JP7065304B2 - 水位検知装置および誘導加熱機器、ならびに、これらを備えた水位検知システム - Google Patents

水位検知装置および誘導加熱機器、ならびに、これらを備えた水位検知システム Download PDF

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Description

本開示は、誘導加熱されることが可能な容器内の液体の水位を検知する水位検知システムに関する。
食品の分量の検知は、最適加熱や省エネの観点から、電気調理器にとって重要な機能である。
従来、電気湯沸かし器は、例えば容器と連通したガラス管の外面に巻かれたアルミ箔と、ガラス管内の水とを電極として用いた水位検知部を有する。この水位検知部を用いて、水位の変化による静電容量の変化を検知することで、従来の電気湯沸かし器は、容器内の水位を検知する。
しかしながら、上記構成では、ガラス管の厚みのばらつき、配線の容量のばらつきのため、容器内の水位が精度良く検知できない。
この問題を解決するため、特許文献1には、超音波を発生し、その超音波が水面で反射して戻るまでの時間を計測するように構成された超音波センサを用いて、精度良く水位検知を行なう電気湯沸かし器が開示されている。特許文献2には、同様に超音波センサを用いて内釜内の水位を検知する炊飯器が開示されている。
特開平5-42044号公報 特開平11-113738号公報
しかしながら、特許文献1および2に記載される超音波センサは、誘導加熱機器では利用するのが困難である。
すなわち、超音波センサの動作周波数は、誘導加熱機器の動作周波数、または、その高調波に起因する電気的ノイズの周波数に近い。超音波センサの動作周波数は、誘導加熱される容器の振動に起因する振動性ノイズの周波数にも近い。そのため、これらのノイズは、超音波センサの検知結果の精度を低下させる。これらのノイズの強度は、誘導加熱のための電源の電力に比例する。
本開示の一態様は、誘導加熱機器により誘導加熱される容器内に収容された液体の水位を検知するように構成された水位検知装置である。
本態様の水位検知装置は、超音波センサと計時部と演算部と通信部とを備える。超音波センサは、超音波を送信波として送信するように構成された送信部、および、反射された超音波を反射波として受信するように構成された受信部を有する。
計時部は、送信部により送信波が送信された時点から受信部により反射波が受信された時点までの時間幅を計測するように構成される。演算部は、計時部によって計測された時間幅に基づいて、超音波センサと液体との距離を演算する。
通信部は、誘導加熱機器と通信するように構成される。具体的には、通信部は、誘導加熱機器により送信されたタイミング信号を受信する。演算部は、タイミング信号に応じて距離を演算するように構成される。
本開示の別の態様は、容器内に収容された液体の水位を検知するように構成された水位検知装置と通信するように構成された誘導加熱機器である。
本態様の誘導加熱機器は、誘導加熱部と駆動制御部と通信部とを備える。誘導加熱部は、容器を誘導加熱するように構成される。駆動制御部は、誘導加熱部に電源を供給するように構成される。通信部は、水位検知装置と通信するように構成される。
具体的には、通信部は、電源電力の絶対値が所定値以下であることを示すタイミング信号を、水位検知装置に送信するように構成される。
本態様によれば、調理中に食品の分量を正確に検知することができる。このため、急激な水位上昇を検知することによる吹きこぼれ検知、水位下降を検知することによる煮詰まり検知を行うことができる。その結果、安全な調理の支援、食品の分量に応じた最適加熱の制御、煮物の調理終了の判定などを行うことが可能となる。
図1は、実施の形態に係る水位検知装置付き容器の縦断面図である。 図2は、実施の形態に係る水位検知装置および誘導加熱機器のブロック図である。 図3は、実施の形態に係る水位検知装置における送信波および反射波を示す図である。 図4は、電源ノイズが小さくて水位検知が可能な場合における、反射波の波形を示す図である。 図5は、電源ノイズが大きくて水位検知が困難な場合における、反射波の波形を示す図である。 図6は、超音波センサを作動させるべき作動期間を示す図である。 図7は、超音波センサを作動させるべき作動期間を示す図である。 図8は、超音波センサを作動させるべき作動期間を示す図である。 図9は、超音波センサを作動させるべき作動期間を示す図である。 図10は、超音波センサを作動させるべき作動期間を示す図である。 図11は、超音波センサを作動させるべき作動期間を示す図である。
本開示の第1の態様は、誘導加熱機器により誘導加熱される容器内に収容された液体の水位を検知するように構成された水位検知装置である。
