JP7056007B2 - ヘッドアップディスプレイ - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドアップディスプレイに関する。
ヘッドアップディスプレイ装置等の表示装置は、表示ユニットからの表示光を拡大投影するための凹面鏡を備える。凹面鏡に太陽光等の外光が入射すると、外光が表示ユニットに集光する。このため、表示ユニットの温度が上昇してしまう。また、表示ユニットが有する液晶パネルの裏面に光源が配置されて構成されるものがある。この構成の場合、液晶パネルは光源により照明されるため、温度が上昇する。このため、好適な表示を維持する観点から、温度上昇を抑制する技術が考えられている。例えば、特許文献1は、外光の強度が閾値を超えた場合に、光源を減光することにより温度上昇を抑える表示装置を開示している。
特開2013-228442号公報
特許文献1に開示されている構成では、制御部が、外光の強度に基づいて光源を制御し、装置の温度上昇を抑制する。このため、制御負担が大きいという問題がある。
本発明は、上記実状を鑑みてなされたものであり、制御負担が小さく、温度上昇を抑制することができる表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のヘッドアップディスプレイ
車両に搭載される投射部材へ表示光を投射するヘッドアップディスプレイにおいて、
透明で一対の封入基板と前記封入基板に封入される液晶分子層とを含み画像を表示する透過型の液晶部を有する表示ユニットと、
前記表示ユニットに光を照射する光源と、
前記表示ユニットを通過した表示光を投射する光学系と、
前記液晶部に伝熱可能な状態で配置されている透明部材と、
を備え、
前記透明部材は、前記封入基板より光源側である後面側にのみ設けられることを特徴とする。
本発明によれば、表示ユニットと透明部材との総熱容量は、表示ユニット単体の熱容量よりも大きい。このため、温度上昇を抑制することができる。従って、制御負担の増加なく、温度上昇を抑制できる。
本発明の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置が搭載された車両の模式図である。 実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の構成図である。 実施形態に係る表示ユニットと光源において、光源の光が、ディフューザ、ワイヤグリッド偏光フィルム、透明部材、液晶部を通過する様子を示す概念図である。 実施形態に係る表示ユニットを斜め上方から見た斜視図である。 (A)は、図4のB-B線に沿う断面図、(B)は、実施形態に係る透明部材の被接着領域と周囲領域の範囲を示す概略図、(C)は、(A)の丸印で囲まれた部分の拡大断面図である。 (A)は、図4のA-A線に沿う断面図に相当し、第2当接部が液晶部の側面に当接した箇所を示す断面図、(B)は、図4のC-C線に沿う断面に相当し、第2当接部が液晶部の側面に当接しない箇所を示す断面図である。 (A)は、実施形態に係る第1支持体を斜め下方から見た斜視図、(B)は、実施形態に係る第1支持体を斜め上方から見た斜視図である。 (A)は、実施形態に係る第2支持体を斜め下方から見た斜視図、(B)は、実施形態に係る第2支持体を斜め上方から見た斜視図である。 実施形態に係る表示ユニットを斜め上方から見た分解斜視図である。 変形例に係る液晶部が2枚の偏光板を有する表示ユニットと光源において、光源の光が、ディフューザ、ワイヤグリッド偏光フィルム、透明部材、液晶部を通過する様子を示す概念図である。 (A)は、変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置の構成を示す断面図、(B)は、変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置に用いられる液晶部と光源の概念図である。
以下、本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置100の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、表示装置としてのヘッドアップディスプレイ装置100は、車両2のダッシュボードに搭載されている。ヘッドアップディスプレイ装置100は、車両2における投射部材の一例であるウインドシール3に表示光Lを投射する。運転者(視認者)5は、ウインドシール3に投射した表示光Lを受けて、ウインドシール3を通して見える実景に重畳する虚像Vを視認することができる。
