JP7046284B1 - 整列管理システム、整列管理装置、及び、整列管理方法 - Google Patents

整列管理システム、整列管理装置、及び、整列管理方法 Download PDF

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Abstract

整列管理システム(SKS)は、手続きを受けるための整理番号を付与された複数の者(KR)が前記手続きを待つために整列すべき位置を表す複数の標示(HY)を表示すべき旨を指示する制御装置(SD)と、前記指示に応答して、前記複数の標示(HY)を、前記複数の者(KR)を支持する面(YK)上に表示する表示装置(HD)と、を含む。

Description

本開示は、整列管理システム、整列管理装置及び整列管理方法に関する。
整列管理システムの一つである、特許文献1に記載の受付整理券発行システムは、顧客が店舗で受付を待つ待ち時間を短縮すべく、前記顧客が携帯端末で取得した整理番号の呼び出しが近付くと、前記店舗から離れた場所にいる前記顧客を前記携帯端末で呼び出す。
特開2008-077532号公報
しかしながら、例えば、複数の顧客が、それぞれ、前記店舗から異なる距離だけ離れた場所にいると、前記複数の顧客を呼び出しが近付いた順に呼び出しても、前記複数の顧客が前記呼び出した順に前記店舗に到着するとは限らず、即ち、前記複数の顧客が前記店舗へ概ね同時刻に到着し、その結果、前記店舗での前記複数の顧客の受付が、混雑することが起こり得るとの課題があった。
本開示の目的は、手続きを受けるために整列すべき複数の者による混雑を抑制することにある。
上記した課題を解決すべく、本開示に係る整列管理システムは、手続きを受けるための整理番号を付与された複数の者が前記手続きを待つために整列すべき位置を表す複数の標示を表示すべき旨を指示する制御装置と、前記指示に応答して、前記複数の標示を、前記複数の者を支持する面上に表示する表示装置と、前記手続きを受けるための受付を行う受付装置と、を含み、前記受付装置が、一の者の受付を完了したとき、前記表示装置は、前記一の者の受付が完了した旨を示す標示を表示する。
本開示に係る整列管理システムによれば、手続きを受けるために整列すべき複数の者による混雑を抑制することができる。
実施形態1の整列管理システムSKSの構成を示す。 実施形態1の整列管理システムSKSが設置される建物を示す。 実施形態1の受付装置UD、制御装置SD、表示装置HD、端末TMと、及び携帯端末KTのハードウェア構成を示す。 図4(A)は、実施形態の空港利用者KRと標示HYとの関係を示す図(その1)である。図4(B)は、実施形態の空港利用者KRと標示HYとの関係を示す図(その2)である。図4(C)は、実施形態の空港利用者KRと標示HYとの関係を示す図(その3)である。 実施形態1の整列管理システムSKSの動作を示すフローチャートである。 実施形態1の整列管理システムSKSの動作を示す図(その1)である。 実施形態1の整列管理システムSKSの動作を示す図(その2)である。 実施形態1の整列管理システムSKSの動作を示す図(その3)である。 実施形態1の整列管理システムSKSの動作を示す図(その4)である。 実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示すフローチャートである。 図11(A)は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(1ー1)である。図11(B)は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(1ー2)である。図11(C)は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(1ー3)である。 図12(A)は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(2ー1)である。図12(B)は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(2ー2)である。図12(C)は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(2ー3)である。 図13(A)は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(3-1)である。図13(B)は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(3-2)である。図13(C)は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(3-3)である。 図14(A)は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(4ー1)である。図14(B)は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(4ー2)である。図14(C)は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(4ー3)である。 図15(A)は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(5ー1)である。図15(B)は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(5ー2)である。図15(C)は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(5ー3)である。 実施形態3の整列管理システムSKSの動作を示すフローチャートである。 実施形態3の整列管理システムSKSの動作を示すタイムチャートである。 実施形態3の変形例の動作を示すフローチャートである。 実施形態3の変形例の動作を示すタイムチャートである。 実施形態4の整列管理システムSKSの動作を示すフローチャートである。 実施形態4の整列管理システムSKSの動作を示すタイムチャートである。 実施形態5の整列管理システムSKSの動作を示すフローチャートである。 実施形態5の整列管理システムSKSの動作を示すタイムチャートである。 実施形態5の変形例の動作を示すタイムチャートである。
本開示に係る整列管理システムの実施形態について説明する。
実施形態1.
〈実施形態1〉
実施形態1の整列管理システムについて説明する。
〈実施形態1の構成及び機能〉
図1は、実施形態1の整列管理システムSKSの構成を示す。
実施形態1の整列管理システムSKSは、図1に示されるように、受付装置UDと、制御装置SDと、表示装置HDと、複数の端末TM1、TM2と、複数の携帯端末KT1、KT2、KT3、、、、と、を含む。
整列管理システムSKSは、「整列管理システム」に対応し、受付装置UDは、「受付装置」に対応し、制御装置SDは、「制御装置」、及び「整列管理装置」に対応し、表示装置HDは、「表示装置」に対応する。
以下では、説明及び理解を容易にすべく、数字の部分を除いた一つの符号により、複数の名称の全てを総称することがあり、例えば、符号「TM」により、複数の端末TM1、TM2の全てを総称することがある。
図2は、実施形態1の整列管理システムSKSが設置される建物を示す。
実施形態1の整列管理システムSKS(図1に図示。)は、図2に示されるように、例えば、空港KK(出発ロビー)に設置されている。より正確には、整列管理システムSKSを構成する受付装置UD、制御装置SD、表示装置HD、及び端末TMが、空港KKに設置されている。受付装置UDは、例えば、空港KK内のチェックインカウンタCCの近傍に設置されている。制御装置SDは、例えば、チェックインカウンタCCの後方にある管理室KRS内に設置されている。表示装置HDは、例えば、チェックインカウンタCCに隣接して設置されている。端末TMは、例えば、チェックインカウンタCC上に設置されている。
他方で、整列管理システムSKSを構成する複数の携帯端末KTは、空港を利用する者(以下、「空港利用者」という。)KR1、KR2、KR3、、、、(例えば、図6に図示。)により携帯されている。
