JP7069445B2 - 便座シート装置 - Google Patents

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Description

洋風便器の便座上に便座シートを供給する装置の技術に関する。
公衆便所に設置される洋風便器は、不特定多数の者が使用するため、不衛生に感じる人もいる。家庭内に設置される洋風便器についても思春期の子供は、不特定多数ではないにしろ、他の家族が使用した後は同様の印象を抱くのかも知れない。
そういった他人が使用する洋風便器の不衛生感を取り除くために、洋風便器の便座上に敷いて使用する便座シートというものが有り、使用後の便座シートは便器内に流すことができる場合もある。
そのような背景下、例えば、特許文献1では、ロール巻きされた便座シートが機能的にして容易に取り出せる繰り出し機構と、かつ使用後は自動的に便座シートを水に流すことができる便座用ロールシートが提案されている。
特開2001-269290号公報
しかしながら、上記従来技術は、便座シートに切り離し用のミシン目が予め施され、1枚ずつ便座シートを切り離して使用する形態であるため、使用者が便座に腰掛ける前に便座シートが滑り落ち、便座シートとしての用を成さなくなる場合があるという問題点がある。
また、上記従来技術は、便座シートに切り離し用のミシン目が予め施され、1枚ずつ便座シートを切り離して使用する形態であるため、適用可能な便座の形状が1枚の便座シートの形状に依存し、適用可能な便座の形状が制限されるという問題点がある。
そこで本発明では、上記問題点に鑑み、使用者が便座に腰掛ける前に便座シートが滑り落ちるリスクを低減させると共に、適用可能な便座の候補を拡大させる便座シート装置を提供することを目的とする。
開示する便座シート装置の一形態は、洋風便器の使用者が座る便座上に敷くシートを供給する便座シート装置であって、便座の形状に合わせて中央付近に穴部を備える便座シートと、隣接する前記便座シートを一方側部において連結する便座シート連結部と、前記便器の奥側、かつ、前記便座と同程度の高さに配置され、複数の前記便座シートをロール状にし、前記便座の手前方向に引き出せるようにしたシートロールを収納するためのものであって、前記便座手前側に前記便座シートを引き出すためのシート引出スリットを備えるシートロール収納箱と、前記便器の奥側一方端部、かつ、前記便座シート連結部が通過する位置に配置される上側切断器と、前記便器の奥側一方端部、かつ、前記便座シート連結部が通過する位置、かつ、前記上側切断器の下方に配置される下側切断器と、を有し、前記下側切断器の位置まで上下方向に移動可能な前記上側切断器が、箱体の中に下向きに収納される刃状体を備え、前記刃状体が、前記箱体内を上下に移動可能、かつ、前記箱体下部に備えられる刃状体スリットから突出可能であり、前記下側切断器が、前記刃状体スリットから突出する前記刃状体を収容可能な溝を備え、前記溝上に配置される前記便座シート連結部を、前記刃状体スリットから突出し、前記溝に入り込む前記刃状体によって上から押さえ付けて切断することを特徴とする。
開示する便座シート装置は、使用者が便座に腰掛ける前に便座シートが滑り落ちるリスクを低減させると共に、適用可能な便座の候補を拡大させる。
従来技術である洋風便器の一例を示す図である。 本実施の形態に係る便座シート及び便座シート連結部を説明する平面図である。 本実施の形態に係るシートロール及びシートロール収納箱を説明する側方断面図である。 本実施の形態に係る上側切断器及びシートロール収納箱を説明する正面図である。 本実施の形態に係る上側切断器及びシートロール収納箱を説明する平面図である。 本実施の形態に係る上側切断器及び下側切断器を説明する側方断面図である。 本実施の形態に係る上側切断器を説明する前方断面図である。 本実施の形態に係る上側切断器及び下側切断器を説明する側面図である。
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(本実施の形態に係る便座シート装置の構造)
図1乃至8を用いて、本実施の形態に係る便座シート装置(以下、単に「本装置」という。)1の構造について説明する。図1は、本装置1を設置・適用する従来ある洋風便器28の一例を示す図である。図2乃至8は、本装置1の構成部材を説明するための図である。
図1で示すように、本装置1は、洋風便器28の使用者36が着座する便座34上に敷く便座シート2を供給する装置である。便座シート2は、他人が使用する洋風便器28の不衛生感を取り除くために、洋風便器28の便座34上に敷いて使用するものであり、使用後の便座シート2は便器28内に流すことができる。本装置1は、洋風便器28の奥側30端部付近、かつ、洋風便器28の使用者36が着座する便座34と同程度の高さに設置される。
図2乃至8で示すように、本装置1は、便座シート2、便座シート連結部6、シートロール収納箱10、上側切断器14、下側切断器24を有する。
図2で示すように、便座シート2は、便座34の形状に合わせるために中央付近に穴部4を備えている。便座シート2は、例えば、水溶性の紙のような薄い部材で形成され、便器28で流すことができる形態としても良い。図3で示すように、便座シート2は、複数の便座シート2をロール状にし、便座手前方向32に引き出せるようにシートロール8として、後述のシートロール収納箱10内に収納される。
図2で示すように、便座シート連結部6は、隣接する便座シート2を、便座シート2の一方側部どうし連結する。便座シート連結部6は、後述するように切断器14、24によって切断する(切り離す)ため、便座シート連結部6にはミシン目等の切れ目は無い。こうして、便座シート2の間隔を適当な長さに設定することによって、様々な形状の便座34(便器28)に対応することができる。
図3で示すように、シートロール収納箱10は、シートロール8を収納する箱体である。シートロール収納箱10は、便器28の奥側30端部付近、かつ、便座34と同程度の高さに配置される。図3及び4で示すように、シートロール収納箱10は、便座手前側32にシートロール8(便座シート2)を引き出すためのシート引出スリット12を備えている。シートロール収納箱10内に収納されるシートロール8(便座シート2)は、シート引出スリット12を通して、便座手前側32に引き出すことが可能である。また、シートロール収納箱10は、収納されるシートロール8(便座シート2)を使い切った場合、内部に収容されるシートロール8(便座シート2)と共に交換可能である。シートロール8(便座シート2)を使い切った場合の交換作業が容易となる。
図4乃至6で示すように、上側切断器14は、便器奥側30の一方端部、かつ、便座シート連結部6が通過する位置、かつ、下側切断器24の上方に配置される。上側切断器14は、下側切断器24の位置まで、上下方向に移動可能である。
図6及び7で示すように、上側切断器14は、箱体16内に下向きに収納される刃状体18を備える。刃状体18は、箱体16内を上下に移動可能である。箱体16は、下部に刃状体スリット20を備え、刃状体18は、刃状体スリット20から突出可能な形態である。刃状体スリット20の奥側30・手前側32には、切断時に便座シート連結部6が滑らないようにする滑り止め機構(例えば、ゴム、シリコンで形成される)を備えていることが好適である。上側切断器14は、便座シート連結部6を押さえ付け、刃状体スリット20から突出した刃状体18によって便座シート連結部6を切断し、隣接する便座シート2どうしを分離する。こうして、便座シート2の間隔を適当な長さに設定することによって、様々な形状の便座34(便器28)に対応することができる。
図6で示すように、下側切断器24は、便器奥側30の一方端部、かつ、便座シート連結部6が通過する位置、かつ、上側切断器14の下方に配置される。下側切断器24は、刃状体スリット20から突出する刃状体18の刃先を収容可能な溝(窪み)26を備える。
図6で示すように、上側切断器14及び下側切断器24は、溝26の上に配置される便座シート連結部6を上から押さえ付け、刃状体スリット20から突出し、溝26に入り込む刃状体18によって切断する。こうして、便座シート2の間隔を適当な長さに設定することによって、様々な形状の便座34(便器28)に対応することができる。
なお、図8で示すように、上側切断器14は、所定点を支点として回転することによって、下側切断器24の位置まで上下方向に移動可能となる形態であっても良い。
上記のような構成に基づいて、本装置1は、使用者36が便座34に腰掛ける前に便座シート2が滑り落ちるリスクを低減させると共に、適用可能な便座34の候補を拡大させる。
(本実施の形態に係る便座シート装置の使用方法)
図1乃至8を用いて、本装置1の使用方法について説明する。使用者36は、便座34の形状に合わせ、シート収納箱10のシート引出スリット12から便座シート2(シートロール8)を使い勝手の良いところまで引き出す。
使用者36は、切断器14、24によって便座シート連結部6を切断し、分離された1枚の便座シート2を便座34上に敷いて、便座34に腰掛け、用を足す形態としても良い。また、使用者36は、切断器14、24によって便座シート連結部6を切断せず、連なったままの便座シート2の1枚を便座34上に敷いて、便座34に腰掛け、用を足す形態としても良い。その場合、使用者36は、用を足した後、切断器14、24によって便座シート連結部6を切断し、使用した1枚の便座シート2を分離する。
使用者36は、便座シート2が水溶性で便器28内に流しても良い場合、使用済みの便座シート2を便器28内に投入し、流す。使用者36は、便座シート2が便器28内に流せない場合、使用済みの便座シート2をゴミ箱等に捨てる。
上記のような本装置1の使用方法に基づいて、使用者36は、便座34に腰掛ける前に便座シート2が滑り落ちるリスクを低減させると共に、適用可能な便座34の候補を拡大させることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
1 便座シート装置
2 便座シート
4 穴部
6 便座シート連結部
8 シートロール
10 シートロール収納箱
12 シート引出スリット
14 上側切断器
16 箱体
18 刃状体
20 刃状体スリット
22 滑り止め機構
24 下側切断器
26 溝
28 洋風便器
30 便器の奥側
32 便器の手前側
34 便座
36 使用者

