JP7045827B2 - 急速冷却庫の監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、急速冷却庫の監視システムに関する。
食品衛生管理手法のひとつであるHACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)が事業者に義務化されつつある。また、同様の食品衛生管理手法として、HACCPの概念に基づき厚生労働省が定める大量調理施設衛生管理マニュアルやクックチルと称される調理規定があり、当該調理規定に基づいて食品の調理や保存を行うことが推奨されている。事業者は、これらの食品衛生管理手法を満たすように、食品加工装置において適正に食品が加工されたかどうか、あるいは定温貯蔵装置において適正に食品が保管されていたかどうかを記録として保存することを求められている。具体的には、例えば食品加工装置においては、食品の芯温や加熱および冷却時間について規定があり、これら規定を満たすように食品が加工されたことを証明するデータを記録しておく必要がある。
本発明に係る監視システムでは、冷温装置に搭載される機器制御装置の測定データを外部の監視装置に送信して、送信された測定データを監視装置側で記録して各装置の運転状況を監視するが、この種の監視システムは特許文献1に開示されている。特許文献1では、監視処理装置(監視装置)と、調理装置あるいは貯蔵設備に設けられる食品温度記録装置(機器制御装置)とで食品温度集中管理装置が構成されており、両者は有線通信回線(通信回線)を介して接続されている。食品温度記録装置は、サンプリング間隔毎に温度センサで検知した温度データをサンプリング時間と関連付け、測定データとしてS-RAM(測定データ記録手段)に記憶する。監視装置は予め設定されたサンプリング時刻になると、機器制御装置に対して測定データの送信要求を行い、送信要求を受信した機器制御装置は、記録されている測定データを監視装置に送信する。監視装置は、受信した測定データを記憶手段(取得データ記録手段)にロギングデータとして記録している。
特開2002-39869号公報
例えば食品加工装置においては、加工の開始時および終了時や処理される食品の芯温が所定の温度に到達した時、定温貯蔵装置においては、庫内温度が異常低温あるいは異常高温になった時など、特定条件(以下、このような特定条件を「イベント」と言う)の発生時の日時と測定データ(イベントデータ)を記録として保存することが求められている。特許文献1の食品温度集中管理装置では、サンプリング間隔毎に測定データを測定データ記録手段に記憶するので、サンプリング時とイベント発生のタイミングが一致しない限りイベントが発生した正確な日時やその際の庫内温度などの測定データを記録することができない不具合があり、ロギングデータの信頼度が低下してしまう。このような不具合は、サンプリング間隔を極めて短くして複数のサンプリングデータを記録することである程度解消することができる。しかし、サンプリング間隔が短い分、監視装置の取得データ記録手段に膨大な量のロギングデータが記録されることになり、該ロギングデータの管理が煩雑化するのを避けられない。また、ロギングデータの容量が大きくなる分、高速かつ大容量の取得データ記録手段を搭載する必要があり、システム全体のコストが上昇する不利もある。
また、特許文献1の食品温度集中管理装置では、通信回線あるいは監視装置に障害が生じた場合には、測定データ記録手段に記録されている測定データを監視装置に対して送信できない。この種の食品温度記録装置においては、測定データ記録手段に新規の測定データの記録領域が残っていない場合には、最古の測定データ記録領域に新規の測定データが上書き記録される、あるいは新規の測定データの記録が停止される。そのため、前述のような障害の回復に時間を要したとき、前者の場合には、保存しておくべき重要なイベントデータが上書きされ消失するおそれがある。また、後者の場合には、新規の測定データが記録されず消失してしまう。消失したイベントデータは、ロギングデータに記録することができず、ロギングデータの信頼度の低下を招く。
本発明の目的は、事業者が保存を求められている重要なイベントデータを確実に取得でき、監視装置に信頼度の高いロギングデータを記録できる急速冷却庫の監視システムを提供することにある。
