JP7066669B2 - 炎症性関節疾患の治療方法 - Google Patents
炎症性関節疾患の治療方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7066669B2 JP7066669B2 JP2019199475A JP2019199475A JP7066669B2 JP 7066669 B2 JP7066669 B2 JP 7066669B2 JP 2019199475 A JP2019199475 A JP 2019199475A JP 2019199475 A JP2019199475 A JP 2019199475A JP 7066669 B2 JP7066669 B2 JP 7066669B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inflammatory
- therapeutic anti
- dna
- promoter
- therapeutic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
- A61K38/16—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- A61K38/17—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- A61K38/19—Cytokines; Lymphokines; Interferons
- A61K38/20—Interleukins [IL]
- A61K38/2066—IL-10
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K48/00—Medicinal preparations containing genetic material which is inserted into cells of the living body to treat genetic diseases; Gene therapy
- A61K48/005—Medicinal preparations containing genetic material which is inserted into cells of the living body to treat genetic diseases; Gene therapy characterised by an aspect of the 'active' part of the composition delivered, i.e. the nucleic acid delivered
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K48/00—Medicinal preparations containing genetic material which is inserted into cells of the living body to treat genetic diseases; Gene therapy
- A61K48/0075—Medicinal preparations containing genetic material which is inserted into cells of the living body to treat genetic diseases; Gene therapy characterised by an aspect of the delivery route, e.g. oral, subcutaneous
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K48/00—Medicinal preparations containing genetic material which is inserted into cells of the living body to treat genetic diseases; Gene therapy
- A61K48/0091—Purification or manufacturing processes for gene therapy compositions
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P19/00—Drugs for skeletal disorders
- A61P19/02—Drugs for skeletal disorders for joint disorders, e.g. arthritis, arthrosis
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P19/00—Drugs for skeletal disorders
- A61P19/06—Antigout agents, e.g. antihyperuricemic or uricosuric agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P29/00—Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
- A61P37/02—Immunomodulators
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/52—Cytokines; Lymphokines; Interferons
- C07K14/54—Interleukins [IL]
- C07K14/5428—IL-10
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Immunology (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Gastroenterology & Hepatology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Zoology (AREA)
- Rheumatology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Pain & Pain Management (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
本発明は、国立衛生研究所(National Institute of Health)により付与される助成金番号U44-NS071642の下での政府支援を受けて実現された。政府は、本発明に一定の権利を有する。
一部の態様では、インターロイキン-10をコード化する核酸配列は、アミノ酸129位での野生型フェニルアラニンのアミノ酸置換を有し、一部の態様では、アミノ酸置換は、セリン、アラニン、トレオニン又はシステインの群から選択される。一部の態様では、インターロイキン-10をコード化する核酸配列は、IL-10F129Sをコード化する。また別の態様では、IL-10発現構築物は、IL-10コード配列の5’側に少なくとも1つの核ターゲティング配列を含み、一部の態様では、IL-10発現構築物は、IL-10コード配列の3’側に少なくとも1つの核ターゲティング配列を含む。
