JP7057340B2 - 塗布ロール - Google Patents

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本発明は、塗料の塗布に用いる塗布ロールに関し、より具体的には、塗布ロールの表面にクロムめっき(以下「HCrめっき」という)を介さずに炭素系材料の膜が形成された塗布ロールに関するものである。
スマートフォンやタブレット等のモバイル端末やウェアラブル端末には各種の機能を有するフィルムやガラス板(以下「機能性素材」という)が用いられている。これらの機能性素材はベースとなるフィルムやガラス板に、光透過性や汚れ防止などの目的に適った塗液を塗布することによって製造される。ベースとなるフィルムやガラス板への塗液の塗布には、塗布ロールが広く用いられている。
塗布ロールの表面は塗液の塗布量を調整するための凹凸(セル又は彫刻)が形成されている。図1(a)(b)にセル形状の一例を示す。図1(a)は格子状のセルの一例を示すもの、(b)は斜辺状のセルの一例を示すものである。形状については特に規定がなく、目的に応じて形や深さなどの形状が選定される。塗布ロールの形状(直径や長さ)は、ユーザーの機械にもよるが、一般的には直径が30mm以上である。
塗布ロールの材質は、主に機械構造用炭素鋼(STKM13A)が用いられており、その表面には耐摩耗性向上と防錆を目的にHCrめっきが30μm程度施されている。HCrめっきが施されたロール表面にはDLC膜(炭素系材料膜)が施される場合もある(特許文献1及び2)。
特開2013-28861号公報 特開2011-157610号公報
炭素鋼を用いたロールは、錆が発生することがあり、そのままDLC膜のような炭素系材料膜を形成すると、十分な密着性を確保するのが困難である。防錆のためにめっきを施すことも行われているが、図2(a)(b)に示すようにめっき内部にめっき液が残留している場合があり、表面ににじみ出てくる他、ボイド(突起)の発生も起こるため、正常なセル形状を得ることが困難である。これらの障害は製品の製造を行う上で品質の低下などの一因となる。また、前述した障害を有したロール表面にDLCコーティングを行った場合、コーティング中に異常放電等のスパーク現象を誘発し、図3に示すようなクレーター状になることもある。
直径30mm以下の小径の塗布ロールの中には、ステンレス鋼の一種であるSUS304が使用されているものがあるが、SUS304は難加工材料でありロール形状が制約されるという難点がある。また、SUS304は比較的軟質な材料であるため、表面に下地の特性に大きく依存する薄膜で硬質なDLCのような炭素系材料のコーティングを行った場合、膜そのものの特性を発揮するのが困難である。
本発明は前記課題に鑑みてなされたものであり、従来生じていたHCrめっき由来の不都合を解消すると共に、従来のHCrめっきが施された塗布ロールよりも低コストで長寿命化を可能とすることにある。
本発明の塗布ロールは、焼き入れ又は窒化処理によって硬質化されたマルテンサイト系のステンレス鋼からなる外径20φ以上(外径60φ以上のものを除く)のパイプ状のロール母材の表面にDLC膜が形成されたものである。
本発明の塗布ロールには次のような効果がある。
(1)HCrめっきを使用しないため、HCrめっき由来の各種不都合が生じない。
(2)HCrめっきを使用しないため、めっき廃液が生じず、環境負荷を低減することができる。
(3)HCrめっきを使用しないため、少なくとも、めっき処理に要する分だけ、ロール製作の納期の短縮、価格の低減が可能である。
(4)ロールの短納期化及び低価格化により、関連企業の活性化、ひいては日本経済の活性化が期待できる。
(5)HCrめっきを使用しないため、ボイドの破裂に起因するロールの交換を回避することでき、塗布ロールの長寿命化(従来のHCrめっきを施した塗布ロールの5倍程度)が可能となる。
(a)は格子状のセルが形成された塗布ロールの表面拡大図、(b)は斜辺状のセルが形成された塗布ロールの表面拡大図。 (a)はめっき内部にめっき液が残留している塗布ロールの表面拡大図、(b)はボイドが発生した塗布ロールの表面拡大図。 塗布ロール表面がクレーター状になった場合の説明図。 (a)は本発明の塗布ロールの一例を示す正面図、(b)は本発明の塗布ロールの表面の構造に関する断面拡大図。 DLC膜の形成に用いる装置の一例を示す概略図。
