JP7048316B2 - ジャカード機の滑車機構に取り付ける滑車 - Google Patents

ジャカード機の滑車機構に取り付ける滑車 Download PDF

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Description

本発明は、シャフトと、シャフトを固定する2つの側体を備え、軸方向の両方向において側体がシャフトによって軸方向に固定されるように、シャフトが実質的に側体の間に延びるハウジングと、シャフトの周りに直接的に回転可能であるように2つの側体の間に配置される滑車輪と、を備えるジャカード機の滑車機構に取り付ける滑車に関する。
また、本発明はジャカード機の滑車機構に関し、その滑車機構は本発明にかかる滑車を備える。
さらに、本発明はジャカード機にも関し、そのジャカード機は本発明にかかる滑車機構を備える。
例えば国際公開第2014/076558A2号に記載されているように、ジャカード機は、横糸と組み合わせて所望のパターンを有する所望の織物を実現するために、織機において縦糸を製織サイクルごとに正確な位置にもっていくように使われる。
縦糸は滑車機構によって所望の位置にもって行かれる。このタイプの滑車機構において、滑車は上方の滑車輪及び下方の滑車輪を有する。例えばスイス特許出願公開第380046号明細書、中国特許実用新案第203229633U号明細書、欧州特許出願公開第0526820号明細書及びスイス特許出願公開第367452号明細書に記載されているように、このような滑車の例は従来技術から知られている。
このタイプの滑車機構は、例えば、単一ピース型で平坦な織機の縦糸を動かすためのジャカード機に使われる。この場合、上方の滑車コードは上方の滑車輪の周りを通り、そのコードは2つの対応するフック(相補なフック)を有し、縦に並んで選択的に動くことができる。例えば、逆の位相(phase)において、2つの対応の刃と共に、対応するフックの動きは上方の滑車コードを介して上方の滑車輪の回転に転換される。1つ以上のセレクター、例えば電磁セレクター、によるフックの作用に基づいて、一つ以上の製織サイクルの期間において、フックは(設計よって)自体の最も上方の位置にまたは自体の最も下方の位置に固定される。下方の滑車コードは下方の滑車輪の周りを通り、下方の滑車コードの一端は一つ以上の綜絖に連結しており、綜絖は開口(綜絖の目)を有し、縦糸は位置が調整されるようにその開口を通る。このような綜絖はバネ荷重式であり、同時に下方の滑車コードの他端はジャカード機において特定の位置に保持されている。
類似の滑車機構はマルチレピア製織機に使われ、マルチレピア製織機は異なる横糸挿入レベルにおいて各製織サイクルに一つ以上の横糸を引導することができる。関連する滑車機構は複数の滑車及び/または追加の反転輪を備えてもよい。
更なる高い密度の織物を製織すること及び/または更なる多彩な織物を提供することという傾向が増している観点からみると、ジャカード機に対して、同様な容積を有するジャカード機に収納できる滑車機構の数に関する要望は非常に高く求められている。よって、ジャカード機をさらにコンパクト化するすべての解決策は大変重要である。この目的を達成するために、滑車は、できるだけ軽くて安価に設計され、同時に、同様な単位容積においてできるだけ多い負荷に対処できることが望ましい。
様々な滑車はすでにこの目的について考量されて発展してきた。
一つ目の従来のコンパクト滑車において、滑車輪は、金属シャフトの中央直立フランジの周りに樹脂のホイールディスクを成形することによって形成される。金属シャフトの中央に設置されたこの直立フランジは、このように滑車輪の核を形成する。この滑車のハウジングを形成する二つの側体は凹部を有し、凹部においてシャフトの端部は回転可能で取り付けられる。シャフトが中心に固定された滑車輪と共にその側体に対して回転可能で取り付けられる。しかしながら、この目的のために、側体は十分に剛性を持つように設計されなければならない。