別に定義されない限り、本明細書に用いる全技術及び科学用語は、本発明が属する分野の当業者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。本明細書で述べるあらゆる刊行物、公開特許出願及び特許は、本明細書に記載する本発明に関連して用いることができる装置、動物モデル、製剤及び方法を説明及び開示する目的で、その全体を参照により本明細書に組み込むものとする。
「作動可能に連結された」とは、そのように表現された要素が、その通常の機能を果たすように構成されているエレメントの配置を指す。従って、コード配列に作動可能に連結された制御配列は、コード配列の発現を実施することができる。制御配列は、これらが、発現を指令するように機能する限り、コード配列と隣接している必要はない。従って、例えば、翻訳されていないが、転写されている介在配列が、プロモータ配列とコード配列との間に存在してもよく、このプロモータ配列も、やはりコード配列に「作動可能に連結された」とみなすことができる。
本明細書で用いる場合、「治療組成物」又は「治療用抗炎症組成物」という用語は、関節の炎症を軽減し、関節の炎症性疾患によって引き起こされる症状の緩和をもたらし、及び/又は関節の炎症性疾患に起因する関節損傷の進行を阻止する能力を有する組成物を指し、こうした能力は、公知の動物モデルのいずれかにおいて、又はヒトで実施される評価によって測定される。
本発明は、治療用インターロイキン-10(IL-10)発現構築物を発現するベクターを、対象に(典型的には関節内注射により注射して)投与することにより、関節の炎症性疾患、関節の炎症性疾患に関連する症状を治療し、疾患の進行を遅らせる方法を提供する。一部の実施形態では、IL-10発現構築物を生分解性微小粒子中にカプセル化し、またこの実施形態の大部分の態様では、微小粒子を希釈剤に懸濁させて、治療組成物を形成する。これに代わり、好ましい実施形態では、治療用IL-10発現ベクターを、「ネイキッド」ベクターとして送達するが、ここで、ネイキッドIL-10発現ベクターの送達は、核酸取込み用アジュバントの投与と一緒に、又は該アジュバントの投与後に実施する。核酸取込み用アジュバントは、ネイキッドIL-10発現ベクターの投与と同時に、又はその投与の最大10日若しくはそれ以上前のいずれに投与してもよい。本発明の方法は、膝、肘、手首、足首、腰、肩、又は脊椎における関節炎を治療するために用いることができる。本発明の方法により治療が可能な状態としては、関節リウマチ及び骨関節炎、並びに腱炎、滑液包炎、靭帯の炎症、滑膜炎、痛風、及び全身性エリテマトーデスが挙げられる。
Med Biol)、第479巻、p.1~14(2000年);ストール PD(Stahl PD)ら著、免疫学総説(Curr Opin Immunol)、第10巻、第1号、p.50~55(1998年)を参照のこと)。
以下の実施例は、本発明をどのように実現及び使用するかについて完全な開示及び説明を当業者に提供するために記載するものであり、本発明者らがその発明として考える範囲を制限する意図はなく、また、以下に示す実験が、実施された全て又は唯一の実験であることを表現又は意味することも意図されない。当業者であれば、具体的な実施形態に示すように、広範に記載する本発明の精神又は範囲を逸脱することなく、本発明に様々な変更及び/又は修正を加えられ得ることは理解されよう。従って、本実施形態は、あらゆる点で、例示的であり、限定的ではないものと考慮すべきである。
ラットインターロイキン-10をコードするプラスミド構築物(pDNA-IL-10F129S)は、既に、ミリガン(Milligan)ら著、疼痛(Pain)、第126巻、第1~3号、p.294~308(2006年)に詳しく記載されている。手短には、プラスミドは、点突然変異(F129S)を含むラットIL-10遺伝子及びウイルスSV40ポリアデニル化シグナルの発現を駆動するサイトメガロウイルスエンハンサー/ニワトリβ-アクチンプロモータ(CMV enh/CB pro)から構成される転写カセットを含む5.9キロベース(Kb)の環状プラスミドDNAからなる。転写カセットは、149bp逆方向末端反復配列によってフランキングされている。IL-10を欠いた同一のプラスミドをpDNA対照として用いた。いずれのプラスミドも、SURE 2スーパーコンピテント(Supercompetent)大腸菌(E.coli)細胞(アジレント・テクノロジー(Agilent Technologies)、米国(USA))において増幅し、製造者の指示に従い、無内毒素ギガ(Giga)プラスミド精製キット(キアゲン(Qiagen)、バレンシア(Valencia)、カリフォルニア州(CA)、米国(USA))を用いて単離した。精製済の無内毒素プラスミドを、3%スクロースを含む滅菌ダルベッコPBS(Dulbecco’s PBS)(DBPS、1、0.1ミクロン孔径でろ過済、pH7.2、カタログ#14190~144、ギブコ(Gibco)、インビトロジェン社(Invitrogen Corp)、グランドアイランド(Grand Island)、ニューヨーク州(NY)、米国(USA))(DPBS-3%)中に再懸濁させた。DPBS-3%のビヒクルは、DPBS中の分子生物学グレードD(+)-スクロース(b-D-フルクトフラノシル-a-D-グルコピラノシド;シグマ-アルドリッチ(Sigma-Aldrich)、セントルイス(St.Louis)、ミズーリ州(MO)、米国(USA))を用いて調製し、0.2um滅菌ろ過(パイロジェンフリーシリンジフィルタユニット、カタログ#25AS020AS、ライフ・サイエンス・プロダクツ社(Life Science Products,Inc.,CO)、米国(USA))した後、使用時まで、4℃で15ml円錐チューブ中に滅菌状態で保存した。
微小粒子は、改変型二相エマルジョン/溶媒蒸発プロトコル(A.M.ティンスレイ-ブラウン(A.M.Tinsley-Brown)ら著、制御放出学会誌(J.of Controlled Release)、第66巻、第2~3号、p.229~41(2006年))を用いて調製した。手短には、50:50PLGAコポリマー(MW75,000、ラクテル吸収性ポリマー(Lactel Absorbable Polymers))を酢酸エチル(シグマ(Sigma))中に溶解させた。ビヒクル単独(リン酸緩衝食塩水(PBS)+3%(w/v)スクロース(シグマ(Sigma)))又はビヒクル中のpDNAをPLGA溶液中に乳濁させた後、5%(w/v)ポリビニルアルコール、28%塩化カルシウム、3%スクロース(シグマ(Sigma))及び7%(v/v)酢酸エチル溶液中に再度乳濁させた。洗浄液中での4時間の硬化後、得られた微小粒子を回収し、凍結乾燥した後、4℃で保存した。走査型電子顕微鏡検査(SEM)を用いて、微小粒子の形態を調べた。NIHイメージJ(NIH ImageJ)ソフトウェアにより、10の異なる画像中に存在する粒径>1000の微小粒子が測定され、ビン化粒径を用いて、正規化度数分布を作成した。ナイコンプ380ZLSゼータ電位計(Nicomp 380 ZLS Zeta Potential Analyzer)により微小粒子のゼータ電位を測定した後、阻害の対照として階段希釈物を用い、LALアッセイにより、得られた微小粒子の内毒素レベルを試験した。使用した微小粒子は、SEMの下で球状の滑らかな形態を示し、ゼータ電位は、-28.04±2.12mVであった。微小粒子は、全体中央粒径が4.67±0.26μmの不均質な粒度分布を示したが、これは、類似する微粒子製造方法と一致しており、粒子のpDNAカプセル化効率は、55.1%であった。
