JP7063102B2 - 画像処理装置、画像処理プログラム及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、画像処理プログラム及び画像処理方法 Download PDF

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本発明は、画像処理装置、画像処理プログラム及び画像処理方法に関する。
特許文献1には、追い刷り印刷において発生する印刷ミスを防止して、追い刷り用紙上に正しい画像を形成することができる画像形成装置と印刷システムとを提供することを課題とし、追い刷り用紙上に画像を形成する画像形成部と、追い刷り用紙上の画像を読み取る読取部と、読取部の読取により得られた読取画像データを保存する記憶部と、読取画像データを送信する通信部とを有することが開示されている。
特開2012-108827号公報
例えば、色付きの媒体に対して印刷を行う場合、その媒体の色が印刷画像に影響を及ぼすことになる。具体例として、黒色媒体に印刷した場合、印刷画像も全体に黒がかった色合いになってしまう。そこで、印刷画像の下地として白色等を印刷し、媒体の色の影響を軽減することが行われている。ただし、媒体の色の影響をより軽減するためには(例えば、媒体の色の影響をなくすためには)、その下地として印刷する白色等を複数回印刷する必要がある場合がある。この印刷を追い刷り印刷という。その場合、ユーザーは、印刷された媒体を給紙手段に設定し、複数回の印刷指示を行う必要がある。この追い刷り印刷を行う場合に、ユーザーは、次の操作が分からなくなってしまうことがある。例えば、印刷された媒体を給紙手段に設定し直すこと、媒体の方向を間違える等の誤りが発生することがある。
本発明は、追い刷り印刷を行う場合にあって、2回目以降の印刷のために、ユーザーは行うべき操作を知ることができる画像処理装置、画像処理プログラム及び画像処理方法を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。なお、以下の「請求項」とあるのは、出願当初の請求項である。
請求項1の発明は、複数回同じ色を印刷する追刷印刷指示を受け付ける受付手段と、前記追刷印刷指示を受け付けた場合、印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直すための説明用画像を生成する生成手段と、少なくとも1回目の印刷が終了した後に、前記生成手段によって生成された説明用画像を表示する表示手段を有する画像処理装置である。
請求項2の発明は、前記生成手段は、既に印刷された画像の縮小画像を説明用画像として生成する、請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項3の発明は、前記生成手段は、前回印刷された媒体上の画像の縮小画像を説明用画像として生成する、請求項2に記載の画像処理装置である。
請求項4の発明は、前記生成手段は、前記媒体の色を反映した説明用画像を生成する、請求項2に記載の画像処理装置である。
請求項5の発明は、前記生成手段は、前記縮小画像に対して、前記給紙手段に前記媒体を設定する方向に合わせた回転を行う、請求項2に記載の画像処理装置である。
請求項6の発明は、前記生成手段は、前記給紙手段を示す画像と前記縮小画像を組み合わせた画像を説明用画像として生成する、請求項2に記載の画像処理装置である。
請求項7の発明は、前記生成手段は、前記縮小画像と前記給紙手段に設定する方向を組み合わせた画像を説明用画像として生成する、請求項2に記載の画像処理装置である。
請求項8の発明は、複数回同じ色を印刷する追刷印刷指示を受け付ける受付手段と、前記追刷印刷指示を受け付けた場合、印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直すための説明用画像を生成する生成手段と、少なくとも1回目の印刷をする場合に、前記生成手段によって生成された説明用画像を印刷する印刷手段を有する画像処理装置である。
請求項9の発明は、前記印刷手段は、印刷面を下にして排出するように制御し、前記説明用画像を最初のページに印刷する、請求項8に記載の画像処理装置である。
請求項10の発明は、前記印刷手段は、2回目以降の印刷をする場合は、前記説明用画像を印刷しない、請求項8に記載の画像処理装置である。
請求項11の発明は、前記生成手段は、前記給紙手段に設定する方向を示す説明用画像を生成する、請求項8に記載の画像処理装置である。
請求項12の発明は、前記印刷手段は、説明用画像を印刷する媒体は、追刷印刷をする媒体とは異なる媒体を用いる、請求項8に記載の画像処理装置である。
請求項13の発明は、前記印刷手段は、前記説明用画像を印刷する媒体として、普通紙を用いる、請求項12に記載の画像処理装置である。
請求項14の発明は、前記印刷手段は、前記説明用画像を黒色で印刷する、請求項12に記載の画像処理装置である。
請求項15の発明は、コンピュータを、複数回同じ色を印刷する追刷印刷指示を受け付ける受付手段と、前記追刷印刷指示を受け付けた場合、印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直すための説明用画像を生成する生成手段と、少なくとも1回目の印刷が終了した後に、前記生成手段によって生成された説明用画像を表示する表示手段として機能させるための画像処理プログラムである。
請求項16の発明は、印刷装置を制御するコンピュータを、複数回同じ色を印刷する追刷印刷指示を受け付ける受付手段と、前記追刷印刷指示を受け付けた場合、印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直すための説明用画像を生成する生成手段と、少なくとも1回目の印刷をする場合に、前記生成手段によって生成された説明用画像を印刷する印刷手段として機能させるための画像処理プログラムである。
請求項17の発明は、複数回同じ色を印刷する追刷印刷指示を受け付ける受付ステップと、前記追刷印刷指示を受け付けた場合、印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直すための説明用画像を生成する生成ステップと、少なくとも1回目の印刷が終了した後に、前記生成ステップによって生成された説明用画像を表示する表示ステップを有する画像処理方法である。
請求項18の発明は、複数回同じ色を印刷する追刷印刷指示を受け付ける受付ステップと、前記追刷印刷指示を受け付けた場合、印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直すための説明用画像を生成する生成ステップと、少なくとも1回目の印刷をする場合に、前記生成ステップによって生成された説明用画像を印刷する印刷ステップを有する画像処理方法である。
請求項1の画像処理装置によれば、追い刷り印刷を行う場合にあって、2回目以降の印刷のため、ユーザーは行うべき操作を知ることができる。
請求項2の画像処理装置によれば、既に印刷された画像の縮小画像を説明用画像として用いることができる。
請求項3の画像処理装置によれば、前回印刷された媒体上の画像の縮小画像を説明用画像として用いることができる。
請求項4の画像処理装置によれば、媒体の色を反映した説明用画像を用いることができる。
請求項5の画像処理装置によれば、給紙手段に媒体を設定する方向に合わせた回転を行った縮小画像を用いることができる。
