JP7059659B2 - 情報取得装置、情報取得方法、および情報取得プログラム - Google Patents

情報取得装置、情報取得方法、および情報取得プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報取得装置、情報取得方法、および情報取得プログラムに関する。
ユーザがペット(例えば、犬や猫)を飼っている場合に、そのユーザに発生した異常や、屋内で発生した異常をペットの行動や状態に基づいて判定する技術が知られている。
例えば、特許文献1では、行動観測装置をペットに装着し、ペットの行動や状態を所定間隔で観測している。行動観測装置は、観測データを得るたびに、または観測データの量が一定値に達した時に、その観測データをデータ解析装置に送信する。データ解析装置は、観測データに基づいて、ペットの飼い主などが異常状態であるか否かを判定する。
特開2016-122280号公報
特許文献1に記載されているような行動観測装置に、カメラ、マイクロフォン、位置センサなどが含まれる場合、観測データには、ペットの行動範囲における様々な情報が含まれる。それらの情報には、飼い主やその家族の顔の画像、自宅の映像、および住所を特定可能な位置情報などに加えて、近隣の居住者に関する情報など、プライバシーに関する情報が含まれることがある。しかしながら、行動観測装置を屋外で使用する場合には、撮影などが禁止されている場所がある。そのため、撮影などが禁止されている場所において、プライバシーに関する情報を取得することがないように、情報の取得に制限を設ける必要がある。しかしながら、特許文献1には、特定の場所において、観測データの取得に制限を設けることについて記載されていない。そのため、特許文献1には、情報の取得が禁止されている範囲であっても、情報を取得してしまうおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、情報の取得が禁止されている場所において、動物の周囲における観測情報の取得に制限を設けることのできる情報取得装置、情報取得方法、および情報取得プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第一の態様の情報取得装置は、動物に装着される情報取得装置であって、前記動物の周囲の状態を観測して観測情報として取得する観測情報取得部と、前記動物の現在位置情報を取得する位置情報取得部と、前記現在位置情報と、地図情報に基づいて、前記動物の現在位置が情報取得禁止範囲であるか否かを判断し、前記動物と、ユーザとの間の距離を算出し、前記動物の現在位置が前記情報取得禁止範囲であり、かつ前記動物と前記ユーザとの間の距離が所定距離以上の場合に、前記観測情報取得部の動作を制限する制御部と、を備える。
本発明の第二の態様の情報取得方法は、情報取得装置が装着された動物の周囲の状態を観測して観測情報として取得するステップと、前記動物の現在位置情報を取得するステップと、前記現在位置情報と、地図情報に基づいて、前記動物の現在位置が情報取得禁止範囲であるか否かを判断し、前記動物と、ユーザとの間の距離を算出し、前記動物の現在位置が前記情報取得禁止範囲であり、かつ前記動物と前記ユーザとの間の距離が所定距離以上の場合に、前記観測情報の取得を制限するステップと、を含む。
本発明の第三の態様の情報取得プログラムは、情報取得装置が備えるコンピュータに、情報取得装置が装着された動物の周囲の状態を観測して観測情報として取得する処理と、前記動物の現在位置情報を取得する処理と、前記現在位置情報と、地図情報に基づいて、前記動物の現在位置が情報取得禁止範囲であるか否かを判断し、前記動物と、ユーザとの間の距離を算出し、前記動物の現在位置が前記情報取得禁止範囲であり、かつ前記動物と前記ユーザとの間の距離が所定距離以上の場合に、前記観測情報の取得を制限する処理と、を実行させる。
本発明によれば、情報の取得が禁止されている場所において、動物の周囲における観測情報の取得に制限を設けることができる。
図1は、本発明の各実施形態に係る情報取得装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本発明の各実施形態に係る情報取得装置100をペット(動物)に装着する一例を示す模式図である。 図3は、本発明の第一実施形態に係るユーザ端末の構成の一例を示すブロック図である。 図4は、本発明の第一実施形態に係る情報取得装置の動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の第一実施形態に係る情報取得装置の動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図6は、本発明の第二実施形態に係る情報取得装置が観測情報の取得を制限する方法を説明するための図である。 図7は、本発明の第二実施形態に係る屋内端末の構成の一例を示すブロック図である。 図8は、本発明の第二実施形態に係る情報取得装置の動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図9は、本発明の第三実施形態に係る情報取得装置が観測情報の取得を制限する方法を説明するための図である。 図10は、本発明の第三実施形態に係るリード制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 図11は、本発明の第三実施形態に係る情報取得装置の動作の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、各図において同一または相当する部分には同一の符号を付して適宜説明は省略する。
