JP7067143B2 - 転写シート及び化粧板の製造方法 - Google Patents
転写シート及び化粧板の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7067143B2 JP7067143B2 JP2018043031A JP2018043031A JP7067143B2 JP 7067143 B2 JP7067143 B2 JP 7067143B2 JP 2018043031 A JP2018043031 A JP 2018043031A JP 2018043031 A JP2018043031 A JP 2018043031A JP 7067143 B2 JP7067143 B2 JP 7067143B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer sheet
- layer
- release
- peeling
- peel strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
第1剥離強度<第3剥離強度<第2剥離強度・・・式1
第3剥離強度<第1剥離強度<第2剥離強度・・・式2
本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値及び材料名等は、実施形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜に選択して使用してよい。
図1は、本実施形態の転写シート1の断面図である。転写シート1は、図1に示す形態で保管したり、搬送したりすることができる。図2は、転写シート1の分解斜視図である。図2は、転写シート1から剥離フィルム50を分離した状態を模式的に示している。
なお、図2、後述する図3(A)及び図4(C)には、X、Y、Zの互いに直交する座標系を記載した。この座標系においては、転写シート1を図2の配置で見たときの一方の方向をX方向とし、このX方向と直交する他方の方向をY方向とする。また、転写シート1において、X-Y平面と直交する厚さ方向をZ方向とする。
本実施形態における転写シート1は、剥離層20以下の転写層に対して離型性を有する離型性支持体として、可撓性で薄膜のフィルムの形態を採用する。この離型性支持体10上に、剥離層20、装飾層30及び粘着剤層40からなる転写層、更に粘着剤層40に対して離型性を有する剥離フィルム50が、この順に積層されている。なお、本発明における「この順に積層」とは、直接積層のみならず、間接的な積層も含む意味であり、例えば、離型性支持体10と剥離層20との間に、他の層があっても許容する意味である。
離型性支持体10は、装飾層30を支持するフィルムである。離型性支持体10は、剥離層20等からなる転写層に対して離型性を有し、転写シート1を被転写基材60(後述)に転写する際に、剥離層20との界面から剥離される。
本実施形態の離型性支持体10は、一軸延伸フィルムにより形成されている。一軸延伸フィルムは、ベースとなるフィルムを一方向に引き伸ばして、分子を一方向に整列させたフィルム材である。
また、後述する第1剥離強度と第2剥離強度との比は、例えば、第1剥離強度:第2剥離強度=1:10以上であり、剥離方向による剥離強度差が大きくなることで本発明の効果を奏するものとなる。
離型性支持体10の膜厚は、好ましくは10μm以上200μmであり、より好ましくは20μm以上60μm以下である。
剥離層20は、転写シート1から離型性支持体10の剥離を容易にするために積層される層である。剥離層20は、転写シート1が被転写基材60に積層され、離型性支持体10が剥離されて、転写工程が完了した後、転写シート1の最も外側の層として残存する。その剥離層20の表面に、トップコート層70(後述)が形成される。剥離層20としては、例えば、アクリル樹脂、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体樹脂等を用いることができる。
装飾層30は、転写シート1の図柄(意匠)が形成される層である。装飾層30を構成する樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体樹脂、アクリル-(塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体)樹脂等が挙げられる。また、装飾層30には、着色顔料、着色染料等が添加される。装飾層30の層厚(dry)は、約5μm程度である。
粘着剤層40は、転写シート1を被転写基材60に転写する際に、転写シート1と被転写基材60とを接着し、両者を接合する層である。本実施形態の粘着剤層40は、粘着剤組成物の硬化物からなる。粘着剤組成物は、主剤としてのアクリル系粘着剤と、イソシアネート系硬化剤と、を含有する。なお、粘着剤層40を形成する他系統の粘着剤としては、例えば、ゴム系、シリコン系等が挙げられる。
粘着剤層40の層厚は、10μm以上50μm以下であることが好ましく、15μm以上30μm以下であることがより好ましい。
