JP7066045B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和を行う空気調和機の室内機に関する。
従来、ファンの動作の停止中に室温を検出して空気調和の制御を行う空気調和機が提案されている。例えば、夏期において空気調和機の室内機が設置されている部屋に遠隔操作機器の操作が苦手な高齢者又は子供だけが居て、空気調和機の運転の停止中に当該部屋の温度が健康に影響を及ぼしかねない高温である場合、熱中症対策で、室温を検出して冷房運転を行う空気調和機が提案されている。また、室内機と、室外機と、室内機及び室外機の運転を制御するリモートコントローラとを有していて、リモートコントローラが温度を測定する測温部を含む空気調和機も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013-96668号公報
空気調和機の室内機が設置されている部屋の温度を検出するために室内機が温度検出装置を有する場合、温度検出装置は熱交換器の輻射熱の影響を受ける場所に配置されることがある。その場合、夏期において空気調和機の運転が停止してファンの動作が停止すると、熱交換器の温度は比較的高温になるので、温度検出装置は熱交換器の輻射熱の影響を受けることにより、正確に部屋の温度を検出することができない。そのため、空気調和機は熱中症対策で冷房運転を適切に行うことができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ファンの動作が停止しても比較的高い精度で温度を検出する空気調和機の室内機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る空気調和機の室内機は、筐体と、筐体の内部に位置し、空気を移動させるファンと、温度を検出する温度検出装置と、筐体の内部に位置し、温度検出装置の位置を制御する制御部とを有する。制御部は、(1)ファンが動作している場合、温度検出装置を筐体の内部に位置させ、(2)ファンが停止している場合、ファンが停止しているときに温度検出装置を筐体の外部に位置させる規則が設定されているとき、温度検出装置を筐体の外部に位置させ、(3)ファンが停止している場合、上記の規則が設定されていないとき、温度検出装置を筐体の内部に位置させる。
本発明に係る空気調和機の室内機は、ファンの動作が停止しても比較的高い精度で温度を検出することができる。
実施の形態1に係る空気調和機の室内機の外観を模式的に示す第1の図 実施の形態1に係る空気調和機の室内機の外観を模式的に示す第2の図 実施の形態1に係る空気調和機の室内機の断面を模式的に示す図 実施の形態1に係る空気調和機の室内機が有する温度検出装置が筐体の内部に位置している状態から筐体の外部に飛び出る動作を説明するための図 実施の形態1に係る空気調和機の室内機が有する温度検出装置が筐体の外部に位置している状態から筐体の内部に収納される動作を説明するための図 実施の形態1に係る空気調和機の室内機が有する基板の構成を示す図 実施の形態1に係る空気調和機の室内機が有する制御部が行う温度検出装置の位置を制御する動作の手順を示す第1のフローチャート 実施の形態1に係る空気調和機の室内機が有する制御部が行う温度検出装置の位置を制御する動作の手順を示す第2のフローチャート 実施の形態1に係る空気調和機の室内機が有する制御部が行う温度検出装置の位置を制御する動作の手順を示す第3のフローチャート 実施の形態1に係る空気調和機の室内機が有する制御部が行う温度検出装置の位置を制御する動作の手順を示す第4のフローチャート 実施の形態1に係る空気調和機の室内機が有する制御部が行う特殊運転のモードに関連する動作の手順を示すフローチャート 実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する基板の構成を示す図 実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する温度検出装置、熱交換器及び遮蔽部材の各々の位置を説明するための第1の図 実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する温度検出装置、熱交換器及び遮蔽部材の各々の位置を説明するための第2の図 実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する温度検出装置及び遮蔽部材の各々の位置の詳細を説明するための第1の図 実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する温度検出装置及び遮蔽部材の各々の位置の詳細を説明するための第2の図 実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する制御部が行う遮蔽部材の位置を制御する動作の手順を示す第1のフローチャート 実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する制御部が行う遮蔽部材の位置を制御する動作の手順を示す第2のフローチャート 実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する制御部が行う遮蔽部材の位置を制御する動作の手順を示す第3のフローチャート 実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する制御部が行う遮蔽部材の位置を制御する動作の手順を示す第4のフローチャート 実施の形態1に係る空気調和機の室内機が有する受信部、温度検出装置、ファン駆動部、温度検出装置駆動部、風向制御板駆動部及び制御部の少なくとも一部の機能がプロセッサによって実現される場合のプロセッサを示す図 実施の形態1に係る空気調和機の室内機が有する受信部、温度検出装置、ファン駆動部、温度検出装置駆動部、風向制御板駆動部及び制御部の少なくとも一部が処理回路によって実現される場合の処理回路を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る空気調和機の室内機1の外観を模式的に示す第1の図である。