JP7047513B2 - 液体吐出装置、不吐出ノズル補完方法及びプログラム - Google Patents

液体吐出装置、不吐出ノズル補完方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、液体吐出装置、不吐出ノズル補完方法及びプログラムに関する。
従来、インクジェット方式の液体吐出装置では、ヘッドのノズルが不吐出になると画像にスジが発生するといった画像不良が発生していた。このような画像を防止するために、不吐出ドットの隣接ドットを配置する、もしくは隣接ドットのサイズを大きくすることで、ドットを補完する技術が存在している。
このようなドット補完技術では、ドット配置パターン(色の階調)によっては、補正を実施することにより、不吐出ドット周囲が目立ってしまう。これに対して、不吐出ノズルが形成する画素データに応じて、補正を実施するかどうかを決定し、実施部分の画像処理(中間調処理)を変更する技術が存在していた。
しかしながら、従来の技術では、ドットデータにする前の画像データを処理する必要があり、時間がかかってしまう。さらには、抜けノズルが変更されてしまうと、中間調処理からやり直す必要があり、データ処理が複雑になるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、不吐出ドットの補完処理を簡易に実施可能とすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記録媒体上へのインクの吐出を繰り返して形成画像を作成するインク吐出部と、画像データを取得する取得手段と、前記画像データにおいて、前記インク吐出部においてインクを吐出しない状態にある不吐出ノズルからのインクの不吐出により印字が形成されないドットである不吐出ドットを特定する不吐出ドット特定手段と、前記不吐出ドットについて、前記画像データにおける不吐出ドットの周辺ドットのインク付着量の情報である周辺ドット情報を取得する周辺情報取得手段と、前記周辺ドット情報に基づいて、当該不吐出ドットの周辺ドットのトーンを変更する補完処理実行手段と、を備え、前記周辺情報取得手段は、前記画像データにおける不吐出ドットの各周辺ドットのサイズに応じて、各周辺ドットのインク付着量を得、得られた周辺ドットのインク付着量を合計することで、前記周辺ドット情報としてのインク付着量を算出する、ことを特徴とする。
本発明によれば、ドットの位置を変更せずに不吐出ドットの周辺ドットのトーンを変更するので、ドットのデータを用いて処理を実行でき、簡易に補完処理を行うことができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態に係る液体吐出装置の一例を模式的に示す図である。 図2は、インクジェット記録装置10の機能構成の一例について説明する図である。 図3は、本願で補完処理を実施する対象である、不吐出ドットについて説明する図である。 図4は、画像形成制御部の機能構成の一例を示す図である。 図5は、不吐出補完処理部の詳細な構成を説明する図である。 図6は、補完処理の実施の判断について説明する図である。 図7は、周辺ドット情報を取得する例を示す図である。 図8は、変調マスク群の一例を示す図である。 図9は、変調マスクの選択例を示す図である。 図10は、別の変調マスクが選択される場合を示す図である。 図11は、画像形成処理部の動作を示すフローチャートである。 図12は、不吐出補完処理のフローチャートである。 図13は、変調マスク群の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る不吐出ノズル補完方法及び液体吐出装置の一実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、液体吐出装置の一例として、インクジェット記録装置を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではなく、液体吐出装置であればいずれにも適用することができる。さらに、本発明は、インクジェット記録装置に限らず、記録媒体上に液体を吐出させて画像形成する液体吐出装置に対して広く適用可能である。
本実施形態に係る液体吐出装置の一例であるインクジェット記録装置は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4色の染料インク及びブラック(K)の1色の顔料インクを吐出するヘッドユニットを有し、これらのヘッドユニットを記録媒体の搬送方向と直交する方向に往復動作させて画像形成を行う。すなわち、本実施形態のインクジェット記録装置は、少なくとも1つは特定色(ブラック(K))を含む顔料インクと染料インクとにより画像を形成する。また、特定色とはグレーを含む黒(ブラック(K))に属する色である。なお、特定色はブラック(K)に限ることはなく任意である。以下では、インクジェット記録装置を「インクジェットプリンタ」とも表記する。