好ましいアクリル系粘着剤としては、例えば、アクリル酸エステルと他の単量体とを共重合させたアクリル酸エステル共重合体が挙げられる。アクリル酸エステルとしては、例えば、アクリル酸エチル、アクリル酸-n-ブチル、アクリル酸-2-エチルヘキシル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸イソノニル、アクリル酸ヒドロキシルエチル、アクリル酸プロピレングリコール、アクリルアミド、アクリル酸グリシジル等が挙げられる。これらは、単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
なお、上記アクリル系粘着剤の市販品としては、例えば、ニッセツ(日本カーバイト工業株式会社製)、SKダイン(綜研化学社製)等を好適に用いることができる。
粘着剤組成物は、イソシアネート系硬化剤を含有する。イソシアネート系硬化剤は、転写シート1を被転写基材60に積層及び転写する際の粘着性を得るために添加される。アクリル系粘着剤は、水酸基を有するため、イソシアネート系硬化剤を用いることにより、更に部分架橋を向上させることができ、粘着剤層40となったときに、内部破壊がなく適度な貯蔵弾性率を得られる。
剥離フィルム50は、転写シート1を被転写基材60に転写する際に、転写シート1から剥離されるフィルムである。剥離フィルム50を構成する材料としては、例えば、シリコン、フッ素樹脂、アルキド樹脂等で離型処理されたポリエチレンテレフタレート(PET)、nポリプロピレン(PP)等が挙げられる。
剥離フィルム50の厚さは、10μm以上100μm以下が好ましく、20μm以上60μm以下がより好ましい。
第1剥離強度<第3剥離強度<第2剥離強度・・・式1
第3剥離強度<第1剥離強度<第2剥離強度・・・式2
次に、上述した転写シート1を用いた化粧材100の製造方法について説明する。
図3及び図4は、それぞれ化粧材100の製造方法を示す図である。
まず、図3(A)に示すように、転写シート1から、剥離フィルム50を剥離マークD2(第2剥離方向)の指し示す方向に沿って剥離する。なお、図3(A)では、説明を容易にするため、剥離フィルム50に印刷された剥離マークD2を手前側に示している。実際には、作業者は、剥離フィルム50において粘着剤層40とは反対側の面(Z方向の裏面)に印刷された剥離マークD2を確認したうえで、転写シート1から剥離フィルム50を剥離マークD2の指し示す方向に沿って剥離する。
転写シート1から剥離フィルム50を剥離することにより、粘着剤層40において装飾層30と反対側の面(粘着面)が露出する。
被転写基材本体61は、転写シート1が転写される被転写体である。被転写基材本体61としては、例えば、無機材、木材、樹脂、布絹等の材料ならなる板、壁等が挙げられる。このうち、無機材としては、例えば、石材、コンクリート、ガラス、金属等が挙げられる。
なお、被転写基材60の形状としては、例えば、板、シート、フィルム、各種立体形状(円柱、多角柱等)等、用途に応じて適宜の形状のものが選定される。被転写基材60の一般的な形状としては、平板状のものが広く用いられる。
トップコート層70の厚さについては、特に限定されないが、好ましくは5μm以上1000μm以下、より好ましくは10μm以上300μm以下である。
(実施例1)
離型性支持体10として、25μm厚のコロナ処理された一軸延伸ポリプロピレンフィルム(「ノーブレン」 東洋インキ株式会社)を用意した。次に、アクリル樹脂組成物(「ハクリニス46-7」 昭和インク工業株式会社製)を用意し、離型性支持体10の一方の面に塗布して、膜厚(dry)1μmの剥離層20を形成した。この剥離層20の上にアクリル樹脂組成物と着色顔料からなるグラビアインキ(「BC耐熱」 昭和インク工業株式会社製)により複数回の印刷を行い、図1に示すような装飾層30を形成した。
以下に示す実施例2及び比較例1、2の層構成は、上述した実施例1と同じである。
剥離層20を構成する樹脂として、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体樹脂組成物(「ハクリニスUVC-5」 昭和インク工業株式会社製)を用いた以外は、実施例1と同じ材料、条件で実施例2の転写シートを得た。実施例2の転写シートにおいて、離型性支持体10と剥離層20との間の剥離強度は、一軸延伸方向(MD方向)の第1剥離強度が89(mN/25mm)となり、一軸延伸方向と直交する横方向(TD方向)の第2剥離強度が5000(mN/25mm)以上となった。
離型性支持体10を構成する樹脂として、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(「FOS」 フタムラ化学株式会社製)を用いた以外は、実施例1と同じ材料、条件で比較例1の転写シートを得た。比較例1の転写シートにおいて、離型性支持体10と剥離層20との間の剥離強度は、一軸延伸方向(MD方向)の第1剥離強度が2500(mN/25mm)となり、一軸延伸方向と直交する横方向(TD方向)の第2剥離強度がともに70(mN/25mm)以上となった。
(比較例2)
離型性支持体10を構成する樹脂として、無延伸ポリプロピレンフィルム(「FPK」
