JP7046284B1 - 整列管理システム、整列管理装置、及び、整列管理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
〈実施形態1〉
実施形態1の整列管理システムについて説明する。
図1は、実施形態1の整列管理システムSKSの構成を示す。
図3は、実施形態1の受付装置UD、制御装置SD、表示装置HD、端末TMと、及び携帯端末KTのハードウェア構成を示す。
図4は、実施形態の空港利用者KRと標示HYとの関係を示す。
図5は、実施形態1の整列管理システムSKSの動作を示すフローチャートである。
(1)チェックインカウンタCCでチェックイン手続き(手荷物を預ける手続きを含む。)を受けるためには、予め、受付装置UDで受付を完了する必要があること。
(2)第2のスタッフSF2のみが、チェックイン手続きを行っていること(第1のスタッフSF1は、チェックイン手続きを行っていないこと)。
(3)既に、空港利用者KR1~KR18(但し、一部の空港利用者KRを図示せず。)が、受付装置UDでの受付を完了していること。
(4)空港利用者KR7~KR9が、整列エリアSEで整列していること。
(5)空港利用者KR10、KR11が、待機エリアTEで待機していること。
上述したように、実施形態1の整列管理システムSKSでは、表示装置HDが、整列エリアSE内に、空港利用者KR8、KR9、KR10の標示HY8、HY9、HY10を表示することにより、空港利用者KR8、KR9、KR10に、標示HY8、HY9、HY10の位置で整列することを誘導する。これにより、空港利用者KR8~KR18による、チェックインカウンタCCの近くでの混雑を抑制することができる。
実施形態1の変形例では、受付装置UDは、空港利用者KR19(例えば、図6に図示。)が、チェックイン手続きを受けるための受付を完了すると、当該完了の旨を制御装置SDに通知する。制御装置SDは、受付装置UDから前記通知を受けると、表示装置HDに、空港利用者KR19の受付が完了した旨を示す標示HY19を表示すべき旨を指示する。表示装置HDは、制御装置SDから前記指示を受けると、図6に示されるように、標示HY19を、例えば、受付装置UD及び空港利用者KR19の近くの位置に、または、待機エリアTEの前方の位置に、かつ、例えば、点灯したまま(実線で図示。)表示しても、点滅させながら(点線で図示。)表示してもよい。
〈実施形態2〉
実施形態2の整列管理システムについて説明する。
(1)表示装置HDが表示する標示HY間の間隔、及び標示HYの個数を変更する。
(2)整列エリアSE及び待機エリアTEの大きさ、形状、及び向きを変更する。
ここで、待機エリアTEは、空港利用者KRが、待機エリアTEで待機しているか、待機エリアTE以外の場所で待機しているかに拘わらず、受付装置UDでチェックイン手続きを受けるための受付を完了した後であり、かつ、チェックインカウンタCCでチェックイン手続きを受けるために整列エリアSEで整列する前である空港利用者KR(例えば、図6で、空港利用者KR10、KR11)の「人数」、及び、前記した航空利用者KR10、KR11が、整列エリアSEに移動するまでに何番目であるかという「順番」を示してもよい。要約すれば、待機エリアTEは、実施形態1で上述したように、基本的には、空港利用者KRが整列エリアSEで整列するために待機すべきエリアであってもよく、他方で、空港利用者KRが、待機エリアTEで待機することなく(即ち、待機エリアTE以外の場所で待機しつつ)、かつ、チェックイン手続きを待っている複数の空港利用者KRの人数、及び、前記複数の空港利用者KRのうちの各空港利用者KRの順番(チェックイン手続きの進捗)を表示するエリアであってもよい。
実施形態2の整列管理システムSKSの構成、機能、及びハードウェア構成は、基本的に、実施形態1の整列管理システムSKSの構成、機能、及びハードウェア構成と同様である。
図10は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示すフローチャートである。
制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、整列エリアSE内の空港利用者KR8、KR9、KR10間の間隔DS(図示せず。)を、通常のときの間隔DSnor(図11(A)に図示。)より大きい間隔DS1(図11(B)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、間隔DSを間隔DS1に設定すべき旨を指示する。
制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、整列エリアSE内の空港利用者KRの人数NS(図示せず。)を、通常のときの人数「3」(図12(A)に図示。)より多い人数「4」(図12(B)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、整列エリアSE内に、「4」個の標示HY、例えば、標示HY8、HY9、HY10、HY11を表示すべき旨を指示する。
制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、整列エリアSEの大きさLS(図示せず。)を、通常のときの大きさLSnor(図13(A)に図示。)より大きい大きさLS1(図13(B)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、整列エリアSEの大きさLSを大きさLS1に設定すべき旨を指示する。