さらにコンパクトである二つ目の従来の滑車においては前述一つ目に記載されたすべての特徴を有し、したがって、金属シャフトは側体の凹部において挟持(締め付け)され、樹脂滑車輪は回転可能でシャフトの周りに取り付けられている。このように挟持することにより、側体もこのようにシャフトによって軸方向で固定されている。シャフトの端部において、シャフトを挟持していることが側体設置に妨げているため、側体は滑車内に外または内に向かって設置できない。この軸方向に固定の結果として、これらの側体は低剛性なように設計でき、したがって、さらにコンパクトに及び/または軽く及び/または安価にすることができ、或いは、この滑車は同様なコンパクトさでさらに長い耐用年数を有することができる。
本発明の目的は、このような滑車のコンパクトさをさらに増加すること、または与えられた同様なコンパクトさに対してこのような滑車の耐用年数をさらに増加することである。
上記目的を実現するために、本発明は、シャフトと、シャフトを固定する2つの側体を備え、側体が軸方向の両方向でシャフトによって軸方向に固定されるように、シャフトが実質的に側体の間に延びるハウジングと、シャフトの周りに直接的に回転可能であるように2つの側体の間に配置されている滑車輪と、を備えるジャカード機の滑車機構に取り付ける滑車であって、滑車の組み立ての後に側体が軸方向に固定されるように、滑車の組み立ての前には、シャフトが複数のキャビティ及び/または凸部(projecting portions)を有する滑車を提供する。
従来技術に記載された前述滑車においてシャフトによって側体の軸方向に固定を実現するために、側体内でシャフトを挟持することは十分に長い距離を持つという状況下で実現されなければならない。この従来技術に基づき、シャフトの外側は、対応の滑車輪が回転可能に設置される区域(ワークスペース)と、所定の位置にて側体によって挟持された区域(保持スペース)とに分けられる。
今、側体が軸方向に固定されるようにキャビティ及び/または凸部を有するシャフトを提供することによって、側体とシャフトとの間の連結がシャフトの外周に沿って実現されるのではなく、シャフトの端部にアクセス開口を有するキャビティを介してのみによって実現されれば、シャフトの外周にある保持スペースを大幅に短くするまたは省くことでさえできる。この最新の状況において、シャフトの内側にある内部の保持スペースのみが提供され、シャフトの外周にある保持スペースは不要となる。ただし、保持スペースはシャフトの外周のみに位置し、または一部が外周にあって一部がシャフトの内側にあるように、本発明にかかる実施の形態も多数ある。
シャフトの外側にある保持スペースを限定するまたは省くことによって、シャフトは同様な滑車に対して短くなるような設計ができ、側体は低剛性なような設計ができる。二つの要素(シャフト及び側体)ともさらに軽くなるような設計ができる。同様な滑車に対して、全体はさらにコンパクトになる。従来技術と同様なコンパクトさを仮定した場合、従来技術の滑車と比べると、シャフトのワークスペースは保持スペースより大きくすることができ、これにより、さらに長い耐用年数が得られる。このような本発明にかかる滑車のキャビティ及び/または凸部は各種の形であることが考えられ、例えば、シャフトの外周にある切欠きまたはくびれや、シャフトの外周にある膨らみまたは肉厚部、シャフトの端部にあるアクセス開口を有してシャフトの中央にあるキャビティなどが考えられる。アクセス開口は切欠きや、くびれ、膨らみ及び/または肉厚部などと共にも提供することができる。
キャビティに関して、シャフト内に空いている空間を形成しなければならない。この目的のために、キャビティは少なくとも二つの対向端によって領域が定められることが好ましい。必要なキャビティ及び/または凸部を提供するために、このようなシャフトは一箇所または複数箇所の設計で実現できる。
本発明にかかる滑車の好ましい実施の形態の一つにおいて、シャフトは両端ともにシャフト内のキャビティに開口するアクセス開口を備え、側体はアクセス開口を介して各キャビティと係合する。このように、シャフトの保持スペースの少なくとも一部はシャフトの外部ではなく内部に配置される。
この場合、このようなシャフトは、前述のキャビティとしてシャフトを通って延びるキャビティを有することが好ましい。製造を大幅に簡単化するために、このようなシャフトは均一な断面を有することがさらに好ましい。このようなシャフトは例えば延伸工程または押出工程によって製造できる。この場合、金属で有利に製造できる。いくつの分野において、特に、水圧または油圧用途、精密機器、制御装置などにおいて、小さい直径(3mmより小さく、約2mmまで)の中空シャフトが利用される。また、この高い有効性は、合理的なコストで、材質、仕上がり、粗さ(Ra値は最大0.4μmまで)、寸法などを考慮した高品質の製品の実現を保証する。
