JP2018075673A - 多軸工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】加工軸間のピッチと治具間のピッチとの差を効果的に抑制し、同時加工されるワークの寸法精度を高める。【解決手段】マシニングセンタ1は、互いの軸線が所定のピッチP1で平行となるように配される一対の主軸9,9と、ピッチP1と同じ固定ピッチP2でワークWを固定可能な治具板14と、ワークWの加工領域に切削液を供給可能な切削液供給手段(切削液の供給装置から供給ノズル42に至る切削液供給路)と、主軸9,9を切削液で冷却する冷却手段(第1冷却路及び第2冷却路41)とを含んでなる。【選択図】図1

Description

本発明は、加工軸を複数搭載した多軸工作機械に関する。
マシニングセンタ等の工作機械においては、生産量の向上や設置スペースの削減を図るために、互いに平行な加工軸を複数備え、各加工軸に保持させた工具で、テーブル上の治具に加工軸間のピッチに合わせて固定した複数のワークを同時に加工可能としたものが知られている。
このような多軸工作機械は、加工時間が長くなると、モータやベアリング等からの発熱によって加工軸間のピッチに変動が生じる。一方、治具側では、加工領域に切削液が掛けられるため、治具の温度は切削液と略等しくなる。これによって加工軸間のピッチと治具側でのワークの固定ピッチとの間に差が生じ、ワーク同士の寸法精度に誤差が発生する。
こうした発熱による誤差の発生を抑えるため、特許文献1には、複数の主軸台の間に、内部に熱発生手段を有して温度センサを備え、位置検出ロッドを伸長させた変位発生装置を、主軸と直交状に架設した多軸旋盤の発明が開示されている。ここでは、主軸台の位置が変位すると位置検出ロッドが主軸台に組み込まれた位置検出器の変位量を検出し、変位量が基準値以上になると変位量が0になるように変位発生装置が加熱又は冷却し、そのときに温度センサで検出した検出温度を目標値として変位発生装置を作動させるようになっている。
一方、特許文献2には、主軸頭本体の主軸と工作機械の基部との間の発熱部に沿って冷却流体を潤滑させる冷却流体用通路を形成して、当該通路を循環させる冷却流体によって基部側の摺動部での熱変形を減少させる発明が開示されている。よって、多軸工作機械においても、このような冷却構造を複数の主軸頭間に跨がって採用することが考えられる。
特開昭62−94202号公報 実開平5−74749号公報
特許文献1に記載の発明は、複数の主軸台間の変位のみを抑える技術であるため、主軸台間のピッチとワークの固定ピッチとの差を抑制するには至らない。特許文献2の発明も、冷却流体用通路によって主軸頭側の変位のみが抑えられるに過ぎないため、ワークの固定ピッチとの差を解消できない。
そこで、本発明は、加工軸間のピッチとワークの固定ピッチとの差を効果的に抑制することができ、同時加工されるワークの寸法精度を高めることができる多軸工作機械を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、互いの軸線が所定のピッチで平行となるように配される複数の加工軸と、当該ピッチと同じ固定ピッチでワークを固定可能な治具と、ワークの加工領域に切削液を供給可能な切削液供給手段と、各加工軸を切削液で冷却する冷却手段と、を含んでなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、切削液供給手段に冷却手段が組み込まれて、冷却手段で用いた切削液が切削液供給手段で利用されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、切削液供給手段で用いた切削液が濾過されて冷却手段で再利用されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、各加工軸を個々に軸支する加工軸ハウジングが設けられると共に、各加工軸ハウジング間に跨がって連結される連結体が設けられて、冷却手段は、連結体内に形成されて切削液が通過する冷却路であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、加工領域に供給される切削液を用いて加工軸を冷却することで、加工時の発熱にかかわらず、加工軸の軸線間のピッチとワークの固定ピッチとの差を効果的に抑制することができる。よって、同時加工されるワークの寸法精度を高めることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、切削液供給手段を利用して冷却手段を合理的に形成することができ、冷却手段を設けてもコストアップが抑えられる。また、同じ切削液がハウジングとワーク及び治具とを冷却するので、両者の温度が近くなりやすく、両ピッチの差の抑制効果が高まる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、切削液供給手段で用いた切削液が濾過されて冷却手段で再利用されることで、切削液の節約に繋がる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れかの効果に加えて、冷却手段を、加工軸ハウジング間に跨がって連結される連結体内に形成されて切削液が通過する冷却路としたことで、連結体を利用して加工軸ハウジング及び加工軸を間接的且つ合理的に冷却することができる。
