JP7052975B2 - Ledを用いた大画面ディスプレイ - Google Patents

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Description

本発明はディスプレイ分野に関し、特にLED(発光ダイオード)を用いた配列型大画面ディスプレイに関する。
LEDを用いた大画面ディスプレイは多くの人々が集まる場所や、多くの人々が往来する場所には欠かせないメディアとなっている。大画面ディスプレイは画面サイズが大きく重量も重たいため、建物の壁面や機械的、物理的に安定した構造体に特別に頑丈な骨組みを設け、そこに取り付けて設置される。そのため大画面ディスプレイの設置には大規模な工事が伴うと共に、工事日数や取り付け費用がかさむことが多い。
大画面ディスプレイの重量が重たくなるのは、使用する一つひとつの電子、電気、金属部材が通常用いているスマートフォンのような仕様のものであっても、画面サイズが大きいため面積効果により必然的に重たくなるからである。例えば、電子回路のプリント基板では薄いエポキシガラス基板を用いても100インチを越えるような大画面サイズとなると、重量が無視できなくなる。またこのような大画面ディスプレイとなると、スクリーンの背面側にはディスプレイ本体を支えるために厚い金属支柱や平板を用いるので、おのずと重たくなる。
このように大画面ディスプレイは、ソフトウェア的には多くの人々に同じ情報を同時に提供できる利点があるものの、ハードウェア的には重量の問題があるために設置場所が限定されるという大きな欠点がある。
一方、大画面ディスプレイのニーズが多様化してきている。一つのニーズとして、大画面ディスプレイのスクリーンに透過機能を有するニーズの高まりや、大画面ディスプレイでありながらフレキシブル性を有するニーズが出てきている。
スクリーンの透過機能があると、大画面ディスプレイに映し出された情報を見ながら、大画面スクリーン後方の景色、情景を観ることができる。
例えば、インテリアデザインを重要視する場所では、インテリアデザイン性の効果を高めるような表示情報を提供できるので、インテリア空間を盛り上げる相乗効果につながる。
大画面ディスプレイをガラスカーテンウォール又はショーケースに用いる場合では、ある程度の照明能力を確保することにより後方の被写体への効果的な照明演出が可能となる。また、その際に後方の被写体の補足情報を表示することも可能となる。
舞台公演に用いられる場合では、スクリーンが透過型であるとスクリーンの存在がない形で表示画像のみが見えるので、一定の芸術的効果を出しながら舞台演出が可能となる。
またフレキシブル性があると、平面的な設置環境だけでなく、曲面の設置環境であっても大画面表示が可能となるので、応用範囲の拡大が期待できる。
フレキシブル性を持たせるためには、大画面ディスプレイのスクリーンを薄くする必要がある。スクリーンが薄いと持ち運びも簡単となり、また、工事日数が短くできるため取り付け費用の低減化が図れる。
大画面ディスプレイのスクリーンに透過機能やフレキシブル性を持たせることによって上記のような効果を出すことができるので、例えば空港、ホテル、ガラスカーテンウォール付きビル、展覧センター、舞台、商店のショーケースなど設置場所の範囲が広範になる。
しかし、先述したように大画面ディスプレイは、画面面積が大きくなるので重量が重たくなるという欠点があり、建物の壁面や機械的、物理的に安定した構造体に特別に頑丈な骨組みが設けられる場所にしか設置できず、応用範囲が限定的であった。
そこで特許文献1では、従来の欠点である重量を軽減した大画面ディスプレイであって透過性を有したアイデアが開示されている。
特許文献1によれば、大画面ディスプレイを構成する最小単位となる1画素(LEDクラスタ)を、水平方向に長いフレーム内に一定間隔に設けた水平フレームを作製し、水平フレームを垂直方向に順次並べて大画面ディスプレイを構成する。
大画面ディスプレイは垂直方向に並べる水平フレーム間に隙間を設けることにより、後方の景色が観えるようになっている。このような構造により、ディスプレイに表示情報が映し出されていても、後方景色、情景を観ることのできる透過型の大画面ディスプレイが実現できる。
