JP7053854B2 - 引出しガイドと連行体とから成るアセンブリ - Google Patents

引出しガイドと連行体とから成るアセンブリ Download PDF

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Description

本発明は、アセンブリであって、可動の家具部分のための第1の引出しガイドと、家具本体に対して相対的に可動の家具部分を移動させるための駆動装置のための連行体とから成っており、このとき連行体は、駆動装置に作用結合させることができる連行体突出部を有しており、このとき連行体に配置された部分と、引出しガイドに配置された部分とを備えた第1の固定装置が設けられており、該第1の固定装置に、連行体は第1の引出しガイドにおいて固定可能であり、このとき第1の固定装置の一方の部分は、ピンとして形成されていて、かつ他方の部分は、ピンに対応するピン収容部として形成されており、このときピンは、第1の引出しガイドの長手延在方向に対して斜めに配置されていて、かつピン収容部は、ピンのための、狭窄箇所を有する導入通路を有している、アセンブリに関する。本発明はさらに、このようなアセンブリを備えた家具、およびこのようなアセンブリの引出しガイドにこのようなアセンブリの連行体を固定するための方法に関する。
家具用金具工業においては、既に何年も前から、可動の家具部分の移動を機械的にサポートする駆動装置が公知である。このような駆動装置としては、いわゆるタッチラッチ機構の形態のエジェクト装置、または引込み装置も公知である。これらの駆動装置は、多くの場合家具本体または可動の家具部分に配置されている。このような駆動装置は連行体と共働し、この連行体は、例えば可動の家具部分に配置された駆動装置では、家具本体にまたは引出しガイドの本体レールに対応配置されている。
このような形式のアセンブリは、国際公開第2016/000003号の図1~図10に基づいて公知である。この国際公開は、固定運動によって解離位置からレールとの固定位置にもたらすことができる連行体を開示しており、このとき固定運動は、水平な平面において行われる。すなわちこの事例では、駆動装置は引出し底部の下側に配置されているか、または引出しレールに結合されており、かつ本体レールに取り付けられた連行体と作用結合させることができる。連行体は、連行体ピンを有している。
レールにおける連行体の固定のために、第1の結合部材が設けられており、この第1の結合部材は、連行体のプレート形状のベース領域から鉛直に突出している。この第1の結合部材は、ほぼ長方形の底面を備えた円筒の形態の頸部領域を有している。第2の結合部材および第3の結合部材は、連行体の保持プレートから曲げ出されている、もしくは打ち出されている。レールへの連行体の押込み時における、直線に沿った固定運動時に、連行体の頸部領域は、レールにおける結合対応部材を形成する狭窄箇所を正確に通過する。この押込み後に先行組付け位置が得られるや否や、固定運動の第2の部分が水平な平面において、第1の結合部材によって形成された鉛直な軸線を中心にした旋回運動によって行われる。この旋回運動の終了時に、第2の結合部材は第2の結合対応部材との摩擦結合式の結合に達し、かつ第3の結合部材もまた第3の結合対応部材との摩擦結合式の結合に達し、これによって固定位置が得られる。この旋回・固定運動はそれ自体好適である。それというのはこの旋回・固定運動は、既に取り付けられた引出しガイドにおいても比較的簡単にかつ単純に実施することができるからである。さらに、狭窄箇所を通過する頸部領域と、次いで行われる旋回とによって確実な結合が達成されている。
しかしながらこの構成における欠点としては、引出しガイドの一方の側のために、引出しガイドの他方の側に対して鏡像的な連行体を使用しなくてはならないということがある。すなわち、2つの異なる連行体を引出し毎に設ける必要がある。これによって製造コストが高くなる。また在庫管理も事実上2倍である。
これに対して国際公開第2016/000003号の図11~図13に開示された連行体では、純粋に直線的な固定運動が与えられている。この変化実施形態では、レールの下側に、U字形の舌片の形態の結合対応部材が形成されている。これらの結合対応部材は、連行体のためのガイド要素を形成している。連行体の保持プレートには、上方に向かって軽く曲げられた結合部材が形成されている。固定運動時における連行体の押込みによって、上方に向かって軽く曲げられた結合部材は、結合対応部材とレールの下側との間に達する。これによって旋回なしに固定位置が得られる。結合対応部材の下側と結合部材の上側とには、それぞれギザギザを付けられた表面が形成されている。これらのギザギザを付けられた表面は、互いに歯合するもしくは引っ掛かるので、連行体とレールとの間における形状結合式の保持が保証されている。しかしながらこの構成における欠点としては、一方では、固定時に両結合部材を同時に舌片内に挿入しなくてはならず、このことは、引出しの領域において所要スペースが制限されている場合、および見通しが悪い場合に、問題になり得るということがある。他方において、ギザギザを付けられた表面を介しての引っ掛かりによって後に行われる解離が、事実上、破壊なしには不可能であるという欠点がある。このような解離のためには、舌片を拡開させる、もしくは何らかの外部の力によって、上方に向かって軽く曲げられた結合部材を下方に向かって押圧する必要があり、これによって個々のフックを互いに解離させることができる。したがってこの文献の図11~図13は、単に連行体の1回の固定のための変化形態だけを示している。
本発明の課題は、従来技術に対して改善されたアセンブリを提供することである。特に、固定が可能な限り簡単に、単純に、かつ確実に行われることが望まれている。さらに2倍の在庫管理を回避することが望まれている。さらにまた、連行体は可能な限り簡単に固定可能であり、かつ再び解離可能であることが望まれている。
この課題は、請求項1の特徴を備えたアセンブリによって解決される。したがって本発明によれば、連行体は、第1の引出しガイドに対してほぼ鏡像的に形成されている第2の引出しガイドに連行体を追加的に固定するための第2の固定装置の、ピンとしてまたはピン収容部として形成された部分を有しており、かつ第1の固定装置の、連行体に配置された部分は、第2の固定装置の、連行体に配置された部分に鏡面対称に、連行体に配置されていることが提案されている。
連行体における第1の固定装置に対して鏡面対称に形成された第2の固定装置によって、同じ連行体を、この第2の固定装置を介して相応に、向かい合って位置している側における第2の引出しガイドに固定することができる。これによってほぼ同一の2つの連行体を使用することができ、このとき一方の連行体は、第1の固定部材を介して第1の引出しガイドに固定され、かつ他方の連行体は、第2の固定装置の部分を介して第2の引出しガイドに固定される。これによって2倍の在庫管理は不要である。さらにピンとピン収容部とを介して、簡単に解離可能な固定が与えられている。可能な旋回運動は、固定動作をさらに簡単にする。
