JP7048679B2

JP7048679B2 - 特に骨盤底筋最適化のためのｅパルス法による、デジタル遠隔医療で使用するためのユーザの体組織の磁場刺激のための装置

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Publication number: JP7048679B2
Application number: JP2020127844A
Authority: JP
Inventors: フィッシャーゲルハルト
Original assignee: プロフ．ドクター．フィッシャーアーゲー
Priority date: 2019-08-05
Filing date: 2020-07-29
Publication date: 2022-04-05
Anticipated expiration: 2040-07-29
Also published as: IL276444A; DE102019121072A1; TR202012130A2; EP3772362B1; RU2742018C1; US20210052911A1; US11331510B2; CN112316308A; ES2940792T3; JP2021023807A; EP3772362A1

Description

本発明は、特に骨盤底最適化のためのＥパルス法による、ユーザの体組織の磁場刺激のための装置に関する。当該磁場刺激用のための装置は、デジタル遠隔医療での使用に特に適している。

当該装置は、骨盤骨格筋を収縮させ、膀胱排尿筋を弱めるために、末梢神経系の求心性神経を介して運動ニューロンと反射弧を刺激するために使用される。当該装置は、骨盤底筋の脱力と関連する失禁症状、膀胱の刺激の治療、及び血流に関連した形態の勃起不全の治療のために特に設計されている。また、理学療法、整形外科、皮膚科の分野での予防及び治療用途の多くのために設計されている。

ＤＥ２９８０８９９０Ｕ１は、磁場を生成するための１つ以上のアプリケータ装置を有する、磁気療法のための座席及びリクライニング家具を開示している。アプリケータ装置は、それぞれの座席又はリクライニング家具の詰め物（Ｐｏｌｓｔｅｒｕｎｇ）に埋め込むことができる。さらに、磁場を発生させるためのアプリケータ装置は、コイルを装備することができ、それは、列状又は円状に配置された中実金属コイルによる全身又は部分的体治療を可能にする。

ＤＥ１０２０１７１２２９４２Ａ１は、シート、背もたれ、及びレッグレストを備えたベッド表面を備えた、ユーザのリラックス及び／又は治療のためのリラクゼーションベッドに関する。ここで、横たわっている表面の領域に振動磁場を生成するための手段と、横たわっている表面の秤量運動及び／又は揺動運動を生成するための手段とが提供される

本発明の目的は、快適でユーザ固有の磁場治療を可能にする磁場刺激用の装置を提供することである。

ユーザの体組織の磁場刺激のための装置は、前記ユーザ用の調整可能な座席（Ｓｉｔｚｇｅｌｅｇｅｎｈｅｉｔ）、前記座席の領域に脈動磁場を生成するための少なくとも１つの磁場アプリケータ、パルス持続時間、パルス周波数及びパルス振幅を含む脈動磁場の１つ以上のパラメータを設定するための、及び／又は座席を設定するための設定手段、及び情報を表示するための表示手段、を包含する。

本発明によれば、前記設定手段は、ユーザに関する以前に記録された個々の情報に依存して、磁場の１つ以上のパラメータの１つ以上、及び／又は前記座席（２）の設定を手動及び／又は自動で設定するように設計されている。

前記磁場アプリケータは、プログラム可能なパルス発生器を含み、そのパルス持続時間、パルス周波数及びパルス振幅を設定することができる。前記パルス発生器は、好ましくは１～１００Ｈｚの範囲の低周波パルスを生成し、且つ座面（Ｓｉｔｚｆｌａｅｃｈｅ）及び／又は背もたれ及び／又は前記座席の足部分に脈動磁場を生成する１つ又は複数の磁気コイル１５に接続される。

本発明の好ましい実施形態では、座席の設定及び／又は脈動磁場の設定は、ユーザについて入手可能な情報に基づいて自動的に実行される。

どのユーザが装置を使用したいかを決定するために、本発明の好ましい実施形態では、ユーザの自動認識のための装置が利用可能であることが意図される。ユーザは光学的及び／又は音響的に、例えばカメラを使用した顔認識、指紋認識又は音声認識、又はこれらの方法の組み合わせによって、識別できる。別の可能性は、チップカード、ＲＦＩＤチップなどの形でユーザ識別情報を認識することである。

さらに、本発明によれば、ユーザに関する個々の情報を入力及び／又は読み出すための設定手段が利用可能であることが意図される。ここで、前記情報には、特にユーザの身体的特徴や健康状態に関する情報が含まれる。これらの設定手段は、オプションとして、キーボード及び／又はタッチスクリーン及び／又は音声入力用のデバイスを包含することができる。

