JP7041610B2 - 機械式駐車装置 - Google Patents

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本発明は、駐車車両である電気自動車の駐車状態でバッテリーの充電を行うことが可能な機械式駐車装置に関する。
機械式駐車装置にあっては、駐車車両である電気自動車を搭載したトレーを格納スペースに収納した駐車状態で、電気自動車のバッテリーの充電を行うものが知られており、このような機械式駐車装置では、電気自動車を搭載するトレーに充電用プラグ接続部を構成している。一方、このトレーを移動させて格納することになる格納スペースには電源側の固定接触部を配置しており、トレー上に電気自動車を搭載した状態で、運転手等の利用者がバッテリーに接続されている給電プラグを充電用プラグ接続部に接続する作業を行い、その後、格納スペースへと移動されてきたトレーの停止位置で、前述した充電用プラグ接続部と電源側の固定接触部間を電気的に接続して充電回路を形成するように構成している。
そして、従来、電気自動車のバッテリーに接続した給電プラグをトレー上に構成した充電用プラグ接続部に接続する給電作業を行いやすくするものとして、「トレーに立設した支柱の上部に、斜め下方を向いて差し込み口を有した充電用プラグ接続部を取り付け、充電用プラグ接続部よりも下方に位置する部分の支柱に接続ケーブルの触れ止めを行う保持手段を設けた」、ものが開示されている(特許文献1)。
特開2014-177756号公報
しかしながら、前述した特許文献1に記載されるものでは、充電用プラグ接続部が設けられる支柱は、トレーに立設した状態で固定されていることから、駐車車両の移動時に衝突し、駐車車両や支柱が破損する虞があった。また、電気自動車にあっては、給電端子が車両の前側に設けられていたり、後ろ側に設けられているものがある。このような実状に対応するため、トレーの前側および後ろ側に可倒式の支柱を設けることが考えられるが、このような構成とした場合、支柱の収納忘れがあると、やはり駐車車両の移動時に支柱に衝突し、駐車車両や支柱が破損する虞があった。
本発明の目的は、駐車車両が充電用の支柱に衝突することを確実に防ぐことのできる機械式駐車装置を提供することにある。
第1態様に係る機械式駐車装置は、駐車車両の進入方向に配置されるトレーと、前記トレーに設けられ、充電用プラグ接続部を備えた充電用接続器とを有し、前記トレー上に搭載した駐車車両の給電端子を充電用ケーブルを介して前記充電用プラグ接続部に接続した状態で格納スペースへ移動して駐車しながらバッテリーの充電を行う機械式駐車装置において、 前記充電用接続器は、起立させたときに上側となる位置に前記充電用プラグ接続部が取り付けられる可倒式の支柱を備え、充電時に、前記支柱を起立させ、不要時に、前記支柱を折りたたむとともに、前記支柱が起立状態か否かを検出する支柱検出器を設け、前記支柱検知器が前記支柱の起立状態を検出したときに、案内装置により所定の案内を行うことを特徴とする。
第1態様に係る機械式駐車装置によれば、駐車車両が充電用の支柱に衝突することを確実に防ぐことができる。なお、前述した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態による機械式駐車装置を示す平面図である。 機械式駐車装置の乗降室の平面図である。 出入口方向を見た乗降室の正面図である。 充電用トレーに駐車車両を駐車した状態を示す平面図である。 充電用接続器の支柱を起立させた状態を示す正面図である、 出庫時に支柱が起立しているときの案内モニターおよび警告灯の状態を示す説明図である。 出庫時に支柱を収納したときの案内モニターおよび警告灯の状態を示す説明図である。 入庫時の案内処理手順を示すフローチャートである。 出庫時の案内処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一または類似の構成には同じ符号を付して繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態による機械式駐車装置を示す平面図である。