請求項1記載のアセンブリは、国際公開第2016/000003号の両実施例の組合せからも絶対に得られない。理論的には確かに当業者は、図11~図13の上方に向かって曲げられた両結合部材の代わりに、図1~図10に記載された実施例のそれぞれ第1の結合部材を使用することが可能である。しかしながらこれによって、確実な結合は得られない。それというのは、頸部領域と対応する狭窄箇所とを備えた第1の結合部材のためには、形状結合式の保持のための旋回運動が必ず必要だからである。つまり図11~図13に示されているように、直線的な固定運動が行われると、理論的に配置された第1の結合部材は、頸部領域と形状結合式に固定され得ない。
本発明の好適な実施例は、従属請求項に記載されている。
基本的に、ピンおよびピン収容部に関しては、互いに択一的な2つの構成可能性がある。したがって第1の変化形態によれば、第1の固定装置および第2の固定装置の、連行体に形成された部分は、ピンとして形成されており、かつピン収容部は、引出しガイドに配置されていることが提案されている。第2の変化形態としては逆に、第1の固定装置および第2の固定装置の、連行体に形成された部分は、ピン収容部として形成されており、かつピンが、引出しガイドに配置されていることが提案されていてよい。
ピンおよびピン収容部のための、本出願において記載されたすべての例および詳細な定義は、それぞれどこにピンが配置されていて、かつどこにピン収容部が配置されているかとは無関係に通用する。すなわち、ピンが連行体における配置に関して記載されている場合には、このことは、論理的に意味がある限り、逆の形式で、引出しガイドにおけるピンの配置に対しても通用する。また記載された固定運動は、同様に両変化実施形態にも通用する。
好ましくは、正確に2つの固定装置(つまり第1の固定装置および第2の固定装置)の部分が、連行体に形成されていることが提案されている。
好ましくはまた、引出しガイドに単に1つのピンまたは1つのピン収容部だけが配置されていることも提案されている。すなわち引出しガイドには、正確に1つの固定装置の1つの部分が形成されている。
組付け状態において、連行体に配置された両固定装置の1つの部分だけが、機能を果たすので、好ましくは、アセンブリの組付け状態において、第2の固定装置の、連行体に配置された部分は、固定装置の、引出しガイドに配置された部分から間隔をおいて配置されている。すなわち第2の固定装置のピンまたはピン収容部は、それぞれの引出しガイドのために機能しない、または結合しない。
連行体は、連行体が連行体突出部と、第1の固定装置および第2の固定装置の両部分を有している限り、それ自体任意に形成されていてよい。
好適な実施例によれば、連行体は、ベースプレートを有していることが提案されている。このベースプレートは、好ましくは金属薄板として形成されている。好ましくは、この金属薄板は、ほぼ規則的な金属薄板厚さを有している。この金属薄板厚さは、0.5mm~1.5mmであり、かつ好ましくは0.7mm~1.0mmである。具体的には、0.8mmの金属薄板厚さが設けられている。
同様の形式において、引出しガイドも、金属薄板の形態のレールを有している。この場合においても、例えば本体レールのコンポーネントの金属薄板厚さは、好ましくは0.5mm~1.5mmである。
連行体突出部は、このベースプレートの一体の構成部分として形成されていてよい。つまり例えば連行体突出部は、ベースプレートから打ち出され、かつ相応に上方に曲げられ、もしくは折り返されていてよい。しかしながら好ましくは、連行体突出部は、ベースプレートとは別体の差込み部分の形態で形成されていることが提案されている。この差込み部分は、好ましくはプラスチックから成っている。
ベースプレートは、全体としてほぼ面状に形成されている。好ましくは、ベースプレートは、プレート平面に沿って方向付けられていることが提案されている。特に、ベースプレートの面状の表面の大部分は、このプレート平面に平行に方向付けられている。
そのために特に好ましくは、プレート平面は、引出しガイドの長手延在方向に平行に、かつアセンブリの組付け状態において水平に延びていることが提案されている。
本発明の特に好適な構成によれば、ベースプレートは、プレート平面に対して直角に測定すると、最大で4つの金属薄板厚さの高さを、好ましくは最大で3つの金属薄板厚さの高さを有していることが提案されている。
好ましくはまた、ベースプレートは、第1の固定装置および第2の固定装置の領域において、最大で2つの金属薄板厚さの高さを有していることが提案されている。これによって本発明のアセンブリは、極めてスペースを節減して家具内に挿入することができる。
第1の固定装置および第2の固定装置の、連行体に配置された部分は、ベースプレートとは別体に形成されていてよい。すなわちこれらの部分は、例えばベースプレートに解離可能に結合されていてよい。しかしながら好ましくは、第1の固定装置および第2の固定装置の、連行体に配置された部分は、ベースプレートと一体に形成されていることが提案されている。これらの部分がピンとして形成されている場合には、これらのピンは、ベースプレート内に相応にエンボス加工されている。これらの部分がピン収容部として形成されている場合には、これらのピン収容部は、相応にベースプレートから打ち出されていて、もしくはベースプレート内に成形されていてよい。
単純な構成のために好ましくは、連行体は、プレート平面に対して直角に方向付けられた中心の対称平面を有していることが提案されていてよい。そのために特に好ましくは、固定状態において対称平面は、第1の引出しガイドの長手延在方向に対して直角に方向付けられていることが提案されている。
固定状態は、連行体が、引出しガイドに結合された位置にある状態である。すなわち連行体は、不動に(しかしながら解離可能に)引出しガイドに結合されている。
これに対して組付け状態は、アセンブリ全体が、つまり引出しガイドが連行体と共に、家具の家具本体に組み付けられている状態である。これは、組付け位置とも呼ぶことができる。この組付け状態は、特に、「水平」および「鉛直」という概念を定義するために重要である。
好適な実施例によれば、第1の固定装置の、連行体に配置された部分と、第2の固定装置の、連行体に配置された部分とはそれぞれ、対称平面の一方の側に互いに鏡面対称に配置されていることが提案されている。
原理的には、1つの連行体が、1つよりも多くの連行体突出部を有していることが可能である。2つの連行体突出部が設けられている場合には、両連行体突出部はそれぞれ、対称平面の一方の側に互いに鏡面対称に配置されていることが望ましい。しかしながら好ましくは、対称平面は、連行体突出部を通って延びていることが提案されている。この事例では、特に好ましくは、単に1つの連行体突出部だけが連行体に形成されていることが提案されている。