制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、整列エリアSEの形状KS(図示せず。)を、通常のときの形状「長方形」(図14(A)に図示。)と相違する形状「正方形」(図14(B)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、整列エリアSEの形状KSを形状「長方形」に設定すべき旨を指示する。
制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、整列エリアSEの向きMS(図示せず。)を、通常のときの向きMSnor(図15(A)に図示。チェックインカウンタCCとは垂直な向き)と相違する向きMS1(図15(B)に図示。チェックインカウンタCCから斜めの向き)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、整列エリアSEの向きMSを向きMS1に設定すべき旨を指示する。
上述したように、実施形態2の整列管理システムSKSでは、整列エリアSE及び待機エリアTEで標示HYを表示する態様を変更する。これにより、空港KK内における空港利用者KRの状況等に対応するように、空港利用者KRを誘導することができる。
〈実施形態3〉
実施形態3の整列管理システムについて説明する。
(1)整列または待機している空港利用者KRが、不在になると、即ち、整列エリアSEまたは待機エリアTE内の自己の標示HYの位置から離れると、前記標示HYが移動し、かつ、前記標示HYが表示する内容が変更される。
(2)上記した不在になった空港利用者KRが、上記した自己の標示HYの位置に戻ろうとすると、前記標示HYが元の位置に戻り、かつ、前記標示HYが元の内容を表す。
実施形態3の整列管理システムSKSの構成、機能、及びハードウェア構成は、基本的に、実施形態1の整列管理システムSKSの構成、機能、及びハードウェア構成と同様である。
図16は、実施形態3の整列管理システムSKSの動作を示すフローチャートである。
(1)整列エリアSE及び待機エリアTEのうち、整列エリアSEに限定して説明すること。
(2)整列エリアSEで整列している空港利用者KR10が、一旦、不在となり、その後に、整列エリアSEに戻ることを想定すること。
上述したように、実施形態3の整列管理システムSKSでは、空港利用者KR10が、整列エリアSE内の標示HY10の位置にいるか否かを検出することにより、標示HY10の位置を変更する。これにより、空港利用者KR10がいるときには、空港利用者KR10と、当該空港利用者KR10の隣りの空港利用者KR9との間隔を、例えば、ソーシャルディスタンスの観点から、必要十分に確保する。他方で、空港利用者KR10がいないとき、即ち、不在であるときには、標示HY10と標示HY9との間隔を狭めることにより、整列エリアSEの面積を狭小にする。この狭小化により、整列エリアSE以外の面積を大きく確保することができ、例えば、例えば、空港KK(出発ロビー)に進入してくる空港利用者KR19(図6に図示。)等の動線のための面積をより広く確保することができる。
実施形態3の変形例では、整列エリアSE内の最後尾に位置する空港利用者KR10が不在になる実施形態3と相違し、整列エリアSE内の中間に位置する空港利用者KR9が不在になる。
〈変形例の動作〉
上述したように、実施形態3の変形例の整列管理システムSKSでは、整列エリアSE内の中間で整列している空港利用者KR9が、整列エリアSE内の標示HY9の位置にいるか否かを検出することにより、標示HY9の位置を変更する。これにより、空港利用者KR9がいるときには、空港利用者KR9と、空港利用者KR9の前で整列している空港利用者KR8との間隔、及び、空港利用者KR9と、空港利用者KR9の前で整列している空港利用者KR10との間隔を、実施形態3と同様に確保する。他方で、空港利用者KR9が不在であるときには、標示HY9と標示HY8との間の間隔、及び、標示HY9と標示HY8との間の間隔を狭めることにより、整列エリアSEの面積を狭小にすることにより、実施形態3と同様な効果を得ることができる。
実施形態3での整列エリアSE内の標示HY10の位置及び表示の内容、並びに、実施形態3の変形例での整列エリアSE内の標示HY9の位置及び表示の内容に代えて、待機エリアTE内の標示HY、例えば、標示HY11、HY12間の間隔、標示HY11の位置及び表示の内容を変更することによっても、実施形態3及び実施形態3の変形例の効果と同様な効果を得ることができる。
〈実施形態4〉
実施形態3の整列管理システムについて説明する。
実施形態4の整列管理システムSKSの構成、機能、及びハードウェア構成は、基本的に、実施形態1の整列管理システムSKSの構成、機能、及びハードウェア構成と同様である。
上述したように、実施形態4の整列管理システムSKSでは、第2の整列エリアSE2内に整列する空港利用者KR9、KR11のチェックイン手続きが中断されると、制御装置SDによる指示の下で、表示装置HDが、第1の整列エリアSE1内に、標示HY8~HY11の全てを表示し、しかも、標示HY8~HY11の表示を整理番号の順に行う。これにより、第1の整列エリアSE1内で当初から整列していた空港利用者KR8、KR10、及び、第2の整列エリアSE2内で当初から整列していた空港利用者KR9、KR11のチェックイン手続きを、第2のスタッフSF2によるチェックイン手続きの中断による影響を抑制しつつ、継続することが可能となる。