本発明の別の好ましい実施形態では、現在のユーザの個々の情報が他のユーザの情報と比較され、そして現在のユーザの磁場のパラメータが、他のユーザに設定されたパラメータを考慮して設定される。言い換えれば、他のユーザに対して成功裏に行われた磁場治療は、同様の診断又は不満を伴う現在のユーザに対しても行われる。

ユーザは、脈動磁場の異なる設定が体組織に及ぼす作用機序（Ｗｉｒｋｕｎｇｓｗｅｉｓｅ）に関する情報を表示手段に示すことができる。
特に、前記情報は当該装置で治療できる個々の適応症にも関連している可能性があり、そして骨盤底筋、膀胱、及び膀胱閉鎖システムのほとんど複雑な泌尿器科及び婦人科の変化及び欠損は、明確かつ簡潔に説明することができる。

本発明の特別な実施形態において、治療中のユーザの健康を改善し、治療の成功を高めるために、照明効果と光効果を生成するための装置が提供される。

音楽、サウンド効果、音響効果を再生するため、このシステムは、ユーザーの情報と健康に役立つインフォテインメントシステム（Ｉｎｆｏｔａｉｎｍｅｎｔｓｙｓｔｅｍ）を提供することもできる。

音声制御のための音声情報を記録するため、及び／又はユーザを認識する（音声認識）ために、マイクロフォンを設けることもできる。

操作デバイスは、キーボード及び／又はタッチセンサー式ディスプレイデバイス（タッチスクリーン）を持つことができる。

ユーザによって記録された個人情報は、好ましくは、装置自体及び／又はセンターにも格納され及び評価される。前記センターは、ユーザデータを評価し、必要に応じて、ユーザの治療に関するサポート情報を提供する遠隔医療センターにすることができる。前記磁場治療装置は、通信システムを介して前記センターに接続されている。

さらに、本発明の好ましい発展形態では、ユーザのための取っ手が座席の領域に設けられている。これにより、ユーザは治療中に積極的に筋肉を緊張させ、治療の成功率を高めることができる。

本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して以下に説明する。本発明のさらなる特徴及び利点は、図面及びそれらの説明から生じる。

図１は、磁気刺激装置の斜視側面図を示す。図２は、磁気刺激装置の斜視正面図を示す。

図１及び２による磁場刺激装置は、ベースフレーム１を包含し、その上に、例えば、快適で調節可能なアームチェア２の形態の座席（Ｓｉｔｚｇｅｌｅｇｅｎｈｅｉｔ）が取り付けられる。本発明による磁場刺激のための装置の設計は、本発明の機能において何の役割も果たさず、ここでは例としてのみ示されている。さらに、既存の技術設備の一部は概略的にのみ示されている。

座席２は、座面（Ｓｉｔｚｆｌａｅｃｈｅ）３、背もたれ４及び足部５を包含し、これらは、ユーザが彼にとって快適な座位又は横臥位を取ることができるように調整可能である。座席２は、以前に保存され、ユーザが検索可能な着座又は横臥位置に基づいて、制御パネル７を介して手動又は自動で調整される。さらに、座席（Ｓｉｔｚｇｅｌｅｇｅｎｈｅｉｔ）１はアームレスト６を包含し、ここで、制御パネル７は一方又は両方のアームレスト６に配置されている。コントロールパネル７は、キーボード及び／又はタッチスクリーンを備えている。

装置は、好ましくは、ライトフード９を有する。前記ライトフード９の中又は上には、音楽、サウンド効果、音響効果、及び光効果を再生するためのインフォテインメントシステムが提供される。前記インフォテインメントシステムは、ユーザの視野内に少なくとも１つの統合スクリーン１０、マイクロフォン１３、スピーカー１１、又は統合マイクロフォンと照明手段１２を備えたＢｌｕｅｔｏｏｔｈヘッドセットを包含する。ユーザに向けられたカメラ１４も提供され得る。これらの設備は、（外部の）遠隔医療センターとの通信だけでなく、ユーザの治療情報のサポート、「高度なメンタルエフォートトレーニング（Ｈｉｇｈ－Ｍｅｎｔａｌ－Ｅｆｆｏｒｔ－Ｔｒａｉｎｉｎｇｓ）」の正しい実装、並びにクロストピック（ｔｈｅｍｅｎｕｅｂｅｒｇｒｅｉｆｅｎｄｅｓ）インフォテインメントシステムとしても使用される。