(ヘッドアップディスプレイ装置の構成)
図2に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100は、表示ユニット20と、光源29と、平面鏡60と、凹面鏡69と、筐体10と、を備える。
筐体10は、例えば黒色の遮光性合成樹脂により箱状に形成されている。筐体10の内部には、表示ユニット20、光源29、平面鏡60及び凹面鏡69が収納されている。筐体10は、ウインドシール3に対向する位置に開口部11を有する。この開口部11は、透光性カバー12で覆われている。
光源29は、例えば、複数のLED(Light Emitting Diode)により構成され、光を表示ユニット20に向けて背後から照射する。表示ユニット20は、光源29からの光を受けて、表示画像を帯びた表示光Lを生成し、表示光Lを平面鏡60に出射する。表示ユニット20の具体的な構成については後述する。
平面鏡60は、例えば合成樹脂やガラス材料からなる基材と、基材の表面に、蒸着等の手段により形成された反射膜とから構成される。平面鏡60は、表示ユニット20を通過した表示光Lを凹面鏡69に向けて反射する。
凹面鏡69は、曲面凹状に形成されるとともに、例えば合成樹脂材料からなる基材と、基材の表面に蒸着等の手段により形成された反射膜とから構成される。凹面鏡69は、平面鏡60からの表示光Lをウインドシール3に向けて反射する。なお、これらの平面鏡60と凹面鏡69とにより光学系が構成される。
凹面鏡69で反射した表示光Lは、筐体10の透光性カバー12を透過してウインドシール3に投射され、ウインドシール3で反射される。ウインドシール3を反射した表示光Lは、図1に示すように、観察者としての運転者5に到達する。運転者5は、表示光Lを受けることで、ウインドシール3の前方位置に表示される表示画像の虚像Vをウインドシール前方の風景と重ねて視認する。なお、太陽光等の外光Lsは、表示光Lの逆の経路を遡って表示ユニット20に到達し、表示ユニット20上に集光される。このため、外光Lsが強いと、表示ユニット20が加熱される。
(表示ユニット)
図3~図5に示されるように、表示ユニット20は、液晶部51と、透明部材53と、保持部50と、を備える。
液晶部51は、例えば、透過型TFT(Thin Film Transistor)液晶パネルの主要部と同一の構成を有し、画像を表示するために用いられる。透過型の表示ユニット20が有する液晶部51は、図3に示すように、板状に形成され、表示画像が表示される表示面51aと、表示面51aの裏の裏面51bと、側面51cと、を有している。
液晶部51は、液晶層51fと、液晶層51fの光出射側の光出射面に設けられる偏光板51eと、を有している。透過型の液晶パネルは、通常は、2枚の偏光板を有するものであるが、本実施形態では、光入射側のワイヤグリッド偏光フィルム54が、透明部材53上に配置されているため、液晶部51は偏光板を1枚しか有しない。このため、この説明では、液晶パネルと呼ばずに液晶部51と呼ぶ。
液晶層51fは、透明電極と配向膜が形成された一対のガラス基板と、ガラス基板間に封入されている液晶分子層と、を有している。透明電極間に印加される電圧に応じて液晶分子の配向状態が変化する。この配向により液晶層51fを通過する際の光の回転角度(ねじれ角度)が制御され、表示階調が制御される。
偏光板51eは、透過軸に沿う方向に振動する光成分を透過し、透過軸に直交する吸収軸に沿う方向に振動する光成分を吸収する。
液晶部51は、後述するワイヤグリッド偏光フィルム54と共に、光源29からの光の透過率を変化させることで、図5(A)に示す表示面51a(表面)の表示領域Sに画像を表示する。また、液晶部51には、フレキシブルプリント基板52(FPC(Flexible Printed Circuits))が取り付けられている。
透明部材53は、液晶部51の裏面51bに伝熱可能な状態で配置されている。以下の説明では、透明部材53は、液晶部51の裏面51bに接着されていることとする。
透明部材53は、長方形の平板状に形成される。透明部材53の材料としては、例えば、ガラス、ポリカーボネイト等の樹脂、アクリル、サファイア、合成石英、透明ジルコニア等が用いられる。材質の選択にあたっては、コストの低減や放熱効果を考慮することが望ましい。さらに、透明部材53は、透明な容器に相変化材料を充填したものであってもよい。