本発明の目的は、通信回線あるいは監視装置に障害が生じた場合でも、障害回復後にイベント発生時の重要なイベントデータを確実に監視装置へと送信して、重要なイベントデータが消失することのない信頼性に優れた急速冷却庫の監視システムを提供することにある。
本発明は、食品に対する冷却処理を行う食品加工装置である複数台の急速冷却庫1のそれぞれに搭載される機器制御装置2と、各前記機器制御装置2と通信回線3を介して通信可能に接続された外部の監視装置4とを構成要素として、前記急速冷却庫1の運転状況を監視するための監視システムを対象とする。前記機器制御装置2は、前記急速冷却庫1の制御を担う制御部32と、当該急速冷却庫1の庫内温度を検知し、前記制御部32に向けて測定データを送出する冷風温度センサ27と、食品に差し込まれて食品の芯温を測定し、前記制御部32に向けて測定データを送出する複数個の芯温センサ28と、前記制御部32により生成されたサンプリングデータが記録される第1記録手段35と、当該第1記録手段35と異なる記録媒体で構成されて、前記制御部32により生成されたイベントデータが記録される第2記録手段36とを備える。前記サンプリングデータは、所定時間毎に実施されるサンプリング時における前記測定データに係る情報と、サンプリング日時に係る情報と、前記機器制御装置2毎に付与された識別IDと、当該サンプリングデータのデータIDと、エラーコードとを含み、前記制御部32は、生成した当該サンプリングデータを第1記録手段35に順次上書き記録し、当該第1記録手段35には、常に最新の一つのサンプリングデータのみが記録されるようになっている。前記機器制御装置2に予め設定されているイベントには、食品に対する前記冷却処理が開始されたとき、全ての前記芯温センサ28の測定値が予め設定された所定温度に到達したとき、前記冷却処理が終了したとき、および前記冷却処理が強制的に中断または終了されたときが含まれている。前記イベントデータは、前記イベントが発生したときの前記測定データに係る情報と、イベント発生日時に係る情報と、前記識別IDと、当該イベントデータのデータIDとを含み、前記制御部32は、生成した前記イベントデータを前記第2記録手段36に記録している。前記監視装置4からのデータの送信指令を受けると、前記制御部32は、前記第1記録手段35に記録されている前記サンプリングデータと前記第2記録手段36に記録されている前記イベントデータとを前記監視装置4に向けて送信し、両データを受信した前記監視装置4は、前記サンプリングデータと前記イベントデータのそれぞれを前記取得データ記録手段37に蓄積記録するように構成されていることを特徴とする。
監視システムは、機器制御装置2と通信回線3との間に配された通信ユニット7を含む。通信ユニット7は、複数個の機器制御装置2が接続可能に構成されている。
本発明に係る冷温装置の監視システムにおいては、所定時間毎に実施されるサンプリング時の測定データとサンプリング日時とを含むサンプリングデータと、予め設定されたイベントが発生したときの測定データとイベント発生日時とを含むイベントデータとを生成するように機器制御装置2を構成した。こうした機器制御装置2によれば、サンプリング間隔を短くして複数のサンプリングデータを記録する必要もなく、イベントが発生した正確な日時とその時点における測定データが含まれるイベントデータを測定データ記録手段33に記録できる。
加えて、サンプリングデータおよびイベントデータを、測定データ記録手段33の異なる記録領域にそれぞれ記録するように機器制御装置2を構成した。こうした機器制御装置2によれば、頻繁に生成されるサンプリングデータでイベントデータが上書きされるのを回避して、重要なイベントデータが消失するのを防止できる。また、通信回線3や監視装置4に何らかの障害が生じ、測定データ記録手段33に記録されている各データが監視装置4へ送信できない状態においても、サンプリングデータおよびイベントデータが生成される都度、測定データ記録手段33にそれぞれ記録される。そのため、障害が回復したのち、測定データ記録手段33に記録されているサンプリングデータおよびイベントデータを、通信回線3を介して監視装置4へ送信することで、監視装置4は、保存を求められている重要なイベントデータを確実に取得できる。以上のように、本発明によれば、事業者が保存を求められている重要なイベントデータを確実に取得でき、監視装置4に信頼度の高いロギングデータを記録できる。
