JP7044249B2 - 手摺笠木 - Google Patents

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本発明は、手摺笠木に関する。
従来から、開放部を有する芯材と、この芯材を覆うように配置されると共に芯材の開放部と整列して配置された開放部を有する被覆体とを備える手摺笠木が知られている(例えば、特許文献1)。斯かる手摺笠木では、金属等の剛性の高い材料にて芯材が形成され、これにより荷重によって手摺笠木が変形することが抑制される。加えて、合成樹脂等の柔軟性を有する材料にて被覆体が形成され、これにより人が手摺を把持する際の触り心地を良好なものとすることができる。
特許文献1に記載の手摺笠木では、被覆体は、本体部と、被覆体の開放端部に設けられると共に本体部の両端に隣接して配置された係止部と、本体部及び係止部の外周面上に形成された表面層とを備えるように構成される。本体部は軟質な材料で形成され、係止部及び表面層は半硬質な材料で形成される。
特許文献1によれば、本体部の柔軟性により被覆体を変形させやすいことから、被覆体を芯材に取り付ける際の取付作業を簡単に行うことができるとされている。また、係止部が半硬質の材料で形成されることから、被覆体を一旦芯材に取り付けた後は、芯材への被覆体の取付強度を高いものとすることができるとされている。
特開2014-80743号公報
ところで、特許文献1に記載の手摺笠木では、係止部は、本体部から延設される周壁部と、周壁部の先端から内側に向かって延びる内側延在部と、内側延在部の内側先端から周方向に折り返される折り返し部とを備える。このように形成された係止部は半硬質の材料で形成されることから変形しにくく、よって折り返し部は内側延在部に対して変形しにくい。
一方で、芯材に被覆体を取り付けるべく被覆体の係止部を芯材の被係止部に係止するときには、本体部を変形させるだけでなく、折り返し部を内側延在部に対して変形させることが必要になる。同様に、芯材から被覆体を取り外すべく被覆体の係止部を芯材の被係止部から外すときにも、折り返し部を内側延在部に対して変形されることが必要になる。しかしながら、特許文献1に記載の手摺笠木では折り返し部は内側延在部に対して変形しにくいため、被覆体の係止部を芯材の被係止部に係止させたり、芯材の被係止部から外したりすることは必ずしも容易では無かった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、芯材への被覆体の取付強度を高いものとしつつ、被覆体の係止部を芯材の被係止部に容易に係止させたり外したりすることができるような手摺笠木を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その要旨は以下のとおりである。
(1)開放部を有する芯材と、該芯材を覆うように配置されると共に該芯材の開放部と整列して配置された開放部を有する被覆体と、を備える手摺笠木であって、前記芯材は、該芯材の開放部の両側に位置する二つの開放端部に設けられた被係止部を備え、前記被覆体は、本体部と、該本体部よりも硬質な材料で形成されると共に該本体部を覆うように形成される表層部と、該表層部よりも硬質な材料で形成された補強部とを備え、前記表層部は、前記被覆体の開放部の両側に位置する二つの開放端部に配置された係止部と、前記本体部の外周面上に配置された表面層と、を備え、前記被覆体の係止部は前記芯材の被係止部と係合することができるように形成され、前記補強部は、前記係止部に隣接して前記本体部と前記表面層との間に配置される、手摺笠木。
(2)前記被覆体には前記補強部が二つ設けられ、各補強部は、前記開放部側の端部において係止部に接すると共に周方向に部分的に延びるように形成される、上記(1)に記載の手摺笠木。
(3)前記補強部は、前記係止部側の端部の厚さが、該係止部側とは反対側の端部の厚さよりも厚くなるように形成される、上記(1)又は(2)に記載の手摺笠木。
