JP7067153B2 - コネクタ保持構造 - Google Patents

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Description

本開示は、コネクタ保持構造に関し、特に、ハーネスの接続に用いられるコネクタの保持構造に関する。
一般的に、車両等に配策されるハーネスは、ハーネスの末端部に取り付けられた雄雌コネクタを互いに嵌合することにより接続される。このようなコネクタが車体側のパネル等に固定されることなく自由な状態に置かれていると、ハーネスに外力等が作用した際に、コネクタのズレや抜け外れを引き起こす可能性がある。このため、何らかの手段を用いてコネクタを車体側に保持することが望ましい。
例えば、特許文献1,2には、コネクタに一体形成されたクリップ、或は、コネクタの爪部に着脱可能なクリップを備え、該クリップを車体パネル側の取付穴に係合させることにより、コネクタを車体側に保持する構造が開示されている。
特開2008-311020号公報 特開2002-225647号公報
ところで、ハーネスの配策においては、ハーネスを被覆するコルゲートチューブ等、コネクタ以外の他の部位もハーネスクリップ等を用いて車体側に固定するのが一般的である。このため、上記特許文献開示の構造のように、コネクタ専用のクリップとして、他の部位に用いられるクリップとは異なる形状のクリップを個別に選定すると、配策に要するクリップの種類を増加させることになる。このため、部品点数の増加に伴うコスト上昇や部品管理の煩わしさを招くといった課題がある。
本開示の技術は、簡素な構成でコネクタを効果的に保持することを目的とする。
本開示の技術は、他のコネクタと嵌合される先端部及び、該先端部よりも小径の基端部を含むコネクタと、前記基端部よりも大径の筒状に形成されると共に、その筒内に前記基端部の少なくとも先端側が嵌入されるカバーと、被保持体を締め付け可能なバンド部を含むクリップと、を備え、前記バンド部が、前記基端部の外周面のうち前記カバーの筒内から露出する外周部位に巻き掛けられて、当該外周部位を締め付けることにより前記コネクタ及び前記カバーを保持することを特徴とする。
また、前記クリップが、前記バンド部の少なくとも先端側を挿通係止可能な貫通孔が形成されると共に、前記バンド部の基端側が結合されたバックル部と、該バックル部の前記バンド部とは反対側に結合された基板部と、該基板部から前記バックル部とは反対側に延びる脚部とを備えるハーネスクリップであることが好ましい。
また、前記カバーの内周面に係止爪が設けられており、前記基端部の側部に前記係止爪と係合可能な被係止爪が設けられていることが好ましい。
また、前記コネクタに接続されたハーネスがコルゲートチューブで被覆されており、前記カバーの内周面に前記コルゲートチューブの外周と係合可能な突条が設けられていることが好ましい。
本開示の技術によれば、簡素な構成でコネクタを効果的に保持することができる。
(A)は、本実施形態に係るコネクタ保持構造を示す模式的な平面図であり、(B)は、本実施形態に係るコネクタ保持構造を示す模式的な側面図であり、(C)は、本実施形態に係るコネクタ保持構造をハーネス軸方向から視た模式図である。 本実施形態に係る第1コネクタ及びカバーを示す模式的な斜視図である。
以下、添付図面に基づいて、本実施形態に係るコネクタ保持構造について説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1(A)は、本実施形態に係るコネクタ保持構造10を示す模式的な平面図であり、図1(B)は、本実施形態に係るコネクタ保持構造10を示す模式的な側面図であり、図1(C)は、本実施形態に係るコネクタ保持構造10をハーネス軸方向から視た模式図である。
同図に示すように、コネクタ保持構造10は、ワイヤーハーネスを被覆するコルゲートチューブ12と、第1コネクタ20と、カバー30と、固定手段としてのハーネスクリップ40とを備えている。