[第一実施形態]
図1は、本発明の各実施形態に係る情報取得装置100の構成を示すブロック図である。図2は、本発明の各実施形態に係る情報取得装置100をペット(動物)に装着する一例を示す模式図である。
図1に示すように、情報取得装置100は、観測情報取得部110と、記憶部120と、位置情報取得部130と、近距離通信部140と、通信部150と、制御部160とを備える。図2に示すように、情報取得装置100は、例えば、ペットP(例えば、犬や猫)の首輪などに装着される。この場合、情報取得装置100は、ペットPの所定の範囲内にいる人物(例えば、飼い主など周囲の人物)の映像、音声、および生体情報などを取得する。また、情報取得装置100は、ペットPの行動範囲における周囲の映像や音声を取得する。情報取得装置100は、ペットPの胴体や足などに装着してもよい。すなわち、本実施形態において、情報取得装置100は、ペットに装着される装置である。具体的には後述するが、情報取得装置100は、ユーザUが保有するユーザ端末200によって、動作が制限される。また、情報取得装置100は、例えば、飼い主や住居などの異常を検知したり、健康管理の目的で飼い主の生体情報を取得したりする装置である。具体的には、情報取得装置100は、例えば、飼い主や住居などの異常を検知した場合に、飼い主の家族、警察、病院などに自動的に通知することができる。なお、これらの本発明と直接的に関連のない構成要素については、詳細な説明および図示を省略している。また、情報取得装置100は、ペットPの行動履歴を記録する装置であってもよい。例えば、ペットPが住居内や住居外で行動した位置情報、映像情報などを記録する。
観測情報取得部110は、例えば、ペットPの周囲における映像、音声を取得する。観測情報取得部110は、ペットPの周囲における映像、音声を分析することで、ペットPの飼い主およびその周囲に発生する異常を検知する。観測情報取得部110は、飼い主の健康を管理する目的のために、飼い主の映像、音声、および各種の生体情報を観測情報として取得する。観測情報取得部110は、上記目的以外においても、ペットPの周囲における映像、音声を観測情報として取得する。そのため、観測情報には、飼い主やその家族の顔の映像、音声、および自宅の映像などに加えて、位置情報や近隣の居住者に関する情報など、プライバシーに関する情報も含まれている。観測情報取得部110は、例えば、ペットPの行動範囲における映像、音声や、ペットPから所定の範囲内にいる人物の顔などの映像、音声、および生体情報を取得する。観測情報取得部110は、ペットPの現在位置が情報の取得が許可されている範囲であれば、周囲の情報を常時取得してもよいし、ユーザUの操作によって情報取得の有無を切り替えてもよい。観測情報取得部110は、例えば、カメラ、マイクロフォン、生体センサである。観測情報取得部110の動作の制限とは、カメラやマイクロフォンによる映像および音声の取得を行わないことである。
記憶部120は、観測情報取得部110が取得した観測情報と、地図情報とを記憶している。地図情報には、観測情報取得部110の動作が制限される情報取得禁止範囲(例えば、撮影禁止範囲)に関する情報が含まれている。情報取得が許可されている範囲とは、例えばペットPの飼い主であるユーザUの自宅、公共の道路、公園などである。情報取得禁止範囲とは、例えば、ペットPの飼い主であるユーザUの自宅、公共の場所以外の場所であり、店舗、施設など通常、撮影などにより情報を取得することが禁止されている範囲や、他の住宅などのことを意味する。すなわち、記憶部120は、情報取得装置100の動作に制限を設ける必要のある場所に関する情報を記憶している。また、情報取得禁止範囲は、情報取得装置100の使用者が自由に設定できるようにしてもよい。例えば、情報取得装置100の使用者の友人宅、知人宅などは、自宅以外であるが、情報の取得が許可されている範囲として登録してもよい。また、記憶部120は、情報の取得が禁止されている場所を、地名や、建物名として記憶していてもよい。記憶部120は、情報取得装置100におけるデータの一時記憶などにも利用してよい。記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子などの記憶装置である。また、記憶部120は、通信部150などを介して無線または有線で接続される外部記憶装置などであってもよい。
位置情報取得部130は、情報取得装置100の現在の位置情報を取得する。位置情報取得部130は、情報取得装置100の現在の位置情報を所定時間ごとに、周期的に取得してもよい。位置情報取得部130は、例えば、GPS(Global Positioning System)を利用して、情報取得装置100の現在の位置情報を取得する。また、位置情報取得部130は、準天頂衛星システム(QZSS: Quasi-Zenith Satellite System)などを利用して位置情報を取得してもよい。
近距離通信部140は、ペアリングした他の端末と通信を行うための通信部である。近距離通信部140には、例えば、Bluetooth(登録商標)などを含むWPAN(Wireless Personal Area Network)による近距離通信を想定した通信方式を適用することができる。近距離通信部140の通信範囲は、例えば、10m程度までである。なお、ハンドシェイク等により、特定の装置との間の通信が確立できる方式であれば、近距離通信部140に適用する具体的な通信方式に特に制限はない。
