JP7049380B2 - 樹木切断のための把持装置 - Google Patents

樹木切断のための把持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7049380B2
JP7049380B2 JP2020032660A JP2020032660A JP7049380B2 JP 7049380 B2 JP7049380 B2 JP 7049380B2 JP 2020032660 A JP2020032660 A JP 2020032660A JP 2020032660 A JP2020032660 A JP 2020032660A JP 7049380 B2 JP7049380 B2 JP 7049380B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jaw
main
claw
arm
splitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020032660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021106563A (ja
Inventor
ムイ シーア,ケオク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sia & Yeo Heavy Equipment PteLtd
Original Assignee
Sia & Yeo Heavy Equipment PteLtd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sia & Yeo Heavy Equipment PteLtd filed Critical Sia & Yeo Heavy Equipment PteLtd
Publication of JP2021106563A publication Critical patent/JP2021106563A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7049380B2 publication Critical patent/JP7049380B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/96Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
    • E02F3/965Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements of metal-cutting or concrete-crushing implements
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/40Dippers; Buckets ; Grab devices, e.g. manufacturing processes for buckets, form, geometry or material of buckets
    • E02F3/402Dippers; Buckets ; Grab devices, e.g. manufacturing processes for buckets, form, geometry or material of buckets with means for facilitating the loading thereof, e.g. conveyors
    • E02F3/404Dippers; Buckets ; Grab devices, e.g. manufacturing processes for buckets, form, geometry or material of buckets with means for facilitating the loading thereof, e.g. conveyors comprising two parts movable relative to each other, e.g. for gripping
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/006Pivot joint assemblies
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/2025Particular purposes of control systems not otherwise provided for
    • E02F9/205Remotely operated machines, e.g. unmanned vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27LREMOVING BARK OR VESTIGES OF BRANCHES; SPLITTING WOOD; MANUFACTURE OF VENEER, WOODEN STICKS, WOOD SHAVINGS, WOOD FIBRES OR WOOD POWDER
    • B27L7/00Arrangements for splitting wood

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shovels (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Description