測定データ記録手段33は、異なる記録媒体で構成される第1記録手段35と第2記録手段36とを備え、第1記録手段35に、生成されたサンプリングデータが記録され、第2記録手段36に、生成されたイベントデータが記録されるように構成した。こうした測定データ記録手段33によれば、サンプリングデータの記録領域とイベントデータの記録領域とを物理的に隔離できるので、サンプリングデータでイベントデータが上書きされることを防止できる。また、イベント発生時に生成されるイベントデータは、サンプリング毎に生成されるサンプリングデータに比べて、生成される頻度が低い。そのため、第1記録手段35と第2記録手段36とを異なる記録媒体で構成することで、サンプリングデータによって、イベントデータの記録領域が逼迫するのを防止して、イベントデータを確実に記録できる。以上により、本発明によれば、通信回線3あるいは監視装置4に障害が生じた場合でも、障害回復後にイベント発生時の重要なイベントデータを確実に監視装置4へと送信して、重要なイベントデータが上書きされることのない信頼性に優れた冷温装置の監視システムとすることができる。
生成されたサンプリングデータを第1記録手段35に順次上書き記録するように機器制御装置2を構成すると、第1記録手段35は、ひとつのサンプリングデータが記録できればよいので、比較的容量の小さい記録媒体を第1記録手段35として使用できるので、機器制御装置2のコストを抑え、従って、監視システム全体のコストを抑えることができる。
通信回線3に通信ユニット7を介して機器制御装置2を接続し、通信ユニット7を複数個の機器制御装置2が接続可能に構成すると、ホテル、病院、あるは機内食調理センターの厨房のように、複数の冷温装置1が設置された厨房であっても、複数の冷温装置1を一括して監視装置4で監視できる。従って、監視システム全体のコストを大幅に抑えることができ、また、1箇所で複数の冷温装置1を監視できる分、監視に要する手間を省くことができる。
本発明に係る冷温装置の監視システムが適用された急速冷却庫の監視システムの概略構成を示すブロック図である。 急速冷却庫の扉を開放した状態を示す正面図である。
(実施例) 図1および図2に、本発明の冷温装置の監視システムを、食品に対して粗熱取り、急速冷却、あるいは急速凍結などの冷却処理を行う食品加工装置である急速冷却庫(ブラストチラー)の監視システム(以下、単に監視システムと言う)に適用した実施例を示す。図1に示すように監視システムは、急速冷却庫(冷温装置)1に搭載される冷却庫制御装置(機器制御装置)2と、冷却庫制御装置2と通信回線3を介して通信可能に接続される外部の監視装置4とを備えている。冷却庫制御装置2は、通信回線3に通信ユニット7を介して接続されており、通信ユニット7は複数個の冷却庫制御装置2および監視装置4が接続可能に構成されている。通信ユニット7には3台の急速冷却庫1の冷却庫制御装置2が接続されており、冷却庫制御装置2は、通信ユニット7にそれぞれ屋内通信線8を介して通信可能に接続されている。
本実施例における監視装置4は、急速冷却庫1の製造メーカーの管理センターに設置される外部サーバー4Aと、急速冷却庫1が設置される施設の事務室等に設置されるパーソナルコンピュータからなる端末装置4Bとで構成されている。通信ユニット7と外部サーバー4Aとはインターネット3A(通信回線3)を介して接続されており、通信ユニット7と端末装置4BとはLANケーブル3B(通信回線3)を介して接続されている。例えば急速冷却庫1がホテルの厨房に設置されている場合には、通信ユニット7および端末装置4Bはホテルの厨房事務室に設置される。図1において符号9は、外部サーバー4Aおよび端末装置4Bに記録されているロギングデータを閲覧するためのディスプレイである。なお、監視装置4は、2個に限らず、1個であってもよいし、3個以上設けてもよい。
上記のように、通信回線3に通信ユニット7を介して冷却庫制御装置2を接続し、通信ユニット7を複数個の冷却庫制御装置2が接続可能に構成すると、ホテル、病院、あるは機内食調理センターの厨房のように、複数の急速冷却庫1が設置された厨房であっても、監視装置4で一括して監視できる。従って、監視システム全体のコストを大幅に抑えることができ、また、複数の急速冷却庫1を一括して監視できる分、監視に要する手間を省くことができる。