請求項6の画像処理装置によれば、給紙手段を示す画像と縮小画像を組み合わせた画像を説明用画像として用いることができる。
請求項7の画像処理装置によれば、縮小画像と給紙手段に設定する方向を組み合わせた画像を説明用画像として用いることができる。
請求項8の画像処理装置によれば、追い刷り印刷を行う場合にあって、2回目以降の印刷のため、ユーザーは行うべき操作を知ることができる。
請求項9の画像処理装置によれば、説明用画像を最初のページに印刷することができる。
請求項10の画像処理装置によれば、2回目以降の印刷をする場合は、説明用画像の印刷を不要とすることができる。
請求項11の画像処理装置によれば、給紙手段に設定する方向を示す説明用画像を用いることができる。
請求項12の画像処理装置によれば、説明用画像を印刷する媒体として、追刷印刷をする媒体とは異なる媒体を用いることができる。
請求項13の画像処理装置によれば、普通紙に説明用画像を印刷することができる。
請求項14の画像処理装置によれば、説明用画像を黒色で印刷することができる。
請求項15の画像処理プログラムによれば、追い刷り印刷を行う場合にあって、2回目以降の印刷のため、ユーザーは行うべき操作を知ることができる。
請求項16の画像処理プログラムによれば、追い刷り印刷を行う場合にあって、2回目以降の印刷のため、ユーザーは行うべき操作を知ることができる。
請求項17の画像処理方法によれば、追い刷り印刷を行う場合にあって、2回目以降の印刷のため、ユーザーは行うべき操作を知ることができる。
請求項18の画像処理方法によれば、追い刷り印刷を行う場合にあって、2回目以降の印刷のため、ユーザーは行うべき操作を知ることができる。
第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 追刷印刷の例を示す説明図である。 追刷印刷の例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 画面の表示例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による処理例を示す説明図である。 第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態による処理例を示す説明図である。 第2の実施の形態による処理例を示す説明図である。 第2の実施の形態による処理例を示す説明図である。 給紙確認画面の表示例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な各種の実施の形態の例を説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係、ログイン等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。また、「A、B、C」等のように事物を列挙した場合は、断りがない限り例示列挙であり、その1つのみを選んでいる場合(例えば、Aのみ)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である画像処理装置100は、媒体に追刷印刷を行うものであって、図1の例に示すように、UI(User Interface)制御モジュール105、印刷ジョブ情報管理モジュール120、媒体属性管理モジュール125、生成モジュール130、印刷モジュール135を有している。
「追刷印刷」については、図3、図4の例を用いて詳述する。
なお、本実施の形態での「媒体(メディア、記録媒体、印刷媒体ともいわれる)」は、印刷される媒体であればよく、素材は問わない。例えば、媒体として、従前の記録紙(紙、用紙)に限られず、合成樹脂等の(透明)フィルムも含む。
また、「給紙手段」(シートフィーダー、給紙トレイ、用紙トレイ、給紙カセット、デッキといわれるものを含む)についても、もちろんのことながら、給紙手段に設定(一般的には、セットともいわれる行為を含む)できるものは媒体であって、記録紙に限るものではない(給紙手段という名称に「給紙」が含まれているからといって、紙に限定する意図はない)。
UI制御モジュール105は、受付モジュール110、表示モジュール115を有しており、生成モジュール130、印刷モジュール135と接続されている。UI制御モジュール105は、画像処理装置100におけるユーザーインタフェースの制御を行う。
受付モジュール110は、複数回同じ色を印刷する追刷印刷指示を受け付ける。この追刷印刷指示は、ユーザーの操作による指示である。ユーザーの操作として、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、音声、視線、ジェスチャ等を用いたものがある。
表示モジュール115は、少なくとも1回目の印刷が終了した後に、生成モジュール130によって生成された説明用画像(確認ダイアログともいわれる)を表示する。なお、表示として、例えば、液晶ディスプレイ等の表示装置への表示の他に、3D(Dimensions)映像としての出力を含めてもよく、さらに、スピーカー等の音声出力装置による音声の出力、振動等を組み合わせてもよい。
ここで「少なくとも1回目の印刷が終了した後」とし、1回目の印刷が終了した後に説明用画像を表示しているので、ユーザーがそれを記憶していれば、2回目の印刷が終了した後は、必ずしも説明用画像を表示する必要はない。ただし、ユーザーがそれを記憶しているとは限らないので、毎回の印刷が終了した後(次回の印刷を開始する前)に説明用画像を表示することが好ましい。
印刷ジョブ情報管理モジュール120は、生成モジュール130、印刷モジュール135と接続されている。印刷ジョブ情報管理モジュール120は、印刷ジョブに関する情報を管理する。ここで「印刷ジョブに関する情報」として、例えば、印刷データ、印刷の属性等がある。印刷の属性として、少なくとも印刷の種類(一般印刷、追刷印刷の指定)を含み、媒体の種類、カラー/白黒印刷の指定、ページ数、両面/片面印刷の指定、追刷印刷の場合は追刷の回数等がある。
媒体属性管理モジュール125は、生成モジュール130と接続されている。媒体属性管理モジュール125は、印刷される媒体に関する情報を管理する。ここで「印刷される媒体に関する情報」として、例えば、給紙手段内にセットされている媒体の種類、色、用紙サイズ等を管理する。具体的には、各給紙手段に備え付けられたセンサー、又は、各給紙手段にセットされている媒体を撮影するカメラ等を用いて、媒体の種類、色、用紙サイズ等を検知してもよい。
印刷モジュール135は、UI制御モジュール105、印刷ジョブ情報管理モジュール120と接続されている。印刷モジュール135は、いわゆるプリンタとしての機能を有し、印刷処理を実行する。つまり、印刷ジョブにしたがって、媒体に印刷データを印刷する。
生成モジュール130は、UI制御モジュール105、印刷ジョブ情報管理モジュール120、媒体属性管理モジュール125と接続されている。生成モジュール130は、受付モジュール110が追刷印刷指示を受け付けた場合、印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直すための説明用画像を生成する。ここで生成モジュール130が生成する説明用画像は、表示モジュール115が表示する画像である。
なお、「印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直す」行為は、ユーザーが行う。ユーザーは、表示装置に表示された説明用画像を見て、その説明用画像に記載されている行為を行うことができるようになる。