このような均一な断面を有するシャフトは、同心円筒状空洞を有する円筒に設計されることが更に好ましい。
本発明にかかる滑車の1つの実施の形態において、側体はシャフトを摩擦することによって締め付ける。
摩擦による締め付けが側体とシャフトの間に提供される場合、シャフトは、シャフト内のキャビティに開口するアクセス開口を両端に備えることが好ましい。この目的のために、各側体が突出部(projection)を備え、シャフトを摩擦によって締め付けるように、突部出は各アクセス開口を介して各キャビティと係合することが好ましい。
従来技術のようにシャフトの外面に発生する摩擦による締め付けではなく、シャフトの内面に起こる摩擦による締め付けによれば、シャフトの外面においてより大きな部分は滑車輪がシャフトの周りに回転するワークスペースとして利用できる。シャフト自体は中空設計によって軽くすることができる。シャフトの内面は保持スペースとして利用されている。シャフトにおける(内部と外部の)利用可能な長さは大幅に長くなる。
それぞれの側体の前述突出部が実質的にシャフトの内面の全面を渡って共同にシャフトを締め付けることが特に好ましく、シャフトにおける利用可能な長さが最大化される。
側体の前述突出部は中空設計において有利に実現できる。これらの突出部のキャビティは冷却工程によって形成でき、また、固定するために別の挟持要素がこのキャビティに取り付けることもできる。
本発明にかかる滑車の1つの具体的な実施の形態において、シャフトは、キャビティとしての半径方向のくびれを有し、及び/または凸部としての半径方向の肉厚部を有する。
本発明にかかる滑車のシャフトは、前述キャビティ及び/または凸部としての一つ以上の特定の位置に設けられたキャビティ及び/または凸部を有することができる。このタイプの特定の位置のキャビティ及び/または凸部が特定の位置に提供されるから、シャフトの半径方向に固定は挟持せずに簡単に提供できる。この場合に、側体が有する突出部及び/またはキャビティは、これらの特定の位置に設けられたキャビティ及び/または凸部の形状に対応する形状を持っている。
本発明にかかる滑車の1つの好ましい実施の形態において、側体はシャフトに対して半径方向に固定される。この半径方向の固定は、例えば、挟持によって、もしくは、例えば、前述のようなシャフトにあって特定の位置のキャビティ及び/または凸部と側体にある対応の突出部及び/またはキャビティによって、実現できる。
本発明にかかる滑車のシャフトは圧入工法によって側体に有利に連結することができる。
シャフトと滑車輪との間の摩擦を低減するために、シャフトはコーティング(被覆)されていることが好ましい。このコーティングは多孔質コーティングであることが好ましく、このコーティングにより、シャフトは潤滑性をよく保つことができる。
潤滑性をよく保つために、滑車輪と側体とは、それぞれに溝とリブとを有し、その溝とリブとは共にラビリンスシールを形成することが好ましい。
シャフトは滑車輪より高い耐摩耗性を有することがさらに好ましい。
滑車輪は樹脂で製造されることが好ましい。
本発明にかかる滑車のハウジングも同様に樹脂で製造されることが好ましい。軽くて低剛性な側体は安価な樹脂材料から製造できる。
ハウジングは射出成形によって製造されることが好ましい。そうすると、安価な材料を選択することが可能になり、少量の高性能樹脂による射出成形を速くて容易に行うことも可能になる。
滑車輪の周りを通る滑車コードを固定するために、本発明にかかる滑車の少なくとも1つの側体は溝を備えることが好ましい。この溝は、シャフトの長手方向(縦方向)に対して短手方向(横方向)で側体の全体を渡って延びていることが好ましく、側体の片側から他側まで通すようにも設けられることが好ましい。この溝は、滑車コードが滑車輪の周りを通る曲面と同様な曲面形状を呈することが好ましい。
本発明にかかる滑車のハウジングは、2部分設計であることがさらに好ましく、その2部分設計において、各側体は2部分を有するハウジングの各部分の一部を形成する。このような構造は滑車のスムースな組み立てを実現する。
2部分ハウジングの2つの部分は実質的に同一であることが好ましく、そのため、その2つの部分を交換しても組み立てに影響しない。