監視装置4と通信ユニット7とは、互いに相手方の機器状態を監視している。そのため、両者4・7のうちいずれか一方に機器障害が生じていることを他方側で確認できる。また、両者4・7の間で正常に通信が行われない場合には、両者4・7を接続する通信回線3に通信障害が生じていることが確認できる。従って、何らかの障害が発生していることをいち早く察知して障害を早期に復旧させることが可能となる。障害が発生している場合には、監視装置4および通信ユニット7にそれぞれ設けた報知部(図示していない)を駆動して、障害が発生していることを報知する。
図2に示すように、急速冷却庫1は、冷却庫本体13と、冷却庫本体13の下方に設けられた機械室14とで構成される。冷却庫本体13は、前面開口を有する収納庫15を備える縦長の断熱箱体からなり、収納庫15の内部左方に冷却ユニット16を構成する蒸発器17、送風ファン18が配置されている。送風ファン18から送給された庫内の空気は、蒸発器17を通過する間の熱交換によって冷却され、図2に向かって蒸発器17の前後の隙間から右向きに送給されて収納庫15内を循環する。冷却ユニット16を構成する圧縮機19、凝縮器20、および凝縮器20を冷却する凝縮器ファン21は別途設置した外部ユニット内に配置されており、当該外部ユニット内の圧縮機19および凝縮器20と、先の蒸発器17とは冷媒通路を介して接続されている。
冷却庫本体13の前面開口は、揺動開閉式の扉24により開閉される。収納庫15の内部には、左右一対の載置棚部25が多段状に設けられており、食品を載せたホテルパン26を左右一対の載置棚部25に差込み装着することで、収納庫15内に上下多段状にホテルパン26を配置することができる。蒸発器17の空気吸込口側には、熱交換後の庫内空気温度を検知する冷風温度センサ27が設けられている。また、収納庫15内には、食品に差し込んで食品の芯温を測定するための複数の芯温センサ28が設けられている。機械室14には、冷却庫制御装置2が配置されており、機械室14の正面壁には、表示部を備えた操作パネル29が設けられている。これら両センサ27・28および操作パネル29は、冷却庫制御装置2を構成している。なお、図2においては、3個の芯温センサ28のみ図示している。
図1に示すように冷却庫制御装置2は、冷却ユニット16を構成する送風ファン18、圧縮機19および凝縮器ファン21などを制御する制御部32を備えており、該制御部32が急速冷却庫1全体の動作を制御している。食品の冷却処理時には、まず、一対の載置棚部25を用いて、食品を収容したホテルパン26を多段状に配置する。このとき、最上段、最下段、および中間段のホテルパン26に収容した食品には、それぞれ芯温センサ28を食品の中心付近にまで差し込んでおく。こののち扉24を閉鎖して、操作パネル29で冷却モードを選択し同パネル29のスタートボタンを押す。これにより、制御部32は、圧縮機19および凝縮器ファン21を運転状態とし、さらに送風ファン18を駆動して、ホテルパン26上の食品に冷却処理を行う。
冷却処理を行っている間、制御部32は所定時間(例えば50ミリ秒)毎に冷風温度センサ27および各芯温センサ28の測定温度をサンプリングし、サンプリング日時を含むサンプリングデータを生成している。生成されたサンプリングデータは冷却庫制御装置2が備える内部記録部(測定データ記録手段)33に記録される。サンプリングデータにはサンプリング日時、両センサ27・28の測定温度に加え、装置毎に付与された識別ID、当該データのデータID、現在選択されている冷却モード、冷却モードにおける冷風設定温度、エラーコードなどが含まれる。また、制御部32は、イベント(特定条件)が発生した場合には、サンプリングのタイミングに関係なく、イベントが発生した時点のイベント発生日時と冷風温度センサ27および各芯温センサ28の測定温度とを含むイベントデータを生成している。生成されたイベントデータは内部記録部33に記録される。なお、サンプリング日時、およびイベント発生日時は、冷却庫制御装置2に搭載された内部時計34から取得している。
上記のように、所定時間毎に実施されるサンプリング時の測定データとサンプリング日時とを含むサンプリングデータと、予め設定されたイベントが発生したときの測定データとイベント発生日時とを含むイベントデータとを生成するように冷却庫制御装置2を構成した。こうした冷却庫制御装置2によれば、サンプリング間隔を短くして複数のサンプリングデータを記録する必要もなく、イベントが発生した正確な日時とその時点における測定データが含まれるイベントデータを内部記録部33に記録できる。
