JP3224923U - 表示装置 - Google Patents

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裕文 山北
川崎 正樹
正樹 川崎
中村 哲朗
哲朗 中村
西村 征起
征起 西村
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照男 南木
敏行 加藤
敏行 加藤
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俊輔 板倉
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雅行 小野
松尾 圭介
圭介 松尾
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Abstract

【課題】フローティング効果を得られる表示装置を提供する。【解決手段】表示装置10は、画像を表示する表示部38を有する表示パネル30と、第一主面20a及び第二主面を有し、第二主面側に表示パネルが配置される板状部材20とを備え、表示パネルの表示部38は、第二主面に沿って配置され、板状部材20は、表示部38に対応する位置に配置される画面部22と、画面部の周縁に配置される半透明部と、半透明部の外側に配置される透明部28とを有する。半透明部の可視光透過率は、画面部側から透明部側に向かって漸次高くなるように構成され、板状部材は、画面部と半透明部との間に不透明部をさらに有する。【選択図】図1

Description

本考案は、表示装置に関する。
液晶表示パネル、有機EL(Electro−Luminescence)表示パネルなどのフラットディスプレイパネルを用いる表示装置として、フラットディスプレイパネルの表示部の周囲に枠状の透明部を配置することによって、フラットディスプレイパネルに表示された画像が宙に浮いているように見えるフローティング効果を生じさせたものが提案されている。
例えば、特許文献1には、フラットディスプレイパネルの外周に、外枠と、内枠と、それらの間に配置された枠状の透明部材とを備える表示装置が記載されている。
特開2006−30321号公報
しかしながら、特許文献1に記載された表示装置では、表示部と、透明部材との間に、スピーカなどが内蔵された比較的幅の大きい内枠が配置されているため、表示された画像が浮いているようには見えにくい。つまり、特許文献1に記載された表示装置では、内枠によってフローティング効果が阻害される。
そこで、本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、フローティング効果を得られる表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の一形態に係る表示装置は、画像を表示する表示部を有する表示パネルと、第一主面及び第二主面を有し、前記第二主面側に前記表示パネルが配置される板状部材とを備え、前記表示パネルの前記表示部は、前記第二主面に沿って配置され、前記板状部材は、前記表示部に対応する位置に配置される画面部と、前記画面部の周縁に配置される半透明部と、前記半透明部の外側に配置される透明部とを有する。
本考案により、フローティング効果を得られる表示装置を提供できる。
図1は、実施の形態に係る表示装置の外観を示す正面図である。 図2は、実施の形態に係る表示装置の外観を示す背面図である。 図3は、実施の形態に係る表示装置の外観を示す側面図である。 図4は、実施の形態に係る表示装置の機器構成を示す分解斜視図である。 図5は、実施の形態に係る表示パネルの外観を示す正面図である。 図6は、実施の形態に係る板状部材の構成を示す拡大図である。 図7は、実施の形態に係る非透明部と透明部との可視光透過率のX軸方向における分布を示すグラフである。 図8は、実施の形態に係る非透明部と透明部との可視光透過率のY軸方向における分布を示すグラフである。 図9は、実施の形態に係る配線部の構成を示す平面図である。 図10は、実施の形態に係る配線部の構成を示す断面図である。 図11は、実施の形態の変形例1に係る配線部の構成を示す平面図である。 図12は、実施の形態の変形例1に係る配線部の構成を示す断面図である。 図13は、実施の形態の変形例2に係る配線部の構成を示す平面図である。 図14は、実施の形態の変形例2に係る配線部の構成を示す断面図である。 図15は、実施の形態の変形例3に係る配線部の構成を示す平面図である。 図16は、実施の形態の変形例3に係る配線部の構成を示す断面図である。
以下、本考案の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本考案の一具体例を示す。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、使用例、動作例等は、一例であり、本考案を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本考案の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図は、必ずしも厳密に図示したものではない。各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
実施の形態に係る表示パネルについて説明する。
[1.全体構成]
まず、本実施の形態に係る表示装置の全体構成について図1〜図4を用いて説明する。図1、図2、及び図3は、それぞれ、本実施の形態に係る表示装置10の外観を示す正面図、背面図、及び側面図である。図4は、本実施の形態に係る表示装置10の機器構成を示す分解斜視図である。なお、各図において、表示装置10の長方形状の表示部38の長辺方向及び短辺方向を、それぞれ、X軸方向及びY軸方向としている。また、X軸方向及びY軸方向に垂直な方向をZ軸方向としている。各図のXYZ座標系は、右手系の直交座標系である。
