JP7050420B2 - 配管検査用センサ、配管検査装置、及び配管検査用センサを用いた配管検査方法 - Google Patents

配管検査用センサ、配管検査装置、及び配管検査用センサを用いた配管検査方法 Download PDF

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Description

本開示は、配管の内部から配管を検査するための配管検査用センサ、配管検査装置、及び配管検査用センサを用いた配管検査方法に関する。
例えば、火力発電プラント等の熱交換器におけるボイラチューブ等の配管は,運転モードに応じて磨耗、腐食、疲労等の損傷が発生する恐れがあるため、配管の減肉や傷等を検査する必要がある。そして、これら配管の減肉や傷を検査するための装置として、超音波を発信・受信可能なセンサを備えた配管検査装置が知られている。
この種の配管検査装置として、例えば、特許文献1には、配管に挿入される管内挿入式の配管検査装置であって、超音波探触子(センサ)が管内から管壁に向けて超音波を発信し、管壁で反射した受信エコー信号を受信することによって、配管の減肉検査や探傷検査を行なうことが開示されている。
特開2011-75384号公報
しかしながら、超音波による配管の減肉検査を行うためには、超音波が配管の内面に対して直交して入射するように、配管の軸方向に対して垂直な方向に向かう超音波をセンサから配管に向かって発信する必要がある。このため、複数のセンサを配置したとしても、超音波が入射されない配管の部分が生じてしまい、減肉検査漏れが発生してしまうという課題がある。
一方で、超音波による探傷検査を行うためには、減肉用センサとは異なる探傷用センサによって、超音波が配管の内面に対して傾斜して入射するように、配管の軸方向に対して傾斜した方向に向かう超音波をセンサから配管に向かって発信する必要がある。このため、配管に対して両方の検査を行うためには、減肉用センサ及び探傷用センサの両方が必要となり、センサ交換作業などが発生してしまうなど、非常に手間がかかってしまう。
また、配管に対する探傷検査漏れを防止するために、探傷用センサを回転させる回転駆動装置を設置する必要がある。このため、回転駆動装置のサイズ制約によって、探傷検査を行うことが可能な配管径が限定されてしまう。
本発明の少なくとも幾つかの実施形態は上述の課題に鑑みなされたものであり、配管の周方向における減肉検査漏れを防止するとともに、異なる配管径に対して探傷検査を行うことが可能な配管検査用センサ、配管検査装置、及び配管検査用センサを用いた配管検査方法を提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る配管検査用センサは、配管の内部から前記配管を検査するための配管検査用センサであって、前記配管の内部から前記配管に向かって超音波を発信し、前記配管によって反射される前記超音波の反射波を受信可能な少なくとも一つのセンサ部を支持するセンサ支持部を備え、前記センサ部は、前記センサ支持部の周方向、及び、前記センサ支持部の軸方向のそれぞれに沿って配列される複数の振動子からなるフェーズドアレイ探触子を含む。
超音波による配管の減肉検査を行うためには、超音波が配管の内面に対して直交して入射するように、配管の軸方向に対して垂直な方向に向かう超音波をセンサ部から配管に向かって発信する必要がある。このため、従来のセンサ部の配置によっては、超音波が入射されない配管の部分が生じてしまい、減肉検査漏れが発生してしまう虞がある。上記(1)の構成によれば、複数の振動子は、センサ支持部の周方向、及び、センサ支持部の軸方向のそれぞれに沿って配列される。このため、センサ支持部の軸方向一方側に配列された複数の振動子から発信した超音波では入射できない配管の部分に対して、センサ支持部を軸方向に移動させることで、センサ支持部の軸方向他方側に配列された複数の振動子から発信した超音波を入射させることができる。よって、配管の減肉検査漏れを防止することができる。