別の好適な実施形態のためには、対称平面は、連行体を第1の対称領域と第2の対称領域とに分割していることが提案されている。このように構成されていると、第1の固定装置および第2の固定装置の両部分だけが、互いに鏡面対称に配置されているのみならず、連行体全体が、まさに2つの対称領域を有している。
一般的には、連行体それ自体は、全体として鏡面対称に形成されていないことが可能である。すなわちまさに使用目的に応じて、かつ使用可能性に応じて、非対称のコンポーネントが連行体に配置されていてよい。しかしながら特に好ましくは、連行体の2つの対称領域は、互いに鏡面対称に形成されていることが提案されている。
特に好ましくはさらに、ピンは、アセンブリの固定状態においてピン収容部に接触していることが提案されている。このときそれ自体摩擦結合式の結合が存在していてよい。しかしながら好ましくは、ピンとピン収容部との間における形状結合式の結合が、少なくとも、引出しガイドの長手延在方向に対して直角な運動方向に与えられている。
固定装置のピンは、第1の引出しガイドの長手延在方向に対して斜めに配置されているので、相応の対応部材との結合が可能である。好ましくは、ピンは、アセンブリの組付け状態において、連行体または引出しガイドから鉛直に突出していることが提案されている。
好適な実施形態によれば、ピンは、中心のピン軸線を有していることが提案されている。
ピン軸線は、それ自体例えば、プレート平面に対して相対的に45°~135°の範囲において方向付けられていてよい。好ましくは、ピン軸線は、引出しガイドの長手延在方向に対して直角に方向付けられていることが提案されている。さらに好ましくは、ピン軸線は組付け状態において鉛直に方向付けられていることが提案されている。
さらに好ましくは、ピンは、ピン軸線を中心にして形成されていてピン軸線を半径方向において完全に取り囲んでいる周面を有していることが提案されていてよい。このように構成されていると、ピンは、少なくとも部分的に幾何学的な意味において円筒形に形成されている。
特に好適な実施例によれば、周面は、ピン軸線に対して直角な横断面において、真円形とは異なっていることが提案されている。言い換えれば、このことは、周面の第1の位置からピン軸線を通って、第1の位置に向かい合って位置している周面位置にまで延びている、第1の真っ直ぐな結合線であって、対称平面に対して直角にかつプレート平面に平行に方向付けられている結合線の長さが、周面の第2の位置からピン軸線を通って、第2の位置に向かい合って位置している周面位置にまで延びている、第2の真っ直ぐな結合線であって、対称平面に対して横方向にかつプレート平面に平行に方向付けられている結合線の長さよりも、長いということを意味している。
周面は、ピン軸線に対して直角な横断面において、例えば長方形にまたは楕円形に形成されていてよい。特に好ましくは、周面は、ピン軸線に対して直角な横断面において、半径方向若しくは直径方向において互いに向かって位置している2つの平らに面取りされた領域と、半径方向において互いに向かって位置している2つの凸状の領域とを有していることが提案されている。
さらに好ましくは、平らに面取りされた領域の間の、ピン軸線を通って延びている最短の真っ直ぐな結合線が、凸状の領域の間の、ピン軸線を通って延びている最短の真っ直ぐな結合線よりも短いことが提案されていてよい。
好ましくは、平らに面取りされた領域は、引出しガイドの長手延在方向に対して横方向に、好ましくは35°~55°の角度範囲において方向付けられていることが提案されていてよい。このことは、ピンが連行体に配置されている場合に通用する。ピンが引出しガイドに配置されている場合には、平らに面取りされた領域は、長手延在方向に対して直角に方向付けられている。
固定装置のピン収容部に関しては、好ましくは、ピン収容部は、連行体内にまたは引出しガイド内に成形されており、このとき連行体または引出しガイドにピン収容部の切欠き縁部が形成されていることが提案されている。
ピン収容部の最も重要な特徴は、ピン収容部は、ピンのための、狭窄箇所を有している導入通路を有しているということである。さらに好ましくは、ピン収容部は、ピンのための、導入通路とは別個の該導入通路に続く軸受領域を有していることが提案されていてよい。特に好ましくは、軸受領域は、ピン収容部のほぼ真円形の切欠き縁部によって形成されていることが提案されている。軸受領域の領域におけるこの切欠き縁部は、ほぼ3/4円を描いている。
引出しガイドにおける連行体の比較的簡単に解離可能でかつ形状結合式の固定を達成するために、好ましくは、導入通路の狭窄箇所の領域における最小の内径が、軸受領域における最小の内径よりも小さいことが提案されている。好ましくは、狭窄箇所の領域における最小の内径と軸受領域における最小の内径との比は、1:8~7:8、好ましくは2:5~4:5である。
好ましくは、狭窄箇所の領域における最小の内径は、引出しガイドの長手延在方向に対して横方向に、好ましくは35°~55°の角度範囲にある。このことは、連行体における固定装置の部分が、ピン収容部として形成されている場合に通用する。引出しガイドにおける(第1の)固定装置の部分が、ピン収容部として形成されている場合には、好ましくは、最小の内径は、長手延在方向に平行に方向付けられていることが提案されている。
可能な限り簡単な固定運動のために、好ましくは、導入通路は、狭窄箇所に接続する比較的広幅の、好ましくは狭窄箇所の方向において先細りになる挿入領域を有していることが提案されている。この挿入領域は、好ましくは、狭窄箇所の、軸受領域とは反対の側に配置されている。このように構成されていると、ピンを、固定運動の最初に、相応に挿入領域を介して狭窄箇所の方向に移動させることができる。
可能な限り簡単な固定運動が保証されている限り、ピンおよびピン収容部は、それ自体任意に配置されていて、かつ方向付けられていてよい。特に好ましくは、ピンの組付け運動時に、ピン収容部の狭窄箇所は、連行体が第1の引出しガイドの長手延在方向に対して斜めに方向付けられている場合にだけ通過することができることが提案されている。特に好ましくは、連行体の対称平面は、ピンがピン収容部の狭窄箇所を通過することができるこの組付け運動時に、第1の引出しガイドの長手延在方向に対して30°~60°、好ましくは40°~50°の角度をおいて方向付けられていることが提案されている。
引出しガイドにおける連行体の固定は、単に第1の固定装置または第2の固定装置を介して行うだけで、それ自体十分である。しかしながら好ましくは、さらにより確実な保持のために、連行体は、固定装置の部分とは別体の、好ましくは舌片形状のクランプ要素を有しており、該クランプ要素は、組付け状態において引出しガイドに結合されていることが提案されている。特に、このクランプ要素は、引出しガイドの対応クランプ面またはクランプ要素・対応部材に接触している。