通信部150は、例えば、情報取得装置100との通信が許可されている端末に対して、観測情報を送信する機能を有している。通信部150は、例えば、観測情報を、制御部160からの指示に従い、情報取得装置100の操作が許されているユーザUの所有する携帯端末や、あらかじめ登録されたサーバ装置などに送信する。また、通信部150は、例えば、位置情報取得部130が取得した現在の位置情報を、地図情報を記憶している外部装置に送信してもよい。この場合、外部装置は、受け付けた位置情報と、地図情報に基づいて、現在位置が情報の取得が禁止されている範囲であるか否かを判断する。そして、通信部150は、外部装置から現在位置が情報の取得が禁止されている範囲であるか否かを示す情報を受信する。通信部150には、例えば、Wi-Fi(登録商標)などのデータ通信を行う通信方式であれば特に制限はない。また、近距離通信部140による通信であってもよい。
制御部160は、情報取得装置100を構成する各部を制御する。具体的には、制御部160は、記憶部120に記憶されているプログラムを展開して実行することによって、情報取得装置100を構成する各部を制御する。制御部160は、現在位置情報と、地図情報とに基づいて、ペットPの現在位置が情報取得禁止範囲であるか否かを判断する。ペットPの現在位置とは、ペットPに取り付けられた状態の情報取得装置100の現在位置である。制御部160は、ペットPと、ユーザUとの間の距離を算出する。例えば、制御部160は、ペットPと、ユーザUとの間の距離を、情報取得装置100の位置情報と、ユーザUが保有するユーザ端末200の位置情報とに基づく装置間の距離として算出する。制御部160は、ペットPの現在位置が情報取得禁止範囲であり、かつペットPとユーザUとの間の距離が所定距離以上の場合に、観測情報取得部110の動作を制限する。また、制御部160は、ペットPとユーザUとの間の距離が所定距離以上の場合に、記憶部120が記憶している観測情報を他人が利用できないように制御してもよい。ユーザ端末200は、スマートフォンなどの携帯端末である。また、制御部160は、ユーザ端末200と、近距離通信部140とが通信可能な場合に、観測情報取得部110の動作を許可する。この場合、制御部160は、ユーザ端末200と、近距離通信部140とが通信不能になった場合に、観測情報取得部110の動作を停止してもよい。また、制御部160は、位置情報取得部130が情報取得装置100の現在位置を取得できない場合には、ユーザ端末200と、近距離通信部140との通信が確立されている間のみ、観測情報取得部110の動作を許可してもよい。制御部160は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含む、電子的な回路などで実現することができる。制御部160は、地図情報取得部161と、位置情報判断部162と、距離算出部163と、動作制御部164とを有する。
地図情報取得部161は、位置情報取得部130からペットPの現在位置を示す情報、すなわち情報取得装置100の現在位置を示す情報を受け付ける。地図情報取得部161は、ペットPの現在位置に基づいて、ペットPの現在位置に関する地図情報を記憶部120から取得する。
位置情報判断部162は、位置情報取得部130が取得したペットPの現在位置に関する情報と、地図情報取得部161が取得した地図情報とに基づいて、ペットPの現在位置が情報取得禁止範囲であるか否かを判断する。
距離算出部163は、ペットPと、ユーザUとの間の距離を算出する。距離算出部163は、例えば、位置情報取得部130が取得した情報取得装置100の位置情報と、ユーザUの保有するユーザ端末200の位置情報に基づく距離を、ペットPと、ユーザUとの間の距離とみなす。また、距離算出部163は、iBeacon(登録商標)などの通信方式を利用して、情報取得装置100と、ユーザ端末200との間の距離を算出するようにしてもよい。
動作制御部164は、位置情報判断部162が判断したペットPの現在位置が情報取得禁止範囲であると判断され、かつ距離算出部163が算出したペットPと、ユーザUとの間の距離が所定距離以上であった場合、観測情報取得部110の動作を制限する。本実施形態において、所定距離とは、例えば、1mから3m程度の距離を想定している。すなわち、本実施形態では、例えば、撮影が禁止されている範囲内で、ペットPがユーザUから所定距離以上離れた場合には、観測情報取得部110は情報を取得することができなくなる。言い換えると、撮影が禁止されている範囲内で、ペットPの位置がユーザUに対し所定距離未満の位置である場合には、観測情報取得部110は情報を取得できる。動作制御部164は、位置情報取得部130がペットPの位置情報を取得できない場合には、観測情報取得部110の動作を制限する。この場合、動作制御部164は、情報取得装置100と、ユーザ端末200との間で近距離通信による通信が確立されている場合に、観測情報取得部110の動作を許可する。