本態様の水位検知装置は、超音波センサと計時部と演算部と通信部とを備える。超音波センサは、超音波を送信波として送信するように構成された送信部、および、反射された超音波を反射波として受信するように構成された受信部を有する。
計時部は、送信部により送信波が送信された時点から受信部により反射波が受信された時点までの時間幅を計測するように構成される。演算部は、計時部によって計測された時間幅に基づいて、超音波センサと液体との距離を演算する。
通信部は、誘導加熱機器と通信するように構成される。具体的には、通信部は、誘導加熱機器により送信されたタイミング信号を受信する。演算部は、タイミング信号に応じて距離を演算するように構成される。
本開示の第2の態様の水位検知装置では、第1の態様に加えて、タイミング信号が、誘導加熱のための電源電力の絶対値が所定値以下であることを示す。
本開示の第3の態様は、容器内に収容された液体の水位を検知するように構成された水位検知装置と通信するように構成された誘導加熱機器である。
本態様の誘導加熱機器は、誘導加熱部と駆動制御部と通信部とを備える。誘導加熱部は、容器を誘導加熱するように構成される。駆動制御部は、誘導加熱部に電源を供給するように構成される。通信部は、水位検知装置と通信するように構成される。
具体的には、通信部は、誘導加熱のための電源電力の絶対値が所定値以下であることを示すタイミング信号を、水位検知装置に送信するように構成される。
本開示の第4の態様の誘導加熱機器では、第3の態様に加えて、駆動制御部が、電源電力の絶対値を所定値以下に設定するように構成される。
本開示の第5の態様の水位検知システムは、第1の態様の水位検知装置と、第3の態様の誘導加熱機器とを備える。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態に係る水位検知装置3を備えた容器1の縦断面図である。図2は、本実施の形態に係る水位検知装置3および誘導加熱機器10のブロック図である。
図1、図2に示すように、有底筒形状の容器1に、食品4が収容される。本実施の形態では、食品4は煮物などの液体状の食品である。蓋2は、容器1の上面開口を覆う。蓋2には、食品4の上面に対向するように、水位検知装置3が設けられる。容器1の側壁の外面には、把手6が設けられる。蓋2の上面には、把手5が設けられる。
誘導加熱機器10は、内部に設けられた誘導加熱部11と駆動制御部25と通信部31とを有し、誘導加熱部11の上方に設けられたトッププレート12を有する。
誘導加熱部11は加熱コイルを含む。駆動制御部25は、インバータ(図示せず)を含み、水位検知装置3により送信された情報に基づいて誘導加熱部11を駆動する。駆動制御部25が誘導加熱部11に電源を供給すると、トッププレート12に載置された容器1が誘導加熱される。
通信部31は、誘導加熱機器10側の通信部である。すなわち、通信部31は機器側通信部に相当する。通信部31は、誘導加熱部11に供給される電源の電力(以下、電源電力という)の絶対値が所定の閾値電力以下であることを示すタイミング信号を送信する。駆動制御部25は、このタイミング信号を送信するように通信部31を制御する。通信部31は、水位検知装置3により送信された情報を受信し、その情報を駆動制御部25に送信する。
水位検知装置3は、超音波センサ20と計時部23と演算部24と通信部30とを有する。水位検知装置3は、容器1内に収容された食品4の分量を検知する。
超音波センサ20は、送信部21と受信部22とを有する。送信部21は、容器1内の食品4に向けて鉛直下方に超音波を送信する。受信部22は、容器1内の食品4により反射された超音波を受信する。以下、送信部21により送信される超音波を送信波7、受信部22により受信される超音波を反射波8という。
計時部23は、送信部21から送信波7が送信された時点から受信部22が反射波8を受信した時点までの時間幅を測定する。演算部24は、計時部23によって計測された時間幅に基づいて、超音波センサ20と食品4の上面との距離を演算する。
通信部30は、誘導加熱機器10側の通信部31と通信する水位検知装置3側の通信部である。すなわち、通信部30はセンサ側通信部に相当する。具体的には、通信部30は、通信部31により送信されるタイミング信号を受信し、演算部24による演算の結果を通信部31に送信する。
以下、通信部31がこのタイミング信号を送信する期間を、超音波センサ20を作動させるべき超音波センサ20の作動期間という。このタイミング信号により、誘導加熱機器10から水位検知装置3に、超音波センサ20の作動期間が通知される。
以下、上記のように構成された水位検知装置、容器および誘導加熱機器10の動作について説明する。
図3は、水位検知装置3における送信波7および反射波8を示す図である。
