JP2015094588A - 被測定物素材の超音波探傷検査方法 - Google Patents

被測定物素材の超音波探傷検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】探傷を行う被測定物素材表面に異物や気泡が付着するのを防止して、探傷精度を向上させることが出来る超音波探傷検査方法を提供する。
【解決手段】超音波伝質媒体中で被測定物素材に超音波探触子から超音波を送信し、その反射波を受信して当該被測定物素材内に存在する内部欠陥を超音波探傷検査により測定する際に、設定した閾値以上の反射波強度が検知された前記被測定物素材の探傷位置に対して複数回探傷を行い、当該複数回探傷の結果を比較することにより、前記被測定物素材表面に異物が付着しているか否かを判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、転がり軸受に用いられる素材内に存在する内部欠陥を超音波により探傷検査する方法に関する。
一般に、転がり軸受の軸受軌道輪素材や転動体素材等は、SUJ2等の軸受鋼を棒状に加工して製鋼されており、このような素材内に内部欠陥が存在すると、転がり軸受等の寿命を低下させる原因となる。したがって、製鋼された素材を受け入れる際にはこの素材(以下「被測定物素材」)を超音波により探傷検査し、内部欠陥が存在しないことを確認してから、旋削などの工程に回されている。
この検査の際、被測定物素材の表面に異物や気泡(以下これらをまとめて「異物」という)が付着していると、被測定物素材の内部に存在する内部欠陥を精度よく超音波で探傷検査することが困難となる。このため、従来においては、被測定物素材にジェット水流や気体を噴射しながら探傷検査を行なったり(特許文献1、2参照)、刷毛、ウレタン等の弾性体を被測定物素材の表面に接触させて被測定物素材の表面に付着した異物を除去して探傷検査を行なう(特許文献3参照)ことが提案されている。
しかしながら、被測定物素材にジェット水流や気体を噴射して異物を除去する方式では、水流や気流を相当強くしないと被測定物素材の表面に付着した異物を完全に除去しきれないという問題がある。
また弾性体を接触させる方式では、被測定物素材との接触部で気泡の発生を誘発してしまう虞があるのではないかということが考えられる。
このように、従来提案されている方法では、探傷精度を上げるために被測定物素材の表面に付着した異物を除去しようとしても、必ずしもこれらを除去しきるのが困難であり、探傷精度を上げるのが難しい。
特開2002−296247号公報 特開2007−139546号公報 特開2006−78271号公報
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、被測定物素材表面に異物が存在しているか否かを判定しつつ探傷する事で、被測定物素材内に存在する内部欠陥を精度良く探傷できる超音波探傷検査方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る被測定物素材の超音波探傷検査方法は、以下のように構成される。
(1)超音波伝質媒体中で被測定物素材に超音波探触子から超音波を送信し、その反射波を受信して当該被測定物素材内に存在する内部欠陥を超音波探傷検査する際に、設定した閾値以上の反射波強度が検知された前記被測定物素材の探傷位置に対して複数回探傷を行い、当該複数回探傷の結果を比較することにより、前記被測定物素材表面に異物が付着しているか否かを判定する被測定物素材の超音波探傷検査方法。
(2)前記超音波探触子は複数の超音波探触子を含み、複数回探傷は当該複数の超音波探触子によって行なうことを特徴とする(1)に記載の超音波探傷検査方法。