(実施形態)
本発明の塗布ロールの実施形態の一例を、図面を参照して説明する。ここでは、塗布ロールがグラビアロールの場合を一例として説明する。この実施形態の塗布ロールは、ロール母材1の表面に非晶質炭素膜(DLC膜)2が設けられたものである。ロール母材1の表面とDLC膜2の間にHCrめっき層が設けられていないため、HCrめっき由来のトラブル(ボイドの発生やボイドの破裂によりDLC膜2に亀裂が入る等の不都合等)が発生しない。
本発明では、一般の鋼材よりも錆が発生しにくく、且つ、焼き入れや窒化処理など硬質化が可能な鋼材をロール母材1として用いる。この実施形態では、ロール母材1として、焼き入れや窒化処理による硬質化が可能なマルテンサイト系のステンレス鋼(SUS420やSUS431、SUS440Cなど)を用いている。
この実施形態のロール母材1は、マルテンサイト系のステンレス鋼をロール状に成形したのち、焼き入れ又は窒化処理を行って硬質化したものである。ロール母材1の表面硬度は、硬化処理によってHRC50以上となるようにしてある。ロール母材1の硬度はこれ以外であってもよく、例えば、HRC20(ビッカース強度(HV)204)以上、好ましくはHRC30(HV302)以上、より好ましくはHRC50(HV513)以上とするのがよい。
ロール母材1はパイプ材でも無垢材でもよい。この実施形態のロール母材1は直径60φのパイプ材である。ロール母材1がパイプ材の場合、図4(a)に示すように、ベアリング4を介して軸材3の外側に装備される。ロール母材1はこれより太いものでも細いものでもよいが、20φ以上のものが好ましい。
ロール母材1の表面にはセルや彫刻などの凹凸5が形成されている。凹凸5は硬化処理前に形成することも硬化処理後に形成することもできる。ロール母材1の表面は硬化処理後に研磨又は磨き加工を行ってある。また、硬化処理によってひずみ(曲がり)が発生した場合、ロールとして機能するように修正加工を行う。
前記ロール母材1の表面に形成されたDLC膜2は、厚さ0.5~50μm程度、硬さ800~6000HV程度としてある。DLC膜の形成には、ソースガスにCH(メタン)やC(トルエン)、C(アセチレン)、C(ベンゼン)などの炭化水素系のガスを用いることができる。DLC膜2の構造に特に指定はないが、内部応力の緩和にSi(ケイ素)やO(酸素)、B(ホウ素)、N(窒素)、Cr(クロム)、Ti(チタン)などの第三元素を含有してもよい。
図4(a)(b)に示す塗布ロールは、ロール母材1の表面に直接DLC膜2を形成するものであるが、密着性向上を目的に、ロール母材1とDLC膜2の間に、HCrめっき層とは異なる中間層(以下「ミキシング層」という)を設けることもできる。ミキシング層は、SiやCr、Tiを主とするもの、窒素と化合物化したもの、又は、C(炭素)やH(水素)を一緒に含有したもの等とすることができる。
本発明の塗布ロールは、「母材製作工程」、「クリーニング工程」、「ミキシング層成形工程」及び「成膜工程」を経て製造することができる。「クリーニング工程」、「ミキシング層成形工程」及び「成膜工程」は図5に示すような装置を用いて実施することができる。図5において、6は真空チャンバー、7はRF高周波電源、8はRF電極、9は高電圧パルス電源、10はガス注入口である。なお、「クリーニング工程」及び「ミキシング層成形工程」は必要な場合のみ実施すればよく、不要な場合には省略することができる。
前記母材製作工程では、マルテンサイト系のステンレス鋼をロール状に成形し、焼き入れ又は窒化処理を行って硬化する。硬化処理後、製作されたロール母材1の表面に研磨又は磨き加工を行う。硬化処理によってひずみ(曲がり)が発生した場合には修正加工を行う。焼き入れ後の材質はHRC50以上となるようにするのが望ましい。
前記クリーニング工程では、前記母材製作工程で製作したロール母材1を真空チャンバー6のRF電極8内にセットし、真空チャンバー6内を真空状態にする。この状態で、ロール母材1の表面の洗浄及び付着力向上を目的として、ロール母材1の表面をアルゴン、水素イオンによりエッチング処理してクリーニングする。エッチング処理は従来と同様の方法で行うことができる。ロール母材1のクリーニングは、例えば次の条件で行うことができる。