また、生成モジュール130は、既に印刷された画像の縮小画像を説明用画像として生成するようにしてもよい。
ここで「既に印刷された画像」として、「1回目の印刷用の画像」であってもよいし、「前回の印刷用の画像」(直近の印刷用の画像)であってもよいし、「前回印刷された媒体上の画像(つまり、それまでに印刷された画像の重ね合わせ)」であってもよい。
また、生成モジュール130は、前回印刷された媒体上の画像の縮小画像を説明用画像として生成するようにしてもよい。
ここで「前回印刷された媒体上の画像」としたのは、追い刷りされた結果の画像であって、1回目以外は、複数回の印刷結果を反映した画像が生成されることになる。したがって、白色の追い刷りが行われた場合は、印刷回数が増えるにしたがってその白色が濃くなることになる。
また、生成モジュール130は、媒体の色を反映した説明用画像を生成するようにしてもよい。
ここでの説明用画像は、その時点で印刷された媒体を表していることになる。例えば、媒体の色が黒である場合は、背景が黒色の媒体の上に印刷された画像の縮小画像となる。
また、生成モジュール130は、縮小画像に対して、給紙手段に媒体を設定する方向に合わせた回転を行うようにしてもよい。
また、生成モジュール130は、給紙手段を示す画像と縮小画像を組み合わせた画像を説明用画像として生成するようにしてもよい。
また、生成モジュール130は、縮小画像と給紙手段に設定する方向を組み合わせた画像を説明用画像として生成するようにしてもよい。
ここで「設定する方向」として、例えば、「奥側」、「手前側」等を示す文言、記号等を付加してもよい。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
画像形成装置200は、画像処理装置100、タッチパネル205、給紙モジュール210、排紙モジュール215を有している。画像形成装置200が、画像処理装置100の機能を有している例を示すものである。画像形成装置200は、プリンタ、複写機、ファックス、複合機(少なくともプリンタの機能を有して、スキャナ、複写機、ファックス等のいずれか1つ以上の機能を有している画像処理装置)等の機能を有する。
画像処理装置100は、タッチパネル205、給紙モジュール210、排紙モジュール215と接続されている。
タッチパネル205は、画像処理装置100と接続されている。タッチパネル205は、タッチパネル上でのユーザーの操作を受け付け、その受け付けた操作を画像処理装置100の受付モジュール110に渡す。また、画像処理装置100の表示モジュール115の制御にしたがって、タッチパネルに説明用画像の表示を行う。この説明用画像は、いわゆる媒体セットのガイドを行うことになる。
給紙モジュール210は、画像処理装置100と接続されている。給紙モジュール210は、画像処理装置100の印刷モジュール135による制御にしたがって、媒体を印刷モジュール135に供給する。2回目以降の追刷印刷の場合にあっては、ユーザーによって媒体(追刷印刷が1回以上行われた媒体)がセットされる。
排紙モジュール215は、画像処理装置100と接続されている。排紙モジュール215は、画像処理装置100の印刷モジュール135によって印刷が行われた媒体を排出する。2回目以降の追刷印刷の場合のために、ユーザーによって、排紙モジュール215によって排出された媒体(追刷印刷が1回以上行われた媒体)が、給紙モジュール210にセットされる。なお、このセットにあって、ユーザーは、タッチパネル205上に表示された説明用画像を参考にする。
なお、図2の例では、画像処理装置100の印刷モジュール135、給紙モジュール210、排紙モジュール215を、それぞれ別個のモジュールとしたが、画像処理装置100の印刷モジュール135が、給紙モジュール210、排紙モジュール215を含んでいてもよい。
図3は、追刷印刷の例を示す説明図である。
色付きの媒体(有色メディア、例えば、黒紙等)に対する印刷を行う場合に、下地に白色トナーを印刷し、その上にCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、黒)トナーで印刷することにより、CMYK色に対してのメディアの色の影響を減少させて表現することができる。そのため、CMYK以外に白色のトナーやメタリック(例えば、銀色等)のトナー(特殊トナー、特色トナーともいわれる)を搭載し、1回のプリント動作で下地の白及びCMYKの印刷を行うプリンタが存在する。つまり、1回のプリント動作で5色分のトナーを用いた印刷が行われる。
図3の例を用いて説明する。
例えば、図3(a)に示すように、用紙325上に、黒トナー315、イエロートナー310、マゼンタトナー305、シアントナー300を印刷した場合、用紙325が白色の場合に比べて、有色であると、印刷物として全体にその用紙325の色合いになってしまう。つまり、色付きの用紙325を用いた場合、黒トナー315、イエロートナー310、マゼンタトナー305、シアントナー300で表現される印刷の色味が本来の色味とは異なったものになってしまう。
そこで、例えば、図3(b)に示すように、用紙325に対して、まず白トナー320を印刷し、その上に黒トナー315、イエロートナー310、マゼンタトナー305、シアントナー300を印刷することが行われている。なお、白トナー320は、黒トナー315、イエロートナー310、マゼンタトナー305、シアントナー300が印刷される領域全てに印刷する。もちろんのことながら、黒トナー315、イエロートナー310、マゼンタトナー305、シアントナー300が印刷されない領域には、白トナー320を印刷せず、用紙325が背景となる。つまり、白トナー320が印刷の下地になる。このように、白トナー320を下に印刷することにより、用紙325の色による印刷の色味への影響を軽減させることができる。
しかしながら、用紙325の色が濃い場合(例えば、黒色等)には、1回のプリント動作で印字した白トナー320の量では、完全に用紙325の色の影響を受けなくすることが難しいケースがあり、そのため白トナー320のみの印刷を複数回繰り返した後に黒トナー315、イエロートナー310、マゼンタトナー305、シアントナー300を印刷する追刷印刷という運用がある。
例えば、図3(c1)に示すように、1回目の印刷では、用紙325上に白トナー320aだけの印刷を行う。次に、ユーザーは、印刷された用紙325(排紙モジュール215によって排出された用紙325)を給紙モジュール210に戻し、2回目の印刷を指示する。これによって、図3(c2)の例に示すように、白トナー320bがさらに印刷され、結果的に用紙325上に白トナー320a、白トナー320bが印刷されることになる。そして、N回目の印刷において、図3(b)の例に示した印刷と同様の印刷を行う。これによって、用紙325の色の影響を減少させて、有色の用紙325上でも本来の印刷の色味を表現することができるようになる。
なお、追刷印刷を行う回数は、予め定められた回数であってもよいし、ユーザーの操作によって指定された回数であってもよい。また、ユーザーの操作によって指定された隠蔽率から決定した回数であってもよい。例えば、隠蔽率と回数とを対応させたテーブルを予め用意しておき、そのテーブルを用いて、ユーザーの操作で指定された隠蔽率から対応する回数を抽出してもよい。また、印刷対象の用紙325の色に応じて回数を決定してもよい。例えば、媒体の色と回数とを対応させたテーブルを予め用意しておき、印刷対象である用紙325の色を媒体属性管理モジュール125から取り出し、そのテーブルを用いて、用紙325の色に対応する回数を抽出してもよい。