本出願は、2019年12月27日にシンガポール知的所有権庁(Intellectual Property Office of Singapore:IPOS)に出願されたシンガポール特許出願番号第10201913526W号、発明の名称「Grabber for Cutting Trees」の出願日を優先日として主張する。先の優先特許出願の全ての関連する内容及び/又は主題は、適宜、参照により本明細書に援用されるものとする。
本出願は、伐採木(felled trees)、切り株(stumps)、丸太(logs)、及び太い灌木(thick bushes)を伐採するための把持スプリッタに関する。木を伐採するためのグラバー(grabber)は、グラップル又は把持スプリッタ(grapple or grappler-splitter)とも呼ばれる。また、本出願は、把持スプリッタの製造方法及び把持スプリッタの使用方法に関する。
伐採産業では、現在の伐採設備は、伐採木又は丸太を持ち上げ、製材所や加工工場に撤去するために使用されている。このため、伐採設備は、伐採木をしっかりと把持し、また、滑らせやすいように設計されている。伐採木又は太い灌木は、これ以上の加工を行うことなく、現場で伐採されることもある。現在の伐採設備は、木材破砕機(wood chipper)、木材寸断機(wood shredder)、又は木材粉砕機(wood pulverizer)と組み合わせて使用されることが多い。しかしながら、現在の伐採設備は、主に材料処理のみを目的として設計されており、十分な破砕力を有していない。現在の伐採設備は、移動可能ヒンジ継手が固定継手よりも弱く、また、曲線設計のために不適切な角度で取り付けられる等の欠点がある。一方、木材粉砕機は、セメントやコンクリートを破砕するために設計されたものであり、例えば、顎の開きが小さく、丸太のサイズに制限があり、顎の関節部分に丸太が残る等、木材リサイクルのための幾つかの問題を有している。加えて、伐採場では、伐採設備と木材破砕機の両方を収容する容積が制限されることがある。他の機械器具も伐採木や丸太の伐採には適していない。例えば、油圧ブレーカは、通常、コンクリートやセメントの破砕に使用され、混合材料を処理又は整理することはできない。
したがって、本出願は、伐採木、丸太、及び太い灌木を、より容易な木材リサイクルのために細かく切り出す把持スプリッタ(grappler-splitter)と呼ばれる単一の機械を開示する。把持スプリッタは、まず、地面から伐採木を掴み取り、その後、伐採木を木材の断片又は破片にまで破壊できる。また、把持スプリッタは、木の断片及び破片をトラック、列車、又は他の輸送機関に撤去してもよい。また、把持スプリッタは、伐採木を伐採しながら、切り株を取るのにも有効である。これに対し、切り株スプリッタ(stump splitter)は、切り株を分離できるのみである。幾つかの具体例では、把持破壊機(grapple-destroyer)によって把持スプリッタの経路を遮断する固形土、石又は、他の硬い物体を破砕でき、把持スプリッタは、道路を舗装し又は他の構築物を建造する前に、荒野を開拓するために特に有用である。以上を要約すると、把持スプリッタは、(例えば、伐採木、丸太、切り株、太い灌木、コンクリート、セメント、固体土、石、又は他の硬い物体を把持及び破断するといった)複数の用途を現場で実行できるため、木材リサイクルプロセスの生産性が向上する。
第1の側面として、本出願は、木幹伐採のための把持スプリッタを開示する。把持スプリッタは、幹を把持するために移動可能である少なくとも1つの顎を備える。顎は、更に、木の幹を破断するための少なくとも1つの鋭い刃を備える。また、把持スプリッタは、少なくとも1つの顎を支持するための基部と、少なくとも1つの鋭い刃を有する肢部とを備える。この把持スプリッタは、伐採木の幹の把持と、木の幹の処理(例えば、顎を木の幹に移動(開閉等)させて、木の幹を掴み、木の幹を分割又は破断する処理)の2つの機能を果たす。
少なくとも1つの顎は、オプションとして、少なくとも1つの顎を移動可能に支持するための基部と、基部の反対側の端部/側に少なくとも1つの鋭い刃を有する肢部とを備える。肢部は、オプションとして、少なくとも1つの鋭い刃を含むと共に、基部から離れるように延びる少なくとも1つのプロング、指部、又は延在部を含む。
少なくとも1つの顎は、木の幹を能動的に破断するための第1の構成要素と、第1の構成要素と協働する第2の構成要素とを有していてもよい。第1の構成要素と第2の構成要素は、明確に異なる構造及び機能を有していてもよい。例えば、第1の構成要素は、能動的に木の幹を保持して破断することができ、第2の構成要素は、木の幹を地面又は第1の構成要素に対して単に固定するものであってもよい。
幾つかの具体例では、第1の構成要素は、主顎を含むことができ、第2の構成要素は、付属顎(従属顎と呼ばれる)を含むことができる。主顎及び付属顎は、実質的に異なる構造を有していてもよい。主顎は、主顎の反対側となる各端部に主基部及び主肢部を有し、主顎には、付属顎が移動可能に取り付けられ、付属顎は、反対側となる各端部に付属基部と付属肢部とを備える。主顎及び付属顎は、オプションとして、実質的に同様のサイズ、形状、重量及び/又は構造を有する。これに代えて、主顎及び付属顎は、オプションとして、実質的に異なるサイズ、形状、重量及び/又は構造を有する。このように、基部は、主基部及び付属基部を備え、これらは、互いに分離でき又は固定的に若しくは移動可能に互いに接続できる。肢部は、それぞれ主肢部及び付属肢部を備える。更に、主顎は、主顎を駆動して付属顎に向かって能動的に移動させるための主駆動機構を有していてもよい。
主プロングは、オプションとして、第1の主プロングと第2の主プロングとを含む。第1の主プロング及び第2の主プロングは、第1のプロングと第2のプロングとの間に、付属顎の一部を受け入れるための主間隙を備える。第1のプロングと第2のプロングは、主顎が付属顎と連動して動作したときに木の幹を破断するために十分な強度を有する。
主顎は、オプションとして、主顎、第1の主プロング、第2の主プロング、又はこれらの組み合わせの剛性を高めるために、第1の主プロング及び第2の主プロングを接続する主リブを含む。更に、主リブは、第1の主プロング及び第2の主プロングによって木の幹が破断される破断前、破断中、及び破断後に木の幹を保持するための空間を画定する。これにより、把持スプリッタは、破断された木の幹をある場所から別の場所に運ぶこともできる。
主リブは、オプションとして、少なくとも1つのプレート、少なくとも1つのシャフト、又はこれらの両方の組み合わせを含む。少なくとも1つのプレートは、木の幹を保持する能力を高めるために互いに接続された複数のサブプレートを有してもよく、少なくとも1つのシャフトは、主リブの一体構造を維持するためにサブプレートを接続する2つ以上のサブシャフトを有していてもよい。
主リブは、オプションとして、第1の顎に対する付属顎の移動範囲を制限するために、第1の肢部から離れて配置される。例えば、付属顎の移動経路の途中に特定のサブプレートが配置され、この特定のサブプレートによって、付属顎が主リブに向かって更に移動することが阻止される。特定のサブプレートは、付属顎と衝突する可能性があるので、特定のサブプレートを補強するために、特定のサブプレートには、オプションとして、1つの特定のサブシャフトが配置される。
主基部は、オプションとして、ブーム(ブーム機構とも呼ばれる。)又は掘削機スティックに固定される主ホルダを備える。ブーム機構は、直線ブームリフト、単一タワー関節式ブームリフト、又はこれらの組合せを含むことができる。更に、ブーム機構は、リフト車両と協働してもよい。
主ホルダは、オプションとして、掘削機スティック又はブームに対して主顎の移動(例えば、解除可能な固定されない回転運動)を可能にする少なくとも1つの主ヒンジ又は少なくとも1つの主ヒンジの一部を含む。
少なくとも1つの主ヒンジは、オプションとして、剛性を高め且つ主顎を固定するために、間隙で隔てられた第1の主ヒンジ及び第2の主ヒンジを備える。第1の主ヒンジ及び第2の主ヒンジは、独立して又は協働して動作できる。
少なくとも1つの主プロングは、更に、第1の主プロングと第2の主プロングとの間に位置する第3の主プロングを備えていてもよい。第3の主プロングは、第1の主プロング及び第2の主プロングと同様の構造を有していてもよく、異なる構造を有していてもよい。
幾つかの具体例では、主肢部付近の第1の主プロング、第2の主プロング、及び第3の主プロングの端部は、直線状に整列していない。換言すれば、第1の主プロングの第1の端部、第2の主プロングの第2の端部、及び第3の主プロングの第3の端部は、木の幹をより効率的に破断するように三角形構造に構成されている。
主顎は、オプションとして、主肢部に、木の幹に突き刺さる少なくとも1つの鋭い刃を有する。少なくとも1つの鋭い刃は、主プロングの端部に構成されている。例えば、少なくとも1つの鋭い刃は、第1の主プロング、第2の主プロング、及び第3の主プロングのそれぞれにおける第1の鋭い刃、第2の鋭い刃、及び第3の鋭い刃を含む。この設計では、把持スプリッタは、木の幹が第1の鋭い刃、第2の鋭い刃、又は第3の鋭い刃のいずれかの方向に向いているとき、木の幹を効果的に破断できる。
主顎は、オプションとして、主肢部において狭端部を有する主ウェッジを備える。主顎の少なくとも1つの鋭い刃は、主ウェッジに取り付けられる。例えば、主ウェッジは、第1の鋭い刃、第2の鋭い刃、及び第3の鋭い刃をそれぞれ取り付けるための第1の主ウェッジ、第2の主ウェッジ、及び第3の主ウェッジを含む。
鋭い刃、主ウェッジ、又はその両方は、主顎から取り外し可能、除去可能、又は交換可能である。例えば、第1の主ウェッジ、第2の主ウェッジ、及び第3の主ウェッジは、それぞれ第1の鋭い刃、第2の鋭い刃、及び第3の鋭い刃と共に主顎から取り外し可能である。そして、第1の鋭い刃、第2の鋭い刃、及び第3の鋭い刃は、それぞれ第1の主ウェッジ、第2の主ウェッジ、及び第3の主ウェッジから取り外し可能である。あるいは、第1の鋭い刃、第2の鋭い刃、及び第3の鋭い刃は、主顎に取り付けられたままの状態で、それぞれ第1の主ウェッジ、第2の主ウェッジ、及び第3の主ウェッジから取り除かれる。
付属顎は、オプションとして、付属基部と付属肢部との間に延びる少なくとも1つの付属プロングを含む。例えば、少なくとも1つの付属プロングは、第1の付属プロング及び第2の付属プロングを含む。同様に、付属顎は、少なくとも1つの付属プロングを接続するための付属リブを含むこともできる。具体的には、少なくとも1つの付属プロングは、主プロングとは、実質的に異なる平面内を移動するように構成されている。したがって、把持スプリッタは、破断の効率を高めるために、主プロングの平面と付属プロングの平面で木の幹を破断してもよい。
幾つかの具体例では、第1の構成要素は、左顎を含み、第2の構成要素は、右顎を含むことができる。左顎及び右顎は、同一又は実質的に同一の構造を有していてもよい。左顎は、第1の対向面を有し、右顎は、左顎と対向するよう構成されており、第2の対向面を有する。左顎及び右顎は、ピンを中心に枢動して、伐採木を破砕するように構成されている。このピンは、左顎と右顎を接続して支持するためにも使用される。第1の対向面及び第2の対向面は、伐採木や大型丸太からの大量の木材を取り扱うために、凹形状に構成され、第1の対向面と第2の対向面との間に空洞を形成する。把持スプリッタは、この空洞が大きいほど、より効率的に木材を取り扱うことができる。したがって、把持スプリッタは、伐採木を掴んで大きなブロックにし、大きなブロックを小さな断片、更には、破片にまで破壊し、最終的に木質のブロック、断片、及び破片を除去又は移動させることができる。
本出願において、向き又は位置関係を示す文言、例えば、「水平」、「垂直」、「上」、「下」、「頂部」、「底部」、「左」、「右」、「前」、「後」等は、図面に示されている構成要素、デバイス、及び/又はシステムの向き又は位置関係、一般に採用されている構成要素、デバイス、及び/又はシステムの向き又は位置関係、又は当業者に一般的に理解される構成要素、デバイス、及び/又はシステムの向き又は位置関係に基づく。これらの用語は、ここでは、本出願の構成要素、デバイス、及び/又はシステムを説明するためにのみ使用される。これらの用語は、構成要素、デバイス、及び/又はシステムが特定の向き又は位置を有していなければならないこと、又は特定の向き又は位置で構成又は作動する必要があることを示し又は暗示する目的で使用するものではない。したがって、これらの用語は、本出願の構成要素、デバイス及び/又はシステムについての限定として解釈されるべきではない。
左顎は、ピンに接続された第1の左爪及び第2の左爪と、第1の左爪と第2の左爪の間の第3の左爪と、第1の左爪と、第2の左爪と、第3の左爪とを接続する左支持部とを備える。すなわち、左支持部は、第1の左爪と第3の左爪とを接続する第1の左部分と、第2の左爪と第3の左爪とを接続する第2の左部分とに横方向に分割されている。具体的には、第1の左爪及び第2の左爪は、ピンを中心に枢動して、左顎を開閉する。一方、左支持部及び第3の左爪も、第1の左爪及び第2の左爪と共にピンを中心に回転する。第1及び第2の左爪及び第3の左爪は、全て、伐採木、丸太、切り株及び太い灌木を含む木材を把持又は握持するために使用される。