(4)前記係止部は、内側に向かって延びる内側延在部と、該内側延在部の内側先端から周方向に折り返される折り返し部とを備え、前記折り返し部は、その外面と前記本体部の内面との間に形成される間隙が前記内側延在部から周方向に離れるにつれて狭くなるように形成される、上記(1)~(3)のいずれか一つに記載の手摺笠木。
本発明によれば、芯材への被覆体の取付強度を高いものとしつつ、被覆体の係止部を芯材の係止部に容易に係止させたり外したりすることができるような手摺笠木が提供される。
図1は、手摺笠木が用いられる手摺を示す部分断面図である。 図2は、手摺笠木が用いられる手摺を分解された状態で示す分解斜視図である。 図3は、手摺笠木の軸線に対して垂直な断面における断面図である。 図4は、図3の破線IVで示した円形部を拡大して示す断面図である。 図5は、手摺笠木の軸線に対して垂直な断面における、図3と同様な断面図である。 図6は、変形例に係る手摺笠木の被覆体を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。また、本明細書では、図1、図3~図5における上下方向を鉛直方向、左右方向を水平方向として手摺や手摺笠木の構成を説明する。しかしながら、手摺や手摺笠木が配置される向きはこの方向に限定されるものではない。
<手摺の構成>
まず、図1及び図2を参照して、本実施形態に係る手摺笠木30が用いられる手摺1について説明する。図1は、本実施形態に係る手摺笠木30が用いられる手摺1を示す部分断面図であり、図2は、分解された状態で手摺1を示す分解斜視図である。
図1及び図2に示したように、手摺1は、躯体壁2に固定されるブラケット10と、ブラケット10の一部を覆うカバー20と、ブラケット10の躯体壁2側とは反対側の端部に固定された手摺笠木30と、を備える。図1及び図2からわかるように、本実施形態では、手摺1は、鉛直に延びる躯体壁2に固定される。
ブラケット10は、例えば、金属材料で形成される。ブラケット10は、細長い湾曲板状に形成され、一方の端部に壁面固定部11を有し、他方の端部に笠木固定部12を有する。ブラケット10は、壁面固定部11において躯体壁2に固定される。本実施形態では、壁面固定部11は、フランジ状に形成され、貫通孔13を有する。壁面固定部11は、躯体壁2に埋め込まれたアンカー5に貫通孔13を通して、ナット6をアンカー5に締め付けることにより躯体壁2に固定される。
ブラケット10の壁面固定部11には、壁面固定部11、アンカー5及びナット6を覆うようにカバー20が取り付けられる。したがって、カバー20が取り付けられるとアンカー5やナット6が外部から視認することができなくなり、外観を整えることができる。
また、ブラケット10は、笠木固定部12において手摺笠木30に固定される。本実施形態では、笠木固定部12は、長手方向に一定間隔毎に設けられた貫通孔14を有し、後述する手摺笠木30の芯材40がこの貫通孔14を通るネジ7によって笠木固定部12に固定される。したがって、ブラケット10は、貫通孔14が設けられた一定間隔毎に手摺笠木に固定される。
なお、本実施形態では、手摺1は、躯体壁2からブラケット10が側方に突出するように固定される。しかしながら、手摺1は、例えば、壁の上端からブラケット10が上方に突出するように固定されてもよい。
<手摺笠木の構成>
次に、図3及び図4を参照して、手摺笠木30の構成について説明する。図3は、手摺笠木30の軸線に対して垂直な断面における断面図である。図4は、図3の破線IVで示した円形部を拡大して示す断面図である。
図1~図3に示したように、手摺笠木30は、芯材40と、芯材40を覆うように配置された被覆体50とを備える。
芯材40は、金属等の硬質な材料を押出成形することによって形成される。図2からわかるように、芯材40は、一部が開放部41により開放された中空の筒状に形成される。特に、本実施形態では、図3に示したように、芯材40は、その断面において、開放部41により開放されたほぼC字状の外周を有するように構成される。
