JP7065512B2 - ガスコンロ - Google Patents

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Description

本発明は、ガスコンロ
ガスコンロで用いられる天板は、板状に構成された天板本体の外周付近に枠体を取り付けた構成のものが多い。例えば、特許文献1で開示されるガスコンロは、トッププレートの後端に連結される形で中板が設けられ、トッププレートと中板とが連結された板状体の外側を囲む形で外枠が取り付けられている。
特開2008-2754号公報
特許文献1で開示されるガスコンロの天板部(天板構造)は、天板本体部(トッププレート)の後端に隣接する形態で後板部(中板)が設けられ、これらが連結された板状体の外周を囲むように枠体(外枠)が取り付けられる構成である。このような構成を採用した場合、後板部と枠体の間に隙間が存在すると、この隙間から煮汁等が入り込みやすくなり、美観面や衛生面での問題が生じやすくなる。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、天板本体部を囲む構成で枠体が設けられ且つ天板本体部の後方側に後板部が隣接した構成をなす天板部を備えたガスコンロにおいて、枠体と後板部の間に埃や煮汁等が入り込み難い構成を実現することを目的とするものである。
本発明の一つであるガスコンロは、
上端側が開放した形態をなす筐体部と、
前記筐体部の上端側に組み付けられて前記筐体部を閉塞する天板部と、
を有するガスコンロであって、
前記天板部は、
板状の天板本体部と、
前記天板本体部の裏面側に固定される補強板部と、
前記天板本体部の領域と前記天板本体部の後方側の領域とを外側から囲む構成で配置され、前記天板本体部の前縁部及び両側縁部に固定される第1枠部と、前記第1枠部の後方側に続く構成をなし且つ前記天板本体部の後方側の領域の周囲に配置される第2枠部と、を備える枠体と、
前記天板本体部と前記補強板部と前記枠体とが組み付けられてなる組付体に固定される後板部と、
を有し、
前記後板部は、
前記天板本体部の上面部の後方側に配置される環状上面部と、
前記天板本体部の上面部後端に沿って配置され、前記上面部後端を上方側から覆う構成をなす第1被覆部と、
前記環状上面部に一体的に連結されるとともに前記第2枠部に沿って配置され、前記第2枠部を外側から覆う構成をなす第2被覆部と、
を備える。
上記ガスコンロは、天板部の一部をなす後板部が、天板本体部の上面部の後方側に配置される環状上面部と、天板本体部の上面部後端を上方側から覆う第1被覆部と、枠体の第2枠部を外側から覆う第2被覆部とを備える。このように構成されるため、枠体において後板部付近に配置される部分(第2枠部)と後板部との間の隙間が上面側に露出する領域を低減又は無くすことができ、後板部と枠体の間の隙間に煮汁等が入り込むことを防ぎやすくなる。また、煮汁等の残存が生じにくくなるため、美観面も向上し得る。
実施例1のガスコンロを概略的に例示する正面図である。 実施例1のガスコンロの天板部を斜め上側から見た斜視図である。 図2の天板部の平面図である。 図2の天板部の底面図である。 図2の天板部の正面図である。 図2の天板部の背面図である。 図2の天板部の側面図である。 図2の天板部の分解斜視図である。 図2の天板部について、図8とは異なる方向から見た分解斜視図である。 図2の天板部から後板部を取り外した状態を示す斜視図である。 図3のA-A位置で切断した断面を概略的に示す断面図である。 図11で示す断面の一部を拡大して示す断面拡大図である。 図3のB-B位置で切断した断面を概略的に示す断面図である。 図13で示す断面の一部を拡大して示す断面拡大図である。
本発明の望ましい例を以下に示す。但し、本発明は、以下の例に限定されない。
補強板部は、天板本体部の左右方向一方側の端部寄りに固定される第1補強板部と、天板本体部の左右方向他方側の端部寄りに固定される第2補強板部と、を備えていてもよい。第1補強板部及び第2補強板部は、天板本体部の後端部よりも後方側に延出した後方延出部を具備していてもよい。第1補強板部及び第2補強板部のそれぞれの後方延出部が、後板部を下方側から支持する構成であってもよい。
このようにすれば、補強板部の一部によって後板部を下方側から支持することができるため、後板部から加わる力を枠体と補強板部とに分散することができる。よって、第2枠部が後板部によって上方側から押圧されることに起因する枠体の撓み等を抑えることができ、より強度を増すことができる。
環状上面部は、第2枠部に沿って配置されるとともに上面が平坦面として構成された平坦面部を具備していてもよい。そして、第2被覆部は、平坦面部の端部から立ち下がる構成をなしていてもよい。
