JP7056714B1 - エレベータのかご内積載物荷重検出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
乗りかごの荷重に関連する荷重関連量を検出する荷重関連量検出部と、
荷重関連量検出部で検出された荷重関連量に基づいて、かご内積載物荷重を求める処理部と、を備え、
処理部は、乗りかごが停止予定階で停止する都度、出発までの停止中に荷重関連量検出部で検出された荷重関連量に基づいてかご内積載物荷重の変化量を求め、求めた変化量を積算することでかご内積載物荷重を求める。
1.構成
図1は、実施の形態1におけるエレベータの構成を示した図である。
2-1.概要
いずれかの階床の乗場操作盤31の上方向呼びボタンまたは下方向呼びボタンが乗客により押されると、エレベータ制御装置10は、上方向呼びボタンまたは下方向呼びボタンの操作があった階を停止予定階に設定し、当該停止予定階に乗りかご20を停止させるように、昇降モータ33を駆動する。停止予定階に乗りかご20が到着すると、エレベータ制御装置10は、ドアモータ34を駆動して、かごドア21を戸開する。これにより、乗客が乗りかご20に乗車可能となる。かごドア21を開いてから一定時間が経過した場合、または乗りかご20に乗車した乗客によりかご内操作盤32の戸閉ボタンが押された場合、エレベータ制御装置10は、ドアモータ34を駆動して、かごドア21を戸閉する。
図4は、エレベータ制御装置10による荷重検出処理を説明したフローチャートである。
まず、課題について説明する。本実施の形態では、前述したように、荷重関連量検出部35は、主ロープ41の一端部41aをスプリング54を介して建物構造物に固定する第1ロープヒッチ機構50に併設される。そして、荷重関連量検出部35は、第1ロープヒッチ機構50の可動プレート52との間の上下方向距離Xを検出する。このような構成の場合、スプリング54には、かご枠25及び乗りかご20だけでなく、主ロープ41のうち一端部41aと駆動シーブ42との間の部分41cの荷重が負荷されることとなるが、当該部分41cの長さは乗りかご20の現在位置(現在階)によって変化する。また、主ロープ41の荷重と比べるとはるかに小さいが、テールケーブル30のうち乗りかご20から吊り下がっている部分の長さ、つまりこれに比例する荷重も乗りかご20の現在位置(現在階)によって変化する。そのため、スプリング54に負荷される荷重が乗りかご20の現在位置(現在階)によって変化することとなる。この場合、図6に示すように、乗りかご20内に積載物(乗客や荷物)が存在しておらず、あるいは積載状況(乗客乗車状況)に変化がなくても、乗りかご20の現在位置(現在階)によって、荷重関連量検出部35で検出される上下方向距離Xが異なってくる。その結果、上下方向距離Xに基づいて求められる荷重も異なってくる。
図8は、実施の形態2におけるエレベータの構成を示した図である。
(1)本実施の形態のエレベータのかご内積載物荷重検出装置は、
乗りかご20の荷重に関連する荷重関連量を検出する荷重関連量検出部35と、
荷重関連量検出部35で検出された荷重関連量に基づいて、かご内積載物荷重Wtを求めるエレベータ制御装置10(処理部)と、を備え、
エレベータ制御装置10は、乗りかご20が停止予定階で停止する都度、出発までの停止中に荷重関連量検出部35で検出された荷重関連量に基づいてかご内積載物荷重の変化量Wcを求め、求めた変化量Wcを積算することでかご内積載物荷重Wtを求める。
エレベータ制御装置10は、求めたかご内積載物荷重Wtが、成人乗客1人分の荷重よりも小さい所定荷重Wo以下となったときは、かご内積載物荷重Wtを零にリセットする。
エレベータ制御装置10は、
乗りかご20内の積載物の積載状況に関する情報を入力し、
入力した情報が乗りかご20内に積載物が存在しないことを示しているときは、かご内積載物荷重Wtを零にリセットしてもよい。
荷重関連量検出部35は、乗りかご20を吊り下げる主ロープ41(ロープ)の一端を建物構造物に対してスプリング54を介して支持する可動プレート52(上下可動部材)との間の上下方向距離Xを検出する距離センサにより構成され、
荷重関連量は、上下方向距離Xである。
荷重関連量検出部35は、乗りかご20の床面との間の上下方向距離Xを検出する距離センサにより構成され、
荷重関連量は、上下方向距離Xである。
前記実施の形態において、本発明の複数の態様を説明した。しかし、本発明の具体的態様は、上述した実施の形態に限られず、これらの実施の形態を組み合わせたものとすることもできる。
11 プロセッサ
12 記憶部
13 入出力インタフェース
20 乗りかご
21 かごドア
25 かご枠
26 弾性体
30 テールケーブル
31 乗場操作盤
32 かご内操作盤
33 昇降モータ
34 ドアモータ
35 荷重関連量検出部
40 昇降機構
41 主ロープ
42 駆動シーブ
43 第1従動シーブ
44 第2従動シーブ
45 釣合おもり
50 第1ロープヒッチ機構
51 ロッド
52 可動プレート
53 ベースプレート
54 スプリング
55 支持部材
60 第2ロープヒッチ機構
140 昇降機構
141 主ロープ
142 駆動シーブ
145 コンペンセーションロープ
146 コンペンセーションシーブ
Claims (3)
- 乗りかごの荷重に関連する荷重関連量を検出する荷重関連量検出部と、
前記荷重関連量検出部で検出された荷重関連量に基づいて、かご内積載物荷重を求める処理部と、を備え、
前記処理部は、
前記乗りかごが停止予定階で停止する都度、出発までの停止中に前記荷重関連量検出部で検出された荷重関連量に基づいてかご内積載物荷重の変化量を求め、求めた変化量を積算することでかご内積載物荷重を求め、
求めたかご内積載物荷重が、成人乗客1人分の荷重よりも小さい所定荷重以下となったときは、かご内積載物荷重を零にリセットする、
エレベータのかご内積載物荷重検出装置。 - 前記荷重関連量検出部は、前記乗りかごを吊り下げるロープの一端を建物構造物に対してスプリングを介して支持する上下可動部材との間の上下方向距離を検出する距離センサにより構成され、
前記荷重関連量は、前記上下方向距離である、
請求項1に記載のエレベータのかご内積載物荷重検出装置。 - 前記乗りかごは弾性体を介してかご枠に支持されており、前記かご枠はロープにより吊り下げられており、
前記荷重関連量検出部は、前記かご枠に固定されて前記乗りかごの床面との間の上下方向距離を検出する距離センサにより構成され、
前記荷重関連量は、前記上下方向距離である、
請求項1に記載のエレベータのかご内積載物荷重検出装置。
Priority Applications (1)
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JP2020170932A JP7056714B1 (ja) | 2020-10-09 | 2020-10-09 | エレベータのかご内積載物荷重検出装置 |
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JP2020170932A JP7056714B1 (ja) | 2020-10-09 | 2020-10-09 | エレベータのかご内積載物荷重検出装置 |
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JP7056714B1 true JP7056714B1 (ja) | 2022-04-19 |
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Citations (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11314868A (ja) * | 1998-04-28 | 1999-11-16 | Toshiba Elevator Co Ltd | 昇降機のかご荷重検出装置 |
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2020
- 2020-10-09 JP JP2020170932A patent/JP7056714B1/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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