JP7060918B2 - Pachinko machine - Google Patents
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Description
本発明は、複数の遊技状態が設けられた遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine provided with a plurality of gaming states.
従来、始動口に遊技球が入球したことを条件として大役抽選が行われ、大役抽選の結果に基づいて特別図柄が決定される遊技機が知られている。こうした遊技機においては、大役抽選が行われるたびに変動時間が設定され、変動時間の計時中、図柄表示部に図柄の変動表示が行われるとともに、変動時間が経過したところで図柄表示部に特別図柄が停止表示される。そして、図柄表示部に停止表示された特別図柄が大当たり図柄であった場合には、多量の賞球を獲得可能な大役遊技が実行される。 Conventionally, there is known a gaming machine in which a large winning combination lottery is performed on the condition that a gaming ball enters the starting opening, and a special symbol is determined based on the result of the large winning combination lottery. In such a gaming machine, a variable time is set each time a large winning combination lottery is performed, and while the variable time is being clocked, the symbol is displayed in a variable manner on the symbol display unit, and when the variable time has elapsed, a special symbol is displayed on the symbol display unit. Is stopped and displayed. Then, when the special symbol stopped and displayed on the symbol display unit is a jackpot symbol, a big role game in which a large number of prize balls can be obtained is executed.
また、特別図柄の種類として、大当たり図柄とは別に、小当たり遊技が実行される小当たり図柄が設けられた遊技機が広く普及している。例えば、特許文献1に示されるように、所定の遊技状態では小当たり遊技が頻繁に実行され、遊技球の発射球数よりも払い出される賞球数の方が多くなる遊技性を備えた遊技機が提案されている。
Further, as a type of special symbol, a gaming machine provided with a small hit symbol in which a small hit game is executed is widely used in addition to the large hit symbol. For example, as shown in
上記特許文献1に示される遊技機では、大当たりに当選すると大役遊技が実行され、短時間のうちに多量の賞球が遊技者に払い出される。そのため、上記のように、遊技球が徐々に増加していく遊技状態において、一定の頻度で大当たりに当選すると、単位時間当たりの遊技球の増加数が多くなってしまい、射幸性が高くなり過ぎるという課題がある。
In the gaming machine shown in
本発明は、射幸性を抑制することができる遊技機を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a gaming machine capable of suppressing gambling.
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、有利度合いが異なる複数の遊技状態のいずれかに設定され、設定中の遊技状態に応じて遊技の進行制御がなされる遊技機であって、始動条件の成立により、小当たり図柄および大当たり図柄を含む複数種類の図柄のうちのいずれかを決定する図柄決定手段と、前記図柄が決定されると、変動時間および演出表示部にて実行される変動演出の内容が対応付けられた変動情報を決定するための変動情報決定処理を行う変動情報決定手段と、前記変動情報決定手段によって決定された前記変動情報に対応する変動時間が経過すると、前記図柄決定手段によって決定された図柄を図柄表示部に表示する図柄表示手段と、前記図柄表示部に前記小当たり図柄が表示されたことを条件として、遊技領域に設けられた大入賞口が開放される小当たり遊技を付与し、前記図柄表示部に前記大当たり図柄が表示されたことを条件として、前記大入賞口が複数回開放される大当たり遊技を付与する遊技利益付与手段と、を備え、前記複数の遊技状態には、通常の遊技状態と、前記通常の遊技状態に比べて前記小当たり遊技を相対的に高い割合で付与可能な優位遊技状態とが含まれ、前記優位遊技状態は、単位時間あたりに発射される発射球数に対して、払い出される賞球数の方が多くなるように設定された遊技状態であり、前記変動情報決定手段は、一の前記優位遊技状態が設定されてから所定の変動回数となるまでの間は、第1の変動情報決定処理により前記変動情報を決定し、当該一の前記優位遊技状態において前記所定の変動回数となった後は、前記変動演出の内容は共通であるものの、決定される変動時間の平均が前記第1の変動情報決定処理よりも短くなる第2の変動情報決定処理により前記変動情報を決定する。 In order to solve the above problems, the gaming machine of the present invention is a gaming machine that is set to one of a plurality of gaming states having different degrees of advantage, and the progress of the game is controlled according to the game state being set. , A symbol determining means for determining one of a plurality of types of symbols including a small hit symbol and a large hit symbol when the start condition is satisfied, and when the symbol is determined, it is executed by the variable time and the effect display unit. When the variation information determining means for performing the variation information determination process for determining the variation information associated with the contents of the variation effect and the variation time corresponding to the variation information determined by the variation information determining means have elapsed, The symbol display means for displaying the symbol determined by the symbol determination means on the symbol display unit and the large winning opening provided in the game area are opened on condition that the small hit symbol is displayed on the symbol display unit. A game profit-giving means for granting a jackpot game in which the jackpot game is opened a plurality of times, provided that the jackpot game is granted and the jackpot symbol is displayed on the symbol display unit. The plurality of gaming states include a normal gaming state and a superior gaming state in which the small hit game can be given at a relatively high rate as compared with the normal gaming state. It is a gaming state in which the number of prize balls to be paid out is set to be larger than the number of firing balls fired per unit time, and the fluctuation information determining means is set to one of the superior gaming states. The fluctuation information is determined by the first fluctuation information determination process until the predetermined number of fluctuations is reached , and after the predetermined number of fluctuations is reached in the one dominant gaming state, the variation effect is produced. Although the contents of the above are common, the variation information is determined by the second variation information determination process in which the average of the determined variation time is shorter than that of the first variation information determination process.
本発明によれば、射幸性を抑制することができる。 According to the present invention, gambling can be suppressed.
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。 Preferred embodiments of the present invention will be described in detail below with reference to the accompanying drawings. The dimensions, materials, other specific numerical values, etc. shown in the embodiment are merely examples for facilitating the understanding of the invention, and do not limit the present invention unless otherwise specified. In the present specification and the drawings, elements having substantially the same function and configuration are designated by the same reference numerals to omit duplicate description, and elements not directly related to the present invention are not shown. do.
本発明の実施形態の理解を容易にするため、まず、遊技機の機械的構成および電気的構成を簡単に説明し、その後、各基板における具体的な処理を説明する。 In order to facilitate the understanding of the embodiments of the present invention, first, the mechanical configuration and the electrical configuration of the gaming machine will be briefly described, and then specific processing on each substrate will be described.
図1は、本実施形態の遊技機100の斜視図であり、扉が開放された状態を示している。図示のように、遊技機100は、略矩形状に組まれた四辺によって囲繞空間が形成される外枠102と、この外枠102にヒンジ機構によって開閉自在に取り付けられた中枠104と、この中枠104に、ヒンジ機構によって開閉自在に取り付けられた前枠106と、を備えている。
FIG. 1 is a perspective view of the
中枠104は、外枠102と同様に、略矩形状に組まれた四辺によって囲繞空間が形成されており、この囲繞空間に遊技盤108が保持されている。また、前枠106には、ガラス製または樹脂製の透過板110が保持されている。そして、これら中枠104および前枠106を外枠102に対して閉じると、遊技盤108と透過板110とが所定の間隔を維持して略平行に対面するとともに、遊技機100の正面側から、透過板110を介して遊技盤108が視認可能となる。
Similar to the
図2は、遊技機100の正面図である。この図に示すように、前枠106の下部には、遊技機100の正面側に突出する操作ハンドル112が設けられている。この操作ハンドル112は、遊技者が回転操作可能に設けられており、遊技者が操作ハンドル112を回転させて発射操作を行うと、当該操作ハンドル112の回転角度に応じた強度で、不図示の発射機構によって遊技球が発射される。このようにして発射された遊技球は、遊技盤108に設けられたレール114a、114b間を上昇して遊技領域116に導かれることとなる。
FIG. 2 is a front view of the
遊技領域116は、遊技盤108と透過板110との間隔に形成される空間であって、遊技球が流下または転動可能な領域である。遊技盤108には、多数の釘や風車(不図示)が設けられており、遊技領域116に導かれた遊技球が釘や風車に衝突して、不規則な方向に流下、転動するようにしている。
The
遊技領域116は、発射機構の発射強度に応じて遊技球の進入度合いを互いに異にし、遊技球の打ち分けが可能な第1遊技領域116aおよび第2遊技領域116bを備えている。第1遊技領域116aは、遊技機100に正対した遊技者から見て遊技領域116の左側に位置し、第2遊技領域116bは、遊技機100に正対した遊技者から見て遊技領域116の右側に位置している。レール114a、114bが遊技領域116の左側にあることから、発射機構によって所定の強度未満の発射強度で発射された遊技球は第1遊技領域116aに進入し、所定の強度以上の発射強度で発射された遊技球は第2遊技領域116bに進入することとなる。
The
また、遊技領域116には、遊技球が入球可能な一般入賞口118、第1始動口120、第2始動口122が設けられており、これら一般入賞口118、第1始動口120、第2始動口122に遊技球が入球すると、それぞれ所定の賞球が遊技者に払い出される。
Further, the
なお、詳しくは後述するが、第1始動口120内には第1始動領域が設けられ、また、第2始動口122内には第2始動領域が設けられている。そして、第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球して第1始動領域または第2始動領域に遊技球が進入すると、予め設けられた複数の特別図柄の中からいずれか1の特別図柄を決定するための抽選が行われる。各特別図柄には、遊技者にとって有利な大役遊技や小当たり遊技の実行可否が対応付けられている。したがって、遊技者は、第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球すると、所定の賞球を獲得するのと同時に、種々の遊技利益を受ける権利獲得の機会を獲得することとなる。
As will be described in detail later, a first starting area is provided in the
また、第1始動口120には、可動片120bが開閉可能に設けられており、この可動片120bの状態に応じて、第1始動口120への遊技球の進入容易性が変化するようになっている。具体的には、可動片120bが閉状態にあるときには、第1始動口120に所定の頻度で遊技球が入球する。これに対して、遊技領域116(第1遊技領域116a)に設けられたゲート124内の進入領域を遊技球が通過すると、後述する普通図柄の抽選が行われ、この抽選によって当たりに当選すると、可動片120bが所定時間、開状態に制御される。このように、可動片120bが開状態になると、当該可動片120bが遊技球を第1始動口120に導く受け皿として機能し、第1始動口120への遊技球の入球が容易となる。このように、可動片120bは、始動領域への遊技球の進入を可能とする開状態、および、開状態よりも始動領域への遊技球の進入を困難とする閉状態に変移する始動可変入賞装置として機能する。
Further, the
なお、第1始動口120は、第1遊技領域116aを流下する遊技球のみが入球可能となり、第2始動口122は、第2遊技領域116bを流下する遊技球のみが入球可能となる位置に配されている。なお、第1始動口120は、第2遊技領域116bを流下する遊技球が入球してもよいが、この場合には、第1遊技領域116aを流下する遊技球の方が、第2遊技領域116bを流下する遊技球よりも入球しやすい位置に配することが望ましい。同様に、第2始動口122は、第1遊技領域116aを流下する遊技球が入球してもよいが、この場合には、第2遊技領域116bを流下する遊技球の方が、第1遊技領域116aを流下する遊技球よりも入球しやすい位置に配することが望ましい。
In addition, only the game ball flowing down the
さらに、第1始動口120の下方には、第1遊技領域116aを流下する遊技球のみが入球可能であるか、もしくは、第1遊技領域116aおよび第2遊技領域116bを流下するいずれの遊技球も入球可能に配された第1大入賞口126が設けられている。第1大入賞口126には、開閉扉126bが開閉可能に設けられており、通常、開閉扉126bが第1大入賞口126を閉鎖して、第1大入賞口126への遊技球の入球が不可能となっている。これに対して、前述の大役遊技が実行されると、開閉扉126bが開放されて、開閉扉126bが受け皿として機能し、第1大入賞口126への遊技球の入球が可能となる。そして、第1大入賞口126に遊技球が入球すると、所定の賞球が遊技者に払い出される。
Further, below the
また、第2遊技領域116bには、第2遊技領域116bを流下する遊技球のみが入球可能であるか、もしくは、第2遊技領域116bに進入した遊技球の方が、第1遊技領域116aに進入した遊技球よりも進入しやすい位置に、第2大入賞口128が設けられている。なお、第1大入賞口126および第2大入賞口128をまとめて単に大入賞口ともよぶ。
Further, only the game ball flowing down the
図3は、第2大入賞口128を説明する図である。第2遊技領域116bには、遊技盤108の正面側に突出する構造物129が設けられている。この構造物129は、遊技機100の左右方向と前後方向とに位置する四辺、および、底辺が囲繞されており、上部に開口が形成されている。この構造物129の上部に形成される開口が、第2大入賞口128となる。構造物129の上部には、開閉扉128bが設けられており、通常、図3(a)に示すように、開閉扉128bは、第2大入賞口128を閉鎖する閉状態に維持されている。
FIG. 3 is a diagram illustrating the second large winning
開閉扉128bは、遊技機100の上方に臨むようにして、遊技球が転動、流下する遊技領域116に突出している。したがって、開閉扉128bが閉状態に維持されている場合には、遊技領域116(第2遊技領域116b)を流下する遊技球が、開閉扉128b上に落下することとなる。ここで、構造物129は、底辺が水平方向に略平行であり、遊技機100の右側の側面は、左側の側面よりも高さ方向に僅かに長い寸法関係となっている。したがって、第2大入賞口128は、遊技機100の左側が右側よりも僅かに低く、閉状態に維持された開閉扉128bは、遊技機100の左側が右側よりも僅かに低い位置になるように傾斜している。そのため、開閉扉128bが閉状態にあるときには、図3(a)に矢印で示すように、開閉扉128b上に落下した遊技球が、開閉扉128b上を右方から左方へとゆっくりと転動することになる。
The opening /
そして、後述の小当たり遊技が実行されると、開閉扉128bは、第2大入賞口128を開放する開状態に変移する。ここで、開閉扉128bは、図3(b)に示すように、遊技機100の正面側に位置する一辺を回転軸として、遊技機100の背面側の一辺を下方側に移動させるように、閉状態から開状態へと変移する。その結果、閉状態から開状態に変移する際に、開閉扉128b上を転動している遊技球が第2大入賞口128内に導かれることとなる。
Then, when the small hit game described later is executed, the opening /
このように、本実施形態では、開閉扉128bを僅かに傾斜させ、開閉扉128b上を遊技球が転動する時間を長く確保する。そして、開閉扉128bが閉状態から開状態に変移することで、開閉扉128b上を転動している遊技球を第2大入賞口128内に導く。上記の構成により、開閉扉128bを開状態に維持する時間を僅かに設定したとしても、第2大入賞口128内に所定数の遊技球を導くことができる。換言すれば、第2大入賞口128内に所定数の遊技球を入球させるために必要となる、開閉扉128bを開状態に維持する時間を短時間とすることができる。なお、構造物129の背面には、遊技盤108の背面側に連通する孔が形成されており、第2大入賞口128に入球した遊技球は、遊技盤108の背面側に排出される。そして、第2大入賞口128に遊技球が入球すると、所定の賞球が遊技者に払い出される。
As described above, in the present embodiment, the opening /
なお、図2に示すように、遊技領域116の最下部には、一般入賞口118、第1始動口120、第2始動口122、第1大入賞口126、第2大入賞口128のいずれにも入球しなかった遊技球を、遊技領域116から遊技盤108の背面側に排出する排出口130が設けられている。
As shown in FIG. 2, at the bottom of the
そして、遊技機100には、遊技の進行中等に演出を行う演出装置として、液晶表示装置からなる演出表示装置200、可動装置からなる演出役物装置202、さまざまな点灯態様や発光色に制御されるランプからなる演出照明装置204、スピーカからなる音声出力装置206、遊技者の操作を受け付ける演出操作装置208が設けられている。
The
演出表示装置200は、画像を表示する画像表示部からなる演出表示部200aを備えており、この演出表示部200aを、遊技盤108の略中央部分において、遊技機100の正面側から視認可能に配置している。この演出表示部200aには、図示のように演出図柄210a、210b、210cが変動表示される等、種々の演出が実行されることとなる。
The
演出役物装置202は、演出表示部200aよりも前面に配置され、通常、遊技盤108の背面側の原点位置において、複数の構成部材に分割された状態で退避しており、遊技者が視認できないようになっている。そして、上記の演出図柄210a、210b、210cの変動表示中などに、アクチュエータの駆動により、演出表示部200aの前面にある可動位置まで各構成部材が移動すると、演出表示部200aの前面で各構成部材が合体して、遊技者に大当たりの期待感を付与する。
The
演出照明装置204は、演出役物装置202や遊技盤108等に設けられており、演出表示部200aに表示される画像等に合わせて、さまざまに点灯制御される。
The
音声出力装置206は、前枠106の上部位置や外枠102の最下部位置に設けられ、演出表示部200aに表示される画像等に合わせて、遊技機100の正面側に向けてさまざまな音声を出力する。
The
演出操作装置208は、遊技者の押下操作を受け付けるボタンで構成され、遊技機100の幅方向略中央位置であって、かつ、透過板110よりも下方位置に設けられている。この演出操作装置208は、演出表示部200aに表示される画像等に合わせて有効化されるものであり、操作有効時間内に遊技者の操作を受け付けると、当該操作に応じて、さまざまな演出が実行される。
The
なお、図中符号132は、遊技機100から払い出される賞球や、遊技球貸出装置から貸し出される遊技球が導かれる上皿であり、この上皿132が遊技球で一杯になると、遊技球は下皿134に導かれることとなる。また、この下皿134の底面には、当該下皿134から遊技球を排出するための球抜き孔(不図示)が形成されている。この球抜き孔は、通常、開閉板(不図示)によって閉じられているが、球抜きつまみ134aを押下することにより、当該球抜きつまみ134aと一体となって開閉板がスライドし、球抜き孔から下皿134の下方に遊技球を排出することが可能となっている。
In the figure,
また、遊技盤108には、遊技領域116の外方であって、かつ、遊技者が視認可能な位置に、第1特別図柄表示器160、第2特別図柄表示器162、第1特別図柄保留表示器164、第2特別図柄保留表示器166、普通図柄表示器168、普通図柄保留表示器170、右打ち報知表示器172が設けられている。これら各表示器160~172は、遊技に係る種々の状況を表示するための装置であるが、その詳細については後述する。
Further, on the
(制御手段の内部構成)
図4は、遊技の進行を制御する制御手段の内部構成を示すブロック図である。
(Internal configuration of control means)
FIG. 4 is a block diagram showing an internal configuration of a control means for controlling the progress of a game.
主制御基板300は遊技の基本動作を制御する。この主制御基板300は、メインCPU300a、メインROM300b、メインRAM300cを備えている。メインCPU300aは、各検出スイッチやタイマからの入力信号に基づいて、メインROM300bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、各装置や表示器を直接制御したり、あるいは演算処理の結果に応じて他の基板にコマンドを送信したりする。メインRAM300cは、メインCPU300aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
The
上記主制御基板300には、一般入賞口118に遊技球が入球したことを検出する一般入賞口検出スイッチ118s、第1始動口120に遊技球が入球したことを検出する第1始動口検出スイッチ120s、第2始動口122に遊技球が入球したことを検出する第2始動口検出スイッチ122s、ゲート124を遊技球が通過したことを検出するゲート検出スイッチ124s、第1大入賞口126に遊技球が入球したことを検出する第1大入賞口検出スイッチ126s、第2大入賞口128に遊技球が入球したことを検出する第2大入賞口検出スイッチ128sが接続されており、これら各検出スイッチから主制御基板300に検出信号が入力されるようになっている。
The
また、主制御基板300には、第1始動口120の可動片120bを作動する普通電動役物ソレノイド120cと、第1大入賞口126を開閉する開閉扉126bを作動する第1大入賞口ソレノイド126cと、第2大入賞口128を開閉する開閉扉128bを作動する第2大入賞口ソレノイド128cと、が接続されており、主制御基板300によって、第1始動口120、第1大入賞口126、第2大入賞口128の開閉制御がなされるようになっている。
Further, on the
さらに、主制御基板300には、第1特別図柄表示器160、第2特別図柄表示器162、第1特別図柄保留表示器164、第2特別図柄保留表示器166、普通図柄表示器168、普通図柄保留表示器170、右打ち報知表示器172が接続されており、主制御基板300によって、これら各表示器の表示制御がなされるようになっている。
Further, the
また、本実施形態の遊技機100は、主に第1始動口120または第2始動口122への遊技球の入球によって開始される特別遊技と、ゲート124を遊技球が通過することによって開始される普通遊技とに大別される。そして、主制御基板300のメインROM300bには、特別遊技および普通遊技を進行するための種々のプログラムや、各種の遊技に必要なデータ、テーブルが記憶されている。
Further, the
また、主制御基板300には、払出制御基板310および副制御基板330が接続されている。
Further, a
払出制御基板310は、遊技球を発射させるための制御、および、賞球を払い出すための制御を行う。この払出制御基板310も、CPU、ROM、RAMを備えており、主制御基板300に対して双方向に通信可能に接続されている。この払出制御基板310には遊技情報出力端子板312が接続されており、主制御基板300から出力される遊技進行上の種々の情報が、払出制御基板310および遊技情報出力端子板312を介して、遊技店のホールコンピュータや、各遊技機100の近傍に設けられたデータ表示器等に出力されることとなる。ホールコンピュータは、遊技場に設置された複数の遊技機100の遊技情報出力端子板312から出力された遊技進行上の種々の情報、例えば、第1特別図柄表示器160において変動表示が停止されたことを示す信号、第2特別図柄表示器162において変動表示が停止されたことを示す信号、大役遊技の実行を示す大役遊技中信号、小当たり遊技の実行を示す小当たり遊技中信号、時短遊技状態を示す信号等を集計する。また、データ表示器は、1の遊技機100の遊技情報出力端子板312から出力された、第1特別図柄表示器160において変動表示が停止されたことを示す信号、第2特別図柄表示器162において変動表示が停止されたことを示す信号、大役遊技中信号、小当たり遊技中信号、時短遊技状態を示す信号を集計して、例えば、大役遊技の回数、小当たり遊技の回数、変動回数等を表示する。
The
また、払出制御基板310には、貯留部に貯留された遊技球を賞球として遊技者に払い出すための払出モータ314が接続されている。払出制御基板310は、主制御基板300から送信された払出個数指定コマンドに基づいて払出モータ314を制御して所定の賞球を遊技者に払い出すように制御する。このとき、払い出された遊技球数が払出球計数スイッチ316sによって検出され、払い出すべき賞球が遊技者に払い出されたかが把握されるようになっている。
Further, a
また、払出制御基板310には、下皿134の満タン状態を検出する皿満タン検出スイッチ318sが接続されている。この皿満タン検出スイッチ318sは、賞球として払い出される遊技球を下皿134に導く通路に設けられており、当該通路を遊技球が通過するたびに、遊技球検出信号が払出制御基板310に入力されるようになっている。
Further, a plate full
そして、下皿134に所定量以上の遊技球が貯留されて満タン状態になると、下皿134に向かう通路内に遊技球が滞留し、皿満タン検出スイッチ318sから払出制御基板310に向けて、遊技球検出信号が連続的に入力される。払出制御基板310は、遊技球検出信号が所定時間連続して入力された場合に、下皿134が満タン状態であると判断し、皿満タンコマンドを主制御基板300に送信する。一方、皿満タンコマンドを送信した後、遊技球検出信号の連続入力が途絶えた場合には、満タン状態が解除されたと判断し、皿満タン解除コマンドを主制御基板300に送信する。
Then, when a predetermined amount or more of the game balls are stored in the
また、払出制御基板310には、発射制御基板320が双方向に通信可能に接続されている。この発射制御基板320は、払出制御基板310から発射制御データを受信すると発射の許可を行う。この発射制御基板320には、操作ハンドル112に設けられ、当該操作ハンドル112に遊技者が触れたことを検出するタッチセンサ112sと、操作ハンドル112の操作角度を検出する操作ボリューム112aと、が接続されている。そして、タッチセンサ112sおよび操作ボリューム112aから信号が入力されると、発射制御基板320において、遊技球発射装置に設けられた発射用ソレノイド112cを通電して遊技球を発射させる制御がなされる。
Further, the
副制御基板330は、主に遊技中や待機中等の各演出を制御する。この副制御基板330は、サブCPU330a、サブROM330b、サブRAM330cを備えており、主制御基板300に対して、当該主制御基板300から副制御基板330への一方向に通信可能に接続されている。サブCPU330aは、主制御基板300から送信されたコマンドやタイマからの入力信号等に基づいて、サブROM330bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、演出を実行制御する。このとき、サブRAM330cは、サブCPU330aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
The
具体的には、副制御基板330では、サブCPU330a、サブROM330b、サブRAM330cが協働して、サブメイン、画像制御部、役物制御部、照明制御部、音声制御部として機能する。サブメインは、各種入力コマンドに応じて、実行する演出の内容を決定したり、演出の実行を管理、統括したりする。画像制御部は、上記演出表示部200aに画像を表示させる画像表示制御を行う。サブROM330bには、演出表示部200aに表示される図柄や背景、字幕等の画像データが多数格納されており、画像制御部が、画像データをサブROM330bから不図示のVRAMに読み出して、演出表示部200aの画像表示を制御する。
Specifically, in the
また、役物制御部は、サブメインによる演出の管理にしたがってアクチュエータを駆動し、演出役物装置202を可動制御する。照明制御部は演出照明装置204を点灯制御する。また、音声制御部は、上記音声出力装置206から音声を出力させる音声出力制御を行う。サブROM330bには、音声出力装置206から出力される音声や楽曲等の音声データが多数格納されており、音声制御部が、音声データをサブROM330bから読み出して、音声出力装置206の音声出力を制御する。
Further, the accessory control unit drives the actuator according to the management of the effect by the sub-main, and movably controls the
さらに、副制御基板330では、演出操作装置208が押下操作または回転操作されたことを検出する演出操作装置検出スイッチ208sから操作検出信号が入力された際に、所定の演出を実行する。
Further, the
なお、各基板には、不図示の電源基板が接続されており、電源基板を介して商用電源から各基板に電力供給がなされている。また、電源基板にはコンデンサからなるバックアップ電源が設けられている。 A power supply board (not shown) is connected to each board, and power is supplied to each board from a commercial power source via the power supply board. Further, the power supply board is provided with a backup power supply including a capacitor.
次に、本実施形態の遊技機100における遊技について、メインROM300bに記憶されている各種テーブルと併せて説明する。
Next, the game in the
前述したように、本実施形態の遊技機100は、特別遊技と普通遊技の2種類の遊技が並行して進行するものである。特別遊技は、低確率遊技状態および高確率遊技状態のいずれかの遊技状態にて遊技が進行し、普通遊技は、非時短遊技状態、中時短遊技状態、時短遊技状態のいずれかの遊技状態にて遊技が進行する。
As described above, in the
各遊技状態の詳細については後述するが、低確率遊技状態というのは、大入賞口が開放される大役遊技を実行する権利獲得の確率が低く設定された遊技状態であり、高確率遊技状態というのは、大役遊技を実行する権利獲得の確率が高く設定された遊技状態である。また、非時短遊技状態というのは、可動片120bが開状態になりにくく、第1始動口120に遊技球が入球し難い遊技状態であり、中時短遊技状態というのは、非時短遊技状態よりも可動片120bが開状態になりやすく、第1始動口120に遊技球が入球しやすい遊技状態である。また、時短遊技状態というのは、中時短遊技状態よりも、さらに、可動片120bが開状態になりやすく、第1始動口120に遊技球が最も入球しやすい遊技状態である。なお、時短遊技状態では、遊技中に第1遊技領域116aに向けて遊技球を発射し続けている場合に、僅かに遊技球が減少するか、遊技球が殆ど減少しないように設定されている。
The details of each game state will be described later, but the low-probability game state is a game state in which the probability of acquiring the right to execute a large role game in which the big winning opening is opened is set low, and is called a high-probability game state. Is a game state in which the probability of acquiring the right to perform a major role game is set high. Further, the non-time-saving game state is a game state in which the
上記のように、特別遊技と普通遊技とは同時並行して進行することから、本実施形態では、低確率遊技状態または高確率遊技状態と、非時短遊技状態、中時短遊技状態、時短遊技状態のいずれかとが組み合わされた遊技状態となる。以下では、理解を容易とするため、特別遊技に係る遊技状態、すなわち、低確率遊技状態および高確率遊技状態を特別遊技状態と呼び、普通遊技に係る遊技状態、すなわち、非時短遊技状態、中時短遊技状態、時短遊技状態を普通遊技状態と呼ぶ場合がある。遊技機100の初期状態は、低確率遊技状態および非時短遊技状態に設定されている。
As described above, since the special game and the normal game proceed in parallel, in the present embodiment, the low-probability game state or the high-probability game state, the non-time-saving game state, the medium-time-time game state, and the time-saving game state are used. It becomes a game state in which any of the above is combined. In the following, for ease of understanding, the gaming state related to the special game, that is, the low-probability gaming state and the high-probability gaming state are referred to as the special gaming state, and the gaming state related to the normal game, that is, the non-time-saving gaming state, medium. The time-saving game state and the time-saving game state may be referred to as a normal game state. The initial state of the
遊技者が操作ハンドル112を操作して遊技領域116に遊技球を発射させるとともに、遊技領域116を流下する遊技球が第1始動口120または第2始動口122に入球すると、遊技者に遊技利益を付与するか否かの抽選(以下、「大役抽選」という)が行われる。この大役抽選において、大当たりに当選すると、大入賞口が開放されるとともに当該大入賞口への遊技球の入球が可能となる大役遊技が実行され、また、当該大役遊技の終了後の遊技状態が、上記のいずれかの遊技状態に設定される。以下では、大役抽選方法について説明する。
When the player operates the operation handle 112 to launch the game ball into the
なお、詳しくは後述するが、第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球すると、大役抽選に係る種々の乱数値(大当たり決定乱数、当たり図柄乱数、変動パターン乱数)が取得されるとともに、これら各乱数値がメインRAM300cの特図保留記憶領域に記憶される。以下では、第1始動口120に遊技球が入球して特図保留記憶領域に記憶された種々の乱数を総称して特1保留とよび、第2始動口122に遊技球が入球して特図保留記憶領域に記憶された種々の乱数を総称して特2保留とよぶ。
As will be described in detail later, when a game ball enters the
メインRAM300cの特図保留記憶領域は、第1特図保留記憶領域と第2特図保留記憶領域とを備えている。第1特図保留記憶領域および第2特図保留記憶領域は、それぞれ4つの記憶部(第1~第4記憶部)を有している。そして、第1始動口120に遊技球が入球すると、特1保留を第1特図保留記憶領域の第1記憶部から順に記憶し、第2始動口122に遊技球が入球すると、特2保留を第2特図保留記憶領域の第1記憶部から順に記憶する。
The special figure reservation storage area of the
例えば、第1始動口120に遊技球が入球したとき、第1特図保留記憶領域の第1~第4記憶部のいずれにも保留が記憶されていない場合には、第1記憶部に特1保留を記憶する。また、例えば、第1記憶部~第3記憶部に特1保留が記憶されている状態で、第1始動口120に遊技球が入球した場合には、特1保留を第4記憶部に記憶する。また、第2始動口122に遊技球が入球した場合にも、上記と同様に、第2特図保留記憶領域の第1記憶部~第4記憶部の中で、特2保留が記憶されていない、最も番号(序数)の小さい記憶部に特2保留が記憶される。
For example, when a game ball enters the
ただし、第1特図保留記憶領域および第2特図保留記憶領域に記憶可能な特1保留数(X1)および特2保留数(X2)は、それぞれ4つに設定されている。したがって、例えば、第1始動口120に遊技球が入球したときに、第1特図保留記憶領域に既に4つの特1保留が記憶されている場合には、当該第1始動口120への遊技球の入球によって新たに特1保留が記憶されることはない。同様に、第2始動口122に遊技球が入球したときに、第2特図保留記憶領域に既に4つの特2保留が記憶されている場合には、当該第2始動口122への遊技球の入球によって新たに特2保留が記憶されることはない。
However, the number of special 1 hold (X1) and the number of special 2 hold (X2) that can be stored in the first special figure hold storage area and the second special figure hold storage area are set to four, respectively. Therefore, for example, when a game ball enters the
図5は、大当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球すると、0~65535の範囲内から1つの大当たり決定乱数が取得される。そして、大役抽選を開始するとき、すなわち、大当たりの判定を行うときの遊技状態に応じて大当たり決定乱数判定テーブルが選択され、当該選択された大当たり決定乱数判定テーブルと取得された大当たり決定乱数とによって大役抽選が行われる。
FIG. 5 is a diagram illustrating a jackpot determination random number determination table. When a game ball enters the
低確率遊技状態において大役抽選を開始する場合には、図5(a)に示すように、低確時大当たり決定乱数判定テーブルが参照される。この低確時大当たり決定乱数判定テーブルによれば、大当たり決定乱数が10001~10205であった場合に大当たりと判定し、大当たり決定乱数が0~10000、12000~65535であった場合に小当たりと判定し、その他の大当たり決定乱数であった場合にはハズレと判定する。したがって、この場合の大当たり確率は約1/319.6、小当たり確率は約1/1.03となる。 When starting the big winning combination lottery in the low probability gaming state, as shown in FIG. 5A, the low probability big hit determination random number determination table is referred to. According to this low probability big hit decision random number judgment table, when the big hit decision random number is 10001 to 10205, it is judged as a big hit, and when the big hit decision random number is 0 to 10000, 12000 to 65535, it is judged as a small hit. However, if it is another big hit decision random number, it is judged as a loss. Therefore, the jackpot probability in this case is about 1 / 319.6, and the small hit probability is about 1 / 1.03.