コルゲートチューブ12は、例えば合成樹脂等で中空管状に形成されている。コルゲートチューブ12は、所定のピッチで凹凸を繰り返す蛇腹状に形成されており、可撓性を有している。
第1コネクタ20は、例えば合成樹脂等で形成されており、全体として略筒状を呈している。また、第1コネクタ20は、第2コネクタ100と嵌合される先端部22と、先端部22よりも小径に形成された基端部23とを有する。さらに、これら先端部22と基端部23との間には、先端部22から基端部23に向かうに従い縮径する環状の傾斜部24が設けられている。基端部23の側部には、一対の被係止爪25(図2参照)が突設されている。なお、図中において、符号110は、第2コネクタ100側のワイヤーハーネスを被覆するコルゲートチューブを示している。
カバー30は、例えば合成樹脂等で形成されており、第1コネクタ20の基端部23を受容可能な筒状を呈している。すなわち、カバー30は、第1コネクタ20の基端部23よりも大径の筒状体(カバー状体)に形成されている。
具体的には、図2に示すように、カバー30は、半筒状の第1分割体31と、半筒状の第2分割体32とを一体に備えている。第1分割体31及び、第2分割体32は、ヒンジ縁37を介して互いに開閉可能に連結されている。第1分割体31及び、第2分割体32の接合面同士を互いに突き合わせて、第1分割体31の突起33を第2分割体32の穴34に係合させることにより、これら各分割体31,32が筒状の閉止状態にロックされるように構成されている。
各分割体31,32の内周面のうち、基端部23を受容する側には、互いに対向する係止爪35が突設されている。各係止爪35には、各分割体31,32の閉止状態において、基端部23の被係止爪25が係合する。また、各分割体31,32の内周面のうち、基端部23を受容する側とは反対側には、一対の半円弧状の突条36が突設されている。各突条36は、コルゲートチューブ12(図1(A),(B)参照)の凹凸ピッチと略等し間隔をおいて対向配置されている。各突条36には、各分割体31,32の閉止状態において、コルゲートチューブ12(図1(A),(B)参照)が噛み合った状態で係合するようになっている。
図1に戻り、ハーネスクリップ40は、例えば合成樹脂等で形成されており、バンド部41と、バックル部42(図1(B),(C)参照)と、クリップ部43(図1(B),(C)参照)とを一体に備えている。
バンド部41は、略帯板状に形成されており、可撓性を有している。バンド部41の基端側41A(図1(C)参照)はバックル部42に結合され、バンド部41の先端側41B(図1(A),(C)参照)は自由端とされている。バンド部41の片面には、複数の係合歯列44(図1(A)参照)がバンド部41の長手方向に所定のピッチで設けられている。
バックル部42は、バンド部41の先端側41Bを挿通可能な貫通孔45(図1(B)参照)を有する略箱状に形成されている。貫通孔45の内部には、バンド部41を図1(A),(C)中の矢印A方向に引き締める際の係合歯列44の通過を許容しつつ、逆方向(B方向)への係合歯列44の通過を阻止する不図示の係合爪が設けられている。
クリップ部43は、バックル部42のバンド部41とは反対側に結合された基板部43Aと、基板部43Aからバックル部42とは反対側に延びる脚部43Bと、脚部43Bに設けられた係止片43Cとを備えている。脚部43Bを車体等の固定側(図示例ではパネル100)の取付孔110に挿入すると、基板部43Aがパネル100の一側面に着座すると共に、係止片43Cがパネル100の他側面に係止されることで、ハーネスクリップ40がパネル100に固定されるようになっている。
本実施形態において、第1コネクタ20の基端部23をカバー30内に挿入して受容させると、これら第1コネクタ20及び、カバー30の接続部位には、傾斜部24の外周面24Aと、基端部23の露出する外周面23Aと、カバー30の開口縁30Aとにより画定される環状の凹部50が形成されるようになっている。本実施形態のコネクタ保持構造10は、ハーネスクリップ40のバンド部41を、この凹部50の底面(外周面23A)に巻き掛けて締め付けることにより、第1コネクタ20及び、カバー30をパネル100に保持するように構成されている。