また、芯材40は、図3に示した断面において、その外周に複数の凹部42を有するように形成される。図示した例では、開放部41から周方向に90度毎に凹部42が3つ形成されている。凹部42は、芯材40をブラケット10に固定するネジ7が芯材40から外に突出するのを防止する。また、このように複数の凹部42が設けられることにより、歩行者が手摺笠木30を手で握ったときに、手が触れている被覆体50が凹部42内へと弾性変形し、歩行者が柔らかな感触を得ることができる。
芯材40は、内面上方から下方に向けて突出する二つの縦方向突出部43と、内面側方から反対側の内面側方に向けて水平方向に突出する二つの横方向突出部44とを備える。芯材40は、縦方向突出部43の内面の間の間隔と横方向突出部44の先端の間の間隔とが互いにほぼ同一になるように且つブラケット10の笠木固定部12の幅とほぼ等しくなるように形成される。図3からわかるように、芯材40は、これら縦方向突出部43及び横方向突出部44が笠木固定部12に接触することで、笠木固定部12に対して動かないように固定される。また、図1及び図2からわかるように、芯材40は、笠木固定部12の貫通孔14と芯材40に形成された貫通孔45とを通って締め付けられるネジ7(図1)によって笠木固定部12に固定される。
また、芯材40は、開放部41の両側に位置する開放端部46を有する。芯材40は、開放端部46間の間隔が、横方向突出部44の先端の間の間隔よりも長くなるように形成される。本実施形態では、開放端部46はその外周面がほぼ周方向に延びるように形成されるのに対して、その上面がほぼ水平に延びるように形成される。したがって、開放端部46は、開放部41から周方向に遠ざかるにつれてその厚みが薄くなるように形成される。このように構成された開放端部46は、被覆体50の係止部55が係止される被係止部として機能する。
被覆体50は、合成樹脂を押出成形することによって形成される。具体的には、被覆体50は、例えばPVCにより形成される。図2からわかるように、被覆体50は、一部が開放部51により開放された中空の筒状に形成される。特に、本実施形態では、図3に示したように、被覆体50は、開放部51により開放されたほぼC字状の断面を有するように構成される。また、被覆体50は、その開放部51が芯材40の開放部41と整列して配置されるように芯材40に取り付けられる。
被覆体50は、本体部52と、本体部52よりも硬質な材料で形成された表層部53と、表層部53よりも硬質な材料で形成された補強部54とを備える。例えば、本体部52はJIS-A型が50~70程度の硬度であり、表層部53はJIS-A型が70~90程度の硬度であり、補強部54はJIS-A型が90~94程度の硬度である。これら本体部52、表層部53及び補強部54の硬度の調整は、例えば、合成樹脂からなる母材への可塑剤の添加量を調整することによって行われる。
本体部52は、開放部51により開放されたほぼC字状の断面を有するように構成される。本体部52は、被覆体50が芯材40の外周上に取り付けられたときに芯材40の外周面に当接する。したがって、本体部52の内周面は芯材40の外周面とほぼ同一の曲率半径で形成される。
表層部53は、被覆体50の開放部の両側に位置する二つの開放端部に配置された係止部55と、本体部52の外周面上に配置された表面層56とを備える。係止部55と表面層56とは、係止部55の外周と表面層56の外周とが面一となるように一体として成形される。
係止部55は、それぞれ周方向において本体部52の開放部51側に配置される。また、係止部55は、被覆体50の径方向内側に向かって延びる内側延在部55aと、内側延在部55aの内側先端から周方向に折り返される折り返し部55bとを備える。内側延在部55aは、二つの内側延在部55a間の間隔が、径方向内側に向かうにつれて徐々に大きくなるように形成される。また、内側延在部55aは、その週方向の幅が径方向内側に向かうにつれて徐々に小さくなるように形成される。
折り返し部55bは、内側延在部55aの内側端部から、周方向において開放部51から離れる方向に延びる。特に、本実施形態では、図4に示したように、折り返し部55bの外面(本体部52と対面する面)55cと本体部52の内面52aとの間に形成される間隙が、内側延在部55aから周方向に離れるにつれて狭くなるように形成される。