オプションとして、第1の左爪、第2の左爪、及び第3の左爪は、平行に配置される。左顎は、第1の左爪と第2の左爪との間に左間隔を有する。したがって、第1の左爪及び第2の左爪は、ピンを中心に回転する第3の左爪と同一の角運動量でピンを中心に枢動する。第1の左爪及び第3の左爪は、実質的に同じ長さを有していてもよく、第2の左爪は、第1の左爪及び第3の左爪よりも短い長さを有していてもよい。第1の左爪、第2の左爪、及び第3の左爪は、全て左支持部から延出されている。したがって、第1の左爪と第3の左爪は、第1の左間隙によって分離され、第2の左爪と第3の左爪は、第2の左間隙によって分離されている。幾つかの具体例では、左顎は、第1の左間隙と第2の左間隙とが実質的に同じ寸法を有するような対称形状を有する。左顎が損傷していない状態では、左間隔は、第1の左間隙、第2の左間隙、及び第3の左爪の厚さの合計として測定される。
第1の左爪は、オプションとして、ピンに接続された第1の左アームと、ピンの反対側の第1の左アームに接続された第1の左アダプタと、第1の左アームの反対側の第1の左アダプタに接続された第1の左先端とを備える。第1の左アダプタは、第1の左先端を固定するために使用される。第1の左アームは、その第1の上端に第1の左貫通孔を有し、第1のアダプタは、第1の左アームの第1の上端と反対側の第1の下端に接続される。第1の左アームは、第1の左先端に外力を伝達するために使用される。第1の左先端は、第1の左アダプタから取り外し可能に構成されてもよい。第1の左ピンは、伐採木を破砕するために使用されるため、第1の左先端は、鈍化、摩耗、又は損傷した場合に交換できる。第1の左アダプタは、第1の左アームから取り外し可能に構成されてもよい。幾つかの具体例では、第1の左アダプタは、第1の左先端と接触する湾曲した又は球状の表面を有し、これにより、第1の左先端は、第1の左アダプタに対して短い範囲で移動できる。したがって、湾曲した又は球状の表面が摩耗又は損傷した場合に、第1の左アダプタを交換できる。
第1の左先端は、オプションとして、伐採木よりも硬い材料、例えば、鋼を含む。更に、第1の左先端は、オプションとして、第1の左先端を強化するためのコーティング(立方晶窒化ホウ素、窒化炭素、窒化炭素ホウ素、金属ホウ化物、及びナノ構造超硬質材料等)を含む。第1の左先端は、伐採木をその特定の木材テクスチャに沿って切り裂くための滑らかな表面を含む。木材テクスチャは、直線状の木目、斜めの木目、螺旋状の木目、絡み合った木目、波状の木目、不規則な木目等を有していてもよい。木の繊維を切断して木のテクスチャを壊すよりも、木のテクスチャに沿って切り裂く方がはるかに簡単である。更に、滑らかな表面により、第1の左先端と伐採木との間の摩損が大幅に低減され、切り裂き処理中に第1の左先端を伐採木内により容易に移動させることができる。
第1の左先端は、第1の左アダプタに接続された鈍い端部と、鈍い端部の反対の鋭い端部とを有する傾斜平面を有していてもよい。第1の左先端は、傾斜平面においてテーパ形状を有する。第1の左アーム及び第1の左アダプタから伝達された外力は、伐採木を破壊するために鈍い端部から鋭い端部に変換される。幾つかの具体例では、テーパ形状は、鋭い端部でマイナス30度(-30°)から30度(30°)の範囲の角度を有する三角形状である。鋭い端部は、太い灌木切るためのブレードの役割を果たす。幾つかの具体例では、テーパ形状は、鋭い端部が伐採木、固体土、及び石を押しつぶすような台形形状を有する。
第1の左先端は、傾斜平面に垂直な横平面において、縮小された形状を有している。縮小された形状は、規則的な形状又は不規則な形状のいずれかの様々な設計を有していてもよい。縮小された形状は、オプションとして、伐採木に突き刺さるために、鋭い端部に1つ以上の尖った刃を有する。換言すれば、第1の左先端は、まず、伐採木に突き刺さる錐又は鋤として作用し、伐採木を幾つかの大きなブロックにし、次に、尖った刃で大きなブロックを複数の小さな断片に分割する。これに代えて、尖った刃は、伐採木の大きなブロックを把持し、近くの木材破砕機又は木材寸断機に移動させてもよい。大きなブロックは、より小さい断片又は木の破片に切り刻まれる。具体的には、尖った刃を有する第1の左先端は、裸子植物の樹木からの硬質木材を破壊するのに適している。縮小された構成は、オプションとして、伐採木を切り落とすために、鋭い端部に実質的に直線状の刃を有する。換言すれば、直線状の刃を有する第1の左先端は、伐採木から直接的に複数の小さな断片を穿刺し、切断し、スライスし、掻き取るためのウェッジ、刃、又は鋸として作用する。直線的な刃は、裸子植物の樹木(例えば、針葉樹、マツ、トウヒ)からの軟質木材並びに太い灌木を破壊するのに適している。
第2の左爪は、第1の左爪と同様の構造を有する。第2の左爪は、オプションとして、ピンに接続された第2の左アームと、ピンの反対側の第2の左アームに接続された第2の左アダプタと、第2の左アームの反対側の第2の左アダプタに接続された第2の左先端とを備える。第2の左アダプタは、第2の左先端を固定するために使用される。第2の左アーム、第2の左アダプタ、及び第2の左先端は、それぞれ、第1の左アーム、第1の左アダプタ、及び第1の左先端と同一又は類似の構造を有する。例えば、第1の左アームと第2の左アームは、実質的に同じ長さを有する。
同様に、第2の左アームは、第2の上端に第2の左貫通孔を有し、第2の左アダプタは、第2の上端と反対側の第2の下端に接続される。幾つかの具体例では、第1の左貫通孔及び第2の左貫通孔は、ピンを挿入するために位置合わせされている。これにより、第1の左爪と第2の左爪は、ピンを中心に枢動して、左顎を開閉する。一方、左支持部及び第3の左爪も、第1の左爪及び第2の左爪と共にピンを中心に回転する。
左顎は、更に、オプションとして、第1の左爪及び第2の左爪に接続された左スペーサ(スペーサAとも呼ぶ。)を備える。左スペーサは、第1の左アームの第1の上端で第1の左アームの内側に接続され、第1の左貫通孔と位置合わせされた第1の左開口を有する第1の左スペーサと、第2の左アームの第2の上端で第2の左アームの内側に接続され、第2の左貫通孔と位置合わせされた第2の左開口を有する第2の左スペーサとを備えていてもよい。したがって、ピンは、第1の左開口部及び第2の左開口部にも挿入される。
第3の左爪は、第1の左爪及び第2の左爪と同様の構造を有する。第3の左爪は、オプションとして、左支持部に接続された第3の左アームと、第3の左アームに接続された第3の左アダプタと、第3の左アームの反対側の第3の左アダプタに接続された第3の左先端とを備える。第3の左アダプタは、第3の左先端を固定するために使用される。第3の左アダプタ及び第3の左先端は、それぞれ第1/第2の左アダプタ及び第1/第2の左先端と同一又は類似の構造を有する。但し、第3の左アームは、第3の上端に貫通孔を有していない。これに代えて、第3の上端は、左支持部に部分的に埋め込まれている。第1の左爪、第2の左爪、及び第3の左爪は、それぞれの相対的な構成において様々な設計を有していてもよい。幾つかの具体例では、第3の左アームは、第1の左アーム及び第2の左アームと同じ長さを有し、第1の左先端、第2の左先端、及び第3の左先端が一列に整列するように構成してもよい。これにより、伐採木は、この列に沿って小さな断片に切断される。幾つかの具体例では、第3の左アームは、第1及び第2の左アームより短く、これにより、第1の左先端、第2の左先端、及び第3の左先端が三角形の形状を形成するようにしてもよい。これにより、伐採木は、穿孔され、大きなブロックに破砕される。
具体的には、第1の左爪の第1の左先端は、第1の分割点を提供し、第2の左爪の第2の左先端は、第2の分割点を提供し、第3の左爪の第3の左先端は、第3の分割点を提供する。第1の左先端、第2の左先端、及び第3の左先端は、木材、特に硬質の伐採木又は丸太をより効率的に分割及び破砕するために三角形状に配置される。
左支持部は、オプションとして、ピンの下の第1のプレート(プレートA)、第1のプレートに接続された第2のプレート(プレートB)、第2のプレートに接続された左シリンダ(シリンダA)、左シリンダに埋め込まれた第3のプレート(プレートC)、及び左シリンダに接続された第4のプレート(プレートD)を含む複数のプレートの構造(すなわち、マルチプレート構造)を有する。第2のプレート、第3のプレート、及び第4のプレートは、より多くの木材を保持するために、左支持部内の間隙を覆うように設計される。これにより、把持スプリッタは、より効率的に木材を回収できる。左シリンダは、左支持部の剛性及び強度を高めるために使用され、特に第1及び第2の左爪を補強して変形を防止するために用いられる。例えば、左顎と右顎との間の空洞内で把持される木材が多すぎると、第1の左爪と第2の左爪との間の左間隔が広がる。このような広がり変形により、左顎が外れてしまうこともある。このため左シリンダは、第1の左爪と第2の左爪との接続を強化することにより、このような広がり変形を防止する。左シリンダは、オプションとして、第2のプレートと第3のプレートとの間に接続された第1の左シリンダ及び第3のプレートと第4のプレートとの間に接続された第2の左シリンダを備える。すなわち、第3のプレートは、第1の左シリンダと第2の左シリンダとの間に接続されている。第1のプレート、第2のプレート、左シリンダ、第3のプレート、及び第4のプレートは、第1の左爪及び第2の左爪の内側で終了している。第4のプレートは、第1のプレートの遠位に直線状の底縁を有していてもよい。第1の支持部は、第1の左爪、第2の左爪、及び第3の左爪に駆動力を与え、全体をピン止し又はピンを中心に回転させる。具体的には、第1及び第2の左シリンダは、把持の剛性を高めるために使用される。第1及び第2の左シリンダは、左爪全体を共に保持するのにも役立つ。第1のプレート、第2のプレート、第3のプレート、及び第4のプレートのそれぞれは、空洞を曲面状の空洞として構成するのに役立つ。複数のプレートを用いる構造は、単一のプレート(平板等)を用いる単一プレート構造に比べて、製造が容易である。
左支持部は、2つの手法で形成できる。幾つかの具体例では、まず、第1のプレート、第2のプレート、左シリンダ、第3のプレート、及び第4のプレートを個別に作成し、次に、これらを組み立てて、一体部品として左支持部を形成する。一体式の左支持部は、伐採木との衝突及び衝撃に耐えるための十分な強度を有する必要がある。このため、組立式の左支持部は、軟質木材又は太い灌木を破砕するために採用される。幾つかの具体例では、左支持部は、全体として単一の部品として成形される。成形された左支持部は、組立式の左支持部より強度が高いが、製造コストも高い。
左支持部は、更に、第1の左アーム及び第2の左アームに接続された上側フランジ(フランジA)及び下側フランジ(フランジB)を更に備えてもよい。上側フランジは、下側フランジの上/上方にある。上側フランジ及び下側フランジの両方は、閉じたときに、上側フランジ及び下側フランジが爪の閉じを妨げないように溶接される。オプションとして、上側フランジ及び下側フランジは、左アームに沿って左先端に向かって延びるように溶接され、また、左支持部に沿って内側に延びるように溶接される。上側フランジは、オプションとして、第1の左先端付近で第4のプレートの底縁と第1の左アームの内側とを接続するための第1の上側フランジと、第2の左先端付近で第4のプレートの底縁と第2の左アームの内側とを接続するための第2の上側フランジとを備える。これにより、第1の上側フランジ及び第2の上側フランジは、第3の左爪に対して対称となる。上側フランジは、第1及び第2の左爪の変形を防止するための補強に用いられる。具体的には、上側フランジは、第1の左爪と第2の左爪との間の広がり変形を防止する。
左顎は、更に、掘削機に接続するための左ブラケット(ブラケットA)を備えていてもよい。掘削機は、特に木の幹の分割又は除去のために把持スプリッタを取り付け及び/又は使用するように構成されているため、把持スプリッタ又はグラップルのハンドラーとも呼ばれる。第1のプレートと第1及び第2の左爪とは、左ブラケットによって一体部品として互いに保持される。左ブラケットは、オプションとして、左支持部の第1の部分に接続された第1の左ブラケットと、左支持部の第2の部分に接続された第2の左ブラケットとを備える。幾つかの具体例では、第1の左ブラケット及び第2の左ブラケットは、第3の左爪の近傍であって、それぞれ、第1の左爪及び第2の左爪から離れて配置される。第1の左ブラケット及び第2の左ブラケットは、同一又は類似の構造を有する。第1の左ブラケット及び第2の左ブラケットは、それぞれ第1の左アパーチャ及び第2の左アパーチャを有する。第1の左アパーチャと第2の左アパーチャは、左軸を挿入するために位置合わせされている。把持スプリッタは、左軸上で左顎を枢動させることによって左顎を開閉する。左軸は、ロッド、バー、シャフト、スパイク、ポール、スティック、又は他の同様の物体であってもよい。このように、左ブラケットは、左顎を左軸に、更に掘削機のアームに接続する。