一般に、機械式駐車装置を構成する建屋1には、後述する乗降室5を備えた階床と、駐車車両を格納するスペースを有する格納階床2とを形成しており、両階床間は昇降装置3によって連絡されている。格納階床2には複数の格納スペース4A~4Nが形成され、ここではそのうちの格納スペース4A,4Bが電気自動車の充電用に使用するものとする。
後述する乗降室5に入庫した駐車車両は、トレー上に搭載されて昇降装置3を利用して格納階床2へと移動される。全てのトレーは電気自動車対応の同一構成としても良いし、電気自動車専用のものを格納スペース4A,4Bの数に応じて準備しても良い。駐車車両が電気自動車で駐車中にバッテリーの充電を行う場合は、その電気自動車を搭載した専用のトレーを格納スペース4A,4Bへと移動する。一方、駐車車両がバッテリーの充電を行わない場合は、その駐車車両を搭載したトレーを他の格納スペース4C~4Nへと移動する。いずれの場合も、図示を省略した制御装置や駆動装置によって、格納階床2において既に駐車車両を搭載した格納中のトレーが存在する場合、空きスペースを利用しながら順次各トレーを移動し、新たに搬入されたトレーが所定の位置に効率的に移動するように構成されている。
図2は、機械式駐車装置の乗降室の平面図、図3は、出入口方向を見た乗降室の正面図である。
機械式駐車場装置の乗降室5には、出入口6と、操作盤7と、車両はみ出し検出器8と、支柱検出器9と、スピーカー10と、案内モニター11と、警告灯12とが設けられている。
乗降室5は、建屋1の駐車車両が出入りする階床に設けられ、駐車車両を格納する格納階床2と昇降装置3によって連絡されている。
出入口6は、乗降室5の一面に形成される開口であり、駐車車両が乗降室5内に入庫したり、乗降室5内から出庫するためのものである。また、この出入口6には通常、開閉可能な出入口ドアが設置されている。
操作盤7は、係員または駐車車両の運転手等により操作されるものであり、駐車車両を充電する場合は、所定の操作を行い、駐車しながらバッテリーの充電を行うための充電用トレー13を呼び出す。
車両はみ出し検出器8は、例えば、乗降室5の左右の側壁および奥側壁に設置されるレザーセンサーからなっており、駐車車両が駐車領域からはみ出しているかどうかを検出するものである。
支柱検出器9は、例えば、乗降室5の左右の側壁にあって、充電用トレー13の後述する支柱22と対向する位置に設置されるレザーセンサーからなっており、支柱22が起立しているかどうかを検出するものである。すなわち、支柱22が起立していると、支柱22によりレザーの受光が妨げられ、支柱22の起立状態を検出するようになっている。なお、本実施形態では、支柱検出器9はレザーセンサーから構成したが、本発明はこれに限らず、例えば、接触式変位センサーを用いて支柱22が起立しているかどうかを検出するようにしてもよい。
スピーカー10は、案内装置の一部を構成するものであり、乗降室5に設置され、駐車車両の入庫時および出庫時に、制御装置により制御されて、所定の音声案内を行うものである。
案内モニター11は、案内装置の一部を構成するものであり、出入口6が設けられる乗降室5の手前側壁に設置され、制御装置により制御されて、少なくとも駐車車両の出庫時に、所定の画像案内を行うものである。
警告灯12は、案内装置の一部を構成するものであり、案内モニター11と同じように、出入口6が設けられる乗降室5の手前側壁に設置され、制御装置により制御されて、少なくとも駐車車両の出庫時に、所定の点灯案内を行うものである。
充電用トレー13には、充電用接続器20と、トレー側接触子30が備えられている。
充電用接続器20は、駐車車両の駐車方向に対して前側側方および後ろ側側方のそれぞれに配置されており、例えば駐車車両に付属される充電用ケーブルの一端に設けられる接続器側プラグが接続可能な充電用プラグ接続部21と、起立させたときに上側となる位置に充電用プラグ接続部21が設けられる可倒式の支柱22とを有している。
充電用トレー13には、支柱22を折りたたんだときに支柱22を収納可能な収納部23が設けられている。この収納部23は、充電用トレー13の上面より下方に形成され、支柱22を折りたたんだときに、支柱22が充電用トレー13の上面から出張らないようになっている。
支柱22には、収納部23の上面を覆うカバー24が備えられている。カバー24は、支柱22の長手方向に沿うように支柱22の一方の側面に取り付けられており、支柱22を折りたたんだ状態で収納部23の上面を覆い、充電用トレー13の上面と略同一面となり充電用トレー13をフラットにする。
