JP7051559B2 - 電動ドアクローザ - Google Patents
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Description
本体3は、上下方向の軸線まわりに回転する駆動軸20を備えており、該駆動軸20の上端部20aにアーム4の一端部が連結される。アーム4は、駆動軸20を中心として、駆動軸20と一体となって回転する。アーム4の他端部はリンク5の一端部に回動可能に連結されており、リンク5の他端部はブラケット6に回動可能に連結されている。ブラケット6は枠体2(上枠)に取り付けられる。
モータ21は、ブラシレスモータである。モータ21のステータはコイルであり、モータ21のロータは永久磁石である。モータ21は、図示しないホール素子を備えている。ホール素子は、ロータの磁界を検出することにより、ロータの位置を検出し、検出信号を出力する。検出信号は制御ユニット12に送られる。モータ21は、左右方向に沿った回転軸線(中心線)を有している。モータ21は、回転軸線上に図示しないモータシャフトを備えている。モータシャフトはロータと一体に回転する。モータ21の外周面には二つのモータブラケット26,27が固定されている。
図4において、モータ21の左側に駆動軸20が離れて位置している。駆動軸20は、上下方向の回転軸線(中心線)を有している。駆動軸20は、箱状の支持体25に上下二箇所で支持されている。駆動軸20の上端部20aは支持体25の上面から上方に突出している。連結体40は、支持体25と二つのモータブラケット26,27とを連結することによって支持体25とモータ21のステータとの間の相対回転を阻止する。
モータシャフトと駆動軸20との間に伝達機構が設けられている。伝達機構は、トルクリミッタ28と歯車機構とを備えている。トルクリミッタ28はモータシャフトの先端部に装着されている。トルクリミッタ28はモータシャフトを入力軸とする。トルクリミッタ28は、モータシャフトと同軸上に出力軸29を有している。図4において、トルクリミッタ28の出力軸29は左側に向けて延びている。通常は、モータシャフトと出力軸29は同期して回転している。出力軸29に過度の負荷が作用した場合には、トルクリミッタ28が滑ることで、出力軸29とモータシャフトとの間に回転差を生じさせる。トルクリミッタ28の出力軸29と駆動軸20との間に歯車機構が設けられている。通常は、駆動軸20とモータシャフトは同期して回転しているが、駆動軸20に過度の負荷が作用した場合には、トルクリミッタ28が滑って駆動軸20とモータシャフトとの間に回転差が生じる。トルクリミッタ28の出力軸29の先端部にはギヤ30が固定されている。該ギヤ30は、駆動軸20の下部のギヤ31と噛合している。ギヤ30とギヤ31が歯車機構を構成している。ギヤ30とギヤ31とによって、出力軸29の左右方向の軸線まわりの回転が駆動軸20の上下方向の軸線まわりの回転に変換される。トルクリミッタ28の出力軸29にはエンコーダ32が設けられている。エンコーダ32は、出力軸29の回転を検出し、その検出信号を出力する。検出信号は制御ユニット12に送られる。
制御ユニット12は、駆動ユニット11とは分離独立した構成であり、制御ユニット12と駆動ユニット11はそれぞれ別々に取付板10に取り付けられる。制御ユニット12は、図示しない回路基板を備えている。回路基板は、基板ボックス52に収容されている。制御ユニット12は、コネクタ51を備えている。該コネクタ51を介して、回路基板と駆動ユニット11との間の配線を行うことができる。回路基板には、複数の調整摘み53a,53b,53c,53d,53e,53f,53gが配置されている。本実施形態では第一から第七の調整摘み53a,53b,53c,53d,53e,53f,53gが設けられている。調整摘み53a,53b,53c,53d,53e,53f,53gは基板ボックス52の前面から前側に突出しており、調整摘み53a,53b,53c,53d,53e,53f,53gを回すことで各種の設定、調整を行うことができる。
