JP2014128094A - 電動機 - Google Patents

電動機 Download PDF

Info

Publication number
JP2014128094A
JP2014128094A JP2012282303A JP2012282303A JP2014128094A JP 2014128094 A JP2014128094 A JP 2014128094A JP 2012282303 A JP2012282303 A JP 2012282303A JP 2012282303 A JP2012282303 A JP 2012282303A JP 2014128094 A JP2014128094 A JP 2014128094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection sensor
rotation detection
rotor
bearing
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012282303A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Suzuki
英展 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keihin Corp filed Critical Keihin Corp
Priority to JP2012282303A priority Critical patent/JP2014128094A/ja
Publication of JP2014128094A publication Critical patent/JP2014128094A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

【課題】電動機おいて、回転検出センサを内部にコンパクトに配置することで、軸方向にさらなる小型化を図る。
【解決手段】電動機10を構成するカバー部材28は、その中心にシャフト16を回転自在に支持する第2軸受40が設けられ、該第2軸受40の外周側には、断面扇状で前記シャフト16と共に回転するローター18の回転数を検出する回転検出センサ22が配置される。また、カバー部材28の内部には、回転検出センサ22が設けられていないスペースに、コイル60に接続された導線64と、該導線64を介してコイル60に通電を行う駆動回路66が配置される。これにより、カバー部材28の内部において回転検出センサ22、導線64及び駆動回路66を軸方向に重複させることなく配置できるため、軸寸法を短縮させて小型化を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ローターの回転数を検出可能な回転検出センサを備えた電動機に関する。
従来から、コイルへ通電することで励磁させ、永久磁石の設けられた回転子と共にシャフトを回転させる電動機が知られている。このような電動機は、例えば、特許文献1に開示されるようなブラシレスモータが用いられ、回転制御を行う目的で、回転子の回転数や回転角度を検出可能な回転検出センサが設けられている。この回転検出センサは、回転子の側面に装着された導体パターンに臨むようにモータケースの内面に配置される。そして、導体パターンに通電することで過電流を発生させ、それによって生じるインダクタンスの変化を検出することで回転数又は回転角度が算出され、該回転数に基づいて電動機の回転制御が行われる。
特開2009−77500号公報
上述したような電動機では、軸方向に小型化を図りたいという要請がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、回転検出センサを内部にコンパクトに配置することで、軸方向にさらなる小型化を図ることが可能な電動機を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、ローターと、該ローターの外周側に設けられコイルの巻回された環状のステータと、前記ローター及び前記ステータが収納されるハウジングとを有し、前記コイルへの通電作用下に前記ローターを回転駆動させる電動機において、
前記ハウジングには、前記ローターを回転自在に支持する軸受と、
断面扇状に形成され、前記ローターの回転数又は回転角度を検出する回転検出センサと、
を備え、
前記ハウジング内において前記回転検出センサが前記軸受の外周側に配置されると共に、前記コイルに接続された導線が前記軸受を挟んで前記回転検出センサと対向する位置に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、電動機を構成するハウジングにおいて、断面扇状に形成されローターの回転数又は回転角度を検出する回転検出センサを、前記ローターを回転自在に支持する軸受の外周側に配置すると共に、コイルに接続された導線を前記軸受を挟んで前記回転検出センサと対向する位置に配置している。