トレー側接触子30は、例えば、充電用トレー13下部にあって前寄り側方および後ろ寄り側方の2箇所に設けられ、充電用トレー13を移動して格納スペース4A,4Bの所定位置へ格納したとき、図示しない格納部固定接触子と接触するものである。
なお、充電用トレー13は、図3~図5に示すように平板状の長方形に形成され、電気自動車である駐車車両は、入庫時にの矢印で示す方向で充電用トレー13上に前進して乗り込む
また、詳細な図示は省略しているが、電気自動車の給電端子に他端を接続する充電用ケーブルと、建屋1における電源との間には、少なくとも2箇所の電気的な接続部を構成している。その一つは、充電用ケーブルと充電用プラグ接続部21間の電気的な接続部であり、充電用トレー13上に駐車車両を搭載した際に運転手等の作業者によって接続作業が行われるものである。他の1つは、充電用トレー13のトレー側接触子30と、充電用トレー13を移動して格納スペース4A,4Bの所定位置へ格納したときトレー側接触子30に対応する位置の格納スペース4A,4B側に設けられた格納部固定接触子とによって形成した電気的な接触部である。
充電用プラグ接続部21を使用した前者の電気的な接続部を完成させた後、充電用トレー13を移動して格納スペース4A,4Bへ格納すると、充電用トレー13の位置によって機械的にトレー側接触子30と格納部固定接触子との接触が完成し、電気自動車のバッテリーが建屋1の電源に接続されたことになる。
次に、電気自動車の駐車車両を駐車しながらそのバッテリーの充電を行う場合について説明する。
図4は、充電用トレー13に駐車車両Aを駐車した状態を示す平面図、図5は、充電用接続器20の支柱22を起立させた状態を示す正面図、図6は、出庫時に支柱22が起立しているときの案内モニター11および警告灯12の状態を示す説明図、図7は、出庫時に支柱22を収納したときの案内モニター11および警告灯12の状態を示す説明図、図8は、入庫時の案内処理手順を示すフローチャート、図9は、出庫時の案内処理手順を示すフローチャートである。なお、図5では便宜上、駐車車両は記載していない。
一般に知られるように、この種の機械式駐車装置は、図1に示した各格納スペース4A~4Nや昇降装置3の床面側に駆動装置やガイドレールがそれぞれ配置されており、トレーが位置している格納スペースの駆動装置を駆動すると、ガイドレール上を転動するローラまたは車輪によってトレーを隣接する任意の格納スペース側へ移動することができる構成を有している。
係員または駐車車両Aの運転手等は操作盤7を操作して、駐車しながらバッテリーの充電を行う利用であることを選択する。この選択によって、電気自動車用の充電用トレー13を呼び出すことになる。充電用トレー13を呼び出した時点で、充電用接続器20の支柱22は、図2および図3に示すように、折りたたまれている。この状態で運転手は駐車車両Aを前進させ、図4に示すように、充電用トレー13上に搭載する。このとき、車両はみ出し検出器8は、駐車車両Aが駐車領域からはみ出しているかどうかを検出する。はみ出した場合は、警告を発し、これに応じて運転手は駐車車両Aの位置を調整して、駐車領域内に収める。
このように駐車車両Aを充電用トレー13上に搭載すると支柱検出器9からレザーが照射され、支柱22の状態の監視が開始される。この後、係員または駐車車両Aの運転手等の作業者は、図5に示すように、駐車車両Aの前方または後方に位置する充電用接続器20の支柱22を起立させ、充電可能状態とする。このとき、駐車車両Aの前方の充電用接続器20を使用するか、後方に位置する充電用接続器20を使用するかは、給電端子が駐車車両Aのどの位置にあるかによる。このように電用接続器20の支柱22を起立させると、支柱検出器9のレザーの受光が支柱22により妨げられる。これに応じて図示しない制御装置は、図8の手順S1で、支柱22が起立状態にあることを検出する。これにより案内装置は、手順S2として、充電設備の準備に係る案内を行う。例えば、充電用接続器20の使用手順や充電に係る注意事項を、スピーカー10を介して音声案内したり、案内モニター11により画像案内する。また、警告灯12を点灯または点滅させ、充電用接続器20が使用中であることを表示するようにしてもよい。