マシニングセンタの正面からの説明図である。 マシニングセンタの側面からの説明図である。 図2のA−A線断面図(但しZ軸テーブルのみ示す)である。 図2のB−B線断面図(但し連結板のみ示す)である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、多軸工作機械の一例である2軸タイプのマシニングセンタの正面からの説明図、図2は側面からの説明図である。
このマシニングセンタ1は、ベッド2の後側上部に、図示しない案内部及び送り軸機構によってY軸方向(図1の紙面直交方向)へ移動可能なコラム3を有し、コラム3の前面には、案内部4を介して連結体としてのZ軸テーブル5が設けられている。このZ軸テーブル5は、図示しない送り軸機構によってZ軸方向(図1,2の上下方向)へ移動制御される。
Z軸テーブル5の前面には、左右一対の主軸頭6,6が固定されている。各主軸頭6は、上端にスピンドルモータ8を備えた加工軸ハウジングとしての主軸ハウジング7内に、加工軸としての主軸9を図示しないベアリングを介して下向きに軸支して、スピンドルモータ8の駆動で主軸9を回転させる。主軸9の下端には、工具Tを装着するホルダ10が備えられている。各主軸ハウジング7の下面においてホルダ10の左右外側には、図示しない工具マガジンとの間で工具Tを交換するための交換アーム11がそれぞれ設けられている。
一方、ベッド2上には、図示しない案内部及び送り軸機構により、X軸方向(図1の左右方向)へ移動制御されるX軸テーブル12が設けられて、X軸テーブル12の上面に、カバー13を介して治具としての治具板14が設けられている。この治具板14は、主軸頭6,6の下方に、2つのワークW,Wを位置決めする位置決めピン15,15をそれぞれ備えると共に、ワークW,Wを固定する図示しないクランプを備える。ここでは互いに平行となる主軸9,9の軸線間のピッチP1と、ワークW,Wの固定ピッチP2(位置決めピン15,15の中心間のピッチ)とが等しくなるよう設定されている。
ベッド2におけるX軸テーブル12の設置面は、後方へ行くに従って下り傾斜する傾斜面16となっており、傾斜面16の終端には、回収管17を介して切削液の供給装置18が接続されている。この供給装置18は、内部のタンクに貯留された切削液を所定の供給圧で送り出すポンプ19を備え、タンクには切削液が送り出される送出管20が接続されている。送出管20の下流端には、二股状の分岐管部21を介して第1分岐管22と第2分岐管23とが接続されている。このうち第1分岐管22は、Z軸テーブル5の左側面上側に接続され、第2分岐管23は、左右の主軸頭6,6の間を通って,主軸ハウジング7,7の前面間に架設された連結体としての連結板24の背面上側に接続されている。
第1分岐管22が接続されるZ軸テーブル5は、図3に示すように、上下に分割される上ブロック25と下ブロック26とをボルト27,27で結合して形成されており、Z軸テーブル5の内部には、第1分岐管22が接続される左側面上側から中央部に掛けて水平方向に延びる第1横孔28と、左右の側面下側から中央部に掛けて水平方向に延び、側面側が閉塞される左右一対の第2横孔29,29とが形成されている。また、Z軸テーブル5の中央部には、上端が第1横孔28と交差し、下端がそれぞれ同じ側の第2横孔29の端部と交差する左右一対の第1縦孔30,30と、各第1縦孔30,30の左右外側で第1横孔28の下方位置から下方へ延び、下端がそれぞれ同じ側の第2横孔29の中間部と交差する左右一対の第2縦孔31,31とが形成されている。
よって、Z軸テーブル5内には、第1分岐管22から送られる切削液が、第1横孔28を通って中央部の左右の第1縦孔30,30に分かれて下降した後、左右の第2横孔29,29から左右外側へ移動し、中間部から第2縦孔31,31を上昇して上端に至る左右一対の倒F字状の冷却手段としての第1冷却路32,32が形成されることになる。Z軸テーブル5の前面には、第2縦孔31,31の上端と接続され、左右の主軸ハウジング7,7内を通って下端に設けたチャンバー34,34に接続される内部管33,33が設けられている。各チャンバー34の下面には、先端を交換アーム11に向けた洗浄ノズル35,35・・が設けられている。