本実施の形態に係る表示装置10は、画像を表示する装置であり、図1及び図4に示されるように、表示パネル30と、板状部材20とを備える。本実施の形態では、表示装置10は、図2及び図4に示されるように、後方部材60と、端子固定部40と、配線部50とをさらに備える。以下、表示装置10の各構成要素について説明する。
[1−1.表示パネル]
表示パネル30は、画像を表示するフラットディスプレイパネルである。表示パネル30について、図5を用いて説明する。図5は、本実施の形態に係る表示パネル30の外観を示す正面図である。本実施の形態では、表示パネル30は、有機EL表示パネルである。このように、表示パネル30として、黒表示に優れた有機EL表示パネルを用いることで、特に、背景が黒い画像を表示する際に、表示装置10のフローティング効果を高めることができる。
図5に示されるように、表示パネル30は、表示部38と、ベゼル部39とを有する。また、図2に示されるように、表示パネル30は、主回路基板31と、パネル配線部32〜34と、駆動回路35及び36とをさらに有する。
表示部38は、表示パネル30において画像を表示する部分である。本実施の形態では、図5に示されるように、表示部38の形状は、長方形状であり、表示部38の対角線の長さは約22インチ(つまり、約558.8mm)である。表示部38の形状及び寸法は、特に限定されない。表示部38の形状は、例えば、楕円形などであってもよい。
ベゼル部39は、図5に示されるように、表示パネル30の表示部38の周縁に配置され、画像を表示しない部分である。本実施の形態では、ベゼル部39に駆動回路35及び36などの回路は配置されない。これにより、ベゼル部39の幅を狭くすることができる。ベゼル部39の少なくとも一部には、表示部38と、表示パネル30の背面側に配置された駆動回路35及び36とを接続するフレキシブル配線基板などが配置される。本実施の形態では、フレキシブル配線基板は、ベゼル部39のうち長辺方向(つまり、X軸方向)に延びる部分に配置され、短辺方向(つまり、Y軸方向)に延びる部分には配置されない。このため、ベゼル部39のうち長辺方向に延びる部分の方が短辺方向に延びる部分より幅が大きい。
主回路基板31は、表示パネル30を制御する制御回路が実装される基板である。主回路基板31には、表示パネル30の表示部38などに電力を供給する電源回路などが実装されていてもよい。主回路基板31は、駆動回路35及び36との間で、それぞれパネル配線部33及び34を介して信号を送受信する。また、主回路基板31は、パネル配線部33及び34を介してそれぞれ駆動回路35及び36に電力を供給してもよい。
駆動回路35及び36は、表示部38を駆動する回路である。より具体的には、駆動回路35及び36は、表示部38が有する複数の画素回路の各々を駆動する。駆動回路35及び36は、複数の画素回路の各々に映像信号に対応するデータ信号を入力する。これにより、複数の画素回路の各々は、映像信号に対応する輝度及び色度で発光する。
パネル配線部32は、配線部50と主回路基板31とを接続する1以上の接続線を含む。本実施の形態では、パネル配線部32は、複数の接続線を含む。
パネル配線部33は、駆動回路35と主回路基板31とを接続する1以上の接続線を含む。本実施の形態では、パネル配線部33は、駆動回路35及び主回路基板31と接続される複数の接続線を含む。
パネル配線部34は、駆動回路36と主回路基板31とを接続する1以上の接続線を含む。本実施の形態では、パネル配線部34は、駆動回路36及び主回路基板31と接続される複数の接続線を含む。
[1−2.板状部材]
板状部材20は、図3及び図4に示されるように第一主面20a及び第一主面20aの裏側に位置する第二主面20bを有し、図4に示されるように第二主面20b側に表示パネル30が配置される板状の部材である。表示パネル30の表示部38は、第二主面20bに沿って配置される。
本実施の形態では、板状部材20は、長方形状の形状を有する。例えば、板状部材20の長辺方向(つまり、X軸方向)の長さは640mm程度、短辺方向(つまり、Y軸方向)の長さが450mm程度、厚さ(つまり、Z軸方向の寸法)が1mm程度である。板状部材20は、例えば、透明なアクリル板を用いて形成される。ここで、透明とは、完全に透明、つまり、可視光透過率が100%であることだけでなく、実質的に透明であることも意味する。本明細書では、可視光透過率が90%以上であることを透明という。
板状部材20は、図1に示されるように、画面部22と、非透明部24と、透明部28とを有する。
画面部22は、表示部38に対応する位置に配置される部分である。画面部22は、表示部38に対向する位置に配置され、表示部38全体を覆う。画面部22は、ベゼル部39の一部を覆ってもよい。本実施の形態では、画面部22は、透明部材で形成される。具体的には、画面部22は、透明なアクリルで形成される。このように画面部22が透明であることにより、表示部38に表示される画像を表示装置10の外部から鑑賞できる。また、画面部22が板状部材20に形成された貫通孔などによって構成される場合と比べて、画面部22から透明部28までを平坦とすることができるため、ユーザが画面部22と透明部28との境界を認識しにくくなる。したがって、表示装置10のフローティング効果を高めることができる。