図1は、本実施形態に係る液体吐出装置の一例を模式的に示す図である。図1に示すように、液体吐出装置であるインクジェット記録装置10は、往路方向21及び復路方向22に往復移動(双方向走査)するキャリッジ11と、記録媒体14を搬送する搬送ステージ13とを備えている。キャリッジ11には、インク滴を吐出する複数の吐出ヘッドを有するヘッドユニット12を搭載している。また、キャリッジ11は、記録媒体14の搬送方向に対して直交する方向に走査して画像を形成する。以下では、記録媒体を「用紙」とも表記する。しかしながら、記録媒体は紙に限定されない。
ヘッドユニット12は、インク滴を記録媒体14上に吐出して画像を形成する1又は複数の吐出ヘッドを備えている。なお、1つの吐出ヘッドの複数のノズル列からインク滴を吐出させるようにすることもできる。ヘッドユニット12を構成する吐出ヘッドは、インク滴を吐出するための圧力を発生する圧力発生手段を備えたものが使用できる。
キャリッジ11の移動領域の下方には、搬送ステージ13が配置されている。この搬送ステージ13上に記録媒体14が載せられる。搬送ステージ13上にセットされた記録媒体14が搬送ステージ13上を搬送され、ヘッドユニット12下にて画像形成される。すなわち、キャリッジ11を移動させてヘッドユニット12からインク滴を記録媒体14上に吐出することにより、記録媒体14上に所望の画像を形成することができる。
次に、図2を用いて、本実施形態に係るインクジェット記録装置10の機能構成について説明する。図2は、インクジェット記録装置10の機能構成の一例について説明する図である。
図2に示すように、インクジェット記録装置10は、CPU(Central Processing Unit)121と、ROM(Read Only Memory)122と、RAM(Random Access Memory)123と、記録ヘッドドライバ124と、主走査ドライバ125と、副走査ドライバ126と、制御用FPGA(Field-Programmable Gate Array)130と、ヘッドユニット12と、エンコーダセンサ15と、主走査モータ16と、副走査モータ17と、印字センサ18とを備える。
CPU121と、ROM122と、RAM123と、記録ヘッドドライバ124と、主走査ドライバ125と、副走査ドライバ126と、制御用FPGA130とはメイン制御基板120に搭載されている。ヘッドユニット12と、エンコーダセンサ15と、印字センサ18とはキャリッジ11に搭載されている。
CPU121は、インクジェット記録装置10の全体の制御を司る。例えば、CPU121は、RAM123を作業領域として利用して、ROM122に格納された各種の制御プログラムを実行し、インクジェット記録装置10における各種動作を制御するための制御指令を出力する。
記録ヘッドドライバ124、主走査ドライバ125、副走査ドライバ126は、それぞれ、ヘッドユニット12、主走査モータ16、副走査モータ17を駆動するためのドライバである。
制御用FPGA130は、CPU121と連携してインクジェット記録装置10における各種動作を制御する。制御用FPGA130は、機能的な構成要素として、例えば、CPU制御部131と、メモリ制御部132と、画像形成制御部133と、センサ制御部134とを備える。
CPU制御部131は、CPU121と通信を行って、制御用FPGA130が取得した各種情報をCPU121に伝えるとともに、CPU121から出力された制御指令を入力する。
メモリ制御部132は、CPU121がROM122やRAM123にアクセスするためのメモリ制御を行う。
画像形成制御部133の詳細な説明は後述する。
センサ制御部134は、エンコーダセンサ15から出力されるエンコーダ値などのセンサ信号に対する処理を行う。
ヘッドユニット12は、CPU121および制御用FPGA130により動作制御される記録ヘッドドライバ124により駆動され、搬送ステージ13上の記録媒体14にインク滴を吐出して画像を形成する。
エンコーダセンサ15は、図示しないエンコーダシートのマークを検知して得られるエンコーダ値を制御用FPGA130に出力する。このエンコーダ値は制御用FPGA130からCPU121へと送られて、例えば、キャリッジ11の位置や速度を計算するために用いられる。CPU121は、このエンコーダ値から計算したキャリッジ11の位置や速度に基づき、主走査モータ16を制御するための制御指令を生成して出力する。