また、高確率遊技状態において大役抽選を開始する場合には、図5(b)に示すように、高確時大当たり決定乱数判定テーブルが参照される。この高確時大当たり決定乱数判定テーブルによれば、大当たり決定乱数が10001~11310であった場合に大当たりと判定し、大当たり決定乱数が0~10000、11500~65535であった場合に小当たりと判定し、その他の大当たり決定乱数であった場合にはハズレと判定する。したがって、この場合の大当たり確率は約1/50.0、小当たり確率は約1/1.02となる。 Further, when starting the big winning combination lottery in the high probability gaming state, as shown in FIG. 5B, the high probability big hit determination random number determination table is referred to. According to this high-accuracy big hit decision random number judgment table, when the big hit decision random number is 10001 to 11310, it is judged as a big hit, and when the big hit decision random number is 0 to 10000 and 11500 to 65535, it is judged as a small hit. However, if it is another big hit decision random number, it is judged as a loss. Therefore, the jackpot probability in this case is about 1 / 50.0, and the small hit probability is about 1 / 1.02.
図6は、当たり図柄乱数判定テーブルおよび小当たり図柄乱数判定テーブルを説明する図である。第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球すると、0~99の範囲内から1つの当たり図柄乱数が取得される。そして、上記の大役抽選により「大当たり」の判定結果が導出された場合に、取得している当たり図柄乱数と当たり図柄乱数判定テーブルとによって、特別図柄の種別が決定される。このとき、特1保留によって「大当たり」に当選した場合には、図6(a)に示すように、特1用当たり図柄乱数判定テーブルaが選択され、特2保留によって「大当たり」に当選した場合には、図6(b)に示すように、特2用当たり図柄乱数判定テーブルbが選択され、特1保留によって「小当たり」に当選した場合には、図6(c)に示すように、特1用小当たり図柄乱数判定テーブルaが選択され、特2保留によって「小当たり」に当選した場合には、図6(d)に示すように、特2用小当たり図柄乱数判定テーブルbが選択される。以下では、当たり図柄乱数によって決定される特別図柄、すなわち、大当たりの判定結果が得られた場合に決定される特別図柄を大当たり図柄と呼び、小当たりの判定結果が得られた場合に決定される特別図柄を小当たり図柄と呼び、ハズレの判定結果が得られた場合に決定される特別図柄をハズレ図柄と呼ぶ。
FIG. 6 is a diagram illustrating a winning symbol random number determination table and a small hit symbol random number determination table. When a game ball enters the
図6(a)に示す特1用当たり図柄乱数判定テーブルa、および、図6(b)に示す特2用当たり図柄乱数判定テーブルbによれば、取得した当たり図柄乱数の値に応じて、図示のとおり、特別図柄として大当たり図柄(特別図柄A~I)が決定される。また、図6(c)に示す特1用小当たり図柄乱数判定テーブルa、および、図6(d)に示す特2用小当たり図柄乱数判定テーブルbによれば、取得した当たり図柄乱数の値に応じて、図示のとおり、特別図柄として小当たり図柄(特別図柄Z1~Z6)が決定される。 According to the special 1 hit symbol random number determination table a shown in FIG. 6 (a) and the special 2 hit symbol random number determination table b shown in FIG. 6 (b), according to the acquired value of the winning symbol random number, As shown in the figure, a jackpot symbol (special symbols A to I) is determined as a special symbol. Further, according to the special 1 small hit symbol random number determination table a shown in FIG. 6 (c) and the special 2 small hit symbol random number determination table b shown in FIG. 6 (d), the acquired value of the winning symbol random number. As shown in the figure, small hit symbols (special symbols Z1 to Z6) are determined as special symbols.
なお、大役抽選結果が「ハズレ」であった場合に、当該抽選結果が特1保留によって導出されたときは、抽選を行うことなくハズレ図柄として特別図柄Xが決定され、当該抽選結果が特2保留によって導出されたときは、抽選を行うことなくハズレ図柄として特別図柄Yが決定される。つまり、当たり図柄乱数判定テーブルは、大役抽選結果が「大当たり」であった場合にのみ参照され、大役抽選結果が「ハズレ」または「小当たり」であった場合に参照されることはない。また、小当たり図柄乱数判定テーブルは、大役抽選結果が「小当たり」であった場合にのみ参照され、大役抽選結果が「大当たり」または「ハズレ」であった場合に参照されることはない。なお、小当たり図柄である特別図柄Z1~Z6をまとめて単に特別図柄Zともよぶ。 If the result of the big role lottery is "missing" and the lottery result is derived by holding special 1, special symbol X is determined as the losing symbol without performing lottery, and the lottery result is special 2. When derived by holding, the special symbol Y is determined as a lost symbol without performing a lottery. That is, the winning symbol random number determination table is referred only when the big winning lottery result is "big hit", and is not referred to when the big winning lottery result is "missing" or "small hit". Further, the small hit symbol random number determination table is referred only when the large winning combination lottery result is "small hit", and is not referred to when the large winning combination lottery result is "big hit" or "missing". The special symbols Z1 to Z6, which are small hit symbols, are collectively referred to as a special symbol Z.
図7(a)は、変動パターン乱数判定テーブルを説明する図であり、図7(b)は変動時間決定テーブルを説明する図である。なお、変動パターン乱数判定テーブルは、保留種別、大役抽選の結果(特別図柄種別)、遊技状態、変動回数、さらには保留数ごとに複数設けられているが、ここでは、任意の変動パターン乱数判定テーブルxについて説明する。上記のようにして特別図柄の種別が決定されると、図7(a)に示すような変動パターン乱数判定テーブルと、第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球したときに取得した0~238の範囲の変動パターン乱数とに基づいて、いずれかの変動パターン番号が決定される。この変動パターン番号には、図7(b)に示すように、それぞれ変動時間が対応付けられている。この変動時間というのは、決定された特別図柄を、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162に停止表示させるまでの時間である。
FIG. 7A is a diagram for explaining a fluctuation pattern random number determination table, and FIG. 7B is a diagram for explaining a fluctuation time determination table. It should be noted that a plurality of variable pattern random number determination tables are provided for each of the hold type, the result of the large winning combination lottery (special symbol type), the game state, the number of changes, and the number of holds, but here, any change pattern random number determination is provided. The table x will be described. When the type of the special symbol is determined as described above, when the game ball enters the fluctuation pattern random number determination table as shown in FIG. 7A and the
詳しくは後述するが、特1保留に基づいて特別図柄が決定されるとともに、変動パターン番号すなわち変動時間が決定されると、当該決定された変動時間に亘って第1特別図柄表示器160において図柄の変動表示が行われ、変動時間が経過すると、第1特別図柄表示器160に、決定された特別図柄が停止表示される。また、特2保留に基づいて特別図柄が決定されるとともに、変動パターン番号すなわち変動時間が決定されると、当該決定された変動時間に亘って第2特別図柄表示器162において図柄の変動表示が行われ、変動時間が経過すると、第2特別図柄表示器162に、決定された特別図柄が停止表示される。このとき、ハズレ図柄が第1特別図柄表示器160に停止表示されることで、大役抽選の結果としてハズレが確定し、次の特1保留に基づく大役抽選が実行可能となり、ハズレ図柄が第2特別図柄表示器162に停止表示されることで、大役抽選の結果としてハズレが確定し、次の特2保留に基づく大役抽選が実行可能となる。一方、大当たり図柄が第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162に停止表示されると、大役抽選の結果として大当たりが確定し、大役遊技が実行され、小当たり図柄が第2特別図柄表示器162に停止表示されると、大役抽選の結果として小当たりが確定し、小当たり遊技が実行されることとなる。
As will be described in detail later, when the special symbol is determined based on the special 1 hold and the fluctuation pattern number, that is, the fluctuation time is determined, the symbol is displayed on the first
このように、変動時間は、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示の時間、換言すれば、大役抽選の結果を確定させるまでの時間を規定するものとなるが、この変動時間を決定するための変動パターン乱数判定テーブルは、保留種別、大役抽選の結果(特別図柄種別)、遊技状態等に応じて複数設けられている。これにより、取得した変動パターン乱数の値が同一であったとしても、選択する変動パターン乱数判定テーブルによって、異なる変動パターン番号、すなわち、変動時間が決定されることとなる。
In this way, the fluctuation time defines the time for displaying the fluctuation of the symbol on the first
以上のようにして変動パターン番号が決定されると、当該決定された変動パターン番号に対応する変動パターンコマンドが副制御基板330に送信される。副制御基板330においては、受信した変動パターンコマンドに基づいて、変動演出の態様が決定されることとなるが、その詳細については説明を省略する。
When the variation pattern number is determined as described above, the variation pattern command corresponding to the determined variation pattern number is transmitted to the
図8は、遊技状態および変動時間を説明する図である。上述のように、特別遊技状態と普通遊技状態とが組み合わされて1の遊技状態となり、設定中の遊技状態に応じて遊技の進行制御がなされる。既に説明したように、特別遊技状態は、大当たりの当選確率を異にする低確率遊技状態および高確率遊技状態の2種類が設けられている。また、普通遊技状態は、互いに第1始動口120への遊技球の入球容易性(入球頻度)を異にする非時短遊技状態、中時短遊技状態、時短遊技状態の3種類が設けられている。 FIG. 8 is a diagram illustrating a gaming state and a variation time. As described above, the special game state and the normal game state are combined to form one game state, and the progress of the game is controlled according to the game state being set. As described above, there are two types of special gaming states, a low-probability gaming state and a high-probability gaming state, in which the winning probabilities of big hits are different. Further, there are three types of normal game states: a non-time-saving game state, a medium-time-short game state, and a time-short-time game state, in which the ease of entering the game ball into the first starting port 120 (ball entry frequency) is different from each other. ing.
ここで、普通遊技において、第1始動口120への遊技球の入球容易性は、当選確率、変動時間、開放時間の3つの要素によって決定される。詳しくは後述するが、普通遊技では、ゲート124を遊技球が通過すると普図保留が記憶される。そして、記憶された普図保留に基づいて、可動片120bを開放するか否かを決定する普図抽選が行われる。この普図抽選の結果は、所定の変動時間が経過したところで確定する。普図抽選の結果として当たりが確定すると、可動片120bが開放される。このとき、普図抽選における当選確率、変動時間、および、可動片120bを開放する際の開放時間が、それぞれ普通遊技状態ごとに設定されている。
Here, in a normal game, the ease of entering the game ball into the
本実施形態では、図8(a)に示すように、特別遊技状態および普通遊技状態の組み合わせにより5種類の遊技状態が設けられる。遊技機100の初期状態は、低確率遊技状態および非時短遊技状態となっている。なお、非時短遊技状態では、普図抽選における当選確率が低く、変動時間が長く、可動片120bの開放時間が短い。以下では、低確率遊技状態および非時短遊技状態が組み合わされた遊技状態を通常状態と呼ぶ。
In the present embodiment, as shown in FIG. 8A, five types of gaming states are provided depending on the combination of the special gaming state and the normal gaming state. The initial state of the
また、本実施形態では、高確率遊技状態および非時短遊技状態に設定される場合があり、この両者が組み合わされた遊技状態を最優位状態と呼ぶ。なお、この最優位状態は、5つの遊技状態の中で最も有利度合いが高く、適切に遊技球を発射していると、大当たりに当選せずとも、遊技中に徐々に遊技球が増加していくように設定されている。 Further, in the present embodiment, the high-probability gaming state and the non-time-saving gaming state may be set, and the gaming state in which both of them are combined is referred to as the most dominant state. In addition, this most superior state has the highest degree of advantage among the five game states, and if the game ball is properly fired, the game ball gradually increases during the game even if the jackpot is not won. It is set to go.
また、本実施形態では、低確率遊技状態および時短遊技状態に設定される場合がある。なお、時短遊技状態では、普図抽選における当選確率が高く、変動時間が短く、可動片120bの開放時間が長い。以下では、低確率遊技状態および時短遊技状態が組み合わされた遊技状態を通常時短状態または通常前兆状態と呼ぶ。なお、通常時短状態および通常前兆状態は、特別遊技状態および普通遊技状態が同一であるため、主制御基板300における遊技の進行制御上の差異はない。このように、遊技の進行制御が完全に等しい1の遊技状態を2つの異なる遊技状態に分けたのは、単に演出上の都合によるものである。つまり、実際には、主制御基板300において、通常時短状態と通常前兆状態とを区別することなく、遊技の進行制御がなされており、副制御基板330における演出の制御のみが、通常時短状態および通常前兆状態で異なっている。したがって、主制御基板300における遊技の進行制御上の観点からすれば、通常時短状態および通常前兆状態は1つの遊技状態とみなされる。
Further, in the present embodiment, it may be set to a low-probability gaming state and a time-saving gaming state. In the short-time game state, the winning probability in the normal drawing lottery is high, the fluctuation time is short, and the opening time of the
また、本実施形態では、高確率遊技状態および時短遊技状態に設定される場合がある。以下では、高確率遊技状態および時短遊技状態が組み合わされた遊技状態を高確前兆状態と呼ぶ。なお、副制御基板330においては、主制御基板300で設定されている遊技状態に対応する演出モードが設定される。演出モードというのは、演出表示部200aに表示される背景画像やBGM等を規定するものであり、演出モードごとに、演出の内容が異なっている。つまり、遊技者は、演出モードによって、現在の遊技状態を識別することができる。
Further, in the present embodiment, it may be set to a high-probability gaming state and a time-saving gaming state. In the following, a gaming state in which a high-probability gaming state and a time-saving gaming state are combined is referred to as a high-probability precursor state. In the
ただし、高確前兆状態および上記の通常前兆状態では、同一の演出モード(以下、高確前兆状態および通常前兆状態に対応する演出モードを「前兆モード」と呼ぶ)に設定される。つまり、前兆モードは、高確前兆状態および通常前兆状態の双方で設定されることから、前兆モード中は、現在の遊技状態を遊技者が識別することができなくなる。このように、通常前兆状態および高確前兆状態は、互いに遊技状態を識別することができないことから、以下では、両遊技状態を総称して前兆状態と呼ぶ。 However, in the high-accuracy precursor state and the above-mentioned normal precursor state, the same effect mode (hereinafter, the effect mode corresponding to the high-accuracy precursor state and the normal precursor state is referred to as "precursor mode") is set. That is, since the precursor mode is set in both the high probability precursor state and the normal precursor state, the player cannot identify the current gaming state during the precursor mode. As described above, since the normal precursor state and the highly probable precursor state cannot distinguish the gaming states from each other, the two gaming states are collectively referred to as the precursor states below.
また、本実施形態では、高確率遊技状態および中時短遊技状態に設定される場合がある。なお、中時短遊技状態では、普図抽選における当選確率が、非時短遊技状態よりも高く時短遊技状態よりも低く、変動時間が短く、可動片120bの開放時間が長い。この遊技状態は、適切に遊技球を発射させなかった場合等、不測の事態が生じた場合に設定され得るものである。以下では、高確率遊技状態および中時短遊技状態が組み合わされた遊技状態をペナルティ状態と呼ぶ。
Further, in the present embodiment, it may be set to a high-probability gaming state and a medium-time short-time gaming state. In the medium-time short-time game state, the winning probability in the normal drawing lottery is higher than the non-time-saving game state and lower than the time-saving game state, the fluctuation time is short, and the opening time of the
以上のように、本実施形態では、6つの遊技状態(実質上は5つの遊技状態)が設けられている。そして、図8(b)に示すように、大役抽選が行われたときの遊技状態、保留種別、当該遊技状態における変動回数、図柄の種別に応じて、変動パターン乱数判定テーブルが選択され、選択した変動パターン乱数判定テーブルを参照して変動パターン番号が決定される。 As described above, in the present embodiment, six gaming states (substantially five gaming states) are provided. Then, as shown in FIG. 8B, the variation pattern random number determination table is selected and selected according to the game state, the hold type, the number of fluctuations in the game state, and the symbol type when the big winning combination lottery is performed. The fluctuation pattern number is determined by referring to the fluctuation pattern random number determination table.
ここで、遊技機100では、遊技状態ごとに、実質変動対象が設定されている。実質変動対象というのは、本来、大役抽選を行うべき保留の種別を示しており、遊技状態ごとに、特1保留および特2保留のいずれかが実質変動対象に設定されている。通常状態では、特1保留が実質変動対象に設定されている。したがって、通常状態では、遊技者は、第1始動口120に遊技球を入球させるべく、第1遊技領域116aに向けて遊技球を発射させる必要がある。
Here, in the
通常状態において、実質変動対象である特1保留によって大役抽選が行われ、ハズレ図柄もしくは小当たり図柄が決定されると、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルAが選択される。このテーブルAによれば、3~100秒の範囲内で変動時間が決定される。また、通常状態において、特1保留によって大役抽選が行われ、大当たり図柄が決定されると、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルBが選択される。このテーブルBによれば、40~100秒の範囲内で変動時間が決定される。 In the normal state, the large winning combination lottery is performed by the special 1 hold which is the actual fluctuation target, and when the lost symbol or the small hit symbol is determined, the table A is selected as the variation pattern random number determination table. According to this table A, the fluctuation time is determined within the range of 3 to 100 seconds. Further, in the normal state, when the big winning combination lottery is performed by the special 1 hold and the big hit symbol is determined, the table B is selected as the variation pattern random number determination table. According to this table B, the fluctuation time is determined within the range of 40 to 100 seconds.
一方、通常状態において、実質変動対象ではない特2保留によって大役抽選が行われた場合には、決定された図柄種別に拘わらず、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルCが選択される。このテーブルCによれば、変動時間が必ず10分に決定される。このように、変動時間を10分といった長時間に設定することで、通常状態では、仮に遊技者が第2始動口122に遊技球を入球させたとしても、特2保留に基づく大役抽選の実行機会が極めて少なくなる。
On the other hand, in the normal state, when the large winning combination lottery is performed by the special 2 hold which is not the target of the substantial fluctuation, the table C is selected as the fluctuation pattern random number determination table regardless of the determined symbol type. According to this table C, the fluctuation time is always determined to be 10 minutes. In this way, by setting the fluctuation time to a long time such as 10 minutes, in the normal state, even if the player puts the game ball into the
具体的に説明すると、第2始動口122が第2遊技領域116bに設けられており、また、第2始動口122は、常に遊技球が入球可能となる固定始動口で構成されている。さらに、遊技機100の遊技性により、第2始動口122は、第1始動口120よりも、容易に遊技球が入球する位置に配されている。そのため、仮に、通常状態において、特2保留に係る変動時間を短時間としてしまうと、大役抽選の機会が必要以上に遊技者に与えられてしまう。そこで、通常状態における本来の遊技性に則り、適切に第1遊技領域116aに向けて遊技球を発射させるべく、変動時間を10分といった長時間に設定している。
Specifically, the
最優位状態では、特2保留が実質変動対象に設定されている。したがって、最優位状態では、遊技者は、第2始動口122に遊技球を入球させるべく、第2遊技領域116bに向けて遊技球を発射させる必要がある。最優位状態において、実質変動対象ではない特1保留によって大役抽選が行われた場合には、決定された図柄種別に拘わらず、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルDが選択される。このテーブルDによれば、変動時間が必ず10秒に決定される。なお、最優位状態において実質変動対象ではない特1保留によって大役抽選が行われる場合の方が、通常状態で実質変動対象ではない特2保留によって大役抽選が行われる場合に比べて、遊技性に与える影響が小さい。そのため、最優位状態では、実質変動対象ではない特1保留によって大役抽選が行われた場合の変動時間を、10秒と短く設定している。
In the most dominant state, the special 2 hold is set as a target for substantial fluctuation. Therefore, in the most dominant state, the player needs to launch the game ball toward the
最優位状態において、実質変動対象である特2保留によって大役抽選が行われ、ハズレ図柄が決定された場合には、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルE、Fのいずれかが選択される。具体的には、最優位状態において、変動回数が30回以下の場合にはテーブルEが選択され、変動回数が31回以上の場合にはテーブルFが選択される。詳しくは後述するが、これらテーブルE、Fによれば、いずれも1秒または2秒の変動時間が決定されるが、両テーブルでその選択比率が異なっている。 In the most dominant state, a large winning combination lottery is performed by the special 2 hold which is a real fluctuation target, and when a lost symbol is determined, either table E or F is selected as the fluctuation pattern random number determination table. Specifically, in the most dominant state, the table E is selected when the number of fluctuations is 30 or less, and the table F is selected when the number of fluctuations is 31 or more. As will be described in detail later, according to these tables E and F, the fluctuation time of 1 second or 2 seconds is determined in each case, but the selection ratio is different between the two tables.
また、最優位状態において、特2保留によって大役抽選が行われ、小当たり図柄が決定されると、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルGが選択される。このテーブルGによれば、変動時間が1秒~3秒に決定される。また、最優位状態において、特2保留によって大役抽選が行われ、大当たり図柄が決定されると、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルHが選択される。このテーブルHによれば、変動時間が2秒~10秒に決定される。 Further, in the most dominant state, when the big winning combination lottery is performed by the special 2 hold and the small hit symbol is determined, the table G is selected as the variation pattern random number determination table. According to this table G, the fluctuation time is determined to be 1 second to 3 seconds. Further, in the most dominant state, when the big winning combination lottery is performed by the special 2 hold and the big hit symbol is determined, the table H is selected as the variation pattern random number determination table. According to this table H, the fluctuation time is determined to be 2 to 10 seconds.
通常時短状態、通常前兆状態、高確前兆状態では、いずれも特1保留が実質変動対象に設定されている。したがって、これら3つの遊技状態では、遊技者は、第1始動口120に遊技球を入球させるべく、第1遊技領域116aに向けて遊技球を発射させる必要がある。これら3つの遊技状態では、いずれも同一の変動パターン乱数判定テーブルが選択されるが、これら3つの遊技状態は、普通遊技状態が時短遊技状態である点で共通している。つまり、普通遊技状態が時短遊技状態である場合において、実質変動対象である特1保留によって大役抽選が行われ、ハズレ図柄もしくは小当たり図柄が決定されると、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルIが選択される。このテーブルIによれば、1~30秒の範囲内で変動時間が決定される。また、普通遊技状態が時短遊技状態である場合において、特1保留によって大役抽選が行われ、大当たり図柄が決定されると、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルJが選択される。このテーブルJによれば、変動時間が必ず30秒に決定される。
In the normal time saving state, the normal precursor state, and the high probability precursor state, the special 1 hold is set as the target of substantial fluctuation. Therefore, in these three gaming states, the player needs to launch the gaming ball toward the
なお、詳しい説明は省略するが、テーブルIは、例えばテーブルI1、I2のように、複数設けられており、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示の回数と、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示の回数とを合計した合計変動回数に応じて、いずれかのテーブルIが選択される。
Although detailed description is omitted, a plurality of tables I are provided, for example, as in tables I1 and I2, and the number of times the symbol is varied and displayed on the first
一方、普通遊技状態が時短遊技状態である場合において、実質変動対象ではない特2保留によって大役抽選が行われた場合には、各遊技状態に設定されてからの特2保留に係る変動回数(第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示の回数。以下、「第2変動回数」と呼ぶ)に応じて、異なる変動パターン乱数判定テーブルが選択される。具体的には、時短遊技状態に設定されてからの第2変動回数が4回以下である場合には、決定された図柄種別に拘わらず、変動パターン乱数判定テーブルとして特殊テーブルが選択される。この特殊テーブルによれば、変動時間が必ず1分に決定される。これに対して、時短遊技状態に設定されてからの第2変動回数が5回以上である場合には、決定された図柄種別に拘わらず、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルKが選択される。このテーブルKによれば、変動時間が必ず10分に決定される。 On the other hand, when the normal game state is the time-saving game state and the large winning combination lottery is performed by the special 2 hold that is not the actual change target, the number of changes related to the special 2 hold after being set to each game state ( A different variation pattern random number determination table is selected according to the number of variations of the symbol displayed on the second special symbol display 162 (hereinafter, referred to as “second variation number”). Specifically, when the second variation number of times after being set to the time saving game state is 4 times or less, a special table is selected as the variation pattern random number determination table regardless of the determined symbol type. According to this special table, the fluctuation time is always determined to be 1 minute. On the other hand, when the second variation number of times after being set to the time saving game state is 5 times or more, the table K is selected as the variation pattern random number determination table regardless of the determined symbol type. According to this table K, the fluctuation time is always determined to be 10 minutes.
ペナルティ状態では、特1保留が実質変動対象に設定されている。したがって、ペナルティ状態では、遊技者は、第1始動口120に遊技球を入球させるべく、第1遊技領域116aに向けて遊技球を発射させる必要がある。ペナルティ状態において、実質変動対象である特1保留によって大役抽選が行われ、小当たり図柄が決定されると、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルLが選択される。このテーブルLによれば、3~100秒の範囲内で変動時間が決定される。また、ペナルティ状態において、特1保留によって大役抽選が行われ、大当たり図柄が決定されると、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルMが選択される。このテーブルMによれば、40~100秒の範囲内で変動時間が決定される。
In the penalty state, the special 1 hold is set as a target for substantial fluctuation. Therefore, in the penalty state, the player needs to launch the game ball toward the
一方、ペナルティ状態において、実質変動対象ではない特2保留によって大役抽選が行われた場合には、決定された図柄種別に拘わらず、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルNが選択される。このテーブルNによれば、変動時間が必ず10分に決定される。 On the other hand, in the penalty state, when the large winning combination lottery is performed by the special 2 hold which is not the target of the substantial fluctuation, the table N is selected as the fluctuation pattern random number determination table regardless of the determined symbol type. According to this table N, the fluctuation time is always determined to be 10 minutes.
以上のように、遊技状態ごとに実質変動対象が設定されており、実質変動対象としての保留種別に基づく大役抽選が行われた場合には、最長でも変動時間が100秒となっている。一方、実質変動対象ではない保留種別に基づく大役抽選が行われた場合には、変動時間が概ね10分となり、本来の遊技性に反した遊技が行われないようにしている。なお、実質変動対象ではない保留種別に基づく大役抽選が行われた場合に、変動時間が1分となる場合があるが、その理由については後述する。 As described above, the actual fluctuation target is set for each game state, and when the large winning combination lottery based on the hold type as the substantial fluctuation target is performed, the fluctuation time is 100 seconds at the longest. On the other hand, when a large winning combination lottery based on a hold type that is not a target of substantial fluctuation is performed, the fluctuation time is approximately 10 minutes, so that a game contrary to the original game playability is not performed. In addition, when a large winning combination lottery based on a hold type that is not a target of substantial fluctuation is performed, the fluctuation time may be 1 minute, and the reason will be described later.
図9は、特別電動役物作動ラムセットテーブルを説明する第1の図であり、図10は、特別電動役物作動ラムセットテーブルを説明する第2の図である。なお、特別電動役物作動ラムセットテーブルは、大役遊技または小当たり遊技を制御するための各種データが記憶されたものであり、大役遊技中および小当たり遊技中は、特別電動役物作動ラムセットテーブルを参照して、第1大入賞口ソレノイド126cまたは第2大入賞口ソレノイド128cが通電制御される。なお、実際は、特別電動役物作動ラムセットテーブルは、特別図柄(大当たり図柄および小当たり図柄)の種別ごとに複数設けられており、決定された特別図柄の種別に応じて、対応するテーブルが大役遊技または小当たり遊技の開始時にセットされるが、ここでは、説明の都合上、図柄の種別ごとに特別図柄の制御データを示す。 FIG. 9 is a first diagram illustrating a special electric accessory actuated ram set table, and FIG. 10 is a second diagram illustrating a special electric accessory actuated ram set table. The special electric accessory operating ram set table stores various data for controlling the large role game or the small hit game, and the special electric accessory operating ram set is stored during the large role game and the small hit game. With reference to the table, the first special winning opening solenoid 126c or the second special winning opening solenoid 128c is energized and controlled. In fact, a plurality of special electric accessory operating ram set tables are provided for each type of special symbol (big hit symbol and small hit symbol), and the corresponding table plays a major role according to the determined special symbol type. It is set at the start of a game or a small hit game, but here, for convenience of explanation, control data of a special symbol is shown for each symbol type.