幾つかの具体例では、左軸は、第1のファスナ(リベット、ねじ等)によって左ブラケットに固定される。第1の左ブラケットは、オプションとして、第1の左アームの内側に面する外側表面上に第1のワッシャを有し、第2の左ブラケットは、第2の左アームの内側に面する外側表面に第2の左ワッシャを有する。第1のワッシャ及び第2のワッシャは、それぞれ第1の左アパーチャ及び第2の左アパーチャに位置合わせされている。したがって、左軸は、第1のワッシャ及び第2のワッシャも通過する。ワッシャは、第1のファスナに加わる作業荷重を分散するために使用される。あるいは、左軸は、圧着、溶接、半田付け、ろう付け、テーピング、接着、セメント、又は他の接着剤等の他の接合方法によって左ブラケットに接合されてもよい。
把持スプリッタの右顎は、ピンに接続された第1の右爪及び第2の右爪と、第1の右爪及び第2の右爪を接続する右支持部とを備える。第1の右爪及び第2の右爪は、第1の左爪又は第2の左爪と同様の構造を有する。第1及び第2の右爪も、伐採木、丸太、切り株、及び太い灌木を含む木材を把持又は握持するために使用される。幾つかの具体例では、第1の右爪及び第2の右爪は、平行に配置される。右顎は、第1の右爪と第2の右爪との間に右間隔を有する。したがって、第1の右爪と第2の右爪とは、ピンを中心に同一の角運動量で枢動する。
下側フランジは、オプションとして、左先端付近で第4のプレートと第1の左アームとを接続するための第1の上側フランジの下/下方の第1の下側フランジと、第2の左先端付近で第4のプレートと第2の左アームとを接続するための第1の上側フランジの下/下方の第2の下側フランジとを備える。第1の下側フランジ及び第2の下側フランジも第3の左爪に対して対称である。下側フランジは、第1の右爪及び第2の右爪の変形を防止するための補強に用いられる。具体的には、下側フランジは、第1の右爪と第2の右爪との間の広がり変形を防止する。
第1の右爪は、オプションとして、ピンに接続された第1の右アームと、ピンの反対側の第1の右アームに接続された第1の右アダプタと、第1の右アームの反対側の第1の右アダプタに接続された第1の右先端とを備える。第1の右先端は、伐採木を破砕するために使用される第1の右刃を有する。第1の右アダプタは、第1の右先端を固定するために使用される。同様に、第1の右アームは、第1の右アームの上端に第1の右貫通孔を有していてもよく、第1の右アダプタは、第1の右アームの上端と反対側の下端に接続される。また、第1の右先端は、第1の右刃において、傾斜平面内にマイナス30度(-30°)から30度(30°)の範囲の角度を有するテーパ形状を有していてもよい。
第2の右爪は、オプションとして、ピンに接続された第2の右アームと、ピンの反対側の第2の右アームに接続された第2の右アダプタと、第2の右アームの反対側の第2の右アダプタに接続された第2の右先端とを備える。第2の右先端には、伐採木を破砕するための第2の右刃を有する。第2の右アダプタは、第2の右先端を固定するために使用される。同様に、第2の右アームは、第2の右アームの上端に第2の右貫通孔を有していてもよく、第2の右アダプタは、第2の右アームの上端の反対側の下端に接続される。また、第2の右先端は、第2の右刃において、傾斜平面内にマイナス30度(-30°)から30度(30°)の範囲の角度を有するテーパ形状を有していてもよい。
右支持部は、オプションとして、ピンの下の第5のプレート(プレートE)、第5のプレートに接続された第6のプレート(プレートF)、第6のプレートに接続された右シリンダ(シリンダB)、右シリンダに埋め込まれた第7のプレート(プレートG)、及び右シリンダに接続されたエンドプレートを有する。第5のプレート、第6のプレート、第7のプレート、及びエンドプレートは、より多くの木材を保持するために、右支持部内の間隙を覆うように設計される。これにより、把持スプリッタは、より効率的に木材を回収できる。右シリンダは、右支持部の剛性及び強度を高めるために使用され、特に第1及び第2の右爪を補強して変形を防止するために用いられる。例えば、左顎と右顎との間の空洞内で把持される木材が多すぎると、第1の右爪と第2の右爪との間の右間隔が広がる。そのような広がり変形により、右顎が外れてしまうこともある。このため右シリンダは、第1の右爪と第2の右爪との接続を強化することにより、このような広がり変形を防止する。右シリンダは、第6のプレート及び第7のプレートに接続された第1の右シリンダと、第7のプレート及びエンドプレートに接続された第2の右シリンダとを備える。すなわち、第7のプレートは、第1の右シリンダと第2の右シリンダとの間に接続されている。
同様に、第1の右爪及び第2の右爪も右間隙で隔てられている。左顎及び右顎は、第3の左アームが右間隙に接近するような配置で閉じられ、第1の右アームは、第1の左間隙に、第2の右アームは、第2の左間隙にそれぞれ接近する。第3の左アームがエンドプレートに達すると、左顎と右顎が完全に閉じられ、第1の右アームと第2の右アームは、第4のプレートに達する。更に、第4のプレートは、第1の右アーム及び第2の右アームに対する強い衝突を防止するために、その底縁に左衝突防止材料(ゴム等)を含むことができる。これに代えて、第4のプレートは、第4のプレートに接近する第1の右爪及び第2の右爪のモーメントを吸収する左緩衝デバイス(ばね等)を備えてもよい。同様に、エンドプレートは、第3の左爪への強い衝突を防止し、又はエンドプレートに接近する第3の左爪のモーメントを吸収するために、その下端に右衝突防止材料又は右緩衝デバイスを備えていてもよい。
同様に、右顎は、更に、掘削機に接続するための右ブラケット(ブラケットB)を備えていてもよい。右ブラケットは、オプションとして、第1の右爪に接続された第1の右ブラケットと、第2の右爪に接続された第2の右のブラケットとを備える。第1の右ブラケット及び第2の右ブラケットは、同一又は類似の構造を有していてもよい。第1の右ブラケット及び第2の右ブラケットは、それぞれ第1の右アパーチャ及び第2の右アパーチャを有する。第1の右アパーチャ及び第2の右アパーチャも、右軸を挿入するために位置合わせされている。把持スプリッタは、右軸上で右顎を枢動させることによって右顎を開閉する。右軸は、ロッド、バー、シャフト、スパイク、ポール、スティック、又は他の同様の物体であってもよい。このように、右ブラケットは、右顎を右軸に、更に掘削機のアームに接続する。
右顎は、更に、第1の右爪及び第2の右爪に接続された右スペーサ(すなわち、スペーサC)を備えていてもよい。右スペーサは、オプションとして、第1の右アームの上端で第1の右アームの外側に接続され、第1の右貫通孔と位置合わせされた第1の右開口を有する第1の右スペーサと、第2の右アームの上端で第2の右アームの外側に接続され、第2の右貫通孔と位置合わせされた第2の右開口を有する第2の右スペーサとを備える。したがって、ピンは、第1の右開口及び第2の右開口にも挿入される。第1の右スペーサと第2の右スペーサとは、同一又は類似の構造を有する。具体的には、左スペーサは、右スペーサと協働して、それぞれ、第1の左アームと第1の右アームとの間及び第2の左アームと第2の右アームとの間の直接的な接触及びその後の摩耗を回避する。換言すれば、第1の左スペーサ及び第1の右スペーサは、第1の左爪と第1の右爪との間の第1の公差間隙を埋める。同様に、第2の左スペーサ及び第2の右スペーサは、第2の左爪と第2の右爪との間の第2の公差間隙を埋める。
右ブラケットは、オプションとして、右ブラケットの内面にブラケットスペーサ(スペーサB)を備える。ブラケットスペーサは、右軸と右ブラケットとの間の第3の公差間隙を埋めるために使用される。ブラケットスペーサは、第1の右ブラケットの内面において第1の右アパーチャと位置合わせされた第1のブラケットスペーサと、第2の右ブラケットの内面において第2の右アパーチャと位置合わせされた第2のブラケットスペーサとを備えていてもよい。右ブラケットは、オプションとして、第1の右ブラケットの外面にブラケットシリンダ(すなわち、シリンダB)備える。また、ブラケットシリンダは、第1及び第2の右爪の剛性及び強度を高め、第1及び第2の右爪の変形を防止するために用いられる。例えば、左顎と右顎との間の空洞内で把持される木材が多すぎると、第1の右爪と第2の右爪との間の右間隔が広がる。このためブラケットシリンダは、第1の右爪及び第2の右爪を補強することにより、このような広がり変形を防止する。
把持スプリッタは、更に、左顎、右顎、又は左顎と右顎の両方を制御する駆動機構を備えていてもよい。駆動機構は、オプションとして、ピンに接続され、左顎及び右顎の位置を制御して伐採木又は太い灌木に接近させるための主駆動部を備える。主駆動部は、左顎及び右顎を昇降させ及びピンを介して枢動させることができる。幾つかの具体例では、主駆動部は、ピンを3次元で自由に動かすことができる自在継手を備える。これに代えて、主駆動部は、ピンを昇降させるための主油圧システムと、ピンを360度回転させるための回転継手とを備える。
駆動機構は、更に、左軸に接続され、左顎を開閉するための第1の駆動部を備えてもよい。左軸は、第1のワッシャ、第1の左アパーチャ、第2の左アパーチャ、及び第2のワッシャに、この順序で挿入される。例えば、第1の駆動部は、左軸を昇降させる第1の油圧システムを備える。左軸の上下運動は、左顎の開放運動又は閉鎖運動にそれぞれ変換される。このため、左顎は、左顎を右顎に向けて閉じることによって、能動的に伐採木を把持及び破壊し、一方、右顎は、左顎と右顎との間の伐採木を受動的に保持する。また、駆動機構は、右軸に接続され、右顎を開閉する第2の駆動部を備えていてもよい。第2の軸は、第1のブラケットシリンダ、第1の右アパーチャ、第1のブラケットスペーサ、第2のブラケットスペーサ、第2の右アパーチャ、第2のブラケットシリンダに、この順序で挿入される。例えば、第2の駆動部は、右軸を昇降させる第2の油圧システムを備えている。右軸の上下運動は、右顎の開放運動又は閉鎖運動にそれぞれ変換される。このため、左顎を右顎に向けて閉じ、右顎を左顎に向けて閉じることによって、左顎と右顎の両方が能動的に伐採木を把持し破壊する。
把持スプリッタは、更に、主駆動部、第1の駆動部、及び/又は第2の駆動部を含む駆動機構を制御するための制御パネルを含むことができる。例えば、制御パネルは、制御信号を送信する送信機を有し、主駆動部は、制御信号を受信する受信機を有する。そして、主駆動部は、制御信号に指示された動作を行う。制御信号は、伝送ケーブルを介して送信してもよく、無線送信してもよい。後者の場合、把持スプリッタは、伐採木又は太い灌木から離れて遠隔制御されうる。
幾つかの具体例では、把持スプリッタは、掘削機に取り付けられてもよい。把持スプリッタは、オプションとして、掘削機のディッパー、アーム、又はスティックに沿って軸線上で回転する回転ヒンジとして把持スプリッタ接続ヒンジを備えていてもよい。したがって、把持スプリッタは、地面上を移動する掘削機によって、伐採場に輸送できる。一方、把持スプリッタ接続ヒンジは、3次元的に自由に動くことができ、把持スプリッタの如何なる動きも妨げない。
本出願の把持スプリッタは、それぞれの具体例の説明に限定されない。例えば、把持スプリッタの第1の構成要素としての主顎は、左顎について記載されているが主顎について記載されていない幾つかの共通の特徴を有していてもよい。同様に、把持スプリッタの第2の構成要素としての付属顎は、右顎について記載されているが付属顎について記載されていない幾つかの共通の特徴を有していてもよい。
第2の側面として、本出願は、伐採木を破砕するための把持スプリッタを製造する方法を開示する。把持スプリッタの製造方法は、第1の対向面を有する左顎を準備するステップと、第2の対向面を有する右顎を準備するステップと、左顎と右顎を接続して支持するためのピンを準備するステップとを有する。左顎及び右顎は、ピンを中心に枢動して、伐採木を把持及び破砕するように構成されている。
左顎は、オプションとして、第1の左爪、第2の左爪、及び第3の左爪を準備するステップと、左支持部により第1の左爪、第2の左爪、及び第3の左爪を一体的な部品に組み立てるステップと、左支持部に左ブラケットを接続するステップとによって準備される。これに代えて、左顎は、オプションとして、第1の左爪、第2の左爪、第3の左爪、及び左支持部を含む第1の本体を準備するステップと、左支持部に左ブラケットを接続するステップとによって準備される。
第1の左爪は、オプションとして、第1の左貫通孔を有する第1の左アームを準備するステップと、第1の左アームに第1の左アダプタを着脱可能に接続するステップと、第1の左アダプタに第1の左先端を着脱可能に接続するステップとによって準備される。第2の左爪は、上記と同じ又は同様の方法で準備してもよい。第3の左爪は、オプションとして、左支持部に第3の左アームを接続するステップと、第3の左アームに第3の左アダプタを着脱可能に接続するステップと、第3の左アダプタに第3の先端を着脱可能に接続するステップとによって準備される。
第1の右顎は、オプションとして、第1の右爪及び第2の右爪を準備するステップと、第1の右爪と第2の右爪を一体的な部品に組み立てるステップと、第1の右爪と第2の右爪に右ブラケットを接続するステップとによって準備される。同様に、第2の右顎は、第1の右爪、第2の右爪、及び右支持部を含む第2の本体を準備するステップと、第1の右爪と第2の右爪に右ブラケットを接続するステップとによって準備される。