印字センサ18は、ヘッドユニット12により印字された画像を読み取り、ノズル列の吐出状態を検出する。
図3は、本願で補完処理を実施する対象である、不吐出ドットについて説明する図である。本発明の補完処理は、ヘッドを副走査方向に複数回スキャンすることで印字を行うシリアル型インクジェットプリンタである、インクジェット記録装置10において実施される。不吐出ノズルとは、ヘッドユニット12が備える吐出ヘッドにおいて、目詰まり等の不具合により、インクを吐出しない状態となったノズルである。ヘッドユニット12が不吐出ノズルを有する状態で印字を行うと、不吐出ノズルのドット形成位置にドットが形成されず、メディア搬送量の間隔ごとに、スジなどの画像不良が発生する。図3は、2パス1/2インターレースでの一例であり、主走査方向において、印字画像に間欠のドット抜けが発生する。本実施形態では、ノズルの不吐出により印字が形成されないドットのことを、「不吐出ドット」とも記載する。
次に、図4を用いて、画像形成制御部133の構成について説明する。図4は、画像形成制御部の機能構成の一例を示す図である。
図4に示すように、画像形成制御部133は、画像処理部141と、不吐出ノズル管理部142と、不吐出補完処理部143と、レンダリング処理部144と、画像処理終了判断部145と、モータ制御部146と、記憶部147と、画像形成部148とを備える。
インクジェット記録装置10に入力される画像データは、RGBの3色の色情報で構成されている。画像処理部141は、画像データを取得し、与えられた画像データのRGBデータを、インクジェット記録装置が扱うCMYKデータに変換する。また、画像処理部141は、インクジェット記録装置の特性及びユーザの嗜好を反映させるためのγ補正を行う。さらに、画像処理部141は、ハーフトーン処理を行う。ハーフトーン処理は、CMYKの階調データ(一般的に各色8bit)をプリンタが扱えるデータ(一般に1~3bit)に量子化する処理である。ハーフトーン処理後の画像データは、ドットデータとなる。
不吐出ノズル管理部142は、どのノズルが不吐出であるかを示す、不吐出ノズルの位置情報を管理する。なお、不吐出ノズルの位置情報は、ノズルチェックパターンを印刷し、不吐出ノズルの位置を確認することにより得られる。ノズルチェックパターンを用いた不吐出ノズルの判断は、プリンタユーザー自身で行うこともできるし、インクジェット記録装置10に実装された印字センサ18を用いて行ってもよい。印字センサ18は、ヘッドユニット12により印字されたノズルチェックパターンを読み取り、ノズル列の吐出状態を検出する。検出結果は、画像形成制御部133の不吐出ノズル管理部142に通知され、不吐出ノズル管理部142によって不吐出ノズルの位置情報として管理される。なお、印字センサ18は、ノズルチェックパターンではなく、通常の形成画像を読み取ることで、ノズル列の吐出状態を検出してもよい。
不吐出補完処理部143は、不吐出ノズル管理部142に不吐出ノズルの有無を問合せ、不吐出ノズルが存在すると判断した場合に、ハーフトーン処理後の画像データ(ドットデータ)に対して、不吐出補完処理を行う。なお、補完処理の詳細については後述する。
レンダリング処理部144は、レンダリング処理を行う。レンダリング処理は、ハーフトーン処理及び不吐出補完処理が完了した画像データについて、ヘッドユニット12と記録媒体14とをどのように動かし、いずれのノズルからインク滴を吐出するかを決定する処理である。
画像処理終了判断部145は、レンダリング処理部144によってレンダリング処理された画像データをプリンタエンジンに受け渡す。また、印刷の完了を検知すると、印刷ジョブに関する処理を終了する。
モータ制御部146は、画像形成部148の制御の下、CPU121からの制御指令に応じて主走査ドライバ125の動作を制御することにより、主走査ドライバ125により駆動される主走査モータ16を制御して、キャリッジ11の主走査方向への移動を制御する。また、モータ制御部146は、CPU121からの制御指令に応じて副走査ドライバ126の動作を制御することにより、副走査ドライバ126により駆動される副走査モータ17を制御して、搬送ステージ13上の記録媒体14の副走査方向への移動を制御する。
記憶部147は、不吐出補完処理に必要となる、各テーブルを格納する。各テーブルについては、後述の補完処理の詳細において説明する。
画像形成部148は、CPU121からの制御指令に応じて記録ヘッドドライバ124の動作を制御することにより、記録ヘッドドライバ124により駆動されるヘッドユニット12からのインク滴の吐出タイミング、インク滴の吐出量などを制御する。
図5は、不吐出補完処理部143の詳細な構成を説明する図である。不吐出補完処理部143は、不吐出ドット特定部151と、補完実施判断部152と、周辺情報取得部153と、補完処理実行部154と、を備える。
不吐出ドット特定部151は、不吐出ノズル管理部142に問合せ、不吐出ノズル管理部142に管理されている不吐出ノズルの位置情報を受け取る。そして、不吐出ノズルの位置情報と、シーケンスパラメータとに基づいて、印刷対象である画像データにおける不吐出ドットを特定する。
補完実施判断部152は、特定された不吐出ドットのそれぞれについて、補完処理を行うかどうかを判断する。ここで、図6は、補完処理の実施の判断について説明する図である。図6では、不吐出ドットを太枠で示している。なお、本実施形態では、ドットのトーンであるサイズ(付着させるインクの滴量)を、簡易的に「大」「中」「小」「無」と表現する。ドットのサイズは、これ以外の区分け方を用いてもよい。本実施形態では、補完実施判断部152は、注目するドットのデータのサイズが「小」以上であれば、補完処理を行うと判断する。補完実施判断部152は、着目する不吐出ドットがドット無しの場合には、補完処理を実施せず、次の不吐出ドットについて補完実施の有無の判断を行う。
周辺情報取得部153は、ハーフトーン処理後の画像データ(ドットデータ)に基づいて、補完対象ドットの周囲のトーンの情報である、周辺ドット情報を取得する。図7は、周辺ドット情報を取得する例を示す図である。図7では、不吐出ドットを太枠で囲んでいる。また、斜線を付した領域は、インク付着量算出領域である。図7の例では、不吐出ドットを含めた周辺の領域をインク付着量算出領域として、斜線を付した領域内のインク付着量を算出する。なお、この例では、インク付着量算出領域のドット数を縦7個×横2個としているが、領域の設定範囲はこの例に限られない。
インク付着量の算出においては、まず、「大」「中」「小」「無」の各ドットの数をカウントする。そして、記憶部147にあらかじめ登録されている1ドットあたりのインク付着量情報を用いて、領域内のインク付着量を算出する。表1は、1ドットあたりのインク付着量情報を示すテーブルである。表2は、インク付着量を算出する一例を説明するテーブルである。図7の斜線が付された領域内には、不吐出ドットを含めて、「大」のドットが1個、「中」のドットが9個、「小」のドットが3個、「無」のドットが1個存在する。1ドット当たりのインク付着量は、「大」が“25”、「中」が“15”、「小」が“7”、「無」が“0”と設定されている。この場合、インク付着量の合計は、“181”である。
Figure 0007047513000001
Figure 0007047513000002
補完処理実行部154は、周辺情報取得部153が取得した周辺ドット情報に基づいて、ハーフトーン処理後の画像データにおける、不吐出ドットの周辺ドットのトーン、つまりサイズ(インク滴量)を変更する。なお、本実施形態の不吐出補完処理は、不吐出ノズルを有する色版のみで実施する。つまり、Kノズルにおいてのみ不吐出ノズルがある場合、K版のみ補完処理を実施する。この場合、CMY版においては処理を実施しない。
以下、補完処理実行部154による処理を具体的に説明する。補完処理実行部154は、周辺ドット情報に加えて変調マスクを用いて、ドットを太らせる処理、すなわち不吐出ドットの周辺ドットのサイズ(インク滴量)を変更する処理を行う。
図8は、変調マスク群の一例を示す図である。この変調マスクは、記憶部147にあらかじめ格納されている。図8の例では、変調マスク1~6が登録されている。各変調マスクは、不吐出ドットの周囲のドットごとに、ドットのサイズを変更する変調パターンを指定している。この例の場合、変調対象となるドットは、不吐出ドットに隣接する周囲の5つのドットである。表3は、変調マスクに用いられる変調パターンを示すテーブルである。本実施形態では、変調パターンは、「00」「01」「10」「11」の4パターンである。これらのうち、「00」は、対象ドットの全てについて、変調しないことを示す。「01」は、「無」のドットのみ「小」に変換する。「10」は、「小」と「無」のドットを、それぞれ1サイズ太らせる。つまり、「小」のドットを「中」に変換し、「無」のドットを「小」に変換する。「11」は、「大」のみがそのままであって、他のドットを、それぞれ1サイズ太らせる。つまり、「中」のドットを「大」に変換し、「小」のドットを「中」に変換し、「無」のドットを「小」に変換する。図8は、この規則にしたがって各変調マスクを示している。変調マスク群の中では、変調マスク1が最も変調量(ドットの太らせ度合い)が大きく、変調マスク6が最も変調量が小さい。
Figure 0007047513000003
また、表4は、変調マスクを選択するためのマスク選択テーブルである。表4の例では、インク付着量が“245”以上の場合、変調マスク1が選択される。以下、インク付着量を“181以上”“141以上”“96以上”“49以上”“49未満”で区切り、インク付着量が多い方から、変調マスク2,3,4,5,6が選択される。このように、算出した付着量に応じて適用するドット変調マスクを選択することで、元の画像データに対してドットの太らせ方を変更することが可能である。上記の太らせ処理、すなわち補完処理を行うことによって、従来のように補完スジなどが生じて不自然な仕上がりとなることを、抑制できる。
Figure 0007047513000004
本実施形態では、表1,表2,表3,表4のテーブル、及び図8の変調マスクは、記憶部147にあらかじめ記憶されている。
図9と図10を用いて、不吐出ドット周囲のインク付着量が異なる場合における補完処理の違いを説明する。図9は、変調マスクの選択例を示す図である。図9の変調処理前のインク付着量算出領域からは、インク付着量は“181”と算出される。この値を、表4のマスク選択テーブルに照らし合わせると、対応する変調マスクは「2」である。図9のドット太らせ領域に対して、変調マスク2を適用すると、変調処理後のようにドットのサイズが変更される。この例の場合、変調処理前の不吐出ドット右側の「中」のドットが、変調マスクに指定された変調パターン「11」によって、「大」に変更される。変調処理前の不吐出ドット上側の2つのドットと、下側の2つのドットは、全て変調パターン「10」が適用されるが、上側の2つのドットは「中」であるため、サイズが変更されない。一方、下側の2つのドットのうち、不吐出ドット真下のドットのサイズが、「小」から「中」に変更される。また、不吐出ドット右下のドットのサイズが、「無」から「小」に変更される。
また、図10は、別の変調マスクが選択される場合を示す図である。図10の変調処理前のインク付着量算出領域からは、インク付着量は“56”と算出される。この値を、表4のマスク選択テーブルに照らし合わせると、対応する変調マスクは「5」である。図10のドット太らせ領域に対して、変調マスク5を適用すると、変調処理後のようにドットのサイズが変更される。図10の例は、図9に比べてインク付着量が少ないので、適用される変調マスクも変調の度合いが低い。変調マスク5は、5つのドット全てについて、「01」を指定する。変調パターン「01」は、「無」のドットのみを「小」のドットに変換することを指定する。このため、図10の例の場合、不吐出ドットの右のドットと、真下のドットのみのサイズが、「無」から「小」に変更される。変調処理前に「小」であるドットについては変更されない。
補完実施判断部152は、全ての不吐出ドットについて補完処理を行うかどうかの判断を完了した場合、処理を終了させる。
このように、本実施形態のインクジェット記録装置10によれば、不吐出ドットが存在した場合も、その周囲のドットサイズ(トーン)を変更することで、不吐出ドットによる画像不良を改善可能である。
また、本実施形態では、変調マスクを用いてドットの変調度合いを変更する。使用する変調マスクは、補完処理前の周辺ドットの情報に応じて変更する。不吐出ドット周囲のインク付着量が多い場合には、ドットの太らせ度合いが大きい変調マスクが選択される。これは、ドットの太らせ度合いが少ないと、不吐出のドットを補完しきれず、ノズル欠損がわかってしまうためである。また、インク付着量が少ない場合には、ドットの太らせ度合が小さい変調マスクが選択される。インク付着量が少ないということは、色が薄いということである。このため、不吐出ドット周りのドットの画素サイズを大きくし過ぎて、補完部分が、その周囲の色よりも濃くなり目立ってしまうことを抑止する。
図11は、画像形成処理部の動作を示すフローチャートである。ステップS1において、画像処理部141は、与えられた画像データのRGBデータを、インクジェット記録装置が扱うCMYKデータに変換する。変換後の画像データに対して、γ補正を行い、さらに、ハーフトーン処理を行う。画像処理部141は、ハーフトーン処理を行った画像データを、不吐出補完処理部143に受け渡す。処理はステップS2に進む。
ステップS2において、不吐出補完処理部143の不吐出ドット特定部151は、不吐出ノズル管理部142に問合せ、不吐出ノズル管理部142に管理されている各色ノズル列について、不吐出ノズルが存在するかどうかの情報、及び不吐出ノズルの位置情報を受け取る。各列について、不吐出ノズルが存在しない場合、不吐出ドット特定部151は、不吐出補完処理を実施しないと判断し、処理はステップS4へ進む。この場合、通常の画像形成処理である印刷処理を行う。
ステップS2において、不吐出ノズルが存在していた場合、不吐出ドット特定部151は、不吐出補完処理を実施すると判断し、処理はステップS3の不吐出補完処理に進む。図12は、不吐出補完処理のフローチャートである。図12のステップS11において、不吐出ドット特定部151は、不吐出ノズルの位置情報とシーケンスパラメータとに基づいて、ハーフトーン処理後の画像データにおける全ての不吐出ドットを特定する。つぎに、処理はステップS12へ進む。
ステップS12において、補完実施判断部152は、特定された不吐出ドットのそれぞれについて、順次処理対象とし、補完処理を実施するどうかを判断する。処理対象の不吐出ドットが「無」であれば、補完処理の必要はないので(ステップS12:NO)、補完処理を回避して、処理はステップS15へ進む。一方、不吐出ドットが所定のサイズ以上である場合、補完処理を実施すると判断して(ステップS12:YES)、処理はステップS13へ進む。なお、本実施形態の場合、ドットのサイズが「小」以上が補完処理の対象であるが、この限りではない。
ステップS13において、周辺情報取得部153は、ハーフトーン処理後の画像データから、不吐出ドットの周辺ドット情報を取得する。周辺情報取得部153は、不吐出ドット周囲のインク付着量算出領域のインク付着量を算出する。算出にあたって、周辺情報取得部153は、インク付着量算出領域に存在する、不吐出ドットを含む全ドットについて、サイズが「大」「中」「小」「無」の各ドットの数をカウントする。さらに、記憶部147にあらかじめ登録されている1ドットあたりのインク付着量情報を用いて、「大」「中」「小」「無」のそれぞれのサイズに対して設定されたインク付着量を、「大」「中」「小」「無」のサイズである各ドットの数と掛け合わせて合計し、合計インク付着量を算出する。周辺情報取得部153は、不吐出ドットの周辺ドット情報と、合計インク付着量とを、補完処理実行部154に受け渡す。そして、処理はステップS14へ進む。
ステップS14において、補完処理実行部154は、合計インク付着量を引数に、記憶部147の表4を参照し、対応する変調マスクの番号を特定する。さらに、記憶部147にアクセスし、特定した番号に対応する変調マスクを読み出す。つまり、図8の変調マスク群のなかから、今回使用する変調マスクを読み出す。また、補完処理実行部154は、記憶部147の表3から、各変調パターンで指定されている変調の仕方を読み出す。そして、補完処理実行部154は、周辺ドット情報における不吐出ドットの周辺ドットのサイズを、読みだした変調マスクに指定された変調の仕方にしたがって変更する。変更が完了すると、処理はステップS15へ進む。
ステップS15において、補完実施判断部152は、全ての不吐出ドットについて、補完実施についての判定が完了したかどうかを判断する。完了していた場合(ステップS15:YES)、図12の補完処理は終了し、処理は図11のステップS4に進む。完了していなかった場合(ステップS15:NO)、次の不吐出ドットの処理のために、処理はステップS12へ戻る。
処理が図11に戻ると、ステップS4では、レンダリング処理部144が、レンダリング処理を行う。その後、処理はステップS5へ進む。
ステップS5では、画像処理終了判断部145が、レンダリング処理後の画像データをプリンタエンジンに転送する。画像形成部148は、プリンタエンジンを制御し、当該画像データを、記録媒体14上に画像として形成する。画像処理終了判断部145は、全ての画像データが転送済みかどうかにより、印刷が完了したかどうかを判断する(ステップS6)。画像処理終了判断部145が、印刷が完了していないと判断した場合(ステップS6:NO)、処理はステップS5に戻り、画像データの転送を続行する。画像処理終了判断部145は、印刷の完了を検知すると(ステップS6:YES)、印刷ジョブに関する処理を終了する。
従来のインクジェット記録装置では、画像データ(元データ)において、不吐出ドットの補完を行い、不吐出ドット周囲のドット配置パターンを変更していた。これに対して、本発明の液体吐出装置では、ドットの位置は変更せずに、不吐出ドット周囲のサイズを変更するだけなので、ハーフトーン処理後の画像データである、ドットデータのみで処理を完結させることができる。このため、ドットデータにする前の画像データを処理する必要がなく、迅速に処理が可能である。また、従来のように抜けノズルを変更するのであれば、ハーフトーン処理からやり直す必要があるが、本発明においては抜けノズルは変更しない。このため、データ処理を簡易化できる。
また、本発明の液体吐出装置においては、インクの付着量を計算し、計算結果に応じて、ドットサイズを変更する。つまり、補正跡が目立たないような適切な変調マスク(ドットの太らせ方)を決定する。これにより、不吐出ドットの周辺のインク付着量となじむように補完処理を行うことができ、補正処理を目立たせずに、不吐出ドットを補完できる。
なお、本実施形態の変形例として、図13の変調マスク群を用いることもできる。図13は、変調マスク群の一例を示す図である。図13には、変調マスク1´,変調マスク2´,変調マスク3´,変調マスク4´,変調マスク5´,変調マスク6´が示されている。図13のマスク群は、図8のマスク群にくわえて、記憶部147に格納しておくことができる。表5は、不吐出ドット連続時変調マスク選択テーブルの一例である。表5の不吐出ドット連続時変調マスク選択テーブルは、表4のマスク選択テーブルにくわえて、記憶部147に格納しておくことができる。補完処理実行部154は、表5の不吐出ドット連続時変調マスク選択テーブルと図13の変調マスク群を用いて、上述と同様の処理をすることもできる。
Figure 0007047513000005
本実施形態の液体吐出装置で実行される不吐出ノズル補完プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、上述した実施形態のインクジェット記録装置10で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでフロッピー(登録商標)ディスク、CD(Compact Disc)、CD-R(Compact Disc-Recordable)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、SDメモリカード(SD memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
また、本実施形態の不吐出ノズル補完プログラムを、ROM122等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施形態のインクジェット記録装置10で実行される不吐出ノズル補完プログラムは、上述した各部(不吐出ノズル管理部142、不吐出補完処理部143内の不吐出ドット特定部151、補完実施判断部152、周辺情報取得部153及び補完処理実行部154)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)121が上記記憶媒体から不吐出ノズル補完プログラムを読み出して実行することにより上記各部がRAM123上にロードされ、不吐出ノズル管理部142、不吐出補完処理部143内の不吐出ドット特定部151、補完実施判断部152、周辺情報取得部153及び補完処理実行部154、がRAM123上に生成されるようになっている。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。また、以上の実施形態および変形例は任意に組み合わせることも可能である。
なお、本実施形態の画像形成装置10の構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。
10 インクジェット記録装置
11 キャリッジ
12 ヘッドユニット
13 搬送ステージ
14 記録媒体
15 エンコーダセンサ
16 主走査モータ
17 副走査モータ
18 印字センサ
21 往路方向
22 復路方向
120 メイン制御基板
121 CPU
122 ROM
123 RAM
124 記録ヘッドドライバ
125 主走査ドライバ
126 副走査ドライバ
130 制御用FPGA
131 CPU制御部
132 メモリ制御部
133 画像形成制御部
134 センサ制御部
141 画像処理部
142 不吐出ノズル管理部
143 不吐出補完処理部
144 レンダリング処理部
145 画像処理終了判断部
146 モータ制御部
147 記憶部
148 画像形成部
151 不吐出ドット特定部
152 補完実施判断部
153 周辺情報取得部
154 補完処理実行部
特許4126384号公報

Claims (7)

  1. 記録媒体上へのインクの吐出を繰り返して形成画像を作成するインク吐出部と、
    画像データを取得する取得手段と、
    前記画像データにおいて、前記インク吐出部においてインクを吐出しない状態にある不吐出ノズルからのインクの不吐出により印字が形成されないドットである不吐出ドットを特定する不吐出ドット特定手段と、
    前記不吐出ドットについて、前記画像データにおける不吐出ドットの周辺ドットのインク付着量の情報である周辺ドット情報を取得する周辺情報取得手段と、
    前記周辺ドット情報に基づいて、当該不吐出ドットの周辺ドットのトーンを変更する補完処理実行手段と、
    を備え
    前記周辺情報取得手段は、前記画像データにおける不吐出ドットの各周辺ドットのサイズに応じて、各周辺ドットのインク付着量を得、得られた周辺ドットのインク付着量を合計することで、前記周辺ドット情報としてのインク付着量を算出する、
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記補完処理実行手段は、前記周辺ドット情報においてインク付着量が多いほど、周辺のドットのサイズを上げる度合いを大きくし、前記周辺ドット情報においてインク付着量が少ないほど、周辺のドットのサイズを上げる度合いを小さくする、ことを特徴とする請求項に記載の液体吐出装置。
  3. ドットのサイズを大きくするように変更するためのパターンを指定する複数のドット変調マスクを格納する記憶手段、をさらに備え、
    前記補完処理実行手段は、前記周辺ドット情報に基づいて、前記記憶手段から前記複数のドット変調マスクのうち1つを選択し、当該選択したドット変調マスクにしたがって、前記不吐出ドットの周辺ドットの各サイズを変更する、
    ことを特徴とする請求項またはに記載の液体吐出装置。
  4. 前記不吐出ドットのそれぞれについて補完処理を行うかどうかを判断する補完実施判断手段、をさらに備え、
    前記周辺情報取得手段は、前記補完実施判断手段によって補完処理の対象と判断された不吐出ドットについて、前記周辺ドット情報を取得することを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の液体吐出装置。
  5. 前記周辺ドット情報は、前記画像データにおける不吐出ドットに隣接するドットについての情報であることを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の液体吐出装置。
  6. 液体吐出装置における不吐出ノズル補完方法であって、
    前記液体吐出装置が備える、記録媒体上へのインクの吐出を繰り返して形成画像を作成するインク吐出部においてインクを吐出しない状態にある不吐出ノズルを特定し、画像データにおいて、前記不吐出ノズルからのインクの不吐出により印字が形成されないドットである不吐出ドットを特定する不吐出ドット特定ステップと、
    前記不吐出ドットについて、前記画像データにおける不吐出ドットの周辺ドットのインク付着量の情報である周辺ドット情報を取得する周辺情報取得ステップと、
    前記周辺ドット情報に基づいて、当該不吐出ドットの周辺ドットのトーンを変更する補完処理実行ステップと、
    含み、
    前記周辺情報取得ステップは、前記画像データにおける不吐出ドットの各周辺ドットのサイズに応じて、各周辺ドットのインク付着量を得、得られた周辺ドットのインク付着量を合計することで、前記周辺ドット情報としてのインク付着量を算出する、
    ことを特徴とする不吐出ノズル補完方法。
  7. 液体吐出装置に、
    前記液体吐出装置が備える、記録媒体上へのインクの吐出を繰り返して形成画像を作成するインク吐出部においてインクを吐出しない状態にある不吐出ノズルについて、画像データにおいて、前記不吐出ノズルからのインクの不吐出により印字が形成されないドットである不吐出ドットを特定する不吐出ドット特定ステップと、
    前記不吐出ドットについて、前記画像データにおける不吐出ドットの周辺ドットのインク付着量の情報である周辺ドット情報を取得する周辺情報取得ステップと、
    前記周辺ドット情報に基づいて、当該不吐出ドットの周辺ドットのトーンを変更する補完処理実行ステップと、
    を実行させ
    前記周辺情報取得ステップは、前記画像データにおける不吐出ドットの各周辺ドットのサイズに応じて、各周辺ドットのインク付着量を得、得られた周辺ドットのインク付着量を合計することで、前記周辺ドット情報としてのインク付着量を算出する、
    ためのプログラム。
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