従って、回転検出センサを軸受の外周側に形成されたデッドスペースを利用して配置できるため、前記軸受と前記回転検出センサとを軸方向に並べて配置する場合と比較し、軸寸法を短縮することが可能となると共に、導線を回転検出センサが設けられていないスペースを利用して配置することでさらなる軸寸法の短縮が可能となる。その結果、回転検出センサをハウジング内でコンパクトに収納することで、電動機を軸方向に小型化することができる。
また、ハウジングの内部には、軸受を挟んで回転検出センサと対向する位置にコイルへの通電を制御する駆動回路を設けることにより、前記ハウジング内において、前記回転検出センサが設けられていないスペースに前記駆動回路を収納することが可能となり、前記駆動回路をハウジングの外部に設けた場合と比較し、電動機をさらに軸方向へ小型化することができる。
さらに、電動機は、ブラシレスモータであるとよい。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、電動機を構成するハウジングにおいて、断面扇状に形成されローターの回転数又は回転角度を検出する回転検出センサを、前記ローターを回転自在に支持する軸受の外周側に配置すると共に、コイルに接続された導線を前記軸受を挟んで前記回転検出センサと対向する位置に配置することで、前記回転検出センサを軸受の外周側のデッドスペースを利用して配置できるため、前記軸受と前記回転検出センサとを軸方向に並べて配置する場合と比較し、軸寸法を短縮することが可能となると共に、導線を回転検出センサが設けられていないスペースを利用して配置することでさらなる軸寸法の短縮が可能となる。その結果、回転検出センサをハウジング内でコンパクトに収納することで、電動機を軸方向に小型化することができる。
本発明の実施の形態に係る電動機の全体断面図である。 図1に示すカバー部材の正面図である。
本発明に係る電動機について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係る電動機を示す。
この電動機10は、図1に示されるように、内部に空間12を有したハウジング14と、該ハウジング14の内部に回転自在に設けられるシャフト16と、該シャフト16の外周側に設けられるローター18と、前記ローター18の外周側に配置されハウジング14に固定されるステータ20と、前記ローター18の回転数や回転角度を検出する回転検出センサ22とを含む。
ハウジング14は、その一端部に第1軸受24を介してシャフト16を支持する第1支持部26が形成され、第1支持部26は前記ハウジング14の中心となる軸線上に設けられる。そして、円筒状に形成された第1支持部26の内周面に第1軸受24が装着され、例えば、ボールベアリングからなる前記第1軸受24を介して前記ハウジング14の軸線上にシャフト16が回転自在に支持される。
また、ハウジング14の他端部は、第1支持部26に対して拡径した略一定径で形成され開口し、カバー部材28が装着されることで閉塞される。
カバー部材28は、図1及び図2に示されるように、円盤状に形成された本体部30と、前記本体部30の外縁部に形成された周壁部32と、前記本体部30の中央に形成された第2支持部34とを備える。本体部30は、略平面状に形成され、その内壁面には回転検出センサ22が複数の取付ボルト36を介して固定される。
この回転検出センサ22は、例えば、中心に断面半円状の凹部22aを有した断面扇状に形成され、その内部には図示しない複数のパターンコイルが互いに等間隔離間して設けられている。そして、回転検出センサ22は、凹部22aがカバー部材28の中心側(第2支持部34側)となるように配置され、互いに等間隔離間して形成された貫通孔(図示せず)にカバー部材28を介して取付ボルト36が挿通され螺合されることで、該カバー部材28の内壁面に密着した状態で固定される。
周壁部32は、本体部30に対して略直角に折曲され環状に形成される。そして、周壁部32の端部が、ハウジング14の他端部に当接した状態で、前記ハウジング14とカバー部材28とを図示しないボルトで共締めすることで一体的に連結される。これにより、ハウジング14の開口した他端部がカバー部材28によって閉塞される。
第2支持部34は、ハウジング14の第1支持部26と同軸上に形成され、該第1支持部26側に向かって突出した円筒状に形成される。そして、第2支持部34の内部には、例えば、ボールベアリングからなる第2軸受(軸受)40が装着され、シャフト16の他端部が回転自在に支持される。
シャフト16は、軸方向(矢印A、B方向)に沿って所定長さを有し、その一端部及び他端部が縮径して形成される。そして、シャフト16は、ハウジング14及びカバー部材28によって囲まれた空間12内に配置され、その一端部が第1軸受24に支持され、他端部が第2軸受40に支持されることで回転自在となる。
このシャフト16の軸方向(矢印A、B方向)に沿った略中央部には、円環状のローター18が圧入され、一端部側(矢印A方向)の外周面に形成された係止部42によって一端部側への移動が規制される。そして、ローター18は、シャフト16と一体的に回転する。