透明部材53は、液晶部51の裏面51bに対向する第1主面53aと、第1主面53aの裏に相当する第2主面53bと、側面53cと、を有している。透明部材53は、液晶部51の裏面51bに透明接着剤56を介して接着されている。接着は、光学弾性樹脂を用いたオプティカルボンディング(Optical Bonding)により行われる。透明接着剤56には、透明な光学接着層たとえばOCA(OCA機能性フィルム)、OCR(粘接着材)等が用いられる。透明部材53の第1主面53aは、液晶部51の裏面51bに透明接着剤56により接着されている被接着領域61と、被接着領域61の周囲に位置する周囲領域62とを有する。
透明部材53は、図3に示すように、透明部材53の厚さ方向から見て、液晶部51の裏面51bを含むように、裏面51bよりも大きいサイズで形成されている。
また、透明部材53は、液晶部51に対して貼付されることによって、液晶部51と透明部材53とを合わせた熱容量が、液晶部51の熱容量よりも大きい状態に設定される。熱容量が大きいほど、液晶部51の温度上昇を遅延させることができる。よって、熱容量を大きく設定するために、透明部材53の体積は、光透過性、搭載性、製品全体の重量等を妨げない範囲で、大きく設定されるとよい。
液晶部51は、単体では、光源29からの光の照射により予め定められた上限温度に達する熱容量を有する。そして、透明部材53は、液晶部51との合計の熱容量が、光源29から光が照射されても、その上限温度に達しないだけの熱容量を有する。これらの上限温度は、太陽光の焦点Oが液晶部51を通過する時間内に越えないように設定される。透明部材53には液晶部51が固定されている。従って、保持部50は、透明部材53を支持することにより、透明部材53に固定されている液晶部51を所定位置に保持する。保持部50は、第1支持体30と、第2支持体70と、を有する。
第1支持体30は、図5(C)に示すように、透明部材53の周縁部の第2主面53bに対向する位置に配置され、透明部材53を下方から支持する。
また、第1支持体30は、図7(A)、(B)、及び図9に示すように、液晶部51の外周縁部に沿った長方形の枠状をなし、開口部30xと第1当接部30zとを備える。第1支持体30は、金属(例としてアルミニウム、マグネシウム、鉄)、高熱伝導率樹脂又はグラファイト積層材等の熱伝導率が高い材質により形成される。
開口部30xは、第1支持体30が液晶部51に装着された状態において、図5(A)に示すように、液晶部51の表示領域Sを含むように設けられる。開口部30xは、光源29からの光を直接に液晶部51に導くために形成されている。なお、第1支持体30は、図7(A)に示すように、係止凸部34、35を有する。
第1当接部30zは、開口部30xの周囲の面である。第1当接部30zは、透明部材53の第2主面53bに当接する。第1当接部30zは、後述の第2当接部71b、72b、73b、74b、75b、76bと共に透明部材53を挟持する。第1当接部30zは、透明部材53に貼付された液晶部51を位置決めする。
第1当接部30zは、貫通孔部31aと、貫通孔部32aと、貫通孔部33aと、面直交弾性部31bと、面直交弾性部32bと、面直交弾性部33bと、を有している。
貫通孔部31aは第1当接部30zの長辺の一端部(第1角部31)に設けられ、貫通孔部32aは第1当接部30zの長辺の他端部(第2角部32)に設けられ、貫通孔部33aは、第1当接部30zの他の辺の中央(略中央部33)に設けられている。
面直交弾性部31bは、貫通孔部31a内で表示ユニット20の長手方向Mの外側に向かって突出する。面直交弾性部31bは、第1当接部30zに対して直交する短手方向Nに弾性力を有する。
面直交弾性部32bは、貫通孔部32a内で表示ユニット20の長手方向Mの外側に向かって突出する。面直交弾性部32bは、第1当接部30zに対して直交する短手方向Nに弾性力を有する。
面直交弾性部33bは、貫通孔部33a内で表示ユニット20の長手方向Mの一方に向かって突出する。面直交弾性部33bは、第1当接部30zに対して直交する短手方向Nに弾性力を有する。
前述した面直交弾性部31b~33bは、透明部材53が第1当接部30zに載置されて、その上に第2支持体70が載置されたときに、図8(A)に示す第2支持体70の突起91~93によって押圧されて、下方に撓む。これにより、第1支持体30と第2支持体70は、透明部材53の周縁部を互いに挟み込んで挟持する。また、面直交弾性部31b~33bと突起91~93は、3箇所に設けられていることから、3点で透明部材53が挟持されるので、透明部材53の姿勢は安定する。
第2支持体70は、図5に示すように、液晶部51の表示面51aの端部と側面51cに対向する位置に配置される。