Claims (3)

  1. 洋風便器の使用者が座る便座上に敷くシートを供給する便座シート装置であって、
    便座の形状に合わせて中央付近に穴部を備える便座シートと、
    隣接する前記便座シートを一方側部において連結する便座シート連結部と、
    前記便器の奥側、かつ、前記便座と同程度の高さに配置され、複数の前記便座シートをロール状にし、前記便座の手前方向に引き出せるようにしたシートロールを収納するためのものであって、前記便座手前側に前記便座シートを引き出すためのシート引出スリットを備えるシートロール収納箱と、
    前記便器の奥側一方端部、かつ、前記便座シート連結部が通過する位置に配置される上側切断器と、
    前記便器の奥側一方端部、かつ、前記便座シート連結部が通過する位置、かつ、前記上側切断器の下方に配置される下側切断器と、を有し、
    前記下側切断器の位置まで上下方向に移動可能な前記上側切断器が、箱体の中に下向きに収納される刃状体を備え、前記刃状体が、前記箱体内を上下に移動可能、かつ、前記箱体下部に備えられる刃状体スリットから突出可能であり、
    前記下側切断器が、前記刃状体スリットから突出する前記刃状体を収容可能な溝を備え、
    前記溝上に配置される前記便座シート連結部を、前記刃状体スリットから突出し、前記溝に入り込む前記刃状体によって上から押さえ付けて切断することを特徴とする便座シート装置。
  2. 前記刃状体スリットの手前側及び奥側に、前記便座シート連結部が切断時に滑らないようにするための滑り止め機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の便座シート装置。
  3. 前記シートロール収納箱が、収納される前記便座シートを使い切ったとき、前記収納される前記便座シートと共に交換可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の便座シート装置。
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