大量調理施設衛生管理マニュアルでは、食品の芯温を、加熱調理後30分以内に20℃以下または加熱調理後60分以内に10℃以下に、クックチルの規定では加熱調理後90分以内に3℃以下に冷却することが好ましいと定められている。これにより、急速冷却庫1においては、冷却処理が開始された時点(操作パネル29のスタートボタンが押された時点)、すべての芯温センサ2の測定値が20℃、10℃、または3℃に到達した時点、冷却処理が完了した時点(選択された冷却モードにおける一連の処理が完了した時点)、および冷却処理が中断または終了された時点(操作パネル29のストップボタンが押された時点)の6条件がイベントとして予め設定されている。
内部記録部33は、異なる記録媒体で構成される第1記録部35と第2記録部36とを備えている。第1記録部35は揮発性メモリからなり、生成されたサンプリングデータが記録される。生成されたサンプリングデータは第1記録部35に順次上書き記録されるようになっており、第1記録部35には、常に最新のサンプリングデータのみが記録されている。制御部32は、選択された冷却モードにかかる一連の冷却処理を制御するうえで、第1記録部35に記録されたサンプリングデータを参照して急速冷却庫1の制御を行っている。
上記のように、第1記録部35に生成されたサンプリングデータが順次上書き記録されるように構成すると、サンプリング間隔が短く設定されている冷却庫制御装置2においても、後述するデータ送信指令によって第1記録部35から監視装置4へ送信されるデータはひとつだけである。従って、監視装置4にいたずらに大きなロギングデータが記録されることを解消でき、該ロギングデータの管理が煩雑化するのを防止できる。また、第1記録部35は、最新のサンプリングデータのみが記録できればよいので、比較的容量の小さい記録媒体を第1記録手段35として使用できるので、冷却庫制御装置2のコストを抑え、従って、監視システム全体のコストを抑えることができる。
第2記録部36は不揮発性メモリからなり、生成されたイベントデータが記録される。イベントデータは、イベント発生時に第1記録部35に記録されているサンプリングデータより必要な項目が抽出され、これにイベント発生時の日時が付加されて生成され、第2記録部36に記録される。イベントデータは第2記録部36の空き領域に記録されるようになっており、第2記録部36には、複数のイベントデータが記録されている。第2記録部36を不揮発性メモリで構成すると、例えば冷却処理中の瞬間的な電圧低下により停電状態に陥った場合でも、第2記録部36に記録されているイベントデータは保持されるので、重要なイベントデータが消失するのを防止できる。なお、本実施例においては、第2記録部36の空き領域が不足すると、最新のイベントデータが、第2記録部36に記録されている最も古いイベントデータに上書き記録されるようにした。本実施例におけるイベントは6条件であり、1度の冷却処理時に生成されるイベントデータは6個である。従って、比較的大容量の第2記録部36を設けなくとも、第2記録部36の空き領域不足に起因して、上書き記録されることによるイベントデータの消失のおそれはない。
監視システムは、所定時間(例えば60秒)毎に冷却庫制御装置2の制御部32に対してデータ送信指令を発信して、監視装置4へのデータ送信を行う。データ送信指令は通信ユニット7から発信されるようになっており、通信ユニット7は、データ送信指令に基づくデータの送受信を行う急速冷却庫1の冷却庫制御装置2とのみ通信を確立し、残る2台の急速冷却庫1の冷却庫制御装置2とは通信を遮断している。データ送信指令にかかる一連の処理が完了すると、通信ユニット7は現在確立されている冷却庫制御装置2と通信を遮断し、次にデータ送信指令を発信する急速冷却庫1の冷却庫制御装置2と通信を確立する。このように、通信ユニット7はローテーションを行いながら対象の冷却庫制御装置2と1対1で通信を行う。
通信ユニット7が発信したデータ送信指令を受信した制御部32は、指令受信時における、第1記録部35に記録されているサンプリングデータと、第2記録部36に記録されているイベントデータを監視装置4へ送信する。送信された各データは通信ユニット7が受信し、インターネット3Aを介して外部サーバー4Aに設けられたロギング部(取得データ記録手段)37A(37)に記録される。また、LANケーブル3Bを介して端末装置4Bに設けられたロギング部(取得データ記録手段)37B(37)にも記録される。このように、第2記録部36に記録されているイベントデータは必ずロギング部37A・37Bに記録される。記録されたロギングデータを参照することにより、冷却処理開始から測定対象のすべての食品の芯温が20℃、10℃、3℃に冷却されるまでのそれぞれの経過時間を知ることができ、食品に対して冷却処理が適正に施されたかどうかを確認できる。