空港利用者KRは、「複数の者」、「一の者」、「他の者」等に対応する。
図1に戻り、説明を続ける。
受付装置UDは、例えば、スキャナー、キーボード、表示モニターから構成されている。受付装置UDは、空港利用者KRにより、携帯端末KTの提示を受けることによって、空港利用者KRによるチェックインカウンタCCでのチェックイン手続きを受け付ける。受付装置UDは、チェックイン手続きを受け付けると、空港利用者KRの携帯端末KTに整理番号(例えば、図4に図示された数字「8」等)を付与する。受付装置UDは、また、整理番号を制御装置SDへ通知する。
制御装置SDは、例えば、コンピュータ、カメラCMから構成されている。制御装置SDは、整列管理システムSKSの全体の動作及び監視を行う。制御装置SDは、例えば、受付装置UD、表示装置HD、端末TM、及び携帯端末KTとの間で、通知及び指示等のやりとりを行う。カメラCMは、整列エリアSE及び待機エリアTEを監視することができるようにすべく、図2に示されるように、例えば、チェックインカウンタCC上に設置されている。
ここで、整列エリアSEは、空港利用者KRがチェックインカウンタCCでのチェックイン手続きを受けるべく、待つために整列すべきエリアをいう。待機エリアTEは、空港利用者KRが整列エリアSEで整列するために待機すべきエリアをいう。
表示装置HDは、例えば、プロジェクタから構成されている。表示装置HDは、例えば、図7に示されるように、空港KKの床YKに空港利用者KRの標示HYを表示することにより、空港利用者KRを誘導する。
標示HYは、空港利用者KRがいるべき位置、例えば、整列すべき位置、待機すべき位置、及びその他のメッセージ(例えば、不在であること)を表す。標示HYは、例えば、図4に示されるように、整理番号及び靴底の形から構成されている。
標示HYは、「標示」に対応する。
空港KKの床YKは、「複数の者を支持する面」に対応する。「複数の者を支持する面」は、空港KK等の建築物の屋内の床面に加えて、屋外の地面、屋上、及び、航空機及び船舶等の移動体の床面等を含む。
表示装置HDは、より詳しくは、空港KKの床YKにおける、チェックインカウンタCCの前方である整列エリアSEに標示HY(例えば、図6に図示。)を標示することにより、整列すべき空港利用者KRを誘導する。表示装置HDは、他方で、整列エリアSEの近傍に位置する待機エリアTEに標示HY(例えば、図6に図示。)を表示することにより、待機すべき空港利用者KRを誘導する。
表示装置HDは、さらに、整列エリアSE及び待機エリアTEに標示HYを表示しない(例えば、図6に示唆。)。これにより、整列管理システムSKSは、チェックイン手続きの受付を完了しているものの、整列エリアSEで整列する必要及び待機エリアTEで待機する必要が無い空港利用者KR(例えば、図6に図示された空港利用者KR13、KR14、KR16等)が、チェックインカウンタCCから離れた位置で時間を過ごすことを容認する。
端末TMは、空港利用者KRのチェックイン手続きを行うべく、チェックインカウンタCCの第1のスタッフSF1、第2のスタッフSF2(例えば、図6に図示。)により使用される。
携帯端末KTは、例えば、携帯電話、スマートフォン等である。携帯端末KTは、上述したように、空港利用者KRにより携帯されており、例えば、受付装置UDでの受付、制御装置SDからの通知の受信等のために用いられる。
〈実施形態1のハードウェア構成〉
図3は、実施形態1の受付装置UD、制御装置SD、表示装置HD、端末TMと、及び携帯端末KTのハードウェア構成を示す。
実施形態1の受付装置UD、制御装置SD、表示装置HD、端末TM、及び携帯端末KTは、上述した機能を果たすべく、図3に示されるように、プロセッサPCと、メモリMMと、記憶媒体KBとを含み、必要に応じて、入力部NYと、出力部SYと、を更に含む。
プロセッサPCは、ソフトウェアに従ってハードウェアを動作させる、よく知られたコンピュータの中核である。メモリMMは、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)から構成される。記憶媒体KBは、例えば、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)、ソリッドステートドライブ(SSD:Solid State Drive)、ROM(Read Only Memory)から構成される。
記憶媒体KBは、プログラムPRを記憶する。プログラムPRは、プロセッサPCが実行すべき処理の内容を規定する命令群である。
入力部NYは、例えば、カメラ、マイク、キーボード、マウス、タッチパネルから構成される。出力部SYは、例えば、液晶モニター、タッチパネルから構成される。
「整列管理装置」については、カメラCM等である入力部NYは、「入力部」に対応し、プロセッサPCは、「処理部」に対応する。
実施形態1の受付装置UD、制御装置SD、表示装置HD、端末TMと、及び携帯端末KTの各々での機能と構成との関係については、ハードウェア上で、プロセッサPCが、記憶媒体KBに記憶されたプログラムPRを、メモリMM上で実行すると共に、必要に応じて、入力部NY及び出力部SYの動作を制御することにより、受付装置UD、制御装置SD、表示装置HD、端末TMと、及び携帯端末KTの各々の機能を実現する。
〈空港利用者KRと標示HYとの関係〉
図4は、実施形態の空港利用者KRと標示HYとの関係を示す。
以下では、実施形態の図中で、例えば、空港利用者KR8が、図4(A)、図4(B)に示されるように、標示HY8の「近傍」に位置するように示されていても、実際には、空港利用者KR8は、図4(C)に示されるように、標示HY8の「中」に位置することを意味する。
〈実施形態1の動作〉
図5は、実施形態1の整列管理システムSKSの動作を示すフローチャートである。
図6は、実施形態1の整列管理システムSKSの動作を示す図(その1)である。
図7は、実施形態1の整列管理システムSKSの動作を示す図(その2)である。
図8は、実施形態1の整列管理システムSKSの動作を示す図(その3)である。
図9は、実施形態1の整列管理システムSKSの動作を示す図(その4)である。
実施形態1の整列管理システムSKSの動作について、図6~図9を参照して説明する。
以下では、説明及び理解を容易にすべく、図6に示されるように、以下を想定する。
(1)チェックインカウンタCCでチェックイン手続き(手荷物を預ける手続きを含む。)を受けるためには、予め、受付装置UDで受付を完了する必要があること。
(2)第2のスタッフSF2のみが、チェックイン手続きを行っていること(第1のスタッフSF1は、チェックイン手続きを行っていないこと)。
(3)既に、空港利用者KR1~KR18(但し、一部の空港利用者KRを図示せず。)が、受付装置UDでの受付を完了していること。
(4)空港利用者KR7~KR9が、整列エリアSEで整列していること。
(5)空港利用者KR10、KR11が、待機エリアTEで待機していること。
ステップST11:制御装置SDは、カメラCMを用いて画像を撮影することにより、図6に示されるように、整列エリアSEに整列する空港利用者KR7~KR9によるチェックイン手続きの進捗を監視する。
ここで、カメラCMにより撮影される画像は、「手続きの進捗に関する情報」の一例である。
ステップST12:制御装置SDは、空港利用者KR7のチェックイン手続きが完了したと判断すると、表示装置HDに、整列エリアSEに標示HY8、標示HY9、標示HY10を表示する旨、及び、待機エリアTEに標示HY11、標示HY12を表示する旨を指示する。具体的には、制御装置SDは、例えば、標示HY8について、標示HY8を標示すべき座標位置(X、Y)(図2に図示。)を指示する。制御装置SDは、標示HY8の位置の座標位置(X、Y)の決定を、例えば、整理番号の順序及びソーシャル・ディスタンスを考慮して行う。制御装置SDは、他の標示HY9~HY12についても、標示HY9~HY12の座標位置(X、Y)を指示する。
制御装置SDは、上記した指示に加えて、空港利用者KR8~KR12のうち、特に、整列エリアSE及び待機エリアTE以外の場所であり、かつ、両エリアから離れた場所である、案内所ANJ及び搭乗待合室TMSの間にいる空港利用者KR12(図6に図示。)の携帯端末KTに、空港利用者KR8が待機エリアTEで待機すべき順番になった旨を通知する。