ローター18は、その外周面近傍に複数の永久磁石44が設けられ、該永久磁石44は互いに周方向に沿って等間隔離間して配置されると共に、カバー部材28側(矢印B方向)となる他端部に検出プレート46が固定される。検出プレート46は、例えば、板材をプレス成形することで形成され、ローター18の他端面に当接するベース部48と、該ベース部48に対して略直角に立設した接続部50と、該接続部50に対して略直角に折曲され半径外方向に拡径した被検出部52とを有する。なお、被検出部52は、ベース部48と略平行に形成される。
そして、検出プレート46は、ベース部48がローター18に当接した状態で、円盤状の保持プレート54をカバー部材28側(矢印B方向)に当接させ、該保持プレート54と共にロケートピン56を挿通させ、ローター18の他端面に形成された位置決め孔58に圧入することでローター18に対する検出プレート46の回転方向の位置決めがなされ固定される。
この際、被検出部52は、カバー部材28に装着された回転検出センサ22と対向する位置に配置され、前記被検出部52を含む検出プレート46がローター18及びシャフト16と共に回転した際、その回転数及び回転角度が前記回転検出センサ22によって検出される。
ステータ20は、環状に形成され、ローター18の外周側となる位置でハウジング14の内周面に固定される。このステータ20の一端面及び他端面には、コイル60の巻回されるインシュレータ62が設けられ、前記コイル60が導線64を介して駆動回路66に接続されている。この導線64及び駆動回路66は、回転検出センサ22の設けられていないカバー部材28の下部側に配置されているため、前記カバー部材28の内部において前記回転検出センサ22と軸方向(矢印A、B方向)に重複して配置されることが防止され、軸寸法を抑制することができる。
換言すれば、カバー部材28の内部において、断面扇状の回転検出センサ22が配置されていない部位はデッドスペースとなっているため、そのスペースを利用して導線64及び駆動回路66が配置される。なお、駆動回路66は、図示しないリード線等によって図示しない電源等に接続されている。
そして、駆動回路66からコイル60に対して通電されることによって生じる磁界によって、複数の永久磁石44が設けられたローター18が回転し、その回転駆動力が第1及び第2軸受24、40によって回転自在に支持されたシャフト16の一端部を介して外部へと出力される。
なお、上述した実施の形態では、複数のパターンコイルが内蔵され、インダクタンスの変化に基づいてローター18の回転数等を検出可能な回転検出センサ22を用いる場合について説明したが、この検出方式に限定されるものではなく、例えば、磁界の変化を検出することでローター18の回転数等を検出可能なホール素子を用いた回転検出センサを採用するようにしてもよいし、前記ローター18の回転数等を検出可能な検出センサであれば、特にその検出方式は限定されるものではない。
以上のように、本実施の形態では、電動機10において、ハウジング14の他端部を閉塞するカバー部材28の内壁面に、断面扇状の回転検出センサ22を設け、該回転検出センサ22によってローター18に装着された検出プレート46の被検出部52を検出する構成とすることで、ローター18を回転自在に支持する第2軸受40の外周側に前記回転検出センサ22を配置することが可能となる。従って、第2軸受40の外周側のデッドスペースを利用して回転検出センサ22を配置できるため、前記第2軸受40と前記回転検出センサ22とを軸方向に並べて配置する場合と比較し、軸寸法を短縮することが可能となる。その結果、回転検出センサ22をハウジング14内に内蔵する電動機10を軸方向(矢印A、B方向)に小型化することができる。
また、コイル60に通電するための導線64を、第2軸受40を挟んで回転検出センサ22と対向する位置に配置しているため、断面扇状の回転検出センサ22が設けられていないスペースを利用して前記導線64を配置することで、該回転検出センサ22と前記導線64を軸方向(矢印A、B方向)に並べて配置する場合と比較し、さらに軸寸法の短縮を図ることが可能となる。その結果、電動機10の軸寸法をさらに短くして小型化を図ることが可能となる。
さらに、上述した導線64へ電流を供給するための駆動回路66を、第2軸受40を挟んで回転検出センサ22と対向し、且つ、前記導線64に近接した位置に配置しているため、回転検出センサ22が設けられていないスペースに前記駆動回路66を収納することが可能となり、前記駆動回路66をハウジング14の外部に設けた場合と比較し、電動機10の軸方向(矢印A、B方向)への小型化をさらに推進することができる。
また、従来、電動機におけるハウジング14の外側に設けられていた回転検出センサ22を、前記ハウジング14の内部に収納することで耐久性の向上を図ることができる。
なお、本発明に係る電動機は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…電動機 14…ハウジング
16…シャフト 18…ローター
20…ステータ 22…回転検出センサ
24…第1軸受 26…第1支持部
28…カバー部材 34…第2支持部
36…取付ボルト 40…第2軸受
46…検出プレート 52…被検出部
60…コイル 64…導線
66…駆動回路