クランプ要素は、連行体の任意の箇所に配置されていてよい。好ましくは、対称平面は、クランプ要素の中心を通って延びていることが提案されている。
第1の引出しガイドのために好ましくは、第1の引出しガイドは、本体レールと、本体レールに対して相対的に走行可能な引出しレールとを有していることが提案されている。完全引出しのためには、追加的にさらにまた中間レールが設けられていてもよい。
駆動装置が、可動の家具部分に対応配置されている場合には、好ましくは、固定装置の、引出しガイドに配置された部分は、本体レールに配置されていることが提案されている。
固定装置の、引出しガイドに(好ましくは本体レールに)配置された部分は、引出しガイドのための別体の差込み部分として形成されていてよい。しかしながら好ましくは、(第1の)固定装置の、本体レールに配置された部分は、本体レールと一体に形成されており、好ましくは本体レール内に成形されていることが提案されている。
ここまでは、特に正確に1つの連行体および正確に1つの引出しガイドを備えた、本発明およびアセンブリが記載されている。引出しの形態の可動の家具部分のための、完全に機能的な家具用金具を得るためには、第1の引出しガイドに対してほぼ鏡像的に形成された第2の引出しガイドが設けられている。さらに好ましくは、第2の引出しガイドのための第2の連行体が設けられており、このとき第2の連行体は、第1の引出しガイドの連行体と同一に形成されている。これによって特に簡単な在庫管理が可能になる。
特に好ましくは、第1の固定装置の、第2の引出しガイドに配置された部分は、同時に第2の固定装置の1つの部分を形成していることが提案されている。
好適な実施例によれば、アセンブリのために、家具本体に対して相対的に可動の家具部分を移動させるための少なくとも1つの駆動装置、好ましくはエジェクト装置が設けられており、好ましくはエジェクト装置である駆動装置は、連行体に作用結合させることができることが提案されている。
可動の家具部分の確実かつ均一な移動のために、引出しガイドのそれぞれに、駆動装置が設けられていることが提案されている。このときこれらの両駆動装置は、それぞれの連行体に作用結合されている。
保護は、家具本体、可動の家具部分(特に引出し)、および本発明に係るアセンブリを備えた家具に対しても求められる。
好適な実施例によれば、引出しとして形成された可動の家具部分の、好ましくは下側に取り付けられた2つの駆動装置が設けられており、このとき第1の駆動装置が第1の引出しガイドおよび第1の連行体に、かつ第2の駆動装置が第2の引出しガイドおよび第2の連行体に対応配置されていることが提案されていてよい。
さらに好ましくは、引出しの少なくとも閉鎖位置において、第1の駆動装置は第1の連行体に接触していて、かつ第2の駆動装置は第2の連行体に接触していることが提案されている。特に、連行体は、駆動装置にロック解除運動時に接触していて、かつ次いで行われる開放運動時に互いに接触している。さらなる開放時に、かつ閉鎖運動の一部においても、駆動装置が連行体と接触していない空走行が与えられていてよい。
駆動装置がエジェクト装置として形成されている場合に、好ましくは、エジェクト装置は、エジェクト蓄力器、エジェクト蓄力器によって力が加えられる可動のエジェクト要素、およびロック位置においてエジェクト要素をロックするためのロック装置を有していることが提案されている。好ましくは、エジェクト要素は、引出しの閉鎖位置の後ろに位置している過剰押圧位置への引出しの過剰押圧によってロック解除可能であり、かつエジェクト要素のロック解除時に引出しは、エジェクト蓄力器およびエジェクト要素を介して開放方向に可動であることが提案されている。
さらに保護は、本発明に係るアセンブリの第1の引出しガイドに、本発明に係るアセンブリの連行体を固定するための方法に対しても求められる。この方法では、連行体を、連行体が第1の引出しガイドの長手延在方向に対して斜めに方向付けられている先行固定位置から、第1の固定装置を介して、第1の引出しガイドとの固定状態にもたらし、このときこれは、導入通路の狭窄箇所を通るピンの移動と、この移動に続く、第1の固定装置のピンを中心にした旋回とによって行われることが提案されている。これによってピンは、一種の旋回軸線を形成し、このときこの旋回によって、ピンとピン収容部との間における形状結合式の結合が行われる。それというのは、このときピンの相対的に広幅の領域が、軸受領域の切欠き縁部に接触していて、かつピンの移動を狭窄箇所によって阻止するからである。
好ましくは、この方法ではさらに、(第1の)連行体と同一に形成された第2の連行体を、第2の連行体が第2の引出しガイドの長手延在方向に対して斜めに方向付けられている先行固定位置から、第2の固定装置の、第2の連行体に配置された部分と、第2の固定装置の、第2の引出しガイドに配置された部分とを介して、第2の引出しガイドとの固定状態にもたらし、このときこれは、導入通路の狭窄箇所を通るピンの移動と、この移動に続く、ピンを中心にした旋回とによって行われることが提案されている。
次に本発明のさらなる詳細および利点について、図面に示された実施例を参照しながら図面の記載を用いて詳説する。
2つの引出しを備えた家具を示す斜視図である。 1つの引出し、2つの引出しガイド、2つの連行体、および2つの駆動装置を備えた家具を概略的に示す横断面図である。 引出しガイド、連行体、および駆動装置から成るアセンブリを概略的に示す分解図である。 図3に示されたアセンブリを固定状態において示す図である。 図4に示されたアセンブリを斜め下から見て示す図である。 1つの引出しガイドにおける連行体の固定運動を斜め下から見て示す図である。 1つの引出しガイドにおける連行体の固定運動を、詳細図と共に斜め下から見て示す図である。 1つの引出しガイドにおける連行体の固定運動を、詳細図と共に斜め下から見て示す図である。 1つの引出しガイドにおける連行体の固定運動を、詳細図と共に斜め下から見て示す図である。 先行固定位置における連行体と共に両側の引出しガイドを上から見て示す図である。 図10を下から見た図である。 先行固定位置における連行体および固定状態における連行体と共に両側の引出しガイドを上から見て示す図である。 図12を下から見た図である。 第1の固定装置と共にアセンブリを下から見た図である。 図14に示された断面A-Aに沿った断面図を、第1の固定装置の詳細図と共に示す図である。 アセンブリを、他の方向に方向付けられた横断平面を備えた第1の固定装置と共に示す図である。 図16に示された断面C-Cに沿った断面図を、第1の固定装置の詳細図と共に示す図である。 第2の変化実施形態の連行体を示す斜視図である。 第2の変化実施形態の本体レールの一部を示す斜視図を、ピンの詳細図と共に示す図である。 第2の変化実施形態の第1の固定装置と共にアセンブリを下から見て示す図である。 図20に示された断面D-Dに沿った断面図を、第1の固定装置の詳細図と共に示す図である。