また、超音波による探傷検査を行うためには、減肉用センサとは異なる探傷用センサによって、超音波が配管の内面に対して傾斜して入射するように、配管の軸方向に対して傾斜した方向に向かう超音波をセンサ部から配管に向かって発信する必要がある。上記(1)の構成によれば、センサ部は複数の振動子からなるフェーズドアレイ探触子を含む。このため、複数の振動子を振動させるタイミングを調整することで、超音波を配管の内面に対して直交して入射させる(リニアスキャン)こと、及び超音波を配管の内面に対して傾斜して入射させること(セクタスキャン)ができる。よって、従来のような、減肉検査を行う場合には減肉用センサを、探傷検査を行う場合には探傷用センサを用意する必要がなくなる。
また、上記(1)の構成によれば、複数の振動子は、上述したようにセンサ支持部の周方向に沿って配列されるので、従来のような探傷用センサを回転させる回転駆動装置を設置することなく、配管の周方向に対して探傷検査を行うことができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、前記少なくも一つのセンサ部は、第1センサ部と、前記センサ支持部の軸方向において前記第1センサ部とは異なる位置に配置された第2センサ部と、を含む。
上記(2)の構成によれば、センサ支持部の軸方向において第1センサ部とは異なる位置に第2センサ部が設けられるので、第2センサ部を第1センサ部に不具合が生じた場合の予備として利用したり、第2センサ部の検査結果と第1センサ部の検査結果とを比較することにより第1センサ部が正常に作動していることを確認したりすることができる。
また、第1センサ部及び第2センサ部の何れか一方を超音波発信源とし、他方を超音波受信源とすることで、例えば、TOFD(Time of Flight Diffraction)法により、配管の長手方向に沿って延びる傷の有無だけではなく、その傷の深さを検出することができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)の構成において、前記フェーズドアレイ探触子は、前記センサ支持部の周方向に沿って配列される複数の振動子からなる第1列振動子群と、前記センサ支持部の周方向に沿って配列される複数の振動子からなる第2列振動子群であって、前記第1列振動子群と隣接する第2列振動子群と、を含み、
前記第1列振動子群の前記振動子と、前記第2列振動子群の前記振動子とは、互いに周方向においてずらされて配列されている。
上記(3)の構成によれば、第1列振動子群の振動子と、第2列振動子群の振動子とは、互いに周方向においてずらされて配列されている。このため、第1列振動子群から発信した超音波では入射できない配管の部分に対して、センサ支持部を軸方向に移動させることで、第2列振動子群から発信した超音波を入射させることができる。よって、配管の減肉検査漏れを確実に防止することができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(2)の構成において、前記第1センサ部の前記フェーズドアレイ探触子は、前記センサ支持部の周方向に沿って配列される複数の振動子からなる第1列振動子群と、前記センサ支持部の周方向に沿って配列される複数の振動子からなる第2列振動子群であって、前記第1列振動子群と隣接する第2列振動子群と、を含み、前記第1列振動子群の前記振動子と、前記第2列振動子群の前記振動子とは、互いに周方向においてずらされて配列されており、前記第2センサ部の前記フェーズドアレイ探触子は、前記センサ支持部の周方向に沿って配列される複数の振動子からなる第1列振動子群と、前記センサ支持部の周方向に沿って配列される複数の振動子からなる第2列振動子群であって、前記第1列振動子群と隣接する第2列振動子群と、を含み、前記第1列振動子群の前記振動子と、前記第2列振動子群の前記振動子とは、互いに周方向において同じ位置に配列されている。
上記(4)の構成によれば、第1センサ部のフェーズドアレイ探触子は、第1列振動子群の振動子と第2列振動子群の振動子とが互いに周方向においてずらされて(例えば、千鳥状に)配列されている。このため、配管に対して減肉検査を行う(リニアスキャン)場合に、配管の減肉検査漏れを防止することができる。一方で、第2センサ部のフェーズドアレイ探触子は、第1列振動子群の振動子と第2列振動子群の振動子とが互いに周方向において同じ位置(列状又は格子状に)に配列されている。このため、千鳥状に配列されている第1センサ部のフェーズドアレイ探触子と比較して、複数の振動子を振動させるタイミングを調整することが容易となり、配管に対して探傷検査を行う(セクタスキャン)場合に有利となる。よって、1台の配管検査用センサによって、減肉検査及び探傷検査を同時に行うことができる。