磁場刺激のための装置は、好ましくは、装置の様々な機能を可能にするいくつかの機能モジュールを包含する。前記機能モジュールは、ユーザによって選択されることができ、磁気刺激装置によるユーザの治療をサポート、補足、及び改善することができる。磁気刺激装置の機能モジュールは、インフォテインメントシステムの設備、特にコントロールパネル７、ディスプレイ１０、スピーカー１０、マイクロフォン１３、及びカメラ、ユーザとセンターとの接続及び／又は対話を介して接続される。

インフォテインメントモジュール
この情報及びエンターテインメントモジュールは、主に高度なメンタルエフォートトレーニングが不可能なｒＰＭＳユーザを対象としている。トレーニングは最大２０分間続くため、この時間は後続のセッションで、尿失禁又は便失禁、サルコペニア及び転倒のリスクに関する情報、又はパフォーマンスの向上に関する事実をユーザに提供するために、使用される。特に、筋肉量の減少が人生の４０年間に始まり、５０歳から８０歳の間で毎年最大３％加速するサルコペニアは、主に脊髄神経節のアルファ運動ニューロンの破壊だけでなく、運動単位又は結合組織と脂肪組織の潜在的な浸潤は、深刻な老化現象である。骨格筋力の低下は主に、速筋線維（Ｆａｓｔ－Ｔｗｉｔｓｃｈ－Ｆｉｂｅｒｓ，速筋線維）の分解にのみ影響する。筋肉量と筋力の低下は特に下肢に影響する。歩行は日常生活に欠かせない必需品の１つであり、コア（Ｃｏｒｅ）にも影響を与えるため、これはなおさら深刻である。この配電ボックスはすべての物理的動作の安定化要素であるだけでなく、バランスとバランス能力にも不可欠である。しかし、歩行が安全でない場合、転倒のリスクが高まり、それとともに死亡リスクが増加する（ＦｒｅｉｂｅｒｇｅｒＥ，ＳｉｅｂｅｒＣ，ＰｆｅｉｆｅｒＫ．Ｐｈｙｓｉｃａｌａｃｔｉｖｉｔｙ，ｅｘｅｒｃｉｓｅ，ａｎｄｓａｒｃｏｐｅｎｉａ－ｆｕｔｕｒｅｃｈａｌｌｅｎｇｅｓ．ＷｉｅｎＭｅｄＷｏｃｈｅｎｓｃｈｒ．２０１１；１６１（１７－１８）：４１６－４２５）。転倒や骨折は６５歳以上の人々の最も一般的な死因であり、多くの場合、ホームへの入院が必要になることがよくある。６５歳から７９歳の女性の２５．７％だけが転倒の治療を必要としていることを考えると、なおさら心配です。後で家に入る必要があります。これは、６５歳から７９歳までのすべての女性の２５．７％が毎年、転倒の治療を必要としていることを考えると、なおさら心配である。

したがって、ｒＰＭＳの重要性は、尿失禁、筋筋膜性痛症候群、性機能障害、又は運動能力の改善の治療だけではない。むしろ、それは、主要な歩行筋の加齢に伴う筋肉の喪失、及びそれに伴うバランスをとる能力の、いかなる努力もすることなく妨げる機会を提供する。

インフォテインメントシステムでは、集中的な筋力トレーニングのトレーニング生理学と最適な栄養要件に関連する特定の基質の追加の利点についても使用者（ユーザ／アスリート）に通知される。例えば、ここでは短期的な乳酸ストレスの場合の酸緩衝、又は特定のジペプチドを補足することによる反復的な高強度ストレスによってパフォーマンスを改善することについての発見がある。これは、使用者にとっても興味深いものである。いわゆるＢＣＡＡ（分岐鎖アミノ酸）の使用など、ｒＰＭＳでここでシミュレートされた「レジスタンストレーニング」を評価する必要がある場合や、ｒＭＰＳ治療中の休憩時間の重要性など、使用者にとっても興味深いものである。

ｒＰＭＳが主に脂肪の減少（例えば、内臓脂肪など）に焦点を当てている場合、例えば、使用者は、いわゆるＰＰＡＲａ（ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体α）の活性化により、肝臓が脂肪を燃焼させる方法を知ることが重要である。ｒＰＭＳが勃起不全（インポテンツ）に関するものである場合、女性の性的機能不全とは異なり、性的なアニメーション映画のコンテンツは避けるべきである。