本願では、空気調和機の室内機を「室内機」と記載する場合がある。室内機1は、筐体2と、空気調和についてユーザによって操作される遠隔操作機器から情報を受信する受信部3とを有する。遠隔操作機器は、図1に示されていない。
室内機1には、空気の吸い込み口と、空気の吹き出し口4とが設けられている。吸い込み口は、図1に示されていない。吸い込み口は、図2に示されている。室内機1は、吹き出し口4から吹き出される空気の上下方向の向きを制御するための上下風向制御板5と、吹き出し口4から吹き出される空気の左右方向の向きを制御するための左右風向制御板6とを更に有する。室内機1は、温度を検出する温度検出装置7を更に有する。温度検出装置7は、室内機1が設置される部屋の温度を検出する。
図2は、実施の形態1に係る空気調和機の室内機1の外観を模式的に示す第2の図である。図2に示す通り、室内機1には、空気の吸い込み口8が設けられている。
図3は、実施の形態1に係る空気調和機の室内機1の断面を模式的に示す図である。図3は、図2のIII-III線の断面図である。室内機1は、空気を移動させるファン9と、空気と冷媒との間で熱交換を行わせるための熱交換器10とを更に有する。ファン9及び熱交換器10は、筐体2の内部に位置している。ファン9は、筐体2の外部の空気を吸い込み口8から筐体2の内部に移動させると共に、筐体2の内部の空気を吹き出し口4から筐体2の外部に移動させる。熱交換器10は、筐体2の外部から筐体2の内部に移動した空気と冷媒との間で熱交換を行わせる。説明の便宜上、図3には、ハッチングが加えられていない構成要素が含まれている。
室内機1は、温度検出装置7の位置を制御する制御部を更に有する。制御部は、図6に示されている。制御部は、筐体2の内部に位置している。温度検出装置7は、筐体2の内部に位置することも、筐体2の外部に位置することもできる。
図4は、実施の形態1に係る空気調和機の室内機1が有する温度検出装置7が筐体2の内部に位置している状態から筐体2の外部に飛び出る動作を説明するための図である。図4(A)は、温度検出装置7が筐体2の内部に位置している状態を模式的に示している。図4(B)は、温度検出装置7が筐体2の内部から筐体2の外部に飛び出ようとしている状態を模式的に示している。図4(B)の矢印は、温度検出装置7が筐体2の内部から筐体2の外部に飛び出ようとしている状態を示している。図4(C)は、温度検出装置7が筐体2の外部に飛び出た状態を模式的に示している。
図5は、実施の形態1に係る空気調和機の室内機1が有する温度検出装置7が筐体2の外部に位置している状態から筐体2の内部に収納される動作を説明するための図である。図5(A)は、温度検出装置7が筐体2の外部に位置する状態を模式的に示している。図5(A)は、図4(C)と同じである。図5(B)は、温度検出装置7が筐体2の外部から筐体2の内部に収納されようとしている状態を模式的に示している。図5(B)の矢印は、温度検出装置7が筐体2の外部から筐体2の内部に収納されようとしている状態を示している。図5(C)は、温度検出装置7が筐体2の内部に収納された状態を模式的に示している。図5(C)は、図4(A)と同じである。
図6は、実施の形態1に係る空気調和機の室内機1が有する基板11の構成を示す図である。基板11は、室内機1が有する構成要素を制御するためのものであって、筐体2の内部に位置する。基板11は、ファン9を駆動するファン駆動部12と、温度検出装置7を駆動する温度検出装置駆動部13と、上下風向制御板5及び左右風向制御板6を駆動する風向制御板駆動部14とを更に有する。温度検出装置駆動部13は、温度検出装置7の位置を変化させるためのモータを有する。室内機1は、ファン駆動部12、温度検出装置駆動部13及び風向制御板駆動部14を制御する制御装置15を更に有する。
基板11は、ユーザが遠隔操作機器に対して行った操作に対応する情報を遠隔操作機器から受信する受信部3を有する。遠隔操作機器は、図6には示されていない。受信部3は、空気調和についての情報を受信する。空気調和についての情報の例は、冷房運転のモードを示す情報、暖房運転のモードを示す情報、運転の開始を示す情報、運転の停止を示す情報、設定温度を示す情報、及び、あらかじめ決められた特殊運転のモードの設定を示す情報である。特殊運転のモードは、ファン9が停止しているときに温度検出装置7を筐体2の外部に位置させる動作を示す。例えば、受信部3は、室内機1の運転が停止している場合に特殊運転のモードを示す情報を受信する。
制御装置15は、受信部3が受信した情報を記憶する操作情報記憶部16を有する。つまり、操作情報記憶部16は、ユーザが遠隔操作機器に対して行った操作に対応する情報を記憶する。操作情報記憶部16の例は、半導体メモリである。