第1の右爪は、第1の左貫通孔を有する第1の右アームを準備するステップと、第1の右アームに第1の右アダプタを着脱可能に接続するステップと、第1の右側アダプタに第1の右先端を着脱可能に接続するステップとによって準備される。上述した方法と同じ又は同様の方法で第2の右爪を準備してもよい。
把持スプリッタの製造方法は、更に、左顎、右顎、又は左顎及び右顎の両方を駆動する駆動機構を準備するステップと、駆動機構を左顎、右顎、又は左顎及び右顎の両方に接続するステップとを有していてもよい。駆動機構は、左顎を移動させるための第1の駆動部(例えば、第1の油圧システム)を左顎に接続するステップと、右顎を移動させるための第2の駆動部(例えば、第2の油圧システム)を右顎に接続するステップとによって準備してもよい。
第3の側面として、本出願は、把持スプリッタを使用して伐採木を破砕する方法を開示する。把持スプリッタを使用する方法は、左顎及び右顎を下方に移動させるステップと、左顎と右顎を開放するステップと、把持スプリッタを伐採木に接近させるステップと、伐採木に向かって左顎と右顎を閉鎖するステップと、左顎と右顎によって伐採木を把持及び破砕するステップとを有する。開放ステップ及び接近ステップは、順番を入れ替えてもよい。
開放ステップは、オプションとして、ピンを中心に左顎を枢動させるステップを含み、これにより、右顎が受動的に動かない状態で、左顎の第1の対向面は、右顎の第2の対向面から離れるように能動的に移動される。これに代えて、開放ステップは、オプションとして、ピンを中心に左顎と右顎の両方を枢動させるステップを有していてもよく、これにより、左顎の第1の対向面と右顎の第2の対向面とが、互いに同時に離れるように能動的に移動される。
閉鎖ステップは、オプションとして、ピンを中心に左顎を枢動させ、右顎が受動的に動かない状態で、左顎の第1の対向面を右顎の第2の対向面に向けて能動的に移動させるステップを含む。
把持及び破砕ステップは、オプションとして、右顎で伐採木を固定するステップと、左顎で伐採木を破砕するステップとを有する。これに代えて、把持及び破砕のステップは、オプションとして、伐採木を左顎及び右顎の両方で固定するステップと、左顎と右顎の両方で伐採木を破砕するステップとを有する。
破砕ステップは、オプションとして、伐採木を左顎で突き刺すステップと、左顎で伐採木を幾つかの大きなブロックに分割するステップと、左顎で大きなブロックを複数の小さな断片に破砕するステップとを有する。
破砕ステップは、オプションとして、伐採木を複数の小スライスに切断するステップを含む。これに代えて、破砕ステップは、オプションとして、左顎及び右顎の両方を用いて伐採木を突き刺すステップと、左顎と右顎の両方で伐採木を幾つかの大きなブロックに分割するステップと、左顎と右顎の両方で大きなブロックを複数の小さな断片に破砕するステップとを有する。
閉鎖ステップは、オプションとして、ピンを中心に左顎及び右顎を枢動させるステップを有する。左顎の第1の対向面と右顎の第2の対向面とは、それぞれ第1の油圧システムと第2の油圧システムによって同時に互いに向けて駆動される。
添付の図面(Fig)は、実施形態を図示し、開示された実施形態の原理を説明するためのものである。なお、これらの図は、説明のためのみに示されており、関連する用途の限界を定義するために示されるものではない。
把持スプリッタの第1の等角図である。 把持スプリッタの第2の等角図である。 把持スプリッタの上面図である。 把持スプリッタの側面図である。 把持スプリッタの第1の断面図である。 把持スプリッタの第2の断面図である。 外側の視点からの左顎の第1の等角図である。 内側の視点からの左顎の第2の等角図である。 左顎の上面図である。 左顎の背面図である。 左顎の斜視側面図である。 外側の視点からの右顎の第1の等角図である。 内側の視点からの右顎の第2の等角図である。 右顎の上面図である。 右顎の背面図である。 右顎の側面斜視図である。 把持スプリッタの分解図である。 掘削機に取り付けられた把持スプリッタの等角図である。 掘削機に取り付けられた把持スプリッタの側面図である。 掘削機アームに接続された把持スプリッタの等角図である。 掘削機アームに接続された把持スプリッタの側面図である。 別の把持スプリッタの等角図である。
図1は、把持スプリッタ100の第1の等角図である。把持スプリッタ100は、顎101を含む。顎101は、幹を把持するために移動可能である。顎101は、木の幹を破断するための鋭い刃を更に含む。顎101は、左顎200と、右顎300と、左顎200及び右顎300を接続するピン102とを備える。左顎200は、更に、第1の左爪210、第2の左爪220、第3の左爪230、及び第1の左爪210と第2の左爪220と第3の左爪230とを接続する左支持部240を備え、これらは、一体的な部品として左顎200を構成している。したがって、左支持部は、第1の左爪と第3の左爪との間に延びる第1の左部分242と、第2の左爪と第3の左爪との間に延びる第2の左部分244とに分割される。左顎200は、左支持部に接続された左ブラケット250を有することが示されている。左ブラケットは、更に、第1の左部分に接続された第1の左ブラケット252と、第2の左部分に接続された第2の左ブラケット254とを含む。具体的には、第1の左ブラケット及び第2の左ブラケットは、共に、第3の左爪の近傍にあり、第1の左爪及び第2の左爪からそれぞれ離れている。
右顎300は、更に、第1の右爪310(図示せず)、第2の右爪320、第1の右爪310と第2の右爪320とを接続する右支持部340(図示せず)とを備え、これらは、一体的な部品として右顎300を構成している。図1に示すように、把持スプリッタ100は、左顎200と右顎300とを組み合わせる(interlacing)又は噛み合わせる(interlocking)ことによって完全に閉じられる。詳しくは、第1の右爪310は、第1の左爪と第3の左爪との間の第1の左間隙201に挿入され、一方、第2の右爪320は、第2の左爪と第3の左爪との間の第2の左間隙202に挿入される。これにより、左顎200と右顎300との間に木材を保持するための空洞104が形成される。
第1の右爪310は、ピン102に接続された第1の右アーム312と、第1の右アーム312に接続された第1の右アダプタ314と、第1の右アダプタ314に接続された第1の右先端316とを含む。同様に、第2の右爪320は、ピン102に接続された第2の右アーム322と、第2の右アーム322に接続された第2の右アダプタ324と、第2の右アダプタ324に接続された第2の右先端326とを含む。したがって、右顎300は、第1の右先端316と第2の右先端において、それぞれ2つの分割点を有する。
図2は、把持スプリッタ100の第2の等角図である。ここでは、右顎300が右ブラケット350も有することが示されている。右ブラケット350は、更に、第1の右アーム312及び第2の右アーム322にそれぞれ接続された第1の右ブラケット352及び第2の右ブラケット354を含む。図2に示すように、把持スプリッタ100は、左顎200と右顎300とを組み合わせる又は噛み合わせることによって完全に閉じられる。詳しくは、第3の左爪は、第1の右爪310と第2の右爪320との間の右間隙302に挿入され、第1の左爪及び第2の左爪は、それぞれ第1の右爪310及び第2の右爪320の外側に位置する。
図3は、把持スプリッタ100の上面図である。第1の左爪は、ピン102に接続された第1の左アーム212と、第1の左アームに接続された第1の左アダプタ214(図示せず)と、第1の左アダプタに接続された第1の左先端216とを含む。同様に、第2の左爪は、ピン102に接続された第2の左アーム222と、第2の左アーム222に接続された第2の左アダプタ224(図示せず)と、第2の左アダプタ224に接続された第2の左先端226とを含む。これに対して、第3の左爪は、左支持部に接続された第3の左アーム232と、第3の左アームに接続された第3の左アダプタ234(図示せず)と、第3の左アダプタに接続された第3の左先端236とを備えている。したがって、左顎200は、それぞれ第1の左先端、第2の左先端、及び第3の左先端において、3つの分割点を有する。
図4は、把持スプリッタ100の側面図である。ここに明示するように、第1の左アームと第1の右アーム312は、互いに組み合わされ又は噛み合わされ、左顎200及び右顎300が閉じられたときに、第1の左アームと第1の右アーム312との間に空洞104が形成される。第1の左アダプタ及び第1の左先端は、第1の右アーム312から外側に延び、第1の右アダプタ314及び第1の右先端316も第1の左アームから外側に延び、空洞104内に木材を堅く保持する。図4に示す2つの断面線A及びBにおける断面は、それぞれ図5及び図6に示されている。
図5は、図4の断面線Aに沿って示される把持スプリッタ100の第1の断面図である。左支持部は、第1のプレート260と、第2のプレート262と、第3のプレート264と、第4のプレート266と、左シリンダ270とを備え、これらは、全て、第1の左アームと第2の左アームとの間に接続され、第3のアームによって第1の左部分と第2の左部分とに分割されている。第3の左アームは、第1のプレートで終了している。左シリンダは、更に、第2のプレートと第3のプレートとの間に接続された第1の左シリンダ272と、第3のプレートと第4のプレートとの間に接続された第2の左シリンダ274とを備える。ここでは、第1の右爪310及び第2の右爪320が、それぞれ第1の左間隙201及び第2の左間隙202に挿入されていることが明示されている。また、左支持部は、第1の右爪310及び第2の右爪320を補強するための下側フランジ286を備えている。下側フランジは、更に、第1の左アームの内側に接続された第1の下側フランジ288と、第2の左アームの内側に接続された第2の下側フランジ290とを有する。
図6は、図4の断面線Bに沿った把持スプリッタ100の第2の断面図である。右支持部340は、第5のプレート360、第6のプレート362、第7のプレート364、エンドプレート366、及び右シリンダ370を備え、これらは、全て、第1の右アーム312と第2の右アーム322との間に接続されている。右シリンダ370は、更に、第6のプレート362と第7のプレート364との間に接続された第1の右シリンダ372と、第7のプレート364とエンドプレート366との間に接続された第2の右シリンダ374とを備える。また、ここでは、第3の左爪が右間隙302に挿入されていることが明示されている。
図7は、外側の視点からの左顎200の第1の等角図である。第1の左爪は、第1の左アダプタ及び第1の左先端から離れた第1の左アームの端部に第1の左貫通孔218を有する。同様に、第2の左爪は、第2の左アダプタ及び第2の左先端から離れた第2の左アームの端部に第2の左貫通孔228を有する。ピン102は、第1の左貫通孔と第2の左貫通孔とに挿通される。また、左顎200は、第1の左爪及び第2の左爪に接続された左スペーサ204を備える。左スペーサ204は、更に、第1の左アーム及び第2の左アームの内面にそれぞれ接続された第1の左スペーサ205及び第2の左スペーサ207を含む。第1の左スペーサ205及び第2の左スペーサ207は、それぞれ第1の左開口206及び第2の左開口208を有する。第1の左開口206及び第2の左開口208は、それぞれ、ピン102が通過するように第1の左貫通孔及び第2の左貫通孔に位置合わせされている。
また、図7は、第1の左ブラケット及び第2の左ブラケットがそれぞれ第1の左アパーチャ253及び第2の左アパーチャ255を有することを示している。また、左ブラケットは、その外側面にワッシャ292を有する。詳しくは、第1の左ブラケットは、第1の左アームに面する外面に第1のワッシャ294を有し、第2の左ブラケットは、第2の左アームに面する外面に第2のワッシャ296を有する。第1のワッシャ及び第2のワッシャは、左軸106(図示せず)が通過するように、それぞれ第1の左アパーチャ及び第2の左アパーチャに位置合わせされている。
図8は、内側の視点からの左顎200の第2の等角図である。また、左支持部は、第1の左爪及び第2の左爪に接続された上側フランジ280を有する。上側フランジは、第1の左アダプタの近くで第1の左アームの内面に接続された第1の上側フランジ282と、第2の左アダプタの近くで第2の左アームの内面に接続された第2の上側フランジ284とを有する。第1の上側フランジ及び第2の上側フランジは、第1の左爪及び第2の左爪を補強するために使用される。
図9は、左顎200の上面図である。左顎200は、第3の左爪を通過する仮想中心線209について対称である。ここでは、第1の左先端及び第2の左先端が外側で整列し、第3の左先端が左顎200から内側に整列していることが明示されている。このように、第1の左先端、第2の左先端、及び第3の左先端は、木材をより効率的に分割するために三角形状に配置されている。
図10は、左顎200の背面図である。ここでは、上側フランジと下側フランジが部分的に重なっていることが明示されている。詳しくは、第1の上側フランジは、第1の下側フランジと部分的に重なっており、これらは、いずれも第1の左アームの内側に接続されており、第2の上側フランジは、第2の下側フランジと部分的に重なっており、これらは、いずれも第2の左アームの内側に接続されている。