ステップST13:表示装置HDは、制御装置SDから、上記した指示を受けると、図7に示されるように、整列エリアSEに、標示HY8、標示HY9、標示HY10を表示すると共に、図8に示されるように、待機エリアTEに、標示HY11、標示HY12を表示する。
ステップST14:例えば、空港利用者KR8は、整列エリアSE内で、標示HY8(図6に図示。)の位置とは相違する位置に表示された標示HY8(図7に図示。)を視認すると、標示HY8(図6に図示。)の位置から標示HY8(図7に図示。)位置へ移動し、即ち、チェックインカウンタCCへ向けて前進する。
空港利用者KR9は、空港利用者KR8と同様に、標示HY9(図6に図示。)の位置から標示HY9(図7に図示。)の位置へ移動し、即ち、チェックインカウンタCCへ向けて前進する。
空港利用者KR10は、整列エリアSE内に新たに表示された標示HY10(図7に図示。)を視認すると、待機エリアTE内の標示HY10(図6に図示。)の位置から、整列エリアSE内の標示HY10(図7に図示。)の位置へ移動する。
空港利用者KR11は、待機エリアTE内で標示HY11(図8に図示。)を視認すると、標示HY11(図6に図示。)の位置から標示HY11(図8に図示。)の位置へ移動する。
空港利用者KR12は、待機エリアTEに新たに表示された標示HY12(図8に図示。)を視認し、また、制御装置SDからの、待機エリアTEで待機すべき旨の通知を受けると、現在の位置である、案内所ANJと搭乗待合室TMSとの間の位置(図6に図示。)から、標示HY12(図8に図示。)の位置へ移動する。
上述したように、空港利用者KR8~KR12が、標示HY8~標示HY12へ移動することにより、図9に示されるように、整列エリアSEの標示HY8、HY9、HY10の位置で、空港利用者KR8、KR9、10が、それぞれ、整列することになり、他方で、待機エリアTEの標示HY11、HY12の位置で、空港利用者KR11、KR12が、それぞれ、待機することになる。加えて、チェックイン手続の受付を完了している他の空港利用者KR13~KR18は、図9に示されるように、空港KK内における、整列エリアSE及び待機エリアTE以外の場所、例えば、案内所ANJ、搭乗待合室TMS、化粧室KSS等で、整列エリアSEでの整列及び待機エリアTEでの待機を待つことになる。
〈実施形態1の効果〉
上述したように、実施形態1の整列管理システムSKSでは、表示装置HDが、整列エリアSE内に、空港利用者KR8、KR9、KR10の標示HY8、HY9、HY10を表示することにより、空港利用者KR8、KR9、KR10に、標示HY8、HY9、HY10の位置で整列することを誘導する。これにより、空港利用者KR8~KR18による、チェックインカウンタCCの近くでの混雑を抑制することができる。
実施形態1の整列管理システムSKSでは、他方で、待機エリアTEに、空港利用者KR11、KR12の標示HY11、HY12を表示することにより、空港利用者KR11、KR12に、標示HY11、HY12の位置で待機することを誘導することができる。これにより、上記したと同様に、空港利用者KR8~KR18による、チェックインカウンタCCの近くでの混雑を抑制することができる。
実施形態1の整列管理システムSKSでは、上記した2つの誘導を行うことから、チェックインカウンタCCの前方に、整列エリアSEのスペース及び待機エリアTEのスペースさえ確保すれば足り、換言すれば、例えば、既にチェックイン手続きの受け付けを完了している空港利用者KR8~KR18の全てが、チェックインカウンタCCに前方に整列することができるようなスペースを確保する必要が無くなる。
〈変形例〉
実施形態1の変形例では、受付装置UDは、空港利用者KR19(例えば、図6に図示。)が、チェックイン手続きを受けるための受付を完了すると、当該完了の旨を制御装置SDに通知する。制御装置SDは、受付装置UDから前記通知を受けると、表示装置HDに、空港利用者KR19の受付が完了した旨を示す標示HY19を表示すべき旨を指示する。表示装置HDは、制御装置SDから前記指示を受けると、図6に示されるように、標示HY19を、例えば、受付装置UD及び空港利用者KR19の近くの位置に、または、待機エリアTEの前方の位置に、かつ、例えば、点灯したまま(実線で図示。)表示しても、点滅させながら(点線で図示。)表示してもよい。
実施形態2.
〈実施形態2〉
実施形態2の整列管理システムについて説明する。
実施形態2の整列管理システムSKSは、実施形態1の整列管理システムSKSと相違し、整列エリアSE及び待機エリアTEで標示HYを表示することを、様々な態様で行う。
上記した様々な態様は、具体的には、例えば、以下のとおりである。
(1)表示装置HDが表示する標示HY間の間隔、及び標示HYの個数を変更する。
(2)整列エリアSE及び待機エリアTEの大きさ、形状、及び向きを変更する。
ここで、待機エリアTEは、空港利用者KRが、待機エリアTEで待機しているか、待機エリアTE以外の場所で待機しているかに拘わらず、受付装置UDでチェックイン手続きを受けるための受付を完了した後であり、かつ、チェックインカウンタCCでチェックイン手続きを受けるために整列エリアSEで整列する前である空港利用者KR(例えば、図6で、空港利用者KR10、KR11)の「人数」、及び、前記した航空利用者KR10、KR11が、整列エリアSEに移動するまでに何番目であるかという「順番」を示してもよい。要約すれば、待機エリアTEは、実施形態1で上述したように、基本的には、空港利用者KRが整列エリアSEで整列するために待機すべきエリアであってもよく、他方で、空港利用者KRが、待機エリアTEで待機することなく(即ち、待機エリアTE以外の場所で待機しつつ)、かつ、チェックイン手続きを待っている複数の空港利用者KRの人数、及び、前記複数の空港利用者KRのうちの各空港利用者KRの順番(チェックイン手続きの進捗)を表示するエリアであってもよい。
制御装置SDは、上記した様々な態様、即ち、標示HY間の間隔(即ち、整列エリアSE内での整列または待機エリアTE内での待機が可能な者同士間の間隔)、標示HYの個数(即ち、整列エリアSE内内での整列または待機エリアTE内での待機が可能な者の人数)、整列エリアSE及び待機エリアTEの大きさ、形状、及び、向きを決定する。制御装置SDによる前記決定は、例えば、空港KK(出発ロビー)全体での空港利用者KRの状況、チェックインカウンタCCの近傍での空港利用者KRの状況、空港KK(出発ロビー)に進入する空港利用者KR19等の人数の多寡、表示装置HDが表示する標示HYの視認性等を勘案することにより行う。
制御装置SDは、より具体的には、例えば、感染症への一の対策として、整列エリアSE内で標示HY同士の間の間隔をできるだけ広く確保することを基調としつつも、整列エリアSEの周辺に多数の空港利用者KRが存在するときには、上記した感染症への他の対策として、整列エリアSEの大きさを縮小し、かつ、整列エリアSE内の標示HY同士の間隔を狭めることにより、整列エリアSE内の空港利用者KRと、整列エリアSEの周辺に存在する他の空港利用者KRとの間隔もできるだけ広く確保しようとする。
〈実施形態2の構成、機能、及びハードウェア構成〉
実施形態2の整列管理システムSKSの構成、機能、及びハードウェア構成は、基本的に、実施形態1の整列管理システムSKSの構成、機能、及びハードウェア構成と同様である。
〈実施形態2の動作〉
図10は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示すフローチャートである。
図11は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(その1)である。
図12は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(その2)である。
図13は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(その3)である。
図14は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(その4)である。
図15は、実施形態2の整列管理システムSKSの動作を示す図(その5)である。