図4は、追刷印刷の例を示す説明図である。
印刷するデータは、図4(c)の例に示すように出力データ(CMYK版)420とする。この出力データ(CMYK版)420の左側にはカラーの写真画像、右側の文字画像「A」は赤、文字画像「B」は青、文字画像「C」は緑である。これを黒色の用紙410に印刷する。そのために、出力データ(CMYK版)420から追刷印刷用の出力データ(特殊トナー版)405を生成する。なお、ここで特殊トナーは白色トナーとし、図4(a)の例に示す出力データ(特殊トナー版)405上では、白色トナーの部分を黒色で示している。つまり、図4(a)の例に示す出力データ(特殊トナー版)405は、出力データ(CMYK版)420で印刷する領域(具体的には、左側の写真画像領域と右側の3文字「ABC」の文字画像領域)を白とする印刷データである。なお、出力データ(CMYK版)420内には、出力データ(特殊トナー版)405が含まれていてもよい。つまり、N回目の追刷印刷において白色データの上にCMYKデータがあってもよい(1回の印刷で、白色トナー、CMYKトナーの印刷が行われる)。
図4(a)の例に示すように、出力データ(特殊トナー版)405を用紙410aに印刷すると、出力物415aを得る。出力物415aでは、1回目の白色トナーによる印刷であるので、左側の写真画像領域と右側の3文字「ABC」の文字画像領域は黒色に近い灰色のように見える。
そして、ユーザーは、出力物415aを給紙モジュール210にセットして、2回目の追刷印刷の指定を行う。その結果、図4(b)の例に示すように、出力データ(特殊トナー版)405を用紙410b(図4(a)の例に示す出力物415a)に印刷することになり、出力物415bを得る。出力物415bでは、同じ箇所に対しての2回目の白色トナーによる印刷であるので、左側の写真画像領域と右側の3文字「ABC」の文字画像領域は、図4(a)の例に示す出力物415a内のものよりは白く見える。ただし、未だ灰色のように見えている。
この追刷印刷の処理を繰り返し、N回目(最後)の追刷印刷では、図4(c)の例に示すように、出力データ(CMYK版)420を用紙410n(N-1回の追刷り印刷が行われた出力物415)に印刷することになり、出力物415nを得る。なお、用紙410nでは、用紙410aの黒色の影響がなくなる程度に、左側の写真画像領域、右側の文字画像の領域が特殊トナー(白色トナー)で重ね塗りされている。そして、出力物415nでは、左側の写真画像領域、右側の3文字「ABC」の文字画像領域(文字画像「A」は赤、文字画像「B」は青、文字画像「C」は緑)の部分が、白色の媒体上に印刷されたかのように再現されている。
ここで、追刷印刷の運用では、一度印刷した印刷物の1ページ目を上にして給紙モジュール210にセットしなおして、同じ方向で印字しなければならない。しかし、実際に印刷イメージが印刷される方向を想定して、ユーザーが用紙を正しくセットしなおすのは容易ではなく、オペレーションのミス(操作誤り)により版のずれやページ順、表裏の間違い等が発生しやすい。
本実施の形態は、このような状況において、ユーザーが用紙のセット位置を間違えることを防止し、正確に追い刷りの運用を行える手段を提供する。
図5は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS502では、受付モジュール110は、印刷指示を受け付ける。
ステップS504では、追い刷り印刷であるか否かを判断し、追い刷り印刷の場合はステップS506へ進み、それ以外(一般印刷)の場合はステップS508へ進む。
ステップS506では、印刷モジュール135は、追い刷り印刷処理を行う。ステップS506の詳細な処理については、図7の例に示すフローチャートを用いて後述する。
ステップS508では、印刷モジュール135は、一般の印刷処理を行う。ここでの一般の印刷処理とは、印刷された媒体(出力物)を給紙モジュール210にセットして、さらに印刷することがない印刷である。
図6は、画面600の表示例を示す説明図である。
図5の例に示したフローチャートのステップS502で、表示モジュール115がタッチパネル205に、画面600を表示する。画面600には、一般印刷ボタン610、追刷印刷ボタン620、追刷回数受付領域625を表示する。そして、受付モジュール110は、タッチパネル205上での一般印刷ボタン610又は追刷印刷ボタン620のいずれかのユーザーの選択操作、追刷回数受付領域625内の回数入力を受け付ける。一般印刷ボタン610が選択された場合はステップS508に進み、追刷印刷ボタン620が選択された場合はステップS506に進む。
図7は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS702では、追い刷り回数(変数)に1をセットする。
ステップS704では、追い刷り2回目以降であるか否かを判断し、2回目以降の場合はステップS712へ進み、それ以外の場合(1回目の印刷の場合)はステップS706へ進む。
ステップS706では、その回数におけるプリント処理を実行する。
ステップS708では、次回の追い刷りを説明するための印刷画像を作成する。このステップS708における印刷画像として、今回のステップS706でプリント処理された結果の画像を用いてもよい。つまり、印刷された用紙の画像(1回目にあっては図4の例に示した出力物415aが該当する)であってもよい。
また、2回目以降でのステップS708は行わなくてもよい。この場合、ステップS714で表示する画像は、1回目のステップS706で生成された画像を用いればよい。同じ画像が印刷されるので(つまり、色の濃さが異なるのみであるので)、用紙の方向は分かるからである。
ステップS710では、追い刷り回数に1を加える。
ステップS712では、前回の印刷画像(ステップS708で作成した画像)を取得する。
ステップS714では、給紙確認用の画像(説明用画像の一例)をタッチパネル205に表示する。ユーザーは、この給紙確認用の画像を見て、印刷物を給紙モジュール210にセットする。つまり、ユーザーは、印刷物の向き、表裏等を確認した上で、セットすることができるようになる。具体的には、図8の例を用いて後述する。
ステップS716では、応答を待つ。具体的には、ユーザーによるプリント開始ボタン890の押下(追刷印刷の指示操作)を待つことになる。
ステップS718では、プリント開始ボタン890の押下を検知したか否かを判断し、検知した場合はステップS706へ進み、それ以外の場合はステップS720へ進む。
ステップS720では、追い刷り回数は規定値に達したか否かを判断し、達した場合は処理を終了し(ステップS799)、それ以外の場合はステップS704へ戻る。ここでの規定値は、図6の例で示した画面600の追刷回数受付領域625で入力された回数である。
図8は、第1の実施の形態による処理例を示す説明図である。図7の例に示したフローチャートのステップS714で表示する画像の例を示すものである。つまり、2回目以降の追刷印刷前に画像形成装置200を一時停止状態にして、タッチパネル205に図8の例に示す給紙確認画面800a又は給紙確認画面800bを表示する。
図8(a)に示す例は、給紙手段を示す画像と印刷された媒体の縮小画像を組み合わせた画像を説明用画像としたものである。