このようにすれば、環状上面部において第2被覆部側の境界付近の形状を凹部が少ない形状とすることができ、煮汁等が溜まることをより防ぎやすくなる。
<実施例1>
本発明の実施例1に係るガスコンロ1について、図面を参照しつつ説明する。
1-1.ガスコンロの概要
まず、ガスコンロ1の概要を説明する。図1に示すガスコンロ1は、調理鍋等の調理器具を加熱可能なビルトインコンロとして構成され、複数のこんろ部6A,6B,6Cを備えるとともに、器内にグリル庫10を内蔵してなる。このガスコンロ1は、装置本体1Aに天板部4が取り付けられた構成をなす。装置本体1Aは、ガスコンロ1から天板部4や五徳9A,9B,9Cなどを除いた部分であり、ガスコンロ1の外殻をなす筐体部2と、筐体部2内に収容される様々な部品(グリル庫10等)とを有してなる。天板部4は、筐体部2の上端部に固定されている。
ガスコンロ1には、天板部4から露出するように、左こんろ部6A、右こんろ部6Bが夫々設けられ、その左右のこんろ部6A,6Bの間で後方寄りに小こんろ部6Cが設けられている。左こんろ部6Aには、コンロバーナ8Aが設けられ、右こんろ6Bには、コンロバーナ8Bが設けられ、小こんろ部6Cには、コンロバーナ8Cが設けられている。コンロバーナ8A,8B、8Cは、公知のガスバーナとして構成され、図示しないガス供給路を介してガスが供給される構成をなし、それぞれの一部が天板部4の上方側に配置されるようになっている。コンロバーナ8A,8B、8Cの周囲には、天板部4に載置された状態で五徳9A,9B,9Cがそれぞれ組み付けられている。天板部4の下方において装置本体1Aの内部中央付近にはグリル庫10が設けられている。
1-2.天板部の構成
次に、天板部4について詳述する。図1のように、天板部4は、上端側が開口してなる筐体部2の上端側に組み付けられて筐体部2を閉塞するものであり、ガスコンロ1の上面部を構成するものである。
天板部4の取付対象となる筐体部2は、図示しない左右の側壁部と、図示しない後壁部と、前壁部として機能する前面パネル2Aと、図示しない底壁部とを備え、前後左右の壁部によって部品の収容空間が囲まれた構成をなし、部品の収容空間の下方側は底壁部によって閉塞される。筐体部2は、上端側が開放した構成をなす箱状形態をなしており、グリル庫10などの各種部品を収容する。天板部4は、筐体部2の上端側に構成される開口部を閉塞する構成で筐体部2に取り付けられる。
なお、本明細書では、天板本体部20の厚さ方向(板厚方向)を上下方向とし、天板本体部20を平面視したときの長手方向を左右方向とし、上下方向及び左右方向と直交する方向を前後方向とする。上下方向において、天板本体部20の表側を上方側とし裏側を下方側とする。
天板部4は、図2~図7のような構成をなし、図8、図9で示す各部品が組み立てられてなる。図9のように、天板部4は、板状の天板本体部20と、天板本体部20の裏面側に固定される補強フレーム80と、天板本体部20の裏面側において左右方向両端付近に配置される作用部材70と、天板本体部20の一部の周縁部に沿うように天板本体部20に固定される枠体30と、枠体30に沿って配置されるパッキン102と、天板本体部20の後方に隣接して配置される後板部40と、天板本体部20における中央側の所定位置にそれぞれ固定される中央側内枠部61,62,63とを備える。
図2、図8、図9で示すように、天板本体部20は、板状に構成された部材であり、ガラス板からなる板状部材、或いは金属板材の表面にホーロー処理を施してガラスコート層を形成した板状部材などとして構成されている。天板本体部20は、全体的に均一な板厚となっており、図2で概念的に示すように、天板本体部20の中央側には、コンロバーナ8A,8B、8Cが挿し通される開口形状のバーナ挿通部21A,21B,21Cが貫通孔として形成されている。図8のように、天板本体部20の周縁部29は、平面視矩形状となっており、周縁部29のうちの前端側周縁部29A及び後端側周縁部29Bは、端部が左右方向に延びる形態をなす。周縁部29のうちの左右端側周縁部29C,29Dは、端部が前後方向に延びる形態をなす。