pDNA放出分析により、pDNAの30%が3日後に放出され、75日を超える期間にわたって、安定した放出が達成されることが証明された。この2段階放出プロフィールは、エマルジョンベースのPLGA微小粒子からの高分子放出の共通する特徴であり、初期pDNA放出の増強段階は、微小粒子の表面上又はその付近のpDNA含量の増加によるものであり、その後、微小粒子内部からのpDNAの持続的放出及び拡散が続く(イエオ(Yeo)著、内毒素研究のアーカイブ(Archive of Endotoxin
Res.)、第27巻、第1号、p.1~12(2004年))。カプセル化pDNAを含む、又は含まない微小粒子からの内毒素レベルは、10mg/mlの微小粒子濃度(1mgの微小粒子/ウェル)以下で、LALアッセイの場合検出限界に満たなかった。
D-マンノースなどのアジュバントを使用する実施形態では、D-マンノース(カタログ#M6020)をシグマ-アルドリッチ(Sigma-Aldrich)(セントルイス(St.Louis)、ミズーリ州(MO))からキャリアフリーで購入することができる。D-マンノースを滅菌食塩水中の0.1%BSAと合わせて、IL-10発現構築物と同時に、又はIL-10発現構築物の投与の1~10日前のいずれかに関節内注射により投与する。D-マンノースは、典型的に、イヌにおいて関節当たり2.5μg~500μgの用量で送達する。
「ネイキッド」pDNAとしてのIL-10発現構築物(pDNA-IL-10F129S)は、一群のイヌの罹患関節に急性関節内注射によって投与した。静脈内鎮静法及び麻酔モニタリングの下で、イヌ患者の罹患関節を、外科的に剃毛することにより、罹患関節を覆う全ての毛を除去し、クロルヘキシジン(Chlorahexidine)2%などの外科用スクラブを使用して殺菌した。患者の心拍数、血圧、酸素飽和度、換気及び心リズムを連続的にモニターした。22又は20ゲージの皮下注射針を滑膜腔に挿入した。針の適正な配置を確実にするために、pDNAの投与前に滑液を吸引した。関節内での針の配置は維持しながら、滑液吸引物を含有する注射器を取り換えた。滑液を吸引したら、同じ関節内針を使用して、関節中に治療用抗炎症組成物を投与した。最大1mgのプラスミドDNA当量を注射したが、700μgという少量で有効であることが判明した。投与に際し、関節注射当たりの量が、1mlを超えた場合には、釣り合わせるために関節滑液を吸引した。関節腔内に治療用抗炎症組成物を首尾よく導入した後、患者を鎮静作用から逆転させ、臨床的にモニターした。処置中の血圧、心拍数、酸素投与、換気又は心リズムに対するあらゆる変化を適正な医療措置で補正した。鎮静法の予想される作用には、徐脈、低血圧、低換気などがある。酸素療法は、酸素飽和レベルを最大限にするために、処置全体を通じて継続した。以下に示す個々の患者に合わせた鎮静薬並びに単剤又は併用:
A:デクスメデトミジン0.5mg/m2、逆転(アチパマゾール0.05~0.2mg/lb)
B:オピオイド-ブトルファノール(0.05~0.1mg/lb)、
C:プロポフォール-i.v.で実施
D:ベンゾジアゼピン(ジアゼパム):0.1~0.2mg/lb
対象は、当日(12時間未満)院内施設に残り、その後帰宅が許可された。
Claims (19)
- 炎症性関節疾患を治療するための治療用抗炎症組成物であって、
前記組成物が、糖とともに投与される25~750μgのDNA IL-10F129S発現構築物を含み、
前記IL-10F129S発現構築物が、プラスミド骨格と、インターロイキン-10F129Sをコードする核酸配列と、インターロイキン-10F129Sをコードする前記核酸配列をフランキングするアデノ随伴ウイルス(AAV)逆方向末端反復(ITR)配列と、インターロイキン-10F129Sをコードする前記核酸配列に作動可能に連結した1以上のプロモータ配列及びポリアデニル化シグナルと、マーカ遺伝子と、を含み、
前記組成物が、炎症を起こした関節に、60日毎を超えない頻度で注射により投与される、治療用抗炎症組成物。 - 前記発現構築物が、微小粒子中に製剤化されている、請求項1に記載の治療用抗炎症組成物。
- 前記微小粒子が、乳酸-グリコール酸共重合体の微小粒子である、請求項2に記載の治療用抗炎症組成物。
- 乳酸-グリコール酸共重合体が、50:50乳酸-グリコール酸共重合体を含む、請求項3に記載の治療用抗炎症組成物。
- 前記プラスミド骨格が、ウイルスまたは細菌の骨格である、請求項1~4のいずれか一項に記載の治療用抗炎症組成物。
- 前記組成物が、希釈剤をさらに含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の治療用抗炎症組成物。
- 前記関節が、膝、肘、手首、足首、腰、肩、又は脊椎である、請求項1~6のいずれか一項に記載の治療用抗炎症組成物。
- 前記炎症性関節疾患が、関節炎、腱炎、滑液包炎、靭帯の炎症、滑膜炎、痛風、または全身性エリテマトーデスである、請求項1~7のいずれか一項に記載の治療用抗炎症組成物。
- 前記関節炎が、関節リウマチまたは骨関節炎である、請求項8に記載の治療用抗炎症組成物。
- 前記IL-10発現構築物が、インターロイキン-10F129Sをコードする前記核酸配列に作動可能に連結した、転写終結配列、上流調節ドメイン、及び配列内リボソーム進入部位からなる群から独立して選択される1以上の制御配列をさらに含む、請求項1~9のいずれか一項に記載の治療用抗炎症組成物。
- 前記1以上のプロモータ配列が、ニワトリ若しくはヒトβアクチンプロモータ、サイトメガロウイルス最初期プロモータ、グリセルアルデヒド3-リン酸デヒドロゲナーゼ(GADPH)プロモータ、伸長因子1α(eF1α)プロモータ、GFAPプロモータ、マウス白血病ウイルス(MLV)プロモータ、単純ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(TK)プロモータ、及びウッドチャック肝炎ウイルス転写後調節エレメント(WPRE)プロモータからなる群から独立して選択される、請求項1~10のいずれか一項に記載の治療用抗炎症組成物。
- 前記ポリアデニル化シグナルが、SV40ポリアデニル化シグナル、ウシ成長ホルモンポリアデニル化シグナル、及び合成ポリアデニル化シグナルからなる群から独立して選択される、請求項1~11のいずれか一項に記載の治療用抗炎症組成物。
- 前記構築物が、
2つのAAV ITR、ニワトリβアクチンプロモータ、単純ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(TK)プロモータ、SV40ポリアデニル化シグナル、サイトメガロウイルス最初期プロモータエンハンサー、及びネオマイシン耐性マーカ;または、
2つのAAV ITR、サイトメガロウイルス最初期プロモータ、SV40ポリアデニル化シグナル、サイトメガロウイルス最初期プロモータエンハンサー、及びアンピシリン耐性マーカ;または、
2つのAAV ITR、サイトメガロウイルス最初期プロモータ、SV40ポリアデニル化シグナル、サイトメガロウイルス最初期プロモータエンハンサー、及びカナマイシン耐性マーカ;を含む、