図3を用いて、ユーザUが保有するユーザ端末200の構成について説明する。図3は、ユーザ端末200の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、ユーザ端末200は、少なくとも、端末側位置情報取得部210と、端末側近距離通信部220と、端末側制御部230とを備える。ユーザ端末200は、情報取得装置100と通信可能な装置であれば特に制限はないが、例えば、ユーザUの保有するスマートフォンである。なお、図3では、本発明と関連の薄い構成要素については、図示を省略している。
端末側位置情報取得部210は、例えば、GPSによってユーザ端末200の現在位置を取得する。また、端末側位置情報取得部210は、準天頂衛星システムなどを利用して、ユーザ端末200の位置情報を取得してもよい。ユーザ端末200の現在位置に関する情報は、例えば、端末側近距離通信部220を介して、情報取得装置100に送信される。
端末側近距離通信部220は、ペアリングした情報取得装置100と通信を行うための通信部である。端末側近距離通信部220には、例えば、WPANなどの近距離通信方式を適用することができる。具体的には、端末側近距離通信部220の通信範囲は、例えば、10m程度までである。
端末側制御部230は、端末側位置情報取得部210と、端末側近距離通信部220との機能を制御する。端末側制御部230は、例えば、CPUを含む電子的な回路で実現することができる。
図4を用いて、情報取得装置100の動作が許可されている状態から、制限されるまでの制御部160の動作の流れについて説明する。図4は、情報取得装置100の制御部160の動作の流れの一例を示すフローチャートである。図4では、例えば、ペットPの飼い主などが、ペットPを連れて散歩に出かけた場合などを想定している。
まず、制御部160は、位置情報取得部130から、ペットPの現在位置に関する情報を取得する(ステップS101)。そして、制御部160は、ステップS102に進む。
制御部160は、位置情報取得部130が取得したペットPの現在位置に関する情報と、記憶部120から取得した地図情報とに基づいて、ペットPの現在位置が、情報の取得が禁止されている範囲であるか否かを判断する(ステップS102)。
ペットPの現在位置が情報の取得が禁止されている範囲であると判断された場合(ステップS103の「Yes」)、制御部160は、ステップS104に進む。一方、ペットPの現在位置が情報の取得が禁止されている範囲でない場合(ステップS103の「No」)、制御部160は、ステップS101に戻る。
制御部160は、ユーザ端末200から取得したユーザ端末200の現在位置情報、すなわちユーザUの現在位置情報を取得し、ペットPの現在位置と、ユーザUの現在位置とに基づいて、ペットPと、ユーザUとの間の距離を算出する(ステップS104)。そして、制御部160は、ステップS105に進む。
ペットPと、ユーザUとの間の距離が所定距離以上である場合(ステップS105の「Yes」)、制御部160は、ステップS106に進む。一方、ペットPと、ユーザUとの間の距離が所定距離に満たない場合(ステップS105の「No」)、制御部160は、ステップS101に戻る。
そして、制御部160は、ペットPと、ユーザUとの間の距離が所定距離以上である場合、観測情報取得部110の動作を制限する(ステップS106)。具体的には、制御部160は、観測情報取得部110の動作を停止する。制御部160は、観測情報取得部110の動作が停止した後、ペットPとユーザUとの間の距離が所定距離未満となった場合には、観測情報取得部110の動作を再開させる。そして、制御部160は、情報取得装置100における観測情報の取得動作中はステップS101からステップS106の処理を継続し、観測情報の取得を終了する場合や、情報取得装置100の動作の終了により、図4の処理を終了する。
情報の取得が禁止されている範囲であり、かつペットPと、ユーザUとの距離が所定距離未満である場合に観測情報取得部110の動作が制限されない範囲としては、例えばユーザUの友人宅や知人宅などがあげられる。この場合、現在位置情報に基づくと情報の取得が禁止されている範囲であるが、ペットPと、ユーザUとの間の距離が所定距離未満である場合には、観測情報取得部110の動作は制限されない。また、ペットPが、ユーザUから所定距離以上離間するような単独行動をとった場合は、観測情報取得部110の動作が制限される。また、ペットPと、ユーザUとの間の距離が所定距離未満であることで観測情報取得部110の動作が制限されていない状態であっても、ペットPの近傍にはユーザUがいるため、ユーザUは任意に観測情報取得部110の動作が制限される操作を行うことができる。
次に、図5を用いて、位置情報取得部130が情報取得装置100の位置情報を取得できなかった場合の、制御部160の動作の流れについて説明する。位置情報取得部130が情報取得装置100の位置情報を取得できない場合は、図4の処理は成立しないため、基本的には観測情報取得部110の動作は制限される。例えば、位置情報が取得できなくとも、ユーザUの操作によって観測情報取得部110の動作は制限されない場合もある。例えば、ペットの入場が許可され、かつ施設内の撮影等情報取得が許可されている屋内施設などである。具体例としては、屋内遊園地や屋内ドッグランなどであり、屋内施設であるために、情報取得装置100の位置情報を取得できない場合がある。ここで言う情報取得装置100の位置情報を取得できない場合とは、位置情報が完全に取得できない場合に加えて、位置情報の精度が低い場合も含む。位置情報の精度が低い場合とは、例えばGPS衛星からの電波を適切に受信できていない状態などの理由により、現在位置が短時間で大きく変動するなど、現在位置の演算が適切ではない場合などである。