図3において、波形40、41は送信波7、反射波8をそれぞれ示す。波形40、41は、正弦波の半波として図示される。しかし、実際には、波形40、41は、高周波の正弦波信号を全波整流して、整流された信号の高周波成分が濾過されることで得られる信号である。
計時部23は、送信波7が送信される際の時刻を送信時刻43として記憶する。受信部22は、食品4と空気との境界面で反射されて戻ってきた反射波8を受信する。計時部23は、反射波8の受信強度が閾値強度42を超えた時点である受信時刻44を記憶する。計時部23は、受信時刻44と送信時刻43の差を応答時間45として出力する。
演算部24は、超音波センサ20と食品4との距離を、音の速度と応答時間45とから演算する。具体的には、超音波センサ20と食品4との距離をDf[m]、音速をVs[m/sec]、応答時間45をRt[sec]とすると、距離Df[m]は下記式(1)によって得られる。
Df=Vs×Rt/2 ・・・(1)
空気の温度θ[℃]の場合の音速Vs[m/sec]は、下記式(2)によって得られる。
Vs=331.5+0.607×θ ・・・(2)
超音波センサ20と容器1の底との距離は既知なので、上述の式(1)の演算によって求めた距離Dfから、食品4の高さを求めることができる。食品4が液状の場合、食品4の高さは水位として検知することができる。
しかしながら、調理中、誘導加熱部11から高周波ノイズが発生する。この高周波ノイズは、比較的周波数の高い、誘導加熱機器10の電源からの電気的ノイズである。この高周波ノイズは、容器1の固有振動数に起因する、比較的周波数の低い、振動性ノイズとしても、超音波センサ20の動作に影響を及ぼす。
図4は、電源ノイズが小さくて水位検知が可能な場合における、反射波8の波形41を示す。図5は、電源ノイズが大きくて水位検知が困難な場合における、反射波8の波形41を示す。
図4に示すように、波形41には、比較的振幅の小さい高周波ノイズ成分46が重畳されている。この場合、閾値強度42との比較は容易であり、波形41の立ち上がりを検知することが可能である。従って、水位検知装置3による水位検知が可能である。
一方、図5に示すように、波形41には、比較的振幅の大きな高周波ノイズ成分46が重畳されている。この場合、波形41は頻繁に閾値強度42を超えており、波形41の立ち上がりを正確に検知することは不可能である。従って、水位検知装置3による水位検知は困難である。
この高周波ノイズは、火力設定に応じて誘導加熱部11に供給される電力に比例する。このため、供給電力が低ければ、高周波ノイズ成分46が重畳されても、図4と同様に波形41の立ち上がりを検知でき、水位検知が可能である。
図6~図11は、誘導加熱部11に供給される電源を考慮して、超音波センサ20を作動させるべき作動期間52を示す。
図6~図11の上側グラフにおいて、波形50は、全波整流された電源電力を示す。閾値電力51は、水位検知装置3に重畳される高周波ノイズ成分46が、閾値強度42に比べて充分に小さく、水位検知が可能であると判断されるための閾値である。閾値強度42は、誘導加熱機器10、容器1、水位検知装置3の構成およびそれらの位置関係を考慮して決定される値である。
上述のように、電源のみならず、これに起因する、電源よりも周波数の低い振動性ノイズが超音波センサ20に影響を及ぼす。そのため、図6~図11の上側グラフは、適宜、容器1の振動の振幅を示すグラフであると考える必要がある。
図6~図11の下側グラフは、反射波8の波形41を示す。上側グラフにおける波形50が閾値電力51以下となる期間において、高周波ノイズの影響が少ないため、水位検知装置3は水位検知可能である。これらの期間が、図中の斜線領域で示される作動期間52となる。
図6に示すように、作動期間52は、電源電力がゼロクロス点53に接近する期間である。作動期間52において受信部22を作動させると、超音波センサ20における高周波ノイズの影響を低減することができる。
図6の下側グラフに示すように、作動期間52内の時点Taで、波形41が閾値強度42を超えるため、反射波8が検知される。
一方、図7の下側グラフのように、作動期間52内でない時点Tbで、波形41が閾値強度42を超えても、反射波8は検知されない。反射波8は、続く作動期間52内の時点Tcで検知される。すなわち、反射波8の検知は、最大で波形50の半分だけ遅れる。この遅れは、誤差として考慮する必要がある。
波形41の形状に規則性が認められる場合、時点Tcの受信強度と、その後の波形41の傾きとから、時点Tbを推定することも可能である。
波形41の波長が波形50の波長より短い場合、波形41の閾値強度42より大きい部分が、二つの作動期間52の間に入る可能性がある。この場合、反射波8は検出できない。そのため、ノイズの最短波長より反射波の波長を長く設定する必要がある。