給紙確認画面800aでは、給紙手段とその給紙手段に対して印刷済みの用紙をセットする方法を表示する。具体的には、給紙確認画面800aには、説明用画像810a、キャンセルボタン880a、プリント開始ボタン890aを表示する。説明用画像810a内に、印刷済用紙画像820aを表示する。印刷済用紙画像820aは、ステップS708で作成された画像であって、媒体上に既に印刷された画像の縮小画像である。つまり、印刷済用紙画像820aは、前回の追刷印刷の結果を、使用した媒体の色及びトナーの色を反映したイメージで表示する。複数回の追刷印刷により異なるイメージが印刷されている場合は、それらを合成したイメージで表現することが望ましい。なお、媒体の色が取得できない場合は、事前に印刷されたトナーの色が認識可能な任意の色を使用するか、又は、白色の紙に黒色トナーで印字したイメージを表示してもよい。また、印刷済用紙画像820aに対して、給紙手段に媒体を設定する方向に合わせた回転を行っている。
このように表示することによって、ユーザーは、給紙手段にどのように用紙(既に印刷された用紙)をセットすべきかが分かるようになる。
そして、説明用画像810aの説明として、例えば、「トレイ1(給紙手段)に用紙を以下の方向でセットしてください。」、「用紙のセットが完了したら、プリント開始ボタン890aを押下してください。」と表示する。
キャンセルボタン880aは、追刷印刷を中止する場合に選択される。プリント開始ボタン890aは、追刷印刷を継続する場合に選択される。ユーザーはこの説明用画像810aを確認し、給紙手段の所定の位置に媒体をセットしてプリント開始ボタン890aを押下することにより、同じ媒体のセット位置で複数回の追刷印刷を行うことができるようになる。
図8(b)に示す例は、給紙手段に媒体を設定する方向(セット方向(奥側)822b、セット方向(手前側)824b)と印刷された媒体の縮小画像(印刷済用紙画像820b)を組み合わせた画像を説明用画像810bとしたものである。
給紙確認画面800bには、説明用画像810b、キャンセルボタン880b、プリント開始ボタン890bを表示する。説明用画像810b内に、印刷済用紙画像820b、セット方向(奥側)822b、セット方向(手前側)824bを表示する。
給紙確認画面800bに、例えば、「トレイ1(給紙手段)に用紙を以下の方向でセットしてください。」、「用紙のセットが完了したら、プリント開始ボタン890bを押下してください。」と表示する。
給紙確認画面800bは、図8(a)の例に示した給紙確認画面800aと同等の表示を行っている。ただし、説明用画像810b内には、図8(a)と異なり、給紙手段を示す画像を表示していないが、給紙手段のセット方向(奥側)822b、セット方向(手前側)824bを表示し、印刷済用紙画像820bもその方向に合わせた回転を行っている。
<第2の実施の形態>
図9は、第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
画像処理装置900は、UI制御モジュール905、ジョブ情報管理モジュール920、媒体属性管理モジュール925、生成モジュール930、印刷モジュール935を有している。
なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
UI制御モジュール905は、受付モジュール110、表示モジュール915を有しており、生成モジュール930、印刷モジュール935と接続されている。
表示モジュール915は、給紙手段に媒体をセットしたことの確認のための表示を行う。例えば、後述する図14の例に示す給紙確認画面1400等を表示する。
ジョブ情報管理モジュール920は、生成モジュール930、印刷モジュール935と接続されている。ジョブ情報管理モジュール920は、生成モジュール930によって生成された印刷画像、又は白紙画像(ブランク画像、つまり紙送りをするためだけの空の印刷画像)を、対象としている印刷ジョブに挿入する。他に、図1の例に示した画像処理装置100の印刷ジョブ情報管理モジュール120と同等の機能を有している。
媒体属性管理モジュール925は、生成モジュール930と接続されている。媒体属性管理モジュール925は、例えば、2つ以上の給紙手段内にセットされている媒体の種類、色、用紙サイズ等を管理する。1つの給紙手段は、有色の媒体がセットされたものであり、他の1つの給紙手段は、普通紙がセットされたものである。他に、図1の例に示した画像処理装置100の媒体属性管理モジュール125と同等の機能を有している。
生成モジュール930は、UI制御モジュール905、ジョブ情報管理モジュール920、媒体属性管理モジュール925と接続されている。生成モジュール930は、受付モジュール110が追刷印刷指示を受け付けた場合、印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直すための説明用画像を生成する。
また、生成モジュール930は、給紙手段に設定する方向を示す説明用画像を生成するようにしてもよい。
印刷モジュール935は、UI制御モジュール905、ジョブ情報管理モジュール920と接続されている。印刷モジュール935は、少なくとも1回目の印刷をする場合に、生成モジュール930によって生成された説明用画像を印刷する。その後は、図1の例に示した画像処理装置100の印刷モジュール135と同等の印刷処理を行う。つまり、1回目の印刷をする場合に、生成モジュール930によって生成された説明用画像を印刷し、その後、第1の実施の形態と同等の追刷印刷を行う。そして、2回目以降の追刷印刷においては、1枚目の媒体に対しては、何も印刷せず(紙送りのみを行う)、その後、第1の実施の形態と同等の追刷印刷を行う。なお、2回目以降の追刷印刷においても、1枚目の媒体に対して、生成モジュール930によって生成された説明用画像を印刷してもよい。ただし、印刷データは同じ内容であり、トナーの使用を少なくするためにも、何も印刷しないのが好ましい。
また、印刷モジュール935は、印刷面を下にして排出するように制御し、説明用画像を最初のページに印刷するようにしてもよい。これによって、フェイスダウンで印刷する(印刷面を下にして排出する)ことによって、排出の順番そのままで給紙手段に印刷済み媒体を設定すればよいことになる。この場合、印刷モジュール935は排紙モジュール215(記録紙排出機構)を備えていてもよいし、排紙モジュール215を制御できるようにしてもよい。
また、前述したように、印刷モジュール935は、2回目以降の印刷をする場合は、説明用画像を印刷しないようにしてもよい。ここで「説明用画像を印刷しない」とは、例えば、白紙のイメージを印刷すること、単なる紙送りをすることを含む。
2回目以降の印刷をする場合は、既に説明用画像が印刷された媒体をそのまま用いることができるので、説明用画像を印刷する必要がないからである。ただし、2回目以降も説明用画像を印刷することを排除するものではない。同じ説明用画像が重ねて印刷されるだけである。また、説明用画像を毎回変更して、重ねて印刷してもよい。例えば、印刷回数(例えば、2回目、3回目等)を、位置をずらしながら毎回印刷するようにしてもよい。
また、印刷モジュール935は、説明用画像を印刷する媒体は、追刷印刷をする媒体とは異なる媒体を用いるようにしてもよい。「追刷印刷をする媒体」は、一般的には、高価な媒体であり、追い刷り印刷時にのみ用いられる「説明用画像を印刷する媒体」は、それとは異なる媒体で済むからである。
そして、印刷モジュール935は、説明用画像を印刷する媒体として、普通紙を用いるようにしてもよい。「普通紙」を用いるのは、一般的には、普通紙が最も安くすむからである。