非透明部24は、画面部22の周縁に配置される非透明な部分である。本明細書では、可視光透過率が90%未満であることを非透明という。また、非透明な領域には、微視的に見て透明な部分が含まれてもよい。以下、板状部材20の非透明部24について、図6〜図8を用いて説明する。図6は、本実施の形態に係る板状部材20の構成を示す拡大図である。図6は、図1の破線枠VIの内部を拡大して示している。図7及び図8は、それぞれ、本実施の形態に係る非透明部24と透明部28との可視光透過率のX軸方向及びY軸方向における分布を示すグラフである。
図6に示されるように、非透明部は、画面部22の周縁に配置される不透明部24aと、不透明部24aの外側に配置される半透明部24bとを有する。ここで不透明とは、完全に可視光が透過しないこと、及び、実質的に可視光が透過しないことを意味する。本明細書では、可視光透過率が10%未満であることを不透明という。また、半透明とは、一部の可視光が透過することを意味する。本明細書では、可視光透過率が10%以上、90%未満であることを半透明という。
本実施の形態では、不透明部24aは、図7及び図8に示されるように、X軸方向及びY軸方向において、10%未満で一様な可視光透過率を有する。不透明部24aの構成は特に限定されないが、本実施の形態では、不透明部24aは、図6に示されるように、透明な板の主面に不透明部材25を配置することで形成される。より具体的には、不透明部24aは、透明なアクリルを用いて形成された板状部材20の第二主面20b側に白色塗料を塗布することで形成される。白色塗料は、不透明部24aの全領域に塗布される。なお、不透明部材25は、板状部材20の第一主面20a側に配置されてもよいし、板状部材20の内部に配置されてもよい。また、不透明部材25は、白色塗料以外の部材であってもよい。例えば、不透明部材25は、ユーザに認識されにくい色の部材であってもよい。例えば、不透明部材25は、表示装置10が壁に設置される場合には壁の色に近い色の部材であってもよいし、表示部38に表示される画像の色が特定の色であることが多い場合には当該特定の色の部材であってもよい。
不透明部24aは、表示パネル30のベゼル部39に対応する位置に配置される。本実施の形態では、図7及び図8に示されるように、不透明部24aの表示部38の短辺方向(つまり、Y軸方向)の幅、及び、長辺方向(X軸方向)の幅は、それぞれ、9mm及び3mmである。これらの幅は、表示パネル30のベゼル部39の幅とほぼ等しい。これにより、不透明部24aによって、ベゼル部39を隠すことができる。したがって、表示パネル30の構造物であるベゼル部39をユーザが認識しにくくなるため、表示装置10のフローティング効果を高めることができる。また、白色塗料が板状部材20の第二主面20b側に配置されることにより、白色塗料と表示部38との第二主面20bに垂直な方向(Z軸方向)における位置を近づけることができる。このため、ユーザが不透明部24aと表示部38との境界を認識しにくくなる。したがって、表示装置10のフローティング効果を高めることができる。
本実施の形態では、図7及び図8に示されるように、半透明部24bの可視光透過率は、画面部22側から透明部28側に向かって漸次高くなる。これにより、半透明部24bと、透明部28との境界が不明りょうとなるため、ユーザが表示部38の端部を認識しにくくなる。このため、ユーザは表示部38に表示された画像が宙に浮いているように認識し易くなる。
本実施の形態では、図7及び図8に示されるように、半透明部24bの可視光透過率は、X軸方向及びY軸方向の両方向において、画面部22側から透明部28側に向かって漸次高くなる。半透明部24bの構成は特に限定されないが、本実施の形態では、半透明部24bは、離散的に配置された不透明部材25を含む。これにより、半透明部24bに不透明部材25を配置するだけで、容易に可視光透過率を調整できる。例えば、半透明部24bは、透明な板の主面に不透明部材25を離散的に配置することで形成される。より具体的には、半透明部24bは、透明なアクリルを用いて形成された板状部材20の第二主面20b側に白色塗料を離散的に塗布することで形成される。これにより、白色塗料と表示部38との第二主面20bに垂直な方向(Z軸方向)における位置を近づけることができるため、ユーザが半透明部24bと表示部38との境界を認識しにくくなる。したがって、表示装置10のフローティング効果を高めることができる。
図6に示される例では、半透明部24bにおいて、第二主面20bに複数の微小な円形の領域に白色塗料が塗布される。また、複数の微小な円形の領域の単位面積当たりの個数は一様で、複数の微小な円形の領域の各々の直径は、画面部22側から透明部28側に向かって漸次小さくなる。これにより、半透明部24bの可視光透過率が画面部22側から透明部28側に向かって漸次高くなる。なお、不透明部材25は、板状部材20の第一主面20a側に配置されてもよいし、板状部材20の内部に配置されてもよい。また、不透明部材25は、白色塗料以外の部材であってもよい。例えば、黒色塗料、灰色塗料などであってもよい。さらに、不透明部材25は、蒸着で形成されるクロム等の金属層であってもよい。この場合、不透明部材25の色は、メタル色であってもよい。また、可視光透過率の調整方法は、上述した方法に限定されない。例えば、白色塗料は、円形状の領域に塗布されなくてもよく、三角形状の領域などの他の形状の領域に塗布されてもよい。また、白色塗料によって塗布される微小な円形の領域の直径を変える構成に代えて、複数の微小な円形の領域の単位面積当たりの個数を変えることによって、可視光透過率を調整する構成としてもよい。また、不透明部材25は、網目状に配置されてもよい。この場合、網目の粗密によって可視光透過率が調整されてもよい。また、半透明部24bに半透明部材を配置してもよい。この場合、半透明部材の可視光透過率を変えることで、半透明部24bの可視光透過率を調整してもよい。具体的には、半透明部材の厚さを変えることで、可視光透過率を調整してもよい。