また、第2支持体70は、図4、図6(A)に示すように、その表面に、開口部70xと、枠状部70zと、第2当接部71bと、を有している。なお、第2支持体70は、金属(例としてアルミニウム、マグネシウム、鉄)、高熱伝導率樹脂又はグラファイト積層材等の熱伝導率が高い材質により形成される。
開口部70xは、液晶部51を露出させて光路を成す部分であり、液晶部51の表示領域Sよりも大きい開口を有する。開口部70xは、第2支持体70が液晶部51に装着された状態において、図5に示すように、液晶部51の表示領域Sを含むように設けられる。
枠状部70zは、開口部70xの周囲で面を形成する部分であり、液晶部51の外周縁部に沿った長方形の枠状に形成されている。枠状部70zは、図8に示すように、貫通孔部71a、72a、73aと、第2当接部71b、72b、73b、74b、75b、76b、突起91~93と、を有している。
貫通孔部71aは、枠状部70zの長辺の一端部(第1角部71)に設けられ、貫通孔部72aは、長辺の他端部(第2角部72)に設けられ、貫通孔部73aは、短辺の中央(略中央部73)に設けられている。
第2当接部71bは、図8(B)に示すように、貫通孔部71a内で長手方向Mの中央に向かって突出し、先端が更に短手方向Nに表示ユニット20の開口部70xに向かって突出し、L字状に形成されている。図8(A)に示すように、第2当接部71bは、枠状部70zの裏面の方に向かって突出している。第2当接部71bは、図6(A)に示すように、第1主面53aに沿う方向に弾性力を有する板バネで形成されている。
第2当接部71bは、当接面71b1と、規制面71b2と、を有している。当接面71b1は、図6(A)に示すように、透明部材53の第1主面53aの周囲領域62に当接する面である。当接面71b1は、第1当接部30zと共に透明部材53を挟持する。規制面71b2は、液晶部51の側面51cに当接する面である。規制面71b2は、液晶部51が当接すると、矢印K方向に反力を生じる。規制面71b2は、液晶部51が表示面51aに沿う方向に移動するのを規制する。なお、図6(B)には第2当接部71bの基端部が表れているが、この基端部は液晶部51の側面51cに当接していないので、第2当接部71bと液晶部51との間に隙間が空いている。
第2当接部72bは、図8(B)に示すように、貫通孔部72a内で長手方向Mの中央に向かって突出し、先端が更に短手方向Nに表示ユニット20の開口部70xに向かって突出し、L字状に形成されている。図8(A)に示すように、第2当接部72bは、枠状部70zの裏面に向かって突出している。第2当接部72bは、第1主面53aに沿う方向に弾性力を有する板バネで形成されている。第2当接部72bは、第2当接部71bと同様に、当接面と、規制面と、を有している。
第2当接部73bは、図8(B)に示すように、貫通孔部73a内で短手方向Nの一方に向かって突出し、先端が更に長手方向Mに表示ユニット20の開口部70xに向かって突出し、L字状に形成されている。図8(A)に示すように、第2当接部73bは、枠状部70zの裏面に向かって突出している。第2当接部73bは、第1主面53aに沿う方向に弾性力を有する板バネで形成されている。第2当接部73bは、第2当接部71bと同様に、当接面と、規制面と、を有している。
第2当接部74b、75b、76bは、枠状部70zの裏面に計3つ配置されている。第2当接部74bは、第2当接部71bに平行に延び、第2当接部71bよりも長いフレームの部分である。第2当接部75bは、第2当接部72bに平行に延び、第2当接部72bよりも長いフレームの部分である。第2当接部76bは、第2当接部73bに平行に延び、第2当接部73bよりも長いフレームの部分である。第2当接部74b、75bは、面方向規制部74d、75dを有する。また、第2当接部76bは、面方向規制部76dを有する。
突起91、92、93は、枠状部70zの裏面に設けられている。突起93は、枠状部70zの一の長辺の中央に、突起91は、枠状部70zの他の長辺の一端部に、突起92は、枠状部70zの他の長辺の他端部に設けられている。
面方向規制部74d、75d、76dは、枠状部70zの裏面に計4つ設けられている半円形の部分である。面方向規制部74d、75d、76dは、第2当接部71b、72b、73bと開口部70xを挟んで対向する位置に形成されている。面方向規制部74d、75d、76dは、半円形の板状を成し、その曲面が開口部70x側に位置する。