図2のように、天板本体部20には、中央側内枠部61,62,63がそれぞれ固定される。中央側内枠部61,62,63は、天板本体部20の中央側に形成された各バーナ挿通部21A,21B,21Cの付近にそれぞれ固定される。中央側内枠部61は、天板本体部20の裏面側に板状の組付部材61Aが固定され、天板本体部20の表面側にリング状の座金部材61Bが固定され、これらが固定部材(ねじ等)によって連結される。中央側内枠部62は、天板本体部20の裏面側に板状の組付部材62Aが固定され、天板本体部20の表面側にリング状の座金部材62Bが固定され、これらが固定部材(ねじ等)によって連結される。中央側内枠部63は、天板本体部20の裏面側に板状の組付部材63Aが固定され、天板本体部20の表面側にリング状の座金部材63Bが固定され、これらが固定部材(ねじ等)によって連結される。中央側内枠部61,62,63のそれぞれには、上下に貫通した開口部61C,62C,63Cがそれぞれ形成され、これらがバーナ挿通部21A,21B,21Cのそれぞれと連通しており、天板部4の装着時には、開口部61C,62C,63Cに対して下側からコンロバーナ(ガスバーナ)8A,8B、8Cがそれぞれ挿入されるようになっている。
枠体30は、図2、図10のように天板本体部20の領域と天板本体部20の後方側の領域(図10で示す開口部100Aの開口領域)とを外側から囲む構成で配置される部品である。枠体30は、例えば金属材料や樹脂材料などからなり、図8のように矩形枠状に構成されている。枠体30は、接着剤などの接着媒体によって天板本体部20の周縁部29に接着される構成をなし、天板本体部20の周縁部29の近傍を補強する機能を有する。なお、枠体30は、天板本体部20の前縁部(前端側周縁部29A)及び両側縁部(左右端側周縁部29C,29D)に固定される第1枠部31と、第1枠部31の後方側に続く構成をなし且つ天板本体部20の後方側の領域の周囲に配置される第2枠部32と、を備える。
具体的には、図8のように、枠体30の前後両端部が左右方向に延びる第1直線状部33,34として構成され、枠体30の左右両端部が前後方向に延びる第2直線状部35,36として構成されている。そして、第1直線状部33及び第2直線状部35,36の一部が天板本体部20の周縁部29に固定される構成をなす。なお、枠体30において天板本体部20の周縁部29に固定される部分が第1枠部31の一例に相当する。そして、この第1枠部31の後方側に続く部分(天板本体部20の後端よりも後方側の部分)が第2枠部32の一例に相当する。図10のように、天板本体部20に枠体30が固定された状態では、第2枠部32が天板本体部20の後端部(後端側周縁部29B)よりも後方側に延びており、その後端部(後端側周縁部29B)と第2枠部32とによって開口部100Aを構成している。
パッキン102は、枠体30の下面に固定されるシール部材であり、図11~図14で示すように、枠体30に沿うように配置される。パッキン102は、天板部4がキッチンカウンターの載置面(取付孔周縁部の上面)に載置されたときに、その載置面と枠体30とによって挟み込まれ、天板部4と載置面の間の隙間を埋めるようにシールする部品である。
後板部40は、例えば金属材料などからなり、天板本体部20と補強板部89と枠体30とが組み付けられてなる組付体100(図10)に対して接着剤等の固定手段によって固定される部品である。なお、図14等では接着剤等の固定手段を省略して示している。図10で示すように、組付体100は、天板部4から後板部40を外した構造体であり、後板部40は、組付体100において天板本体部20の後方側に構成される開口部100A(天板本体部20の後端部と枠体30の一部とによって構成される開口部)の開口領域を部分的に埋めるように天板本体部20及び枠体30に固定される。
図2、図3のように、後板部40は、天板本体部20の上面部22の後方側に配置される環状上面部43と、環状上面部43の一部として又は環状上面部43に一体的に連結された部分として構成されるとともに天板本体部20の上面部22の後端22Aに沿って配置され、上面部後端22A(図10、図14)を上方側から覆う構成をなす第1被覆部41と、環状上面部43に一体的に連結されるとともに第2枠部32に沿って配置され、第2枠部32を外側から覆う構成をなす第2被覆部42と、を備える。環状上面部43の裏面側後端部付近には、左右方向に延びる補強部材90が固定されている。
第1被覆部41は、後板部40の前端部付近の部分であり、天板本体部20の後端部付近を覆うとともに前端部が天板本体部20の上面部22に当接するように配置されている。図2、図3等で示す例では、後板部40の前端が左右方向に沿って直線状に延びており、後板部40のうち、前後方向における後板部40の前端から天板本体部20の後端までの領域の部分が第1被覆部41の一例に相当する。