次いで、係員または駐車車両Aの運転手等の作業者は、充電に係る案内を見聞きしながら、駐車車両Aに搭載される図示しない充電用ケーブルを取り出し、充電用ケーブルの一端に設けられる接続器側プラグを充電用プラグ接続部21に接続するとともに、接続ケーブルの他端に設けられる車側プラグを駐車車両Aの給電端子に接続する。案内装置は、充電に係る案内を終えると、手順S3として、共通の案内を行う。この共通の案内は、駐車に係る一般的な注意事項を含んでなるもので、充電用トレー13上に搭載される駐車車両が電気自動車であってもなくても行われるものである。すなわち、充電用トレー13は、充電要請がない場合、電気自動車ではない通常の駐車車両を格納するために用いられることがあり、この場合、充電設備の準備に係る案内は不要となる。この案内を行うか否かを支柱22が起立状態にあるか否かで判断するようにした。
充電用ケーブルの接続を完了した後、操作盤7を操作して充電用トレー13を所定位置に格納するための操作を行う。すると、機械式駐車装置が作動して、この充電用トレー13を図1に示した特定の格納スペース4A,4Bへと移動させる。そして、充電用トレー13が図1に示した格納スペース4A,4Bの所定の停止位置まで移動すると、トレー側接触子30が対を成す固定側接触子に接触子に接触する。このトレー側接触子30と固定側接触子との接触部は、格納スペース4A,4Bへと移動されてくる前に既に完成されていた充電用プラグ接続部21と接続器側プラグとの接触部に対して直列に接続されて、建屋1の電源に接続されたことになり充電回路が形成される。従って、格納スペース4A,4Bに充電用トレー13が格納されると、電気自動車は駐車されながらバッテリーの充電状態となる。
出庫時、係員または駐車車両Aの運転手等は操作盤7を操作して充電用トレー13を呼び出す。充電用トレー13が呼び出されると、支柱検出器9から再びレザーが照射され、支柱22の状態の監視が開始される。充電用トレー13が呼び出された時点で、図5に示すように、支柱22は起立しており、これによって、支柱検出器9のレザーの受光が支柱22により妨げられ、図9の手順S11に示すように、図示しない制御装置は、支柱22が起立状態にあることを検出する。これに応じて案内装置は、手順S12として、充電設備の収納に係る案内を行う。例えば、図6に示すように、支柱22を格納することや、取り外した接続ケーブルを忘れずに車両に収めることを促す内容を、スピーカー10を介して音声案内したり、案内モニター11により画像案内する。また、警告灯12を点灯または点滅させ、支柱22が起立状態であることを表示する。
この後、係員または駐車車両Aの運転手等は、充電用ケーブルの一端に設けられる接続器側プラグを充電用プラグ接続部21から取り外すとともに、接続ケーブルの他端に設けられる車側プラグを駐車車両Aの給電端子から取り外し、接続ケーブルを収納する。次いで、起立している充電用接続器20の支柱22を、図2乃至図4に示すように、折りたたんで収納する。これにより、支柱検出器9のレザーが受光され、支柱検出器9は支柱22が収納されたことを検出する。これによって、案内装置は、手順S13として、共通の案内を行う。この共通の案内は、出庫に係る一般的な注意事項を含んでなるもので、充電用トレー13上に搭載される駐車車両が電気自動車であってもなくても行われるものである。このとき、図7に示すように、警告灯12は消灯し、支柱22が格納されたことを表示するとともに、案内モニター11は出庫を促す画像に切り替わる。この状態で運転手は駐車車両Aを前進させて充電用トレー13上から退いて出庫する。
以上説明したように本発明の機械式駐車装置によれば、駐車車両の進入方向に配置される充電用トレー13と、充電用トレー13に設けられ、充電用プラグ接続部21を備えた充電用接続器20とを有し、充電用トレー13上に搭載した駐車車両Aの給電端子を充電用ケーブルを介して充電用プラグ接続部21に接続した状態で格納スペース4A,4Bへ移動して駐車しながらバッテリーの充電を行う機械式駐車装置において、 充電用接続器20は、起立させたときに上側となる位置に充電用プラグ接続部21が取り付けられる可倒式の支柱22を備え、充電時に、支柱22を起立させ、不要時に、支柱22を折りたたむとともに、支柱22が起立状態か否かを検出する支柱検出器9を設け、支柱検器9が支柱22の起立状態を検出したときに、案内装置により所定の案内を行うことを特徴とする。