図9に示すように、大役遊技は、大入賞口が所定回数開閉される複数回のラウンド遊技で構成され、小当たり遊技は、ラウンド遊技が1回のみ実行される。この特別電動役物作動ラムセットテーブルによれば、オープニング時間(最初のラウンド遊技が開始されるまでの待機時間)、特別電動役物最大作動回数(1回の大役遊技または小当たり遊技中に実行されるラウンド遊技の回数)、特別電動役物開閉切替回数(1ラウンド中の大入賞口の開放回数)、ソレノイド通電時間(大入賞口の開放回数ごとの第1大入賞口ソレノイド126cまたは第2大入賞口ソレノイド128cの通電時間、すなわち、1回の大入賞口の開放時間)、規定数(1回のラウンド遊技における大入賞口への最大入賞可能数)、大入賞口閉鎖有効時間(ラウンド遊技間の大入賞口の閉鎖時間、すなわち、インターバル時間)、エンディング時間(最後のラウンド遊技が終了してから、通常の特別遊技(後述する図柄の変動表示)が再開されるまでの待機時間)が、制御データとして、特別図柄の種別ごとに、図示のように予め記憶されている。 As shown in FIG. 9, the big winning game is composed of a plurality of round games in which the big winning opening is opened and closed a predetermined number of times, and the small hit game is executed only once. According to this special electric bonus actuating ram set table, the opening time (waiting time until the first round game is started), the maximum number of special electric bonus actuations (executed during one big role game or small hit game). Number of round games to be played), number of special electric accessory opening / closing switching (number of times of opening of the big winning opening in one round), solenoid energization time (first big winning opening solenoid 126c or second for each number of opening of big winning opening) Energization time of the large winning opening solenoid 128c, that is, the opening time of one large winning opening), the specified number (the maximum number of winnings that can be made to the large winning opening in one round game), the effective closing time of the large winning opening (round) Closing time of the big winning opening between games, that is, interval time), ending time (waiting time from the end of the last round game to the restart of the normal special game (variation display of the symbol described later)) However, as control data, it is stored in advance for each type of special symbol as shown in the figure.
なお、特1保留によって大当たりに当選し、大当たり図柄として特別図柄A~Fが決定された場合には、いずれも6回のラウンド遊技で構成される大役遊技が実行される。各大役遊技においては、1~6回目のラウンド遊技において第1大入賞口126が1回のみ開放される。各ラウンド遊技では、第1大入賞口126が最大で29.0秒開放され、この間に規定数の遊技球が入球するか、もしくは、最大開放時間(29.0秒)が経過すると、第1大入賞口126が閉鎖されて1回のラウンド遊技が終了となる。
If the jackpot is won by holding the special 1 and the special symbols A to F are determined as the jackpot symbols, the big role game composed of 6 round games is executed in each case. In each major role game, the first big winning
また、特1保留によって小当たりに当選し、小当たり図柄として特別図柄Z1~Z3が決定された場合には、1回のラウンド遊技で構成される小当たり遊技が実行される。この小当たり遊技では、1回のラウンド遊技において、第2大入賞口128が0.1秒×1回開放される。
Further, when the small hit is won by the special 1 hold and the special symbols Z1 to Z3 are determined as the small hit symbols, the small hit game composed of one round game is executed. In this small hit game, the second big winning
また、図10に示すように、特2保留によって大当たりに当選し、大当たり図柄として特別図柄G、Iが決定された場合には、5回のラウンド遊技で構成される大役遊技が実行される。この大役遊技においては、1~5回目のラウンド遊技において第2大入賞口128が1回のみ開放される。各ラウンド遊技では、第2大入賞口128が最大で29.0秒開放され、この間に規定数の遊技球が入球するか、もしくは、最大開放時間(29.0秒)が経過すると、第2大入賞口128が閉鎖されて1回のラウンド遊技が終了となる。
Further, as shown in FIG. 10, when the jackpot is won by the special 2 hold and the special symbols G and I are determined as the jackpot symbols, the big role game composed of five round games is executed. In this big role game, the second big winning
また、特2保留によって大当たりに当選し、大当たり図柄として特別図柄Hが決定された場合には、16回のラウンド遊技で構成される大役遊技が実行される。この大役遊技においては、1回目のラウンド遊技で第2大入賞口128が0.1秒×12回開放され、2~16回目のラウンド遊技で第2大入賞口128が最大で29.0秒×1回開放される。各ラウンド遊技は、規定数の遊技球が入球するか、もしくは、最大開放時間が経過すると、第2大入賞口128が閉鎖されて終了する。
Further, when the jackpot is won by the special 2 hold and the special symbol H is determined as the jackpot symbol, the big role game composed of 16 round games is executed. In this big role game, the second big winning
また、特2保留によって小当たりに当選し、小当たり図柄として特別図柄Z4~Z6が決定された場合にも、1回のラウンド遊技からなる小当たり遊技が実行される。ここで、小当たり図柄として特別図柄Z4が決定された場合の小当たり遊技では、1回のラウンド遊技において、第2大入賞口128が0.1秒×2回開放される。なお、第2大入賞口128の2回の開放の間の休止時間であるラウンド中インターバル時間は、1.78秒に設定されている。遊技球は最短で0.6秒間隔で発射されるため、第2大入賞口128の開放時間と、遊技球の発射間隔とから考えると、この小当たり遊技中に遊技球が第2大入賞口128に入球する確率は低い。
Further, even when a small hit is won by holding the special 2 and the special symbols Z4 to Z6 are determined as the small hit symbols, the small hit game consisting of one round game is executed. Here, in the small hit game when the special symbol Z4 is determined as the small hit symbol, the second big winning
しかしながら、本実施形態では、第2大入賞口128を閉状態に維持する開閉扉128b上に遊技球が滞留しやすい構造となっており、開閉扉128bが開状態に変移することで、開閉扉128b上に滞留する遊技球が第2大入賞口128内に導かれる。そのため、第2大入賞口128の0.1秒×2回の開放により、平均で2~3個の遊技球が第2大入賞口128に入球することとなる。
However, in the present embodiment, the game ball is likely to stay on the opening /
また、小当たり図柄として特別図柄Z5が決定された場合の小当たり遊技では、1回のラウンド遊技において、第2大入賞口128が0.1秒×3回開放される。なお、この場合のラウンド中インターバル時間は、0.84秒に設定されている。この小当たり遊技においては、平均で3~4個の遊技球が第2大入賞口128に入球する。
Further, in the small hit game when the special symbol Z5 is determined as the small hit symbol, the second big winning
さらに、小当たり図柄として特別図柄Z6が決定された場合の小当たり遊技では、1回のラウンド遊技において、第2大入賞口128が0.1秒×12回開放される。なお、この場合のラウンド中インターバル時間は、0.84秒に設定されている。この小当たり遊技においては、第2遊技領域116bに向けて遊技球を発射し続けることにより、ほぼ確実に規定数(例えば8個)の遊技球を第2大入賞口128に入球させることができる。
Further, in the small hit game when the special symbol Z6 is determined as the small hit symbol, the second big winning
ここで、図6(d)に示すように、特別図柄Z4~Z6の選択比率は、49:49:2となっている。したがって、第2大入賞口128の最大開放時間が長く、最も多量の賞球を獲得可能な小当たり遊技が実行される確率は低い。つまり、特別図柄Z6は、遊技者にとって希少なものであり、大当たりに次いで賞球数が多い特典として位置付けられている。
Here, as shown in FIG. 6D, the selection ratio of the special symbols Z4 to Z6 is 49:49: 2. Therefore, the maximum opening time of the second big winning
また、遊技機100の設計段階では、遊技球の発射球数と、払い出された賞球数との比率である発射賞球比率を厳密に管理、調整する必要がある。そのため、本実施形態では、小当たり遊技において0.1秒の開放が2回なされる特別図柄Z4と、小当たり遊技において0.1秒の開放が3回なされる特別図柄Z5とを設け、これらの選択比率を変更するだけで、発射賞球比率を容易に調整、変更することができるようにしている。
Further, in the design stage of the
図11は、大役遊技の終了後の遊技状態を設定するための遊技状態設定テーブルを説明する図である。本実施形態においては、大役遊技が実行された場合、大当たり当選時の遊技状態、保留種別、特別図柄(大当たり図柄)の種別に応じて、遊技状態設定テーブルを参照し、大役遊技の終了後の遊技状態を設定する。 FIG. 11 is a diagram illustrating a game state setting table for setting a game state after the end of a major game. In the present embodiment, when the big role game is executed, the game state setting table is referred to according to the game state at the time of winning the big hit, the hold type, and the type of the special symbol (big hit symbol), and after the big role game is completed. Set the game state.
大当たり当選時の遊技状態が通常状態またはペナルティ状態である場合、実質変動対象である特1保留によって大当たりに当選すると、大当たり図柄の種別に応じて大役遊技後の遊技状態が設定される。具体的には、大当たり図柄として特別図柄Aが決定された場合には、通常前兆状態(特別遊技状態が低確率遊技状態、普通遊技状態が時短遊技状態)に設定される。このとき、時短遊技状態の継続回数(以下、「時短回数」という)は50回に設定される。これは、大役抽選の結果が50回確定するまで、時短遊技状態が継続することを意味している。ただし、上記した時短回数は1の時短遊技状態における最大継続回数を示すものであり、上記の継続回数に到達するまでの間に大当たりに当選した場合には、再度、遊技状態の設定が行われることとなる。したがって、大役遊技の終了後に時短遊技状態に設定された場合に、当該時短遊技状態において大当たりの抽選結果が導出されることなく、大当たり以外の抽選結果が50回導出(確定)されると、非時短遊技状態に遊技状態が変更されることとなる。 When the game state at the time of winning the big hit is a normal state or a penalty state, if the big hit is won by the special 1 hold which is a substantial fluctuation target, the game state after the big role game is set according to the type of the big hit symbol. Specifically, when the special symbol A is determined as the jackpot symbol, it is set to the normal precursor state (the special gaming state is the low-probability gaming state, and the normal gaming state is the time-saving gaming state). At this time, the number of times the time-saving game state is continued (hereinafter referred to as "time-saving number of times") is set to 50 times. This means that the time-saving game state will continue until the result of the big role lottery is confirmed 50 times. However, the above-mentioned number of time reductions indicates the maximum number of continuations in the time-saving gaming state of 1, and if a big hit is won before reaching the above-mentioned number of continuations, the game state is set again. It will be. Therefore, when the time-saving game state is set after the end of the big role game, if the lottery result other than the big hit is derived (confirmed) 50 times without deriving the lottery result of the big hit in the time-saving game state, it is not. The game state will be changed to the time-saving game state.
また、大当たり図柄として特別図柄Bが決定された場合には、最優位状態(特別遊技状態が高確率遊技状態、普通遊技状態が非時短遊技状態)に設定される。このとき、高確率遊技状態の継続回数(以下、「高確回数」という)は10000回に設定される。これは、大役抽選の結果が10000回確定するまで、高確率遊技状態が継続することを意味している。ただし、上記した高確回数は1の高確率遊技状態における最大継続回数を示すものであり、上記の継続回数に到達するまでの間に大当たりに当選した場合には、再度、遊技状態の設定が行われることとなる。したがって、大役遊技の終了後に高確率遊技状態に設定された場合に、当該高確率遊技状態において大当たりの抽選結果が導出されることなく、大当たり以外の抽選結果が10000回導出(確定)されると、低確率遊技状態に遊技状態が変更されることとなる。なお、本実施形態では、高確率遊技状態における大当たりの当選確率は約1/50となっている。したがって、ひとたび高確率遊技状態に設定されれば、次の大当たりの当選が実質上確約されることとなる。 When the special symbol B is determined as the jackpot symbol, it is set to the highest superior state (the special gaming state is the high-probability gaming state, and the normal gaming state is the non-time-saving gaming state). At this time, the number of continuations of the high-probability gaming state (hereinafter referred to as “high probability number”) is set to 10,000 times. This means that the high-probability gaming state will continue until the result of the big role lottery is confirmed 10,000 times. However, the above-mentioned high-probability number of times indicates the maximum number of continuations in the high-probability gaming state of 1, and if a big hit is won before reaching the above-mentioned number of continuations, the gaming state is set again. It will be done. Therefore, when the high-probability game state is set after the end of the big role game, the lottery result other than the big hit is derived (confirmed) 10,000 times without the big hit lottery result being derived in the high-probability game state. , The gaming state will be changed to the low probability gaming state. In this embodiment, the winning probability of the jackpot in the high probability gaming state is about 1/50. Therefore, once the high-probability gaming state is set, the next big hit is virtually guaranteed.
また、大当たり図柄として特別図柄C~Fが決定された場合には、高確前兆状態(特別遊技状態が高確率遊技状態、普通遊技状態が時短遊技状態)に設定される。このとき、高確回数は10000回に設定され、時短回数は、大当たり図柄の種別に応じて、10回、20回、40回、50回に設定される。 When the special symbols C to F are determined as the jackpot symbols, the high probability precursor state (the special gaming state is the high-probability gaming state, and the normal gaming state is the time-saving gaming state) is set. At this time, the high accuracy number is set to 10,000 times, and the time reduction number is set to 10, 20, 40, and 50 times according to the type of the jackpot symbol.
また、大当たり当選時の遊技状態が通常状態またはペナルティ状態である場合、実質変動対象ではない特2保留によって大当たりに当選すると、大役遊技後の遊技状態が次のように設定される。すなわち、大当たり図柄として特別図柄Gが決定された場合には、通常状態(特別遊技状態が低確率遊技状態、普通遊技状態が非時短遊技状態)に設定される。また、大当たり図柄として特別図柄H、Iが決定された場合には、ペナルティ状態(特別遊技状態が高確率遊技状態、普通遊技状態が中時短遊技状態)に設定される。このとき、高確回数および時短回数ともに10000回に設定される。 In addition, when the game state at the time of winning the big hit is the normal state or the penalty state, if the big hit is won by the special 2 hold which is not the target of the substantial fluctuation, the game state after the big role game is set as follows. That is, when the special symbol G is determined as the jackpot symbol, it is set to the normal state (the special gaming state is the low-probability gaming state, and the normal gaming state is the non-time-saving gaming state). When the special symbols H and I are determined as the jackpot symbols, the penalty state (the special gaming state is the high-probability gaming state, and the normal gaming state is the medium-time short-time gaming state) is set. At this time, both the high accuracy number and the time reduction number are set to 10,000 times.
また、大当たり当選時の遊技状態が最優位状態である場合、実質変動対象ではない特1保留によって大当たりに当選すると、大役遊技後の遊技状態が次のように設定される。すなわち、大当たり図柄として特別図柄Aが決定された場合には、通常時短状態(特別遊技状態が低確率遊技状態、普通遊技状態が時短遊技状態)に設定される。このとき、時短回数は50回に設定される。また、大当たり図柄として特別図柄B~Fが決定された場合には、最優位状態(特別遊技状態が高確率遊技状態、普通遊技状態が非時短遊技状態)に設定される。このとき、高確回数は10000回に設定される。 In addition, when the game state at the time of winning the big hit is the most dominant state, if the big hit is won by the special 1 hold which is not the target of the substantial fluctuation, the game state after the big role game is set as follows. That is, when the special symbol A is determined as the jackpot symbol, it is set to the normal time saving state (the special gaming state is the low probability gaming state, and the normal gaming state is the time saving gaming state). At this time, the number of time reductions is set to 50 times. When the special symbols B to F are determined as the jackpot symbols, they are set to the highest superior state (the special gaming state is the high-probability gaming state, and the normal gaming state is the non-time-saving gaming state). At this time, the high accuracy number is set to 10,000 times.
一方、大当たり当選時の遊技状態が最優位状態である場合、実質変動対象である特2保留によって大当たりに当選すると、大役遊技後の遊技状態が次のように設定される。すなわち、大当たり図柄として特別図柄Gが決定された場合には、通常時短状態(特別遊技状態が低確率遊技状態、普通遊技状態が時短遊技状態)に設定される。このとき、時短回数は50回に設定される。また、大当たり図柄として特別図柄H、Iが決定された場合には、最優位状態(特別遊技状態が高確率遊技状態、普通遊技状態が非時短遊技状態)に設定される。このとき、高確回数は10000回に設定される。 On the other hand, when the game state at the time of winning the big hit is the most dominant state, if the big hit is won by the special 2 hold which is the target of the substantial fluctuation, the game state after the big role game is set as follows. That is, when the special symbol G is determined as the jackpot symbol, it is set to the normal time saving state (the special gaming state is the low probability gaming state, and the normal gaming state is the time saving gaming state). At this time, the number of time reductions is set to 50 times. When the special symbols H and I are determined as the jackpot symbols, they are set to the highest superior state (the special gaming state is the high-probability gaming state, and the normal gaming state is the non-time-saving gaming state). At this time, the high accuracy number is set to 10,000 times.
また、大当たり当選時の遊技状態が通常時短状態、通常前兆状態、高確前兆状態である場合、つまり、普通遊技状態が時短遊技状態である場合に、実質変動対象である特1保留によって大当たりに当選すると、大役遊技後の遊技状態が次のように設定される。すなわち、大当たり図柄として特別図柄Aが決定された場合には、通常時短状態(特別遊技状態が低確率遊技状態、普通遊技状態が時短遊技状態)に設定される。このとき、時短回数は50回に設定される。また、大当たり図柄として特別図柄B~Fが決定された場合には、最優位状態(特別遊技状態が高確率遊技状態、普通遊技状態が非時短遊技状態)に設定される。このとき、高確回数は10000回に設定される。 In addition, when the game state at the time of winning the jackpot is the normal time saving state, the normal precursor state, and the high probability precursor state, that is, when the normal gaming state is the time saving gaming state, the special 1 hold, which is the actual fluctuation target, makes the jackpot a big hit. If you win, the game status after the big role game is set as follows. That is, when the special symbol A is determined as the jackpot symbol, it is set to the normal time saving state (the special gaming state is the low probability gaming state, and the normal gaming state is the time saving gaming state). At this time, the number of time reductions is set to 50 times. When the special symbols B to F are determined as the jackpot symbols, they are set to the highest superior state (the special gaming state is the high-probability gaming state, and the normal gaming state is the non-time-saving gaming state). At this time, the high accuracy number is set to 10,000 times.
一方、普通遊技状態が時短遊技状態である場合、実質変動対象ではない特2保留によって大当たりに当選すると、大役遊技後の遊技状態が次のように設定される。すなわち、大当たり図柄として特別図柄Gが決定された場合には、通常状態(特別遊技状態が低確率遊技状態、普通遊技状態が非時短遊技状態)に設定される。また、大当たり図柄として特別図柄H、Iが決定された場合には、ペナルティ状態(特別遊技状態が高確率遊技状態、普通遊技状態が中時短遊技状態)に設定される。このとき、高確回数および時短回数は、いずれも10000回に設定される。 On the other hand, when the normal game state is the time-saving game state and the jackpot is won by the special 2 hold which is not the target of the substantial fluctuation, the game state after the big role game is set as follows. That is, when the special symbol G is determined as the jackpot symbol, it is set to the normal state (the special gaming state is the low-probability gaming state, and the normal gaming state is the non-time-saving gaming state). When the special symbols H and I are determined as the jackpot symbols, the penalty state (the special gaming state is the high-probability gaming state, and the normal gaming state is the medium-time short-time gaming state) is set. At this time, the high accuracy number and the time reduction number are both set to 10,000 times.
図12は、当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。遊技領域116を流下する遊技球がゲート124を通過すると、第1始動口120の可動片120bを通電制御するか否かが対応付けられた普通図柄の判定処理(以下、「普図抽選」という)が行われる。
FIG. 12 is a diagram illustrating a hit determination random number determination table. When a game ball flowing down the
なお、詳しくは後述するが、遊技球がゲート124を通過すると、0~99の範囲内から1つの当たり決定乱数が取得されるとともに、この乱数値がメインRAM300cの普図保留記憶領域に4つを上限として記憶される。つまり、普図保留記憶領域は、当たり決定乱数をセーブする4つの記憶部を備えている。したがって、普図保留記憶領域の4つの記憶部全てに当たり決定乱数が記憶された状態で、遊技球がゲート124を通過した場合には、当該遊技球の通過に基づいて当たり決定乱数が記憶されることはない。以下では、ゲート124を遊技球が通過して普図保留記憶領域に記憶された当たり決定乱数を普図保留とよぶ。
As will be described in detail later, when the game ball passes through the
普通遊技状態が非時短遊技状態であるときに普図抽選を開始する場合には、図12(a)に示すように、非時短遊技状態用当たり決定乱数判定テーブルが参照される。この非時短遊技状態用当たり決定乱数判定テーブルによれば、当たり決定乱数が0であった場合に、普通図柄の種別として当たり図柄が決定され、当たり決定乱数が1~99であった場合に、普通図柄の種別としてハズレ図柄が決定される。したがって、非時短遊技状態において当たり図柄が決定される確率、すなわち、当選確率は1/100となる。詳しくは後述するが、この普図抽選において当たり図柄が決定されると、第1始動口120の可動片120bが開状態に制御され、ハズレ図柄が決定された場合には、第1始動口120の可動片122bが閉状態に維持される。
When the normal drawing lottery is started when the normal gaming state is the non-time saving gaming state, the winning determination random number determination table for the non-time saving gaming state is referred to as shown in FIG. 12 (a). According to this non-time saving game state hit determination random number determination table, when the hit determination random number is 0, the hit symbol is determined as the type of the normal symbol, and when the hit determination random number is 1 to 99, A lost symbol is determined as the type of normal symbol. Therefore, the probability that the winning symbol is determined in the non-time saving game state, that is, the winning probability is 1/100. As will be described in detail later, when the winning symbol is determined in this general drawing lottery, the
また、中時短遊技状態において普図抽選を開始する場合には、図12(b)に示すように、中時短遊技状態用当たり決定乱数判定テーブルが参照される。この中時短遊技状態用当たり決定乱数判定テーブルによれば、当たり決定乱数が0~49であった場合に、普通図柄の種別として当たり図柄が決定され、当たり決定乱数が50~99であった場合に、普通図柄の種別としてハズレ図柄が決定される。したがって、中時短遊技状態において当たり図柄が決定される確率、すなわち、当選確率は50/100となる。 Further, when starting the normal drawing lottery in the medium-time short-time game state, as shown in FIG. 12B, the winning determination random number determination table for the medium-time short-time game state is referred to. According to the hit determination random number determination table for the medium-time short game state, when the hit determination random number is 0 to 49, the hit symbol is determined as the type of the normal symbol, and the hit determination random number is 50 to 99. In addition, the lost symbol is determined as the type of the normal symbol. Therefore, the probability that the winning symbol is determined in the medium-time short-time game state, that is, the winning probability is 50/100.
また、時短遊技状態において普図抽選を開始する場合には、図12(c)に示すように、時短遊技状態用当たり決定乱数判定テーブルが参照される。この時短遊技状態用当たり決定乱数判定テーブルによれば、当たり決定乱数が0~98であった場合に、普通図柄の種別として当たり図柄が決定され、当たり決定乱数が99であった場合に、普通図柄の種別としてハズレ図柄が決定される。したがって、時短遊技状態において当たり図柄が決定される確率、すなわち、当選確率は99/100となる。 Further, when starting the normal drawing lottery in the time-saving game state, as shown in FIG. 12 (c), the hit determination random number determination table for the time-saving game state is referred to. According to the hit determination random number determination table for the time-saving gaming state, when the hit determination random number is 0 to 98, the hit symbol is determined as the type of the normal symbol, and when the hit determination random number is 99, it is normal. A lost symbol is determined as the type of symbol. Therefore, the probability that the winning symbol is determined in the time-saving game state, that is, the winning probability is 99/100.
図13(a)は、普通図柄変動時間データテーブルを説明する図であり、図13(b)は、開閉制御パターンテーブルを説明する図である。上記のように、普図抽選が行われると、普通図柄の変動時間が決定される。普通図柄変動時間データテーブルは、普図抽選によって当たり図柄もしくはハズレ図柄が決定されたときに、当該普通図柄の変動時間を決定する際に参照されるものである。この普通図柄変動時間データテーブルによれば、遊技状態が非時短遊技状態および中時短遊技状態に設定されている場合には変動時間が10秒に決定され、遊技状態が時短遊技状態に設定されている場合には変動時間が1秒に決定される。このようにして変動時間が決定されると、当該決定された時間にわたって普通図柄表示器168が変動表示(点滅表示)される。そして、当たり図柄が決定された場合には普通図柄表示器168が点灯し、ハズレ図柄が決定された場合には普通図柄表示器168が消灯する。
FIG. 13 (a) is a diagram for explaining a normal symbol fluctuation time data table, and FIG. 13 (b) is a diagram for explaining an open / close control pattern table. As described above, when the regular drawing lottery is performed, the fluctuation time of the normal symbol is determined. The normal symbol fluctuation time data table is referred to when the fluctuation time of the normal symbol is determined when the winning symbol or the lost symbol is determined by the ordinary symbol lottery. According to this normal symbol variation time data table, when the gaming state is set to the non-time saving gaming state and the medium-time saving gaming state, the variation time is determined to be 10 seconds, and the gaming state is set to the time-saving gaming state. If so, the fluctuation time is determined to be 1 second. When the fluctuation time is determined in this way, the
そして、普図抽選によって当たり図柄が決定されるとともに、普通図柄表示器168が点灯した場合には、第1始動口120の可動片122bが、図13(b)に示すように、開閉制御パターンテーブルを参照して通電制御される。なお、実際は、開閉制御パターンテーブルは、遊技状態ごとに設けられており、普通図柄が決定されたときの遊技状態に応じて、対応するテーブルが普通電動役物ソレノイド120cの通電開始時にセットされる。
Then, when the winning symbol is determined by the ordinary symbol lottery and the
当たり図柄が決定されると、図13(b)に示すように、開閉制御パターンテーブルを参照して第1始動口120が開閉制御される。この開閉制御パターンテーブルによれば、普電開放前時間(第1始動口120の開放が開始されるまでの待機時間)、普通電動役物最大開閉切替回数(第1始動口120の開放回数)、ソレノイド通電時間(第1始動口120の開放回数ごとの普通電動役物ソレノイド120cの通電時間、すなわち、1回の第1始動口120の開放時間)、規定数(第1始動口120の全開放中における第1始動口120への最大入賞可能数)、普電閉鎖有効時間(第1始動口120の各開放間の閉鎖時間、すなわち、休止時間)、普電有効状態時間(第1始動口120の最後の開放終了からの待機時間)、普電終了ウェイト時間(普電有効状態時間の経過後、後述する普通図柄の変動表示が再開されるまでの待機時間)が、第1始動口120の制御データとして、遊技状態ごとに、図示のように予め記憶されている。
When the winning symbol is determined, as shown in FIG. 13B, the opening / closing control of the
このように、普通図柄の当選確率、変動時間および開放時間を設定することにより、図13(b)の下部に示すように、発射賞球比率(遊技領域116に発射される遊技球に対して第1始動口120に遊技球が入球して遊技者に払い出される賞球数の比率)は、非時短遊技状態では発射数:賞球数=100:20、中時短遊技状態では発射数:賞球数=100:40、時短遊技状態では発射数:賞球数=100:99となる。
In this way, by setting the winning probability, the fluctuation time, and the opening time of the normal symbol, as shown in the lower part of FIG. 13B, the firing prize ball ratio (for the game ball launched in the game area 116) The ratio of the number of prize balls that the game ball enters into the
なお、第1始動口120の開閉条件は、普通図柄の当選確率、普通図柄の変動表示の時間、第1始動口120の開放時間の3つの要素を規定するものである。つまり、普通図柄の当選確率、普通図柄の変動表示の時間、第1始動口120の開放時間の3つの要素を組み合わせることにより、非時短遊技状態、中時短遊技状態、時短遊技状態それぞれにおける、第1始動口120への遊技球の入球頻度や、発射賞球比率を設定可能である。いずれにしても、ここに示した3つの要素の組み合わせは一例にすぎず、非時短遊技状態よりも時短遊技状態の方が、発射賞球比率が高くなるように、3つの要素を組み合わせればよい。
The opening / closing condition of the
図14は、本来の遊技性に則った遊技状態の遷移を説明する図である。上記の構成により、遊技機100は、次のような遊技性を実現する。まず、遊技機100の初期状態では、図14の(a)に示す通常状態に設定されている。通常状態では、実質変動対象が特1保留に設定されているため、遊技者は第1始動口120に遊技球を入球させるべく、第1遊技領域116aに向けて遊技球を発射させる。第1遊技領域116aは、遊技盤108の左側に位置することから、遊技者は、通常状態において、所謂「左打ち」を行うこととなる。
FIG. 14 is a diagram illustrating a transition of a gaming state according to the original game playability. With the above configuration, the
第1始動口120に遊技球が入球すると特1保留が第1特図保留記憶領域に記憶される。第1特図保留記憶領域に記憶された特1保留は、始動条件の成立により順次読み出され、読み出した特1保留に基づく大役抽選が行われる。このとき、大当たりの当選確率は約1/319に設定されている。通常状態では、この特1保留に基づく大役抽選において、大当たりに当選することを目的として遊技を行うこととなる。
When the game ball enters the
なお、通常状態では、特1保留による大役抽選において、約1/1.03の確率で小当たりに当選する。そのため、大役抽選の結果が確定するたびに、小当たり遊技が頻繁に行われる。ただし、特1保留によって小当たりに当選した場合には、小当たり図柄Z1~Z3が決定される。これら小当たり図柄Z1~Z3が第1特別図柄表示器160に停止表示された場合の小当たり遊技では、第2大入賞口128が0.1秒しか開放されない。また、オープニング時間やエンディング時間も極めて短い時間に設定されている。さらには、第2大入賞口128は、第2遊技領域116bに配されている。そのため、左打ちが行われている通常状態では、小当たり遊技の存在自体に遊技者が気付きにくく、大役抽選の結果が単なるハズレであったものと認識することとなる。なお、この通常状態では、普通遊技状態が非時短遊技状態であるため、可動片120bが開状態になる頻度が極めて低く、発射賞球比率は100:20となり、遊技中に遊技球が減少していくことになる。
In the normal state, in the large winning combination lottery with the special 1 hold, there is a probability of winning a small hit with a probability of about 1 / 1.03. Therefore, every time the result of the big role lottery is confirmed, the small hit game is frequently performed. However, if a small hit is won by holding the special 1, the small hit symbols Z1 to Z3 are determined. In the small hit game when these small hit symbols Z1 to Z3 are stopped and displayed on the first
そして、通常状態において、特1保留による大役抽選で大当たりに当選すると、大役遊技が実行される。この大役遊技では、第1大入賞口126が開放されるラウンド遊技が6回実行され、遊技者は6ラウンド分の賞球を獲得することができる。そして、特1保留によって大当たりに当選した場合には、大当たり図柄として特別図柄A~Fのいずれかが決定される。
Then, in the normal state, if a big hit is won in the big role lottery by holding the special 1, the big role game is executed. In this big role game, a round game in which the first big winning
通常状態において、第1特別図柄表示器160に停止表示された大当たり図柄が特別図柄Aであった場合、大役遊技後の遊技状態は、図14の(c)に示す通常前兆状態となる。特1保留で大当たりに当選した場合に、大当たり図柄として特別図柄Aが決定される確率は35%である。したがって、通常状態で大当たりに当選した場合、35%の確率で、遊技状態が通常前兆状態に移行する。通常前兆状態では、実質変動対象が特1保留に設定されているため、遊技者は第1始動口120に遊技球を入球させるべく、引き続き左打ちを行うこととなる。この通常前兆状態では、通常状態と同様、特1保留に基づく大役抽選において、大当たりに当選することを目的として遊技を行うこととなる。なお、通常前兆状態は、大当たりの当選確率が約1/319であるが、普通遊技状態が時短遊技状態であることから、可動片120bが頻繁に開状態となる。そのため、発射賞球比率は100:99となり、遊技者は、遊技球の費消を低減しながら、大当たりの当選を狙うことができる。
In the normal state, when the jackpot symbol stopped and displayed on the first
なお、適切に遊技が行われていることを前提にすると、この通常前兆状態に移行するのは、通常状態において特別図柄Aが決定された場合に限られる。通常前兆状態に移行すると、時短回数が50回に設定され、50回の大役抽選で大当たりに当選しなかった場合には、遊技状態が再び通常状態に移行することとなる(時短抜け)。 It should be noted that, on the premise that the game is properly performed, the transition to the normal precursor state is limited to the case where the special symbol A is determined in the normal state. When shifting to the normal precursor state, the number of time reductions is set to 50 times, and if the jackpot is not won in the 50 big role lottery, the game state shifts to the normal state again (time reduction omission).
