JP7052975B2 - Ledを用いた大画面ディスプレイ - Google Patents
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Description
大画面ディスプレイの重量が重たくなるのは、使用する一つひとつの電子、電気、金属部材が通常用いているスマートフォンのような仕様のものであっても、画面サイズが大きいため面積効果により必然的に重たくなるからである。例えば、電子回路のプリント基板では薄いエポキシガラス基板を用いても100インチを越えるような大画面サイズとなると、重量が無視できなくなる。またこのような大画面ディスプレイとなると、スクリーンの背面側にはディスプレイ本体を支えるために厚い金属支柱や平板を用いるので、おのずと重たくなる。
このように大画面ディスプレイは、ソフトウェア的には多くの人々に同じ情報を同時に提供できる利点があるものの、ハードウェア的には重量の問題があるために設置場所が限定されるという大きな欠点がある。
スクリーンの透過機能があると、大画面ディスプレイに映し出された情報を見ながら、大画面スクリーン後方の景色、情景を観ることができる。
例えば、インテリアデザインを重要視する場所では、インテリアデザイン性の効果を高めるような表示情報を提供できるので、インテリア空間を盛り上げる相乗効果につながる。
大画面ディスプレイをガラスカーテンウォール又はショーケースに用いる場合では、ある程度の照明能力を確保することにより後方の被写体への効果的な照明演出が可能となる。また、その際に後方の被写体の補足情報を表示することも可能となる。
舞台公演に用いられる場合では、スクリーンが透過型であるとスクリーンの存在がない形で表示画像のみが見えるので、一定の芸術的効果を出しながら舞台演出が可能となる。
フレキシブル性を持たせるためには、大画面ディスプレイのスクリーンを薄くする必要がある。スクリーンが薄いと持ち運びも簡単となり、また、工事日数が短くできるため取り付け費用の低減化が図れる。
大画面ディスプレイのスクリーンに透過機能やフレキシブル性を持たせることによって上記のような効果を出すことができるので、例えば空港、ホテル、ガラスカーテンウォール付きビル、展覧センター、舞台、商店のショーケースなど設置場所の範囲が広範になる。
しかし、先述したように大画面ディスプレイは、画面面積が大きくなるので重量が重たくなるという欠点があり、建物の壁面や機械的、物理的に安定した構造体に特別に頑丈な骨組みが設けられる場所にしか設置できず、応用範囲が限定的であった。
特許文献1によれば、大画面ディスプレイを構成する最小単位となる1画素(LEDクラスタ)を、水平方向に長いフレーム内に一定間隔に設けた水平フレームを作製し、水平フレームを垂直方向に順次並べて大画面ディスプレイを構成する。
大画面ディスプレイは垂直方向に並べる水平フレーム間に隙間を設けることにより、後方の景色が観えるようになっている。このような構造により、ディスプレイに表示情報が映し出されていても、後方景色、情景を観ることのできる透過型の大画面ディスプレイが実現できる。
しかし、水平フレームがモールド樹脂で形成されると共に、水平フレーム内にはLEDを駆動するためのガラスエポキシ基板が設けられていると共に、定電流駆動回路、駆動制御回路、通信回路などの回路系が個別に実装されているので、大画面ディスプレイの重量軽減が限定的となる。また、水平フレームに設けられるLEDクラスタの間(1画素間)に隙間を作り、透過性を持たせたいが、水平クラスタ本体が不透明なモールド樹脂で作製されているので、LEDクラスタ間は不透明となってしまい、後方の景色を見ることができない。これにより透過性についても限定的となっている。
さらに、水平フレームがモールド樹脂で形成されているため。透明フィルムのように二次元方向に曲げることができず、十分なフレキシブル性を得ることができない。
透過性については、水平フレームに設けられるLEDクラスタの間は、後方が見えるように遮蔽物を無いようにしたいが、水平クラスタ本体が不透明なモールド樹脂で作製されているのでLEDクラスタ間は不透明となってしまい、後方の景色を見ることができない。このように特許文献1では、透過性に制限を与えるものになっている。
また、水平フレームがモールド樹脂で形成されているので透明フィルムのように二次元方向に曲げることができず、十分なフレキシブル性がない。このように特許文献1では、軽量、透明性、フレキシブル性を有した大画面ディスプレイの実現が困難となっている。
上記表示ユニットによって、ピクセル表示部間に無駄な遮蔽物を無くすことができ透明性を確保することができる。
これにより、表示ユニットを水平方向と垂直方向に二次元的に複数個配列して構成する大画面ディスプレイは、表示ユニット間に継ぎ目がなくなるので高画質の表示情報が提供できる。