実施形態2の整列管理システムSKSの動作について、図10~図15を参照して説明する。
実施形態1と同様に、図6に示されるように、実施形態1の(1)~(5)を想定する。
ステップST21:制御装置SDは、実施形態1のステップST11と同様に、カメラCMを用いて、図6に示されるように、整列エリアSEに整列する空港利用者KR7~KR9によるチェックイン手続きの進捗を監視する。
ステップST22:制御装置SDは、実施形態1のステップST12と同様に、空港利用者KR7のチェックインの手続が完了すると、表示装置HDに、整列エリアSEに標示HY8、HY9、HY10を表示する旨、及び、待機エリアTEに標示HY11、HY12を、様々な態様の一つで表示する旨を指示する。
制御装置SDは、実施形態1と相違し、(1)標示HY間の間隔、(2)標示HYの個数、(3)整列エリアSE及び待機エリアTEの大きさ、(4)整列エリアSE及び待機エリアTEの形状、(5)整列エリアSE及び待機エリアTEの向きのうちの少なくとも1つ以上を変更する旨を併せて指示する。
〈(1)標示HY間の間隔〉
制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、整列エリアSE内の空港利用者KR8、KR9、KR10間の間隔DS(図示せず。)を、通常のときの間隔DSnor(図11(A)に図示。)より大きい間隔DS1(図11(B)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、間隔DSを間隔DS1に設定すべき旨を指示する。
上記とは対照的に、制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、整列エリアSE内の空港利用者KR8、KR9、KR10間の上記した間隔DSを、通常のときの間隔DSnor(図11(A)に図示。)より小さい間隔DS2(図11(C)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、間隔DSを間隔DS2に設定すべき旨を指示する。
制御装置SDは、他方で、カメラCMにより撮影された画像に基づき、待機エリアTE内の空港利用者KR11、KR12、間の間隔DT(図示せず。)を、通常のときの間隔DTnor(図11(A)に図示。)より大きい間隔DT1(図11(B)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、間隔DTを間隔DT1に設定すべき旨を指示する。
上記とは対照的に、制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、待機エリアTE内の空港利用者KR11、KR12間の上記した間隔DTを、通常のときの間隔DTnor(図11(A)に図示。)より小さい間隔DT2(図11(C)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、間隔DTを間隔DT2に設定すべき旨を指示する。
〈(2)標示HYの個数〉
制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、整列エリアSE内の空港利用者KRの人数NS(図示せず。)を、通常のときの人数「3」(図12(A)に図示。)より多い人数「4」(図12(B)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、整列エリアSE内に、「4」個の標示HY、例えば、標示HY8、HY9、HY10、HY11を表示すべき旨を指示する。
上記とは対照的に、制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、整列エリアSE内の空港利用者KRの上記した人数NSを、通常のときの人数「3」(図12(A)に図示。)より少ない人数「2」(図12(B)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、整列エリアSE内に、「2」個の標示HY、例えば、標示HY8、HY9を表示すべき旨を指示する。
制御装置SDは、他方で、カメラCMにより撮影された画像に基づき、待機エリアTE内の空港利用者KRの人数NT(図示せず。)を、通常のときの人数「2」(図12(A)に図示。)より多い人数「3」(図12(B)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、待機エリアTE内に、「3」個の標示HY、例えば、標示HY12、HY13、HY14を表示すべき旨を指示する。
上記とは対照的に、制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、待機エリアTE内の空港利用者KRの人数NT(図示せず。)を、通常のときの人数「2」(図12(A)に図示。)より少ない人数「1」(図12(B)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、待機エリアTE内に、「1」個の標示HY、例えば、標示HY10を表示すべき旨を指示する。
〈(3)整列エリアSE及び待機エリアTEの大きさ〉
制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、整列エリアSEの大きさLS(図示せず。)を、通常のときの大きさLSnor(図13(A)に図示。)より大きい大きさLS1(図13(B)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、整列エリアSEの大きさLSを大きさLS1に設定すべき旨を指示する。
上記とは対照的に、制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、整列エリアSE内の上記した大きさLSを、通常のときの大きさLSnor(図13(A)に図示。)より小さい大きさLS2(図13(C)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、整列エリアSEの大きさLSを大きさLS2に設定すべき旨を指示する。
制御装置SDは、他方で、カメラCMにより撮影された画像に基づき、待機エリアTEの大きさLT(図示せず。)を、通常のときの大きさLTnor(図13(A)に図示。)より大きい大きさLT1(図13(B)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、待機エリアTEの大きさLTを大きさLT1に設定すべき旨を指示する。
上記とは対照的に、制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、待機エリアTEの上記した大きさLTを、通常のときの大きさLSnor(図13(A)に図示。)より小さい大きさLT2(図13(C)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、待機エリアTEの大きさLTを大きさLT2に設定すべき旨を指示する。
〈(4)整列エリアSE及び待機エリアTEの形状〉
制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、整列エリアSEの形状KS(図示せず。)を、通常のときの形状「長方形」(図14(A)に図示。)と相違する形状「正方形」(図14(B)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、整列エリアSEの形状KSを形状「長方形」に設定すべき旨を指示する。
上記とは対照的に、制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、整列エリアSE内の上記した形状KSを、通常のときの形状「長方形」(図14(A)に図示。)と相違する形状「円形」(図14(C)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、整列エリアSEの形状KSを形状「円形」に設定すべき旨を指示する。