ロギング部37A・37Bに記録されたサンプリングデータ、イベントデータは識別ID毎に分けて管理され、装置毎のロギングデータが記録される。ロギング部37A・37Bはハードディスクドライブなどの大容量ストレージで構成される。各データのロギング部37A・37Bへの記録が完了すると、外部サーバー4Aおよび端末装置4Bは、データ送信指令にかかる一連の処理が完了したことを通知する処理完了通知を通信ユニット7へ発信する。処理完了通知を受信した通信ユニット7は現在の通信を遮断し、次にデータ送信指令を発信する急速冷却庫1の冷却庫制御装置2との通信を確立する。
第2記録部36は空き領域にイベントデータが記録されるので、第2記録部36には複数のイベントデータが記録されている。そのため、前回のデータ送信指令で通信ユニット7に送信されたイベントデータは、次回のデータ送信指令においても送信される。監視装置4(4A・4B)が取得したイベントデータの識別IDおよびデータIDが、すでにロギング部37(37A・37B)に記録されている場合には、受信したイベントデータはロギング部37へ記録されないよう、監視装置4において重複するイベントデータの重複記録防止処理が自動的に実行される。先に説明したデータ送信指令の際に、第1および第2の記録部35・36からイベントデータが送信された場合にも、重複記録防止処理が実行される。
本実施例では、通信ユニット7が発信したデータ送信指令に基づいて、第1および第2の記録部35・36に記録されているサンプリングデータおよびイベントデータを、通信回線3を介して監視装置4の取得データ記録手段37に直接記録するように構成している。監視装置4への記録方式は上記の構成に限らず、例えば通信ユニット7に記録部を設けて、該記録部にサンプリングデータおよびイベントデータを仮保存し、仮保存した複数のデータを一定時間(例えば30分)毎にまとめて監視装置4の取得データ記録手段37に記録するようにしてもよい。
また、本実施例では、通信ユニット7に急速冷却庫1が3台接続されているので、例えば60秒毎に各急速冷却庫1の冷却庫制御装置2にデータ送信指令を発信するようにしている。しかし、先に説明したように通信ユニット7は、ローテーションを行いながら冷却庫制御装置2と1対1で通信を行うので、通信ユニット7に接続される各急速冷却庫1の台数が多くなると、1回のローテーションに要する時間が60秒を超える場合がある。こうした場合には、データ送信指令の発信タイミングを1回のローテーションに要する時間よりも長い時間に設定すればよい。また、ローテーションによって通信の順番が回ってきた時点をデータ送信指令の発信タイミングとしてもよい。このような場合には、サンプリングデータのサンプリング間隔は大きくなるが、イベントデータは監視装置4へと確実に送信されるので、ロギング部37に重要なイベントデータを含むロギングデータを記録できる。
本実施例のような監視システムにおいては、監視装置4と通信ユニット7を接続する通信回線3や屋内通信線8に通信障害が発生し、あるいは監視装置4や通信ユニット7に機器障害が発生した場合には、正常なデータの送受信を行うことができない。とくにインターネット3Aにおいては通信障害が発生しやすく、各データが外部サーバー4Aへ送信できないことがある。こうした障害が生じ、第1記録部35および第2記録部36に記録されている各データが監視装置4へ送信できない状態においても、イベントデータが生成される都度、第2記録部36にイベントデータが記録されている。そのため、障害が回復すれば第1記録部35および第2記録部36に記録されている各データは監視装置4へ送信され、監視装置4は、保存を求められている重要なイベントデータを確実に取得できる。こうした障害が生じた場合でも、ロギングデータから障害継続時のサンプリングデータの欠落は生じるが、事業者が保存を求められている重要なイベントデータは確実に記録できる。
冷却庫制御装置2と通信ユニット7を接続する屋内通信線8に通信障害が生じた場合、通信ユニット7が冷却庫制御装置2へデータ送信指令を発信したとしても、冷却庫制御装置2はデータ送信指令を受信できないため、データ送信指令にかかる一連の処理を実行できない。そのため、通信タイムアウト時間(例えば500ミリ秒)が設定されており、通信タイムアウト時間を超えても冷却庫制御装置2の応答がないときには、現在の通信を遮断し次にデータ送信指令を発信する急速冷却庫1の冷却庫制御装置2と通信を確立する。さらに、監視装置4および通信ユニット7にそれぞれ設けた報知部(図示していない)を駆動して、特定の屋内通信線8に障害が発生していることを報知する。