このように形成された係止部55は、鉤状に形成されており、被覆体50が芯材40に取り付けられたときに、被係止部として機能する芯材40の開放端部46に係合する。
表面層56は、本体部52の外周全体を覆うように本体部52の外側に配置され、開放部51側の周方向の端部において係止部55に結合される。図3に示したように、表面層56は、開放部51近傍の領域を除いて、本体部52の外周面上に配置される。
補強部54は、係止部55に接して本体部52と表面層56との間に配置される。より具体的には、補強部54は、その開放部51側の端部において係止部55に接すると共に周方向に部分的に延びる。本実施形態では、補強部54は、被覆体50全体の柔軟性を可能な限り確保すべく、補強部54が周方向に長く延びないように、周方向において30°以下に亘って、例えば約10°程度に亘って延びる。また、補強部54は、その内面が本体部52の外面に接すると共に、その外面が表層部53の表面層56の内面と接するように配置される。
本実施形態では、補強部54は、係止部55側の端部の厚さが、係止部55側とは反対側の端部の厚さよりも厚くなるように形成される。図3及び図4に示した例では、補強部54は、係止部55側の端部から係止部55側とは反対側の端部に向かって徐々に厚さが薄くなるように形成される。
<作用・効果>
以下、図5を参照して、上記実施形態に係る手摺笠木30によって奏される作用・効果について説明する。図5は、手摺笠木の軸線に対して垂直な断面における、図3と同様な断面図である。
上記実施形態に係る手摺笠木30では、係止部55が補強部54よりも軟質な材料で形成される。したがって、係止部55の折り返し部55bは内側延在部55aに対して比較的変形し易い。
ここで、手摺1を組み立てる際には芯材40がブラケット10を介して躯体壁2に固定された後に、被覆体50が芯材40に取り付けられる。被覆体50を芯材40に取り付けるときには、折り返し部55bが内側延在部55aに対して外向き(図5中のX方向)に変形することが必要になる。上述したように本実施形態では折り返し部55bは内側延在部55aに対して比較的変形し易いことから、被覆体50の係止部を芯材40の被係止部(開放端部46)に容易に係合させることができ、よって被覆体50を芯材40に容易に取り付けることができる。
また、手摺1の施工時には被覆体50を芯材40に適切な位置に取り付けるために被覆体50を着脱する際には、被覆体50を芯材40から取り外すことも必要になる。加えて、経年劣化等により被覆体50を取り替える際にも、被覆体50を芯材40から取り外すことが必要になる。被覆体50を芯材40から取り外すときには、折り返し部55bが内側延在部55aに対して内向き(図5中のY方向)に変形することが必要になる。本実施形態では折り返し部55bは内側延在部55aに対して比較的変形し易いことから、被覆体50の係止部を芯材40の被係止部(開放端部46)から容易に外すことができ、よって被覆体50を芯材40から容易に取り外すことができる。
一方、被覆体50が芯材40に取り付けられた状態では、人が手摺笠木30を握った状態でバランスを崩したようなときに、被覆体50には周方向に回転するような力(例えば、図5に矢印Rで示した方向の力)が作用する。被覆体50に斯かる力が作用すると、一方の係止部55には芯材40の開放端部46から周方向(図5中のZ方向)の力が加わる。この結果、係止部55は、表面層56との結合部を中心として開放部51側に倒れるように変形しようとする。
ここで、本実施形態の手摺笠木30は、係止部55に近接して配置された補強部54を備える。補強部54は係止部55よりも硬質な材料で形成されているため、変形しにくい。特に、本実施形態では、補強部54が係止部55に隣接して本体部52と表面層56との間に設けられるため、上述した表面層56との結合部を中心とした開放部51側に倒れるような係止部55の変形を抑制することができる。この結果、係止部55が意図せずに芯材40の被係止部(開放端部46)から外れることを抑制することができ、よって被覆体50が意図せずに芯材40から外れることを抑制することができる。