使用ガス :Ar、H
負パルス電圧:-1~-15kV
RF出力 :50~1500W
前記ミキシング層成形工程では、前記母材製作工程で製作したロール表面にHCrめっきを目的としないミキシング層を形成する。具体的には、母材製作工程で製作したロール母材1を真空チャンバー6のRF電極8内にセットし、真空チャンバー6内を真空状態にする。この状態で、高電圧パルス電源9によりロール母材1に負の高電圧パルスを印加する。ガス注入口10から原料ガス(例えば、C、Si)を真空チャンバー6内に注入し、Cラジカルを生成してロール母材1の表面にミキシング層を形成してDLCの付着力(密着性)を高める。なお、原料ガスとしてSiイオンを注入すると、Siがプライマーの役割を担うことができる。また、原料ガスとして、N、Ar(アルゴン)、CH、C、CF(四フッ化炭素)、C、H、B等の混合ガスを注入することもできる。ミキシング層の形成は、例えば次の条件で行うことができる。
使用ガス :HMDSOやHMDSやTMS(Si系ガス)、CH、C
負パルス電圧:-1~-15kV
RF出力 :50~1500W
前記成膜工程では、前記母材製作工程で製作したロール母材1の表面(ミキシング層を成形した場合はその表面。以下同じ。)にDLC膜2を形成する。具体的には、ロール母材1がセットされた真空チャンバー6内を常温(望ましくは20℃~50℃程度)且つ真空状態にする。この状態で、RF高周波電源7により高周波電圧を印加して、ロール母材1の周辺(具体的には、真空チャンバー6内のRF電極8の周辺)にプラズマを発生させ、高電圧パルス電源9によりロール母材1に負の高電圧パルスを印加する。その後、ガス注入口10から原料ガス(例えば、C、O)を真空チャンバー6内に注入して、その原料ガスを真空チャンバー6内で反応させ、ロール母材1表面にDLCを堆積させることによって、ロール母材1にDLC膜2を形成する。DLC膜2については特に指定はなく、構成される主元素である炭素や水素の他にケイ素や窒素などの第三元素を有してもよい。また、DLC膜2は酸素を含む親水性DLC膜であってもよい。DLC膜の形成は、例えば次の条件で行うことができる。
使用ガス :CH、C
負パルス電圧:-1~-15kV
RF出力 :50~1500W
DLC膜2は2回以上に分けて形成することもできる。この場合、前記条件で1回目の成膜を行った後、例えば、次の条件で2回目の成膜を行うことができる。
使用ガス :C、C
負パルス電圧:-1~-15kV
RF出力 :50~1500W
なお、DLC膜2の形成後、特に研磨などの工程を行わずに製品となる。
本発明の塗布ロールは、DLC膜2の形成後でもロール母材1の表面の凹凸形状は成膜前とほとんど変化せず、面積比にして10%以下である。
本発明の塗布ロールは、フィルムやガラス板等の機能性素材に塗液を塗布する各種塗布ロールとしても用いることができる。
1 ロール母材
2 非晶質炭素膜(DLC膜)
3 軸材
4 ベアリング
5 凹凸
6 真空チャンバー
7 RF高周波電源
8 RF電極
9 高電圧パルス電源
10 ガス注入口

Claims (3)

  1. ロール母材の表面に凹凸を備えた塗布ロールであり、
    前記ロール母材は、軸方向両端まで貫通する貫通孔を備えた中空パイプであり、外径20Φ以上(外径60Φ以上のものを除く)であり、焼き入れ又は窒化処理によって硬質化されたマルテンサイト系のステンレス鋼製であり、その表面にDLC膜が形成されており、DLC膜はロール母材の表面にメッキ層を設けることなく前記表面に直接、又はメッキ層を設けずにミキシング層を設け、そのミキシング層の表面に形成されている、
    ことを特徴とする塗布ロール。
  2. 請求項1記載の塗布ロールにおいて、
    ロール母材の硬度がHRC20以上である、
    ことを特徴とする塗布ロール。
  3. 請求項1又は請求項2記載の塗布ロールにおいて、
    ロール母材の軸方向両端部にベアリングを備えた、
    ことを特徴とする塗布ロール。
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