制御装置15は、ファン駆動部12、温度検出装置駆動部13及び風向制御板駆動部14を制御する制御部17を更に有する。ファン駆動部12、温度検出装置駆動部13及び風向制御板駆動部14の各々は、制御部17が行う制御によって動作する。制御部17は、操作情報記憶部16に記憶されている情報と、温度検出装置7が検出した温度とをもとに室内機1が行う空気調和を制御する。
つまり、制御部17は、ファン駆動部12を制御してファン9を駆動させる。ファン9が回転することによって筐体2の外部の空気は吸い込み口8から筐体2の内部に流入し、筐体2の内部に流入した空気は、熱交換器10によって暖められ又は冷やされて、吹き出し口4から室内機1が設置されている部屋に送られる。制御部17は、風向制御板駆動部14を制御し、それにより上下風向制御板5及び左右風向制御板6の各々の位置を制御する。これにより、室内機1は、暖められた空気又は冷やされた空気をユーザが所望する向きに吹き出す。
制御装置15は、温度検出装置7を筐体2の内部に位置する状態から筐体2の外部に位置する状態に変化させるための温度検出装置駆動部13が有するモータの回転数を示す情報を記憶する駆動ステップ数記憶部18を更に有する。以下では、温度検出装置7を筐体2の内部に位置する状態から筐体2の外部に位置する状態に変化させるためのモータの回転数は、「駆動ステップ数」と記載される場合がある。駆動ステップ数は、温度検出装置7を筐体2の外部に位置する状態から筐体2の内部に位置する状態に変化させるための温度検出装置駆動部13が有するモータの回転数でもある。駆動ステップ数記憶部18の例は、半導体メモリである。以下では、モータの回転数は、「ステップ数」と記載される。
温度検出装置7が筐体2の内部に位置する状態は、図4(A)に示す温度検出装置7が筐体2の内部に収納されている状態である。温度検出装置7が筐体2の外部に位置する状態は、図5(A)に示す温度検出装置7が筐体2の外部に飛び出ている状態である。つまり、駆動ステップ数は、温度検出装置7を筐体2の内部に収納された状態から筐体2の外部に飛び出た状態に変化させるために必要な温度検出装置7の移動量に対応する。駆動ステップ数は、温度検出装置7を筐体2の外部に飛び出た状態から筐体2の内部に収納された状態に変化させるために必要な温度検出装置7の移動量にも対応する。
制御部17は、ファン9が動作している場合、温度検出装置7を筐体2の内部に位置させる。制御部17は、ファン9が停止している場合、ファン9が停止しているときに温度検出装置7を筐体2の外部に位置させる規則が設定されているとき、温度検出装置7を筐体2の外部に位置させる。制御部17は、ファン9が停止している場合、上記の規則が設定されていないとき、温度検出装置7を筐体2の内部に位置させる。
次に、制御部17が温度検出装置7の位置を制御する動作を説明する。図7は、実施の形態1に係る空気調和機の室内機1が有する制御部17が行う温度検出装置7の位置を制御する動作の手順を示す第1のフローチャートである。図7のフローチャートは、電源が室内機1に供給された際の制御部17の動作の手順を示している。制御部17は、電源が室内機1に供給された際に温度検出装置7が筐体2の内部に位置しているか外部に位置しているかを認識していない。
電源の室内機1への供給が開始された状態である初期状態において、温度検出装置7を筐体2の内部に位置させるために、制御部17は温度検出装置7を筐体2の内部に収納させる動作である収納動作の制御を行う(S1)。具体的には、ステップS1において、制御部17は、温度検出装置駆動部13が有するモータをあらかじめ決められたステップ数回転させる。
制御部17は、温度検出装置7を筐体2の内部に収納させるためのステップ数である収納ステップ数に対応する量の温度検出装置7の移動が完了したか否かを判断する(S2)。収納ステップ数は、上記の駆動ステップ数と同じである。制御部17は、収納ステップ数に対応する量の温度検出装置7の移動が完了していないと判断した場合(S2でNo)、ステップS1の動作を行う。制御部17は、収納ステップ数に対応する量の温度検出装置7の移動が完了したと判断した場合(S2でYes)、初期状態における温度検出装置7の位置を制御する動作を終了する。
図8は、実施の形態1に係る空気調和機の室内機1が有する制御部17が行う温度検出装置7の位置を制御する動作の手順を示す第2のフローチャートである。電源の室内機1への供給が開始された後、制御部17は、ファン9が運転しているか否かを判断する(S11)。制御部17は、ファン9が停止していると判断した場合(S11でNo)、特殊運転のモードが設定されているか否かを判断する(S12)。
制御部17は、特殊運転のモードが設定されていると判断した場合(S12でYes)、温度検出装置7が筐体2に収納されているか否かを判断する(S13)。制御部17は、温度検出装置7が筐体2に収納されていると判断した場合(S13でYes)、温度検出装置7を筐体2から飛び出させるために、温度検出装置7を筐体2から飛び出させるための飛出動作開始フラグを成立させる(S14)。制御部17は、飛出動作開始フラグを成立させると、図9のフローチャートに示す動作を行う。