図5は、位置情報取得部130が情報取得装置100の位置情報を取得できなかった場合の、制御部160の動作の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、制御部160は、情報取得装置100と、ユーザ端末200との間でペアリングを行う(ステップS201)。そして、制御部160は、ステップS202に進む。
情報取得装置100と、ユーザ端末200との間で通信が確立された場合、つまりペアリングが成立した場合(ステップS202の「Yes」)、制御部160は、ステップS203に進み、観測情報取得部110の動作を許可する(ステップS203)。そして、制御部160は、ステップS205に進む。
一方、情報取得装置100と、ユーザ端末200との間で通信が確立されなかった場合、つまりペアリングが成立しなかった場合(ステップS202の「No」)、制御部160は、ステップS204に進み、観測情報取得部110の動作を制限する(ステップS204)。ステップS202が「No」となる場合とは、情報取得装置100に対して、ユーザUが保有する予め登録されているユーザ端末200とは異なる他の端末からペアリング要求があった場合などである。
制御部160は、観測情報取得部110の動作を許可した後、情報取得装置100と、ユーザ端末200との間の通信状況、具体的には、情報取得装置100とユーザ端末200との間の近距離通信が可能であるか否かを確認する(ステップS205)。具体的には、制御部160は、観測情報取得部110の動作を許可してから所定時間経過後に、情報取得装置100と、ユーザ端末200との間の通信状況を確認すればよい。また、制御部160は、観測情報取得部110の動作を許可してから、特定の周期で情報取得装置100と、ユーザ端末200との間の通信状況を確認してもよい。そして、制御部160は、ステップS206に進む。
情報取得装置100と、ユーザ端末200との間で通信が可能である場合(ステップS206の「Yes」)、制御部160は、ステップS203で許可された観測情報取得部110の動作を継続する。
一方、情報取得装置100と、ユーザ端末200との間で通信が可能ではない場合(ステップS206の「No」)、制御部160は、ステップS204に進み、観測情報取得部110の動作を制限する(ステップS204)。制御部160は、ステップS206の判断によって観測情報取得部110の動作が制限された後、情報取得装置100とユーザ端末200との間の通信が可能となった場合には、観測情報取得部110の動作を再開させる。そして、制御部160は、情報取得装置100における観測情報の取得動作中はステップS206の処理を継続し、観測情報の取得を終了する場合や、情報取得装置100の動作の終了により、図5の処理を終了する。情報取得装置100と、ユーザ端末200との間で通信ができない場合とは、近距離通信部140と端末側近距離通信部220との間で通信ができない状態となった場合であり、例えば、通信可能な距離である10m程度の距離以上離間した場合や、壁などの存在により通信が阻害されている状態である。また、ステップS206が「No」となる条件として、通信が可能であるが電波の受信強度が、通常時よりも弱い場合を含んでいてもよい。
上述のとおり、本実施形態は、ペットPの現在位置が情報取得禁止範囲内であり、かつペットPと、ユーザUとの間の距離が所定の距離以上になると自動的に情報の取得を制限することができる。したがって、本実施形態は、情報取得禁止範囲内において、情報取得装置における情報の取得を、自動的に防止することができる。これにより、本実施形態は、例えば、ペットを悪用し情報の取得が禁止されている範囲の情報を取得したり、ペットの単独行動により情報の取得が禁止されている範囲の情報を取得したりすることを防止できる。
また、本実施形態は、ペットPの現在位置が取得できない場合であっても、ユーザUが保有する端末との間で通信が確立されている場合に情報の取得を許可し、通信が確立できない場合には情報の取得を制限することができる。これにより、本実施形態は、例えば、情報の取得が可能な範囲にいたペットPが単独行動により情報の取得が禁止されている範囲に行ったり、ユーザUの目の届かない範囲で情報を取得したりしてしまうことを防止できる。
[第二実施形態]
次に、図6を用いて、本発明の第二実施形態に係る情報取得装置100が観測情報の取得を制限する方法を説明する。図6は、本発明の第二実施形態に係る情報取得装置100が観測情報の取得を制限する方法を説明するための図である。
第一実施形態では、散歩中などの屋外において、ユーザUの保有するユーザ端末200を利用することで、情報取得装置100における情報の取得を制限していた。一方、第二実施形態は、情報の取得が許可されている範囲であるユーザUの自宅H付近の情報を情報取得装置100で取得することを想定しており、この場合、自宅H内に設置された屋内端末300を利用して、情報取得装置100における情報の取得を制限する。具体的には、第二実施形態では、情報取得装置100とペアリングされた屋内端末300との間で通信可能である場合に、情報取得装置100における情報の取得が許可される。