図11は、左顎200の斜視側面図である。第1のプレート、第2のプレート、第1の左シリンダ、第3のプレート、第2の左シリンダ、第4のプレートが、この順序で接続されている。第1の左貫通孔及び第1の左アダプタは、それぞれ第1の左アームの両端に位置する。
図12は、外側の視点からの右顎300の第1の等角図である。第1の右爪310は、第1の右アダプタ314及び第1の右先端316から離れた第1の右アーム312の端部に第1の右貫通孔318を有する。同様に、第2の右爪320は、第2の右アダプタ324及び第2の右先端326から離れた第2の右アーム322の端部に第2の右貫通孔328を有する。ピン102は、第1の右貫通孔318と第2の右貫通孔328とに挿通されている。また、右顎300は、第1の右爪310及び第2の右爪320に接続された右スペーサ304を備えている。右スペーサ304は、更に、第1の右アーム312及び第2の右アーム322の外面にそれぞれ接続された第1の右スペーサ305及び第2の右スペーサ307を備えている。第1の右スペーサ305及び第2の右スペーサ307は、それぞれ第1の右開口306及び第2の右開口308を有する。第1の右開口306及び第2の右開口308は、ピン102が通過するように、それぞれ第1の右貫通孔318及び第2の右貫通孔328に位置合わせされている。
また、図12は、第1の右ブラケット352及び第2の右ブラケット354がそれぞれ第1の右アパーチャ353及び第2の右アパーチャ355を有することを示している。また、右ブラケット350は、左ブラケットの内面にもブラケットスペーサ380を有する。詳しくは、第1の左ブラケットは、その内側に第1のブラケットスペーサ382を有し、第2の左ブラケットは、その内側に第2のブラケットスペーサ384を有する。換言すれば、第1のブラケットスペーサ382と第2のブラケットスペーサ384とは、対向している。第1のブラケットスペーサ382及び第2のブラケットスペーサ384は、それぞれ、右軸108(図示せず)が通過するように、第1の右アパーチャ353及び第2の右アパーチャ355に位置合わせされている。また、右ブラケット350は、第1の右ブラケット352の外面にもブラケットシリンダ390を有している。ブラケットシリンダ390は、右軸108(図示せず)が通過するように、第1の右アパーチャ353及び第2の右アパーチャ355にそれぞれ位置合わせされている。
図13は、内側の視点からの右顎300の第2の等角図である。エンドプレート366は、本体部369に接続された第1の突出部367及び第2の突出部368を有する。第1の突出部367は、第1の右アーム312の内側であって第1の右アダプタ314の近傍に接続されており、第2の突出部368は、第2の右アーム322の内側であって第2の右アダプタ324の近傍に接続されている。第1の突出部367及び第2の突出部368は、第1の右爪310及び第2の右爪320を補強するためのものである。また、右間隙302は、エンドプレート366の本体部369で終了している。
図14は、右顎300の上面図である。右顎300は、仮想中心線309について対称である。ここでは、第1の右先端316及び第2の右先端326が外側に向いていることが明示されている。
図15は、右顎300の背面図である。ここでは、第1の突出部367が第1の右アーム312の内側であって第1の右アダプタ314の近傍に接続されており、第2の突出部368が第2の右アーム322の内側であって第2の右アダプタ324の近傍に接続されていることが明示されている。
図16は、右顎300の側面斜視図である。第5のプレート360、第6のプレート362、第1の右シリンダ372、第7のプレート364、第2の右シリンダ374、及びエンドプレート366が、この順序で接続されている。第1の右貫通孔318及び第1の右アダプタ314は、第1の右アーム312の両端にそれぞれ位置している。
図17は、把持スプリッタ100の分解図を示す。
図18は、掘削機400に取り付けられた把持スプリッタ100の等角図である。掘削機400は、把持スプリッタ100を3次元的に移動させるためのピン102に接続された掘削機アーム402を有する。掘削機400は、更に、左軸106及び右軸108にそれぞれ接続され、左顎200及び右顎300を開閉するための第1の油圧シリンダ404及び第2の油圧シリンダ406を有する。
図19は、掘削機400に取り付けられた把持スプリッタ100の側面図である。第1の油圧シリンダ404が前後に移動すると、第1の顎200は、第1の軸106を支点とする枢動による閉動作及び開動作を行う。同様に、第2の油圧シリンダ406が前後に移動すると、第2の顎300は、第2の軸108を支点とする枢動による閉動作及び開動作を行う。
図20は、掘削機アーム402に接続された把持スプリッタ100の等角図である。掘削機アーム402と第1の油圧シリンダ404との間には、掘削機アーム402と第1の油圧シリンダ404との動きを連動させるジョイントヒンジ408が接続されている。これにより、第1の顎200の開閉動作をより容易に且つ正確に制御できる。
図21は、掘削機アーム402に接続された把持スプリッタ100の側面図である。ジョイントヒンジ408は、第1のジョイント点410及び第2のジョイント点412において、それぞれ第1の油圧シリンダ404及び掘削機アーム402に接続される。したがって、ジョイントヒンジ408は、第1のジョイント点410と第2のジョイント点412の両方を同時に支点として枢動する。
図22は、別の把持スプリッタ500の等角図である。把持スプリッタ500は、顎501を含む。顎501は、幹を把持するために移動可能である。顎501は、更に、木の幹を破断するための鋭い刃503を含む。顎501は、顎501を移動可能に支持するための基部502と、基部502の反対側の端部/側に鋭い刃503を有する肢部504とを有する。肢部504は、鋭い刃503を含むと共に基部502から離れるように延びるプロング506を含む。
顎501は、反対側となる各端部に主基部510と主肢部512とを備える主顎508と、主顎512に移動可能に取り付けられた付属顎514とを有する。付属顎514は、反対側となる各端部に付属基部516付属肢部518とを備える。プロング506は、主プロング520と付属プロング522とを含む。
主プロング520は、第1の主プロング524及び第2の主プロング526を含む。主プロング520は、第1の主プロング524と第2の主プロング526との間に、付属顎514の少なくとも一部を受け入れるための主間隙528を有する。主顎508は、主顎508、第1の主プロング524、第2の主プロング526、又はこれらの組み合わせの剛性を高めるために、第1の主プロング524及び第2の主プロング526を接続する主リブ530を含む。主リブ530は、プレート532、シャフト534、又はこれらの組み合わせを含む。主リブ530は、主肢部512から離れて配置され、主顎508に対する付属顎514の移動範囲を制限する。
主基部510は、ブーム538に固定される主ホルダ536を含む。主ホルダ536は、ブーム538に対して主顎508の移動(例えば、解除可能な固定されない回転運動)を可能にする主ヒンジ540を含む。主ヒンジ540は、剛性を高め且つ主顎508を固定するために、間隙546で隔てられた第1の主ヒンジ542及び第2の主ヒンジ544を備える。
主プロング520は、更に、第1の主プロング524と第2の主プロング526との間に位置する第3の主プロング548を備える。第1の主プロング524、第2の主プロング526、及び第3の主プロング548は、それぞれ第1の主端550、第2の主端552及び第3の主端554を有する。主肢部512の近くの主端550、552、554は、直線状に整列していない。
主顎508は、主肢部512において狭端部558を有する主ウェッジ556を含む。鋭い刃503、主ウェッジ556、又はその両方は、主顎508から取り外し可能である。付属顎514は、付属基部516と付属肢部518との間に延びる付属プロング522を含む。付属プロング522は、主プロング520の主平面560とは実質的に異なる付属平面562内を移動するように構成されている。
本出願において、別段の指定がない限り、用語「備える」、「有する」、「含む」、及びこれらの文法的活用形は、「オープンな」又は「包括的な」文言であり、すなわち、これらは、列挙された要素を含むが、明示的に列挙されていない追加の要素の包含も許容することを意図している。
本明細書中で使用する用語「約」は、構成体の要素の割合についての文脈において、典型的には、記載された値の+/-5%、より典型的には、記載された値の+/-4%、より典型的には、記載された値の+/-3%、より典型的には、記載された値の+/-2%、更に典型的には、記載された値の+/-1%、及び更に典型的には、記載された値の+/-0.5%を意味する。
本開示全体を通して、特定の実施形態は、範囲の形式で開示している場合がある。範囲の形式での説明は、単に説明の利便性及び簡潔性を目的としており、開示された範囲に対する柔軟性のない限定として解釈されるべきではない。したがって、範囲の記載は、可能な全ての下位範囲及びその範囲内の個々の数値を具体的に開示したとみなされる。例えば、1から6といった範囲が記述されていれば、1から3、1から4、1から5、2から4、2から6、3から6等の下位範囲、並びに、その範囲内の個々の数、例えば、1、2、3、4、5、及び6が具体的に開示されたと解釈されるべきである。これは、範囲の幅に関係なく適用される。
以上の開示に基づき、当業者は、本出願の思想及び範囲から逸脱することなく、本出願の様々な他の変形例及び適応例を想到することができ、そのような変形例及び適応例は、全て、特許請求の範囲に含まれることが意図される。
100 把持スプリッタ
101 顎
102 ピン
104 空洞
106 左軸
108 右軸
200 左顎
201 第1の左間隙
202 第2の左間隙
204 左スペーサ
205 第1の左スペーサ
206 第1の左開口
207 第2の左スペーサ
208 第2の左開口
209 仮想中心線
210 第1の左爪
212 第1の左アーム
214 第1の左アダプタ
216 第1の左先端
218 第1の左貫通孔
220 第2の左爪
222 第2の左アーム
224 第2の左アダプタ
226 第2の左先端
228 第2の左貫通孔
230 第3の左爪
232 第3の左アーム
234 第3の左アダプタ
236 第3の左先端
240 左支持部
242 第1の左部分
244 第2の左部分
250 左ブラケット
252 第1の左ブラケット
253 第1の左アパーチャ
254 第2の左ブラケット
255 第2の左アパーチャ
260 第1のプレート
262 第2のプレート
264 第3のプレート
266 第4のプレート
270 左シリンダ
272 第1の左シリンダ
274 第2の左シリンダ
280 上側フランジ
282 第1の上側フランジ
284 第2の上側フランジ
286 下側フランジ
288 第1の下側フランジ
290 第2の下側フランジ
292 ワッシャ
294 第1のワッシャ
296 第2のワッシャ
300 右顎
302 右間隙
304 右スペーサ
305 第1の右スペーサ
306 第1の右開口
307 第2の右スペーサ
308 第2の右開口
309 仮想中心線
310 第1の右爪
312 第1の右アーム
314 第1の右アダプタ
316 第1の右先端
318 第1の右貫通孔
320 第2の右爪
322 第2の右アーム
324 第2の右アダプタ
326 第2の右先端
328 第2の右貫通孔
340 右支持部
350 右ブラケット
352 第1の右ブラケット
353 第1の右アパーチャ
354 第2の右ブラケット
355 第2の右アパーチャ
360 第5のプレート
362 第6のプレート
364 第7のプレート
366 エンドプレート
367 第1の突出部
368 第2の突出部
369 本体部
370 右シリンダ
372 第1の右シリンダ
374 第2の右シリンダ
380 ブラケットスペーサ
382 第1のブラケットスペーサ
384 第2のブラケットスペーサ
390 ブラケットシリンダ
400 掘削機
402 掘削機アーム
404 第1の油圧シリンダ
406 第2の油圧シリンダ
408 ジョイントヒンジ
410 第1のジョイント点
412 第2のジョイント点
500 把持スプリッタ
501 顎
502 基部
503 鋭い刃
504 肢部
506 プロング
508 主顎
510 主基部
512 主肢部
514 付属顎
516 付属基部
518 付属肢部
520 主プロング
522 付属プロング
524 第1の主プロング
526 第2の主プロング
528 主間隙
530 主リブ
532 プレート
534 シャフト
536 主ホルダ
538 ブーム
540 主ヒンジ
542 第1の主ヒンジ
544 第2の主ヒンジ
546 間隙
548 第3の主プロング
550 第1の主端
552 第2の主端
554 第3の主端
556 主ウェッジ
558 狭端部
560 主平面
562 付属平面