2部分ハウジングのこの2つの部分は圧入工法及び/またはクリック連結の方法で互いに連結しあうことが好ましく、そのため、接着手段、加熱手段または追加の固定手段を使わずに組み立てることができる。
本発明の目的は、前述の本発明にかかる滑車を備える滑車機構を提供することでさらに達成される。
また、本発明の目的は、前述の本発明にかかる滑車機構を備えるジャカード機を提供することでさらに達成される。
詳細な説明において、添付図面に付した参照番号を用いながら説明する。
滑車を有する滑車機構を示す概略図 本発明にかかる滑車の1つの実施の形態を示す概略斜視図 本発明にかかる滑車の具体的な第1の実施の形態のシャフトを長手方向(縦方向)の断面により示す概略断面図 本発明にかかる滑車の具体的な第1の実施の形態の一部を、シャフトの高さを示す方向かつシャフトの長手方向に沿った断面により示す概略断面図 本発明にかかる滑車の具体的な第1の実施の形態の変形例の一部を、滑車輪と2つの側体の間の連結との高さを示す方向に沿った断面により示す概略断面図 本発明にかかる滑車の具体的な第2の実施の形態のシャフトを長手方向に沿った断面により示す概略断面図 本発明にかかる滑車の具体的な第2の実施の形態の一部を、シャフトの高さを側面視により示す概略側面図 図7の具体的な第2の実施の形態の一部を、シャフトの高さを示す方向かつシャフトの長手方向に沿った断面により示す概略断面図 本発明にかかる滑車の具体的な第3の実施の形態の一部を、側体が押されることでシャフトに連結する前に、シャフトの高さを示す方向かつシャフトの長手方向に沿った断面により示す概略断面図 側体が押されることでシャフトに連結した後、図9の具体的な第3の実施の形態の一部を示す概略断面図 本発明にかかる滑車の具体的な第4の実施の形態の一部を、シャフトの高さを示す方向かつシャフトの長手方向に沿った断面により示す概略断面図
以下、本発明にかかる滑車の実施の形態の詳細な説明に基づいて本発明を詳細に説明する。この説明の狙いはあくまで例示的な例を提供することと、この滑車の利点及び特性を示すことだけであって、発明の応用分野または特許請求範囲で請求する特許権に対する限定として解釈してはならない。
本発明にかかるジャカード機は、少なくとも2列のフック(24)と、少なくとも2つの刃とを備え、各刃は、1列のフック(24)に対する逆の位相において上下に動き、対応する列のフック(24)が刃と一緒に動作するまたは一緒に動作しない。
図1において、2つのフック(24)が示され、それぞれはフック(24)の各列の一部を形成する。この2つのフック(24)はいわゆる1セットのフックを形成する。
同様に図1に示すように、この2つのフック(24)は上方の滑車コード(2)に連結され、上方の滑車コード(2)は滑車(1)の滑車輪(6)の周りを通っている。下方の滑車コード(2’)はこの滑車(1)の下方の滑車輪(6’)の周りを通っている。この下方の滑車コード(2’)の第1端では1つ以上の綜絖(23)に連結し、綜絖(23)は開口(綜絖の目)を有し、縦糸(22)は自体の位置が調整されるようにその開口を通る。このような綜絖(23)はバネ荷重(25)式である。下方の滑車コード(2’)の第2端ではジャカード機における特定の位置(26)に保持されている。この位置(26)は固定の位置であってもよく、調整できる位置、例えば、制御プロファイルを用いて調整できる位置であってもよい。制御プロファイルの手段によって、ジャカード機の全体の高さを調整せずに、ジャカード機の綜絖(23)の目の高さを調整することができる。
フック(24)の設置によって、滑車(1)の位置が上方の滑車コード(2)を介して変えられ、綜絖(23)の位置が下方の滑車コード(2’)を介して変えられる。このように、縦糸(22)は、ジャカード機の中に取り付けられ、横糸(21)と共同に所望のパターンを有する所望の織物を実現するために、所望の位置まで持って行かれることができる。
図1に示された構成要素以外、滑車機構はさらに他の構成要素を、例えば、滑車コード(2、2’)が周りを通る反転ローラや、ハーネスコードなどを備えてもよい。
この滑車機構内の滑車(1)は、シャフト(3)の周りに各自回転可能に取り付けた滑車輪(6、6’)を備える。
滑車(1)は側体(5)をさらに備え、側体(5)は滑車輪(6、6’)の両側にそれぞれ配置されて、滑車(1)のハウジング(4)の一部を形成する。図2からも見られるように、滑車輪(6、6’)の周りを通るコード(2)をよく保護するために、これらの側体(5)は滑車輪(6、6’)の間に延びる翼部(12)を有することができる。翼部(12)はハウジング(4)の別部品として提供できる。
シャフト(3)と側体(5)は、シャフト(3)が側体(5)に軸方向に固定する方法で相互に接続されている。この目的のために、シャフト(3)は複数のキャビティ(7、10、11)及び/または凸部を有し、これらの例は以下の具体的な実施の形態によって説明される。
本発明にかかる滑車(1)のシャフト(3)は滑車輪(6、6’)より高い耐摩耗性を有することが好ましい。
この目的のために、シャフト(3)は金属で製造されることが好ましい。例えば、油圧用途、精密機器、制御装置などの分野において、金属で有利に製造できるため、シャフト(3)の可用性が高く、高品質の製品が限られたコストで実現できる。さらに具体的にいうと、いわゆる「フルハード」の状態が好ましく、AISI300シリーズからのステンレス鋼種、例えば、AISIタイプ302,304,310,316などはこのようなシャフト(3)に適している。好ましくは、このようなシャフト(3)は延伸工程によって製造される。
潤滑性をよく保つために、このようなシャフト(3)は多孔質コーティングを有することが好ましい。このようなコーティングは、例えば、二硫化タングステンであってもよい。
滑車輪(6、6’)は樹脂で製造されることが好ましい。ここで、ポリオキシメチレン(POM)またはナイロン(PA6もしくはPA6.6)で製造されることが考えられるが、より耐久性のある案として、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)でも考えられる。樹脂の潤滑性を促進する添加物として、例えば、グラファイトまたはテフロン(商標、ポリテトラフルオロエチレン、いわゆるPTFE)が添加されることが好ましい。
潤滑性をよく保つために、このような滑車輪(6、6’)はラビリンスシール(14a、14b)を有してもよく、これらの例は以下の具体的な実施の形態によって説明される。
滑車コード(2)に滑車輪(6、6’)の周りを通る滑車コード(2)を案内するために、図2及び図5に示されるように、滑車輪(6、6’)はスロット(13)を有することが好ましい。
本発明にかかる滑車(1)のハウジング(4)は樹脂で製造されることが好ましい。例えば、ガラス繊維と組み合わせるか否かを問わずに(例えば30%のガラス繊維と組み合わせた)ポリアミド6.6はこのようなハウジング(4)に適した素材であるが、他の素材、例えばポリアミド6及びポリオキシメチレン(POM)も適した基本樹脂である。
好ましくは、ハウジング(4)は射出成形によって製造される。そうすると、安価な材料を選択することが可能になる。
滑車コード(2、2’)に滑車輪(6、6’)の周りを通る構造を形成するために、図2の実施の形態に示されるように、本発明にかかる滑車(1)の少なくとも1つの側体(5)は溝(15)を備えることが好ましい。この溝は、対応のシャフト(3)の長手方向(縦方向)に対して短手方向(横方向)で側体(5)の全体を渡って延びていることが好ましく、側体(5)の片側から他側まで通すようにも設けられることが好ましい。この溝は、滑車コード(2、2’)が滑車輪(6、6’)の周りを通る曲面と同様な曲面形状を有することが好ましい。
ハウジング(4)は、2部分設計であることがさらに好ましく、各側体(5)は2部分ハウジング(4)の各部分の一部を形成する。2部分ハウジング(4)の2つの部分は実質的に同一であることが好ましく、そのため、その2つの部分を交換しても組み立てに影響しない。この2つの部分については圧入構造(27a、27b)及び/またはクリック連結の方法で互いに連結しあうことが好ましく、そのため、接着手段、加熱手段または追加の固定手段を使わずに組み立てることができる。図5に示される実施の形態において、このような圧入構造(27a、27b)が描かれている。この目的のために、側体(5)は対応のキャビティ(27a)及び溝部(27b)を有する。
以下、図3から図11までに示される具体的な実施の形態の1つの特徴を説明する。図4、5及び7-11は示された滑車(6、6’)の一部のみが、最も上方のシャフト(3)の高さを示す方向でそれぞれに描かれる。この場合において、図4及び8-11は上方の滑車輪(6)を概略断面図でそれぞれ示し、図4、5及び8-11は側体(5)を概略断面図でそれぞれ示す。滑車輪(6)はさらに既知の技術によって精巧に作られてもよい。側体(5)はその底部について、示された側体(5)の最も上方の部分と類似な方法によって精巧に作られてもよい。明確に構造を表すために、図4及び8-11においては、側体(5)及びかかるハウジング(4)の断面に陰影が描かれていない。明確に構造を表すために、図5においては、滑車輪(6)の断面に陰影が描かれていない。
図3および4に示された本発明にかかる滑車(1)の第1実施の形態、また、図5に示された変形例において、示されたシャフト(3)は中心に同心円筒状空洞を有する円筒である。図4及び5にも見られるように、各側体(5)は、対応のアクセス開口(9)を介してシャフト(3)のキャビティ(7)と係合する突出部(8)を有する。
シャフト(3)のキャビティ(7)はシャフト(3)を通って延び、均一な断面を有すると、シャフト(3)は特に正確に延伸工程または押出工程によって製造できる。
シャフト(3)のキャビティ(7)と係合する側体(5)の突出部(8)は、シャフト(3)を摩擦によって締め付ける。この目的のために、これらの突出部(8)は圧入構造によってシャフト(3)に取り付けられる。図4及び5において、これらの突出部(8)は中空でない固体のように示されている。しかしながら、冷却工程によって形成されるために、突出部(8)は中空設計で実現でき、また、追加の挟持要素に取り付けることを可能にするために、中空設計を実現することができる。
図4の実施の形態において、側体(5)の突出部(8)はシャフト(3)のキャビティ(7)の中に互いに距離を保つように延びる。図5の実施の形態において、側体(5)の突出部(8)は合わせてシャフト(3)のキャビティ(7)の全長に渡るように延び、突出部(8)はこのキャビティ(7)の中央に接触する。
摩擦締め付けによって、側体(5)がシャフト(3)に軸方向に固定され、シャフト(3)も側体(5)に半径方向に固定されるため、シャフト(3)は側体(5)に対して回転できない。
本発明にかかる滑車(1)の第2実施の形態において、図6から8までに示すように、シャフト(3)は下側に2つの切欠き(10)を有し、切欠き(10)のそれぞれは各側体(5)に対応する。各側体(5)は、側体(5)の他の部分に対して弾性的にたわむことが可能な弾性部(16)を有する。この弾性部(16)は先端に歯(17)を有し、その歯(17)はシャフト(3)における対応の切欠き(10)に取り付けることができる。このように、シャフト(3)と側体(5)とはクリック連結によって互いに連結しあうことができる。
弾性部(16)の歯(17)を対応の切欠き(10)に押し入れる(すなわち、クリックする)ことで、側体はシャフト(3)によって軸方向に固定されている。切欠き(10)はシャフト(3)の下側のみに設けられるため、シャフト(3)も側体(5)に半径方向に固定されている。
示された第2実施の形態において、各側体に対して単一の切欠き(10)が設けられている。しかしながら、代替的に、各側体に対して複数のキャビティ(10)を設けることもでき、側体(5)も対応する複数の歯(17)を有することができる。
本発明にかかる滑車(1)の第3実施の形態において、図9及び10に示されるように、シャフト(3)は各側体(5)に対する半径方向のくびれ(11)を有する。締め付ける前に、図9から見られるように、側体(5)は要素(19)を有する。押されると、図10から見られるように、要素(19)は対応の半径方向のくびれ(11)に係合する半径方向のリブ(18)に変形する。形成されたリブ(18)は実際的に対応のくびれ(11)に係合するため、側体(5)はシャフト(3)によって軸方向に固定されている。
押圧によって、摩擦締め付けも実現されるため、シャフト(3)も側体(5)によって半径方向に固定されている。
代替的な実施の形態において、シャフト(3)は、示された半径方向のくびれ(11)の代わりに特定の位置に設けられたキャビティを有してもよい。特定の位置に設けられた複数のキャビティをシャフト(3)の周辺に渡って設けてもよく、側体(5)のこれらのキャビティ要素は押圧力によって上述実施の形態と類似に押圧される。
本発明にかかる滑車(1)の第4実施の形態において、図11に示されるように、シャフト(3)は第1端に、示された第3実施の形態と類似な半径方向のくびれ(11)を有し、対応の側体(5)の半径方向のリブが押すことによってそのくびれ(11)に係合し、その構造からもたらす利点は上に記載された。シャフト(3)の他端に、シャフト(3)は凹凸形状(20)を有し、対応の側体(5)の要素も押圧することによってその凹凸形状(toothing、20)に係合する。押圧の結果としての半径方向に固定以外、この場合には、凹凸形状はシャフトに追加の半径方向に固定を提供する。
図4及び8-11において、各滑車輪(6)は側体(5)のリブ(14b)に係合する溝(14a)を外側に有する。その溝(14a)とリブ(14b)とは共にラビリンスシール(14a、14b)を形成し、ラビリンスシールはシャフト(3)と側体(5)と滑車輪(6)との間の空間に潤滑性を保持する。このようなラビリンスシールは複数及び/またはさらに複雑な溝・リブの組み合わせから形成することができる。
示されたシャフト(3)は単一部品の設計である。代替的に、シャフトは複数の部品からなる設計で実現してもよい。例えば、簡略化された製造工程、異なる材料、異なる特性などはこれらの部品に適用することができる。
前述のように、シャフトのキャビティ及び/またはくびれが側体の突出部と結合するすべての実施の形態は明確であり、シャフトが突出部を有して、側体がキャビティ及び/またはくびれを有する対応の実施の形態も可能である。

Claims (11)

  1. シャフト(3)と、
    前記シャフト(3)を固定する2つの側体(5)を備え、前記側体(5)が軸方向の両方向で前記シャフト(3)によって軸方向に固定されるように、前記シャフト(3)が実質的に前記側体(5)の間に延びるハウジング(4)と、
    前記シャフト(3)に対して直接的に接触可能で前記シャフト(3)の周りに回転可能であるように前記2つの側体(5)の間に配置されている滑車輪(6、6’)と、を備えるジャカード機の滑車機構に取り付ける滑車(1)であって、
    前記滑車(1)の組み立ての後に側体(5)が軸方向の両方に固定されるように、前記滑車(1)の組み立ての前には、前記シャフト(3)がキャビティ(7)を有し、
    前記キャビティ(7)は前記シャフト(3)を貫通する貫通穴であり、
    各前記側体(5)は突出部(8)を備え、
    前記シャフト(3)は前記シャフト(3)内の前記貫通穴(7)に開口するアクセス開口(9)を両端に備え、前記アクセス開口(9)において各前記側体(5)の前記突出部(8)の外周面は前記アクセス開口(9)を介して前記貫通穴(7)の内周面と係合し、
    前記シャフト(3)と前記突出部(8)とは軸方向と実質的に平行する方向に連結する滑車(1)。
  2. 前記側体(5)は前記シャフト(3)を摩擦によって締め付ける請求項1に記載の滑車(1)。
  3. 前記側体(5)の前記突出部(8)は実質的に前記シャフト(3)の内面の全面を渡って共同に前記シャフト(3)を締め付ける請求項1または2に記載の滑車(1)。
  4. 前記側体(5)の前記突出部(8)は中空設計である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の滑車(1)。
  5. 前記側体(5)は前記シャフト(3)を半径方向に固定する請求項1から請求項のいずれか1項に記載の滑車(1)。
  6. 前記シャフト(3)は圧入工法によって前記側体(5)に連結する請求項1から請求項のいずれか1項に記載の滑車(1)。
  7. 前記シャフト(3)は多孔質コーティングによって被覆される請求項1から請求項のいずれか1項に記載の滑車(1)。
  8. 前記シャフト(3)は前記滑車輪(6、6’)より高い耐摩耗性を有する請求項1から請求項のいずれか1項に記載の滑車(1)。
  9. 前記滑車輪(6、6’)と前記側体(5)とは、それぞれに溝(14a)とリブ(14b)とを有し、前記溝(14a)と前記リブ(14b)とは共にラビリンスシール(14a、14b)を形成する請求項1から請求項のいずれか1項に記載の滑車(1)。
  10. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の滑車(1)を備えるジャカード機の滑車機構。
  11. 請求項10に記載の滑車機構を備えるジャカード機。
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