また、通常状態において、第1特別図柄表示器160に停止表示された大当たり図柄が特別図柄C~Fであった場合、大役遊技後の遊技状態は、図14の(b)に示す高確前兆状態となる。特1保留で大当たりに当選した場合に、大当たり図柄として特別図柄C~Fが決定される確率は60%である。したがって、通常状態で大当たりに当選した場合、60%の確率で、遊技状態が高確前兆状態に移行する。高確前兆状態では、実質変動対象が特1保留に設定されているため、遊技者は第1始動口120に遊技球を入球させるべく、引き続き左打ちを行うこととなる。この高確前兆状態では、通常状態と同様、特1保留に基づく大役抽選において、大当たりに当選することを目的として遊技を行うこととなる。なお、高確前兆状態は、大当たりの当選確率が約1/50であり、普通遊技状態が時短遊技状態であることから、可動片120bが頻繁に開状態となる。そのため、発射賞球比率は100:99となり、遊技者は、遊技球の費消を低減しながら、大役抽選を行うことができる。
Further, in the normal state, when the jackpot symbols stopped and displayed on the first
また、通常状態において、第1特別図柄表示器160に停止表示された大当たり図柄が特別図柄Bであった場合、大役遊技後の遊技状態は、図14の(d)に示す最優位状態となる。特1保留で大当たりに当選した場合に、大当たり図柄として特別図柄Bが決定される確率は5%である。したがって、通常状態から最優位状態へと移行するのは、極めて稀なケースといえる。最優位状態では、実質変動対象が特2保留に設定されているため、遊技者は第2始動口122に遊技球を入球させるべく、第2遊技領域116bに向けて遊技球を発射させる。第2遊技領域116bは、遊技盤108の右側に位置することから、遊技者は、最優位状態において、所謂「右打ち」を行うこととなる。
Further, in the normal state, when the jackpot symbol stopped and displayed on the first
第2始動口122に遊技球が入球すると特2保留が第2特図保留記憶領域に記憶される。第2特図保留記憶領域に記憶された特2保留は、始動条件の成立により順次読み出され、読み出した特2保留に基づく大役抽選が行われる。このとき、大当たりの当選確率は約1/50に設定されており、また、小当たりの当選確率は約1/1.02に設定されている。最優位状態では、この特2保留に基づく大役抽選において、小当たりに当選することが遊技の最大の目的となる。
When the game ball enters the
具体的には、第2始動口122は、閉状態の第1始動口120よりも遊技球が入球しやすいように、周囲の釘や構造物の配置がなされている。第2始動口122に遊技球が入球すると、所定数の賞球が払い出されるが、第2遊技領域116bに遊技球を発射させた場合、発射球数に対する、第2始動口122への遊技球の入球によって払い出される賞球の比率は、100:60~80程度に設定されている。
Specifically, the
そして、最優位状態では、特2保留による大役抽選において、約1/1.02の確率で小当たりに当選するため、大役抽選の結果が確定するたびに、小当たり遊技が頻繁に行われる。ここで、特2保留によって小当たりに当選した場合には、小当たり図柄Z4~Z6が決定される。上記したように、小当たり図柄Z4が第2特別図柄表示器162に停止表示された場合の小当たり遊技では、平均2~3個の遊技球が第2大入賞口128に入球する。小当たり図柄Z5が第2特別図柄表示器162に停止表示された場合の小当たり遊技では、平均3~4個の遊技球が第2大入賞口128に入球する。さらに、小当たり図柄Z6が第2特別図柄表示器162に停止表示された場合の小当たり遊技では、ほぼ規定数の遊技球が第2大入賞口128に入球する。
Then, in the most superior state, in the large winning combination lottery due to the special 2 hold, the small winning is won with a probability of about 1 / 1.02, so that the small winning combination game is frequently performed every time the result of the large winning combination lottery is confirmed. Here, if a small hit is won by holding the special 2, the small hit symbols Z4 to Z6 are determined. As described above, in the small hit game when the small hit symbol Z4 is stopped and displayed on the second
第2大入賞口128に遊技球が入球すると、例えば、1個の遊技球の入球に対して15個の賞球が払い出される。これにより、最優位状態では、発射球数に対する全ての賞球数の比率である発射賞球比率が100:120となり、第2遊技領域116bに向けて遊技球を発射し続けるだけで、遊技球を増加させることができる。
When a game ball enters the second prize opening 128, for example, 15 prize balls are paid out for each game ball. As a result, in the most dominant state, the launch prize ball ratio, which is the ratio of all prize balls to the number of launch balls, becomes 100: 120, and the game balls are simply fired toward the
このように、小当たり図柄には、開閉条件として第1の開閉条件(0.1秒×2回または3回の第2大入賞口128の開放)が規定された特別図柄Z4、Z5(第1の小当たり図柄)と、第1の開閉条件よりも第2大入賞口128の最大開放時間が長い第2の開閉条件(0.1秒×12回の第2大入賞口128の開放)が規定された特別図柄Z6(第2の小当たり図柄)と、が含まれる。そして、最優位状態には、特別図柄Z4、Z5(第1の小当たり図柄)の停止表示により実行される小当たり遊技で払い出される賞球数、および、特別図柄Z6(第2の小当たり図柄)の停止表示により実行される小当たり遊技で払い出される賞球数を含む、遊技者に払い出される合計賞球数が、発射される遊技球数よりも多くなる遊技進行条件が規定されている。
In this way, the small hit symbols have special symbols Z4 and Z5 (No. 1) in which the first opening / closing condition (0.1 seconds x 2 times or 3 times opening of the second large winning opening 128) is defined as the opening / closing condition. 1 small hit symbol) and the second opening / closing condition (0.1 seconds x 12 times opening of the second big winning opening 128) where the maximum opening time of the second big winning
なお、この最優位状態では、普通遊技状態が非時短遊技状態となっており、可動片120bが開状態となることは殆どない。また、最優位状態では、特別遊技状態が高確率遊技状態となっており、最優位状態への移行時には、高確回数が必ず10000回に設定される。最優位状態における大当たりの当選確率が約1/50であることから、最優位状態では、実質上、次回の大当たりの当選が確約された状態と言える。
In this most dominant state, the normal gaming state is the non-time saving gaming state, and the
この最優位状態における実質変動対象の特2保留によれば、大当たりに当選した場合に、大当たり図柄として特別図柄G、H、Iが決定される。特2保留によって大当たりに当選した場合に、大当たり図柄として特別図柄Gが決定される確率は35%である。特別図柄Gが決定されると、大役遊技において5回のラウンド遊技が実行されるとともに、大役遊技後の遊技状態が、図14の(e)に示す通常時短状態となる。一方、特2保留によって大当たりに当選した場合に、大当たり図柄として特別図柄Hが決定される確率は50%である。特別図柄Hが決定されると、大役遊技において16回のラウンド遊技が実行されるとともに、大役遊技後の遊技状態が再度、最優位状態となる。また、特2保留によって大当たりに当選した場合に、大当たり図柄として特別図柄Iが決定される確率は15%である。特別図柄Iが決定されると、大役遊技において5回のラウンド遊技が実行されるとともに、大役遊技後の遊技状態が再度、最優位状態となる。 According to the special 2 hold of the real fluctuation target in this most dominant state, the special symbols G, H, and I are determined as the jackpot symbols when the jackpot is won. If the jackpot is won by holding the special 2, the probability that the special symbol G will be determined as the jackpot symbol is 35%. When the special symbol G is determined, five round games are executed in the big role game, and the game state after the big role game becomes the normal time saving state shown in FIG. 14 (e). On the other hand, when the jackpot is won by holding the special 2, the probability that the special symbol H is determined as the jackpot symbol is 50%. When the special symbol H is determined, 16 round games are executed in the big role game, and the game state after the big role game becomes the most superior state again. In addition, if the jackpot is won by holding the special 2, the probability that the special symbol I will be determined as the jackpot symbol is 15%. When the special symbol I is determined, five round games are executed in the big role game, and the game state after the big role game becomes the most superior state again.
つまり、最優位状態において大当たりに当選した場合、大役遊技後も最優位状態が継続する確率は65%、換言すれば、最優位状態が終了する確率は35%である。また、最優位状態において大当たりに当選した場合、1/2の確率で、16回のラウンド遊技分の賞球を獲得した上に、さらに最優位状態を継続させることができる。しかも、こうした大当たりに当選するまでの遊技中は、上記のように小当たり遊技によって遊技球が徐々に増加していく。したがって、最優位状態では、小当たり遊技によって徐々に遊技球を増加させながら、大役遊技によって短時間のうちに一気に遊技球を増加させることができる。 That is, if the jackpot is won in the most dominant state, the probability that the highest superior state will continue even after the big role game is 65%, in other words, the probability that the highest superior state will end is 35%. In addition, if a jackpot is won in the most dominant state, there is a 1/2 chance that the prize balls for 16 round games will be won and the most dominant state can be continued. Moreover, during the game until the big hit is won, the number of game balls gradually increases due to the small hit game as described above. Therefore, in the most dominant state, it is possible to increase the number of game balls at once in a short period of time by the large role game while gradually increasing the number of game balls by the small hit game.
このように、最優位状態は、他の遊技状態に比べて、有利度合いが極めて高い。したがって、遊技機100における遊技の最大の目的は、遊技状態を最優位状態に移行させることとなる。上記のとおり、遊技はまず、通常状態で開始されるが、この通常状態から一気に最優位状態に移行する確率は、大当たりの当選確率(約1/319)×特別図柄Bの選択比率(5%)≒1/6380と極めて低い。そのため、図14の一点鎖線で囲んだ前兆状態を経由して最優位状態へ移行するという移行ルートが、遊技機100における最優位状態への主な移行ルートとなる。
As described above, the most advantageous state has an extremely high degree of advantage as compared with other gaming states. Therefore, the greatest purpose of the game in the
すなわち、前兆状態(高確前兆状態および通常前兆状態)において、特1保留により大当たりに当選すると、大当たり図柄として、特別図柄Aが35%、特別図柄B~Fが65%の確率で決定される。特別図柄Aが決定された場合には、大役遊技後の遊技状態が、図14の(e)に示す通常時短状態となり、時短回数が50回に設定される。一方、特別図柄B~Fが決定された場合には、大役遊技後の遊技状態が、図14の(d)に示す最優位状態となる。このように、通常状態で大当たりに当選して前兆状態に移行した後、この前兆状態において再度大当たりに当選すれば、65%の確率で最優位状態に移行することになる。 That is, in the precursor state (high probability precursor state and normal precursor state), if the jackpot is won by holding the special 1, the special symbol A is determined with a probability of 35% and the special symbols B to F are determined with a probability of 65% as the jackpot symbol. .. When the special symbol A is determined, the gaming state after the big role game becomes the normal time saving state shown in FIG. 14 (e), and the number of time saving is set to 50 times. On the other hand, when the special symbols B to F are determined, the gaming state after the big role game becomes the most dominant state shown in FIG. 14 (d). In this way, if a jackpot is won in the normal state and the state shifts to the precursory state, and then the jackpot is won again in this precursory state, there is a 65% probability that the jackpot will shift to the most dominant state.
なお、図14の(b)に示す高確前兆状態に設定される場合には、高確回数が必ず10000回に設定され、また、時短回数が、大当たり図柄の種別に応じて10回、20回、40回、50回のいずれかに設定される。上記のように、時短回数は、時短遊技状態の最大継続回数であるため、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162に特別図柄が停止表示された回数(以下、「変動回数」という)が時短回数に達すると、時短遊技状態が終了となり、非時短遊技状態に移行する。その結果、高確前兆状態において、変動回数が時短回数に達したところで、特別遊技状態が高確率遊技状態のまま、普通遊技状態が非時短遊技状態となる。つまり、高確前兆状態において、大当たりに当選することなく、変動回数が時短回数に到達すること、すなわち、高確前兆状態の時短抜けにより、遊技状態が最優位状態となる。
When the high-accuracy precursor state shown in FIG. 14 (b) is set, the high-accuracy number of times is always set to 10,000 times, and the number of time reductions is 10 times or 20 times depending on the type of the jackpot symbol. It is set to any of 40 times, 40 times, and 50 times. As described above, since the time reduction number is the maximum number of continuations of the time reduction gaming state, the number of times the special symbol is stopped and displayed on the first
高確前兆状態において大当たりに当選した場合の最優位状態への移行確率は65%である。これに対して、変動回数が時短回数に達すれば、必ず、最優位状態へ移行する。したがって、通常前兆状態ではなく、高確前兆状態であることを遊技者が把握している場合には、大当たりの当選が遊技の目的となるのではなく、大当たりに当選せずに、時短抜けすることが遊技の目的となる。従来の一般的な遊技機では、時短回数が多くなるほど、遊技者の期待感が高まるが、本実施形態の遊技機100では、時短回数が少ないことを遊技者が期待することとなり、従来の遊技とは、遊技者心理が大きく異なるものとなる。
If a big hit is won in a high probability precursor state, the probability of transition to the highest advantage state is 65%. On the other hand, when the number of fluctuations reaches the number of time reductions, the state always shifts to the highest superior state. Therefore, if the player knows that the player is in a high-accuracy precursor state rather than a normal precursor state, the winning of the jackpot is not the purpose of the game, and the jackpot is not won and the time is shortened. That is the purpose of the game. In a conventional general gaming machine, the player's expectation increases as the number of time reductions increases, but in the
以上のように、遊技機100によれば、有利度合いを異にする複数の遊技状態に、最優位状態と、最優位状態よりも有利度合いが低い前兆状態(高確前兆状態)と、前兆状態(高確前兆状態)よりもさらに有利度合いが低い通常状態と、が含まれている。また、通常状態に設定されているときに大当たり図柄が決定された場合に、大役遊技の終了後に設定される遊技状態に前兆状態(高確前兆状態)が含まれる。そして、前兆状態(高確前兆状態)において、大役抽選から図柄の停止表示までの一連の遊技処理が所定回数(時短回数)実行された場合に、遊技状態を最優位状態に変更する。換言すれば、最も有利度合いが高い最優位状態以外の所定の遊技状態(高確前兆状態)に設定され、この所定の遊技状態(高確前兆状態)において所定回数の遊技処理が実行された場合に、遊技状態を最優位状態に変更する。これにより、大当たりに当選しないことが遊技の目的となり、これまでにない遊技性が付与され、遊技の興趣を向上することができる。
As described above, according to the
なお、本実施形態では説明を省略するが、左打ち時には第1遊技領域116aへの遊技球の発射操作を報知し、右打ち時には第2遊技領域116bへの遊技球の発射操作を報知する等、遊技状態に応じて適切な発射操作を促すための演出を実行するとよい。この場合、高確前兆状態から最優位状態に移行した際に、左打ちから右打ちへと発射操作を変更する必要がある。そのため、発射操作の変更を遊技者に報知する演出が必須となるが、最優位状態への移行時に第2特別図柄表示器162において図柄の変動表示が行われていることもある。この場合、遊技者が即座に右打ちを開始しても、小当たり遊技が実行されないため、右打ちを促す演出を遅延させるとよい。
Although the description is omitted in the present embodiment, the operation of launching the game ball to the
図15は、適切に遊技が行われなかった場合の遊技状態の遷移を説明する図である。上記のように、遊技機100では、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示と、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示とが、同時並行して行われる。このとき、実質変動対象以外の保留によって大役抽選が行われた結果、遊技者に不利益が生じる可能性がある場合については、変動時間を10分とった長時間に設定している。しかしながら、実質変動対象以外の保留によって大役抽選が行われた後、例えば、遊技を中断してしまう等した結果、実質変動対象以外の保留による大当たりが確定してしまうこともある。この場合には、次のように遊技状態が遷移する。
FIG. 15 is a diagram illustrating a transition of the gaming state when the gaming is not properly performed. As described above, in the
すなわち、図15の(d)に示す最優位状態以外の遊技状態では、いずれも実質変動対象が特1保留に設定されている。そして、図15の(a)、(b)、(c)、(e)、(f)に示すように、最優位状態以外の遊技状態において、特2保留で大当たりに当選し、大当たり図柄として特別図柄Gが第2特別図柄表示器162に停止表示されると、大役遊技後の遊技状態が、必ず通常状態に設定される。また、大当たり図柄として特別図柄H、Iが第2特別図柄表示器162に停止表示されると、大役遊技後の遊技状態が、必ずペナルティ状態に設定される。
That is, in any of the gaming states other than the most dominant state shown in FIG. 15 (d), the substantial fluctuation target is set to the special 1 hold. Then, as shown in FIGS. 15 (a), (b), (c), (e), and (f), in a gaming state other than the most dominant state, a jackpot is won with a special 2 hold, and the jackpot symbol is used. When the special symbol G is stopped and displayed on the second
一方、図15の(d)に示す最優位状態では、実質変動対象が特2保留に設定されている。そして、図15の(d)に示すように、最優位状態において、特1保留で大当たりに当選し、大当たり図柄として特別図柄Aが第1特別図柄表示器160に停止表示されると、大役遊技後の遊技状態が通常時短状態に設定される。また、大当たり図柄として特別図柄B~Fが第1特別図柄表示器160に停止表示されると、大役遊技後の遊技状態が、再度、最優位状態に設定される。
On the other hand, in the most dominant state shown in FIG. 15 (d), the real fluctuation target is set to the special 2 hold. Then, as shown in FIG. 15 (d), when the jackpot is won by holding the special 1 and the special symbol A is stopped and displayed on the first
このように、本来、左打ちをすべきときに右打ちをして大当たりが確定した場合には、ペナルティ状態に移行させる。また、実質変動対象が特1保留であるときに、特2保留による大役抽選が行われた場合には、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示の時間を10分とすることで、実質変動対象以外の保留による大役抽選の実行頻度が低くなるようにしている。このような対策により、本来、左打ちをすべきときに、意図的に右打ちが行われる可能性を低減することができる。
In this way, when the jackpot is confirmed by hitting right when it should be hitting left, the state is shifted to the penalty state. In addition, when the large role lottery is performed by the special 2 hold when the actual change target is the special 1 hold, the time of the change display of the symbol on the second
ところが、上記のように、ペナルティ状態を設けたり、実質変動対象以外の保留について、変動時間を長時間にしたりすると、遊技者が適切に遊技を行っているにも拘わらず、遊技者に不利益を与えてしまうこともある。 However, as described above, if a penalty state is set or if the fluctuation time is set to a long time for a hold other than the actual fluctuation target, the player is disadvantaged even though the player is playing the game properly. May be given.
具体的には、図14の(d)に示す最優位状態において、適切に遊技を行っているときに、実質変動対象である特2保留で大当たりに当選し、大当たり図柄として特別図柄Gが決定されたとする。この場合、大役遊技後の遊技状態は、図14の(e)に示す通常時短状態となる。通常時短状態では、実質変動対象が特1保留であるため、大役遊技後、遊技者は左打ちをしなければならない。ここで、通常時短状態における遊技の再開とともに、遊技者が適切に左打ちを開始したとしても、最優位状態における右打ち中や大役遊技中に記憶された特2保留が残っている可能性が高い。 Specifically, in the most dominant state shown in FIG. 14 (d), when the game is being played appropriately, the jackpot is won with the special 2 hold, which is the target of substantial fluctuation, and the special symbol G is determined as the jackpot symbol. Suppose it was done. In this case, the game state after the big role game is the normal time saving state shown in FIG. 14 (e). In the normal time saving state, since the target of the actual fluctuation is the special 1 hold, the player must hit left after the big role game. Here, even if the player properly starts left-handed with the resumption of the game in the normal time-saving state, there is a possibility that the special 2 hold memorized during the right-handed or the big role game in the most dominant state remains. expensive.
その結果、通常時短状態における遊技の再開直後は、実質変動対象ではない特2保留による大役抽選が行われてしまう。このとき、特2保留によって大当たりに当選し、しかも、大当たり図柄として特別図柄H、Iが決定された場合には、図15の(e)に示すように、遊技状態がペナルティ状態に移行してしまう。ペナルティ状態は、適切に遊技を行わなかった場合の罰則として与えられるものであるため、上記のように、適切に遊技を行っているにも拘わらず、ペナルティ状態に移行するのは望ましくない。 As a result, immediately after resuming the game in the normal time saving state, a large role lottery is performed by holding the special 2 which is not a target of substantial fluctuation. At this time, if the jackpot is won by holding the special 2 and the special symbols H and I are determined as the jackpot symbols, the gaming state shifts to the penalty state as shown in FIG. 15 (e). It ends up. Since the penalty state is given as a penalty for not playing the game properly, it is not desirable to shift to the penalty state even though the game is played properly as described above.
そこで、遊技機100においては、特1保留による大役抽選で小当たりに当選するようにする。そして、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示中(第2図柄表示処理中)に、小当たり図柄が第1特別図柄表示器160に停止表示されると、第2特別図柄表示器162にハズレ図柄を強制的に停止表示させる。これにより、通常時短状態において、残っている特2保留で大当たりに当選してしまったとしても、その大当たりが、特1保留による小当たりの確定で消されることとなり、ペナルティ状態への移行を防止することができる。
Therefore, in the
また、適切に遊技を行った結果、遊技状態が最優位状態に移行したとする。最優位状態の移行前の遊技状態は、通常状態、高確前兆状態、通常時短状態であるが、これらのいずれの遊技状態においても、実質変動対象が特1保留である。そのため、実質変動対象が特2保留である最優位状態に移行した直後に、実質変動対象ではない特1保留が残っている可能性が高い。そして、このとき、残った特1保留によって大当たりに当選し、大当たり図柄として特別図柄Aが決定されてしまうと、適切に遊技を行っているにも拘わらず、遊技者は最優位状態で殆ど遊技を行えないまま、通常時短状態に移行してしまうことになる。 Further, it is assumed that the gaming state has shifted to the most dominant state as a result of playing the game appropriately. The gaming states before the transition to the most dominant state are the normal state, the high probability precursor state, and the normal time saving state, but in any of these gaming states, the substantial fluctuation target is a special 1 hold. Therefore, there is a high possibility that the special 1 hold, which is not the real change target, remains immediately after the transition to the most dominant state in which the real change target is the special 2 hold. At this time, if the jackpot is won by the remaining special 1 hold and the special symbol A is determined as the jackpot symbol, the player is almost in the most dominant state, even though he is playing the game properly. It will shift to the normal time saving state without being able to do.
このように、適切に遊技を行っている遊技者に対して多大な不利益が生じる可能性があることから、本実施形態では、大当たり図柄が決定された第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示中(第1図柄表示処理中)に、小当たり図柄を第2特別図柄表示器162に停止表示させる場合に、第1特別図柄表示器160にハズレ図柄を強制的に停止表示させる。これにより、遊技の最大の目的となる最優位状態に移行したにも拘らず、殆ど最優位状態で遊技を行えないまま、他の遊技状態に移行してしまうといった不利益を解消することができる。
As described above, since there is a possibility that a great disadvantage may occur to the player who is playing the game appropriately, in the present embodiment, the symbol in the first
なお、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示中(第1図柄表示処理中)に、小当たり図柄を第2特別図柄表示器162に停止表示させる場合、特1保留に基づいて決定された特別図柄の種別に拘わらず、第1特別図柄表示器160にハズレ図柄を強制的に停止表示させることも考えられる。つまり、保留種別、すなわち、第1特別図柄表示器160および第2特別図柄表示器162の種別に拘わらず、一方に小当たり図柄が停止表示された場合には、他方に停止表示される特別図柄の種別に拘わらず、ハズレ図柄を停止表示させることも考えられる。
When the small hit symbol is stopped and displayed on the second
しかしながら、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示中(第1図柄表示処理中)に、小当たり図柄が第2特別図柄表示器162に停止表示されたときに、第1特別図柄表示器160にハズレ図柄を一様に強制的に停止表示させると、遊技者に不信感を与える可能性がある。
However, when the small hit symbol is stopped and displayed on the second
例えば、適切に左打ちを行っている場合に、釘や構造物に衝突した勢いで、遊技球が意図せずに第2遊技領域116bに進入し、第2始動口122に入球することがある。また、例えば、左打ちをすべき状態で意図的に特2保留を記憶させた状態で遊技を終了した後に、新たな遊技者が遊技を開始してしまうこともある。このような場合には、適切に左打ちを行っているにも拘わらず、特2保留によって小当たりに当選してしまうことがある。
For example, when the player is hitting to the left properly, the game ball may unintentionally enter the
そして、通常状態等、左打ちを行う状況では、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示中に、特1保留に基づく大役抽選の結果を報知する変動演出が実行される。こうした変動演出中に、第2特別図柄表示器162に小当たり図柄が停止表示され、第1特別図柄表示器160にハズレ図柄が強制的に停止表示されると、変動演出を打ち切らざるを得ない。仮に、遊技者にとって大当たりの期待度の高い変動演出が実行されている状態で、突如として変動演出が打ち切られ、ハズレが確定することとなれば、遊技者に多大な不信感を与えてしまうことになる。
Then, in a left-handed situation such as a normal state, a variable effect of notifying the result of the big winning combination lottery based on the special 1 hold is executed during the variable display of the symbol on the first
そこで、本実施形態では、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示中(第1図柄表示処理中)に、小当たり図柄が第2特別図柄表示器162に停止表示されると、第1図柄表示処理すなわち第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示を中断するとともに、小当たり遊技が終了すると(所定の期間が経過すると)、第1図柄表示処理(第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示)を再開する。このように、ハズレ図柄(小当たり図柄)が決定された第1図柄表示処理中に、小当たり図柄を第2特別図柄表示器162に停止表示させる場合に、第1図柄表示処理を中断するとともに、所定の期間が経過すると、第1図柄表示処理を再開することで、変動演出が突然打ち切られる等、遊技者に不信感を与えてしまう事態を回避することができる。
Therefore, in the present embodiment, when the small hit symbol is stopped and displayed on the second
なお、第2図柄表示処理中に、第1特別図柄表示器160に大当たり図柄が停止表示されると、第2特別図柄表示器162にハズレ図柄が停止表示される。同様に、第1図柄表示処理中に、第2特別図柄表示器162に大当たり図柄が停止表示されると、第1特別図柄表示器160にハズレ図柄が停止表示される。
If the jackpot symbol is stopped and displayed on the first
また、実質変動対象以外の保留について、変動時間を10分に設定する場合の弊害として、次の点が挙げられる。すなわち、遊技機100においては、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示と、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示とが、同時並行して行われる。そのため、各図柄の変動表示の時間、つまり、変動時間は、大役抽選の実行時の遊技状態に基づいて決定され、また、当該遊技状態における変動回数が時短回数に達した場合には、図柄の変動表示の開始時に遊技状態が変更される。
In addition, the following points can be mentioned as adverse effects when the fluctuation time is set to 10 minutes for a hold other than the actual fluctuation target. That is, in the
例えば、高確前兆状態の移行時に、時短回数が10回に設定されるとともに、時短抜けによって、高確前兆状態から最優位状態に遊技状態が移行したとする。このとき、高確前兆状態における10回目の大役抽選が、実質変動対象ではない特2保留によって行われたとする。この場合、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示の開始をもって、高確前兆状態における変動回数が10回に達するため、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示の開始時に、普通遊技状態が非時短遊技状態となり、遊技状態が最優位状態に移行することになる。
For example, it is assumed that the number of time reductions is set to 10 at the time of transition to the high probability precursor state, and the gaming state shifts from the high probability precursor state to the most dominant state due to the time reduction omission. At this time, it is assumed that the 10th major role lottery in the high probability precursor state was performed by the special 2 hold which is not the target of the actual fluctuation. In this case, since the number of fluctuations in the high-accuracy precursor state reaches 10 times when the fluctuation display of the symbol on the second
ところが、10回目の大役抽選の開始時の遊技状態は高確前兆状態であるため、特2保留は実質変動対象ではない。そこで、仮に、変動時間を10分に設定してしまうと、最優位状態に移行しているにも拘わらず、この変動時間が経過するまで、次の特2保留による大役抽選が実行されなくなってしまう。つまり、最優位状態において、適切に第2遊技領域116bに遊技球を発射させても、特2保留による大役抽選が10分近く実行されず、遊技者に不利益を生じさせることになる。これは、最優位状態への移行が、時短抜けによってなされるとともに、時短抜けによる遊技状態の変更時には、図柄が停止表示されないためである。
However, since the game state at the start of the 10th big role lottery is a high-probability precursor state, the special 2 hold is not subject to substantial fluctuation. Therefore, if the fluctuation time is set to 10 minutes, the next special 2 hold lottery will not be executed until this fluctuation time elapses, even though the player has moved to the most dominant state. It ends up. That is, even if the game ball is appropriately launched into the
そこで、上記の不都合を解消するべく、遊技機100においては、普通遊技状態が時短遊技状態に設定されている場合に、特2保留によって大役抽選が実行されると、当該時短遊技状態に設定された後の、第2特別図柄表示器162における図柄の変動回数(第2変動回数)に基づいて変動時間を決定する。具体的には、図8(b)に示すように、通常時短状態、通常前兆状態、高確前兆状態では、第2変動回数が4回以下である場合に、変動パターン乱数判定テーブルとして特殊テーブルが選択される。この特殊テーブルによれば、図柄の種別に拘わらず、変動時間が1分に決定される。一方、第2変動回数が5回以上である場合には、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルKが選択される。このテーブルKによれば、図柄の種別に拘わらず、変動時間が10分に決定される。
Therefore, in order to eliminate the above-mentioned inconvenience, in the
このように、第2変動回数が、特2保留の上限数である4回以下である場合と、第2変動回数が、特2保留の上限数よりも多い場合とで、変動時間を異ならせている。これにより、時短抜けによって最優位状態に移行したにも拘わらず、特2保留による大役抽選が長時間に亘って実行されないといった不都合を解消することができる。なお、普通遊技状態が時短遊技状態に設定されているときに、実質変動対象ではない特2保留による大役抽選が、上限数を超えて実行される場合というのは、遊技者が意図的に第2遊技領域116bに向けて遊技球を発射させているものと推定される。そのため、このような場合には、遊技者にペナルティを科すべく、変動時間が10分に設定されることとなる。
In this way, the fluctuation time is different depending on whether the number of second fluctuations is 4 or less, which is the upper limit of the special 2 hold, or the number of second fluctuations is larger than the upper limit of the special 2 hold. ing. As a result, it is possible to eliminate the inconvenience that the big role lottery due to the special 2 hold is not executed for a long time even though the player has moved to the most superior state due to the short time. In addition, when the normal game state is set to the time-saving game state, the case where the large role lottery due to the special 2 hold, which is not the target of the actual fluctuation, is executed in excess of the upper limit is intentionally the first case. 2 It is presumed that the game ball is launched toward the
ここで、最優位状態では、遊技者が単に発射操作を行っているだけで遊技球が徐々に増加し、大当たりに当選して所定の大当たり図柄が決定されたことで終了となる。つまり、最優位状態は、大当たりに当選しない限り継続することから、長期に亘って大当たりに当選しない方が、遊技球数の確実な増加を期待できる。しかしながら、こうした最優位状態が長期間継続すると、遊技者が倦怠感を覚えてしまい、遊技者の緊張感が低下して遊技の興趣が低下するおそれがある。 Here, in the most dominant state, the number of game balls gradually increases simply by the player performing a firing operation, and the game ends when a predetermined jackpot symbol is determined by winning the jackpot. In other words, since the most dominant state continues unless the jackpot is won, it can be expected that the number of game balls will surely increase if the jackpot is not won for a long period of time. However, if such a superior state continues for a long period of time, the player may feel tired, the tension of the player may decrease, and the interest of the game may decrease.