(5)本発明の少なくとも一実施形態に係る配管検査装置は、上記(1)から(4)の何れか一項に記載の配管検査用センサと、前記センサ支持部の軸方向において、前記センサ支持部の先端と接続されている先端側調芯治具、及び、前記センサ支持部の後端と接続されている後端側調芯治具を含む調芯治具と、を備える。
上記(5)の構成によれば、後端側調芯治具及び後端側調芯治具を含む調芯治具によって、センサ支持部が配管の径方向に対して略中央に配置されるので、精度の高い減肉検査及び探傷検査を行うことができる。
(6)本発明の少なくとも一実施形態に係る配管検査方法は、上記(4)に記載の配管検査用センサを用いた配管検査方法であって、前記配管検査用センサを前記配管の内部に挿入し、前記配管の内部を移動させる配管内移動ステップと、前記配管内移動ステップと並行しながら、前記第1センサ部によって、前記配管の軸方向に対して垂直な方向に前記超音波を発信し、前記超音波の反射波を受信するリニアスキャンを実行することで、前記配管の肉厚を測定する肉厚測定ステップと、前記配管内移動ステップと並行しながら、前記第2センサ部によって、前記配管の軸方向に対して傾斜した方向に前記超音波を発信し、前記超音波の反射波を受信するセクタスキャンを実行することで、前記配管の内部の探傷を行う探傷ステップと、を備える。
上記(6)の方法によれば、配管内移動ステップによって、配管検査用センサを配管の内部に挿入し、配管の内部を移動させることで、配管に対して検査を行う範囲を変えることができる。そして、肉厚測定ステップでは、配管内移動ステップと並行して、第1センサ部によって、配管の軸方向に対して垂直な方向に超音波を発信し、超音波の反射波を受信するリニアスキャンを実行する。そして、このような第1センサ部のフェーズドアレイ探触子は、第1列振動子群の振動子と第2列振動子群の振動子とが互いに周方向においてずらされて(例えば、千鳥状)配列されているので、配管の減肉検査漏れを生じさせることなく減肉検査を行うことができる。
一方、探傷ステップでは、配管内移動ステップと並行して、第2センサ部によって、配管の軸方向に対して傾斜した方向に超音波を発信し、超音波の反射波を受信するセクタスキャンを実行する。そして、このような第2センサ部のフェーズドアレイ探触子は、第1列振動子群の振動子と第2列振動子群の振動子とが互いに周方向において同じ位置(列状又は格子状)に配列されているので、千鳥状に配列されている第1センサ部のフェーズドアレイ探触子と比較して、複数の振動子を振動させるタイミングを調整することが容易となり、配管に対して探傷検査を効果的に行うことができる。
このように、上記(4)に記載の配管検査用センサによって、減肉検査及び探傷検査を同時に行うことができる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、配管の周方向における減肉検査漏れを防止するとともに、配管を限定することなく探傷検査を行うことが可能な配管検査用センサ、配管検査装置、及び配管検査用センサを用いた配管検査方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る配管検査装置を示す概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る配管検査用センサを示す概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る配管検査用センサによる配管を検査する状態を示す図である。 図2のA1-A1断面及びA2-A2断面を示した断面図である。 本発明の一実施形態に係る配管検査用センサの配管検査方法のフローチャートである。 従来の配管検査用センサによる減肉検査を行う状態を示した図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