図2のように、環状上面部43は、第2枠部32に沿って配置されるとともに上面が平坦面として構成された平坦面部45を具備する。平坦面部45の平坦面は、例えば、水平方向(天板本体部20の厚さ方向と直交する平面方向)に沿った平面である。そして、第2被覆部42は、平坦面部45の端部から立ち下がる構成をなしている。第2被覆部42が平坦面部45の端部から折れ曲がる方向は、天板本体部20の厚さ方向と平行な方向(垂直方向)に沿った方向である。具体的には、図9のように、第2被覆部42は、平坦面部45の左右両端部から下方に折れ曲がる形態をなす被覆部42A,42B(図9等)を備え、被覆部42Aは、第2直線状部35の一部分を被覆し、被覆部42Bは、第2直線状部36の一部分を被覆する。更に、第2被覆部42は、平坦面部45の後端部から下方に折れ曲がる形態をなす被覆部42Cを備え、被覆部42Cは、第1直線状部34を被覆する。図2、図3等で示す例では、天板本体部20の後端部(後端側周縁部29B)よりも後方側において、第2枠部32の上面全体が後板部40によって覆われている。具体的には、図12、図14のように、第2枠部32の全領域において、上端面132の全体と上端面132よりも内側に張り出す内側張出部134の全体が後板部40によって覆われ、これらが視認不能とされている。そして、第2枠部32の外周部136については、外周面の厚さ方向一部分が第2被覆部42によって覆われている。
図2のように、後板部40には、グリル庫10からの排気を排出する排気口49が貫通孔として形成されている。図2のように、後板部40の表面側には、下方に凹む凹部47が形成されており、凹部47には、図示しないカバー部材が嵌め込まれるようになっている。このカバー部材は、排気口49を覆うように後板部40に装着される部材であり、排気を導出するための多数の貫通孔が形成されてなるものである。このカバー部材が後板部40に装着された状態では、排気口49を介して排出される排気が、カバー部材に形成された多数の貫通孔を介して外部に放出されることになる。
図4、図8、図9のように、天板本体部20の裏面に対しては、複数のフレーム部材を備えてなる補強フレーム80が固定されている。補強フレーム80は、左右方向に延びるフレーム部材(補強部材)81,82,83と、前後方向に延びるフレーム部材(補強部材)84,85,86,87を備え、これらが接着剤などの固定手段によって天板本体部20の裏面に固定されつつ互いに連結されている。そして、フレーム部材84,85が補強板部89の一例として構成され、フレーム部材84が第1補強板部の一例として構成され、フレーム部材85が第2補強板部の一例として構成されている。
補強板部89を構成するフレーム部材84,85は、天板本体部20の裏面に固定される長手状且つ板状の部材であり、例えば金属材料などからなる。補強板部89のうちフレーム部材84(第1補強板部)は、天板本体部20の左右方向一方側の端部寄りに固定され、フレーム部材85(第2補強板部)は、天板本体部20の左右方向他方側の端部寄りに固定される。フレーム部材84(第1補強板部)及びフレーム部材85(第2補強板部)はいずれも、前後方向に長い板状部材として構成されており、フレーム部材84(第1補強板部)は、左右方向において第2直線状部35側に寄った位置に配置され、第2直線状部35付近において第2直線状部35に沿って配置される。フレーム部材85(第2補強板部)は、左右方向において第2直線状部36側に寄った位置に配置され、第2直線状部36付近において第2直線状部36に沿って配置される。フレーム部材84(第1補強板部)及びフレーム部材85(第2補強板部)は、天板本体部20の後端部よりも後方側に延出した後方延出部84A,85Aを具備する。フレーム部材84,85のそれぞれの後方延出部84A,85Aは、後板部40の裏面に接触しつつ後板部40を下方側から支持するように構成されている(図3も参照)。
第1作用部材71及び第2作用部材72は、天板本体部20の裏面側に配置される部材であり、天板部4を筐体部2に連結する際に連結作用を生じさせる部材である。第1作用部材71及び第2作用部材72は、補強フレーム80の下方側に組み付けられている。なお、第1作用部材71及び第2作用部材72のそれぞれにおいて天板本体部20よりも後方側に延出した延出部71A,72Aは、後板部40の下方側に配置され、それぞれが連結部材によって後板部40に固定されている。
1-3.効果
ガスコンロ1は、天板部4の一部をなす後板部40が、天板本体部20の上面部の後方側に配置される環状上面部43と、天板本体部20の上面部後端を上方側から覆う第1被覆部41と、枠体30の第2枠部32を外側から覆う第2被覆部42とを備える。このように構成されるため、枠体30において後板部40付近に配置される部分(第2枠部32)と後板部40との間の隙間が上面側に露出する領域を低減又は無くすことができ、後板部40と枠体30の間の隙間に煮汁等が入り込むことを防ぎやすくなる。また、煮汁等の残存が生じにくくなるため、美観面も向上し得る。
