JP7045745B1 - 装身具部品製造方法、装身具製造方法、装身具の部品及び装身具 - Google Patents
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Abstract
Description
板状部材準備工程では、部品22を形成するための板状部材30が準備される。ここで準備される板状部材30は、例えば圧延などを経て形成された金属板である。板状部材の平面形状は、次のプレス加工工程(ST210)に合せて選択される。例えばプレス加工工程(ST210)において順送型の金型が用いられる場合、板状部材30はコイル状に巻かれた長尺の帯形状であってもよい。また、プレス加工工程(ST210)において単発型の金型やトランスファー型の金型が用いられる場合、板状部材30は所定の形状に切断された平板であってもよい。板状部材30の厚さ方向の断面形状は、加工性の観点から略矩形状であることが好ましい。板状部材30の厚みは、特に限定されないが、0.2mm以上であってもよく、0.5mm以下であってもよく、0.4mm以下であってもよく、0.35mm以下であってもよい。板状部材30を形成する材料(金種)は、特に限定されないが、例えば、銀、金、白金、銅、及び鉄からなる群から選ばれる金属でもよいし、これら金属の合金(例えば、金を主体として、銀及び銅の少なくとも一方を含有する合金)でもよいし、これら金属を主体として他の金属を含む合金(例えば、金を主体として、パラジウムなどを含有する合金、銅を主体として亜鉛を含有する合金など)でもよい。
プレス加工工程では、ステップST200で準備された板状部材30に対してプレス加工が施される。ここでプレス加工とは、対をなす金型の間に被加工材(金属などの板状部材)を挟んで荷重を加えることにより、被加工材に対して種々の加工(せん断、曲げ、絞りなど)を施す加工法の総称である。プレス加工で使用される金型の種類は任意であり、順送型、単発型、トランスファー型など、目的とする部品22の製造に適した金型が使用される。プレス加工工程では、1つの部品22を形成するために複数回のプレス動作が実施される。すなわち、外形を打ち抜く加工、曲げ加工、絞り加工などが複数回のプレス動作によって実施される。また、各プレス動作では、1つの部品22における複数の部分に対して同時に加工が施されてもよい。例えば、1回のプレス動作で1つの部品22における複数の部分を同時に打ち抜いたり、複数の部分へ同時に曲げや絞りなどの変形を加えたりしてもよい。
テーパー整形工程では、テーパー状のピンを板状部材30の一方の面301から厚さ方向に沿って縁部303に押し当てることにより、第2内面232の一部がテーパー状に整形される。打ち抜き工程では、テーパー整形工程によって第2孔231の内側に盛り上がった第2内面232の一部が打ち抜き加工によって削り落とされる。
第1整形工程(ST220)によって第2内面232が整形された後、せん断工程(ST240)が実施される。
第2整形工程では、第1整形工程(ST220)により第2孔231の内側へ盛り上がった状態にある第2内面232の尖端部2324B(図12A)を丸めるように整形する加工が施される。具体的には、せん断工程(ST240)により板状部材30から切り出された部品22に対してバレル加工が施される。ここでバレル加工とは、流動性を有する補助剤(コンパウンド)の中に硬質の固形物(研磨石)と加工対象物を入れて補助剤を攪拌することにより、加工対象物に対して研磨や整形などを施す加工法の総称である。
これにより、第2内面232は、円弧状に曲がった頂部2326において第1係合部13の第1内面132と接触することになる。第1係合部13の第1内面132が比較的平らな形状であっても、第2係合部23の第2内面232が頂部2326において円弧状に曲がった曲面であるため、第2内面232の頂部2326と第1内面132との接触部分は点に近くなり、接触面積が小さくなる。従って、本体10に吊り下げられた部品22が僅かな外力で振動し易くなるとともに、接触部分の摩擦が小さくなるため振動が持続し易くなる。
