JP7058245B2 - 壁つなぎ取付金物と該金物を用いた仮設足場の接続構造 - Google Patents
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Description
そのため、特許文献1では、この面板材を有する手摺りを避けるため、屋外張出部分の下面にアンカーを埋設し、壁つなぎ取付金物を介してそのアンカーに壁つなぎを取り付けている。そして特許文献2では、屋外張出部分の立ち上げ部にアンカー固定される壁つなぎ取付金物が開示されている。
特許文献1では、仮設足場を解体すると、アンカーに壁つなぎ取付金物及び壁つなぎが
屋外張出部分の下面に残る。そのため、壁つなぎ取付金物及び壁つなぎを外壁から取り外すために、脚立を用いた取り外し作業が別途必要になり、作業の手間が発生するという問題点がある。
建物の屋外張出部分Aの手摺B立設用の立ち上げ部A1に埋設され、該立ち上げ部A1の上面A2に露出するネジ穴12が設けられたアンカー10と、
その基端側に設けられた通孔32を介して、前記アンカー10のネジ穴12に螺着される締付けボルト20により前記アンカー10に固着されると共に、仮設足場Dに装着された壁つなぎCの接続ボルト60が螺着されるナット部31がその先端側に設けられたアーム板30と、
前記締付けボルト20が挿入され、該アーム板30と前記アンカー10との間隙に配置され、前記アーム板30を前記立ち上げ部A1の前記上面A2から所望の高さに保持する台座スペーサー40とからなる。
台座スペーサー40とアンカー10との間にアンカー10側から台座スペーサー40に向けてその外径が漸増する逆円錐台状のスペーサ―13が更に設置されていることを特徴とする。
逆円錐台状のスペーサ―13と台座スペーサー40との間に前記スペーサ―13の上面よりも大径の座金40が更に設置されていることを特徴とする。
建物の屋外張出部分Aの立ち上げ部A1に埋設され、該立ち上げ部A1の上面A2に露出するネジ穴120が設けられた複数のアンカー100と、
該複数のアンカー100を所定の間隔で並設保持するための透孔510が複数個穿設された連結板500と、
前記透孔510に合わせてその基端側に設けられた一対の通孔320を介して前記それぞれのアンカー100のネジ穴120に螺着される複数本の締付けボルト200により前記アンカー100に固着されると共に、仮設足場Dに連結された壁つなぎCの接続ボルト60が螺着されるナット部310がその先端側に設けられたアーム板300と、
前記締付けボルト200が挿入され、該アーム板300と前記アンカー100との間隙に配置され、前記アーム板300を前記立ち上げ部A1の前記上面A2から所望の高さに保持する台座スペーサー400とからなることを特徴とする。
建物の屋外張出部分Aの先端に設けられ、該屋外張出部分Aの床面より高く形成された立ち上げ部A1と、
前記立ち上げ部A1の前記上面A2と、その下縁B1との間に隙間Sを設けて前記立ち上げ部A1の前記上面A2に立設された手摺りBと、
建物の外壁に沿って立設された仮設足場Dと、
前記仮設足場Dに取り付けられた壁つなぎCと、
前記立ち上げ部A1に埋設され、そのネジ穴12(120)が前記立ち上げ部A1の上面A2に露出したアンカー10(100)、前記隙間Sに配置され、前記アンカー10(100)に締付けボルト20(200)にて取り付けられ、その先端に前記壁つなぎCの接続ボルト60が螺着されるナット部31(310)が取り付けられたアーム板30(300)を含む請求項1~4のいずれかに記載の壁つなぎ取付金物とで構成されていることを特徴とする。
また、手摺Bの設置に際して、或いは仮設足場解体の際の取り外しに際しても、従来のように双方が干渉して作業の支障を生じるというようなことにはならず、作業効率の向上を図ることができるなど、上記従来の課題を解消することができる。
本発明の壁つなぎ取付金物は、アンカー10、アーム板30及び台座スペーサー40、並びに必要に応じて設けられる逆三角錐台状のスペーサ―13、座金50とで構成される。
スペーサー13を用いると、仮設足場Dの解体後で、本発明の壁つなぎ取付金物を取り外した後、コンクリート面(立ち上げ部A1の上面A2)からスペーサー13を取り除くと、アンカー10の上方にその分の逆三角形錐台状の空間が出来る。この空間にモルタルFを補充することで、後処理が容易にできると共に、埋設した金属製のアンカー10に対する防錆効果も得ることができる。
また、アーム板30は、ナット部31が手摺Bの下端(横桟)B1に干渉することなく、当該横桟B1の外側に配置するような長さとする。