更に、補強板部89は、天板本体部20の左右方向一方側の端部寄りに固定されるフレーム部材84(第1補強板部)と、天板本体部20の左右方向他方側の端部寄りに固定されるフレーム部材85(第2補強板部)と、を備える。そして、フレーム部材84(第1補強板部)及びフレーム部材85(第2補強板部)は、天板本体部20の後端部よりも後方側に延出した後方延出部84A,85Aを具備する。そして、フレーム部材84,85のそれぞれの後方延出部84A,85Aが、後板部40を下方側から支持する構成となっている。
このようにすれば、補強板部89の一部によって後板部40を下方側から支持することができるため、後板部40から加わる力を枠体30と補強板部89とに分散することができる。つまり、後板部40を、少なくとも枠体30と補強板部89とによって支えることができる。よって、第2枠部32が後板部40によって上方側から押圧されることに起因する枠体30の撓み等を抑えることができ、より強度を増すことができる。
更に、環状上面部43は、第2枠部32に沿って配置されるとともに上面が平坦面として構成された平坦面部45を具備する。そして、第2被覆部42は、平坦面部45の端部から立ち下がる構成をなす。
このようにすれば、環状上面部43において第2被覆部42側の境界付近の形状を凹部が少ない形状とすることができ、煮汁等が溜まることをより防ぎやすくなる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、上述した実施例や後述する実施例の様々な特徴は、発明の趣旨を逸脱せず且つ矛盾しない組み合わせであればどのように組み合わせてもよい。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
実施例1では、後方延出部の一例として、後方延出部84A,85Aを例示したが、後方延出部84A,85Aの形状や長さなどは、実施例1の構成に限定されない。例えば、後方延出部が枠体30の後端部付近まで延びていてもよく、後方延出部が補強部材90に連結されるような構成であってもよい。
1…ガスコンロ
2…筐体部
4…天板部
20…天板本体部
30…枠体
31…第1枠部
32…第2枠部
40…後板部
41…第1被覆部
42…第2被覆部
43…環状上面部
45…平坦面部
84…第1補強板部
85…第2補強板部
84A,85A…後方延出部
89…補強板部

Claims (3)

  1. 上端側が開放した形態をなす筐体部と、
    前記筐体部の上端側に組み付けられて前記筐体部を閉塞する天板部と、
    を有するガスコンロであって、
    前記天板部は、
    板状の天板本体部と、
    前記天板本体部の裏面側に固定される補強板部と、
    前記天板本体部の領域と前記天板本体部の後方側の領域とを外側から囲む構成で配置され、前記天板本体部の前縁部及び両側縁部に固定される第1枠部と、前記第1枠部の後方側に続く構成をなし且つ前記天板本体部の後方側の領域の周囲に配置される第2枠部と、を備える枠体と、
    前記天板本体部と前記補強板部と前記枠体とが組み付けられてなる組付体に固定される後板部と、
    を有し、
    前記後板部は、
    前記天板本体部の上面部の後方側に配置される環状上面部と、
    前記天板本体部の上面部後端に沿って配置され、前記上面部後端を上方側から覆う構成をなす第1被覆部と、
    前記環状上面部に一体的に連結されるとともに前記第2枠部に沿って配置され、前記第2枠部を外側から覆う構成をなす第2被覆部と、
    を備えるガスコンロ。
  2. 前記補強板部は、
    前記天板本体部の左右方向一方側の端部寄りに固定される第1補強板部と、
    前記天板本体部の左右方向他方側の端部寄りに固定される第2補強板部と、
    を備え、
    前記第1補強板部及び前記第2補強板部は、前記天板本体部の後端部よりも後方側に延出した後方延出部を具備し、
    前記第1補強板部及び前記第2補強板部のそれぞれの前記後方延出部が、前記後板部を下方側から支持する
    請求項1に記載のガスコンロ。
  3. 前記環状上面部は、前記第2枠部に沿って配置されるとともに上面が平坦面として構成された平坦面部を具備し、
    前記第2被覆部は、前記平坦面部の端部から立ち下がる構成をなす
    請求項1又は請求項2に記載のガスコンロ。
JP2018118817A 2018-06-22 2018-06-22 ガスコンロ Active JP7065512B2 (ja)

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