なお、本実施の形態では、半透明部24bを、不透明部材25を配置することによって形成したが、半透明部24bの形成方法は、これに限定されない。例えば、半透明部24bは、アクリルなどの透明な部材に、サンドブラスト加工又はエンボス加工を施すことによって白色化された部分であってもよい。
半透明部24bの幅は特に限定されないが、本実施の形態では、3mm程度である。なお、本実施の形態では、半透明部24bの幅は一定であるが、位置に応じて変化してもよい。
また、表示パネル30のベゼル部39は、半透明部24bに対応する位置に配置されてもよい。これにより、ベゼル部39の少なくとも一部を、半透明部24bによって隠すことができる。したがって、表示パネル30の構造物であるベゼル部39をユーザが認識しにくくなる。つまり、ユーザは、表示部38の端部を認識しにくくなるため、表示装置10のフローティング効果を高めることができる。
透明部28は、非透明部24の外側に配置される透明な部分である。表示装置10が画面部22の外側にこのような透明部28を有することにより、ユーザは、表示部38に表示される画像が宙に浮いているかのように認識しやすくなる。つまり、表示装置10において、フローティング効果を得ることができる。本実施の形態では、透明部28の面積は、半透明部24bの面積の二倍以上である。これにより、表示部38の端部から透明部28の端部までの距離を大きくすることができる。つまり、表示部38に表示された画像から、板状部材20の端部までの距離を大きくすることができるため、ユーザが画像を鑑賞する際に、板状部材20の端部を認識しにくくなる。したがって、ユーザが板状部材20の端部を認識することに伴ってフローティング効果が低減することを抑制できる。透明部28の面積は、半透明部24bの面積の三倍以上であってもよい。これにより、ユーザが板状部材20の端部を認識することに伴ってフローティング効果が低減することをより一層抑制できる。
透明部28の幅は、特に限定されないが、本実施の形態では、図7及び図8に示されるように、87mm程度である。なお、本実施の形態では、透明部28の幅は一定であるが、位置に応じて変化してもよい。また、透明部28の最小幅は、半透明部24bの最大幅の二倍以上であってもよい。これにより、ユーザが板状部材20の端部を認識することに伴ってフローティング効果が低減することを抑制できる。また、透明部28の最小幅は、半透明部24bの最大幅の3倍以上であってもよい。これにより、フローティング効果が低減することをより一層抑制できる。また、透明部28の最小幅は、表示部38の長辺方向の長さの10%以上であってもよい。これにより、ユーザが板状部材20の端部を認識することに伴ってフローティング効果が低減することを抑制できる。
板状部材20の透明部28の外側には、非透明な部材は配置されない。これにより、ユーザが板状部材20の端部を認識することに伴ってフローティング効果が低減することを抑制できる。
[1−3.後方部材]
後方部材60は、図3及び図4に示されるように、板状部材20の第二主面20bに配置され、板状部材20の透明部28に対応する部分が透明である板状部材である。本実施の形態では、図4に示されるように、後方部材60は、透明な直方体状の部材であり、表示パネル30を収納するための第一凹部61と、端子固定部40及び配線部50を収納するための第二凹部62とを有する。本実施の形態では、後方部材60は、透明なアクリルを用いて形成される。なお、後方部材60のうち、板状部材20の透明部28に対応する部分以外の部分は、透明でなくてもよい。例えば、後方部材60の表示パネル30に対応する部分、つまり、第一凹部61の部分は、透明でなくてもよい。また、後方部材60と表示パネル30との間に非透明なシート又は板を挿入してもよい。これにより、表示パネル30を隠すことができるため、表示装置10のデザイン性を高めることができる。
なお、後方部材60の第一凹部61は、後方部材60の厚さ方向(つまり、Z軸方向)に貫通してもよい。これにより、表示パネル30から発生した熱を放散しやすくなる。後方部材60の第二凹部62も、第一凹部61と同様に後方部材60の厚さ方向に貫通してもよい。
本実施の形態では、後方部材60の長辺方向(つまり、X軸方向)の長さは、板状部材20の長辺方向の長さと等しく、640mm程度である。後方部材60の短辺方向(つまり、Y軸方向)の長さは、板状部材20の短辺方向の長さと等しく、450mm程度である。後方部材60の最大厚さ(つまり、Z軸方向の最大寸法)が8mm程度である。
図3に示されるように、表示装置10は、板状部材20と後方部材60とを接合する透明接着剤90を備える。これにより、表示装置10のフローティング効果を低減することなく、板状部材20と後方部材60とを接合できる。透明接着剤90は、板状部材20と後方部材60との接触面全体に配置されてもよいし、一部だけに配置されてもよい。なお、板状部材20と後方部材60とは、他の接合部材によって接合されてもよい。例えば、板状部材20と後方部材60とは、光学用透明粘着シート、透明なビスなどを用いて接合されてもよい。
本実施の形態では、以上のように板状部材20と後方部材60とが接合されることにより、表示パネル30などを収納する筐体を形成する。
[1−4.端子固定部]
端子固定部40は、表示装置10と外部機器とを接続する接続端子を固定する部品である。端子固定部40には、例えば、表示装置10と外部機器との間で信号の送受信を行うための端子が固定される。本実施の形態では、端子固定部40は、図3に示されるように、基板44とコネクタ41〜43とを有する。基板44は、コネクタ41〜43が実装される板状部材である。コネクタ41〜43の各々には、端子が接続される。コネクタ41〜43に接続される端子は特に限定されないが、例えば、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)端子、USB(Universal Serial Bus)端子などであってもよい。なお、端子固定部40は、基板44及びコネクタ41〜43を収納するケースをさらに有してもよい。また、コネクタの個数は、特に限定されず、1以上であればよい。