請求項1~12のいずれか一項に記載の治療用抗炎症組成物。 - 非ヒト対象における炎症性関節疾患を治療するための方法であって、
請求項1~13のいずれか一項に記載の治療用抗炎症組成物を、炎症を起こした関節に注射することを含む、方法。 - 炎症を起こした関節に60日毎を超えない頻度で注射することを含む、請求項14に記載の方法。
- 前記関節が、膝、肘、手首、足首、腰、肩、又は脊椎である、請求項14または15に記載の方法。
- 前記炎症性関節疾患が、関節炎、腱炎、滑液包炎、靭帯の炎症、滑膜炎、痛風、または全身性エリテマトーデスである、請求項14~16のいずれか一項に記載の方法。
- 前記関節炎が、関節リウマチまたは骨関節炎である、請求項17に記載の方法。
- 前記非ヒト対象が、イヌである、請求項14~18のいずれか一項に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021180762A JP2022031682A (ja) | 2013-07-18 | 2021-11-05 | 炎症性関節疾患の治療方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201361847851P | 2013-07-18 | 2013-07-18 | |
US61/847,851 | 2013-07-18 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016527107A Division JP2016525522A (ja) | 2013-07-18 | 2014-07-17 | 炎症性関節疾患の治療方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021180762A Division JP2022031682A (ja) | 2013-07-18 | 2021-11-05 | 炎症性関節疾患の治療方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020037562A JP2020037562A (ja) | 2020-03-12 |
JP2020037562A5 JP2020037562A5 (ja) | 2020-04-23 |
JP7066669B2 true JP7066669B2 (ja) | 2022-05-13 |
Family
ID=52346725
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016527107A Withdrawn JP2016525522A (ja) | 2013-07-18 | 2014-07-17 | 炎症性関節疾患の治療方法 |
JP2019199475A Active JP7066669B2 (ja) | 2013-07-18 | 2019-11-01 | 炎症性関節疾患の治療方法 |
JP2021180762A Pending JP2022031682A (ja) | 2013-07-18 | 2021-11-05 | 炎症性関節疾患の治療方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016527107A Withdrawn JP2016525522A (ja) | 2013-07-18 | 2014-07-17 | 炎症性関節疾患の治療方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021180762A Pending JP2022031682A (ja) | 2013-07-18 | 2021-11-05 | 炎症性関節疾患の治療方法 |
Country Status (14)
Country | Link |
---|---|
US (4) | US10512672B2 (ja) |
EP (2) | EP3369435B1 (ja) |
JP (3) | JP2016525522A (ja) |
CY (2) | CY1120946T1 (ja) |
DK (2) | DK3369435T3 (ja) |
ES (2) | ES2760902T3 (ja) |
HR (2) | HRP20181913T1 (ja) |
HU (2) | HUE046944T2 (ja) |
LT (2) | LT3369435T (ja) |
PL (2) | PL3021873T3 (ja) |
PT (2) | PT3369435T (ja) |
RS (2) | RS59735B1 (ja) |
SI (2) | SI3021873T1 (ja) |
WO (1) | WO2015009955A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK3369435T3 (da) | 2013-07-18 | 2019-11-25 | Xalud Therapeutics Inc | Sammensætning til behandling af inflammatorisk ledsygdom |
US20190112354A1 (en) * | 2016-04-22 | 2019-04-18 | Xalud Therapeutics, Inc. | Methods and compositions to enhance the anti-inflammatory effects of interleukin 10 |
UY39298A (es) * | 2020-06-26 | 2022-01-31 | Amgen Inc | Muteínas de il-10 y proteínas de fusión de las mismas |
WO2023114958A1 (en) * | 2021-12-16 | 2023-06-22 | Xalud Therapeutics, Inc. | Dosing regimen for il-10 encoding expression construct |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008541759A (ja) | 2005-05-31 | 2008-11-27 | アビジェン, インコーポレイテッド | 変異体il−10 |
Family Cites Families (55)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6673776B1 (en) | 1989-03-21 | 2004-01-06 | Vical Incorporated | Expression of exogenous polynucleotide sequences in a vertebrate, mammal, fish, bird or human |
US6217857B1 (en) | 1989-06-28 | 2001-04-17 | Schering Corporation | Cytokine synthesis inhibitory factor (IL-10) and pharmaceutical compositions thereof |