当該台座スペーサー40の高さは、アーム板30が手摺Bの下端B1の横桟に干渉することなく、しかも、アーム板30と立ち上げ部A1の上面A2の間隔は該上面A2を仕上げるための左官鏝が入ることが条件となる。一般的に手摺Bの下端(横桟)B1と立ち上げ部A1の上面A2との間隔は40mm程度であるので、手摺Bの下端(横桟)B1とのクリアランスとアーム板30の板厚を考慮しても、20~30mm程度が望ましい。
壁つなぎCを連結する際には、締付けボルト20を一旦外し、台座スペーサー40の上にアーム板30を載せて、通孔32を介して再度、締付けボルト20をアンカー10のネジ穴12に螺着して一体化する。
そして立ち上げ部A1のコンクリートの養生、その後の型枠Eの脱型後の仮設足場Dの構築の際、締付けボルト20を一旦外し、アーム板30を台座スペーサー40の上に載せて、通孔32を介して再度、締付けボルト20をアンカー10のネジ穴12に螺着して一体化する。そしてアーム板30の先端側のナット部31に仮設足場Dに装着した壁つなぎCの接続ボルト60を螺着して立ち上げ部A1と仮設足場Dとを接続する。
連結板500は矩形状の薄鋼鈑に締付けボルト200が挿通する透孔510、510を所定の間隔で設けられている。スペーサー130は必要に応じて設けられる。
また、板厚は壁つなぎの引張荷重、及び、圧縮荷重の所定荷重に耐えることができるように4mm以上の板厚を有することが望ましい。
台座スペーサー400は実施形態1と同様の形態とし、2個使用する。
また、台座スペーサー400と連結板500は一体化した形態でもよく、一体化により部品点数が少なくなるので、金物の組立て、解体時の作業手間が少なくなる効果を得ることができる。
そして立ち上げ部A1のコンクリートの養生、その後の型枠Eの脱型後の仮設足場Dの構築の際、両締付けボルト200を一旦外し、アーム板300を各台座スペーサー400の上に載せて、通孔320を介して再度、両締付けボルト200を各アンカー100のネジ穴120に螺着して一体化する。そしてアーム板300の先端側のナット部310に仮設足場Dにに装着した壁つなぎCの接続ボルト60を螺着して立ち上げ部A1と仮設足場Dとを接続する。その後は、実施形態1と同じ要領で使用するものである。
A:屋外張出部分、A1:立ち上げ部、A2:上面、B:手摺、B1:下縁、C:壁つなぎ、D:仮設足場、E:型枠、F:モルタル、S:隙間、
Claims (5)
- 建物の屋外張出部分の手摺立設用の立ち上げ部に埋設され、該立ち上げ部の上面に露出するネジ穴が設けられたアンカーと、
その基端側に設けられた通孔を介して、前記アンカーのネジ穴に螺着される締付けボルトにより前記アンカーに固着されると共に、仮設足場に装着された壁つなぎの接続ボルトが螺着されるナット部がその先端側に設けられたアーム板と、
前記締付けボルトが挿入され、該アーム板と前記アンカーとの間隙に配置され、前記アーム板を前記立ち上げ部の前記上面から所望の高さに保持する台座スペーサーとからなる壁つなぎ取付金物。 - 台座スペーサーとアンカーとの間にアンカー側から台座スペーサーに向けてその外径が漸増する逆円錐台状のスペーサ―が更に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の壁つなぎ取付金物。
- 逆円錐台状のスペーサ―と台座スペーサーとの間に前記スペーサ―の上面よりも大径の座金が更に設置されていることを特徴とする請求項2に記載の壁つなぎ取付金物。
- 建物の屋外張出部分の立ち上げ部に埋設され、該立ち上げ部の上面に露出するネジ穴が設けられた複数のアンカーと、
該複数のアンカーを所定の間隔で並設保持するための透孔が複数個穿設された連結板と、
前記透孔に合わせてその基端側に設けられた一対の通孔を介して前記それぞれのアンカーのネジ穴に螺着される複数本の締付けボルトにより前記アンカーに固着されると共に、仮設足場に連結された壁つなぎの接続ボルトが螺着されるナット部がその先端側に設けられたアーム板と、
前記締付けボルトが挿入され、該アーム板と前記アンカーとの間隙に配置され、前記アーム板を前記立ち上げ部の前記上面から所望の高さに保持する台座スペーサーとからなることを特徴とする壁つなぎ取付金物。 - 建物の屋外張出部分の先端に設けられ、該屋外張出部分の床面より高く形成された立ち上げ部と、
前記立ち上げ部の上面と、その下縁との間に隙間を設けて前記立ち上げ部の前記上面に立設された手摺りと、
建物の外壁に沿って立設された仮設足場と、
前記仮設足場に取り付けられた壁つなぎと、
前記立ち上げ部に埋設され、そのネジ穴が前記立ち上げ部の上面に露出したアンカー、前記隙間に配置され、前記アンカーに締付けボルトにて取り付けられ、その先端に前記壁つなぎの接続ボルトが螺着されるナット部が取り付けられたアーム板を含む請求項1~4のいずれかに記載の壁つなぎ取付金物とで構成されていることを特徴とする仮設足場の接続構造。
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