ただし、インフォテインメントは健康関連の情報だけでなく、他の情報、例えば、天気、経済ニュース、速報／速報に関する情報、も提供する。

顔認識
本発明による磁場刺激装置は、画面１０及びカメラ１４を介して顔認識ソフトウェアを備えている。

画面１０及びカメラ１４を介して顔認識ソフトウェアを備えており、これにより、医師（Ｂｅｈａｎｄｌｅｒ）は、ディスプレイ上のユーザ設定の最初に、必要なユーザデータ、及び以前の会話からの名前と関係を取得する。顔認識又はＡＩ（ＫＩ）は、言語ソフトウェアに基づいてユーザに個人的に挨拶したり、自分の安寧について尋ねたり、見栄えについて話したりする機会も提供する。また、言語ソフトウェアによる別れは、通常のフレーズではなく、個別の詳細な別れの挨拶で構成されている。常に臨床像、痛みの状況、性機能障害の理由又はスポーツの野心に依存する。

装置によるユーザのこの個人用アドレス指定の背景は、抑うつ症状に関連した失禁の有病率が高く（２０．６％－４３．０％）、これは個人アドレス及び関連する「注意（Ｚｕｗｅｎｄｕｎｇ）」によって影響を受ける可能性がある（ＡｖｅｒｙＪ，ＳｔｏｃｋｓＮ．Ｕｒｉｎａｒｙｉｎｃｏｎｔｉｎｅｎｃｅ，ｄｅｐｒｅｓｓｉｏｎ，ａｎｄｐｓｙｃｈｏｓｏｃｉａｌｆａｃｔｏｒｓ－ａｒｅｖｉｅｗｏｆｐｏｐｕｌａｔｉｏｎｓｔｕｄｉｅｓ．ＥＭＪ．２０１６；１（１）：５８－６７）。

音響システム
装置のフード９内には、両側にスピーカー１１を備えた音響システムであって、ユニークなサウンドと音響体験を提供するだけでなく、顔やユーザを認識した後、ユーザの好みの音楽を短いシーケンスで再生するために使用される音響システムが設置されている。又は、チューニングの手段として、それは深い振動音の混合から治療のドラマツルギーを構築する可能性を開く。

コントロールパネル／タッチスクリーン
タッチスクリーン付きのコントロールパネル７は、デバイスの右アームレストに垂直に配置された回転式（３６０度）画面で構成されている。前記画面は、セラピストが治療プロセスをプログラムできるだけでなく、指先で治療を中断したり、治療の残り時間を問い合わせたりすることもできる。また、「緊急ボタン」も含まれている。このボタンを使用して、ユーザの体調が悪い場合やその他の望ましくない影響がある場合に、治療アシスタントに通知できる。タッチスクリーンの代替として、又はタッチスクリーンに加えて、入力キーボードを提供できる。

装置が医師又は医学的に管理された治療センターによって、又は処方箋に基づいて理学療法士によって操作されているかどうか、及びそれが純粋に運動的又は予防的な骨盤底運動ではないかどうかに応じて、タッチスクリーンプログラムは、そこに保存されているユーザデータと治療データにアクセスするか、電子的に転送するためのデータ保護アクセス許可を決定する。これは、ユーザの事前の同意がないと利用できない電子キーを入力することによって行われる。

遠隔医療モジュール
前記装置は、デジタル遠隔医療での使用に特に適している。ユーザの最初のセッション中に装置から相談を受けた遠隔医療センターは、調査結果の集まり（泌尿器科／婦人科）に合わせて調整されたデジタルアンケート（タブレットバージョン）を使用して、ユーザの既往歴を収集します。これは、他の以前のユーザから既に収集されたデータとソフトウェアで比較される。異常な所見が発生した場合、システムはさらに要求を通知し、以前の処方決定を確認し、独自の推奨治療との適合又は衝突を確認する。推奨される治療が、反復性末梢磁場刺激（ｒｅｐｅｔｉｔｉｖｅｒｐｅｒｉｐｈｅｒｅｒＭａｇｎｅｔｆｅｌｄｓｔｉｍｕｌａｔｉｏｎ）（ｒＰＭＳ）を使用したデバイス関連の骨盤底筋トレーニングに関連している場合、ユーザは、禁忌と治療の副作用の可能性についてデジタル同意書を受け取る。同じことが医療上の機密からの解放にも当てはまり、物理的な骨盤底筋トレーニングのオペレーターは適切なデバイス設定を行うことができる。これに関係なく、ユーザはいつでも重要な治療上の質問や予期しない副作用について医師から医学的アドバイスを受けることができる。

治療情報モジュール
最初の治療セッションで利用可能な治療情報モジュールは、装置で治療できる個々の適応症に関連し、骨盤底筋、膀胱、膀胱閉鎖システムの最も複雑な泌尿器科及び婦人科の変化と障害を明確かつ簡潔に説明する多数のアニメーションシーケンスで構成されている。これらは、インフォテインメントシステムでユーザに提示される。これに基づいて、ユーザは、反復的な末梢磁場刺激（ｒＰＭＳ）の実際の動作とほぼ同時に、治療の有効な原理と、疾患の治癒又は寛解の基礎となるものを理解できるはずである。