図1には、この事例では引出しの形態の2つの可動の家具部分2を備えた家具19が斜視図で示されている。両可動の家具部分2は、ここでは見えない引出しガイド3a,3bを介して、家具本体6に直線的に可動に支持されている。上側の可動の家具部分2は、開放位置OSに位置しており、これに対して下側の可動の家具部分2は、閉鎖位置SSに位置している。それぞれの引出しは、1つの前板20、1つの引出し背壁21、2つの引出し側壁22、および1つの引出し底部23を有している。
図2には、家具本体6、可動の家具部分2、家具本体6に組み付けられた第1の引出しガイド3a、および家具本体6の、向かい合って位置している側に組み付けられた第2の引出しガイド3bを備えた家具19が、概略的な断面図で示されている。可動の家具部分2は、両引出しガイド3a,3bに解離可能に結合されている。可動の家具部分2の下側には、第1の駆動装置5aと第2の駆動装置5bとが配置されており、これらの駆動装置5a,5bは一緒に、家具本体6に対して相対的に可動の家具部分2を移動させるための駆動装置5を形成している。場合によっては、両駆動装置5a,5bの動作は、(単に点線で示されている)同期化装置24によって同期化されてよい。それぞれの引出しガイド3a,3bには、それぞれ1つの連行体(Mitnehmer)4a,4bが結合されている。第1の引出しガイド3aは、第1の連行体4aと一緒に第1のアセンブリ1を形成している。同様に第2の引出しガイドは、第2の連行体4bと一緒に、そのような第2のアセンブリ1を形成している。連行体4a,4bは、それぞれ1つの連行体突出部7を有している。この連行体突出部7を介してそれぞれの連行体4a,4bは、それぞれの駆動装置5a,5bに、好ましくはそれぞれの駆動装置5a,5bのキャッチレバーに作用結合することができる。連行体4aは、第1の固定装置8の、連行体4aに配置された部分8aと、第1の固定装置8の、第1の引出しガイド3aに配置された部分8bとを介して、第1の引出しガイド3aに固定されている。第2の連行体4bは、第2の固定装置12の、第2の連行体4bに配置された部分12aと、第2の固定装置12の、第2の引出しガイド3bに配置された部分8bとを介して、第2の引出しガイド3bに固定されている。つまりこの事例では、第2の引出しガイド3bに配置された部分8bは、同時に第2の固定装置12の一部を形成している。図2には、両側の引出しガイド3a,3bはそれぞれ、連行体4a,4bとの固定状態Bに位置している。可動の家具部分2は、家具本体6との組付け状態Mに位置している。
図3には、アセンブリ1が駆動装置5と共に、斜視図で示されている。駆動装置5は、組付けプレート25を有しており、この組付けプレート25を介して駆動装置5は、可動の家具部分2の下側に、または引出し側壁を一緒に形成する容器レール26の載置ウェブに固定可能である。第1の引出しガイド3aは、引出しレール18および本体レール17を有している。図3に示された図面において、引出しレール18は大部分が容器レール26によってカバーされている。本体レール17は、(下側の領域において良好に見える)ガイド部分27と、好ましくはアングル形状の組付け要素28とを含んでいる。この組付け要素28は、ガイド部分27に不動に結合されており、好ましくは溶接されている。第1の引出しガイド3aは、本体レール17を介して(好ましくは本体レール17の組付け要素28を介して)、図示されていない固定手段によって家具本体6に取り付けられる。第1の引出しガイド3aの長手延在方向Lは、双方向矢印によって示されている。連行体4aは、連行体突出部7、第1の固定装置8の部分8a、および第2の固定装置12の部分12aを有している。これらの両部分8a,12aは、連行体4のベースプレート13に配置されており、好ましくは連行体4と一体に形成されている。さらにベースプレート13にはクランプ要素16が配置されている。連行体4aのベースプレート13は、ほぼプレート平面Pに沿って延びている。このプレート平面Pは、両矢印によって形成された面によって示されている。プレート平面Pは、第1の引出しガイド3aの長手延在方向Lに平行に方向付けられている。プレート平面Pは、組付け状態Mにおいて水平に方向付けられている。図3にはまた、連行体4aの中心を通って延びる対称平面Sが、両破線と、両破線によって形成された面とによって示されている。対称平面Sは、固定状態Bにおいて、第1の引出しガイド3aの長手延在方向Lに対して直角に、かつプレート平面Pに対して直角に方向付けられている。
図4にはアセンブリ1が駆動装置5と共に、組み立てられた状態において示されている。したがってアセンブリ1は、固定状態Bに位置している。
図5にはアセンブリ1が、斜め下から見た斜視図で示されている。図面においてある程度認識できるように、連行体4aの連行体突出部7は、駆動装置5に作用結合されている。第1の固定装置8の、連行体4aに配置されている部分8aは、第1の固定装置8の、第1の引出しガイド3aに配置されたまたは形成された部分8bに、形状結合式に結合されている。第2の固定装置12の、連行体4aに配置された部分12aは、部分8bに対して間隔をおいて配置されており、これによってこの事例では(もしくはこの第1の引出しガイド3aの使用時には)機能しない。
図6~図9には、第1の引出しガイド3aにおける連行体4aの固定運動が斜視図で示されている。この変化実施形態では、第1の固定装置8の、連行体4aに配置された部分8aは、ピン9として形成されている。同様に第2の固定装置12の、連行体4aに配置された部分12aも、ピン9として形成されている。第1の固定装置8の、第1の引出しガイド3aに配置された部分8bは、ピン収容部10として形成されている。
図6において連行体4aは、なお、第1の引出しガイド3aに対して間隔をおいた位置にある。図面から認識できるように、ピン収容部10(部分8b)は、本体レール17の組付け要素28に形成されている。
図7において連行体4aは、先行固定位置VBに達している。そのために、本体レール17の左側に示された組付け要素28とガイド部分27との間には、細い間隙が空いており(図15の詳細図も参照)、この間隙には、ベースプレート13をプレート平面Pに沿って押し込むことができる。間隙の幅は、ベースプレート13の厚さにほぼ相当している。連行体4aは、固定状態Bに比べて、第1の引出しガイド3aの長手延在方向Lに対して斜めに方向付けられている。左下の詳細図において認識できるように、ピン収容部10は、狭窄箇所Eを備えた導入通路11を有している。さらに導入通路11は、狭窄箇所Eの方向において先細りになる比較的広幅の挿入領域15を有している。さらにピン収容部10は、好ましくは真円形の軸受領域14を有している。先行固定位置VBに達するために、ピン9は(その平らに面取りされた領域F1,F2がピン収容部10の狭窄箇所Eを通過することにより)、導入通路11を通って軸受領域14内にほぼ直線的に移動させられている。具体的にこの導入運動は、斜めに傾けられた連行体4aにおいて、第1の引出しガイド3aの長手延在方向Lに対してほぼ直角方向に行われる。