これにより、頂部2326において第1内面132と接触した状態にある第2内面232が第2孔231の開口部2311側において大きく振れても、第2内面232のテーパー面2325が第1内面132と接触し難くなる。従って、本体10に吊り下げられた部品22の振れ幅を大きくすることができる。
本実施形態によれば、第2孔231の内側に向かって盛り上がった第2内面232の形状をプレス加工とバレル加工によって形成することができるため、ドリルなどを用いて手作業でこのような内面を形成する場合に比べて製造の手間を大幅に削減することが可能になり、部品22を効率的に製造できる。
Claims (8)
- 第1内面に囲まれた第1孔を持つ本体と、
前記第1内面と係合する第2内面に囲まれた第2孔を持ち、前記本体に吊り下げられる部品と、
を備えた装身具における前記部品の製造方法であって、
前記部品を形成する板状部材を準備する工程と、
打ち抜き加工によって前記板状部材に前記第2孔を開ける穿孔工程と、
前記第2孔の内側に向かって前記第2内面が盛り上がるように、前記第2孔を囲む縁部を前記板状部材の厚さ方向に圧縮する第1整形工程と、
前記板状部材から前記部品を切り出すせん断工程と、
前記第1整形工程により盛り上がった前記第2内面の尖端部を丸める第2整形工程とを有し、
前記第2整形工程は、前記せん断工程によって切り出された前記部品にバレル加工を施すことを含む、
装身具部品製造方法。 - 前記第1整形工程は、
テーパー状のピンを前記板状部材の一方の面から前記厚さ方向に沿って前記縁部に押し当てることにより、前記第2内面の一部をテーパー状に整形するテーパー整形工程と、
前記テーパー整形工程によって前記第2孔の内側に盛り上がった前記第2内面の一部を打ち抜き加工によって削り落とす打ち抜き工程とを含む、
請求項1に記載の装身具部品製造方法。 - 前記第1整形工程は、
複数の前記テーパー整形工程と、
各前記テーパー整形工程の間に実施される少なくとも1つの前記打ち抜き工程とを含んでおり、
各前記テーパー整形工程で用いられる前記ピンのテーパーの角度が後の工程になるほど小さくなる、
請求項2に記載の装身具部品製造方法。 - 前記テーパー整形工程は、前記板状部材の前記一方の面に対して反対側の面に配置されたプレートであって、前記厚さ方向と平行な方向から見て前記ピンのテーパー部分の少なくとも一部と重なる場所に配置された前記プレートと、前記ピンとの間に、前記縁部を挟んで圧縮することを含む、
請求項2又は3に記載の装身具部品製造方法。 - 第1内面に囲まれた第1孔を持つ本体と、
前記第1内面と係合する第2内面に囲まれた第2孔を持ち、前記本体に吊り下げられる部品と、
を備えた装身具の製造方法であって、
請求項1~4のいずれか一項に記載の装身具部品製造方法により前記部品を製造する工程と、
前記第1内面と前記第2内面とが係合するように前記部品を前記本体に取り付ける工程と、
を有する装身具製造方法。 - 装身具の本体に吊り下げられる部品であって、
前記本体は、第1内面に囲まれた第1孔を持ち、
前記部品は、前記第1内面と係合する第2内面に囲まれた第2孔を持ち、
前記第2内面は、前記第2孔の内側に向かって盛り上がった曲面であり、
前記第2孔の貫通方向と平行かつ前記第2孔の中心を通る平面で前記第2内面を切断した断面形状が、前記第2孔の内側に向かって突出した頂部において円弧状に曲がっている、
装身具の部品。 - 前記第2内面の前記頂部は、前記第2孔の一方の開口部に比べて前記第2孔の他方の開口部の近くに位置しており、
前記第2内面は、前記第2孔の前記一方の開口部と前記頂部との間にテーパー面を持ち、
前記テーパー面は、前記一方の開口部から前記他方の開口部に向かって前記第2孔の中心側に傾斜している、
請求項6に記載の装身具の部品。 - 本体と、前記本体に吊り下げられる部品とを備えた装身具であって、
前記部品が、請求項6又は7に記載の部品である、
装身具。
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