しかし、水平フレームがモールド樹脂で形成されると共に、水平フレーム内にはLEDを駆動するためのガラスエポキシ基板が設けられていると共に、定電流駆動回路、駆動制御回路、通信回路などの回路系が個別に実装されているので、大画面ディスプレイの重量軽減が限定的となる。また、水平フレームに設けられるLEDクラスタの間(1画素間)に隙間を作り、透過性を持たせたいが、水平クラスタ本体が不透明なモールド樹脂で作製されているので、LEDクラスタ間は不透明となってしまい、後方の景色を見ることができない。これにより透過性についても限定的となっている。
さらに、水平フレームがモールド樹脂で形成されているため。透明フィルムのように二次元方向に曲げることができず、十分なフレキシブル性を得ることができない。
特開2002-372927号公報
上述した特許文献1では、大画面ディスプレイを構成する最小単位となるLEDクラスタが、水平方向に長い水平フレーム内に設けられており、さらにその水平フレーム内にLEDを駆動するためのガラスエポキシ基板があって、その基板上に定電流駆動回路、駆動制御回路、通信回路などの電子回路群が実装されているので、大画面ディスプレイの重量軽減が限定的となっている。
透過性については、水平フレームに設けられるLEDクラスタの間は、後方が見えるように遮蔽物を無いようにしたいが、水平クラスタ本体が不透明なモールド樹脂で作製されているのでLEDクラスタ間は不透明となってしまい、後方の景色を見ることができない。このように特許文献1では、透過性に制限を与えるものになっている。
また、水平フレームがモールド樹脂で形成されているので透明フィルムのように二次元方向に曲げることができず、十分なフレキシブル性がない。このように特許文献1では、軽量、透明性、フレキシブル性を有した大画面ディスプレイの実現が困難となっている。
かかる状況に鑑みて、本発明は、軽量で、透過性が高く、しかもフレキシブル性に優れた大画面ディスプレイを提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、本発明の大画面ディスプレイは、第1のベース基板上に赤色、青色、緑色の3種類のLEDと、それらのLEDの発光を制御する制御回路とを有するピクセル表示部を、第2のベース基板上に一次元あるいは二次元方向に複数個配列して構成してなる表示ユニットにおいて、表示面側におけるピクセル表示部の水平方向の長さがXmm、垂直方向がYmmであり、水平方向のピクセル表示部の設置間隔(ピクセルピッチ)がXp、ピクセル表示部間のギャップ間隔がdXであり、垂直方向のピクセル表示部の設置間隔(ピクセルピッチ)がYp、ピクセル表示部間のギャップ間隔がdYであるとすると、水平方向の設置間隔Xp=X+dX、ギャップ間隔dX≧0.2mm、垂直方向の設置間隔Yp=Y+dY、ギャップ間隔dY≧0.2mmの関係が成り立つことを特徴とする表示ユニットを備える。
上記表示ユニットによって、ピクセル表示部間に無駄な遮蔽物を無くすことができ透明性を確保することができる。
本発明の大画面ディスプレイは、表示ユニットを水平方向と垂直方向に二次元的に複数個配列して構成する大画面ディスプレイであって、表示ユニットの水平端の幅をΔXとすると、ギャップ間隔dXと水平端の幅ΔXの関係がdX=2×ΔXであり、表示ユニットの垂直端の幅がΔYとすると、ギャップ間隔dYと垂直端の幅ΔYの関係がdY=2×ΔYであることが好ましい。
これにより、表示ユニットを水平方向と垂直方向に二次元的に複数個配列して構成する大画面ディスプレイは、表示ユニット間に継ぎ目がなくなるので高画質の表示情報が提供できる。
本発明の大画面ディスプレイは、表示ユニットが第3のベース基板の上に水平方向に複数個配列されており、その水平方向に配列する各々の表示ユニットの一辺側に外部との信号のやり取りをする端子を設けた入力端子取り付け領域があり、その一辺と向かい合った対向辺には、表示ユニットの底面部を有し、垂直方向に隣り合う2個の表示ユニットが底面部同士で接合されていることが好ましい。
これにより、画面の大きさが水平方向の長さに制限がなく、垂直方向には表示ユニットの垂直長の2倍の大きさのものが実現できるので、設置空間が大きい場所であっても対応する大きさの大画面ディスプレイが提供できる。
本発明の大画面ディスプレイは、第2のベース基板は一方の面が平坦であって、第3のベース基板は両面が平坦であると共に、第2のベース基板の平坦面または第3のベース基板の一方の平坦面の間に透明接着材があり、第2のベース基板と第3のベース基板が貼り合わされたことが好ましい。
これにより、画面サイズが大きい大画面ディスプレイの提供が可能となる。
