JP7055293B2 - 防水コネクタ - Google Patents
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Description
図6はモータの平面図、図2はコネクタの斜視図を示す説明図である。
モータMは、パワーウィンドウ装置等を駆動するための、挟み込み反転制御回路付きの開閉モータである。
なお、減速部2には、制御回路基板5及びコネクタ6が含まれており、このモータ部1及び減速部2で、電子機器及び電動モータ装置を構成する。
また、モータ部1の構成は、公知のモータと同様の構成であるため、簡単に説明する。
モータ部1は、電機子、整流子、ブラシ、回転軸等が備えられた公知のモータであり、これらの電機子、整流子、ブラシ等の部品は、ヨークハウジング11により被覆されている。
このヨークハウジング11の内側には、マグネットが、電機子外周部と対向するよう所定位置に貼設されている。
電機子は、コアシートを複数毎積層させて形成されたものであり、そのティース部分には巻線が巻回されている。
この巻線に電流が流されることにより生じる電磁力とヨークハウジング11の内側に貼設されたマグネットとの磁力相互作用により電機子が回転駆動する。
更に、ヨークハウジング11の開口部には、整流子に摺接する一対のブラシが収納されたブラシホルダが嵌入さされており、このブラシホルダの中央部には軸受が配設されている。
この軸受には、回転軸の先端部が回転可能に支承されている。
この蓋部材3は、樹脂製部材であり、ヨークハウジング11の開口部及び後述するギアハウジング21の開口部を被覆するように配設される。
また、この蓋部材3には、ブラシに各々接続される一対の接続片31が、インサート成形により一体的に形成されている。
このシール部材32には、後述する制御回路基板5を固定するための押圧突起32aが複数形成されている。制御回路基板5は、この押圧突起32aの弾性力で付勢されることによって固定される。
また、回転軸には減速部2のウォーム軸が連結される。
本実施形態に係る減速部2は、ウォーム軸、ウォームギア、ウォームホイール、制御回路基板5、コネクタ6を有して構成されている。
本実施形態に係るウォーム軸は、モータ部1の回転軸と連結されており、回転軸の回転出力の伝達を受ける。
このウォーム軸にはウォームギアが配設されており、このウォームギアはギアハウジング21内に配設されるウォームホイールと噛合している。
このギアハウジング21は、回転軸収容部21a、ウォーム軸収容部21b、ウォームホイール収容部21c、基板収容部21dを有して構成されている。
なお、ウォーム軸収容部21bの先端部内部には、軸受が配設されており、この軸受にウォーム軸の先端部が回転可能に支承されている。
更に、基板収容部21dは、回転軸収容部21aと連通すると共に、ウォーム軸収容部21bに対してウォームホイール収容部21cと反対側に配設されており、制御回路基板5及び周辺電子部品を被覆する。
この制御回路基板5には、後述するコネクタ6が配設されている。
また、モータMの減速部2には、このモータMのモータ部1の駆動を制御するための制御回路基板5が備えられており、この制御回路基板5はギアハウジング21の一部(基板収容部21d)により被覆され、モータMとして一体となり構成されている。
前述のように、ギアハウジング21の基板収容部21dには、制御回路基板5が内装されている。
例えば、回転軸の回転を検出する円環状のセンサマグネットの近傍位置には、一対のホール素子が搭載されている。
このホール素子がセンサマグネットの磁界変化を検知することにより、回転軸の回転数や回転速度等の回転情報が検出され、この情報に基づき、モータ部1の制御が実行される。
この制御回路基板5には、防水コネクタとしてのコネクタ6が配設されている。
なお、このコネクタ6は、コネクタ6を包囲する各部材との接続面がシールされており、必要最小限の開口のみを残して、基本的に外部と防止的に閉塞状態を維持している。
コネクタ本体部61は、制御回路基板5にネジBにより固定されている。
ターミナル62のターミナル基端部62aは、制御回路基板5と電気的に接続されており、ターミナル先端部62bは、モータ部1の軸線L方向に沿って突出している。
内壁63には、ターミナル先端部62bが配設される位置と整合する位置に、ターミナル貫通孔としての6個の突出孔63aが形成されており、この6個の突出孔63aより6個のターミナル先端部62aが各々突出している。
このように、車両側コネクタと電気的に接続されることにより、車両側から駆動電源の供給を受けることが可能となると共に、車両側と電気信号の授受を行うことが可能となる。
また、この内壁63には、信号供給部材挿入孔としてのプローブ挿入孔63bが穿孔されている。
このプローブPは、公知のデータ書き込み用の通信端子である。