図6に示すように、屋内端末300は、例えば、自宅H内の机D上に設置されている。なお、屋内端末300を設置する場所は、自宅H内であれば、特に制限はない。屋内端末300は、例えば、Bluetoothなどを含むWPANによる通信を行うために情報取得装置100とペアリングを行う。
図7を用いて、屋内端末300の構成について説明する。図7は、屋内端末300の構成を示すブロック図である。
図7に示すように、屋内端末300は、少なくとも、端末側近距離通信部310と、端末側制御部320とを備える。
端末側近距離通信部310は、情報取得装置100と通信を行うための通信部である。端末側近距離通信部310には、例えば、WPANなどの近距離通信方式を適用することができる。具体的には、端末側近距離通信部310の通信範囲は、例えば、10m程度までである。
端末側制御部320は、端末側近距離通信部310の機能を制御する。端末側制御部320は、例えば、CPUを含む電子的な回路で実現することができる。
図8を用いて、情報取得装置100における情報の取得を制御する方法について説明する。図8は、情報の取得の制御に屋内端末300を利用する場合の、制御部160の動作の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、制御部160は、情報取得装置100と、屋内端末300との間でペアリングを行う(ステップS301)。そして、制御部160は、ステップS302に進む。
情報取得装置100と、屋内端末300との間で通信が確立された場合、つまりペアリングが成立した場合(ステップS302の「Yes」)、制御部160は、ステップS303に進み、観測情報取得部110の動作を許可する(ステップS303)。そして、制御部160は、ステップS305に進む。ステップS303の処理においては、情報取得装置100と、屋内端末300との間でペアリングが成立しているため、情報取得装置100の現在位置、すなわちペットPの現在位置は、情報の取得が許可されている範囲であると判断されている。
一方、情報取得装置100と、屋内端末300との間で通信が確立されなかった場合、つまりペアリングが成立しなかった場合(ステップS302の「No」)、制御部160は、ステップS304に進み、観測情報取得部110の動作を制限する(ステップS304)。この場合、制御部160は、記憶部120が記憶している観測情報を他人が利用できないように制御してもよい。
制御部160は、観測情報取得部110の動作を許可した後、情報取得装置100と、屋内端末300との間の通信状況、具体的には、情報取得装置100と屋内端末300との間の近距離通信が可能であるか否かを確認する(ステップS305)。具体的には、制御部160は、観測情報取得部110の動作を許可してから所定時間経過後に、情報取得装置100と、屋内端末300との間の通信状況を確認すればよい。また、制御部160は、観測情報取得部110の動作を許可してから、特定の周期で情報取得装置100と、屋内端末300との間の通信状況を確認してもよい。そして、制御部160は、ステップS306に進む。
情報取得装置100と、屋内端末300との間で通信が可能である場合(ステップS306の「Yes」)、制御部160は、ステップS303で許可された観測情報取得部110の動作を継続する。
一方、情報取得装置100と、屋内端末300との間で通信が可能ではない場合(ステップS306の「No」)、制御部160は、ステップS304に進み、観測情報取得部110の動作を制限する(ステップS304)。制御部160は、ステップS306の判断によって観測情報取得部110の動作が制限された後、情報取得装置100と屋内端末300との間の通信が可能となった場合には、観測情報取得部110の動作を再開させる。そして、制御部160は、情報取得装置100における観測情報の取得動作中はステップS306の処理を継続し、観測情報の取得を終了する場合や、情報取得装置100の動作の終了により、図8の処理を終了する。情報取得装置100と、屋内端末300との間で通信ができない場合とは、近距離通信部140と端末側近距離通信部310との間で通信ができない状態となった場合であり、例えば、通信可能な距離である10m程度の距離以上離間した場合や、壁などの存在により通信が阻害されている状態である。また、ステップS306が「No」となる条件として、通信が可能であるが電波の受信強度が、通常時よりも弱い場合を含んでいてもよい。
上述のとおり、本実施形態では、情報取得装置100と、自宅に設置された屋内端末300との間で通信が可能な場合に情報の取得を許可し、通信ができない場合には情報の取得を制限することができる。したがって、本実施形態は、例えば、ペットが自宅から離れた場所において、情報取得装置100が情報を取得してしまうことを防止できる。これにより、本実施形態は、例えば、ペットを悪用し情報の取得が禁止されている範囲の情報を取得したり、ペットの単独行動により情報の取得が禁止されている範囲の情報を取得したりすることを防止できる。
[第三実施形態]
次に、図9を用いて、本発明の第三実施形態に係る情報取得装置100が観測情報の取得を制限する方法を説明する。図9は、本発明の第三実施形態に係る情報取得装置100が観測情報の取得を制限する方法を説明するための図である。
第一実施形態では、散歩中などの屋外において、ユーザUの保有するユーザ端末200を利用することで、情報取得装置100における情報の取得を制限していた。一方、第三実施形態は、散歩中などの屋外において、情報取得装置100に接続されたリードを利用して、情報取得装置100における情報の取得を制限する。