図8に示す例では、駆動制御部25は、波形50が常に閾値電力51以下となるように、電源電力を下げる。この場合、常にノイズの影響を受けずに超音波を受信することが可能となる。
図9に示す例では、駆動制御部25は、所定期間(図9では電源電力の二周期の期間)電源を停止する。この場合、超音波センサ20は、この期間においてノイズの影響を受けずに波形41で示される反射波8を受信することができる。
例えば、容器1の底と水位検知装置3との距離が180[mm]程度に設定された場合、応答時間45は約1[msec]である。従って、水位検知のために1[msec]の期間、電源が停止されれば、ノイズの影響を受けずに水位検知を行うことができる。
この場合、1[sec]の間に水位検知が10回行われ、元の供給電力が1000[W]であるとすると、供給電力Ps[W]は式(3)で計算される。
Ps=1000[W]×(1-1[msec]×10/1[sec])
・・・(3)
=990[W]
この電力は、調理用としてまったく問題ない。元の供給電力を1.01[kW]とすれば、上記と同様に水位検知が行われた場合、供給電力は999[W]となる。すなわち、供給電力の低下はほぼなくなる。
図10は図6と似ている。しかし、図10の場合、図6の場合より閾値電力51が低いため、作動期間52の時間幅は図6の場合より狭くなる。そこで、作動期間52の時間幅を図6の場合と同じにするために、駆動制御部25は、ゼロクロス点53の近傍の所定期間だけ電源電力を下げる、または、停止させる。
図11は図9と似ている。図9の場合、駆動制御部25が、電源を所定期間停止する。一方、図11の場合、駆動制御部25は、電源が所定期間(図9では電源電力の二周期)だけ閾値電力51を下回るように電源電力を下げる。これによって、図9の場合と同様に、電力の低下をほぼなくすことができる。
以上のように、本実施の形態の水位検知装置によれば、調理中に食品の分量を正確に検知することができる。このため、急激な水位上昇を検知することによる吹きこぼれ検知、水位下降を検知することによる煮詰まり検知を行うことができる。その結果、安全な調理の支援、食品の分量に応じた最適加熱の制御、煮物の調理終了の判定などを行うことが可能となる。
本開示に係る水位検知装置は、炊飯器、マルチクッカー、ジャーポットなどの加熱調理器に適用可能である。
1 容器
2 蓋
3 水位検知装置
4 食品
5、6 把手
7 送信波
8 反射波
10 誘導加熱機器
11 誘導加熱部
20 超音波センサ
21 送信部
22 受信部
23 計時部
24 演算部
25 駆動制御部
30、31 通信部
40、41、50 波形
42 閾値強度
43 送信時刻
44 受信時刻
45 応答時間
51 閾値電力
52 作動期間

Claims (5)

  1. 誘導加熱機器により誘導加熱される容器内に収容された液体の水位を検知するように構成された水位検知装置であって、
    超音波を送信波として送信するように構成された送信部、および、反射された超音波を反射波として受信するように構成された受信部を有する超音波センサと、
    前記送信部により前記送信波が送信された時点から前記受信部により前記反射波が受信された時点までの時間幅を計測するように構成された計時部と、
    前記計時部によって計測された前記時間幅に基づいて、前記超音波センサと前記液体との距離を演算する演算部と、
    前記誘導加熱機器と通信するように構成されたセンサ側通信部と、を備え、
    前記センサ側通信部は、前記誘導加熱機器により送信されたタイミング信号を受信し、
    前記演算部は、前記タイミング信号に応じて前記距離を演算するように構成された、水位検知装置。
  2. 前記タイミング信号が、前記誘導加熱のための電源電力の絶対値が所定値以下であることを示す、請求項1に記載の水位検知装置。
  3. 容器内に収容された液体の水位を検知するように構成された水位検知装置と通信するように構成された誘導加熱機器であって、
    前記容器を誘導加熱するように構成された誘導加熱部と、
    前記誘導加熱部に電源を供給するように構成された駆動制御部と、
    前記水位検知装置と通信するように構成された機器側通信部と、を備え、
    前記機器側通信部は、前記誘導加熱のための電源電力の絶対値が所定値以下であることを示すタイミング信号を、前記水位検知装置に送信するように構成された、誘導加熱機器。
  4. 前記駆動制御部が、前記電源電力の絶対値を所定値以下に設定するように構成された、請求項3に記載の誘導加熱機器。
  5. 請求項1に記載の水位検知装置と、請求項3に記載の誘導加熱機器と、を備えた、水位検知システム。
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