制御装置SDは、他方で、カメラCMにより撮影された画像に基づき、待機エリアTEの形状KT(図示せず。)を、通常のとき形状「長方形」(図14(A)に図示。)と相違する形状「正方形」(図14(B)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、待機エリアTEの形状KTを形状「長方形」に設定すべき旨を指示する。
上記とは対照的に、制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、待機エリアTEの上記した形状KTを、通常のときの形状「長方形」(図14(A)に図示。)と相違する形状「円形」(図14(C)に図示。)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、待機エリアTEの形状KTを形状「円形」に設定すべき旨を指示する。
〈(5)整列エリアSE及び待機エリアTEの向き〉
制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、整列エリアSEの向きMS(図示せず。)を、通常のときの向きMSnor(図15(A)に図示。チェックインカウンタCCとは垂直な向き)と相違する向きMS1(図15(B)に図示。チェックインカウンタCCから斜めの向き)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、整列エリアSEの向きMSを向きMS1に設定すべき旨を指示する。
上記とは対照的に、制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、整列エリアSE内の上記した向きMSを、通常のときの向きMSnor(図15(A)に図示。)と相違する向きMS2(図15(C)に図示。チェックインカウンタCCから斜めの向きであって、上記の向きMS1とはY軸(図2に図示。)を中心線とする線対称な向き)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、整列エリアSEの向きMSを向きMS2に設定すべき旨を指示する。
制御装置SDは、他方で、カメラCMにより撮影された画像に基づき、待機エリアTEの向きMT(図示せず。)を、通常のときの向きMTnor(図15(A)に図示。)と相違する向きMT1(図15(B)に図示。チェックインカウンタCCとは垂直な方向)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、待機エリアTEの向きMTを向きMT1に設定すべき旨を指示する。
上記とは対照的に、制御装置SDは、カメラCMにより撮影された画像に基づき、待機エリアTEの上記した向きMTを、通常のときの向きMTnor(図15(A)に図示。)と相違する向きLT2(図15(C)に図示。チェックインカウンタCCから斜めの向きであって、上記した向きMT1とはY軸(図2に図示。)を中心線とする線対称な向き)にすることが望ましいと判断するとき、表示装置HDに、待機エリアTEの向きMTを向きMT2にすべき旨を指示する。
ステップST23:表示装置HDは、制御装置SDから、上記した指示を受けると、整列エリアSEに標示HY8等の標示HYを表示すること、及び、待機エリアTEに標示HY11等の標示HYを表示することを、図11~図14に示される様々な態様の一つで行う。
ステップST24:例えば、空港利用者KR8は、図11~図14に示される様々態様の一つで表示された標示HY8を視認すると、標示HY8に移動する。空港利用者KR9等の他の空港利用者KRも、同様に、移動する。
〈実施形態2の効果〉
上述したように、実施形態2の整列管理システムSKSでは、整列エリアSE及び待機エリアTEで標示HYを表示する態様を変更する。これにより、空港KK内における空港利用者KRの状況等に対応するように、空港利用者KRを誘導することができる。
実施形態3.
〈実施形態3〉
実施形態3の整列管理システムについて説明する。
実施形態3の整列管理システムSKSは、実施形態1の整列管理システムSKSと相違し、空港利用者KRの在否を表示し、また、前記在否に応じて、標示HY同士の間隔を変更する。
上記した在否の表示及び標示HY間の間隔の変更は、具体的には、以下のとおりである。
(1)整列または待機している空港利用者KRが、不在になると、即ち、整列エリアSEまたは待機エリアTE内の自己の標示HYの位置から離れると、前記標示HYが移動し、かつ、前記標示HYが表示する内容が変更される。
(2)上記した不在になった空港利用者KRが、上記した自己の標示HYの位置に戻ろうとすると、前記標示HYが元の位置に戻り、かつ、前記標示HYが元の内容を表す。
〈実施形態3の構成、機能、ハードウェア〉
実施形態3の整列管理システムSKSの構成、機能、及びハードウェア構成は、基本的に、実施形態1の整列管理システムSKSの構成、機能、及びハードウェア構成と同様である。
〈実施形態3の動作〉
図16は、実施形態3の整列管理システムSKSの動作を示すフローチャートである。
図17は、実施形態3の整列管理システムSKSの動作を示すタイムチャートである。
実施形態3の整列管理システムSKSの動作について、図16及び図17を参照して説明する。
以下では、説明及び理解を容易にすべく、以下のとおりとする。
(1)整列エリアSE及び待機エリアTEのうち、整列エリアSEに限定して説明すること。
(2)整列エリアSEで整列している空港利用者KR10が、一旦、不在となり、その後に、整列エリアSEに戻ることを想定すること。
ステップST31:制御装置SDが、実施形態1のステップST11、ST12と同様な動作を行うことにより、表示装置HDは、実施形態1のステップST13と同様に、時刻t1のとき、図17に示されるように、整列エリアSEに、標示HY8、HY9、HY10を表示する。
空港利用者KR8、KR9、KR10は、整列エリアSE内での標示HY8、HY9、HY10を視認すると、標示HY8、HY9、HY10に移動した後に、標示HY8、HY9、HY10の位置に整列する。
ステップST32:空港利用者KR10は、例えば、時刻t2のとき、図17に示されるように、整列エリアSE内の標示HY10から離れようとし、例えば、案内所ANJ、化粧室KSSへ行こうとする。制御装置SDは、カメラCMを用いて、空港利用者KR10が不在になろうとすること、即ち、標示HY10から離脱しようとすることを検出する。
ステップST33:制御装置SDは、時刻t3のとき、図17に示されるように、標示HY10と標示HY9との間の間隔を狭くし、かつ、標示HY10の表示の内容を「靴底の印」から「不在中」へ変更した上で、標示HY10を表示すべき旨を、表示装置HDに指示する。表示装置HDは、時刻t3のとき、図17に示されるように、制御装置SDからの上記の指示に従って、標示HY10を表示する。
ステップST34:制御装置SDは、時刻t4のとき、カメラCMを用いて、図17に示されるように、空港利用者KR10が、整列エリアSE内の標示HY10に戻って来ようとしていること、即ち、復帰しようとしていることを検出する。
ステップST35:制御装置SDは、上記したステップST33と対照的に、図17に示されるように、標示HY10と標示HY9との間の間隔を、当初の間隔(時刻t1、t2のときの間隔)に戻すべく広くし、かつ、標示HY10の表示の内容を「不在中」から「靴底の印」へ変更した上で、標示HY10を表示すべき旨を、表示装置HDに指示する。表示装置HDは、時刻t5のとき、図17に示されるように、制御装置SDからの上記の指示に従って、標示HY10を表示する。要約すれば、表示装置HDは、標示HY10、HY9間の間隔を復元し、かつ、標示HY10の内容を復元した上で表示する。
空港利用者KR10は、整列エリアSE内の標示HY10を視認すると、標示HY10の位置で整列することを再開する。
〈実施形態3の効果〉
上述したように、実施形態3の整列管理システムSKSでは、空港利用者KR10が、整列エリアSE内の標示HY10の位置にいるか否かを検出することにより、標示HY10の位置を変更する。これにより、空港利用者KR10がいるときには、空港利用者KR10と、当該空港利用者KR10の隣りの空港利用者KR9との間隔を、例えば、ソーシャルディスタンスの観点から、必要十分に確保する。他方で、空港利用者KR10がいないとき、即ち、不在であるときには、標示HY10と標示HY9との間隔を狭めることにより、整列エリアSEの面積を狭小にする。この狭小化により、整列エリアSE以外の面積を大きく確保することができ、例えば、例えば、空港KK(出発ロビー)に進入してくる空港利用者KR19(図6に図示。)等の動線のための面積をより広く確保することができる。