一方、大当たりに当選した場合には、大役遊技が実行され、短時間のうちに多量の賞球が遊技者に払い出される。そのため、最優位状態が継続している状態で、短時間のうちに立て続けに大当たりに当選すると、単位時間当たりの遊技球の増加数が極端に多くなり、射幸性が高くなり過ぎてしまう。そこで、本実施形態では、上記の2つの課題を解決するべく、最優位状態を第1変動期間および第2変動期間の2つの変動期間に区分けし、変動期間によって遊技球の増加率を異ならせている。 On the other hand, if the jackpot is won, a big role game is executed, and a large amount of prize balls are paid out to the player in a short time. Therefore, if the jackpot is won in quick succession in a short period of time while the most dominant state continues, the number of game balls increased per unit time becomes extremely large, and the gambling becomes too high. Therefore, in the present embodiment, in order to solve the above two problems, the most dominant state is divided into two fluctuation periods, a first fluctuation period and a second fluctuation period, and the rate of increase of the game ball is made different depending on the fluctuation period. ing.
図16は、最優位状態における第1変動期間および第2変動期間を説明する図である。図16(a)に示すように、最優位状態は、大役遊技の終了後に設定されるが、最優位状態に設定されてから、変動回数が30回以下の期間が第1変動期間となり、変動回数が31回以上の期間が第2変動期間となる。上記したように、最優位状態において、変動対象である特2保留に基づいてハズレ図柄が決定された場合、変動回数が30回以下であれば、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルEが選択され、変動回数が31回以上であれば、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルFが選択される。つまり、最優位状態における第1変動期間中はテーブルEが選択され、第2変動期間中はテーブルFが選択されることとなる。 FIG. 16 is a diagram illustrating a first fluctuation period and a second fluctuation period in the most dominant state. As shown in FIG. 16A, the most dominant state is set after the end of the big role game, but after the most dominant state is set, the period in which the number of fluctuations is 30 or less is the first fluctuation period and varies. The period in which the number of times is 31 or more is the second variable period. As described above, in the most dominant state, when the lost symbol is determined based on the special 2 hold which is the fluctuation target, if the number of fluctuations is 30 or less, the table E is selected as the fluctuation pattern random number determination table. If the number of fluctuations is 31 or more, the table F is selected as the fluctuation pattern random number determination table. That is, the table E is selected during the first fluctuation period in the most dominant state, and the table F is selected during the second fluctuation period.
テーブルEによれば、図16(b)に示すように、変動パターン乱数が0~119の場合にA0Hの変動パターン番号が決定され、変動パターン乱数が120~238の場合にA1Hの変動パターン番号が決定される。A0Hの変動パターン番号には、変動時間として1秒が規定されており、A1Hの変動パターン番号には、変動時間として2秒が規定されている。つまり、テーブルEによれば、1秒の変動時間と2秒の変動時間とが、それぞれ約50%の確率で選択されることになる。 According to Table E, as shown in FIG. 16B, the fluctuation pattern number of A0H is determined when the fluctuation pattern random number is 0 to 119, and the fluctuation pattern number of A1H is determined when the fluctuation pattern random number is 120 to 238. Is determined. The fluctuation pattern number of A0H defines 1 second as the fluctuation time, and the fluctuation pattern number of A1H defines 2 seconds as the fluctuation time. That is, according to Table E, the fluctuation time of 1 second and the fluctuation time of 2 seconds are selected with a probability of about 50%, respectively.
一方、テーブルFによれば、図16(c)に示すように、変動パターン乱数が0~237の場合にA0Hの変動パターン番号が決定され、変動パターン乱数が238の場合にA1Hの変動パターン番号が決定される。つまり、テーブルFによれば、変動時間がほぼ1秒に決定されることになる。なお、小当たり図柄が決定された場合には、第1変動期間中も第2変動期間中も同じ変動パターン乱数判定テーブルが選択される。したがって、第1変動期間中と第2変動期間中とでは、ハズレ図柄が決定された場合の変動時間の選択比率のみが異なり、小当たり図柄が決定された場合の変動時間の選択比率は同じとなる。 On the other hand, according to Table F, as shown in FIG. 16C, the fluctuation pattern number of A0H is determined when the fluctuation pattern random number is 0 to 237, and the fluctuation pattern number of A1H is determined when the fluctuation pattern random number is 238. Is determined. That is, according to Table F, the fluctuation time is determined to be approximately 1 second. When the small hit symbol is determined, the same fluctuation pattern random number determination table is selected during the first fluctuation period and the second fluctuation period. Therefore, during the first fluctuation period and the second fluctuation period, only the selection ratio of the fluctuation time when the lost symbol is determined is different, and the selection ratio of the fluctuation time when the small hit symbol is determined is the same. Become.
最優位状態では、ハズレ時の変動時間が1秒または2秒となるが、テーブルFが用いられる第2変動期間中は、変動時間がほぼ1秒となるのに対して、テーブルEが用いられる第1変動期間中は、変動時間がそれぞれ約50%の確率で1秒または2秒となる。したがって、図16(d)に示すように、第1変動期間中は、第2変動期間中に比べて、全ての変動時間の平均である平均変動時間が相対的に長くなる。 In the most dominant state, the fluctuation time at the time of loss is 1 second or 2 seconds, but during the second fluctuation period in which the table F is used, the fluctuation time is approximately 1 second, whereas the table E is used. During the first fluctuation period, the fluctuation time is 1 second or 2 seconds with a probability of about 50%, respectively. Therefore, as shown in FIG. 16D, the average fluctuation time, which is the average of all fluctuation times, is relatively longer during the first fluctuation period than during the second fluctuation period.
最優位状態では、頻繁に小当たりに当選し、小当たり遊技による賞球の払い出しで遊技球数が徐々に増加していくが、平均変動時間が長くなると、その分だけ、単位時間当たりの小当たり遊技の回数が少なくなる。また、ハズレ時の図柄の変動表示中も遊技球が発射されていれば、その分、遊技球が減少することになる。したがって、第1変動期間中は、第2変動期間中よりも平均変動時間が長く、単位時間当たりの小当たり遊技の回数が少なくなるため、遊技球の純増率が低くなる。 In the most dominant state, small hits are frequently won, and the number of game balls gradually increases due to the payout of prize balls by small hit games, but as the average fluctuation time becomes longer, the amount per unit time is smaller. The number of winning games is reduced. In addition, if the game ball is fired even during the change display of the symbol at the time of loss, the game ball will be reduced by that amount. Therefore, during the first fluctuation period, the average fluctuation time is longer than during the second fluctuation period, and the number of small hit games per unit time is reduced, so that the net increase rate of the game ball is low.
本実施形態では、大役遊技後、まず、第1変動期間となり、その後に第2変動期間となることから、大役遊技の一定期間は純増率が抑制され、その後、純増率が高くなる。これにより、最優位状態が継続している状態で、短時間のうちに頻繁に大当たりに当選したとしても、大役遊技間の遊技球の増加数が抑制される。したがって、単位時間当たりの遊技球の増加数が極端に多くなり、射幸性が高くなり過ぎてしまうといった事態が生じるのを回避することができる。また、最優位状態において、30回の大役抽選で大当たりに当選しなければ純増率が高くなるといった新たな遊技性により、遊技者の緊張感が高まるとともに、遊技の単調さが解消され、遊技者の遊技意欲が向上し、遊技の興趣を向上することができる。 In the present embodiment, after the big role game, the first variable period is first, and then the second variable period, so that the net increase rate is suppressed for a certain period of the big role game, and then the net increase rate is high. As a result, even if the jackpot is frequently won in a short period of time while the most dominant state continues, the increase in the number of game balls between the major games is suppressed. Therefore, it is possible to avoid a situation in which the number of game balls increased per unit time becomes extremely large and the gambling becomes too high. In addition, in the most dominant state, the player's tension will increase and the monotony of the game will be eliminated due to the new playability that the net increase rate will be higher if the big hit is not won in 30 big role lottery. The motivation for playing games can be improved, and the interest of games can be improved.
以下に、上記の遊技性を実現するための、主制御基板300の主な処理について、フローチャートを用いて説明する。
Hereinafter, the main processing of the
(主制御基板300のCPU初期化処理)
図17は、主制御基板300におけるCPU初期化処理(S100)を説明するフローチャートである。
(CPU initialization process of main control board 300)
FIG. 17 is a flowchart illustrating the CPU initialization process (S100) in the
電源基板より電源が供給されると、メインCPU300aにシステムリセットが発生し、メインCPU300aは、以下のCPU初期化処理(S100)を行う。
When power is supplied from the power supply board, a system reset occurs in the
(ステップS100-1)
メインCPU300aは、電源投入に応じて、初期設定処理として、メインROM300bから起動プログラムを読み込むとともに、各種処理を実行するために必要な設定処理を行う。
(Step S100-1)
When the power is turned on, the
(ステップS100-3)
メインCPU300aは、タイマカウンタにウェイト処理時間を設定する。
(Step S100-3)
The
(ステップS100-5)
メインCPU300aは、電源断予告信号を検出しているかを判定する。なお、主制御基板300には、電源断検知回路が設けられており、電源電圧が所定値以下になると、電源検知回路から電源断予告信号が出力される。電源断予告信号を検出している場合には、上記ステップS100-3に処理を移し、電源断予告信号を検出していない場合には、ステップS100-7に処理を移す。
(Step S100-5)
The
(ステップS100-7)
メインCPU300aは、上記ステップS100-3で設定したウェイト時間が経過したか否かを判定する。その結果、ウェイト時間が経過したと判定した場合にはステップS100-9に処理を移し、ウェイト時間は経過していないと判定した場合には上記ステップS100-5に処理を移す。
(Step S100-7)
The
(ステップS100-9)
メインCPU300aは、メインRAM300cへのアクセスを許可するために必要な処理を実行する。
(Step S100-9)
The
(ステップS100-11)
メインCPU300aは、RAMクリア信号がオンしているか否かを判定する。なお、遊技盤108の背面には不図示のRAMクリアボタンが設けられており、このRAMクリアボタンが押圧操作されると、RAMクリア検出スイッチがRAMクリアボタンの押圧操作を検出して、主制御基板300にRAMクリア信号が出力される。ここでは、RAMクリアボタンが押圧操作された状態で電源が投入された場合に、RAMクリア信号がオンしていると判定される。そして、RAMクリア信号がオンしていると判定した場合にはステップS100-13に処理を移し、RAMクリア信号はオンしていないと判定した場合にはステップS100-19に処理を移す。
(Step S100-11)
The
(ステップS100-13)
メインCPU300aは、メインRAM300cのうち、電源投入時(メインRAM300cをクリアするリセット時)にクリアすべきクリア対象のデータをクリアする初期化処理を行う。
(Step S100-13)
The
(ステップS100-15)
メインCPU300aは、メインRAM300cがクリアされたことを副制御基板330に伝達するためのサブコマンド(RAMクリア指定コマンド)の送信処理を行う。
(Step S100-15)
The
(ステップS100-17)
メインCPU300aは、メインRAM300cがクリアされたことを払出制御基板310に伝達するための払出コマンド(RAMクリア指定コマンド)の送信処理を行う。
(Step S100-17)
The
(ステップS100-19)
メインCPU300aは、チェックサムを算出するために必要な処理を実行する。
(Step S100-19)
The
(ステップS100-21)
メインCPU300aは、上記ステップS100-19で算出したチェックサムが、電源断時に保存されたチェックサムと不一致であるかを判定する。その結果、両者が不一致であると判定した場合にはステップS100-13に処理を移し、両者が不一致ではない(一致する)と判定した場合にはステップS100-23に処理を移す。
(Step S100-21)
The
(ステップS100-23)
メインCPU300aは、メインRAM300cのうち、電源復帰時(メインRAM300cをクリアせずに、電源断前のデータを維持するとき)にクリアすべきクリア対象のデータをクリアする初期化処理を行う。
(Step S100-23)
The
(ステップS100-25)
メインCPU300aは、電源断から復帰したことを副制御基板330に伝達するためのサブコマンド(電源復帰指定コマンド)の送信処理を行う。
(Step S100-25)
The
(ステップS100-27)
メインCPU300aは、電源断から復帰したことを払出制御基板310に伝達するための払出コマンド(電源復帰指定コマンド)の送信処理を行う。
(Step S100-27)
The
(ステップS100-29)
メインCPU300aは、特別図柄の種別を示す電源投入時特図図柄種別指定コマンド、特1保留数(X1)を示す特1保留指定コマンド、特2保留数(X2)を示す特2保留指定コマンド、記憶されている特1保留および特2保留の入賞順序を示す特別図柄入賞順序コマンドを送信するための電源投入時サブコマンドセット処理を実行する。
(Step S100-29)
The
(ステップS100-31)
メインCPU300aは、タイマ割込みの周期を設定する。
(Step S100-31)
The
(ステップS100-33)
メインCPU300aは、割込みを禁止するための処理を行う。
(Step S100-33)
The
(ステップS100-35)
メインCPU300aは、当たり図柄乱数用初期値更新乱数を更新する。なお、当たり図柄乱数用初期値更新乱数は、当たり図柄乱数の初期値および終了値を決定するためのものである。つまり、後述する当たり図柄乱数の更新処理によって当たり図柄乱数が、当たり図柄乱数用初期値更新乱数から、当該当たり図柄乱数用初期値更新乱数-1まで1周すると、当たり図柄乱数は、そのときの当たり図柄乱数用初期値更新乱数に更新されることとなる。
(Step S100-35)
The
(ステップS100-37)
メインCPU300aは、払出制御基板310から受信した受信データ(主コマンド)を解析し、受信データに応じた種々の処理を実行する。
(Step S100-37)
The
(ステップS100-39)
メインCPU300aは、送信バッファに格納されているサブコマンドを副制御基板330に送信するための処理を行う。
(Step S100-39)
The
(ステップS100-41)
メインCPU300aは、割込みを許可するための処理を行う。
(Step S100-41)
The
(ステップS100-43)
メインCPU300aは、変動パターン乱数を更新し、以後、上記ステップS100-33から処理を繰り返す。
(Step S100-43)
The
次に、主制御基板300における割込み処理について説明する。ここでは、電源断時退避処理(XINT割込み処理)およびタイマ割込み処理について説明する。
Next, the interrupt processing in the
(主制御基板300の電源断時退避処理(XINT割込み処理))
図18は、主制御基板300における電源断時退避処理(XINT割込み処理)を説明するフローチャートである。メインCPU300aは、電源断検知回路を監視しており、電源電圧が所定値以下になると、CPU初期化処理に割り込んで電源断時退避処理を実行する。
(Evacuation processing when the power of the
FIG. 18 is a flowchart illustrating an evacuation process (XINT interrupt process) when the power is turned off in the
(ステップS300-1)
電源断予告信号が入力されると、メインCPU300aは、レジスタを退避する。
(Step S300-1)
When the power cutoff warning signal is input, the
(ステップS300-3)
メインCPU300aは、電源断予告信号をチェックする。
(Step S300-3)
The
(ステップS300-5)
メインCPU300aは、電源断予告信号を検出しているかを判定する。その結果、電源断予告信号を検出していると判定した場合にはステップS300-11に処理を移し、電源断予告信号を検出していないと判定した場合にはステップS300-7に処理を移す。
(Step S300-5)
The
(ステップS300-7)
メインCPU300aは、レジスタを復帰させる。
(Step S300-7)
The
(ステップS300-9)
メインCPU300aは、割込みを許可するための処理を行い、当該電源断時退避処理を終了する。
(Step S300-9)
The
(ステップS300-11)
メインCPU300aは、出力ポートの出力を停止する出力ポートクリア処理を実行する。
(Step S300-11)
The
(ステップS300-13)
メインCPU300aは、チェックサムを算出して保存するチェックサム設定処理を実行する。
(Step S300-13)
The
(ステップS300-15)
メインCPU300aは、メインRAM300cへのアクセスを禁止するために必要なRAMプロテクト設定処理を実行する。
(Step S300-15)
The
(ステップS300-17)
メインCPU300aは、電源断発生監視時間を設定すべく、ループカウンタのカウンタ値に所定の電源断検出信号検出回数をセットする。
(Step S300-17)
The
(ステップS300-19)
メインCPU300aは、電源断予告信号をチェックする。
(Step S300-19)
The
(ステップS300-21)
メインCPU300aは、電源断予告信号を検出しているかを判定する。その結果、電源断予告信号を検出していると判定した場合にはステップS300-17に処理を移し、電源断予告信号を検出していないと判定した場合にはステップS300-23に処理を移す。
(Step S300-21)
The
(ステップS300-23)
メインCPU300aは、上記ステップS300-17でセットしたループカウンタの値を1減算する。
(Step S300-23)
The
(ステップS300-25)
メインCPU300aは、ループカウンタのカウンタ値が0でないかを判定する。その結果、カウンタ値が0ではないと判定した場合にはステップS300-19に処理を移し、カウンタ値が0であると判定した場合には上記したCPU初期化処理(ステップS100)に移行する。
(Step S300-25)
The
なお、実際に電源断が生じた場合には、ステップS300-17~ステップS300-25をループしている間に遊技機100の稼働が停止する。
When the power is actually cut off, the operation of the
(主制御基板300のタイマ割込み処理)
図19は、主制御基板300におけるタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。主制御基板300には、所定の周期(本実施形態では4ミリ秒、以下「4ms」という)毎にクロックパルスを発生させるリセット用クロックパルス発生回路が設けられている。そして、リセット用クロックパルス発生回路によって、クロックパルスが発生すると、CPU初期化処理(ステップS100)に割り込んで、以下のタイマ割込み処理が実行される。
(Timer interrupt processing of main control board 300)
FIG. 19 is a flowchart illustrating timer interrupt processing in the
(ステップS400-1)
メインCPU300aは、レジスタを退避する。
(Step S400-1)
The
(ステップS400-3)
メインCPU300aは、割込みを許可するための処理を行う。
(Step S400-3)
The
(ステップS400-5)
メインCPU300aは、コモン出力バッファにセットされたコモンデータを出力ポートに出力し、第1特別図柄表示器160、第2特別図柄表示器162、第1特別図柄保留表示器164、第2特別図柄保留表示器166、普通図柄表示器168、普通図柄保留表示器170、右打ち報知表示器172を点灯制御するダイナミックポート出力処理を実行する。
(Step S400-5)
The
(ステップS400-7)
メインCPU300aは、各種の入力ポート情報を読み込み、最新のスイッチ状態を正確に取得するためのポート入力処理を実行する。
(Step S400-7)
The
(ステップS400-9)
メインCPU300aは、各種タイマカウンタを更新するタイマ更新処理を行う。ここで、各種タイマカウンタは、特に断る場合を除き、当該主制御基板300のタイマ割込み処理の度に減算され、0になると減算を停止する。
(Step S400-9)
The
(ステップS400-11)
メインCPU300aは、上記ステップS100-35と同様、当たり図柄乱数用初期値更新乱数の更新処理を実行する。
(Step S400-11)
Similar to step S100-35, the
(ステップS400-13)
メインCPU300aは、当たり図柄乱数を更新する処理を行う。具体的には、乱数カウンタを1加算して更新し、加算した結果が乱数範囲の最大値を超えた場合には、乱数カウンタを0に戻し、乱数カウンタが1周した場合には、その時の当たり図柄乱数用初期値更新乱数の値から乱数を更新する。
(Step S400-13)
The
なお、詳しい説明は省略するが、本実施形態では、大当たり決定乱数および当たり決定乱数は、主制御基板300に内蔵されたハードウェア乱数生成部によって更新されるハードウェア乱数を用いている。ハードウェア乱数生成部は、大当たり決定乱数および当たり決定乱数を、いずれも一定の規則にしたがって更新し、乱数列が一巡するごとに自動的に乱数列を変更するとともに、システムリセット毎にスタート値を変更している。
Although detailed description is omitted, in the present embodiment, the hardware random number updated by the hardware random number generator built in the
(ステップS500)
メインCPU300aは、第1始動口検出スイッチ120s、第2始動口検出スイッチ122s、ゲート検出スイッチ124s、第1大入賞口検出スイッチ126s、第2大入賞口検出スイッチ128sから信号の入力があったか否か判定するスイッチ管理処理を実行する。なお、このスイッチ管理処理の詳細については後述する。
(Step S500)
Whether or not the
(ステップS600)
メインCPU300aは、上記の特別遊技を進行制御するための特別遊技管理処理を実行する。なお、この特別遊技管理処理の詳細については後述する。
(Step S600)
The
(ステップS700)
メインCPU300aは、上記の普通遊技を進行制御するための普通遊技管理処理を実行する。なお、この普通遊技管理処理の詳細については後述する。
(Step S700)
The
(ステップS400-15)
メインCPU300aは、各種エラーの判定およびエラー判定結果に応じた設定を行うためのエラー管理処理を実行する。
(Step S400-15)
The
(ステップS400-17)
メインCPU300aは、一般入賞口検出スイッチ118s、第1始動口検出スイッチ120s、第2始動口検出スイッチ122s、第1大入賞口検出スイッチ126s、第2大入賞口検出スイッチ128sのチェックを行い、該当する賞球制御用のカウンタ等を加算するための入賞口スイッチ処理を実行する。
(Step S400-17)
The
また、メインCPU300aは、第1大入賞口126または第2大入賞口128への遊技球の入球が適正になされたものであることを示す大入賞口入球コマンドを送信バッファにセットする。
Further, the
(ステップS400-19)
メインCPU300aは、上記ステップS400-17でセットされた賞球制御用のカウンタのカウンタ値等に基づく払出コマンドの作成および送信を行うための払出制御管理処理を実行する。
(Step S400-19)
The
(ステップS400-21)
メインCPU300aは、遊技情報出力端子板312から外部へ出力する外部情報用の出力データをセットするための外部情報管理処理を実行する。
(Step S400-21)
The
(ステップS400-23)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160、第2特別図柄表示器162、第1特別図柄保留表示器164、第2特別図柄保留表示器166、普通図柄表示器168、普通図柄保留表示器170、右打ち報知表示器172等の各種表示器(LED)を点灯制御するためのコモンデータをコモン出力バッファにセットするLED表示設定処理を実行する。
(Step S400-23)
The
(ステップS400-25)
メインCPU300aは、普通電動役物ソレノイド120c、第1大入賞口ソレノイド126c、第2大入賞口ソレノイド128cのソレノイド出力イメージを合成し、出力ポートバッファに格納するためのソレノイド出力イメージ合成処理を実行する。
(Step S400-25)
The
(ステップS400-27)
メインCPU300aは、各出力ポートバッファに格納されたコモン出力バッファの値を出力ポートに出力するためのポート出力処理を実行する。
(Step S400-27)
The
(ステップS400-29)
メインCPU300aは、レジスタを復帰してタイマ割込み処理を終了する。
(Step S400-29)
The
以下に、上記したタイマ割込み処理のうち、ステップS500のスイッチ管理処理、ステップS600の特別遊技管理処理、ステップS700の普通遊技管理処理について、詳細に説明する。 Among the timer interrupt processes described above, the switch management process in step S500, the special game management process in step S600, and the normal game management process in step S700 will be described in detail below.