また例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る配管検査装置を示す概略構成図である。図2は、本発明の一実施形態に係る配管検査用センサを示す概略構成図である。図3は、本発明の一実施形態に係る配管検査用センサによる配管を検査する状態を示す図である。図3の(a)は、減肉検査を行う状態を示す図である。図3の(b)は、減肉検査及び探傷検査のうち傷の有無を検査する状態を示す図である。図3の(c)は、探傷検査のうち傷の深さを検査する状態を示す図である。図4は、図2のA1-A1断面及びA2-A2断面を示した断面図である。図6は、従来の配管検査用センサによる減肉検査を行う状態を示した図である。
配管検査装置100は、例えば、配管50の外部に配置されるポンプ(不図示)によって配管50の内部に送り出された水流を利用することで、配管50の内部を移動しながら、配管50に対して減肉検査や探傷検査を行う管内挿入式の検査装置である。このような配管検査装置100は、配管50の内部から配管50の管壁53を検査するための配管検査用センサ1を備える。
図1及び図3に示すように、本発明の一実施形態に係る配管検査用センサ1は、配管50の内部から配管50の管壁53に向かって超音波Uを発信し、配管50の管壁53によって反射される超音波Uの反射波Rを受信可能な少なくとも1つのセンサ部4を支持するセンサ支持部2を備える。
センサ支持部2は、配管50の管路の形状に応じて曲がることが可能に構成されている。このセンサ支持部2は、図1及び図2に示すように、フレキシブルシャフト102に取り付けられている。このフレキシブルシャフト102は、例えば、ポンプによって配管50の内部に送り出された水流によって、配管50の管路に沿って配管50の内部を移動する。これにより、フレキシブルシャフトに取り付けられているセンサ支持部2は、配管50の管路に沿って配管50の内部を移動しながら、配管50に対して減肉検査や探傷検査を行うことができる。
尚、フレキシブルシャフト102は、例えば、PVCのような軟質ゴム等の可撓性材料で形成されている。
図1~図4に示すように、センサ部4は、センサ支持部2の周方向、及び、センサ支持部2の軸方向のそれぞれに沿って配列される複数の振動子8からなるフェーズドアレイ探触子6を含む。図1~図4に示した実施形態では、センサ支持部2は2つのセンサ部4を支持している。そして、2つのセンサ部4のそれぞれには、センサ支持部2の周方向に沿って複数の振動子8が配列される振動子群が形成されている。そして、センサ支持部2の軸方向に沿ってこの振動子群が複数列となるように形成されている。
ここでフェーズドアレイ探触子6について説明する。複数の振動子8が振動することで超音波Uが生じ、複数の振動子8が振動するタイミングをずらすことで、配管50の管壁53に向かう超音波Uの方向を変化させることができる。つまり、フェーズドアレイ探触子6は、図3の(a)に示すように、配管50の内面52に対して超音波Uを直交して入射させること(リニアスキャン)が可能である。また、図3の(b)及び図3の(c)に示すように配管50の内面52に対して超音波Uを傾斜して入射させること(セクタスキャン)が可能である。
超音波Uによる配管50の減肉検査を行うためには、超音波Uが配管50の内面52に対して直交して入射するような、配管50の軸方向に対して垂直な方向に向かう超音波Uをセンサ部4から配管50の管壁53に向かって発信する必要がある。このため、図6に示すように、従来のセンサ部4’の配置によっては、超音波U’が入射されない配管50の部分51が生じてしまい、配管50の管壁53の減肉検査漏れが発生してしまう虞があった。
このような本発明の少なくとも一実施形態によれば、複数の振動子8は、センサ支持部2の周方向、及び、センサ支持部2の軸方向のそれぞれに沿って配列される。このため、センサ支持部2の軸方向一方側に配列された複数の振動子8(例えば、上述した複数列の振動子群のうちフレキシブルシャフト102の先端側からカウントして第1列目の振動子群)から発信した超音波Uでは入射できない配管50の部分に対して、センサ支持部2を軸方向に移動させることで、センサ支持部2の軸方向他方側に配列された複数の振動子8(例えば、上述した複数列の振動子群のうちフレキシブルシャフト102の先端側からカウントして第2列目の振動子群)から発信した超音波Uを入射させることができる。よって、従来のような配管50の管壁53の減肉検査漏れを防止することができる。