US5231012A (en) | 1989-06-28 | 1993-07-27 | Schering Corporation | Nucleic acids encoding cytokine synthesis inhibitory factor (interleukin-10) |
US6312680B1 (en) | 1990-06-29 | 2001-11-06 | Timothy R. Mosmann | Methods of treatment using cytokine synthesis inhibitory factor |
DK0671933T3 (da) | 1992-08-20 | 1998-09-23 | Schering Corp | Hidtil ukendte anvendelser af IL-10 |
US5922018A (en) | 1992-12-21 | 1999-07-13 | Artann Corporation | Method for using a transrectal probe to mechanically image the prostate gland |
US5373317B1 (en) | 1993-05-28 | 2000-11-21 | Welch Allyn Inc | Control and display section for borescope or endoscope |
CA2166118C (en) | 1993-06-24 | 2007-04-17 | Frank L. Graham | Adenovirus vectors for gene therapy |
US6652850B1 (en) | 1993-09-13 | 2003-11-25 | Aventis Pharmaceuticals Inc. | Adeno-associated viral liposomes and their use in transfecting dendritic cells to stimulate specific immunity |
PT797676E (pt) | 1993-10-25 | 2006-05-31 | Canji Inc | Vector adenoviral recombinante e metodos de utilizacao |
US7252989B1 (en) | 1994-04-04 | 2007-08-07 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Adenovirus supervector system |
RU2218348C2 (ru) | 1994-07-05 | 2003-12-10 | Стено Рисерч Груп А/С | Полипептид с il-10 подобными свойствами (варианты), конъюгат полипептида, фармацевтическая композиция, способ модуляции иммунного ответа у млекопитающего |
EP0793504B1 (en) | 1994-12-12 | 2005-06-08 | Beth Israel Deaconess Medical Center, Inc. | Chimeric cytokines and uses thereof |
US5716804A (en) | 1995-04-19 | 1998-02-10 | Schering Corporation | Mammalian interleukin-10 (IL-10) super-activating receptors; and variants |
US6083919A (en) | 1996-12-05 | 2000-07-04 | University Of Florida | Materials and methods for treating autoimmune disease |
US6201880B1 (en) | 1996-12-31 | 2001-03-13 | Electro-Optical Sciences | Method and apparatus for electronically imaging a tooth through transillumination by light |
US5783567A (en) | 1997-01-22 | 1998-07-21 | Pangaea Pharmaceuticals, Inc. | Microparticles for delivery of nucleic acid |
US6013253A (en) | 1997-08-15 | 2000-01-11 | Amgen, Inc. | Treatment of multiple sclerosis using consensus interferon and IL-1 receptor antagonist |
US20030044384A1 (en) | 1997-10-09 | 2003-03-06 | Pro-Virus, Inc. | Treatment of neoplasms with viruses |
WO1999047157A1 (en) | 1998-03-17 | 1999-09-23 | Schering Corporation | Use of il-10 to treat major depressive disorder |
JP2002513775A (ja) | 1998-05-06 | 2002-05-14 | トランジェーヌ、ソシエテ、アノニム | 細胞の中へのポリヌクレオチドのトランスフェクションを改良する治療組成物を調製するためのヌクレアーゼインヒビターまたはインターロイキン−10(il−10)の使用、および遺伝子治療に有用な組成物 |
US6428985B1 (en) | 1998-12-02 | 2002-08-06 | The Regents Of The University Of Michigan | Immunosuppressive structural definition of IL-10 |
US6982089B2 (en) | 1999-02-24 | 2006-01-03 | Tact Ip, Llc | Cytokine antagonists for neurological and neuropsychiatric disorders |
US6165754A (en) | 1999-06-08 | 2000-12-26 | Cornell Research Foundation, Inc. | Method of expressing an exogenous nucleic acid |
US20050129669A1 (en) | 1999-06-21 | 2005-06-16 | Transkaryotic Therapies, Inc., A Massachusetts Corporation | DNA construct for effecting homologous recombination and uses thereof |