これにより、画面の大きさが水平方向の長さに制限がなく、垂直方向には表示ユニットの垂直長の2倍の大きさのものが実現できるので、設置空間が大きい場所であっても対応する大きさの大画面ディスプレイが提供できる。
これにより、画面サイズが大きい大画面ディスプレイの提供が可能となる。
これにより、透過性の高い大画面ディスプレイが提供できる。
これにより、軽量でフレキシブル性のある大画面ディスプレイの提供が可能となる。
上記材料は、透明性とフレキシブル性があって、特に有機材料で作製されたフィルムあるいはシートの比重が1前後と小さいので、軽量な大画面ディスプレイの提供が可能となる。
これにより、巻物のように持ち運びができると共に、軽量、透明性、フレキシブル性を有した大画面ディスプレイの提供が可能となる。
これにより、表示画面に注視したい場合は、大画面ディスプレイのスクリーンを不透明にできるので、大画面ディスプレイの運営環境に応じた軽量、透明性、フレキシブル性を有した大画面ディスプレイの提供が可能となる。
これにより、埃、塵による汚れの防止、および散乱機能を持ったラミネートフィルムの場合は、後方の人々にも明るい表示情報が見える大画面ディスプレイの提供が可能となる。
本実施例の大画面ディスプレイは、ピクセル表示部6を透明フィルムの上に実装して大画面ディスプレイの構成単位となる表示ユニットを形成し、さらに表示ユニットを大画面ディスプレイとするために、表示ユニットの面積より大きい大形透明スクリーン上に縦、横に二次元的に多数配列して実現するものである。
本実施例では、ピクセル表示部6はWorldsemi社が製品として販売しているWS2812を用いている。
ピクセル表示部6の入力端子7に表示信号発生器14(図2に記載)から送出される表示信号を印加すると、制御回路5が予め決められた信号プロトコルに対応した処理を行うことによって、それぞれのLEDに発光信号8を送出し、その発光信号8の情報に応じた明るさで各LEDが光る。制御回路5の出力端子9からは、次の段に準備されているピクセル表示部6(図示せず)に対応する表示信号を出力する。
図3は、図2に示す4個のピクセル表示部6に設けられている制御回路(5a~5d)のそれぞれの入力端子(7a~7d)に与える表示データのタイミングチャート30である。なお、図3における入力端子7aは制御回路5aの入力端子であり、同様に、入力端子7bは制御回路5bの入力端子、入力端子7cは制御回路5cの入力端子、入力端子7dは制御回路5dの入力端子である。
図2及び図3に示すように、表示信号発生器14から送り出される信号が、表示ユニット10の入力端子12を通して制御回路5aの入力端子7aに印加される。表示信号発生器14から送り出さる信号31は、時系列的に制御回路5aのピクセルデータ35、制御回路5bのピクセルデータ36、制御回路5cのピクセルデータ37、制御回路5dのピクセルデータ38となっている。制御回路5aのピクセルデータ35、制御回路5bのピクセルデータ36、制御回路5cのピクセルデータ37、制御回路5dのピクセルデータ38のそれぞれは、緑色LED4、青色LED3、赤色LED2の輝度情報として各8ビット、計24ビットの情報を有しており、各LEDの輝度情報として256レベル、緑色、青色、赤色3色としての色情報(256の3乗)は、1600万色で表現できる。制御回路5aの入力端子7aに印加される信号31は、制御回路5aにおいて制御回路5aのピクセルデータ35だけを取り込み、発光情報として緑色LED4、青色LED3、赤色LED2に発光信号8として送る。制御回路5aの出力端子9からは次段の制御回路5bに信号32を送るが、信号32には制御回路5aのピクセルデータ35が既に処理済みなので取り除かれたものとなっている。
このようにピクセル表示部6に対応するWS2812の使用個数(図2では4個)と、表示信号発生器14から発信されるサイクルデータ39を構成するピクセルデータの数(図2では4個)を同一にすることにより、表示ユニット10は意図する情報を正常に表示することができる。
なお、第2のベース基板11の素材は、軽量、透明かつフレキシブル性を有する大画面ディスプレイを実現するために、無機材料であればフレキシブル性を持たせるために板厚が200μm以下の薄いガラスを用いてもよい。50μm以下の厚さのガラスはさらに軽量であり、フレキシブル性に優れるので、より好都合である。有機材料であれば熱可塑性としてポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP/OPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS/OPS)、アクリル(AC)、ポリカーボネート(PC)、ポリカーボネート(PC)など、熱硬化性であればポリイミド(PI)、その他のものとしては、トリアセテート(TAC)のような絶縁材料を用いることができる。