図8には、固定運動の中間位置ZWが示されている。そのためにピン9は、いわば旋回軸として使用される。左下の詳細図に示されているように、ピン9は、鉛直に方向付けられたピン軸線Zを有している。このピン軸線Zを中心にして連行体4aは、矢印によって示されているように反時計回り方向に旋回させられる。旋回運動は、真円形の軸受領域14によって、かつ軸受領域14に接触している少なくとも1つの凸状の領域F3またはF4によって案内される。これによってピン9の周面Fの平らに面取りされた領域F1,F2は、もはや狭窄箇所Eに面一に方向付けられているのではなく、斜めに位置されている。つまり周面Fの両凸状の領域F3,F4は、少なくとも部分的にピン収容部10の軸受領域14に接触している。右下の詳細図に示されているように、クランプ要素16は、なお完全には、本体レール17におけるクランプ要素・対応部材29に達してない。好ましくは、このクランプ要素・対応部材29は、U字形の舌片として本体レール17のガイド部分27に形成されている。
図9においては固定状態Bが得られている。連行体4aは、図8に比べてさらにピン軸線Zを中心にして旋回させられている。連行体4aの対称平面S(この対称平面Sは連行体4aを、互いに鏡面対称に形成された両対称領域S1,S2に分割している)は、固定状態Bにおいて第1の引出しガイド3aの長手延在方向Lに対して直角に方向付けられている。ピン9の平らに面取りされた領域F1,F2が、導入通路11の狭窄箇所Eに対して斜めに位置することによって、連行体4aに対する直線的な引張り運動によっては、連行体4aが、第1の引出しガイド3aの長手延在方向Lに対して直角にこの第1の引出しガイド3aから解離され得ないように、形状結合式の結合が与えられている。右下の詳細図から認識できるように、クランプ要素16はクランプ要素・対応部材29に接触している。好ましくは、これらの両コンポーネント(クランプ要素16とクランプ要素・対応部材29)の間における摩擦結合式の結合が与えられている。
図10には、両引出しガイド3a,3bおよび両連行体4a,4bが上から見た平面図で示されている。両連行体4a,4bは、先行固定位置VBに位置している。
図11には、図10に対応する配置を下から見た図が示されている。
図12には、両引出しガイド3a,3bおよび両連行体4a,4bが上から見た平面図で示されており、このとき連行体4aは固定状態Bに位置しており、これに対して第2の連行体4bは、なお先行固定位置VBに位置している。
図13には、図12に対応する配置を下から見た図が示されている。
図14には、第1の引出しガイド3aが連行体4aと共に、下から見た図で示されている。断面A-Aを生ぜしめる鉛直な切断面が示されており、この切断面は第1の固定装置8を通って延びている。
図15には、図14の断面A-Aに沿った断面図が示されている。右に示された詳細図において、断面A-Aは固定装置8の領域において拡大して示されている。図から認識できるように、本体レール17の組付け要素28には、部分8bに相当するピン収容部10が形成されている。特に、このピン収容部10の軸受領域14が示されている。軸受領域14は、プレート平面Pに平行に最小の内径W14を有している。図示の詳細図にはまた、ピン9のピン軸線Zも示されている。ピン9は、連行体4aのベースプレート13と一体に形成されている。ベースプレート13はさらに、本体レール17のガイド部分27に直接接触している。さらにこの詳細図には、最短の真っ直ぐな結合線V1が示されおり、この結合線V1は、ピン9の周面Fの平らに面取りされた領域F1から、ピン軸線Zを通って、ピン9の周面Fの、向かい合って位置している平らに面取りされた領域F2に延びている。この結合線V1は、内径W14よりも短い。しかしながらこの結合線V1は、導入通路11の狭窄箇所Eにおける内径W11とほぼ同じ長さである。したがってピン9は、正確に内径W11を通過する。
図16には、第1の引出しガイド3aが連行体4aと共に、下から見た図で示されている。断面C-Cを生ぜしめる鉛直な切断面が示されており、かつ図14における方向とは異なる方向において、第1の固定装置8を通って延びている。
図17には、図16に対応する、断面C-Cに沿った断面図が示されている。右に示された詳細図において、断面C-Cは固定装置8の領域において拡大して示されている。最短の真っ直ぐな結合線V2が示されおり、この結合線V2は、ピン9の周面Fの凸状の領域F3から、ピン軸線Zを通って、ピン9の周面Fの、向かい合って位置している凸状の領域F4に延びている。この結合線V2は、軸受領域14における最短の内径W14とほぼ同じ長さである。
図18には、択一的な第2の変化実施形態の連行体4aが斜視図で示されている。この連行体4aでは単にベースプレート13だけが示されており、連行体突出部7は、図示されていない。この変化形態では第1の固定装置8の、連行体4aに配置されたまたは形成された部分8aは、ピン収容部10として形成されている。第2の固定装置12の、連行体4aに配置されたまたは形成された部分12aもまた、同様にピン収容部10として形成されている。この図面において導入通路11における最短の内径W11が、特に良好に認識可能である。両ピン収容部10は、互いに鏡面対称にベースプレート13に形成されている。
図19には、単に本体レール17のアングル形状の組付け要素28だけが示されている。この組付け要素28には、第1の固定装置8の部分8bが配置されており、この部分8bは、ピン9として形成されている。このピン9は、組付け要素28と一体に形成されている。左側に示された詳細図において認識できるように、このピン9の周面Fは、2つの平らに面取りされた領域F1,F2および2つの凸状の領域F3,F4を有している。さらに分かるように、周面Fは、ピン軸線Zに対して直角な横断面において真円形とは異なっている。この横断面は、図示とは異なり、例えば多角形または楕円形に形成されていてもよい。
図20には、第1の引出しガイド3aが連行体4aと共に、下から見た図で示されており、このとき固定装置8の第2の変化実施形態が示されている。断面D-Dを生ぜしめる鉛直な切断面が図示されていて、かつ第1の固定装置8を通って延びている。
図21における断面D-Dに沿った断面図および右に示された詳細図において、組付け要素28に形成されたピン9が認識可能であり、このピン9は、固定状態Bにおいて、軸受領域14におけるピン収容部10の切欠き縁部に少なくとも部分的に接触している。
1 アセンブリ
2 可動の家具部分
3a 第1の引出しガイド
3b 第2の引出しガイド
4a 連行体
4b 第2の連行体
5 駆動装置
5a 第1の駆動装置