Claims (3)

  1. ローターと、該ローターの外周側に設けられコイルの巻回された環状のステータと、前記ローター及び前記ステータが収納されるハウジングとを有し、前記コイルへの通電作用下に前記ローターを回転駆動させる電動機において、
    前記ハウジングには、前記ローターを回転自在に支持する軸受と、
    断面扇状に形成され、前記ローターの回転数又は回転角度を検出する回転検出センサと、
    を備え、
    前記ハウジング内において前記回転検出センサが前記軸受の外周側に配置されると共に、前記コイルに接続された導線が前記軸受を挟んで前記回転検出センサと対向する位置に配置されることを特徴とする電動機。
  2. 請求項1記載の電動機において、
    前記ハウジングの内部には、前記軸受を挟んで前記回転検出センサと対向する位置に前記コイルへの通電を制御する駆動回路が設けられることを特徴とする電動機。
  3. 請求項1又は2記載の電動機において、
    前記電動機は、ブラシレスモータからなることを特徴とする電動機。
JP2012282303A 2012-12-26 2012-12-26 電動機 Pending JP2014128094A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012282303A JP2014128094A (ja) 2012-12-26 2012-12-26 電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012282303A JP2014128094A (ja) 2012-12-26 2012-12-26 電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014128094A true JP2014128094A (ja) 2014-07-07

Family

ID=51407201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012282303A Pending JP2014128094A (ja) 2012-12-26 2012-12-26 電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014128094A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112242759A (zh) * 2020-09-25 2021-01-19 兰州万里航空机电有限责任公司 一种浸冷却液无刷直流电动机的绝缘和防腐结构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112242759A (zh) * 2020-09-25 2021-01-19 兰州万里航空机电有限责任公司 一种浸冷却液无刷直流电动机的绝缘和防腐结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4468033B2 (ja) 車両用エンジンのバルブタイミング可変装置用電動機
KR102215005B1 (ko) Bldc 모터
JP5253789B2 (ja) ブラシレスモータ
JP6511137B2 (ja) ブラシレスモータ
WO2017033917A1 (ja) モータ
US20160352160A1 (en) Stator and Motor Using the Same
JP6372756B2 (ja) モータおよびそれを備えた電動工具
JP5292530B2 (ja) ブラシレスモータ
CN108155762B (zh) 分解器及电机
JP2007221976A (ja) ブラシレスモータ
JP2015211558A (ja) モータおよび送風機
JP7293680B2 (ja) モータおよび送風装置
US9391488B1 (en) Rotary body driving apparatus
JP2012506034A (ja) 回転構成部材の回転位置を検出するためのセンサ装置
JP2003319631A (ja) ブラシレスモータ
JP2010284007A (ja) 駆動回路内蔵型センサ付きブラッシレスモータ
JP2007221977A (ja) ブラシレスモータ
JP2021192588A (ja) モータ
JP2012120423A (ja) 電動機
JP2014128094A (ja) 電動機
JP5290608B2 (ja) アキシャルギャップモータ
JP2007244084A (ja) 回転電機
JP2013005491A (ja) リニアアクチュエータ
JP2014128096A (ja) 電動機
JP5911756B2 (ja) 回転電機