したがって、骨盤底の筋力の増加など、尿道を恥骨の方向に自然に引っ張るなどのストレス性尿失禁（「ペトロスによる積分理論」）を有するユーザは、ＴＶＴ／ＴＯＴを使用した外科的失禁治療と同様に、尿道に自然な折り畳みクロージャ（Ｋｎｉｖｅｒｓｃｈｌｕｓｓ）膝シールを作成する方法を学習する。ここで、筋肉の収縮によって活性化される中枢神経系（ＣＮＳ）の表現中心は、治療結果の持続可能性を強化する。繰り返しになるが、過活動膀胱（ＯＡＢ症候群）又は切迫性尿失禁のあるユーザは、ＣＮＳの排出センターの経路を遮断することで、膀胱の刺激と排出の状態をどのように減らすことができるかを理解することができる。又は、根治的前立腺摘除術を受けた失禁ユーザは、骨盤底筋（Ｂｅｃｋｅｎｂｏｄｅｎ）を、ｒＰＭＳを使用してＯＰ損傷膀胱閉鎖システムに統合すること、したがって欠損を補うことの重要性を学習する。勃起不全（インポテンス）のあるユーザは、「失禁筋」坐骨海綿体筋（Ｍ．ｉｓｃｈｉｏｃａｖｅｒｎｏｓｕｓ）の意味に近づき、なぜそれが陰茎静脈排尿障害（「静脈漏出」）を防止するために使用できるのかを理解する。そして、股関節症、骨盤痛症候群、恥骨炎、腰部腰痛／椎間板を持つユーザは、ほとんど筋膜の背景のｒＰＭＳ関連の解決がどのように痛みの大幅な削減につながるかを学習する。

有病率は４０～４５％であり、性機能障害は最も一般的なものの１つであるが、真剣に受け止められていないことが多い女性の疾患である。とりわけ、「欲求の欠如」（６４％）と「無オルガスム症」（３５％）が言及され、続いてＧＶ中の性的興奮と痛みの問題が続く。パートナーの問題、社会的状況、出産の結果、又はエストロゲンの不足は閉経において重要な役割を果たすが、「強い骨盤底筋」は、快感びとオルガスムを達成する能力にとって不可欠であるようである。ここでの主な焦点は、恥骨尾骨筋（Ｍｍ．ｐｕｂｏｃｏｃｃｙｇｅｕｓ）（ＭＰＣ）と腸骨尾骨筋（Ｍｍ．ｉｌｅｏｃｏｃｃｙｇｅｕｓ）（ＭＩＣＣ）の筋肉であり、これらは、オルガスム中の快楽の膣感覚とリズミカルな収縮にも関与している。恥骨尾骨筋及び回腸尾骨筋のｒＰＭＳトレーニングは、オルガズムの問題を持つ女性に、この骨盤底筋がクライマックスにとってどれほど重要であるかを認識させる。

女性がトレーニング中に性的内容の主観的な思考にふけることを奨励されている場合、無オルガスム症候群の骨盤底筋トレーニング（ケーゲル（Ｋｅｇｅｌ）トレーニング）がより良い結果をもたらすという指摘がある。したがって、恥骨尾骨筋及び腸骨尾骨筋のｒＰＭＳトレーニングには、これらの筋に関する冷静な情報を伴うべきではなく、女性が好む想像上のセックスセラピーの結果と比較して作成されるアニメーションの性的シーケンスを持つ。