端子固定部40は、板状部材20の第二主面20b側に、表示パネル30から離隔して配置される。このように、端子固定部40が表示部38から離隔されるため、端子固定部40が非透明であっても、表示装置10のフローティング効果が低減することを抑制できる。また、表示装置10に接続される端子及び当該端子が接続されたケーブルを表示部38から離隔することができるため、端子及びケーブルによって、表示装置10のフローティング効果が低減することを抑制できる。また、端子固定部40が表示パネル30から離隔して配置されるため、端子固定部40が表示パネル30の背面側に配置される場合より、表示装置10を薄型化することができる。
本実施の形態では、端子固定部40は、板状部材20の透明部28に配置される。このように、端子固定部40が透明部28に配置されても、端子固定部40は、表示パネル30から離隔して配置されているため、ユーザは、端子固定部40を認識しにくい。したがって、端子固定部40によって、表示装置10のフローティング効果が低減されることを抑制できる。この場合、端子固定部40の第二主面20bに対向する面の色は、端子固定部40がユーザに認識されにくくなるように決定されてもよい。例えば、表示装置10が白色の壁に設置される場合には、端子固定部40の第二主面20bに対向する面の色は白色であってもよい。本実施の形態では、基板44の第二主面20bに対向する面が白色に塗装される。
本実施の形態では、端子固定部40は、板状部材20の短辺方向の中央に配置されるが、中央以外の位置に配置されてもよい。例えば、短辺方向の端部に配置されてもよい。また、本実施の形態では、端子固定部40は、表示パネル30から、板状部材20の長辺方向(つまり、X軸方向の端部)に離隔して配置されるが、板状部材20の短辺方向に離隔して配置されてもよい。この場合、端子固定部40は、板状部材20の長辺方向の中央に配置されても、中央以外の位置に配置されてもよい。
なお、板状部材20の端子固定部40が配置される領域29(図1参照)は、半透明であってもよい。これにより、ユーザが端子固定部40を認識しにくくなるため、端子固定部40によって、表示装置10のフローティング効果が低減されることを抑制できる。
[1−5.配線部]
配線部50は、図1及び図2に示されるように、端子固定部40と、表示パネル30とを接続する部品である。配線部50により、端子固定部40に固定される端子と表示パネル30との間で信号を伝達することができる。以下、本実施の形態に係る配線部50の構成について図9及び図10を用いて説明する。図9及び図10は、それぞれ、本実施の形態に係る配線部50の構成を示す平面図及び断面図である。図9は、表示装置10の正面側から見た配線部50の平面図である。図9には、端子固定部40も併せて示されている。図10は、図9に示されるX−X線における断面図である。
図9及び図10に示されるように、配線部50は、1以上の接続線52を有する。本実施の形態では、配線部50は、複数の接続線52を有する。接続線52の各々は、図10に示されるように、芯線53と、被覆部54とを有する。芯線53は、信号などを伝送する長尺状の導電部材である。芯線53は、例えば、Au、Cu、Alなどの金属又は複数の金属の合金で形成される。被覆部54は、芯線53を覆う筒状の絶縁部材である。被覆部54は、例えば、絶縁性の樹脂などで形成される。
複数の接続線52のうち隣り合う二本の接続線52は、互いに離隔して配置される。つまり、隣り合う二本の接続線52の間に隙間58が形成される。配線部50のうち隙間58が透明であるため、配線部50は半透明な部品となる。したがって、表示部38の外側に配置される配線部50がユーザに認識されにくくなるため、配線部50によるフローティング効果の低減を抑制できる。
また、複数の接続線52の各々の被覆部54の色は、各接続線52がユーザに認識されにくくなるように決定されてもよい。例えば、表示装置10が白色の壁に設置される場合には、被覆部54の色は白色であってもよい。
また、配線部50は、透明部材を含んでもよい。例えば、複数の接続線52の各々の被覆部54が透明樹脂で形成されてもよい。さらに、芯線53がITO(Indium Tin Oxide)などの透明部材で形成されてもよい。これにより、配線部50の可視光透過率を高めることができる。したがって、配線部50がユーザにより一層認識されにくくなるため、配線部50によるフローティング効果の低減をより一層抑制できる。
[1−6.効果など]
以上のように、本実施の形態に係る表示装置10は、画像を表示する表示部38を有する表示パネル30と、第一主面20a及び第二主面20bを有し、第二主面20b側に表示パネル30が配置される板状部材20とを備える。表示パネル30の表示部38は、第二主面20bに沿って配置される。板状部材20は、表示部38に対応する位置に配置される画面部22と、画面部の周縁に配置される半透明部24bと、半透明部24bの外側に配置される透明部28とを有する。
このように、表示部38と、表示部38の外側に配置される透明部28との間に半透明部24bが配置されることで、表示部38の端部がユーザに認識されにくくなる。つまり、表示部38と透明部28との境界がユーザに認識されにくくなる。このため、ユーザには、表示部38に表示された画像が宙に浮いているように見える。つまり、フローティング効果を得らえる表示装置10を実現できる。