本発明の大画面ディスプレイは、第2のベース基板の透過率および第3のベース基板の透過率が10%以上、第2のベース基板と第3のベース基板が重なる部分の透過率が10%以上になるように、第2のベース基板または第3のベース基板の透過率が設定され、ピクセル表示部間の水平ギャップ間隔dX、垂直ギャップ間隔dYが、ピクセル表示部の水平方向の長さXmm、垂直方向の長さYmmより大きい場合には、第3のベース基板の透過率が第2のベース基板の透過率より大きいことが好ましい。
これにより、透過性の高い大画面ディスプレイが提供できる。
本発明の大画面ディスプレイは、第2のベース基板および第3のベース基板は、材質が有機材料の場合には、その厚さは少なくとも1mm以下であり、無機材料のガラス基板の場合には、その厚さは200μm以下であることが好ましい。
これにより、軽量でフレキシブル性のある大画面ディスプレイの提供が可能となる。
本発明の大画面ディスプレイは、第2のベース基板および第3のベース基板は、無機材料のガラス、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP/OPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS/OPS)、アクリル(AC)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、トリアセテート(TAC)から選択される絶縁材料を用いることが好ましい。
上記材料は、透明性とフレキシブル性があって、特に有機材料で作製されたフィルムあるいはシートの比重が1前後と小さいので、軽量な大画面ディスプレイの提供が可能となる。
本発明の大画面ディスプレイは、第3のベース基板に透過性のあるメッシュ構造の布生地を用いたことでもよい。
これにより、巻物のように持ち運びができると共に、軽量、透明性、フレキシブル性を有した大画面ディスプレイの提供が可能となる。
本発明の大画面ディスプレイは、第3のベース基板に透過率が可変できる分散型液晶フィルムを用いたことでもよい。
これにより、表示画面に注視したい場合は、大画面ディスプレイのスクリーンを不透明にできるので、大画面ディスプレイの運営環境に応じた軽量、透明性、フレキシブル性を有した大画面ディスプレイの提供が可能となる。
本発明の大画面ディスプレイは、大画面ディスプレイの表面に透明あるいは散乱機能を持ったラミネートフィルムを設けたことが好ましい。
これにより、埃、塵による汚れの防止、および散乱機能を持ったラミネートフィルムの場合は、後方の人々にも明るい表示情報が見える大画面ディスプレイの提供が可能となる。
本発明の大画面ディスプレイは、軽量で、透過性が高く、しかもフレキシブル性に優れるといった効果がある。また、本発明の大画面ディスプレイは、表示情報として静止画、動画などの表示に限定したものでなく、文字や図形画情報の表示、および照明機能として明るさや色情報の表示も可能であるといった効果がある。
実施例1のピクセル表示部の説明図 実施例1の表示ユニットの説明図 実施例1のタイミングチャートの説明図 実施例1のピクセル表示部の外形寸法図 水平方向に4個のピクセル表示部を並べて構成した表示ユニットの説明図 16個のピクセル表示部を用いて構成した表示ユニットの説明図 大画面ディスプレイの説明図 大画面ディスプレイの断面図
以下、本発明の実施形態の一例を、図面を参照しながら詳細に説明していく。なお、本発明の範囲は、以下の実施例や図示例に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
図1は、第1のベース基板1の上に赤色LED2、青色LED3、緑色LED4が各1個と、制御回路5が搭載されているピクセル表示部6を示したものであり、(1)は平面図、(2)はA-A断面図、(3)はB-B断面図を示している。図1(1)に示すように、赤色LED2、青色LED3、緑色LED4の3つのLEDの集合が、ディスプレイの表示画面を構成する最小単位となる1ピクセルになる。このピクセル表示部6を縦、横に二次元的に多数配列して軽量、透明、フレキシブル性を有した大画面ディスプレイを実現する。
本実施例の大画面ディスプレイは、ピクセル表示部6を透明フィルムの上に実装して大画面ディスプレイの構成単位となる表示ユニットを形成し、さらに表示ユニットを大画面ディスプレイとするために、表示ユニットの面積より大きい大形透明スクリーン上に縦、横に二次元的に多数配列して実現するものである。