EP1278551A2 (en) | 2000-04-21 | 2003-01-29 | Vical Incorporated | Compositions and methods for (in vivo) delivery of polynucleotide-based therapeutics |
WO2002044376A2 (en) | 2000-11-28 | 2002-06-06 | Sangamo Biosciences, Inc. | Modulation of gene expression using insulator binding proteins |
EP1341522B1 (de) | 2000-12-13 | 2005-11-16 | Merckle Gmbh | Mikropartikel mit verbessertem freisetzungsprofil und verfahren zu deren herstellung |
WO2002083080A2 (en) * | 2001-04-17 | 2002-10-24 | Genetix Pharmaceuticals, Inc. | Method of treating arthritis using lentiviral vectors in gene therapy |
US20030166593A1 (en) | 2001-04-30 | 2003-09-04 | Kenneth Chien | Non-viral vesicle vector for cardiac specific gene delivery |
JP4578735B2 (ja) | 2001-08-28 | 2010-11-10 | オリンパス株式会社 | 内視鏡画像ファイリングシステム |
JP2003146909A (ja) | 2001-11-07 | 2003-05-21 | Children's Hospital Of Philadelphia | 治療用ポリペプチドに対する免疫寛容の誘導 |
CA2361462A1 (en) | 2001-11-07 | 2003-05-08 | Katherine A. High | Induction of tolerance to a therapeutic polypeptide |
US6967018B2 (en) | 2002-01-11 | 2005-11-22 | Applied Genetic Technologies Corporation | Adiponectin gene therapy |
AU2003221745A1 (en) | 2002-04-19 | 2003-11-03 | University Of Florida | rAAV VECTOR-BASED COMPOSITIONS AND METHODS FOR THE PREVENTION AND TREATMENT OF MAMMALIAN DISEASES |
US20060088909A1 (en) * | 2002-05-17 | 2006-04-27 | Compans Richard W | Virus-like particles, methods of preparation, and immunogenic compositions |
GB0212648D0 (en) | 2002-05-31 | 2002-07-10 | Immunoclin Lab Ltd | Treatment with cytokines |
US20040186357A1 (en) | 2002-08-20 | 2004-09-23 | Welch Allyn, Inc. | Diagnostic instrument workstation |
CA2494772C (en) | 2002-08-29 | 2015-12-01 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Circular nucleic acid vectors, and methods for making and using the same |
US20040142893A1 (en) | 2002-10-21 | 2004-07-22 | Uichi Ikeda | Methods for treating and preventing vascular disease |
US7261882B2 (en) | 2003-06-23 | 2007-08-28 | Reagents Of The University Of Colorado | Methods for treating neuropathic pain by administering IL-10 polypeptides |
US7530946B2 (en) | 2003-08-15 | 2009-05-12 | Scimed Life Systems, Inc. | Compact endoscope |
US7276486B2 (en) * | 2004-03-15 | 2007-10-02 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Compositions for vaginal treatment |
JP2008505104A (ja) | 2004-07-01 | 2008-02-21 | ユニヴァーシティ オヴ ピッツバーグ オヴ ザ コモンウェルス システム オヴ ハイアー エデュケーション | 免疫抑制性エキソソーム |
US20060073119A1 (en) | 2004-09-01 | 2006-04-06 | Avigen, Inc. | Methods for treating neurodegenerative disorders |
EP1901769A2 (en) | 2005-05-02 | 2008-03-26 | Avigen, Inc. | Use of cytokine-derived peptides in treatment of pain and neurodegenerative disease |
EP2816118B1 (en) | 2005-05-31 | 2018-10-17 | The Regents of the University of Colorado, a body corporate | Methods for delivering genes |
WO2007016501A2 (en) | 2005-08-01 | 2007-02-08 | The University Of Chicago | Compositions and method for brain specific targeted delivery of therapeutic agents |
US20100196492A1 (en) | 2007-03-08 | 2010-08-05 | Green Jordan J | Electrostatic coating of particles for drug delivery |
US7846428B2 (en) * | 2007-10-05 | 2010-12-07 | Merial Limited | Articular cartilage gene therapy with recombinant vector encoding BMP-7 |
