JP7044280B2 - レーザと噴射液体からなるビームに基づく自己発生型砥粒フローによる複合加工装置及び方法 - Google Patents
レーザと噴射液体からなるビームに基づく自己発生型砥粒フローによる複合加工装置及び方法 Download PDFInfo
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Description
圧力が設定された飽和塩溶液を供給するための供給機構と、内部における飽和塩溶液を冷却し且つ飽和塩溶液から微細結晶粒を析出させるための冷却機構とに接続され、ワークの表面に対して衝撃及び研削が行われるように微細結晶粒を飽和塩溶液と共に噴射するノズルであって、さらにレーザビームを発生するためのレーザ発生機構が接続される鏡筒に接続されるノズルと、
ワークを固定するとともにノズルから噴射された飽和塩溶液を回収するための作業ボックスと、を含む、レーザと噴射液体からなるビームに基づく自己発生型砥粒フローによる複合加工装置。
圧力が設定された飽和塩溶液を、供給機構によりノズルの内部に供給し、且つノズルから噴射し、レーザ発生機構により発生されたレーザビームは、反射鏡でノズルに案内され、且つノズルから射出されてワークをレーザ加工し、同時に、前記冷却機構はノズルの内部における飽和塩溶液を冷却して微細結晶粒を析出させて飽和塩溶液と共に噴射し、ワーク表面に対して衝撃及び研削を行うことができる。
本発明に係る加工装置によれば、レーザ加工を行うと同時に、冷却機構を使用して飽和塩溶液から微細結晶粒を析出させて飽和塩溶液と共に噴射して、ワークに対して研削及び衝撃を行うことができる。これにより、ワークのレーザ加工による再鋳層を効果的に除去し、且つワークの表面粗さを低減してワークの加工品質を向上することができる。
図1-6に示すように、レーザと噴射液体からなるビームに基づく自己発生型砥粒フローによる複合加工装置は、縦方向に配置されたノズル1を含み、前記ノズルの底部に飽和塩溶液及びレーザビームを射出するための噴射口が設けられ、前記ノズルの上部に鏡筒2が接続され、前記ノズルの下方に作業ボックス3が設けられ、前記作業ボックスの内部にワークをクランプするためのワーククランプ機構が設けられるとともに、作業ボックスは、ノズルから噴射された飽和塩溶液を回収することができ、前記ワーククランプ機構は、ワークの形状に合わせて従来のワーククランプ機構から選択すればよく、その具体的な構造については、ここで詳細の説明を省略する。
2:鏡筒
3:作業ボックス
4:貯液ボックス
5:第1管路
6:駆動ポンプ
7:第2管路
8:冷却ジャケット
8-1:冷却チャンバー
9:第1冷却管
10:第2冷却管
11:コンプレッサー
12:反射鏡フレーム
13:反射鏡
14:コリメータレンズ
15:集束レンズ
16:透明密閉型レンズ
17:レーザ装置
18:光ファイバケーブル
19:接続板
20:縦方向支持板
21:作業台
22:第1サーボモータ
23:第1ねじ伝動機構
24:第1スライダ
25:スライドレール
26:第2サーボモータ
27:水平支持板
28:第3サーボモータ
29:回転支持フレーム
30:回転板
31:第5サーボモータ
32:ハウジング
33:スライド窓
34:ロッカーアーム
35:デジタル制御システム
36:第4サーボモータ
Claims (8)
- 圧力が設定された飽和塩溶液を供給するための供給機構と、内部における飽和塩溶液を冷却し且つ飽和塩溶液から微細結晶粒を析出させるための冷却機構とに接続され、ワークの表面に対して衝撃及び研削が行われるように微細結晶粒を飽和塩溶液と共に噴射するノズルであって、さらにレーザビームを発生するためのレーザ発生機構が接続される鏡筒に接続されるノズルと、
ワークを固定するとともにノズルから噴射された飽和塩溶液を回収するための作業ボックスと、を含み、
前記供給機構は、飽和塩溶液を収容するための貯液ボックスを含み、
前記貯液ボックスは、駆動ポンプが接続される第1管路を介してノズルに接続され、
駆動ポンプは、貯液ボックスの内部における飽和塩溶液をノズルにポンプ注入するように駆動し、