面方向規制部74d、面方向規制部75d、面方向規制部76dは、液晶部51の表示面51aに沿う方向で液晶部51の位置を規制する。すなわち、第2当接部71b、72b、73bは、液晶部51の側面51cを面方向規制部74d~76dに向けて押す。そして、面方向規制部74d、75d、76dは、液晶部51の他の側面51cを受け止める。これにより、液晶部51は、表示面51aに沿う方向で位置が高精度に定まる。
本実施形態の第2当接部は、第2当接部71b、72b、73b、74b、75b、76bというように複数ある。そして、これらの第2当接部71b、72b、73b、74b、75b、76bのうちの3つの第2当接部71b 、72b、73bが、第1主面53aに沿う方向に弾性力を有する板バネで形成されている。また、その他の第2当接部74b、75b、76bが、弾性力を有しない当接部で構成されている。
このように、第2支持体70は、液晶部51と透明部材53を、第1主面53aと直交する方向に位置決めすると共に、第1主面53aに沿う方向に位置決めするために設けられている。
また、第2支持体70は、係止凸部34、35に係止される環状に形成された被係止部88、89を有する。これらの被係止部88、89は、枠状部70zが折り曲げられて形成されている。
反射型偏光板としてのワイヤグリッド偏光フィルム54(Wire Grid Film, (WGF))は、図3に示されるように、透明部材53と光源29との間に配置される。具体的には、ワイヤグリッド偏光フィルム54は、透明部材53の裏面に対して、透明接着剤56によって貼付されている。
ワイヤグリッド偏光フィルム54は、偏光板51eと共に、液晶部51を通過する光源29からの光の割合を変化させる。
反射型偏光板としてのワイヤグリッド偏光フィルム54は、樹脂フィルムをベースとし、金属ナノワイヤ・グリッドが配線され、表面に微細な金属のスリットが形成されている。ワイヤグリッド偏光フィルム54は、光透過軸に沿う方向に振動する光成分(p偏光成分の光成分)を透過し、光透過軸と垂直な光反射軸に沿う方向に振動する光成分(s偏光成分の光成分)を反射する。すなわち、ワイヤグリッド偏光フィルム54は、スリット(グリッド)と直交に振動する光成分は透過し、スリット(グリッド)と平行に振動する光成分は反射する。ワイヤグリッド偏光フィルム54は、第1主面53aに沿う方向Wの幅が透明部材53よりも狭く形成される。
反射部材としてのディフューザ55は、図6に示されるように、ワイヤグリッド偏光フィルム54と光源29の間に配置されている。具体的には、ディフューザ55は、ワイヤグリッド偏光フィルム54に対して、透明接着剤56によって貼付されている。ディフューザ55とワイヤグリッド偏光フィルム54との間隔は、3mm以下に設定される。
ディフューザ55には、白色の薄布、パラフィン紙またはトレーシングペーパー、乳白色や梨地のガラス、樹脂板またはビニールシート等、露光量の低下が少なく、色に影響が無いものが用いられる。ディフューザ55は、第1主面53aに沿う方向Wの幅がワイヤグリッド偏光フィルム54よりも狭く形成される。
ディフューザ55は、光源29の指向性を弱め、光の偏光方向を拡散するためのものである。本実施形態では、ディフューザ55は、ワイヤグリッド偏光フィルム54によって反射された光成分(s偏光成分)を反射及び拡散してワイヤグリッド偏光フィルム54に戻す。拡散された光成分は、光透過軸に沿う方向に振動する光成分(p偏光成分の光成分)であれば、ワイヤグリッド偏光フィルム54を通過する。
表示ユニット20は、図9に示すように、第1支持体30の上に、液晶部51と透明部材53(透明部材53の裏面にワイヤグリッド偏光フィルム54とディフューザ55は隠れている)を載置し、その上に第2支持体70を被せることにより形成される。続いて、第2支持体70の4つの角に配置される脚部81~84の孔81a~84aに図示しないネジが通されて筐体10の図示しないフレームに固定される。
次に、上記構成を有するヘッドアップディスプレイ装置100の作用について説明する。
ヘッドアップディスプレイ装置100は車載されているため、特に夏期においては車室内の温度は上昇しやすい。よって、車室内の温度に対応する液晶部51の雰囲気温度は上昇し、液晶部51の耐熱温度に近い状態になる。このような状態にあって、車両2のイグニッションスイッチがオンされることで、光源29から光が照射される。
光源29から発せられた光は、ディフューザ55を通過して、ワイヤグリッド偏光フィルム54に到達する。到達した光のうち、ワイヤグリッド偏光フィルム54の光透過軸に沿う方向に振動するp偏光成分は、ワイヤグリッド偏光フィルム54を通過し、透明部材53を通過し、液晶部51に入射する。