制御部17は、温度検出装置7が筐体2から飛び出ていると判断した場合(S13でNo)、温度検出装置7の位置を現状の通りに維持させる制御を行う(S15)。制御部17は、ファン9が運転していると判断した場合(S11でYes)、温度検出装置7が筐体2に収納されているか否かを判断する(S16)。制御部17は、温度検出装置7が筐体2に収納されていると判断した場合(S16でYes)、温度検出装置7の位置を現状の通りに維持させる制御を行う(S15)。
制御部17は、温度検出装置7が筐体2から飛び出ていると判断した場合(S16でNo)、温度検出装置7を筐体2に収納させるために、温度検出装置7を筐体2に収納させるための収納動作開始フラグを成立させる(S17)。制御部17は、収納動作開始フラグを成立させると、図10のフローチャートに示す動作を行う。
制御部17は、特殊運転のモードが設定されていないと判断した場合(S12でNo)、ステップS16の動作を行う。
図9は、実施の形態1に係る空気調和機の室内機1が有する制御部17が行う温度検出装置7の位置を制御する動作の手順を示す第3のフローチャートである。図9のフローチャートは、筐体2に収納されている温度検出装置7を筐体2から飛び出させる際に制御部17が行う動作の手順を示している。制御部17は、温度検出装置7を筐体2から飛び出させる動作である飛出動作の制御を行う(S21)。具体的には、ステップS21において、制御部17は、温度検出装置駆動部13が有するモータをあらかじめ決められたステップ数回転させる。
制御部17は、温度検出装置7を筐体2から飛び出させるためのステップ数である飛出ステップ数に対応する量の温度検出装置7の移動が完了したか否かを判断する(S22)。飛出ステップ数は、上記の駆動ステップ数と同じである。制御部17は、飛出ステップ数に対応する量の温度検出装置7の移動が完了していないと判断した場合(S22でNo)、ステップS21の動作を行う。制御部17は、飛出ステップ数に対応する量の温度検出装置7の移動が完了したと判断した場合(S22でYes)、筐体2に収納されている温度検出装置7を筐体2から飛び出させる動作を終了する。
図10は、実施の形態1に係る空気調和機の室内機1が有する制御部17が行う温度検出装置7の位置を制御する動作の手順を示す第4のフローチャートである。図10のフローチャートは、筐体2から飛び出ている温度検出装置7を筐体2に収納させる際に制御部17が行う動作の手順を示している。制御部17は、温度検出装置7を筐体2に収納させる動作である収納動作の制御を行う(S31)。具体的には、ステップS31において、制御部17は、温度検出装置駆動部13が有するモータをあらかじめ決められたステップ数回転させる。
制御部17は、温度検出装置7を筐体2に収納させるためのステップ数である収納ステップ数に対応する量の温度検出装置7の移動が完了したか否かを判断する(S32)。収納ステップ数は、上記の駆動ステップ数と同じである。制御部17は、収納ステップ数に対応する量の温度検出装置7の移動が完了していないと判断した場合(S32でNo)、ステップS31の動作を行う。制御部17は、収納ステップ数に対応する量の温度検出装置7の移動が完了したと判断した場合(S32でYes)、筐体2から飛び出ている温度検出装置7を筐体2に収納させる動作を終了する。
次に、特殊運転のモードに関連する室内機1の動作を説明する。上述の通り、特殊運転のモードは、ファン9が停止しているときに温度検出装置7を筐体2の外部に位置させる動作を示す。例えば、特殊運転のモードは、夏期において室内機1に熱中症対策の運転を行わせる場合に設定される。図11は、実施の形態1に係る空気調和機の室内機1が有する制御部17が行う特殊運転のモードに関連する動作の手順を示すフローチャートである。
制御部17は、ファン9が運転しているか否かを判断する(S41)。制御部17は、ファン9が停止していると判断した場合(S41でNo)、特殊運転のモードが設定されているか否かを判断する(S42)。制御部17は、特殊運転のモードが設定されていると判断した場合(S42でYes)、設定温度があらかじめ決められた温度以上であるか否かを判断する(S43)。図11のステップS43では、設定温度があらかじめ決められた温度以上であるか否かを制御部17が判断することは、「設定温度が一定温度以上?」と記載されている。あらかじめ決められた温度の例は、30℃である。
制御部17は、設定温度があらかじめ決められた温度以上であると判断した場合(S43でYes)、室内機1に熱中症対策の運転を行わせる(S44)。ステップS44の動作が行われることにより、比較的冷たい空気が部屋に供給される。これにより、熱中症対策の動作が実現される。
制御部17は、ファン9が運転していると判断した場合(S41でYes)、特殊運転のモードが設定されていないと判断した場合(S42でNo)、及び、設定温度があらかじめ決められた温度より低いと判断した場合(S43でNo)、特殊運転のモードに関連する動作を終了する。
上述の通り、制御部17は、ファン9が動作している場合、温度検出装置7を筐体2の内部に位置させる。制御部17は、ファン9が停止している場合、ファン9が停止しているときに温度検出装置7を筐体2の外部に位置させる規則が設定されているとき、温度検出装置7を筐体2の外部に位置させる。制御部17は、ファン9が停止している場合、上記の規則が設定されていないとき、温度検出装置7を筐体2の内部に位置させる。例えば、上記の規則は、室内機1が設置されている部屋に遠隔操作機器の操作が苦手な高齢者又は子供だけが居る場合に設定される。更に言うと、例えば、上記の規則は、節電対策及び熱中症対策のために設定される。