トレーニング情報モジュール
コア（Ｃｏｒｅ）又はコア強度は、現在のスポーツ医学及びトレーニング方法論の最も重要な発見の１つである（ＨｉｂｂｓＡ，ＴｈｏｍｐｓｏｎＫＧ，ＦｒｅｎｃｈＤＮｅｔａｌ．ＯｐｔｉｍｉｚｉｎｇＰｅｒｆｏｒｍａｎｃｅｂｙＩｍｐｒｏｖｉｎｇＣｏｒｅＳｔａｂｉｌｉｔｙａｎｄＣｏｒｅＳｔｒｅｎｇｔｈ．ＳｐｏｒｔｓＭｅｄ．２００８；３８（１２）：９９５－１００８）。下肢と上肢の間の動力伝達又は関連する技術とストローク動作の精度のため、投げる動作又は蹴る動作は、骨盤と体幹の架空の「筋肉ボックス」のバランスの取れたバランスに密接に関連している（「遠位の可動性のための近位の安定性」）。コアは、横隔膜、腹部の筋肉、背中下部の深い筋肉、及び骨盤底筋の多層筋系で構成されている。ただし、腹部、骨盤、横隔膜、及び深背部の筋肉にはさまざまなトレーニングオプションが用意されているが、ピラティス、ヨガ、又は「ゴムバンドを使ったワドルウォーク（Ｗａｔｓｃｈｅｌｇａｎｇ）」などの運動アプローチでは、実際の骨盤底筋を十分にトレーニングすることはできない。したがって、体幹と骨盤の筋肉は通常、印象的なパフォーマンスの向上を経験するが、十分に訓練されていない骨盤底筋のみが、筋肉バランスと協調能力の危険な不均衡、及び実行中の遠位筋の望ましくない技術的欠陥と過負荷につながる。完全に訓練されたコアだけが四肢で使用される労力を最小限に減らすことができるため、サッカー、ラグビー、バレーボール、バレーボール、ゴルフ、テニス、ホッケー、ランニングスポーツなどの、スポーツ種目での怪我の頻度を減らすという実際の目標を達成することは困難である（ＬｅｅｔｕｎＤＴｅｔａｌ．Ｃｏｒｅｓｔａｂｉｌｉｔｙｍｅａｓｕｒｅｓａｓｒｉｓｋｆａｃｔｏｒｓｆｏｒｌｏｗｅｒｅｘｔｒｅｍｉｔｙｉｎｊｕｒｙｉｎａｔｈｌｅｔｅｓ．ＭｅｄＳｃｉＳｐｏｒｔｓＥｘｅｒｃ２００４：３６：９２６－９３４）。

競技、クラブ、野心的な草の根スポーツのいずれであっても、アニメーション画像は、アスリートへの筋顔面の鎖を示すだけでなく、四肢又は体幹からの力の伝達が中心（コア強度）を介してのみ発生する理由も示している。そして、ｒＰＭＳによる力の増加とコアの調整により、下肢と上肢の間の力の伝達をどのように最適化できるか。これは、８週間のコア強度トレーニングが、怪我に対する感受性を４２％、又は怪我後のリハビリ時間を６２％削減できる唯一の方法である（ＰｅａｔｅＷＦ，ＢａｔｅｓＧ，ＬｕｎｄａＫｅｔａｌ．Ｃｏｒｅｓｔｒｅｎｇｔｈ：Ａｎｅｗｍｏｄｅｌｆｏｒｉｎｊｕｒｙｐｒｅｄｉｃｔｉｏｎａｎｄｐｒｅｖｅｎｔｉｏｎ．ＪＯｃｃｕｐａｔＭｅｄＴｏｘｉｃｏｌ２００７：２：３）。

高メンタルエフォートトレーニングモジュール
一方、多くの研究により、メンタルトレーニングはパフォーマンスの向上につながるだけでなく（ＦｅｌｔｚＤＬ，ＬａｎｄｅｒｓＤＭ．Ｔｈｅｅｆｆｅｃｔｓｏｆｍｅｎｔａｌｐｒａｃｔｉｃｅｏｎｍｏｔｏｒｓｋｉｌｌｌｅａｒｎｉｎｇａｎｄｐｅｒｆｏｒｍａｎｃｅ：ａｍｅｔａ－ａｎａｌｙｓｉｓ．ＪＳｐｏｒｔｓＰｓｙｃｈｏｌ．１９８３；５：２５－２７）、集中的な視覚化により大幅な筋肉の成長を開始できることが示されている（ＣｏｒｂｉｎＣＢ．Ｍｅｎｔａｌｐｒａｃｔｉｃｅ．Ｉｎ：ＭｏｒｇａｎＭＰ．（Ｅｄ．）．Ｅｒｇｏｇｅｎｉｃａｉｄｓａｎｄｍｕｓｃｕｌａｒｐｅｒｆｏｒｍａｎｃｅ．１９７２：ｐｐ．９３－１１８：ＮｅｗＹｏｒｋ，ＡｃａｄｅｍｉｃＰｒｅｓｓ）。純粋にメンタルな１２週間のトレーニングセッション（１５分／日）により、筋力が最大３５％向上した（ＲａｎｇａｎａｔｈａｎＶＫ，ＳｉｅｍｉｏｎｏｗＶ，ＬｉｕＪＺｅｔａｌ．Ｆｒｏｍｍｅｎｔａｌｐｏｗｅｒｔｏｍｕｓｃｌｅ－ｐｏｗｅｒ－ｇａｉｎｉｎｇｓｔｒｅｎｇｔｈｂｙｕｓｉｎｇｍｉｎｄ．Ｎｅｕｒｏｐｈｙｓｉｏｌｏｇｉａ．２００４；４２（７）：９４４－９５６）。その結果、体性感覚皮質（大脳皮質）の中心前回（Gyrus praecentralis）における対応する皮質表現が増加する。これは、精神的な刺激だけでなく、無意識の活性化及び対応する筋肉の反応後の固有受容性フィードバックによっても発生する。これは、達成される筋肉強化の持続可能性と保持時間にとって特に重要である。すべての自然な筋肉収縮が増加した中枢シグナル伝達にさらされた後、より多くの筋線維に対処することができる。このようにして、高齢者に一般的である、神経供給からの増加する運動単位の減結合に対抗することが可能である（ＨｕｇｈｅｓＶＡ，ＦｒｏｎｔｅｒａＷＲ，ＷｏｏｄＭｅｔａｌ．Ｌｏｎｇｉｔｕｄｉｎａｌｍｕｓｃｌｅｓｔｒｅｎｇｔｈｃｈａｎｇｅｓｉｎｏｌｄｅｒａｄｕｌｔｓ：ｉｎｆｌｕｅｎｃｅｏｆｍｕｓｃｌｅｍａｓｓ，ｐｈｙｓｉｃａｌａｃｔｉｖｉｔｙ，ａｎｄｈｅａｌｔｈ．ＪＧｅｏｎｔｏｌＢｉｏｌＳｃｉＭｅｄＳｃｉ．２００１；５６（５）：Ｂ２０９－２１７）。

「パッシブ」ｒＰＭＳトレーニングの可能性を最大限に活用するために、特定の「可視化プロトコル」に基づいて、骨盤底筋のｒＰＭＳ関連の一連の収縮に自己収縮の試みを伴う必要がある。これにより、ユーザは骨盤底筋に強い筋肉負荷があることを想像するように促される。電磁誘導活動電位は自己収縮を防ぐため、ｒＰＭＳトレーニング中の自己収縮は苛立たしい努力である。ただし、正しく実行された視覚化は、「サイレント」及び抑制されたシナプス接続をアクティブ化及び強化することにより、大脳皮質の表現中心に拡大した痕跡をもたらす。

高メンタルトレーニング（ＨＭＥＴ）は、ＭＶＣ（最大随意収縮）が低すぎて３０％でトレーニングする場合に特に効果的である（ＪｉａｎｇＣＨｅｔａｌ．Ｔｈｅｌｅｖｅｌｏｆｅｆｆｏｒｔ，ｒａｔｈｅｒｔｈａｎｍｕｓｃｌｅｅｘｅｒｃｉｓｅｉｎｔｅｎｓｉｔｙｄｅｔｅｒｍｉｎｅｓｓｔｒｅｎｇｔｈｇａｉｎｆｏｌｌｏｗｉｎｇａｓｉｘ－ｗｅｅｋｔｒａｉｎｉｎｇ．ＬｉｆｅＳｃｉ．２０１７；１７８：３０－３４）。特に、個々のｒＰＭＳによる筋収縮は、ＨＭＥＴによる刺激を制限するものではない。これは、年齢や感度が原因で、より高い強度のｒＰＭＳトレーニングを実行する準備ができていないすべての人よりもメリットがある。これが、骨盤底の一部のみがｒＰＭＳによってキャプチャされることを意味する場合、筋肉の成長と中心的な知覚にとって非常に重要な全体的な筋肉の収縮は省略される。低強度ｒＰＭＳをＨＭＥＴと組み合わせると、強度不足をほぼ完全に補償できる。

視覚化プログラムは、骨盤底筋の一般的な収縮を参照していないが、それぞれの適応症によって異なる。例えば、緊張性尿失禁のＨＭＥＴは、肉体的ストレス中に切迫した失禁状態の脅威にさらされるが、切迫性尿失禁又はＯＡＢでは、排尿刺激の遮断に重点が置かれる。次に、疼痛症候群は、筋膜硬化（ｔａｕｔｂａｎｄ）と筋肉結節の溶解に基づいている。また、コアストレングストレーニングの視覚化は、それぞれのスポーツの典型的な動きのシーケンスに基づいている。

効果的な視覚化を実行するには、これを単一の指示でユーザに与えるだけでは十分ではない。原則として、彼は、適切に訓練されたセラピスト又はアニメーション化された視覚的タイミングによってのみ達成できる継続的な仕様を必要としている。この目的のために、画面上のアニメーターの収縮指示は、ｒＰＭＳの尿失禁又は中枢力プログラムに電子的にリンクされている。このように、可視化命令はｒＰＭＳの休止時間（４秒）の間に逆効果をもたらすため、ユーザは常に、ｒＰＭＳの介入時間（通常８秒）でミリ秒の精度でそれぞれの収縮命令を受け取る。

ユーザはタッチスクリーンを使用して、男性又は女性の声を聞くのが好きか、あるいは男性又は女性の構造を見るのが好きか、且つ音声の色が非常に深く、明るく、暖かく、又は支配的に聞こえるかどうかを決定できる。視覚化は通常の外国語でも利用できる。

アクティブトレーニング用の取っ手８
純粋な精神的「高メンタルエフォートトレーニング」は、ユーザが彼の精神的収縮努力と筋肉の緊張の試みを組み合わせれば、強化することができる。これは理想的には、両側にあるアームレストに組み込まれた２つの取っ手８を使用して引き又は引き抵抗によって腹部と骨盤底の両方の筋肉を引き締めるという点で、及び影響を受ける筋肉が生理学的運動シーケンスに関して協調するように、最適化できる。このアクティブなレジスタンストレーニングは、ストレス失禁の場合のコアトレーニングのみ、緊張性尿失禁の場合のサルコペニア、並びに痙性麻痺ユーザ（対麻痺、脳卒中、多発性硬化症）、を対象としている。

参照番号のリスト
１ベースフレーム
２座席
３座面
３席
４背もたれ
５足部分
６アームレスト
７制御パネル
８取っ手
９ライトフード
１０画面
１１スピーカー
１２照明手段
１３マイクロフォン
１４カメラ
１５磁場アプリケータ

Claims

ユーザの体組織の磁場刺激のための装置であって、
座位又は臥位に調整可能な前記ユーザ用の座席、
前記座席内に脈動磁場を生成するための少なくとも１つの磁場アプリケータ、
パルス持続時間、パルス周波数及びパルス振幅を含む、前記脈動磁場のパラメータのうち１つ以上を調整するため、及び前記座席のパラメータのうち１つ以上を調整するための調整手段、及び
情報を表示するための表示手段、
を包含し、前記調整手段は、前記ユーザに関する以前に記録された個々の情報に応じて、前記脈動磁場のパラメータのうち１つ以上、及び／又は前記座席のパラメータのうち１つ以上を手動及び／又は自動で調整するように設計され、前記ユーザのための取っ手が、前記ユーザによるアクティブトレーニングのため又は前記ユーザの腹部及び骨盤底の両方の筋肉を緊張させるために、前記座席の両側にあるアームレストに配置されていることを特徴とする、装置。
前記磁場アプリケータが、前記座席の座面及び／又は背もたれ及び／又は足部に配置された、１つ以上の磁気コイルを含むことを特徴とする、請求項１に記載の装置。
前記座席のパラメータのうち１つ以上の調整及び／又は前記脈動磁場のパラメータのうち１つ以上の調整は、前記ユーザが利用できる前記ユーザに関する以前に記録された個々の情報に基づいて自動的に行われることを特徴とする、請求項１又は２に記載の装置。
前記ユーザの自動認識のための装置が提供されることを特徴とする、請求項１から３のいずれか一項に記載の装置。
前記調整手段は、前記ユーザに関する以前に記録された個々の情報を入力及び／又は読み出すために提供されることを特徴とする、請求項１から４のいずれか一項に記載の装置。
現在のユーザについてのユーザに関する以前に記録された個々の情報が他のユーザからの情報と比較され、前記現在のユーザのための脈動磁場のパラメータのうち１つ以上が、他のユーザのために以前に設定されたパラメータを考慮して設定されることを特徴とする、請求項５に記載の装置。
前記体組織に対する前記脈動磁場のパラメータのうち１つ以上を調整することの効果に関する情報が、前記表示手段に表示できることを特徴とする、請求項１から６のいずれか一項に記載の装置。
照明効果及び光効果を生成するための装置が提供されることを特徴とする、請求項１から７のいずれか一項に記載の装置。
インフォテインメントシステムが音楽、サウンド効果、光効果、音響効果を再生するために提供されることを特徴とする、請求項１から８のいずれか一項に記載の装置。
マイクロフォンが、音声制御のための音声情報を受信するために、及び／又は前記ユーザを認識するために提供されることを特徴とする、請求項１から９のいずれか一項に記載の装置。
前記調整手段がタッチセンシティブディスプレイデバイスを含むことを特徴とする、請求項１から１０のいずれか一項に記載の装置。
前記ユーザによって記録された個々の情報は、装置自体及び／又はコントロールセンターに保存され及び評価されることを特徴とする、請求項１から１１のいずれか一項に記載の装置。
前記ユーザに関する以前に記録された個々の情報は、前記ユーザの身体的特徴及び／又は健康状態に関する情報であることを特徴とする、請求項５に記載の装置。