なお、普通紙の大きさ(サイズ)は、追刷印刷の媒体と同じ大きさであることが望ましい。なお、普通紙の大きさと追刷印刷の媒体との大きさは完全同一である必要はなく、例えば、追刷印刷の媒体がA4サイズである場合に、説明用画像を印刷する媒体としてレター(Letter)サイズを使用することを排除するものではない。
また、印刷モジュール935は、説明用画像を黒色で印刷するようにしてもよい。「黒色で印刷」とは、いわゆる黒白印刷(モノクロ印刷)である。一般的には、黒色印刷が最も安くすむからである。
第1の実施の形態の説明で用いた図2~6の説明は、第2の実施の形態においても同様である。
図10は、第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1002では、追い刷り回数(変数)に1をセットする。
ステップS1004では、追い刷り2回目以降であるか否かを判断し、2回目以降の場合はステップS1012へ進み、それ以外(一般印刷)の場合はステップS1006へ進む。
ステップS1006では、先頭に追い刷り方向確認用の画像(説明用画像の一例)を挿入する。追い刷り方向確認用の画像として、例えば、図11に示す追い刷り方向確認用シート画像1100を挿入する。図11は、第2の実施の形態による処理例を示す説明図である。追い刷り方向確認用シート画像1100には、給紙手段にセットする際の方向を示す説明用画像が含まれている。具体的には、「奥側」という文字とその方向を示す矢印、「手前側」という文字とその方向を示す矢印が記載されている。
なお、この追い刷り方向確認用シート画像1100は印刷ジョブで対象としている媒体と同一のサイズであり、印刷データ及び給紙手段における用紙の方向から、給紙手段に媒体をセットした際に正立する方向でイメージを作成する。また、この追い刷り方向確認用シート画像1100の印刷に使用されるトナーは、使用される媒体に対して認識可能な色を設定可能とする。
ユーザーは、2回目以降の追刷印刷の際に、図12の例に示すように、この追い刷り方向確認用シート画像1100が印刷された媒体(追い刷り方向確認用シート1200)を先頭にして、追い刷り方向確認用シート1200に印刷された方向にしたがって、給紙手段1250に追刷印刷用の媒体をセットする。なお、追い刷り方向確認用シート1200は、普通紙であり、それに印刷されている「奥側」等の文字、記号は黒色(黒トナーを用いて印刷)である。
また、2回目以降の追刷印刷では、先頭ページに白紙のイメージを挿入し、1回目で作成した確認用シート(1回目で追い刷り方向確認用シート画像1100が印刷された媒体)がそのまま出力されるようにする。
ステップS1008では、その回数におけるプリント処理を実行する。
ステップS1010では、追い刷り回数に1を加える。
ステップS1012では、先頭にブランクシート用の画像を挿入する。つまり、先頭ページは、追い刷り方向確認用の画像が印刷された媒体であるので、紙送りのみを行えるように、ブランクシート用の画像を挿入している。
ステップS1014では、給紙確認用の画面を表示する。具体的には、図14の例を用いて後述する。
ステップS1016では、応答を待つ。具体的には、ユーザーによるプリント開始ボタン1490の押下(追刷印刷の指示操作)を待つことになる。
ステップS1018では、プリント開始ボタン1490の押下を検知したか否かを判断し、検知した場合はステップS1008へ進み、それ以外の場合はステップS1020へ進む。
ステップS1020では、追い刷り回数は規定値に達したか否かを判断し、達した場合は処理を終了し(ステップS1099)、それ以外の場合はステップS1004へ戻る。
図13は、第2の実施の形態による処理例を示す説明図である。追刷印刷の各回の印刷における印刷データの例を示している。この例では、本来の印刷ジョブ内には3ページの印刷データがあり、そのため説明用画像を含めて4ページ分の印刷データが必要であり、この印刷データ群が1つの印刷ジョブとなる。
図13(a)の例に示す画像データ1305aは、図11の例に示した追い刷り方向確認用シート画像1100と同じである。画像データ1310aは、本来のプリントデータの1ページ目の画像であり、左側の矩形、右側の「ABC」の文字は下地となる白色画像である。画像データ1315aは、本来のプリントデータの2ページ目の画像であり、左側の矩形、右側の「DEF」の文字は下地となる白色画像である。画像データ1320aは、本来のプリントデータの3ページ目の画像であり、左側の矩形、右側の「GHI」の文字は下地となる白色画像である。
図13(b)の例に示す画像データ1305bは、ブランクシート用の画像(何も印刷すべきデータがない画像、いわゆる白紙データ)である。画像データ1310bは、本来のプリントデータの1ページ目の画像(画像データ1310aと同じ画像)であり、左側の矩形、右側の「ABC」の文字は下地となる白色画像である。画像データ1315bは、本来のプリントデータの2ページ目の画像(画像データ1315aと同じ画像)であり、左側の矩形、右側の「DEF」の文字は下地となる白色画像である。画像データ1320bは、本来のプリントデータの3ページ目の画像(画像データ1320aと同じ画像)であり、左側の矩形、右側の「GHI」の文字は下地となる白色画像である。
なお、3回目以降も白色トナーを用いた印刷を行う場合は、図13(b)の例に示す印刷データ群を用いればよい。
図13(c)の例に示す印刷データ群は、追刷印刷における最後の印刷に用いるものである。画像データ1305cは、ブランクシート用の画像(何も印刷すべきデータがない画像、いわゆる白紙データ)である。画像データ1310cは、本来のプリントデータの1ページ目の画像であり、左側の矩形、右側の「ABC」の文字は下地の上に印刷されるCMYKで表現される画像である。画像データ1315cは、本来のプリントデータの2ページ目の画像であり、左側の矩形、右側の「DEF」の文字は下地の上に印刷されるCMYKで表現される画像である。画像データ1320cは、本来のプリントデータの3ページ目の画像であり、左側の矩形、右側の「GHI」の文字は下地の上に印刷されるCMYKで表現される画像である。
図14は、給紙確認画面1400の表示例を示す説明図である。第1の実施の形態と同様に、2回目以降の追刷印刷の前に画像形成装置200を一時停止状態にして、タッチパネル205に図14の例に示す給紙確認画面1400を表示する。これによって、ユーザーに対して、給紙をガイドし、追刷印刷における印刷を促す。
給紙確認画面1400は、図10の例に示したフローチャート内のステップS1014で表示する給紙確認用の画面の例である。
給紙確認画面1400には、例えば、「トレイ1(給紙手段)に、確認用のシートを上にして、印刷済みの用紙をセットしてください。」、「用紙のセットが完了したら、プリント開始ボタン1490を押下してください。」と表示し、また、キャンセルボタン1480、プリント開始ボタン1490を表示する。キャンセルボタン1480は、追刷印刷を中止する場合に選択される。プリント開始ボタン1490は、追刷印刷を継続する場合に選択される。