一方、連結板24は、図4に示すように、上部が上方へ向かって先細りのテーパ状となる正面視略矩形状を有し、外周部分を除く後面に凹部37を形成した前板36と、平板状の後板38とを四隅のボルト39,39・・で結合してなる。ここでは左右のボルト39,39をそれぞれ同じ側の主軸ハウジング7の前面に螺合させることで、連結板24は、左右の主軸ハウジング7,7の中央で両者に跨がる格好で連結される。第2分岐管23は、後板38の中央上側に接続され、前板36の凹部37内には、第2分岐管23の接続部位よりも下方で左右方向に延び、外周部分の手前で途切れる横長台形状の突条40が形成されて、後板38の前面に当接している。よって、連結板24内には、第2分岐管23から送られる切削液が突条40によって左右に分かれた後、下端に至る冷却手段としての第2冷却路41が形成される。
そして、前板36の下端には、6つの切削液の供給ノズル42,42・・が等間隔で下向きに設けられて、左右の3つずつの供給ノズル42,42・・がそれぞれ同じ側のワークWに対応している。但し、ここでは3つずつの供給ノズル42,42・・のうち、外側の2つの供給ノズル42,42がそれぞれ工具Tによる加工点を含む領域に向けられ、内側の1つの供給ノズル42は、治具板14側に向けられている。よって、ここには、供給装置18から、送出管20、分岐管部21、第2分岐管23、連結板24を経て供給ノズル42に至る切削液供給手段が形成されて、この切削液供給手段に、一方の冷却手段となる第2冷却路41が組み込まれることになる。
以上の如く構成されたマシニングセンタ1においては、左右の主軸9,9のホルダ10,10に同じ工具T,Tを装着して主軸9,9を回転させ、Z軸テーブル5をY軸及びZ軸方向へ移動制御する一方、治具板14に2つの同じワークW,Wを固定ピッチP2で固定して、X軸テーブル12をX軸方向へ移動制御する。また、所定のタイミングで交換アーム11,11を介して図示しない工具マガジンとの間で工具T,Tの交換を行うことで、所定の加工を行うことができる。
加工中は、供給装置18のポンプ19を駆動させて、タンク内の切削液を送出管20から分岐管部21を介して第1、第2分岐管22,23へそれぞれ送り出す。第1分岐管22からの切削液は、前述のようにZ軸テーブル5の左右の第1冷却路32,32を通って内部管33,33からチャンバー34,34に至り、各洗浄ノズル35から噴出して交換アーム11に付着した切り屑を除去する。一方、第2分岐管23からの切削液は、連結板24の第2冷却路41を通った後、各供給ノズル42から噴出して工具T及びワークWを冷却すると共に、治具板14も冷却する。
洗浄ノズル35及び供給ノズル42から噴出した切削液は、切り屑と共に傾斜面16上を後方に流れ、回収管17を介して供給装置18に回収され、図示しないフィルタで濾過された後タンクに戻る。よって、再び送出管20からZ軸テーブル5及び連結板24へ送られて循環する。
こうして切削液がZ軸テーブル5の第1冷却路32及び連結板24の第2冷却路41を通過することで、Z軸テーブル5と連結板24とが冷却されて切削液に近い温度となり、これらと繋がる左右の主軸ハウジング7,7及びその内部の主軸9,9も同等の温度に冷却される。一方、治具板14も、切削液がかけられることで切削液と同じ温度となる。
よって、モータやベアリング等からの発熱によって主軸9,9間のピッチP1に変動が生じても、切削液に近い温度での変位となる。同様にワークW,Wの発熱によって固定ピッチP2に変動が生じても、切削液と同じ温度での変位となる。従って、両ピッチP1,P2間の差が小さくなり、左右のワークW,W間の寸法誤差が抑えられる。
このように、上記形態のマシニングセンタ1によれば、互いの軸線が所定のピッチP1で平行となるように配される一対の主軸9,9と、ピッチP1と同じ固定ピッチP2でワークWを固定可能な治具板14と、ワークWの加工領域に切削液を供給可能な切削液供給手段(供給装置18から供給ノズル42)と、主軸9,9を切削液で冷却する冷却手段(第1冷却路32及び第2冷却路41)とを含んでなることで、加工時の発熱にかかわらず、主軸9,9の軸線間のピッチP1とワークW,Wの固定ピッチP2との差を効果的に抑制することができる。よって、同時加工されるワークW,Wの寸法精度を高めることができる。
特にここでは、供給装置18から供給ノズル42に至る切削液供給手段に第2冷却路41が組み込まれて、第2冷却路41で用いた切削液が供給ノズル42で利用されることで、切削液供給手段を利用して冷却手段を合理的に形成することができ、冷却手段を設けてもコストアップが抑えられる。また、同じ切削液が主軸ハウジング7とワークW及び治具板14とを冷却するので、両者の温度が近くなりやすく、ピッチP1,P2の差の抑制効果が高まる。