また、超音波Uによる探傷検査を行うためには、減肉用センサとは異なる探傷用センサによって、超音波Uが配管50の内面52に対して傾斜して入射するように、配管50の軸方向に対して傾斜した方向に向かう超音波Uをセンサ部4から配管50の管壁53に向かって発信する必要があった。
このような本発明の少なくとも一実施形態によれば、センサ部4は複数の振動子8からなるフェーズドアレイ探触子6を含む。このため、複数の振動子8を振動させるタイミングを調整することで、超音波Uを配管50の内面52に対して直交して入射させる(リニアスキャン)こと、及び超音波Uを配管50の内面52に対して傾斜して入射させること(セクタスキャン)ができる。よって、従来のような、減肉検査を行う場合には減肉用センサを、探傷検査を行う場合には探傷用センサを用意する必要がなくなる。
また、このような本発明の少なくとも一実施形態によれば、複数の振動子8は、上述したようにセンサ支持部2の周方向に沿って配列されるので、従来のような探傷用センサを回転させる回転駆動装置を設置することなく、配管50の周方向に対して探傷検査を行うことができる。
幾つかの実施形態では、図2に示すように、少なくも一つのセンサ部4は、第1センサ部4Aと、センサ支持部2の軸方向において第1センサ部4Aとは異なる位置に配置された第2センサ部4Bと、を含む。図2に示した実施形態では、第1センサ部4Aは、センサ支持部2の軸方向において、第2センサ部4Bよりセンサ支持部2の先端22側に配置されている。
このような構成によれば、センサ支持部2の軸方向において第1センサ部4Aとは異なる位置に第2センサ部4Bが設けられるので、第2センサ部4Bを第1センサ部4Aに不具合が生じた場合の予備として利用したり、第2センサ部4Bの検査結果と第1センサ部4Aの検査結果とを比較することにより第1センサ部4Aが正常に作動していることを確認したりすることができる。
また、第1センサ部4A及び第2センサ部4Bの何れか一方を超音波発信源とし、他方を超音波受信源とすることで、例えば、図3の(c)に示すような、TOFD(Time of Flight Diffraction)法により、配管50の管壁53の軸方向に沿って延びる傷の有無だけではなく、回折波Dをさらに受信可能となり、その傷の深さを検出することができる。
幾つかの実施形態では、図2に示すように、フェーズドアレイ探触子6Aは、第1列振動子群10と、第2列振動子群12と、を含む。第1列振動子群10は、センサ支持部2の周方向に沿って配列される複数の振動子8A1(8)からなる。第2列振動子群12は、センサ支持部2の周方向に沿って配列される複数の振動子8A2(8)からなる。そして、第1列振動子群10は、第2列振動子群12と隣接しており、第1列振動子群10の振動子8A1と、第2列振動子群12の振動子8A2とは、互いに周方向においてずらされて配列されている。
図2に示した実施形態では、第1列振動子群10は、第2列振動子群12よりセンサ支持部2の先端22側に位置している。図4に示した実施形態では、振動子8A1、8A2は略矩形状を有する。そして、周方向において、第1列振動子群10及び第2列振動子群12は、第1列振動子群10に含まれる複数の振動子8A1の中心位置と第2列振動子群12に含まれる複数の振動子8A2の中心位置とが互いにずれるように配列されている。
尚、幾つかの実施形態では、図2に示すように、フェーズドアレイ探触子6Aは、第1列振動子群10及び第2列振動子群12に加えて、これらの振動子群よりセンサ支持部2の後端24側に、センサ支持部2の周方向に沿って配列される複数の振動子8からなる第3振動子群をさらに含んでもよい。また、幾つかの実施形態では、図2に示すように、フェーズドアレイ探触子6Aは、第1列振動子群10と、第3列振動子群13とがセンサ支持部2の周方向において同じ位置に配置された、いわゆる千鳥状に配列される複数の振動子8からなる。また、幾つかの実施形態では、第1列振動子群10、第2列振動子群12及び第3列振動子群13のそれぞれから超音波Uを発信するタイミングをずらしてもよい。例えば、第2列振動子群12から超音波Uを発信するタイミングを、第1列振動子群10及び第3列振動子群13から超音波Uを発信するタイミングより遅らせてもよい。