ここで第1のベース基材1の素材は、無機材料のセラミックス、ガラスなどの絶縁体や有機材料を用いることができる。有機材料の場合、熱可塑性材料としてはポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP/OPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS/OPS)、アクリル(AC)、ポリカーボネート(PC)など、熱硬化性であればポリイミド(PI)、その他のものとしては、トリアセテート(TAC)のような絶縁材料を用いることができる。
本実施例では、ピクセル表示部6はWorldsemi社が製品として販売しているWS2812を用いている。
ピクセル表示部6の入力端子7に表示信号発生器14(図2に記載)から送出される表示信号を印加すると、制御回路5が予め決められた信号プロトコルに対応した処理を行うことによって、それぞれのLEDに発光信号8を送出し、その発光信号8の情報に応じた明るさで各LEDが光る。制御回路5の出力端子9からは、次の段に準備されているピクセル表示部6(図示せず)に対応する表示信号を出力する。
図2は、4個のピクセル表示部6を用いて構成した表示ユニット10の例である。
図3は、図2に示す4個のピクセル表示部6に設けられている制御回路(5a~5d)のそれぞれの入力端子(7a~7d)に与える表示データのタイミングチャート30である。なお、図3における入力端子7aは制御回路5aの入力端子であり、同様に、入力端子7bは制御回路5bの入力端子、入力端子7cは制御回路5cの入力端子、入力端子7dは制御回路5dの入力端子である。
図2及び図3に示すように、表示信号発生器14から送り出される信号が、表示ユニット10の入力端子12を通して制御回路5aの入力端子7aに印加される。表示信号発生器14から送り出さる信号31は、時系列的に制御回路5aのピクセルデータ35、制御回路5bのピクセルデータ36、制御回路5cのピクセルデータ37、制御回路5dのピクセルデータ38となっている。制御回路5aのピクセルデータ35、制御回路5bのピクセルデータ36、制御回路5cのピクセルデータ37、制御回路5dのピクセルデータ38のそれぞれは、緑色LED4、青色LED3、赤色LED2の輝度情報として各8ビット、計24ビットの情報を有しており、各LEDの輝度情報として256レベル、緑色、青色、赤色3色としての色情報(256の3乗)は、1600万色で表現できる。制御回路5aの入力端子7aに印加される信号31は、制御回路5aにおいて制御回路5aのピクセルデータ35だけを取り込み、発光情報として緑色LED4、青色LED3、赤色LED2に発光信号8として送る。制御回路5aの出力端子9からは次段の制御回路5bに信号32を送るが、信号32には制御回路5aのピクセルデータ35が既に処理済みなので取り除かれたものとなっている。
以下、同様な処理により、4個設けられているピクセル表示部6のそれぞれの制御回路5a、制御回路5b、制御回路5c、制御回路5dは、それぞれ制御回路5aのピクセルデータ35、制御回路5bのピクセルデータ36、制御回路5cのピクセルデータ37、制御回路5dのピクセルデータ38を個別に取り込むことによって、各制御回路(5a~5d)に内蔵されている緑色LED4、青色LED3、赤色LED2が、それぞれの信号に応じた明るさで光る。このように制御回路5aのピクセルデータ35、制御回路5bのピクセルデータ36、制御回路5cのピクセルデータ37、制御回路5dのピクセルデータ38の4つのピクセルデータは、1つの塊となったサイクルデータ39を形成する。表示したい画面が静止画であれば表示信号発生器14からは、同じサイクルデータ39を繰り返して送れば良いし、動画表示としたい場合は表示信号発生器14から順次変更したサイクルデータ39を表示ユニット10に与えるようにすればよい。
このようにピクセル表示部6に対応するWS2812の使用個数(図2では4個)と、表示信号発生器14から発信されるサイクルデータ39を構成するピクセルデータの数(図2では4個)を同一にすることにより、表示ユニット10は意図する情報を正常に表示することができる。
ここで第2のベース基板11の透過率は、第2のベース基板11の後方の設置環境の明るさにもよるが、概ね10%あれば後方景色が認識できるので、第2のベース基板の11の透過率は10%以上の透過率を有することが望ましい。また、第2のベース基板の厚さは使用する材料にもよるが、フレキシブル性を有するためには少なくとも1mm以下の厚さが好ましい。