図9に示すように、一端が情報取得装置100に接続され、ユーザUが把持する他端側においてリード制御装置410を有するリード400が示されている。リード400は、例えば、その内部に有線の通信回線が設けられ、リード制御装置410は、情報取得装置100と通信を行うことができる。また、リード400による通信ではなく、情報取得装置100とリード制御装置の各々が備えた近距離通信部による無線通信を行ってもよい。なお、リード400の最大の長さは、例えば、情報取得装置100の動作が制限される長さ以上とすればよい。また、リード400は巻き取り可能であり、例えば、リード制御装置410が備えている巻き取り機構によって、リード制御装置410から情報取得装置100までのリード400の長さ情報を取得できるようにしてもよい。
図10を用いて、リード制御装置410の構成について説明する。図10は、リード制御装置410の構成を示すブロック図である。
図10に示すように、リード制御装置410は、少なくとも、リード側位置情報取得部411と、リード側通信部412と、リード側制御部413とを備える。
リード側位置情報取得部411は、例えば、GPSによってリード制御装置410の現在位置に関する位置情報を取得する。また、リード側位置情報取得部411は、準天頂衛星システムなどを利用して、リード制御装置410の位置情報を取得してもよい。リード制御装置410の現在位置は、例えば、情報取得装置100との間の通信によって、情報取得装置100に送信される。リード側位置情報取得部411は、例えば、ユーザUがリード400の他端側を把持している時に、現在位置に関する位置情報を取得するようにすればよい。また、情報取得装置100とリード制御装置410との間のリード400の長さが分かれば、リード側位置情報取得部411は省略してもよい。この場合、制御部160は、リード400の長さに基づいて、ペットPと、ユーザUとの間の距離を算出することができる。
リード側通信部412は、情報取得装置100と通信を行うための通信部である。リード側通信部412は、情報取得装置100と有線または無線により通信を行う。リード側通信部412が情報取得装置100と無線通信を行う場合、例えば、Bluetoothなどの近接距離を想定した通信方式を適用することができ、リード側通信部412の通信範囲は、例えば、10m程度までである。リード側通信部412は、例えば、ユーザUがリード400の他端側を把持している時に、情報取得装置100と通信を行うようにすればよい。
リード側制御部413は、リード側位置情報取得部411と、リード側通信部412との機能を制御する。リード側制御部413は、例えば、CPUを含む電子的な回路で実現することができる。
図11を用いて、情報取得装置100の動作が許可されている状態から、制限されるまでの制御部160の動作の流れについて説明する。図11は、情報取得装置100の制御部160の動作の流れの一例を示すフローチャートである。図11の説明において、図4の説明と共通する説明は適宜省略する。図11では、例えば、ペットPの飼い主などが、ペットPを連れて散歩に出かけた場合などを想定している。
まず、制御部160は、情報取得装置100と、リード制御装置410との通信を確立する(ステップS401)。そして、制御部160は、ステップS402に進む。
制御部160は、位置情報取得部130から、ペットPの現在位置に関する位置情報を取得する(ステップS402)。そして、制御部160は、ステップS403に進む。
制御部160は、位置情報取得部130が取得したペットPの現在位置に関する情報と、記憶部120から取得した地図情報とに基づいて、ペットPの現在位置が、情報の取得が禁止されている範囲であるか否かを判断する(ステップS403)。
ペットPの現在位置が情報の取得が禁止されている範囲であると判断された場合(ステップS404の「Yes」)、制御部160は、ステップS405に進む。一方、リード制御装置410の現在位置が情報の取得が禁止されている範囲でない場合(ステップS404の「No」)、制御部160は、ステップS402に戻る。
制御部160は、情報取得装置100およびリード制御装置410の各々の現在位置情報、またはリード400の長さに基づいて、ペットPと、ユーザUとの間の距離を算出する(ステップS405)。制御部160は、リード制御装置410の現在位置と、ペットPの現在位置とに基づいて、ペットPと、ユーザUとの現在位置を算出してもよい。そして、制御部160は、ステップS406に進む。
ペットPと、ユーザUとの間の距離が所定距離以上である場合(ステップS406の「Yes」)、制御部160は、ステップS407に進む。一方、ペットPと、ユーザUとの間の距離が所定距離に満たない場合(ステップS406の「No」)、制御部160は、ステップS402に戻る。
そして、制御部160は、ペットPと、ユーザUとの間の距離が所定距離以上である場合、観測情報取得部110の動作を制限する(ステップS407)。制御部160が動作を終了するまでの流れは、第一実施形態と同様である。また、位置情報取得部130が情報取得装置100の位置情報を取得できなかった場合の処理も、第一実施形態と同様である。