制御部60は、モータ21を制御するための制御モードとして自動開閉モードを備えている。自動開閉モードは、扉1が全閉位置90から予め設定された設定全開位置91まで開いた後に全閉位置90まで閉じるモードである。設定全開位置91は、第一の調整摘み53aにより設定される。自動開閉モードは、自動開き制御と、自動閉じ制御とを有している。自動開き制御は、全閉位置90から設定全開位置91まで扉1を開く制御である。自動開き制御は、全閉位置90から設定全開位置91までの全開き動作範囲を複数の区間に区分し、各区間毎に異なる制御を行う。具体的には、後述の開扉起動のための区間を除いて、全開き動作範囲を二つの区間に区分している。図5(a)のように、全開き動作範囲は、全閉位置90側から順に、第一の開き区間71と第二の開き区間72に区分される。原則として各開き区間毎に異なる速度で扉1を開く。第一の開き区間71では、第一の開扉モードで扉1を制御する。第二の開き区間72では、第二の開扉モードで扉1を制御する。
開扉起動についてのフローチャートを図7に示している。制御部60は、全閉センサー62からの信号によって扉1が全閉位置90にあることを認識する。扉1が全閉位置90にあるとき、制御部60は待機モードとなる。扉1は全閉状態において閉じ側に付勢されている。制御部60は、モータ21を制御して所定の付勢力を扉1に付与する。尚、付勢力は0とすることもできる。扉1のラッチが解除されて扉1が手動で押されると、制御部60はエンコーダ32から信号を受ける。制御部60は、エンコーダ32からの信号によって扉1が予め設定された角度まで開いたことを認識すると、開扉起動する。即ち、待機モードから自動開閉モードの第一の開扉モードに移行して扉1を自動的に開扉する。尚、開扉起動は外部入力によっても可能であり、起動スイッチ64が操作されると、制御部60は、起動スイッチ64からの信号を受けて、エンコーダ32からの信号とは無関係に開扉起動し、待機モードから第一の開扉モードに移行する。起動スイッチ64が操作された場合、扉1のラッチは電動で自動解除される。尚、手動操作によって扉1が起動前に停止した場合には、停止モードに移行する。また、起動前に扉1が閉じ側に動いた場合には、第三の閉扉モード(ラッチングモード)に移行する。尚、本実施形態ではエンコーダ32からの信号によって扉1の移動、停止、及び移動の方向を判断しているが、ホール素子63からの信号を用いて判断してもよい。
第一の開扉モードのフローチャートを図8に示している。第一の開扉モードでは、80度と設定全開位置91の90%の角度のうち何れか少ない角度まで扉1を開く。開き角度の値は全閉位置90を0度とした値である。80度という値や90%という値は一例であって、種々変更してよい。第一の開扉モードにおける開き速度は、第四の調整摘み53dによって調整できる。開扉途中で扉1が障害物に当たって停止したり人が意図的に停止させたりした場合には、第一の開扉モードから停止モードに移行する。予め設定された時間内に、エンコーダ32からの信号数が予め設定された設定数以下である場合には、制御部60は扉1が停止していると判断する。また、開扉途中で扉1が障害物や手動によって閉じ側に移動した場合には、第一の閉扉モードに移行する。扉1が80度まで開く、あるいは、扉1が設定全開位置91の90%の角度まで開くと、制御部60は、モータ21にブレーキをかけて扉1を停止近くまで減速する。ブレーキは、モータ21を逆転させて得られる反転力であり、その反転力を利用して扉1を減速させる。尚、モータ21は反転と停止を繰り返すことで、扉1が逆方向に移動しないようにしながら扉1を減速させる。扉1を停止近くまで減速させた後、第二の開扉モード(バックチェックモード)に移行する。