このような構成によれば、支柱検出器9により支柱22が起立状態か否かを検出し、支柱22が起立状態のとき案内装置により所定の案内を行うので、駐車車両Aが充電用の支柱22に衝突することを確実に防ぐことができる。
また本発明は、入庫時に、支柱検出器9が支柱22の起立状態を検出したとき、案内装置は、充電設備の準備に係る情報を報知することを特徴としている。
このような構成によれば、作業者は、充電設備の準備に係る情報を見聞きしつつ、作業を行うことができ、これによって、入庫時、安全かつ確実に充電可能状態へと整えることができる。また、充電時のみ充電設備の準備に係る充電を報知するので、不必要な案内を省くことができる。
また本発明は、出庫時に、支柱検出器が支柱22の起立状態を検出したとき、案内装置は、充電設備の収納に係る情報を報知することを特徴とする。
このような構成によれば、出庫時、作業者は、充電設備の収納に係る情報を見聞きしつつ、作業を行うことができ、これによって、安全かつ確実に出庫可能状態へと整えることができる。また、充電時のみ充電設備の収納に係る充電を報知するので、不必要な案内を省くことができる。
また本発明は、案内装置は、スピーカー10、案内モニター11および警告灯12の少なくとも1つを有することを特徴とする。
このような構成によれば、案内装置は音声情報あるいは視覚情報により案内することができ、これによって、作業者へ確実に必要情報を伝えることができる。
以上、本発明の機械式駐車装置の実施形態について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明の機械式駐車装置は、前述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
5 乗降室
6 出入口
7 操作盤
8 車両はみ出し検出器
9 支柱検出器
10 スピーカー
11 案内モニター
12 警告灯
13 充電用トレー
20 充電用接続器
21 充電用プラグ接続部
22 支柱
30 トレー側接触子

Claims (4)

  1. 駐車車両の進入方向に配置される上面が平板状であるトレーのうち、少なくとも1つが充電用プラグ接続部を備えた充電用接続器をする充電用トレーとされ、前記充電用トレーに搭載した駐車車両の給電端子を充電用ケーブルを介して前記充電用プラグ接続部に接続した状態で、前記充電用トレーが乗降室から格納スペースへ移動して駐車しながらバッテリーの充電を行う機械式駐車装置において、
    前記充電用トレーは、前記上面より下方に、前記進入方向に交差する方向が長手方向とされる収納部を備え、
    前記充電用接続器は、前記収納部に対して一方の端部が回転可能に支持されて起倒可能な支柱と、前記支柱に取付けられ、前記支柱を起立させたときに前記支柱の上側となる位置であって、前記支柱を倒伏した際に前記収納部に収納される前記充電用プラグ接続部と、前記支柱に取付けられ、前記支柱を前記収納部に倒伏した際に前記収納部を覆うとともに前記上面と同一面となるカバーと、を含んで構成され、
    充電時に、前記支柱を起立させ、不要時に、前記支柱折りたたまれて前記収納部に収納されると前記充電用接続器の上面が前記駐車車両の車路として利用され、
    前記支柱に対向する位置に前記支柱が起立状態か否かを検出する支柱検出器設けられ、前記支柱検器が前記支柱の起立状態を検出したときに所定の案内を行う案内装置が設けられることを特徴とする機械式駐車装置。
  2. 入庫時に、前記支柱検出器が前記支柱の起立状態を検出したとき、前記案内装置は、充電設備の準備に係る情報を報知することを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車装置。
  3. 出庫時に、前記支柱検出器が前記支柱の起立状態を検出したとき、前記案内装置は、充電設備の収納に係る情報を報知することを特徴とする請求項1又は2に記載の機械式駐車装置。
  4. 前記案内装置は、スピーカー、案内モニターおよび警告灯の少なくとも1つを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の機械式駐車装置。
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