5b 第2の駆動装置
6 家具本体
7 連行体突出部
8 第1の固定装置
8a 第1の固定装置の、連行体に配置された部分
8b 第1の固定装置の、引出しガイドに配置された部分
9 ピン
10 ピン収容部
11 導入通路
12 第2の固定装置
12a 第2の固定装置の、連行体に配置された部分
13 ベースプレート
14 軸受領域
15 挿入領域
16 クランプ要素
17 本体レール
18 引出しレール
19 家具
20 前板
21 引出し背壁
22 引出し側壁
23 引出し底部
24 同期化装置
25 組付けプレート
26 容器レール
27 ガイド部分
28 組付け要素
29 クランプ要素・対応部材
L 引出しガイドの長手延在方向
E 狭窄箇所
P プレート平面
M 組付け状態
S 対称平面
S1 第1の対称領域
S2 第2の対称領域
B 固定状態
Z ピン軸線
F 周面
F1,F2 平らに面取りされた領域
F3,F4 凸状の領域
V1 平らに面取りされた領域の間における最短の真っ直ぐな結合線
V2 凸状の領域の間における最短の真っ直ぐな結合線
11 導入通路における最小の内径
14 軸受領域における最小の内径
SS 閉鎖位置
OS 開放位置
VB 先行固定位置
ZW 中間位置

Claims (45)

  1. アセンブリ(1)であって、
    - 可動の家具部分(2)のための第1の引出しガイド(3a)と、
    - 家具本体(6)に対して相対的に前記可動の家具部分(2)を移動させるための駆動装置(5)のための連行体(4a)とから成っており、前記連行体(4a)は、前記駆動装置(5)に作用結合させることができる連行体突出部(7)を有しており、
    前記連行体(4a)に配置された部分(8a)と、前記第1の引出しガイド(3a)に配置された部分(8b)とを備えた第1の固定装置(8)が設けられており、該第1の固定装置(8)を介して、前記連行体(4a)は前記第1の引出しガイド(3a)において固定可能であり、前記第1の固定装置(8)の一方の部分(8a,8b)は、ピン(9)として形成されていて、かつ他方の部分(8b,8a)は、前記ピン(9)に対応するピン収容部(10)として形成されており、前記ピン(9)は、前記第1の引出しガイド(3a)の長手延在方向(L)に対して斜めに配置されていて、かつ前記ピン収容部(10)は、前記ピン(9)のための、狭窄箇所(E)を有する導入通路(11)を有している、アセンブリ(1)において、
    前記連行体(4a)は、前記第1の引出しガイド(3a)に対してほぼ鏡面的に形成されている第2の引出しガイド(3b)に、前記連行体(4a)を追加的に固定するための第2の固定装置(12)の、ピン(9)としてまたはピン収容部(10)として形成された部分(12a)を有しており、かつ前記第1の固定装置(8)の、前記連行体(4a)に配置された前記部分(8a)は、前記第2の固定装置(12)の、前記連行体(4a)に配置された前記部分(12a)に鏡面対称に、前記連行体(4a)に配置されている
    ことを特徴とする、アセンブリ。
  2. 前記連行体(4a)は、ベースプレート(13)を有している、
    請求項1記載のアセンブリ。
  3. 前記ベースプレート(13)は、プレート平面(P)に沿って方向付けられている、
    請求項2記載のアセンブリ。
  4. 前記プレート平面(P)は、前記第1の引出しガイド(3a)の前記長手延在方向(L)に平行に、かつ当該アセンブリ(1)の組付け状態(M)において水平に延びている、
    請求項3記載のアセンブリ。
  5. 前記連行体(4a)は、前記プレート平面(P)に対して直角に方向付けられた中心の対称平面(S)を有している、
    請求項3または4記載のアセンブリ。
  6. 前記第1の固定装置(8)の、前記連行体(4a)に配置された前記部分(8a)と、前記第2の固定装置(12)の、前記連行体(4a)に配置された前記部分(12a)とはそれぞれ、前記対称平面(S)の一方の側に互いに鏡面対称に配置されている、
    請求項5記載のアセンブリ。
  7. 前記対称平面(S)は、前記連行体突出部(7)を通って延びている、
    請求項5または6記載のアセンブリ。
  8. 前記対称平面(S)は、前記連行体(4a)を第1の対称領域(S1)と第2の対称領域(S2)とに分割している、
    請求項5から7までのいずれか1項記載のアセンブリ。
  9. 前記連行体(4a)の2つの前記対称領域(S1,S2)は、互いに鏡面対称に形成されている、
    請求項8記載のアセンブリ。
  10. 前記ピン(9)は、当該アセンブリ(1)の固定状態(B)において前記ピン収容部(10)に接触している、
    請求項5から9までのいずれか1項記載のアセンブリ。
  11. 前記ピン(9)は、当該アセンブリ(1)の組付け状態(M)において、前記連行体(4a)からまたは前記第1の引出しガイド(3a)から鉛直に突出している、
    請求項5から10までのいずれか1項記載のアセンブリ。
  12. 前記ピン(9)は、中心のピン軸線(Z)を有している、
    請求項5から11までのいずれか1項記載のアセンブリ。
  13. 前記ピン軸線(Z)は、前記第1の引出しガイド(3a)の前記長手延在方向(L)に対して直角に方向付けられている、
    請求項12記載のアセンブリ。
  14. 前記ピン(9)は、前記ピン軸線(Z)を中心にして形成されていて前記ピン軸線(Z)を半径方向において完全に取り囲んでいる周面(F)を有している、
    請求項12または13記載のアセンブリ。
  15. 前記周面(F)は、前記ピン軸線(Z)に対して直角な横断面において、真円形とは異なっている、
    請求項14記載のアセンブリ。
  16. 前記周面(F)は、前記ピン軸線(Z)に対して直角な横断面において、半径方向において互いに向かって位置している2つの平らに面取りされた領域(F1,F2)と、半径方向において互いに向かって位置している2つの凸状の領域(F3,F4)とを有している、
    請求項15記載のアセンブリ。
  17. 前記平らに面取りされた領域(F1,F2)の間の、前記ピン軸線(Z)を通って延びている最短の真っ直ぐな結合線(V1)が、前記凸状の領域(F3,F4)の間の、前記ピン軸線(Z)を通って延びている最短の真っ直ぐな結合線(V2)よりも短い、
    請求項16記載のアセンブリ。
  18. 前記ピン収容部(10)は、前記連行体(4a)内にまたは前記第1の引出しガイド(3a)内に成形されており、前記連行体(4a)または前記第1の引出しガイド(3a)に前記ピン収容部(10)の切欠き縁部が形成されている、
    請求項5から17までのいずれか1項記載のアセンブリ。
  19. 前記ピン収容部(10)は、前記ピン(9)のための、前記導入通路(11)とは別個の軸受領域(14)を有している、
    請求項5から18までのいずれか1項記載のアセンブリ。