フタムラ化学株式会社製)を用いた以外は、実施例1と同じ材料、条件で比較例2の転写シートを得た。比較例2の転写シートにおいて、離型性支持体10と剥離層20との間の剥離強度は、一軸延伸方向(MD方向)の第1剥離強度、一軸延伸方向と直交する横方向(TD方向)の第2剥離強度がともに5000(mN/25mm)以上となった。
実施例1,2及び比較例1,2の転写シートについて、上記各試験項目による結果を表1に示す。
実施例1,2の転写シートは、転写シートから剥離フィルム50を剥離したときに、転写層が剥離フィルム50側に移行してしまう不良剥離を抑制できることが確認された。また、実施例1,2の転写シートを有する化粧材は、転写層が残ることなしに転写シートから離型性支持体10を剥離できたことが確認された。
また、実施例1,2の転写シートは、基材に常温(非加熱)で転写できるので、転写に加熱が必要な転写シートのように、転写時に加熱装置を備えた転写装置及び加熱工が不要となる。そのため、実施例1,2の転写シートは、転写時の作業性にも優れている。
実施形態では、図2に示すように、剥離方向を示す剥離マークD1,D2を、太い矢印とした例について説明したが、剥離マークD1,D2は、この形態の例に限らず、例えば、X3、5Yのような、その他の文字と数字の組合せ、文字のみ、数字のみ、記号、図柄、模様等であってもよい。また、剥離マークD1,D2は、必ずしも転写シート1に形成されていなくてもよい。例えば、取扱説明書等(添付書類)に剥離方向を示す図を記載してもよい。このように、本発明に係る転写シートは、第1表示部及び第2表示部を備えた転写シートとしての実施に限らず、転写シートと第1表示部及び第2表示部を備えた説明書のセットとして実施されてもよい。
Claims (5)
- 一軸延伸フィルムが離型面側に配置されている離型性支持体と、装飾層と、粘着剤層と、剥離フィルムと、が少なくともこの順に積層され、
前記離型面における前記離型性支持体の剥離強度であって、前記一軸延伸フィルムの延伸方向に沿った第1剥離強度と、
前記離型面における前記離型性支持体の剥離強度であって、前記一軸延伸フィルムの延伸方向と直交する方向に沿った第2剥離強度と、
前記剥離フィルムを当該転写シートから剥離する際の剥離強度であって、前記一軸延伸フィルムの延伸方向と直交する方向に沿った第3剥離強度との関係が、下記の式1又は式2を満たす転写シート。
第1剥離強度<第3剥離強度<第2剥離強度・・・式1
第3剥離強度<第1剥離強度<第2剥離強度・・・式2 - 請求項1に記載の転写シートにおいて、
前記一軸延伸フィルムが、一軸延伸ポリプロピレンフィルムである転写シート。 - 請求項1又は2に記載の転写シートにおいて、
前記一軸延伸フィルムの延伸方向と直交する方向を、前記剥離フィルムの剥離方向と表示する第1表示部と、
前記一軸延伸フィルムの延伸方向を、前記離型性支持体の剥離方向と表示する第2表示部と、を備える転写シート。 - 一軸延伸フィルムが離型面側に配置されている離型性支持体と、装飾層と、粘着剤層と、剥離フィルムと、が少なくともこの順に積層され、
前記一軸延伸フィルムの延伸方向と直交する方向を、前記剥離フィルムの剥離方向と表示する第1表示部と、
前記一軸延伸フィルムの延伸方向を、前記離型性支持体の剥離方向と表示する第2表示部と、を備える転写シート。 - 一軸延伸フィルムが離型面側に配置されている離型性支持体と、装飾層と、粘着剤層と、剥離フィルムと、が少なくともこの順に積層された転写シートを用いた化粧板の製造方法であって、
前記転写シートから前記剥離フィルムを前記一軸延伸フィルムの延伸方向と直交する第2剥離方向に沿って剥離して、剥離後転写シートを得る第1剥離工程と、
前記剥離後転写シートを、前記粘着剤層と被転写体とが対峙する向きで前記被転写体に積層して積層体を得る転写工程と、
前記積層体から、前記離型性支持体を前記一軸延伸フィルムの延伸方向である第1剥離方向に沿って剥離する第2剥離工程と、
を含む化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018043031A JP7067143B2 (ja) | 2018-03-09 | 2018-03-09 | 転写シート及び化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018043031A JP7067143B2 (ja) | 2018-03-09 | 2018-03-09 | 転写シート及び化粧板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019155655A JP2019155655A (ja) | 2019-09-19 |
JP7067143B2 true JP7067143B2 (ja) | 2022-05-16 |
Family