制御部17は、ファン9が停止していて上記の規則が設定されている場合、温度検出装置7を筐体2の外部に位置させる。これにより、温度検出装置7は、ファン9の動作が停止している場合、熱交換器10の輻射熱の影響を受けることなく、室内機1が設置される部屋の温度を比較的高い精度で検出することができる。すなわち、実施の形態1に係る空気調和機の室内機1は、ファン9の動作が停止しても比較的高い精度で温度を検出することができる。
温度検出装置7が部屋の温度を比較的高い精度で検出することができるので、制御部17は、温度検出装置7によって検出された温度が熱中症対策のために冷房運転を行わせる温度以上である場合、冷房運転を行うように室内機1を適切に制御することができる。これにより、室内機1は熱中症対策で冷房運転を適切に行うことができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、温度検出装置7は、筐体2の内部に位置することも、筐体2の外部に位置することもできる。実施の形態2では、温度検出装置7は、筐体2の外郭に位置していて、筐体2の外部に位置しない。具体的には、実施の形態2では、温度検出装置7は、筐体2の外郭のあらかじめ決められた場所に位置している。温度検出装置7は、熱交換器10より吹き出し口4の側に位置している。実施の形態2では、実施の形態1との相違点を主に説明する。
実施の形態2に係る空気調和機の室内機は、温度検出装置7と、ファン9と、熱交換器10とを有する。上述の通り、実施の形態2では、温度検出装置7は、筐体2の外郭に位置していて、筐体2の外部に位置しない。実施の形態2に係る室内機は、輻射熱の伝達を抑制する遮蔽部材と、遮蔽部材の位置を制御する制御部とを更に有する。遮蔽部材及び制御部の詳細については、後述する。
図12は、実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する基板11Aの構成を示す図である。基板11Aは、実施の形態2に係る室内機が有する構成要素を制御するためのものであって、筐体2の内部に位置する。基板11Aは、実施の形態1の基板11と同様に、ファン駆動部12と、風向制御板駆動部14と、受信部3とを有する。実施の形態2では、温度検出装置7は基板11Aに設けられている。
基板11Aは、実施の形態1の制御装置15に代えて制御装置15Aを有する。制御装置15Aは、操作情報記憶部16を有する。制御装置15Aは、実施の形態1の制御部17に代えて制御部17Aを有する。制御部17Aは、制御部17が有する複数の機能のうちの温度検出装置7の位置を変化させるための機能以外の機能を有する。制御装置15Aは、実施の形態1の駆動ステップ数記憶部18に代えて駆動ステップ数記憶部18Aを有する。駆動ステップ数記憶部18Aの例は、半導体メモリである。
基板11Aは、遮蔽部材の位置を変化させるための遮蔽部材駆動部19を更に有する。遮蔽部材駆動部19は、遮蔽部材の位置を変化させるためのモータを有する。制御部17Aは、遮蔽部材駆動部19を制御する機能を有する。
駆動ステップ数記憶部18Aは、遮蔽部材を熱交換器10と温度検出装置7との間に位置する状態から温度検出装置7より吹き出し口4の側に位置する状態に変化させるための遮蔽部材駆動部19が有するモータの回転数を示す情報を記憶する。以下では、遮蔽部材を熱交換器10と温度検出装置7との間に位置する状態から温度検出装置7より吹き出し口4の側に位置する状態に変化させるためのモータの回転数は、「駆動ステップ数」と記載される。駆動ステップ数は、遮蔽部材を温度検出装置7より吹き出し口4の側に位置する状態から熱交換器10と温度検出装置7との間に位置する状態に変化させるための遮蔽部材駆動部19が有するモータの回転数でもある。以下では、モータの回転数は、「ステップ数」と記載される。
図13は、実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する温度検出装置7、熱交換器10及び遮蔽部材20の各々の位置を説明するための第1の図である。図13は、ファン9が停止している場合の温度検出装置7、熱交換器10及び遮蔽部材20の各々の位置を示している。図13に示す通り、実施の形態2では、温度検出装置7は筐体2の外郭21に位置している。図13において、符号「P」は人を意味し、符号「G」は温度検出装置7を見ている人Pの視線を意味している。図13に示す通り、ファン9が停止している場合、遮蔽部材20は、温度検出装置7と熱交換器10との間に位置している。遮蔽部材20の例は、遮蔽フィルタである。
図14は、実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する温度検出装置7、熱交換器10及び遮蔽部材20の各々の位置を説明するための第2の図である。図14は、ファン9が運転している場合の温度検出装置7、熱交換器10及び遮蔽部材20の各々の位置を示している。図14において、符号「P」は人を意味し、符号「G」は温度検出装置7を見ている人Pの視線を意味している。図14に示す通り、ファン9が運転している場合、遮蔽部材20は、温度検出装置7と熱交換器10との間に位置していない。
図13及び図14から理解することができる通り、温度検出装置7は、遮蔽部材20が熱交換器10と温度検出装置7との間に位置していなければ熱交換器10の輻射熱の影響を受ける場所に位置している。制御部17Aは、ファン9が停止している場合に熱交換器10と温度検出装置7との間に遮蔽部材20を位置させる。