なお、第2のベース基板11の素材は、軽量、透明かつフレキシブル性を有する大画面ディスプレイを実現するために、無機材料であればフレキシブル性を持たせるために板厚が200μm以下の薄いガラスを用いてもよい。50μm以下の厚さのガラスはさらに軽量であり、フレキシブル性に優れるので、より好都合である。有機材料であれば熱可塑性としてポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP/OPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS/OPS)、アクリル(AC)、ポリカーボネート(PC)、ポリカーボネート(PC)など、熱硬化性であればポリイミド(PI)、その他のものとしては、トリアセテート(TAC)のような絶縁材料を用いることができる。
図4は、ピクセル表示部6の外形寸法図である。図4(1)は図1と同様の平面図、(2)は図1におけるA-A断面図、(3)は図1におけるB-B断面図を示している。第1のベース基板1の横の長さがXmm、縦の長さがYmm、高さがZmmである。
図5は、図2と同様に水平方向に4個のピクセル表示部6を並べて構成した表示ユニット10を示したものであり、ピクセル表示部6のピクセルピッチXpの最小幅を説明する図である。
大画面ディスプレイの解像度を少しでも上げるためにはピクセル表示部6のギャップ間隔dXを0(ゼロ)にしたいが、第2のベース基板11にピクセル表示部6を実装する際に、実装ロボットのアーム(手)はピクセル表示部6の左側面21と右側面22を持ち、第2のベース基板11の所定の位置にセットする必要がある。第2のベース基板11の表面には予め信号電極線(未掲載)と接合電極(未掲載)が設けられていて、接合電極上には導電性接着剤が塗布されている。実装ロボットのアームはピクセル表示部6の信号電極(未掲載)を接合電極に重なるようにセットすることにより、導電性接着剤によって電気的に接続される。このようにピクセル表示部6を第2のベース基板11の所定の場所に実装する実装ロボットのアームの厚さが薄いもので0.1mm程度あるため、ギャップ間隔dXの最小幅は左側面41と右側面42と合わせて0.2mmとなる。このように大画面ディスプレイの水平方向における最小解像度(最小幅のピクセルピッチ)は、最小幅のピクセルピッチをXpaとすると、Xpa=X+0.2mmとなる。大画面ディスプレイは設置環境に応じて、ピクセルピッチXpの値は変動する。すなわち監視位置と大画面ディスプレイとの距離が長くてよい場合はピクセルピッチXpの間隔を大きくしてよいし、監視距離が短い場合はピクセルピッチXpを小さくしないと大画面ディスプレイの表示画面にザラザラ感が出て画質が低下する。すなわち、大画面ディスプレイのピクセルピッチXpは、Xp=X+dXであって、最小幅のピクセルピッチXpaは、Xpa=X+0.2mmとなる。
大画面ディスプレイの水平方向の最小解像度は上述のようにして決まるが、垂直方向についても同様な考えで決まる。すなわち垂直方向におけるピクセル表示部6のギャップ間隔は、実装ロボットのアームがピクセル表示部6の左側面21と右側面22を持って第2のベース基板11に先にセットすると、実装ロボットのアームによる上側面23と下側面24を持っての実装プロセスが不要となるので、厳密には垂直方向のピクセル表示部6のギャップ間隔は0(ゼロ)でよいが、大画面ディスプレイに表示される画質は、水平方向と垂直方向のピクセル表示部6のピクセルピッチの幅が異なると、表示画像の水平方向のピクセルピッチと垂直方向のピクセルピッチの長さが異なることよる画質歪が生じるため、垂直方向のピクセルピッチと水平方向のピクセルピッチの間隔を同一にする方が、画質が優れる。
図6は、16個のピクセル表示部6を用いて構成した表示ユニット40の例である。図2と異なるところは垂直方向にピクセル表示部6を4列並べたことと、信号入力端子41を設けたところにある。
図2においてはピクセル表示部6の使用個数(図2では4個)と、表示信号発生器14から発信されるサイクルデータ39を構成するピクセルデータの数(図2では4個)を同一にすることにより、表示ユニット10は意図する情報を正常に表示することができると説明したように、図6においてはピクセル表示部6の使用個数が16個であるので、ピクセル表示部6の制御回路5aの入力端子7に入力するピクセルデータの数も16個に設定することにより、正常な表示が可能となる。ピクセル表示部6の制御回路5aの入力端子7は信号入力端子41と接続されており、外部にある表示信号発生器(未掲載)からの表示信号を受け取る。