特に、本実施形態では、補強部54は、係止部55側の端部から係止部55側とは反対側の端部に向かって徐々に厚さが薄くなるように形成されている。このため、補強部54は、係止部55が開放端部46から周方向(図5中のZ方向)の力を受けたときに最も大きな力が加わる係止部55側の端部が厚くなるように形成されている。したがって、本実施形態によれば、被覆体50全体の柔軟性を可能な限り確保しつつ、被覆体50が意図せずに芯材40から外れることを抑制することができる。
以上より、上記実施形態によれば、芯材40への被覆体50の取付強度を高いものとしつつ、被覆体50の係止部55を芯材40の被係止部(開放端部46)に容易に係止させたり外したりすることができるようになる。
また、上記実施形態では、芯材40の開放端部46は開放部41から周方向に遠ざかるにつれてその厚みが薄くなるように形成されており、且つ、これに合わせて、折り返し部55bの外面55cと本体部52の内面52aとの間に形成される間隙が内側延在部55aから周方向に離れるにつれて狭くなる。このため、被覆体50が芯材40に取り付けられたときに、係止部55と芯材40の開放端部46に堅固に係合し、被覆体50が芯材40から意図せずに外れることが抑制される。
<変形例>
上記実施形態に係る手摺笠木30では、補強部54は、その開放部51側の端部において係止部55に接するように配置されている。しかしながら、補強部54は、必ずしも係止部55に接するように配置されていなくてもよく、図6に示したように、係止部55との間に小さな間隔が開いていてもよい。ここで、係止部55から補強部54の開放部51側の端部までの間隔が、例えば本体部52の径方向の厚み以下の小さい間隔であれば、補強部54は、表面層56との結合部を中心とした開放部51側に倒れるような係止部55の変形を抑制することができる。したがって、係止部55から補強部54の開放部51側の端部までの間隔は、本体部52の径方向の最大厚み以下、好ましくは補強部54の最大厚み以下とされる。この場合、係止部55と補強部54の開放部51側の端部との間には、本体部52が設けられる。
また、上記実施形態では、開放部41の両側にそれぞれ一つずつ、合計二つの補強部54が設けられている。しかしながら、例えば、図3に示した各補強部54を半径方向において複数の補強部に分割して設けてもよい。この場合、例えば、開放部41の両側にはそれぞれ二つずつ、合計四つの補強部54が設けられる。
1 手摺
2 躯体壁
10 ブラケット
20 カバー
30 手摺笠木
40 芯材
41 開放部
46 開放端部
50 被覆体
51 開放部
52 本体部
53 表層部
54 補強部
55 係止部
56 表面層

Claims (3)

  1. 開放部を有する芯材と、該芯材を覆うように配置されると共に該芯材の開放部と整列して配置された開放部を有する被覆体と、を備える手摺笠木であって、
    前記芯材は、該芯材の開放部の両側に位置する二つの開放端部に設けられた被係止部を備え、
    前記被覆体は、本体部と、該本体部よりも硬質な材料で形成されると共に該本体部を覆うように形成される表層部と、該表層部よりも硬質な材料で形成された補強部とを備え、
    前記表層部は、前記被覆体の開放部の両側に位置する二つの開放端部に配置された係止部と、前記本体部の外周面上に配置された表面層と、を備え、
    前記被覆体の係止部は前記芯材の被係止部と係合することができるように形成され、
    前記補強部は、前記係止部に接して又は該係止部から前記本体部の径方向の厚み以下の間隔を開けて前記本体部と前記表面層との間に配置される、手摺笠木。
  2. 前記被覆体には前記補強部が複数設けられ、
    各補強部は、周方向に部分的に延びるように形成される、請求項1に記載の手摺笠木。
  3. 前記被覆体には前記補強部が二つ設けられ、
    各補強部は、前記開放部側の端部において前記係止部に接するように形成される、請求項1又は2に記載の手摺笠木。
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