一方、ワイヤグリッド偏光フィルム54の光反射軸に沿う方向に振動するs偏光成分は、ワイヤグリッド偏光フィルム54で反射し、ディフューザ55により反射及び拡散される。ディフューザ55で反射及び拡散された光のうち、偏光板51dの光透過軸に沿う方向に振動する光成分は、ワイヤグリッド偏光フィルム54、透明部材53を通過して、液晶部51に入射する。
液晶部51に入射した光の偏光状態は、各画素の液晶のねじれ量に応じて変化し、偏光板51eの透過軸に平行な方向に振動する成分のみが透過する。このようにして、偏光板51eの出射光は、液晶部51の表示画像を帯びた表示光Lとなる。
表示光Lは、平面鏡60と凹面鏡69で順次反射され、ウインドシール3に投射され、運転者5に向けて反射される。ウインドシール3で反射された光を視認することにより、運転者5は背景に重畳して虚像Vを視認できる。
この表示動作は、ヘッドアップディスプレイ装置100が動作している間、繰り返して実行される。
表示期間中、液晶部51は、その光の一部を吸収するため、光源29からの光を受けて発熱する。また、液晶部51はその電極間に電圧が印加されることで発熱する。さらに、外光Lsの焦点が液晶部51に位置している場合、液晶部51の温度は外光Lsにより上昇する。
ただし、上述のように、透明部材53が液晶部51に接着され、かつ、透明部材22の熱容量が、太陽光の入射時でも液晶部51の温度が、予め設定されている上限温度に達しないと想定されている値に設定されている。従って、液晶部51の温度は、外光Lsの焦点O(図2参照)が液晶部51上に位置している状況下で、表示を継続した場合でも、上限温度未満に維持される。上限温度は、上述のように、液晶部51にボナンザ(黒点)が発生する温度より基準値だけ低いである。従って、液晶部51は、このような最悪の温度環境の下でも、適切に表示を継続できる。
以上で説明したように、ヘッドアップディスプレイ装置100は、液晶部51の光源29に対向する一面に接触した状態で配置されている透明部材53を備える。そのために、外光により液晶部51が温度上昇したとしても、液晶部51と接触する透明部材53の熱容量が高いために、温度上昇が遅くなる。このときに、エアコンによる車内の空気の冷却作用が効いてくることになれば、ボナンザ(液晶上において光学系のレンズの焦点位置が黒点になる現象)の発生自体が抑制される。その結果、制御負担が小さく、温度上昇を抑制することができる。
このことは、dQ=C・dTの式から導き出せる。Cが熱容量、dtが温度変化量、dQが熱変化量とした場合に、dQ=C・dTの式が成り立つ。この式から、熱変化量が一定の場合に、熱容量が増大すると、温度変化量が減少する。これを本実施形態の構成に当てはめると、以下のように言える。液晶部51の裏面51bに透明部材53が接触して設けられ、仮に液晶部51の温度上昇を1/X倍にしたい場合には、液晶部51と合わせた熱容量を液晶部51の熱容量のX倍にする。
たとえば、外光により10℃温度上昇するときで、温度上昇を8°に抑えたい場合には、温度上昇を8/10倍にするので、液晶部51と透明部材53とを合わせた熱容量を10/8倍=1.25倍すればよい。このことを考慮して透明部材53を設ければ、液晶部51に熱量が加わった場合に、透明部材53の熱容量のために、液晶部51の温度上昇量が小さく抑制することができる。
また、実施形態の構成によれば、第1支持体30を下方に配置し、第2支持体70を上方に配置する条件下では、以下のことも言える。すなわち、第1支持体30と第2支持体70により支持される透明部材53の上に液晶部51が配置されるので、透明部材53と液晶部51との接着状態が安定する。仮に、第1支持体30と第2支持体70により支持される透明部材53の下に液晶部51を接着する構成をとると、液晶部51が透明部材53に吊り下げられることになり、液晶部51が透明部材53から剥がれやすい。
また、実施形態の構成によれば、保持部50の第2当接部71bが透明部材53の第1主面53aを押圧し、保持部50の第1当接部30zが透明部材53の第2主面53bを支持する。そして、第2当接部71bと第1当接部30zとが透明部材53を挟持しつつ透明部材53に貼付された液晶部51を位置決めする。そのために、液晶部51に対して液晶部51を支持するための荷重が負荷されないので、液晶部51の破損が抑制される。
また、実施形態の構成によれば、第2当接部71bは、液晶部51の側面51cに当接して液晶部51が表示面51aに沿う方向に移動するのを規制する規制面71b2を有する。そのために、液晶部51の表示面51aに沿う方向の位置決めがされる。