このような構成によれば、第1列振動子群10の振動子8A1と、第2列振動子群12の振動子8A2とは、互いに周方向においてずらされて配列されている。このため、図4に示すように、第1列振動子群10から発信した超音波UA1(U)では入射できない配管の部分51aに対して、センサ支持部2を軸方向に移動させることで、第2列振動子群12から発信した超音波UA2(U)を入射させることができる。よって、配管50の管壁53の減肉検査漏れを確実に防止することができる。
幾つかの実施形態では、図2に示すように、センサ支持部2は第1センサ部4A及び第2センサ部4Bを支持している。そして、第1センサ部4Aのフェーズドアレイ探触子6Aは、第1列振動子群10と、第2列振動子群12と、を含む。第1列振動子群10は、センサ支持部2の周方向に沿って配列される複数の振動子8A1からなる。第2列振動子群12は、センサ支持部2の周方向に沿って配列される複数の振動子8A2からなる。そして、第1列振動子群10は、第2列振動子群12と隣接しており、第1列振動子群10の振動子8A1と、第2列振動子群12の振動子8A2とは、互いに周方向においてずらされて配列されている。
一方で、第2センサ部4Bのフェーズドアレイ探触子6Bは、第1列振動子群14と、第2列振動子群16と、を含む。第1列振動子群14は、センサ支持部2の周方向に沿って配列される複数の振動子8B1(8)からなる。第2列振動子群16は、センサ支持部2の周方向に沿って配列される複数の振動子8B2(8)からなる。そして、第1列振動子群14は、第2列振動子群16と隣接しており、第1列振動子群14の振動子8B1と、第2列振動子群16の振動子8B2とは、互いに周方向において同じ位置に配列されている。
図2に示した実施形態では、第2センサ部4Bのフェーズドアレイ探触子6Bは、第1列振動子群14の複数の振動子8B1と第2列振動子群16の複数の振動子8B2とがセンサ支持部2の周方向及び軸方向のそれぞれにおいて同じ位置に配列されている。
このような構成によれば、第1センサ部4Aのフェーズドアレイ探触子6Aは、第1列振動子群10の振動子8Aaと第2列振動子群12の振動子8Abとが互いに周方向においてずらされて(例えば、千鳥状に)配列されている。このため、配管50の管壁53に対して減肉検査を行う(リニアスキャン)場合に、配管50の管壁53の減肉検査漏れを防止することができる。一方で、第2センサ部4Bのフェーズドアレイ探触子6Bは、第1列振動子群14の振動子8B1と第2列振動子群16の振動子8B2とが互いに周方向において同じ位置に配列されている。このため、千鳥状に配列されている第1センサ部4Aのフェーズドアレイ探触子6Aと比較して、複数の振動子8Bを振動させるタイミングを調整することが容易となり、配管50の管壁53に対して探傷検査を行う(セクタスキャン)場合に有利となる。よって、1台の配管検査用センサ1によって、減肉検査及び探傷検査を同時に行うことができる。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る配管検査装置100は、上述した配管検査用センサ1と、調芯治具105とを備える。調芯治具105は、センサ支持部2の軸方向において、センサ支持部2の先端22と接続されている先端側調芯治具105A、及び、センサ支持部2の後端24と接続されている後端側調芯治具105Bを含む。
図1に示した実施形態では、配管検査装置100は、配管50の内面52に向かって放射状に延びるブラシ108が取り付けられているブラシ式の先端側調芯治具105A及び後端側調芯治具105Bを含む調芯治具105を備える。
このような構成によれば、先端側調芯治具105A及び後端側調芯治具105Bを含む調芯治具105によって、センサ支持部2が配管50の径方向に対して略中央に配置されるので、精度の高い減肉検査及び探傷検査を行うことができる。
尚、配管検査装置100は、図1に示すように、先端ガイド104と、浮き子106とをさらに備える。先端ガイド104は、フレキシブルシャフト102の先端に取り付けられており、配管検査装置100を配管50の内部に挿入することを誘導する。浮き子106は、後端側調芯治具105Bがフレキシブルシャフト102の先端側に位置するように、フレキシブルシャフト102に取り付けられている。そして、この浮き子106は、例えば、ポンプによって水流が配管50の内部に送り出された場合に、浮力を生じさせる。このため、配管検査装置100は配管50の内部をスムーズに移動することができる。