(3)超音波伝質媒体中で被測定物素材に複数の超音波探触子から超音波を送信し、その反射波を受信して当該被測定物素材内に存在する内部欠陥を超音波探傷検査する際に、前記被測定物素材の探傷範囲を複数に分割し、分割された各々の範囲をそれぞれ前記複数の超音波探触子の各々によって通常探傷し、当該通常探傷で、設定した閾値以上の反射波強度が検知された分割範囲に対して更に追加探傷を行い、当該通常探傷と追加探傷の複数回探傷の結果を比較することにより、前記被測定物素材表面に異物が付着しているか否かを判定する被測定物素材の超音波探傷検査方法。
(4)前記複数回探傷の間に、被測定物素材に対し異物除去手段を作用させることを特徴とする(1)〜(3)に記載の超音波探傷検査方法。
本発明に係る被測定物素材の超音波探傷検査方法によれば、閾値以上の反射波強度が検知された前記被測定物素材の探傷位置に対して複数回探傷を行なうことで、探傷中に異物が除去されることによる異物付着の再現性を低下させることが可能となる。このため、被測定物素材表面に付着した異物の影響を低下させた精度のよい超音波探傷検査結果を得ることが出来る。
また、複数回探傷の間に異物除去手段を被測定物素材に作用させることで、異物付着の再現性をさらに低下させることができ、さらに精度のよい超音波探傷検査結果を得ることが出来る。
本発明に係る超音波探傷検査方法の第1実施形態を説明する斜視図、 本発明に係る超音波探傷検査方法の第2実施形態を説明する斜視図、 第2実施形態の探傷処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明に係る超音波探傷検査方法の第1実施形態を説明する斜視図である。図1に示すように、検査対象物である被測定物素材1は全体として円柱状に形成されている。
超音波探傷検査装置は、水等の超音波伝質媒体2が充満された媒体槽(水槽)3内に、検査対象物である被測定物素材1が載置されるローラ4が収納されている。
被測定物素材1の外形面5に対して一定の距離をもって超音波探触子8が配置されている。超音波伝質媒体2中に被測定物素材1を浸漬した状態で被測定物素材1をローラ4上で回転させながら超音波探傷することによって被測定物素材1の表面及び内部の欠陥の検査が行われる。超音波探触子8の検出信号は、媒体槽3の外部に配置された探傷器10に送られるようになっている。
超音波探傷が行われる被測定物素材1は、例えば軸受の転動体のコロに使用されるものであり、その大きさは、例えば直径100〜200mmで、全長300〜500mm程度であるが、これに限定されるものではない。
媒体槽3は、収納されているローラ4の上に被測定物素材1を横置きしたとき、被測定物素材1の全長を超音波伝質媒体2中に沈めることができる大きさを備えていればよい。
ローラ4は、被測定物素材1が横置きされる上面が被測定物素材1を水平に保持することが出来るように媒体槽3の底面側に配置されている。このローラ4が、図示を省略したモータによって回転させられると、その上に載置された被測定物素材1は摩擦力で図中矢印A方向に回転するようになっている。
超音波探触子8は、被測定物素材1とともに、水等の超音波伝質媒体2が充満された媒体槽3中に浸漬され、被測定物素材1に対して超音波を送信し、送信された超音波によって被測定物素材1内で生起された反射波を受信し、受信された信号を波形信号に変換し、この波形信号を検出信号として、媒体槽3の外部に設置された探傷器10に送信する。
超音波探触子8は、特に限定されるものではないが、例えば、周波数20MHzの焦点型のものが用いられ、これを被測定物素材1の外形面5より一定の距離を保った位置に配置する。そして、被測定物素材1が1回転する毎に、図中の矢印X方向(被測定物素材1の長手方向)に案内され、引き続き探傷することで被測定物素材1内部の内部欠陥の検査が行われる。
このとき超音波探触子8は、被測定物素材1の外形面5に対して垂直探傷し、被測定物素材1の表面及び材料内部(例えば、外形面5の表面直下1mmから15mmの深さ位置程度)の欠陥の検査が行われる。
探傷器10は、記録計を備え、受信した検出信号を記録する。また、探傷器10は、探傷時に、超音波探触子8と信号授受を行いながら、図示を省略した超音波探触子移動機構を制御して、上述したように超音波探触子8を被測定物素材1の外形面5に沿って案内する。