US9315825B2 (en) | 2010-03-29 | 2016-04-19 | The Trustees Of The University Of Pennsylvania | Pharmacologically induced transgene ablation system |
EP2651407B1 (en) | 2010-12-15 | 2016-12-21 | Olatec Industries LLC | 3-methanesulfonylpropionitrile for treating inflammation and pain |
US20150044281A1 (en) | 2012-01-06 | 2015-02-12 | The Regents Of The University Of Colorado, A Body Corporate | Methods for the treatment of multiple sclerosis and other demyelinating disorders |
DK3369435T3 (da) | 2013-07-18 | 2019-11-25 | Xalud Therapeutics Inc | Sammensætning til behandling af inflammatorisk ledsygdom |
US20190112354A1 (en) | 2016-04-22 | 2019-04-18 | Xalud Therapeutics, Inc. | Methods and compositions to enhance the anti-inflammatory effects of interleukin 10 |
-
2014
- 2014-07-17 DK DK18167083T patent/DK3369435T3/da active
- 2014-07-17 EP EP18167083.7A patent/EP3369435B1/en active Active
- 2014-07-17 PT PT181670837T patent/PT3369435T/pt unknown
- 2014-07-17 DK DK14826787.5T patent/DK3021873T3/en active
- 2014-07-17 EP EP14826787.5A patent/EP3021873B8/en active Active
- 2014-07-17 JP JP2016527107A patent/JP2016525522A/ja not_active Withdrawn
- 2014-07-17 RS RS20191473A patent/RS59735B1/sr unknown
- 2014-07-17 ES ES18167083T patent/ES2760902T3/es active Active
- 2014-07-17 US US14/905,915 patent/US10512672B2/en active Active
- 2014-07-17 SI SI201430972T patent/SI3021873T1/sl unknown
- 2014-07-17 SI SI201431402T patent/SI3369435T1/sl unknown
- 2014-07-17 PT PT14826787T patent/PT3021873T/pt unknown
- 2014-07-17 WO PCT/US2014/047071 patent/WO2015009955A1/en active Application Filing
- 2014-07-17 PL PL14826787T patent/PL3021873T3/pl unknown
- 2014-07-17 RS RS20181419A patent/RS57974B1/sr unknown
- 2014-07-17 ES ES14826787T patent/ES2700826T3/es active Active
- 2014-07-17 LT LTEP18167083.7T patent/LT3369435T/lt unknown
- 2014-07-17 PL PL18167083T patent/PL3369435T3/pl unknown
- 2014-07-17 HU HUE18167083A patent/HUE046944T2/hu unknown
- 2014-07-17 HU HUE14826787A patent/HUE042463T2/hu unknown
- 2014-07-17 LT LTEP14826787.5T patent/LT3021873T/lt unknown
-
2018
- 2018-11-16 HR HRP20181913TT patent/HRP20181913T1/hr unknown
- 2018-11-28 CY CY181101297T patent/CY1120946T1/el unknown
-
2019
- 2019-10-31 US US16/670,987 patent/US20200093892A1/en not_active Abandoned
- 2019-11-01 JP JP2019199475A patent/JP7066669B2/ja active Active
- 2019-11-12 HR HRP20192043TT patent/HRP20192043T1/hr unknown
- 2019-12-03 CY CY20191101267T patent/CY1122673T1/el unknown
-
2021
- 2021-11-05 JP JP2021180762A patent/JP2022031682A/ja active Pending
-
2022
- 2022-06-21 US US17/845,101 patent/US20220313785A1/en not_active Abandoned
-
2023
- 2023-01-25 US US18/159,161 patent/US20230158114A1/en active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008541759A (ja) | 2005-05-31 | 2008-11-27 | アビジェン, インコーポレイテッド | 変異体il−10 |
Non-Patent Citations (5)
Title |
---|
Dengler EC et al.,Improvement of spinal non-viral IL-10 gene delivery by D-mannose as a transgene adjuvant to control chronic neuropathic pain,Journal of Neuroinflammation,2014年05月21日,Vol.11,92,doi:10.1186/1742-2094-11-92 |