Claims (3)

  1. 伐採木を伐採するための把持スプリッタにおいて、
    第1の顎と第2の顎とを備え、前記第1の顎は、木材を把持するために移動可能であり、
    前記第1の顎は、前記第1の顎を支持するための主基部と、前記主基部の反対側の端部/側に位置する主肢部と、を備え、
    前記第1の顎は、前記主肢部を含み、かつ、前記主基部から離れるように延びる、第1の主プロング及び第2の主プロングを備え
    前記第1の主プロング及び前記第2の主プロングは、前記主肢部の端部に、それぞれ、前記伐採木を破断して前記木材にするための鋭い刃を含み、
    前記第1の顎および前記第2の顎は、枢動して、前記伐採木を破砕するように構成され、
    前記第1の顎と前記第2の顎との間には、前記木材を把持するための空洞であって、前記第1の顎または前記第2の顎を枢動させるピンの軸方向視において、前記第1の主プロングと前記第2の主プロングとのそれぞれの鋭い刃が、ともに前記第2の顎に重なる構成において、前記ピンの軸方向に貫通する空洞が設けられている、
    把持スプリッタ。
  2. 請求項1に記載の把持スプリッタにおいて、
    前記第1の主プロングと、前記第2の主プロングとを接続する主リブを備え、
    前記主リブは、前記第1の顎と前記第2の顎とが完全に閉じることを抑制する、
    把持スプリッタ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の把持スプリッタにおいて、
    前記第1の主プロングと前記第2の主プロングとの間に、前記第2の顎の少なくとも一部を受け入れるための主間隙を備える、
    把持スプリッタ。
JP2020032660A 2019-12-27 2020-02-28 樹木切断のための把持装置 Active JP7049380B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SG10201913526W 2019-12-27
SG10201913526WA SG10201913526WA (en) 2019-12-27 2019-12-27 Grabber for Cutting Trees