図5は、図2と同様に水平方向に4個のピクセル表示部6を並べて構成した表示ユニット10を示したものであり、ピクセル表示部6のピクセルピッチXpの最小幅を説明する図である。
大画面ディスプレイの解像度を少しでも上げるためにはピクセル表示部6のギャップ間隔dXを0(ゼロ)にしたいが、第2のベース基板11にピクセル表示部6を実装する際に、実装ロボットのアーム(手)はピクセル表示部6の左側面21と右側面22を持ち、第2のベース基板11の所定の位置にセットする必要がある。第2のベース基板11の表面には予め信号電極線(未掲載)と接合電極(未掲載)が設けられていて、接合電極上には導電性接着剤が塗布されている。実装ロボットのアームはピクセル表示部6の信号電極(未掲載)を接合電極に重なるようにセットすることにより、導電性接着剤によって電気的に接続される。このようにピクセル表示部6を第2のベース基板11の所定の場所に実装する実装ロボットのアームの厚さが薄いもので0.1mm程度あるため、ギャップ間隔dXの最小幅は左側面41と右側面42と合わせて0.2mmとなる。このように大画面ディスプレイの水平方向における最小解像度(最小幅のピクセルピッチ)は、最小幅のピクセルピッチをXpaとすると、Xpa=X+0.2mmとなる。大画面ディスプレイは設置環境に応じて、ピクセルピッチXpの値は変動する。すなわち監視位置と大画面ディスプレイとの距離が長くてよい場合はピクセルピッチXpの間隔を大きくしてよいし、監視距離が短い場合はピクセルピッチXpを小さくしないと大画面ディスプレイの表示画面にザラザラ感が出て画質が低下する。すなわち、大画面ディスプレイのピクセルピッチXpは、Xp=X+dXであって、最小幅のピクセルピッチXpaは、Xpa=X+0.2mmとなる。
図2においてはピクセル表示部6の使用個数(図2では4個)と、表示信号発生器14から発信されるサイクルデータ39を構成するピクセルデータの数(図2では4個)を同一にすることにより、表示ユニット10は意図する情報を正常に表示することができると説明したように、図6においてはピクセル表示部6の使用個数が16個であるので、ピクセル表示部6の制御回路5aの入力端子7に入力するピクセルデータの数も16個に設定することにより、正常な表示が可能となる。ピクセル表示部6の制御回路5aの入力端子7は信号入力端子41と接続されており、外部にある表示信号発生器(未掲載)からの表示信号を受け取る。
水平方向に4個、垂直方向に4個、合計16個のピクセル表示部を配列する場合、表示ユニット40間の配列部の存在をなくすためには水平方向の場合、水平ギャップ間隔44のdXと水平端の幅45のΔXの関係をdX=2×ΔXに、垂直方向の場合、垂直ギャップ間隔42のdYと垂直端の幅43のΔYの関係をdY=2×ΔYにすれば、配列部のつなぎ目が発生しないので配列部による画質劣化がなくなり、高画質の大画面ディスプレイが提供できる。
第3のベース基板51の透過率は、第3のベース基板51の後方の設置環境の明るさにもよるが、概ね10%あれば後方景色が認識できるので、第3のベース基板の51の透過率は10%以上の透過率を有することが好ましい。また、第3のベース基板51の厚さは使用する材料にもよるが、フレキシブル性を有するためには少なくとも1mm以下の厚さが好ましい。
第3のベース基板51は、軽量、透明かつフレキシブル性を有する大画面ディスプレイ50を実現するために、無機材料であればフレキシブル性を持たせるために板厚が200μm以下の薄いガラスを用いてもよいし、さらに好ましいのは50μm以下の厚さのガラスを用いてもよい。有機材料であれば熱可塑性としてポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP/OPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS/OPS)、アクリル(AC)、ポリカーボネート(PC)など、熱硬化性であればポリイミド(PI)、その他のものとしては、トリアセテート(TAC)のような絶縁材料を用いることができる。
このように並んだ状態で屈折率がポリマー層と同じネマティック液晶であればカプセルの界面がなくなった状態となり、光は散乱せず直進する。その結果、ポリエステルフィルムは透明になる。
2枚のポリエステルフィルムの両端に電圧を印加しない状態では棒状分子であるネマティック液晶はカプセルの内壁に沿って並ぶので、入射光はポリマー層とネマティック液晶の屈折率の違いおよび液晶の複屈折性によって、カプセルの表面や内部で屈折する。その結果、光は直進できず散乱し不透明となる。
このような分散型液晶フィルムを第3のベース基板51に用いれば、大画面ディスプレイ50の表示内容や、大画面ディスプレイ50の設置環境によって第3のベース基板51を透明或は不透明に電子的に切り替えることができる。
なお、図中、同一符号、同一記号は、同じ機能、同じ効果を示すものである。
