのベースバンド信号をアンテナ素子ごとに結合させて結合後の信号を出力するバッファ部60と、結合後の信号の位相を変化させて位相変化後の信号を得る位相変化部70と、位相変化後の信号に基づいて、受信信号の到来方向を推定する到来方向推定部80と、を備える、到来方向推定装置1Aが提供される。
かかる構成によれば、振幅が閾値以下のベースバンド信号が除去されるため、メモリの消費量が抑えられる。また、無送信区間の信号が到来方向推定部80に出力されずに済むため、到来方向推定部80による到来方向の推定精度の劣化が抑制される。また、かかる構成によれば、振幅が閾値を上回るベースバンド信号の結合後の信号の位相が変化されるため、共分散行列を大きくすることが可能となり、受信信号の到来方向をより高精度に推定することが可能となる。
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。
<2.第2の実施形態>
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。
[2-1.到来方向推定装置の構成]
本発明の第2の実施形態に係る到来方向推定装置の構成例について説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る到来方向推定装置の構成例を示す図である。図6に示されるように、本発明の第2の実施形態に係る到来方向推定装置1Bは、本発明の第1の実施形態に係る到来方向推定装置1Aと比較して、閾値出力部40を有していない点、および、選択部50Aが選択部50Bに置き換わっている点が異なっている。以下では、選択部50Bについて主に説明し、他の構成についての詳細な説明は省略する。
図7は、ベースバンド信号の振幅Saの時間変化の例を示す図である。図7を参照すると、図2に示された例と同様に、横軸を時間tとし、縦軸を時間tに対応するベースバンド信号の振幅Sa(t)としたグラフが示されている。T1は、パケットが検出されたことが入力された後における、ビット「1」の送信区間である。T2は、ビット「0」の送信区間である。T3は、ビット「1」の送信区間である。T3以降の送信区間は紙面の都合上省略する。
選択部50Bは、パケット検出部30からパケットが検出されたことが入力された後、RF部20~1~20-3から入力されたベースバンド信号の振幅が最大値をとるタイミングを所定の周期ごとに選択する。より具体的には、選択部50Bは、RF部20~1~20-3から入力されたベースバンド信号の振幅の(アンテナ間の)最大値を監視し、この最大値が時間方向に最大値をとるタイミングを所定の周期ごとに選択する。ここで、所定の周期の長さは、ASKによる1ビット分の送信区間の長さ以上であるとよい。そうすれば、1つの周期に対応するベースバンド信号から少なくとも2ビット分の振幅に基づいて最大値が取得され得る。
図7に示された例では、周期V1の後に周期V2が続いており、周期V1および周期V2は、それぞれ同じ長さであり、1ビットの送信区間よりも長く設定されている。また、図7に示された例では、周期V1からはベースバンド信号の振幅が最大値をとるタイミングV10が選択されており、周期V2からはベースバンド信号の振幅が最大値をとるタイミングV20が選択されている。
選択部50Bは、ベースバンド信号の振幅が最大値をとるタイミングをバッファ部60に通知する。すなわち、選択部50Bは、RF部20-1~20-3から入力されたベースバンド信号の振幅の(アンテナ間の)最大値が時間方向に最大値をとるタイミングをバッファ部60-1~60-3に通知する。
本発明の第1の実施形態と同様に、バッファ部60は、選択部50Aから通知されたタイミングのベースバンド信号をアンテナ素子10ごとに結合させて結合後の信号を出力する。
図8は、結合後の信号の振幅Sbの時間変化の例を示す図である。図8を参照すると、図3に示された例と同様に、横軸を時間tとし、縦軸を時間tに対応する結合後の信号の振幅Sb(t)としたグラフが示されている。図8を参照すると、周期V1から選択されたタイミングV10および周期V2から選択されたタイミングV20それぞれのベースバンド信号が結合されている。無送信区間に相当する区間T2のベースバンド信号は、最大値以外の値をとるベースバンド信号であるとして除去されている。無送信区間の信号が除去されることによって、メモリの消費量が抑えられ、かつ、無送信区間の信号が到来方向推定部80に出力されずに済む。
本発明の第1の実施形態と同様に、結合後の信号を直接用いて到来方向が推定されてもよい。しかし、無送信区間が除去された後には、共分散行列が小さくなってしまう。このように共分散行列が小さくなってしまうと、到来方向推定部80によってアンテナ素子10によって受信される信号の到来方向が高精度に推定されなくなってしまう。そこで、位相変化部70は、アンテナ素子10ごとの結合後の信号の位相を変化させて位相変化後の信号を得る。そして、位相変化部70は、アンテナ素子10ごとの位相変化後の信号を到来方向推定部80に出力する。
図9は、位相を変化させる具体的な方法について説明するための図である。図9を参照すると、横軸を時間tとし、縦軸を時間tに対応する位相変化後の信号の振幅Sc(t)としたグラフが示されている。図9に示された例においても、式(4)に従って位相がπ/2ずつ変化する場合が想定されているため、位相変化後の信号の振幅Sc(t)が0,A,0,-A,0,・・・と変化している。本発明の第1の実施形態と同様に、位相変化後には、振幅Sc(t)の平均値と振幅Sc(t)との差が大きくなるため、位相変化後の信号に基づいて算出される共分散行列が大きくなり、信号の到来方向が高精度に推定されるようになると考えられる。