すなわち、第1コネクタ20及び、カバー30が図1中の矢印X方向に一体移動しようとすると、バンド部41の一端縁(X方向側の端縁)が傾斜部24の外周面24Aに当接する一方、第1コネクタ20及び、カバー30が図1中の矢印Y方向に一体移動しようとすると、バンド部41の他端縁(Y方向側の端縁)がカバー30の開口縁30Aに当接するようになっている。これにより、第1コネクタ20及び、カバー30の移動が効果的に規制されるようになり、第1コネクタ20及び、カバー30のズレや抜け外れを防止することが可能になる。
また、第1コネクタ20及び、カバー30の保持に、従来技術のようなコネクタ専用の特別なクリップを用いることなく、コルゲートチューブ12等の他の部位にも適用可能なハーネスクリップ40を使用している。これにより、配策に必要なクリップの種類を効果的に削減することが可能となり、部品点数の増加に伴うコスト上昇や部品管理が煩わしくなることを効果的に防止することができる。
なお、本開示は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、第1コネクタ20とカバー30との接続部位には、凹部50が環状に形成されるものとして説明したが、凹部50は接続部位の周方向に部分的に形成されるものでもよい。また、第1コネクタ20は、先端部22と基端部23とが傾斜部24で接続されるものとして説明したが、これら先端部22及び基端部23が各面に対して略垂直な段差面で接続されてもよい。
また、ハーネスクリップ40は、図示例の構造に限定されず、コルゲートチューブ12等の他の部位と共通に使用可能なものであれば、他の構造のクリップを適用することもできる。
また、本実施形態の適用範囲は、車両に配策されるハーネスのコネクタに限定されず、他のハーネス類のコネクタにも広く適用することが可能である。
10 コネクタ保持構造
12 コルゲートチューブ
20 第1コネクタ(コネクタ)
22 先端部
23 基端部
24 傾斜部
25 被係止爪
30 カバー
31 第1分割体
32 第2分割体
35 係止爪
36 突条
40 ハーネスクリップ
41 バンド部
42 バックル部
43 クリップ部
43B 脚部

Claims (4)

  1. 他のコネクタと嵌合される先端部該先端部よりも小径の基端部、及び前記先端部から前記基端部に向かうに従い縮径する環状の傾斜部を含むコネクタと、
    前記基端部よりも大径の筒状に形成されると共に、その筒内に前記基端部の少なくとも先端側が嵌入されるカバーと、
    被保持体を締め付け可能なバンド部を含むクリップと、を備え、
    前記バンド部が、前記傾斜部と、前記基端部の外周面のうち前記カバーの筒内から露出する外周部位と、前記カバーの開口縁とにより画定される環状の凹部に巻き掛けられて、当該凹部の底面である前記外周部位を締め付けることにより前記コネクタ及び前記カバーを保持する
    ことを特徴とするコネクタ保持構造。
  2. 前記クリップが、前記バンド部の少なくとも先端側を挿通係止可能な貫通孔が形成されると共に、前記バンド部の基端側が結合されたバックル部と、該バックル部の前記バンド部とは反対側に結合された基板部と、該基板部から前記バックル部とは反対側に延びる脚部とを備えるハーネスクリップである
    請求項1に記載のコネクタ保持構造。
  3. 前記カバーの内周面に係止爪が設けられており、前記基端部の側部に前記係止爪と係合可能な被係止爪が設けられている
    請求項1又は2に記載のコネクタ保持構造。
  4. 前記コネクタに接続されたハーネスがコルゲートチューブで被覆されており、前記カバーの内周面に前記コルゲートチューブの外周と係合可能な突条が設けられている
    請求項1から3の何れか一項に記載のコネクタ保持構造。
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