上記の実施例においては、監視装置4で重複するイベントデータの重複記録防止処理を自動的に実行するようにした。こうした重複記録防止処理以外に、データ送信指令によって送信されるデータ容量を小さくし、あるいは重複記録防止処理の実行によるロギング部37への記録の煩雑化を防止するために、ロギング部37(37A・37B)に記録済のイベントデータを、第2記録部36から積極的に消去することもできる。具体的には、データ送信指令にかかる一連の処理が完了したときに、外部サーバー4Aおよび端末装置4Bが通信ユニット7へ発信する処理完了通知中に、記録済のイベントデータの識別IDおよびデータIDが含まれる消去指令を含めるようにする。消去指令を含む処理完了通知を受信した通信ユニット7は、通信中の冷却庫制御装置2の制御部32へ消去指令を発信して、制御部32に消去指令に含まれる識別IDおよびデータIDに該当するイベントデータを第2記録部36から消去させる。通信ユニット7は、消去が確認されたのち冷却庫制御装置2との通信を遮断する。
先の実施例のように、多くのイベントデータを監視装置4へと送信する場合、データ容量が大きくなる分、データの送信に時間を要する。しかし、上記のように、ロギング部37に記録済のイベントデータを第2記録部36から消去することで、データ容量を小さくして送信に要する時間を短縮できる。また、重複記録防止処理の実行によるロギング部37への記録の煩雑化を防止できる。
処理完了通知に消去指令を含ませた場合、監視装置4(4A・4B)のいずれか一方側に通信障害あるいは機器障害が生じていた場合、障害の生じていない他方側から消去指令を含む処理完了通知が通信ユニット7へ発信されるため、障害が回復したとしても障害が生じていた側の監視装置4は、障害継続時のイベントデータをロギングユニット37に記録することができない。しかし、図1に破線で示すように、端末装置4Bをインターネット3Aに接続しておくことにより、外部サーバー4Aと端末装置4Bとの間で、ロギングユニット37A・37Bに記録されているロギングデータのミラーリングを行うことができる。本実施例のように、監視装置4を外部サーバー4Aと端末装置4Bとで構成することにより、ロギング部37A・37Bに生成されるロギングデータを互いに補完して、不足分のサンプリングデータおよびイベントデータを補い、ロギングデータの信頼性をより向上させることができる。
以上のように、本実施例に係る監視システムにおいては、サンプリングデータおよびイベントデータを、内部記録部33の異なる記録領域にそれぞれ記録するように冷却庫制御装置2を構成した。具体的には、内部記録部33は、異なる記録媒体で構成される第1記録部35と第2記録部36とを備え、第1記録部35に、生成されたサンプリングデータが記録され、第2記録部36に、生成されたイベントデータが記録されるように構成した。こうした冷却庫制御装置2によれば、頻繁に生成されるサンプリングデータでイベントデータが上書きされるのを回避して、重要なイベントデータが消失するのを防止できる。また、通信回線3や監視装置4に何らかの障害が生じ、測定データ記録手段33に記録されている各データが監視装置4へ送信できない状態においても、先に説明したようにサンプリングデータおよびイベントデータが生成される都度、第1記録部35および第2記録部36(内部記録部33)にそれぞれ記録される。そのため、障害が回復したのち、第1記録部35および第2記録部36に記録されているサンプリングデータおよびイベントデータを、通信回線3を介して監視装置4へ送信することで、監視装置4は保存を求められている重要なイベントデータを確実に取得できる。以上のように、本実施例によれば、事業者が保存を求められている重要なイベントデータを確実に取得でき、監視装置4に信頼度の高いロギングデータを記録できる。