図20は、主制御基板300におけるスイッチ管理処理(ステップS500)を説明するフローチャートである。
FIG. 20 is a flowchart illustrating a switch management process (step S500) in the
(ステップS500-1)
メインCPU300aは、ゲート検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、ゲート124を遊技球が通過してゲート検出スイッチ124sからの検出信号がオンされたかを判定する。その結果、ゲート検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS510に処理を移し、ゲート検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500-3に処理を移す。
(Step S500-1)
The
(ステップS510)
メインCPU300aは、ゲート124への遊技球の通過に基づいてゲート通過処理を実行する。なお、このゲート通過処理の詳細については後述する。
(Step S510)
The
(ステップS500-3)
メインCPU300aは、第1始動口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、第1始動口120に遊技球が入球して第1始動口検出スイッチ120sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、第1始動口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS520に処理を移し、第1始動口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500-5に処理を移す。
(Step S500-3)
The
(ステップS520)
メインCPU300aは、第1始動口120への遊技球の入球に基づいて第1始動口通過処理を実行する。なお、この第1始動口通過処理の詳細については後述する。
(Step S520)
The
(ステップS500-5)
メインCPU300aは、第2始動口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、第2始動口122に遊技球が入球して第2始動口検出スイッチ122sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、第2始動口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS530に処理を移し、第2始動口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500-7に処理を移す。
(Step S500-5)
The
(ステップS530)
メインCPU300aは、第2始動口122への遊技球の入球に基づいて第2始動口通過処理を実行する。なお、この第2始動口通過処理の詳細については後述する。
(Step S530)
The
(ステップS500-7)
メインCPU300aは、大入賞口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、第1大入賞口126または第2大入賞口128に遊技球が入球して第1大入賞口検出スイッチ126sまたは第2大入賞口検出スイッチ128sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、大入賞口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS540に処理を移し、大入賞口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合には当該スイッチ管理処理を終了する。
(Step S500-7)
The
(ステップS540)
メインCPU300aは、第1大入賞口126または第2大入賞口128への遊技球の入球が適正になされたものであるかを判定し、遊技球の入球が適正になされたと判定した場合には、第1大入賞口126または第2大入賞口128への遊技球の入球を示す大入賞口入球コマンドを副制御基板330に送信するための大入賞口通過処理を実行する。なお、この大入賞口通過処理の詳細については後述する。
(Step S540)
When the
図21は、主制御基板300におけるゲート通過処理(ステップS510)を説明するフローチャートである。
FIG. 21 is a flowchart illustrating a gate passing process (step S510) in the
(ステップS510-1)
メインCPU300aは、ハードウェア乱数生成部によって更新された当たり決定乱数をロードする。
(Step S510-1)
The
(ステップS510-3)
メインCPU300aは、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値が最大値以上であるか、つまり、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値が4以上であるかを判定する。その結果、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値が最大値以上であると判定した場合には当該ゲート通過処理を終了し、普通図柄保留球数カウンタは最大値以上ではないと判定した場合にはステップS510-5に処理を移す。
(Step S510-3)
The
(ステップS510-5)
メインCPU300aは、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新する。
(Step S510-5)
The
(ステップS510-7)
メインCPU300aは、普図保留記憶領域の4つの記憶部のうち、取得した当たり決定乱数をセーブする対象となる対象記憶部を算定する。
(Step S510-7)
The
(ステップS510-9)
メインCPU300aは、上記ステップS510-1で取得した当たり決定乱数を、上記ステップS510-7で算定した対象記憶部にセーブする。
(Step S510-9)
The
(ステップS510-11)
メインCPU300aは、普図保留記憶領域に記憶されている普図保留数を示す普図保留指定コマンドを送信バッファにセットし、当該ゲート通過処理を終了する。
(Step S510-11)
The
図22は、主制御基板300における第1始動口通過処理(ステップS520)を説明するフローチャートである。
FIG. 22 is a flowchart illustrating a first starting port passing process (step S520) in the
(ステップS520-1)
メインCPU300aは、特別図柄識別値として「00H」をセットする。なお、特別図柄識別値は、保留種別として特1保留および特2保留のいずれであるかを識別するためのもので、特別図柄識別値(00H)は特1保留を示し、特別図柄識別値(01H)は特2保留を示す。
(Step S520-1)
The
(ステップS520-3)
メインCPU300aは、特別図柄1保留球数カウンタのアドレスをセットする。
(Step S520-3)
The
(ステップS535)
メインCPU300aは、特別図柄乱数取得処理を実行し、当該第1始動口通過処理を終了する。なお、この特別図柄乱数取得処理は、第2始動口通過処理(ステップS530)と共通のモジュールを利用して実行される。したがって、特別図柄乱数取得処理の詳細は、第2始動口通過処理の説明後に説明する。
(Step S535)
The
図23は、主制御基板300における第2始動口通過処理(ステップS530)を説明するフローチャートである。
FIG. 23 is a flowchart illustrating a second starting port passing process (step S530) in the
(ステップS530-1)
メインCPU300aは、特別図柄識別値として「01H」をセットする。
(Step S530-1)
The
(ステップS530-3)
メインCPU300aは、特別図柄2保留球数カウンタのアドレスをセットする。
(Step S530-3)
The
(ステップS535)
メインCPU300aは、後述する特別図柄乱数取得処理を実行し、当該第2始動口通過処理を終了する。
(Step S535)
The
図24は、主制御基板300における特別図柄乱数取得処理(ステップS535)を説明するフローチャートである。この特別図柄乱数取得処理は、上記した第1始動口通過処理(ステップS520)および第2始動口通過処理(ステップS530)において、共通のモジュールを用いて実行される。
FIG. 24 is a flowchart illustrating a special symbol random number acquisition process (step S535) in the
(ステップS535-1)
メインCPU300aは、上記ステップS520-1またはステップS530-1でセットした特別図柄識別値をロードする。
(Step S535-1)
The
(ステップS535-3)
メインCPU300aは、対象特別図柄保留球数をロードする。ここでは、上記ステップS535-1でロードした特別図柄識別値が「00H」であれば、特別図柄1保留球数カウンタのカウンタ値、すなわち、特1保留数をロードする。また、上記ステップS535-1でロードした特別図柄識別値が「01H」であれば、特別図柄2保留球数カウンタのカウンタ値、すなわち、特2保留数をロードする。
(Step S535-3)
The
(ステップS535-5)
メインCPU300aは、ハードウェア乱数生成部によって更新された大当たり決定乱数をロードする。
(Step S535-5)
The
(ステップS535-7)
メインCPU300aは、上記ステップS535-3でロードした対象特別図柄保留球数が上限値以上であるかを判定する。その結果、上限値以上であると判定した場合には、当該特別図柄乱数取得処理を終了し、上限値以上ではないと判定した場合には、ステップS535-9に処理を移す。
(Step S535-7)
The
(ステップS535-9)
メインCPU300aは、対象特別図柄保留球数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新する。
(Step S535-9)
The
(ステップS535-11)
メインCPU300aは、特図保留記憶領域の記憶部のうち、取得した大当たり決定乱数をセーブする対象となる対象記憶部を算定する。
(Step S535-11)
The
(ステップS535-13)
メインCPU300aは、上記ステップS535-5でロードした大当たり決定乱数、上記ステップS400-13で更新された当たり図柄乱数、上記ステップS100-43で更新された変動パターン乱数を取得し、上記ステップS535-11で算定した対象記憶部に格納する。
(Step S535-13)
The
(ステップS535-15)
メインCPU300aは、特別図柄1保留球数カウンタおよび特別図柄2保留球数カウンタのカウンタ値をロードする。
(Step S535-15)
The
(ステップS535-17)
メインCPU300aは、上記ステップS535-15でロードしたカウンタ値に基づいて、特図保留指定コマンドを送信バッファにセットする。ここでは、特別図柄1保留球数カウンタのカウンタ値(特1保留数)に基づいて特図1保留指定コマンドをセットし、特別図柄2保留球数カウンタのカウンタ値(特2保留数)に基づいて特図2保留指定コマンドをセットする。これにより、特1保留または特2保留が記憶されるたびに、特1保留数および特2保留数が副制御基板330に伝達されることとなる。
(Step S535-17)
The
(ステップS536)
メインCPU300aは、取得時演出判定処理を行い、当該特別図柄乱数取得処理を終了する。この取得時演出判定処理では、上記ステップS535-13で格納された各種の乱数に基づき、現在の遊技状態に対応するテーブルを参照して、大役抽選の結果、特別図柄の種別、変動パターン番号等が仮判定される。そして、仮判定の結果に基づいて、先読み指定コマンドが副制御基板330に送信される。ここでは、先読み指定コマンドとして、特別図柄の種別を示す先読み指定図柄コマンドと、変動パターン番号を示す先読み指定変動パターンコマンドとが副制御基板330に送信される。
(Step S536)
The
図25は、主制御基板300における大入賞口通過処理(ステップS540)を説明するフローチャートである。
FIG. 25 is a flowchart illustrating a large winning opening passing process (step S540) in the
(ステップS540-1)
メインCPU300aは、上記ステップS500-7で大入賞口検出スイッチオン検出時であると判定した場合には、特別遊技管理フェーズをロードする。なお、詳しくは後述するが、特別遊技管理フェーズは、特別遊技の実行処理の段階、すなわち、特別遊技の進行状況を示すものであり、特別遊技の実行処理の段階に応じて更新される。
(Step S540-1)
When the
(ステップS540-3)
メインCPU300aは、上記ステップS540-1でロードした特別遊技管理フェーズが、大入賞口開放前処理以上の実行処理の段階を示すものであるかを判定する。なお、特別遊技管理フェーズは、00H~08Hの9段階が設けられており、このうち、01H~08Hが、大入賞口開放前処理以上の実行処理の段階に相当する。大役遊技または小当たり遊技は、特別遊技管理フェーズが01H~08Hである場合に実行されることから、ここでは、現在、大役遊技中または小当たり遊技中であるかを判定することとなる。特別遊技管理フェーズが、大入賞口開放前処理以上の実行処理の段階を示すものであると判定した場合にはステップS540-5に処理を移し、特別遊技管理フェーズは、大入賞口開放前処理以上の実行処理の段階を示すものではないと判定した場合にはステップS540-7に処理を移す。
(Step S540-3)
The
(ステップS540-5)
メインCPU300aは、第1大入賞口126または第2大入賞口128に適正に遊技球が入球したことを示す大入賞口入球コマンドを送信バッファにセットし、大入賞口通過処理を終了する。
(Step S540-5)
The
(ステップS540-7)
メインCPU300aは、第1大入賞口126または第2大入賞口128への遊技球の入球が不適切なものであるとして、所定のエラー処理を実行し、大入賞口通過処理を終了する。
(Step S540-7)
The
図26は、特別遊技管理フェーズを説明する図である。既に説明したとおり、本実施形態では、第1始動口120または第2始動口122への遊技球の入球を契機とする特別遊技と、ゲート124への遊技球の通過を契機とする普通遊技とが、同時並行して進行する。特別遊技に係る処理は、段階的に、かつ、繰り返し実行されるが、主制御基板300では、こうした特別遊技に係る各処理を特別遊技管理フェーズによって管理している。
FIG. 26 is a diagram illustrating a special game management phase. As described above, in the present embodiment, a special game triggered by the entry of the game ball into the
図26に示すように、メインROM300bには、特別遊技を実行制御するための複数の特別遊技制御モジュールが格納されており、これら特別遊技制御モジュールごとに、特別遊技管理フェーズが対応付けられている。具体的には、特別遊技管理フェーズが「00H」である場合には、「特別図柄変動処理」を実行するためのモジュールがコールされ、特別遊技管理フェーズが「01H」または「05H」である場合には、「大入賞口開放前処理」を実行するためのモジュールがコールされ、特別遊技管理フェーズが「02H」または「06H」である場合には、「大入賞口開放制御処理」を実行するためのモジュールがコールされ、特別遊技管理フェーズが「03H」または「07H」である場合には、「大入賞口閉鎖有効処理」を実行するためのモジュールがコールされ、特別遊技管理フェーズが「04H」または「08H」である場合には、「大入賞口終了ウェイト処理」を実行するためのモジュールがコールされる。
As shown in FIG. 26, a plurality of special game control modules for executing and controlling special games are stored in the
図27は、主制御基板300における特別遊技管理処理(ステップS600)を説明するフローチャートである。
FIG. 27 is a flowchart illustrating a special game management process (step S600) in the
(ステップS600-1)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズをロードする。
(Step S600-1)
The
(ステップS600-3)
メインCPU300aは、上記ステップS600-1でロードした特別遊技管理フェーズに対応する特別遊技制御モジュールを選択する。
(Step S600-3)
The
(ステップS600-5)
メインCPU300aは、上記ステップS600-3で選択した特別遊技制御モジュールをコールして処理を開始する。
(Step S600-5)
The
(ステップS600-7)
メインCPU300aは、特別遊技の制御時間を管理する特別遊技タイマをロードし、当該特別遊技管理処理を終了する。
(Step S600-7)
The
図28は、主制御基板300における特別図柄変動処理を説明するフローチャートである。この特別図柄変動処理は、特別遊技管理フェーズが「00H」であった場合に実行される。
FIG. 28 is a flowchart illustrating a special symbol variation process in the
(ステップS610)
メインCPU300aは、特別図柄変動待ち処理を実行する。この特別図柄変動待ち処理については、図29~図31を用いて後述する。
(Step S610)
The
(ステップS620)
メインCPU300aは、特別図柄変動中処理を実行する。この特別図柄変動中処理については、図32を用いて後述する。
(Step S620)
The
(ステップS630)
メインCPU300aは、特別図柄停止図柄表示処理を実行する。この特別図柄停止図柄表示処理については、図33を用いて後述する。
(Step S630)
The
図29は、主制御基板300における特別図柄変動待ち処理(ステップS610)を説明する第1のフローチャートであり、図30は、主制御基板300における特別図柄変動待ち処理(ステップS610)を説明する第2のフローチャートである。
FIG. 29 is a first flowchart for explaining the special symbol change waiting process (step S610) in the
(ステップS610-1)
メインCPU300aは、中断中フラグがオンしているかを判定する。なお、詳しくは後述するが、本実施形態では、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示中に、第2特別図柄表示器162に小当たり図柄が停止表示される場合がある。この場合、第2特別図柄表示器162に小当たり図柄が停止表示されると、小当たり遊技が実行されるが、この間、第1特別図柄表示器160における特別図柄の変動時間の減算が中断され、小当たり遊技の終了後に、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示が再開される。中断中フラグは、第2特別図柄表示器162に小当たり図柄が停止表示されたときに、第1特別図柄表示器160において図柄の変動表示中であった場合にオンされる。ここでは、中断中フラグがオンしていると判定した場合にはステップS610-3に処理を移し、中断中フラグはオンしていないと判定した場合にはステップS610-5に処理を移す。
(Step S610-1)
The
(ステップS610-3)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示を再開するための処理を実行し、図30のステップS610-51に処理を移す。
(Step S610-3)
The
(ステップS610-5)
メインCPU300aは、特1保留数が1以上であるかを判定する。その結果、特1保留数が1以上であると判定した場合にはステップS610-7に処理を移し、特1保留数は1以上ではないと判定した場合にはステップS610-51に処理を移す。
(Step S610-5)
The
(ステップS610-7)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160において、特1保留に基づく図柄の変動表示中であるか、または、特1保留に基づく図柄が停止表示中(停止表示時間の計時中)であるかを判定する。その結果、変動表示中である、または、停止表示中であると判定した場合にはステップS610-51に処理を移し、変動表示中ではなく、かつ、停止表示中ではないと判定した場合にはステップS610-9に処理を移す。
(Step S610-7)
Whether the
(ステップS610-9)
メインCPU300aは、第1特図保留記憶領域の第1記憶部~第4記憶部に記憶されている特1保留を、1つ序数の小さい記憶部にブロック転送する。具体的には、第2記憶部~第4記憶部に記憶されている特1保留を、第1記憶部~第3記憶部に転送する。また、メインRAM300cには、処理対象となる第0記憶部が設けられており、第1記憶部に記憶されている特1保留を、第0記憶部にブロック転送する。なお、この特別図柄記憶エリアシフト処理においては、特1保留に対応する対象特別図柄保留球数カウンタのカウンタ値を「1」減算するとともに、特1保留が「1」減算されたことを示す、保留減指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-9)
The
(ステップS610-11)
メインCPU300aは、第2特別図柄表示器162において図柄の変動表示中であるかを判定する。その結果、図柄の変動表示中であると判定した場合にはステップS610-17に処理を移し、図柄の変動表示中ではないと判定した場合にはステップS610-13に処理を移す。
(Step S610-11)
The
(ステップS610-13)
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された大当たり決定乱数、高確率遊技状態であるか低確率遊技状態であるかを識別する特別図柄確率状態フラグをロードし、対応する大当たり決定乱数判定テーブルを選択して大役抽選を行い、その抽選結果を記憶する特別図柄当たり判定処理を実行する。
(Step S610-13)
The
(ステップS610-15)
メインCPU300aは、特別図柄を決定するための特別図柄図柄判定処理を実行する。ここでは、上記ステップS610-13における大役抽選の結果が大当たりまたは小当たりであった場合、第0記憶部に転送された当たり図柄乱数、保留種別をロードし、対応する当たり図柄乱数判定テーブルまたは小当たり図柄乱数判定テーブルを選択して特別図柄判定データを抽出し、抽出した特別図柄判定データ(大当たり図柄の種別)をセーブする。また、上記ステップS610-13における大役抽選の結果がハズレであった場合には、ハズレ用の特別図柄判定データをセーブする。そして、特別図柄判定データをセーブしたら、当該特別図柄判定データに対応する図柄種別指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-15)
The
(ステップS610-17)
メインCPU300aは、第2特別図柄表示器162に最終的に停止表示される特別図柄が大当たり図柄であるかを判定する。その結果、大当たり図柄であると判定した場合にはステップS610-19に処理を移し、大当たり図柄ではないと判定した場合にはステップS610-13に処理を移す。
(Step S610-17)
The
(ステップS610-19)
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された大当たり決定乱数が、小当たりの範囲内であるかを判定する。その結果、小当たりの範囲内であると判定した場合にはステップS610-21に処理を移し、小当たりの範囲外であると判定した場合にはステップS610-23に処理を移す。
(Step S610-19)
The
(ステップS610-21)
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された当たり図柄乱数、保留種別をロードし、対応する小当たり図柄乱数判定テーブルを選択して特別図柄判定データを抽出し、抽出した特別図柄判定データ(小当たり図柄の種別)をセーブする。
(Step S610-21)
The
(ステップS610-23)
メインCPU300aは、ハズレ図柄にかかる特別図柄判定データをセーブし、当該特別図柄判定データに対応する図柄種別指定コマンドを送信バッファにセットする。つまり、第2特別図柄表示器162において最終的に大当たり図柄が停止表示される図柄の変動表示が行われている場合、第1特別図柄表示器160においては、必ず、小当たり図柄またはハズレ図柄が最終的に停止表示される図柄の変動表示のみが行われることとなる。
(Step S610-23)
The
(ステップS610-25)
メインCPU300aは、上記ステップS610-15、ステップS610-21、ステップS610-23で抽出した特別図柄判定データに対応する特別図柄停止図柄番号をセーブする。なお、第1特別図柄表示器160および第2特別図柄表示器162は、それぞれ7セグで構成されており、7セグを構成する各セグメントには番号(カウンタ値)が対応付けられている。ここで決定する特別図柄停止図柄番号は、最終的に点灯するセグメントの番号(カウンタ値)を示すものである。
(Step S610-25)
The
(ステップS611)
メインCPU300aは、変動パターン番号を決定する特別図柄変動番号決定処理を実行する。この特別図柄変動番号決定処理の詳細は後述する。
(Step S611)
The
(ステップS610-27)
メインCPU300aは、上記ステップS611で決定された変動パターン番号をロードするとともに、変動時間決定テーブルを参照して変動時間を決定する。そして、決定した変動時間を、特別図柄変動タイマにセットする。
(Step S610-27)
The
(ステップS610-29)
メインCPU300aは、大役抽選の結果が大当たりであるか否かを判定し、大当たりであった場合には、上記ステップS610-15でセーブした特別図柄判定データをロードして、大当たり図柄の種別を確認する。そして、遊技状態設定テーブルおよび現在の遊技状態を参照して、大役遊技終了後に設定される遊技状態および高確回数、時短回数を判定し、その判定結果を特別図柄確率状態予備フラグ、時短状態予備フラグ、および、高確回数切り予備カウンタ、時短回数切り予備カウンタにセーブする。なお、ハズレ図柄がセーブされている場合には、当該処理を実行することなく、次の処理に移行する。
(Step S610-29)
The
(ステップS610-31)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160において図柄の変動表示を開始するために、特別図柄表示図柄カウンタを設定する処理を実行する。第1特別図柄表示器160を構成する7セグの各セグメントにはカウンタ値が対応付けられており、特別図柄表示図柄カウンタに設定されたカウンタ値に対応するセグメントが点灯制御される。ここでは、図柄の変動表示の開始時に点灯させるセグメントに対応するカウンタ値が特別図柄表示図柄カウンタに設定されることとなる。なお、特別図柄表示図柄カウンタは、第1特別図柄表示器160に対応する特別図柄1表示図柄カウンタと、第2特別図柄表示器162に対応する特別図柄2表示図柄カウンタとが別個に設けられており、ここでは、特別図柄1表示図柄カウンタにカウンタ値が設定される。
(Step S610-31)
The
(ステップS610-33)
メインCPU300aは、回数切り管理処理を実行する。ここでは、特別図柄確率状態フラグをロードして、現在の遊技状態が低確率遊技状態であるか高確率遊技状態であるかを確認する。そして、遊技状態が高確率遊技状態であった場合には、高確回数切りカウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値から「1」減算した値に更新する。なお、高確回数切りカウンタを更新した結果、カウンタ値が「0」になった場合には、低確率遊技状態に対応する特別図柄確率状態フラグをセットする。これにより、高確率遊技状態において、大当たりに当選することなく、大役抽選が所定回数実行されたところで、遊技状態が低確率遊技状態に移行することとなる。
(Step S610-33)
The
また、ここでは、時短状態フラグをロードして、現在の遊技状態が中時短遊技状態または時短遊技状態であるかを確認する。そして、遊技状態が中時短遊技状態または時短遊技状態であった場合には、時短回数切りカウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値から「1」減算した値に更新する。なお、時短回数切りカウンタを更新した結果、カウンタ値が「0」になった場合には、非時短遊技状態に対応する時短状態フラグをセットする。これにより、中時短遊技状態または時短遊技状態において、大当たりに当選することなく、大役抽選が所定回数実行されたところで、遊技状態が非時短遊技状態に移行することとなる。 Further, here, the time saving state flag is loaded, and it is confirmed whether the current gaming state is the medium time saving gaming state or the time saving gaming state. Then, when the gaming state is the medium-time-shortening gaming state or the time-saving gaming state, the counter value of the time-saving number-cutting counter is updated to a value obtained by subtracting "1" from the current counter value. If the counter value becomes "0" as a result of updating the time reduction count cut counter, the time reduction state flag corresponding to the non-time reduction game state is set. As a result, in the medium-time short-time game state or the time-saving game state, the game state shifts to the non-time-saving game state when the large winning combination lottery is executed a predetermined number of times without winning the big hit.
(ステップS610-35)
メインCPU300aは、高確回数および時短回数が0になるまでの残り回数(実残り回数)を示す回数コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-35)
The
(ステップS610-37)
メインCPU300aは、特別図柄の変動表示の開始時の遊技状態を示す遊技状態変化指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-37)
The
(ステップS610-51)
図30に示すように、メインCPU300aは、特2保留数が1以上であるかを判定する。その結果、特2保留数が1以上であると判定した場合にはステップS610-53に処理を移し、特2保留数は1以上ではないと判定した場合にはステップS610-85に処理を移す。
(Step S610-51)
As shown in FIG. 30, the
(ステップS610-53)
メインCPU300aは、第2特別図柄表示器162において、特2保留に基づく図柄の変動表示中であるか、または、特2保留に基づく図柄が停止表示中(停止表示時間の計時中)であるかを判定する。その結果、変動表示中、または、停止表示中であると判定した場合にはステップS610-85に処理を移し、変動表示中ではなく、かつ、停止表示中ではないと判定した場合にはステップS610-55に処理を移す。
(Step S610-53)
In the second
(ステップS610-55)
メインCPU300aは、第2特図保留記憶領域の第1記憶部~第4記憶部に記憶されている特2保留を、1つ序数の小さい記憶部にブロック転送する。具体的には、第2記憶部~第4記憶部に記憶されている特2保留を、第1記憶部~第3記憶部に転送する。また、メインRAM300cには、処理対象となる第0記憶部が設けられており、第1記憶部に記憶されている特2保留を、第0記憶部にブロック転送する。なお、この特別図柄記憶エリアシフト処理においては、特2保留に対応する対象特別図柄保留球数カウンタのカウンタ値を「1」減算するとともに、特2保留が「1」減算されたことを示す、保留減指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-55)
The
(ステップS610-57)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160において図柄の変動表示中であるかを判定する。その結果、図柄の変動表示中であると判定した場合にはステップS610-63に処理を移し、図柄の変動表示中ではないと判定した場合にはステップS610-59に処理を移す。
(Step S610-57)
The
(ステップS610-59)
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された大当たり決定乱数、高確率遊技状態であるか低確率遊技状態であるかを識別する特別図柄確率状態フラグをロードし、対応する大当たり決定乱数判定テーブルを選択して大役抽選を行い、その抽選結果を記憶する特別図柄当たり判定処理を実行する。
(Step S610-59)
The
(ステップS610-61)
メインCPU300aは、特別図柄を決定するための特別図柄図柄判定処理を実行する。ここでは、上記ステップS610-59における大役抽選の結果が大当たりまたは小当たりであった場合、第0記憶部に転送された当たり図柄乱数、保留種別をロードし、対応する当たり図柄乱数判定テーブルまたは小当たり図柄乱数判定テーブルを選択して特別図柄判定データを抽出し、抽出した特別図柄判定データ(大当たり図柄の種別)をセーブする。また、上記ステップS610-59における大役抽選の結果がハズレであった場合には、ハズレ用の特別図柄判定データをセーブする。そして、特別図柄判定データをセーブしたら、当該特別図柄判定データに対応する図柄種別指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-61)
The
(ステップS610-63)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160に最終的に停止表示される特別図柄が大当たり図柄であるかを判定する。その結果、大当たり図柄であると判定した場合にはステップS610-65に処理を移し、大当たり図柄ではないと判定した場合にはステップS610-59に処理を移す。
(Step S610-63)
The
(ステップS610-65)
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された大当たり決定乱数が、小当たりの範囲内であるかを判定する。その結果、小当たりの範囲内であると判定した場合にはステップS610-67に処理を移し、小当たりの範囲外であると判定した場合にはステップS610-69に処理を移す。
(Step S610-65)
The
(ステップS610-67)
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された当たり図柄乱数、保留種別をロードし、対応する小当たり図柄乱数判定テーブルを選択して特別図柄判定データを抽出し、抽出した特別図柄判定データ(小当たり図柄の種別)をセーブする。
(Step S610-67)
The
(ステップS610-69)
メインCPU300aは、ハズレ図柄にかかる特別図柄判定データをセーブし、当該特別図柄判定データに対応する図柄種別指定コマンドを送信バッファにセットする。つまり、第1特別図柄表示器160において最終的に大当たり図柄が停止表示される図柄の変動表示が行われている場合、第2特別図柄表示器162においては、必ず、小当たり図柄またはハズレ図柄が最終的に停止表示される図柄の変動表示のみが行われることとなる。
(Step S610-69)
The
(ステップS610-71)
メインCPU300aは、上記ステップS610-61、ステップS610-67、ステップS610-69で抽出した特別図柄判定データに対応する特別図柄停止図柄番号をセーブする。
(Step S610-71)
The
(ステップS611)
メインCPU300aは、変動パターン番号を決定する特別図柄変動番号決定処理を実行する。この特別図柄変動番号決定処理の詳細は後述する。
(Step S611)
The
(ステップS610-73)
メインCPU300aは、上記ステップS611で決定された変動パターン番号をロードするとともに、変動時間決定テーブルを参照して変動時間を決定する。そして、決定した変動時間を、特別図柄変動タイマにセットする。
(Step S610-73)
The
(ステップS610-75)
メインCPU300aは、上記ステップS610-59における大役抽選の結果が大当たりであるか否かを判定し、大当たりであった場合には、上記ステップS610-61でセーブした特別図柄判定データをロードして、大当たり図柄の種別を確認する。そして、遊技状態設定テーブルおよび現在の遊技状態を参照して、大役遊技終了後に設定される遊技状態および高確回数、時短回数を判定し、その判定結果を特別図柄確率状態予備フラグ、時短状態予備フラグ、および、高確回数切り予備カウンタ、時短回数切り予備カウンタにセーブする。なお、ハズレ図柄がセーブされている場合には、当該処理を実行することなく、次の処理に移行する。
(Step S610-75)
The
(ステップS610-77)
メインCPU300aは、第2特別図柄表示器162において、図柄の変動表示を開始するために、特別図柄表示図柄カウンタを設定する処理を実行する。第2特別図柄表示器162を構成する7セグの各セグメントにはカウンタ値が対応付けられており、特別図柄表示図柄カウンタに設定されたカウンタ値に対応するセグメントが点灯制御される。ここでは、図柄の変動表示の開始時に点灯させるセグメントに対応するカウンタ値が特別図柄2表示図柄カウンタに設定されることとなる。
(Step S610-77)
The
(ステップS610-79)
メインCPU300aは、上記ステップS610-33と同様の回数切り管理処理を実行する。
(Step S610-79)
The
(ステップS610-81)
メインCPU300aは、上記ステップS610-79で更新されたカウンタ値(高確回数が0になるまでの残り回数)を示す回数コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-81)
The
(ステップS610-83)
メインCPU300aは、特別図柄の変動表示の開始時の遊技状態を示す遊技状態変化指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-83)
The
(ステップS610-85)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160および第2特別図柄表示器162のいずれにおいても、図柄の変動表示および停止表示中でない場合に、所定の客待ち処理を実行し、当該特別図柄変動待ち処理を終了する。
(Step S610-85)
The
図31は、主制御基板300における特別図柄変動番号決定処理(ステップS611)を説明するフローチャートである。
FIG. 31 is a flowchart illustrating a special symbol variation number determination process (step S611) in the
(ステップS611-1)
メインCPU300aは、上記ステップS610でセーブされた特別図柄判定データ(特別図柄の種別)をロードする。
(Step S611-1)
The
(ステップS611-3)
メインCPU300aは、現在の遊技状態が最優位状態であるかを判定する。その結果、最優位状態であると判定した場合にはステップS611-5に処理を移し、最優位状態ではないと判定した場合にはステップS611-13に処理を移す。
(Step S611-3)
The
(ステップS611-5)
メインCPU300aは、特定変動回数カウンタのカウンタ値が0よりも大きいかを判定する。なお、特定変動回数カウンタは、変動期間が第1変動期間および第2変動期間のいずれであるのかを判別するためのものであり、最優位状態に設定されたときに、カウンタ値として30がセットされる。特定変動回数カウンタのカウンタ値が0よりも大きいと判定した場合にはステップS611-7に処理を移し、カウンタ値は0よりも大きくないと判定した(0である)場合にはステップS611-11に処理を移す。
(Step S611-5)
The
(ステップS611-7)
メインCPU300aは、特定変動回数カウンタのカウンタ値を1デクリメントする。
(Step S611-7)
The
(ステップS611-9)
メインCPU300aは、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルEをセットする。なお、特定変動回数カウンタのカウンタ値が0よりも大きい場合というのは、最優位状態における変動回数が30回以下の場合、すなわち、第1変動期間中である。
(Step S611-9)
The
(ステップS611-11)
メインCPU300aは、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルFをセットする。なお、特定変動回数カウンタのカウンタ値が0の場合というのは、最優位状態における変動回数が31回以上の場合、すなわち、第2変動期間中である。
(Step S611-11)
The
(ステップS611-13)
メインCPU300aは、現在設定されている遊技状態を確認し、普通遊技状態が時短遊技状態であるかを判定する。その結果、普通遊技状態が時短遊技状態であると判定した場合にはステップS611-17に処理を移し、時短遊技状態ではないと判定した場合にはステップS611-15に処理を移す。
(Step S611-13)
The
(ステップS611-15)
メインCPU300aは、現在の遊技状態、保留種別、決定された特別図柄の種別に基づいて、対応する変動パターン乱数判定テーブルを選択、セットする変動パターン乱数判定テーブル選択処理を実行する。
(Step S611-15)
The
(ステップS611-17)
メインCPU300aは、合計変動回数カウンタをインクリメントする。なお、合計変動回数カウンタは、時短遊技状態に設定された後の、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示の回数(第1変動回数)と、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示の回数(第2変動回数)と、を合計した合計変動回数を計数するものである。この合計変動回数は、時短遊技状態において図柄の変動表示が開始されるたびに、1ずつ更新されていく。
(Step S611-17)
The
(ステップS611-19)
メインCPU300aは、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示の開始時であるかを判定する。その結果、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示の開始時であると判定した場合にはステップS611-21に処理を移し、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示の開始時ではないと判定した場合にはステップS611-15に処理を移す。
(Step S611-19)
The
なお、時短遊技状態において、第1特別図柄表示器160で図柄の変動表示が開始される場合には、上記ステップS611-17で更新した合計変動回数に基づいて、変動パターン乱数判定テーブルが選択されることとなる。
When the symbol variation display is started on the first
(ステップS611-21)
メインCPU300aは、第2変動回数カウンタをインクリメントする。なお、第2変動回数カウンタは、時短遊技状態に設定された後の、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示の回数(第2変動回数)を計数するものである。この第2変動回数は、時短遊技状態に設定されている場合に、第2特別図柄表示器162において図柄の変動表示が開始されるたびに、1ずつ更新されていく。
(Step S611-21)
The
(ステップS611-23)
メインCPU300aは、上記ステップS611-21で更新した第2変動回数が4以下であるかを判定する。その結果、4以下であると判定した場合にはステップS611-25に処理を移し、4以下ではないと判定した場合にはステップS611-15に処理を移す。
(Step S611-23)
The
なお、時短遊技状態において、第2特別図柄表示器162で図柄の変動表示が開始され、かつ、第2変動回数が5回以上である場合には、変動パターン乱数判定テーブルとしてテーブルKが選択される。このテーブルKによれば、必ず、変動時間が10分に決定されることとなる。
In the time-saving game state, when the symbol variation display is started on the second
(ステップS611-25)
メインCPU300aは、変動パターン乱数判定テーブルとして特殊テーブルをセットする。
(Step S611-25)
The
(ステップS611-27)
メインCPU300aは、上記ステップS611-15またはステップS611-25でセットした変動パターン乱数判定テーブルと、上記ステップS610-9またはステップS610-55で第0記憶部に転送した変動パターン乱数とに基づいて、変動パターン番号を決定する。
(Step S611-27)
The
(ステップS611-29)
メインCPU300aは、上記ステップS611-27で決定した変動パターン番号に対応する変動パターンコマンドを送信バッファにセットし、当該特別図柄変動番号決定処理を終了する。
(Step S611-29)
The
図32は、主制御基板300における特別図柄変動中処理を説明するフローチャートである。
FIG. 32 is a flowchart illustrating a process during special symbol change in the
(ステップS620-1)
メインCPU300aは、処理対象識別値として「00H」をセットする。なお、処理対象識別値というのは、以下の各処理を実行する際に、特1保留にかかる処理を実行するのか、特2保留にかかる処理を実行するのかを識別するためのものであり、処理対象識別値として「00H」がセットされている場合には、特1保留にかかる処理が実行され、処理対象識別値として「01H」がセットされている場合には、特2保留にかかる処理が実行される。なお、特別図柄変動中処理および特別図柄停止図柄表示処理の説明で登場する各種のカウンタやタイマには、特1保留用と特2保留用とが設けられており、以下のステップS620-5~ステップS620-23の処理では、メインRAM300cに記憶された処理対象識別値に対応する処理対象(カウンタやタイマ等)についてなされるものである。
(Step S620-1)
The
(ステップS620-3)
メインCPU300aは、処理対象の保留が第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162において変動表示中であるかを判定する。その結果、変動表示中であれば、ステップS620-5に処理を移し、変動表示中でなければ、ステップS620-25に処理を移す。
(Step S620-3)
The
(ステップS620-5)
メインCPU300aは、特別図柄変動ベースカウンタを更新する処理を実行する。なお、特別図柄変動ベースカウンタは、所定周期(例えば100ms)で1周するようにカウンタ値が設定される。具体的には、特別図柄変動ベースカウンタのカウンタ値が「0」であった場合には、所定のカウンタ値(例えば25)がセットされ、カウンタ値が「1」以上であった場合には、現在のカウンタ値から「1」減算した値にカウンタ値を更新する。
(Step S620-5)
The
(ステップS620-7)
メインCPU300aは、上記ステップS620-5で更新した特別図柄変動ベースカウンタのカウンタ値が「0」であるかを判定する。その結果、カウンタ値が「0」であった場合にはステップS620-9に処理を移し、カウンタ値が「0」ではなかった場合にはステップS620-13に処理を移す。
(Step S620-7)
The
(ステップS620-9)
メインCPU300aは、上記ステップS610-27またはステップS610-73で設定された特別図柄変動タイマのタイマ値を所定値減算する特別図柄変動タイマ更新処理を行う。
(Step S620-9)
The
(ステップS620-11)
メインCPU300aは、上記ステップS620-9で更新した特別図柄変動タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、タイマ値が「0」であった場合にはステップS620-19に処理を移し、タイマ値が「0」ではなかった場合にはステップS620-13に処理を移す。
(Step S620-11)
The
(ステップS620-13)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160および第2特別図柄表示器162を構成する7セグの各セグメントの点灯時間を計時する特別図柄表示タイマを更新する。具体的には、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」であった場合には、所定のタイマ値がセットされ、タイマ値が「1」以上であった場合には、現在のタイマ値から「1」減算した値にタイマ値を更新する。
(Step S620-13)
The
(ステップS620-15)
メインCPU300aは、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS620-17に処理を移し、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」でないと判定した場合にはステップS620-25に処理を移す。
(Step S620-15)
The
(ステップS620-17)
メインCPU300aは、更新対象の特別図柄表示図柄カウンタのカウンタ値を更新し、ステップS620-25に処理を移す。これにより、7セグを構成する各セグメントが、所定時間おきに順次点灯することとなる。
(Step S620-17)
The
(ステップS620-19)
メインCPU300aは、対象の特別図柄表示図柄カウンタに、上記ステップS610-25またはS610-71で決定した特別図柄停止図柄番号(カウンタ値)をセーブする。これにより、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162に、決定された特別図柄が停止表示されることとなる。
(Step S620-19)
The
(ステップS620-21)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162に特別図柄が停止表示されたことを示す特図停止指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S620-21)
The
(ステップS620-23)
メインCPU300aは、特別図柄を停止表示する時間である特別図柄変動停止時間を特別遊技タイマにセットする。
(Step S620-23)
The
(ステップS620-25)