また、実施形態の構成によれば、光透過軸に沿う方向に振動する光を透過させると共に、光透過軸と垂直な光反射軸に沿う方向に振動する光を反射するワイヤグリッド偏光フィルム54を備える。また、実施形態の構成によれば、ワイヤグリッド偏光フィルム54が反射した光を拡散するディフューザ55を備える。光源29から照射される光は、ワイヤグリッド偏光フィルム54で反射されたとしても、ディフューザ55により振動方向が拡散され、再びワイヤグリッド偏光フィルム54へと向かう。その結果、ワイヤグリッド偏光フィルム54による反射光が再活用され、光量がアップする。
また、実施形態の構成によれば、液晶部51の製造過程では、ガラス基板の上に液晶部51を作成し、ガラス基板は不要なものとして剥離されて廃棄されることがあるが、そのようなガラス基板を、熱容量を増加させるためにあえて残すことになる。その結果、製造過程において材料を無駄なく使うことができる。
上記各実施形態では、表示ユニット20を車載用のヘッドアップディスプレイ装置100に適用したが、車載用に限らず、飛行機、船等の乗り物に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置に適用してもよい。また、投射部材はウインドシールに限られず、専用のコンバイナであってもよい。また、表示ユニット20をヘッドアップディスプレイ装置100ではなく、屋内または屋外で使用される直視型の表示ユニットに適用してもよい。直視型の表示ユニットでは、平面鏡60、凹面鏡69及び筐体10を省略可能である。
実施形態では、透明部材53は平板状の構成であったが、この構成に限定されず、透明部材53にガラスを用いて、そのガラスに凹凸形状を形成する構成であってもよい。凹凸形状を付加することで光源29の配向を制御することができる。
また、透明部材53には、光学シート、例えば偏光板を貼付しても良い。光源による温度上昇をさらに抑制するためである(熱源カット)。
液晶部51と第2支持体70との間、液晶部51と第1支持体30との間には、熱伝導シートを用いても良い。第2支持体70や第1支持体30に熱を移動させて、光源29による温度上昇をさらに抑制するためである。
実施形態では、透明部材53は平板状の構成であったが、この構成に限定されず、透明部材53としてのガラスは、周囲領域62で、表面積を増やす形状(たとえば、凹凸、穴、スリット)の材質で形成されてもよい。この構成によれば、ガラスは、直接に空気へ放熱できる。
実施形態では、液晶部51は、表示面51aに出射側の偏光板51eを有するが裏面51bに入射側の偏光板を有しない構成であった。この構成に限定されず、図10に示すように、液晶部51が入射側の偏光板51dと出射側の偏光板51eの両方を有する構成であってもよい。
この場合に、ワイヤグリッド偏光フィルム54と偏光板51dとは、光透過軸に沿う方向に振動する光成分(p偏光成分の光成分)を透過する偏光板という点で共通している。偏光板51dとワイヤグリッド偏光フィルム54の透過軸が異なると光が通らないために、スリットの向きが揃えられている。
実施形態では、特に記載しなかったが、減光機能付きのヘッドアップディスプレイに適用しても良い。例えば図11(A)に示すように、筐体10内に外光検出ユニット200を設けて外光の照度を検出する。そして、図示しない制御部により、外光検出ユニット200が検出する外光が閾値よりも高い場合には、光源29から照射される光を減少させる。このようなヘッドアップディスプレイ装置にも、本実施形態の構成を適用してもよい。
実施形態では、透明部材53は、液晶部51の裏面51bに、透明接着剤56を介して接着されている構成であった。この構成に限定されず、透明部材53が液晶部51に固定されればよいという観点から、接着以外にも、ねじ止め等で固定されてもよい。あるいは、これとは反対の観点から、液晶部51の裏面51bに透明部材53を接触した状態で配置する構成にすることもできる。すなわち、液晶部51と透明部材53とは接着されていなくても接触されていればよい。
実施形態では、第2支持体70と第1支持体30の外周面の色調に関する記載はなかったが、第2支持体70と第1支持体30の外周面には、光を反射しにくい色調(例えば、艶消し黒色)又は表面形状(例えばシボ加工)が形成されてもよい。こうした構成により、光源29による温度上昇が更に抑制される。
実施形態では、透明部材53は、ガラスで形成される構成であったが、この構成に限定されず、透明であれば十分でありガラスでなくてもよい。