図15を参照して、本実施の形態の画像処理装置100、画像処理装置900のハードウェア構成例について説明する。図15に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1517と、プリンタ等のデータ出力部1518を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1501は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、UI制御モジュール105、印刷ジョブ情報管理モジュール120、媒体属性管理モジュール125、生成モジュール130、印刷モジュール135、UI制御モジュール905、表示モジュール915、ジョブ情報管理モジュール920、媒体属性管理モジュール925、生成モジュール930、印刷モジュール935等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1502は、CPU1501が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1503は、CPU1501の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1504により相互に接続されている。
ホストバス1504は、ブリッジ1505を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1506に接続されている。
キーボード1508、マウス等のポインティングデバイス1509は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ1510は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス1509とディスプレイ1510の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。その場合、キーボードの機能の実現について、キーボード1508のように物理的に接続しなくても、画面(タッチスクリーン)上にソフトウェアでキーボード(いわゆるソフトウェアキーボード、スクリーンキーボード等ともいわれる)を描画して、キーボードの機能を実現するようにしてもよい。
HDD(Hard Disk Drive)1511は、ハードディスク(フラッシュ・メモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1501によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、印刷データ、印刷ジョブ、媒体の属性、追刷印刷に関する説明用画像等が格納される。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ1512は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1513に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1507、外部バス1506、ブリッジ1505、及びホストバス1504を介して接続されているRAM1503に供給する。なお、リムーバブル記録媒体1513も、データ記録領域として利用可能である。
接続ポート1514は、外部接続機器1515を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1514は、インタフェース1507、及び外部バス1506、ブリッジ1505、ホストバス1504等を介してCPU1501等に接続されている。通信部1516は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1517は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1518は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図15に示す画像処理装置100、画像処理装置900のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図15に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図15に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機などに組み込まれていてもよい。
なお、第1の実施の形態と第2の実施の形態を組み合わせてもよい。つまり、説明用画像を印刷し、タッチパネル205に印刷済み媒体の縮小画像を給紙手段の設定に合わせた方向で表示するようにしてもよい。ただし、タッチパネル205に表示する縮小画像は、説明用画像の縮小画像になる。給紙手段にセットする1ページ目(一番上のページ)は、説明用画像が印刷された媒体であるからである。
また、第1の実施の形態と第2の実施の形態を切り替えられるようにしてもよい。具体的には、印刷データで方向を確認できる場合は第1の実施の形態を用い、印刷データで方向を確認できない場合は第2の実施の形態を用いるようにしてもよい。「印刷データで方向を確認できない場合」として、例えば、媒体の中央に正方形、円等を描画するような印刷データである場合が該当し、それがタッチパネル205に表示されたとしてもセットの向きを確認することができないためである。また、印刷データとして文字が記載されているが、その文字が小さい場合も「印刷データで方向を確認できない場合」に該当し、タッチパネル205に表示されたとしてもセットの向きを確認することができないからである。また、タッチパネル205の大きさ又は解像度を検知し、その大きさ又は解像度が予め定められた値よりも大きい又は以上である場合は第1の実施の形態を用い、それ以外の場合は第2の実施の形態を用いるようにしてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD-R、DVD-RW、DVD-RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD-ROM)、CDレコーダブル(CD-R)、CDリライタブル(CD-RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu-ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…画像処理装置
105…UI制御モジュール
110…受付モジュール
115…表示モジュール
120…印刷ジョブ情報管理モジュール
125…媒体属性管理モジュール
130…生成モジュール
135…印刷モジュール
200…画像形成装置
205…タッチパネル
210…給紙モジュール
215…排紙モジュール
900…画像処理装置
905…UI制御モジュール
915…表示モジュール
920…ジョブ情報管理モジュール
925…媒体属性管理モジュール
930…生成モジュール
935…印刷モジュール

Claims (24)

  1. 複数回同じ色を印刷する追刷印刷指示を受け付ける受付手段と、
    前記追刷印刷指示を受け付けた場合、印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直すための説明用画像を生成する生成手段と、
    少なくとも1回目の印刷をする場合に、前記生成手段によって生成された説明用画像を印刷する印刷手段
    を有し、
    前記印刷手段は、印刷面を下にして排出するように制御し、前記説明用画像を最初のページに印刷する、
    画像処理装置。
  2. 前記印刷手段は、2回目以降の印刷をする場合は、前記説明用画像を印刷しない、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記生成手段は、前記給紙手段に設定する方向を示す説明用画像を生成する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記印刷手段は、説明用画像を印刷する媒体は、追刷印刷をする媒体とは異なる媒体を用いる、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記印刷手段は、前記説明用画像を印刷する媒体として、普通紙を用いる、
    請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記印刷手段は、前記説明用画像を黒色で印刷する、
    請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 複数回同じ色を印刷する追刷印刷指示を受け付ける受付手段と、
    前記追刷印刷指示を受け付けた場合、印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直すための説明用画像を生成する生成手段と、
    少なくとも1回目の印刷をする場合に、前記生成手段によって生成された説明用画像を印刷する印刷手段
    を有し、
    前記印刷手段は、2回目以降の印刷をする場合は、前記説明用画像を印刷しない、
    画像処理装置。
  8. 前記印刷手段は、印刷面を下にして排出するように制御し、前記説明用画像を最初のページに印刷する、
    請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記生成手段は、前記給紙手段に設定する方向を示す説明用画像を生成する、
    請求項7に記載の画像処理装置。
  10. 前記印刷手段は、説明用画像を印刷する媒体は、追刷印刷をする媒体とは異なる媒体を用いる、
    請求項7に記載の画像処理装置。
  11. 前記印刷手段は、前記説明用画像を印刷する媒体として、普通紙を用いる、
    請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 前記印刷手段は、前記説明用画像を黒色で印刷する、
    請求項10に記載の画像処理装置。
  13. 複数回同じ色を印刷する追刷印刷指示を受け付ける受付手段と、
    前記追刷印刷指示を受け付けた場合、印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直すための説明用画像を生成する生成手段と、
    少なくとも1回目の印刷をする場合に、前記生成手段によって生成された説明用画像を印刷する印刷手段
    を有し、
    前記印刷手段は、説明用画像を印刷する媒体は、追刷印刷をする媒体とは異なる媒体を用いる、
    画像処理装置。
  14. 前記印刷手段は、印刷面を下にして排出するように制御し、前記説明用画像を最初のページに印刷する、
    請求項13に記載の画像処理装置。
  15. 前記印刷手段は、2回目以降の印刷をする場合は、前記説明用画像を印刷しない、
    請求項13に記載の画像処理装置。
  16. 前記生成手段は、前記給紙手段に設定する方向を示す説明用画像を生成する、
    請求項13に記載の画像処理装置。
  17. 前記印刷手段は、前記説明用画像を印刷する媒体として、普通紙を用いる、
    請求項13に記載の画像処理装置。
  18. 前記印刷手段は、前記説明用画像を黒色で印刷する、
    請求項13に記載の画像処理装置。
  19. 印刷装置を制御するコンピュータを、
    複数回同じ色を印刷する追刷印刷指示を受け付ける受付手段と、
    前記追刷印刷指示を受け付けた場合、印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直すための説明用画像を生成する生成手段と、
    少なくとも1回目の印刷を前記印刷装置にさせる場合に、該印刷装置に前記生成手段によって生成された説明用画像を印刷させるように制御する印刷制御手段
    として機能させ、
    前記印刷制御手段は、前記印刷装置に対して、印刷面を下にして排出するように制御し、前記説明用画像を最初のページに印刷するように制御する
    画像処理プログラム。
  20. 印刷装置を制御するコンピュータを、
    複数回同じ色を印刷する追刷印刷指示を受け付ける受付手段と、
    前記追刷印刷指示を受け付けた場合、印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直すための説明用画像を生成する生成手段と、
    少なくとも1回目の印刷を前記印刷装置にさせる場合に、該印刷装置に前記生成手段によって生成された説明用画像を印刷させるように制御する印刷制御手段
    として機能させ、
    前記印刷制御手段は、前記印刷装置に対して、2回目以降の印刷をする場合は、前記説明用画像を印刷しないように制御する
    画像処理プログラム。
  21. 印刷装置を制御するコンピュータを、
    複数回同じ色を印刷する追刷印刷指示を受け付ける受付手段と、
    前記追刷印刷指示を受け付けた場合、印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直すための説明用画像を生成する生成手段と、
    少なくとも1回目の印刷を前記印刷装置にさせる場合に、該印刷装置に前記生成手段によって生成された説明用画像を印刷させるように制御する印刷制御手段
    として機能させ、
    前記印刷制御手段は、前記印刷装置が説明用画像を印刷する媒体は、追刷印刷をする媒体とは異なる媒体を用いるように制御する、
    画像処理プログラム。
  22. 複数回同じ色を印刷する追刷印刷指示を受け付ける受付ステップと、
    前記追刷印刷指示を受け付けた場合、印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直すための説明用画像を生成する生成ステップと、
    少なくとも1回目の印刷をする場合に、前記生成ステップによって生成された説明用画像を印刷する印刷ステップ
    を有し、
    前記印刷ステップは、印刷面を下にして排出するように制御し、前記説明用画像を最初のページに印刷する、
    画像処理方法。
  23. 複数回同じ色を印刷する追刷印刷指示を受け付ける受付ステップと、
    前記追刷印刷指示を受け付けた場合、印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直すための説明用画像を生成する生成ステップと、
    少なくとも1回目の印刷をする場合に、前記生成ステップによって生成された説明用画像を印刷する印刷ステップ
    を有し、
    前記印刷ステップでは、2回目以降の印刷をする場合は、前記説明用画像を印刷しない、
    画像処理方法。
  24. 複数回同じ色を印刷する追刷印刷指示を受け付ける受付ステップと、
    前記追刷印刷指示を受け付けた場合、印刷済みの媒体を給紙手段に設定し直すための説明用画像を生成する生成ステップと、
    少なくとも1回目の印刷をする場合に、前記生成ステップによって生成された説明用画像を印刷する印刷ステップ
    を有し、
    前記印刷ステップは、説明用画像を印刷する媒体は、追刷印刷をする媒体とは異なる媒体を用いる、
    画像処理方法。
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