〈変形例〉
実施形態3の変形例では、整列エリアSE内の最後尾に位置する空港利用者KR10が不在になる実施形態3と相違し、整列エリアSE内の中間に位置する空港利用者KR9が不在になる。
〈変形例の動作〉
図18は、実施形態3の変形例の動作を示すフローチャートである。
図19は、実施形態3の変形例の動作を示すタイムチャートである。
実施形態3の変形例の整列管理システムSKSの動作について、図18及び図19を参照して説明する。
ステップST41:表示装置HDは、実施形態3のステップST31と同様に、時刻t1のとき、図19に示されるように、整列エリアSEに、標示HY8、HY9、HY10を表示する。
空港利用者KR8~KR10は、整列エリアSE内での標示HY8~HY10を視認すると、標示HY8~HY10に移動し、整列する。
ステップST42:空港利用者KR9は、例えば、時刻t2のとき、図19に示されるように、整列エリアSE内の標示HY9から離れようとし、即ち、離脱しようとする。制御装置SDは、カメラCMを用いて、空港利用者KR9が標示HY9から離脱しようとすることを検出する。
ステップST43:制御装置SDは、時刻t3のとき、図19に示されるように、標示HY9と標示HY8との間の間隔、及び、標示HY9と標示HY10との間の間隔を狭くし、かつ、標示HY9の表示の内容を「靴底の印」から「不在中」へ変更した上で、標示HY9を表示すべき旨を、表示装置HDに指示する。表示装置HDは、時刻t3のとき、図19に示されるように、制御装置SDからの上記の指示に従って、標示HY9を表示する。
ステップST44:制御装置SDは、時刻t4のとき、カメラCMを用いて、図19に示されるように、空港利用者KR9が、整列エリアSE内の標示HY9に戻って来ようとしていること、即ち、復帰しようとしていることを検出する。
ステップST45:制御装置SDは、上記したステップST43と対照的に、図19に示されるように、標示HY9と標示HY8との間の間隔、及び、標示HY9と標示HY10との間隔を、当初の間隔(時刻t1、t2のときの間隔)に戻すべく広くし、かつ、標示HY9の表示の内容を「不在中」から「靴底の印」へ変更した上で、標示HY9を表示すべき旨を、表示装置HDに指示する。表示装置HDは、時刻t5のとき、図19に示されるように、制御装置SDからの上記の指示に従って、標示HY9を表示する。要約すれば、表示装置HDは、標示HY9、HY8間の間隔、及び標示HY9、HY10間の間隔を復元し、かつ、標示HY9の内容を復元した上で表示する。
空港利用者KR9は、整列エリアSE内の標示HY9を視認すると、標示HY9の位置で整列することを再開する。
〈変形例の効果〉
上述したように、実施形態3の変形例の整列管理システムSKSでは、整列エリアSE内の中間で整列している空港利用者KR9が、整列エリアSE内の標示HY9の位置にいるか否かを検出することにより、標示HY9の位置を変更する。これにより、空港利用者KR9がいるときには、空港利用者KR9と、空港利用者KR9の前で整列している空港利用者KR8との間隔、及び、空港利用者KR9と、空港利用者KR9の前で整列している空港利用者KR10との間隔を、実施形態3と同様に確保する。他方で、空港利用者KR9が不在であるときには、標示HY9と標示HY8との間の間隔、及び、標示HY9と標示HY8との間の間隔を狭めることにより、整列エリアSEの面積を狭小にすることにより、実施形態3と同様な効果を得ることができる。
〈他の変形例〉
実施形態3での整列エリアSE内の標示HY10の位置及び表示の内容、並びに、実施形態3の変形例での整列エリアSE内の標示HY9の位置及び表示の内容に代えて、待機エリアTE内の標示HY、例えば、標示HY11、HY12間の間隔、標示HY11の位置及び表示の内容を変更することによっても、実施形態3及び実施形態3の変形例の効果と同様な効果を得ることができる。
実施形態4.
〈実施形態4〉
実施形態3の整列管理システムについて説明する。
実施形態3の整列管理システムSKSは、実施形態1の整列管理システムSKSと相違し、チェックインカウンタCCで生じた事実、例えば、トラブルに対応する。
〈実施形態4の構成、機能、及びハードウェア構成〉
実施形態4の整列管理システムSKSの構成、機能、及びハードウェア構成は、基本的に、実施形態1の整列管理システムSKSの構成、機能、及びハードウェア構成と同様である。
〈実施形態4の動作〉
図20は、実施形態4の整列管理システムSKSの動作を示すフローチャートである。
図21は、実施形態4の整列管理システムSKSの動作を示すタイムチャートである。
実施形態4の整列管理システムSKSの動作について、図20及び図21を参照して説明する。
説明及び理解を容易にすべく、図21に図示された、第1の整列エリアSE1を担当する第1のスタッフSF1、及び第2の整列エリアSE2を担当する第2のスタッフSF2のうち、第2のスタッフSF2が、時刻t2のときに、例えば、体調不良に起因して、図21に示されるように、チェックインカウンタCCでのチェックイン手続きを中断するという、第2の整列エリアSE2でのチェックイン手続きの進捗に影響を与える事実が発生することを想定する。
ステップST51:時刻t1のとき、図21に示されるように、空港利用者KR8、KR10が、第1の整列エリアSE1内の標示HY8、HY10の位置で整列しており、また、空港利用者KR9、KR11が、第2の整列エリアSE2内の標示HY9、標示HY11の位置で整列している。
ステップST52:時刻t2のとき、図21に示されるように、第2のスタッフSF2が、体調不良に起因して、チェックインカウンタCCでのチェックイン手続きを中断し、例えば、スタッフの控室(図示せず。)に移動する。
ステップST53:時刻t3のとき、例えば、チェックインカウンタCCに残っている第1のスタッフSF1が、端末TM1、TM2のいずれかを用いて、第2のスタッフSF2によるチェックイン手続きが中断した旨を、制御装置SDへ通知する。制御装置SDは、図21に示されるように、第1のスタッフSF1が担当する第1の整列エリアSE1の面積を拡張し、拡張された第1の整列エリアSE1内に、空港利用者KR8、KR9、KR10、KR11の標示HY8、HY9、HY10、HY11を、整理番号の順に表示すべき旨を、表示装置HDに指示する。表示装置HDは、制御装置SDからの上記の指示に従って、拡張された第1の整列エリアSE1に、標示HY8~HY11を表示する。
ステップST54:時刻t4のとき、空港利用者KR8、KR9、KR10、KR11は、第1の整列エリアSE1内に、標示HY8、HY9、HY10、HY11が表示されたことを視認すると、それぞれ、必要な移動を行う。具体的には、空港利用者KR8は、標示HY8の位置が、殆ど変更されないことから、殆ど移動しない。空港利用者KR9は、標示HY9が、第2の整列エリアSE2内から第1の整列エリアSE1内へ移動することから、矢印YJ9のように、移動する。空港利用者KR10は、第1の整列エリアSE1内で、標示HY10が、標示HY8に近い位置から、標示HY8から離れた位置に移動することから、矢印YJ10のように、移動する。空港利用者KR11は、空港利用者KR9と同様に、標示HY11が、第2の整列エリアSE2内から第1の整列エリアSE1内へ移動することから、矢印YJ11のように、移動する。
〈実施形態4の効果〉
上述したように、実施形態4の整列管理システムSKSでは、第2の整列エリアSE2内に整列する空港利用者KR9、KR11のチェックイン手続きが中断されると、制御装置SDによる指示の下で、表示装置HDが、第1の整列エリアSE1内に、標示HY8~HY11の全てを表示し、しかも、標示HY8~HY11の表示を整理番号の順に行う。これにより、第1の整列エリアSE1内で当初から整列していた空港利用者KR8、KR10、及び、第2の整列エリアSE2内で当初から整列していた空港利用者KR9、KR11のチェックイン手続きを、第2のスタッフSF2によるチェックイン手続きの中断による影響を抑制しつつ、継続することが可能となる。
実施形態5.