〈実施形態5〉
実施形態5の整列管理システムについて説明する。
実施形態5の整列管理システムSKSの構成、機能、及びハードウェア構成は、基本的に、実施形態1の整列管理システムSKSの構成、機能、及びハードウェア構成と同様である。
図22は、実施形態5の整列管理システムSKSの動作を示すフローチャートである。
上述したように、実施形態5の整列管理システムSKSでは、待機エリアTE内で、標示HY11を、経時的に無作為な位置に表示する。これにより、空港利用者KR11を、待機エリアTE内の固定的された位置で待機させることなく、待機エリアTE内の変動的な位置で待機させるように誘導することが可能となる。
上記した標示HY11が移動することに代えて、例えば、標示HY11の色が変化すること、または、標示HY11が点滅することでもよい。
実施形態5の変形例では、待機エリアTE内で1人の空港利用者KR11のみが待機可能である実施形態5と相違して、待機エリアTE内で複数人の空港利用者KR11、KR12、KR13が待機可能であることを想定する。
上述したように、実施形態5の変形例の整列管理システムSKSでは、待機エリアTE内で、標示HY11、12、HY13を、整理番号がより若いほど、整列エリアSEにより近い位置にかつ、実施形態5と同様に、経時的に不作為な位置に表示する。これにより、空港利用者KR11、KR12、KR13を、待機エリアTE内で、整理番号の順に、かつ、変動的な位置で待機させることができる。
制御装置SDは、手続きの進捗に関する情報として、カメラCMにより撮像された画像を用いることに代えて、例えば、整列管理システムSKS(図1に図示。)の運用管理者(図示せず。)からの指示を用いてもよい。
Claims (11)
- 手続きを受けるための整理番号を付与された複数の者が前記手続きを待つために整列すべき位置を表す複数の標示を表示すべき旨を指示する制御装置と、
前記指示に応答して、前記複数の標示を、前記複数の者を支持する面上に表示する表示装置と、
前記手続きを受けるための受付を行う受付装置と、を含み、
前記受付装置が、一の者の受付を完了したとき、前記表示装置は、前記一の者の受付が完了した旨を示す標示を表示する、
整列管理システム。 - 前記表示装置は、前記複数の標示を、前記複数の者が整列すべき整列エリアで前記複数の標示を表示する態様を変更して表示する、
請求項1に記載の整列管理システム。 - 前記整列エリアで前記複数の標示を表示する態様は、前記整列エリアで整列可能な者間の間隔、前記整列可能な者の人数、並びに、前記整列エリアの大きさ、形状、及び向きのうちの一つである、
請求項2に記載の整列管理システム。 - 前記表示装置は、前記複数の標示を、前記複数の者が整列すべき整列エリアで整列するために待機すべき待機エリアで前記複数の標示を表示する態様を変更して表示する、
請求項1に記載の整列管理システム。 - 前記待機エリアで前記複数の標示を表示する態様は、前記待機エリアで待機可能な者間の間隔、前記待機可能な者の人数、並びに、前記待機エリアの大きさ、形状、及び向きのうちの一つ、または、前記待機エリアの内外に拘わらず、待機する者の人数及び待機している者の順序のうちの一つである、
請求項4に記載の整列管理システム。 - 前記表示装置は、一の者が、前記複数の者が整列すべき整列エリア、または前記複数の者が前記整列エリアで整列するために待機すべき待機エリアから不在になったとき、前記一の者の不在を表す標示を、前記一の者の標示と、前記一の者の隣りにいる他の者の標示との間の距離を縮めて表示する、
請求項1に記載の整列管理システム。 - 前記表示装置は、前記一の者が戻ろうとするとき、前記一の者が戻るべき位置を表す標示を、前記距離を元に戻して表示する、
請求項6に記載の整列管理システム。 - 前記表示装置は、前記複数の者が整列すべき第1の整列エリアでの前記手続きの進捗に基づき、前記複数の者以外である他の複数の者が整列すべき第2の整列エリアに、前記複数の者を誘導するように、前記複数の者の標示を表示する、
請求項1に記載の整列管理システム。 - 前記表示装置は、前記複数の者が整列すべき整列エリアでの整列のために待機すべき待機エリア内で、一の者が待機すべき位置を表す標示を順次、移動させながら表示する、
請求項1に記載の整列管理システム。 - 前記待機エリア内で待機すべき複数の者が待機すべき位置を表す標示を、前記整理番号が若いほど、前記整列エリアにより近い位置に表示する、
請求項9に記載の整列管理システム。 - 制御装置が、手続きを受けるための整理番号を付与された複数の者が前記手続きを待つために整列すべき位置を表す複数の標示を表示すべき旨を指示し、
表示装置が、前記指示に応答して、前記複数の標示を、前記複数の者を支持する面上に表示し、
受付装置が、前記手続きを受けるための受付を行い、
前記受付装置が、一の者の受付を完了したとき、前記表示装置は、前記一の者の受付が完了した旨を示す標示を表示する、
整列管理方法。
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2021
- 2021-07-19 JP JP2021565731A patent/JP7046284B1/ja active Active
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