つまり、プローブPは、外部より内壁63を貫通して一端部を制御回路基板5に配設されているデータ書き込み用ランドRに接続するよう構成されている。
データ書き込み用ランドRは、プリント基板銅箔で形成されている。
すなわち、従来の防水コネクタでは、通信用の端子まで相手側コネクタに含めると端子の数が増加し、市場にある既存品では対応できなくなってしまい、コストが増加していた。
また、信号取得用と通信用に接続する端子を切り換えて使用しようとした場合、別にコネクタを設けて、通信用の相手側コネクタで接続する必要があった。そのため、通信用のコネクタを別に取り付ける工数とコスト及びスペースが、本来の信号取得用の防水コネクタに上乗せされて必要であった。
本発明により、信号取得と通信で同一の防水コネクタを使用できるため、このコネクタに掛かっていた工数及びコストを半減でき、省スペース化によりレイアウトの自由度を上げることができる。
また、種々の接続要求を満たすには、多くのコネクタを用意し、例えば、ジャンパー線のように、その都度、接続を変更する必要があった。
このように、同一の防水コネクタで信号取得と通信を切り替えることが可能であり、既存の信号取得用コネクタを利用できるため、調達コストを下げることができる。
また、通信用のコネクタを設けるコスト及び工数を削減でき、省スペース化によりレイアウトの自由度を上げることができる。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1において、符号80で示されるものは、従来例で述べた前記コネクタ6をボルト6aで固定するための基台80であり、このコネクタ6の取付部材81には、図3で示されるように、前記コネクタ6の第1コネクタ部(オス型)70が前記取付部材81に保持されている。
前記第1コネクタ部(オス型)70のコネクタ基板84の基板面84aには、図1の平面斜視図で示されるように、信号取得用端子であるオス型の複数の第1コネクタピン85が、図1及び図3で示す、例えば、二列状86に形成されてかつ図1のように所定長さ間隔で配設されている。
前記オス型第2コネクタピン90は通信用として、データ通信用専用に用いられるように構成されている。
前記第2コネクタ部(メス型)71を前記筒体83内に装着(図3は装着した状態を示す)させると、前記メス型第3コネクタピン(データ通信用)94が前記凹部91に挿入され、前記メス型第3コネクタピン94が前記オス型第2コネクタピン90に接続される。
前述の図3における第1の形態においては、一対の二列状をなす前記メス型第2コネクタピン93を前記各第1コネクタピン85に嵌め込むことによって信号取得を行うと共に、前記一対のみの各第1コネクタピン85及び前記メス型第2コネクタピン93を介して、信号取得を行うことができる。
さらに、前記オス型第2コネクタピン90及び前記メス型第3コネクタピン94を介してデータ通信を得ることができる。
70 第1コネクタ部(オス型)
71 第2コネクタ部(メス型)
80 基台
81 取付部材
83 筒体
84 コネクタ基板
84a 基板面
85 第1コネクタピン(信号取得用端子)
86 二列状
85a 第1突出先端
90 オス型第2コネクタピン(データ通信用端子)
90a 第2突出先端
91 凹部
93 メス型第2コネクタピン
94 メス型第3コネクタピン(データ通信用)
Claims (1)
- コネクタ(6)をボルト(6a)で固定するための基台(80)に対して着脱自在に設けられた取付部材(81)と、前記取付部材(81)に設けられ箱状をなす第1コネクタ部(オス型)(70)と、前記第1コネクタ部(70)内に設けられたコネクタ基板(84)と、前記コネクタ基板(84)に設けられた信号取得用の複数の第1コネクタピン(85)と、前記各第1コネクタピン(85)の第1突出先端(85a)は、前記コネクタ基板(84)を貫通して外方へ突出していると共に、前記第1コネクタ部(70)においては、前記コネクタ基板(84)の基板面(84a)を筒状に覆うための筒体(83)と、前記コネクタ基板(84)の前記各第1コネクタピン(85)の奥側に設けられたデータ通信専用のオス型第2コネクタピン(90)と、前記筒体(83)の内側に設けられたメス型の第2コネクタ部(71)と、前記第2コネクタ部(71)に設けられ信号取得用のメス型第2コネクタピン(93)及びデータ通信用のメス型第3コネクタピン(94)と、からなり、
前記オス型第2コネクタピン(90)の第2突出先端(90a)は、前記コネクタ基板(84)の前記基板面(84a)よりも内側に位置している防水コネクタにおいて、
前記コネクタ基板(84)に設けられた前記各第1コネクタピン(85)は、互いに離間して一対の直線配置よりなり、前記オス型第2コネクタピン(90)は、前記基板面(84a)の両端位置において、少なくとも一対からなることを特徴とする防水コネクタ。
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