メインCPU300aは、メインRAM300cに記憶された処理対象識別値が最大(01H)であるかを判定する。その結果、処理対象識別値が最大であると判定した場合には当該特別図柄変動中処理を終了し、処理対象識別値は最大ではないと判定した場合にはステップS620-27に処理を移す。
(Step S620-25)
The
(ステップS620-27)
メインCPU300aは、処理対象識別値として「01H」をセットし、ステップS620-3に処理を移す。
(Step S620-27)
The
図33は、主制御基板300における特別図柄停止図柄表示処理を説明するフローチャートである。
FIG. 33 is a flowchart illustrating a special symbol stop symbol display process on the
(ステップS630-1)
メインCPU300aは、処理対象識別値として「00H」をセットする。
(Step S630-1)
The
(ステップS630-3)
メインCPU300aは、メインRAM300cにセットされた処理対象識別値に対応する保留種別にかかる特別図柄が、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162に停止表示中であるかを判定する。その結果、停止表示中であると判定した場合にはステップS630-5に処理を移し、停止表示中ではないと判定した場合にはステップS630-27に処理を移す。
(Step S630-3)
The
(ステップS630-5)
メインCPU300aは、上記ステップS620-23でセットした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合にはステップS630-27に処理を移し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS630-7に処理を移す。
(Step S630-5)
The
(ステップS630-7)
メインCPU300aは、大役抽選の結果を確認する。
(Step S630-7)
The
(ステップS630-9)
メインCPU300aは、大役抽選の結果がハズレであるかを判定する。その結果、ハズレであると判定した場合にはステップS630-25に処理を移し、ハズレではないと判定した場合にはステップS630-11に処理を移す。
(Step S630-9)
The
(ステップS630-11)
メインCPU300aは、変動表示中の特別図柄があるかを判定する。その結果、変動表示中の特別図柄があると判定した場合にはステップS631に処理を移し、変動表示中の特別図柄はないと判定した場合にはステップS630-13に処理を移す。
(Step S630-11)
The
(ステップS631)
メインCPU300aは、図柄強制停止処理を実行する。この図柄強制停止処理については、図34を用いて後述する。
(Step S631)
The
(ステップS630-13)
メインCPU300aは、遊技状態を更新する遊技状態更新処理を行う。ここでは、停止表示中の特別図柄が大当たり図柄である場合に遊技状態を初期状態に設定し、停止表示中の特別図柄が小当たり図柄である場合には、そのまま次の処理に移る。
(Step S630-13)
The
(ステップS630-15)
メインCPU300aは、確定した特別図柄の種別に応じて、特別電動役物作動ラムセットテーブルのデータをセットする。
(Step S630-15)
The
(ステップS630-17)
メインCPU300aは、特別電動役物最大作動回数設定処理を行う。具体的には、上記ステップS630-15でセットしたデータを参照し、特別電動役物最大作動回数カウンタに、カウンタ値として所定数(特別図柄の種別に対応するカウンタ値=ラウンド数)をセットする。なお、この特別電動役物最大作動回数カウンタは、これから開始する大役遊技において実行可能なラウンド数を示すものである。一方、メインRAM300cには、特別電動役物連続作動回数カウンタが設けられており、各ラウンド遊技の開始時に、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値を「1」加算することで、現在のラウンド遊技数が管理される。ここでは、大役遊技の開始に伴って、この特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値をリセット(「0」に更新)する処理が併せて実行される。
(Step S630-17)
The
(ステップS630-19)
メインCPU300aは、上記ステップS630-15でセットしたデータを参照し、特別遊技タイマに、タイマ値として所定のオープニング時間をセーブする。
(Step S630-19)
The
(ステップS630-21)
メインCPU300aは、大役遊技の開始を副制御基板330に伝達するためのオープニング指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S630-21)
The
(ステップS630-23)
メインCPU300aは、大役遊技を開始する場合には特別遊技管理フェーズを「01H」に更新し、小当たり遊技を開始する場合には特別遊技管理フェーズを「05H」に更新して、当該特別図柄停止図柄表示処理を終了する。これにより、大役遊技または小当たり遊技が開始されることとなる。
(Step S630-23)
The
(ステップS630-25)
メインCPU300aは、特別図柄が確定したときの遊技状態を示す特図確定時遊技状態確認指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S630-25)
The
(ステップS630-27)
メインCPU300aは、メインRAM300cに記憶された処理対象識別値が最大(01H)であるかを判定する。その結果、処理対象識別値が最大であると判定した場合には当該特別図柄停止図柄表示処理を終了し、処理対象識別値は最大ではないと判定した場合にはステップS630-29に処理を移す。
(Step S630-27)
The
(ステップS630-29)
メインCPU300aは、処理対象識別値に01Hを加算し、ステップS630-3に処理を移す。
(Step S630-29)
The
図34は、主制御基板300における図柄強制停止処理(ステップS631)を説明するフローチャートである。
FIG. 34 is a flowchart illustrating the symbol forced stop process (step S631) in the
(ステップS631-1)
メインCPU300aは、停止表示中(当該)の特別図柄が小当たり図柄であるかを判定する。その結果、小当たり図柄であると判定した場合にはステップS631-3に処理を移し、小当たり図柄ではないと判定した場合にはステップS631-11に処理を移す。
(Step S631-1)
The
(ステップS631-3)
メインCPU300aは、処理対象識別値が00Hであるか、つまり、小当たり図柄が停止表示されたのが、第1特別図柄表示器160であるかを判定する。その結果、処理対象識別値が00Hであると判定した場合にはステップS631-11に処理を移し、処理対象識別値は00Hではないと判定した場合にはステップS631-5に処理を移す。
(Step S631-3)
The
(ステップS631-5)
メインCPU300aは、変動表示中(他方)の特別図柄が大当たり図柄であるかを判定する。その結果、大当たり図柄であると判定した場合にはステップS631-11に処理を移し、大当たり図柄ではないと判定した場合にはステップS631-7に処理を移す。
(Step S631-5)
The
(ステップS631-7)
メインCPU300aは、中断中フラグをオンする。
(Step S631-7)
The
(ステップS631-9)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示を中断する変動中断処理を実行し、当該図柄強制停止処理を終了する。ここでは、変動時間の残り時間や、特別図柄にかかる情報を一時的に所定の記憶領域に退避させる処理を行う。
(Step S631-9)
The
(ステップS631-11)
メインCPU300aは、図柄が変動表示されている第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162にハズレ図柄を強制停止させる処理を行い、当該図柄強制停止処理を終了する。
(Step S631-11)
The
上記の処理により、第1特別図柄表示器160に小当たり図柄が停止表示された場合には、第2特別図柄表示器162にハズレ図柄が強制停止表示される。また、第2特別図柄表示器162に小当たり図柄が停止表示された場合、大当たり図柄が第1特別図柄表示器160に最終的に停止表示される変動表示中であれば、第1特別図柄表示器160にハズレ図柄が強制停止表示される。一方、第2特別図柄表示器162に小当たり図柄が停止表示された場合、小当たり図柄またはハズレ図柄が第1特別図柄表示器160に最終的に停止表示される変動表示中であれば、第1特別図柄表示器160における変動表示が一時的に中断されることとなる。
By the above processing, when the small hit symbol is stopped and displayed on the first
図35は、主制御基板300における大入賞口開放前処理を説明するフローチャートである。この大入賞口開放前処理は、特別遊技管理フェーズが「01H」、「05H」であった場合に実行される。
FIG. 35 is a flowchart illustrating the pre-opening process of the large winning opening in the
(ステップS640-1)
メインCPU300aは、上記ステップS630-19等でセットした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該大入賞口開放前処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS640-3に処理を移す。
(Step S640-1)
The
(ステップS640-3)
メインCPU300aは、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新する。
(Step S640-3)
The
(ステップS640-5)
メインCPU300aは、大入賞口の開放開始(ラウンド遊技の開始)を副制御基板330に伝達するための大入賞口開放指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S640-5)
The
(ステップS641)
メインCPU300aは、大入賞口開閉切替処理を実行する。この大入賞口開閉切替処理については後述する。
(Step S641)
The
(ステップS640-7)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを、現在の値に01Hを加算した値(「02H」または「06H」)に更新し、当該大入賞口開放前処理を終了する。
(Step S640-7)
The
図36は、主制御基板300における大入賞口開閉切替処理を説明するフローチャートである。
FIG. 36 is a flowchart illustrating a large winning opening opening / closing switching process in the
(ステップS641-1)
メインCPU300aは、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物開閉切替回数(1回のラウンド遊技中における大入賞口の開閉回数)の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合には当該大入賞口開閉切替処理を終了し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS641-3に処理を移す。
(Step S641-1)
The
(ステップS641-3)
メインCPU300aは、特別電動役物作動ラムセットテーブルのデータを参照し、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値に基づいて、第1大入賞口ソレノイド126c、第2大入賞口ソレノイド128cを通電制御するためのソレノイド制御データ、および、通電時間もしくは通電停止時間であるタイマデータを抽出する。
(Step S641-3)
The
(ステップS641-5)
メインCPU300aは、上記ステップS641-3で抽出したソレノイド制御データに基づいて、第1大入賞口ソレノイド126cまたは第2大入賞口ソレノイド128cの通電を開始するか、もしくは、通電を停止するための大入賞口ソレノイド通電制御処理を実行する。この大入賞口ソレノイド通電制御処理の実行により、上記ステップS400-25およびステップS400-27において、第1大入賞口ソレノイド126cまたは第2大入賞口ソレノイド128cの通電開始もしくは通電停止の制御がなされることとなる。
(Step S641-5)
Based on the solenoid control data extracted in step S641-3, the
(ステップS641-7)
メインCPU300aは、上記ステップS641-3で抽出したタイマデータに基づくタイマ値を、特別遊技タイマにセーブする。なお、ここで特別遊技タイマにセーブされるタイマ値は、大入賞口の1回の最大開放時間となる。
(Step S641-7)
The
(ステップS641-9)
メインCPU300aは、第1大入賞口ソレノイド126cまたは第2大入賞口ソレノイド128cの通電開始状態か、すなわち、上記ステップS641-5において、第1大入賞口ソレノイド126cまたは第2大入賞口ソレノイド128cの通電を開始する制御処理がなされたかを判定する。その結果、通電開始状態であると判定した場合にはステップS641-11に処理を移し、通電開始状態ではないと判定した場合には当該大入賞口開閉切替処理を終了する。
(Step S641-9)
The
(ステップS641-11)
メインCPU300aは、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新し、当該大入賞口開閉切替処理を終了する。
(Step S641-11)
The
図37は、主制御基板300における大入賞口開放制御処理を説明するフローチャートである。この大入賞口開放制御処理は、特別遊技管理フェーズが「02H」、「06H」であった場合に実行される。
FIG. 37 is a flowchart illustrating a large winning opening opening control process in the
(ステップS650-1)
メインCPU300aは、上記ステップS641-7でセーブした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合にはステップS650-5に処理を移し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS650-3に処理を移す。
(Step S650-1)
The
(ステップS650-3)
メインCPU300aは、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物開閉切替回数の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合にはステップS650-7に処理を移し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS641に処理を移す。
(Step S650-3)
The
(ステップS641)
上記ステップS650-3において、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物開閉切替回数の上限値ではないと判定した場合には、メインCPU300aは、上記ステップS641の処理を実行する。
(Step S641)
If it is determined in step S650-3 that the counter value of the special electric accessory opening / closing switching count is not the upper limit of the special electric accessory opening / closing switching count, the
(ステップS650-5)
メインCPU300aは、上記ステップS500-9で更新された大入賞口入賞球数カウンタのカウンタ値が規定数に到達していないか、すなわち、大入賞口に、1ラウンド中の最大入賞可能数と同数の遊技球が入球していないかを判定する。その結果、規定数に到達していないと判定した場合には当該大入賞口開放制御処理を終了し、規定数に到達したと判定した場合にはステップS650-7に処理を移す。
(Step S650-5)
In the
(ステップS650-7)
メインCPU300aは、第1大入賞口ソレノイド126cまたは第2大入賞口ソレノイド128cの通電を停止して大入賞口を閉鎖するために必要な大入賞口閉鎖処理を実行する。これにより、大入賞口は閉鎖状態となる。
(Step S650-7)
The
(ステップS650-9)
メインCPU300aは、大入賞口閉鎖有効時間(インターバル時間)を特別遊技タイマにセーブする。
(Step S650-9)
The
(ステップS650-11)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを、現在の値に01Hを加算した値(「03H」または「07H」)に更新する。
(Step S650-11)
The
(ステップS650-13)
メインCPU300aは、大入賞口が閉鎖されたことを示す大入賞口閉鎖指定コマンドを送信バッファにセットし、当該大入賞口開放制御処理を終了する。
(Step S650-13)
The
図38は、主制御基板300における大入賞口閉鎖有効処理を説明するフローチャートである。この大入賞口閉鎖有効処理は、特別遊技管理フェーズが「03H」、「07H」であった場合に実行される。
FIG. 38 is a flowchart illustrating a large winning opening closing effective process in the
(ステップS660-1)
メインCPU300aは、上記ステップS650-9でセーブした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないと判定した場合には当該大入賞口閉鎖有効処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS660-3に処理を移す。
(Step S660-1)
The
(ステップS660-3)
メインCPU300aは、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物最大作動回数カウンタのカウンタ値と一致するか、すなわち、予め設定された回数のラウンド遊技が終了したかを判定する。その結果、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物最大作動回数カウンタのカウンタ値と一致すると判定した場合にはステップS660-9に処理を移し、一致しないと判定した場合にはステップS660-5に処理を移す。
(Step S660-3)
The
(ステップS660-5)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「01H」に更新する。なお、特別遊技管理フェーズが07Hである場合、すなわち、小当たり遊技の制御中は、小当たり遊技のラウンド遊技回数が「1」であることから、上記ステップS660-3で必ずYESと判定され、当該ステップに処理が移行することはない。
(Step S660-5)
The
(ステップS660-7)
メインCPU300aは、所定の大入賞口閉鎖時間を特別遊技タイマにセーブし、当該大入賞口閉鎖有効処理を終了する。これにより、次のラウンド遊技が開始されることとなる。
(Step S660-7)
The
(ステップS660-9)
メインCPU300aは、エンディング時間を特別遊技タイマにセーブするエンディング時間設定処理を実行する。
(Step S660-9)
The
(ステップS660-11)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを、現在の値に01Hを加算した値(「04H」または「08H」)に更新する。
(Step S660-11)
The
(ステップS660-13)
メインCPU300aは、エンディングの開始を示すエンディング指定コマンドを送信バッファにセットし、当該大入賞口閉鎖有効処理を終了する。
(Step S660-13)
The
図39は、主制御基板300における大入賞口終了ウェイト処理を説明するフローチャートである。この大入賞口終了ウェイト処理は、特別遊技管理フェーズが「04H」、「08H」であった場合に実行される。
FIG. 39 is a flowchart illustrating the large winning opening end wait process in the
(ステップS670-1)
メインCPU300aは、上記ステップS660-9でセーブした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該大入賞口終了ウェイト処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS670-3に処理を移す。
(Step S670-1)
The
(ステップS670-3)
メインCPU300aは、大役遊技終了後の遊技状態を設定するための状態設定処理を実行する。ここでは、上記ステップS610-29またはステップS610-75で予備領域に設定した遊技状態や高確回数、時短回数をロードし、大役遊技後の遊技状態として各フラグの設定やカウンタ値をセットする。なお、この処理は、大役遊技が実行された場合にのみ行われ、小当たり遊技が実行された場合には、当該処理を行うことはない。
(Step S670-3)
The
(ステップS670-5)
メインCPU300aは、上記ステップS670-3で最優位状態に設定されたかを判定する。その結果、最優位状態に設定されたと判定した場合にはステップS670-7に処理を移し、最優位状態に設定されていないと判定した場合には当該大入賞口終了ウェイト処理を終了する。
(Step S670-5)
The
(ステップS670-7)
メインCPU300aは、特定変動回数カウンタにカウンタ値として30をセットする。
(Step S670-7)
The
(ステップS670-9)
メインCPU300aは、大役遊技の終了後に設定される遊技状態を伝達するための遊技状態変化指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S670-9)
The
(ステップS670-11)
メインCPU300aは、上記ステップS670-3でセーブした高確回数、時短回数に対応する回数コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S670-11)
The
(ステップS670-13)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「00H」に更新し、当該大入賞口終了ウェイト処理を終了する。これにより、特1保留または特2保留が記憶されている場合には、図柄の変動表示が再開されることとなる。
(Step S670-13)
The
図40は、普通遊技管理フェーズを説明する図である。既に説明したとおり、本実施形態では、ゲート124への遊技球の通過を契機とする普通遊技に係る処理が、段階的に、かつ、繰り返し実行されるが、主制御基板300では、こうした普通遊技に係る各処理を普通遊技管理フェーズによって管理している。
FIG. 40 is a diagram illustrating a normal game management phase. As described above, in the present embodiment, the processing related to the normal game triggered by the passage of the game ball to the
図40に示すように、メインROM300bには、普通遊技を実行制御するための複数の普通遊技制御モジュールが格納されており、これら普通遊技制御モジュールごとに、普通遊技管理フェーズが対応付けられている。具体的には、普通遊技管理フェーズが「00H」である場合には、「普通図柄変動待ち処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「01H」である場合には、「普通図柄変動中処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「02H」である場合には、「普通図柄停止図柄表示処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「03H」である場合には、「普通電動役物入賞口開放前処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「04H」である場合には、「普通電動役物入賞口開放制御処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「05H」である場合には、「普通電動役物入賞口閉鎖有効処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「06H」である場合には、「普通電動役物入賞口終了ウェイト処理」を実行するためのモジュールがコールされる。
As shown in FIG. 40, a plurality of normal game control modules for executing and controlling normal games are stored in the
図41は、主制御基板300における普通遊技管理処理(ステップS700)を説明するフローチャートである。
FIG. 41 is a flowchart illustrating a normal game management process (step S700) on the
(ステップS700-1)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズをロードする。
(Step S700-1)
The
(ステップS700-3)
メインCPU300aは、上記ステップS700-1でロードした普通遊技管理フェーズに対応する普通遊技制御モジュールを選択する。
(Step S700-3)
The
(ステップS700-5)
メインCPU300aは、上記ステップS700-3で選択した普通遊技制御モジュールをコールして処理を開始する。
(Step S700-5)
The
(ステップS700-7)
メインCPU300aは、普通遊技の制御時間を管理する普通遊技タイマをロードする。
(Step S700-7)
The
図42は、主制御基板300における普通図柄変動待ち処理を説明するフローチャートである。この普通図柄変動待ち処理は、普通遊技管理フェーズが「00H」であった場合に実行される。
FIG. 42 is a flowchart illustrating a normal symbol change waiting process in the
(ステップS710-1)
メインCPU300aは、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値をロードし、カウンタ値が「0」であるか、すなわち、普図保留が「0」であるかを判定する。その結果、カウンタ値が「0」であると判定した場合には当該普通図柄変動待ち処理を終了し、カウンタ値は「0」ではないと判定した場合にはステップS710-3に処理を移す。
(Step S710-1)
The
(ステップS710-3)
メインCPU300aは、普図保留記憶領域の第1記憶部~第4記憶部に記憶されている普図保留(当たり決定乱数)を、1つ序数の小さい記憶部にブロック転送する。具体的には、第2記憶部~第4記憶部に記憶されている普図保留を、第1記憶部~第3記憶部に転送する。また、メインRAM300cには、処理対象となる第0記憶部が設けられており、第1記憶部に記憶されている普図保留を、第0記憶部に転送する。なお、この普通図柄記憶エリアシフト処理においては、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値を「1」減算するとともに、普図保留が「1」減算したことを示す、普図保留減指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S710-3)
The
(ステップS710-5)
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された当たり決定乱数をロードし、現在の遊技状態に対応する当たり決定乱数判定テーブルを選択して普図抽選を行い、その抽選結果を記憶する普通図柄当たり判定処理を実行する。
(Step S710-5)
The
(ステップS710-7)
メインCPU300aは、上記ステップS710-5の普図抽選の結果に対応する普通図柄停止図柄番号をセーブする。なお、本実施形態では、普通図柄表示器168は1つのLEDランプで構成されており、当たりの場合には普通図柄表示器168を点灯させ、ハズレの場合には普通図柄表示器168を消灯させる。ここで決定する普通図柄停止図柄番号は、最終的に普通図柄表示器168を点灯するか否かを示すものであり、例えば、当たりに当選した場合には、普通図柄停止図柄番号として「0」が決定され、ハズレの場合には、普通図柄停止図柄番号として「1」が決定される。
(Step S710-7)
The
(ステップS710-9)
メインCPU300aは、現在の遊技状態を確認し、対応する普通図柄変動時間データテーブルを選択してセットする。
(Step S710-9)
The
(ステップS710-11)
メインCPU300aは、上記ステップS710-3で第0記憶部に転送した当たり決定乱数と、上記ステップS710-9でセットした普通図柄変動時間データテーブルとに基づいて、普通図柄変動時間を決定する。
(Step S710-11)
The
(ステップS710-13)
メインCPU300aは、上記ステップS710-11で決定した普通図柄変動時間を普通遊技タイマにセーブする。
(Step S710-13)
The
(ステップS710-15)
メインCPU300aは、普通図柄表示器168において、普通図柄の変動表示を開始するために、普通図柄表示図柄カウンタを設定する処理を実行する。この普通図柄表示図柄カウンタに、カウンタ値として例えば「0」が設定されている場合には普通図柄表示器168が点灯制御され、カウンタ値として「1」が設定されている場合には普通図柄表示器168が消灯制御される。ここでは、普通図柄の変動表示の開始時に所定のカウンタ値が普通図柄表示図柄カウンタに設定されることとなる。
(Step S710-15)
The
(ステップS710-17)
メインCPU300aは、普図保留記憶領域に記憶されている普図保留数を示す普図保留指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S710-17)
The
(ステップS710-19)
メインCPU300aは、上記ステップS710-7で決定された普通図柄停止図柄番号、すなわち、普通図柄当たり判定処理によって決定された図柄種別(当たり図柄またはハズレ図柄)に基づいて、普通図柄指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S710-19)
The
(ステップS710-21)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「01H」に更新し、当該普通図柄変動待ち処理を終了する。
(Step S710-21)
The
図43は、主制御基板300における普通図柄変動中処理を説明するフローチャートである。この普通図柄変動中処理は、普通遊技管理フェーズが「01H」であった場合に実行される。
FIG. 43 is a flowchart illustrating a process during normal symbol change in the
(ステップS720-1)
メインCPU300aは、上記ステップS710-13でセーブした普通遊技タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、タイマ値が「0」であった場合にはステップS720-9に処理を移し、タイマ値が「0」ではなかった場合にはステップS720-3に処理を移す。
(Step S720-1)
The
(ステップS720-3)
メインCPU300aは、普通図柄表示器168の点灯時間および消灯時間を計時する普通図柄表示タイマを更新する。具体的には、普通図柄表示タイマのタイマ値が「0」であった場合には、所定のタイマ値がセットされ、タイマ値が「1」以上であった場合には、現在のタイマ値から「1」減算した値にタイマ値を更新する。
(Step S720-3)
The
(ステップS720-5)
メインCPU300aは、普通図柄表示タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、普通図柄表示タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS720-7に処理を移し、普通図柄表示タイマのタイマ値が「0」でないと判定した場合には当該普通図柄変動中処理を終了する。
(Step S720-5)
The
(ステップS720-7)
メインCPU300aは、普通図柄表示図柄カウンタのカウンタ値を更新する。ここでは、普通図柄表示図柄カウンタのカウンタ値が、普通図柄表示器168の消灯を示すカウンタ値であった場合には点灯を示すカウンタ値に更新し、普通図柄表示器168の点灯を示すカウンタ値であった場合には消灯を示すカウンタ値に更新し、当該普通図柄変動中処理を終了する。これにより、普通図柄表示器168は、普通図柄変動時間に亘って、所定時間おきに点灯、消灯を繰り返す(点滅する)こととなる。
(Step S720-7)
The
(ステップS720-9)
メインCPU300aは、普通図柄表示図柄カウンタに、上記ステップS710-7で決定した普通図柄停止図柄番号(カウンタ値)をセーブする。これにより、普通図柄表示器168が最終的に点灯もしくは消灯制御され、普図抽選の結果が報知されることとなる。
(Step S720-9)
The
(ステップS720-11)
メインCPU300aは、普通図柄を停止表示する時間である普通図柄変動停止時間を普通遊技タイマにセットする。
(Step S720-11)
The
(ステップS720-13)
メインCPU300aは、普通図柄の停止表示が開始されたことを示す普図停止指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S720-13)
The
(ステップS720-15)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「02H」に更新し、当該普通図柄変動中処理を終了する。
(Step S720-15)
The
図44は、主制御基板300における普通図柄停止図柄表示処理を説明するフローチャートである。この普通図柄停止図柄表示処理は、普通遊技管理フェーズが「02H」であった場合に実行される。
FIG. 44 is a flowchart illustrating a normal symbol stop symbol display process on the
(ステップS730-1)
メインCPU300aは、上記ステップS720-11でセットした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該普通図柄停止図柄表示処理を終了し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS730-3に処理を移す。
(Step S730-1)
The
(ステップS730-3)
メインCPU300aは、普図抽選の結果を確認する。
(Step S730-3)
The
(ステップS730-5)
メインCPU300aは、普図抽選の結果が当たりであるかを判定する。その結果、当たりであると判定した場合にはステップS730-9に処理を移し、当たりではない(ハズレである)と判定した場合にはステップS730-7に処理を移す。
(Step S730-5)
The
(ステップS730-7)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「00H」に更新し、当該普通図柄停止図柄表示処理を終了する。これにより、1の普図保留に基づく普通遊技管理処理が終了し、普図保留が記憶されている場合には、次の保留に基づく普通図柄の変動表示を開始するための処理が行われることとなる。
(Step S730-7)
The
(ステップS730-9)
メインCPU300aは、開閉制御パターンテーブルのデータを参照し、普通遊技タイマに、タイマ値として普電開放前時間をセーブする。
(Step S730-9)
The
(ステップS730-11)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「03H」に更新し、当該普通図柄停止図柄表示処理を終了する。これにより、第1始動口120の開閉制御が開始されることとなる。
(Step S730-11)
The
図45は、主制御基板300における普通電動役物入賞口開放前処理を説明するフローチャートである。この普通電動役物入賞口開放前処理は、普通遊技管理フェーズが「03H」であった場合に実行される。
FIG. 45 is a flowchart illustrating the pre-processing for opening the winning opening of the ordinary electric accessory in the
(ステップS740-1)
メインCPU300aは、上記ステップS730-9でセットした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口開放前処理を終了し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS741に処理を移す。
(Step S740-1)
The
(ステップS741)
メインCPU300aは、普通電動役物入賞口開閉切替処理を実行する。この普通電動役物入賞口開閉切替処理については後述する。
(Step S741)
The
(ステップS740-3)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「04H」に更新し、当該普通電動役物入賞口開放前処理を終了する。
(Step S740-3)
The
図46は、主制御基板300における普通電動役物入賞口開閉切替処理を説明するフローチャートである。
FIG. 46 is a flowchart illustrating the process of switching the opening / closing of the winning opening of the ordinary electric accessory in the
(ステップS741-1)
メインCPU300aは、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、普通電動役物開閉切替回数(1回の開閉制御中における第1始動口120の可動片120bの開閉回数)の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合には当該普通電動役物入賞口開閉切替処理を終了し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS741-3に処理を移す。
(Step S741-1)
In the
(ステップS741-3)
メインCPU300aは、開閉制御パターンテーブルのデータを参照し、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値に基づいて、普通電動役物ソレノイド120cを通電制御するためのソレノイド制御データ(通電制御データまたは通電停止制御データ)、および、普通電動役物ソレノイド120cの通電時間(ソレノイド通電時間)もしくは通電停止時間(普電閉鎖有効時間=休止時間)であるタイマデータを抽出する。
(Step S741-3)
The
(ステップS741-5)
メインCPU300aは、上記ステップS741-3で抽出したソレノイド制御データに基づいて、普通電動役物ソレノイド120cの通電を開始するか、もしくは、普通電動役物ソレノイド120cの通電を停止するための普通電動役物ソレノイド通電制御処理を実行する。この普通電動役物ソレノイド通電制御処理の実行により、上記ステップS400-25およびステップS400-27において、普通電動役物ソレノイド120cの通電開始もしくは通電停止の制御がなされることとなる。
(Step S741-5)
The
(ステップS741-7)
メインCPU300aは、上記ステップS741-3で抽出したタイマデータに基づくタイマ値を、普通遊技タイマにセーブする。なお、ここで普通遊技タイマにセーブされるタイマ値は、第1始動口120の1回の最大開放時間となる。
(Step S741-7)
The
(ステップS741-9)
メインCPU300aは、普通電動役物ソレノイド120cの通電開始状態か、すなわち、上記ステップS741-5において、普通電動役物ソレノイド120cの通電を開始する制御処理がなされたかを判定する。その結果、通電開始状態であると判定した場合にはステップS741-11に処理を移し、通電開始状態ではないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口開閉切替処理を終了する。
(Step S741-9)
The
(ステップS741-11)
メインCPU300aは、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新する。
(Step S741-11)
The
図47は、主制御基板300における普通電動役物入賞口開放制御処理を説明するフローチャートである。この普通電動役物入賞口開放制御処理は、普通遊技管理フェーズが「04H」であった場合に実行される。
FIG. 47 is a flowchart illustrating a normal electric accessory winning opening opening control process in the
(ステップS750-1)
メインCPU300aは、上記ステップS741-7でセーブした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合にはステップS750-5に処理を移し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS750-3に処理を移す。
(Step S750-1)
The
(ステップS750-3)
メインCPU300aは、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、普通電動役物開閉切替回数の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合にはステップS750-7に処理を移し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS741に処理を移す。
(Step S750-3)
The
(ステップS741)
上記ステップS750-3において、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、普通電動役物開閉切替回数の上限値ではないと判定した場合には、メインCPU300aは、上記ステップS741の処理を実行する。
(Step S741)
If it is determined in step S750-3 that the counter value of the normal electric accessory opening / closing switching count is not the upper limit of the normal electric accessory opening / closing switching count, the
(ステップS750-5)
メインCPU300aは、上記ステップS530-9で更新された普通電動役物入賞球数カウンタのカウンタ値が規定数に到達していないか、すなわち、第1始動口120に、1回の開閉制御中の最大入賞可能数と同数の遊技球が入球していないかを判定する。その結果、規定数に到達していないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口開放制御処理を終了し、規定数に到達したと判定した場合にはステップS750-7に処理を移す。
(Step S750-5)
In the
(ステップS750-7)
メインCPU300aは、普通電動役物ソレノイド120cの通電を停止して第1始動口120を閉鎖するために必要な普通電動役物閉鎖処理を実行する。これにより、第1始動口120が閉鎖状態となる。
(Step S750-7)
The
(ステップS750-9)
メインCPU300aは、普電有効状態時間を普通遊技タイマにセーブする。
(Step S750-9)
The
(ステップS750-11)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「05H」に更新し、当該普通電動役物入賞口開放制御処理を終了する。
(Step S750-11)
The
図48は、主制御基板300における普通電動役物入賞口閉鎖有効処理を説明するフローチャートである。この普通電動役物入賞口閉鎖有効処理は、普通遊技管理フェーズが「05H」であった場合に実行される。
FIG. 48 is a flowchart illustrating an ordinary electric accessory winning opening closing effective process in the
(ステップS760-1)
メインCPU300aは、上記ステップS750-9でセーブした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口閉鎖有効処理を終了し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS760-3に処理を移す。
(Step S760-1)
The
(ステップS760-3)
メインCPU300aは、普電終了ウェイト時間を普通遊技タイマにセーブする。
(Step S760-3)
The
(ステップS760-5)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「06H」に更新し、当該普通電動役物入賞口閉鎖有効処理を終了する。
(Step S760-5)
The
図49は、主制御基板300における普通電動役物入賞口終了ウェイト処理を説明するフローチャートである。この普通電動役物入賞口終了ウェイト処理は、普通遊技管理フェーズが「06H」であった場合に実行される。
FIG. 49 is a flowchart illustrating a normal electric accessory winning opening end wait process on the
(ステップS770-1)
メインCPU300aは、上記ステップS760-3でセーブした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口終了ウェイト処理を終了し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS770-3に処理を移す。
(Step S770-1)
The
(ステップS770-3)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「00H」に更新し、当該普通電動役物入賞口終了ウェイト処理を終了する。これにより、普図保留が記憶されている場合には、普通図柄の変動表示が再開されることとなる。
(Step S770-3)
The
以上のように、主制御基板300においては、特別図柄遊技と普通図柄遊技とが同時並行して行われるが、こうした遊技の進行中は、主制御基板300で設定されている遊技状態に応じて種々の演出が実行される。この演出を実行制御するのが副制御基板330であるが、以下では、遊技状態が最優位状態に設定されている場合に実行される演出について一例を用いて説明する。
As described above, in the
図50は、最優位状態における演出の一例を説明する図である。上記したように、本実施形態では、6つ(実質上は5つ)の遊技状態が設けられており、副制御基板330では、設定中の遊技状態に応じて演出モードが設定される。各演出モードには、演出表示部200aに表示される背景画像やBGMが規定されており、遊技中は、設定されている演出モードに応じて、演出表示部200aに背景画像が表示され、また、音声出力装置206からBGMが出力されている。
FIG. 50 is a diagram illustrating an example of an effect in the most dominant state. As described above, in the present embodiment, six (substantially five) gaming states are provided, and the
主制御基板300において最優位状態に設定されている場合には、副制御基板330において最優位モードに設定される。この最優位モード中は、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示および停止表示に合わせて変動演出が実行される。最優位モード中の変動演出では、図50(a)に示す図柄配列212が変動表示および停止表示されるリール演出が行われる。図柄配列212は、タオル、ベル、スイカ、チェリー、7の5種類の絵柄で構成されている。
When the
リール演出では、3つの図柄配列212がスクロール後に停止表示され、最終的に表示された3つの絵柄により、大役抽選の結果が報知される。なお、リール演出では、図柄配列212の停止時に、同じ絵柄が3つ、一直線上に並んで表示される。このとき、図50(b)に示すように、タオルの絵柄はハズレに対応しており、ベル、スイカ、チェリーの絵柄は小当たりに対応しており、7の絵柄は大当たりに対応している。つまり、大役抽選の結果がハズレであった場合には、タオルの絵柄が3つ表示され、大役抽選の結果が小当たりであった場合には、ベル、スイカ、チェリーのいずれかの絵柄が3つ表示され、大当たりであった場合には、7の絵柄が3つ表示される。このように、リール演出は、大役抽選の結果を報知する報知演出として機能する。 In the reel effect, the three symbol arrangements 212 are stopped and displayed after scrolling, and the result of the big winning combination lottery is notified by the three symbols finally displayed. In the reel effect, when the symbol array 212 is stopped, three identical symbols are displayed side by side in a straight line. At this time, as shown in FIG. 50 (b), the pattern of the towel corresponds to the loss, the pattern of the bell, the watermelon, and the cherry corresponds to the small hit, and the pattern of 7 corresponds to the big hit. .. That is, if the result of the big role lottery is a loss, three towel patterns are displayed, and if the result of the big role lottery is a small hit, one of the bell, watermelon, and cherry patterns is three. If it is a big hit, three patterns of 7 are displayed. In this way, the reel effect functions as a notification effect for notifying the result of the big winning combination lottery.