第二の開扉モードはバックチェックモードである。第二の開扉モードのフローチャートを図9に示している。第二の開扉モードは、扉1を設定全開位置91まで開く。第二の開扉モードにおける扉1の開き速度は、第五の調整摘み53eによって調整できる。第二の開扉モードにおける開き速度は、第一の開扉モードにおける開き速度よりも遅く、その数分の1とされる。開扉途中で扉1が停止した場合には停止モードに移行し、開扉途中で扉1が閉じ側に移動した場合には第一の閉扉モードに移行する。設定全開位置91まで扉1が開くと、制御部60はモータ21を停止させ、その後モータ21にブレーキをかけて扉1を停止させる。設定全開位置91において、予め設定された時間経過すると、第一の閉扉モードに移行する。設定全開位置91における停止時間は第二の調整摘み53bによって調整できる。設定全開位置91ではモータ21にブレーキをかけて扉1を設定全開位置91に保持する。設定全開位置91で停止中の扉1が手動や風圧等の外力によって閉じ側に移動すると、制御部60はブレーキを解除して第一の閉扉モードに移行する。設定全開位置91で停止中の扉1が手動や風圧等の外力によって開き側に所定角度を越えて移動すると、フリーストップモードに移行する。
第一の閉扉モードのフローチャートを図10に示している。第一の閉扉モードでは、20度まで扉1を閉じる。20度という値は一例であって、種々変更してよい。第一の閉扉モードにおける閉じ速度は、第六の調整摘み53fによって調整できる。閉扉途中で扉1が停止した場合には停止モードに移行し、閉扉途中で扉1が反転して開き側に移動した場合には、反転した位置によって、第一の開扉モード、又は、第二の開扉モード(バックチェックモード)に移行する。即ち、扉1の反転位置が第一の開き区間71であった場合には第一の開扉モードに移行し、扉1の反転位置が第二の開き区間72であった場合には第二の開扉モードに移行する。扉1が20度まで閉じると、制御部60は、モータ21にブレーキをかけて扉1を停止近くまで減速する。扉1を停止近くまで減速させた後、第二の閉扉モードに移行する。
第二の閉扉モードのフローチャートを図11に示している。第二の閉扉モードは、扉1を設定全開位置91の2%まで閉じる。2%という数値は一例であって、種々変更してよい。第二の閉扉モードにおける扉1の閉じ速度は、第七の調整摘み53gによって調整できる。第二の閉扉モードにおける閉じ速度は、第一の閉扉モードにおける閉じ速度よりも遅く、その数分の1とされる。閉扉途中で扉1が停止した場合には停止モードに移行し、閉扉途中で扉1が反転して開き側に移動した場合には第一の開扉モードに移行する。設定全開位置91の2%まで扉1が閉じると、第二の閉扉モードから第三の閉扉モード(ラッチングモード)へ移行する。
第三の閉扉モードは、ラッチングモードである。扉1にはラッチが設けられているため、第三の閉扉モードは、ラッチを確実に係合させるために扉1の閉扉速度を増速して扉1を完全に閉じるためのモードである。第三の閉扉モードのフローチャートを図12に示している。第三の閉扉モードは、扉1を全閉位置90まで閉じる。第三の閉扉モードにおける閉じ速度は、第二の閉扉モードにおける閉じ速度よりも速い。第三の閉扉モードにおける閉じ速度は、第一の閉扉モードと同じ速度とすることが好ましい。閉扉途中で扉1が停止した場合には停止モードに移行し、閉扉途中で扉1が反転して開き側に移動した場合には第一の開扉モードに移行する。扉1が全閉位置90に来ると、扉1が全閉位置90に到達したことを全閉センサー62が検出し、検出信号を制御部60に送る。制御部60は、全閉センサー62からの信号を受けると、記憶している扉1の全閉位置90を一旦リセットし、改めて全閉位置90を記憶部61に記憶する。そして、扉1に閉じ力を付与し、待機モードとなる。
制御部60は、自動開閉モードとは別にフリーストップモードを備えている。扉1が外力によって設定全開位置91から更に開かれると、フリーストップモードとなる。フリーストップモードは、例えば扉1が設定全開位置91から所定角度開かれた段階でスタートする。その所定角度とは、例えば設定全開位置91の5%の角度とすることができるが、その値は任意である。設定全開位置91よりも大きな角度領域をフリーゾーン73と称することにする。フリーストップモードはフリーゾーン73における制御である。