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021106563A JP2021106563A (ja) 2021-07-29
JP7049380B2 true JP7049380B2 (ja) 2022-04-06

Family

ID=76573881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020032660A Active JP7049380B2 (ja) 2019-12-27 2020-02-28 樹木切断のための把持装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7049380B2 (ja)
SG (1) SG10201913526WA (ja)
WO (1) WO2021133247A1 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000314238A (ja) 1999-04-28 2000-11-14 Chiba Kogyo Kk フォークグラブ
JP3077202U (ja) 2000-10-24 2001-05-18 マルマテクニカ株式会社 木材把持切断装置及び作業車両
JP2002320415A (ja) 2001-02-22 2002-11-05 Shizuo Arita 木・竹・草・かずら等の伐採装置。
JP2002325517A (ja) 2001-02-27 2002-11-12 Marujun Heavy Industry Co Ltd 樹木切り株の多機能伐根装置
JP2007301439A (ja) 2006-05-09 2007-11-22 Hiroshi Onodera ショベル系掘削機の開閉アタッチメント
JP2008248640A (ja) 2007-03-30 2008-10-16 Iida Tekko:Kk 切断装置
JP2017214192A (ja) 2016-05-31 2017-12-07 株式会社タグチ工業 掴みアタッチメント

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991014835A1 (en) * 1990-03-24 1991-10-03 Hawkins Peter A T Multipurpose attachment for excavators and the like
US5865492A (en) * 1997-01-07 1999-02-02 Wec Company Hydraulic grapple assembly with side rotation mechanism
US5975604A (en) * 1997-05-27 1999-11-02 Wolin; Robert H. Grapple with universal attachment device
US5826339A (en) * 1997-08-11 1998-10-27 Price; Douglas M. Forestry cutting, mulching and clearing tool
US20040047719A1 (en) * 2002-09-05 2004-03-11 Helms Robert J. Grappling attachment for skid steer loaders

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000314238A (ja) 1999-04-28 2000-11-14 Chiba Kogyo Kk フォークグラブ
JP3077202U (ja) 2000-10-24 2001-05-18 マルマテクニカ株式会社 木材把持切断装置及び作業車両
JP2002320415A (ja) 2001-02-22 2002-11-05 Shizuo Arita 木・竹・草・かずら等の伐採装置。
JP2002325517A (ja) 2001-02-27 2002-11-12 Marujun Heavy Industry Co Ltd 樹木切り株の多機能伐根装置
JP2007301439A (ja) 2006-05-09 2007-11-22 Hiroshi Onodera ショベル系掘削機の開閉アタッチメント
JP2008248640A (ja) 2007-03-30 2008-10-16 Iida Tekko:Kk 切断装置
JP2017214192A (ja) 2016-05-31 2017-12-07 株式会社タグチ工業 掴みアタッチメント

Also Published As

Publication number Publication date
SG10201913526WA (en) 2021-07-29
JP2021106563A (ja) 2021-07-29
WO2021133247A1 (en) 2021-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU775711B2 (en) Apparatus for excavating and crushing tree stumps
US4838493A (en) Concrete crusher
JPH079970Y2 (ja) 鉄骨切断機
US6439279B1 (en) Tree saw attachment with tweezer arm
JP4546832B2 (ja) 一つのあごセットの複数のツールのアタッチメント装置
JP7049380B2 (ja) 樹木切断のための把持装置
US7520306B1 (en) Tree remover
JP4795369B2 (ja) 竹木の伐採装置
US6662479B2 (en) Tree and stump removal
CN104972436A (zh) 一种户外铲及快速转换工具
US7628185B2 (en) Dipper stick cutter
JPH0376887B2 (ja)
KR20200060134A (ko) 굴착기용 안전 집게 가위
JP2001065177A (ja) 対象物に応じてアームを交換可能な破砕機
KR101411066B1 (ko) 굴삭기에 장착되는 원뿔도끼
WO1992018708A1 (en) Concrete deck pulverizer
EP0712570B1 (en) Tree harvesting apparatus with impact hammer
JP3565796B2 (ja) 有害竹木の除去処理装置
CA1080586A (en) Tree harvester with saw and shear
KR101981088B1 (ko) 목재 절단용 유압도끼 장치
JP2004143683A (ja) 構築物破砕機及び破砕刃
CN218611472U (zh) 一种应用于建筑体钢筋头的切断器
JP2001062317A (ja) 木材破砕機
JP6844879B1 (ja) コンクリート杭の切断装置
KR102433529B1 (ko) 벌채 가능한 굴삭기용 제초장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210330

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20210412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20210413

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211228

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20211228

C11 Written invitation by the commissioner to file amendments

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C11

Effective date: 20220125

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220221

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7049380

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150