また、表示装置10において、半透明部24bの可視光透過率は、画面部22側から透明部28側に向かって漸次高くなってもよい。
これにより、半透明部24bと、透明部28との境界がより一層不明りょうとなるため、ユーザが表示部38の端部を認識しにくくなる。このため、ユーザは表示部38に表示された画像が宙に浮いているように認識し易くなる。
また、表示装置10において、板状部材20は、画面部22と半透明部24bとの間に配置される不透明部24aをさらに有してもよい。
このように、不透明部24a、半透明部24b、及び透明部28が順に配置されることで、ユーザが表示部38の端部をより一層認識しにくくなる。このため、ユーザは表示部38に表示された画像が宙に浮いているように、より一層認識し易くなる。
また、表示装置10において、表示パネル30は、表示部38の周縁に配置され、画像を表示しないベゼル部39を有し、ベゼル部39は、半透明部24bに対応する位置に配置されてもよい。
これにより、ベゼル部39の少なくとも一部を、半透明部24bによって隠すことができる。したがって、表示パネル30の構造物であるベゼル部39をユーザが認識しにくくなる。つまり、ユーザは、表示部38の端部を認識しにくくなるため、表示装置10のフローティング効果を高めることができる。
また、表示装置10において、ベゼル部39は、不透明部24aに対応する位置に配置されてもよい。
これにより、不透明部24aによって、ベゼル部39を隠すことができる。したがって、表示パネル30の構造物であるベゼル部39をユーザが認識しにくくなるため、表示装置10のフローティング効果を高めることができる。
また、表示装置10において、透明部28の面積は、半透明部24bの面積の二倍以上であってもよい。
これにより、表示部38の端部から透明部28の端部までの距離を大きくすることができる。つまり、表示部38に表示された画像から、板状部材20の端部までの距離を大きくすることができるため、ユーザが画像を鑑賞する際に、板状部材20の端部を認識しにくくなる。したがって、ユーザが板状部材20の端部を認識することに伴ってフローティング効果が低減することを抑制できる。
また、表示装置10において、半透明部24bは、離散的に配置された複数の不透明部材25を含んでもよい。
これにより、半透明部24bに不透明部材25を配置するだけで、容易に可視光透過率を調整できる。
また、表示装置10において、不透明部材25は、板状部材20の第二主面20bに配置されてもよい。
これにより、不透明部材25と表示部38との第二主面20bに垂直な方向における位置を近づけることができるため、ユーザが半透明部24bと表示部38との境界を認識しにくくなる。したがって、表示装置10のフローティング効果を高めることができる。
また、表示装置10は、表示装置10と外部機器とを接続する接続端子を固定する端子固定部40をさらに備え、端子固定部40は、板状部材20の第二主面20b側に、表示パネル30から離隔して配置されてもよい。
このように、端子固定部40が表示部38から離隔されるため、端子固定部40が非透明であっても、表示装置10のフローティング効果が低減することを抑制できる。また、表示装置10に接続される端子及び当該端子が接続されたケーブルを表示部38から離隔することができるため、端子及びケーブルによって、表示装置10のフローティング効果が低減することを抑制できる。
また、表示装置10において、端子固定部40は、板状部材20の透明部28に配置されてもよい。
このように、端子固定部40が透明部28に配置されても、端子固定部40は、表示パネル30から離隔して配置されているため、ユーザは、端子固定部40を認識しにくい。したがって、端子固定部40によって、表示装置10のフローティング効果が低減されることを抑制できる。
また、表示装置10において、板状部材20の端子固定部40が配置される領域29は、半透明であってもよい。
これにより、ユーザが端子固定部40を認識しにくくなるため、端子固定部40によって、表示装置10のフローティング効果が低減されることを抑制できる。
また、表示装置10において、端子固定部40の第二主面20bに対向する面の色は、白色であってもよい。
これにより、例えば、表示装置10が白色の壁に設置される場合に、ユーザが端子固定部40を認識しにくくなるため、端子固定部40によって、表示装置10のフローティング効果が低減されることを抑制できる。
また、表示装置10は、端子固定部40と、表示パネル30とを接続する配線部50をさらに備えてもよい。
これにより、端子固定部40に固定される端子と表示パネル30との間で信号を伝達することができる。
また、表示装置10において、配線部50は、複数の接続線52を有し、複数の接続線52のうち隣り合う二本の接続線は、互いに離隔して配置されてもよい。
このように、隣り合う二本の接続線52の間に隙間58が形成される。配線部50のうち隙間58が透明であるため、配線部50は半透明な部品となる。したがって、表示部38の外側に配置される配線部50がユーザに認識されにくくなるため、配線部50によるフローティング効果の低減を抑制できる。
また、表示装置10において、配線部50は、透明部材を含んでもよい。
これにより、配線部50の可視光透過率を高めることができる。したがって、配線部50がユーザにより一層認識されにくくなるため、配線部50によるフローティング効果の低減をより一層抑制できる。
また、表示装置10は、板状部材20の第二主面20bに配置され、板状部材20の透明部28に対応する部分が透明な後方部材60をさらに備えてもよい。
これにより、板状部材20と後方部材60とで、表示パネル30などを収納する筐体を形成することができる。