前記貯液ボックスは、内部に加熱装置を有し、第1管路との接続位置に濾過網が設けられることを特徴とするレーザと噴射液体からなるビームに基づく自己発生型砥粒フローによる複合加工装置。 - 圧力が設定された飽和塩溶液を供給するための供給機構と、内部における飽和塩溶液を冷却し且つ飽和塩溶液から微細結晶粒を析出させるための冷却機構とに接続され、ワークの表面に対して衝撃及び研削が行われるように微細結晶粒を飽和塩溶液と共に噴射するノズルであって、さらにレーザビームを発生するためのレーザ発生機構が接続される鏡筒に接続されるノズルと、
ワークを固定するとともにノズルから噴射された飽和塩溶液を回収するための作業ボックスと、を含み、
前記供給機構は、飽和塩溶液を収容するための貯液ボックスを含み、
前記貯液ボックスは、駆動ポンプが接続される第1管路を介してノズルに接続され、
駆動ポンプは、貯液ボックスの内部における飽和塩溶液をノズルにポンプ注入するように駆動し、
前記貯液ボックスは、第2管路を介して作業ボックスに接続されることを特徴とするレーザと噴射液体からなるビームに基づく自己発生型砥粒フローによる複合加工装置。 - 前記冷却機構は、ノズルの外周面に嵌着して固定される冷却ジャケットを含み、
前記冷却ジャケットは、管壁内に冷却チャンバーを有し、
前記冷却チャンバーは、第1冷却管及び第2冷却管に連通し、
前記第1冷却管及び第2冷却管は、コンプレッサーに接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載のレーザと噴射液体からなるビームに基づく自己発生型砥粒フローによる複合加工装置。 - 前記レーザ発生機構は、光ファイバケーブルを介して鏡筒に接続されるレーザ装置であることを特徴とする請求項1又は2に記載のレーザと噴射液体からなるビームに基づく自己発生型砥粒フローによる複合加工装置。
- 前記ノズルと鏡筒との間には、透明密閉型レンズが設けられ、
前記鏡筒内には、レーザビームをノズルに案内するための反射鏡が設けられ、
反射鏡と透明密閉型レンズとの間には、鏡筒に固定して接続されるコリメータレンズ及びフォーカシングレンズが設けられ、
前記コリメータレンズは、反射鏡に近接して取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のレーザと噴射液体からなるビームに基づく自己発生型砥粒フローによる複合加工装置。 - 前記ノズル及び鏡筒は、縦方向に配置され、且つ縦方向駆動機構に接続され、
前記縦方向駆動機構は、ノズル及び鏡筒を縦方向に沿って移動させるように駆動し、
前記作業ボックスは、ノズルの下方に位置し、回転機構アセンブリに接続され、
前記回転機構アセンブリは、2軸連動機構に接続され、
前記2軸連動機構は、回転機構及び作業ボックスを水平面内で互いに直交する第1方向及び第2方向に沿って移動させるように駆動し、
前記回転機構アセンブリは、作業ボックスを縦方向及び第1方向の周りに回転させるように駆動することを特徴とする請求項4に記載のレーザと噴射液体からなるビームに基づく自己発生型砥粒フローによる複合加工装置。 - 前記回転機構アセンブリは、第1回転機構及び第2回転機構を含み、
前記第1回転機構は、作業ボックスに接続され、作業ボックスを縦方向の周りに回転させるように駆動するためのものであり、
前記第2回転機構は、第1回転機構に接続され、作業ボックスを第1方向の周りに回転させるように駆動するためのものであることを特徴とする請求項6に記載のレーザと噴射液体からなるビームに基づく自己発生型砥粒フローによる複合加工装置。 - 請求項5に記載のレーザと噴射液体からなるビームに基づく自己発生型砥粒フローによる複合加工装置を用いてワークを加工する複合加工方法であって、
レーザ発生機構から発生されたレーザビームを、反射鏡によりノズルに案内してノズルから射出させることで、ワークをレーザ加工すると同時に、
圧力が設定された飽和塩溶液を、供給機構によりノズルに供給してノズルから噴射させ、
ノズルの内部における飽和塩溶液を冷却機構により冷却し、飽和塩溶液から微細結晶粒を析出させ、
析出された微細結晶粒を飽和塩溶液と共に噴射することで、ワーク表面に対して衝撃及び研削が行われる、ことを特徴とする複合加工方法。
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