実施形態では、液晶部51が透過型の表示ユニットとして例示されたが、この構成に限定されず、ディスプレイ上に情報を表示しつつ、ディスプレイの向こう側が透けて見える構造のディスプレイであってもよい。
実施形態では、透明部材53とワイヤグリッド偏光フィルム54とは接着剤により接着される構成であったが、この構成に限定されなくてもよい。すなわち、図11(B)に示すように、透明部材53とワイヤグリッド偏光フィルム54とは離間して配置されていてもよい。なお、このように離間していると、透明部材53が保有する熱が外部に逃げ易い。
2…車両
3…ウインドシール
5…運転者
10…筐体
11…開口部
12…透光性カバー
20…表示ユニット
22…透明部材
29…光源
30…第1支持体
30x…開口部
30z…第1当接部
31…角部
31a…貫通孔部
31b…面直交弾性部
32…角部
32a…貫通孔部
32b…面直交弾性部
33…略中央部
33a…貫通孔部
33b…面直交弾性部
34…係止凸部
35…係止凸部
50…保持部
51…液晶部
51a…表示面
51b…裏面
51c…側面
51d…偏光板
51e…偏光板
51f…液晶層
52…フレキシブルプリント基板
53…透明部材
53a…第1主面
53b…第2主面
53c…側面
54…ワイヤグリッド偏光フィルム
55…ディフューザ
56…透明接着剤
60…平面鏡
61…被接着領域
62…周囲領域
69…凹面鏡
70…第2支持体
71b…第2当接部
71b1…当接面
71b2…規制面
70x…開口部
70z…枠状部
71…角部
71a…貫通孔部
71b…第2当接部
72…角部
72a…貫通孔部
72b…第2当接部
73…略中央部
73a…貫通孔部
73b…第2当接部
74b…第2当接部
74d…面方向規制部
75b…第2当接部
75d…面方向規制部
76b…第2当接部
76d…面方向規制部
81~84…脚部
81a~84a…孔
88…被係止部
89…被係止部
100…ヘッドアップディスプレイ装置
200…外光検出ユニット
L…表示光
Ls…外光
M…長手方向
N…短手方向
S…表示領域
V…虚像

Claims (6)

  1. 車両に搭載される投射部材へ表示光を投射するヘッドアップディスプレイにおいて、
    透明で一対の封入基板と前記封入基板に封入される液晶分子層とを含み画像を表示する透過型の液晶部を有する表示ユニットと、
    前記表示ユニットに光を照射する光源と、
    前記表示ユニットを通過した表示光を投射する光学系と、
    前記液晶部に伝熱可能な状態で配置されている透明部材と、
    を備え、
    前記透明部材は、前記封入基板より光源側である後面側にのみ設けられることを特徴とするヘッドアップディスプレイ。
  2. 前記透明部材を支持することにより、前記透明部材と該透明部材の一面に接着されることで固定された前記液晶部とを所定位置に保持する保持部を備え、
    前記液晶部は、前記透明部材によってのみ支持される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ。
  3. 前記表示ユニットは、
    前記透明部材と前記光源の間に配置され、前記透明部材に貼付され、光透過軸に沿う方向に振動する光成分を透過すると共に、前記光透過軸と垂直な光反射軸に沿う方向に振動する光成分を反射する反射型偏光板と、
    前記液晶部の光出射側に配置された偏光板と、をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のヘッドアップディスプレイ。
  4. 前記反射型偏光板で反射された光を、前記反射型偏光板に反射する反射部材
    ことを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  5. 前記透明部材は、平板状に形成され、空気に接する凹凸形状を形成する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のヘッドアップディスプレイ。
  6. 前記液晶部は、単体では、前記光源からの光の照射により予め定められた上限温度に達する熱容量を有し、
    前記透明部材は、前記液晶部との合計の熱容量が、前記光源から光が照射されても、前記上限温度に達しないだけの熱容量を有するべく、前記液晶分子層より後面側では厚みが十分に大きい、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ。
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