情報取得装置100の構成は、例えば、ソフトウェアとして、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。上記実施形態では、これらのハードウェアまたはソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックとして説明した。すなわち、これらの機能ブロックについては、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、または、それらの組み合わせによって種々の形で実現できる。
上記に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものを含む。さらに、上記に記載した構成は適宜組み合わせが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において構成の種々の省略、置換または変更が可能である。
100 情報取得装置
110 観測情報取得部
120 記憶部
130 位置情報取得部
140 近距離通信部
150 通信部
160 制御部
161 地図情報取得部
162 位置情報判断部
163 距離算出部
164 動作制御部
200 ユーザ端末
210 端末側位置情報取得部
220,310 端末側近距離通信部
230,320 端末側制御部
300 屋内端末
400 リード
410 リード制御装置
411 リード側位置情報取得部
412 リード側通信部
413 リード側制御部
D 机
H 自宅
U ユーザ
P ペット

Claims (8)

  1. 動物に装着される情報取得装置であって、
    前記動物の周囲の状態を観測して観測情報として取得する観測情報取得部と、
    前記動物の現在位置情報を取得する位置情報取得部と、
    少なくともユーザが保有するユーザ端末または一端が動物側に接続され、他端がユーザに把持されるリードのリード制御装置のいずれかとの通信を行う通信部と、
    前記現在位置情報と、地図情報に基づいて、前記動物の現在位置が情報取得禁止範囲であるか否かを判断し、前記動物と、ユーザとの間の距離を算出し、前記情報取得装置と前記ユーザ端末または前記リード制御装置との間の通信が可能である場合において、前記動物の現在位置が前記情報取得禁止範囲であり、かつ前記動物と前記ユーザとの間の距離が所定距離未満の場合に、前記観測情報取得部の動作を制限せず、前記動物の現在位置が前記情報取得禁止範囲であり、かつ前記動物と前記ユーザとの間の距離が所定距離以上の場合に、前記観測情報取得部の動作を制限する制御部と、
    を備える、情報取得装置。
  2. 前記制御部は、前記ユーザ端末の位置情報に基づいて、前記動物と、前記ユーザとの間の距離を算出する、請求項1に記載の情報取得装置。
  3. 記制御部は、前記リード制御装置の位置情報に基づいて、前記動物と、前記ユーザとの間の距離を算出する、請求項1に記載の情報取得装置。
  4. 記制御部は、前記リードの長さに基づいて、前記動物と、前記ユーザとの間の距離を算出する、請求項1に記載の情報取得装置。
  5. 前記制御部は、前記ユーザ端末または前記リード制御装置と、前記通信部とが通信不能になった場合に、前記観測情報取得部の動作を制限する、請求項2から4のいずれか1項に記載の情報取得装置。
  6. 前記制御部は、前記位置情報取得部が前記現在位置を取得できない場合、前記ユーザ端末または前記リード制御装置と、前記通信部とが通信が確立されている間のみ、前記観測情報取得部の動作を許可する、請求項5に記載の情報取得装置。
  7. 情報取得装置が装着された動物の周囲の状態を観測して観測情報として取得するステップと、
    前記動物の現在位置情報を取得するステップと、
    前記情報取得装置とユーザ端末またはリード制御装置との間の通信が可能であるか否かを確認するステップと、
    前記現在位置情報と、地図情報に基づいて、前記動物の現在位置が情報取得禁止範囲であるか否かを判断し、前記動物と、ユーザとの間の距離を算出し、前記情報取得装置と前記ユーザ端末または前記リード制御装置との間の通信が可能であると確認され、前記動物の現在位置が前記情報取得禁止範囲であり、かつ前記動物と前記ユーザとの間の距離が所定距離未満の場合に、前記観測情報の取得を制限せず、前記動物の現在位置が前記情報取得禁止範囲であり、かつ前記動物と前記ユーザとの間の距離が所定距離以上の場合に、前記観測情報の取得を制限するステップと、
    を含む、情報取得方法。
  8. 情報取得装置が備えるコンピュータに、
    前記情報取得装置が装着された動物の周囲の状態を観測して観測情報として取得する処理と、
    前記動物の現在位置情報を取得する処理と、
    前記情報取得装置とユーザ端末またはリード制御装置との間の通信が可能であるか否かを確認する処理と、
    前記現在位置情報と、地図情報に基づいて、前記動物の現在位置が情報取得禁止範囲であるか否かを判断し、前記動物と、ユーザとの間の距離を算出し、前記情報取得装置と前記ユーザ端末または前記リード制御装置との間の通信が可能であると確認され、前記動物の現在位置が前記情報取得禁止範囲であり、かつ前記動物と前記ユーザとの間の距離が所定距離未満の場合に、前記観測情報の取得を制限せず、前記動物の現在位置が前記情報取得禁止範囲であり、かつ前記動物と前記ユーザとの間の距離が所定距離以上の場合に、前記観測情報の取得を制限する処理と、
    を実行させる、情報取得プログラム。
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