〈実施形態5〉
実施形態5の整列管理システムについて説明する。
実施形態5の整列管理システムSKSは、実施形態1の整列管理システムSKSと相違し、待機エリアTE(例えば、図2に図示。)内で、標示HYを経時的に無作為な位置に変更させて表示する。
〈実施形態5の構成、機能、及びハードウェア構成〉
実施形態5の整列管理システムSKSの構成、機能、及びハードウェア構成は、基本的に、実施形態1の整列管理システムSKSの構成、機能、及びハードウェア構成と同様である。
〈実施形態5の動作〉
図22は、実施形態5の整列管理システムSKSの動作を示すフローチャートである。
図23は、実施形態5の整列管理システムSKSの動作を示すタイムチャートである。
説明及び理解を容易にすべく、整列エリアSE及び待機エリアTEの両エリアの外にいる空港利用者KR11のみが、待機エリアTE内で待機可能になることを想定する。
ステップST61:時刻t1のとき、制御装置SDは、空港利用者KR7(図示せず。)のチェックイン手続きが完了すると、整列エリアSE内に、空港利用者KR7に引き続く空港利用者KR8、KR9、KR10の標示HY8、HY9、HY10を表示すべき旨を、表示装置HDに指示する。
制御装置SDは、上記の指示に加えて、待機エリアTE内に、整列エリアSE内の最後尾である空港利用者KR10の次である空港利用者KR11の標示HY11(t1)を、標示HY11(t1)の位置を移動させながら表示すべき旨を指示する。
表示装置HDは、制御装置SDからの上記の指示に従って、整列エリアSE内に、標示HY8~HY10を表示し、かつ、待機エリアTE内に、標示HY11(t1)を表示する。
ステップST62:時刻t1から、例えば、数秒後である時刻t2のとき、表示装置HDは、整列エリアSE内での標示HY8、HY9、HY10を表示する位置を変更せず、他方で、待機エリアTE内で、標示HY11(t1)の位置と相違する位置に、標示HY11(t2)を表示する。
ここで、数秒後である理由は、標示HY11(t1)の位置から標示HY11(t2)の位置へ移動を空港利用者KR11が認識することができるようにするためである。
ステップST63:時刻t2から、例えば、数秒後である時刻t3のとき、表示装置HDは、整列エリアSE内での標示HY8~HY10を表示する位置を変更せず、他方で、待機エリアTE内で、標示HY11(t1)及び標示HY11(t2)の位置と相違する位置に、標示HY11(t3)を表示する。
ステップST64:ステップST62と同様に、時刻t3から、例えば、数秒後である時刻t4のとき、表示装置HDは、整列エリアSE内での標示HY8~HY10を表示する位置を変更せず、他方で、待機エリアTE内で、標示HY11(t1)、標示HY11(t2)、及び標示HY11(t3)の位置と相違する位置に、標示HY11(t4)を表示する。
ステップST65:時刻t4から、例えば、数秒後である時刻t5のとき、表示装置HDは、整列エリアSE内での標示HY8~HY10を表示する位置を変更せず、他方で、待機エリアTE内で、標示HY11(t1)、標示HY11(t2)、標示HY11(t3)、及び標示HY11(t4)の位置と相違する位置に、標示HY11(t5)を表示する。
ステップST66:時刻t6のとき、空港利用者KR11は、ステップST61~ステップST65における、待機エリアTE内での標示HY11(t1)~HY11(t5)の移動の変遷を観察した結果として、待機エリアTE内であるものの、例えば、標示HY11(t1)~HY11(t5)の位置のいずれにも該当しない位置で待機することを開始する。
ステップST66以後:時刻t6のとき、表示装置HDは、時刻t6のとき、標示HY11(t5)に引き続き、標示HY11(t1)~(t5)の位置と相違する位置に、標示HY11(t6)(図示せず。)を表示し、また、時刻t7のとき、標示HY11(t6)に引き続き、標示HY11(t1)~(t6)の位置と相違する位置に、標示HY11(t7)(図示せず。)を表示する等を繰り返す。これにより、空港利用者KR11は、ステップST66の位置に留まることなく、次々と異なる位置で待機する。
〈実施形態5の効果〉
上述したように、実施形態5の整列管理システムSKSでは、待機エリアTE内で、標示HY11を、経時的に無作為な位置に表示する。これにより、空港利用者KR11を、待機エリアTE内の固定的された位置で待機させることなく、待機エリアTE内の変動的な位置で待機させるように誘導することが可能となる。
〈移動の代替〉
上記した標示HY11が移動することに代えて、例えば、標示HY11の色が変化すること、または、標示HY11が点滅することでもよい。
〈実施形態5の変形例〉
実施形態5の変形例では、待機エリアTE内で1人の空港利用者KR11のみが待機可能である実施形態5と相違して、待機エリアTE内で複数人の空港利用者KR11、KR12、KR13が待機可能であることを想定する。
図24は、実施形態5の変形例の動作を示すタイムチャートである。
実施形態5の変形例の整列管理システムSKSの動作について、図24を参照して説明する。
表示装置HDは、時刻t1のとき、制御装置SDの指示の下で、待機エリアTE内で、標示HY11、HY12、HY13を、整理番号がより若いほど、チェックインカウンタCCにより近い位置、換言すれば、整列エリアSEにより近い位置に表示する。表示装置HDは、具体的には、待機エリアTE内で、標示HY11(t1)を整列エリアSEに最も近い位置に表示し、標示HY12(t1)を整列エリアSEに次に近い位置に表示し、標示HY13(t1)を整列エリアSEから最も遠い位置に表示する。
表示装置HDは、時刻t2のとき、時刻t1のときと同様に、標示HY11(t2)、HY12(t2)、HY13(t2)を、整理番号がより若いほど、整列エリアSEにより近い位置に表示し、他方で、時刻t1のときと相違し、標示HY11(t2)、HY12(t2)、HY13(t2)を、標示HY11(t1)、HY12(t1)、HY13(t1)の位置と相違する位置に表示する。表示装置HDは、具体的には、図24に示されるように、標示HY11(t2)を、標示HY11(t1)の位置と相違する位置に表示し、標示HY12(t2)を、標示HY12(t1)の位置と相違する位置に表示し、標示HY13(t2)を、標示HY13(t1)の位置と相違する位置に表示する。