被測定物素材1の回転方向Aに関し、超音波探触子8による探傷位置の手前側には、異物除去手段としての刷毛12が設けられている。刷毛12は被測定物素材1の表面と当接し、被測定物素材1の表面に付着している異物を、被測定物素材1が回転する際に除去するようになっている。この刷毛12も、図示を省略した駆動機構によって超音波探触子8とともに図中矢印X1、X2方向に移動するようになっており、被測定物素材1の回転方向において常に超音波探触子8の手前側に位置するようになっている。
次に、探傷方法について説明する。
先ず、超音波伝質媒体2が充満された媒体槽3内に配置されたローラ4上に被測定物素材1を横置きにセットする。
次に、横置きされた被測定物素材1の軸方向一端部1a近傍に、外形面5から例えば5〜20mm程度距離を置いて、超音波探触子8をセットする。
次に、図示を省略したモータによってローラ4を回転させることによって、図1矢印A方向に、被測定物素材1を一定の速度で回転させ探傷を行なう。
次に、超音波探触子8を、矢印X1方向に被測定物素材1の外形面5に沿って移動させ、引続いて探傷を行う。このとき、被測定物素材1が1回転する毎に、超音波探触子8を被測定物素材1の外形面5に沿って移動させ、探傷するようにする。
超音波探触子8によって検出された検出信号は、探傷器10に送信され、探傷器10の記録計に記録される。このようにして、被測定物素材1の表面及び内部の欠陥の検査が行われる。
そして、超音波探触子8が被測定物素材1の軸方向の他端部1bに到達したら探傷を終了し、ローラ4の回転を停止させる。
この探傷検査の際に、設定した閾値以上の反射波強度が検知されない場合は、探傷は超音波探触子8のX1方向の移動、即ち「往側」の探傷のみで終了する。これに対し、設定した閾値以上の反射波強度がある特定の位置(以下「特定位置」)で検知された場合は、更に、他端部1b側から一端部1a側までX2方向に「復側」の探傷を続け、往側と復側との複数回の探傷が行なわれる。
これにより、探傷範囲、即ち一端部1aと他端部1bとの間、に対して複数回の探傷結果が得られる。そして、往側において設定した閾値以上の反射波強度が検知された特定位置に対応する復側の特定位置の探傷結果も加味して、内部欠陥か表面に付着した異物かを判定する。
復側の探傷の際、探傷位置の手前側に刷毛12が設けられていることで、往側の探傷と復側の探傷との間で、この刷毛12が被測定物素材1表面に作用する。このため、復側の特定位置の探傷においては異物が除去されている可能性が高い。従って、往側で設定した閾値以上の反射波強度を検知しても、復側で検知していない場合は、異物が付着していたと判定する。
一方、往復両側の結果が同じ特定位置で共に設定した閾値以上の反射波強度を検知しているときは、内部欠陥が存在していると判定する。
以上のように、設定した閾値以上の反射波強度が検知された被測定物素材の特定位置に対して複数回探傷を行うことで、異物が付着していたのか又は内部欠陥が存在しているのかの判定が可能となる。
なお、複数回の探傷を往復で行なったが、同一方向で、即ち往側または復側の探傷を複数回行なっても勿論差し支えない。また、後述する第2実施形態にて説明するように、複数の超音波探触子を用い、一方の超音波探触子で往側を、他方の超音波探触子で復側を探傷するようにしてもよい。また、探傷位置の手前側に異物除去手段を設けているが、1回目と2回目の探傷において、回転している被測定物素材と超音波伝質媒体との間の相互作用により異物が除去されることもあり、必ずしも異物除去手段は設けていなくてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。図2は第2実施形態を説明する斜視図であり、図3は探傷処理のフローチャートである。なお第1実施形態と同一構成・類似構成については、同一符号・類似符号を用いて詳細な説明は省略する。