水平方向に4個、垂直方向に4個、合計16個のピクセル表示部を配列する場合、表示ユニット40間の配列部の存在をなくすためには水平方向の場合、水平ギャップ間隔44のdXと水平端の幅45のΔXの関係をdX=2×ΔXに、垂直方向の場合、垂直ギャップ間隔42のdYと垂直端の幅43のΔYの関係をdY=2×ΔYにすれば、配列部のつなぎ目が発生しないので配列部による画質劣化がなくなり、高画質の大画面ディスプレイが提供できる。
表示ユニット40には、外部に設ける表示信号発生器(未掲載)から表示信号を受ける信号入力端子41が必要なので、表示ユニット40の端部に信号入力端子41を取り付ける入力端子取り付け領域46を設ける必要がある。通常、入力端子取り付け領域46の垂直方向の長さは、垂直ギャップ間隔42のdYの長さより長い場合が多く、この場合、図6の例においては水平方向には表示ユニット40を配列する数には制限を与えないが、垂直方向には入力端子取り付け領域46があるので表示ユニット40の数は2個に制限される。すなわち、表示ユニット40を垂直方向に2個並べる際に、お互いの表示ユニットの底面部47を接合することによって、その接合部すなわち配列部の光らない幅が垂直ギャップ間隔42のdYと同じ長さになるので、垂直方向に連続性をもったピクセルピッチ間隔が実現でき、その結果、画質低下のない大画面ディスプレイが実現できる。
図7は、水平方向の表示ユニット40の数が3個以上であり、垂直方向に2個並べた大画面ディスプレイを示したものである。それぞれの表示ユニット40の配列部の光らない幅は、上述したように表示ユニット40内のピクセル表示部6間の光らない部分の幅と等しくしているので、たとえば水平方向の表示ユニット40の数を10個、垂直方向の表示ユニット40の数を2個用いた大画面ディスプレイ50であっても表示ユニット40間の配列部が目立たないので、単一パネルのような大画面ディスプレイ50となり表示品質の高い大画面ディスプレイが実現できる。
第3のベース基板51の透過率は、第3のベース基板51の後方の設置環境の明るさにもよるが、概ね10%あれば後方景色が認識できるので、第3のベース基板の51の透過率は10%以上の透過率を有することが好ましい。また、第3のベース基板51の厚さは使用する材料にもよるが、フレキシブル性を有するためには少なくとも1mm以下の厚さが好ましい。
ここで第2のベース基板11の透過率が10%、第3のベース基板51の透過率が10%のものを用いると、第3のベース基板51と重なる部分の透過率が1%となってしまい透明性を失うので、第2のベース基板11と第3のベース基板51が重なった部分においては、大画面ディスプレイ50の透過率が10%になるように第2のベース基板11と第3のベース基板51の透過率を調整する。たとえば、第2のベース基板11の透過率が50%であれば、第3のベース基板51の透過率を20%に選定する。ただし水平、垂直のピクセルピッチがピクセル表示部6の横幅Xと縦幅Yより十分に大きい場合は、大画面ディスプレイの透過率は水平ギャップ間隔dX、垂直ギャップ間隔dYの大きさが支配的になってくるので、大画面ディスプレイの透明性を維持するためには第3のベース基板51の透過率を第2のベース基板11の透過率より大きくするほうが透過性に効果的である。すなわちピクセル表示部6間の水平ギャップ間隔dX、垂直ギャップ間隔dYがピクセル表示部6の横幅X、縦幅Yの大きさより大きい場合、大画面ディスプレイの透明性を維持するための効果は第3のベース基板51の透過率が大きい方が大きくなるので、第3のベース基板51の透過率を第2のベース基板11の透過率より大きくすればよい。
大画面ディスプレイ50の大形透明スクリーンとなる一枚シートの第3のベース基板51は両面が平坦であり、また表示ユニット40についてはピクセル表示部6が設けられている第2のベース基板11の反対面は平坦であることから、たとえば第3のベース基板51の一方面に透明接着剤を塗工しておけばその面と、ピクセル表示部6が設けられている第2のベース基板11の反対面を貼り合せることによって軽量、透明、フレキシブルである1枚シートの大画面ディスプレイ50が実現できる。