また、サンプリングデータの記録領域とイベントデータの記録領域とを物理的に隔離できるので、サンプリングデータでイベントデータが上書きされることを防止できる。また、イベント発生時に生成されるイベントデータは、サンプリング毎に生成されるサンプリングデータに比べて、生成される頻度が低い。そのため、第1記録部35と第2記録部36とを異なる記録媒体で構成することで、サンプリングデータによって、イベントデータの記録領域が逼迫するのを防止して、イベントデータを確実に記録できる。以上により、本実施例によれば、通信回線3あるいは監視装置4に障害が生じた場合でも、障害回復後にイベント発生時の重要なイベントデータを確実に監視装置4へと送信して、重要なイベントデータが上書きされることのない信頼性に優れた冷温装置の監視システムとすることができる。
上記の実施例以外に、第1記録部35は、サンプリングデータおよびイベントデータを上書き記録する必要はなく、複数のサンプリングデータおよびイベントデータが記録されるようにしてもよい。この場合においても、上記実施例と同様に重要なイベントデータを監視装置4へと確実に送信して、監視装置4に信頼度の高いロギングデータを生成できる。サンプリングデータおよびイベントデータに含まれる測定データ等は、実施例で記載したものに限られず、また監視対象に応じて適宜変更することができる。イベントは監視対象の冷温装置に対応したものを設定して、各機器における重要なイベント時にイベントデータを生成するようにする。
2 機器制御装置(冷却庫制御装置)
3 通信回線
4 監視装置
7 通信ユニット
33 測定データ記録手段(内部記録部)
35 第1記録手段(第1記録部)
36 第2記録手段(第2記録部)
37 取得データ記録手段(ロギング部)

Claims (2)

  1. 食品に対する冷却処理を行う食品加工装置である複数台の急速冷却庫(1)のそれぞれに搭載される機器制御装置(2)と、各前記機器制御装置(2)と通信回線(3)を介して通信可能に接続された外部の監視装置(4)とを構成要素として、前記急速冷却庫(1)の運転状況を監視するための監視システムであって、
    前記機器制御装置(2)は、前記急速冷却庫(1)の制御を担う制御部(32)と、当該急速冷却庫(1)の庫内温度を検知し、前記制御部(32)に向けて測定データを送出する冷風温度センサ(27)と、食品に差し込まれて食品の芯温を測定し、前記制御部(32)に向けて測定データを送出する複数個の芯温センサ(28)と、前記制御部(32)により生成されたサンプリングデータが記録される第1記録手段(35)と、当該第1記録手段(35)と異なる記録媒体で構成されて、前記制御部(32)により生成されたイベントデータが記録される第2記録手段(36)とを備え、
    前記サンプリングデータは、所定時間毎に実施されるサンプリング時における前記測定データに係る情報と、サンプリング日時に係る情報と、前記機器制御装置(2)毎に付与された識別IDと、当該サンプリングデータのデータIDと、エラーコードとを含み、前記制御部(32)は、生成した当該サンプリングデータを第1記録手段(35)に順次上書き記録し、当該第1記録手段(35)には、常に最新の一つのサンプリングデータのみが記録されるようになっており、
    前記機器制御装置(2)に予め設定されているイベントには、食品に対する前記冷却処理が開始されたとき、全ての前記芯温センサ(28)の測定値が予め設定された所定温度に到達したとき、前記冷却処理が終了したとき、および前記冷却処理が強制的に中断または終了されたときが含まれており、
    前記イベントデータは、前記イベントが発生したときの前記測定データに係る情報と、イベント発生日時に係る情報と、前記識別IDと、当該イベントデータのデータIDとを含み、前記制御部(32)は、生成した前記イベントデータを前記第2記録手段(36)に記録しており、
    前記監視装置(4)からのデータの送信指令を受けると、前記制御部(32)は、前記第1記録手段(35)に記録されている前記サンプリングデータと前記第2記録手段(36)に記録されている前記イベントデータとを前記監視装置(4)に向けて送信し、両データを受信した前記監視装置(4)は、前記サンプリングデータと前記イベントデータのそれぞれを取得データ記録手段(37)に蓄積記録するように構成されていることを特徴とする急速冷却庫の監視システム。
  2. 機器制御装置(2)と通信回線(3)との間に配された通信ユニット(7)を含み、
    通信ユニット(7)が、複数個の機器制御装置(2)が接続可能に構成されている請求項1に記載の急速冷却庫の監視システム。
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