図15は、実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する温度検出装置7及び遮蔽部材20の各々の位置の詳細を説明するための第1の図である。図15は、ファン9が停止している場合の温度検出装置7及び遮蔽部材20の各々の位置を示している。図15に示す通り、ファン9が停止している場合、遮蔽部材20は、温度検出装置7より筐体2の外郭21から遠い場所に位置している。つまり、ファン9が停止している場合、遮蔽部材20は、温度検出装置7より筐体2の内部に位置している。
図16は、実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する温度検出装置7及び遮蔽部材20の各々の位置の詳細を説明するための第2の図である。図16は、ファン9が運転している場合の温度検出装置7及び遮蔽部材20の各々の位置を示している。図16に示す通り、ファン9が運転している場合、遮蔽部材20は、温度検出装置7より筐体2の外郭21に近い場所に位置している。つまり、ファン9が運転している場合、遮蔽部材20は、温度検出装置7より筐体2の外部の側に位置している。図16の矢印は、遮蔽部材駆動部19が動作していることを示している。遮蔽部材駆動部19が動作することにより、遮蔽部材20は、温度検出装置7より筐体2の外郭21に近い場所に位置する。
図17は、実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する制御部17Aが行う遮蔽部材20の位置を制御する動作の手順を示す第1のフローチャートである。図17の第1のフローチャートは、遮蔽部材20を、ファン9が停止している場合の場所からファン9が運転している場合の場所に移動させる際に制御部17Aが行う動作を示している。制御部17は、遮蔽部材駆動部19を動作させて遮蔽部材20を移動させる(S51)。具体的には、ステップS51において、制御部17Aは、遮蔽部材駆動部19が有するモータをあらかじめ決められたステップ数回転させる。
制御部17Aは、遮蔽部材20をファン9が停止している場合の場所からファン9が運転している場合の場所に移動させるための駆動ステップ数に対応する量の遮蔽部材20の移動が完了したか否かを判断する(S52)。制御部17Aは、駆動ステップ数に対応する量の遮蔽部材20の移動が完了していないと判断した場合(S52でNo)、ステップS51の動作を行う。制御部17Aは、駆動ステップ数に対応する量の遮蔽部材20の移動が完了したと判断した場合(S52でYes)、遮蔽部材20を移動させる動作を終了する。
図18は、実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する制御部17Aが行う遮蔽部材20の位置を制御する動作の手順を示す第2のフローチャートである。制御部17Aは、ファン9が運転しているか否かを判断する(S61)。制御部17Aは、ファン9が停止していると判断した場合(S61でNo)、特殊運転のモードが設定されているか否かを判断する(S62)。
制御部17Aは、特殊運転のモードが設定されていると判断した場合(S62でYes)、ファン9が運転している場合に位置すべき場所に遮蔽部材20が位置しているか否かを判断する(S63)。図18のステップS63では、ファン9が運転している場合に位置すべき場所に遮蔽部材20が位置しているか否かを判断することは、「遮蔽部材は運転状態の場所に位置しているか?」と記載されている。ファン9が運転している場合に遮蔽部材20が位置すべき場所は、温度検出装置7より吹き出し口4の側の場所である。
制御部17Aは、ファン9が運転している場合に位置すべき場所に遮蔽部材20が位置していると判断した場合(S63でYes)、遮蔽部材20を、ファン9が停止している場合に位置すべき場所に位置させるために、停止位置への動作開始フラグを成立させる(S64)。制御部17Aは、停止位置への動作開始フラグを成立させると、図19のフローチャートに示す動作を行う。ファン9が停止している場合に遮蔽部材20が位置すべき場所は、熱交換器10と温度検出装置7との間の場所である。
制御部17Aは、ファン9が停止している場合に位置すべき場所に遮蔽部材20が位置していると判断した場合(S63でNo)、遮蔽部材20の位置を現状の通りに維持させる制御を行う(S65)。制御部17Aは、ファン9が運転していると判断した場合(S61でYes)、ファン9が運転している場合に位置すべき場所に遮蔽部材20が位置しているか否かを判断する(S66)。図18のステップS66では、ファン9が運転している場合に位置すべき場所に遮蔽部材20が位置しているか否かを判断することは、「遮蔽部材は運転状態の場所に位置しているか?」と記載されている。
制御部17Aは、ファン9が運転している場合に位置すべき場所に遮蔽部材20が位置していると判断した場合(S66でYes)、遮蔽部材20の位置を現状の通りに維持させる制御を行う(S65)。
制御部17は、ファン9が停止している場合に位置すべき場所に遮蔽部材20が位置していると判断した場合(S66でNo)、遮蔽部材20を、ファン9が運転している場合に位置すべき場所に位置させるために、運転位置への動作開始フラグを成立させる(S67)。制御部17Aは、運転位置への動作開始フラグを成立させると、図20のフローチャートに示す動作を行う。