第3のベース基板51は、軽量、透明かつフレキシブル性を有する大画面ディスプレイ50を実現するために、無機材料であればフレキシブル性を持たせるために板厚が200μm以下の薄いガラスを用いてもよいし、さらに好ましいのは50μm以下の厚さのガラスを用いてもよい。有機材料であれば熱可塑性としてポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP/OPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS/OPS)、アクリル(AC)、ポリカーボネート(PC)など、熱硬化性であればポリイミド(PI)、その他のものとしては、トリアセテート(TAC)のような絶縁材料を用いることができる。
図7の第3のベース基板51は後方の情景が見える素材であれば何でもよい。たとえば透過性のある布生地であってもよい。布生地としてポリエステル製の繊維で編んだメッシュ布は、薄くて軽い、そしてフレキシブル性に優れる。またメッシュ(網目)の大きさにより透過性も変えることができる。このようなメッシュ布を第3のベース基板51に用いて大画面ディスプレイ50を構成することによっても同様な効果が得られる。
また、第3のベース基板51に透過率が可変できる分散型液晶フィルムを用いてもよい。分散型液晶フィルムは、透明と不透明を電子的に切り替えることができる。分散型液晶フィルムとは2枚の透明導電膜付きポリエステルフィルムの間に、透明ポリマー層にネマティック液晶を封入したカプセルを分散させて挟み込んだもので、透明導電膜付きポリエステルフィルムの両端に電圧を印加すると、透明導電膜の電極に対してネマティック液晶分子が平行に配向する。
このように並んだ状態で屈折率がポリマー層と同じネマティック液晶であればカプセルの界面がなくなった状態となり、光は散乱せず直進する。その結果、ポリエステルフィルムは透明になる。
2枚のポリエステルフィルムの両端に電圧を印加しない状態では棒状分子であるネマティック液晶はカプセルの内壁に沿って並ぶので、入射光はポリマー層とネマティック液晶の屈折率の違いおよび液晶の複屈折性によって、カプセルの表面や内部で屈折する。その結果、光は直進できず散乱し不透明となる。
このような分散型液晶フィルムを第3のベース基板51に用いれば、大画面ディスプレイ50の表示内容や、大画面ディスプレイ50の設置環境によって第3のベース基板51を透明或は不透明に電子的に切り替えることができる。
図8は、図7に示す大画面ディスプレイの断面図であり、(1)はC-C断面図、(2)はD-D断面図を示している。なお、図8は、大画面ディスプレイ50の表面に塵、埃等を付かないようにラミネートフィルム60を設けた断面図である。ラミネートフィルム60は通常透明フィルムを用いるが、透明性を維持した散乱機能をもった拡散フィルムを設けてもよい。拡散フィルムを用いるとLEDで発光した光が全方位に拡散するので、大画面ディスプレイ50の後方側から観ても表示情報を観ることができる。ただ、裏側から観える表示画面は正面から観える表示画面の反対画面となるので、正常画面で表示したい場合は大画面ディスプレイに送る表示信号を裏側から観ても正常に表示される信号の送り方をすれば、裏側から観ている人々にも正常な表示画面を観ることができるので、設置環境に応じては有効な表示手段となる。
なお、上記の実施例では、ピクセル表示部6にWorldsemi社の品名がWS2812を用いて説明したが、本発明は第1のベース基板1の上に赤色LED2、青色LED3、緑色LED4が各1個と、制御回路5の代わりに制御回路5と同様な機能を有した別の回路部を用いても、その効果は変わらないものである。
なお、図中、同一符号、同一記号は、同じ機能、同じ効果を示すものである。
本発明の大画面ディスプレイは、軽量、透明性、フレキシブル性を有しており、軽量になることにより、大画面ディスプレイを設置するために特別に頑丈な取り付け土台を設ける必要がなくなる。スクリーンが透明になるので、大画面スクリーン後方の景色、情景を観ることができる。フレキシブル性を有しているので、設置環境が曲面であっても取り付けが可能になるので応用範囲が拡がる。
したがって、本発明は、多くの人々が集まる場所や、多くの人々が往来する場所に設置される大画面ディスプレイとして有用である。
1 第1のベース基板
2 赤色LED
3 青色LED
4 緑色LED
5 制御回路
6 ピクセル表示部
7 入力端子
8 発光信号
9 出力端子
10 表示ユニット
11 第2のベース基板
12 入力端子
13 出力端子
14 表示信号発生器
21 左側面
22 右側面
23 上側面
24 下側面
30 タイミングチャート
31~34 信号