  20. 前記導入通路(11)の前記狭窄箇所(E)の領域における最小の内径(W11)が、前記軸受領域(14)における最小の内径(W14)よりも小さい、
    請求項19記載のアセンブリ。
  21. 前記導入通路(11)は、前記狭窄箇所(E)に接続する比較的広幅の入領域(15)を有している、
    請求項5から20までのいずれか1項記載のアセンブリ。
  22. 前記挿入領域(15)は、ノズル形状である、
    請求項21記載のアセンブリ。
  23. 前記ピン(9)の組付け運動時に、前記ピン収容部(10)の前記狭窄箇所(E)は、前記連行体(4a)が前記第1の引出しガイド(3a)の前記長手延在方向(L)に対して斜めに方向付けられている場合にだけ通過することができる、
    請求項5から22までのいずれか1項記載のアセンブリ。
  24. 前記第1の固定装置(8)および前記第2の固定装置(12)の、前記連行体(4a)に形成された前記部分(8a,12a)は、ピン(9)として形成されており、かつ前記ピン収容部(10)は、前記第1の引出しガイド(3a)に配置されている、
    請求項5から23までのいずれか1項記載のアセンブリ。
  25. 前記第1の引出しガイド(3a)に、1つのピン(9)または1つのピン収容部(10)だけが配置されている、
    請求項5から24までのいずれか1項記載のアセンブリ。
  26. 当該アセンブリ(1)の組付け状態(M)において、前記第2の固定装置(12)の、前記連行体(4a)に配置されている前記部分(12a)は、前記第1の固定装置(8)の、前記第1の引出しガイド(3a)に配置されている前記部分(8b)から間隔をおいて配置されている、
    請求項5から25までのいずれか1項記載のアセンブリ。
  27. 前記連行体(4a)は、前記固定装置(8,12)の前記部分(8a,12a)とは別体のランプ要素(16)を有しており、該クランプ要素(16)は、当該アセンブリ(1)の組付け状態(M)において前記第1の引出しガイド(3a)に結合されている、
    請求項5から26までのいずれか1項記載のアセンブリ。
  28. 前記クランプ要素(16)は、舌片形状である、
    請求項27記載のアセンブリ。
  29. 前記対称平面(S)は、前記クランプ要素(16)の中心を通って延びている、
    請求項27または28記載のアセンブリ。
  30. 前記第1の引出しガイド(3a)は、本体レール(17)と、前記本体レール(17)に対して相対的に走行可能な引出しレール(18)とを有している、
    請求項1から29までのいずれか1項記載のアセンブリ。
  31. 前記第1の固定装置(8)の、前記第1の引出しガイド(3a)に配置された前記部分(8b)は、前記本体レール(17)に配置されている、
    請求項30記載のアセンブリ。
  32. 前記第1の固定装置(8)の、前記本体レール(17)に配置された部分(8b)は、前記本体レール(17)と一体に形成されてる、
    請求項31記載のアセンブリ。
  33. 前記第1の固定装置(8)の、前記本体レール(17)に配置された部分(8b)は、前記本体レール(17)内に形成されている、
    請求項32記載のアセンブリ。
  34. 前記第1の引出しガイド(3a)に対して鏡像的に形成された第2の引出しガイド(3b)が設けられている、
    請求項1から33までのいずれか1項記載のアセンブリ。
  35. 前記第2の引出しガイド(3b)のための第2の連行体(4b)が設けられており、前記第2の連行体(4b)は、前記第1の引出しガイド(3a)に対応配置された前記連行体(4a)と同一に形成されている、
    請求項34記載のアセンブリ。
  36. 前記家具本体(6)に対して相対的に前記可動の家具部分(2)を移動させるための少なくとも1つの駆動装置(5)設けられており、記駆動装置(5)は、前記連行体(4a)に作用結合させることができる、
    請求項1から35までのいずれか1項記載のアセンブリ。
  37. 前記駆動装置(5)は、エジェクト装置である、
    請求項36記載のアセンブリ。
  38. 前記引出しガイド(3a,3b)のそれぞれに、駆動装置(5)が設けられている、
    請求項34または36または37記載のアセンブリ。
  39. 家具本体(6)、可動の家具部分(2)よび請求項1から38までのいずれか1項記載のアセンブリ(1)を備えた家具(19)。
  40. 前記可動の家具部分(2)は、引出しである、
    請求項39記載の家具(19)。
  41. つの駆動装置(5a,5b)が設けられており、第1の駆動装置(5a)が第1の引出しガイド(3a)および連行体(4a)に、かつ第2の駆動装置(5b)が第2の引出しガイド(3b)および第2の連行体(4b)に対応配置されている、
    請求項39または40記載の家具。
  42. 前記2つの駆動装置(5a,5b)は、引出しとして形成された前記可動の家具部分(2)の下側に取り付けられている、
    請求項41記載の家具。
  43. 前記可動の家具部分(2)の少なくとも閉鎖位置(SS)において、前記第1の駆動装置(5a)は前記連行体(4a)に接触していて、かつ前記第2の駆動装置(5b)は前記第2の連行体(4b)に接触している、
    請求項41または42記載の家具。
  44. 請求項1から38までのいずれか1項記載のアセンブリ(1)の第1の引出しガイド(3a)に、請求項1から38までのいずれか1項記載のアセンブリ(1)の連行体(4a)を固定するための方法であって、前記連行体(4a)を、前記連行体(4a)が前記第1の引出しガイド(3a)の長手延在方向(L)に対して斜めに方向付けられている先行固定位置(VB)から、第1の固定装置(8)を介して、前記第1の引出しガイド(3a)との固定状態(B)にもたらし、これは、導入通路(11)の狭窄箇所(E)を通るピン(9)の移動と、この移動に続く、前記第1の固定装置(8)の前記ピン(9)を中心にした旋回とによって行われる、方法。
  45. 前記連行体(4a)と同一に形成された第2の連行体(4b)を、前記第2の連行体(4b)が第2の引出しガイド(3b)の長手延在方向(L)に対して斜めに方向付けられている先行固定位置(VB)から、第2の固定装置(12)の、前記第2の連行体(4b)に配置された部分(12a)と、前記第1の固定装置(8)の、前記第2の引出しガイド(3b)に配置された部分(8b)とを介して、前記第2の引出しガイド(3b)との固定状態(B)にもたらし、これは、前記導入通路(11)の前記狭窄箇所(E)を通る前記ピン(9)の移動と、この移動に続く、前記ピン(9)を中心にした旋回とによって行われる、
    請求項44記載の方法。
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