また、切削液供給手段で用いた切削液が濾過されて第1冷却路32及び第2冷却路41で再利用されるので、切削液の節約に繋がる。
さらに、各主軸9を個々に軸支する主軸ハウジング7が設けられると共に、各主軸ハウジング7,7間に跨がって連結されるZ軸テーブル5及び連結板24が設けられて、冷却手段を、Z軸テーブル5内に形成されて切削液が通過する第1冷却路32及び連結板24内に形成されて切削液が通過する第2冷却路41としているので、Z軸テーブル5及び連結板24を利用して主軸ハウジング7,7及び主軸9,9を間接的且つ合理的に冷却することができる。
なお、Z軸テーブル内の冷却路の構成は上記形態に限らず、冷却路を蛇行状に形成する等、左右の主軸ハウジングを均等に冷却可能であれば適宜変更可能である。Z軸テーブル自体の構造も上下ブロックからなるものに限定されず、3以上のブロックから形成してもよいし、連結板のような前後板の組み合わせでもよい。
同様に、連結板内の冷却路の構成も上記形態に限らず、突条の形態を変えたり(例えば三角形状)数を増やしたり、突条をなくしてZ軸テーブルのような冷却路を形成したり等、左右の主軸ハウジングを均等に冷却可能で、且つ供給ノズルへ均等に切削液を振り分け可能であれば適宜変更可能である。連結板自体の構造も前後板からなるものに限定されず、Z軸テーブルのような上下ブロックの組み合わせでもよい。
また、Z軸テーブルや連結板のような連結体内に冷却路を設けて主軸ハウジング等の加工軸ハウジングを間接的に冷却する構造に限定するものではなく、主軸ハウジング等の加工軸ハウジングに冷却路を形成して加工軸ハウジングを直接冷却する構造も採用して差し支えない。
そして、上記形態では、交換アームへ切削液を供給する洗浄ノズルの上流側にZ軸テーブルの第1冷却路を設けているが、洗浄ノズルを設けない場合は、内部管を連結板に接続して切削液を連結板で合流させて、供給ノズルからのみ切削液を加工領域に供給するようにしてもよい。逆に、チャンバーに供給ノズルを設けて連結板とチャンバーとを配管で接続してチャンバー側に切削液を合流させて後側の供給ノズルから加工領域に切削液を供給するようにしてもよい。
但し、上記形態のように連結板とZ軸テーブルとの前後の連結体にそれぞれ冷却手段を用いず、前後何れか一方にのみ冷却手段を設けることは可能である。
一方、上記形態では、供給装置からそれぞれ洗浄ノズルと供給ノズルとに至る切削液供給路に冷却手段(第1冷却路及び第2冷却路)を組み込んでいるが、切削液供給路とは独立した経路で供給装置と第1冷却路及び第2冷却路とを接続して冷却手段を形成することは可能である。
その他、立形マシニングセンタに限らず、横形マシニングセンタであっても本発明は適用可能であるし、マシニングセンタ以外の旋盤や複合加工機等の工作機械であってもよい。また、上記形態のように一対の加工軸を備えるものに限らず、3以上の加工軸を搭載した多軸工作機械であっても、切削液による加工軸の冷却手段を設ける本発明は採用できる。
1・・マシニングセンタ、2・・ベッド、3・・コラム、5・・Z軸テーブル、6・・主軸頭、7・・主軸ハウジング、9・・主軸、12・・X軸テーブル、14・・治具板、15・・位置決めピン、16・・傾斜面、17・・回収管、18・・供給装置、19・・ポンプ、20・・送出管、22・・第1分岐管、23・・第2分岐管、24・・連結板、32・・第1冷却路、35・・洗浄ノズル、41・・第2冷却路、42・・供給ノズル、P1・・主軸9,9の軸線間のピッチ、P2・・ワークW,Wの固定ピッチ。

Claims (4)

  1. 互いの軸線が所定のピッチで平行となるように配される複数の加工軸と、
    前記ピッチと同じ固定ピッチでワークを固定可能な治具と、
    前記ワークの加工領域に切削液を供給可能な切削液供給手段と、
    各前記加工軸を切削液で冷却する冷却手段と、を含んでなる多軸工作機械。
  2. 前記切削液供給手段に前記冷却手段が組み込まれて、前記冷却手段で用いた切削液が前記切削液供給手段で利用されることを特徴とする請求項1に記載の多軸工作機械。
  3. 前記切削液供給手段で用いた切削液が濾過されて前記冷却手段で再利用されることを特徴とする請求項1又は2に記載の多軸工作機械。
  4. 各前記加工軸を個々に軸支する加工軸ハウジングが設けられると共に、各前記加工軸ハウジング間に跨がって連結される連結体が設けられて、前記冷却手段は、前記連結体内に形成されて切削液が通過する冷却路であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の多軸工作機械。
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