Keravala A et al.,Human, viral or mutant human IL-10 expressed after local adenovirus-mediated gene transfer are equally effective in ameliorating disease pathology in a rabbit knee model of antigen-induced arthritis,Arthritis Research & Therapy,2006年,Vol.8, No.4,R91,doi: 10.1186/ar1960 |
Milligan ED et al.,Repeated intrathecal injections of plasmid DNA encoding interleukin-10 produce prolonged reversal of neuropathic pain,Pain,2006年,Vol.126,p.294-308,doi: 10.1016/j.pain.2006.07.009 |
Neuron Glia Biol.,2006年,Vol.2,pp.293-308 |
Soderquist RG et al.,Release of plasmid DNA-encoding IL-10 from PLGA microparticles facilitates long-term reversal of neuropathic pain following a single intrathecal administration,Pharmaceutical Research,2010年,Vol.27, No.5,p.841-854,doi: 10.1007/s11095-010-0077-y |
Also Published As
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7066669B2 (ja) | 炎症性関節疾患の治療方法 | |
Soderquist et al. | Release of plasmid DNA-encoding IL-10 from PLGA microparticles facilitates long-term reversal of neuropathic pain following a single intrathecal administration | |
CN107412260B (zh) | cGAS-STING通路激活剂及其用途 | |
CN106714826A (zh) | 用于减弱基因表达调节抗病毒转移载体免疫应答的方法和组合物 | |
JP2007527240A5 (ja) | ||
CN109477085B (zh) | 增强白细胞介素10的抗炎作用的方法和组合物 | |
JP2022531201A (ja) | ウイルス導入ベクターに対する既存の免疫を伴う対象の処置のための方法 | |
JP2021530571A (ja) | Mmaコンストラクトおよびベクターの方法および組成物 | |
WO2021042944A1 (zh) | 肌肉靶向的微环dna基因治疗 | |
KR20210032438A (ko) | Otc 구축물 및 벡터의 방법 및 조성물 | |
EP3768301A1 (en) | Compositions and methods of fas inhibition | |
JP2022060514A (ja) | ガバペンチノイドからの干渉が減少し、hgf異型体を発現するdnaコンストラクトを用いる神経病症の治療 | |
Li et al. | Rational preparation and application of a mRNA delivery system with cytidinyl/cationic lipid | |
US10736928B2 (en) | Pegylated recombinant bacteriophage | |
US20170348393A1 (en) | Treatment of cns inflammatory disorders | |
JP6702938B2 (ja) | アンタゴニストic ctla−4アプタマー及びその免疫活性増強への応用 | |
US20220062383A1 (en) | Regulation of a foreign body response | |
CN112353940A (zh) | 一种用于预防或治疗抑郁症的药物及其应用 | |
Castro | American Society of Gene and Cell Therapy (ASGCT)-19th Annual Meeting. Washington, DC, USA-May 4-7, 2016 | |
WO2023067127A1 (en) | Method for treating tubular aggregate myopathy and stormorken syndrome | |
WO2022215079A1 (en) | Nanovaccines for treatment of viral diseases | |
CN100503825C (zh) | 核酸分子rtn4bsr4及其在制备抗癌药物中的应用 | |
CN101007831A (zh) | 核酸分子rtn4bsr1及其在制备抗癌药物中的应用 | |
CN101007832A (zh) | 核酸分子rtn4bsr2及其在制备抗癌药物中的应用 | |
CN101007835A (zh) | 核酸分子rtn4bsr5及其在制备抗癌药物中的应用 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191106 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200309 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210204 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210706 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211105 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20211105 |
|
C11 | Written invitation by the commissioner to file amendments |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C11 Effective date: 20211124 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20220117 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20220118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220405 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220427 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7066669 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |