JP7046348B2 - 整列体および部品整列装置 - Google Patents
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Description
まず、図1を参照して、本発明の第一実施形態である搬送トレー10について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る搬送トレー10は、整列体1と、保持体2とを備えている。
まず、図1~4を参照して整列体1について説明する。整列体1は、複数の部品3が整列された状態で複数の部品3を収容するものである。整列体1は、図2(A)~(C)に示すように、平板状に形成される。また、整列体1の材料としては、例えば、ステンレス鋼が挙げられるが、これに限定されず、その他の材料であってもよい。そして、整列体1には、部品3を収容する複数の収容部11が一面に設けられている。
次に、図4を参照して本実施形態の収容部11について説明する。収容部11は、第一凹部12と、第二凹部13とを備える。第一凹部12は、整列体1の一面(上面)に形成される。そして、第一凹部12内には、第一内部空間14が形成される。整列体1の一面の法線方向から平面視して、第一凹部12は、略扇形状に形成されることが好ましいが、これに限定されず、その他の形状であってもよい。
図6を参照して、収容部11に収容される部品3について説明する。部品3は、図6(A)に示すように、連通口16を通過して収容部11に収容される。部品3の長手方向の長さが収容部11の連続方向Y3の長さより短い場合、図6(A)に示すように、部品3は、収容部11の連続方向Y3へ移動可能である(図6(A)の矢印A参照)。なお、収容部11の連続方向Y3の長さは、部品3の長手方向の長さの二倍未満(200%未満)であることが好ましく、より好ましくは、1.5倍未満(150%未満)とする。
次に、図7を参照して保持体2について説明する。なお、以下の説明において、保持体2の一辺の方向を第三幅方向X4、第三幅方向X4と直交する他の一辺を第三奥行き方向Y4、保持体2の厚みに沿う方向を第三厚み方向Z4と定義する。
次に、図8を参照して、第二窪み部の役割を説明する。図8(A)に示すように、整列体1を保持する保持体2が動力装置100により揺動軸110周りに揺動されると、整列体1の一面に載置される複数の部品3は、整列体1の傾斜に従って整列体1の一面上を移動する。そして、部品3の一部は、収容部11に収容される。
次に、図9を参照して収容部11へ部品3が収容されるまでの部品3の動作を時系列に沿って説明する。整列体1が保持体2に保持され、かつ、整列体1の一面上に部品3が載置された状態で、振込装置により保持体2が揺動軸110周りに揺動されたり、振動されたりすると、部品3は、図9(A)に示すように、姿勢を変えながら整列体1の一面上を移動する。特に、特に図示しない振動装置によって整列体1を振動させる場合は、部品3は、矢印Sに示すように微細に旋回しながら、矢印Uのように移動する。そして、図9(B)に示すように、部品3が収容部11近傍に達する。
次に、図10,11を参照して、収容部11における部品を外部から受け入れ可能な領域(以下、部品受入れ可能領域と呼ぶ。)Rについて説明する。上記<収容部へ部品が収容されるまでの動作>で説明したように、整列体1の面上を部品3が移動してきて、収容部11内に収容されるには、収容部11の部品受入れ可能範囲Rが、部品3が取り得る姿勢よりも大きい必要がある。この収容部11の部品受入れ可能範囲Rは、部品3の収容部11内の可動範囲と同じである。
部品3の受け入れ確率を高めるためには、部品受入れ可能領域Rの角度範囲γは、10°以上であることが好ましく、より望ましくは、20°以上とし、更に望ましくは30°以上とし、より一層望ましくは、40°以上とする。一方、収容部11の部品3が収容された後に、別の部品3が、この収容部11に引っ掛かり難くするためには、部品受入れ可能領域Rの角度範囲γは、150°以下とし、より望ましくは140°以下とし、更に望ましくは130°以下とし、より一層望ましくは、120°以下とする。特に望ましくは100°以下とする。
次に、図12を参照して、本発明の第二実施形態である搬送トレーについて説明する。本実施形態に係る搬送トレーは、本発明の第一実施形態である搬送トレー10と略同様である。例えば、本実施形態においても収容部11における連通口16の連通幅W4は、第一凹部12の第一最大幅W2および第二凹部13の第二最大幅W3よりも小さい。
2 保持体
3,3A 部品
10,910 搬送トレー
11,11A,11B 収容部
12 第一凹部
12A,12B,13A,13B 周縁部
13 第二凹部
14 第一内部空間
15 第二内部空間
16 連通口
16A 連通面
17 第一拡張部
18 縮小部
19 等幅部
20 第二拡張部
21 本体部
22 第一窪み部
23 第二窪み部
24 周面
25 傾斜面
100 動力装置
110 揺動軸
221 壁部
222 固着部
300 部品整列装置
910 ワーク収容用凹部
920 電子部品片
H 連続方向
Lw 第二幅方向成分
P1,P2,P3 位置
R 部品受入れ可能領域
S,S1,S2 軸線
W2 第一最大幅
W3 第二最大幅
W4 連通幅
α,β,θ 傾斜角
Claims (11)
- 部品を収容して整列させるための収容部が一面に複数設けられた平板状の整列体であって、
前記収容部は、
第一内部空間が形成される第一凹部と、
第二内部空間が形成され、該第二内部空間と前記第一内部空間との境界に位置する連通口を通じて前記第二内部空間と前記第一内部空間とが連通されるよう設けられる第二凹部と、
を備え、
前記連通口の幅は、前記第一凹部の最大幅および前記第二凹部の最大幅よりも小さく、
前記第一凹部と前記第二凹部とが並ぶ方向(以下、連続方向と呼ぶ。)に沿う特定の基準軸を定義する際に、
前記収容部は、前記基準軸に対して傾斜する第一限度姿勢及び第二限度姿勢となる前記部品を、外部から受け入れ可能な部品受入れ可能領域を有し、
前記第一限度姿勢は、前記収容部に収容される前記部品の長手方向の軸線が、前記基準軸に対して一方側に角度αで最も傾斜する前記部品の姿勢であり、
前記第二限度姿勢は、前記収容部に収容される前記部品の前記長手方向の軸線が、前記基準軸に対して他方側に角度βで最も傾斜する前記部品の姿勢であり、
前記部品受入れ可能領域における一方側の前記角度αと他方側の前記角度βの合計角度γが、0°<γ<180°の範囲内に設定されることを特徴とする、
整列体。 - 部品を収容して整列させるための収容部が一面に複数設けられた平板状の整列体であって、
前記収容部は、
第一内部空間が形成される第一凹部と、
第二内部空間が形成され、該第二内部空間と前記第一内部空間との境界に位置する連通口を通じて前記第二内部空間と前記第一内部空間とが連通されるよう設けられる第二凹部と、
を備え、
前記連通口の幅は、前記第一凹部の最大幅および前記第二凹部の最大幅よりも小さく、
複数の前記収容部は、隣り合う該収容部の前記第一凹部と前記第二凹部とが並ぶ方向(以下、連続方向と呼ぶ。)が略直角を成すように配列されることを特徴とする、
整列体。 - 前記連通口の幅は、前記連続方向の前記第一凹部の最大幅に対応する部分から前記第二凹部の最大幅に対応する部分までの間において最小幅であることを特徴とする、
請求項1又は2に記載の整列体。 - 前記部品が前記収容部に収容される際、前記連通口を通過する前記部品の一部を連通口通過部と定義すると、
前記連通口の幅の大きさは、前記連通口通過部の幅の2倍未満の大きさであることを特徴とする、
請求項1~3のいずれか一項に記載の整列体。 - 前記第一凹部は、前記連続方向における一方端側に進むに従って幅が広がる第一拡張部を有することを特徴とする、
請求項1~4のいずれか一項に記載の整列体。 - 前記第一拡張部は、前記連通口を起点として設けられることを特徴とする、
請求項5に記載の整列体。 - 前記第二凹部は、前記連続方向の他方端側に進むに従って幅が広がる第二拡張部を有することを特徴とする、
請求項5または6に記載の整列体。 - 前記第二拡張部は、前記連通口を起点として設けられることを特徴とする、
請求項7に記載の整列体。 - 前記第一凹部および/または前記第二凹部は、略扇形状に形成されることを特徴とする、
請求項1~8のいずれか一項に記載の整列体。 - 複数の前記収容部は、隣り合う該収容部の前記連続方向が略直角を成すように配列されることを特徴とする、
請求項1に記載の整列体。 - 請求項1~10のいずれか一項に記載の前記整列体と、
前記整列体が設置される保持体と、
前記保持体を揺動又は振動させる動力装置と、
を備える事を特徴とする部品整列装置。
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JP2017234992A JP7046348B2 (ja) | 2017-12-07 | 2017-12-07 | 整列体および部品整列装置 |
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JP2017234992A Active JP7046348B2 (ja) | 2017-12-07 | 2017-12-07 | 整列体および部品整列装置 |
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---|---|---|---|---|
JP2010278153A (ja) | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Murata Mfg Co Ltd | 部品整列装置及び電子部品の製造方法 |
JP2015096433A (ja) | 2013-11-15 | 2015-05-21 | 株式会社ウエステック | 部品整列用パレットおよびその製造方法 |
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