ID=67994427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018043031A Active JP7067143B2 (ja) | 2018-03-09 | 2018-03-09 | 転写シート及び化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7067143B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002192673A (ja) | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Mitsui Chemicals Inc | 多層延伸フィルム |
JP2012046713A (ja) | 2010-01-07 | 2012-03-08 | Power Support:Kk | フィルムシート |
JP2017177466A (ja) | 2016-03-29 | 2017-10-05 | リンテック株式会社 | 擬似接着性積層体、擬似接着ラベル及びこれらの製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09295497A (ja) * | 1996-04-30 | 1997-11-18 | Toppan Printing Co Ltd | 転写シートおよびそれを用いた転写方法 |
-
2018
- 2018-03-09 JP JP2018043031A patent/JP7067143B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002192673A (ja) | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Mitsui Chemicals Inc | 多層延伸フィルム |
JP2012046713A (ja) | 2010-01-07 | 2012-03-08 | Power Support:Kk | フィルムシート |
JP2017177466A (ja) | 2016-03-29 | 2017-10-05 | リンテック株式会社 | 擬似接着性積層体、擬似接着ラベル及びこれらの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019155655A (ja) | 2019-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5652094B2 (ja) | 成形品加飾用粘着シート | |
US8501315B2 (en) | High-gloss pressure-sensitive adhesive sheet | |
KR20170088833A (ko) | 휴대 전자기기용 점착 시트 | |
JPH0543851A (ja) | 剥離性感圧接着剤及びその粘着部材 | |
JP5933940B2 (ja) | 積層シート、積層シートを貼り付けた部品およびその製造方法 | |
JP2020526716A (ja) | パターン化された接着領域を有する接着性取付デバイス | |
JP2011016330A (ja) | 粘着シート離型用積層フィルム | |
US20020090509A1 (en) | Electrostatic sheets with adhesive | |
KR20190003644A (ko) | 박리 라이너 부착 점착 시트 | |
JPWO2006022335A1 (ja) | 装飾用部材 | |
US20070231570A1 (en) | High-gloss pressure-sensitive adhesive sheet | |
CN112703109A (zh) | 建筑构件 | |
JP7067143B2 (ja) | 転写シート及び化粧板の製造方法 | |
JP4117040B2 (ja) | 粘接着シートあるいは粘接着体 | |
JP7047304B2 (ja) | 転写シート、及び化粧材の製造方法 | |
JP7131176B2 (ja) | 転写シート | |
US11530339B2 (en) | Graphic sheet, method of producing graphic sheet, and building structure | |
JP5014909B2 (ja) | 印刷用積層シート | |
JP2009143978A (ja) | 印刷用再剥離性粘着シート及びその製造方法 | |
JP2000265123A (ja) | マーキングフィルム及び複合マーキングフィルム | |
JP2002348548A (ja) | ミクロ吸盤粘着剤付き広告ポスターシートの製造方法 | |
JP2018171767A (ja) | 転写シート | |
WO2022030198A1 (ja) | 接合体の分離方法 | |
JP2005125526A (ja) | キャスト製膜用工程フィルム | |
JPH0790231A (ja) | 粘着シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220411 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7067143 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |