JP7063092B2 - ステータユニット、モータ、及び送風装置 - Google Patents

ステータユニット、モータ、及び送風装置 Download PDF

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Description

本発明は、ステータユニット、モータ、及び送風装置に関する。
ステータの防水性を高めるため、有蓋筒状のカバー部材でステータを覆う技術が知られている。たとえば、特許文献1は、防水効果を備えるべく、第1カバーの収容空間内にステータ組立部品を配置する。第1カバーとステータ組立部品との間には充填物が充填される。
特開2007-159393号公報
しかしながら、第1カバーとステータ組立部品との間に充填物を充填しても、ステータを支持するステータ支持部材と充填物との界面を通じて、水がステータの内部に進入する虞がある。
本発明は、ステータユニットの耐水性を向上させることを目的とする。
本発明の例示的なステータユニットは、中心軸を中心として回転可能なロータを駆動可能なステータと、前記ステータを支持するステータ支持部材と、前記ステータの表面を充填材料で覆う充填部と、を備える。前記ステータ支持部材は、軸方向に延びる筒状である。前記ステータ支持部材の径方向他方側面には、前記ステータの径方向一方端部が固定される。前記ステータは、ステータコアと、ステータコアの少なくとも一部を覆うインシュレータと、を有する。前記インシュレータは、前記ステータコアの軸方向上端面を覆う上側インシュレータを含む。前記上側インシュレータの径方向一方端部は、前記ステータ支持部材の径方向他方側面に接する。前記上側インシュレータの径方向一方端部には、軸方向下方端面において軸方向上方に凹み且つ前記中心軸を中心とする環状のインシュレータ凹部が設けられる。前記インシュレータ凹部の内面と、前記ステータコアの軸方向上端面と、前記ステータ支持部材の径方向他方側面とで囲まれる第1空間に、前記充填材料が充填されている。
本発明の例示的なモータは、中心軸を中心として回転可能なロータと、前記ロータを駆動可能なステータを有する上記のステータユニットと、を備える。
本発明の例示的な送風装置は、上記のモータと、前記モータのロータとともに、中心軸を中心として回転可能な羽根部と、を備える。
本発明の例示的なステータユニット、モータ、及び送風装置によれば、ステータユニットの耐水性を向上させることができる。
図1は、送風装置の構成例を示す断面図である。 図2は、モータのステータユニットを軸方向から見た断面図である。 図3は、送風装置の部分断面図である。 図4Aは、ブラケット部の軸受ホルダ保持部の軸方向上端部の斜視図である。 図4Bは、ブラケット部の軸受ホルダ保持部の上面図である。 図5Aは、第1変形例に係るステータユニットを軸方向から見た断面図である。 図5Bは、第1変形例に係る連通部付近の構造を径方向から見た断面図である。 図6Aは、第2変形例に係るステータユニットを軸方向から見た断面図である。 図6Bは、第2変形例に係る連通部付近の構造を径方向から見た断面図である。 図7は、第3変形例に係るステータユニットを軸方向から見た断面図である。
以下に図面を参照して本発明の例示的な実施形態を説明する。
なお、本明細書では、送風装置300において、中心軸CAと平行な方向を「軸方向」と呼ぶ。軸方向に沿って後述するキャップ70から後述するシャフトホルダ11に向かう軸方向一方の向きを「軸方向上方」と呼ぶ。軸方向に沿ってシャフトホルダ11からキャップ70に向かう軸方向他方の向きを「軸方向下方」と呼ぶ。各々の構成要素において、軸方向上方における端部を「軸方向上端部」と呼び、軸方向上端部の軸方向位置を「軸方向上端」と呼ぶ。さらに、軸方向下方における端部を「軸方向下端部」と呼び、軸方向下端部の軸方向位置を「軸方向下端」と呼ぶ。また、各々の構成要素の表面において、軸方向上方に向く面を「軸方向上端面」と呼び、軸方向下方に向く面を「軸方向下端面」と呼ぶ。
また、中心軸CAに直交する方向を「径方向」と呼ぶ。径方向に沿って中心軸CAに向かう向きを径方向一方として「径方向内方」と呼ぶ。径方向に沿って中心軸CAから離れる向きを径方向他方として「径方向外方」と呼ぶ。各々の構成要素において、径方向内方における端部を「径方向内端部」と呼び、径方向内端部の径方向位置を「径方向内端」と呼ぶ。さらに、径方向外方における端部を「径方向外端部」と呼び、径方向外端部の径方向位置を「径方向外端」と呼ぶ。また、各々の構成要素の表面において、径方向内方に向く側面を「径方向内側面」と呼び、径方向外方に向く側面を「径方向外側面」と呼ぶ。
また、中心軸CAを中心とする回転方向を「周方向」と呼ぶ。
また、本明細書において、「環状」は、中心軸を中心とする周方向の全周に渡って切れ目の無く連続的に一繋がりとなる形状のほか、中心軸を中心とする全周の一部に切れ目を有する円弧状を含む。
なお、以上に説明した方向、端部、位置、及び面などの呼称は、実際の機器に組み込まれた場合での位置関係及び方向などを示すものではない。
<1.実施形態>
図1は、送風装置300の構成例を示す断面図である。なお、図1は、中心軸CAを含む仮想の平面で送風装置300を切断した場合での送風装置300の断面構造を示す。
<1-1.送風装置>
送風装置300は、モータ100と羽根部200とを備える。モータ100は、羽根部200を駆動して回転させる。羽根部200は、モータ100の後述するロータ101とともに、上下方向に延びる中心軸CAを中心として回転可能である。送風装置300は、羽根部200の回転により、軸方向上方から軸方向下方に流れる気流を発生させる。なお、羽根部200の数は、単数であってもよいし、複数であってもよい。好ましくは、羽根部200の数は、素数である。こうすれば、共振音の発生を抑えることができる。
なお、送風装置300は、本実施形態では、軸方向に気流を送出する軸流ファンであるが、この例示に限定されない。たとえば、送風装置300は、径方向に気流を送出する遠心ファンであってもよい。
<1-2.モータ>
次に、図1及び図2~図3を参照して、モータ100の構成を説明する。図2は、モータ100の後述するステータユニット102を軸方向から見た断面図である。図3は、送風装置300の部分断面図である。なお、図2は、図1のA-A線に沿い且つ中心軸CAと垂直な仮想の平面でステータユニット102を切断した場合でのステータユニット102の断面構造に対応する。図3は、図1の破線で囲まれた部分に対応する。
モータ100は、ロータ101と、ステータユニット102と、を備える。ロータ101は、上下方向に延びる中心軸CAを中心として回転可能である。ステータユニット102は、ロータ101を駆動可能な後述のステータ20を有する。
<1-2-1.ロータ>
ロータ101は、シャフト10と、シャフトホルダ11と、保持部材12と、ヨーク13と、マグネット14と、を有する。
シャフト10は、ロータ101の回転軸である。シャフト10は、シャフトホルダ11、保持部材12、ヨーク13、マグネット14、及び羽根部200とともに、中心軸CAを中心にして回転可能である。なお、この例示に限定されず、シャフト10は、ステータユニット102に取り付けられる固定軸であってもよい。なお、シャフト10が固定軸である場合、シャフト10とシャフトホルダ11との間にベアリングが設けられる。
シャフトホルダ11は、モータ100の軸方向上部において、シャフト10に取り付けられる。本実施形態では、シャフトホルダ11は、シャフト10の軸方向上端部に取り付けられ、シャフト10の径方向外側面から径方向外方に広がる。
保持部材12は、有蓋筒状であり、ロータ蓋部121とロータ筒部122とを有する。ロータ蓋部121は、中心軸CAを中心とする環状且つ径方向に広がる板状である。ロータ蓋部121は、ロータ筒部122の軸方向上端部を覆う。ロータ蓋部121の径方向内端部には、シャフトホルダ11の径方向外端部が接続される。ロータ筒部122は、ロータ蓋部121の径方向外端部から軸方向下方に延びる円筒状である。ロータ筒部122の径方向外側面には、複数の羽根部200が設けられる。ロータ筒部122の径方向内側面には、ヨーク13が設けられる。
ヨーク13は、軸方向に延びる筒状であり、マグネット14を保持する。ヨーク13の径方向内側面には、マグネット14が設けられる。
マグネット14は、ステータユニット102のステータ20よりも径方向外方に位置し、ステータ20の径方向外側面と径方向に対向する。マグネット14は、互いに異なる磁極を有する。各磁極は、周方向において交互に並ぶ。マグネット14は、中心軸CAを中心とする環状であってもよい。或いは、マグネット14は、周方向に並ぶ複数のマグネット片であってもよい。
<1-2-2.ステータユニット>
ステータユニット102は、ステータ20と、カバー部材30と、基板40と、充填部50と、ハウジング60と、を備える。
ステータ20は、中心軸CAを中心とする環状であり、ハウジング60の後述する軸受ホルダ62に支持される。前述の如く、ステータユニット102は、ステータ20を備える。ステータ20は、上下方向に延びる中心軸CAを中心として回転可能なロータ101を駆動可能である。より具体的には、ステータ20は、モータ100が駆動される際にロータ101を駆動して周方向に回転させる。ステータ20は、ステータコア21と、インシュレータ22と、複数のコイル部23と、を有する。
前述の如く、ステータ20は、ステータコア21を有する。ステータコア21は、中心軸CAを中心とする環状の磁性体であり、本実施形態では板状の電磁鋼板が複数積層された積層体である。ステータコア21は、軸受ホルダ62に固定される。本実施形態では、ステータコア21の径方向内端部は、軸受ホルダ62の径方向外側面に固定される。ステータコア21の径方向外側面は、マグネット14と径方向に対向する。
ステータコア21は、コアバック部211と、複数のティース部212と、を有する。言い換えると、ステータ20は、コアバック部211と、複数のティース部212とを有する。コアバック部211は、中心軸CAを中心とする環状である。複数のティース部212はそれぞれ、コアバック部211から径方向外方に延びる。
インシュレータ22は、ステータコア21の少なくとも一部を覆う。特に、インシュレータ22は、ティース部212の少なくとも一部を覆う。インシュレータ22は、樹脂材料などを用いた絶縁部材である。
インシュレータ22は、上側インシュレータ221と、インシュレータ凹部221aと、を含む。上側インシュレータ221は、ステータコア21の軸方向上端面を覆う。上側インシュレータ221の径方向内端部は、軸受ホルダ62の径方向外側面に接する。
上側インシュレータ221の径方向内端部には、インシュレータ凹部221aが設けられる。インシュレータ凹部221aは、上側インシュレータ221の軸方向下方端面において、軸方向上方に凹む。また、インシュレータ凹部221aは、中心軸CAを中心とする環状である。より具体的には、インシュレータ凹部221aは、上側インシュレータ221の径方向内端部において軸方向下端面に設けられる。
また、インシュレータ22は、下側インシュレータ222と、支持アーム部222aと、をさらに含む。下側インシュレータ222は、ステータコア21の軸方向下端面を覆う。下側インシュレータ222の軸方向下端面には、支持アーム部222aが設けられる。支持アーム部222aは、下側インシュレータ222の軸方向下端面から軸方向下方に延び、基板40を支持する。
また、インシュレータ22は、第1縁部223をさらに含む。第1縁部223は、上側インシュレータ221の径方向内端部から軸方向上方に延びる。第1縁部223の径方向内側面は、軸受ホルダ62の径方向外側面に接する。こうすれば、第1縁部223により、インシュレータ22と軸受ホルダ62との接触面積がより広くなる。また、充填部50の充填材料は、硬化時の収縮によって第1縁部223を軸受ホルダ62に向かって押し付ける。従って、軸受ホルダ62に対するインシュレータ22の密着性が向上するので、インシュレータ22と軸受ホルダ62との接触部分における水の進入を妨げ易くなる。
また、インシュレータ22は、第2縁部224をさらに含む。第2縁部224は、上側インシュレータ221の径方向内端部から軸方向下方に延びる。第2縁部224の径方向内側面は、軸受ホルダ62の径方向外側面に接する。こうすれば、第2縁部224により、インシュレータ22と軸受ホルダ62との接触面積がより広くなる。また、充填材料は、硬化時の収縮によって第2縁部224を軸受ホルダ62に向かって押し付ける。従って、軸受ホルダ62に対するインシュレータ22の密着性が向上するので、インシュレータ22と軸受ホルダ62との接触部分における水の進入を妨げ易くなる。
複数のコイル部23はそれぞれ、導線がインシュレータ22を介してステータコア21に巻き付けられた巻線部材である。導線の端部は、基板40と電気的に接続される。
前述の如く、ステータユニット102は、カバー部材30を備える。カバー部材30は、ステータ20を収容する。カバー部材30は、有蓋筒状である。カバー部材30は、筒状の筒部31と、蓋部32と、カラー部36と、を有する。筒部31は、軸方向に延びる。蓋部32は、ステータ20の軸方向上端部を覆う。カラー部36は、蓋部32の径方向内端部に設けられ、軸方向に延びる。筒部31は、ロータ101と径方向に対向するステータ20の径方向側面を覆う。また、筒部31は、ステータ20の径方向外側面を覆う。蓋部32は、筒部31の軸方向上端部を覆う。本実施形態では、筒部31、蓋部32、及びカラー部36はそれぞれ、単一の部材の部分である。但し、この例示に限定されず、筒部31、蓋部32、及びカラー部36のうちの少なくとも一部はそれぞれ、別部材であってもよい。
カラー部36の径方向内側面は、軸受ホルダ62に接する。好ましくは、カラー部36の径方向内側面のすべてが、軸受ホルダ62の径方向外側面に接する。但し、この例示に限定されず、カラー部36の径方向内側面の一部が、軸受ホルダ62の径方向外側面に接してもよい。つまり、カラー部36の径方向内側面の少なくとも一部が、軸受ホルダ62に接すればよい。
このようにすれば、カバー部材30と軸受ホルダ62との接触面積がより広くなる。従って、カバー部材30と軸受ホルダ62との間を介した水、塵埃の進入を抑制又は防止できる。また、カバー部材30と軸受ホルダ62との間に水、塵埃が溜まり難くなる。よって、ステータユニット102の対環境性が向上する。また、充填部50を形成する際、ステータ20及びカバー部材30間に充填される充填材料によりドーム状の蓋部32が径方向内方に押される。そのため、カラー部36は、径方向内方に向く力によって軸受ホルダ62に押し付けられる。これにより、カラー部36と軸受ホルダ62との間の密着性が高まる。カラー部36と軸受ホルダ62との間での充填材料の漏れを防止できるので、充填材料を節約することができる。
本実施形態では、カラー部36は、接着剤36aを介して軸受ホルダ62に接する。つまり、ステータユニット102は、接着剤36aをさらに備える。カラー部36の径方向内側面と、軸受ホルダ62の径方向外側面との間に、接着剤36aが設けられる。カラー部36は、接着剤36aを用いて軸受ホルダ62に接着される。こうすれば、カバー部材30と軸受ホルダ62との間を介した水、塵埃の進入を接着剤36aによってさらに効果的に抑制又は防止できる。
基板40は、ステータ20よりも軸方向下方に配置される。基板40は、コイル部23の導線、及び、ハウジング60の外部に引き出される接続線(図示省略)と電気的に接続される。
前述の如く、ステータユニット102は、充填部50を備える。充填部50は、少なくともカバー部材30の内部において、該カバー部材30とステータ20との間に充填される。充填部50は、ステータ20の表面を充填材料で覆う。たとえば、充填部50は、ステータコア21の少なくとも一部、上側インシュレータ221、下側インシュレータ222、及びコイル部23などを覆う。充填部50の充填材料は、たとえば樹脂材料である。なお、本実施形態では図2に示すように、充填部50は、ステータコア21の径方向外側面を覆っている。但し、この例示に限定されず、カバー部材30の筒部31が、ステータコア21の径方向外側面を覆っていてもよい。この場合、充填部50は、ステータコア21の径方向外側面以外の表面を覆う。
また、ステータユニット102の軸方向上部において、充填部50の充填材料は、第1空間S1に充填されている。該第1空間S1は、インシュレータ凹部221aの内面と、ステータコア21の軸方向上端面と、軸受ホルダ62の径方向他方側面とで囲まれる空間である。こうすれば、第1空間S1内に充填された充填部50によって、軸受ホルダ62の径方向外側面の軸方向上部からステータコア21などへの水の進入を抑制又は防止できる。ステータ20を支持する軸受ホルダ62の径方向外側面に沿う水の進入を抑制又は防止する効果が高まる。従って、ステータユニット102の耐水性を向上させることができる。
ハウジング60は、ブラケット部61と、軸受ホルダ62と、ハウジング筒部63と、スポーク部64と、を含む。言い換えると、ステータユニット102は、ブラケット部61、軸受ホルダ62、ハウジング筒部63、及びスポーク部64を備える。なお、ブラケット部61は、後に説明する。
軸受ホルダ62は、軸方向に延びる筒状である。軸受ホルダ62は、ブラケット部61の後述する筒状の軸受ホルダ保持部612に挿通され、該軸受ホルダ保持部612内に固定される。軸受ホルダ62は、本実施形態では、アウターロータ型のモータ100においてステータ20を支持するステータ支持部材である。モータ100のステータユニット102は、前述の如く、軸受ホルダ62を備える。軸受ホルダ62の径方向外側面には、ステータ20の径方向内端部が固定される。軸受ホルダ62の内部には、モータ100の軸方向上部及び軸方向下部において、ベアリング620が設けられる。さらに、軸受ホルダ62及びベアリング620には、シャフト10が挿入される。軸受ホルダ62は、ベアリング620を介してシャフト10を回転可能に支持する。なお、ベアリング620は、本実施形態ではボールベアリングであるが、この例示に限定されず、たとえばスリーブベアリングなどであってもよい。
ハウジング筒部63は、軸方向に延びる筒状である。ハウジング筒部63は、送風装置300の軸方向下部において、スポーク部64により、ブラケット部61と接続される。たとえば、スポーク部64の径方向外端部は、ハウジング筒部63の径方向内側面に接続される。スポーク部64の径方向内端部は、ブラケット部61の径方向外端部に接続される。ハウジング筒部63は、スポーク部64を介して、ブラケット部61を支持する。
ハウジング筒部63は、モータ100及び羽根部200を収容する。より具体的には、ハウジング60は、ロータ101、ハウジング筒部63以外のステータユニット102、及び羽根部200を収容する。なお、ハウジング筒部63以外のステータユニット102は、たとえば、ステータ20、カバー部材30、基板40、充填部50、ブラケット部61、軸受ホルダ62、及びスポーク部64である。
キャップ70は、軸受ホルダ62の軸方向下端部に嵌め込まれ、該軸方向下端部を覆う。
また、ステータユニット102は、連通部102aをさらに備える。連通部102aは、軸方向に延びて、第1空間S1と後述する第2空間S2とを繋ぐ。連通部102aは、ステータ20及び軸受ホルダ62のうちの少なくとも一方に設けられる。連通部102aには、充填部50の充填材料が充填される。こうすれば、充填部50を設ける際、第1空間S1に充填材料を充填し易くなる。
連通部102aは、たとえば本実施形態では、ステータ20に設けられる。より具体的には、連通部102aは、第1凹部20aを含む。つまり、ステータ20は、第1凹部20aを有する。第1凹部20aは、ステータ20の径方向内側面に設けられ、径方向外方に凹む。より具体的には、第1凹部20aは、たとえば、ステータコア21の径方向内側面に設けられる凹部である。
連通部102aは、好ましくは、複数である。こうすれば、充填部50を設ける際、一部の連通部102aを空気の排出経路に利用しつつ、該一部の連通部102aにも充填材料を充填できる。従って、ステータ20よりも軸方向上方の空間への充填材料の供給、及び、該空間の空気の排出をより確実に行うことができる。なお、この例示に限定されず、連通部102aは、単数であってもよい。
<1-2-3.ブラケット部>
次に、ブラケット部61を説明する。ブラケット部61は、軸受ホルダ62を支持する。ブラケット部61は、本実施形態では有蓋筒状である。前述の如く、ステータユニット102は、ブラケット部61を備える。ブラケット部61は、カバー部材30の筒部31の軸方向下端部を覆う。
ブラケット部61は、下蓋部611と、軸受ホルダ保持部612と、外壁部613と、当接部614と、突設部615と、を有する。
下蓋部611は、中心軸CAを中心とする円環状且つ径方向に広がる板状である。下蓋部611の径方向内端部には、軸受ホルダ保持部612が設けられる。下蓋部611の径方向外端部には、外壁部613が設けられる。
軸受ホルダ保持部612は、下蓋部611の径方向内端部から軸方向上方に突出し、周方向に延びる。軸受ホルダ保持部612は、本実施形態では、中心軸CAを中心として軸方向に延びる筒状である。軸受ホルダ保持部612の径方向内端部には、軸受ホルダ62が設けられる。軸受ホルダ保持部612の軸方向上端部には、当接部614と突設部615とが設けられる。当接部614及び突設部615は、後に説明する。
外壁部613は、下蓋部611の径方向外端部から軸方向上方に突出し、周方向に延びる。外壁部613は、本実施形態では、中心軸CAを中心とする環状である。
<1-2-3-1.当接部>
次に、図4A及び図4Bを参照して、当接部614を説明する。図4Aは、ブラケット部61の軸受ホルダ保持部612の軸方向上端部の斜視図である。図4Bは、ブラケット部61の軸受ホルダ保持部612の上面図である。
当接部614は、軸受ホルダ保持部612の軸方向上端面から軸方向上方に延びる。前述の如く、ブラケット部61は、当接部614を有する。当接部614は、ステータ20の径方向内端部と軸方向に当接する。また、当接部614は、軸受ホルダ62よりも径方向外方に設けられ、且つ、周方向に延びる。径方向において、当接部614と軸受ホルダ62との間には、第2空間S2が設けられる。第2空間S2は、中心軸CAを中心とする環状の空間である。第2空間S2は、当接部614よりも径方向内方且つ軸受ホルダ62よりも径方向外方に位置する。第2空間S2に、充填部50の充填材料が充填される。
こうすれば、当接部614がステータ20と当接することにより、ブラケット部61に対するステータ20の軸方向位置を決定できる。また、当接部614と軸受ホルダ62との間の第2空間S2に充填材料が充填されるため、軸受ホルダ62の径方向外側面の軸方向下部からステータコア21などへの水の進入を抑制又は防止できる。従って、ステータユニット102の耐水性をさらに向上させることができる。
本実施形態では、当接部614は、複数であり、周方向に並ぶ。こうすれば、周方向に偏りなく、ブラケット部61に対するステータ20の軸方向位置を決定できる。また、充填部50を設ける際、当接部614間を通じて、第2空間S2に充填材料を供給することができる。なお、この例示に限定されず、当接部614は、中心軸CAを中心とする環状であってもよい。
<1-2-3-2.突設部>
次に、図4A及び図4Bを参照して、突設部615を説明する。
前述の如く、ブラケット部61は、突設部615をさらに有する。突設部615は、軸方向に延び、連通部102aに挿入される。より具体的には、突設部615は、軸受ホルダ保持部612の軸方向上端面から軸方向上方に延びる。突設部615を連通部102aに挿入することにより、ステータ20に対するブラケット部61の周方向位置を決定できる。
突設部615は、当接部614よりも径方向内方に設けられる。こうすれば、充填部50を設ける際において、当接部614間の充填材料の流れが突設部615で妨げられ難くなる。また、軸受ホルダ保持部612の径方向幅(つまり厚さ)を増大させることなく、突設部615を設けることができる。
突設部615の周方向幅は、当接部614間の間隙の周方向幅よりも小さい。こうすれば、充填部50を設ける際において、さらに、当接部614間の充填材料の流れが突設部615で妨げられ難くなる。但し、この例示に限定されず、突設部615の周方向幅は、当接部614間の間隙の周方向幅以上であってもよい。
<1-3.変形例>
次に、実施形態の変形例について説明する。以下では、上述の実施形態と異なる構成について説明する。また、上述の実施形態と同様の構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
<1-3-1.第1変形例>
図5Aは、第1変形例に係るステータユニット102の軸方向から見た断面図である。図5Bは、第1変形例に係る連通部102a付近の構造を径方向から見た断面図である。なお、図5Aは、図1のA-A線に沿い且つ中心軸CAと垂直な仮想の平面でステータユニット102を切断した場合でのステータユニット102の断面構造に対応する。図5Bは、第1変形例において、中心軸CAを含む仮想の平面で送風装置300を切断した場合での送風装置300の部分的な断面構造を示す。
図5A及び図5Bに示すように、連通部102aは、第1凹部20aを含む。第1凹部20aは、前述の如く、ステータ20の径方向内側面に設けられ、径方向外方に凹む。軸受ホルダ62は、第1凸部62aを有する。第1凸部62aは、軸受ホルダ62の径方向外側面に設けられ、径方向外方に突出し、軸方向に延びる。第1凸部62aの少なくとも一部は、ステータ20の径方向内側面に設けられる第1凹部20aに嵌る。こうすれば、第1凸部62aが第1凹部20aに嵌ることにより、ステータ20に対する軸受ホルダ62の周方向位置を決定できる。
第1凸部62aは、図5Aでは単数である。但し、この例示に限定されず、第1凸部62aは、複数であって、軸方向に並んでいてもよい。
<1-3-2.第2変形例>
図6Aは、第2変形例に係るステータユニット102の軸方向から見た断面図である。図6Bは、第2変形例に係る連通部102a付近の径方向から見た断面図である。なお、図6Aは、図1のA-A線に沿い且つ中心軸CAと垂直な仮想の平面でステータユニット102を切断した場合でのステータユニット102の断面構造に対応する。図6Bは、第2変形例において、中心軸CAを含む仮想の平面で送風装置300を切断した場合での送風装置300の部分的な断面構造を示す。
図6A及び図6Bに示すように、連通部102aは、第2凹部62bを含む。第2凹部62bは、軸受ホルダ62の径方向外側面に設けられ、径方向内方に凹む。また、ステータ20は、第2凸部20bをさらに有する。第2凸部20bは、ステータ20の径方向内側面に設けられ、径方向内方に突出する。第2凸部20bは、たとえば、ステータコア21の径方向内側面に設けられる。第2凸部20bの少なくとも一部は、第2凹部62bに嵌る。こうすれば、第2凸部20bが第2凹部62bに嵌ることにより、ステータ20に対する軸受ホルダ62の周方向位置を決定できる。
第2凸部20bは、図6Aでは単数である。但し、この例示に限定されず、第2凸部20bは、複数であって、軸方向に並んでいてもよい。
<1-3-3.第3変形例>
図7は、第3変形例に係るステータユニット102の軸方向から見た断面図である。なお、図7は、図1のA-A線に沿い且つ中心軸CAと垂直な仮想の平面でステータユニット102を切断した場合でのステータユニット102の断面構造に対応する。
図7に示すように、連通部102aは、貫通孔20cを含む。貫通孔20cは、ステータ20を軸方向に貫通する。こうすれば、充填部50を設ける際、ステータ20よりも軸方向上方の空間に充填材料を充填し易くなる。
<1-3-4.変形例の組み合わせ>
以上に説明した第1~第3変形例は、矛盾が生じない限りにおいて、適宜組み合わせることが可能である。つまり、連通部102aは、第1凹部20a、第2凹部62b、及び貫通孔20cのうちの少なくともいずれかを含んでもよい。
<2.その他>
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾を生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
たとえば、モータ100は、上述の実施形態ではアウターロータ型であるが、この例示に限定されず、インナーロータ型であってもよい。なお、モータ100がインナーロータ型である場合、「径方向一方」及び「径方向他方」がアウターロータ型とは逆となる。たとえば、インナーロータ型である場合、「ステータ支持部材」は、たとえばステータ20を収容且つ支持するケーシングに対応する。そして、上側インシュレータ221の径方向外端部は、該ケーシングの径方向内側面に接する。
本発明は、ステータが充填材料で覆われるステータユニットを含むモータ、送風装置に有用である。
100・・・モータ、101・・・ロータ、102・・・ステータユニット、102a・・・連通部、200・・・羽根部、300・・・送風装置、10・・・シャフト、11・・・シャフトホルダ、12・・・保持部材、121・・・ロータ蓋部、122・・・ロータ胴部、123・・・羽根部、13・・・ヨーク、14・・・マグネット、20・・・ステータ、20a・・・第1凹部、20b・・・第2凸部、20c・・・貫通孔、21・・・ステータコア、211・・・コアバック部、212・・・ティース部、22・・・インシュレータ、221・・・上側インシュレータ、221a・・・インシュレータ凹部、222・・・下側インシュレータ、222a・・・支持アーム部、223・・・第1縁部、224・・・第2縁部、23・・・コイル部、30・・・カバー部材、31・・・筒部、32・・・蓋部、36・・・カラー部、36a・・・接着剤、40・・・基板、50・・・充填部、60・・・ハウジング、61・・・ブラケット部、611・・・下蓋部、612・・・軸受ホルダ保持部、613・・・外壁部、614・・・当接部、615・・・突設部、62・・・軸受ホルダ、62a・・・第2凹部、62b・・・第1凸部、620・・・ベアリング、63・・・ハウジング筒部、64・・・スポーク部、70・・・キャップ、CA・・・中心軸、S1・・・第1空間、S2・・・第2空間

Claims (16)

  1. 上下方向に延びる中心軸を中心として回転可能なロータを駆動可能なステータと、
    前記ステータを支持するステータ支持部材と、
    前記ステータの表面を充填材料で覆う充填部と、
    を備え、
    前記ステータ支持部材は、軸方向に延びる筒状であり、
    前記ステータ支持部材の径方向他方側面には、前記ステータの径方向一方端部が固定され、
    前記ステータは、ステータコアと、ステータコアの少なくとも一部を覆うインシュレータと、を有し、
    前記インシュレータは、前記ステータコアの軸方向上端面を覆う上側インシュレータを含み、
    前記上側インシュレータの径方向一方端部は、前記ステータ支持部材の径方向他方側面に接し、
    前記上側インシュレータの径方向一方端部には、軸方向下方端面において軸方向上方に凹み且つ前記中心軸を中心とする環状のインシュレータ凹部が設けられ、
    前記インシュレータ凹部の内面と、前記ステータコアの軸方向上端面と、前記ステータ支持部材の径方向他方側面とで囲まれる第1空間に、前記充填材料が充填されている、ステータユニット。
  2. 前記インシュレータは、前記上側インシュレータの径方向一方端部から軸方向上方に延びる第1縁部をさらに含み、
    前記第1縁部の径方向一方側面は、前記ステータ支持部材の径方向他方側面に接する、請求項1に記載のステータユニット。
  3. 前記インシュレータは、前記上側インシュレータの径方向一方端部から軸方向下方に延びる第2縁部をさらに含み、
    前記第2縁部の径方向一方側面は、前記ステータ支持部材の径方向他方側面に接する、請求項1又は請求項2に記載のステータユニット。
  4. 前記ステータ支持部材を支持するブラケット部をさらに備え、
    前記ブラケット部は、前記ステータの径方向一方端部と軸方向に当接する当接部を有し、前記当接部は、前記ステータ支持部材よりも径方向他方に設けられ、且つ、周方向に延び、
    前記当接部と前記ステータ支持部材との間には、前記中心軸を中心とする環状の第2空間が設けられ、
    前記第2空間に、前記充填材料が充填される、請求項1~請求項3のいずれかに記載のステータユニット。
  5. 前記ブラケット部の前記当接部は、複数であり、周方向に並ぶ、請求項4に記載のステータユニット。
  6. 軸方向に延びて前記第1空間と前記第2空間とを繋ぐ連通部をさらに備え、
    前記連通部は、前記ステータ及び前記ステータ支持部材のうちの少なくとも一方に設けられ、
    前記連通部には、前記充填材料が充填される、請求項4又は請求項5に記載のステータユニット。
  7. 前記連通部は、前記ステータの径方向一方側面に設けられ且つ径方向他方に凹む第1凹部を含み、
    前記ステータ支持部材は、前記ステータ支持部材の径方向他方側面に設けられ且つ径方向他方に突出する第1凸部を有し、
    前記第1凸部の少なくとも一部は、前記第1凹部に嵌る、
    請求項6に記載のステータユニット。
  8. 前記連通部は、前記ステータ支持部材の径方向他方側面に設けられ且つ径方向一方に凹む第2凹部を含み、
    前記ステータは、該ステータの径方向一方側面に設けられ且つ径方向一方に突出する第2凸部をさらに有し、
    前記第2凸部の少なくとも一部は、前記第2凹部に嵌る、請求項6又は請求項7に記載のステータユニット。
  9. 前記連通部は、前記ステータを軸方向に貫通する貫通孔を含む、請求項6~請求項8のいずれかに記載のステータユニット。
  10. 前記連通部は複数である、請求項6~請求項9のいずれかに記載のステータユニット。
  11. 前記ブラケット部は、軸方向に延び且つ前記連通部に挿入される突設部をさらに有する、請求項6~請求項10のいずれかに記載のステータユニット。
  12. 前記突設部は、前記当接部よりも径方向一方に設けられる、請求項11に記載のステータユニット。
  13. 前記ステータを収容する有蓋筒状のカバー部材をさらに備え、
    前記カバー部材は、
    軸方向に延びる筒部と、
    前記ステータの軸方向上端部を覆う蓋部と、
    前記蓋部の径方向一方端部に設けられ且つ軸方向に延びるカラー部と、
    を有し、
    前記カラー部の径方向一方側面が前記ステータ支持部材に接する、請求項1~請求項12のいずれかに記載のステータユニット。
  14. 前記カラー部の径方向一方側面と、前記ステータ支持部材の径方向他方側面との間に、接着剤が設けられる、請求項13に記載のステータユニット。
  15. 上下方向に延びる中心軸を中心として回転可能なロータと、
    前記ロータを駆動可能なステータを有する請求項1~請求項14のいずれかに記載のステータユニットと、
    を備える、モータ。
  16. 請求項15に記載のモータと、
    前記モータのロータとともに、上下方向に延びる中心軸を中心として回転可能な羽根部と、
    を備える、送風装置。
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