制御部17Aは、特殊運転のモードが設定されていないと判断した場合(S62でNo)、ステップS66の動作を行う。
図19は、実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する制御部17Aが行う遮蔽部材20の位置を制御する動作の手順を示す第3のフローチャートである。図19のフローチャートは、ファン9が運転している場合に位置すべき場所に位置している遮蔽部材20をファン9が停止している場合に位置すべき場所に移動させる際に制御部17Aが行う動作の手順を示している。制御部17Aは、遮蔽部材20を移動させる(S71)。具体的には、ステップS71において、制御部17Aは、遮蔽部材駆動部19が有するモータをあらかじめ決められたステップ数回転させる。
制御部17Aは、遮蔽部材20を温度検出装置7より吹き出し口4の側に位置する状態から熱交換器10と温度検出装置7との間に位置する状態に変化させるための駆動ステップ数に対応する量の遮蔽部材20の移動が完了したか否かを判断する(S72)。制御部17Aは、駆動ステップ数に対応する量の遮蔽部材20の移動が完了していないと判断した場合(S72でNo)、ステップS71の動作を行う。制御部17Aは、駆動ステップ数に対応する量の遮蔽部材20の移動が完了したと判断した場合(S72でYes)、ファン9が運転している場合に位置すべき場所に位置している遮蔽部材20をファン9が停止している場合に位置すべき場所に移動させる動作を終了する。
図20は、実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する制御部17Aが行う遮蔽部材20の位置を制御する動作の手順を示す第4のフローチャートである。図20のフローチャートは、ファン9が停止している場合に位置すべき場所に位置している遮蔽部材20をファン9が運転している場合に位置すべき場所に移動させる際に制御部17Aが行う動作の手順を示している。制御部17Aは、遮蔽部材20を移動させる(S81)。具体的には、ステップS81において、制御部17Aは、遮蔽部材駆動部19が有するモータをあらかじめ決められたステップ数回転させる。
制御部17Aは、遮蔽部材20を熱交換器10と温度検出装置7との間に位置する状態から温度検出装置7より吹き出し口4の側に位置する状態に変化させるための駆動ステップ数に対応する量の遮蔽部材20の移動が完了したか否かを判断する(S82)。制御部17Aは、駆動ステップ数に対応する量の遮蔽部材20の移動が完了していないと判断した場合(S82でNo)、ステップS81の動作を行う。制御部17Aは、駆動ステップ数に対応する量の遮蔽部材20の移動が完了したと判断した場合(S82でYes)、ファン9が停止している場合に位置すべき場所に位置している遮蔽部材20をファン9が運転している場合に位置すべき場所に移動させる動作を終了する。
上述の通り、制御部17Aは、ファン9が停止している場合、熱交換器10と温度検出装置7との間に遮蔽部材20を位置させる。これにより、温度検出装置7は、ファン9の動作が停止しているとき、熱交換器10の輻射熱の影響を受けることなく、室内機が設置される部屋の温度を比較的高い精度で検出することができる。すなわち、実施の形態2に係る空気調和機の室内機は、ファン9の動作が停止しても比較的高い精度で温度を検出することができる。
実施の形態2では、温度検出装置7は筐体2の内部に位置していて筐体2の外部に飛び出ない。したがって、実施の形態2に係る空気調和機の室内機は、実施の形態1に係る空気調和機の室内機1より意匠性に優れている。
図21は、実施の形態1に係る空気調和機の室内機1が有する受信部3、温度検出装置7、ファン駆動部12、温度検出装置駆動部13、風向制御板駆動部14及び制御部17の少なくとも一部の機能がプロセッサ91によって実現される場合のプロセッサ91を示す図である。つまり、受信部3、温度検出装置7、ファン駆動部12、温度検出装置駆動部13、風向制御板駆動部14及び制御部17の少なくとも一部の機能は、メモリ92に格納されるプログラムを実行するプロセッサ91によって実現されてもよい。プロセッサ91は、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、又はDSP(Digital Signal Processor)である。図21には、メモリ92も示されている。
受信部3、温度検出装置7、ファン駆動部12、温度検出装置駆動部13、風向制御板駆動部14及び制御部17の少なくとも一部の機能がプロセッサ91によって実現される場合、当該少なくとも一部の機能は、プロセッサ91と、ソフトウェア、ファームウェア、又は、ソフトウェア及びファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア又はファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ92に格納される。プロセッサ91は、メモリ92に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、受信部3、温度検出装置7、ファン駆動部12、温度検出装置駆動部13、風向制御板駆動部14及び制御部17の少なくとも一部の機能を実現する。