リール演出について具体的に説明すると、最優位モード中は、図50(c)に示すように、演出表示部200aの下部に、第1リール表示部214a、第2リール表示部214b、第3リール表示部214cの3つの表示領域に区画されたリール表示部214が設けられる。
To specifically explain the reel effect, during the most dominant mode, as shown in FIG. 50 (c), the first reel display unit 214a, the second reel display unit 214b, and the third reel are located at the lower part of the
第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示が開始されると、図50(c)に示すように、リール表示部214において図柄配列212がスクロールを開始する。なお、図中下向きの白抜き矢印は、図柄配列212の縦方向のスクロール表示を示している。そして、大役抽選の結果がハズレであり、第2特別図柄表示器162にハズレ図柄(特別図柄Y)が停止表示されると、これに合わせて、図50(d)に示すように、第1リール表示部214a、第2リール表示部214b、第3リール表示部214cに、それぞれタオルの絵柄が停止表示される。つまり、図柄配列212に含まれるタオルの絵柄が3つ揃うことで、大役抽選の結果がハズレであったことが遊技者に報知される。なお、上記のリール演出中は、演出表示部200aに最優位モード用の背景画像が表示されている。
When the variation display of the symbol on the second
また、最優位状態では、頻繁に小当たり遊技が実行され、この小当たり遊技において、遊技球が第2大入賞口128に入球することで、遊技球の発射数よりも払い出される賞球数が多くなり、大当たりに当選せずとも、遊技球数が徐々に増加していく。第2特別図柄表示器162に小当たり図柄(特別図柄Z4、Z5、Z6)が停止表示されると、これに合わせて、図50(e)に示すように、第1リール表示部214a、第2リール表示部214b、第3リール表示部214cに、それぞれベルが停止表示される。つまり、図柄配列212に含まれるベルの絵柄が3つ揃うことで、大役抽選の結果が小当たりであったことが報知される。このように、ベルの絵柄は、遊技球の増加を遊技者に示唆するものとなっている。なお、このリール演出中においても、演出表示部200aには、最優位モード用の背景画像が表示されている。
Further, in the most dominant state, the small hit game is frequently executed, and in this small hit game, the number of prize balls paid out is larger than the number of shots of the game ball when the game ball enters the second large winning
ここで、図柄配列212には、小当たりに対応する絵柄として、ベルの他にスイカおよびチェリーが設けられている。これらスイカおよびチェリーの絵柄は、大役抽選の結果が小当たりであったことを報知するものであるが、こうした小当たりの当選を報知する役割に加えて、メインRAM300cに記憶されている保留の大当たりの信頼度を示唆する役割も同時に担っている。つまり、リール演出では、主制御基板300において既に導出された大役抽選の結果が報知されるのと同時に、以後に導出される大役抽選の結果が示唆されることもある。
Here, in the symbol array 212, watermelon and cherry are provided in addition to the bell as the symbols corresponding to the small hits. These watermelon and cherry designs inform that the result of the big win lottery was a small hit, but in addition to the role of notifying the winning of such a small hit, the pending big hit stored in the
(副制御基板330のサブCPU初期化処理)
図51は、副制御基板330のサブCPU初期化処理(S1000)を説明するフローチャートである。
(Sub CPU initialization process of sub control board 330)
FIG. 51 is a flowchart illustrating a sub CPU initialization process (S1000) of the
(ステップS1000-1)
サブCPU330aは、電源投入に応じて、サブROM330bからCPU初期化処理プログラムを読み込むとともに、サブRAM330cに記憶されるフラグ等の初期化、設定処理を行う。
(Step S1000-1)
The
(ステップS1000-3)
次に、サブCPU330aは、各演出乱数を更新する処理を行うとともに、以後は、割込み処理が行われるまで当該ステップS1000-3の処理を繰り返し行う。なお、演出乱数は複数種類設けられており、ここでは、それぞれの演出乱数が非同期的に更新されている。
(Step S1000-3)
Next, the
(副制御基板330のサブタイマ割込み処理)
図52は、副制御基板330のサブタイマ割込み処理(S1100)を説明するフローチャートである。副制御基板330には、所定の周期でクロックパルスを発生するリセット用クロックパルス発生回路(不図示)が設けられている。そして、このリセット用クロックパルス発生回路によるクロックパルスの発生により、サブCPU330aはタイマ割込み処理プログラムを読み込んで当該サブタイマ割込み処理を開始する。
(Subtimer interrupt processing of subcontrol board 330)
FIG. 52 is a flowchart illustrating the subtimer interrupt process (S1100) of the
(ステップS1100-1)
サブCPU330aは、レジスタを退避する。
(Step S1100-1)
The
(ステップS1100-3)
サブCPU330aは、割込みを許可するための処理を行う。
(Step S1100-3)
The
(ステップS1100-5)
サブCPU330aは、副制御基板330で用いられる各種タイマカウンタの更新処理を行う。ここで、各種タイマカウンタは、特に断る場合を除き、当該副制御基板330のサブタイマ割込み処理の度に1ずつ減算され、0になると減算を停止する。
(Step S1100-5)
The
(ステップS1200)
サブCPU330aは、サブRAM330cの受信バッファに格納されているコマンドを解析するとともに、受信したコマンドに応じた種々の処理を行う。副制御基板330においては、主制御基板300からコマンドが送信されると、コマンド受信割込み処理が行われ、主制御基板300から送信されたコマンドが受信バッファに格納される。ここでは、コマンド受信割込み処理によって受信バッファに格納されたコマンドを解析することとなる。
(Step S1200)
The
(ステップS1100-7)
サブCPU330aは、変動演出の経過時間を計時するとともに、変動演出ごとにセットされるタイムテーブルを参照して、当該タイムテーブルに記憶された該当時間に対応する処理を実行するタイムスケジュール管理処理を行う。ここでは、タイムテーブルにセットされたタイムデータに基づいて、各種のフラグをオン、オフしたり、あるいは、各演出デバイスにコマンドを送信したりすることで、変動演出をはじめとする各演出の実行を制御することとなる。
(Step S1100-7)
The
(ステップS1100-9)
サブCPU330aは、レジスタを復帰して当該サブタイマ割込み処理を終了する。
(Step S1100-9)
The
図53は、上記コマンド解析処理のうち、変動パターンコマンドを受信した際に実行される変動パターンコマンド受信処理を説明するフローチャートである。なお、変動パターンコマンドは、図31のステップS611-29でセットされた後、図17のステップS100-39で副制御基板330に送信される。
FIG. 53 is a flowchart illustrating the variation pattern command reception process executed when the variation pattern command is received among the above command analysis processes. The variation pattern command is set in step S611-29 in FIG. 31 and then transmitted to the
(ステップS1220-1)
サブCPU330aは、まず、受信した変動パターンコマンドを解析する。
(Step S1220-1)
The
(ステップS1220-3)
サブCPU330aは、現在の遊技状態が最優位状態であるかを判定する。その結果、最優位状態であると判定した場合にはステップS1220-7に処理を移し、最優位状態ではないと判定した場合にはステップS1220-5に処理を移す。
(Step S1220-3)
The
(ステップS1220-5)
サブCPU330aは、上記ステップS1220-1の解析結果に基づき、大役抽選の結果を報知する変動演出の実行パターンを決定する。
(Step S1220-5)
Based on the analysis result of step S1220-1, the
(ステップS1220-7)
サブCPU330aは、上記ステップS1220-1の解析結果に基づき、リール演出において最終的にリール表示部214に表示する図柄配列212の絵柄、すなわち、リール演出の実行パターンを決定する。
(Step S1220-7)
Based on the analysis result of step S1220-1, the
(ステップS1220-9)
サブCPU330aは、上記各ステップの決定に基づいてタイムテーブルにタイムデータをセットする。なお、ここでセットされたタイムテーブルに基づいて、上記ステップS1100-7において、各種の演出用の画像を演出表示部200aに表示する処理や、画像に対応する音声出力処理、演出照明装置204の点灯制御処理等の演出実行制御がなされることとなる。
(Step S1220-9)
The
なお、ハズレ時には、主制御基板300において、変動時間が1秒のA0H、および、変動時間が2秒のA1Hのいずれかの変動パターン番号が決定される。上記ステップS1220-7においては、A0HおよびA1Hのいずれの変動パターン番号に対応する変動パターンコマンドを受信した場合にも、タオルの絵柄を表示するリール演出の実行パターンが決定される。つまり、ハズレ時には、第1変動期間と第2変動期間とで、絵柄のスクロール時間のみが異なり、リール演出の具体的な内容自体に差異はない。したがって、遊技者は、第1変動期間であるのか第2変動期間であるのかを容易に識別することができない。このように、第1変動期間と第2変動期間とで、変動時間以外の演出の内容を同じにすることで、遊技者に気付かれないように純増率を変化させることができる。特に、射幸性の抑制効果を高める場合には、第1変動期間と第2変動期間とで演出を共通化することが望ましい。
At the time of loss, the fluctuation pattern number of either A0H having a fluctuation time of 1 second or A1H having a fluctuation time of 2 seconds is determined on the
ただし、第1変動期間と第2変動期間とで背景画像を変化させる等して演出モードを切り替え、純増率の変化を遊技者に明確に報知してもよい。変動期間によって演出を変化させれば、遊技者の倦怠感を払拭し、遊技意欲を向上させるといった効果を高めることができる。 However, the effect mode may be switched by changing the background image between the first fluctuation period and the second fluctuation period, and the change in the net increase rate may be clearly notified to the player. By changing the production according to the fluctuation period, it is possible to enhance the effect of dispelling the fatigue of the player and improving the motivation to play.
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。 Although the preferred embodiment of the present invention has been described above with reference to the accompanying drawings, it goes without saying that the present invention is not limited to such an embodiment. It is clear that a person skilled in the art can come up with various modifications or modifications within the scope of the claims, and it is understood that these also naturally belong to the technical scope of the present invention. Will be done.
例えば、上記実施形態の遊技性は一例にすぎない。上記実施形態では、第1始動口120および第2始動口122を設けることとしたが、始動口の数は特に限定されるものではない。また、上記実施形態では、第2始動口122を、常時遊技球が入球可能な所謂、固定始動口で構成し、第1始動口120を、遊技球の入球容易性が可変となる所謂、可変始動口で構成したが、これらの構成は必須ではない。したがって、例えば、第1始動口120を2つ設け、一方を固定始動口とし、他方を可変始動口としてもよい。さらには、上記実施形態では、第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示と、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示とを同時並行して実行可能とした。しかしながら、例えば、第2特別図柄表示器162における図柄の変動表示を第1特別図柄表示器160における図柄の変動表示よりも優先的に実行したり、保留が記憶された順に図柄の変動表示を実行したりしてもよい。
For example, the playability of the above embodiment is only an example. In the above embodiment, the
また、上記実施形態では、ハズレ図柄、小当たり図柄、大当たり図柄を設けることとしたが、ハズレ図柄や大当たり図柄は必須ではなく、特別図柄の種別や決定確率、遊技状態の遷移等は適宜設計可能である。また、上記実施形態では、6つの遊技状態を設けることとしたが、有利度合いが異なる複数の遊技状態のいずれかに設定され、設定中の遊技状態に応じて遊技の進行制御がなされる遊技機であれば、遊技状態の数や具体的な内容は適宜設計可能である。 Further, in the above embodiment, the lost symbol, the small hit symbol, and the big hit symbol are provided, but the lost symbol and the jackpot symbol are not indispensable, and the type and determination probability of the special symbol, the transition of the gaming state, etc. can be appropriately designed. Is. Further, in the above embodiment, six gaming states are provided, but the gaming machine is set to one of a plurality of gaming states having different degrees of advantage, and the progress of the game is controlled according to the game state being set. If so, the number of gaming states and specific contents can be appropriately designed.
また、上記実施形態では、小当たりに当選した場合には小当たり遊技が実行され、大当たりに当選した場合には大役遊技が実行されるとともに、所定の遊技状態に設定されるといった遊技利益を付与することとしたが、遊技利益の内容はこれに限らない。いずれにしても、始動条件の成立により、特定図柄を含む複数種類の図柄のうちのいずれかを決定し、図柄が決定されると、変動時間が対応付けられた変動情報(変動パターン番号)を決定するための変動情報決定処理を行い、決定された変動情報に対応する変動時間が経過すると、決定された図柄を図柄表示部(第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162)に表示し、図柄表示部に特定図柄が表示されたことを条件として、所定の遊技利益を付与すればよい。
Further, in the above embodiment, when the small hit is won, the small hit game is executed, and when the big hit is won, the big role game is executed and the game profit is given such that the game is set to a predetermined game state. However, the content of the game profit is not limited to this. In any case, when the start condition is satisfied, one of a plurality of types of symbols including a specific symbol is determined, and when the symbol is determined, the variation information (variation pattern number) associated with the variation time is obtained. When the variation information determination process for determination is performed and the variation time corresponding to the determined variation information elapses, the determined symbol is displayed on the symbol display unit (first
また、上記実施形態では、変動情報を決定するための変動情報決定テーブル(変動パターン乱数判定テーブル)が複数設けられ、変動情報決定処理(特別図柄変動番号決定処理)において、複数の変動情報決定テーブルのいずれかを用いて変動情報を決定することとした。そして、第1変動期間中と第2変動期間中とで、異なる変動パターン乱数判定テーブルを用いることで、第2変動期間中は、第1変動期間中よりも、決定される変動時間の平均が短くなるようにした。 Further, in the above embodiment, a plurality of variation information determination tables (variation pattern random number determination tables) for determining variation information are provided, and in the variation information determination process (special symbol variation number determination process), a plurality of variation information determination tables are provided. It was decided to determine the fluctuation information using one of the above. Then, by using different fluctuation pattern random number determination tables during the first fluctuation period and the second fluctuation period, the average of the fluctuation time determined during the second fluctuation period is larger than that during the first fluctuation period. I tried to make it shorter.
しかしながら、第1変動期間中と第2変動期間中とで、異なる変動情報を決定したり、あるいは、各変動情報の選択比率を異ならせたりするための具体的な処理はこれに限らない。例えば、第1変動期間中および第2変動期間中のいずれか一方または双方においては、テーブルと乱数値とを用いた抽選ではなく、予め設定された1の変動情報を決定するものとしてもよい。いずれにしても、所定の遊技状態に設定されてから所定の変更条件が成立するまでの間は、第1の変動情報決定処理により変動情報を決定し、所定の遊技状態において変更条件が成立した後は、決定される変動時間の平均が第1の変動情報決定処理よりも短くなる第2の変動情報決定処理により変動情報を決定すればよく、変動情報を決定するための変動情報決定処理の具体的な内容は特に限定されるものではない。 However, the specific processing for determining different fluctuation information or making the selection ratio of each fluctuation information different between the first fluctuation period and the second fluctuation period is not limited to this. For example, in one or both of the first fluctuation period and the second fluctuation period, the preset fluctuation information of 1 may be determined instead of the lottery using the table and the random number value. In any case, from the time when the predetermined gaming state is set until the predetermined change condition is satisfied, the variation information is determined by the first variation information determination process, and the change condition is satisfied in the predetermined gaming state. After that, the variation information may be determined by the second variation information determination process in which the average of the determined variation time is shorter than the first variation information determination process, and the variation information determination process for determining the variation information may be performed. The specific content is not particularly limited.
また、上記実施形態では、変動回数が30回に達したことを変更条件としたが、変更条件はこれに限らない。例えば、所定の特別図柄が決定されたことや、所定時間が経過したことを変更条件として設定してもよい。 Further, in the above embodiment, the change condition is that the number of fluctuations reaches 30 times, but the change condition is not limited to this. For example, it may be set as a change condition that a predetermined special symbol has been determined or that a predetermined time has elapsed.
また、上記実施形態では、図柄表示部に特定図柄が表示されたことを条件として、大入賞口が開放される大入賞口開閉遊技(小当たり遊技または大役遊技)を実行し、最優位状態では、遊技球の発射球数よりも払い出される賞球数が多くなることとした。つまり、上記実施形態では、最優位状態を第1変動期間と第2変動期間とに区分けすることとしたが、遊技状態は最優位状態に限らず、他の遊技状態でもよい。 Further, in the above embodiment, on the condition that the specific symbol is displayed on the symbol display unit, the large winning opening opening / closing game (small hit game or large role game) in which the large winning opening is opened is executed, and in the highest superior state. , It was decided that the number of prize balls to be paid out would be larger than the number of balls launched. That is, in the above embodiment, the most dominant state is divided into the first variable period and the second variable period, but the gaming state is not limited to the most dominant state and may be another gaming state.
また、上記実施形態では、第1変動期間と第2変動期間とで、ハズレ時の変動時間のみを変化させることとしたが、例えば、小当たり時や大当たり時の変動時間も変化させてもよい。つまり、第1変動期間と第2変動期間とで、特別図柄の種別に拘わらず、変動情報の選択比率を異ならせてもよいし、特別図柄の一部の種別についてのみ、変動情報の選択比率を異ならせてもよい。 Further, in the above embodiment, only the fluctuation time at the time of loss is changed between the first fluctuation period and the second fluctuation period, but for example, the fluctuation time at the time of a small hit or a big hit may also be changed. .. That is, the selection ratio of the fluctuation information may be different between the first fluctuation period and the second fluctuation period regardless of the type of the special symbol, and the selection ratio of the fluctuation information may be different only for some types of the special symbol. May be different.
なお、上記実施形態における小当たり図柄が本発明の特定図柄に相当し、上記実施形態において、図29および図30の処理を実行するメインCPU300aが、本発明の図柄決定手段に相当する。
また、上記実施形態において、図31の処理を実行するメインCPU300aが、本発明の変動情報決定手段に相当する。
また、上記実施形態における第1特別図柄表示器160および第2特別図柄表示器162が、本発明の図柄表示部に相当し、上記実施形態において、図32の処理を実行するメインCPU300aが、本発明の図柄表示手段に相当する。
また、上記実施形態において、図35~図39の処理を実行するメインCPU300aが、本発明の遊技利益付与手段に相当する。
The small hit symbol in the above embodiment corresponds to the specific symbol of the present invention, and in the above embodiment, the
Further, in the above embodiment, the
Further, the first
Further, in the above embodiment, the
また、上記実施形態における発射制御基板320が、本発明の発射手段に相当する。
また、上記実施形態における払出制御基板310が、本発明の払出制御手段に相当する。
Further, the
Further, the
100 遊技機
108 遊技盤
116 遊技領域
126 第1大入賞口
128 第2大入賞口
160 第1特別図柄表示器
162 第2特別図柄表示器
300 主制御基板
300a メインCPU
300b メインROM
300c メインRAM
310 払出制御基板
320 発射制御基板
100
300b main ROM
300c main RAM
310
Claims (1)
始動条件の成立により、小当たり図柄および大当たり図柄を含む複数種類の図柄のうちのいずれかを決定する図柄決定手段と、
前記図柄が決定されると、変動時間および演出表示部にて実行される変動演出の内容が対応付けられた変動情報を決定するための変動情報決定処理を行う変動情報決定手段と、
前記変動情報決定手段によって決定された前記変動情報に対応する変動時間が経過すると、前記図柄決定手段によって決定された図柄を図柄表示部に表示する図柄表示手段と、
前記図柄表示部に前記小当たり図柄が表示されたことを条件として、遊技領域に設けられた大入賞口が開放される小当たり遊技を付与し、前記図柄表示部に前記大当たり図柄が表示されたことを条件として、前記大入賞口が複数回開放される大当たり遊技を付与する遊技利益付与手段と、
を備え、
前記複数の遊技状態には、通常の遊技状態と、前記通常の遊技状態に比べて前記小当たり遊技を相対的に高い割合で付与可能な優位遊技状態とが含まれ、
前記優位遊技状態は、単位時間あたりに発射される発射球数に対して、払い出される賞球数の方が多くなるように設定された遊技状態であり、
前記変動情報決定手段は、
一の前記優位遊技状態が設定されてから所定の変動回数となるまでの間は、第1の変動情報決定処理により前記変動情報を決定し、当該一の前記優位遊技状態において前記所定の変動回数となった後は、前記変動演出の内容は共通であるものの、決定される変動時間の平均が前記第1の変動情報決定処理よりも短くなる第2の変動情報決定処理により前記変動情報を決定する遊技機。 A gaming machine that is set to one of a plurality of gaming states having different degrees of advantage, and the progress of the game is controlled according to the game state being set.
A symbol determining means for determining one of a plurality of types of symbols including a small hit symbol and a large hit symbol when the start condition is satisfied.
When the symbol is determined, a variation information determining means for performing variation information determination processing for determining variation information associated with the variation time and the content of the variation effect executed on the effect display unit, and
When the fluctuation time corresponding to the fluctuation information determined by the fluctuation information determining means elapses, the symbol display means for displaying the symbol determined by the symbol determining means on the symbol display unit, and the symbol display means.
On condition that the small hit symbol is displayed on the symbol display unit, a small hit game in which the large winning opening provided in the game area is opened is given, and the big hit symbol is displayed on the symbol display unit. On condition that, the game profit granting means for granting the jackpot game in which the jackpot is opened multiple times, and
Equipped with
The plurality of gaming states include a normal gaming state and a superior gaming state in which the small hit game can be given at a relatively high rate as compared with the normal gaming state.
The superior gaming state is a gaming state in which the number of prize balls to be paid out is set to be larger than the number of shot balls fired per unit time.
The fluctuation information determining means is
From the time when the superior gaming state is set until the predetermined number of fluctuations is reached, the variation information is determined by the first variation information determination process, and the predetermined number of fluctuations is determined in the one superior gaming state. After that , although the content of the variation effect is common, the variation information is determined by the second variation information determination process in which the average of the determined variation time is shorter than that of the first variation information determination process. A game machine to play.
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