表示装置HDは、時刻t3のとき、時刻t1、t2のときと同様に、標示HY11(t3)、HY12(t3)、HY13(t3)を、整理番号がより若いほど、整列エリアSEにより近い位置に表示し、他方で、時刻t1、t2のときと相違し、標示HY11(t3)、HY12(t3)、HY13(t3)を、標示HY11(t1)、HY12(t1)、HY13(t1)、及び標示HY11(t2)、HY12(t2)、HY13(t2)の位置と相違する位置に表示する。表示装置HDは、具体的には、図24に示されるように、標示HY11(t3)を、標示HY11(t1)、HY11(t2)の位置と相違する位置に表示し、標示HY12(t3)を、標示HY12(t1)、HY12(t2)の位置と相違する位置に表示し、標示HY13(t3)を、標示HY13(t1)、HY13(t2)の位置と相違する位置に表示する。
表示装置HDは、時刻t3以後も、時刻t1~時刻t3と同様な表示を継続する。
〈実施形態5の変形例の効果〉
上述したように、実施形態5の変形例の整列管理システムSKSでは、待機エリアTE内で、標示HY11、12、HY13を、整理番号がより若いほど、整列エリアSEにより近い位置にかつ、実施形態5と同様に、経時的に不作為な位置に表示する。これにより、空港利用者KR11、KR12、KR13を、待機エリアTE内で、整理番号の順に、かつ、変動的な位置で待機させることができる。
〈全実施形態の変形例〉
制御装置SDは、手続きの進捗に関する情報として、カメラCMにより撮像された画像を用いることに代えて、例えば、整列管理システムSKS(図1に図示。)の運用管理者(図示せず。)からの指示を用いてもよい。
本開示の要旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態同士を組み合わせてもよく、また、各実施形態中の構成要素を適宜、削除し、変更し、または、他の構成要素を追加してもよい。
本開示に係る整列管理システムは、手続きを受けるために整列すべき複数の者による混雑を抑制することに利用可能である。
ANJ 案内所、CC チェックインカウンタ、CM カメラ、D 間隔、HD 表示装置、HY 標示、KB 記憶媒体、KK 空港、KR 空港利用者、KSS 化粧室、KT 携帯端末、NY 入力部、PC プロセッサ、PR プログラム、SD 制御装置、SE 整列エリア、SKS 整列管理システム、SY 出力部、TE 待機エリア、TM 端末、TMS 搭乗待合室、UD 受付装置。

Claims (11)

  1. 手続きを受けるための整理番号を付与された複数の者が前記手続きを待つために整列すべき位置を表す複数の標示を表示すべき旨を指示する制御装置と、
    前記指示に応答して、前記複数の標示を、前記複数の者を支持する面上に表示する表示装置と、
    前記手続きを受けるための受付を行う受付装置と、を含み、
    前記受付装置が、一の者の受付を完了したとき、前記表示装置は、前記一の者の受付が完了した旨を示す標示を表示する、
    整列管理システム。
  2. 前記表示装置は、前記複数の標示を、前記複数の者が整列すべき整列エリアで前記複数の標示を表示する態様を変更して表示する、
    請求項1に記載の整列管理システム。
  3. 前記整列エリアで前記複数の標示を表示する態様は、前記整列エリアで整列可能な者間の間隔、前記整列可能な者の人数、並びに、前記整列エリアの大きさ、形状、及び向きのうちの一つである、
    請求項に記載の整列管理システム。
  4. 前記表示装置は、前記複数の標示を、前記複数の者が整列すべき整列エリアで整列するために待機すべき待機エリアで前記複数の標示を表示する態様を変更して表示する、
    請求項1に記載の整列管理システム。
  5. 前記待機エリアで前記複数の標示を表示する態様は、前記待機エリアで待機可能な者間の間隔、前記待機可能な者の人数、並びに、前記待機エリアの大きさ、形状、及び向きのうちの一つ、または、前記待機エリアの内外に拘わらず、待機する者の人数及び待機している者の順序のうちの一つである、
    請求項に記載の整列管理システム。
  6. 前記表示装置は、一の者が、前記複数の者が整列すべき整列エリア、または前記複数の者が前記整列エリアで整列するために待機すべき待機エリアから不在になったとき、前記一の者の不在を表す標示を、前記一の者の標示と、前記一の者の隣りにいる他の者の標示との間の距離を縮めて表示する、
    請求項1に記載の整列管理システム。
  7. 前記表示装置は、前記一の者が戻ろうとするとき、前記一の者が戻るべき位置を表す標示を、前記距離を元に戻して表示する、
    請求項に記載の整列管理システム。
  8. 前記表示装置は、前記複数の者が整列すべき第1の整列エリアでの前記手続きの進捗に基づき、前記複数の者以外である他の複数の者が整列すべき第2の整列エリアに、前記複数の者を誘導するように、前記複数の者の標示を表示する、
    請求項1に記載の整列管理システム。
  9. 前記表示装置は、前記複数の者が整列すべき整列エリアでの整列のために待機すべき待機エリア内で、一の者が待機すべき位置を表す標示を順次、移動させながら表示する、
    請求項1に記載の整列管理システム。
  10. 前記待機エリア内で待機すべき複数の者が待機すべき位置を表す標示を、前記整理番号が若いほど、前記整列エリアにより近い位置に表示する、
    請求項に記載の整列管理システム。
  11. 制御装置が、手続きを受けるための整理番号を付与された複数の者が前記手続きを待つために整列すべき位置を表す複数の標示を表示すべき旨を指示し、
    表示装置が、前記指示に応答して、前記複数の標示を、前記複数の者を支持する面上に表示し、
    受付装置が、前記手続きを受けるための受付を行い、
    前記受付装置が、一の者の受付を完了したとき、前記表示装置は、前記一の者の受付が完了した旨を示す標示を表示する、
    整列管理方法。
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