受信部3、温度検出装置7、ファン駆動部12、温度検出装置駆動部13、風向制御板駆動部14及び制御部17の少なくとも一部の機能がプロセッサ91によって実現される場合、室内機1は、受信部3、温度検出装置7、ファン駆動部12、温度検出装置駆動部13、風向制御板駆動部14及び制御部17によって実行されるステップの少なくとも一部が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ92を有する。メモリ92に格納されるプログラムは、受信部3、温度検出装置7、ファン駆動部12、温度検出装置駆動部13、風向制御板駆動部14及び制御部17が実行する手順又は方法の少なくとも一部をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
メモリ92は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク又はDVD(Digital Versatile Disk)等である。
図22は、実施の形態1に係る空気調和機の室内機1が有する受信部3、温度検出装置7、ファン駆動部12、温度検出装置駆動部13、風向制御板駆動部14及び制御部17の少なくとも一部が処理回路93によって実現される場合の処理回路93を示す図である。つまり、受信部3、温度検出装置7、ファン駆動部12、温度検出装置駆動部13、風向制御板駆動部14及び制御部17の少なくとも一部は、処理回路93によって実現されてもよい。
処理回路93は、専用のハードウェアである。処理回路93は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、並列プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものである。
受信部3、温度検出装置7、ファン駆動部12、温度検出装置駆動部13、風向制御板駆動部14及び制御部17が有する複数の機能について、当該複数の機能の一部がソフトウェア又はファームウェアで実現され、当該複数の機能の残部が専用のハードウェアで実現されてもよい。このように、受信部3、温度検出装置7、ファン駆動部12、温度検出装置駆動部13、風向制御板駆動部14及び制御部17が有する複数の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって実現することができる。
実施の形態2に係る空気調和機の室内機が有する受信部3、温度検出装置7、ファン駆動部12、風向制御板駆動部14、制御部17A及び遮蔽部材駆動部19の少なくとも一部の機能は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサ91によって実現されてもよい。当該メモリは、受信部3、温度検出装置7、ファン駆動部12、風向制御板駆動部14、制御部17A及び遮蔽部材駆動部19によって実行されるステップの少なくとも一部が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリである。受信部3、温度検出装置7、ファン駆動部12、風向制御板駆動部14、制御部17A及び遮蔽部材駆動部19の少なくとも一部の機能は、処理回路によって実現されてもよい。当該処理回路は、処理回路93と同様の処理回路である。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略又は変更することも可能である。
1 空気調和機の室内機、2 筐体、3 受信部、4 吹き出し口、5 上下風向制御板、6 左右風向制御板、7 温度検出装置、8 吸い込み口、9 ファン、10 熱交換器、11,11A 基板、12 ファン駆動部、13 温度検出装置駆動部、14 風向制御板駆動部、15,15A 制御装置、16 操作情報記憶部、17,17A 制御部、18,18A 駆動ステップ数記憶部、19 遮蔽部材駆動部、20 遮蔽部材、21 外郭。

Claims (2)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に位置し、空気を移動させるファンと、
    温度を検出する温度検出装置と、
    前記筐体の内部に位置し、前記温度検出装置の位置を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、(1)前記ファンが動作している場合、前記温度検出装置を前記筐体の内部に位置させ、(2)前記ファンが停止している場合、前記ファンが停止しているときに前記温度検出装置を前記筐体の外部に位置させる規則が設定されているとき、前記温度検出装置を前記筐体の外部に位置させ、(3)前記ファンが停止している場合、前記規則が設定されていないとき、前記温度検出装置を前記筐体の内部に位置させる
    空気調和機の室内機。
  2. 空気を移動させるファンと、
    空気と冷媒との間で熱交換を行わせるための熱交換器と、
    温度を検出する温度検出装置と、
    輻射熱の伝達を抑制する遮蔽部材と、
    前記遮蔽部材の位置を制御する制御部とを備え、
    前記温度検出装置は、前記遮蔽部材が前記熱交換器と前記温度検出装置との間に位置していなければ前記熱交換器の輻射熱の影響を受ける場所に位置しており、
    前記制御部は、前記ファンが停止している場合に前記熱交換器と前記温度検出装置との間に前記遮蔽部材を位置させる
    空気調和機の室内機。
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