また、表示装置10は、板状部材20と、後方部材60とを接合する透明接着剤をさらに備えてもよい。
これにより、表示装置10のフローティング効果を低減することなく、板状部材20と後方部材60とを接合できる。
また、表示装置10において、板状部材20の画面部22は、透明部材で形成されてもよい。
これにより、このように画面部22が透明であることにより、表示部38に表示される画像を表示装置10の外部から鑑賞できる。また、画面部22が板状部材20に形成された貫通孔などによって構成される場合と比べて、画面部22から透明部28までを平坦とすることができるため、ユーザが画面部22と透明部28との境界を認識しにくくなる。したがって、表示装置10のフローティング効果を高めることができる。
また、表示装置10において、表示パネル30は、有機EL表示パネルであってもよい。
このように、表示パネル30として、黒表示に優れた有機EL表示パネルを用いることで、特に、背景が黒い画像を表示する際に、表示装置10のフローティング効果を高めることができる。
[1−7.変形例]
次に、本実施の形態の各変形例に係る表示装置について説明する。以下で説明する各変形例に係る表示装置は、配線部の構成において、実施の形態1に係る表示装置10と相違する。以下、各変形例の配線部について図11〜図16を用いて説明する。
図11及び図12は、それぞれ、本実施の形態の変形例1に係る配線部50aの構成を示す平面図及び断面図である。図13及び図14は、それぞれ、本実施の形態の変形例2に係る配線部50bの構成を示す平面図及び断面図である。図15及び図16は、それぞれ、本実施の形態の変形例3に係る配線部50cの構成を示す平面図及び断面図である。
図11及び図12に示される配線部50aは、複数の接続線52aを有する。複数の接続線52aの各々は、芯線53と、被覆部54aとを備える。本変形例に係る配線部50aは、透明部材を含む。具体的には、被覆部54aは、透明樹脂などの透明部材で形成される。また、複数の接続線52aは、各接続線52の長手方向に垂直な方向(つまり、Y軸方向)に隙間なく配列される。このように隙間なく配列される場合でも、被覆部54aが透明であることから、配線部50aは半透明な部品となる。さらに、本変形例では、配線部50aの配列方向の寸法を、実施の形態1に係る配線部50より縮小できるため、表示部38の外側に配置される配線部50aがユーザに、より一層認識されにくくなるため、配線部50aによるフローティング効果の低減をさらに抑制できる。
図13及び図14に示される変形例2に係る配線部50bは、変形例1に係る配線部50aと同様に複数の接続線52aを有する。本変形例に係る配線部50bにおいては、図14に示されるように、複数の接続線52aは、第二主面20bに垂直な方向(つまり、Z軸方向)に積層される。このように、本変形例では、配線部50aの配列方向の寸法を、変形例1に係る配線部50aより縮小できるため、表示部38の外側に配置される配線部50aがユーザに、より一層認識されにくくなるため、配線部50bによるフローティング効果の低減をさらに抑制できる。なお、本変形例では、複数の接続線52aのY軸方向の位置をずらして積層したが、複数の接続線52aのY軸方向の位置をずらさずに積層してもよい。これにより、不透明な芯線53のY軸方向の位置を一致させることができるため、配線部50bの正面から見た場合の(つまり、Z軸方向に見た場合の)可視光透過率をより一層高めることができる。
図15及び図16に示される変形例3に係る配線部50cは、複数の接続線52cと、複数の接続線52cが配置される透明基板56と、複数の接続線52cを覆う被覆部55とを有する。
複数の接続線52cは、透明基板56上に成膜される導電膜である。複数の接続線52cは、例えば、Cu、Au、Alなどの金属、複数の金属の合金で形成される。
透明基板56は、複数の接続線52cが配置される透明な板状部材であり、例えば、ポリエチレンテレフタレートなどで形成される。
被覆部55は、複数の接続線52cを一体的に覆う絶縁性の透明部材である。被覆部55は、透明樹脂などで形成される。
このように、配線部50cが透明基板56を有することにより、配線部50cを半透明な部品とすることができる。また、複数の接続線52cをITOなどの透明部材で形成してもよい。これにより、配線部50cの可視光透過率をより一層高めることができる。
なお、本変形例に係る複数の接続線52cを板状部材20の第二主面20bに直接形成してもよい。これにより、配線部の可視光透過率をより一層高めることができる。
(その他の変形例など)
以上、本考案の表示装置10について、実施の形態に基づいて説明したが、本考案は、この実施の形態に限定されるものではない。本考案の主旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、実施の形態における一部の構成要素を組み合わせて構築される別の形態も、本考案の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、表示パネル30として、有機EL表示パネルを用いたが、表示パネル30として、液晶表示パネル、量子ドットLED(Quantum−dot Light Emitting Diode)表示パネルなどの他のフラットディスプレイパネルを用いてもよい。
また、上記実施の形態では、非透明部24は、不透明部24aを含んだが、非透明部24は、必ずしも不透明部24aを含まなくてもよい。この場合、表示パネル30のベゼル部39は、半透明部24bに対応する位置に配置されてもよい。これにより、ユーザは、ベゼル部39の存在を認識しにくくなる。
また、上記実施の形態では、表示装置10は、後方部材60を備えたが、表示装置10は、後方部材60を備えなくてもよい。これにより、表示装置10の構成をより簡素化できるため、より軽量な表示装置10を実現できる。