制御部60は、停止モードを備えている。停止モードのフローチャートを図14に示している。扉1が開扉途中や閉扉途中において外力によって停止した場合には、各モードから停止モードに移行する。停止モードにおいて、制御部60は、モータ21を停止させる。尚、ブレーキはかけない。停止モードにおいて扉1が外力によって開き側に移動すると、エンコーダ32によってそれを検出して制御部60は停止モードから開扉起動、あるいは、第一の開扉モードや第二の開扉モードに移行する。移行するモードの選択は、停止位置による。即ち、停止位置に対応した開扉モードから自動開閉モードを再開する。扉1の停止位置が第一の開き区間71であった場合には第一の開扉モードに移行し、扉1の停止位置が第二の開き区間72であった場合には第二の開扉モードに移行する。また、開扉起動する前に扉1が停止した場合には、開扉起動のモードに戻る。
自動開閉モードの各モードにおいて設定値よりも速い速度で扉1が移動している場合には、速度を低下させる制御を行う。通常はモータ21の電圧を下げて速度を低下させる。更に、自動開閉モードにおける設定可能範囲の中の最高速度を超える速度で扉1が移動している場合には、制御部60は過度の高速であると認識してモータ21にブレーキをかけて扉1を減速させる。例えば、自動開き制御では第一の開扉モードの開き速度の上限値が最速であってそれを越える速度に設定されることはない。そのため、第一の開扉モード及び第二の開扉モードにおいて仮に扉1が第一の開扉モードの開き速度の上限値を越える速度で開いている場合には、制御部60は扉1の移動速度が過度の高速であると認識して、ブレーキをかけて扉1の速度を低下させる。同様に、自動閉じ制御では、第一の閉扉モードの開き速度の上限値が最速であってそれを越える速度に設定されることはない。そのため、第一の閉扉モード、第二の閉扉モード及び第三の開扉モードにおいて仮に扉1が第一の閉扉モードの開き速度の上限値を越える速度で閉じている場合には、制御部60は過度の高速であると認識して、ブレーキをかけて扉1の速度を低下させる。例えば、開扉中に扉1が風圧等の外力によって開き側に押されているような場合や、閉扉中に扉1が外力によって閉じ側に押されているような場合に、扉1の速度が設定可能範囲の上限値を超える場合がある。
第一の調整摘み53aにより、設定全開位置91を調整できる。即ち、全閉位置90から設定全開位置91までの間の角度を調整できる。設定全開位置91の調整範囲は任意であるが、例えば、50度~130度というように、90度よりも小さい角度を設定可能範囲の最小値とし、90度よりも大きい角度を設定可能範囲の最大値とすることができる。第二の調整摘み53bにより、設定全開位置91において扉1が停止する時間を調整できる。この停止時間の最小値は0秒であってもよい。即ち、設定全開位置91において停止することなく直ちに扉1が反転して閉じ動作に入るように設定できる構成としてもよい。また、停止時間の最大値は10秒を越える値であってもよい。第三の調整摘み53cにより、全閉位置90において扉1に閉じ側に付勢する力を調整できる。閉じ側への付勢力を0とすることもできる。即ち、モータ21を作動停止の状態に設定することもできる。付勢力の最大値は、モータ21のフルパワーよりも小さいものとされ、フルパワーの数分の1とされることが好ましい。第四の調整摘み53dにより、第一の開扉モードにおける開扉速度、即ち第一開扉速度を調整できる。第五の調整摘み53eにより、第二の開扉モードにおける開扉速度、即ち第二開扉速度を調整できる。第二開扉速度は第一開扉速度以下であってよい。従って、第二開扉速度を最大に設定すると、第二開扉速度が第一開扉速度と同じ速度になるように構成してもよい。第六の調整摘み53fにより、第一の閉扉モードにおける閉扉速度、即ち第一閉扉速度を調整できる。第七の調整摘み53gにより、第二の閉扉モードにおける閉扉速度、即ち第二閉扉速度を調整できる。