本実施形態では、複数の超音波探触子28a、28bを用いるところが第1実施形態と異なる。図2に示すように、被測定物素材1の探傷範囲を中央部1cで複数に分割(2分割)し、この2分割された探傷範囲の各々を、これら複数(2個)の超音波探触子28a、28bで探傷する。2個の超音波探触子28a、28bは、何れもが、被測定物素材1の探傷範囲全域(一端部1aと他端部1bとの間)を探傷検査できるように、互いに干渉しないよう被測定物素材1の周方向において位相差をもって設けられている。また、刷毛32a、32bも同様に、互いに干渉しないよう位相差をもって設けられている。
以下、図3のフローチャートに基いて、探傷処理について説明する。
ステップ100で通常探傷を行なう。一方の超音波探触子28aは一端部1aから中央部1cまでの範囲(範囲A)をX1方向に移動して探傷し、他方の超音波探触子28bは、他端部1bから中央部1cまでの範囲(範囲B)をX2方向に移動して探傷する。
ステップ110で探傷結果について判定する。上記通常探傷において、超音波探触子28a、28bの何れの探傷範囲A、Bにおいても、設定した閾値以上の反射波強度が検知されない場合は、ステップ120に進み、「欠陥なし」を出力し、探傷は終了する。
これに対し、ステップ110の判定において、設定した閾値以上の反射波強度がある特定位置で検知された場合は、ステップ130に進む。
ステップ130では、更に当該特定位置を含んだ側の探傷範囲(範囲AもしくはB、又は範囲A、Bの双方)について、追加の探傷(追加探傷)を引続いて行なう。これにより、特定位置を含んだ側の探傷範囲については、通常探傷と追加探傷との複数回の探傷が行なわれることになる。
ステップ140では、追加探傷の結果に基いて内部欠陥の有無を判定する。特定位置に閾値以上の反射波強度が検知されない場合は、通常探傷で検出された異物が追加探傷時には刷毛32a、又は32bにより除去されたものであると考え、内部欠陥は無いと判定する。よってステップ120に進み、「欠陥なし」を出力し探傷は終了する。
これに対し、ステップ140の判定において、追加探傷でも設定した閾値以上の反射波強度が特定位置でやはり検知された場合は、通常探傷で検出されたものが異物ではなかったと判定する。よってステップ150に進み、「欠陥あり」を出力し探傷は終了する。
下記表1は、通常探傷において探傷範囲Aに特定位置が検知された場合の、通常探傷と追加探傷の探傷範囲の一例を説明したものである。
Figure 2015094588
パターン1においては、超音波探触子28aで通常探傷と追加探傷の合計2回の探傷を探傷範囲Aについて行う。一方、超音波探触子28bは通常探傷のみで探傷を完了する。
パターン2においては、超音波探触子28aで通常探傷を、超音波探触子28bで追加探傷の合計2回の探傷を探傷範囲Aについて行なう。超音波探触子28bは探傷範囲Bの通常探傷に引続いて、探傷範囲Aに対して追加探傷を行う。超音波探触子28aは通常探傷のみで探傷を完了する。
何れのパターンにおいても、各超音波探触子28a、28bが共に設定した閾値以上の反射波強度を検知しなかった場合は、通常探傷のみで探傷検査は終了する。この場合、探傷範囲が複数に分割されていることで、各超音波探触子の探傷範囲が狭くなっている為、探傷検査時間を第1実施形態に比べ短縮させることが出来る。
探傷範囲Aについての上記複数(2回)の探傷結果について、探傷結果の座標を、探傷対象位置が相互に同じ位置となるよう相対的に適合させ、同期加算平均を行なう。各探傷結果は各超音波探触子の手前側に位置する刷毛32a、32bにより異物の再現性が著しく低下している為、加算平均を行うことにより異物による反射波強度は弱められ、再現性の高い内部欠陥の反射波強度のみが維持される。そのため、同期加算平均後の探傷結果にて設定した閾値を超える反射波強度が検出される場合のみ、被測定物素材1に内部欠陥ありとの判定を下す。このように、複数回探傷により、内部欠陥検出を高い精度で行なうことができる。