図5は、本発明の一実施形態に係る配管検査用センサの配管検査方法のフローチャートである。
図5に示すように、本発明の一実施形態に係る配管検査方法は、上述した図2の配管検査用センサ1を用いた配管検査方法であって、配管内移動ステップS2と、肉厚測定ステップS4と、探傷ステップS6と、を備える。
配管内移動ステップS2では、配管検査用センサ1を配管50の内部に挿入し、配管50の内部を移動させる。
肉厚測定ステップS4では、配管内移動ステップS2と並行して、第1センサ部4Aによって、配管50の軸方向に対して垂直な方向に超音波Uを発信し、超音波Uの反射波Rを受信するリニアスキャンを実行することで、配管50の管壁53の肉厚を測定する。
探傷ステップS6では、配管内移動ステップS2と並行して、第2センサ部4Bによって、配管の軸方向に対して傾斜した方向に超音波Uを発信し、超音波の反射波Rを受信するセクタスキャンを実行することで、配管50の管壁53の探傷を行う。
図5に示した実施形態では、肉厚測定ステップS4、又は探傷ステップS6が完了すると、配管検査用センサ1による検査は終了かどうかの確認が行われる(ステップS8)。検査が終了である場合(ステップS8:Yes)、配管50に対する減肉検査及び探傷検査は終了する。検査が終了ではない場合(ステップS8:No)、配管内移動ステップS2に戻る。
尚、肉厚測定ステップS4では、配管内移動ステップS2によって配管検査用センサ1が配管50の内部を移動中にリニアスキャンを実行してもよいし、配管内移動ステップS2によって配管検査用センサ1が配管50の内部を移動中に一時的に停止してからリニアスキャンを実行してもよい。
また、探傷ステップS6では、配管内移動ステップS2によって配管検査用センサ1が配管50の内部を移動中にセクタスキャンを実行してもよいし、配管内移動ステップS2によって配管検査用センサ1が配管50の内部を移動中に一時的に停止してからセクタスキャンを実行してもよい。
このような本発明の一実施形態にかかる配管検査用センサ1の配管検査方法によれば、配管内移動ステップS2によって、配管検査用センサ1を配管50の内部に挿入し、配管50の内部を移動させることで、配管50に対して検査を行う範囲を変えることができる。そして、肉厚測定ステップS4では、配管内移動ステップS2と並行しながら第1センサ部4Aによって、配管50の軸方向に対して垂直な方向に超音波Uを発信し、超音波Uの反射波Rを受信するリニアスキャンを実行する。そして、このような第1センサ部4Aのフェーズドアレイ探触子6Aは、第1列振動子群10の振動子8A1と第2列振動子群12の振動子8A2とが互いに周方向においてずらされて(例えば、千鳥状)配列されているので、配管50の管壁53の減肉検査漏れを生じさせることなく減肉検査を行うことができる。
一方、探傷ステップS6では、配管内移動ステップと並行しながら、配管内移動ステップS2で配管検査用センサ1を配管50の内部に挿入し、配管50の内部を移動させながら、第2センサ部4Bによって、配管50の軸方向に対して傾斜した方向に超音波Uを発信し、超音波Uの反射波Rを受信するセクタスキャンを実行する。そして、このような第2センサ部4Bのフェーズドアレイ探触子6Bは、第1列振動子群14の振動子8B1と第2列振動子群16の振動子8B2とが互いに周方向において同じ位置に配列されているので、千鳥状に配列されている第1センサ部4Aのフェーズドアレイ探触子6Aと比較して、複数の振動子8を振動させるタイミングを調整することが容易となり、配管50の管壁53に対して探傷検査を効果的に行うことができる。
このように、上述した図2の配管検査用センサ1によって、減肉検査及び探傷検査を同時に行うことができる。
以上、本発明の一実施形態にかかる配管検査用センサ、配管検査装置、及び配管検査用センサについて説明したが、本発明は上記の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲での種々の変更が可能である。
1 配管検査用センサ