以上、本発明の第2の実施形態に係る到来方向推定装置1Bの構成例について説明した。
[2-2.効果]
本発明の第2の実施形態によれば、複数のアンテナ素子それぞれによって受信された受信信号から変換されたベースバンド信号の振幅のアンテナ間の最大値が時間方向に最大値をとるタイミングを所定の周期ごとに選択する選択部50Bと、選択部50Bによって選択されたタイミングのベースバンド信号をアンテナ素子ごとに結合させて結合後の信号を出力するバッファ部60と、結合後の信号の位相を変化させて位相変化後の信号を得る位相変化部70と、位相変化後の信号に基づいて、受信信号の到来方向を推定する到来方向推定部80と、を備える、到来方向推定装置1Bが提供される。
かかる構成によれば、振幅が最大値以外の値をとるベースバンド信号が除去されるため、メモリの消費量が抑えられる。また、無送信区間の信号が到来方向推定部80に出力されずに済むため、到来方向推定部80による到来方向の推定精度の劣化が抑制される。また、かかる構成によれば、振幅が閾値を上回るベースバンド信号の結合後の信号の位相が変化されるため、共分散行列を大きくすることが可能となり、受信信号の到来方向をより高精度に推定することが可能となる。
以上、本発明の第2の実施形態について説明した。
<3.まとめ>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本発明の第2の実施形態においては、選択部50Bが、ベースバンド信号の振幅のアンテナ間の最大値が時間方向に最大値をとるタイミングを選択する例を説明した。最大値をとるタイミングのベースバンド信号だけが到来方向の推定に利用されれば、処理速度が向上すると考えられる。しかし、到来方向の推定に利用されるサンプル数を増やしたい場合も想定される。かかる場合には、選択部50Bは、ベースバンド信号の振幅が最大値をとるタイミングだけではなく、上位n番目まで(nは2以上の整数)をとるタイミングを選択してもよい。
また、選択部50Bは、ベースバンド信号の振幅のアンテナ間の最大値が時間方向に最大値をとるタイミングを選択する代わりに、ベースバンド信号の振幅のアンテナ間の最大値が閾値を上回るタイミングを選択してもよい。このとき、本発明の第1の実施形態では、アンテナ素子ごとにRSSIを測定し、RSSIに応じた閾値を利用する例を説明したが、選択部50Bは、RSSIに依存せずにあらかじめ決められた閾値を利用してもよい。
1A、1B 到来方向推定装置
10 アンテナ素子
20 RF部
30 パケット検出部
40 閾値出力部
45 RSSI-閾値テーブル
50A、50B 選択部
60 バッファ部
70 位相変化部
80 到来方向推定部

Claims (5)

  1. 複数のアンテナ素子と、
    前記複数のアンテナ素子それぞれによって受信された受信信号をベースバンド信号に変換するとともに、前記受信信号それぞれの信号強度を測定するRF部と、
    前記信号強度に応じた閾値を出力する閾値出力部と、
    前記ベースバンド信号からパケットを検出するパケット検出部と、
    前記パケットが検出された後、前記ベースバンド信号の振幅のアンテナ間の最大値が前記閾値を上回るタイミングを選択する選択部と、
    前記タイミングの前記ベースバンド信号を前記アンテナ素子ごとに結合させて結合後の信号を出力するバッファ部と、
    前記結合後の信号の位相を変化させて位相変化後の信号を得る位相変化部と、
    前記位相変化後の信号に基づいて、前記受信信号の到来方向を推定する到来方向推定部と、
    を備える、到来方向推定装置。
  2. 複数のアンテナ素子と、
    前記複数のアンテナ素子それぞれによって受信された受信信号をベースバンド信号に変換するRF部と、
    前記ベースバンド信号からパケットを検出するパケット検出部と、
    前記パケットが検出された後、所定の周期ごとに前記ベースバンド信号の振幅のアンテナ間の最大値が時間方向に最大値をとるタイミングを選択する選択部と、
    前記タイミングの前記ベースバンド信号を前記アンテナ素子ごとに結合させて結合後の信号を出力するバッファ部と、
    前記結合後の信号の位相を変化させて位相変化後の信号を得る位相変化部と、
    前記位相変化後の信号に基づいて、前記受信信号の到来方向を推定する到来方向推定部と、
    を備える、到来方向推定装置。
  3. 前記所定の周期の長さは、ASKによる1ビット分の送信区間の長さ以上である、
    請求項2に記載の到来方向推定装置。
  4. 前記選択部は、前記パケットが検出された後、前記ベースバンド信号の振幅が上位n番目まで(nは2以上の整数)をとるタイミングを選択する、
    請求項2に記載の到来方向推定装置。
  5. 複数のアンテナ素子と、
    前記複数のアンテナ素子それぞれによって受信された受信信号をベースバンド信号に変換するRF部と、
    前記ベースバンド信号からパケットを検出するパケット検出部と、
    前記パケットが検出された後、前記ベースバンド信号の振幅のアンテナ間の最大値が閾値を上回るタイミングを選択する選択部と、
    前記タイミングの前記ベースバンド信号を前記アンテナ素子ごとに結合させて結合後の信号を出力するバッファ部と、
    前記結合後の信号の位相を変化させて位相変化後の信号を得る位相変化部と、
    前記位相変化後の信号に基づいて、前記受信信号の到来方向を推定する到来方向推定部と、
    を備える、到来方向推定装置。
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