したがって、本発明は、多くの人々が集まる場所や、多くの人々が往来する場所に設置される大画面ディスプレイとして有用である。
2 赤色LED
3 青色LED
4 緑色LED
5 制御回路
6 ピクセル表示部
7 入力端子
8 発光信号
9 出力端子
10 表示ユニット
11 第2のベース基板
12 入力端子
13 出力端子
14 表示信号発生器
21 左側面
22 右側面
23 上側面
24 下側面
30 タイミングチャート
31~34 信号
35~38 ピクセルデータ
39 サイクルデータ
41 信号入力端子
42 垂直ギャップ間隔
43 垂直端の幅
44 水平ギャップ間隔
45 水平端の幅
46 入力端子取り付け領域
47 表示ユニットの底面部
50 大画面ディスプレイ
51 第3のベース基板
60 ラミネートフィルム
Claims (7)
- 第1のベース基板上に赤色、青色、緑色の3種類のLEDと、それらのLEDの発光を制御する制御回路とを有するピクセル表示部を、第2のベース基板上に一次元あるいは二次元方向に複数個配列して構成してなる表示ユニットを水平方向と垂直方向に二次元的に複数個配列して構成する大画面ディスプレイであって、
前記表示ユニットは、
表示面側における前記ピクセル表示部の水平方向の長さがXmm、垂直方向がYmmであり、
水平方向の前記ピクセル表示部の設置間隔(ピクセルピッチ)がXp、前記ピクセル表示部間のギャップ間隔がdXであり、
垂直方向の前記ピクセル表示部の設置間隔(ピクセルピッチ)がYp、前記ピクセル表示部間のギャップ間隔がdYであるとすると、
水平方向の設置間隔Xp=X+dX、ギャップ間隔dX≧0.2mm、垂直方向の設置間隔Yp=Y+dY、ギャップ間隔dY≧0.2mmの関係が成り立ち、
前記表示ユニットの水平端の幅をΔXとすると、前記ギャップ間隔dXと水平端の幅ΔXの関係がdX=2×ΔXであり、
前記表示ユニットの垂直端の幅がΔYとすると、前記ギャップ間隔dYと垂直端の幅ΔYの関係がdY=2×ΔYであり、
前記第2のベース基板は一方の面が平坦であって、前記第3のベース基板は両面が平坦であると共に、前記第2のベース基板の平坦面または前記第3のベース基板の一方の平坦面の間に透明接着材があり、第2のベース基板と第3のベース基板が貼り合わされ、
前記第2のベース基板の透過率および前記第3のベース基板の透過率が10%以上、前記第2のベース基板と前記第3のベース基板が重なる部分の透過率が10%以上になるように、前記第2のベース基板または前記第3のベース基板の透過率が設定され、
前記ピクセル表示部間の前記水平ギャップ間隔dX、前記垂直ギャップ間隔dYが、前記ピクセル表示部の水平方向の長さXmm、垂直方向の長さYmmより大きい場合には、前記第3のベース基板の透過率が前記第2のベース基板の透過率より大きいことを特徴とする大画面ディスプレイ。 - 前記表示ユニットが第3のベース基板の上に水平方向に複数個配列されており、その水平方向に配列する各々の前記表示ユニットの一辺側に外部との信号のやり取りをする端子を設けた入力端子取り付け領域があり、その一辺と向かい合った対向辺には、前記表示ユニットの底面部を有し、垂直方向に隣り合う2個の前記表示ユニットが前記底面部同士で接合されていることを特徴とする請求項1に記載の大画面ディスプレイ。
- 前記第2のベース基板および前記第3のベース基板は、材質が有機材料の場合には、その厚さは少なくとも1mm以下であり、
無機材料のガラス基板の場合には、その厚さは200μm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の大画面ディスプレイ。 - 第2のベース基板および第3のベース基板は、無機材料のガラス、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP/OPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS/OPS)、アクリル(AC)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、トリアセテート(TAC)から選択される絶縁材料を用いることを特徴とする請求項1~3の何れかに記載の大画面ディスプレイ。
- 第3のベース基板に透過性のあるメッシュ構造の布生地を用いたことを特徴とする請求項1~3の何れかに記載の大画面ディスプレイ。
- 第3のベース基板に透過率が可変できる分散型液晶フィルムを用いたことを特徴とする請求項1~3の何れかに記載の大画面ディスプレイ。
- 大画面ディスプレイの表面に透明あるいは散乱機能を持ったラミネートフィルムを設けたことを特徴とする請求項1~6の何れかに記載の大画面ディスプレイ。
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