(変形例)
下記表2は、通常探傷において探傷範囲Aに特定位置が検知された場合の探傷検査方法の、通常探傷と追加探傷の変形例を示したものである。
Figure 2015094588
パターン3においては、超音波探触子28aで通常探傷と追加探傷の合計2回の探傷を探傷範囲Aについて行ない、超音波探触子28bによって探傷範囲Aについて追加探傷を行なう。即ち、探傷範囲Aについて合計3回の探傷を実施する。
パターン4においては、超音波探触子28aで通常探傷と、例えば8回(4往復)の追加探傷を行い、探傷範囲Aについて合計9回の探傷を実施する。
パターン5においては、超音波探触子28aで通常探傷と、8回(4往復)の追加探傷および、超音波探触子28bでも8回(4往復)の追加探傷を行い、探傷範囲Aについて合計17回の探傷を実施する。
何れの探傷結果に対しても、パターン1、2で説明したように、探傷結果の座標を相対的に適合させ、同期加算平均を行なう。探傷回数を増加させればさせるほど、異物の影響を排除した、より精度の高い探傷検査結果が得られるようになる。以上の追加探傷回数は一例であり、探傷回数が多くなればなるほど探傷時間は長くなるので、追加探傷の回数は、被測定物素材に求められる要求仕様等により決定される。
以上のように、被測定物素材の、設定した閾値以上の反射波強度が検知された特定位置に対して複数回探傷を行うことで、異物が付着していたのか内部欠陥が存在しているのかの判定が可能となる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。たとえば、探傷方式は垂直探傷に限らず、非測定物素材の表面近傍に対して斜角探傷するような場合にも適用可能である。又、探傷範囲の分割は2分割ではなく、3分割以上であってもよい。この場合には、より探傷検査時間の短縮が可能となる。又、被測定物素材は円柱状に限らず、角材状、板状であってもよい。
1 被測定物素材
8,28a、28b 超音波探触子
12、32a、32b 刷毛

Claims (4)

  1. 超音波伝質媒体中で被測定物素材に超音波探触子から超音波を送信し、その反射波を受信して当該被測定物素材内に存在する内部欠陥を超音波探傷検査する際に、設定した閾値以上の反射波強度が検知された前記被測定物素材の探傷位置に対して複数回探傷を行い、当該複数回探傷の結果を比較することにより、前記被測定物素材表面に異物が付着しているか否かを判定する被測定物素材の超音波探傷検査方法。
  2. 前記超音波探触子は複数の超音波探触子を含み、複数回探傷は当該複数の超音波探触子によって行なうことを特徴とする請求項1に記載の超音波探傷検査方法。
  3. 超音波伝質媒体中で被測定物素材に複数の超音波探触子から超音波を送信し、その反射波を受信して当該被測定物素材内に存在する内部欠陥を超音波探傷検査する際に、前記被測定物素材の探傷範囲を複数に分割し、分割された各々の範囲をそれぞれ前記複数の超音波探触子の各々によって通常探傷し、当該通常探傷で、設定した閾値以上の反射波強度が検知された分割範囲に対して更に追加探傷を行い、当該通常探傷と追加探傷の複数回探傷の結果を比較することにより、前記被測定物素材表面に異物が付着しているか否かを判定する被測定物素材の超音波探傷検査方法。
  4. 前記複数回探傷の間に、被測定物素材に対し異物除去手段を作用させることを特徴とする請求項1〜3に記載の超音波探傷検査方法。
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CN106226396A (zh) * 2016-08-29 2016-12-14 江苏赛福探伤设备制造有限公司 气瓶超声波自动测厚探伤机
KR102525099B1 (ko) * 2022-09-29 2023-04-21 이세창 초음파를 이용한 압력용기 검사장치

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