第二閉扉速度は第一閉扉速度以下であってよい。従って、第二閉扉速度を最大に設定すると、第二閉扉速度が第一閉扉速度と同じ速度になるように構成してもよい。尚、開き速度や閉じ速度は、種々調整、設定できるようにしてよく、調整範囲は任意である。例えば、第二閉扉速度を第一閉扉速度よりも速い速度に調整できるようにしてもよい。また、全開き動作範囲における区間の数や区間の始点及び終点の位置、全閉じ動作範囲における区間の数や区間の始点及び終点の位置を調整できるように構成してもよく、それらの調整するための摘みを設けてもよい。更に、第四の調整摘み53dによって第一開扉速度を0に調整できるようにしてもよい。第一開扉速度を0とした場合には、第一の開き区間71を手動で操作して扉1を開けることができる。その際、モータ21が手動での開き操作をアシストするようにしてもよく、軽い力で扉1を開けることができる。
2 枠体
3 本体
4 アーム
5 リンク
6 ブラケット
10 取付板
11 駆動ユニット
12 制御ユニット
13 カバー
20 駆動軸
20a 上端部
21 モータ
25 支持体
26 モータブラケット
27 モータブラケット
28 トルクリミッタ
29 出力軸
30 ギヤ
31 ギヤ
32 エンコーダ
40 連結体
51 コネクタ
52 基板ボックス
53a 第一の調整摘み
53b 第二の調整摘み
53c 第三の調整摘み
53d 第四の調整摘み
53e 第五の調整摘み
53f 第六の調整摘み
53g 第七の調整摘み
60 制御部
61 記憶部
62 全閉センサー
63 ホール素子
64 起動スイッチ
71 第一の開き区間
72 第二の開き区間
73 フリーゾーン
81 第一の閉じ区間
82 第二の閉じ区間
83 第三の閉じ区間
90 全閉位置
91 設定全開位置
Claims (3)
- 扉を電動で開閉させるための電動ドアクローザであって、
扉を開閉駆動するためのモータと、該モータを制御するための制御部とを備え、
制御部は、扉を予め設定された設定全開位置まで開いた後に全閉位置まで閉じる自動開閉モードと、モータを停止させる停止モードとを備え、
自動開閉モードは、全閉位置から設定全開位置までの全開き動作範囲を複数の区間に区分して各区間毎に異なる制御を行う複数の開扉モードと、設定全開位置から全閉位置までの全閉じ動作範囲を複数の区間に区分して各区間毎に異なる制御を行う複数の閉扉モードと、を有し、
制御部は、自動開閉モードにおいて、扉の開き動作の途中に扉が外力により停止したとき、及び、扉の閉じ動作の途中に扉が外力により停止したときには、それぞれ扉が停止していることを検知して、停止位置が全開き動作範囲のうち何れの区間に対応しているかを判断すると共に、停止位置が全閉じ動作範囲のうち何れの区間に対応しているかを判断し、且つ、停止モードに移行して扉を停止状態に維持し、
制御部は、停止モードにおいて扉が外力により停止位置から開き側に移動したときには、扉が開き側に移動していることを検知して、停止位置に対応した開扉モードから自動開閉モードを再開し、停止モードにおいて扉が外力により停止位置から閉じ側に移動したときには、扉が閉じ側に移動していることを検知して、停止位置に対応した閉扉モードから自動開閉モードを再開することを特徴とする電動ドアクローザ。 - 停止モードにおいて、制御部は、扉の開き動作又は閉じ動作を検知するまでモータの停止状態を維持して扉の停止状態を維持する請求項1記載の電動ドアクローザ。
- 扉と連動して回転する駆動軸と、駆動軸とモータの間に設けられ、駆動軸に過度の負荷が作用したときに滑ることで駆動軸とモータの間に回転差を生じさせるトルクリミッタと、駆動軸側の回転とモータ側の回転うち駆動軸側の回転を検出して制御部に送るエンコーダと、を備え、
制御部は、エンコーダからの出力信号により扉の位置を判断する、請求項1又は2記載の電動ドアクローザ。
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