また、上記実施の形態では、配線部50及び端子固定部40は、表示パネル30の外側に配置されたが、これらは表示パネル30と一体化されてもよい。また、配線部50及び端子固定部40は、表示部38の背面側に配置されてもよい。この場合、映像信号などを供給するケーブルを表示装置10の背面側に隠すことで、表示装置10のフローティング効果をより一層高めることができる。
また、上記実施の形態では、板状部材20及び後方部材60は、透明なアクリルを用いて形成されたが、他の透明部材を用いて形成されてもよい。板状部材20及び後方部材60は、例えば、アクリル以外の透明樹脂を用いて形成されてもよいし、ガラスなどを用いて形成されてもよい。
本考案は、フローティング効果を得られる表示装置として、特に、壁掛け型の表示装置として利用できる。
10 表示装置
20 板状部材
20a 第一主面
20b 第二主面
22 画面部
24 非透明部
24a 不透明部
24b 半透明部
25 不透明部材
28 透明部
29 領域
30 表示パネル
31 主回路基板
32、33、34 パネル配線部
35、36 駆動回路
38 表示部
39 ベゼル部
40 端子固定部
41、42、43 コネクタ
44 基板
50、50a、50b、50c 配線部
52、52a、52c 接続線
53 芯線
54、54a、55 被覆部
56 透明基板
58 隙間
60 後方部材
61 第一凹部
62 第二凹部

Claims (21)

  1. 画像を表示する表示部を有する表示パネルと、
    第一主面及び第二主面を有し、前記第二主面側に前記表示パネルが配置される板状部材とを備え、
    前記表示パネルの前記表示部は、前記第二主面に沿って配置され、
    前記板状部材は、
    前記表示部に対応する位置に配置される画面部と、
    前記画面部の周縁に配置される半透明部と、
    前記半透明部の外側に配置される透明部とを有する
    表示装置。
  2. 前記半透明部の可視光透過率は、前記画面部側から前記透明部側に向かって漸次高くなる
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記板状部材は、前記画面部と前記半透明部との間に配置される不透明部をさらに有する
    請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記表示パネルは、前記表示部の周縁に配置され、画像を表示しないベゼル部を有し、
    前記ベゼル部は、前記半透明部に対応する位置に配置される
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記表示パネルは、前記表示部の周縁に配置され、画像を表示しないベゼル部を有し、
    前記ベゼル部は、前記不透明部に対応する位置に配置される
    請求項3に記載の表示装置。
  6. 前記透明部の面積は、前記半透明部の面積の二倍以上である
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記半透明部は、離散的に配置された複数の不透明部材を含む
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記不透明部材は、前記板状部材の前記第二主面に配置される
    請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記表示装置と外部機器とを接続する接続端子を固定する端子固定部をさらに備え、
    前記端子固定部は、前記板状部材の前記第二主面側に、前記表示パネルから離隔して配置される
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 前記端子固定部は、前記板状部材の前記透明部に配置される
    請求項9に記載の表示装置。
  11. 前記板状部材の前記端子固定部が配置される領域は、半透明である
    請求項9に記載の表示装置。
  12. 前記端子固定部の前記第二主面に対向する面の色は、白色である
    請求項9〜11のいずれか1項に記載の表示装置。
  13. 前記端子固定部と、前記表示パネルとを接続する配線部をさらに備える
    請求項9〜12のいずれか1項に記載の表示装置。
  14. 前記配線部は、複数の接続線を有し、
    前記複数の接続線のうち隣り合う二本の接続線は、互いに離隔して配置される
    請求項13に記載の表示装置。
  15. 前記配線部は、透明部材を含む
    請求項13又は14に記載の表示装置。
  16. 前記配線部は、複数の接続線を含み、
    前記複数の接続線は、前記第二主面に垂直な方向に積層される
    請求項15に記載の表示装置。
  17. 前記配線部は、透明基板をさらに有する
    請求項13〜16のいずれか1項に記載の表示装置。
  18. 前記板状部材の前記第二主面に配置され、前記板状部材の前記透明部に対応する部分が透明な後方部材をさらに備える
    請求項1〜17のいずれか1項に記載の表示装置。
  19. 前記板状部材と、前記後方部材とを接合する透明接着剤をさらに備える
    請求項18に記載の表示装置。
  20. 前記板状部材の前記画面部は、透明である
    請求項1〜19のいずれか1項に記載の表示装置。
  21. 前記表示パネルは、有機EL(Electro−Luminescence)表示パネルである
    請求項1〜20のいずれか1項に記載の表示装置。
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