2 センサ支持部
4 センサ部
4A 第1センサ部
4B 第2センサ部
6 フェーズドアレイ探触子
8 振動子
10 第1列振動子群
12 第2列振動子群
13 第3列振動子群
14 第1列振動子群
16 第2列振動子群
22 先端
24 後端
50 配管
52 内面
53 管壁
100 配管検査装置
102 フレキシブルシャフト
104 先端ガイド
105 調芯治具
105A 先端側調芯治具
105B 後端側調芯治具
106 浮き子
108 ブラシ
D 回折波
R 反射波
S2 配管内移動ステップ
S4 肉厚測定ステップ
S6 傷ステップ
U 超音波

Claims (5)

  1. 配管の内部から前記配管を検査するための配管検査用センサであって、
    前記配管の内部から前記配管に向かって超音波を発信し、前記配管によって反射される前記超音波の反射波を受信可能なセンサ部と、
    前記センサ部を支持するセンサ支持部と、を備え、
    前記センサ部は、前記センサ支持部の周方向、及び、前記センサ支持部の軸方向のそれぞれに沿って配列される複数の振動子からなるフェーズドアレイ探触子を含み、
    前記フェーズドアレイ探触子は、前記センサ支持部の周方向に沿って配列される複数の振動子からなる第1列振動子群と、前記センサ支持部の周方向に沿って配列される複数の振動子からなる第2列振動子群であって、前記第1列振動子群の前記振動子と、前記第2列振動子群の前記振動子とは、互いに周方向においてずらされて配列されており、
    前記複数の振動子を振動させるタイミングを調整する制御部を有しており、超音波を前記配管の内面に対して直交して入射させるリニアスキャンと、超音波を前記配管の内面に対して傾斜して入射させるセクタスキャンとを同一センサで行う配管検査用センサ。
  2. 請求項1記載の配管検査用センサと、
    前記センサ支持部の軸方向において、前記センサ支持部の先端と接続されている先端側調芯治具、及び、前記センサ支持部の後端と接続されている後端側調芯治具を含む調芯治具と、を備える配管検査装置。
  3. 請求項に記載の配管検査用センサを用いた配管検査方法であって、
    前記配管検査用センサを前記配管の内部に挿入し、前記配管の内部を移動させる配管内移動ステップと、
    前記配管内移動ステップと並行して、前記センサ部によって、前記配管の軸方向に対して垂直な方向に前記超音波を発信し、前記超音波の反射波を受信するリニアスキャンを実行することで、前記配管の肉厚を測定する肉厚測定ステップと、
    前記配管内移動ステップと並行して、前記センサ部によって、前記配管の軸方向に対して傾斜した方向に前記超音波を発信し、前記超音波の反射波を受信するセクタスキャンを実行することで、前記配管の内部の探傷を行う探傷ステップと、を備える配管検査方法。
  4. 請求項3に記載の配管検査方法において、請求項に記載の配管検査用センサを複数個併用して検査を行い、検査結果を比較することで前記配管検査用センサの異常の有無を判定する配管検査方法。
  5. 請求項に記載の配管検査用センサを2個用いた配管検査方法であって、第1の配管検査用センサのセンサ部と、第2の配管検査用センサのセンサ部とを、軸方向において異なる位置に配置し、
    前記配管検査用センサを前記配管の内部に挿入し、前記配管の内部を移動させる配管内移動ステップと、
    前記配管内移動ステップと並行して、前記センサ部によって、前記配管の軸方向に対して垂直な方向に前記超音波を発信し、前記超音波の反射波を受信するリニアスキャンを実行することで、前記配管の肉厚を測定する肉厚測定ステップと、
    前記配管内移動ステップと並行して、前記センサ部によって、前記配管の軸方向に対して傾斜した方向に前記超音波を発信し、前記超音波の反射波を受信するセクタスキャンを実行することで、前記配管の内部の探傷を行う探傷ステップと、
    第1の配管検査用センサのセンサ部を超音波発信源とし、第2の配管検査用センサのセンサ部を超音波受信源とすることで、TОFD法により、前記配管の長手方向に沿って延びる傷の有無だけではなく、その傷の深さを検出するステップと、を備える配管検査方法。
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