35~38 ピクセルデータ
39 サイクルデータ
41 信号入力端子
42 垂直ギャップ間隔
43 垂直端の幅
44 水平ギャップ間隔
45 水平端の幅
46 入力端子取り付け領域
47 表示ユニットの底面部
50 大画面ディスプレイ
51 第3のベース基板
60 ラミネートフィルム

Claims (7)

  1. 第1のベース基板上に赤色、青色、緑色の3種類のLEDと、それらのLEDの発光を制御する制御回路とを有するピクセル表示部を、第2のベース基板上に一次元あるいは二次元方向に複数個配列して構成してなる表示ユニットを水平方向と垂直方向に二次元的に複数個配列して構成する大画面ディスプレイであって
    前記表示ユニットは、
    表示面側における前記ピクセル表示部の水平方向の長さがXmm、垂直方向がYmmであり、
    水平方向の前記ピクセル表示部の設置間隔(ピクセルピッチ)がXp、前記ピクセル表示部間のギャップ間隔がdXであり、
    垂直方向の前記ピクセル表示部の設置間隔(ピクセルピッチ)がYp、前記ピクセル表示部間のギャップ間隔がdYであるとすると、
    水平方向の設置間隔Xp=X+dX、ギャップ間隔dX≧0.2mm、垂直方向の設置間隔Yp=Y+dY、ギャップ間隔dY≧0.2mmの関係が成り立ち、
    前記表示ユニットの水平端の幅をΔXとすると、前記ギャップ間隔dXと水平端の幅ΔXの関係がdX=2×ΔXであり、
    前記表示ユニットの垂直端の幅がΔYとすると、前記ギャップ間隔dYと垂直端の幅ΔYの関係がdY=2×ΔYであり、
    前記第2のベース基板は一方の面が平坦であって、前記第3のベース基板は両面が平坦であると共に、前記第2のベース基板の平坦面または前記第3のベース基板の一方の平坦面の間に透明接着材があり、第2のベース基板と第3のベース基板が貼り合わされ、
    前記第2のベース基板の透過率および前記第3のベース基板の透過率が10%以上、前記第2のベース基板と前記第3のベース基板が重なる部分の透過率が10%以上になるように、前記第2のベース基板または前記第3のベース基板の透過率が設定され、
    前記ピクセル表示部間の前記水平ギャップ間隔dX、前記垂直ギャップ間隔dYが、前記ピクセル表示部の水平方向の長さXmm、垂直方向の長さYmmより大きい場合には、前記第3のベース基板の透過率が前記第2のベース基板の透過率より大きいことを特徴とする画面ディスプレイ。
  2. 前記表示ユニットが第3のベース基板の上に水平方向に複数個配列されており、その水平方向に配列する各々の前記表示ユニットの一辺側に外部との信号のやり取りをする端子を設けた入力端子取り付け領域があり、その一辺と向かい合った対向辺には、前記表示ユニットの底面部を有し、垂直方向に隣り合う2個の前記表示ユニットが前記底面部同士で接合されていることを特徴とする請求項に記載の大画面ディスプレイ。
  3. 前記第2のベース基板および前記第3のベース基板は、材質が有機材料の場合には、その厚さは少なくとも1mm以下であり、
    無機材料のガラス基板の場合には、その厚さは200μm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の大画面ディスプレイ。
  4. 第2のベース基板および第3のベース基板は、無機材料のガラス、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP/OPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS/OPS)、アクリル(AC)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、トリアセテート(TAC)から選択される絶縁材料を用いることを特徴とする請求項1~3の何れかに記載の大画面ディスプレイ。
  5. 第3のベース基板に透過性のあるメッシュ構造の布生地を用いたことを特徴とする請求項1~3の何れかに記載の大画面ディスプレイ。
  6. 第3のベース基板に透過率が可変できる分散型液晶フィルムを用いたことを特徴とする請求項1~3の何れかに記載の大画面ディスプレイ。
  7. 大画面ディスプレイの表面に透明あるいは散乱機能を持ったラミネートフィルムを設けたことを特徴とする請求項1~の何れかに記載の大画面ディスプレイ。
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